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JP2016203280A - ロボット、及び制御装置 - Google Patents

ロボット、及び制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】対象物の位置に応じた対象物への照明を行うことができるロボットを提供すること。
【解決手段】ロボットは、アームとハンドを備え、ハンドが把持しているツールを物体に接触させ、ハンドがツールを把持している位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する。
【選択図】図5

Description

この発明は、ロボット、及び制御装置に関する。
所定の作業を行うロボットの研究や開発が行われている。
これに関し、特定の作業を行うための専用エンドエフェクターを備えたロボットに当該作業を行わせる技術が知られている(特許文献1参照)。
国際公開第2013/128542号
しかし、従来の技術では、ロボットが専用エンドエフェクターを備えていなければならず、ロボットの汎用性を向上させることが困難であった。
上記課題の少なくとも一つを解決するために本発明の一態様は、アームとハンドを備え、前記ハンドが把持しているツールを物体に接触させ、前記ハンドが前記ツールを把持している位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する、ロボットである。
この構成により、ロボットは、ハンドが把持しているツールを物体に接触させ、ハンドがツールを把持している位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する。これにより、ロボットは、専用エンドエフェクターを用いずに作業を行うことができロボットの汎用性を向上させることができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記位置及び姿勢の少なくとも一方が変更可能になるように、前記ハンドが前記ツールを把持する把持力を小さくする、構成が用いられてもよい。
この構成により、ロボットは、ハンドがツールを把持する位置及び姿勢の少なくとも一方が変更可能になるように、ハンドがツールを把持する把持力を小さくする。これにより、ロボットは、ハンドがツールの位置及び姿勢を固定したままハンドがツールを把持している位置及び姿勢の少なくとも一方を変更することができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記ハンドが前記ツールにより行う作業の後に前記位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する、構成が用いられてもよい。
この構成により、ロボットは、ハンドがツールにより行う作業の後に位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する。これにより、ロボットは、作業を行う毎にハンドがツールを把持する位置及び姿勢を適した位置及び姿勢に変更することができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記物体は、前記ツールを載置する治具である、構成が用いられてもよい。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記物体は、作業台の一部である、構成が用いられてもよい。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記物体は、前記ロボットの一部である、構成が用いられてもよい。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記ハンドが前記ツールにより行う最初の作業を前記ハンドが行う前に、前記位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する、構成が用いられてもよい。
この構成により、ロボットは、ハンドがツールにより行う最初の作業をハンドが行う前に、ハンドがツールを把持する位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する。これにより、ロボットは、ハンドがツールを把持する位置及び姿勢が適した位置及び姿勢に変更された状態で作業を開始させることができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記位置及び姿勢の少なくとも一方がずれた場合、前記位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する、構成が用いられてもよい。
この構成により、ロボットは、ハンドがツールを把持する位置及び姿勢の少なくとも一方がずれた場合、ハンドがツールを把持する位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する。これにより、ロボットは、ハンドがツールを把持する位置及び姿勢がずれるたびに、ハンドがツールを把持する位置及び姿勢を適した位置及び姿勢に変更することができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記アームは、複数あり、前記ハンドは、前記複数の前記アームの一部又は全部のそれぞれ毎に備えられる、構成が用いられてもよい。
この構成により、ロボットは、複数のハンドのうちの一部又は全部がツールを把持し、複数のハンドのうちの一部又は全部が把持するツールを物体に接触させ、複数のハンドのうちの一部又は全部が把持するツールの位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記アームは、前記ハンドを着脱可能である、構成が用いられてもよい。
また、本発明の他の態様は、アームとハンドを備えたロボットに、前記ハンドが把持しているツールを物体に接触させ、前記ハンドが前記ツールを把持している位置及び姿勢の少なくとも一方を変更させる、制御装置である。
この構成により、制御装置は、ロボットに、ハンドが把持しているツールを物体に接触させ、ハンドがツールを把持している位置及び姿勢の少なくとも一方を変更させる。これにより、制御装置は、ロボットに専用エンドエフェクターを用いずに作業を行わせることができ、ロボットの汎用性を向上させることができる。
以上により、ロボット、及び制御装置は、ハンドが把持しているツールを物体に接触させ、ハンドがツールを把持している位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する。これにより、ロボット、及び制御装置は、ハンドが把持したツールによって精度の高い作業を行うことができる。
本実施形態に係るロボット20の一例を示す構成図である。 治具SBの一例を示す図である。 電動ドライバーSDが治具SBに載置される様子の一例を示す図である。 制御装置30のハードウェア構成の一例を示す図である。 制御装置30の機能構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る制御部36がロボット20に第1作業〜第3作業を行わせる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 制御部36が図6に示したステップS120において第1アームを動作させる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 制御部36が図6に示したステップS120において第2アームを動作させる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 制御部36が図6に示したステップS130において第2アームを動作させる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 制御部36が図6に示したステップS150において第1アームを動作させる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 制御部36が図6に示したステップS150において第1アームを動作させる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の変形例に係る制御部36が第2作業において第2アームを動作させる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
<実施形態>
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るロボット20の一例を示す構成図である。ロボット20は、第1アームと、第2アームと、第1撮像部21と、第2撮像部22と、第3撮像部23と、第4撮像部24と、第1力センサー25−1と、第2力センサー25−2と、制御装置30を備えた双腕ロボットである。
