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JP2016513892A - デバイス間通信のハンドオーバのための方法及び装置 - Google Patents

デバイス間通信のハンドオーバのための方法及び装置 Download PDF

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JP2016513892A JP2015560514A JP2015560514A JP2016513892A JP 2016513892 A JP2016513892 A JP 2016513892A JP 2015560514 A JP2015560514 A JP 2015560514A JP 2015560514 A JP2015560514 A JP 2015560514A JP 2016513892 A JP2016513892 A JP 2016513892A
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Abstract

デバイス間(D2D)通信のハンドオーバのための方法及び装置を開示している。一つの方法は、D2Dクラスタの第1のデバイスから、前記第1のデバイスのハンドオーバが必要であることを示す第1の測定結果レポートを受信することと;D2Dハンドオーバ条件に従って、前記第1の測定結果レポートに基づいて、前記ハンドオーバを開始するか、または、延期するかを判断することと;を含むことができる。いくつかの実施形態では、前記D2Dハンドオーバ条件を満たすと、前記第1の測定結果レポートが前記第1のデバイスによって送信される。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、概して無線通信に関連する。より詳しくは、デバイス間(D2D)通信のハンドオーバのための方法、装置、コンピュータ可読記憶媒体、コンピュータプログラム製品に関する。
背景
本節は、本発明の良好な理解促進を手助けできる態様を紹介する。さらに、本節の記述は上記観点で読むことができ、何が従来技術であるか、または、何が従来技術でないかに関する承認として理解されることはできない。
現在、2台のユーザ機器(UE)が互いに近接して通信する場合、これらUEのデータ経路は通信事業者ネットワーク経由で進む。このタイプの通信のための典型的なデータ経路は、インフラ・セルラー・モード(infrastructure cellular mode)と称されうる。ここでは、進化型ノードB(eNB; evolved Node B)及び/またはゲートウェイ(GW(s))が含まれる。
さらに、デバイス間(D2D)通信は、未来の無線通信システム−5G(第5世代)のための不可欠な要素の候補として、広く議論される。UEが互いに近接している場合、これらUEは、ローカル経路またはダイレクト経路を使用することができる。
図1は、近接通信の状況を示す。この図1では、2台のUEがeNBを介して、局所的に順路が決められた(最適化された)経路を使用して通信する。これを、局所的ルーテッドモード(locally-routed mode)と称することができる。図1に示すように、2台のUE(UE1, UE2)及び2つのeNB(eNB1, eNB2)が図で示されている。2台のUEはeNB経由で通信し、これらUEは両方とも同一のeNBによってサービスを提供されている。そして、このeNB(または、ネットワークの他のノード)を用いて制御情報を交換する。
図2は、別の近接通信の状況を示す。この図2では、2台のUEがダイレクト経路を使用して通信する。これを、ダイレクトモード(direct mode)と称することができる。図2に示すように、2台のUE(UE1, UE2)及び2つのeNB(eNB1, eNB2)が図で示されている。2台のUEは、両者間にダイレクト経路を介して通信する。
D2D通信は低電力と、エンドユーザ間の高いデータレート通信を提供する。また、デバイス自体またはeNB(最適化された経路のための)での局所的プロセスに起因して、通信レイテンシが非常に短くなりうる。しかし、移動性により、ユーザ間に低レイテンシで信頼性の高い通信を常に提供できるわけではない。例えば移動性によって、D2Dペアの一方のUEが別のeNBへのハンドオーバを必要とする場合、eNB間に見込まれる非理想的なバックホール接続に起因して、進行中の遅延過敏なアプリケーションを維持するのが容易でない。
国際公開公報WO2011/109027A1には、D2Dハンドオーバのための方法が提供されている。本方法は、各D2Dデバイスを別々の基地局に接続させるマルチセルD2D構成を維持するより、むしろ両方のD2Dデバイスをハンドオーバさせる。
摘要
上記の問題の一つまたは複数により良く対処するため、本発明では、D2D通信のためのハンドオーバ・メカニズムを提案している。
本発明の第1の態様では、D2Dクラスタの第1のデバイスから、前記第1のデバイスのハンドオーバが必要であることを示す第1の測定結果レポートを受信することと;D2Dハンドオーバ条件に従って、前記第1の測定結果レポートに基づいて、前記ハンドオーバを開始するか、または、延期するかを判断することと;を含む方法が提供される。
いくつかの実施形態では、前記D2Dハンドオーバ条件を満たすと、前記第1の測定結果レポートが前記第1のデバイスによって送信される。
いくつかの実施形態では、前記ハンドオーバを開始することは、少なくとも1つの第2のデバイスの有効な測定結果レポートがない場合、前記D2Dクラスタの少なくとも1つの第2のデバイスからの、少なくとも1つの第2の測定結果レポートを要求することと;前記第1の測定結果レポートが失効していた場合、前記第1のデバイスからの有効な第1の測定結果レポートを要求することと;所定の基準に従って、前記第1のデバイス及び前記少なくとも1つの第2のデバイスのジョイントハンドオーバのための最良のターゲットセルまたは最良のターゲット基地局を、少なくとも部分的に、前記有効な第1の測定結果レポート及び前記少なくとも1つの測定結果レポートに基づいて選択することと;を含むことができる。
いくつかの実施形態では、前記方法はさらに、前記最良のターゲットセルまたは前記最良のターゲット基地局へのジョイントハンドオーバに失敗すると、前記所定の基準に従って、その次に最良なターゲットセルまたはその次にターゲット基地局を、前記有効な第1の測定結果レポート及び前記少なくとも1つの第2の測定結果レポートに基づいて選択することを含むことができる。
いくつかの実施形態では、前記所定の基準は、信号条件、前記第1のデバイス及び前記少なくとも1つの第2のデバイスの、セルラーサービス及びD2Dサービス両方のサービス品質(QoS)要件、並びに、前記第1のデバイス及び前記少なくとも1つの第2のデバイスの、セルラーサービス及びD2Dサービス両方のサービス優先度のうちの少なくとも一つに基づいている。
いくつかの実施形態では、前記ハンドオーバを延長することは、前記第1のデバイスにメッセージを送信すること、ここで、前記メッセージは、前記第1のデバイスに前記測定結果レポートの送信を制御するように指示する、前記送信することを含むことができる。
いくつかの実施形態では、前記メッセージは、前記測定結果レポートの送信をトリガするための前記D2Dハンドオーバ条件、前記測定結果レポートの送信を延期するための遅延時間、及び測定結果レポートの要求のうちの一つまたは複数を含むことができる。
いくつかの実施形態において、前記D2Dハンドオーバ条件は信号強度の閾値、信号品質の閾値、並びにセルラーサービス及びD2Dサービス両方のサービス品質(QoS)の閾値のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施形態において、前記方法はさらに、前記ターゲット基地局または前記ターゲットセルが、前記D2Dクラスタ内の前記全てのデバイスのセルラーハンドオーバ条件を満たす場合、前記ターゲット基地局または前記ターゲットセルへの前記D2Dクラスタのジョイントハンドオーバを、前記判断に先立って開始することを含むことができる。
本発明の第2の態様では、デバイス間(D2D)クラスタの第1のデバイスによって、前記第1のデバイスの移動元基地局に第1の測定結果レポートを送信すること含む方法が提供される。上記第1の測定結果レポートは、前記第1のデバイスのハンドオーバが必要であることを示し、移動元基地局に、D2Dハンドオーバ条件に従って前記第1の測定結果レポートに基づいて前記ハンドオーバを開始するか、または、延期するかを判断させる。
いくつかの実施形態では、前記送信は、前記D2Dハンドオーバ条件を満たすと、前記第1の測定結果レポートを送信することを含む。
いくつかの実施形態では、前記方法はさらに、前記移動元基地局からメッセージを受信すること、ここで、前記メッセージは、前記第1のデバイスに前記測定結果レポートの送信を制御するように指示する、前記受信することを含むことができる。
いくつかの実施形態では、前記方法はさらに、ターゲットセルまたはターゲット基地局へのハンドオーバをするハンドオーバ命令を前記移動元基地局から受信することを含むことができる。前記ターゲットセルまたは前記ターゲット基地局は、所定の基準に従って、少なくとも部分的に、前記第1の測定結果レポート及び前記D2Dクラスタの少なくとも1つの第2のデバイスから要求された測定結果レポートに基づいて、前記移動元基地局によって選択される。
本発明の第3の態様では、セルラーハンドオーバ条件を満たすと、デバイス間(D2D)クラスタの第1のデバイスによって、D2Dハンドオーバ条件が満たされているかどうかを判断することと;前記D2Dハンドオーバ条件が満たされていると判断された場合、前記第1のデバイスによって、前記D2Dクラスタの少なくとも1つの第2のデバイスに、セル測定命令を送信することと;を含む方法が提供される。
いくつかの実施形態では、前記方法はさらに、少なくとも1つの第2のデバイスから少なくとも1つの測定結果レポートを受信することと;所定の基準に従い、前記第1のデバイス及び前記少なくとも1つの第2のデバイスのジョイントハンドオーバのための、最良のターゲットセルまたは最良のターゲット基地局を、少なくとも部分的に、前記少なくとも1つの第2の測定結果レポートに基づいて選択することと;を含む。
いくつかの実施形態では、前記方法はさらに、前記最良のターゲットまたは前記最良のターゲット基地局へのジョイントハンドオーバに失敗すると、前記所定の基準に従って、その次に最良なターゲットセルまたはその次に最良なターゲット基地局を、前記少なくとも1つの第2の測定結果レポートに基づいて選択することを含むことができる。
