JP2016218558A - 自動運転装置を備えた車輌の運転者覚醒支援装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】自動運転装置を組み込んだ車輌ができれば、自動運転中、運転者は居眠りをしたりAV機器が提供する映像や音声に浸ることができるが、運転者の居眠りやAV機器による映像や音声への浸りが過度になると、自動運転から手動運転への切り換えの際に手動運転操作に遅れが出る虞れがあるので、自動運転の実行中、運転者を適時居眠りやAV機器の映像や音声に浸った状態から覚醒させ、自動運転から手動運転への切り換えの際に手動運転操作に遅れが出ることがないようにする。【解決手段】自動運転中には、適時、運転者に周囲環境中にあるランドマークを案内するようにする。【選択図】図2
Description
本発明は、自動運転装置を備えた車輌の自動運転時に運転者の覚醒を支援する装置に係る。
自動運転装置を備え、適時に自動運転装置を作動させて手動運転から運転者を解放するようになっている車輌に於いて、自動運転時と手動運転時とで、映像や音声を提供するAV機器の許可メニューを異ならせることが下記の特許文献1に記載されている。
車輌に自動運転装置を組み込み、適時に自動運転装置を作動させて手動運転から運転者を解放することが種々考えられている。そのような車輌ができれば、自動運転中、運転者は居眠りをしたりAV機器が提供する映像や音声に浸ることができるが、運転者の居眠りやAV機器による映像や音声への浸りが過度になると、自動運転から手動運転への切り換えの際に手動運転操作に遅れが出る虞れがあると危惧される。
本発明は、上記の事項に着目し、自動運転装置を備えた車輌に於いて、自動運転の実行中にも、運転者を適時居眠りやAV機器の映像や音声に浸った状態から覚醒させ、自動運転から手動運転への切り換えの際に手動運転操作に遅れが出ることがないようにすることを課題としている。
上記の課題を解決すべく、本発明は、自動運転装置を備えた車輌の運転者が自動運転中に居眠りまたはAV機器の映像や音声に過度に浸ることを防止する運転者覚醒支援装置にして、自動運転中には、適時、運転者に周囲環境中にあるランドマークを案内するようになっていることを特徴とする運転者覚醒支援装置を提案するものである。
前記ランドマークの適時の案内は、車輌の自動運転が運転余裕度の高い状態にあることを条件として行われるようになっていてよい。
前記ランドマークの案内は、AV機器の作動中にはAV機器による画像や音声を一時中断して行われ、画像や音声がAV機器による録画や録音であるときには、ランドマーク案内の終了後、画像や音声は中断箇所から再開されるようになっていてよい。
上記の如く、自動運転装置を備えた車輌に於いて、自動運転中には、適時、運転者に周囲環境中にある名所、旧跡、有名建築物等のランドマークが案内されるようになっていれば、運転者が自動運転中に睡眠りまたはAV機器の画像や音声に浸っていても、運転者は、適時、車外への注意を喚起され、睡眠りまたは画像や音声に浸った状態から覚醒されるので、運転者が睡眠りまたはAV機器の画像や音声に過度に浸りきった状態となることが抑制され、自動運転が解除されたとき、運転者は遅滞無く手動運転を開始することができる。
前記ランドマークの適時の案内は、車輌の自動運転が運転余裕度の高い状態にあることを条件として行われるようになっていれば、自動運転の運転余裕度が高くはなく、ランドマーク案内の直後に自動運転が解除され、運転者の注意をランドマークへ向けたことが手動運転の迅速な開始にとって却って邪魔になるようなことを回避することができる。
前記ランドマーク案内が、AV機器の作動中にはAV機器による画像や音声を一時中断して行われれば、運転者はAV機器による画像や音声に浸った状態を一旦確実に解除され、また画像や音声がAV機器による録画や録音であるとき、ランドマーク案内の終了後、画像や音声が中断箇所から再開されるようになっていれば、AV機器による画像や音声がランドマークの案内により中断されたことに不快感を覚えなくて済む。
図1に示す運転者覚醒支援装置は、従来通り地図やAV機器の作動情報を示すと共に、ランドマーク案内時には、図に例示する如くランドマークの名称、写真、説明文、それが車内より見える方向を示すナビゲーションディスプレイ10を備えている。ナビゲーションディスプレイ10は、マイクロコンピュタにより車輌の自動制御を全体的に司る電子制御装置(CPU)12によりその制御の一環として操作される。電子制御装置12は、通常の車輌位置取得手段14より供給される車輌位置情報信号に基づいてナビゲーションディスプレイ10にナビゲーション情報を表示し、またAV機器16の作動状態に基づいてその作動情報を表示すると共に、ランドマークデータベース18より車輌走行路の周囲環境中にあるランドマークに関する情報を受け、適時、ランドマーク案内を行うようになっている。