双腕ロボットは、この一例における第1アームと第2アームのような2本のアーム(腕)を備えるロボットである。なお、ロボット20は、双腕ロボットに代えて、単腕ロボットであってもよい。単腕ロボットは、1本のアームを備えるロボットである。例えば、単腕ロボットは、第1アームと第2アームのうちのいずれか一方を備える。また、ロボット20は、第1撮像部21と、第2撮像部22と、第3撮像部23と、第4撮像部24のうちの一部又は全部を備えない構成であってもよい。
第1アームは、第1エンドエフェクターE1と、第1マニピュレーターM1と、図示しない複数のアクチュエーターによって構成される。なお、第1アームは、第1エンドエフェクターE1を着脱可能な構成でもよく、着脱不可能な構成であってもよい。以下では、第1アームが備える複数のアクチュエーターを、まとめて第1アクチュエーターと称して説明する。第1アームは、7軸垂直多関節型のアームである。具体的には、第1アームは、支持台と、第1マニピュレーターM1と、第1エンドエフェクターE1が第1アクチュエーターによる連携した動作によって7軸の自由度の動作を行う。なお、第1エンドエフェクターE1は、ハンドの一例である。
第1アームが7軸の自由度で動作する場合、第1アームは、6軸以下の自由度で動作する場合と比較して取り得る姿勢が増えることによって、例えば、動作が滑らかになり、更に第1アームの周辺に存在する物体との干渉を容易に回避することができるようになる。また、第1アームが7軸の自由度で動作する場合、第1アームの制御は、第1アームが8軸以上の自由度で動作する場合と比較して計算量が少なく容易である。このような理由から、この一例では、第1アームは、7軸の自由度で動作することが望ましい。なお、第1アームは、6軸以下の自由度で動作する構成であってもよく、8軸以上の自由度で動作する構成であってもよい。
各第1アクチュエーターは、ケーブルによって制御装置30と通信可能に接続されている。これにより、第1アクチュエーターは、制御装置30から取得される制御信号に基づいて、第1エンドエフェクターE1と第1マニピュレーターM1を動作させることができる。なお、ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)等の規格によって行われる。また、第1アクチュエーターのうちの一部又は全部は、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によって制御装置30と接続される構成であってもよい。
第1アームは、更に第1撮像部21を備える。
第1撮像部21は、例えば、集光された光を電気信号に変換する撮像素子であるCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等を備えたカメラである。この一例において、第1撮像部21は、図1に示したように第1アームを構成する第1マニピュレーターM1の一部に備えられる。そのため、第1撮像部21は、第1アームの動きによって移動することが可能である。第1撮像部21が撮像可能な範囲は、第1アームの動きに応じて変化する。第1撮像部21は、当該範囲の静止画像を第1画像として撮像してもよく、当該範囲の動画像を第1画像として撮像してもよい。
また、第1撮像部21は、ケーブルによって制御装置30と通信可能に接続されている。ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB等の規格によって行われる。なお、第1撮像部21は、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によって制御装置30と接続される構成であってもよい。
第2アームは、第2エンドエフェクターE2と、第2マニピュレーターM2と、図示しない複数のアクチュエーターによって構成される。なお、第2アームは、第2エンドエフェクターE2を着脱可能な構成でもよく、着脱不可能な構成であってもよい。以下では、第2アームが備える複数のアクチュエーターを、まとめて第2アクチュエーターと称して説明する。第2アームは、7軸垂直多関節型のアームである。具体的には、第2アームは、支持台と、第2マニピュレーターM2と、第2エンドエフェクターE2が第2アクチュエーターによる連携した動作によって7軸の自由度の動作を行う。なお、第2エンドエフェクターE2は、ハンドの一例である。第2アームは、第1アームが7軸の自由度で動作することが望ましい理由と同様の理由により、7軸の自由度で動作することが望ましい。なお、第2アームは、6軸以下の自由度で動作する構成であってもよく、8軸以上の自由度で動作する構成であってもよい。
各第2アクチュエーターは、ケーブルによって制御装置30と通信可能に接続されている。これにより、第2アクチュエーターは、制御装置30から取得される制御信号に基づいて、第2エンドエフェクターE2と第2マニピュレーターM2を動作させることができる。なお、ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)等の規格によって行われる。なお、第2アクチュエーターのうちの一部又は全部は、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によって制御装置30と接続される構成であってもよい。
また、第2アームは、更に第2撮像部22を備える。
第2撮像部22は、例えば、集光された光を電気信号に変換する撮像素子であるCCDやCMOS等を備えたカメラである。この一例において、第2撮像部22は、図1に示したように第2アームを構成する第2マニピュレーターM2の一部に備えられる。そのため、第2撮像部22は、第2アームの動きによって移動することが可能である。第2撮像部22が撮像可能な範囲は、第2アームの動きに応じて変化する。第2撮像部22は、当該範囲の静止画像を第2画像として撮像してもよく、当該範囲の動画像を第2画像として撮像してもよい。
また、第2撮像部22は、ケーブルによって制御装置30と通信可能に接続されている。ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB等の規格によって行われる。なお、第2撮像部22は、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によって制御装置30と接続される構成であってもよい。
第3撮像部23は、例えば、集光された光を電気信号に変換する撮像素子であるCCDやCMOS等を備えたカメラである。第3撮像部23は、ロボット20が第1アームと第2アームのうちいずれか一方又は両方により作業を行う領域を含む範囲を撮像可能な位置に設置されている。以下では、説明の便宜上、当該範囲を撮像範囲と称して説明する。なお、第3撮像部23は、撮像範囲の静止画像を第3画像として撮像してもよく、撮像範囲の動画像を第3画像として撮像してもよい。
また、第3撮像部23は、ケーブルによって制御装置30と通信可能に接続されている。ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB等の規格によって行われる。なお、第3撮像部23は、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によって制御装置30と接続される構成であってもよい。
第4撮像部24は、例えば、集光された光を電気信号に変換する撮像素子であるCCDやCMOS等を備えたカメラである。第4撮像部24は、撮像範囲を第3撮像部23とともにステレオ撮像可能な位置に設置されている。なお、第4撮像部24は、撮像範囲の静止画像を第4画像として撮像してもよく、撮像範囲の動画像を第4画像として撮像してもよい。
また、第4撮像部24は、ケーブルによって通信可能に制御装置30と接続されている。ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB等の規格によって行われる。なお、第4撮像部24は、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によって制御装置30と接続される構成であってもよい。
第1力センサー25−1は、第1エンドエフェクターE1と第1マニピュレーターM1の間に備えられている。第1力センサー25−1は、第1エンドエフェクターE1に作用した力やモーメントの大きさを示す値を検出する。なお、第1力センサー25−1は、トルクセンサー等の第1エンドエフェクターE1に加わる力やモーメントの大きさを示す値を検出する他のセンサーであってもよい。第1力センサー25−1とは、第1力センサー情報を通信により制御装置30へ出力する。第1力センサー情報は、第1力センサー25−1が検出した力やモーメントの大きさを示す値を、第1力センサー25−1の出力値として含む情報である。第1力センサー25−1の出力値は、力センサーの出力値の一例である。
