JP2016522267A - パーソナルケア組成物で用いる両性ターポリマー - Google Patents
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Abstract
Description
i.)式(I)によって表されるカチオン性モノマーと
R1及びR2が独立して、水素又はメチルであり、R3、R4、及びR5が独立して、直鎖又は分岐鎖のC1〜C4アルキル基であり、Xが、NH、NR6、又は酸素であり、R6が、C1〜C4アルキルであり、Lが、CnH2nであり、nが、1〜5の整数であり、A-が、メトサルフェートアニオンのような、有機酸若しくは無機酸に由来するアニオン、又は塩化物若しくは臭化物のようなハロゲン化物である)、
ii.)エチレン性不飽和カルボン酸及びスルホン酸を含むモノマーからなる群から選択される少なくとも1つのアニオン性モノマーと、
iii.)下記の式(II)によって定義されるジアリルアミンモノマーと
R7及びR8が独立して、水素、又はC1〜C4アルキルであり、R9が水素、分岐鎖又は直鎖のC1〜C30アルキル、*−[AO]m−R10、C1〜C30アルコキシ、ヒドロキシ置換アルキル、アルキルフェニル、カルボキシアルキル、アルコキシアルキル、及びカルボキサミドアルキルであり、AOがC1〜C4アルキレンオキシド、又はこれらのうちの2種以上の混合物であり、これらの2種以上がブロック状又はランダム状に結合し合うことができ、mが2〜200の整数であり、R10が水素又はメチルである)、から形成され、アニオン性モノマーii)に対するカチオン性モノマーi)の比率が約5〜約1である、パーソナルケア組成物を目的とする。
本発明の新規コンディショニングポリマーは、少なくとも3つのモノマー:
i.)下記の式(I)によって表されるカチオン性モノマーと
R1及びR2は独立して、水素又はメチルであり、R3、R4、及びR5は独立して、直鎖又は分岐鎖のC1〜C4アルキル基であり、Xは、NH、NR6、又は酸素であり、一実施形態では、R6は、C1〜C4アルキルであり、Lは、CnH2nであり、nは、1〜5の整数であり、A-は、メトサルフェートアニオンのような、有機酸若しくは無機酸に由来するアニオン、又は塩化物若しくは臭化物のようなハロゲン化物である)、
ii.)エチレン性不飽和カルボン酸及びスルホン酸を含むモノマーからなる群から選択される少なくとも1つのアニオン性モノマーと、
iii.)下記の式(II)によって定義されるジアリルアミンモノマーと
R7及びR8は独立して、水素又はC1〜C4アルキルであり、R9は、水素、分岐鎖又は直鎖のC1〜C30アルキル、*−[AO]m−R10、C1〜C30アルコキシ、ヒドロキシ置換アルキル、アルキルフェニル、カルボキシアルキル、アルコキシアルキル、及びカルボキサミドアルキルであり、AOは、C1〜C4アルキレンオキシド又はこれらのうちの2種以上の混合物であり、この2種以上は、ブロック状又はランダム状に結合し合うことができ、mは、2〜200の整数であり、R10は、水素又はメチルである)、
iv.)所望により、架橋性モノマーと、から形成されており、
この形成されたターポリマーは所望により、脂肪族アミン、脂肪族アミンオキシド、若しくは脂肪族4級物質で少なくとも部分中和されているか、又は脂肪族アミン、脂肪族アミンオキシド、若しくは脂肪族4級物質と複合体を形成している。
(メタ)アクリロイルオキシエチル−N,N,N−トリメチルアンモニウムクロリド、
(メタ)アクリロイルオキシエチル−N−エチル−N,N−ジメチルアンモニウムモノエチルサルフェート、(メタ)アクリロイルオキシエチル−N,N,N−トリエチルアンモニウムモノエチルサルフェート、
(メタ)アクリロイルアミノプロピル−N,N,N−トリメチルアンモニウムクロリド、
(メタ)アクリロイルアミノプロピル−N−エチル−N,N−ジメチルアンモニウムモノメチルサルフェート、(メタ)アクリロイルアミノプロピル−N,N−ジエチル−N−メチルアンモニウムクロリド、
