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JP2016220396A - 分散電源システム、および、分散電源システムの制御方法 - Google Patents

分散電源システム、および、分散電源システムの制御方法 Download PDF

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JP2016220396A JP2015102906A JP2015102906A JP2016220396A JP 2016220396 A JP2016220396 A JP 2016220396A JP 2015102906 A JP2015102906 A JP 2015102906A JP 2015102906 A JP2015102906 A JP 2015102906A JP 2016220396 A JP2016220396 A JP 2016220396A
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正樹 田米
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Abstract

【課題】ディーゼル発電機等のエンジン発電機で発電された電力の損失を抑制しつつ、エンジン発電機の発電効率を高く維持することができる分散電源システムを提供する。【解決手段】分散電源システム100は、自然エネルギーを利用して電力を発電する自然エネルギー発電装置111と、電源回路112と、蓄電池113と、インバータ114とを備える自然エネルギー電源装置110であって、インバータ114で変換された電力を負荷200が接続された電力線に出力する自然エネルギー電源装置110と、内燃機関を利用して電力を発電し、内燃機関を利用して発電された電力を電力線に出力するエンジン発電機120と、制限範囲内にエンジン発電機120の出力量が維持されるように、自然エネルギー電源装置110の出力量、および、エンジン発電機120の出力量を制御するコントローラ130とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、負荷へ電力を供給する分散電源システム等に関する。
従来、発電設備と負荷との間に二次電池を接続して発電電力と負荷需要電力との過不足を二次電池の充電放電で補填することにより発電設備を定格出力運転させて高い燃料効率を得る電源システムが提案されている(特許文献1参照)。
また、電力貯蔵部の充放電を制御することで、発電機用ガバナが追従できる範囲内に電力変動を抑えることが提案されている(特許文献2参照)。
また、太陽電池からの余剰電力、および、ディーゼル発電機からの余剰電力を充電し、それらの充電電力を必要に応じて放電することが提案されている(特許文献3参照)。
特開2007−82311号公報 特開2007−228737号公報 特開平3−74147号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術において、高い燃料効率で発電が行われても、二次電池を介して負荷に電力を供給する際に、AC−DC変換、充電、放電、および、DC−AC変換などによって、電力に損失が生じる。
また、特許文献2に記載の技術では、発電機用ガバナが追従できる範囲内に電力変動が抑えられるが、発電機が低い発電効率で電力を発電する可能性がある。
また、特許文献3に記載の技術では、ディーゼル発電機の発電量が一定の範囲内に維持されず、発電効率が低下する可能性がある。
そこで、本発明は、ディーゼル発電機等のエンジン発電機で発電された電力の損失を抑制しつつ、エンジン発電機の発電効率を高く維持することができる分散電源システム等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る分散電源システムは、負荷に電力を供給する分散電源システムであって、自然エネルギーを利用して電力を発電する自然エネルギー発電装置と、前記自然エネルギー発電装置で発電された電力から所定の電圧の電力を生成する電源回路と、前記電源回路から得られる電力が充電され、充電された電力が放電される蓄電池と、前記電源回路および前記蓄電池から得られる電力を交流の電力に変換するインバータとを備える自然エネルギー電源装置であって、前記インバータで変換された電力を前記負荷が接続された電力線に出力する自然エネルギー電源装置と、内燃機関を利用して電力を発電し、前記内燃機関を利用して発電された電力を前記電力線に出力するエンジン発電機と、前記エンジン発電機の発電効率を所定の発電効率よりも高くするための範囲として予め定められた制限範囲内に前記エンジン発電機の出力量が維持されるように、前記自然エネルギー電源装置の出力量、および、前記エンジン発電機の出力量を制御するコントローラとを備える。
また、本発明の一態様に係る分散電源システムの制御方法は、負荷に電力を供給する分散電源システムの制御方法であって、前記分散電源システムは、自然エネルギーを利用して電力を発電する自然エネルギー発電装置と、前記自然エネルギー発電装置で発電された電力から所定の電圧の電力を生成する電源回路と、前記電源回路から得られる電力が充電され、充電された電力が放電される蓄電池と、前記電源回路および前記蓄電池から得られる電力を交流の電力に変換するインバータとを備える自然エネルギー電源装置であって、前記インバータで変換された電力を前記負荷が接続された電力線に出力する自然エネルギー電源装置と、内燃機関を利用して電力を発電し、前記内燃機関を利用して発電された電力を前記電力線に出力するエンジン発電機とを備え、前記分散電源システムの制御方法は、前記エンジン発電機の発電効率を所定の発電効率よりも高くするための範囲として予め定められた制限範囲内に前記エンジン発電機の出力量が維持されるように、前記自然エネルギー電源装置の出力量、および、前記エンジン発電機の出力量を制御する制御ステップを含む。
本発明の一態様に係る分散電源システム等は、ディーゼル発電機等のエンジン発電機で発電された電力の損失を抑制しつつ、エンジン発電機の発電効率を高く維持することができる。
実施の形態における分散電源システムの構成を示すブロック図 実施の形態におけるエンジン発電機の出力量を示すグラフ図 実施の形態におけるエンジン発電機の発電効率を示すグラフ図 実施の形態における自然エネルギー電源装置およびエンジン発電機の出力量の時間変化を示すグラフ図 実施の形態におけるエンジン発電機の出力量の時間変化を示すグラフ図 実施の形態における電力需要量および電力供給量の時間変化を示すグラフ図 実施の形態における自然エネルギー電源装置の動作を示すフローチャート 実施の形態におけるエンジン発電機の動作を示すフローチャート 実施の形態におけるコントローラの動作を示すフローチャート 参考例における分散電源システムの構成を示すブロック図 参考例における自然エネルギー電源装置およびエンジン発電機の出力量の時間変化を示すグラフ図 実施の形態の変形例1におけるコントローラの動作を示すフローチャート 実施の形態の変形例1における自然エネルギー電源装置およびエンジン発電機の出力量の時間変化を示すグラフ図 実施の形態の変形例1におけるエンジン発電機の出力量の時間変化を示すグラフ図 実施の形態の変形例1における残容量の時間変化を示すグラフ図 実施の形態の変形例2における発電量の時間変化を示すグラフ図 実施の形態の変形例3における自然エネルギー電源装置およびエンジン発電機の出力量の時間変化を示すグラフ図 実施の形態の変形例3における電力需要量および電力供給量の時間変化を示すグラフ図
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示す。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、動作の順序等は、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素は、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態における分散電源システムを示すブロック図である。図1に示された分散電源システム100は、自然エネルギー電源装置110、エンジン発電機120、および、コントローラ130を備え、負荷200に電力を供給する。
自然エネルギー電源装置110は、自然エネルギー発電装置111、電源回路112、蓄電池113、および、インバータ114を備える。また、自然エネルギー電源装置110は、負荷200が接続された電力線に電力を出力する。
自然エネルギー発電装置111は、太陽光、風力または地熱等の自然エネルギーを利用して電力を発電する。例えば、自然エネルギー発電装置111は、太陽光を利用して電力を発電する太陽電池でもよいし、太陽電池を含む太陽光発電装置でもよい。自然エネルギー発電装置111の発電量は、自然エネルギーの状態によって変動する。したがって、自然エネルギー発電装置111の発電量の変動は大きい。本実施の形態において、自然エネルギー発電装置111は、直流電力を生成し、生成された直流電力を出力する。
