JP2016170404A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】外装に衝撃を受けても、表示パネルへの衝撃を緩和するとともに、内部の構造部材を簡易化し、薄型化を実現できる表示装置を提供する。【解決手段】表示パネルと、前記表示パネルの周縁部の前面側に配置される互いに分離した複数のベゼルからなる外装部材と、前記表示パネルの前記ベゼルが分離している箇所の少なくとも1つにおいて前記ベゼルの内側に配置され、隣り合う前記ベゼル同士を接続する少なくとも1つのジョイント部材と、を備え、前記ジョイント部材は、前記表示パネルの下端部を支持する弾性を有する第1の部位と、前記ベゼルの内側に接触する前記第1の部位より高剛性である第2の部位と、を有することを特徴とする表示装置。【選択図】図5
Description
本発明は表示装置に関するものである。
表示装置は表示パネルを具備し、表示パネルは液晶又は、有機EL(エレクトロルミネセンス)等が挙げられ、薄膜デバイスが形成された2枚のガラス基板の間に液晶や有機発光素子等の表示素子を設けたものである。
図1は従来の表示装置における一例を示した正面図である。図2は従来の表示装置における構成を示した分解斜視図である。図3は従来の表示装置における一例を示したA−A断面図である。表示パネル10を具備する表示装置1は、表示パネル10が収納や接着される金属製のケース70、ベース71が表示面と反対側に配置され、表示面側は金属製の上フレーム25、前面外装20で覆う構成になっている。表示パネル10が液晶表示パネルである表示装置1は、液晶表示パネルと、この液晶表示パネルを照明するバックライトユニット80、バックライトユニット80からの光を集光する光学シート類40を備えている。通常、液晶表示パネルはその背面に、光学シート類40、バックライトユニット80の順番で配置されている。バックライトユニット80内には光源用基板60、光源61、反射シート50等が含まれる。通常、光学シート類40から一定の空間を保つためと、液晶表示パネル自体を保持する目的から、周囲と背面を覆うように樹脂製のパネルホルダ30が配置されている。また、液晶表示パネルは前面に配置されるフレーム25と、パネルホルダ30によりクッション等の前面弾性体31、背面弾性体32を介して狭持されている。
図1は従来の表示装置における一例を示した正面図である。図2は従来の表示装置における構成を示した分解斜視図である。図3は従来の表示装置における一例を示したA−A断面図である。表示パネル10を具備する表示装置1は、表示パネル10が収納や接着される金属製のケース70、ベース71が表示面と反対側に配置され、表示面側は金属製の上フレーム25、前面外装20で覆う構成になっている。表示パネル10が液晶表示パネルである表示装置1は、液晶表示パネルと、この液晶表示パネルを照明するバックライトユニット80、バックライトユニット80からの光を集光する光学シート類40を備えている。通常、液晶表示パネルはその背面に、光学シート類40、バックライトユニット80の順番で配置されている。バックライトユニット80内には光源用基板60、光源61、反射シート50等が含まれる。通常、光学シート類40から一定の空間を保つためと、液晶表示パネル自体を保持する目的から、周囲と背面を覆うように樹脂製のパネルホルダ30が配置されている。また、液晶表示パネルは前面に配置されるフレーム25と、パネルホルダ30によりクッション等の前面弾性体31、背面弾性体32を介して狭持されている。
一方で、前面外装20は角張っている構造であることが多く、外部衝撃2が下端の角部に発生する可能性がある。そのため、前面外装20が破損したり、そこから表示パネル10に伝わる振動・衝撃等による内部衝撃3によって表示パネル10が破損したりするという問題があった。
特許文献1には前面外装の隅部に取り外しが可能な緩衝部材を設置し、衝撃の緩和を図るという構造が開示されている。また特許文献2には表示パネルの表示面側に上フレーム、裏面に下フレームを設け、表示パネルを保持し、下フレームは上フレーム及び表示パネルの位置決めとして突起部を設け、突起部にリング状の弾性部材を配置する構造が開示されている。
特許文献1には前面外装の隅部に取り外しが可能な緩衝部材を設置し、衝撃の緩和を図るという構造が開示されている。また特許文献2には表示パネルの表示面側に上フレーム、裏面に下フレームを設け、表示パネルを保持し、下フレームは上フレーム及び表示パネルの位置決めとして突起部を設け、突起部にリング状の弾性部材を配置する構造が開示されている。
しかしながら、上述した従来技術においては、緩衝部材における外観に対する制約が生じることや、取り扱いに関する利便性に欠けること等の課題があった。また、下フレームにリング状の弾性部材を配置する構造であるが、角部に対する剛性が低下することや、組立性が良くない構成であること、下フレームがあることによる薄型化が図りにくいこと等の課題があった。
そこで、本発明は、簡易で薄型化が可能な構造部材を用いて、外装に衝撃を受けた場合の表示パネルへの衝撃を緩和することができる表示装置を提供することを目的とする。
そこで、本発明は、簡易で薄型化が可能な構造部材を用いて、外装に衝撃を受けた場合の表示パネルへの衝撃を緩和することができる表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、表示パネルと、
