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JP2016226126A - 端子の接続構造及びモータユニット - Google Patents

端子の接続構造及びモータユニット Download PDF

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JP2016226126A JP2015109169A JP2015109169A JP2016226126A JP 2016226126 A JP2016226126 A JP 2016226126A JP 2015109169 A JP2015109169 A JP 2015109169A JP 2015109169 A JP2015109169 A JP 2015109169A JP 2016226126 A JP2016226126 A JP 2016226126A
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山下 学
Manabu Yamashita
学 山下
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Abstract

【課題】モジュールの端子の接続の工程数を削減することができる端子の接続構造及びモータユニットを提供する。【解決手段】複数の半導体素子が集積されてなることによって複数の端子72,75を有するモジュール70は、各端子72,75によって配線部50及び制御基板60に電気的に接続される。そして、モジュール70の各端子72,75は、モジュール70と配線部50及び制御基板60との間に挟まれることによって配線部50及び制御基板60に電気的に接続される。【選択図】図3

Description

本発明は、端子の接続構造及びモータユニットに関する。
モータの制御には、モータへの電源供給を制御するモジュールと、モータへの電源供給路を形成する配線部、モジュールの動作を制御する制御基板が少なくとも備えられている。そして、これらモジュール、配線部、及び制御基板をモータとともにユニット化したモータユニットがある。こうしたモータユニットとして、例えば、特許文献1に記載のモータユニットがある。特許文献1では、モジュールに設けられる制御端子を、制御基板に形成される孔に挿通し、さらに半田等により制御基板に対して固定している。つまり、制御基板がモジュールの動作を制御可能なように、モジュール及び制御基板を電気的に接続している。また、モジュールに設けられる配線端子を、配線部に形成される孔に挿通し、さらに半田等により配線部に対して固定している。つまり、配線部がモジュールに対して電源供給可能なように、モジュール及び配線部を電気的に接続している。
特開2014−131463号公報
ところで、特許文献1に記載されるモータユニットでは、その組み付けの際、モジュールの制御端子や配線端子をいちいち半田等により固定しなければならず、組み付けの工程数の増加の原因となる。こうした組み付けの工程数は、モジュールの制御端子や配線端子の数が多くなるほど増加する。そして、モータユニットは、それ自体がそもそも多くの部品を有するものであり、モジュールの端子の接続にばかり工程数をかけるわけにもいかず、モジュールの端子の接続にかかる工程数を削減することが課題となっている。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、モジュールの端子の接続の工程数を削減することができる端子の接続構造及びモータユニットを提供することにある。
上記課題を解決する端子の接続構造は、電源からモータへの電源供給を制御するモジュールと、電源からモータへの電源供給路を形成する配線部又はモジュールの動作を制御する制御基板との電気的な接続を可能にする。上記端子の接続構造において、モジュールは、半導体素子が集積されてなることによって端子を有するものである。そして、モジュールの端子は、モジュールと配線部又は制御基板との間に挟まれることによって配線部又は制御基板に電気的に接続されるようにしている。
上記構成によれば、モジュールの端子は、モジュールと配線部又は制御基板との間に挟むといった工程のみで配線部又は制御基板に電気的に接続される。そのため、モジュールの端子を配線部又は制御基板に電気的に接続する場合、半田等により固定する工程を削減することができる。したがって、モジュールの端子の接続の工程数を削減することができる。またさらに、モジュールと配線部又は制御基板との間にモジュールの端子をいくつか(又は全部)一遍に挟み込むことができれば、さらなる工程の削減を実現できる。
また、上記端子の接続構造は、上記モジュール、上記配線部、及び上記制御基板と、モータ軸を有するモータと、モータ軸を内部に収容するとともに放熱を促す機能を有するヒートシンクとをユニット化して構成されるモータユニットにて具体化することもできる。上記モータユニットにおいて、モジュール、配線部、及び制御基板は、ヒートシンクに対してモータ軸の軸方向に積層配置される。そして、モジュールの端子は、モジュールにおけるモータ軸の径方向に延出された後に制御基板又は配線部側に折り曲げられることによってモジュールと配線部又は制御基板との間に挟まれるように構成される。