電源回路112は、所定の電圧の電力を生成する電源回路であり、具体的には、所定の電圧の直流電力を生成する直流電源回路である。例えば、電源回路112は、直流電力を所定の電圧の直流電力に変換することにより、所定の電圧の直流電力を生成するDC−DCコンバータでもよい。また、電源回路112は、過電流を抑制して、過電流が抑制された、所定の電圧の直流電力を生成する充電器でもよい。
本実施の形態では、電源回路112は、自然エネルギー発電装置111で発電された直流電力(例えば、24Vの直流電力)から、所定の電圧の直流電力(例えば、12Vの直流電力)を生成する。
所定の電圧は、必ずしも一定の電圧でなくてもよい。所定の電圧は、例えば、11Vから13Vまでの範囲内に含まれる電圧等のように、所定の電圧範囲内に含まれる電圧でもよい。
蓄電池113は、電力を充放電するための二次電池である。蓄電池113には、電源回路112で生成された電力が充電される。また、蓄電池113において充電された電力が、蓄電池113から放電される。蓄電池113は、発電量の変動が大きい自然エネルギー発電装置111で発電された電力を蓄積し、需要に従って安定的に電力を供給するための役割を有する。
インバータ114は、電力を交流の電力に変換する。本実施の形態において、インバータ114は、電源回路112および蓄電池113から得られる電力(直流の電力)を交流の電力に変換して、負荷200が接続された電力線に交流電力を出力する。
例えば、電源回路112で生成された電力がインバータ114で変換されるべき電力よりも大きい場合、電源回路112で生成された電力のうち、インバータ114で変換されるべき電力がインバータ114に入力され、残りの電力は蓄電池113に充電される。電源回路112で生成された電力がインバータ114で変換されるべき電力よりも小さい場合、不足分に相当する電力が蓄電池113から放電され、電源回路112で生成された電力と、蓄電池113から放電された電力とがインバータ114に入力される。
電源回路112で生成された電力がインバータ114で変換されるべき電力に等しい場合、電源回路112で生成された電力がインバータ114に入力される。インバータ114に入力された電力は、交流の電力に変換されて出力される。
また、インバータ114は、双方向インバータでもよい。この場合、インバータ114は、負荷200が接続された電力線から得られる電力(交流の電力)を直流の電力に変換する。
例えば、負荷200が接続された電力線にはエンジン発電機120が接続され、インバータ114は、エンジン発電機120から電力線を介して得られる電力を直流の電力に変換する。そして、インバータ114は、直流の電力を蓄電池113に充電する。これにより、負荷200の需要電力に対するエンジン発電機120の余剰電力が蓄電池113に充電される。
また、インバータ114は、電圧を生成し、生成された電圧の電力を出力する電圧源として動作してもよい。すなわち、インバータ114は、電圧形インバータとして動作してもよい。これにより、インバータ114は、他の電力系統などに依存せず、自立運転を行うことができる。
さらに、インバータ114は、同期発電機の出力特性を模擬して電力を出力することにより、仮想同期発電機として動作してもよい。具体的には、インバータ114は、インバータ114の出力量に基づいて、仮想同期発電機における回転子の位相を算出し、算出された位相を交流電圧の位相として用いて、交流電力を出力する。
より具体的には、インバータ114は、インバータ114によって実際に出力されている電力の出力量と、インバータ114が出力すべき電力の出力量との差を仮想同期発電機における回転子の角速度の変化量を示す値として用いて、回転子の角速度を算出する。そして、インバータ114は、回転子の角速度を積分して、回転子の角位相を算出する。そして、インバータ114は、算出された角位相を交流電力の電圧の位相として用いる。
これにより、インバータ114は、同期発電機のように動作することができる。そして、インバータ114とエンジン発電機120との並列運転において、インバータ114は、エンジン発電機120と同期し、安定的に電力を出力することができる。
また、インバータ114は、ドループ制御に従って、電力を出力してもよい。すなわち、インバータ114は、出力量の増加と、周波数または電圧(周波数および電圧のうち少なくとも一方)の低下との対応関係に従って、交流電力を出力してもよい。具体的には、インバータ114は、所定の対応関係に出力量と周波数または電圧とを適合させてもよい。より具体的には、インバータ114は、所定の対応関係に出力量と周波数または電圧とを一致させてもよい。
例えば、エンジン発電機120は、エンジン発電機120が出力する交流電力の出力量の増加に伴って、エンジン発電機120が出力する交流電力の周波数または電圧が低下する出力特性を有する場合がある。この場合、インバータ114は、エンジン発電機120が接続された電力線から、エンジン発電機120が出力する交流電力の周波数または電圧を検出してもよい。そして、インバータ114は、検出された周波数または電圧に対応付けられた出力量に相当する電力を出力してもよい。
これにより、エンジン発電機120の出力量の増加に伴って、インバータ114の出力量が増加する。したがって、インバータ114とエンジン発電機120とが、負荷200の電力需要量に対して、協調して電力を出力することができる。
また、例えば、エンジン発電機120は、エンジン発電機120が出力する交流電力の周波数または電圧の低下に伴って、エンジン発電機120が出力する交流電力の出力量が増加する出力特性を有する場合がある。この場合、インバータ114は、インバータ114が出力する交流電力の出力量の増加に伴って、インバータ114が出力する交流電力の周波数または電圧を低下させてもよい。
これにより、インバータ114の出力量の増加に伴って、エンジン発電機120の出力量が増加する。したがって、インバータ114とエンジン発電機120とが、負荷200の電力需要量に対して、協調して電力を出力することができる。
すなわち、インバータ114は、ドループ制御によって、所定の対応関係に基づいて出力量と電圧または周波数とを調整し、エンジン発電機120と協調して電力を出力することができる。なお、上記では、出力量の増加と、周波数または電圧の低下とが対応付けられているが、出力量の増加と、周波数または電圧の上昇とが対応付けられていてもよい。
エンジン発電機120は、内燃機関(図示せず)を利用して電力を発電する。例えば、エンジン発電機120は、ディーゼルエンジン発電機、ガスエンジン発電機、または、ガスタービンエンジン発電機等である。エンジン発電機120は、負荷200が接続された電力線に電力を出力する。
コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力量、および、エンジン発電機120の出力量を制御する。すなわち、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力量、および、エンジン発電機120の出力量を調整する。そして、コントローラ130は、負荷200の電力需要量に、自然エネルギー電源装置110の出力量とエンジン発電機120の出力量との合計である総出力量を適合させる。
例えば、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110およびエンジン発電機120に対して、電力指令値を送信することにより、自然エネルギー電源装置110の出力量、および、エンジン発電機120の出力量を制御する。
具体的には、コントローラ130は、通信線を介して、自然エネルギー電源装置110に対して、自然エネルギー電源装置110の出力量を示す出力指令値を送信する。自然エネルギー電源装置110は、出力指令値を受信し、出力指令値に示される出力量に従って電力を出力する。これにより、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力量を制御する。
同様に、コントローラ130は、通信線を介して、エンジン発電機120に対して、エンジン発電機120の出力量を示す出力指令値を送信する。エンジン発電機120は、出力指令値を受信し、出力指令値に示される出力量に従って電力を出力する。これにより、コントローラ130は、エンジン発電機120の出力量を制御する。
コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110に含まれるインバータ114に対して、出力指令値を送信してもよい。そして、インバータ114が、出力指令値を受信し、出力指令値に示される出力量に従って電力を出力してもよい。これにより、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力量を制御することができる。
また、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力量、および、エンジン発電機120の出力量のうち一方を制御することにより、他方を制御してもよい。
例えば、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110に出力指令値を送信することにより、自然エネルギー電源装置110の出力量を制御する。そして、エンジン発電機120は、自然エネルギー電源装置110の出力量(電力供給量)と負荷200の電力需要量との差に対応する電力を出力する。具体的には、エンジン発電機120は、負荷200の電力需要量に対して、自然エネルギー電源装置110の電力供給量で充当されなかった不足分の電力を出力する。
