JP2016179700A - プリフォームの成形用金型、およびプリフォームの冷却方法 - Google Patents
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Abstract
Description
このような清涼飲料水などを入れる容器(ペットボトル)を製造するにあたっては、ポリエチレンテレフタレート(PET)の溶融樹脂を用いて直接ブロー成形して容器(ペットボトル)を製造するのではなく、あらかじめ射出成形法などによって有底円筒状の成形材料であるプリフォームを予備成形品として成形し、この予備成形されたプリフォームを用いて行っている。
すなわち、あらかじめ予備成形されて整形されたプリフォームを、延伸ブロー成形機内にセットし、この延伸ブロー成形機の容器(ペットボトル)成形用の金型内において加熱され軟化した状態で空気等の気体をプリフォーム内に吹き込み膨張成形する延伸ブロー成形法(ブロー成形)によって効率的に製造されている。
このようなプリフォームは、成形用金型内に溶融した樹脂(ポリエチレンテレフタレート(PET))をインジェクションで封入し、この樹脂を冷却固化して、取り出すことによって製造している。
したがって、プリフォームの製造効率を向上するためには、これらのいずれかの時間を短縮することで実現が可能となる。
そこで、プリフォームの製造効率を向上するために、成形用金型を冷却して溶融樹脂を固化する時間を短縮することが検討されている。
そこで、従来のプリフォームの成形用金型においては、プリフォームを形成する部分となるネックリングと、キャビティと、ゲートインサートと、コアを外部より水を供給して、成形用金型のプリフォームを形成する部分を冷却し、射出成形機によって成形用金型内に封入された溶融樹脂を冷却することを行っている。
このようなプリフォームに関しては、例えば、特許文献1に記載がある。
このため従来のプリフォームを製造するプリフォームの成形用金型のゲートインサートに形成される水管回路は、直線状に形成されているため、プリフォームの外周面に対して水管回路までの距離が近いところと遠いところが存在するものとなっている。
このため、従来のプリフォームの製造に当たって、プリフォームの製造効率を向上するために、水管回路内に温度の低い水を供給して、成形用金型の冷却を調整して溶融樹脂の固化する時間を短縮することが試みられている。
プリフォームを形成する溶融樹脂の固化する時間を短縮するには、温調の温度を低くしてプリフォームを形成する溶融樹脂を短時間で冷却することが考えられる。しかしながら、このように温調の温度を低くして急速にプリフォームを形成する溶融樹脂を冷却すると、プリフォームの底の部分(底部)が白化して、品質不良を生じてしまうという問題点を有している。
このため、現状では、ゲート部の冷却に現状設備で対応できる最低温度の水を最適な流速で供給している。
筒状に形成される筒状本体と、該筒状本体の一方の端部に形成され、前記筒状本体の内径よりも大径となる段差部とを備えるコアリングと、
プリフォームの口栓部を形成するためのもので筒状に形成される筒状部と、該筒状部の外周に設けられるフランジ部と、該筒状部の両側に形成される係合部と、前記筒状部の一端の内壁に設けられ、プリフォームの口栓部を形成するためのアンダーカット部とを備えるネックリングと、
プリフォームの胴部を形成するためのもので円筒状に形成されるキャビティ本体と、該キャビティ本体の一端に設けられるフランジ状の取り付け部と、該キャビティ本体の外周面に設けられる周回し水を流す水路となっており、前記キャビティ本体の外周面を冷却する水管回路を形成している複数の溝とを備えるキャビティと、
プリフォームの底部を形成するためのもので円柱状に形成されるゲートインサート本体と、該ゲートインサート本体の一端に形成され、成形用金型内に溶融したPETをインジェクションで封入するノズルユニットをジョイントするための凹孔と、前記ゲートインサート本体の他端に形成されプリフォームの底部を形成するためのすり鉢状に形成される孔とからなるゲートインサートと、
からなり、
前記ネックリングのアンダーカット部が形成されていない側の係合部に前記コアリングの段差部が係合し、前記ネックリングのアンダーカット部が形成されている側の係合部に前記キャビティが係合してなり、