上記構成のように、モータユニットは、それ自体がそもそも多くの部品を有するものである。そのため、モータユニットの組み立てそれ自体が多くの工程数を有する。もっとも、上記構成のように、モジュール、配線部、及び制御基板を、ヒートシンクに対して積層配置(この場合、モータ軸の軸方向)する場合、この積層配置する工程のなかでモジュールの端子をモジュールと配線部又は制御基板との間に挟み込むことができる。一方、上記構成のように、モジュールの端子が、モジュール、配線部、及び制御基板が積層配置される方向に対して直交する方向に延出される場合、積層配置される方向に折り曲げ等する必要があることから、こうした折り曲げ工程が少なくとも必要になる。ただし、上記折り曲げ工程が必要であっても、半田等で固定する場合に比べれば工程に要求される精度も低く実際の工程の手数も少ないことは明らかである。したがって、モジュールの端子の接続の工程にかかる手間を軽減することができる。
また、上記モータユニットにおいて、積層配置は、配線部又は制御基板をヒートシンクとモジュールとの間に配置することであって、配線部又は制御基板とモジュールとは、モジュール側からヒートシンクに対して付加される締結力によって締結されることが好ましい。
上記構成によれば、ヒートシンクに対しては、モジュールを接触させるよりも配線部又は制御基板を接触させた方がモータユニットの組み付けがし易くなる。その理由は、配線部又は制御基板に対してモジュールモジュールの体格が小さく構成され易いということにある。つまり、上記構成では、積層配置する場合、積層配置する方向から見ると、モジュールが積層の上層に存在していても、それより下層に存在している配線部又は制御基板を容易に見て取れる。そのため、上記積層配置する工程では、モジュールと、配線部又は制御基板との全ての状態を見て確認しながらの作業が可能になる。したがって、モジュールの端子の接続の工程を容易に行うことができる。
これに対して、上記積層配置は、モジュールをヒートシンクと配線部又は制御基板との間に配置することであって、配線部又は制御基板とモジュールとは、配線部又は制御基板側からヒートシンクに対して付加される締結力によって締結されるようにすることもできる。
上記構成によれば、ヒートシンクに対してモジュールを最も近接させて配置させることができる。つまり、ヒートシンクに対しては、モジュールを接触させることができ、モジュールの放熱を好適に促進させることができる。これにより、モータユニットとしての利用時、モジュールの放熱効果を高めることができ、モータユニットの動作を好適に安定させることができる。
また、上記モータユニットにおいて、モジュールは、積層配置され、ヒートシンク側に放熱面を有することが好ましい。
上記構成によれば、ヒートシンクに対してモジュールを接触させるか否かに関係なく、放熱面を有しない場合よりもモジュールの放熱を促進させることができる。しかも、上述の構成のように、ヒートシンクに対してモジュールを接触させない場合であっても、モジュールの放熱を促進させることができる。したがって、モータユニットの動作の安定化を図ることができる。
本発明によれば、モジュールの端子の接続の工程数を削減することができる。
第1実施形態のモータユニットの概略を示す断面図。 図1のII−II線断面図。 図2のIII−III線断面図。 モータユニットについてそのモジュールを示す正面図。 (a)〜(c)はモジュールについてその折り曲げ工程を示す図4のV- V線断面図。 第2実施形態のモータユニットの構成を示す断面図。
(第1実施形態)
以下、モータユニットの第1実施形態を説明する。
図1に示すように、モータユニットは、モータ軸11を有するモータ12と、モータ12の回転動作を制御するモータコントローラ13とをユニット化したものである。後述するが、モータコントローラ13の主要構成要素は、配線部50と、制御基板60と、モジュール70とによって構成される。なお、本実施形態のモータユニットは、例えば、車両における電動パワーステアリング装置に搭載される。電動パワーステアリング装置は、車両の運転者がステアリングホイールを操作するときの操舵トルクに応じたアシストトルクが生じる(運転者のステアリング操作を補助する)ようにモータユニットを制御する。
モータユニットは、モータ12及びモータコントローラ13を収容する円筒状のモータハウジング14を備える。モータハウジング14は、一方に開口する開口部20aを有する円筒状のステータハウジング20と、一方に開口する開口部21aを有する円筒状のカバー21とから構成される。ステータハウジング20及びカバー21は、モータ軸11の軸方向において、各開口部20a,21aの開口方向が対向して設けられる。つまり、各開口部20a,21aは、互いの開口部を塞ぎ合う。なお、ステータハウジング20及びカバー21は、開口部20aの周縁に形成される図示しない複数の係合部と、開口部21aの周縁に形成される図示しない複数の係合爪との係合によって組み付けられる。以下の説明において、「軸方向」はモータ軸11の軸長方向を意味し、「径方向」は「軸方向」に直交する方向(モータ軸11を含む面に垂直な方向)を意味し、「周方向」は「軸方向」を中心に回転する方向を意味する。
ステータハウジング20には、ステータ30やロータ33等から構成されるモータ12が収容される。ステータハウジング20の内周には、複数のティースが形成された円筒状のステータ30が固定される。ステータ30の各ティースには、インシュレータを介してモータコイル31がそれぞれ巻装される。モータコイル31の接続端部となる引き出し線32aは、対応する各相(U相、V相、W相の3相)のモータ側バスバー32にそれぞれ接続される。
