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JP2016206069A - 磁気センサ装置 - Google Patents

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JP2016206069A JP2015089684A JP2015089684A JP2016206069A JP 2016206069 A JP2016206069 A JP 2016206069A JP 2015089684 A JP2015089684 A JP 2015089684A JP 2015089684 A JP2015089684 A JP 2015089684A JP 2016206069 A JP2016206069 A JP 2016206069A
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magnetosensitive
magnet
yoke
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百瀬 正吾
Shogo Momose
正吾 百瀬
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Nidec Sankyo Corp
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Abstract

【課題】媒体に付与された磁気パターンがハード材およびソフト材のいずれかを判別できる磁気センサ装置を提供すること。【解決手段】磁気センサ装置20は搬送面2に沿って搬送される媒体3の磁気パターンMを検出するセンサ部1を有する。センサ部1は、バイアス磁界4を印加する永久磁石5と、永久磁石5の下流側に配置された下流側ヨーク6と、搬送面2と直交する直交方向Zで下流側ヨーク6と対向して永久磁石5とは対向しない第1位置Aに配置された第1感磁素子11と、直交方向Zで永久磁石5と対向する第2位置Bに配置された第2感磁素子12を備える。第1感磁素子11は磁気パターンM(ハード材)の残留磁束密度に起因するバイアス磁界4の変化のみを検出するので、媒体3に付与された磁気パターンMがハード材およびソフト材のいずれかを判別できる。【選択図】図1

Description

本発明は、磁気パターンを検出する磁気センサ装置に関するものである。
磁気インクによって磁性パターンが付与された紙幣等の媒体の種類や真偽を判定する際には、バイアス磁界を発生させる磁石と磁気抵抗素子等の感磁素子を備える磁気センサ装置が用いられる。感磁素子は磁性パターンが磁気センサ装置の検出位置を通過する際の磁界の変化を検出して、自己の抵抗値の変化に対応する信号を出力する。かかる磁気センサ装置は特許文献1に記載されている。
特許第3879777号公報
特許文献1に記載の技術では、磁気パターンがフェライト粉等のハード材を含む磁気インクで印刷されているか、軟磁性ステンレス粉等のソフト材(軟磁性材料(soft magnetic material))を含む磁気インクで印刷されているかを判別できないという問題がある。
すなわち、上記のいずれの磁気インクを用いて磁気パターンを形成した場合でも、磁気パターンは透磁率を有するので、感磁素子は透磁率に起因する磁界の変化を検出する。一方、磁気パターンがハード材を含む磁気インクで印刷されている場合には、感磁素子は残留磁束密度に起因する磁界の変化を検出することになるが、残留磁束密度に起因する磁界の変化は透磁率に起因する磁界の変化に重畳されて検出されるので、残留磁束密度に由来する信号成分を切り分けることができない。従って、磁気パターンがハード材を含む磁気インクで印刷されているか、ソフト材を含む磁気インクで印刷されているかを判別できない。