(メタ)アクリロイルアミノプロピル−N,N−ジエチル−N−メチルアンモニウムモノメチルサルフェート、
及びこれらの混合物からなる群、
一実施形態では、(メタ)アクリロイルアミノプロピル−N,N,N−トリメチルアンモニウムクロリド、(メタ)アクリロイルアミノプロピル−N−エチル−N,N−ジメチルアンモニウムモノメチルサルフェート、(メタ)アクリロイルアミノプロピル−N,N−ジエチル−N−メチルアンモニウムクロリド、
(メタ)アクリロイルアミノプロピル−N,N−ジエチル−N−メチルアンモニウムモノメチルサルフェート、
及びこれらの混合物からなる群、並びに、
特には、アクリロイルアミノプロピル−N,N,N−トリメチルアンモニウムクロリドから選択する。
一実施形態では、XはNHである。
本両性コンディショニングポリマーは、従来の方法、例えば塊重合法又は溶液重合法によって調整できる。重合は、水性環境、溶媒環境、又は水性環境と溶媒環境との混在下で行ってよいが、一実施形態では、この反応は、実質的に水性の環境で行うことになる。考え得る溶媒は、DMSO、THF、DMF、エチル、プロピル、ブチル、アセテート、ベンゼン、トルエン、キシレン、N−ブタノール、イソブタノール、イソプロパノール、MEK、MIBK、アセトンなどである。本発明の一実施形態では、重合は、酸素の非存在下で行うことになる。一実施形態では、所望により酸化還元系の存在下で、過酸化物を加えることによって、ラジカル反応を用いて、モノマーを重合する。過硫酸アンモニウムなどの開始剤が理想的である。この開始剤は、水溶性が高いからである。本コンディショニングポリマーの重合時間は、温度と所望の最終製品特性に左右されるが、一実施形態では、約50℃〜約190℃の範囲の温度において、0.5〜10時間の範囲内である。重合は、連続的に行うことも、不連続的に行うことも、半連続的に行うこともできる。本発明の一実施形態では、ポリマー鎖は、ランダムな分布のモノマーを有するように得ることができ、一実施形態では、反応混合物に、全てのモノマーを一緒に加えることになる。これは、一度に行っても、反応速度を制御するために、時間をかけて秤り入れてもよい。当業者は、所望の分布が得られるように、モノマーの反応性(公知である)に基づき、重合を制御できる。このような調製法の非限定的な例は、2010年9月9日に公開された米国特許出願公開第2010/0226868号に見られる。
i.)下記の式のカチオン性モノマー
iii.)下記の式によって定義されるジアリルアミン(DAA)又はジアリルアミン誘導体から選択される1つ又は2つ以上の非イオン性モノマー
この場合、カチオン性モノマーAのアニオン性モノマーBに対するモル比は、1.5〜12.0、一実施形態では1.5〜5.0、更なる実施形態では1.5〜3.0の範囲に収まる。
一実施形態では、本発明のシャンプー組成物は更に、更なるカチオン性付着ポリマーを1種以上含んでよい。これらのカチオン性付着ポリマーは、(a)カチオン性グアーポリマー、(b)グアー以外のカチオン性ガラクトマンナンポリマー、(c)カチオン性タピオカポリマー、(d)アクリルアミドモノマーとカチオン性モノマーとのカチオン性コポリマー、及び/又は(e)合成の非架橋カチオン性ポリマー(洗浄性界面活性剤と組み合わせた場合に、リオトロピック液晶を形成してもしなくてもよい)、(f)カチオン性セルロースポリマーのうちの少なくとも1つを含むことができる。更に、カチオン性付着ポリマーは、付着ポリマーの混合物であってよい。
本発明の一実施形態によれば、本シャンプー組成物は、カチオン性に置換されたガラクトマンナン(グアー)ガム誘導体であるカチオン性グアーポリマーを含む。これらのグアーガム誘導体の調製に用いられるグアーガムは典型的に、グアープラントの種から天然に産出される材料として得られる。グアー分子自体は、直線鎖状マンナンであり、代替マンノース単位上の単員ガラクトース単位と共に定期的な間隔で分岐する。このマンノース単位は、ββ(1〜4)グリコシド結合によって結合し合っている。ガラクトース分岐は、αα(1〜6)結合によってできる。グアーゴムのカチオン性誘導体は、ポリガラクトマンナンと反応性4級アンモニウム化合物のヒドロキシル基との間の反応によって得られる。グアー構造上のカチオン性基の置換の程度は、上述の必要なカチオン電荷密度を提供するのに十分でなくてはならない。
