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JP2016195678A - 皮下トンネル用穿刺針 - Google Patents

皮下トンネル用穿刺針 Download PDF

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Abstract

【課題】施術を簡単に行うことができる皮下トンネル用穿刺針を提供する。
【解決手段】皮下トンネル用穿刺針1は、両端2a、2bが皮膚に開口する皮下トンネル2を形成するための穿刺針であって、湾曲し、かつ、先端に鋭利な針先を有する内針10と、前記内針の基端側に設けられている内針ハブ20と、前記内針が挿通され、かつ、先端から前記針先が突き出している中空の外針30と、を備え、前記外針の基端側部分30aの外径が前記外針の最大外径以下である。
【選択図】図1

Description

本発明は、皮下トンネル用穿刺針に関する。
皮下組織を貫通して両端が皮膚に開口する皮下トンネルを形成するための穿刺針(皮下トンネル用穿刺針)として、たとえば、特許文献1〜3に示すカテーテル留置用穿刺具が知られている。このカテーテル留置用穿刺具は、所定角度に湾曲した針本体と、針本体の基端に取り付けられた操作部と、針本体が挿入されるカニューレとを備えている。
このカテーテル留置用穿刺具を用いて皮下トンネルを形成する際には、針本体をカニューレ内に挿入し、カニューレの基端側部分内に操作部を嵌める。そして、針本体を体内に穿刺し皮下部を通過させた後、針本体の先端を体外に露出させる。これに伴い、カニューレは皮下部を貫通し、カニューレの両端はそれぞれ皮膚上に現れる。このカニューレの基端から針本体を抜き出し、カテーテルをカニューレの先端側から挿入して基端側から引き出している。そして、カニューレを皮下部およびカテーテルから基端側に抜き出して、カテーテルを皮下部に留置してから、カテーテルを血管などに挿入している。
意匠登録 第1185001号公報 意匠登録 第1185002号公報 意匠登録 第1185003号公報
特許文献1の皮下トンネル用留置具では、カニューレの基端側部分内に操作部を嵌めている。このため、このカニューレの基端側部分はその中に操作部が納まるように大径部になっており、基端側部分の径はカニューレの中で最も大きくなっている。よって、カニューレを皮下部およびカテーテルから抜き出す際には、カニューレをこの基端側から抜き出さなければならない。このように、カニューレの抜き出す方向が制限されていることにより、施術において不便になることがある。
そこで本発明は、施術を簡単に行うことができる皮下トンネル用穿刺針を提供することを目的としている。
本発明に係る皮下トンネル用穿刺針は、両端が皮膚に開口する皮下トンネルを形成するための穿刺針であって、湾曲し、かつ、先端に鋭利な針先を有する内針と、前記内針の基端側に設けられている内針ハブと、前記内針が挿通され、かつ、先端から前記針先が突き出している中空の外針と、を備え、前記外針の基端側部分の外径が前記外針の最大外径以下である。
本発明によれば、湾曲した内針が外針内に嵌められた皮下トンネル用穿刺針の針先を皮膚に穿刺し、皮下組織を貫通させて、皮膚から体外に突き出すと、両端が皮膚に開口する皮下トンネルが形成される。そして、外針から内針を抜いた後、外針内にカテーテルを挿入してから、外針を体外へ取り出す。この際、外針の基端側部分の外径は外針の最大外径以下であることにより、外針を基端側からも先端側からも引き抜くことができる。このように、外針を引き抜く方向が制限されないため、施術を簡単に行うことができる。
本発明は、以上に説明した構成を有し、施術を簡単に行うことができる皮下トンネル用穿刺針を提供することができるという効果を奏する。
本発明の第1実施形態に係る皮下トンネル用穿刺針を示す斜視図である。 図1の皮下トンネル用穿刺針を示す正面図である。 図2の皮下トンネル用穿刺針を先端側から視た図である。 皮下トンネル用穿刺針を体内に穿刺した状態を示す図である。 図4の皮下トンネル用穿刺針の外針を留置した状態を示す図である。 図5の外針内にカテーテルを通した状態を示す図である。 図6のカテーテルから外針を抜き出した状態を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る皮下トンネル用穿刺針を示す斜視図である。
以下、本発明に係る実施形態の皮下トンネル用穿刺針について図面を参照して説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一または相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、以下の説明で用いる方向の概念は、説明する上で便宜上使用するものであって、発明の構成の向き等をその方向に限定するものではない。さらに、以下に説明する皮下トンネル用穿刺針は、本発明の一実施形態に過ぎない。従って、本発明は実施形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で追加、削除、変更が可能である。