以上の問題に鑑みて、本発明の課題は、媒体に付与された磁気パターンがハード材およびソフト材のいずれかを判別できる磁気センサ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、移動面に沿って相対移動する媒体に付与された磁気パターンを感磁素子により検出する磁気センサ装置において、前記媒体にバイアス磁界を印加する磁石と、前記媒体の移動方向で前記磁石の下流側に配置された下流側ヨークと、を有し、前記感磁素子として、前記移動面と直交する直交方向で前記下流側ヨークと対向して前記磁石とは対向しない第1位置に配置された第1感磁素子と、前記直交方向で前記磁石と対向する第2位置に配置された第2感磁素子と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、第2感磁素子はバイアス磁界を印加する磁石と対向する第2位置に配置されている。従って、媒体が移動面に沿って第2位置を通過したときに第2感磁素子により磁気パターンの透磁率に起因する磁界の変化を検出できる。一方、第1感磁素子はバイアス磁界を印加する磁石の下流側に配置したヨークと対向する第1位置に配置されている。ここで、第1位置は磁石と対向する領域から離間する領域にあるので、媒体が移動面に沿って第2位置を通過したときに磁界の向きの変化が少なく、かつ、磁束密度が小さい。従って、媒体が移動面に沿って第2位置を通過したときに、第1位置に配置された第1
感磁素子から出力される信号成分について、透磁率に由来する信号成分の出力を実質的にゼロとすることができる。また、第1位置は媒体の移動方向における磁石の下流側で磁石と対向する領域から離間する領域にあるので、第1位置に配置された第1感磁素子は磁気パターンの残留磁束密度に起因する磁界の変化を検出できる。従って、第1感磁素子から出力される信号に基づいて、媒体に付与された磁気パターンがハード材およびソフト材のいずれかを判別できる。
本発明において、前記第1位置および前記第2位置は、前記磁石から前記移動面を経由して前記下流側ヨークに至る前記バイアス磁界内にあるものとすることができる。
本発明において、前記第1感磁素子は、感磁方向を前記移動方向に向けていることが望ましい。このようにすれば、第1感磁素子は磁界の向きの変化の移動方向の成分を検出するものとなる。これにより、第1感磁素子から出力される信号について、透磁率に由来する信号成分の出力を実質的にゼロとすることが容易となる。
ここで、感磁素子としては、MR素子を用いることができる。
本発明において、前記移動方向で前記磁石の上流側に配置された上流側ヨークを有することが望ましい。このようにすれば、下流側ユークと上流側ヨークによって磁石が発生させる磁界が必要以上に広がることを抑制できる。従って、感磁素子が媒体とは異なる磁性体の動きに起因する磁界の変化を検出することを防止できる。また、このようにすれば、装置の外部の磁界に対して、感磁素子が影響を受けることを防止或いは抑制できる。
この場合において、前記感磁素子として、前記移動面と直交する直交方向で前記上流側ヨークと対向して前記磁石とは対向しない第3位置に配置された第3感磁素子を備えるものとすることができる。このようにすれば、相対移動方向を反対とした場合に、第3位置に配置された第3感磁素子によって、磁気パターン(ハード材)の残留磁束密度に起因する磁界の変化を検出できる。すなわち、装置に対する媒体の相対移動方向を反対とした場合には、媒体は移動面に沿って磁石と対向する位置を通過した後に第3位置を通過する。従って、媒体にハード材からなる磁気パターンが付与されている場合には、媒体が第3位置を通過する際にこのハード材が着磁されている。よって、第3感磁素子により磁気パターン(ハード材)の残留磁束密度に起因する磁界の変化を検出できる。
本発明において、前記媒体に第2のバイアス磁界を印加する第2の磁石を有し、前記第2の磁石は、前記移動方向で前記下流側ヨークの下流側に位置するものとすることができる。このようにすれば、装置に対する媒体の相対移動方向を反対とした場合に、第1位置に配置された第1感磁素子によって、磁気パターン(ハード材)の残留磁束密度に起因する磁界の変化を検出できる。すなわち、媒体の相対移動方向を反対とした場合には、媒体は移動面に沿って第2の磁石と対向する位置を通過した後に第1位置を通過する。従って、媒体にハード材からなる磁気パターンが付与されている場合には、媒体が第1位置を通過する際にこのハード材が着磁されている。よって、第1感磁素子により磁気パターン(ハード材)の残留磁束密度に起因する磁界の変化を検出できる。