上記の動作に基づいて、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力量を制御することにより、エンジン発電機120の出力量を制御することができる。
さらに、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力許容範囲内に、自然エネルギー電源装置110の出力量を維持する。例えば、自然エネルギー電源装置110の出力許容範囲は、蓄電池113およびインバータ114の能力に基づいて定められる。また、コントローラ130は、エンジン発電機120において高い発電効率が得られる範囲として予め定められた制限範囲内にエンジン発電機120の出力量を維持する。これにより、エンジン発電機120において、発電効率が高い状態が維持される。
コントローラ130は、例えば、専用または汎用の情報処理回路でもよい。また、コントローラ130は、プロセッサでもよいし、プロセッサを備えるコンピュータでもよい。
負荷200は、電力を消費する1以上の電気機器である。負荷200は、自然エネルギー電源装置110およびエンジン発電機120が接続される電力線に接続される。そして、負荷200には、自然エネルギー電源装置110およびエンジン発電機120から出力された電力が供給される。なお、負荷200の電力需要量に関して、基本的に、エンジン発電機120の出力量に対する制限範囲の下限よりも大きい電力需要量が想定されている。
図2は、図1に示されたエンジン発電機120の出力量を示すグラフ図である。エンジン発電機120に対して、最大出力量および最小出力量が定格として予め定められている。例えば、最大出力量は、出力許容範囲における最大出力量であり、最小出力量は、出力許容範囲における最小出力量である。本実施の形態において、最大出力量は10kWであり、最小出力量は0kWである。エンジン発電機120の最大出力量および最小出力量は、この例に限られず、別の値でもよい。
図2に示された制限範囲は、コントローラ130がエンジン発電機120の出力量を維持する範囲である。例えば、制限範囲の上限は、最大出力量よりも低く、制限範囲の下限は、最小出力量よりも高い。
具体的には、制限範囲は、エンジン発電機120の発電効率を所定の発電効率よりも高くするための範囲として予め定められた範囲である。言い換えれば、エンジン発電機120において所定の発電効率よりも高い発電効率が得られると想定される範囲である。所定の発電効率は、例えば、エンジン発電機120の発電効率の平均でもよい。また、所定の発電効率は、具体的な数値として定められていなくてもよく、例えば、最大出力量の60%における発電効率でもよい。
さらに、制限範囲は、最大出力量に基づいて発電効率が高いと推定される範囲でもよい。具体的には、最大出力量の60%から80%までの範囲において、所定の発電効率(例えば、最大出力量における発電効率)よりもエンジン発電機120の発電効率が高いと想定される場合、制限範囲は、最大出力量の60%から80%までの範囲でもよい。また、制限範囲は、最大の発電効率が得られる出力量の前後10%等のように、最大の発電効率が得られる出力量の近傍として定められる範囲でもよい。
本実施の形態において、制限範囲の上限は8kWであり、制限範囲の下限は6kWである。制限範囲の上限および下限は、この例に限られず、別の値でもよい。
図3は、図1に示されたエンジン発電機120の発電効率を示すグラフ図である。本実施の形態において、エンジン発電機120の出力量が0kWから増大するにつれて、エンジン発電機120の発電効率が上昇する。そして、7kWの出力量において、最大の発電効率が得られる。その後、出力量が増大するにつれて、発電効率が下降する。10kWの最大出力量における発電効率は約30%である。
本実施の形態では、制限範囲に含まれる6kWから8kWまでの出力量において、40%以上の発電効率が得られる。このように、エンジン発電機120において高い発電効率が得られるように、制限範囲が定められる。
図4は、図1に示された自然エネルギー電源装置110およびエンジン発電機120の出力量の時間変化を示すグラフ図である。図4には、自然エネルギー電源装置110の出力量に、エンジン発電機120の出力量が積み上げられている。すなわち、図4には、自然エネルギー電源装置110の出力量と、エンジン発電機120の出力量との総出力量が示されている。負荷200には、この総出力量に相当する電力が供給される。
コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力量と、エンジン発電機120の出力量との総出力量が、負荷200の電力需要量に適合するように、自然エネルギー電源装置110の出力量と、エンジン発電機120の出力量とを制御する。また、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力許容範囲内に、自然エネルギー電源装置110の出力量を維持し、エンジン発電機120において高い発電効率が得られる所定の制限範囲内にエンジン発電機120の出力量を維持する。
本実施の形態において、自然エネルギー電源装置110の出力許容範囲の上限は2kWであり、自然エネルギー電源装置110の出力許容範囲の下限は0kWである。したがって、コントローラ130は、0kWから2kWまでの範囲内に自然エネルギー電源装置110の出力量を維持する。自然エネルギー電源装置110の出力許容範囲の上限および下限は、この例に限られず、別の値でもよい。
また、インバータ114が双方向インバータである場合、負の出力量が、自然エネルギー電源装置110の出力量として用いられてもよい。負の出力量は、インバータ114が交流電力から直流電力に変換する電力の量に相当し、インバータ114が蓄電池113に充電する電力の量に相当する。したがって、インバータ114が双方向インバータである場合、自然エネルギー電源装置110の出力許容範囲の下限は、負の出力量でもよい。
図5は、図1に示されたエンジン発電機120の出力量の時間変化を示すグラフ図である。図5に示されたエンジン発電機120の出力量は、図4に示されたエンジン発電機120の出力量に相当する。図5のように、エンジン発電機120の出力量は、所定の制限範囲内に維持される。
すなわち、コントローラ130は、6kWから8kWまでの制限範囲内にエンジン発電機120の出力量を維持する。
図6は、図1に示された負荷200の電力需要量、図1に示された自然エネルギー電源装置110の電力供給量、および、図1に示されたエンジン発電機120の電力供給量の時間変化を示すグラフ図である。図6に示された自然エネルギー電源装置110の電力供給量は、図4に示された自然エネルギー電源装置110の出力量に相当する。図6に示されたエンジン発電機120の電力供給量は、図4に示されたエンジン発電機120の出力量に相当する。
また、図6に示された負荷200の電力需要量は、自然エネルギー電源装置110の電力供給量とエンジン発電機120の電力供給量との合計に相当する。すなわち、負荷200の電力需要量は、自然エネルギー電源装置110の出力量とエンジン発電機120の出力量との総出力量に相当する。
図6のように、コントローラ130は、エンジン発電機120の出力量(電力供給量)を所定の制限範囲内に維持する。また、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力量(電力供給量)を自然エネルギー電源装置110の出力許容範囲内に維持する。そして、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力量とエンジン発電機120の出力量との総出力量を負荷200の電力需要量に適合させる。
例えば、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力量を0kWから2kWまでの範囲内に維持し、エンジン発電機120の出力量を6kWから8kWまでの範囲内に維持する。そして、コントローラ130は、エンジン発電機120の出力量と自然エネルギー電源装置110の出力量との総出力量を6kWから10kWまでの範囲で負荷200の電力需要量に適合させる。
コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力許容範囲、および、エンジン発電機120の制限範囲に従って、負荷200の電力需要量に対する総出力量を自然エネルギー電源装置110およびエンジン発電機120に配分する。例えば、本実施の形態の例において、負荷200の電力需要量がL(kW)で表現され、自然エネルギー電源装置110の出力量がR(kW)で表現され、エンジン発電機120の出力量がE(kW)で表現される場合、RおよびEは、以下の式1で導出される。
<式1>
R=(L−6)/2
E=(L−6)/2+6
(ただし、6≦L≦10)
さらに、自然エネルギー電源装置110の出力許容範囲の下限がRa、上限がRb、エンジン発電機120の制限範囲の下限がEa、上限がEbで表現される場合、式1は、以下の式2のように表現される。
<式2>