本発明の第4の態様では、デバイス間(D2D)クラスタの第2のデバイスでセル測定命令を受信すること含む方法が提供される。セル測定命令は、D2Dハンドオーバ条件を満たす前記D2Dクラスタの第1のデバイスによってトリガされる。前記方法はさらに、前記セル測定命令に応答して測定結果レポートを送信することを含む。
いくつかの実施形態では、前記方法はさらに、ターゲットセルまたはターゲット基地局へのハンドオーバをするハンドオーバ命令を受信することを含む。前記ターゲットセルまたはターゲット基地局は、所定の基準に従って、少なくとも部分的に、前記第2のデバイスの前記測定結果レポートに基づいて選択される。
いくつかの実施形態では、前記セル測定命令は前記第1のデバイスによって送信される。いくつかの実施形態では、前記セル測定命令は基地局によって送信される。
本発明の第5の態様によれば、少なくとも一つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも一つのメモリとを備える装置が提供される。前記少なくとも一つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、少なくとも一つのプロセッサと共に、前記装置に、少なくとも、デバイス間(D2D)クラスタの第1のデバイスから、前記第1のデバイスのハンドオーバが必要であることを示す第1の測定結果レポートを受信することと;D2Dハンドオーバ条件に従って、前記第1の測定結果レポートに基づいて、前記ハンドオーバを開始するか、または、延期するかを判断することと;を遂行させるように構成されている。
本発明の第6の態様によれば、少なくとも一つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも一つのメモリとを備える装置が提供される。前記少なくとも一つのメモリ及び前記プログラムコードが、前記少なくとも一つのプロセッサと共に、前記装置に、少なくとも、デバイス間(D2D)クラスタの第1のデバイスによって、前記第1のデバイスの移動元基地局に、第1の測定結果レポートを送信することを遂行させるように構成される。上記第1の測定結果レポートは、前記第1のデバイスのハンドオーバが必要であることを示し、移動元基地局に、D2Dハンドオーバ条件に従って前記第1の測定結果レポートに基づいて前記ハンドオーバを開始するか、または、延期するかを判断させる。
本発明の第7の態様によれば、少なくとも一つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも一つのメモリとを備える装置が提供される。前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサと共に、前記装置に、少なくとも、セルラーハンドオーバ条件を満たすと、デバイス間(D2D)クラスタの第1のデバイスによって、D2Dハンドオーバ条件が満たされているかどうかを判断することと;前記D2Dハンドオーバ条件が満たされていると判断された場合、前記第1のデバイスによって、前記D2Dクラスタの少なくとも1つの第2のデバイスに、セル測定命令を送信することと;を遂行させるように構成されている。
本発明の第8の態様によれば、少なくとも一つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも一つのメモリとを備える装置が提供される。前記少なくとも一つのメモリ及び前記プログラムコードが、前記少なくとも一つのプロセッサと共に、前記装置に、少なくとも、デバイス間(D2D)クラスタの第2のデバイスでセル測定命令を受信することを遂行させるように構成される。前記セル測定命令は、D2Dハンドオーバ条件を満たす前記D2Dクラスタの第1のデバイスによってトリガされる。前記装置はさらに、前記セル測定命令に応答して測定結果レポートを送信することを遂行させられる。
本発明の第9の態様では、デバイス間(D2D)クラスタの第1のデバイスから、前記第1のデバイスのハンドオーバが必要であることを示す第1の測定結果レポートを受信する手段と;D2Dハンドオーバ条件に従って、前記第1の測定結果レポートに基づいて、前記ハンドオーバを開始するか、または、延期するかを判断する手段と;を備える装置が提供される。
本発明の第10の態様では、デバイス間(D2D)クラスタの第1のデバイスによって、前記第1のデバイスの移動元基地局に第1の測定結果レポートを送信する手段を備える装置が提供される。上記第1の測定結果レポートは、前記第1のデバイスのハンドオーバが必要であることを示し、移動元基地局に、D2Dハンドオーバ条件に従って前記第1の測定結果レポートに基づいて前記ハンドオーバを開始するか、または、延期するかを判断させる。
本発明の第11の態様では、セルラーハンドオーバ条件を満たすと、デバイス間(D2D)クラスタの第1のデバイスによって、D2Dハンドオーバ条件が満たされているかどうかを判断する手段と;前記D2Dハンドオーバ条件が満たされていると判断された場合、前記第1のデバイスによって、前記D2Dクラスタの少なくとも1つの第2のデバイスに、セル測定命令を送信する手段と;を含む装置が提供される。
本発明の第12の態様では、デバイス間(D2D)クラスタの第2のデバイスでセル測定命令を受信する手段を備える装置が提供される。前記セル測定命令は、D2Dハンドオーバ条件を満たす前記D2Dクラスタの第1のデバイスによってトリガされる。前記装置はさらに、前記セル測定命令に応答して測定結果レポートを送信する手段を備える。
本発明の第13の態様では、それが実行されると、本発明の第1の態様、第2の態様、第3の態様、第4の態様の実施形態のいずれか一つによる方法で、前記装置に動作を実行させるように構成されたコンピュータプログラムコードが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体が提供される。
本発明の第14の態様では、本発明の第13の態様によるコンピュータ可読記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品が提供される。
本明細書に記載された内容の個々の実施形態は、以下に示す利点の一つまたは複数を理解するために実行されうる。
本明細書に記載された技術の個々の実施形態とともに、新しいハンドオーバ条件(いわゆる、D2Dハンドオーバ条件)がハンドオーバプロセスの中で紹介されている。D2Dハンドオーバ条件に従うと、通常のハンドオーバが引き延ばされる場合がある。このように、同一のD2Dクラスタ内にある全UEを可能な限り同一のeNB下に置くことにより、D2D通信を介する遅延によって影響を受けるアプリケーションによるサービスが提供されることを可能にする。D2D通信のために提案されたハンドオーバ・メカニズムを用いることにより、操作制御を行うeNBの数を可能な限り少なくした、効率的なD2D制御が達成されうる。さらに、提案されるハンドオーバ・メカニズムは、eNBを介する局所的に順路が決められたD2D経路の場合のみでなく、D2Dダイレクト経路にも適用されうる。
本発明の実施形態のその他の特徴や利点は、以下の具体的な実施形態の説明を添付図面と共に検討することになり理解されうるであろう。添付図面は本発明の実施形態の原理を例を用いて描いている。
本発明の様々な実施形態の、上記態様及び他の態様、特徴、並びに利益は、実例方法によって、下記の詳細な説明及び添付図面から、より十分に明らかになるであろう。
近接通信の状況を例示的に示す。この図1では、2台のUEがeNBを介して、局所的に順路が決められた(最適化された)経路を使用して通信する。
別の近接通信の状況を例示的に示す。この図2では、2台のUEがダイレクト経路を使用して通信する。
本発明の実施形態を適用する前の状況の一例を示す。
本発明の実施形態を適用した後の図3aの状況の一例を示す。
本発明の一実施形態によるD2D強制ハンドオーバプロセス(triggered handover process)のための例示的なシグナリング図を示す。
本発明の別の実施形態によるD2D強制ハンドオーバプロセスのための例示的なシグナリング図を示す。
本発明のさらに別の実施形態によるD2D強制ハンドオーバプロセスのための例示的なシグナリング図を示す。
本発明の実施形態による基地局における方法の例示的フローチャートを示す。
本発明の実施形態によるD2Dクラスタの第1のデバイスにおける方法の例示的フローチャートを示す。
本発明の実施形態によるD2Dクラスタの第1のデバイスにおける方法の別の例示的フローチャートを示す。
本発明の実施形態によるD2Dクラスタの第2のデバイスにおける方法の例示的フローチャートを示す。
ユーザ機器の一例を示す。
基地局の一例を示す。
異なるいくつかの図面における同様の参照番号及び記号表示は、同様の要素を意味する。
詳細な説明
以下、本発明の本質及び主旨が、具体例を参照して説明されるであろう。これら全ての実施形態は、当業者が本発明をよりよく理解し、実施するために提供されるにすぎず、本発明の範囲を限定するためのものではない。例えば、一実施形態の一部として図示または説明される特徴は、別の実施形態と共に使用されて、さらに追加的な実施形態をもたらすことができる。明瞭化のため、実施の全特徴は、本明細書に記載されない。
上述のように、本発明の実施形態は、D2Dのためのハンドオーバの仕組みを提供している。以下の説明では、提案されている仕組みが、図面に示された例示的実施形態に関して説明されるであろう。eNBを経由するUE間の局所的ルーテッド経路(locally-routed path)のケースが、一例として取り上げられる。しかし、当業者であれば、上記提案されている仕組みは他のケース、例えば、UE間のダイレクト経路の場合及びセル選択の間のアイドルモードの場合等にも適用されうることが理解できるであろう。
図3aは、本発明の実施形態を適用する前の状況の一例を示す。図示された状況には、それぞれ通信可能エリア(セルともいう)をサポートしている2つの基地局が存在する。基地局BS1及びBS2は、その通信可能エリアにおいて、UE1及びUE2のような無線機器と通信する能力を有している。説明のため、2台の移動電話機UE、2つの基地局(BS)、2つの通信可能エリアのみしか示されていないが、当業者であれは、異なる数のUE、BS、通信可能エリアでも同様に実装可能であることは理解できるであろう。