前記ゲートインサートには、該ゲートインサートのプリフォーム形成側である前記孔の表面から深さ方向に均等な距離の位置に該ゲートインサートの壁部を貫通して、該ゲートインサートの前記孔の表面を周回するようにリング状に水管回路が形成されてなり、
前記リング状に形成される水管回路は、相互に連通しており、該水管回路の入り口から最上段の水管流路に水を注入すると、水は、最上段の水管回路内を流れ、次段の水管回路に連通する水管流路に到達して、水管流路内に流れ、次々段の水管回路に連通する水管流路に到達し、この水管流路を流れて、冷却水が外部に排出されることによって、
前記プリフォームの底部を冷却するようにしたことを特徴としている。
筒状に形成される筒状本体と、該筒状本体の一方の端部に形成され、前記筒状本体の内径よりも大径となる段差部とを備えるコアリングと、
プリフォームの口栓部を形成するためのもので筒状に形成される筒状部と、該筒状部の外周に設けられるフランジ部と、該筒状部の両側に形成される係合部と、前記筒状部の一端の内壁に設けられ、プリフォームの口栓部を形成するためのアンダーカット部とを備えるネックリングと、
プリフォームの胴部を形成するためのもので円筒状に形成されるキャビティ本体と、該キャビティ本体の一端に設けられるフランジ状の取り付け部と、該キャビティ本体の外周面に設けられる周回し水を流す水路となっており、前記キャビティ本体の外周面を冷却する水管回路を形成している複数の溝とを備えるキャビティと、
プリフォームの底部を形成するためのもので円柱状に形成されるゲートインサート本体と、該ゲートインサート本体の一端に形成され、成形用金型内に溶融したPETをインジェクションで封入するノズルユニットをジョイントするための凹孔と、前記ゲートインサート本体の他端に形成されプリフォームの底部を形成するためのすり鉢状に形成される孔とからなるゲートインサートと、
からなり、
前記ネックリングのアンダーカット部が形成されていない側の係合部に前記コアリングの段差部が係合し、前記ネックリングのアンダーカット部が形成されている側の係合部に前記キャビティが係合してなり、
前記ゲートインサートには、該ゲートインサートのプリフォーム形成側である内壁面から均等な距離の位置に、該ゲートインサートの壁部を貫通して該ゲートインサートの前記孔の表面を周回するように螺旋状に水管回路が形成されてなり、
前記リング状に形成される水管回路は、相互に連通しており、該水管回路の入り口から最上段の水管流路に水を注入すると、水は、最上段の水管回路内を流れ、次段の水管回路に連通する水管流路に到達して、水管流路内に流れ、次々段の水管回路に連通する水管流路に到達し、この水管流路を流れて、冷却水が外部に排出されることによって、
前記プリフォームの底部を冷却するようにしたことを特徴としている。
筒状に形成される筒状本体と、該筒状本体の一方の端部に形成され、前記筒状本体の内径よりも大径となる段差部とを備えるコアリングと、
プリフォームの口栓部を形成するためのもので筒状に形成される筒状部と、該筒状部の外周に設けられるフランジ部と、該筒状部の両側に形成される係合部と、前記筒状部の一端の内壁に設けられ、プリフォームの口栓部を形成するためのアンダーカット部とを備えるネックリングと、
プリフォームの胴部を形成するためのもので円筒状に形成されるキャビティ本体と、該キャビティ本体の一端に設けられるフランジ状の取り付け部と、該キャビティ本体の外周面に設けられる周回し水を流す水路となっており、前記キャビティ本体の外周面を冷却する水管回路を形成している複数の溝とを備えるキャビティと、
プリフォームの底部を形成するためのもので円柱状に形成されるゲートインサート本体と、該ゲートインサート本体の一端に形成され、成形用金型内に溶融したPETをインジェクションで封入するノズルユニットをジョイントするための凹孔と、前記ゲートインサート本体の他端に形成されプリフォームの底部を形成するためのすり鉢状に形成される孔とからなるゲートインサートと、
からなり、
相互に連通し水管回路の入り口から最上段の水管流路に水を注入し、該最上段の水管回路内から、次段の水管回路に連通する水管流路に流水し、該水管流路内を流れる水を、次々段の水管回路に連通する水管流路に流水し、該水管流路内を流れる水を、次々々段の水管回路に連通する水管流路に流水して、前記各水管流路によって該ゲートインサートのプリフォーム形成側である前記孔の表面から深さ方向に均等な距離の位置に該ゲートインサートの壁部を貫通して、該ゲートインサートの前記孔の表面を周回するようにリング状に流水し、該ゲートインサートをリング状に周回して冷却するようにしたことを特徴としている。