(第1実施形態)
図1〜図3に示す皮下トンネル用穿刺針1は、皮下組織を貫通して両端が皮膚に開口する皮下トンネルを形成するために用いられる。なお、以下の説明では、皮下トンネル用穿刺針1によって患者への針の穿刺を行う施術者に対して遠位側の端を先端とし、施術者に対して近位側の端を基端と称している。
皮下トンネル用穿刺針1は、内針10、内針ハブ20および外針30によって構成されている。内針10は、皮膚下にある皮下組織に外針30を進入させるための硬質の針であって、たとえば、金属材料または硬質の合成樹脂から形成されている。内針10は本体(内針本体)11および針先12を有しており、内針本体11および針先12は一体的に形成されている。
内針本体11は、中実の円柱形状または中空の円筒形状であって、その外径は長さ方向に亘って一定またはほぼ一定である。内針本体11は、その先端が針先12に接続されており、基端が内針ハブ20に接続されている。
内針本体11は、U字状に湾曲しており、第1直線部11a、第2直線部11bおよび湾曲部11cを有している。第1直線部11aは、内針本体11の基端側の部分であって、その先端が湾曲部11cの基端と接続し、基端が内針ハブ20の先端と接続している。第1直線部11aは、その中心軸が内針ハブ20の中心軸は一致しており、内針ハブ20の先端から直線状に突き出している。第2直線部11bは、内針本体11の先端側の部分であって、その先端が針先12に接続し、基端が湾曲部11cの先端と接続している。湾曲部11cは、第1直線部11aと第2直線部11bとの間に設けられており、滑らかに湾曲している。
内針本体11は90度以上に湾曲している。すなわち、第1直線部11aと第2直線部11bとの成す角度は、たとえば、90度以下になるように湾曲部11cが湾曲している。これにより、針先12および第2直線部11bは、第1直線部11aに対して垂直に延びる、または、各先端に向かってこの垂直線より内針ハブ20側に近づく方向に延びる。
さらに、内針本体11は180度以下に湾曲していることが好ましい。これにより、針先12および第2直線部11bは、第1直線部11aに対して平行に延びる、または、各先端に向かってこの平行線より内針ハブ20側から離れる方向に延びる。
内針ハブ20の中心軸に対して垂直な方向において、針先12の位置は内針ハブ20の先端またはその近傍に位置する。また、第2直線部11bの長さは、たとえば、皮下トンネル2の長さに等しいなど、皮下トンネル2の長さに応じて設定される。
針先12は、皮膚および皮下組織を穿刺可能に鋭利な形状を有している。たとえば、針先12は、その先端面が内針ハブ20または第1直線部11a側を向くように斜めにカットされている。針先12は、その中心軸と第2直線部11bの中心軸とは一致しており、内針本体11の先端から直線状に突き出している。
内針ハブ20は、たとえば、合成樹脂から形成されており、略円柱形状または略円筒形状を有している。内針ハブ20には、医師や看護師などの施術者が把持し易いように略直方体形状の把持部21が設けられていている。なお、内針ハブ20の形状や材料は、施術者が手で把持可能であって、皮下トンネルを形成できる強度を有していれば、特に限定されない。
外針30は、可撓性を有する合成樹脂により形成され、中空の円筒形状の細管である。外針30の先端側部分30bは先端に近くなるほど細くなるようなテーパ形状を有しており、先端側部分30b以外の部分が一定である。このため、外針30の外径は、先端側部分30bが外針30の最大外径より小さく、基端側部分30aが外針30の最大外径と同径である。なお、ここでは、基端側部分30aが外針30の最大外径と同径としたが、外針30の基端側部分30aの外径は、外針30の最大外径以下であればよい。たとえば、外針30の基端側部分30aの外径が外針30の最大外径未満であってもよい。
外針30の先端側部分30bの内径は他の部分に比べて小さく、この先端側部分30bを除く外針30の内径は一定である。外針30の内径は内針本体11の外径より大きく、この差は外針30の先端側部分30bが他の部分より小さくなっている。
外針30の長さは内針10の長さより短く設定されている。外針30内に内針10を挿入した際、外針30の基端が内針ハブ20の先端に当たり、外針30の先端から内針10の針先12が突出する。
次に、図4〜図7を参照しながら、皮下トンネル用穿刺針1を用いて皮下トンネル2を形成し、皮下トンネル2にカテーテル5を通す施術方法について説明する。なお、この施術方法では、患者の体内にある検査や治療などの対象部分(たとえば、硬膜外腔)にカテーテル5の先端側部分が既に挿入されており、このカテーテル5の基端側部分を皮下トンネル2に通すための施術方法である。ただし、皮下トンネル用穿刺針1を用いた施術はこの施術方法に限定されない。