いくつかの実施形態では、基地局BS1及びBS2は、ロング・ターム・エボリューション(LTE)規格を含む標準規格に準拠する進化型ノードB(eNB; evolved Node B)として実装されてもよい。基地局BS1及びBS2は、電気電子技術者協会(IEEE;the Institute of Electrical and Electronic Engineers)の802.16標準規格と共に常に実装されてもよい。基地局BS1及びBS2は、他の基地局、無線ネットワークコントローラ(RNC)、コアネットワーク、サービングゲートウェイその他これらに類する、他のネットワーク・ノードへの有線及び/または無線のバックホール・リンクを有することができる。
ユーザ機器UE1及びUE2は、携帯電話及び/または固定電話であってよい。さらに、ユーザ機器UE1及びUE2は、移動局や移動ユニット、加入者端末、無線端末、端末等と言い表されることができる。ユーザ機器UE1及びUE2は例えば、無線ハンドヘルドデバイスや、無線プラグインアクセサリ等として実装されてもよい。例えばユーザ機器UE1及びUE2は、移動電話機や、ネットワークへの無線接続手段を有するコンピュータ等の形態をとる場合もある。場合によっては、ユーザ機器は、少なくとも1つのプロセッサ、少なくとも1つのコンピュータ可読記憶媒体(メモリ,ストレージ等)、無線アクセスメカニズム、ユーザインタフェースのうちの一つまたは複数を含んでもよい。
図3aに示すように、2台の移動電話機UEが同一基地局(例えば、図示されているようなBS1)に対して、同時にセル接続を有し、このセル接続は点線によって表されている。2台のUEはさらに、同一基地局(例えば、BS1)を介する、アクティブな最適化経路のD2D通信を有し、このD2D最適化経路は実線で表されている。例えば、UE1及びUE2は、進行中のD2Dアプリケーションを有する。このD2Dアプリケーションは、大きな遅延が生じることが許されないアプリケーション(遅延過敏アプリケーション)であってもよい。ここで、使用される「D2Dクラスタ」という語句は、2台の端末ごとに、D2D通信を介する直接的または間接的な接続を有するデバイス群を意味する。
通常のハンドオーバ条件に加え、新しいハンドオーバ条件を紹介する。明瞭化と説明のため、通常のハンドオーバ条件を「セルラーハンドオーバ条件(cellular handover condition)」と称し、新たに紹介されるハンドオーバ条件を「D2Dハンドオーバ条件(D2D handover condition)」と称する。D2Dハンドオーバ条件は、信号強度の閾値、信号品質の閾値(例えば、信号対雑音比(SNR)等)、セルラーサービス及びD2Dサービス両方のサービス品質(QoS)の閾値のうちの少なくとも一つを含むことができる。
D2Dハンドオーバ条件は、BS及びUE側での異なる指標に対応することができることに留意されたい。例えば、UE側では、リファレンスシグナル・レシーブド・クオリティ(RSRQ;reference signal received quality)が指標となりうるが、ネットワーク側では、チャネル・クオリティ・インジケータ(CQI;channel quality indicator)が指標となりうる。いくつかの実施形態では、D2Dハンドオーバ条件が、双方で同一の指標(例えば、RSRQ)を有することができる。
D2DクラスタにおけるUEの一つ(例えば、UE1)が、新規の基地局(例えば、図示のようにBS2)に向かって移動し、この新規の基地局BS2に対して上記セルラーハンドオーバ条件を満たす場合、ネットワーク(例えば、BS1)は、信号条件(例えば、信号強度、信号品質等)が所定のD2Dハンドオーバ条件より悪くなるまで、通常のハンドオーバを引き延ばすことができる。しかし、D2Dクラスタにおける全デバイスが、同一のターゲット基地局または望ましくは同一のセルに対して上記セルラーハンドオーバ条件を満たす場合、追加的な遅延なく、ジョイントハンドオーバ(joint handover)をトリガさせることができる。(ここで、「基地局」とは、一つのサイトを構成する複数のセルを意味することがあることに注意。)このように、D2Dレイテンシは、最小限にとどめることができる。
代替的に、D2Dハンドオーバ条件は、全UEまたはD2D適用可能(D2D-capable)な全UEに報知され、または、専用のシグナリングを用いて特定のUE(例えば、アクティブなD2D通信を有するUE)に送信される。このD2Dハンドオーバ条件を使用して、UE1のハンドオーバは通常のハンドオーバの後にトリガされる。
ハンドオーバが必要な場合、換言すれば、D2Dハンドオーバ条件より信号条件が悪くなった場合、このことは、D2Dサービスが保証されない可能性があることを意味する。そして、処理過程で利用可能な測定結果レポートが存在しない場合、ネットワークは、同一のD2Dクラスタ内にある全デバイスからの測定結果を要求する。要求される測定結果は、UE1の元々のターゲット基地局またはターゲットセルのみを対象とせず、D2Dハンドオーバ条件より良好な信号条件を有する、UE1のその他の検出セルも対象とする。
上記測定結果を得た上で、BS1は最良の候補基地局または望ましくは単一セルへのジョイントハンドオーバを要求することができる。最良のターゲット基地局またはセルを選択する間、信号条件に加えて、サービス品質(QoS)要件ならびにセルラーアプリケーション及びD2Dアプリケーション両方のサービス優先度が考慮されうる。
D2Dクラスタ内のデバイスに関する上記要求が受け付けられない場合(例えば、流入制御に起因して)、ハンドオーバ要求は、その次に最良な候補基地局または望ましくは単一セルに再送される。したがって、最終的に、D2Dクラスタ内のデバイスの最終的な行き先が、UE1の元々のターゲット基地局またはターゲットセルと異なる場合がある。
図3bは、本発明の実施形態を適用後(換言すると、ターゲット基地局への2台のUEのジョイントハンドオーバ後)の図3aの例示的状況を示したものである。
図3bに示されているように、2台のUEは、本明細書で提案されるハンドオーバの仕組みに従って、BS2にハンドオーバされる。図3bでは、点線で示されたとおり、これら2台のUEが同時にBS2に対してセルラー接続を有している。さらに、これら2台のUEは、実線で示されたとおり、BS2を介するアクティブな最適化経路のD2D通信を有している。すなわち、ハンドオーバの後、上記2台のUEは同一基地局下及び望ましくは同一セル内に再度とどまる。このようにして、D2D経路は、低レイテンシで信頼性の高い通信を提供し続けることができる。
本明細書で使用される「基地局」という語句は、単一セルを指す場合もあれば、複数のセルから成る1つのサイト(例えば、3セクタから成るサイト(a three-sector site))を指す場合もあることに留意すべきである。本発明の実施形態によると、レイテンシは、あるサイトを構成する複数のセルの間で十分に少なくなると考えられ、D2Dクラスタのデバイスを、同一基地局内に(及び望ましくは同一セル(または、セクタ)内に)とどまらせる場合がある。
UE間のダイレクト経路の場合にも、同一のD2Dクラスタ内にある全UEが、可能な限り多く同一基地局にセルラー接続できるように、同様のハンドオーバが行われうる。UE間ダイレクト経路はeNBによって制御されるため、上記のこともまた、UE間ダイレクト経路の手助けとなるであろう。
UEがデュアルモード接続(dual mode connectivity)をサポートしている場合、セルラー接続(cellular connectively)及びD2Dによるハンドオーバは独立して管理されうることに注目すべきである。一方、単一セルを通じた並列アプリケーションのための無線リソース管理は、デュアルモード接続の場合、さらに容易かつ好ましいものでありうる。
さらに、間欠的なデータを送信するアプリケーションはいくつかありうるが、研究論文(例えば、3GPPの作業項目"LTE RAN Enhancements for Diverse Data Applications")にあるように、場合によっては、セルラー接続(RRC_CONNECTED)がシグナリングの減少及び/または省電力を理由に解放される。この場合、デバイスが可能な限り同一サイトの下に留まるように、提案されるハンドオーバの仕組みがセル選択中のアイドルモードに対しても適用されうる。
このように、上記では本発明の実施形態による、提案されるハンドオーバの仕組みを簡単に説明した。UE2のハンドオーバはUE1とのD2D通信に起因してトリガされることがわかる。よって、提案されるハンドオーバの仕組みは、D2D強制ハンドオーバ・メカニズム(D2D triggered handover mechanism)と呼ぶことができる。以下では、より詳しいハンドオーバプロセスがシグナリング図を参照して説明される。図では、シングルモード接続の場合に関する例示的なシグナリングが、説明のために提供されている。
図4は、本発明の一実施形態によるD2D強制ハンドオーバプロセスのための例示的なシグナリング図を示す。さらに、2台のUE及び2つのBSが説明のために示されている。
ブロック401に示すように、UE1及びUE2はBS1に対して同時のセルラー接続を有する。さらに、ブロック402に示すように、UE1及びUE2は、BS1経由の進行中の最適化D2D経路を有する。この最適化D2D経路によって、遅延過敏D2Dアプリケーションが使用中である。
BS1(いわゆる、移動元基地局)は、エリア限定情報に従うUE1及びUE2の測定手続きを構成している。測定構成には、測定対象、レポーティング構成(イベントまたは時期による測定トリガ、測定レポートコンテンツ等を含む)、測定識別情報、測定間隔等を含むことができる。イベントをトリガとする周期の測定結果レポートの基準は、例えば、LTEで定義されているA3がありうる。イベントA3は、近隣セルがサービス提供中のセルに対するオフセットより良好になったこと(いわゆる、セルラーハンドオーバ条件)である。
UE1が移動し、イベントをトリガとするレポーティング基準(いわゆる、LTEに記載されているA3等のセルラーハンドオーバ条件)を満たす場合、ステップ403において、UE1は、周期的に測定結果レポートを送信する等、その測定構成に従って移動元BS1に測定結果レポートを送信するであろう。測定結果レポートは、移動元基地局(BS1)、ターゲット基地局(例えば、BS2)、及び検出可能なあらゆるセルのリファレンスシグナル・レシーブド・クオリティ(RSRQ)、リファレンスシグナル・レシーブド・パワー(RSRP)等の測定結果を含むことができる。測定結果レポートは、別の基地局またはセル(例えば、ターゲット基地局BS2)へのUE1のハンドオーバが必要であることを示す。