筒状に形成される筒状本体と、該筒状本体の一方の端部に形成され、前記筒状本体の内径よりも大径となる段差部とを備えるコアリングと、
プリフォームの口栓部を形成するためのもので筒状に形成される筒状部と、該筒状部の外周に設けられるフランジ部と、該筒状部の両側に形成される係合部と、前記筒状部の一端の内壁に設けられ、プリフォームの口栓部を形成するためのアンダーカット部とを備えるネックリングと、
プリフォームの胴部を形成するためのもので円筒状に形成されるキャビティ本体と、該キャビティ本体の一端に設けられるフランジ状の取り付け部と、該キャビティ本体の外周面に設けられる周回し水を流す水路となっており、前記キャビティ本体の外周面を冷却する水管回路を形成している複数の溝とを備えるキャビティと、
プリフォームの底部を形成するためのもので円柱状に形成されるゲートインサート本体と、該ゲートインサート本体の一端に形成され、成形用金型内に溶融したPETをインジェクションで封入するノズルユニットをジョイントするための凹孔と、前記ゲートインサート本体の他端に形成されプリフォームの底部を形成するためのすり鉢状に形成される孔とからなるゲートインサートと、
からなり、
相互に連通し水管回路の入り口から最上段の水管流路に水を注入し、該最上段の水管回路内から、次段の水管回路に連通する水管流路に流水し、該水管流路内を流れる水を、次々段の水管回路に連通する水管流路に流水し、該水管流路内を流れる水を、次々々段の水管回路に連通する水管流路に流水して、前記各水管流路によって該ゲートインサートのプリフォーム形成側である前記孔の表面から深さ方向に均等な距離の位置に該ゲートインサートの壁部を貫通して、該ゲートインサートの前記孔の表面を周回するように螺旋状に流水し、該ゲートインサートを螺旋状に周回して冷却するようにしたことを特徴としている。
また、本発明に係るプリフォームの冷却方法によれば、ゲート部および底部を均一に短時間で所定温度まで下げることができる。
プリフォームは、口栓部、胴部及び胴部の端部を閉塞する底部を備える構成となっているプラスチックボトル成形用プリフォームである。
図2,図3において、コア2は、円柱状に形成されており、固定部21と、フランジ部22と、支持部23と、棒状部24とによって構成されている。
このコア2には、成形用金型取り付け用のプレートに固定するため、固定部21にフランジ部22が設けられている。
また、固定部21には、フランジ部22が形成されている側とは反対側に、固定部21の径よりも小径に形成される支持部23が設けられている。この支持部23は、コアリング3と、ネックリング4とを所定の位置に支持するためのものである。
図4において、コアリング3は、筒状に形成される筒状本体31を有している。この筒状本体31の一方の端部は、筒状本体31の内径よりも大径となる段差部32が形成されている。
このコアリング3は、筒状本体31の一端面がコア2の固定部21に接触するとともに、コアリング3の筒状本体31の内面が、コア2の支持部23に接触するようになっている。
図5において、ネックリング4は、プリフォームの口栓部を形成するためのもので、筒状に形成される筒状部41を有している。この筒状部41の外周には、フランジ部42が設けられており、このフランジ部42によって筒状部41の両側に係合部43,44が形成されている。
この筒状部41の一端の内壁には、プリフォームの口栓部を形成するためのアンダーカット部45が設けられている。
また、このネックリング4は、筒状部41の一端のアンダーカット部45が形成されていない側の係合部44が、コア2に取り付けられるコアリング3の段差部32と係合し、筒状部41の他端のアンダーカット部45が形成されている側の係合部43が後述するキャビティ5と係合するようになっている。
図6,図7において、キャビティ5は、プリフォームの胴部を形成するためのもので、円筒状に形成されるキャビティ本体51を有している。
このキャビティ本体51の一端には、フランジ状の取り付け部52が設けられている。