本発明のシャンプー組成物は、マンノース対ガラクトースの比率が、モノマー対モノマーベースで2:1超であるガラクトマンナンポリマー誘導体を含み、このガラクトマンナンポリマー誘導体は、カチオン性ガラクトマンナンポリマー誘導体、及び正味の正電荷を有する両性ガラクトマンナンポリマー誘導体からなる群から選択されている。本明細書で使用するとき、用語「カチオン性ガラクトマンナン」とは、カチオン性基が付加されたガラクトマンナンポリマーを指す。用語「両性ガラクトマンナン」は、ポリマーが正味の正電荷を有するようにカチオン性基及びアニオン性基が付加されたガラクトマンナンポリマーを指す。
本発明のシャンプー組成物は、水溶性カチオン変性デンプンポリマーを含む。本明細書で使用するとき、用語「カチオン変性デンプン」とは、デンプンがより小さい分子量に分解される前にカチオン性基が付加されたデンプン、又はデンプンの変性後にカチオン性基が付加されて所望の分子量に達したデンプンを指す。用語「カチオン変性デンプン」の定義には、両性変性デンプンも含まれる。用語「両性変性デンプン」とは、カチオン性基及びアニオン性基が付加されたデンプン加水分解物を指す。
本発明のある実施形態によれば、シャンプー組成物は、アクリルアミドモノマーとカチオン性モノマーとのカチオン性コポリマーであって、約1.0meq/g〜約3.0meq/gの電荷密度を有するコポリマーを含む。ある実施形態では、カチオン性コポリマーは、アクリルアミドモノマーとカチオン性モノマーとの合成カチオン性コポリマーである。
(i)次式AMのアクリルアミドモノマー:
(ii)次式CMのカチオン性モノマー:
本発明の一実施形態によれば、本シャンプー組成物は、
i)1つ又は2つ以上のカチオン性モノマー単位と、所望により、
ii)負電荷を有する1つ又は2つ以上のモノマー単位、及び/又は
iii)非イオン性モノマーとから形成されるカチオン性合成ポリマーを含む。
ここで、それに続くコポリマーの電荷は正である。これらの3種のモノマーの比率は「m」、「p」及び「q」で表し、「m」は、カチオン性モノマーの数であり、「p」は、負電荷を有するモノマーの数であり、「q」は、非イオン性モノマーの数である。
Yは、C1〜C22アルキル、アルコキシ、アルキリデン、アルキル、又はアリールオキシであり、
Ψは、C1〜C22アルキル、アルキルオキシ、アルキルアリール、又はアルキルアリールオキシ(arylox)であり、
Zは、C1〜C22アルキル、アルキルオキシ、アリール、又はアリールオキシであり、
R1は、H、直鎖又は分岐鎖のC1〜C4アルキルであり、
sは、0又は1であり、nは、0又は≧≧1であり、
T及びR7は、C1〜C22アルキルであり、
X−は、ハロゲン、ヒドロキシド、アルコキシド、サルフェート、又はアルキルサルフェートである。
好適なカチオン性セルロースポリマーは、トリメチルアンモニウム置換エポキシドと反応したヒドロキシエチルセルロースの塩であり、これは、当業界(CTFA)ではポリクオタニウム10と呼ばれており、Dow/Amerchol Corp.(米国ニュージャージー州、エジソン)から、Polymer LR、JR、及びKGシリーズのポリマーで入手可能である。カチオン性セルロースのその他の好適な種類としては、当業界(CTFA)ではポリクオタニウム24と呼ばれている、ラウリルジメチルアンモニウム置換エポキシドと反応したヒドロキシエチルセルロースのポリマー4級アンモニウム塩が挙げられる。これらの物質は、Dow/Amerchol Corp.から、Polymer LM−200という商品名で入手可能である。