ステータ30の内周側にはモータ軸11が配置され、モータ軸11には円筒状のロータ33が外嵌される。つまり、ロータ33は、モータ軸11と一体回転する。ロータ33の外周には、長方形板状に形成された複数の永久磁石34が固定される。永久磁石34は、ロータ33の周方向に異なる極性(N極、S極)が交互に並んで配置される。
なお、上述した、ステータ30、モータコイル31、モータ側バスバー32、ロータ33、及び永久磁石34は、モータ12の構成要素となる。
モータ軸11の長さは、その出力側がステータハウジング20のカバー21に対して反対側の外部まで延出する長さに設定される。また、モータ軸11の長さは、そのカバー21側(出力側に対して反対側)がステータハウジング20からカバー21の内部まで延出するように設定される。モータ軸11の出力側とは、モータ12の回転トルクを外部に伝達(出力)する側のことである。モータ軸11の出力側は、ステータハウジング20に固定される軸受35によって回転自在に支持される。これに対して、モータ軸11のカバー21側は、後述するヒートシンク40に固定される軸受36によって回転自在に支持される。
モータ軸11について、カバー21の内部まで延出する側の軸端部11aには、レゾルバ80が設けられる。つまり、レゾルバ80は、モータ軸11、すなわちロータ33の同軸上に配置される。レゾルバ80は、モータ12、すなわちロータ33の回転角を演算するために用いる情報を検出する。
モータ12では、上記レゾルバ80における検出結果を用いて演算される回転角に応じた三相の駆動電力が各モータコイル31に供給されることにより回転磁界が発生される。そして、ロータ33は、モータ12において発生される回転磁界と各永久磁石34との関係に基づき回転する。
カバー21には、配線部50や制御基板60やモジュール70やレゾルバ80等から構成されるモータコントローラ13が収容される。なお、カバー21の開口部21aの反対側には、外部電源や外部制御部との接続をなすコネクタ21bが形成される。
以下、モータコントローラ13の構成について詳しく説明する。
図1に示すように、モータコントローラ13は、モータユニットを構成する各種部品の放熱を促す機能を有するヒートシンク40を備える。ヒートシンク40は、円板状の土台部41を有する。土台部41の直径は、開口部20aの直径よりも若干大きくなるように設定される。そして、土台部41は、ステータハウジング20の開口部20aに嵌め込まれている(圧入されている)。
土台部41の内径側には、直方体状の設置部42が軸方向に沿って延設される。設置部42は、土台部41を境界としてモータ12に対して反対側に配置される。設置部42の軸方向の外面には、モータコントローラ13を構成する各種部品を設置可能な設置ベース43が形成される。なお、土台部41には、ステータハウジング20とカバー21との内部を軸方向に連通させる連通口41aが形成される。また、設置部42もヒートシンク40を構成する。
ヒートシンク40には、その軸方向に沿って貫通孔44が形成される。貫通孔44は、土台部41のモータ12側から土台部41に対して平行な平面状に形成される設置ベース43に至る。なお、設置ベース43には、貫通孔44が連通する開口凹部45が凹設される。そして、貫通孔44には、モータ軸11が挿通される。この場合、モータ軸11は、その軸端部11aが開口凹部45に至るに止まり、設置ベース43からは突出しない。なお、貫通孔44には、その途中に上記軸受36が固定される。軸受36は、貫通孔44の開口凹部45からモータ12側に向かう途中に配置される。
開口凹部45には、レゾルバステータ81、レゾルバコイル82、出力端子83、及びレゾルバロータ84等から構成されるレゾルバ80が収容される。開口凹部45の内周には、複数のティースが形成された円筒状のレゾルバステータ81が固定される。レゾルバステータ81の各ティースには、インシュレータを介してレゾルバコイル82がそれぞれ巻装される。レゾルバコイル82には、モータ12の回転角を演算するために用いる情報を出力する出力端子83が接続される。
レゾルバステータ81の内周側にはモータ軸11の軸端部11aが配置され、軸端部11aには円筒状のレゾルバロータ84が外嵌される。つまり、レゾルバロータ84は、モータ軸11と一体回転する。レゾルバロータ84の外周は、レゾルバステータ81とのギャップ(隙間)がモータ軸11(ロータ33)の回転動作(回転角度)に応じて変化する形状に形成される。
なお、レゾルバコイル82は、上記外部電源等によって励磁電圧が印加される励磁コイルと、該励磁電圧に応じた励磁電流に基づいて電圧が誘起される出力コイルとからなる。出力コイルでは、モータ軸11が回転すると誘起される電圧が変化する。そして、レゾルバ80は、出力コイルに誘起される電圧に基づく電圧信号を出力端子83から出力する。この電圧信号は、モータ12の回転角に応じた情報となる。
ヒートシンク40の貫通孔44の径方向外側には、設置ベース43からモータ12側に向かって延びる収容穴46が形成される。収容穴46は、配線部50に対向する一部分にのみ形成される。収容穴46には、配線部50に実装される後述のコイルやコンデンサ等の電子部品51が収容される。