前記表示パネルの周縁部の前面側に配置される互いに分離した複数のベゼルからなる外装部材と、
前記表示パネルの前記ベゼルが分離している箇所の少なくとも1つにおいて前記ベゼルの内側に配置され、隣り合う前記ベゼル同士を接続する少なくとも1つのジョイント部材と、
を備え、
前記ジョイント部材は、前記表示パネルの下端部を支持する弾性を有する第1の部位と、前記ベゼルの内側に接触する前記第1の部位より高剛性である第2の部位と、を有することを特徴とする表示装置である。
前記表示パネルの周縁部の前面側に配置される互いに分離した複数のベゼルからなる外装部材と、
前記表示パネルの前記ベゼルが分離している箇所の少なくとも1つにおいて前記ベゼルの内側に配置され、隣り合う前記ベゼル同士を接続する少なくとも1つのジョイント部材と、
を備え、
前記ジョイント部材は、前記表示パネルの下端部を支持する弾性を有する第1の部位と、前記ベゼルの内側に接触する前記第1の部位より高剛性である第2の部位と、を有することを特徴とする表示装置である。
本発明によれば、簡易で薄型化が可能な構造部材を用いて、外装に衝撃を受けた場合の表示パネルへの衝撃を緩和することができる表示装置を提供することができる。
(実施例1)
以下、図面に基づいて本発明の実施例1について説明する。
図4は本発明の実施例1の表示装置の構成を示した分解斜視図である。
図4より実施例1の構成を説明する。表示装置100は、表示パネル110の表面に前面板115が固着される。前面板115により、表示パネル110の表面の強度向上が図られ、表示パネル110の表示面内に応力負荷が生じても、応力分散することが可能である。画面の輝度均一性や色度均一性が応力集中により局所的に低下する現象を表示ムラというが、応力分散が可能な実施例1の構成では、表示ムラが軽減される。前面板115は前面板接着剤(不図示)により表示パネル110に固着されるが、表示パネル110と前面板115の固着手段は接着剤以外の手段を用いてもよい。前面板115及び前面板接着剤は透過率の高い透明な材料であり、ガラスやアクリル樹脂、ポリカーボネイト(PC)樹脂等の材料が望ましい。また前面板115は強度部材としての機能も兼ねるため、厚みは0.5〜5mmの範囲が望ましく、前面板接着材は厚みが0.1〜1mmの範囲が望ましい。
以下、図面に基づいて本発明の実施例1について説明する。
図4は本発明の実施例1の表示装置の構成を示した分解斜視図である。
図4より実施例1の構成を説明する。表示装置100は、表示パネル110の表面に前面板115が固着される。前面板115により、表示パネル110の表面の強度向上が図られ、表示パネル110の表示面内に応力負荷が生じても、応力分散することが可能である。画面の輝度均一性や色度均一性が応力集中により局所的に低下する現象を表示ムラというが、応力分散が可能な実施例1の構成では、表示ムラが軽減される。前面板115は前面板接着剤(不図示)により表示パネル110に固着されるが、表示パネル110と前面板115の固着手段は接着剤以外の手段を用いてもよい。前面板115及び前面板接着剤は透過率の高い透明な材料であり、ガラスやアクリル樹脂、ポリカーボネイト(PC)樹脂等の材料が望ましい。また前面板115は強度部材としての機能も兼ねるため、厚みは0.5〜5mmの範囲が望ましく、前面板接着材は厚みが0.1〜1mmの範囲が望ましい。
内部構成として、表示パネル110の裏面にケース170が配置される。実施例1では、表示パネル110が液晶表示パネルである。表示装置100は、この液晶表示パネル110を照明するバックライトユニット180、バックライトユニット180からの光を集光する光学シート140を備えている。液晶表示パネル110の背面側に、光学シート1
40、バックライトユニット180の順番で配置されている。バックライトユニット180内には光源用基板160、光源161、反射シート150等が含まれる。反射シート150は光源161の光を反射する。光源用基板160にはLED(Light Emitting Diode)やCCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp)等の光源161が実装される。バック
ライト方式としては直下型やエッジライト型等があるが、いずれのバックライト方式の表示装置にも本発明の構成は好適である。ケース170の材料は、樹脂、金属のいずれでもよいが、バックライトユニット180の内部の放熱、均熱を考慮すると、金属材料で構成することが望ましい。
40、バックライトユニット180の順番で配置されている。バックライトユニット180内には光源用基板160、光源161、反射シート150等が含まれる。反射シート150は光源161の光を反射する。光源用基板160にはLED(Light Emitting Diode)やCCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp)等の光源161が実装される。バック
ライト方式としては直下型やエッジライト型等があるが、いずれのバックライト方式の表示装置にも本発明の構成は好適である。ケース170の材料は、樹脂、金属のいずれでもよいが、バックライトユニット180の内部の放熱、均熱を考慮すると、金属材料で構成することが望ましい。