R=(L−Ra−Ea)×(Rb−Ra)/(Rb−Ra+Eb−Ea)+Ra
E=(L−Ra−Ea)×(Eb−Ea)/(Rb−Ra+Eb−Ea)+Ea
(ただし、Ra+Ea≦L≦Rb+Eb)
コントローラ130は、上記の式に基づいて、負荷200の電力需要量に対する総出力量を自然エネルギー電源装置110およびエンジン発電機120に配分する。
これにより、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力許容範囲内に維持し、かつ、エンジン発電機120の出力量を制限範囲内に維持しつつ、それらの総出力量を負荷200の電力需要量に適合させることができる。したがって、コントローラ130は、エンジン発電機120の発電効率を高い状態に維持することができる。
また、負荷200の電力需要量の変動に対して、自然エネルギー電源装置110の出力量の変動、および、エンジン発電機120の出力量の変動を抑制することができる。したがって、コントローラ130は、蓄電池113等の劣化を抑制することができる。
上記の配分方法は、一例であり、他の配分方法が適用されてもよい。例えば、負荷200の電力需要量がエンジン発電機120の制限範囲を超えた場合のみ、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110に超過分の電力を出力させてもよい。これにより、蓄電池113の使用頻度が減少し、蓄電池113の劣化が抑制される。
また、コントローラ130は、エンジン発電機120の出力量を一定に維持し、負荷200の電力需要量の変動に、自然エネルギー電源装置110の出力量を追従させてもよい。そして、負荷200の電力需要量が自然エネルギー電源装置110の出力許容範囲を超えて変動した場合のみ、コントローラ130は、エンジン発電機120の出力量を変動させてもよい。これにより、コントローラ130は、負荷200の電力需要量の変動が小さい場合、エンジン発電機120の発電効率をより高い状態に維持することができる。
本実施の形態では、負荷200の電力需要量が、自然エネルギー電源装置110の出力許容範囲と、エンジン発電機120の制限範囲との両方でカバーされる範囲内であると想定されている。負荷200の電力需要量が、この想定範囲内である場合において、エンジン発電機120の発電効率が高い状態に維持され、エンジン発電機120で発電された電力の損失が抑制される。
負荷200の電力需要量が、上記の想定範囲内でない場合、コントローラ130は、エンジン発電機120の出力量を制限範囲内に維持しなくてもよい。つまり、この場合、コントローラ130は、制限範囲内に限らず、エンジン発電機120の出力許容範囲内の出力量に相当する電力をエンジン発電機120に出力させてもよい。
これにより、コントローラ130は、負荷200の電力需要量の大きな変動に対して、電力供給量を大きく変動させることができる。
次に、図1に示された分散電源システム100に含まれる自然エネルギー電源装置110、エンジン発電機120およびコントローラ130の動作を図7〜図9を用いて説明する。
図7は、図1に示された自然エネルギー電源装置110の動作を示すフローチャートである。
まず、自然エネルギー発電装置111が自然エネルギーを利用して電力を発電する(S111)。次に、電源回路112は、自然エネルギー発電装置111で発電された電力から所定の電圧の電力を生成する(S112)。
次に、電源回路112で生成された電力が蓄電池113に充電され、充電された電力が蓄電池113から放電される(S113)。インバータ114は、蓄電池113から放電された電力を交流の電力に変換する(S114)。電源回路112で生成された電力は、蓄電池113に充電されずに、インバータ114によって交流の電力へ変換されてもよい。そして、インバータ114は、変換された電力を負荷200が接続された電力線に出力する(S115)。
図8は、図1に示されたエンジン発電機120の動作を示すフローチャートである。まず、エンジン発電機120は、エンジン発電機120が備える内燃機関を利用して、電力を発電する(S121)。そして、エンジン発電機120は、発電された電力を負荷200が接続された電力線に出力する(S122)。
図9は、図1に示されたコントローラ130の動作を示すフローチャートである。コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力量、および、エンジン発電機120の出力量を制御する(S131)。すなわち、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力量、および、エンジン発電機120の出力量を調整する。
そして、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力量を自然エネルギー電源装置110の出力許容範囲内に維持する。また、コントローラ130は、エンジン発電機120の出力量を所定の制限範囲内に維持する(S131)。そして、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力量とエンジン発電機120の出力量との総出力量を負荷200の電力需要量に適合させる。
なお、負荷200の電力需要量には、自然エネルギー電源装置110およびエンジン発電機120とは異なる他の電源の電力供給量が反映されていてもよい。すなわち、他の電源から負荷200に電力が供給されている場合、他の電源の電力供給量が、負荷200の電力需要量から差し引かれてもよい。そして、この場合、コントローラ130は、他の電源の電力供給量が差し引かれた電力需要量に対して、自然エネルギー電源装置110およびエンジン発電機120の総出力量を適合させる。
本実施の形態では、自然エネルギー電源装置110とエンジン発電機120とが負荷200に対して並列に接続される。そして、自然エネルギー電源装置110の出力量とエンジン発電機120の出力量とが制御されることで、エンジン発電機120の出力量が制限範囲内に維持される。これにより、エンジン発電機120で発電された電力の損失が少なく、エンジン発電機120の発電効率が高く維持される。
次に、本実施の形態における例とは別の例を参考例として説明する。以下の参考例は、高い発電効率が得られない例である。
図10は、参考例における分散電源システムを示すブロック図である。図10に示された分散電源システム100aは、自然エネルギー電源装置110a、エンジン発電機120a、コントローラ130a、および、スイッチ140aを備える。自然エネルギー電源装置110a、エンジン発電機120aおよびコントローラ130aは、図1における自然エネルギー電源装置110、エンジン発電機120およびコントローラ130に相当する構成要素である。
また、自然エネルギー電源装置110aは、自然エネルギー発電装置111a、電源回路112a、蓄電池113a、および、インバータ114aを備える。自然エネルギー発電装置111a、電源回路112a、蓄電池113a、および、インバータ114aは、図1における自然エネルギー発電装置111、電源回路112、蓄電池113、および、インバータ114に相当する構成要素である。
本参考例における分散電源システム100aは、スイッチ140aによって、自然エネルギー電源装置110aから負荷200への電力供給と、エンジン発電機120aから負荷200への電力供給とを切り替える。
例えば、自然エネルギー発電装置111aの発電量が大きい場合、または、蓄電池113aの残容量が大きい場合、自然エネルギー電源装置110aが負荷200へ電力を供給する。逆に、自然エネルギー発電装置111aの発電量が小さく、かつ、蓄電池113aの残容量が小さい場合、エンジン発電機120aが負荷200へ電力を供給する。
そして、エンジン発電機120aが負荷200へ電力を供給している間に、自然エネルギー発電装置111aで発電された電力を電源回路112aが蓄電池113aに充電する。そして、蓄電池113aの残容量が大きくなれば、スイッチ140aによって、負荷200への電力供給元が、エンジン発電機120aから自然エネルギー電源装置110aへ切り替えられる。
すなわち、自然エネルギー電源装置110aが負荷200に十分な電力を供給することが可能である場合、自然エネルギー電源装置110aが負荷200に電力を供給する。そして、自然エネルギー電源装置110aが負荷200に十分な電力を供給することが可能でない場合、自然エネルギー電源装置110aは負荷200に供給するための電力を蓄積する。その間、エンジン発電機120aが負荷200に電力を供給する。
これにより、自然エネルギー電源装置110aとエンジン発電機120aとが連携して負荷200に電力を供給することができる。
図11は、図10に示された自然エネルギー電源装置110aおよびエンジン発電機120aの出力量の時間変化を示すグラフ図である。本参考例では、自然エネルギー電源装置110aおよびエンジン発電機120aのうち一方から電力が供給される。すなわち、自然エネルギー電源装置110aおよびエンジン発電機120aが同時に電力を供給しない。したがって、負荷200に供給される電力の量が小さくなる。
また、自然エネルギー電源装置110aおよびエンジン発電機120aが負荷200への電力供給を分担することができない。そのため、自然エネルギー電源装置110aの出力量を出力許容範囲内に制御すること、および、エンジン発電機120aの出力量を所定の制限範囲内に制御することが困難である。