また、図1〜図3に示すように、設置ベース43には、配線部50、制御基板60、及びモジュール70が軸方向に積層配置される。なお、本実施形態の配線部50及び制御基板60は、互いに連結されることによって一の配線制御基板を構成する。配線制御基板において、配線部50及び制御基板60は、略同一の領域を有する。本実施形態では、設置ベース43において、配線部50及び制御基板60、モジュール70の順にモータ12側から軸方向に積層配置される。つまり、本実施形態の積層配置は、配線部50及び制御基板60をヒートシンク40とモジュール70との間に配置することである。
図2及び図3に示すように、配線部50及び制御基板60には、これらの境界に跨って2個の貫通孔91が形成される。また、モジュール70には、その短手方向の長さを半分にする長手方向に沿った線上に2個の貫通孔92が形成される。なお、モジュール70は、その短手方向の長さを半分にする長手方向に沿った線上が、配線部50及び制御基板60の境界に一致するように積層配置される。つまり、配線部50及び制御基板60の各貫通孔91とモジュール70の各貫通孔92とは、軸方向で一致するように配置される。
モジュール70は、各貫通孔91,92に対して各ねじ101が挿通されることによって配線部50及び制御基板60ともどもヒートシンク40に対して固定される。なお、各ねじ101は、ヒートシンク40の設置ベース43に穿設される2つのねじ孔43aに挿通される。つまり、配線部50及び制御基板60とモジュール70とは、互いに近接するように各ねじ101によって締結される。この場合、ヒートシンク40には、各ねじ101の各ねじ孔43aへの締め付けによって配線部50及び制御基板60とモジュール70とを締結するための締結力が付加される。なお、各ねじ孔43aは、各貫通孔91,92に対して軸方向で一致するように配置される。
以下、配線部50、制御基板60、及びモジュール70について、詳しく説明する。
図1及び図2に示すように、配線部50は、長辺及び短辺を有する長方形状(矩形状)に形成される。配線部50は、モータ12等への電源供給の電源供給路を形成するものである。配線部50のモータ12側には、コイル、電解コンデンサ等の電子部品51が実装される。コイルは、外部電源から供給される駆動電力のうち余分な周波数域の電力をカットしてノイズを低減する。また、電解コンデンサは、コイルや、外部電源から供給される駆動電力を平滑化してノイズを低減する。電子部品51は、ヒートシンク40の収容穴46に対向して配置される。
配線部50には、外部電源が接続される電源端子部52が形成される。電源端子部52には、コネクタ21bから延出される電源バスバー21cが接続される。配線部50のモジュール70側には、銅板等によってプリント配線50aが形成される。プリント配線50aは、電源端子部52に接続される。また、プリント配線50aには、電子部品51がそれぞれ接続される。
図1及び図2に示すように、制御基板60は、長辺及び短辺を有する長方形状(矩形状)に形成される。制御基板60は、モジュール70の動作を制御する制御基板である。制御基板60には、マイクロプロセッサやROM等の電子部品61が実装される。制御基板60において、電子部品61は、モジュール70の動作を制御する制御回路を構築する。
制御基板60には、外部制御部が接続される信号端子部62が形成される。信号端子部62には、コネクタ21bから延出される信号線21dが接続される。制御基板60のモジュール70側には、銅板等によってプリント配線60aが形成される。プリント配線60aは、信号端子部62に接続される。また、プリント配線60aは、配線部50のプリント配線50aに接続される。つまり、制御基板60及び配線部50の間には、それぞれのプリント配線60a,50aを通じて電源供給路が形成される。また、プリント配線60aは、レゾルバ80の出力端子83に接続される。つまり、制御基板60及びレゾルバ80の間には、出力端子83、プリント配線60aを通じてロータ33の回転角を示す信号等を授受する信号経路が形成される。また、プリント配線60aには、電子部品61がそれぞれ接続される。
図1及び図2に示すように、モジュール70は、長辺及び短辺を有する長方形状(矩形状)に形成される。モジュール70の体格(表面積)は、配線部50及び制御基板60のそれぞれよりも小さく設定される。つまり、モジュール70の体格は、配線部50及び制御基板60によって構成される一の配線制御基板よりも小さい。モジュール70には、半導体素子としてFET等の複数のスイッチング素子が集積されたインバータ回路等からなる駆動回路70aがモールドされる。モジュール70において、駆動回路70aは、外部電源に基づいてモータ12への電源供給(例えば、3相(U相、V相、W相)の駆動電力の供給)を制御するものである。モジュール70の配線部50及び制御基板60側には、銅板等の放熱用板71がモールドされる。放熱用板71は、その配線部50及び制御基板60側が露出するようにモジュール70にモールドされる。つまり、放熱用板71は、モジュール70から軸方向のヒートシンク40側に突出する。そして、放熱用板71のヒートシンク40側には、モジュール70の放熱を促進する放熱面71aが形成される。なお、放熱面71aは、その表面に塗布されるグリスを介して配線部50及び制御基板60に面当てされる。
モジュール70の長手方向の配線部50側には、2つの配線端子72が径方向(積層配置される方向に対して直交する方向)に延出される。各配線端子72は、配線部50のプリント配線50aにそれぞれ接続される。つまり、モジュール70には、配線部50のプリント配線50a、各配線端子72を通じて電源供給路(駆動電力の供給路)が形成される。
