[go: up one dir, main page]

JP2016156715A - 電子部品搬送装置および電子部品検査装置 - Google Patents

電子部品搬送装置および電子部品検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016156715A
JP2016156715A JP2015034916A JP2015034916A JP2016156715A JP 2016156715 A JP2016156715 A JP 2016156715A JP 2015034916 A JP2015034916 A JP 2015034916A JP 2015034916 A JP2015034916 A JP 2015034916A JP 2016156715 A JP2016156715 A JP 2016156715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
electronic component
supply
gripping
transport
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015034916A
Other languages
English (en)
Inventor
清水 博之
Hiroyuki Shimizu
博之 清水
聡興 下島
Soko Shimojima
聡興 下島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2015034916A priority Critical patent/JP2016156715A/ja
Priority to CN201610055013.8A priority patent/CN105905600B/zh
Priority to TW105105178A priority patent/TWI619951B/zh
Publication of JP2016156715A publication Critical patent/JP2016156715A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/74Feeding, transfer, or discharging devices of particular kinds or types
    • B65G47/90Devices for picking-up and depositing articles or materials
    • B65G47/91Devices for picking-up and depositing articles or materials incorporating pneumatic, e.g. suction, grippers
    • B65G47/918Devices for picking-up and depositing articles or materials incorporating pneumatic, e.g. suction, grippers with at least two picking-up heads
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/01Subjecting similar articles in turn to test, e.g. "go/no-go" tests in mass production; Testing objects at points as they pass through a testing station

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)