このキャビティ5のキャビティ本体51の外周面には、周回する複数の溝53が設けられている。この溝53は、図7に示す如く、水を流す水路となっており、キャビティ本体51の外周面を冷却する水管回路を形成している。
図8において、ゲートインサート6は、プリフォームの底部を形成するためのもので、円柱状に形成されるゲートインサート本体61を有している。
このゲートインサート本体61の一端には、成形用金型内に溶融した樹脂(ポリエチレンテレフタレート(PET))をインジェクションで封入するノズルユニット71をジョイントするための凹孔62が形成されている。また、ゲートインサート本体61の他端には、プリフォームの底部を形成するためにすり鉢状の孔63が形成されている。
このゲートインサート6は、プリフォームの底部を形成するためのもので、このプリフォームの底部は、ノズルユニット71から射出された溶融樹脂によって形成された後、ゲートインサートに形成された水管を流れる水によって冷却される。
このリング状に形成される水管回路65は、連通しており、水管回路65の入り口65aから最上段の水管流路66aに水を注入すると、水は、最上段の水管回路65内を流れ、次段の水管回路65に連通する水管流路66bに到達して、水管流路66b内に流れる。
このようなゲートインサート6は、図9〜図12に示すように金属光造形加工法を用いて製造される。金属光造形加工法というのは、金属粉体を高性能・高出力のレーザーで完全溶融し、固溶体化させ、造形物の薄い層を一層ずつ作り、これを積み重ねて立体的な部品を作っていく製造加工法である。
このゲートインサート本体61の原形110は、ゲートインサート本体61として完成されたものではなく、ゲートインサート本体61として機械加工を必要とする部分がある。そこで、ゲートインサート本体61に凹孔63と孔62とを連通する連通路64を形成したり、ノズルユニット71をジョイントするための細部の切削加工等をおこなって、図11に図示のようなゲートインサート120(図8に図示のゲートインサート6)を形成する。
プリフォームは、口栓部、胴部及び胴部の端部を閉塞する底部を備える構成となっているプラスチックボトル成形用プリフォームである。
本実施例が図1に図示実施例1と異なっている点は、実施例1のゲートインサート6が、プリフォームの底部を形成する樹脂の冷却のための水管回路65をリング状に形成しているのに対し、本実施例のゲートインサート8が、プリフォームの底部を形成する樹脂の冷却のための水管回路を螺旋状に形成している点である。
図14において、ゲートインサート8は、プリフォームの底部を形成するためのもので、円柱状に形成されるゲートインサート本体81を有している。
このゲートインサート本体81の一端には、成形用金型内に溶融した樹脂(ポリエチレンテレフタレート(PET))をインジェクションで封入するノズルユニット71をジョイントするための凹孔82が形成されている。また、ゲートインサート本体81の他端には、プリフォームの底部を形成するためにすり鉢状の孔83が形成されている。
このゲートインサート8は、プリフォームの底部を形成するためのもので、このプリフォームの底部は、ノズルユニット71から射出された溶融樹脂によって形成された後、ゲートインサートに形成された水管を流れる水によって冷却される。
この螺旋状に形成される水管回路85は、連通しており、水管回路85の入口85aから水管流路86aに水を注入すると、水は、螺旋状に形成される水管回路85内を流れ、水管流路86bに到達して、外部に排出される。
このようなゲートインサート8は、ゲートインサート6と同様に金属光造形複合加工法を用いて図15に図示のようなゲートインサート200(図14に図示のゲートインサート8)が製造される。
Claims (4)
- 成形用金型取り付け用のプレートに固定するための固定部と、該固定部に設けられるフランジ部と、該固定部の前記フランジ部が形成されている側とは反対側に、該固定部の径よりも小径に形成される支持部と、該支持部先端のプリフォームの内壁と同様の形状に形成される棒状部とによって構成されているコアと、
筒状に形成される筒状本体と、該筒状本体の一方の端部に形成され、前記筒状本体の内径よりも大径となる段差部とを備えるコアリングと、
プリフォームの口栓部を形成するためのもので筒状に形成される筒状部と、該筒状部の外周に設けられるフランジ部と、該筒状部の両側に形成される係合部と、前記筒状部の一端の内壁に設けられ、プリフォームの口栓部を形成するためのアンダーカット部とを備えるネックリングと、