また、モジュール70の長手方向の配線部50側には、各配線端子72の他、3つの配線端子73が径方向(積層配置される方向に対して直交する方向)に延出される。各配線端子73は、3本のモジュールバスバー74を介して対応する各相(U相、V相、W相の3相)のモータ側バスバー32にそれぞれ接続される。なお、各モジュールバスバー74は、プリント配線50aへの接触を避けるようにして配線部50のモジュール70側に配置される。各モジュールバスバー74は、土台部41に形成される連通口41aを通ってステータハウジング20の内部へと進出する。そして、各モジュールバスバー74は、ステータハウジング20の内部において、モータ側バスバー32にそれぞれ接続される。つまり、モータ12には、各配線端子73、各モジュールバスバー74、モータ側バスバー32を通じて電源供給路(駆動電力の供給路)が形成される。
また、モジュール70の長手方向の制御基板60側には、22本の制御端子75が径方向(積層配置される方向に対して直交する方向)に延出される。各制御端子75は、制御基板60のプリント配線60aにそれぞれ接続される。つまり、モジュール70及び制御基板60の間には、制御基板60のプリント配線60a、各制御端子75を通じてインバータ回路のスイッチング素子の動作(切り替え)が指示される制御信号やインバータ回路で監視する電流値を示す信号等を授受する信号経路が形成される。
図3の特に拡大図に示すように、モジュール70の各端子72,73,75は、長手方向から径方向に延出した後、モジュール70の配線部50及び制御基板60に対向する面側に折り曲げられている。そして、各端子72,73,75は、モジュール70の配線部50及び制御基板60に対向する面と、配線部50及び制御基板60のモジュール70に対向する面との間に挟まるようにそれぞれ配置される。つまり、各端子72,73,75は、配線部50及び制御基板60とモジュール70との締結によって、配線部50及び制御基板60に対して押し付けられて当接する。
この場合、各配線端子72は、配線部50のプリント配線50a(電源供給路)にそれぞれ当接する。つまり、モジュール70は、配線部50に対して電気的に接続される。また、各配線端子73は、各モジュールバスバー74にそれぞれ当接する。つまり、モジュール70は、モータ12に対して電気的に接続される。また、各制御端子75は、制御基板60のプリント配線60a(信号経路)にそれぞれ当接する。つまり、モジュール70は、制御基板60に対して電気的に接続される。なお、放熱用板71は、そのモジュール70からの露出部がモジュール70と配線部50及び制御基板60との間に挟まれる。
ここで、モジュール70の構成について、さらに詳しく説明する。
図4及び図5(a)は、ヒートシンク40(モータユニット)に設置前のモジュール70を示している。これに対して、図5(b),(c)は、ヒートシンク40(モータユニット)に設置する場合のモジュール70を示している。つまり、モジュール70は、ヒートシンク40の設置前、設置後で外観上の構成(構造)が変わる。なお、図5(a)〜(c)では、断面線の位置によってモジュール70の配線部50側に配線端子72のみを現す。
具体的に、図4及び図5(a)に示すように、モジュール70の各端子72,73,75は、ヒートシンク40の設置前、折り曲げられずモジュール70の径方向にほぼ真っ直ぐに延出される。
これに対して、図5(b),(c)に示すように、モジュール70は、ヒートシンク40に設置される場合、以下に示す折り曲げ工程を経ることによって各端子72,73,75が折り曲げられる。具体的に、折り曲げ工程では、まず各端子72,73,75を放熱用板71側にモジュール70の外郭に沿ってほぼ直角に折り曲げる(図5(b))。次の工程では、各端子72,73,75をそれぞれの先端が対向するように折り曲げる。この場合、各端子72,73,75は、モジュール70の外郭に沿ってさらに直角に折り曲げられる(図5(c))。これにより、各端子72,73,75の放熱用板71側には、配線部50及び制御基板60に当接する当接面72a,73a,75aがそれぞれ形成される。
上述の折り曲げ工程を経ることによって、各端子72,73,75が放熱用板71側に折り曲げられたモジュール70は、以下の積層配置の工程を経てヒートシンク40に取り付けられる。
ヒートシンク40の設置ベース43には、まず配線部50及び制御基板60が位置決めされた状態で積層配置される。この場合、設置ベース43に形成される各ねじ孔43aに対して、配線部50及び制御基板60の各貫通孔91が軸方向に一致するように位置決めされる。また、配線部50及び制御基板60は、配線部50に実装される電子部品51が設置ベース43に形成される収容穴46に収容されるように位置決めされる。また、配線部50及び制御基板60は、それぞれに形成される各プリント配線50a,60aがモジュール70側に向くように位置決めされる。