その他の好適なタイプのカチオン性セルロースとしては、ラウリルジメチルアンモニウム置換エポキシドと反応したヒドロキシエチルセルロースのポリマー4級アンモニウム塩、及びトリメチルアンモニウム置換エポキシドと反応したヒドロキシエチルセルロースのポリマー4級アンモニウム塩(当業会(CTFA)ではポリクオタニウム67という)が挙げられる。これらの物質は、Dow/Amerchol Corp.から、SoftCAT Polymer SL−5、SoftCAT Polymer SL−30、Polymer SL−60、Polymer SL−100、Polymer SK−L、Polymer SK−M、Polymer SK−MH、及びPolymer SK−Hという商品名で入手可能である。
従来の増粘剤と併用される別の部類の増粘剤は、会合性増粘剤である。この部類の増粘剤は、ポリマー鎖、分散相、及び媒体の間の会合性相互作用を通じて流体のレオロジーを改質するポリマーを含む。従来の増粘剤とは異なり、会合性増粘剤は、親水性領域と疎水性領域の両方を含むポリマーの分子量を低下させることが多い。続いて、疎水性領域は、疎水性部分と会合でき、親水性領域は、親水性部分と会合できる。これにより、混合物内にネットワークが形成されるようにでき、高い粘度と無比のレオロジー特性が得られる。
ポリオールは、本発明の構成成分である。本発明の一実施形態では、ポリオールの非限定的な例は、グリセリンである。グリセリンは、パーソナルケア用途及び医薬製剤で非常に広く使われている無色無臭の粘性液体である。グリセリンは、その水溶性と保湿性に関与する3つのヒドロキシル基を含む。グリセリンは、パーソナルケア用途において、毛髪及び皮膚用有益剤として周知である。この物質は、非常に清潔な表面触感を保持しながら、ヒトの毛髪に浸透して、毛髪繊維の柔軟化によって、コンディショニング性と柔らかさをもたらすことができる。グリセリンは、水よりも、疎水度の高い汚れ成分(すなわち皮脂)を除去することが観察されている。
本発明の組成物のコンディショニング剤は、シリコーンコンディショニング剤であることができる。シリコーンコンディショニング剤は、揮発性シリコーン、不揮発性シリコーン、又はこれらの組み合わせを含んでよい。シリコーンコンディショニング剤の濃度は典型的には、その組成物の重量比で、約0.01%〜約10%、約0.1%〜約8%、約0.1%〜約5%、及び/又は約0.2%〜約3%の範囲である。好適なシリコーンコンディショニング剤と、任意のシリコーン用懸濁剤の非限定的な例は、米国再発行特許第34,584号、米国特許第5,104,646号、及び米国特許第5,106,609号に記載されており、それらの記載は、参照により本明細書に組み込まれる。本発明の組成物で用いるシリコーンコンディショニング剤の粘度は、25℃で測定した場合、毎秒約20〜約2,000,000平方ミリメートル(「mm2/秒」)、約1,000〜約1,800,000mm2/秒、約50,000〜約1,500,000mm2/秒、及び/又は約100,000〜約1,500,000mm2/秒(20〜約2,000,000センチストーク(「csk」)、約1,000〜約1,800,000csk、約50,000〜約1,500,000csk、及び/又は約100,000〜約1,500,000csk)であることができる。
i)ジメチコン
ii)ジメチコノール
iii)下記の官能基
a)1級、2級、又は3級アミン
b)4級アンモニウム
c)アルキル又はフルオロアルキル
d)エーテル
e)エステル
f)アルコール
g)糖
又はこれらの官能基の組み合わせを少なくとも1つ含むオルガノ変性シリコーン(これらのオルガノ変性シリコーンも、ランダムコポリマーであることも、ブロックコポリマーであることもできる)
iv)粘度が、1,000,000mm2/秒(1,000,000csk)未満の流動性物質であるシリコーン流体(シリコーン油が挙げられるが、これらに限らない)
v)25℃で測定した場合の粘度が1,000,000mm2/秒(1,000,000csk)以上の物質を含むシリコーンガム
vi)高度に架橋されたポリマーシロキサン系を含むシリコーン樹脂
vii)屈折率が少なくとも1.46である高屈折率シリコーン