また表示パネル110及び前面板115の周縁部の各辺の前面側には互いに分離した複数のベゼルからなる外装部材(前面外装部材)が備わる。前面外装部材は、下ベゼル121、左ベゼル122、上ベゼル123、右ベゼル124という4辺に分離した構成である。これらのベゼルは金属製、樹脂製のいずれでも良いが、強度向上のために金属製であることが好ましい。ベゼルを金属製とする場合、材質はアルミ、鉄、マグネシウム等の合金が好ましく、成形方法はダイキャスト成形やプレス成形が可能だが、押出成形も望ましく、その場合低投資金型での成形が可能である。押出成形時の平均厚みは1〜5mmの範囲が望ましい。また背面外装(不図示)が前面外装と結合し、表示装置100の外装形状を構成する。
図5は、図4の表示装置100の、図1のB−B断面と同位置における断面図である。図6は本発明の実施例1の表示装置100の表示パネル保持構造を示した背面図である。図7は図6のC部の拡大図であり、表示装置100の表示パネル保持構造を示す。図6、図7は、光学シートを配置する前の状態を示したものである。図8は、実施例1の表示装置の表示パネル保持構造に背面弾性体を配置した背面図である。
表示パネルの4隅において前面外装部材の内側に配置され、4辺のベゼル同士を接続(結合)する部材として、4隅にジョイント131を配置する。ジョイント131について、図5、図6、図7より詳細に説明する。図5、図6に示す通り、下ベゼル121と右ベゼル124はジョイント131により結合している。ジョイント131は第1の部位と第2の部位とを有する。第1の部位は、ヤング率が100MPa以下の弾性材料で構成され、第2の部位は、ヤング率が100MPaより大きい高剛性材料で構成される。なお、第1の部位の弾性材料のヤング率は、1〜10MPaであることが望ましく、第2の部位の高剛性材料のヤング率は、1GPa以上であることが望ましい。実施例1では、ジョイント131は、第1の部位としての弾性部133と、第2の部位としての高剛性部132とを有する。高剛性部132と弾性部133は各々異なる部材で構成してもよいが、2色成形で形成することもできる。例えば、高剛性部132は高強度材料であるPCやPOM等で構成でき、弾性部133は弾性材料であるエラストマーで構成できるが、その限りではない。また弾性部133は、成形材料に限らず、クッションやゴムのようなシート材料でも形成が可能である。各ベゼルとジョイント131の高剛性部132との接触する部分にはそれぞれ凹凸部125のような溝(凹凸形状)を1又は複数設けることで互いを係合させ、ジョイント131と各ベゼルの結合強度を向上させる。また、ジョイント131は締結部134を設け、ベゼルとジョイント131とケース170は締結部材191により固定される。締結部材191の一例として、ネジが挙げられるが、その限りではない。
ジョイント131と前面板115及び光学シート140の保持構造について説明する。ジョイント131の弾性部133が前面板115の表示面側と下側(下端部、下辺)に接触する。またジョイント131の弾性部133は光学シート140の下側(下端部、下辺)にも接触する。弾性部133は、外力に対して弾性的に変形し、外力を吸収することで、支持する表示パネルや光学シートへの衝撃が緩和される。また前面板115とジョイント131の接触する下側の支持長さは以下のように設定することが望ましい。前面板11
5の全長をL、前面板115とジョイント131が接触する下側の支持長さをaとすると
、『2a/L≧1/10』であることが好適である。つまり支持長さが全長の1/10以
上とすると、重量分散されるとともに、外部衝撃が印加された場合も衝撃分散が可能である。
また図5、図8に示すように、前面板115の表示面とは反対側と光学シート140の表示面側との間隙に、背面弾性体141を配置することで一定の空間(距離)を保ち、且つ背面弾性体141の圧縮力を以って保持力とする。そのため、背面弾性体141は柔軟性のある材料が望ましく、クッションやゴム等が好適である。背面弾性体141の厚みは2〜10mmの範囲が好ましく、前面板115と光学シート140のクリアランスよりも厚めに設定することで圧縮力を発生させる。また背面弾性体141はバックライトユニット内部に塵埃の侵入を防止するため、表示パネル110の4辺に配置され、各ジョイント131近傍で交差もしくは突き当たるようにする。これにより、光学シート140と表示パネル110の間に塵埃の侵入を防ぐことが可能である。光学シート140の表示面と反対側にはケース170が接触する。この場合、ケース170は金属を用いる場合があるため、光学シート140のこすれ傷を防止するため、緩衝シートを間に配置してもよい。下ベゼル121とジョイント131との構造を説明したが、表示装置100の支持構造として画面の向きを回転により変更可能なものがある。そのような構成では、どのベゼルも下辺になり得る。それを想定して、上述した下ベゼル121とジョイント131の間の構造と同様の構造を他のベゼル122,123,124とジョイント131の間においても採用しても良い。また表示パネル110の上方に位置するフレキシブル配線111やドレイン基板112が表示パネル110を駆動するために配置されるが、ジョイント131は4隅に配置する。そのため、フレキシブル配線111やドレイン基板112に干渉しない形状や配置とする必要がある。またフレキシブル配線111やドレイン基板112が表示パネル110に対し、下方に位置する場合も同様である。これらのジョイント131を前面板115及び光学シート140の保持部材として使用することで、パネル及び光学シートを保持するために、従来用いていたパネルホルダを省略し、構造を簡易化することができた。