一方、車輌は、自動運転制御手段20により種々のセンサ類22からの情報に基づいて適時自動運転されるが、その際、運転余裕度判定手段24が自動運転制御手段20とセンサ類22からの情報に基づいて自動運転の余裕度を判定し、その判定結果に基づいて電子制御装置(CPU)12は、自動運転の余裕度が或る所定の度合以上の高い度合にあることをランドマーク案内を行う条件とするようになっている。
上記の構成による運転者覚醒支援装置は、図2のフローチャートに示す流れに沿って作動される。かかるフローチャートに沿う制御は、電子制御装置12により数十ミリセカンドの周期にて繰り返されてよい。制御が開始されると、ステップ(S)10にて自動運転状況が取得され、それに基づいてステップ20にて自動運転中か否かが判断される。車輌が自動運転中ではなく、答がNOであれば、制御はステップ10へ戻り、自動運転状況の取得が続けられる。車輌が自動運転中であり、答がYESであれば、制御はステップ30へ進む。
ステップ30に於いては、上記の運転余裕度判定手段24により自動運転の余裕度が或る所定の度合以上の高い状態にあるか否かが判断される。答がNOであれば、制御はステップ10へ戻るが、答がYESであれば、制御はステップ40へ進む。
ステップ40に於いては、上記のランドマークデータベース18により車輌走行路の周囲環境中にある案内すべき名所、旧跡、有名建築物等のランドマークが検索され、ステップ50にてその存否が判断される。答がNOである間、制御はステップ10へ戻るが、答がYESであれば、制御はステップ60へ進み、ランドマークの案内が行われる。これは、上記の通り、AV機器の作動中にはAV機器による画像や音声を一時中断し、画像や音声がAV機器による録画や録音であるときには、ランドマーク案内の終了後、画像や音声を中断箇所から再開する要領にて行われてよい。
以上に於いては本発明を一つの実施例について詳細に説明したが、かかる実施例について本発明の範囲内にて種々の変更が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
Claims (1)
- 自動運転装置を備えた車輌の運転者が自動運転中に居眠りまたはAV機器の映像や音声に過度に浸ることを防止する運転者覚醒支援装置にして、自動運転中には、適時、運転者に周囲環境中にあるランドマークを案内するようになっていることを特徴とする運転者覚醒支援装置。
Priority Applications (1)
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JP2015099973A JP2016218558A (ja) | 2015-05-15 | 2015-05-15 | 自動運転装置を備えた車輌の運転者覚醒支援装置 |
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Publications (1)
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JP2016218558A true JP2016218558A (ja) | 2016-12-22 |
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ID=57578527
Family Applications (1)
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JP2015099973A Pending JP2016218558A (ja) | 2015-05-15 | 2015-05-15 | 自動運転装置を備えた車輌の運転者覚醒支援装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021039104A (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-11 | 有限会社ヴェルク・ジャパン | 自動運転車輌用システム |
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2015
- 2015-05-15 JP JP2015099973A patent/JP2016218558A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021039104A (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-11 | 有限会社ヴェルク・ジャパン | 自動運転車輌用システム |
JP7460145B2 (ja) | 2019-08-30 | 2024-04-02 | 有限会社ヴェルク・ジャパン | 自動運転車輌用システム |
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