viii)これらの混合物
a.少なくとも200個のシロキサン単位からなる1つのポリジメチルシロキサン
b.アミン及び4級アンモニウム官能基と結合したポリアルキレンオキシド
所望により、これらのブロックのうちの1つ以上は、エステル基を少なくとも1つ含むことができる。このようなシリコーンコンディショニング材の粘度は、100,000mPa.s以下であることができる。
本発明のシャンプー組成物のコンディショニング剤は、単独か、上記のシリコーンのような他のコンディショニング剤と組み合わせるかにかかわらず、油又はロウなどの有機コンディショニング材も少なくとも1つ含んでよい。この有機材は、ポリマーでないことも、オリゴマーであることも、ポリマーであることもできる。この有機材は、油又はロウの形状であってよく、調合物に、そのまま加えても、予備乳化した状態で加えてもよい。有機コンディショニング材の非限定的な例の一部としては、i)炭化水素油、ii)ポリオレフィン、iii)脂肪酸エステル、iv)フッ素化コンディショニング化合物、v)脂肪酸アルコール、vi)アルキルグルコシド及びアルキルグルコシド誘導体、vii)4級アンモニウム化合物、viii)ポリエチレングリコール、及び分子量が約2,000,000以下のポリプロピレングリコール(CTFA名がPEG−200、PEG−400、PEG−600、PEG−1000、PEG−2M、PEG−7M、PEG−14M、PEG−45Mのものなどを含む)、並びにこれらの混合物が挙げられるが、これらに限らない。
種々のアニオン性及び非イオン性乳化剤を本発明のシャンプー組成物に用いることができる。アニオン性及び非イオン性乳化剤は、本質的にモノマーであってもポリマーであってもよい。モノマーの例としては、アルキルエトキシレート、アルキルサルフェート、石鹸、及び脂肪酸エステル、並びにそれらの誘導体が例示として挙げられるが、これらに限らない。ポリマーの例としては、ポリアクリレート、ポリエチレングリコール、及びブロックコポリマー、並びにそれらの誘導体が例示として挙げられるが、これらに限らない。ラノリン、レシチン、及びリグニンなどの天然の乳化剤、並びにそれらの誘導体も、有用な乳化剤の非限定的な例である。
本シャンプー組成物は、キレート剤も含むことができる。好適なキレート剤としては、A E Martell & R M Smith,Critical Stability Constants,Vol.1,Plenum Press,New York & London(1974)、及びA E Martell & R D Hancock,Metal Complexes in Aqueous Solution,Plenum Press,New York & London(1996)に列挙されているものが挙げられ、いずれも、参照により本明細書に組み込まれる。キレート剤に関し、用語「塩及びそれらの誘導体」は、キレート剤と同様の官能性構造(例えば、同様の化学骨格)を含む塩及び誘導体を意味し、これらの塩及び誘導体はキレート剤として参照され、同様の又は更に良好なキレート特性を有する。塩及びそれらの誘導体という用語には、アルカリ金属、アルカリ土類、アンモニウム、置換アンモニウム(すなわちモノエタノールアンモニウム、ジエタノールアンモニウム、トリエタノールアンモニウム)塩、酸性部分を有するキレート剤のエステル、及びこれらの混合物、特には、あらゆるナトリウム塩、カリウム塩、又はアンモニウム塩が含まれる。「誘導体」という用語には、米国特許第5,284,972号に例示されているような「キレート界面活性剤」化合物、及び米国特許第5,747,440に開示されているポリマーEDDS(エチレンジアミン二コハク酸)のように、親キレート剤と同じ官能構造を有するキレート基を1つ以上含む大分子が含まれる。