5の全長をL、前面板115とジョイント131が接触する下側の支持長さをaとすると
、『2a/L≧1/10』であることが好適である。つまり支持長さが全長の1/10以
上とすると、重量分散されるとともに、外部衝撃が印加された場合も衝撃分散が可能である。
また図5、図8に示すように、前面板115の表示面とは反対側と光学シート140の表示面側との間隙に、背面弾性体141を配置することで一定の空間(距離)を保ち、且つ背面弾性体141の圧縮力を以って保持力とする。そのため、背面弾性体141は柔軟性のある材料が望ましく、クッションやゴム等が好適である。背面弾性体141の厚みは2〜10mmの範囲が好ましく、前面板115と光学シート140のクリアランスよりも厚めに設定することで圧縮力を発生させる。また背面弾性体141はバックライトユニット内部に塵埃の侵入を防止するため、表示パネル110の4辺に配置され、各ジョイント131近傍で交差もしくは突き当たるようにする。これにより、光学シート140と表示パネル110の間に塵埃の侵入を防ぐことが可能である。光学シート140の表示面と反対側にはケース170が接触する。この場合、ケース170は金属を用いる場合があるため、光学シート140のこすれ傷を防止するため、緩衝シートを間に配置してもよい。下ベゼル121とジョイント131との構造を説明したが、表示装置100の支持構造として画面の向きを回転により変更可能なものがある。そのような構成では、どのベゼルも下辺になり得る。それを想定して、上述した下ベゼル121とジョイント131の間の構造と同様の構造を他のベゼル122,123,124とジョイント131の間においても採用しても良い。また表示パネル110の上方に位置するフレキシブル配線111やドレイン基板112が表示パネル110を駆動するために配置されるが、ジョイント131は4隅に配置する。そのため、フレキシブル配線111やドレイン基板112に干渉しない形状や配置とする必要がある。またフレキシブル配線111やドレイン基板112が表示パネル110に対し、下方に位置する場合も同様である。これらのジョイント131を前面板115及び光学シート140の保持部材として使用することで、パネル及び光学シートを保持するために、従来用いていたパネルホルダを省略し、構造を簡易化することができた。
より具体的な実施例について説明する。
まず前面板115は材料にガラスを用い、厚み1.5mmを採用した。表示パネル110に貼りつけるための前面板接着剤はシリコーン系接着剤を使用し、平均厚みは0.3mmで構成した。また表示パネル110及び前面板115の周囲前面側には下ベゼル121、左ベゼル122、上ベゼル123、右ベゼル124という4辺の分離した部材からなる外装部材を設けた。これらの4辺の各ベゼルは押出成形により形成し、アルミ化合物のA6063Sの材料を用いた。端部は近接するベゼルを各々結合させるため、機械加工により形成した。平均厚みは2.5mmで作製し、ジョイント131と係合させる凹凸部125の溝は3か所形成した。溝幅は2mm、溝高さは5mmで作製した。ジョイント131は、高剛性部132と弾性部133を樹脂の2色成形により作製した。高剛性部132の材料はPC、弾性部133の材料は柔軟性のあるエラストマーを用いた。弾性部133の平均厚みは2mmとした。高剛性部132についてはベゼルと係合させる溝を設けた。また溝の一部にネジ加工を設けることで、ジョイント131の締結部134と、ケース170を締結部材191であるネジにより固定した。ネジはM3ネジ加工を施した。また前面板115と光学シート140は、弾性部133に接触して保持されるよう構成し、前面板115の背面側に位置する背面弾性体141はシリコーン系のクッションを採用した。前面板115と光学シート140のクリアランスを3.5mmに設定し、背面弾性体141の厚みを4mmに設定することで、圧縮量0.5mm分の圧縮力を発生させ、保持力とした。
まず前面板115は材料にガラスを用い、厚み1.5mmを採用した。表示パネル110に貼りつけるための前面板接着剤はシリコーン系接着剤を使用し、平均厚みは0.3mmで構成した。また表示パネル110及び前面板115の周囲前面側には下ベゼル121、左ベゼル122、上ベゼル123、右ベゼル124という4辺の分離した部材からなる外装部材を設けた。これらの4辺の各ベゼルは押出成形により形成し、アルミ化合物のA6063Sの材料を用いた。端部は近接するベゼルを各々結合させるため、機械加工により形成した。平均厚みは2.5mmで作製し、ジョイント131と係合させる凹凸部125の溝は3か所形成した。溝幅は2mm、溝高さは5mmで作製した。ジョイント131は、高剛性部132と弾性部133を樹脂の2色成形により作製した。高剛性部132の材料はPC、弾性部133の材料は柔軟性のあるエラストマーを用いた。弾性部133の平均厚みは2mmとした。高剛性部132についてはベゼルと係合させる溝を設けた。また溝の一部にネジ加工を設けることで、ジョイント131の締結部134と、ケース170を締結部材191であるネジにより固定した。ネジはM3ネジ加工を施した。また前面板115と光学シート140は、弾性部133に接触して保持されるよう構成し、前面板115の背面側に位置する背面弾性体141はシリコーン系のクッションを採用した。前面板115と光学シート140のクリアランスを3.5mmに設定し、背面弾性体141の厚みを4mmに設定することで、圧縮量0.5mm分の圧縮力を発生させ、保持力とした。