第1力センサー25−1は、ケーブルによって通信可能に制御装置30と接続されている。ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB等の規格によって行われる。なお、第1力センサー25−1は、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によって制御装置30と接続されてもよい。
第2力センサー25−2は、第2エンドエフェクターE2と第2マニピュレーターM2の間に備えられている。第2力センサー25−2は、第2エンドエフェクターE2に作用した力やモーメントを検出する。なお、第2力センサー25−2は、トルクセンサー等の第2エンドエフェクターE2に加わる力やモーメントを検出する他のセンサーであってもよい。第2力センサー25−2は、第2力センサー情報を通信により制御装置30へ出力する。第2力センサー情報とは、第2力センサー25−2が検出した力やモーメントの大きさを示す値を、第2力センサー25−2の出力値として含む情報である。第2力センサー25−2の出力値は、力センサーの出力値の一例である。
第2力センサー25−2は、ケーブルによって通信可能に制御装置30と接続されている。ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB等の規格によって行われる。なお、第2力センサー25−2は、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によって制御装置30と接続されてもよい。
以下では、第1力センサー25−1と第2力センサー25−2を区別する必要が無い限り、まとめて力センサー25と称して説明する。また、以下では、第1力センサー情報と第2力センサー情報を区別する必要が無い限り、まとめて力センサー情報と称して説明する。第1力センサー情報と第2力センサー情報のうちのいずれか一方又は両方は、制御装置30によるロボット20の力センサー情報に基づく制御に用いられる。力センサー情報に基づく制御とは、例えば、インピーダンス制御等のコンプライアンス制御を示す。
上記で説明したロボット20が備えるこれらの各機能部は、この一例において、ロボット20に内蔵された制御装置30から制御信号を取得し、取得した制御信号に基づいた動作を行う。なお、ロボット20は、制御装置30を内蔵する構成に代えて、外部に設置された制御装置30により制御される構成であってもよい。
制御装置30は、ロボット20に制御信号を送信することにより、ロボット20を動作させる。また、制御装置30は、ロボット20に所定の作業を行わせる。所定の作業とは、この一例において、ロボット20が第1エンドエフェクターE1と第2エンドエフェクターE2のうちのいずれか一方又は両方によって把持した所定のツールによって所定の対象物に所定の部品を組み付ける作業のことである。
以下では、一例として、所定のツールが電動ドライバーSDであり、所定の対象物が産業用の機械の一部を構成する部材Oであり、所定の部品がネジSである場合について説明する。図1では、部材Oを直方体形状の物体として表しているが、部材Oの形状は直方体形状に限られず、他の形状であってもよい。また、以下では、ロボット20が第2エンドエフェクターE2により電動ドライバーSDを把持する場合について説明する。すなわち、ロボット20は、所定の作業において、第2エンドエフェクターE2によって把持した電動ドライバーSDにより部材OにネジSを締め付ける。
なお、以下の説明において、第1アームと第2アームの役割は、逆であってもよい。また、所定のツールは、電動ドライバーSDに代えて、ペンやスパナ、スプレー等の何らかの作業に用いられる他の道具であってもよい。また、所定の部品は、ネジSに代えて、所定のツールに応じた他の部品であってもよい。例えば、所定のツールがスパナの場合、所定の部品は、ボルトやナットである。
ここで、図1を参照して、ロボット20が行う所定の作業について説明する。図1において、ロボット20は、第2エンドエフェクターE2により電動ドライバーSDを把持している。この一例において、電動ドライバーSDの先端は、磁力を帯びている。ここでいう電動ドライバーSDの先端は、電動ドライバーSDのグリップ側とは反対側の電動ドライバーSDの軸の先端である。電動ドライバーSDは、この磁力によってネジSを吸着することができる。
また、電動ドライバーSDは、この一例において、電動ドライバーSDの軸が回転する際の回転軸周りの回転に対して対称な形状を有する。このため、電動ドライバーSDの姿勢は、電動ドライバーSDの軸が回転する際の回転軸の向きによって表される。また、この電動ドライバーSDのグリップには、例えば、座金が設けられる位置にスイッチが設けられている。電動ドライバーSDは、当該スイッチをオンにされた場合、軸を回転させる。これにより、電動ドライバーSDは、軸の回転によってネジSを他の物体に締め付けることができる。
また、図1において、作業台TBには、ネジSが締め付けられる前の1以上の部材Oが配置される第1領域A1と、ネジSが締め付けられた後の1以上の部材Oが配置される第2領域A2とが設けられている。また、作業台TBには、ネジ供給装置Bと、治具SBと、作業対象O1とが載置されている。
第1領域A1は、他のロボットや部材Oを給材する作業員等によって、ロボット20による所定の作業のために部材Oが配置(給材)される領域である。第2領域A2は、ロボット20がネジSを締め付けた後の部材Oを配置(除材)する領域である。なお、第1領域A1と第2領域A2は、互いに重なりを持たない領域であるが、第1領域A1の一部と第2領域A2の一部とが重なっていてもよい。
作業台TBは、例えば、テーブルである。なお、作業台TBは、これに変えて、ネジ供給装置Bと、治具SBと、作業対象O1が載置可能な面を有する床面等の物体であれば他の物体であってもよい。また、作業台TBは、複数の作業台によって構成されてもよい。
ネジ供給装置Bは、所定の部位にネジSを供給する。ロボット20は、ネジ供給装置Bの所定の部位に供給されたネジSのネジ頭に電動ドライバーSDの先端を嵌め込んで磁力により吸着する。そして、ロボット20は、電動ドライバーSDの先端にネジSが吸着された状態のまま電動ドライバーSDを移動させる。これにより、ロボット20は、ネジ供給装置Bの所定の部位からネジSを除材する。ネジ供給装置Bは、所定の部位からネジSが除材されると、再び当該部位にネジSを供給する。
治具SBは、電動ドライバーSDが載置される治具である。ここで、図2及び図3を参照して、治具SBについて説明する。図2は、治具SBの一例を示す図である。図2(A)には、治具SBの正面図を示した。また、図2(B)には、治具SBの側面図を示した。また、図2(C)には、治具SBの上面図を示した。
図2に示したように、治具SBは、第1部位SB1と第2部位SB2を有する。第1部位SB1は、治具SBの底面から垂直に伸びた板状の部位である。また、第1部位SB1には、電動ドライバーSDの軸が載置される切欠き部X1が設けられている。切欠き部X1は、この一例において、治具SBの上面側の第1部位SB1の端部に設けられている。また、治具SBを正面から見た場合の切欠き部X1の形状は、中心角が180度の扇形である。
また、第2部位SB2は、治具SBの底面から垂直に伸びた板状の部位であって、第1部位SB1とは反対側の部位である。第2部位SB2には、電動ドライバーSDのグリップが載置される切欠き部X2が設けられている。切欠き部X2は、この一例において、治具SBの上面側の第2部位SB2の端部に設けられている。また、治具SBを正面から見た場合の切欠き部X2の形状は、中心角が180度の扇型である。なお、電動ドライバーSDの軸は、この一例において、電動ドライバーSDのグリップよりも半径が小さいため、扇形の切欠き部X1の半径は、扇形の切欠き部X2の半径よりも小さい。
図2に示した治具SBには、図3に示したように電動ドライバーSDが載置される。図3は、電動ドライバーSDが治具SBに載置される様子の一例を示す図である。図3(A)には、電動ドライバーSDが治具SBに載置される前の電動ドライバーSDと治具SBの様子の一例を示した。図3(A)に示したように、電動ドライバーSDの軸V1は、電動ドライバーSDのグリップV2よりも半径が小さい。このため、電動ドライバーSDは、電動ドライバーSDの軸が回転する際の回転軸と直交する方向(側面側)から電動ドライバーSDを見た場合の軸V1とグリップV2との境界において段差Yを有する。