本シャンプー組成物は、脂肪酸アルコールゲルネットワークも含んでよい。これらのゲルネットワークは、肪酸アルコールと界面活性剤を約1:1〜約40:1、約2:1〜約20:1、及び/又は約3:1〜約10:1の比率で組み合わせることによって形成する。ゲルネットワークの形成には、脂肪酸アルコールの融点を超える温度まで、脂肪酸アルコールを界面活性剤とともに水に分散させたものを加熱することを伴う。混合プロセスの間に、脂肪族アルコールは融解し、界面活性剤を脂肪族アルコール液滴に分配できるようになる。界面活性剤により、水も一緒に脂肪族アルコール中に入る。これは、等方性脂肪族アルコール液滴を液晶相液滴へと変化させる。混合物を鎖融解温度を下回る温度まで冷却すると、液晶相は、固体結晶性ゲル網状構造に変換される。ゲル網状構造は、化粧用クリーム及びヘアコンディショナーの安定化効果の一因となる。更に、これは、ヘアコンディショナーにコンディショニングされた感触の効果を与える。
実施例1〜21:両性ポリマー
本ターポリマーの非限定的な例は、2010年9月9日に公開された米国特許公開第2010/0226868号に見られる方法に従って調製する。
略語の説明:
APTAC−アクリロイルアミノプロピル−N,N,N−トリメチルアンモニウムクロリド
MAPTAC−メチルアクリロイルアミノプロピル−N,N,N−トリメチルアンモニウムクロリド
AA−アクリル酸
DAA−ジアリルアミン
ADAA EO1−エチレンオキシドを1つ有するアルコキシル化ジアリルアミン
ADAA PO1−エチレンオキシドを1つ有するアルコキシル化ジアリルアミン
ADAA EO5−エチレンオキシド単位を平均で5個有するアルコキシル化ジアリルアミン
ADAA EO10−エチレンオキシド単位を平均で10個有するアルコキシル化ジアリルアミン
本発明のターポリマーの電荷密度は、Progress in Colloid&Polymer Science,Volume 65,pp.251〜264(1978)に見られる自動滴定法に従って、pH4及びpH7で求める。この方法は、カチオン性ポリマーとアニオン性ポリマーとの複合体の形成と、変色染料の協同吸着によるエンドポイントの決定に基づいている。
シャンプー組成物1〜15を含む両性ターポリマーの非限定的な例は、2010年9月9日に公開された米国特許公開第2010/0226868号に見られる方法に従って調製する。
2ラウレル硫酸ナトリウム(P&G製)
3Amphosol HCA−B(Stepan製)
4NHance−3196(ASI製)
5小粒子ジメチコノール(Wacker製)
6Superol V Glycerine USP(P&G製)
7EGDS pure(Evonik製)
8Thixcin(登録商標)(Elementis製)
低pH両性ターポリマーを含むシャンプーの非限定的な例は、実施例1〜15と同様にして、pH 5.5〜6.5で調製し、更に、濃度を高めたクエン酸とクエン酸ナトリウムを加えて、完成製品においてpHを4.0〜4.5に調節する。
2ラウレル硫酸ナトリウム(P&G製)
3Amphosol HCA−B(Stepan製)
4NHance−3196(ASI製)
5小粒子ジメチコノール(Wacker製)
6Superol V Glycerine USP(P&G製)
7EGDS pure(Evonik製)
8Thixcin(登録商標)(Elementis製)
この試験方法は、コンディショニングシャンプーの基本性能を、湿潤時の櫛通りと乾燥時の櫛通りの両方について、主観的に評価できるように設計されている。表2に例示されている対照処理は、(1)界面活性剤のみを使用しており、コンディショニング材が存在しない洗浄用シャンプーと、(2)洗浄プロセスで同じ洗浄用シャンプーを用いた後に、中程度のヘアコンディショナーを塗布する処理である。これらの処理により、所定のプロトタイプコンディショニングシャンプーの性能を識別するのが容易になる。典型的な試験では、3〜8個の別々の製剤を性能に関して評価することができる。基材は、スクリーニングを行って、均一且つ表面に大きなダメージがないことが確認された様々な供給源から得られる未処理のブラウンヘア、又は低リフトの脱色を行って傷んだ毛髪のいずれかである。