実施例1の表示装置100では、前面外装部材を4辺分離のベゼルで構成し、ベゼル同士を4隅のジョイント部材で結合し、ジョイント部材は高剛性部と弾性部で形成してパネ
ル及び光学シートを保持する構成とした。ジョイントはベゼル同士の結合とパネル及び光学シートの保持を兼ねる構造としたことで、外装部材に衝撃(外力)を受けても、パネルへの衝撃が緩和される。また構造の簡易化ができ薄型化に貢献し得る。
ル及び光学シートを保持する構成とした。ジョイントはベゼル同士の結合とパネル及び光学シートの保持を兼ねる構造としたことで、外装部材に衝撃(外力)を受けても、パネルへの衝撃が緩和される。また構造の簡易化ができ薄型化に貢献し得る。
(実施例2)
次いで、図面に基づいて本発明の実施例2について説明する。実施例2は実施例1と異なる4隅部の構造について詳細に説明する。
図9は図1のB−B断面と同位置であり、本発明の実施例2の表示装置を示した断面図である。
実施例2は実施例1とほぼ同様であるが、図9に示すように、ジョイント231に、弾性形状233と、部材を締結する締結部234を形成した。ジョイント231は高強度材料を用いた樹脂成形が望ましく、例えば、PCやPOM、PC+ABS等の材料が好適である。弾性形状233は前面板115の保持における下面の位置に対して、設けることが望ましい。弾性形状に制限はないが、外装に衝撃を受けた際に、弾性形状233の部位で、ジョイント231が弾性変形し、衝撃を吸収する形状が有用である。例えば、図8に示すように、溝形状を少なくとも一つ以上形成し、更に下ベゼル121の背面側(前面板115と対向する面側)とジョイント231の表示面側との間にクリアランスを確保することにより、弾性形状を構成する。
次いで、図面に基づいて本発明の実施例2について説明する。実施例2は実施例1と異なる4隅部の構造について詳細に説明する。
図9は図1のB−B断面と同位置であり、本発明の実施例2の表示装置を示した断面図である。
実施例2は実施例1とほぼ同様であるが、図9に示すように、ジョイント231に、弾性形状233と、部材を締結する締結部234を形成した。ジョイント231は高強度材料を用いた樹脂成形が望ましく、例えば、PCやPOM、PC+ABS等の材料が好適である。弾性形状233は前面板115の保持における下面の位置に対して、設けることが望ましい。弾性形状に制限はないが、外装に衝撃を受けた際に、弾性形状233の部位で、ジョイント231が弾性変形し、衝撃を吸収する形状が有用である。例えば、図8に示すように、溝形状を少なくとも一つ以上形成し、更に下ベゼル121の背面側(前面板115と対向する面側)とジョイント231の表示面側との間にクリアランスを確保することにより、弾性形状を構成する。
また前面板115と光学シート140の保持構造は実施例1と同様であるが、剛性材料で構成したジョイント231と接触するため、接触面は摺動性のあるPETのようなシート材料を用いることが好ましい。
実施例2の構成により、実施例1と比較すると、ジョイント部材の材料が1種類で構成することができ、ジョイント部材の作製簡易化を図ることができる。実施例2によれば、簡易な構造で薄型化が容易であり、かつ、外装に衝撃を受けたときの表示パネルへの衝撃緩和の効果を実施例1と同様に奏する。
実施例2の構成により、実施例1と比較すると、ジョイント部材の材料が1種類で構成することができ、ジョイント部材の作製簡易化を図ることができる。実施例2によれば、簡易な構造で薄型化が容易であり、かつ、外装に衝撃を受けたときの表示パネルへの衝撃緩和の効果を実施例1と同様に奏する。
(実施例3)
次いで、図面に基づいて本発明の実施例3について説明する。実施例3は実施例1と異なる4隅部の構造について詳細に説明する。
図10は図1のB−B断面と同位置であり、本発明の実施例3の表示装置を示した断面図である。
図10に示すように、実施例1とほぼ同様であるが、前面板を設けず、表示パネル110を直接ジョイント331に接触させ、保持する構造である。ジョイント331の形状、構成、材料についても実施例1と同様であり、高剛性部332、弾性部333、締結部334を設けた。また、表示パネル110の表示面とは反対側と、光学シート140の表示面側との間隙に、背面弾性体341を配置することで一定の空間を保ち、且つ背面弾性体341の圧縮力を以って保持力とする。背面弾性体341の材料、形状について実施例1と同様である。
実施例3の構成により、表示パネル110の表面に前面板がない構成の表示装置においても、簡易な構造で薄型化が容易であり、かつ、外装に衝撃を受けたときの表示パネルへの衝撃緩和の効果が得られる。
次いで、図面に基づいて本発明の実施例3について説明する。実施例3は実施例1と異なる4隅部の構造について詳細に説明する。
図10は図1のB−B断面と同位置であり、本発明の実施例3の表示装置を示した断面図である。
図10に示すように、実施例1とほぼ同様であるが、前面板を設けず、表示パネル110を直接ジョイント331に接触させ、保持する構造である。ジョイント331の形状、構成、材料についても実施例1と同様であり、高剛性部332、弾性部333、締結部334を設けた。また、表示パネル110の表示面とは反対側と、光学シート140の表示面側との間隙に、背面弾性体341を配置することで一定の空間を保ち、且つ背面弾性体341の圧縮力を以って保持力とする。背面弾性体341の材料、形状について実施例1と同様である。