ロボット20は、例えば、第2エンドエフェクターE2により電動ドライバーSDを図3(A)に示した方向G1に移動させる。これにより、ロボット20は、電動ドライバーSDの軸V1を切欠き部X1に接触させ、電動ドライバーSDのグリップV2を切欠き部X2に接触させる。その後、ロボット20は、第2エンドエフェクターE2により電動ドライバーSDを図3(A)に示した方向G2に移動させる。これにより、ロボット20は、段差Yを第1部位SB1に接触させることができる。なお、方向G1は、治具SBの底面に対して直交し、当該底面に向かう方向を示す。また、方向G2は、治具SBの底面に沿い、段差Yが第1部位SB1に接触する方向を示す。
このようにして電動ドライバーSDは、治具SBに載置される。図3(B)には、電動ドライバーSDが治具SBに載置された後の電動ドライバーSDと治具SBの様子の一例を示した。治具SBは、図1において作業台TBに固定されている。そのため、治具SBの位置及び姿勢は、固定されている。治具SBの位置及び姿勢とは、治具SBの所定の部位の位置及び姿勢を示す。治具SBの所定の部位とは、例えば、治具SBの重心である。なお、治具SBの所定の部位は、これに代えて、治具SBの他の部位であってもよい。
治具SBの位置及び姿勢が固定されているため、電動ドライバーSDの位置及び姿勢は、電動ドライバーSDを治具SBに載置すると、所定の載置位置及び所定の載置姿勢となる。電動ドライバーSDの位置は、電動ドライバーSDの所定の部位の位置である。電動ドライバーSDの所定の部位は、例えば、電動ドライバーSDの重心である。なお、電動ドライバーSDの所定の部位は、これに代えて、他の部位であってもよい。
所定の載置位置は、電動ドライバーSDが治具SBに載置された状態において、電動ドライバーSDの所定の部位と一致するロボット座標系における位置として決められた位置である。また、所定の載置姿勢は、電動ドライバーSDが治具SBに載置された状態において、電動ドライバーSDの軸が回転する際の回転軸が向く方向のことである。
つまり、電動ドライバーSDの位置は、治具SBが作業台TBに固定されているため、電動ドライバーSDを治具SBに載置すると、所定の載置位置に固定される。また、電動ドライバーSDの姿勢は、治具SBが作業台TBに固定されているため、電動ドライバーSDを治具SBに載置すると、所定の載置姿勢に固定される。
これを利用し、ロボット20は、所定の作業においてネジSを部材Oに締め付ける際、第2エンドエフェクターE2により把持された電動ドライバーSDの位置及び姿勢に対する、第2エンドエフェクターE2の所定の部位の相対的な位置及び姿勢がずれてしまった場合であっても、当該位置及び姿勢を変更することができる。その結果、ロボット20は、第2エンドエフェクターE2により把持された電動ドライバーSDの位置及び姿勢に対する、第2エンドエフェクターE2の所定の部位の相対的な位置及び姿勢を、所定の作業に適した位置及び姿勢に変更する(保つ)ことができる。なお、所定の作業に適した位置及び姿勢は、予め決められているとする。
なお、以下では、説明の便宜上、ロボット20が、第2エンドエフェクターE2により把持された電動ドライバーSDの位置に対する、第2エンドエフェクターE2の所定の部位の相対的な位置及び姿勢を、所定の作業に適した位置及び姿勢に変更する動作を、姿勢変更動作と称して説明する。
ロボット20は、この一例において、第1作業と、第2作業と、第3作業とを順に行うことにより、所定の作業を行う。第1作業では、ロボット20は、第1エンドエフェクターE1によって部材Oが配置される第1領域A1から部材Oを給材し、電動ドライバーSDが載置される治具SBから第2エンドエフェクターE2によって電動ドライバーSDを把持し、第2エンドエフェクターE2により把持された電動ドライバーSDによってネジSを給材する。このような第1作業は、第2作業を行うための準備である。
第2作業では、ロボット20は、第1エンドエフェクターE1により固定された部材Oに対して、第2エンドエフェクターE2により把持された電動ドライバーSDによりネジSを締め付ける。この第2作業の際、ロボット20は、部材OにネジSを締め付けるたびに姿勢変更動作を行う。これにより、ロボット20は、精度の高い作業を行い続けることができる。第3作業では、ネジSが締め付けられた部材Oを配置する第2領域A2に、ネジSが締め付けられた部材Oを第1エンドエフェクターE1によって配置し、第2エンドエフェクターE2によって電動ドライバーSDを治具SBに載置する。すなわち、第3作業は、第2作業が行われた後の後片付けである。
このように、ロボット20は、第2エンドエフェクターE2が把持している電動ドライバーSDを所定の物体に接触させ、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持している位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する。この一例において、所定の物体とは、治具SBの第1部位SB1のことである。
ここで、第2エンドエフェクターE2の位置は、第2エンドエフェクターE2のロボット座標系における3軸それぞれの方向への並進自由度(すなわち、3つの座標)によって表される。また、第2エンドエフェクターE2の姿勢は、第2エンドエフェクターE2のロボット座標系における3軸それぞれの軸周りの回転自由度(すなわち、3つの回転角)によって表される。すなわち、第2エンドエフェクターE2の位置及び姿勢は、当該並進自由度と当該回転自由度を合わせた6つの自由度によって表される。そして、第2エンドエフェクターE2の位置及び姿勢を変更するとは、これら6つの自由度のうちの少なくとも1つを変更することを示す。なお、第1エンドエフェクターE1の位置及び姿勢については、第2エンドエフェクターE2と同様なため説明を省略する。
次に、図4を参照して、制御装置30のハードウェア構成について説明する。図4は、制御装置30のハードウェア構成の一例を示す図である。制御装置30は、例えば、CPU(Central Processing Unit)31と、記憶部32と、入力受付部33と、通信部34と、表示部35を備える。また、制御装置30は、通信部34を介してロボット20と通信を行う。これらの構成要素は、バスBusを介して相互に通信可能に接続されている。
CPU31は、記憶部32に格納された各種プログラムを実行する。
記憶部32は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、ROM(Read−Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含む。また、記憶部32は、制御装置30が処理する各種情報や画像、プログラム等を格納する。なお、記憶部32は、制御装置30に内蔵されるものに代えて、USB等のデジタル入出力ポート等によって接続された外付け型の記憶装置でもよい。
入力受付部33は、例えば、キーボードやマウス、タッチパッド等を備えたティーチングペンダントや、その他の入力装置である。なお、入力受付部33は、タッチパネルとして表示部35と一体に構成されてもよい。
通信部34は、例えば、USB等のデジタル入出力ポートやイーサネット(登録商標)ポート等を含んで構成される。
表示部35は、例えば、液晶ディスプレイパネル、あるいは、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイパネルである。
次に、図5を参照して、制御装置30の機能構成について説明する。図5は、制御装置30の機能構成の一例を示す図である。制御装置30は、記憶部32と、入力受付部33と、表示部35と、制御部36を備える。
制御部36は、制御装置30の全体を制御する。制御部36は、位置姿勢情報読込部41と、判定部43と、力センサー情報取得部45と、ロボット制御部47を備える。制御部36が備えるこれらの機能部のうち一部又は全部は、例えば、CPU31が、記憶部32に記憶された各種プログラムを実行することで実現される。また、当該機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってもよい。
位置姿勢情報読込部41は、各種の位置及び姿勢を示す情報を記憶部32から読み込む。各種の位置及び姿勢とは、ロボット20が所定の作業を行うために必要な複数の位置及び姿勢を示す。図6に示したフローチャートにおいて、これら複数の位置及び姿勢を示す情報の一例について説明する。
判定部43は、ロボット20が全ての作業位置にネジSを締め付けたか否かを判定する。作業位置とは、部材OにネジSを締め付けるために予め決められた複数の位置を示す。
力センサー情報取得部45は、力センサー25により検出される力センサー情報を取得する。
ロボット制御部47は、位置姿勢情報読込部41が読み込んだ各種の位置及び姿勢を示す情報に基づいてロボット20を動作させる。また、ロボット制御部47は、ロボット20に第1作業〜第3作業までの作業を行わせることによって所定の作業を行わせる。