さらに、自然エネルギー電源装置110aから負荷200への電力供給と、エンジン発電機120aから負荷200への電力供給との切り替えにおいて、瞬停が発生する。
上記の通り、本参考例の分散電源システム100aでは、エンジン発電機120aの発電効率が高い状態に維持されない。また、負荷200に対して、十分な電力が供給されない。さらに、切り替え時に瞬停が発生する。
これに対して、本実施の形態の分散電源システム100では、エンジン発電機120の発電効率が高い状態に維持される。また、負荷200に対して、十分な電力が供給される。さらに、切り替えに伴う瞬停が発生しない。
次に、本実施の形態の複数の変形例を説明する。以下において説明される複数の変形例では、本実施の形態に対して一部の動作が変更される。
(変形例1)
まず、変形例1を説明する。本変形例の基本的な構成は、図1等に示された分散電源システム100の構成と同様である。したがって、本変形例の説明には、図1等に示された分散電源システム100の構成を用いる。
本変形例では、所定の条件が満たされる場合のみ、エンジン発電機120の出力量が制限範囲内に維持される。所定の条件が満たされない場合、エンジン発電機120の出力量が制限範囲内に維持されない。すなわち、制限が解除される。
図12は、本変形例におけるコントローラ130の動作を示すフローチャートである。まず、コントローラ130は、評価対象値を取得する(S141)。評価対象値は、例えば、蓄電池113の残容量、または、自然エネルギー発電装置111の発電量等である。
具体的には、本変形例において、コントローラ130は、蓄電池113の残容量を評価対象値として取得する。蓄電池113の残容量は、蓄電池113の充電状態(SOC:State Of Charge)に相当する。
例えば、蓄電池113または自然エネルギー電源装置110は、蓄電池113の充放電量に基づいて、蓄電池113の残容量を計測する。あるいは、蓄電池113または自然エネルギー電源装置110は、蓄電池113の電圧に基づいて、蓄電池113の残容量を計測してもよい。コントローラ130は、蓄電池113または自然エネルギー電源装置110と通信して、蓄電池113の残容量を取得する。
次に、コントローラ130は、評価対象値が所定の条件を満たすか否かを判定する(S142)。具体的には、本変形例では、コントローラ130は、蓄電池113の残容量が所定の条件を満たすか否かを判定する。より具体的には、所定の条件は、蓄電池113の残容量が所定の残容量よりも大きいことである。
評価対象値が所定の条件を満たす場合(S142でYes)、コントローラ130は、エンジン発電機120の出力量を所定の制限範囲内に維持する(S143)。この動作は、図9のS131と同様である。
一方、評価対象値が所定の条件を満たさない場合(S142でNo)、コントローラ130は、エンジン発電機120の出力量を所定の制限範囲内に維持しない。そして、この場合、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力量を削減する(S144)。
例えば、評価対象値が所定の条件を満たしていない場合、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力を停止することにより、自然エネルギー電源装置110の出力量を削減する。具体的には、コントローラ130は、蓄電池113の残容量が所定の残容量よりも大きくない場合、自然エネルギー電源装置110の出力を停止する。
すなわち、自然エネルギー電源装置110が負荷200に十分な電力を供給することが可能であると想定される場合、自然エネルギー電源装置110が負荷200に電力を供給する。そして、自然エネルギー電源装置110が負荷200に十分な電力を供給することが可能でないと想定される場合、自然エネルギー電源装置110は、負荷200への電力供給を停止して、負荷200に供給するための電力を蓄積する。その間、エンジン発電機120は、制限範囲に限らず、負荷200に電力を供給する。
例えば、蓄電池113の残容量が小さい場合、自然エネルギー電源装置110が負荷200に十分な電力を供給することが可能でないと想定される。また、蓄電池113の残容量が小さい場合、過放電により蓄電池113が劣化する可能性がある。
したがって、この場合、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110から負荷200への電力供給を停止させる。その代わりに、コントローラ130は、エンジン発電機120の出力量の制限を解除して、エンジン発電機120の出力量を増加させる。これにより、負荷200に対して、十分な電力が供給される。
図13は、図1に示された自然エネルギー電源装置110およびエンジン発電機120の出力量の時間変化を示すグラフ図である。この例において、時刻T1から時刻T2までの期間は、評価対象値が所定の条件を満たしていない期間である。例えば、この期間において、蓄電池113の残容量が所定の残容量以下になっている。したがって、この期間において、自然エネルギー電源装置110の出力量が削減される。
具体的には、時刻T1から時刻T2までの期間において、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力を停止する。その代わりに、コントローラ130は、エンジン発電機120の出力量の制限を解除して、エンジン発電機120の出力量を増加させる。
図14は、図1に示されたエンジン発電機120の出力量の時間変化を示すグラフ図である。図14に示されたエンジン発電機120の出力量は、図13に示されたエンジン発電機120の出力量に相当する。上記の通り、時刻T1から時刻T2までの期間は、評価対象値が所定の条件を満たしていない期間である。この期間において、エンジン発電機120の出力量の制限が解除される。
図14の例では、特に、時刻T1から時刻T2までの期間のうち前半において、制限範囲を超えて、エンジン発電機120から電力が出力される。これにより、十分な電力が負荷200に供給される。
図15は、図1に示された蓄電池113の残容量の時間変化を示すグラフ図である。本変形例では、エンジン発電機120の出力量を制限範囲内に維持するか否かを判定ための評価対象値として蓄電池113の残容量が用いられる。図15では、蓄電池113の残容量が充電状態で表現されている。
例えば、時刻T1まで、自然エネルギー電源装置110から負荷200へ電力が供給される。この電力供給に伴って、蓄電池113の残容量が減少する。そして、時刻T1において、蓄電池113の残容量が50%以下になったため、自然エネルギー電源装置110から負荷200への電力供給が停止される。
電力供給が停止された後、自然エネルギー発電装置111が発電する電力によって、蓄電池113の残容量は増加する。そして、時刻T2において、蓄電池113の残容量が75%よりも大きくなったため、自然エネルギー電源装置110から負荷200への電力供給が再開される。
この例では、自然エネルギー電源装置110から負荷200への電力供給が行われている場合、50%が蓄電池113の残容量に対する閾値として用いられている。また、自然エネルギー電源装置110から負荷200への電力供給が行われていない場合、75%が蓄電池113の残容量に対する閾値として用いられている。このように、蓄電池113の残容量に対する閾値は、状況に応じて変更されてもよい。制限と解除との切り替えの発生頻度が抑制され、安定的に電力供給の動作が行われる。
本変形例では、所定の条件が満たされる場合、エンジン発電機120の出力量が制限され、所定の条件が満たされない場合、エンジン発電機120の出力量の制限が解除される。特に、本変形例では、蓄電池113の残容量が所定の条件を満たす場合、エンジン発電機120の出力量が制限され、蓄電池113の残容量が所定の条件を満たさない場合、エンジン発電機120の出力量の制限が解除される。
したがって、自然エネルギー電源装置110から電力を十分に供給することが可能であると想定される場合、エンジン発電機120の出力量が制限される。一方、自然エネルギー電源装置110から電力を十分に供給することが可能でないと想定される場合、エンジン発電機120の出力量の制限が解除される。
本変形例における分散電源システム100は、エンジン発電機120の出力量を高い発電効率の範囲内に制限しつつ、自然エネルギー電源装置110の状況に基づいて適応的に制限を解除することで、負荷200に対して十分な電力を供給することができる。
なお、蓄電池113の残容量に対する所定の条件は、蓄電池113の残容量が所定の閾値(下限)よりも大きいという条件に限られない。蓄電池113の残容量に対する所定の条件は、蓄電池113の残容量が所定の閾値(上限)よりも小さいという条件でもよい。
すなわち、蓄電池113の残容量が所定の閾値(上限)よりも小さい場合、エンジン発電機120の出力量が制限範囲内に維持されてもよい。そして、蓄電池113の残容量が所定の閾値(上限)以上である場合、エンジン発電機120の出力量が制限範囲内に維持されなくてもよい。