実施例3の構成により、表示パネル110の表面に前面板がない構成の表示装置においても、簡易な構造で薄型化が容易であり、かつ、外装に衝撃を受けたときの表示パネルへの衝撃緩和の効果が得られる。
(実施例4)
次いで、図面に基づいて本発明の実施例4について説明する。実施例4は実施例1と異なる4隅部の構造について詳細に説明する。
図11は本発明の実施例4の表示装置の表示パネル保持構造を示した背面図である。図11は、光学シートを配置前の状態を示したものである。
次いで、図面に基づいて本発明の実施例4について説明する。実施例4は実施例1と異なる4隅部の構造について詳細に説明する。
図11は本発明の実施例4の表示装置の表示パネル保持構造を示した背面図である。図11は、光学シートを配置前の状態を示したものである。
実施例4は実施例1とほぼ同様であるが、表示装置及び表示パネルが大型である場合に
有用である。図11に示すように、表示装置に対し、前面外装である下ベゼル421、左ベゼル422、上ベゼル423、右ベゼル424で構成され、4隅部はジョイント431で結合する。ジョイント431及び各ベゼルの作製方法、材料、構成は実施例1と同様である。長辺ベゼルの下ベゼル421、上ベゼル423に対するジョイント431間に保持部材435を少なくとも一つ以上配置する。保持部材435は表示パネル110及び前面板115、光学シート140の撓みを防止することができる。保持部材435はジョイント431と同様の作製方法、材料、形状で構成できる。保持部材435は撓み防止の機能があり、長辺ベゼルへ配置しているが、短辺である左ベゼル422、右ベゼル424に対するジョイント431間に配置することも可能である。また、保持部材435の配置はベゼル中央部に配置することで、効果的な撓み防止が可能であるが、その限りではない。
実施例4の構成により、ジョイントと保持部材を配置することで、大型の表示装置においても、簡易な構造で薄型化が容易であり、かつ、外装に衝撃を受けたときの表示パネルへの衝撃緩和の効果が得られる。
有用である。図11に示すように、表示装置に対し、前面外装である下ベゼル421、左ベゼル422、上ベゼル423、右ベゼル424で構成され、4隅部はジョイント431で結合する。ジョイント431及び各ベゼルの作製方法、材料、構成は実施例1と同様である。長辺ベゼルの下ベゼル421、上ベゼル423に対するジョイント431間に保持部材435を少なくとも一つ以上配置する。保持部材435は表示パネル110及び前面板115、光学シート140の撓みを防止することができる。保持部材435はジョイント431と同様の作製方法、材料、形状で構成できる。保持部材435は撓み防止の機能があり、長辺ベゼルへ配置しているが、短辺である左ベゼル422、右ベゼル424に対するジョイント431間に配置することも可能である。また、保持部材435の配置はベゼル中央部に配置することで、効果的な撓み防止が可能であるが、その限りではない。
実施例4の構成により、ジョイントと保持部材を配置することで、大型の表示装置においても、簡易な構造で薄型化が容易であり、かつ、外装に衝撃を受けたときの表示パネルへの衝撃緩和の効果が得られる。
(実施例5)
次いで、図面に基づいて本発明の実施例5について説明する。実施例5は実施例1と異なる4隅部の構造について詳細に説明する。
図12は本発明の実施例5の表示装置を示した断面図である。
次いで、図面に基づいて本発明の実施例5について説明する。実施例5は実施例1と異なる4隅部の構造について詳細に説明する。
図12は本発明の実施例5の表示装置を示した断面図である。
実施例5は実施例1とほぼ同様であるが、図12に示すように、ジョイントを、ジョイント保持部531とジョイント支持部535との2つの別部材からなる構成とした。このようなジョイントの構成とすることにより、前面板115に前面側(ジョイント保持部531)から作用する力と下端部側(ジョイント支持部535)から作用する力とを個別に設定することが可能となる。また、複雑な形状のジョイントを複数の簡単な形状の部材の組み合わせにより形成することが可能となる。ジョイント保持部531は、ベゼル121と接する高剛性部532と、前面板115と接する弾性部533と、締結部534とで構成される。またジョイント支持部535は、ベゼル121と接する高剛性部536と、前面板115と接する弾性部537と、締結部538とで構成される。ここでジョイント保持部531の締結部534及びジョイント支持部535の締結部538を締結部材591によりベゼル121と固定する。ジョイント保持部531とジョイント支持部535はそれぞれ剛体と弾性体から構成されている。
ジョイント保持部531の高剛性部532とジョイント支持部535の高剛性部536の材質や強度を異ならせ、ジョイント保持部531の弾性部533とジョイント支持部535の弾性部537の質や弾性率を異ならせることができる。例えば、前面板115や表示パネル110の大きさや重量、反り量に応じて設定することができる。こうすることにより、前面板115にかかる力をより適切に設定することが可能となるので、パネルへの衝撃をより好適に緩和することが可能となる。また、構造の簡易化が可能となる。