次に、配線部50及び制御基板60には、モジュール70が位置決めされた状態で積層配置される。この場合、配線部50及び制御基板60に形成される各貫通孔91に対して、モジュール70の各貫通孔92が軸方向に一致するように位置決めされる。また、モジュール70は、各配線端子72,73の各当接面72a,73aが配線部50側に向くように位置決めされる。また、モジュール70は、各制御端子75の各当接面75aが制御基板60側に向くように位置決めされる。その後、モジュール70は、位置決めされた状態で各ねじ101によって配線部50及び制御基板60に締結されるとともに、配線部50及び制御基板60ともども設置ベース43に固定される。つまり、モジュール70の各端子72,73,75は、モジュール70と配線部50及び制御基板60との間に全部一遍に挟み込まれる。
そして、各ねじ101は、ヒートシンク40の各ねじ孔43aに対して締め付けられる。この場合、モジュール70の各端子72,73,75は、配線部50及び制御基板60に対して押し付けられる。つまり、各配線端子72の各当接面72aは、配線部50のプリント配線50aに対して押し付けられ、配線部50及びモジュール70を電気的に接続する端子の接続構造をなす。また、各配線端子73の各当接面73aは、各モジュールバスバー74に対して押し付けられ、モータ12及びモジュール70を電気的に接続する端子の接続構造をなす。また、各制御端子75の各当接面75aは、制御基板60のプリント配線60aに対して押し付けられ、制御基板60及びモジュール70を電気的に接続する端子の接続構造をなす。
なお、放熱用板71のヒートシンク40側に突出する長さは、各端子72,73,75の厚みよりも小さく設定されている。つまり、図3の特に拡大図に示すように、モジュール70の放熱用板71の放熱面71aは、各端子72,73,75の各当接面72a,73a,75aよりも内方(図5(c)中、上側)に引っ込んで配置される。この場合、放熱面71aと配線部50及び制御基板60との間に形成されうる隙間は、上述のごとくグリスによって埋められる。
以上に説明した本実施形態のモータユニットによれば、以下の(1)〜(5)に示す作用及び効果を奏する。
(1)モジュール70の各配線端子72及び各制御端子75は、モジュール70と配線部50及び制御基板60との間に挟むといった工程のみで配線部50及び制御基板60に電気的に接続される。そのため、各配線端子72及び各制御端子75を配線部50及び制御基板60に電気的に接続する場合、半田等により固定する工程を削減することができる。したがって、モジュール70の各端子72,75の接続の工程数を削減することができる。またさらに、モジュール70と配線部50及び制御基板60との間にモジュール70の各端子72,75を全部一遍に挟み込むこととしている。そのため、さらなる工程の削減を実現している。
(2)本実施形態において、各配線端子73の各当接面73aは、各モジュールバスバー74に対して押し付けられ、モータ12及びモジュール70を電気的に接続する端子の接続構造をなす。これにより、モジュール70の各配線端子73を各モジュールバスバー74(モータ12)に電気的に接続する場合、半田等により固定する工程を削減することができる。
(3)本実施形態のようにモータユニットは、それ自体がそもそも多くの部品を有するものである。そのため、モータユニットの組み立てそれ自体が多くの工程数を有する。もっとも、上記構成のように、配線部50、制御基板60、及びモジュール70を、ヒートシンク40に対して積層配置(この場合、モータ軸11の軸方向)する場合、この積層配置する工程のなかでモジュール70の各端子72,73,75をモジュール70と配線部50及び制御基板60との間に挟み込むことができる。
一方、本実施形態のように、モジュール70の各端子72,73,75が、配線部50、制御基板60、及びモジュール70の径方向に延出される場合、積層配置される方向に折り曲げ等する必要があることから、こうした折り曲げ工程が少なくとも必要になる。ただし、上記折り曲げ工程が必要であっても、半田等で固定する場合に比べれば工程に要求される精度も低く実際の工程の手数も少ないことは明らかである。したがって、モジュール70の各端子72,73,75の接続の工程にかかる手間を軽減することができる。
(4)本実施形態のモータユニットにおいて、積層配置は、配線部50及び制御基板60をヒートシンク40とモジュール70との間に配置することとした。つまり、配線部50、制御基板60、及びモジュール70は、モジュール70側からヒートシンク40に対して各ねじ101で締め付けられることによって締結される。
これにより、ヒートシンク40に対しては、モジュール70を接触させるよりも配線部50及び制御基板60を接触させた方がモータユニットの組み付けがし易くなる。その理由は、配線部50及び制御基板60によって構成される一の配線制御基板に対してモジュール70の体格が小さく構成されていることにある。
例えば、図2に示すように、積層配置する場合、軸方向のモジュール70を積層する方向(図中、紙面表側)から見ると、モジュール70が積層の上層に存在していても、それより下層に存在している配線部50及び制御基板60を容易に見て取れる。そのため、上記積層配置する工程では、モジュール70と、配線部50及び制御基板60の全ての状態を見て確認しながらの作業が可能になる。したがって、モジュール70の各端子72,73,75の接続の工程を容易に行うことができる。
(5)上記本実施形態のモータユニットにおいて、モジュール70は、積層配置されるなかでヒートシンク40側に放熱面71aを有することとした。これにより、ヒートシンク40に対してモジュール70を接触させるか否かに関係なく、放熱面71aを有しない場合よりもモジュール70の放熱を促進させることができる。しかも、本実施形態のように、ヒートシンク40に対してモジュール70を接触させない場合であっても、モジュール70の放熱を促進させることができる。したがって、モータユニットの動作の安定化を図ることができる。