UE1からの測定結果レポートを受信すると、BS1は、D2Dハンドオーバ条件に従って、測定結果レポートに基づいてハンドオーバを開始するか、または、延期するかを判断することができる。UE1の信号条件がD2Dハンドオーバ条件より良好な場合、ステップ404において、BS1はUE1のハンドオーバを延期することができる。
前述のとおり、D2Dハンドオーバ条件は、信号強度の閾値、信号品質の閾値(例えば、信号対雑音比(SNR)等)、セルラーサービス及びD2Dサービス双方のサービス品質(QoS)の閾値のうちの少なくとも一つを含むことができる。例えば、セルラー通信はヴォイップ(VoIP;voice over IP)用に使用することができ、一方、D2D通信はデータ送信のために使用することができる。上記セルラー通信とD2D通信とは、異なる優先順位とQoS要件とを有することができる。例えば、ハンドオーバの延期がセルラー通信によって提供される優先度の高いアプリケーションに影響を与えるおそれがある場合(換言すること、D2Dハンドオーバ条件を満たすこと)、BS1は、QoSを満足させるためにUE1のハンドオーバを簡素化して開始することができる。
UE1のハンドオーバの延期を決定する場合、任意に、ステップ405において、BS1はUE1にメッセージ(例えば、アクノリッジメント(Acknowledgement))を送信することができる。上記メッセージは、測定結果レポートの送信を制御するよう、UE1に指示する。いくつかの実施形態では、測定結果レポートの送信をトリガさせるために、UE1が、D2Dハンドオーバ条件をその後に使用できるよう、メッセージがD2Dハンドオーバ条件を含む場合がある。追加的または代替的に、上記メッセージは測定結果レポートの送信を延期するための遅延時間を含むことができる。UE1がD2Dハンドオーバ条件及び遅延時間を認識している場合、より早く生じるイベントが測定結果レポートの送信をトリガさせうる。システム構成によっては、UE1は、定期的な測定及びレポートを再度開始することができ、または、トリガイベントに応答して測定及びレポートを一回実行するだけの場合もある。このように、イベントによりトリガされるレポートのうち不要なものを回避することができる。
他の実施形態では、UE1の通常のセルラーハンドオーバが引き延ばされる一方、同一のD2Dクラスタ内の別のUE(いわゆる、他のデバイス全て)が、UE1と同一のターゲット基地局または望ましくは同一のターゲットセルへのハンドオーバを望む場合、UE1の測定結果レポートのいずれもが利用可能でなければ(図示せず)、BS1は測定結果レポートの要求を含むメッセージをUE1に送信することができる。このような場合、D2Dクラスタのジョイントハンドオーバは、さらなる遅延なく開始されうる。
さらにいくつかの他の実施形態では、しばらくして、例えば、現行の送信またはアップリンクの測定に関する、チャネル品質の指標またはいくつかの他の指標(例えば、サービス品質)によって、UE1の信号条件がD2Dハンドオーバ条件を満たすことを、BS1が認めた場合、UE1の測定結果レポートのいずれも利用可能でなければ(図示せず)、BS1は測定結果レポートの要求を含むメッセージをUE1に送信することができる。
図4について説明を続ける。上記メッセージ(例えば、アクノリッジメント)を受信して、例えば、D2Dハンドオーバ条件及び/または遅延時間に基づいて、UE1は測定結果レポートの送信を制御することができる。一実施形態では、任意のステップ406において、D2Dハンドオーバ条件を満たすことに応じて、UE1はBS1に測定結果レポートを送信する。前述のとおり、システム構成によっては、UE1は、定期的な測定及びレポートを再度開始することができ、または、トリガイベントに応答して測定及びレポートを一回実行するだけの場合もある。
その後、BS1はUE1のハンドオーバを開始する決定をすることができ、ステップ407において、BS1はD2Dクラスタ内の他のUEからの測定結果レポートを要求することができる。特に、ステップ408において、これらUEの測定結果レポートに有効なものがない場合、D2Dクラスタ内の他のUE(例えば、UE2)に対して測定結果要求を送信することができる。オプションで、ステップ409において、UE1からの先行の測定結果レポート(例えば、ステップ406で受信したもの)が失効していた場合、BS1はUE1に測定結果要求を送信することができる。
ステップ410及びステップ411において、D2Dクラスタ内のデバイスからの有効な測定結果レポートを集めたのち、ステップ412において、BS1は最良のターゲットセルまたは最良のターゲット基地局を選択することができ、このターゲットセルまたはターゲット基地局に、D2Dクラスのデバイス(例えば、UE1及びUE2)が所定の基準に従ってハンドオーバされる。
上記所定の基準は、信号条件(例えば、信号長、信号対雑音比(SNR)等の信号品質)、D2Dクラスタのデバイスの、セルラーサービス及びD2Dサービス両方のサービス品質(QoS)要件、D2Dクラスタのデバイスの、セルラーサービス及びD2Dサービス両方のサービス優先順位のうちの少なくとも1つに基づくことができる。
ターゲットセルまたはターゲット基地局を選択した後、ステップ413において、BS1は、選択されたターゲット基地局(例えば、図4のBS3)にD2Dクラスタのデバイス(例えば、UE1及びUE2両方)に関するハンドオーバ(HO)要求を送信する。
ステップ414において、ターゲット基地局BS3はUE1及びUE2に対する流入制御を実行し、ステップ415において、移動元基地局BS1にハンドオーバ要求応答(例えば、承認)を送信する。上記の受信したハンドオーバ要求応答に基づき、移動元基地局BS1は、ステップ416及び417でそれぞれ、UE1及びUE2にジョイントハンドオーバ命令を送信する。
ステップ418において、UE1及びUE2はレイヤ1(L1)及び/又はレイヤ2(L2)を再構成し、ステップ419及びステップ420においてそれぞれ、ターゲット基地局BS3にハンドオーバ確認メッセージを送信する。
上記ハンドオーバの遂行は、D2Dクラスタに関する制御情報を除き、通常のハンドオーバと類似している。このD2Dクラスタに関する制御情報はさらに、移動元基地局BS1とターゲット基地局BS3との間で交換される。上記制御情報は、例えば、D2Dリンクに対する無線リソースの割当て、D2Dクラスタの識別情報(例えば、移動元基地局BS1及びターゲット基地局BS3両方に有効かつ共通であろう、新規、共通のD2Dのアール・エヌ・ティー・アイ(RNTI(radio network temporary identifier))を含むことができる。
BS3へのハンドオーバを行うと、UE1及びUE2共にBS3を介してセルラー接続を有することができる。さらに、UE1及びUE2は、BS3を介してそれらのD2D局所的ルーテッド経路通信を継続することができる。本発明の実施形態によると、UE1及びUE2は、両方同時にBS3にハンドオーバされる。そのため、D2Dレイテンシは最小限に留めることができ、複数セルのD2D接続のスケジューリング及びシグナリングの負荷を軽減することができる。
いくつかのさらなる実施形態では、最良のターゲットセルまたは最良のターゲット基地局へのジョイントハンドオーバに失敗(例えば、流入制御に起因して)した場合、移動元基地局BS1は、その次に最良なターゲットセルまたはターゲット基地局を、所定の基準に従って有効な測定結果レポートに基づいて選択することができる。
図5は、本発明の別の実施形態によるD2D強制ハンドオーバプロセスのための例示的なシグナリング図を示す。図5に示す例において、図4に示された実施形態との唯一の違いは、セルラーハンドオーバ条件によってトリガされる測定結果レポートの送信を、UE1が自発的に延期することである。
図5のブロック501に示すように、UE1及びUE2はBS1に対して同時のセルラー接続を有する。さらに、ブロック502に示すように、UE1及びUE2は、BS1経由の進行中の最適化D2D経路を有する。この最適化D2D経路によって、遅延過敏D2Dアプリケーションが使用中である。
D2Dハンドオーバ条件は、全UEまたはD2D適用可能な全UEに報知され、または、専用のシグナリング(図示せず)を用いて特定のUE(例えば、アクティブなD2D通信を有するUE)に送信される。このD2Dハンドオーバ条件を使用して、UE1のハンドオーバは通常のセルラーハンドオーバについて後にトリガされる。
続いて、ステップ503において、UE1は、上記D2Dハンドオーバ条件を満たしたことに応じて移動元基地局BS1に測定結果レポートを送信する。測定結果レポートは、移動元基地局(BS1)、ターゲット基地局(例えば、BS2)、及び検出可能なあらゆるセルの、リファレンスシグナル・レシーブド・クオリティ(RSRQ)、リファレンスシグナル・レシーブド・パワー(RSRP)等の測定結果を含むことができる。測定結果レポートは、別の基地局またはセル(例えば、ターゲット基地局BS2)へのUE1のハンドオーバが必要であることを示す。
UE1からの測定結果レポートを受信すると、BS1はブロック504において、D2Dハンドオーバ条件に従って、UE1の信号条件がD2Dハンドオーバ条件より悪く、UE1のハンドオーバが必要であることを決定することができる。そして、BS1はD2Dクラスタ内の他のUEからの測定結果レポートを要求することができる。
続くステップ505〜517は、図4のステップ408〜420と同一であるため、それらの説明はここでは省略する。
図6は、本発明のさらに別の実施形態によるD2D強制ハンドオーバプロセスに関する例示的なシグナリング図を示す。図6に示す例示では、ハンドオーバはUEによって開始される(いわゆる、UEの自律的シナリオにおいて)。
図6のブロック601に示すように、UE1及びUE2はBS1に対して同時のセルラー接続を有する。さらに、ブロック602に示すように、UE1及びUE2は、BS1経由の進行中の最適化D2D経路を有する。この最適化D2D経路によって、遅延過敏D2Dアプリケーションが使用中である。
D2Dハンドオーバ条件は、全UEまたはD2D適用可能な全UEに報知され、または、専用のシグナリング(図示せず)を用いて特定のUE(例えば、アクティブなD2D通信を有するUE)に送信される。このD2Dハンドオーバ条件を使用して、UE1のハンドオーバは通常のセルラーハンドオーバについて後にトリガされる。
そして、ステップ603において、D2Dハンドオーバ条件を満たすことに応じて、UE1は自身と同じD2Dクラスタ内にある他のUE(例えば、UE2)に対して、セル測定命令/セル測定要求を送信する。