ジョイント保持部531の高剛性部532とジョイント支持部535の高剛性部536の材質や強度を異ならせ、ジョイント保持部531の弾性部533とジョイント支持部535の弾性部537の質や弾性率を異ならせることができる。例えば、前面板115や表示パネル110の大きさや重量、反り量に応じて設定することができる。こうすることにより、前面板115にかかる力をより適切に設定することが可能となるので、パネルへの衝撃をより好適に緩和することが可能となる。また、構造の簡易化が可能となる。
以上、本発明によれば、外装に衝撃を受けても、表示パネルへの衝撃を緩和するとともに、内部の構造部材を簡易化し、薄型化を実現できる。
以上の実施例では、ジョイントが4隅に設けられる例を説明したが、少なくとも1隅においてジョイントが設けられる構成であれば、本発明の効果を得ることができる。例えば、上記実施例では、4つに分離したベゼルを有する構成を例示したが、分割数はこれに限らない。例えば、ベゼルを右上の位置と左下の位置とにおいて分離した2分割としても良い。これに関連して、ベゼル同士を接続するジョイントも4隅に設けられる構成に限られない。例えば、ベゼルを右上の位置と左下の位置とにおいて分離した2分割とした場合、右上の位置と左下の位置の2隅にジョイントを設ける構成とすることができる。また、上記実施例は、4辺を有する形状(略矩形)の表示パネルを有する表示装置に本発明を適用した例を説明したが、本発明を適用可能な表示パネルの形状はこれに限られない。例えば円形の表示パネルに本発明を適用する場合、表示パネルの周縁部の前面側に配置される互
いに分離した複数のベゼルは、例えば表示パネルの円周の1/3の長さを有する3つに分離したベゼルとすることができる。その場合、ベゼル同士が分離している箇所は3つあり、そのうちの少なくとも1つにおいて、ベゼルの内側に配置され、隣り合うベゼル同士を接続するジョイント部材を設ければよい。この構成により略矩形以外の形状の表示パネルにおいても、本発明の効果を得ることができる。
以上の実施例では、ジョイントが4隅に設けられる例を説明したが、少なくとも1隅においてジョイントが設けられる構成であれば、本発明の効果を得ることができる。例えば、上記実施例では、4つに分離したベゼルを有する構成を例示したが、分割数はこれに限らない。例えば、ベゼルを右上の位置と左下の位置とにおいて分離した2分割としても良い。これに関連して、ベゼル同士を接続するジョイントも4隅に設けられる構成に限られない。例えば、ベゼルを右上の位置と左下の位置とにおいて分離した2分割とした場合、右上の位置と左下の位置の2隅にジョイントを設ける構成とすることができる。また、上記実施例は、4辺を有する形状(略矩形)の表示パネルを有する表示装置に本発明を適用した例を説明したが、本発明を適用可能な表示パネルの形状はこれに限られない。例えば円形の表示パネルに本発明を適用する場合、表示パネルの周縁部の前面側に配置される互
いに分離した複数のベゼルは、例えば表示パネルの円周の1/3の長さを有する3つに分離したベゼルとすることができる。その場合、ベゼル同士が分離している箇所は3つあり、そのうちの少なくとも1つにおいて、ベゼルの内側に配置され、隣り合うベゼル同士を接続するジョイント部材を設ければよい。この構成により略矩形以外の形状の表示パネルにおいても、本発明の効果を得ることができる。
100:表示装置、110:表示パネル、121:下ベゼル、122:左ベゼル、123:上ベゼル、124:右ベゼル、131:ジョイント、132:高剛性部、133:弾性部
Claims (21)
- 表示パネルと、
前記表示パネルの周縁部の前面側に配置される互いに分離した複数のベゼルからなる外装部材と、
前記表示パネルの前記ベゼルが分離している箇所の少なくとも1つにおいて前記ベゼルの内側に配置され、隣り合う前記ベゼル同士を接続する少なくとも1つのジョイント部材と、
を備え、
前記ジョイント部材は、前記表示パネルの下端部を支持する弾性を有する第1の部位と、前記ベゼルの内側に接触する前記第1の部位より高剛性である第2の部位と、を有することを特徴とする表示装置。 - 前記表示パネルは略矩形であり、
前記ベゼルは、前記表示パネルの周縁部の各辺の前面側に配置され、
前記ジョイント部材は、前記表示パネルの少なくとも1隅において前記ベゼルの内側に配置され、隣り合う前記ベゼル同士を接続する少なくとも1つの部材である請求項1に記載の表示装置。 - 前記ジョイント部材は、前記表示パネルの4隅において前記ベゼルの内側に配置され、隣り合う前記ベゼル同士を接続する複数の部材である請求項2に記載の表示装置。
- 前記ジョイント部材の前記第2の部位は前記第1の部位より高剛性の材料により成形され、前記第1の部位は弾性を有する材料により成形される請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記ジョイント部材の前記第2の部位と前記第1の部位とは同じ材料により成形され、前記第1の部位には複数の溝が設けられることで外力に対し弾性的に変形する構造を有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記ジョイント部材の前記第1の部位と前記ベゼルの内側の面との間に間隙を有する請求項5に記載の表示装置。