次に、図6を参照して、実施形態に係る制御部36がロボット20に第1作業〜第3作業を行わせる処理について説明する。図6は、本実施形態に係る制御部36がロボット20に第1作業〜第3作業を行わせる処理の流れの一例を示すフローチャートである。以下では、一例として、第1領域A1に部材Oが1個だけ配置されている場合について説明する。すなわち、制御部36は、当該部材Oに対して所定の作業をロボット20に行わせる。第1領域A1に複数の部材Oが配置されている場合、制御部36は、それぞれの部材Oに対して図6に示した処理を実行することにより、所定の作業をロボット20に行わせる。
まず、位置姿勢情報読込部41は、記憶部32から各種の位置及び姿勢を示す情報を読み込む(ステップS110)。この一例において、位置姿勢情報読込部41は、各種の位置及び姿勢を示す情報として、給材位置姿勢情報と、除材位置姿勢情報と、固定位置姿勢情報を読み込む。給材位置姿勢情報とは、第1領域A1に配置された部材Oのロボット座標系における位置及び姿勢を示す。部材Oの位置及び姿勢とは、部材Oの所定の部位の位置及び姿勢を示す。部材Oの所定の部位とは、例えば、部材Oの重心である。なお、部材Oの所定の部位は、部材Oの他の部位であってもよい。
除材位置姿勢情報とは、ロボット20が部材Oを第2領域A2に除材した際に、ロボット20が部材Oの位置及び姿勢を一致させるロボット座標系における位置及び姿勢を示す。固定位置姿勢情報とは、所定の作業においてロボット20が部材Oを固定する際に、ロボット20が部材Oの位置及び姿勢を一致させるロボット座標系における位置及び姿勢を示す。なお、ステップS110において位置姿勢情報読込部41は、各種の位置及び姿勢を示す情報として、これらの一部を読み込んでもよく、これらに加えて他の位置及び姿勢を示す情報を読み込んでもよく、これらとは別に他の位置及び姿勢を示す情報を読み込んでもよい。
次に、ロボット制御部47は、ステップS110において位置姿勢情報読込部41が読み込んだ給材位置姿勢情報に基づいてロボット20に第1作業を行わせる(ステップS120)。次に、ロボット制御部47は、ロボット20に第2作業を行わせる(ステップS130)。次に、判定部43は、第2作業においてネジSが締め付けられた部材Oに予め決められた全ての作業位置にロボット20がネジSを締め付けたか否かを判定する(ステップS140)。
全ての作業位置にロボット20がネジSを締め付けていないと判定部43が判定した場合(ステップS140−No)、ロボット制御部47は、ステップS130に遷移し、再び第2作業をロボット20に行わせる。一方、全ての作業位置にロボット20がネジSを締め付けたと判定部43が判定した場合(ステップS140−Yes)、ロボット制御部47は、ロボット20に第3作業を行わせる(ステップS150)。
なお、この一例において、ロボット制御部47は、第1作業〜第3作業のそれぞれ毎に、第1エンドエフェクターE1と第2エンドエフェクターE2のうちいずれか一方又は両方を動作させる。すなわち、ロボット制御部47は、第1作業と第2作業の間、又は第2作業と第3作業の間を跨ぐように第1エンドエフェクターE1と第2エンドエフェクターE2のうちいずれか一方又は両方を動作させることはしない。
なお、ロボット制御部47は、第1作業と第2作業の間、又は第2作業と第3作業の間を跨ぐように第1エンドエフェクターE1と第2エンドエフェクターE2のうちいずれか一方又は両方を動作させる構成であってもよい。例えば、ある作業における第1エンドエフェクターE1の最後の動作が待機であり、次の作業における第1エンドエフェクターE1の動作が待機である場合のように、同じ動作をある作業から続けて次の作業で行う場合、ロボット制御部47は、ある作業と次の作業の間を跨ぐように第1エンドエフェクターE1を動作させる。これは、第2エンドエフェクターE2に関しても同様である。
次に、図7及び図8を参照して、制御部36が図6に示したステップS120において第1アーム及び第2アームに第1作業に係る動作を行わせる処理について説明する。制御部36は、ステップS120において、第1アームと第2アームの両方を並列に動作させる。なお、制御部36は、これに代えて、ステップS120において、第1アームと第2アームを順に動作させる構成であってもよい。
図7は、制御部36が図6に示したステップS120において第1アームを動作させる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、ロボット制御部47は、予め記憶された部材Oの形状や大きさを示す部材情報を読み込む。ロボット制御部47は、読み込んだ部材情報と、図6に示したステップS110において位置姿勢情報読込部41が読み込んだ給材位置姿勢情報とに基づいて、第1領域A1に配置された部材Oを第1エンドエフェクターE1に把持させる(ステップS121)。
次に、ロボット制御部47は、図6に示したステップS110において位置姿勢情報読込部41が読み込んだ固定位置姿勢情報に基づいて、固定位置姿勢情報が示すロボット座標系における位置及び姿勢に部材Oの位置及び姿勢が一致するように第1エンドエフェクターE1により部材Oを移動させる(ステップS123)。次に、ロボット制御部47は、ステップS123において第1エンドエフェクターE1が部材Oを移動させた後の部材Oの位置及び姿勢が変化しないように、第1エンドエフェクターE1に部材Oを固定させる(ステップS125)。
より具体的には、ロボット制御部47は、所定の作業において電動ドライバーSDによるネジ締めにより部材Oの位置及び姿勢がずれてしまわないように第1エンドエフェクターE1に部材Oを固定させる。ここで言う部材Oの位置及び姿勢がずれるとは、電動ドライバーSDによりネジ締めが行われる際に電動ドライバーSDの軸の回転とともに部材Oが回転してしまうことや、電動ドライバーSDの軸の回転による振動によって部材Oが並進してしまうこと等を示す。
ロボット制御部47は、このような並進又は回転を起こさないように第1エンドエフェクターE1に部材Oを固定させる。例えば、ロボット制御部47は、部材Oの角を構成する2つの面のそれぞれに第1エンドエフェクターE1が備える爪部を接触させることにより、部材Oを固定させる。以下では、説明の便宜上、ステップS125において第1エンドエフェクターE1が部材Oを固定した際の部材Oのロボット座標系における位置及び姿勢を、固定位置姿勢と称して説明する。
このように、ステップS121からステップS125までの処理によって、ロボット制御部47は、部材Oの位置及び姿勢を固定位置姿勢に固定する。なお、ロボット制御部47は、ステップS125の処理が終わった段階で、第1作業における第2アームの動作が終わっていない場合、当該動作が終わるまで第1アームを待機させる。
図8は、制御部36が図6に示したステップS120において第2アームを動作させる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、ロボット制御部47は、予め記憶された情報であって、治具SBに載置された状態における電動ドライバーSDのロボット座標系における位置及び姿勢を示すツール載置位置姿勢情報を読み込む。また、ロボット制御部47は、予め記憶された電動ドライバーSDの形状や大きさを示すツール情報を読み込む。そして、ロボット制御部47は、読み込んだツール載置位置姿勢情報と、読み込んだツール情報とに基づいて、治具SBに載置された電動ドライバーSDを第2エンドエフェクターE2に把持させる(ステップS127)。
次に、ロボット制御部47は、予め記憶されたネジ供給装置Bの所定の部位に供給されたネジSのネジ頭のロボット座標系における位置を示す情報と、ステップS127において読み込んだツール情報とに基づいて、電動ドライバーSDの先端に当該ネジ頭を嵌め込む。この際、ネジSは、電動ドライバーSDの先端に磁力により吸着される。ロボット制御部47は、ネジSが吸着された電動ドライバーSDを移動させ、ネジ供給装置BからネジSを給材する(ステップS129)。
このように、ステップS127からステップS129までの処理によって、ロボット制御部47は、ネジ供給装置BからネジSを電動ドライバーSDの先端に給材する。なお、ロボット制御部47は、ステップS129の処理が終わった段階で、第1作業における第1アームの動作が終わっていない場合、当該動作が終わるまで第2アームを待機させる。
次に、図9を参照して、制御部36が図6に示したステップS130において第2アームに第2作業に係る動作を行わせる処理について説明する。制御部36は、ステップS130において、第2アームのみを動作させる。なお、制御部36は、これに代えて、ステップS130において、第1アームと第2アームの両方を動作させる構成であってもよい。
図9は、制御部36が図6に示したステップS130において第2アームを動作させる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、ロボット制御部47は、予め記憶された複数の作業位置のそれぞれを示す情報を読み込む。そして、ロボット制御部47は、読み込んだ作業位置を示す情報に基づいて、未選択の作業位置を示す情報を1つ選択する(ステップS131)。