図4に示すように、体内に既に留置されているカテーテル5によって皮膚3に穿孔6が形成されている。施術者は、内針ハブ20の把持部21を手に持って穿刺する。この際、患者の負担や治療上の便宜などを考慮し、穿孔6に皮下トンネル用穿刺針1の針先12を挿入することが望ましい。また、針先12がカテーテル5を傷つけないように、針先12をカテーテル5に沿わせるようにする。なお、針先12の穿刺の位置は、穿孔6の近傍であってもよい。
そして、施術者は、針先12を斜め下方に向かって突き刺して皮下組織4内に挿入してから、針先12を斜め上方に向きを変えて施術者側に引き上げる。これにより、内針10および外針30が、皮下組織4を曲線状に貫通して、これらの両端側部分は皮膚3から体外に突き出す。
施術者は、内針10を基端側から外針30内から取り出して、図5に示すように、外針30を体内に留置する。この外針30によって、湾曲した皮下トンネル2が皮下組織4内に形成される。皮下トンネル2の両端が皮膚3上に開口し、この皮下トンネル2の両端開口2a、2bの間の長さは、たとえば、数十mmである。なお、皮下トンネル2の両端開口2a、2bの一方開口2aはカテーテル5の挿入口として利用され、他方開口2bはカテーテル5の取出口として利用される。ここでは、挿入口は、カテーテル5の穿孔6またはその近傍に形成された開口2aである。
図6に示すように、カテーテル5の基端を外針30の基端および皮下トンネル2の挿入口2aから挿入して、外針30および皮下トンネル2を通過させて、外針30の先端および皮下トンネル2の取出口2bから引き出す。これにより、カテーテル5は外針30および皮下トンネル2を通過し、カテーテル5の基端側部分が外針30の先端および取出口2bから突き出す。
最後に、図7に示すように、外針30をその先端側から引き出すと、外針30は皮下トンネル2およびカテーテル5から取り出される。これにより、カテーテル5は、湾曲する皮下トンネル2内を通過して体外へ出る。ここで、皮下トンネル2の挿入口2aおよび取出口2bを覆うように保護テープ(図示せず)を皮膚3に貼る。
上記構成によれば、外針30の基端側部分30aの外径が外針30の最大外径以下に形成されているため、外針30の基端側部分30aに大径部が設けられていない。また、外針30の先端側部分30bには、通常、外針30を体内に挿入し易いように大径部が設けられない。このため、外針30の両端側部分には大径部がないため、外針30を抜く方向が大径部によって制限されることはなく、施術を簡単に行うことができる。また、埋設されているカテーテル5を通すための皮下トンネル2を形成するような場合には、安全に施術を行うことができる。
たとえば、図4〜図7に示すような、埋設されているカテーテル5を通す皮下トンネル2を形成する場合について説明する。患者の負担や治療上の便宜などを考慮して、カテーテル5の穿孔6またはその近傍から皮下トンネル2にカテーテル5を挿入する必要があるため、皮下トンネル2の挿入口2aを穿孔6またはその近傍に形成しなければならない。また、カテーテル5の先端は体内に埋設されているため、カテーテル5を外針30内に挿入した後は、カテーテル5の基端側(皮下トンネル2の取出口2b)から外針30を抜き出す必要がある。
ここで、大径部が設けられている外針30を用いた場合、カテーテル5から外針30を取り出す方向は大径部によって制限されている。よって、カテーテル5の穿孔6から離れた位置に穿刺して、穿孔6の位置から針先12を体外に出す。これにより、挿入口2aを穿孔6に設け、カテーテル5を穿孔6から皮下トンネル2に挿入することができる。また、外針30の大径部を取出口2b側に設け、皮下トンネル2の取出口2bから外針30を抜き出すことができる。しかしながら、体内にある針先12の位置を目視できないため、穿孔6の位置で体外に針先12を出すことは難しいうえ、針先12がカテーテル5に当たりカテーテル5を傷つける恐れがある。
これに対し、皮下トンネル用穿刺針1では、外針30の基端側部分30aに大径部が設けられていない。これにより、カテーテル5から外針30を取り出す方向が制限されていないため、カテーテル5の穿孔6に穿刺しても、皮下トンネル2の取出口2bから外針30を抜き出すことができる。よって、カテーテル5の穿孔6の位置およびカテーテル5の位置を確認しながら、針先12を穿刺して施術することができる。よって、カテーテル5を傷つけることなく安全に、穿孔6またはその近傍に穿刺して挿入口を簡単に形成することができる。
さらに、外針30の基端側部分30aの外径を外針30の最大外径未満にすると、外針30がさらに抜き易くなる。