Abstract

【課題】単位時間当たりに搬送される電子部品の数を多くすることができる電子部品搬送装置および電子部品検査装置を提供すること。
【解決手段】電子部品搬送装置は、複数の電子部品を配置して搬送可能な搬送部と、複数の前記電子部品を把持し、前記搬送部に配置することが可能な供給把持部と、複数の前記電子部品を把持し、供給および回収することが可能な供給回収把持部と、を備え、前記供給把持部の電子部品把持ピッチは、前記搬送部の電子部品配置ピッチと同一に調節可能であり、前記供給回収把持部の電子部品把持ピッチは、前記搬送部の電子部品配置ピッチよりも大きく、前記供給把持部は、複数の前記電子部品を前記搬送部に配置し、前記供給回収把持部は、複数の前記電子部品を複数回に分けて前記搬送部から取り出す。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子部品搬送装置および電子部品検査装置に関するものである。
従来から、例えばICデバイス等の電子部品の電気的特性を検査する電子部品検査装置が知られており、この電子部品検査装置には、検査部の保持部までICデバイスを搬送するための電子部品搬送装置が組み込まれている。ICデバイスの検査の際は、ICデバイスが保持部に配置され、保持部に設けられた複数のプローブピンとICデバイスの各端子とを接触させる。
前記電子部品搬送装置は、事前にICデバイスを加熱または冷却して、ICデバイスを検査に適した温度に調整するソークプレートと、ソークプレートで温度調整されたICデバイスを検査部の近傍まで搬送する供給シャトルと、ICデバイスが配置されたトレイとソークプレートとの間のICデバイスの搬送およびソークプレートと供給シャトルとの間のICデバイスの搬送を行う第1のデバイス搬送ヘッドと、検査後のICデバイスを搬送する回収シャトルと、供給シャトルと検査部との間のICデバイスの搬送および検査部と回収シャトルとの間のICデバイスの搬送を行う第2のデバイス搬送ヘッドと、回収シャトルと回収されるICデバイスが配置されるトレイとの間のICデバイスの搬送を行う第3のデバイス搬送ヘッド等を有している。
第1のデバイス搬送ヘッド、第2のデバイス搬送ヘッドおよび第3のデバイス搬送ヘッドは、それぞれ、ICデバイスを把持する複数のハンドユニットを有している。また、各ハンドユニットは、それぞれ、ICデバイスを吸着するノズルを有し、そのノズルにより、ICデバイス90を吸着することで把持する。また、供給シャトルおよび回収シャトルは、それぞれ、ICデバイスが配置される複数のポケットを有し、検査部は、ICデバイスが配置される複数の保持部を有している。
また、特許文献1には、多連吸着ヘッド80の各吸着ヘッド81の吸着ヘッド間隔90が調節可能であるICハンドラ用デバイス搬送装置が開示されている。
このICハンドラ用デバイス搬送装置では、吸着ヘッド間隔90をカスタマトレイ100のデバイス収容ポケット間隔202のN倍にし、複数の被試験デバイス(DUT)を一度に吸着/解放する。
特開平8−264993号公報
従来の電子部品搬送装置では、検査部の保持部のピッチと、供給シャトルのポケットのピッチとは同一に設定される。この場合、供給シャトルのポケットのピッチが、第1のデバイス搬送ヘッドのハンドユニットのノズルの最大ピッチ以下であれば、第1のデバイス搬送ヘッドのハンドユニットのノズルのピッチを、供給シャトルのポケットのピッチと同一に調節することにより、第1のデバイス搬送ヘッドのすべてのハンドユニットが同時に供給シャトルのポケットにICデバイスを配置することができる。
しかしながら、供給シャトルのポケットのピッチが、第1のデバイス搬送ヘッドのハンドユニットのノズルの最大ピッチよりも大きい場合は、第1のデバイス搬送ヘッドのすべてのハンドユニットが同時に供給シャトルのポケットにICデバイスを配置することはできず、第1のデバイス搬送ヘッドは、複数回に分けて、供給シャトルのポケットにICデバイスを配置する。このため、単位時間当たりに搬送されるICデバイスの数が低下してしまう。第3のデバイス搬送ヘッドについても同様である。
また、特許文献1に記載のICハンドラ用デバイス搬送装置では、多連吸着ヘッド80により、カスタマトレイ100において、複数の被試験デバイスを一度に吸着/解放するようになっているが、特許文献1では、検査部の複数の保持部に、どのようにして複数の被試験デバイスを配置するのかについて記載されていない。このため、特許文献1に記載のICハンドラ用デバイス搬送装置では、単位時間当たりに搬送されるICデバイスの数を多くすることはできない。
本発明の目的は、単位時間当たりに搬送される電子部品の数を多くすることができる電子部品搬送装置および電子部品検査装置を提供することにある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本発明の電子部品搬送装置は、複数の電子部品を配置して搬送可能な搬送部と、
複数の前記電子部品を把持し、前記搬送部に配置することが可能な供給把持部と、
複数の前記電子部品を把持し、供給および回収することが可能な供給回収把持部と、を備え、
前記供給把持部の電子部品把持ピッチは、前記搬送部の電子部品配置ピッチと同一に調節可能であり、
前記供給回収把持部の電子部品把持ピッチは、前記搬送部の電子部品配置ピッチよりも大きく、
前記供給把持部は、複数の前記電子部品を前記搬送部に配置し、
前記供給回収把持部は、複数の前記電子部品を複数回に分けて前記搬送部から取り出すことを特徴とする。
これにより、単位時間当たりに搬送される電子部品の数を多くすることができる。
[適用例2]
本発明の電子部品搬送装置では、前記供給把持部は、複数の前記電子部品を一括して前記搬送部に配置することが好ましい。
これにより、単位時間当たりに搬送される電子部品の数を多くすることができる。
[適用例3]
本発明の電子部品搬送装置では、前記供給回収把持部が前記電子部品を把持してから配置するまでの時間は、前記供給把持部が前記電子部品を把持してから配置するまでの時間よりも短いことが好ましい。
これにより、単位時間当たりに搬送される電子部品の数を多くすることができる。
[適用例4]
本発明の電子部品搬送装置では、前記供給把持部は、前記電子部品が複数配置される方向と、前記電子部品が複数配置される方向に直交する方向とに移動可能であることが好ましい。
これにより、電子部品を容易に把持することができる。
[適用例5]
本発明の電子部品搬送装置は、複数の電子部品を配置して搬送可能な搬送部と、
前記搬送部に配置された複数の前記電子部品を把持し、前記搬送部から取り出すことが可能な回収把持部と、
複数の前記電子部品を把持し、供給および回収することが可能な供給回収把持部と、を備え、
前記回収把持部の電子部品把持ピッチは、前記搬送部の電子部品配置ピッチと同一に調節可能であり、