ステップ604において、UE2からの測定結果レポートを受信したのち、ステップ605において、UE1は最良のターゲットセルまたは最良のターゲット基地局を選択することができ、このターゲットセルまたはターゲット基地局に、D2Dクラスタのデバイス(例えば、UE1及びUE2)が所定の基準に従ってハンドオーバされる。
前述のとおり、上記所定の基準は、信号条件(例えば、信号長、信号対雑音比(SNR)等の信号品質)、D2Dクラスタのデバイスの、セルラーサービス及びD2Dサービス両方のサービス品質(QoS)要件、D2Dクラスタのデバイスの、セルラーサービス及びD2Dサービス両方のサービス優先順位のうちの少なくとも1つに基づくことができる。
ターゲットセルまたはターゲット基地局を選択した後、ステップ606において、UE1は、移動元基地局BS1にD2Dクラスタのデバイス(例えば、UE1及びUE2両方)に関するハンドオーバ(HO)要求を送信する。ハンドオーバ要求は、選択されたターゲットセルまたは選択されたターゲット基地局(例えば、図6のBS3)へ、D2Dクラスタのハンドオーバを開始する。
続くステップ607〜614は、図4のステップ413〜420と同一であるため、それらの説明はここでは省略する。
図7は、本発明の実施形態による基地局における方法の例示的フローチャートを示す。
ステップS710において、移動元基地局(例えば、図4〜5のBS1)は、D2Dクラスタの第1のデバイス(例えば、図4〜5のUE1)から、第1のデバイスのハンドオーバが必要であることを示す、第1の測定結果レポートを受信する。前述のとおり、第1の測定結果レポートは、セルラーハンドオーバ条件またはD2Dハンドオーバ条件によってトリガされうる。
そして、S720において、移動元基地局は、D2Dハンドオーバ条件に従って第1の測定結果レポートに基づいてハンドオーバを開始するか、または、延期するかを判断する。
第1のデバイスUE1の信号条件がD2Dハンドオーバ条件より悪い場合、ステップS730において、BS1はUE1のハンドオーバを直ちに開始することができる。一方、UE1の信号条件がD2Dハンドオーバ条件より良好な場合、ステップS740において、BS1はUE1のハンドオーバを延期することができる。
UE1のハンドオーバの開始時にBS1は、D2Dクラスタ内の少なくとも1つの第2のデバイスからの測定結果レポートを要求することができる。少なくとも1つの第2のデバイスは、D2Dクラスタ内の第1のデバイス以外の他のいずれのデバイスでもよい。
特にステップS731では、これらUEの測定結果レポートに有効なものがない場合、BS1は、D2Dクラスタ内の他のUE(例えば、UE2)に測定結果要求を送信することができる。オプションで、ステップS732において、UE1からの先行の測定結果レポート(例えば、ステップS710で受信したもの)が失効していた場合、BS1はUE1に測定結果要求を送信することができる。
ステップS731及びS732において、D2Dクラスタ内の全デバイスからの有効な測定結果レポートを集めたのち、ステップ733において、BS1は最良のターゲットセルまたは最良のターゲット基地局を選択することができ、このターゲットセルまたはターゲット基地局に、D2Dクラスのデバイス(例えば、UE1及びUE2)が所定の基準に従ってハンドオーバされる。
ターゲットセルまたはターゲット基地局を選択した後、BS1は、選択されたターゲット基地局(図示せず)にD2Dクラスタのデバイス(例えば、UE1及びUE2両方)に関するハンドオーバ(HO)要求を送信することができる。
最良のターゲットセルまたは最良のターゲット基地局へのジョイントハンドオーバに失敗すると、移動元基地局BS1は所定の基準に従って、その次に最良なターゲットセルまたはターゲット基地局を、D2Dクラスタのデバイスの有効な測定結果レポートに基づいて選択することができる。
ステップS740に戻って、BS1は、UE1のハンドオーバを延期する。
いくつかの実施形態では、UE1の通常のセルラーハンドオーバが延期されている間、このUE1が同一のターゲット基地局または望ましくは同一のターゲットセルへのハンドオーバを希望する場合、BS1はステップS741において、同一D2Dクラスタ内の他のUEから、測定結果レポートを受信することができる。そして、任意のステップS742において、UE1からの先行の測定結果レポートが失効していた場合、BS1はUE1に測定結果レポートの要求を含むメッセージを送信することができる。
D2Dクラスタが2台を超えるデバイスを含む、さらなる実施形態では、D2Dクラスタのジョイントハンドオーバは、D2Dクラスタ内の全デバイスの測定結果レポートに依存する場合がある。換言すると、ネットワークがD2Dクラスタ内の第1のデバイスのハンドオーバを延期することを決定する一方、このD2Dクラスタ内の他の全デバイスが同一のターゲット基地局、望ましくは同一のターゲットセルへのハンドオーバを希望する場合、さらなる遅延なくジョイントハンドオーバが開始されうる。そうでない場合、D2Dクラスタ内のデバイスの1つにおいて、D2Dハンドオーバ条件が満たされるまで、ジョイントハンドオーバは保留されるであろう。
一方、ステップS741の有無に関わらず、任意のステップS742において、BS1はUE1にメッセージを送信することができる。上記メッセージは、測定結果レポートの送信を制御するよう、UE1に指示する。
一実施形態では、上記メッセージはアクノリッジ・メッセージの場合がある。いくつかの実施形態では、測定結果レポートの送信をトリガさせるために、UE1が、D2Dハンドオーバ条件をその後に使用できるよう、メッセージがD2Dハンドオーバ条件を含む場合がある。追加的または代替的に、上記メッセージは測定結果レポートの送信を延期するための遅延時間を含むことができる。UE1がD2Dハンドオーバ条件及び遅延時間を認識している場合、より早く生じるイベントが測定結果レポートの送信をトリガさせうる。システム構成によっては、UE1は、定期的な測定及びレポートを再度開始する場合があり、または、上記トリガイベントに応答して測定及びレポートを一回実行するだけの場合もある。このように、UE1による不要なイベントによってトリガされるレポートを回避することができる。
さらに他の実施形態では、しばらくして、例えば、進行中の送信またはアップリンクの測定に関する、チャネル品質の指標またはいくつかの他の指標(例えば、サービス品質)によって、UE1の信号条件がD2Dハンドオーバ条件を満たすことを、BS1が認めた場合、UE1から受信した先行の測定結果レポートが失効していれば、BS1は、測定結果レポートを送信するためにこのメッセージを使用してUE1に情報提供することができる。この場合、上記メッセージは測定結果レポートの要求を含む。
その後、ステップS743において、BS1はUE1から有効な測定結果レポートを(もしあれば)受信することができる。そして、本方法はステップS720に戻る。ステップS720でBS1は、D2Dハンドオーバ条件に従い、有効な(いわゆる、新たに受信した)測定結果レポートに基づいてハンドオーバを開始するか、または、延期するかを決定する。代替的に、D2Dクラスタ内の他の全デバイスが同一のターゲット基地局またはセルにハンドオーバすることを希望することに応じて、測定結果レポートが受信された場合、BS1は、さらなる遅延なくターゲット基地局またはセルへD2Dクラスタのジョイントハンドオーバを開始することができる(図7に図示せず)。
いくつかのさらなる実施形態では、UE1のハンドオーバを延期することに先立ち、D2Dクラスタ内の全デバイスの有効な測定結果レポートに基づいて、同一のターゲット基地局またはセルが存在することをBS1が確認した場合、BS1はD2Dハンドオーバ条件に従う決定なしに、直ちにD2Dクラスタのジョイントハンドオーバを開始することができる。
図8は、本発明の実施形態によるD2Dクラスタの第1のデバイスにおける方法の例示的フローチャートを示す。
本方法はステップS810で開始し、ステップS820に続く。ステップS820で第1のデバイス(例えば、図4〜5に示すUE1)が、この第1のデバイスの信号条件がセルラーハンドオーバ条件を満たすかどうか判断する。セルラーハンドオーバ条件を満たさない場合、第1のデバイスは自身の信号条件の監視を続行する。セルラーハンドオーバ条件を満たす場合、本方法は任意であるステップS830に進む。
ステップS830で、第1のデバイスは自身の信号条件がD2Dハンドオーバ条件を満たすかどうか判断する。D2Dハンドオーバ条件を満たさない場合、第1のデバイスは自身の信号条件の監視を続行する。D2Dハンドオーバ条件を満たす場合、本方法はステップS840に進む。
ステップS840で、第1のデバイスは、自身の移動元基地局(例えば、図4〜5のBS1)に第1の測定結果レポートを送信する。上記第1の測定結果レポートは、第1のデバイスのハンドオーバが必要であることを示す。そして、上記第1の測定結果レポートによって、移動元基地局は、D2Dハンドオーバ条件に従って第1の測定結果レポートに基づいてハンドオーバを開始するか、または、延期するかを判断させられる。
移動元基地局がハンドオーバを延期することを決定する場合、任意のステップS850において、メッセージが移動元基地局から受信される場合がある。上記メッセージは、第1のデバイスによる測定結果レポートの送信を制御するよう、この第1のデバイスに指示する。
いくつかの実施形態では、上記メッセージはアクノリッジ・メッセージである。そして、このメッセージは、測定結果レポートの送信をトリガさせるために、UE1が、D2Dハンドオーバ条件をその後に使用できるよう、D2Dハンドオーバ条件を含むことができる。追加的または代替的に、上記メッセージは測定結果レポートの送信を延期するための遅延時間を含むことができる。
いくつかの他の実施形態では、上記メッセージは測定結果レポートの要求を含む場合がある。例えば、第1のデバイスの通常のセルラーハンドオーバが引き延ばされている間、同一のD2Dクラスタ内の別のUEが、第1のデバイスと同一のターゲット基地局へのハンドオーバを希望する場合、有効な測定結果レポートを取得するため、移動元基地局によって上記メッセージが送信される場合がある。別の例示として、しばらくして、進行中の送信またはアップリンクの測定に関する、チャネル品質の指標またはいくつかの他の指標(例えば、サービス品質)によって、UE1の信号条件がD2Dハンドオーバ条件を満たすことを、BS1が認めた場合、BS1は、第1のデバイスからの測定結果レポートを要求するために上記メッセージを使用することができる。