また、内針本体11が湾曲しているため、湾曲した皮下トンネル2を容易に形成することができる。湾曲した皮下トンネル2からカテーテル5が抜けにくいため、カテーテル5をより確実に固定することができる。さらに、皮下トンネル2内で出血している場合、湾曲した皮下トンネル2の底に血液が溜まるので、体外への出血を防止することができる。また、内針本体11が湾曲していることにより、外針30が内針10から外れにくいため、施術し易い。
さらに、内針本体11が90度以上に湾曲していることにより、短い皮下トンネル2を容易に形成することができる。このため、皮下トンネル2により損傷する皮下組織4の範囲を狭くすることができ、皮下トンネル2の形成による患者の負担を抑えることができる。また、皮下トンネル2の両端開口2a、2b間の長さが短いため、1枚の保護テープで両端開口2a、2bの両方を覆うことができ、皮下トンネル2を通過するカテーテル5を簡単かつより確実に固定することができる。
また、内針本体11の先端側部分に第2直線部11bが設けられている。これにより、施術者は、第2直線部11bおよびその先端側に設けられている針先12の進む方向を調整し易いため、施術を簡単に行うことができる。
さらに、外針30の先端側部分30bの外径が小さくなっているため、穿刺し易い。また、外針30の先端側部分30bの内径が小さくなっていることにより、外針30と内針10との間隔が狭く、外針30が内心から外れにくいため、皮下トンネル用穿刺針1を取扱い易い。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る皮下トンネル用穿刺針1では、内針本体13の形状が第1実施形態に係る内針本体11とは異なるが、それ以外は同様である。内針本体13は、図8に示すように、湾曲せずに、その全長に亘って直線状に形成されている。内針本体13は、その基端が内針ハブ20の先端に接続し、その中心軸が内針ハブ20の中心軸と一致して、内針ハブ20の先端から真っ直ぐに延びている。内針本体13は、その先端が針先12の基端に接続し、その中心軸が針先12の中心軸と一致して、針先12は内針本体13の先端から真っ直ぐに延びている。
この内針本体13に、基端側部分30aの外径が外針30の最大外径以下の外針30を嵌めて、施術する。この場合、施術者は、皮膚3および皮下組織4の一部を指で挟んで、挟んだ部分に針先12を穿刺する。そして、挟んだ部分に内針10および外針30を貫通させてから、内針10を外針30から抜き、指を離すと、図5に示すように湾曲した外針30が皮下組織4内に埋設される。図6に示すように外針30内にカテーテル5を通した後、図7に示すように外針30を皮下トンネル2から抜き取れば、カテーテル5が皮下トンネル2内に埋設されることになる。
上記構成によれば、基端側部分30aの外径が外針30の最大外径以下に形成された外針30を用いることにより、第1実施形態の皮下トンネル用穿刺針1と同様に、簡単かつ安全に施術を行うことができる。また、外針30の先端側部分30bの内径が小さくなっていることにより、皮下トンネル用穿刺針1を取扱い易い。
(その他の実施形態)
上記全実施形態の皮下トンネル用穿刺針1では、外針30の先端側部分30bの内径および外径を他の部分より小さく形成した。これに対し、先端側部分30bの内径および外径の少なくともいずれか一方が他の部分と同じであってもよい。
また、第1実施形態の皮下トンネル用穿刺針1では、内針本体11の一部が湾曲していたが、内針本体11が全長に亘って湾曲していてもよい。また、内針本体11において湾曲部11cの両端に第1直線部11aおよび第2直線部11bを設けたが、第1直線部11aおよび第2直線部11bのいずれか一方のみを設けてもよい。このように、内針本体11の先端側部分30bが湾曲している場合、湾曲する針先12を用いることもできる。
1 :皮下トンネル用穿刺針
2 :皮下トンネル
2a :開口
2b :開口
3 :皮膚
10 :内針
11 :内針本体
11b :第2直線部
11c :湾曲部
12 :針先
13 :内針本体
20 :内針ハブ
30 :外針
30a :基端側部分

Claims (4)

  1. 両端が皮膚に開口する皮下トンネルを形成するための穿刺針であって、
    湾曲し、かつ、先端に鋭利な針先を有する内針と、
    前記内針の基端側に設けられている内針ハブと、
    前記内針が挿通され、かつ、先端から前記針先が突き出している中空の外針と、を備え、
    前記外針の基端側部分の外径が前記外針の最大外径以下である、皮下トンネル用穿刺針。
  2. 前記内針は、90度より大きく湾曲している、請求項1に記載の皮下トンネル用穿刺針。
  3. 前記内針は、湾曲部、および、前記湾曲部より先端側に設けられている直線部を有している、請求項1または2に記載の皮下トンネル用穿刺針。
  4. 前記外針の接続された外針ハブが備えられていない、請求項1〜3のいずれか一項に記載の皮下トンネル用穿刺針。
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