本発明において、前記第1感磁素子および前記第2感磁素子は、それぞれ前記移動方向と交差して前記移動面に沿った方向に複数配列されており、前記磁石は、複数の前記第2感磁素子の配列方向に延びて各第2感磁素子と対向することが望ましい。このようにすれば、媒体の幅方向に延びる広い範囲で磁気パターンを検出できる。また、磁石として、第1感磁素子の配列方向に延びる長尺状の1本の磁石を用いるので、第1感磁素子と対応する数の複数の磁石を第1感磁素子の配列方向に配列する場合と比較して、搬送面を経由して形成される磁石の磁界を所定の方向に沿った均一なものとすることが容易である。従っ
て、配列方向における第1感磁素子の位置に起因して、第1感磁素子からの出力に差異が発生することを防止或いは抑制できる。
本発明において、前記下流側ヨークは、前記磁石に沿って延びて各第1感磁素子と対向することが望ましい。磁石が発生させる磁界は下流側ヨークに導かれるので、このようにすれば、搬送面を経由するように形成される磁石の磁界を各感磁素子の感磁方向に沿った均一なものとすることができる。これにより、配列方向における第1感磁素子の位置に起因して、第1感磁素子からの出力に差異が発生することを防止或いは抑制できる。
本発明では、第1感磁素子から出力される信号に基づいて、媒体に付与された磁気パターンがハード材かソフト材かを判別できる。
本発明を適用した磁気センサ装置の説明図である。 図1の磁気センサ装置のセンサ部の説明図である。 センサ部に搭載する感磁素子の抵抗値−磁束密度特性曲線のグラフである。 センサ部の模式図である。 磁気パターンが移動する際の磁束ベクトルの変化の説明図である。 ハード材の磁気パターンが移動する際の磁界の変化の説明図である。 磁気パターンを検出した各感磁素子からの出力例のグラフである。 変形例1、2のセンサ部の説明図である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した磁気センサ装置を説明する。
(全体構成)
図1は本発明を適用した磁気センサ装置の要部構成を模式的に示す説明図である。本発明の磁気センサ装置20は、搬送経路21(搬送面2)に沿って搬送される紙幣などのシート状の媒体3に付与された磁気パターンMを感磁素子11、12により検出する。
磁気センサ装置20が検出する磁気パターンMとしては、ハード材を含む磁気インキにより印刷されたものと、ソフト材を含む磁気インキにより印刷されたものがある。ハード材とは、マグネットに用いる磁性材料のように、外部より磁界を印加すると、ヒステリシスが大きくて残留磁束密度が高く、容易に磁化される磁性材料である。ソフト材とは、モータや磁気ヘッドのコア材のように、ヒステリシスが小さくて残留磁束密度が低く、容易に磁化されない磁性材料である。
図1に示すように、磁気センサ装置20は、センサ部1と、センサ部1による検出位置を経由する搬送経路21に沿って媒体3を搬送する搬送機構22を備える。搬送機構22は搬送ローラ23と搬送ローラ23の駆動源となる搬送モータ24を備える。
センサ部1は媒体3の搬送方向X1と直交する搬送経路21の幅方向Yに延びる。搬送ローラ23はセンサ部1と搬送面2と直交する直交方向Zで対向して配置されている。センサ部1は非磁性のケース25に収容されている。ケース25において搬送ローラ23と対向する対向面は、磁気センサ装置20による磁気パターンMの検出位置を規定するとともに、搬送経路21における搬送面2の一部分を構成する。
センサ部1は、第1感磁素子11と第2感磁素子12が形成された複数のMR基板26を備える。MR基板26は、搬送面2に沿って幅方向Yに配列されている。従って、セン