これにより、例えば、自然エネルギー電源装置110が十分な電力を供給することができる場合に、コントローラ130は、エンジン発電機120の出力量を制限範囲の下限よりも小さくすることができる。これにより、コントローラ130は、エンジン発電機120における燃料の消費を抑制することができる。
(変形例2)
次に、変形例2を説明する。本変形例の基本的な構成は、図1等に示された分散電源システム100の構成と同様である。したがって、本変形例の説明には、図1等に示された分散電源システム100の構成を用いる。また、本変形例の基本的な動作は、図12〜図14に示された変形例1の動作と同様である。本変形例では、評価対象値に自然エネルギー発電装置111の発電量が用いられる。
具体的には、図12において、コントローラ130が、評価対象値を取得する際(S141)、自然エネルギー発電装置111の発電量を評価対象値として取得する。例えば、自然エネルギー発電装置111または自然エネルギー電源装置110は、電力センサーを用いて、自然エネルギー発電装置111の発電量を計測する。コントローラ130は、自然エネルギー発電装置111または自然エネルギー電源装置110と通信して、自然エネルギー発電装置111の発電量を取得する。
あるいは、自然エネルギー発電装置111が太陽光を利用して発電する太陽光発電装置である場合、コントローラ130は、日射量または日付(日射量および日付のうち少なくとも一方)に基づいて、自然エネルギー発電装置111の発電量を予測してもよい。例えば、コントローラ130は、日射センサーを介して日射量を計測する。そして、計測された日射量が大きい場合、コントローラ130は、自然エネルギー発電装置111の発電量が大きいと予測してもよい。
また、例えば、コントローラ130は、日付に基づいて、夏において自然エネルギー発電装置111の発電量が大きいと予測し、冬において自然エネルギー発電装置111の発電量が小さいと予測してもよい。
そして、コントローラ130は、評価対象値が所定の条件を満たすか否かの判定(S142)において、自然エネルギー発電装置111の発電量が所定の条件を満たすか否かを判定する。より具体的には、所定の条件は、自然エネルギー発電装置111の発電量が所定の発電量よりも大きいことである。
自然エネルギー発電装置111の発電量が小さい場合、蓄電池113の残容量も小さいと想定される。したがって、自然エネルギー電源装置110は、負荷200に対して十分な電力を供給することが可能でないと想定される。
したがって、自然エネルギー発電装置111の発電量が所定の発電量以下である場合、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力量を削減する(S144)。基本的には、この場合、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力を停止する。そして、この場合、コントローラ130は、エンジン発電機120の出力量を制限範囲内に制限しない。これにより、負荷200の電力需要に対してエンジン発電機120の出力(電力供給)が充当される。
一方、自然エネルギー発電装置111の発電量が大きい場合、蓄電池113の残容量も大きいと想定される。したがって、自然エネルギー電源装置110は、負荷200に対して十分な電力を供給することが可能であると想定される。
したがって、自然エネルギー発電装置111の発電量が所定の発電量よりも大きい場合、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110に電力を出力させて、エンジン発電機120の出力量を制限範囲内に維持する(S143)。これにより、エンジン発電機120において高い発電効率が維持される。
図16は、図1に示された自然エネルギー発電装置111の発電量の時間変化を示すグラフ図である。図16に示された発電量は、測定された発電量でもよいし、予測された発電量でもよい。また、図16の例では、閾値として1kWが用いられる。
例えば、時刻T1まで、自然エネルギー発電装置111の発電量は、1kWよりも大きい。そのため、時刻T1まで、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110に電力を出力させ、エンジン発電機120の出力量を制限範囲内に維持する。
時刻T1から時刻T2までの期間では、自然エネルギー発電装置111の発電量が1kW以下である。そのため、時刻T1から時刻T2までの期間では、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力を停止し、エンジン発電機120の出力量の制限を解除する。
時刻T2の後の期間では、自然エネルギー発電装置111の発電量は、1kWよりも大きい。そのため、時刻T2の後の期間では、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110に電力を出力させ、エンジン発電機120の出力量を制限範囲内に維持する。
上記の通り、図16の例では、閾値として1kWが用いられる。閾値は、この例に限られず、別の値でもよい。また、図15で説明された閾値のように、閾値は状況に応じて変更されてもよい。
本変形例では、自然エネルギー発電装置111の発電量が所定の条件を満たす場合、エンジン発電機120の出力量が制限され、自然エネルギー発電装置111の発電量が所定の条件を満たさない場合、エンジン発電機120の出力量の制限が解除される。
したがって、自然エネルギー電源装置110から電力を十分に供給することが可能であると想定される場合、エンジン発電機120の出力量が制限される。一方、自然エネルギー電源装置110から電力を十分に供給することが可能でないと想定される場合、エンジン発電機120の出力量の制限が解除される。
本変形例における分散電源システム100は、変形例1と同様に、エンジン発電機120の出力量を高い発電効率の範囲内に制限しつつ、自然エネルギー電源装置110の状況に基づいて適応的に制限を解除する。これにより、負荷200に対して十分な電力が供給される。
また、蓄電池113の残容量が小さい場合でも、自然エネルギー発電装置111の発電量が大きい場合がある。このような場合、自然エネルギー電源装置110は負荷200に対して電力を十分に供給することができる可能性がある。したがって、本変形例における分散電源システム100は、このような場合において、エンジン発電機120の出力量を所定の制限範囲内に維持することで、エンジン発電機120の発電効率を高い状態に維持することができる。
なお、自然エネルギー発電装置111の発電量に対する所定の条件は、自然エネルギー発電装置111の発電量が所定の閾値(下限)よりも大きいという条件に限られない。自然エネルギー発電装置111の発電量に対する所定の条件は、自然エネルギー発電装置111の発電量が所定の閾値(上限)よりも小さいという条件でもよい。
すなわち、自然エネルギー発電装置111の発電量が所定の閾値(上限)よりも小さい場合、エンジン発電機120の出力量が制限範囲内に維持されてもよい。そして、自然エネルギー発電装置111の発電量が所定の閾値(上限)以上である場合、エンジン発電機120の出力量が制限範囲内に維持されなくてもよい。
これにより、例えば、自然エネルギー電源装置110が十分な電力を供給することができる場合に、コントローラ130は、エンジン発電機120の出力量を制限範囲の下限よりも小さくすることができる。これにより、コントローラ130は、エンジン発電機120における燃料の消費を抑制することができる。
(変形例3)
次に、変形例3を説明する。本変形例の基本的な構成および動作は、図1等に示された分散電源システム100の構成および動作と同様である。したがって、本変形例の説明には、図1等に示された分散電源システム100の構成および動作を用いる。
上記の実施の形態では、基本的にエンジン発電機120の出力量が自然エネルギー電源装置110の出力量よりも大きい。しかしながら、自然エネルギー電源装置110の出力量がエンジン発電機120の出力量よりも大きくてもよい。
本変形例では、自然エネルギー電源装置110の出力許容範囲の上限は12kWであり、下限は0kWである。したがって、コントローラ130は、0kWから12kWまでの範囲内に自然エネルギー電源装置110の出力量を維持する。
図17は、本変形例における自然エネルギー電源装置およびエンジン発電機の出力量の時間変化を示すグラフ図である。図17は、図4と同様の内容を示すが、図17の例では、自然エネルギー電源装置110の出力量が0kWから12kWまでの範囲内で変動する。すなわち、コントローラ130は、図4の例に比べて、自然エネルギー電源装置110の出力量を大きく変動させることができる。
図18は、本変形例における電力需要量および電力供給量の時間変化を示すグラフ図である。具体的には、図18は、図6と同様に、負荷200の電力需要量、自然エネルギー電源装置110の電力供給量、および、エンジン発電機120の電力供給量の時間変化を示す。
図18に示された自然エネルギー電源装置110の電力供給量は、図17に示された自然エネルギー電源装置110の出力量に相当する。図18に示されたエンジン発電機120の電力供給量は、図17に示されたエンジン発電機120の出力量に相当する。
また、図18に示された負荷200の電力需要量は、図6の例と同様に、自然エネルギー電源装置110の電力供給量とエンジン発電機120の電力供給量との合計に相当する。すなわち、負荷200の電力需要量は、自然エネルギー電源装置110の出力量とエンジン発電機120の出力量との総出力量に相当する。