プリフォームの胴部を形成するためのもので円筒状に形成されるキャビティ本体と、該キャビティ本体の一端に設けられるフランジ状の取り付け部と、該キャビティ本体の外周面に設けられる周回し水を流す水路となっており、前記キャビティ本体の外周面を冷却する水管回路を形成している複数の溝とを備えるキャビティと、
プリフォームの底部を形成するためのもので円柱状に形成されるゲートインサート本体と、該ゲートインサート本体の一端に形成され、成形用金型内に溶融したPETをインジェクションで封入するノズルユニットをジョイントするための凹孔と、前記ゲートインサート本体の他端に形成されプリフォームの底部を形成するためのすり鉢状に形成される孔とからなるゲートインサートと、
からなり、
前記ネックリングのアンダーカット部が形成されていない側の係合部に前記コアリングの段差部が係合し、前記ネックリングのアンダーカット部が形成されている側の係合部に前記キャビティが係合してなり、
前記ゲートインサートには、該ゲートインサートのプリフォーム形成側である前記孔の表面から深さ方向に均等な距離の位置に該ゲートインサートの壁部を貫通して、該ゲートインサートの前記孔の表面を周回するようにリング状に水管回路が形成されてなり、
前記リング状に形成される水管回路は、相互に連通しており、該水管回路の入り口から最上段の水管流路に水を注入すると、水は、最上段の水管回路内を流れ、次段の水管回路に連通する水管流路に到達して、水管流路内に流れ、次々段の水管回路に連通する水管流路に到達し、この水管流路を流れて、冷却水が外部に排出されることによって、
前記プリフォームの底部を冷却するようにしたことを特徴とするプリフォーム用射出成形金型。 - 成形用金型取り付け用のプレートに固定するための固定部と、該固定部に設けられるフランジ部と、該固定部の前記フランジ部が形成されている側とは反対側に、該固定部の径よりも小径に形成される支持部と、該支持部先端のプリフォームの内壁と同様の形状に形成される棒状部とによって構成されているコアと、
筒状に形成される筒状本体と、該筒状本体の一方の端部に形成され、前記筒状本体の内径よりも大径となる段差部とを備えるコアリングと、
プリフォームの口栓部を形成するためのもので筒状に形成される筒状部と、該筒状部の外周に設けられるフランジ部と、該筒状部の両側に形成される係合部と、前記筒状部の一端の内壁に設けられ、プリフォームの口栓部を形成するためのアンダーカット部とを備えるネックリングと、
プリフォームの胴部を形成するためのもので円筒状に形成されるキャビティ本体と、該キャビティ本体の一端に設けられるフランジ状の取り付け部と、該キャビティ本体の外周面に設けられる周回し水を流す水路となっており、前記キャビティ本体の外周面を冷却する水管回路を形成している複数の溝とを備えるキャビティと、
プリフォームの底部を形成するためのもので円柱状に形成されるゲートインサート本体と、該ゲートインサート本体の一端に形成され、成形用金型内に溶融したPETをインジェクションで封入するノズルユニットをジョイントするための凹孔と、前記ゲートインサート本体の他端に形成されプリフォームの底部を形成するためのすり鉢状に形成される孔とからなるゲートインサートと、
からなり、
前記ネックリングのアンダーカット部が形成されていない側の係合部に前記コアリングの段差部が係合し、前記ネックリングのアンダーカット部が形成されている側の係合部に前記キャビティが係合してなり、
前記ゲートインサートには、該ゲートインサートのプリフォーム形成側である内壁面から均等な距離の位置に、該ゲートインサートの壁部を貫通して該ゲートインサートの前記孔の表面を周回するように螺旋状に水管回路が形成されてなり、
前記リング状に形成される水管回路は、相互に連通しており、該水管回路の入り口から最上段の水管流路に水を注入すると、水は、最上段の水管回路内を流れ、次段の水管回路に連通する水管流路に到達して、水管流路内に流れ、次々段の水管回路に連通する水管流路に到達し、この水管流路を流れて、冷却水が外部に排出されることによって、
前記プリフォームの底部を冷却するようにしたことを特徴とするプリフォーム用射出成形金型。 - 成形用金型取り付け用のプレートに固定するための固定部と、該固定部に設けられるフランジ部と、該固定部の前記フランジ部が形成されている側とは反対側に、該固定部の径よりも小径に形成される支持部と、該支持部先端のプリフォームの内壁と同様の形状に形成される棒状部とによって構成されているコアと、
