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JP2016188513A - カーテンウォール及び建物 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで外観品質や環境性能を高めることができるカーテンウォール及びカーテンウォールを備える建物を提供する。
【解決手段】カーテンウォールは、建物の躯体に対して固定した上下の横材20の見込み面で面材である室内側パネル26、室外側パネル27、室内側ガラス28及び室外側ガラス29を支持し、横材20,20間に架け渡して固定されたブラケット25や一方の横材20に固定したブラケット25に方立24を連結することで、方立24を面材の室外側に配置し、さらに、室内側パネル26、室外側パネル27、室内側ガラス28及び室外側ガラス29は、室外側に配置された方立24の室内側端面24aと、方立24に対して室内側から装着される押縁38との間に保持される。
【選択図】図7

Description

本発明は、建物の外壁を構成するカーテンウォール及び該カーテンウォールを備える建物に関する。
建物の外壁を構成するカーテンウォールとして、左右に隣接した方立の間に上下の横材とガラス等のパネル板を配置して取り付けた構成が知られている。例えば、特許文献1には、建物の室内側で躯体に対して左右方向に間隔をあけて複数の方立を固定し、隣接した方立間に上下の横材を設け、これら隣接する方立と上下の横材で区画された部位にガラス板を配置して取り付けた構成が開示されている。
実公昭4−46405号公報
上記した通り、従来のカーテンウォールでは支持構造や雨仕舞等の構造上の観点から、耐風圧性能を満足する方立は室内側に配置することが一般的に行われている。
ところで、近年は建物の外観デザイン上のアクセントとして或いは日射遮蔽等の環境配慮の観点から、縦方向に延在するように突出させた垂直フィンを室外に設けることが多く行われている。
ところが、外観デザインや環境配慮のためだけにこのような垂直フィンを上記従来構造のカーテンウォールに追加することは、部品コストや施工コストの点で好ましくない。また、室外側で冷却された垂直フィンを介して室内側の方立に結露を生じることがあり、その対策のためのコストがかかる。しかも、建物の室内に強度部材である方立が突出するため居住空間が削減されると共に、この方立と垂直フィンとの連結部が外部に露出することから外観デザインを損なうことが指摘されている。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、低コストで外観品質や環境性能を高めることができるカーテンウォール及び該カーテンウォールを備える建物を提供することを目的とする。
本発明に係るカーテンウォールは、建物の躯体に対して固定した上下の横材の見込み面で面材を支持したカーテンウォールであって、前記横材に連結された連結部材に方立を連結することで、該方立を前記面材の室外側に配置したことを特徴とする。
このような構成によれば、方立を横材に連結した連結部材を介して室外側に配置することで、強度部材となる方立を建物の外観デザイン上のアクセントや日射遮蔽等の環境配慮のための垂直フィンとしても機能させることができる。このため、従来技術のように室内側に配置した方立の室外側に別部品で垂直フィンを設ける必要がなく、部品コストや施工コストを低減できると共に、環境性能を高めることができる。しかも、従来、室内側に大きく張り出していた方立をなくすことができるため、建物の居住空間の有効利用が可能となると共に、この室内側の方立に結露を生じることも回避できる。
本発明に係るカーテンウォールにおいて、前記面材は、前記方立の室内側端面と、該方立に対して室内側から装着される押縁との間に保持される構成であってもよい。すなわち、方立に比べてその張り出し量を小さく構成できる押縁を室内側に設けることで、居住空間をほとんど侵食することなく面材を確実に保持することができる。
本発明に係るカーテンウォールにおいて、前記押縁は、前記面材の室内側に配置される室内側部位と、前記方立に対して装着される装着部位とを有し、前記室内側部位と前記装着部位との間、又は前記装着部位と前記方立との間に断熱構造を設けた構成としてもよい。そうすると、室外で冷却された方立からの冷熱が押縁の室内側部位に伝達されることが防止され、カーテンウォールの室内側での結露の発生をより確実に防止できる。