次に、ロボット制御部47は、ステップS131において選択した作業位置を示す情報と、ステップS127において読み込んだツール情報とに基づいて、第2エンドエフェクターE2を移動させ、電動ドライバーSDの先端に吸着されたネジSのネジ頭とは反対側の先端を当該作業位置に挿入させる。そして、ロボット制御部47は、第2エンドエフェクターE2に電動ドライバーSDのスイッチをオンにさせることにより、ネジSが挿入されている作業位置にネジSを締め付けさせる(ステップS133)。なお、ロボット制御部47は、力センサー情報取得部45が取得した第2力センサー情報に基づいて、例えば、第2エンドエフェクターE2に加わるモーメントが所定値を超えた場合、当該作業位置にネジSが締め付けられたと判定し、第2エンドエフェクターE2に電動ドライバーSDのスイッチをオフにさせる。
次に、ロボット制御部47は、予め記憶された治具SBのロボット座標系における位置及び姿勢を示す情報を読み込む。ロボット制御部47は、読み込んだ治具SBのロボット座標系における位置及び姿勢と、ステップS127において読み込んだツール載置位置姿勢情報とに基づいて、電動ドライバーSDを治具SBに載置させる。
この際、ロボット制御部47は、治具SBの位置及び姿勢に対する電動ドライバーSDの相対的な位置及び姿勢が所定の位置及び姿勢となるように第2エンドエフェクターE2に電動ドライバーSDを移動させる。所定の位置及び姿勢とは、例えば、図3(A)に示したように、治具SBに対して電動ドライバーSDを方向G1に所定距離だけ移動させることにより軸V1が切欠き部X1に接触し、グリップV2が切欠き部X2に接触するが、段差Yが第1部位SB1に接触しない位置及び姿勢である。所定距離とは、例えば、数センチメートル程度である。なお、所定距離は、これに代えて、他の距離であってもよい。
ロボット制御部47は、治具SBの位置及び姿勢に対して電動ドライバーSDの位置及び姿勢を所定の位置及び姿勢とした後、図3(A)に示したように、治具SBに対して電動ドライバーSDを方向G2に移動させる。また、ロボット制御部47は、力センサー情報取得部45から第2力センサー情報を取得する。ロボット制御部47は、取得した第2力センサー情報に基づく制御によって第2エンドエフェクターE2を動作させ、治具SBに対して電動ドライバーSDを方向G2に移動させ、電動ドライバーSDの段差Yを治具SBの第1部位SB1に接触させる。
これにより、ロボット制御部47は、第2エンドエフェクターE2によって治具SBを変形させずに電動ドライバーSDを治具SBに載置する(ステップS135)。なお、第2アームがステップS131からステップS135までの処理によって部材OにネジSを締め付けている間、第1アームは、部材Oを固定したまま待機している。
次に、図10及び図11を参照して、制御部36が図6に示したステップS150において第1アームと第2アームに第3作業に係る動作を行わせる処理について説明する。制御部36は、ステップS150において、第1アームと第2アームの両方を並列に動作させる。なお、制御部36は、これに代えて、ステップS150において、第1アームと第2アームを順に動作させる構成であってもよい。
図10は、制御部36が図6に示したステップS150において第1アームを動作させる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、ロボット制御部47は、第1エンドエフェクターE1が固定していた部材Oを、第1エンドエフェクターE1に把持させる。そして、ロボット制御部47は、図6に示したステップS110において位置姿勢情報読込部41が読み込んだ除材位置姿勢情報に基づいて、除材位置姿勢情報が示すロボット座標系における位置及び姿勢に部材Oの位置及び姿勢が一致するように第1エンドエフェクターE1により部材Oを移動させる(ステップS151)。なお、ロボット制御部47は、ステップS151の処理が終わった段階で、第3作業における第2アームの動作が終わっていない場合、当該動作が終わるまで第1アームを待機させる。
図11は、制御部36が図6に示したステップS150において第1アームを動作させる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、ロボット制御部47は、第2エンドエフェクターE2により電動ドライバーSDを治具SBに固定する(ステップS153)。この一例において、ロボット制御部47は、図9に示したステップS135においてすでに、第2エンドエフェクターE2に電動ドライバーSDを治具SBに載置させている。このため、ロボット制御部47は、ステップS153において何もしなくてもよい。ステップS135の処理を行わない場合、ロボット制御部47は、ステップS153においてステップS135と同じ処理を行い、第2エンドエフェクターE2に電動ドライバーSDを治具SBに載置させる。ステップS135の処理を行わない例については、実施形態の変形例において説明する。
また、例えば、ロボット制御部47は、治具SBに電動ドライバーSDが取り外せないようにするための機構が設けられていた場合、第2エンドエフェクターE2に当該機構を動作させ、ステップS135において治具SBに載置された電動ドライバーSDを治具SBから取り外せないように固定してもよい。この場合、当該機構を第2エンドエフェクターE2に動作させる処理は、ロボット制御部47に予め教示されているとする。なお、ロボット制御部47は、ステップS153の処理が終わった段階で、第3作業における第1アームの動作が終わっていない場合、当該動作が終わるまで第1アームを待機させる。
以上説明したように、本実施形態におけるロボット20は、第2エンドエフェクターE2が把持している電動ドライバーSDを物体に接触させ、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持している位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する。これにより、ロボット20は、ロボットの汎用性を確保しつつ、第2エンドエフェクターE2が把持した電動ドライバーSDによって精度の高い作業を行うことができる。
また、ロボット20は、例えば、第1作業と第2作業の間や、第2作業と第3作業の間のように、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDにより行う作業の後に第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持する位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する。これにより、ロボット20は、作業を行う毎に第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持する位置及び姿勢を適した位置及び姿勢に直すことができる。
また、ロボット20は、第2エンドエフェクターE2が把持している電動ドライバーSDを治具SBの第1部位SB1に接触させ、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持する位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する。これにより、ロボット20は、治具SBを用いて、第2エンドエフェクターE2が把持した電動ドライバーSDによって精度の高い作業を行うことができる。
<実施形態の変形例>
以下、本発明の実施形態の変形例について説明する。本実施形態の変形例に係るロボット20は、治具SBに電動ドライバーSDを載置させる(すなわち、接触させる)ことにより第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持する位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する構成に代えて、作業台TB上に電動ドライバーSDの先端を接触させることにより、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持する位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する。
この一例において、ロボット制御部47は、図6に示したステップS130の処理として、図9に示したフローチャートが示す処理を実行する構成に代えて、図12に示したステップS130aの処理を実行する。図12は、本実施形態の変形例に係る制御部36が第2作業において第2アームを動作させる処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図12に示したステップS131及びステップS133の処理は、図9に示したステップS131及びステップS133の処理と同様なため説明を省略する。