サ部1は、幅方向Yに配列された複数の第1感磁素子11と、幅方向Yに配列された複数の第2感磁素子12を備える。第2感磁素子12は第1感磁素子11に対して搬送方向X1の上流側に配置されている。
また、センサ部1は、永久磁石5と、媒体3の搬送方向X1で永久磁石5の下流側に配置された下流側ヨーク6と、永久磁石5の上流側に配置された上流側ヨーク7を有する。永久磁石5は、搬送面2を搬送される媒体3、第1感磁素子11および第2感磁素子12にバイアス磁界4を印加する。搬送面2は、第1感磁素子11および第2感磁素子12を間に挟んで永久磁石5、下流側ヨーク6および上流側ヨーク7と反対側(直交方向Z側)に配置されている。
永久磁石5は長尺状であり直方体形状をしている。永久磁石5は幅方向Y(複数の第1感磁素子11の配列方向)に一定幅で延びる。永久磁石5は各第2感磁素子12と対向する。下流側ヨーク6は永久磁石5の下流側の端面に当接して永久磁石5に沿って幅方向Yに一定幅で延びる。下流側ヨーク6は各第1感磁素子11と対向する。
上流側ヨーク7は永久磁石5の上流側の端面に当接して永久磁石5に沿って幅方向Yに一定幅で延びる。下流側ヨーク6および上流側ヨーク7はそれぞれ長尺状であり直方体形状をしている。永久磁石5、下流側ヨーク6および上流側ヨーク7の幅方向Yにおける寸法は同一である。
ここで、幅方向Yの両端部分に位置する第1感磁素子11、第2感磁素子12は、永久磁石5の端部5aから規定の距離T以上離間する位置に配置される。規定の距離Tとは、永久磁石5の上下方向における高さ寸法Lの1/2である。
(センサ部)
図2は本発明の磁気センサ装置20のセンサ部1における永久磁石5と感磁素子11、12の配置の説明図である。図3(a)は第1感磁素子11の抵抗値−磁束密度特性曲線のグラフであり、図3(b)は第2感磁素子12の抵抗値−磁束密度特性曲線のグラフである。図2では、図1とは逆に、図面に向かって感磁素子11、12の上方に永久磁石5を示し、図面に向かって感磁素子11、12の下方に搬送面2を示す。
永久磁石5は、搬送面2に対して直交する方向に着磁されている。本例では、永久磁石5は搬送面2の側にN極を向けている。下流側ヨーク6は下流側から永久磁石5に当接し、上流側ヨーク7は上流側から永久磁石5に当接する。永久磁石5における搬送面2の側の端面と下流側ヨーク6および上流側ヨーク7における搬送面2の側の端面は同一平面上に位置し、搬送面2と平行に延びる。
第1感磁素子11および第2感磁素子12は、いずれも磁気抵抗素子である。より具体的には、薄膜強磁性金属からなる磁気抵抗パターンを備えた異方性磁気抵抗素子(AMR(Anisotropic-Magneto-Resistance))である。異方性磁気抵抗素子は、その磁気抵抗パターンに電流を流した際に、電流方向に対して垂直方向からバイアス磁界4が印加されたとき、磁界の強さに応じて抵抗値が低下する。第1感磁素子11および第2感磁素子12の感磁方向Fは搬送方向X1であり、第1感磁素子11および第2感磁素子12は搬送方向X1における磁束ベクトルの変化を検出する。
第1感磁素子11は、搬送面2と直交する直交方向Zで下流側ヨーク6と対向して永久磁石5とは対向しない第1位置Aに配置されている。第2感磁素子12は、直交方向Zで永久磁石5と対向する第2位置Bに配置されている。第2位置Bは第1位置Aよりも搬送方向X1の上流側である。第1位置Aおよび第2位置Bは、永久磁石5から搬送面2を経
由して下流側ヨーク6に至るバイアス磁界4内にある。下流側ヨーク6における搬送面2の側の端面と第1感磁素子11の間の距離は、永久磁石5における搬送面2の側の端面と第2感磁素子12の間の距離と同一である。
第1位置Aは、第1感磁素子11の抵抗値−磁束密度特性において、磁束密度の変化に対して抵抗値の変化が大きくなるようなバイアス磁界4(第1磁束ベクトルHa0)が印加される位置である。換言すれば、第1位置Aは、第1感磁素子11を配置したときに、その抵抗値R1が図3(a)の抵抗値−磁束密度特性曲線における傾きの急な曲線部分にプロットされる位置である。第2位置Bは、第2感磁素子12の抵抗値−磁束密度特性において、磁束密度の変化に対して抵抗値の変化が大きくなるようなバイアス磁界4(第2磁束ベクトルHb0)が印加される位置である。換言すれば、第2位置Bは、第2感磁素子12を配置したときに、その抵抗値R2が図3(b)の抵抗値−磁束密度特性曲線における傾きが急な曲線部分にプロットされる位置である。