本発明に係るカーテンウォールにおいて、前記方立と前記面材との間には、前記方立の長手方向に亘って延在する縦止水材が設けられており、該縦止水材は前記横材と前記面材との間に設けられた横止水材と接触する構成であってもよい。そうすると、室外側に方立を配置した構成であっても方立周囲の止水性を確実に確保できる。
本発明に係るカーテンウォールにおいて、前記連結部材は、互いに逆方向に突出し、隣接した左右の横材の室外側面にそれぞれ固定されることで該隣接した横材同士を連結する一対の固定板と、該一対の固定板間から室外側へと突出し、前記方立の室内側端面に対して固定される突出部とを有する構成であってもよい。そうすると、横材同士を連結する連結部材を用いて方立を室外側に配置することができ、部品点数を削減できる。
本発明に係るカーテンウォールにおいて、前記横材の室外側面に前記連結部材の固定板を覆うカバー部材を装着した構成としてもよい。そうすると、連結部材が外観上に露出することを防止できると共に、方立と面材との取合い部が途切れることなく連続する外観デザインとすることができる。
また、本発明に係る建物は、上記構成のカーテンウォールを外壁に用いたことを特徴とする。
本発明によれば、方立を横材に連結した連結部材を介して室外側に配置することで、強度部材となる方立を建物の外観デザイン上のアクセントや日射遮蔽等の環境配慮のための垂直フィンとしても機能させることができる。このため、部品コストや施工コストを低減できると共に、環境性能を高めることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るカーテンウォールを備えた建物を室外側から見た要部拡大正面図である。 図2は、図1に示す建物のカーテンウォール近傍での縦断面図である。 図3は、図1中のIII−III線に沿う断面図である。 図4は、図1中のIV−IV線に沿う断面図である。 図5は、横材とブラケットとの連結構造を示す斜視図である。 図6は、図5に示すように横材に取り付けたブラケットに方立を連結した状態を示す斜視図である。 図7は、方立付近を室外側から見た斜視図である。 図8は、図7に示す状態から横材の室外側にカバー部材を装着した状態を示す斜視図である。
以下、本発明に係るカーテンウォールについて、このカーテンウォールを備える建物との関係で好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るカーテンウォール10を備えた建物12を室外側から見た要部拡大正面図であり、図2は、図1に示す建物12のカーテンウォール10近傍での縦断面図である。
図1及び図2に示すように、カーテンウォール10はスパンドレル部10aとビジョン部10bとを上下に並べて外壁12aを構成したものであり、スパンドレル部10aとビジョン部10bとが上下方向に交互に配置されている。
建物12は、躯体14に取り付けた床スラブ15の上面側に床板16を設けた床17と、床スラブ15の下面側に吊下げ支持された天井18とを有する。建物12は、床スラブ15の下面と天井18の上面との間が上下階の境界部分12bとなり、天井18の下面と床17の上面との間が居住空間12cとなる。
カーテンウォール10は、スパンドレル部10aが境界部分12bと対向して該境界部分12bの外壁12aとなり、ビジョン部10bが居住空間12cと対向して該居住空間12cの外壁12aとなる。
カーテンウォール10は、躯体14(床スラブ15)に対してファスナー19を用いて固定される横材20と、上下の横材20,20間に設けられる無目材22と、建物12の室外側で上下方向に沿って延在し、外壁12aの左右方向に所定間隔を介して並設される複数の方立24とを備える。方立24は、後述するブラケット25を介して横材20に対して連結固定される。横材20、無目材22及び方立24は、例えばアルミニウム等の金属の押出形材である。ファスナー19はペリカバー21によって隠されている。
上階側の横材20と無目材22と左右の方立24,24で囲まれた部分に面材である室内側パネル26及び室外側パネル27を取り付けることでスパンドレル部10aが形成され、無目材22と横材20と左右の方立24,24で囲まれた部分に面材である室内側ガラス28及び室外側ガラス29を取り付けることでビジョン部10bが形成されている。本実施形態の場合、室内側パネル26は耐火性能を有したボード状のパネル材によって構成し、室外側パネル27をフロートガラス板によって構成している。また、室内側ガラス28及び室外側ガラス29は、遮熱性及び断熱性を有する2枚のガラス板をスペーサ部材を介して間隔をあけて配置した複層ガラスによって構成されている。