4グラム、長さ20センチメートル(8インチ)のヘアピース5つをヘアピースホルダー内で束ね、40°℃の中硬度水(2〜3グレーン/L(9〜10gpg))で処理して10秒間濡らし、完全且つ均一に濡らすようにする。ヘアピースを軽く脱水し、束ねたヘアピースの長さ全体に、ホルダーの2.5センチメートル(1インチ)下から毛先に向かって、乾いた毛髪1グラム当たりに0.1グラムの製品という量(0.1g/毛髪1g又は20g毛髪に対して2g)で、製品を均一に塗布する。濃縮度の高い試作品では、使用濃度を0.05g/毛髪1gまで低下させる。消費者が用いる典型的な動作である擦る動作によって、束ねたヘアピースを30秒間泡立て、更に30秒間、5.7L/分(1.5ガロン/分)で流れる40°℃の水で(毛髪を動かしながら)すすぎ、確実に完全にすすぐ。この工程を繰り返す。コンディショナーによる対照処理については、上述のシャンプーと同様の方法で塗布して、束ねたヘアピース全体を操作し、再び30秒間動かしながら完全にすすぐ。ヘアピースを軽く脱水し、互いに分離させ、それらが接触しないようにラックに吊して、目の粗い櫛でほぐす。
熟練の採点者を用いて、湿潤時の櫛通りを評価するために、ヘアピースをラック上で5つに分け、評点用のセットに、それぞれの処理から1つのヘアピースが含まれるようにする。各ヘアピースについて、2人だけが梳毛評価を実施する。採点者には、消費者が使用する代表的なものである目の細かいナイロン製の櫛を用いる梳毛によって処理の比較し、0〜10の基準で容易性/困難性を採点するように依頼する。10個の別個の評価を収集し、統計的有意性を確立するために結果を統計分析パッケージにより分析する。対照記録を一定間隔で使用して、低対照及び高対照を正規領域に確実に分類する。Statgraphics Plus 5.1を使用して処理間の差の統計的有意性を決定する。全てのコンディショニングプロトタイプは、許容可能と見られるためには、クラリファイング対照よりも2超LSDが上でなければならない。
本明細書に記載されている湿潤コンディショニング法を用いて、脱色して傷んだヘアピースをターポリマー組成物で処理し、1サイクル(2回の洗浄/すすぎ(cycle)処理)後に、湿潤時の櫛通りの良さを評価する。
本明細書に記載されている湿潤コンディショニング法を用いて、未処理のブラウン(VB)ヘアピースと、脱色して傷んだ(LL)ヘアピースを各種のターポリマー組成物で処理し、1サイクル(2回の洗浄/すすぎ処理)後のシリコーン分析用に抜き出す。
本明細書に記載されている湿潤コンディショニング法を用いて、未処理のブラウン(VB)ヘアピースと、脱色して傷んだ(LL)ヘアピースをpH 4.0〜4.5においてターポリマー組成物で処理し、合わせて5サイクル(合わせて10回のシャンプー洗浄/すすぎ処理)後に、湿潤時及び乾燥時の櫛通りの良さを評価し、シリコーン分析用に抜き出す。
本明細書に記載されている湿潤コンディショニング法を用いて、脱色して傷んだヘアピースをターポリマー組成物で処理し、1サイクル後に湿潤時の櫛通りの良さを評価する。
Claims (15)
- a)5%〜50%の界面活性剤と、
b)0.01%〜10%のコンディショニング剤と、
c)パーソナルケア組成物の0.05〜5重量パーセントの両性ターポリマーと、
を含むパーソナルケア組成物であって、
前記両性ターポリマーが、
i.)式(I)によって表されるカチオン性モノマーと、
R1及びR2が独立して、水素又はメチルであり、R3、R4、及びR5が独立して、直鎖又は分岐鎖のC1〜C4アルキル基であり、Xが、NH、NR6、又は酸素であり、R6が、C1〜C4アルキルであり、Lが、CnH2nであり、nが、1〜5の整数であり、A-が、メトサルフェートアニオンのような有機酸若しくは無機酸に由来するアニオン、又は塩化物若しくは臭化物などのハロゲン化物である)、
ii.)エチレン性不飽和カルボン酸及びスルホン酸を含むモノマーからなる群から選択される少なくとも1つのアニオン性モノマーと、
iii.)式(II)によって定義されるジアリルアミンモノマーと、