図2に示すように、本例では、第1位置Aにおける第1磁束ベクトルHa0は下流側に向かって下流側ヨーク6に向かう方向に傾斜する。第2位置Bにおける第2磁束ベクトルHb0は下流側に向かって永久磁石5から離間する方向に傾斜する。直交方向Zに対する第1磁束ベクトルHa0の傾斜は、直交方向Zに対する第2磁束ベクトルHb0の傾斜よりも大きい。
なお、第1感磁素子11および第2感磁素子12としては、半導体磁気抵抗素子、ホール素子、MI素子(Magneto-Impedance element)、フラックスゲート型の磁気センサなどを用いてもよい。また、第1感磁素子11は、搬送面2を間に挟んで下流側ヨーク6と反対側に配置してもよい。同様に、第2感磁素子12は搬送面2を間に挟んで永久磁石5と反対側に配置してもよい。さらに、第1感磁素子11と第2感磁素子12が搬送面2を間に挟んだ反対側に配置されていてもよい。
また、第2位置Bは、第2感磁素子12の少なくとも一部分が直交方向Zで永久磁石5と対向する位置とすることができる。さらに、下流側ヨーク6における搬送面2の側の端面と第1感磁素子11の間の距離は、永久磁石5における搬送面2の側の端面と第2感磁素子12の間の距離と相違していてもよい。また、上流側ヨーク7は省略してもよい。永久磁石はS極を搬送面2の側に向けて配置してもよい。
(動作原理)
図4はセンサ部1を部分的に拡大して示す模式図である。図5は磁気パターンMが搬送面2を移動する際の磁束ベクトルHa0、Hb0の変化の説明図である。図6はハード材を含む磁気パターンMが搬送面2を移動する際の磁界の変化の説明図である。図4乃至図6では、磁束ベクトルHa0、Hb0の変化および磁界の変化を判り易く示すために媒体3を省略して媒体3に付与された磁気パターンMのみを示す。
まず、媒体3に付与された磁気パターンMが搬送面2における第2位置Bと対向する上流側検出位置Cを通過する際には、バイアス磁界4は、磁気パターンMの透磁率に起因して、磁気パターンMに吸われるように磁束の方向が変化する。これにより、第2感磁素子12が配置された第2位置Bを通過する第2磁束ベクトルHb0は、その方向を搬送方向Xの前後に変化させる。
より具体的には、第2磁束ベクトルHb0は、図5(a)に示すように、磁気パターンMに向かって法線(直交方向Z)に接近する方向に傾いた後に(磁束ベクトルHb1)、図5(b)に示すように、第1磁束ベクトルHb0よりも下流側に向って傾斜する(磁束ベクトルHb2)。ここで、図4に模式的に示すように、第2位置Bはバイアス磁界4を
発生する永久磁石5と対向する位置なので、磁束密度は大きい(磁束ベクトルHb0は大きい)。従って、第2感磁素子12が検出する磁束ベクトルHb0の感磁方向Fの成分Hbfは大きく変化する。これにより、第2感磁素子12の抵抗値は、図3(b)に示す比較的大きな範囲S2で変動し、第2感磁素子12からは抵抗値の変動に対応する信号が出力される。
ここで、磁気パターンMが上流側検出位置Cを通過する際には、第1位置Aを通過する第1磁束ベクトルHa0もその方向を前後に変化させる。しかし、第1位置Aは第2位置Bよりも永久磁石5から離間するので、図4に模式的に示すように、第1位置Aを通過するバイアス磁界4の磁束密度は小さい(磁束ベクトルHa0は小さい)。また、直交方向Zに対する第1磁束ベクトルHa0の傾斜は、直交方向Zに対する第2磁束ベクトルHb0の傾斜よりも大きいので、例えば、第1磁束ベクトルHa0の向きの変化量と第2磁束ベクトルHb0の向きの変化量が同一の場合でも、第1感磁素子11が検出する第1磁束ベクトルHa0の感磁方向Fの成分Hafは、第2感磁素子12が検出する第1磁束ベクトルHa0の感磁方向Fの成分Hbfと比較して小さくなる。この結果、磁気パターンMが上流側検出位置Cを通過したときに、第2感磁素子12の抵抗値は図3に示す極僅かな範囲S1でしか変化せず、抵抗値の変動に対応して第2感磁素子12から出力される信号は実質的にゼロとなる。