図3は、図1中のIII−III線に沿う断面図であり、図4は、図1中のIV−IV線に沿う断面図である。
図3に示すように、横材20は、床スラブ15(躯体14)に対してファスナー19を介して連結固定されている。横材20は、下側の見込み面に室外側パネル27が配置される下向き凹形状の面材配置部32を有し、下側の室内側見付け面に断面クランク状の保持金具34を介して室内側パネル26が保持される。さらに、横材20は、上側の見込み面に室内側ガラス28及び室外側ガラス29が配置される上向き凹形状の面材配置部36を有する。
面材配置部32は、横材20の室外側端面に装着されたカバー部材33の下側の突出片32aと、横材20の室外側を向いた下部の見付け面32bとの間に室外側パネル27の上縁部を保持するものである。面材配置部32及び保持金具34で上縁部が保持された室内側パネル26及び室外側パネル27の下縁部は、無目材22によって保持される(図2参照)。室外側パネル27の上端面は、面材配置部32の底面(横材20の下側の見込み面)との間に配置される横止水材35によって止水される。横止水材35は横材20の長手方向に亘って延在するものであり、例えば不定形シーリング材である。
面材配置部36は、カバー部材33の上側の突出片36aと、横材20の室外側を向いた見付け面36bとの間に室内側ガラス28及び室外側ガラス29の下縁部を保持するものである。面材配置部36で下縁部が保持された室内側ガラス28及び室外側ガラス29は、その室外側面の側縁部が方立24の室内側端面24aによって保持され、室内側面の側縁部が押縁38によって保持される。この際、室外側ガラス29の下端面は、面材配置部36の底面(横材20の上側の見込み面)との間に配置される横止水材37によって止水される。横止水材37は横材20の長手方向に亘って延在するものであり、例えば不定形シーリング材である。
図3及び図4に示すように、押縁38は、例えばアルミニウム等の金属の押出形材を用いて構成されており、ビジョン部10bを構成する無目材22と横材20との間に亘って設けられ、方立24の長手方向に延在している。押縁38は、室内側ガラス28の室内側に配置される断面矩形状の室内側部位38aと、室内側部位38aの中心から室外側へと突出し、方立24に装着される板状の装着部位38bとを有し、断面略T字形状に構成されている。
装着部位38bは、その先端側に見込み方向に並んだ一対の装着片38c,38cを有する。方立24の室内側端面24aの中央には、その側壁面に一対の装着爪24b,24bを有した矩形の凹部24cが形成されている。左右の室内側ガラス28,28間及び左右の室外側ガラス29,29間に装着部位38bを通して方立24の凹部24cへと挿入し、装着片38cを装着爪24bに係合させることで押縁38が方立24に装着される。
押縁38と方立24の室内側端面24aとの間には、複数の縦止水材40を介して室内側ガラス28及び室外側ガラス29が保持される。縦止水材40は、上下に並ぶように設置される各方立24の長手方向に亘るように延在しており(図7参照)、例えば不定形シーリング材である。また、押縁38の室内側部位38aと横材20との間はシール材41でシールされることで、室内側への漏水が防止される(図3参照)。
押縁38は、室内側の室内側部位38aと室外側の装着部位38bとの間が断熱構造42を介して連結されている。従って、室外の方立24が外気等によって冷却された場合であっても室内側に露出した室内側部位38aが結露を生じることを抑制できる。断熱構造42は、装着部位38bと方立24との間に設けてもよい。
図3及び図4に示すように、方立24は断面略矩形状であり、左右に隣接した横材20,20間に架け渡して固定されたブラケット(連結部材)25に対して室外側から連結されることで、室外側パネル27及び室外側ガラス29の室外側に突出するように配置される。なお、方立24は、一方の横材20に固定したブラケット25に室外側から連結してもよい。
図5は、横材20とブラケット25との連結構造を示す斜視図であり、図6は、図5に示すように横材20に取り付けたブラケット25に方立24を連結した状態を示す斜視図である。また図7は、方立24付近を室外側から見た斜視図であり、図8は、図7に示す状態から横材20の室外側にカバー部材33を装着した状態を示す斜視図である。