ステップS850で上記メッセージを受信すると、それに応じて第1のデバイスは自身による測定結果レポートの送信を制御することができる。移動元基地局がD2Dハンドオーバ条件に従って、有効な(いわゆる、新たに受信した)測定結果レポートに基づいてハンドオーバを開始するか延期するかを判断できるように、一旦、トリガイベントが生じると(例えば、D2Dハンドオーバ条件を満たす等)、遅延時間が満了するか、または、移動元基地局によって要求されて、第1のデバイスは移動元基地局に測定結果レポートを送信する(ステップS860)。
その後、ステップS870において、移動元基地局がハンドオーバを開始することを決定した場合、第1のデバイスは移動元基地局からハンドオーバ命令を受信することができる。
その後、第1のデバイスはハンドオーバを実行することができる。
図9は、本発明の実施形態によるD2Dクラスタの第1のデバイスにおける方法の別の例示的フローチャートを示す。図9の方法は、図6に図示されたUEの自律的シナリオにおいて実装されうる。
最初に数ステップ910〜930は、図8のステップ810〜830と同一であるため、それらの説明はここでは省略する。
ステップS940において、D2Dハンドオーバ条件を満たすことに応じて、第1のデバイスは自身と同じD2Dクラスタ内の他のUE(例えば、図6のUE2)に対して、セル測定命令を送信する。
ステップS950において、UE2からの測定結果レポートを受信したのち、ステップS960において、第1のデバイスであるUE1は、最良のターゲットセルまたは最良のターゲット基地局を選択することができ、このターゲットセルまたはターゲット基地局に、D2Dクラスタのデバイス(例えば、UE1及びUE2)が所定の基準に従ってハンドオーバされる。
ターゲットセルまたはターゲット基地局が選択されると、ステップS970において、第1のデバイスであるUE1がジョイントハンドオーバを開始することができる。特に、UE1は、移動元基地局BS1にD2Dクラスタのデバイス(例えば、UE1及びUE2両方)に関するハンドオーバ(HO)要求を送信する。ハンドオーバ要求は、選択されたターゲットセルまたは選択されたターゲット基地局(例えば、図6のBS3)へ、D2D2クラスタのハンドオーバを開始する。
図10は、本発明の実施形態によるD2Dクラスタの第2のデバイスにおける方法の例示的フローチャートを示す。D2Dクラスタにおいて、第1のデバイス(例えば、図4〜6のUE1)及び第2のデバイス(例えば、図4〜6のUE2)は、BS1に対して同時のセルラー接続を有し、BS1経由の進行中の最適化D2D経路を有している。そして、この最適化D2D経路により、遅延過敏D2Dアプリケーションが使用中である。
ステップS1010において、第2のデバイス(例えば、UE2)はセル測定命令を受信する。セル測定命令は、D2Dハンドオーバ条件を満たす第1のデバイスによってトリガされる。
一実施形態では、移動元基地局(例えば、図4〜5のBS1)がD2Dハンドオーバ条件に従って、第1のデバイスから受信した測定結果レポートに基づいて第1のデバイスのハンドオーバを開始することを決定した場合、第1のデバイスの移動元基地局によって測定命令が送信される。
他の実施形態では、第1のデバイスが自身の信号条件がD2Dハンドオーバ条件を満たしたと判断した場合、測定命令が第1のデバイスによって送信される。
そして、セル測定命令を受信すると、ステップS1020で第2のデバイスであるUE2が測定を実行する。
ステップS1030では、第2のデバイスがセル測定命令の送信元に測定結果レポートを送信する。そして、この測定結果レポートの受信側は、このレポートを使用して所定の基準に従って、ターゲットセルまたはターゲット基地局を選択する。ターゲットセルまたはターゲット基地局の選択に関する詳細な説明は、移動元基地局及び第1のデバイスに関する先の説明を参照してもよい。
最後に、第2のデバイスがジョイントハンドオーバ命令を受信し、それに応じてハンドオーバを実行することができる(図示せず)。
このように上記では、シングルモード接続(a single mode connectivity)のケースに関する例示的シグナリングを説明した。別の一ケースとして、マルチ接続(multi connectivity)があり得る(例えば、デュアルモード)。今後、UEは複数のセル及び/またはBSと接続される可能性がある。その場合、上記UEは低レイテンシD2Dを可能にするために先行基地局でのD2D制御を維持することができるが、このUEはセルラー通信領域内の別の基地局にハンドオーバされる。一方、QoSが双方に対して十分に満たされている限り、上記最適ケースは、同一セル内のセルラー接続及びD2D制御の両方を維持するであろう。
図11は、ユーザ機器の一例を説明している。この一例は、図1〜6に示したユーザ機器UE1及びUE2のうちの一台または複数台で実装される場合がある。ユーザ機器はアンテナ1120を備えてもよい。ユーザ機器は無線インタフェース1140を備えてもよい。無線インタフェース1140は、フィルタや(D/Aコンバータのような)変換器、シンボル・デマッパー(symbol demappaer)、逆高速フーリエ変換(IFFT)モジュール等の要素をさらに備えてもよく、ダウンリンクやアップリンクで搬送されるシンボル(OFDMAシンボル等)を処理する。いくつかの実施形態では、ユーザ機器は、IEEE 802.16, LTE, LTE-Advanced等に準拠するものであってもよい。ユーザ機器はさらにプロセッサ1130を備えてもよい。プロセッサ1130はユーザ機器を制御する。またプロセッサ1130は、メモリ1135に格納されるプログラムコードにアクセスしそれを実行する。
さらに、ユーザ機器はコントローラ1150を備えてもよい。例えば、コントローラ1150は、本明細書に記載のD2D関連の仕組みのうちの一つまたは複数を実行することができる。そして、この仕組みは、測定を開始すること、測定結果レポートの送信を開始すること、その他これに類することを含む。
図12は、基地局1200の例を描いたものである。基地局1200は図1〜5に示された基地局BS1において実装されてもよい。基地局はアンテナ1220を備えてもよい。このアンテナ1220は、ダウンリンク、アップリンク、D2Dリンクを通じた送受信を行うように構成されている。基地局はまた、アンテナ1220に組み合わされる無線インタフェース1240や、プロセッサ1230を有する。プロセッサ1230は基地局を制御する。またプロセッサ1230は、メモリ1235に格納されるプログラムコードにアクセスしそれを実行する。無線インタフェース1240は、フィルタや(D/Aコンバータのような)変換器、マッパー(mapper)、高速フーリエ変換(FFT)モジュール等の要素をさらに備えてもよく、1又は複数のダウンリンクを通じて送信するシンボルを生成し、例えばアップリンクを通じてシンボルを受信する。ある実装例において、基地局は、IEEE 802.16やLTE、LTE-Advanced等に準拠するものであってもよい。ダウンリンクやアップリンクの無線周波数(RF)信号はOFDMA信号であってもよい。基地局はD2Dモジュール1250を備えてもよい。D2Dモジュール1250は、基地局、eNB、及び/またはネットワークについて本明細書に記載されたD2Dの仕組みに関する事項を、送信、受信、及び/または制御することができる。
本発明の実施形態はまた、図3〜6と併せて説明される各ステップを実行するための手段を備える装置を提供している。したがって、これら装置における各ユニットの詳細な動作は、図3〜6を参照する本発明の方法の前述の説明を参照されたい。
本発明はまた、コンピュータプログラムコードが格納されたコンピュータ可読記憶媒体を提供する。このコンピュータプログラムは、その実行時、ある装置に本明細書で前述した方法で動作させるよう構成されている。さらに、本発明において提供されるコンピュータ可読記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品が提供される。
本発明の例示的実施形態は、方法、装置(換言すると、システム)のブロック図、フローチャートを参照して、上記で説明されている。ブロック図及びフローチャートの各ブロック、ブロック図及びフローチャート内のブロックの組み合わせのそれぞれは、コンピュータプログラム命令を含む様々な手段によって実装されうる。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、他のプログラム可能な処理装置にロードされて機械を構成する。すなわち、コンピュータまたはプログラム可能な処理装置で実行する命令は、フローチャートの(一つ以上の)ブロックにより特定される機能を実装するための手段を具現化する。
前述のコンピュータプログラム命令は、例えば、サブルーチン及び/または関数であってもよい。本発明の一実施形態におけるコンピュータプログラム製品は、少なくとも一つのコンピュータ可読記憶媒体を備え、前述のコンピュータプログラム命令は、このコンピュータ可読記憶媒体上に記憶される。上記コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、光学的なコンパクトディスク、または、RAM(random access memory)若しくはROM(read only memory)のような電子的なメモリデバイスでもよい。
本明細書には特定の実施詳細が多く含まれているが、これらは、あらゆる実装または請求項の記載の範囲を限定するものとして解釈されるべきでない。むしろ、特定の実装の特定の実施形態に特有な特徴の説明として解釈されるべきである。個々の実施形態のコンテキストにおいて、本明細書で説明されるいくつかの特徴もまた、単独の実施形態における組み合わせで実現されうる。反対に、単独の実施形態のコンテキストに記載されている様々な特徴は、複合的な実施形態で別々に実現され、または、あらゆる適切なサブコンビネーションで実現されうる。さらに、いくつかの組み合わせでの作用、さらに最初に請求項に記載されたものそれ自体での作用として、特徴が前述されている場合がある。しかし、請求項に記載されたものの組み合わせからの一つ又は複数の特徴は、場合によっては、その組み合わせから除外される可能性がある。そして、この請求項に記載されたものの組み合わせは、サブコンビネーションまたはサブコンビネーションのバリエーションを対象としうる。
前述の実施形態は本発明を限定するものではなく、本発明を説明するために提供されたものであることにも留意すべきである。また、変更及び変化は、当業者が容易に理解するよう、本発明の主旨及び範囲を逸脱することなく適用されることを理解されたい。上記のような変更や変化は、本発明及び添付の請求項の範囲内であると考えられる。本発明の保護範囲は、添付の請求項によって定義される。さらに、請求項における参照番号のいずれも、当該請求項を限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (51)