- 前記ジョイント部材の前記第2の部位と前記ベゼルの内側とは互いに接触し、前記ジョイント部材の前記第2の部位の前記接触する部分と、前記ベゼルの内側の前記接触する部分とには、互いに係合する複数の凹凸形状が形成される請求項1〜6のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記ベゼルは、金属材料の押出成形により形成される請求項1〜7のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記ジョイント部材の前記第1の部位は、前記表示パネルの前面側にも接触する請求項1〜8のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記ジョイント部材の前記第1の部位は、前記表示パネルの前面側に接触する保持部と、前記表示パネルの下端部に接触する支持部と、を有し、前記保持部と前記支持部とは別部材であり、
前記保持部と前記支持部はそれぞれ剛体と弾性体から構成されている請求項1〜9のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記表示パネルの表面に固着する透明の前面板を更に備え、
前記ジョイント部材の前記第1の部位は前記前面板の下端部を支持する請求項1〜10のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記表示パネルの背面側に配置された光学シートを更に備え、
前記ジョイント部材の前記第1の部位は前記光学シートの下端部を支持する請求項1〜11のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記光学シートの前面側と前記表示パネルの背面側との間に、前記光学シートと前記表示パネルとの距離を保ちかつ前記光学シートに対し前記表示パネルを保持する力を発する弾性体を更に備える請求項12に記載の表示装置。
- 前記表示パネルは略矩形であり、
前記光学シートを保持する前記弾性体は、前記表示パネルの少なくとも1つの辺に沿って配置され、前記ジョイント部材が設けられる少なくとも1隅において交差又は突き当たるよう構成されている請求項13に記載の表示装置。 - 前記表示パネルは略矩形であり、
前記表示パネルの周縁部の各辺における少なくとも1つの位置において、前記ベゼルの内側に配置され、前記表示パネルの下端部を支持する第1の部位と、前記ベゼルの内側に接触する第2の部位と、を有する保持部材を更に備える請求項1〜14のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記保持部材の前記第2の部位は前記第1の部位より高剛性の材料により成形され、前記第1の部位は弾性を有する材料により成形される請求項15に記載の表示装置。
- 前記保持部材の前記第2の部位と前記第1の部位とは同じ材料により成形され、前記第1の部位には複数の溝が設けられることで外力に対し弾性的に変形する構造を有する請求項15に記載の表示装置。
- 前記第1の部位は、ヤング率が100MPa以下の材料により成形される請求項1〜17のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記第1の部位は、ヤング率が1〜10MPaの材料により成形される請求項1〜18のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記第2の部位は、ヤング率が100MPaより大きい材料により成形される請求項1〜19のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記第2の部位は、ヤング率が1GPa以上の材料により成形される請求項1〜20のいずれか1項に記載の表示装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US15/066,661 US9642263B2 (en) | 2015-03-11 | 2016-03-10 | Display apparatus |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015048591 | 2015-03-11 | ||
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016170404A true JP2016170404A (ja) | 2016-09-23 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2016032090A Pending JP2016170404A (ja) | 2015-03-11 | 2016-02-23 | 表示装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016170404A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108761914A (zh) * | 2018-05-31 | 2018-11-06 | 江苏聚泰科技有限公司 | 一种防跌落碰撞的背光模组 |
-
2016
- 2016-02-23 JP JP2016032090A patent/JP2016170404A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108761914A (zh) * | 2018-05-31 | 2018-11-06 | 江苏聚泰科技有限公司 | 一种防跌落碰撞的背光模组 |
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