筒状に形成される筒状本体と、該筒状本体の一方の端部に形成され、前記筒状本体の内径よりも大径となる段差部とを備えるコアリングと、
プリフォームの口栓部を形成するためのもので筒状に形成される筒状部と、該筒状部の外周に設けられるフランジ部と、該筒状部の両側に形成される係合部と、前記筒状部の一端の内壁に設けられ、プリフォームの口栓部を形成するためのアンダーカット部とを備えるネックリングと、
プリフォームの胴部を形成するためのもので円筒状に形成されるキャビティ本体と、該キャビティ本体の一端に設けられるフランジ状の取り付け部と、該キャビティ本体の外周面に設けられる周回し水を流す水路となっており、前記キャビティ本体の外周面を冷却する水管回路を形成している複数の溝とを備えるキャビティと、
プリフォームの底部を形成するためのもので円柱状に形成されるゲートインサート本体と、該ゲートインサート本体の一端に形成され、成形用金型内に溶融したPETをインジェクションで封入するノズルユニットをジョイントするための凹孔と、前記ゲートインサート本体の他端に形成されプリフォームの底部を形成するためのすり鉢状に形成される孔とからなるゲートインサートと、
からなり、
相互に連通し水管回路の入り口から最上段の水管流路に水を注入し、該最上段の水管回路内から、次段の水管回路に連通する水管流路に流水し、該水管流路内を流れる水を、次々段の水管回路に連通する水管流路に流水し、該水管流路内を流れる水を、次々々段の水管回路に連通する水管流路に流水して、前記各水管流路によって該ゲートインサートのプリフォーム形成側である前記孔の表面から深さ方向に均等な距離の位置に該ゲートインサートの壁部を貫通して、該ゲートインサートの前記孔の表面を周回するようにリング状に流水し、該ゲートインサートをリング状に周回して冷却するようにしたことを特徴とするプリフォームの冷却方法。 - 成形用金型取り付け用のプレートに固定するための固定部と、該固定部に設けられるフランジ部と、該固定部の前記フランジ部が形成されている側とは反対側に、該固定部の径よりも小径に形成される支持部と、該支持部先端のプリフォームの内壁と同様の形状に形成される棒状部とによって構成されているコアと、
筒状に形成される筒状本体と、該筒状本体の一方の端部に形成され、前記筒状本体の内径よりも大径となる段差部とを備えるコアリングと、
プリフォームの口栓部を形成するためのもので筒状に形成される筒状部と、該筒状部の外周に設けられるフランジ部と、該筒状部の両側に形成される係合部と、前記筒状部の一端の内壁に設けられ、プリフォームの口栓部を形成するためのアンダーカット部とを備えるネックリングと、
プリフォームの胴部を形成するためのもので円筒状に形成されるキャビティ本体と、該キャビティ本体の一端に設けられるフランジ状の取り付け部と、該キャビティ本体の外周面に設けられる周回し水を流す水路となっており、前記キャビティ本体の外周面を冷却する水管回路を形成している複数の溝とを備えるキャビティと、
プリフォームの底部を形成するためのもので円柱状に形成されるゲートインサート本体と、該ゲートインサート本体の一端に形成され、成形用金型内に溶融したPETをインジェクションで封入するノズルユニットをジョイントするための凹孔と、前記ゲートインサート本体の他端に形成されプリフォームの底部を形成するためのすり鉢状に形成される孔とからなるゲートインサートと、
からなり、
相互に連通し水管回路の入り口から最上段の水管流路に水を注入し、該最上段の水管回路内から、次段の水管回路に連通する水管流路に流水し、該水管流路内を流れる水を、次々段の水管回路に連通する水管流路に流水し、該水管流路内を流れる水を、次々々段の水管回路に連通する水管流路に流水して、前記各水管流路によって該ゲートインサートのプリフォーム形成側である前記孔の表面から深さ方向に均等な距離の位置に該ゲートインサートの壁部を貫通して、該ゲートインサートの前記孔の表面を周回するように螺旋状に流水し、該ゲートインサートを螺旋状に周回して冷却するようにしたことを特徴とするプリフォームの冷却方法。
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