また、図6の例と同様に、コントローラ130は、エンジン発電機120の出力量(電力供給量)を所定の制限範囲内に維持する。また、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力量(電力供給量)を自然エネルギー電源装置110の出力許容範囲内に維持する。そして、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力量とエンジン発電機120の出力量との総出力量を負荷200の電力需要量に適合させる。
本変形例において、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力量を0kWから12kWまでの範囲内に維持し、エンジン発電機120の出力量を6kWから8kWまでの範囲内に維持する。そして、コントローラ130は、エンジン発電機120の出力量と自然エネルギー電源装置110の出力量との総出力量を6kWから20kWまでの範囲で負荷200の電力需要量に適合させる。
つまり、自然エネルギー電源装置110の出力量(出力許容範囲)が大きい場合、コントローラ130は、自然エネルギー電源装置110の出力量を大きく変動させることで、負荷200の電力需要量の大きな変動に対して全体の出力量を追従させることができる。
なお、本変形例において、変形例1または変形例2のように所定の条件に従って、自然エネルギー電源装置110の出力量が削減されてもよい。ただし、自然エネルギー電源装置110の出力が停止された場合において、エンジン発電機120の出力量の制限が解除されても、エンジン発電機120の出力許容範囲によって、負荷200に十分な電力が供給されない可能性がある。
したがって、制限の解除によってエンジン発電機120が電力を新たに出力することが可能な量に基づいて、自然エネルギー電源装置110の出力量が削減されてもよい。あるいは、出力許容範囲が大きいエンジン発電機120が用いられてもよい。例えば、発電効率が高い所定の制限範囲が6kWから8kWまでの範囲であり、出力許容範囲が0kWから20kWまでのエンジン発電機120が用いられてもよい。これにより、負荷200に十分な電力が供給される。
以上、本発明に係る分散電源システム100について、実施の形態(変形例を含む)に基づいて説明したが、本発明は、実施の形態に限定されない。実施の形態に対して当業者が思いつく変形を施して得られる形態、および、実施の形態における複数の構成要素を任意に組み合わせて実現される別の形態も本発明に含まれる。
例えば、特定の構成要素が実行する処理を別の構成要素が実行してもよい。また、処理を実行する順番が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。
また、本発明は、分散電源システム100として実現できるだけでなく、分散電源システム100を構成する各構成要素が行うステップ(処理)を含む方法として実現できる。
例えば、それらのステップは、分散電源システム100に含まれるコンピュータ(コンピュータシステム)によって実行されてもよい。そして、本発明は、それらの方法に含まれるステップを、コンピュータに実行させるためのプログラムとして実現できる。さらに、本発明は、そのプログラムを記録したCD−ROM等である非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体として実現できる。
例えば、本発明が、プログラム(ソフトウェア)で実現される場合には、コンピュータのCPU、メモリおよび入出力回路等のハードウェア資源を利用してプログラムが実行されることによって、各ステップが実行される。つまり、CPUがデータをメモリまたは入出力回路等から取得して演算したり、演算結果をメモリまたは入出力回路等に出力したりすることによって、各ステップが実行される。
また、分散電源システム100等に含まれる複数の構成要素は、それぞれ、専用または汎用の回路として実現されてもよい。これらの構成要素は、1つの回路として実現されてもよいし、複数の回路として実現されてもよい。
また、分散電源システム100等に含まれる複数の構成要素は、集積回路(IC:Integrated Circuit)であるLSI(Large Scale Integration)として実現されてもよい。これらの構成要素は、個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。LSIは、集積度の違いにより、システムLSI、スーパーLSIまたはウルトラLSIと呼称される場合がある。
また、集積回路はLSIに限られず、専用回路または汎用プロセッサで実現されてもよい。プログラム可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、または、LSI内部の回路セルの接続および設定が再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサが、利用されてもよい。
さらに、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて、分散電源システム100に含まれる複数の構成要素の集積回路化が行われてもよい。
最後に、分散電源システム100等の複数の態様を例として示す。これらの態様は、適宜、組み合わされてもよい。また、上記の実施の形態(変形例を含む)に示された任意の構成等が追加されてもよい。
(第1態様)
本発明の一態様に係る分散電源システム100は、自然エネルギー電源装置110と、エンジン発電機120と、コントローラ130とを備え、負荷200に電力を供給する。自然エネルギー電源装置110は、自然エネルギー発電装置111と、電源回路112と、蓄電池113と、インバータ114とを備え、インバータ114で変換された電力を負荷200が接続された電力線に出力する。
自然エネルギー発電装置111は、自然エネルギーを利用して電力を発電する。電源回路112は、自然エネルギー発電装置111で発電された電力から所定の電圧の電力を生成する。蓄電池113には、電源回路112から得られる電力が充電され、蓄電池113において充電された電力が蓄電池113から放電される。インバータ114は、電源回路112および蓄電池113から得られる電力を交流の電力に変換する。
エンジン発電機120は、内燃機関を利用して電力を発電する。また、エンジン発電機120は、内燃機関を利用して発電された電力を負荷200が接続された電力線に出力する。コントローラ130は、制限範囲内にエンジン発電機120の出力量が維持されるように、自然エネルギー電源装置110の出力量、および、エンジン発電機120の出力量を制御する。ここで、制限範囲は、エンジン発電機120の発電効率を所定の発電効率よりも高くするための範囲として予め定められた範囲である。
これにより、分散電源システム100は、エンジン発電機120の発電効率を高く維持することができる。さらに、分散電源システム100は、負荷200の電力需要量に対して、自然エネルギー電源装置110の出力量、および、エンジン発電機120の出力量の両方を調整することができる。したがって、分散電源システム100は、エンジン発電機120から出力された電力を充電せずに負荷200に供給することができるため、エンジン発電機120から出力された電力の損失を抑制することができる。
(第2態様)
例えば、コントローラ130は、蓄電池113の残容量が所定の条件を満たす場合のみ、制限範囲内にエンジン発電機120の出力量が維持されるように、自然エネルギー電源装置110およびエンジン発電機120の出力量を制御してもよい。
これにより、分散電源システム100は、蓄電池113の残容量に基づいて、自然エネルギー電源装置110が適切に電力を出力することが可能であると想定される場合のみ、エンジン発電機120の出力量を制限範囲内に維持することができる。そして、分散電源システム100は、自然エネルギー電源装置110が適切に電力を出力することが可能でないと想定される場合、エンジン発電機120の出力量の制限を解除することができる。
したがって、分散電源システム100は、自然エネルギー電源装置110が適切に電力を出力することが可能でないと想定される場合でも、負荷200に十分な電力を供給することができる。
(第3態様)
例えば、所定の条件は、蓄電池113の残容量が所定の残容量よりも大きいことでもよい。そして、コントローラ130は、蓄電池113の残容量が所定の残容量よりも大きい場合のみ、制限範囲内にエンジン発電機120の出力量が維持されるように、自然エネルギー電源装置110およびエンジン発電機120の出力量を制御してもよい。
これにより、分散電源システム100は、蓄電池113の残容量が大きく、自然エネルギー電源装置110が適切に電力を出力することが可能であると想定される場合、エンジン発電機120の発電効率を高く維持することができる。そして、分散電源システム100は、蓄電池113の残容量が小さく、自然エネルギー電源装置110が適切に電力を出力することが可能でないと想定される場合でも、負荷200に十分な電力を供給することができる。
(第4態様)