(第2実施形態)
次に、モータユニットの第2実施形態について説明する。なお、既に説明した実施形態と同一構成及び同一制御内容などは、同一の符号を付すなどして、その重複する説明を省略する。本実施形態において、第1実施形態と異なる主な点は、配線部50、制御基板60、及びモジュール70の積層配置の順番である。
図6に示すように、本実施形態では、設置ベース43において、モジュール70、配線部50及び制御基板60の順にモータ12側から軸方向に積層配置される。つまり、本実施形態の積層配置は、モジュール70をヒートシンク40と配線部50及び制御基板60との間に配置することである。なお、本実施形態では、ヒートシンク40の設置ベース43に収容穴46を不要にすることができる。
そして、本実施形態では、図5(b),(c)に対してモジュール70の各端子72,73,75を折り曲げる方向を軸方向に逆向きにしている。具体的に、折り曲げ工程では、まず各端子72,73,75を放熱用板71とは逆側にモジュール70の外郭に沿ってほぼ直角に折り曲げる。次の工程では、各端子72,73,75をそれぞれの先端が対向するように折り曲げる。この場合、各端子72,73,75は、モジュール70の外郭に沿ってさらに直角に折り曲げられる。これにより、各端子72,73,75の放熱用板71の逆側には、配線部50及び制御基板60に当接する当接面72a,73a,75aがそれぞれ形成される。
上述の折り曲げ工程を経ることによって、各端子72,73,75が放熱用板71の逆側に折り曲げられたモジュール70は、以下の積層配置の工程を経てヒートシンク40に取り付けられる。
ヒートシンク40の設置ベース43には、まずモジュール70が位置決めされた状態で積層配置される。この場合、設置ベース43に形成される各ねじ孔43aに対して、モジュール70の各貫通孔92が軸方向に一致するように位置決めされる。また、モジュール70は、各配線端子72,73の各当接面72a,73aが配線部50側に向くように位置決めされる。また、モジュール70は、各制御端子75の各当接面75aが制御基板60側に向くように位置決めされる。
次に、モジュール70には、配線部50及び制御基板60が位置決めされた状態で積層配置される。この場合、モジュール70に形成される各貫通孔92に対して、配線部50及び制御基板60の各貫通孔91が軸方向に一致するように位置決めされる。また、配線部50及び制御基板60は、配線部50に実装される電子部品51がモジュール70に対して反対側に向くように位置決めされる。また、配線部50及び制御基板60は、それぞれに形成されるプリント配線50a,60aがモジュール70側に向くように位置決めされる。その後、配線部50及び制御基板60は、位置決めされた状態で各ねじ101によってモジュール70に締結されるとともに、モジュール70ともども設置ベース43に固定される。つまり、モジュール70の各端子72,73,75は、モジュール70と配線部50及び制御基板60との間に全部一遍に挟み込まれる。
他、上記第1実施形態同様、モジュール70の各端子72,73,75は、配線部50及び制御基板60に対して押し付けられ、それぞれ配線部50のプリント配線50a及び制御基板60のプリント配線60aに当接する。
以上に説明したモータユニットによれば、第1実施形態の(1)〜(3),(5)に準た作用及び効果に加え、以下の(6),(7)に示す作用及び効果を奏する。
(6)本実施形態のモータユニットにおいて、積層配置は、モジュール70をヒートシンク40と配線部50及び制御基板60との間に配置することとした。つまり、配線部50、制御基板60、及びモジュール70は、配線部50及び制御基板60側からヒートシンク40に対して各ねじ101で締め付けられることによって締結される。
そのため、ヒートシンク40に対してモジュール70を最も近接させて配置させることができる。つまり、ヒートシンク40に対しては、モジュールを接触させることができるので、モジュール70の放熱を好適に促進させることができる。これにより、モータユニットとしての利用時、モジュール70の放熱効果を高めることができ、モータユニットの動作を好適に安定させることができる。
(7)本実施形態では、モジュール70の放熱用板71が露出する側には、各端子72,73,75が存在しない。つまり、モジュール70の放熱用板71の放熱面71aは、設置ベース43、すなわちヒートシンク40に面当て状態で接触することができる。この場合、モジュール70は、上記第1実施形態で必要であったグリスを不要にしても上記第1実施形態同様、又はそれ以上の放熱効果を得ることができる。
なお、上記各実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・配線部50及び制御基板60は、別々の基板として構成してもよい。例えば、モジュール70を軸方向の両側から配線部50及び制御基板60のそれぞれで挟む積層配置としてもよい。この場合、モジュール70において、各配線端子72,73は配線部50側に折り曲げられるとともに、各制御端子75は制御基板60側に折り曲げられていればよい。つまり、モジュール70では、各端子72,73,75がそれぞれ同一側でなく異なる側に折り曲げられていてもよく、端子を基板等で挟み込んで電気的に接続可能に構成されていればよい。その他、配線部50及びモジュール70、制御基板60及びモジュール70の少なくともいずれかの組み合わせにおいて、端子を基板等で挟み込んで電気的に接続可能に構成されていればよい。