  1. デバイス間(D2D)クラスタの第1のデバイスから、前記第1のデバイスのハンドオーバが必要であることを示す第1の測定結果レポートを受信することと;
    D2Dハンドオーバ条件に従い、前記第1の測定結果レポートに基づいて前記ハンドオーバを開始するか、または、延期するかを判断することと;
    を含む、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、
    前記D2Dハンドオーバ条件を満たすと、前記第1の測定結果レポートが前記第1のデバイスによって送信される、方法。
  3. 請求項1及び請求項2のいずれかに記載の方法であって、
    前記ハンドオーバを開始することは、少なくとも1つの第2のデバイスの有効な測定結果レポートがない場合、前記D2Dクラスタの少なくとも1つの第2のデバイスからの、少なくとも1つの第2の測定結果レポートを要求することと;
    前記第1の測定結果レポートが失効している場合、前記第1のデバイスからの有効な第1の測定結果レポートを要求することと;
    所定の基準に従い、前記第1のデバイス及び前記少なくとも1つの第2のデバイスのジョイントハンドオーバのための、最良のターゲットセルまたはターゲット基地局を、少なくとも部分的に、前記有効な第1の測定結果レポート及び前記少なくとも1つの第2の測定結果レポートに基づいて選択することと;
    を含む、方法。
  4. 請求項3に記載の方法であって、
    前記最良のターゲットセルまたは前記最良のターゲット基地局へのジョイントハンドオーバに失敗すると、前記所定の基準に従って、その次に最良なターゲットセルまたはその次に最良なターゲット基地局を、前記有効な第1の測定結果レポート及び前記少なくとも1つの第2の測定結果レポートに基づいて選択すること
    を含む、方法。
  5. 請求項3及び請求項4のいずれかに記載の方法であって、
    前記所定の基準は、信号条件と;
    前記第1のデバイス及び前記少なくとも1つの第2のデバイスの、セルラーサービス及びD2Dサービス両方のサービス品質(QoS)要件と;
    前記第1のデバイス及び前記少なくとも1つの第2のデバイスの、セルラーサービス及びD2Dサービス両方のサービス優先度と;
    のうちの少なくとも1つに基づく、方法。
  6. 請求項1に記載の方法であって、
    前記ハンドオーバを延期することは、前記第1のデバイスにメッセージを送信すること、ここで、前記メッセージは、前記第1のデバイスに前記測定結果レポートの送信を制御するように指示する、前記送信すること
    を含む、方法。
  7. 請求項6に記載の方法であって、
    前記メッセージは、前記測定結果レポートの送信をトリガするための前記D2Dハンドオーバ条件と;
    前記測定結果レポートの送信を延期するための遅延時間と;
    測定結果レポートの要求と;
    のうちの一つまたは複数を含む、方法。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の方法であって、
    前記D2Dハンドオーバ条件は、信号強度の閾値、信号品質の閾値、並びにセルラーサービス及びD2Dサービス両方のサービス品質(QoS)要件のうちの少なくとも1つを含む、方法。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載の方法であって、
    ターゲット基地局またはターゲットセルが、前記D2Dクラスタ内の前記全てのデバイスのセルラーハンドオーバ条件を満たす場合、前記ターゲット基地局または前記ターゲットセルへの前記D2Dクラスタのジョイントハンドオーバを、前記判断に先立って開始することをさらに含む、方法。
  10. デバイス間(D2D)クラスタの第1のデバイスによって、前記第1のデバイスの移動元基地局に第1の測定結果レポートを送信すること、ここで、前記第1の測定結果レポートは、前記第1のデバイスのハンドオーバが必要であることを示し、前記移動元基地局に、D2Dハンドオーバ条件に従って、前記第1の測定結果レポートに基づいて前記ハンドオーバを開始するか、または、延期するかを判断させる、前記送信すること、
    を含む、方法。
  11. 請求項10に記載の方法であって、
    前記送信することは、前記D2Dハンドオーバ条件を満たすと、前記第1の測定結果レポートを送信することを含む、方法。
  12. 請求項10に記載の方法であって、
    前記移動元基地局からメッセージを受信すること、ここで、前記メッセージは、前記第1のデバイスに前記測定結果レポートの送信を制御するように指示する、前記受信することを含む、方法。
  13. 請求項12に記載の方法であって、
    前記メッセージは、前記測定結果レポートの送信をトリガするための前記D2Dハンドオーバ条件と;
    前記測定結果レポートの送信を延期するための遅延時間と;
    測定結果レポートの要求と;
    のうちの一つまたは複数を含む、方法。
  14. 請求項10から請求項13のいずれかに記載の方法であって、
    前記移動元基地局から、ターゲットセルまたはターゲット基地局にハンドオーバするハンドオーバ命令を受信すること、ここで、前記ターゲットセルまたは前記ターゲット基地局は、所定の基準に従って、少なくとも部分的に、前記第1の測定結果レポート及び前記D2Dクラスタの少なくとも1つの第2のデバイスから要求された測定結果レポートに基づいて、前記移動元基地局によって選択される、前記受信すること、
    をさらに含む、方法。
  15. 請求項14に記載の方法であって、
    前記所定の基準は、信号条件と;
    前記第1のデバイス及び前記少なくとも1つの第2のデバイスの、セルラーサービス及びD2Dサービス両方のサービス品質(QoS)要件と;
    前記第1のデバイス及び前記少なくとも1つの第2のデバイスの、セルラーサービス及びD2Dサービス両方のサービス優先度と;
    のうちの少なくとも一つに基づく、方法。
  16. セルラーハンドオーバ条件を満たすと、デバイス間(D2D)クラスタの第1のデバイスによって、D2Dハンドオーバ条件が満たされているか否かを判断することと;
    前記D2Dハンドオーバ条件が満たされていると判断される場合、前記第1のデバイスによって、前記D2Dクラスタの少なくとも1つの第2のデバイスにセル測定命令を送信することと;
    を含む方法。
  17. 請求項16に記載の方法であって、
    前記少なくとも1つの第2のデバイスから、少なくとも1つの第2の測定結果レポートを受信することと;
    所定の基準に従い、前記第1のデバイス及び前記少なくとも1つの第2のデバイスのジョイントハンドオーバのための、最良のターゲットセルまたはターゲット基地局を、少なくとも部分的には、前記少なくとも1つの第2の測定結果レポートに基づいて選択することと;
    をさらに含む方法。
  18. 請求項16に記載の方法であって、
    前記最良のターゲットセルまたは前記最良のターゲット基地局へのジョイントハンドオーバに失敗すると、前記所定の基準に従って、その次に最良なターゲットセルまたはその次に最良なターゲット基地局を、前記少なくとも1つの第2の測定結果レポートに基づいて選択することを含む、方法。
  19. 請求項17及び請求項18のいずれかに記載の方法であって、
    前記所定の基準は、信号条件と;
    前記第1のデバイス及び前記少なくとも1つの第2のデバイスの、セルラーサービス及びD2Dサービス両方のサービス品質(QoS)要件と;
    前記第1のデバイス及び前記少なくとも1つの第2のデバイスの、セルラーサービス及びD2Dサービス両方のサービス優先度と;
    のうちの少なくとも一つに基づく、方法。
  20. デバイス間(D2D)クラスタの第2のデバイスでセル測定命令を受信すること、ここで、前記セル測定命令はD2Dハンドオーバ条件を満たしているD2Dクラスタの第1のデバイスによってトリガされる、前記受信することと;
    前記セル測定命令に応答して測定結果レポートを送信することと;
    を含む、方法。
  21. 請求項20に記載の方法であって、
    ターゲットセルまたはターゲット基地局にハンドオーバするハンドオーバ命令を受信すること、ここで、前記ターゲットセルまたは前記ターゲット基地局は、所定の基準に従って、少なくとも部分的に、前記第2のデバイスの前記測定結果レポートに基づいて選択される、前記受信すること、
    をさらに含む、方法。
  22. 請求項19から請求項21のいずれかに記載の方法であって、
    前記セル測定命令は、前記第1のデバイスによって送信される、方法。
  23. 請求項19から請求項21のいずれかに記載の方法であって、
    前記セル測定命令は、基地局によって送信される、方法。
  24. 少なくとも一つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも一つのメモリとを備える装置であって、前記プログラムコードが、前記少なくとも一つのプロセッサに実行されると、前記装置に、少なくとも、
    デバイス間(D2D)クラスタの第1のデバイスから、前記第1のデバイスのハンドオーバが必要であることを示す第1の測定結果レポートを受信することと;
    D2Dハンドオーバ条件に従い、前記第1の測定結果レポートに基づいて前記ハンドオーバを開始するか、または、延期するかを判断することと;
    を遂行させるように構成される、装置。
  25. 請求項24に記載の装置であって、
    前記D2Dハンドオーバ条件を満たすと、前記第1の測定結果レポートが前記第1のデバイスによって送信される、装置。
  26. 請求項24及び請求項25のいずれかに記載の装置であって、
    前記ハンドオーバを開始することは、少なくとも1つの第2のデバイスの有効な測定結果レポートがない場合、前記D2Dクラスタの前記少なくとも1つの第2のデバイスからの、少なくとも1つの第2の測定結果レポートを要求することと;
    前記第1の測定結果レポートが失効していた場合、前記第1のデバイスからの有効な第1の測定結果レポートを要求することと;
    所定の基準に従い、前記第1のデバイス及び前記少なくとも1つの第2のデバイスのジョイントハンドオーバのための、最良のターゲットセルまたは最良のターゲット基地局を、少なくとも部分的に、前記有効な第1の測定結果レポート及び前記少なくとも1つの第2の測定結果レポートに基づいて選択することと;