図12に示したステップS133の処理の後、ロボット制御部47は、第2エンドエフェクターE2を動作させ、電動ドライバーSDの先端を他の物体に接触させる(ステップS136)。この一例において、当該物体は、作業台TBである。より具体的には、ロボット制御部47は、電動ドライバーSDの先端を作業台TB上の所定の接触位置に接触させる。この際、ロボット制御部47は、電動ドライバーSDの軸が回転する際の回転軸が作業台TBの面に対して垂直となるように電動ドライバーSDの姿勢を調整する。
また、ロボット制御部47は、力センサー情報取得部45から取得した第2力センサー情報に基づく制御によって、所定の接触位置に対して電動ドライバーSDの自重に相当する大きさの力が垂直に加わり続けるように第2エンドエフェクターE2を動作させる。これにより、電動ドライバーSDの先端は、作用反作用の法則に従い、所定の接触位置に対して電動ドライバーSDの先端が加えた力と大きさが同じ力であって向きが反対の力(抗力)を作業台TBから受ける。
次に、ロボット制御部47は、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持する力を小さくすることにより、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持させたまま、電動ドライバーSDに対して第2エンドエフェクターE2が滑るように移動させる(ステップS137)。これにより、ロボット制御部47は、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持している位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する。
より具体的には、ロボット制御部47は、電動ドライバーSDの位置及び姿勢を保ちつつ、作業台TBから電動ドライバーSDの先端に加わる抗力が、電動ドライバーSDを把持している第2エンドエフェクターE2と電動ドライバーSDとの間の静止摩擦力よりも大きくなるように第2エンドエフェクターE2の電動ドライバーSDを把持する把持力を小さくする。このように当該把持力を小さくすると、第2エンドエフェクターE2は、電動ドライバーSDの位置及び姿勢を固定したまま、電動ドライバーSDのグリップV2の表面を滑るように移動することができる状態となる。
ロボット制御部47は、この状態を利用し、第2エンドエフェクターE2を電動ドライバーSDに対して移動させることにより、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持している位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する。この際、ロボット制御部47は、第2エンドエフェクターE2の位置が、作業台TBから所定の高さにおいて所定の姿勢となるように第2エンドエフェクターE2を移動させる。所定の高さは、電動ドライバーSDの位置に対する第2エンドエフェクターE2の相対的な位置が所定の作業に適した位置となる高さである。また、所定の姿勢は、電動ドライバーSDの姿勢に対する第2エンドエフェクターE2の相対的な姿勢が所定の作業に適した姿勢となる高さである。これにより、ロボット制御部47は、電動ドライバーSDに対する第2エンドエフェクターE2の相対的な位置及び姿勢を、所定の作業に適した位置及び姿勢に変更することができる。
次に、ロボット制御部47は、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持する把持力を大きくする(ステップS138)。より具体的には、作業台TBから電動ドライバーSDの先端に加わる抗力が、電動ドライバーSDを把持している第2エンドエフェクターE2と電動ドライバーSDとの間の静止摩擦力よりも小さくなるように第2エンドエフェクターE2の電動ドライバーSDを把持する把持力を大きくする。
このように、ロボット制御部47は、第2作業において、図12に示したステップS131からステップS138までの処理を行うことにより、電動ドライバーSDを作業台TBに接触させ、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持している位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する。これにより、ロボット制御部47は、電動ドライバーSDに対する第2エンドエフェクターE2の相対的な位置及び姿勢を、所定の作業に適した位置及び姿勢に変更することができる。
なお、ステップS136において、ロボット制御部47は、所定の接触位置に凹部が存在する場合等の所定の接触位置に電動ドライバーSDの先端を固定する何らかの構造が存在する場合、電動ドライバーSDの軸が回転する際の回転軸が作業台TBの面に対して垂直とは異なる角度となる方向に電動ドライバーSDの姿勢を調整する構成であってもよい。
この場合、ロボット制御部47は、第2エンドエフェクターE2の一部を電動ドライバーSDのグリップV2の作業台TB側の部位に接触させて電動ドライバーSDが倒れないように支える。そして、ロボット制御部47は、電動ドライバーSDを第2エンドエフェクターE2によって支えたまま、第2エンドエフェクターE2による電動ドライバーSDの把持を解除する。このようにすることで、ロボット制御部47は、電動ドライバーSDを第2エンドエフェクターE2によって支えたまま、第2エンドエフェクターE2を電動ドライバーSDのグリップV2に対して滑らすように移動させることができる。
また、ステップS136において、ロボット制御部47は、電動ドライバーSDの先端を、第1アームと第2アームのうちいずれか一方の所定の接触部位に接触させる構成であってもよい。この場合、ロボット制御部47は、電動ドライバーSDの軸が回転する際の回転軸が当該接触部位に対して垂直となるように電動ドライバーSDの姿勢と当該接触部位の姿勢とを調整する。これにより、ロボット制御部47は、電動ドライバーSDに対する第2エンドエフェクターE2の相対的な位置及び姿勢を、所定の作業に適した位置及び姿勢に変更することができる。所定の接触部位は、ロボットの一部の一例である。
また、第2作業において、ロボット制御部47は、第1エンドエフェクターE1により電動ドライバーSDの軸V1を把持し、電動ドライバーSDの位置及び姿勢を固定してもよい。すなわち、ロボット制御部47は、電動ドライバーSDを接触させる物体として、第1エンドエフェクターE1を利用する。この場合、ロボット制御部47は、第1エンドエフェクターE1に電動ドライバーSDを把持させたまま、第2エンドエフェクターE2による電動ドライバーSDの把持を解除する。そして、ロボット制御部47は、電動ドライバーSDに対して第2エンドエフェクターE2を移動させることにより、電動ドライバーSDに対する第2エンドエフェクターE2の相対的な位置及び姿勢を、所定の作業に適した位置及び姿勢に変更することができる。
また、ロボット制御部47は、作業を行う前の最初に、上記で説明した方法のいずれかにより、電動ドライバーSDに対する第2エンドエフェクターE2の相対的な位置及び姿勢を、所定の作業に適した位置及び姿勢に変更する構成であってもよい。これにより、ロボット制御部47は、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持する位置及び姿勢が所定の作業に適した位置及び姿勢に初期化された状態で作業を開始させることができる。
また、ロボット20は、第2エンドエフェクターE2に、電動ドライバーSDに対する第2エンドエフェクターE2の位置及び姿勢の所定の作業に適した位置及び姿勢からのずれを検出するずれ検出部を備える構成であってもよい。ずれ検出部は、例えば、接触センサーを含んで構成される。ずれ検出部は、接触センサーにより検出される電動ドライバーSDに対する第2エンドエフェクターE2の移動量の積分値が所定の閾値を超えた場合、電動ドライバーSDに対して第2エンドエフェクターE2がずれたことを示す情報を、検出結果を示す情報として制御部36に出力する。
この場合、制御部36は、ずれ検出部からの検出結果を示す情報を取得する検出結果情報取得部を備える。そして、ロボット制御部47は、検出結果情報取得部から検出結果を示す情報が取得された場合、上記で説明した方法のいずれかにより、電動ドライバーSDに対する第2エンドエフェクターE2の相対的な位置及び姿勢を、所定の作業に適した位置及び姿勢に変更する。これにより、ロボット制御部47は、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持する位置及び姿勢がずれるたびに、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持する位置及び姿勢を所定の作業に適した位置及び姿勢に直すことができる。