次に、媒体3に付与された磁気パターンMが搬送面2における第1位置Aと対向する下流側検出位置Dを通過する際には、磁気パターンMは永久磁石5と対向する領域(クリティカルパス範囲)を通過している。従って、磁気パターンMがハード材からなる場合には、磁気パターンMは着磁されている。よって、図6(a)に示すように、磁気パターンMは残留磁界8を発生させる。一方、磁気パターンMがソフト材からなる場合には、磁気パターンMが着磁されない。よって、図6(b)に示すように、残留磁界は発生しない。
ここで、下流側検出位置Dおよび第1位置Aは、永久磁石5と対向する領域(クリティカルパス範囲)から外れた位置にある。従って、第1感磁素子11は、磁気パターンMが着磁されている場合に、磁気パターンMの残留磁束密度に起因する磁界の変化を検出する。これにより、第1感磁素子11の抵抗値が変動するので、抵抗値の変動に対応する信号が第1感磁素子11から出力される。一方、磁気パターンMが着磁されていない場合には、第1感磁素子11は磁気パターンMの残留磁束密度に起因する磁界の変化を検出することはないので、第1感磁素子11からは抵抗値の変動に対応する信号は出力されない。
図7(a)はセンサ部1がハード材からなる磁気パターンMを検出した場合の第1感磁素子11からの出力例および第2感磁素子12からの出力例を示すグラフであり、図7(b)センサ部1がソフト材からなる磁気パターンMを検出した場合の第1感磁素子11からの出力例および第2感磁素子12からの出力例を示すグラフである。図7(a)に示すように、磁気パターンMがハード材からなる場合には、第2感磁素子12および第1感磁素子11の両方から信号が出力される。一方、図7(b)に示すように、磁気パターンMがソフト材からなる場合には、第2感磁素子12からは信号が出力されるが、第1感磁素子11からは信号が出力されない。
従って、磁気センサ装置20によれば、第1感磁素子11からの信号に基づいて、磁気パターンMがハード材から形成されているか、ソフト材から形成されているかを判別できる。また、磁気パターンMがハード材からなる場合には、第1感磁素子11からの信号および第2感磁素子12からの信号に基づいて磁気パターンMの磁気情報を取得できる。一方、磁気パターンMがソフト材からなる場合には、第2感磁素子12からの信号に基づいて磁気パターンMの磁気情報を取得できる。
また、磁気センサ装置20によれば、搬送経路21(搬送面2)の幅方向Yに配列された複数の第1感磁素子11および複数の第2感磁素子12を備えるので、媒体3の幅方向に延びる広い範囲で媒体3に付与された磁気パターンMを検出できる。
ここで、第1感磁素子11は、磁束ベクトルの搬送方向X1(感磁方向F)の成分を検出する。従って、第1感磁素子11が、バイアス磁界4において搬送方向X1に向う磁束ベクトルを含む磁界部分に配置されていれば、第1感磁素子11は磁束ベクトルの変化を検出できる。一方、第1感磁素子11が、バイアス磁界4において搬送方向X1に対して傾斜する磁束ベクトルを含む磁界部分に配置されていると、第1感磁素子11は磁束ベクトルの搬送方向X1に沿った成分のみを検出する。よって、第1感磁素子11を通過するバイアス磁界4の変化量が同一であっても、第1感磁素子11を通過するバイアス磁界4(磁束ベクトル)が感磁方向Fに向く場合と、第1感磁素子11を通過するバイアス磁界4(磁束ベクトル)が傾斜している場合とで第1感磁素子11からは異なる信号が出力されてしまう。従って、バイアス磁界4(磁束ベクトル)が感磁方向Fに向く均一なものでなければ、磁気パターンMの磁気情報の検出精度が低下するという問題がある。