    を含む装置。
  27. 請求項26に記載の装置であって、
    前記装置はさらに、前記最良のターゲットセルまたは前記最良のターゲット基地局へのジョイントハンドオーバに失敗すると、前記所定の基準に従って、その次に最良なターゲットセルまたはその次に最良なターゲット基地局を、前記有効な第1の測定結果レポート及び前記少なくとも1つの第2の測定結果レポートに基づいて選択することを遂行させられる、装置。
  28. 請求項26及び請求項27のいずれかに記載の装置であって、
    前記所定の基準は、信号条件と;
    前記第1のデバイス及び前記少なくとも1つの第2のデバイスの、セルラーサービス及びD2Dサービス両方のサービス品質(QoS)要件と;
    前記第1のデバイス及び前記少なくとも1つの第2のデバイスの、セルラーサービス及びD2Dサービス両方のサービス優先度と;
    のうちの少なくとも一つに基づく、装置。
  29. 請求項24に記載の装置であって、
    前記ハンドオーバを延期することは、前記第1のデバイスにメッセージを送信すること、ここで、前記メッセージは、前記第1のデバイスに前記測定結果レポートの送信を制御するように指示する、前記送信すること
    を含む、装置。
  30. 請求項29に記載の装置であって、
    前記メッセージは、前記測定結果レポートの送信をトリガするための前記D2Dハンドオーバ条件と;
    前記測定結果レポートの送信を延期するための遅延時間と;
    測定結果レポートの要求と;
    のうちの一つまたは複数を含む、装置。
  31. 請求項24から請求項30のいずれかに記載の装置であって、
    前記D2Dハンドオーバ条件は、信号強度の閾値、信号品質の閾値、並びにセルラーサービス及びD2Dサービス両方のサービス品質(QoS)要件のうちの少なくとも1つを含む、装置。
  32. 請求項24から請求項31のいずれかに記載の装置であって、
    ターゲット基地局またはターゲットセルが、前記D2Dクラスタ内の前記全てのデバイスのセルラーハンドオーバ条件を満たす場合、
    前記ターゲット基地局または前記ターゲットセルへの前記D2Dクラスタのジョイントハンドオーバを、前記判断に先立って開始することをさらに遂行させられる、装置。
  33. 少なくとも一つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも一つのメモリとを備える装置であって、前記プログラムコードが、前記少なくとも一つのプロセッサに実行されると、前記装置に、少なくとも、
    デバイス間(D2D)クラスタの第1のデバイスによって、前記第1のデバイスの移動元基地局に第1の測定結果レポートを送信すること、ここで、前記第1の測定結果レポートは、前記第1のデバイスのハンドオーバが必要であることを示し、前記移動元基地局に、D2Dハンドオーバ条件に従って、前記第1の測定結果レポートに基づいて前記ハンドオーバを開始するか、または、延期するかを判断させる、前記送信すること
    を遂行させるように構成される、装置。
  34. 請求項33に記載の装置であって、
    前記送信することは、前記D2Dハンドオーバ条件を満たすと、前記第1の測定結果レポートを送信することを含む、装置。
  35. 請求項33に記載の装置であって、
    前記装置はさらに、前記移動元基地局からメッセージを受信すること、ここで、前記メッセージは、前記第1のデバイスに前記測定結果レポートの送信を制御するように指示する、前記受信すること
    を遂行させられる、装置。
  36. 請求項35に記載の装置であって、
    前記メッセージは、前記測定結果レポートの送信をトリガするための前記D2Dハンドオーバ条件と;
    前記測定結果レポートの送信を延期するための遅延時間と;
    測定結果レポートの要求と;
    のうちの一つまたは複数を含む、装置。
  37. 請求項33から請求項36のいずれかに記載の装置であって、
    前記移動元基地局から、ターゲットセルまたはターゲット基地局にハンドオーバするハンドオーバ命令を受信すること、ここで、前記ターゲットセルまたは前記ターゲット基地局は、所定の基準に従って、少なくとも部分的に、前記第1の測定結果レポート及び前記D2Dクラスタの少なくとも1つの第2のデバイスから要求された測定結果レポートに基づいて、前記移動元基地局によって選択される、前記受信すること、
    をさらに遂行させられる、装置。
  38. 請求項37に記載の装置であって、
    前記所定の基準は、信号条件と;
    前記第1のデバイス及び前記少なくとも1つの第2のデバイスの、セルラーサービス及びD2Dサービス両方のサービス品質(QoS)要件と;
    前記第1のデバイス及び前記少なくとも1つの第2のデバイスの、セルラーサービス及びD2Dサービス両方のサービス優先度と;
    のうちの少なくとも一つに基づく装置。
  39. 少なくとも一つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも一つのメモリとを備える装置であって、前記プログラムコードが、前記少なくとも一つのプロセッサに実行されると、前記装置に、少なくとも、
    セルラーハンドオーバ条件を満たすと、デバイス間(D2D)クラスタの第1のデバイスによって、D2Dハンドオーバ条件が満たされているか否かを判断することと;
    前記D2Dハンドオーバ条件が満たされていると判断される場合、前記第1のデバイスによって、前記D2Dクラスタの少なくとも1つの第2のデバイスにセル測定命令を送信することと;
    を遂行させるように構成される、装置。
  40. 請求項39に記載の装置であって、
    前記装置はさらに、
    前記少なくとも1つの第2のデバイスから、少なくとも1つの第2の測定結果レポートを受信することと;
    所定の基準に従い、前記第1のデバイス及び前記少なくとも1つの第2のデバイスのジョイントハンドオーバのための、最良のターゲットセルまたは最良のターゲット基地局を、少なくとも部分的に、前記少なくとも1つの第2の測定結果レポートに基づいて選択することと;
    を遂行させられる、装置。
  41. 請求項39に記載の装置であって、
    前記装置はさらに、前記最良のターゲットセルまたは前記最良のターゲット基地局へのジョイントハンドオーバに失敗すると、前記所定の基準に従って、その次に最良なターゲットセルまたはその次に最良なターゲット基地局を、前記少なくとも1つの第2の測定結果レポートに基づいて選択すること、
    を遂行させられる、装置。
  42. 請求項40及び請求項41のいずれかに記載の装置であって、
    前記所定の基準は、信号条件と;
    前記第1のデバイス及び前記少なくとも1つの第2のデバイスの、セルラーサービス及びD2Dサービス両方のサービス品質(QoS)要件と;
    前記第1のデバイス及び前記少なくとも1つの第2のデバイスの、セルラーサービス及びD2Dサービス両方のサービス優先度と;
    のうちの少なくとも一つに基づく、装置。
  43. 少なくとも一つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも一つのメモリとを備える装置であって、前記プログラムコードが、前記少なくとも一つのプロセッサに実行されると、前記装置に、少なくとも、
    デバイス間(D2D)クラスタの第2のデバイスでセル測定命令を受信すること、ここで、前記セル測定命令はD2Dハンドオーバ条件を満たしている前記D2Dクラスタの第1のデバイスによってトリガされる、前記受信することと;
    前記セル測定命令に応答して測定結果レポートを送信することと;
    を遂行させるように構成される、装置。
  44. 請求項43に記載の装置であって、前記装置はさらに、
    ターゲットセルまたはターゲット基地局にハンドオーバするハンドオーバ命令を受信すること、ここで、前記ターゲットセルまたは前記ターゲット基地局は、所定の基準に従って、少なくとも部分的に、前記第2のデバイスの前記測定結果レポートに基づいて選択される、前記受信すること、
    を遂行させられる、装置。
  45. 請求項43及び請求項44のいずれかに記載の装置であって、
    前記セル測定命令は、前記第1のデバイスによって送信される、装置。
  46. 請求項43及び請求項44のいずれかに記載の装置であって、
    前記セル測定命令は、基地局によって送信される、装置。
  47. デバイス間(D2D)クラスタの第1のデバイスから、前記第1のデバイスのハンドオーバが必要であることを示す第1の測定結果レポートを受信する手段と;
    D2Dハンドオーバ条件に従い、前記第1の測定結果レポートに基づいて前記ハンドオーバを開始するか、または、延期するかを判断する手段と;
    を備える、装置。
  48. デバイス間(D2D)クラスタの第1のデバイスによって、前記第1のデバイスの移動元基地局に第1の測定結果レポートを送信する手段、ここで、前記第1の測定結果レポートは、前記第1のデバイスのハンドオーバが必要であることを示し、前記移動元基地局に、D2Dハンドオーバ条件に従って、前記第1の測定結果レポートに基づいて前記ハンドオーバを開始するか、または、延期するかを判断させる、前記送信する手段を備える、装置。
  49. セルラーハンドオーバ条件を満たすと、デバイス間(D2D)クラスタの第1のデバイスによって、D2Dハンドオーバ条件が満たされているか否かを判断する手段と;
    前記D2Dハンドオーバ条件が満たされていると判断される場合、前記第1のデバイスによって、前記D2Dクラスタの少なくとも1つの第2のデバイスにセル測定命令を送信する手段と;
    を備える装置。
  50. デバイス間(D2D)クラスタの第2のデバイスでセル測定命令を受信する手段、ここで、前記セル測定命令はD2Dハンドオーバ条件を満たしているD2Dクラスタの第1のデバイスによってトリガされる、前記受信する手段と;
    前記セル測定命令に応答して測定結果レポートを送信する手段と;
    を備える、装置。
  51. 装置の処理手段に実行されると、前記装置に、請求項1から請求項23のいずれかによる方法を遂行させるように構成されるコンピュータプログラムコードを備えるコンピュータプログラム。
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