また、上記のずれ検出部は、接触センサーに代えて、第1撮像部21と、第2撮像部22と、第3撮像部23と、第4撮像部24のうちの一部又は全部によって第2エンドエフェクターE2に把持された電動ドライバーSDが撮像された撮像画像に基づいて、電動ドライバーSDに対する第2エンドエフェクターE2のずれを検出する構成であってもよい。
この場合、ずれ検出部は、撮像された撮像画像を取得し、取得した撮像画像に基づいて電動ドライバーSDに対する第2エンドエフェクターE2の位置及び姿勢の所定の作業に適した位置及び姿勢からのずれを検出する。そして、ずれ検出部は、当該ずれが検出された場合、電動ドライバーSDに対して第2エンドエフェクターE2がずれたことを示す情報を制御部36に出力する。これにより、ロボット制御部47は、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持する位置及び姿勢がずれるたびに、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持する位置及び姿勢を所定の作業に適した位置及び姿勢に直すことができる。
以上説明したように、本実施形態の変形例におけるロボット20は、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持する位置及び姿勢の少なくとも一方が変更可能になるように、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持する把持力を小さくする。これにより、ロボット20は、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDの位置及び姿勢を固定したまま第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持している位置及び姿勢の少なくとも一方を変更することができる。
また、ロボット20は、第2エンドエフェクターE2が把持している電動ドライバーSDを第1アームと第2アームのうちのいずれか一方の所定の接触部位に接触させ、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持する位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する。これにより、ロボット20は、ロボット20の一部を用いて、第2エンドエフェクターE2が把持した電動ドライバーSDによって精度の高い作業を行うことができる。
また、ロボット20は、第2エンドエフェクターE2が把持している電動ドライバーSDを作業台TBの一部に接触させ、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持する位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する。これにより、ロボット20は、作業台TBを用いて、第2エンドエフェクターE2が把持した電動ドライバーSDによって精度の高い作業を行うことができる。
また、ロボット20は、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDにより行う最初の作業を第2エンドエフェクターE2が行う前に、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持する位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する。これにより、ロボット20は、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持する位置及び姿勢が適した位置及び姿勢に初期化された状態で作業を開始させることができる。
また、ロボット20は、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持する位置及び姿勢の少なくとも一方がずれた場合、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持する位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する。これにより、ロボット20は、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持する位置及び姿勢がずれるたびに、第2エンドエフェクターE2が電動ドライバーSDを把持する位置及び姿勢を適した位置及び姿勢に直すことができる。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない限り、変更、置換、削除等されてもよい。
また、以上に説明した装置(例えば、ロボット20の制御装置30)における任意の構成部の機能を実現するためのプログラムを、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録し、そのプログラムをコンピューターシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、OS(Operating System)や周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD(Compact Disk)−ROM等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバーやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリー(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピューターシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピューターシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
20 ロボット、21 第1撮像部、22 第2撮像部、23 第3撮像部、24 第4撮像部、25 力センサー、25−1 第1力センサー、25−2 第2力センサー、30 制御装置、31 CPU、32 記憶部、33 入力受付部、34 通信部、35 表示部、36 制御部、41 位置姿勢情報読込部、43 判定部、45 力センサー情報取得部、47 ロボット制御部

Claims (11)

  1. アームとハンドを備え、
    前記ハンドが把持しているツールを物体に接触させ、前記ハンドが前記ツールを把持している位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する、
    ロボット。
  2. 前記位置及び姿勢の少なくとも一方が変更可能になるように、前記ハンドが前記ツールを把持する把持力を小さくする、
    請求項1に記載のロボット。
  3. 前記ハンドが前記ツールにより行う作業の後に前記位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する、
    請求項1又は2に記載のロボット。
  4. 前記物体は、前記ツールを載置する治具である、
    請求項1から3のうちいずれか一項に記載のロボット。
  5. 前記物体は、作業台の一部である、
    請求項1から3のうちいずれか一項に記載のロボット。
  6. 前記物体は、前記ロボットの一部である、
    請求項1から3のうちいずれか一項に記載のロボット。
  7. 前記ハンドが前記ツールにより行う最初の作業を前記ハンドが行う前に、前記位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する、
    請求項1から6のうちいずれか一項に記載のロボット。
  8. 前記位置及び姿勢の少なくとも一方がずれた場合、前記位置及び姿勢の少なくとも一方を変更する、
    請求項1から7のうちいずれか一項に記載のロボット。
  9. 前記アームは、複数あり、
    前記ハンドは、前記複数の前記アーム毎に備えられる、
    請求項1から8のうちいずれか一項に記載のロボット。
  10. 前記アームは、前記ハンドを着脱可能である、
    請求項1から9のうちいずれか一項に記載のロボット。
  11. アームとハンドを備えたロボットに、
    前記ハンドが把持しているツールを物体に接触させ、前記ハンドが前記ツールを把持している位置及び姿勢の少なくとも一方を変更させる、
    制御装置。
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