このような問題に対して、本例では、搬送方向X1で長尺状の永久磁石5を間に挟んだ両側に下流側ヨーク6および上流側ヨーク7が配置されており、永久磁石5、下流側ヨーク6および上流側ヨーク7は搬送方向X1と直交する方向に平行に延びている。従って、永久磁石5によって搬送面2を経由するように形成されるバイアス磁界4(磁束ベクトル)は、下流側ヨーク6および上流側ヨーク7に導かれ、第1感磁素子11および第2感磁素子12の感磁方向Fである搬送方向X1に向く均一なものとなる。これにより、幅方向Yにおける位置に拘わらず第1感磁素子11を通過するバイアス磁界4(磁束ベクトル)が搬送方向X1に対して傾斜することがないので、磁気パターンMの磁気情報を精度よく検出できる。
また、本例では、幅方向Yの端に配置された感磁素子11、12が永久磁石5の端か距離T(1/2L)以上離間している。従って、幅方向Yの端に配置された感磁素子11、12を通過するバイアス磁界4(磁束ベクトル)についても感磁方向Fに向くものとすることができる。
さらに、本例では、永久磁石5の両側に配置した下流側ユークと上流側ヨーク7によって永久磁石5が発生させるバイアス磁界4が必要以上に広がることが抑制されている。従って、第1感磁素子11および第2感磁素子12が媒体3の磁気パターンMとは異なる磁性体の動きに起因する磁界の変化を検出することを防止できる。また、永久磁石5の両側に配置した下流側ユークと上流側ヨーク7を備えることにより、センサ部1の外部の磁界から第1感磁素子11および第2感磁素子12が影響を受けることを防止或いは抑制できる。
(センサ部の変形例1)
図8(a)は変形例1のセンサ部の説明図であり、図8(b)は変形例2のセンサ部の説明図である。図8(a)に示すように、変形例1のセンサ部1Aは、感磁素子として、第1感磁素子11、第2感磁素子12および第3感磁素子13を備える。第3感磁素子13は、搬送面2と直交する直交方向Zで上流側ヨーク7と対向して永久磁石5とは対向しない第3位置Eに配置されている。第3位置Eは、媒体3が搬送面2に沿って第2感磁素子12を通過する際に当該第3位置Eに配置した第3感磁素子13の抵抗値が極僅かな範囲でしか変化せず、抵抗値の変動に対応して第3感磁素子13から出力される信号が実質的にゼロとなる位置とすることができる。
本例によれば、下流側ヨーク6および永久磁石5をこの順番で通過する逆搬送方向X2
に媒体3を搬送したときに、第3感磁素子13は永久磁石5により着磁された磁気パターンMの残留磁束密度を検出する。この一方で、第3感磁素子13は磁気パターンMの透磁率に起因するバイアス磁界4の変化を検出しない。従って、媒体3が逆搬送方向X2に搬送される場合には、第3感磁素子13からの信号に基づいて、磁気パターンMがハード材から形成されているか、ソフト材から形成されているかを判別できる。また、第2感磁素子12からの信号および第3感磁素子13からの信号に基づいてハード材からなる磁気パターンMの磁気情報を取得でき、第2感磁素子12からの信号に基づいてソフト材からなる磁気パターンMの磁気情報を取得できる。
(センサ部の変形例2)
図8(b)に示すように、変形例2のセンサ部1Bは、搬送方向X1で下流側ヨーク6の下流側に第2の永久磁石15を備える。上流側ヨーク7は省略されている。
第2の永久磁石15は媒体3に第2のバイアス磁界16を印加するものである。ここで、第1位置Aは、媒体3が永久磁石5と対向する位置を通過する際に当該第1位置Aに配置された第1感磁素子11の抵抗値が極僅かな範囲でしか変化せず、抵抗値の変動に対応して出力される信号が実質的にゼロとなる位置である。これに加えて、第1位置Aは、媒体3が第2の永久磁石15と対向する位置を通過する際に当該第1位置Aに配置された第1感磁素子11の抵抗値が極僅かな範囲でしか変化せず、抵抗値の変動に対応して出力される信号が実質的にゼロとなる位置とすることができる。