・モジュール70の体格は、一の配線制御基板よりも大きくてもよいし、配線部50又は制御基板60個々のいずれよりも大きくてもよい。特に、モジュール70の体格が一の配線制御基板よりも大きい場合、上記第1実施形態の効果(4)は、上記第2実施形態の効果となる。
・モジュール70の各配線端子73と各モジュールバスバー74との接続は、半田等で固定するようにしていてもよい。つまり、各配線端子73は、折り曲げないでモジュール70から径方向にほぼ真っ直ぐに延出するようにしてもよい。この場合であっても、上記各実施形態において上記(1)等の効果を奏する。
・モジュール70の各端子72,73,75は、製造段階から折り曲げられた端子をモールド成形するようにしてもよい。また、各端子72,73,75は、製造段階からモジュール70の軸方向に延出していてもよい。つまり、各端子72,73,75は、ヒートシンク40の設置前、モジュール70から径方向に延出していなくてもよい。この場合、上記折り曲げ工程を削減することができる。
・放熱用板71は、モジュール70と別体で構成してもよい。また、モジュール70は、ヒートシンク40の放熱作用が十分であれば放熱面71aを有していなくてもよい。
・上記各実施形態のモジュール70の各端子72,73,75の接続構造は、モータユニットに限らず、発電機や家庭用の電子機器等に適用することもできる。
・上記各実施形態のモジュール70の各端子72,73,75の接続構造は、モータユニットに用いる場合、ヒートシンクの構成(形状)、配線部、制御基板、モジュールの配置の仕方、さらにはモータ12の回転角の検出の仕方等を適宜変更したものに適用することもできる。
例えば、ヒートシンク40の軸方向に形成される設置ベースに対して、配線部50、制御基板60、及びモジュール70をモータ軸11の径方向に積層配置することもできる。また、ヒートシンク40の設置部42は、円柱状であってもよいし、モータ軸11の径方向の断面が、例えば、三角形や五角形等の多角形であってもよい。また、ヒートシンク40は、ステータハウジング20(モータハウジング14)に対してねじ等で固定されていてもよい。また、モータ12の回転角の検出には、磁石やホールIC等の磁気センサを用いるようにしてもよい。また、モータユニットでは、配線部、制御基板、モジュールを配置可能な構成を有していれば、ヒートシンク40に替えて、例えば、送風機(ファン)による空冷等の冷却構造を用いてもよい。
11…モータ軸、12…モータ、40…ヒートシンク、42…設置部、43…設置ベース、50…配線部、50a…プリント配線、53…コイル部品、53a…第1コモンモードコイル、53b…第2コモンモードコイル、60…制御基板、60a…プリント配線、70…モジュール、71…放熱用板、71a…放熱面、72,73,75…端子、72a,73a,75a…当接面。

Claims (5)

  1. 電源からモータへの電源供給を制御するモジュールと、前記電源から前記モータへの電源供給路を形成する配線部又は前記モジュールの動作を制御する制御基板とを電気的に接続する端子の接続構造において、
    前記モジュールは、半導体素子が集積されてなることによって端子を有するものであり、
    前記モジュールの前記端子は、前記モジュールと前記配線部又は前記制御基板との間に挟まれることによって前記配線部又は前記制御基板に電気的に接続される接続構造をなす
    ことを特徴とする端子の接続構造。
  2. 請求項1に記載の端子の接続構造によって接続される前記モジュール、前記配線部、及び前記制御基板と、
    モータ軸を有するモータと、
    前記モータ軸を内部に収容するとともに放熱を促す機能を有するヒートシンクと、を備え、
    前記モジュール、前記配線部、及び前記制御基板は、前記ヒートシンクに対して前記モータ軸の軸方向に積層配置され、
    前記モジュールの前記端子は、前記モジュールにおける前記モータ軸の径方向に延出された後に前記配線部又は前記制御基板側に折り曲げられることによって前記モジュールと前記配線部又は前記制御基板との間に挟まれるように構成され、
    前記モジュールと、前記配線部と、前記制御基板と、前記モータと、前記ヒートシンクとをユニット化してなるモータユニット。
  3. 前記積層配置は、前記配線部又は前記制御基板を前記ヒートシンクと前記モジュールとの間に配置することであって、
    前記配線部又は前記制御基板と前記モジュールとは、前記モジュール側から前記ヒートシンクに対して付加される締結力によって締結される請求項2に記載のモータユニット。
  4. 前記積層配置は、前記モジュールを前記ヒートシンクと前記配線部又は前記制御基板との間に配置することであって、
    前記配線部又は制御基板と前記モジュールとは、前記配線部又は前記制御基板側から前記ヒートシンクに対して付加される締結力によって締結される請求項2に記載のモータユニット。
  5. 前記モジュールは、前記積層配置され、前記ヒートシンク側に放熱面を有する請求項2〜請求項4のうちいずれか一項に記載のモータユニット。
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