例えば、コントローラ130は、自然エネルギー発電装置111の発電量が所定の条件を満たす場合のみ、制限範囲内にエンジン発電機120の出力量が維持されるように、自然エネルギー電源装置110およびエンジン発電機120の出力量を制御してもよい。
これにより、分散電源システム100は、自然エネルギー発電装置111の発電量に基づいて、自然エネルギー電源装置110が適切に電力を出力することが可能であると想定される場合のみ、エンジン発電機120の出力量を制限範囲内に維持することができる。そして、分散電源システム100は、自然エネルギー電源装置110が適切に電力を出力することが可能でないと想定される場合、エンジン発電機120の出力量の制限を解除することができる。
したがって、分散電源システム100は、自然エネルギー電源装置110が適切に電力を出力することが可能でないと想定される場合でも、負荷200に十分な電力を供給することができる。
(第5態様)
例えば、所定の条件は、自然エネルギー発電装置111の発電量が所定の発電量よりも大きいことでもよい。そして、コントローラ130は、自然エネルギー発電装置111の発電量が所定の発電量よりも大きい場合のみ、制限範囲内に出力量が維持されるように出力量を制御してもよい。具体的には、コントローラ130は、この場合のみ、制限範囲内にエンジン発電機120の出力量が維持されるように、自然エネルギー電源装置110およびエンジン発電機120の出力量を制御してもよい。
これにより、分散電源システム100は、自然エネルギー発電装置111の発電量が大きく、自然エネルギー電源装置110が適切に電力を出力することが可能であると想定される場合、エンジン発電機120の発電効率を高く維持することができる。そして、分散電源システム100は、自然エネルギー発電装置111の発電量が小さく、自然エネルギー電源装置110が適切に電力を出力することが可能でないと想定される場合でも、負荷200に十分な電力を供給することができる。
(第6態様)
例えば、自然エネルギー発電装置111は、太陽光を利用して発電してもよい。そして、コントローラ130は、日射量または日付に基づいて、自然エネルギー発電装置111の発電量を予測してもよい。そして、コントローラ130は、予測された発電量が所定の発電量よりも大きい場合のみ、制限範囲内にエンジン発電機120の出力量が維持されるように、自然エネルギー電源装置110およびエンジン発電機120の出力量を制御してもよい。
これにより、分散電源システム100は、発電量の予測に基づいて、自然エネルギー電源装置110が適切に電力を出力することが可能であると想定される場合、エンジン発電機120の発電効率を高く維持することができる。そして、分散電源システム100は、発電量の予測に基づいて、自然エネルギー電源装置110が適切に電力を出力することが可能でないと想定される場合でも、負荷200に十分な電力を供給することができる。
(第7態様)
本発明の一態様に係る制御方法は、負荷200に電力を供給する分散電源システム100の制御方法である。
分散電源システム100は、自然エネルギー電源装置110と、エンジン発電機120とを備える。自然エネルギー電源装置110は、自然エネルギー発電装置111と、電源回路112と、蓄電池113と、インバータ114とを備え、インバータ114で変換された電力を負荷200が接続された電力線に出力する。
自然エネルギー発電装置111は、自然エネルギーを利用して電力を発電する。電源回路112は、自然エネルギー発電装置111で発電された電力から所定の電圧の電力を生成する。蓄電池113には、電源回路112から得られる電力が充電され、蓄電池113において充電された電力が蓄電池113から放電される。インバータ114は、電源回路112および蓄電池113から得られる電力を交流の電力に変換する。
エンジン発電機120は、内燃機関を利用して電力を発電する。そして、エンジン発電機120は、内燃機関を利用して発電された電力を負荷200が接続された電力線に出力する。
分散電源システム100の制御方法は、制限範囲内にエンジン発電機120の出力量が維持されるように、自然エネルギー電源装置110の出力量、および、エンジン発電機120の出力量を制御する制御ステップ(S131)を含む。制限範囲は、エンジン発電機120の発電効率を所定の発電効率よりも高くするための範囲として予め定められた範囲である。
これにより、エンジン発電機120の発電効率が高く維持される。さらに、負荷200の電力需要量に対して、自然エネルギー電源装置110の出力量、および、エンジン発電機120の出力量の両方を調整することが可能である。したがって、エンジン発電機120から出力された電力を充電せずに負荷200に供給することが可能であり、エンジン発電機120から出力された電力の損失を抑制することが可能である。
100 分散電源システム
110 自然エネルギー電源装置
111 自然エネルギー発電装置
112 電源回路
113 蓄電池
114 インバータ
120 エンジン発電機
130 コントローラ
200 負荷

Claims (7)

  1. 負荷に電力を供給する分散電源システムであって、
    自然エネルギーを利用して電力を発電する自然エネルギー発電装置と、前記自然エネルギー発電装置で発電された電力から所定の電圧の電力を生成する電源回路と、前記電源回路から得られる電力が充電され、充電された電力が放電される蓄電池と、前記電源回路および前記蓄電池から得られる電力を交流の電力に変換するインバータとを備える自然エネルギー電源装置であって、前記インバータで変換された電力を前記負荷が接続された電力線に出力する自然エネルギー電源装置と、
    内燃機関を利用して電力を発電し、前記内燃機関を利用して発電された電力を前記電力線に出力するエンジン発電機と、
    前記エンジン発電機の発電効率を所定の発電効率よりも高くするための範囲として予め定められた制限範囲内に前記エンジン発電機の出力量が維持されるように、前記自然エネルギー電源装置の出力量、および、前記エンジン発電機の出力量を制御するコントローラとを備える
    分散電源システム。
  2. 前記コントローラは、前記蓄電池の残容量が所定の条件を満たす場合のみ、前記制限範囲内に前記エンジン発電機の出力量が維持されるように、前記自然エネルギー電源装置の出力量、および、前記エンジン発電機の出力量を制御する
    請求項1に記載の分散電源システム。
  3. 前記所定の条件は、前記蓄電池の残容量が所定の残容量よりも大きいことであり、
    前記コントローラは、前記蓄電池の残容量が前記所定の残容量よりも大きい場合のみ、前記制限範囲内に前記エンジン発電機の出力量が維持されるように、前記自然エネルギー電源装置の出力量、および、前記エンジン発電機の出力量を制御する
    請求項2に記載の分散電源システム。
  4. 前記コントローラは、前記自然エネルギー発電装置の発電量が所定の条件を満たす場合のみ、前記制限範囲内に前記エンジン発電機の出力量が維持されるように、前記自然エネルギー電源装置の出力量、および、前記エンジン発電機の出力量を制御する
    請求項1に記載の分散電源システム。
  5. 前記所定の条件は、前記自然エネルギー発電装置の発電量が所定の発電量よりも大きいことであり、
    前記コントローラは、前記自然エネルギー発電装置の発電量が前記所定の発電量よりも大きい場合のみ、前記制限範囲内に前記エンジン発電機の出力量が維持されるように、前記自然エネルギー電源装置の出力量、および、前記エンジン発電機の出力量を制御する
    請求項4に記載の分散電源システム。
  6. 前記自然エネルギー発電装置は、太陽光を利用して発電し、
    前記コントローラは、
    日射量または日付に基づいて、前記自然エネルギー発電装置の発電量を予測し、
    予測された前記発電量が前記所定の発電量よりも大きい場合のみ、前記制限範囲内に前記エンジン発電機の出力量が維持されるように、前記自然エネルギー電源装置の出力量、および、前記エンジン発電機の出力量を制御する
    請求項5に記載の分散電源システム。
  7. 負荷に電力を供給する分散電源システムの制御方法であって、
    前記分散電源システムは、
    自然エネルギーを利用して電力を発電する自然エネルギー発電装置と、前記自然エネルギー発電装置で発電された電力から所定の電圧の電力を生成する電源回路と、前記電源回路から得られる電力が充電され、充電された電力が放電される蓄電池と、前記電源回路および前記蓄電池から得られる電力を交流の電力に変換するインバータとを備える自然エネルギー電源装置であって、前記インバータで変換された電力を前記負荷が接続された電力線に出力する自然エネルギー電源装置と、
    内燃機関を利用して電力を発電し、前記内燃機関を利用して発電された電力を前記電力線に出力するエンジン発電機とを備え、
    前記分散電源システムの制御方法は、
    前記エンジン発電機の発電効率を所定の発電効率よりも高くするための範囲として予め定められた制限範囲内に前記エンジン発電機の出力量が維持されるように、前記自然エネルギー電源装置の出力量、および、前記エンジン発電機の出力量を制御する制御ステップを含む
    分散電源システムの制御方法。
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