図5に示すように、ブラケット25は、互いに逆方向に突出し、隣接した左右の横材20の室外側見付け面(室外側面)20aにそれぞれ固定される一対の固定板44,44と、一対の固定板44,44間から室外側へと突出した突出部45とを有し、断面略T字状に構成されている。具体的には、ブラケット25は、左右の固定板44,44が一枚の板材で形成され、この板材の中央から板状の突出部45を垂直に突出させた形状である。各固定板44には、当該ブラケット25を横材20に取り付ける際に取付ねじ46が挿通される取付孔44aが貫通形成されている。突出部45には、見込み方向に貫通する方立取付孔45aが上下一対設けられている。ブラケット25は、例えばステンレス等の金属部品である。
方立24は、横材20に取付ねじ46によって連結固定されたブラケット25の突出部45に対して連結固定される。図6に示すように、方立24は、その室内側端面24aの凹部24cに横材20の室外側見付け面20aから室外側に突出した突出部45が挿入され、室内側から方立取付孔45aに挿通された方立取付ねじ48によってブラケット25と連結固定される。
図3に示すように、上下の方立24,24間は、下側の方立24の上端面から突出させたジョイントピン50を上側の方立24の下端面に形成した嵌合穴24dに嵌挿させることで連結される。この際、上下の方立24,24間の隙間は、シール材52によって封止される(図7及び図8も参照)。
図7及び図8に示すように、ブラケット25を介して横材20の室外側に突出するように取り付けられた方立24の室内側端面24aと室外側ガラス29及び室外側パネル27との間を止水する縦止水材40は、横材20と室外側ガラス29及び室外側パネル27との間に設けられた横止水材35,37と接触する。また、縦止水材40は、ブラケット25の固定板44の室外側面とも接触する。これにより、方立24の側部にその長手方向に連続した止水構造が構築される。
また図8に示すように、横材20には、その室外側見付け面20aを覆うカバー部材33が装着されることでブラケット25が室外に露出することが防止され、その外観品質を向上させている。また、カバー部材33を設けたことで、方立24と室外側パネル27及び室外側ガラス29との取合い部が途切れることなく連続する外観デザインとすることができる。カバー部材33は、横材20の室外側見付け面20aの上下に突設された爪状の係合部20bを介して係合固定される(図3参照)。カバー部材33は、室外側パネル27及び室外側ガラス29にかかる風圧を受け止める機能も有する。
このようなカーテンウォール10の取付手順としては、例えば、先ず横材20をファスナー19を用いて躯体14(床スラブ15)に固定した後、この横材20にブラケット25を連結すると共にブラケット25の室外側端部となる突出部45の先端面に方立24を連結固定する。この際、上下の方立24,24間はジョイントピン50を用いて連結する。次いで、左右の方立24,24間に無目材22を取り付けた後、室内側パネル26、室外側パネル27、室内側ガラス28及び室外側ガラス29を装着する。そして、押縁38を方立24に対して装着すると共に縦止水材40と横止水材35,37を装着した後、カバー部材33を取り付ける。これにより、カーテンウォール10が建物12の躯体14に対する取り付けが完了する。
この場合、本実施形態に係るカーテンウォール10は、建物12の躯体14に対して固定した横材20の見込み面で面材である室内側パネル26、室外側パネル27、室内側ガラス28及び室外側ガラス29を支持した構成において、横材20に連結された連結部材であるブラケット25の室外側端部(突出部45)に方立24を連結することで、方立24を面材の室外側に配置している。
従って、方立24を横材20に連結したブラケット25を介して室外側に配置することで、強度部材となる方立24を建物12の外観デザイン上のアクセントや日射遮蔽等の環境配慮のための垂直フィンとしても機能させることができる。このため、従来技術のように室内側に配置した方立の室外側に別部品で垂直フィンを設ける必要がなく、部品コストや施工コストを低減できると共に、環境性能を高めることができる。しかも、従来、室内側に大きく張り出していた方立をなくすことができるため、建物12の居住空間12cの有効利用が可能となると共に、この室内側の方立に結露を生じることも回避できる。