R7及びR8が独立して、水素又はC1〜C4アルキルであり、R9が水素、分岐鎖又は直鎖のC1〜C30アルキル、*−[AO]m−R10、C1〜C30アルコキシ、ヒドロキシ置換アルキル、アルキルフェニル、カルボキシアルキル、アルコキシアルキル、及びカルボキサミドアルキルであり、AOがC1〜C4アルキレンオキシド、又はこれらのうちの2種以上の混合物であり、この2種以上がブロック状又はランダム状に結合し合うことができ、mが2〜200の整数であり、R10が水素又はメチルである)、
から形成され、
アニオン性モノマーii)に対するカチオン性モノマーi)の比率が5〜1である、パーソナルケア組成物。 - アニオン性モノマーii)に対するカチオン性モノマーi)の比率が3〜1である、請求項1に記載のパーソナルケア組成物。
- 前記両性ターポリマーの分子量が100,000〜1,500,000である、請求項1又は2に記載のパーソナルケア組成物。
- 前記両性ターポリマーの分子量が、200,000〜1,000,000である、請求項1〜3のいずれか一項に記載のパーソナルケア組成物。
- 前記両性ターポリマーが、少なくとも3つのモノマー:
i.)下記の式のカチオン性モノマー、
ii.)下記の式のエチレン性不飽和カルボン酸の群からのアニオン性モノマー、
iii.)下記の式のジアリルアミン(DAA)又はジアリルアミン誘導体から選択される1つ又は2つ以上の非イオン性モノマー、
から構成される、請求項1〜4のいずれか一項に記載のパーソナルケア組成物。 - 前記カチオン性モノマーが、アクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリドである、請求項1〜5のいずれか一項に記載のパーソナルケア組成物。
- 前記アニオン性モノマーが、アクリル酸(AA)、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸(AMPSA)、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1〜6のいずれか一項に記載のパーソナルケア組成物。
- 前記組成物のpHが3.5〜4.5の範囲である、請求項1〜7のいずれか一項に記載のパーソナルケア組成物。
- 前記パーソナルケア組成物が、少なくとも1つの付着ポリマーを更に含む、請求項1〜8のいずれか尾一項に記載のパーソナルケア組成物。
- 前記付着ポリマーがカチオン性ポリマーである、請求項1〜9のいずれか一項に記載のパーソナルケア組成物。
- 前記パーソナルケア組成物が、1つ又は2つ以上の追加のコンディショニング剤を更に含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載のパーソナルケア組成物。
- 前記1つ又は2つ以上の追加のコンディショニング剤がシリコーンである、請求項1〜11のいずれか一項に記載のパーソナルケア組成物。
- 前記ヘアケア組成物が、1つ又は2つ以上の追加の有益剤を更に含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載のパーソナルケア組成物。
- 前記1つ又は2つ以上の追加の有益剤が、抗ふけ剤、ビタミン、キレート剤、香料、光沢剤、酵素、感覚剤、誘引剤、抗菌剤、染料、顔料、ブリーチ剤、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1〜13のいずれか一項に記載のパーソナルケア組成物。
- i.前記ヘアケア組成物の少なくとも0.05重量%の1つ又は複数の脂肪酸アルコールと、
ii.前記ヘアケア組成物の少なくとも0.01重量%の1つ又は2つ以上のゲルネットワーク界面活性剤と、
iii.水と、を含む、
分散ゲルネットワーク相を更に含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載のパーソナルケア組成物。
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