本例によれば、媒体3が第2の永久磁石15、下流側ヨーク6および永久磁石5をこの順番で通過する逆搬送方向X2に搬送される場合には、第1感磁素子11は第2の永久磁石15により着磁された磁気パターンMの残留磁束密度を検出する。この一方で、第1感磁素子11は磁気パターンMの透磁率に起因するバイアス磁界16の変化を検出しない。従って、媒体3が逆搬送方向X2に搬送される場合には、第1感磁素子11からの信号に基づいて、磁気パターンMがハード材から形成されているか、ソフト材から形成されているかを判別できる。また、第1感磁素子11からの信号および第2感磁素子12からの信号に基づいてハード材からなる磁気パターンMの磁気情報を取得でき、第2感磁素子12からの信号に基づいてソフト材からなる磁気パターンMの磁気情報を取得できる。
なお、センサ部1Bにおいて、上流側ヨーク7を備えてもよい。また、搬送方向X1で第2の永久磁石15の下流側に第2の下流側ヨークを備えても良い。これらのヨークを備えれば、永久磁石5、15が発生させるバイアス磁界4、16が必要以上に広がることが抑制される。従って、第1感磁素子11、第2感磁素子12および第3感磁素子が磁気パターンMとは異なる磁性体の動きに起因する磁界の変化を検出することを防止できる。また、センサ部1Bの外部の磁界から第1感磁素子11、第2感磁素子12および第3感磁素子13が影響を受けることを防止或いは抑制できる。
1・・・センサ部
2・・・搬送面(移動面)
3・・・媒体
4・・・バイアス磁界
5・・・永久磁石
6・・・下流側ヨーク
7・・・上流側ヨーク
11・・・第1感磁素子
12・・・第2感磁素子
13・・・第3感磁素子
15・・・第2の永久磁石
16・・・第2のバイアス磁界
20・・・磁気センサ装置
A・・・第1位置
B・・・第2位置
E・・・第3位置
F・・・感磁方向
M・・・磁気パターン
X1・・・移動方向
Z・・・直交方向

Claims (9)

  1. 移動面に沿って相対移動する媒体に付与された磁気パターンを感磁素子により検出する磁気センサ装置において、
    前記媒体にバイアス磁界を印加する磁石と、
    前記媒体の移動方向で前記磁石の下流側に配置された下流側ヨークと、を有し、
    前記感磁素子として、前記移動面と直交する直交方向で前記下流側ヨークと対向して前記磁石とは対向しない第1位置に配置された第1感磁素子と、前記直交方向で前記磁石と対向する第2位置に配置された第2感磁素子と、を備えることを特徴とする磁気センサ装置。
  2. 請求項1において、
    前記第1位置および前記第2位置は、前記磁石から前記移動面を経由して前記下流側ヨークに至る前記バイアス磁界内にあることを特徴とする磁気センサ装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記第1感磁素子は、感磁方向を前記移動方向に向けていることを特徴とする磁気センサ装置。
  4. 請求項1ないし3のうちのいずれかの項において、
    前記感磁素子は、MR素子であることを特徴とする磁気センサ装置。
  5. 請求項1ないし4のうちのいずれかの項において、
    前記移動方向で前記磁石の上流側に配置された上流側ヨークを有することを特徴とする磁気センサ装置。
  6. 請求項5において、
    前記感磁素子として、前記移動面と直交する直交方向で前記上流側ヨークと対向して前記磁石とは対向しない第3位置に配置された第3感磁素子を備えることを特徴とする磁気センサ装置。
  7. 請求項1ないし4のうちのいずれかの項において、
    前記媒体に第2のバイアス磁界を印加する第2の磁石を有し、
    前記第2の磁石は、前記移動方向で前記下流側ヨークの下流側に位置することを特徴とする磁気センサ装置。
  8. 請求項1ないし7のうちのいずれかの項において、
    前記第1感磁素子および前記第2感磁素子は、それぞれ前記移動方向と交差して前記移動面に沿った方向に複数配列されており、
    前記磁石は、複数の前記第2感磁素子の配列方向に延びて各第2感磁素子と対向することを特徴とする磁気センサ装置。
  9. 請求項8において、
    前記下流側ヨークは、前記磁石に沿って延びて各第1感磁素子と対向することを特徴とする磁気センサ装置。
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