当該カーテンウォール10では、面材である室内側ガラス28及び室外側ガラス29は、方立24の室内側端面24aと、方立24に対して室内側から装着される押縁38との間に保持される。すなわち、方立24に比べてその張り出し量を小さく構成できるフラット形状の押縁38を室内側に設けることで、居住空間12cをほとんど侵食することなく面材を確実に保持することができる。
押縁38は、面材である室内側ガラス28及び室外側ガラス29の室内側に配置される室内側部位38aと、方立24に対して装着される装着部位24bとを有し、室内側部位38aと装着部位38bとの間、又は装着部位38bと方立24との間に断熱構造42を設けている。このため、室外で冷却された方立24からの冷熱が押縁38の室内側部位38aに伝達されることが防止され、カーテンウォール10の室内側での結露の発生をより確実に防止できる。また、押縁38を室内側に設けることで、室外側の方立24の側部の縦止水材40が押縁38によって途切れることを回避でき、方立24の周囲での止水構造をより確実に連続させることができる。
また、方立24と面材である室外側パネル27及び室外側ガラス29との間には、方立24の長手方向に亘って延在する縦止水材40が設けられており、この縦止水材40は横材20と面材との間に設けられた横止水材35,37と接触する。これにより、室外側に方立24を配置した構成であっても方立24周囲の止水性を確実に確保できる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、隣接した横材間に方立をブラケットにより固定したもののほか横材の中間位置に方立が設けられたものにも適用できることは言うまでもなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10 カーテンウォール、10a スパンドル部、10b ビジョン部、12 建物、12a 外壁、12b 境界部分、12c 居住空間、14 躯体、15 床スラブ、17 床、18 天井、19 ファスナー、20 横材、20a 室外側見付け面、22 無目材、24 方立、24a 室内側端面、25 ブラケット、26 室内側パネル、27 室外側パネル、28 室内側ガラス、29 室外側ガラス、32,36 面材配置部、33 カバー部材、35,37 横止水材、38 押縁、38a 室内側部位、38b 装着部位、40 縦止水材、42 断熱構造、44 固定板、45 突出部、52 シール材

Claims (7)

  1. 建物の躯体に対して固定した上下の横材の見込み面で面材を支持したカーテンウォールであって、
    前記横材に連結された連結部材に方立を連結することで、該方立を前記面材の室外側に配置したことを特徴とするカーテンウォール。
  2. 請求項1記載のカーテンウォールにおいて、
    前記面材は、前記方立の室内側端面と、該方立に対して室内側から装着される押縁との間に保持されることを特徴とするカーテンウォール。
  3. 請求項2記載のカーテンウォールにおいて、
    前記押縁は、前記面材の室内側に配置される室内側部位と、前記方立に対して装着される装着部位とを有し、
    前記室内側部位と前記装着部位との間、又は前記装着部位と前記方立との間に断熱構造を設けたことを特徴とするカーテンウォール。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のカーテンウォールにおいて、
    前記方立と前記面材との間には、前記方立の長手方向に亘って延在する縦止水材が設けられており、該縦止水材は前記横材と前記面材との間に設けられた横止水材と接触することを特徴とするカーテンウォール。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のカーテンウォールにおいて、
    前記連結部材は、互いに逆方向に突出し、隣接した左右の横材の室外側面にそれぞれ固定されることで該隣接した横材同士を連結する一対の固定板と、該一対の固定板間から室外側へと突出し、前記方立の室内側端面に対して固定される突出部とを有することを特徴とするカーテンウォール。
  6. 請求項5記載のカーテンウォールにおいて、
    前記横材の室外側面に前記連結部材の固定板を覆うカバー部材を装着したことを特徴とするカーテンウォール。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のカーテンウォールを外壁に用いたことを特徴とする建物。
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