前記供給回収把持部の電子部品把持ピッチは、前記搬送部の電子部品配置ピッチよりも大きく、
前記供給回収把持部は、複数の前記電子部品を複数回に分けて前記搬送部に配置し、
前記回収把持部は、複数の前記電子部品を前記搬送部から取り出すことを特徴とする。
これにより、単位時間当たりに搬送される電子部品の数を多くすることができる。
[適用例6]
本発明の電子部品搬送装置では、前記回収把持部は、複数の前記電子部品を一括して前記搬送部から取り出すことが好ましい。
これにより、単位時間当たりに搬送される電子部品の数を多くすることができる。
[適用例7]
本発明の電子部品搬送装置では、前記供給回収把持部が前記電子部品を把持してから配置するまでの時間は、前記回収把持部が前記電子部品を把持してから配置するまでの時間よりも短いことが好ましい。
これにより、単位時間当たりに搬送される電子部品の数を多くすることができる。
[適用例8]
本発明の電子部品搬送装置では、前記回収把持部は、前記電子部品が複数配置される方向と、前記電子部品が複数配置される方向に直交する方向とに移動可能であることが好ましい。
これにより、電子部品を容易に把持することができる。
[適用例9]
本発明の電子部品搬送装置では、前記搬送部において前記電子部品が複数配置される方向は、前記搬送部の搬送方向と同一であることが好ましい。
これにより、供給回収把持部が電子部品を配置または取り出す場合に要する時間を短くすることができる。
[適用例10]
本発明の電子部品搬送装置では、前記供給回収把持部が前記電子部品を配置または取り出す場合、前記供給回収把持部は、前記電子部品が複数配置される方向に直交する方向に移動可能であり、前記搬送部は、前記電子部品が複数配置される方向に移動可能であることが好ましい。
これにより、供給回収把持部が電子部品を配置または取り出す場合に要する時間を短くすることができる。
[適用例11]
本発明の電子部品搬送装置では、前記搬送部に配置される複数の前記電子部品のピッチをa、前記供給回収把持部が把持する複数の前記電子部品のピッチをbとしたとき、b/aは、2以上の整数であることが好ましい。
これにより、供給回収把持部が電子部品を配置または取り出す場合に、最小限の回数で電子部品を配置または取り出すことができる。
[適用例12]
本発明の電子部品搬送装置では、前記電子部品を保持可能な保持部を有し、
前記供給回収把持部は、前記保持部に前記電子部品を押圧可能であることが好ましい。
これにより、検査用把持部が電子部品を押圧することにより電子部品の端子と保持部に設けられたプローブピンとを電気的に接続させることができる。
[適用例13]
本発明の電子部品搬送装置では、前記供給回収把持部と前記搬送部とがそれぞれ2つ設けられていることが好ましい。
これにより、2つの搬送部および2つの供給回収把持部が相互に時間的に補完し、単位時間当たりに搬送される電子部品の数をさらに多くすることができる。
[適用例14]
本発明の電子部品検査装置は、複数の電子部品を配置して搬送可能な搬送部と、
複数の前記電子部品を把持し、前記搬送部に配置することが可能な供給把持部と、
複数の前記電子部品を把持し、供給および回収することが可能な供給回収把持部と、
前記電子部品を検査する検査部と、を備え、
前記供給把持部の電子部品把持ピッチは、前記搬送部の電子部品配置ピッチと同一に調節可能であり、
前記供給回収把持部の電子部品把持ピッチは、前記搬送部の電子部品配置ピッチよりも大きく、
前記供給把持部は、複数の前記電子部品を前記搬送部に配置し、
前記供給回収把持部は、複数の前記電子部品を複数回に分けて前記搬送部から取り出すことを特徴とする。
これにより、単位時間当たりに搬送される電子部品の数を多くすることができる。これによって、検査部が稼働していない時間を減少させることができ、単位時間当たりの電子部品の検査数を増大させることができる。
[適用例15]
本発明の電子部品検査装置は、複数の電子部品を配置して搬送可能な搬送部と、
前記搬送部に配置された複数の前記電子部品を把持し、前記搬送部から取り出すことが可能な回収把持部と、
複数の前記電子部品を把持し、供給および回収することが可能な供給回収把持部と、
前記電子部品を検査する検査部と、を備え、
前記回収把持部の電子部品把持ピッチは、前記搬送部の電子部品配置ピッチと同一に調節可能であり、
前記供給回収把持部の電子部品把持ピッチは、前記搬送部の電子部品配置ピッチよりも大きく、
前記供給回収把持部は、複数の前記電子部品を複数回に分けて前記搬送部に配置し、
前記回収把持部は、複数の前記電子部品を前記搬送部から取り出すことを特徴とする。
これにより、単位時間当たりに搬送される電子部品の数を多くすることができる。これによって、検査部が稼働していない時間を減少させることができ、単位時間当たりの電子部品の検査数を増大させることができる。
[適用例16]
本発明の電子部品検査装置では、前記供給回収把持部は、前記電子部品を前記検査部に供給および回収することが可能であることが好ましい。
これにより、供給回収把持部により電子部品を検査部に供給して検査を行うことができ、検査後は、供給回収把持部により電子部品を検査部から回収することができる。
本発明の電子部品検査装置の第1実施形態を示す概略平面図である。 図1に示す電子部品検査装置のブロック図である。 図1に示す電子部品検査装置の検査部の主要部を示す平面図である。 図1に示す電子部品検査装置の検査部の主要部を示す断面図である。 図1に示す電子部品検査装置のデバイス供給部の主要部を示す断面図である。 図1に示す電子部品検査装置のデバイス回収部の主要部を示す断面図である。 図1に示す電子部品検査装置の第2のデバイス搬送ヘッドの主要部を示す断面図である。 図1に示す電子部品検査装置の第1のデバイス搬送ヘッドの主要部を示す断面図である。 図1に示す電子部品検査装置の第3のデバイス搬送ヘッドの主要部を示す断面図である。 図1に示す電子部品検査装置および従来の電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置および従来の電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置および従来の電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置および従来の電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置および従来の電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置および従来の電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置および従来の電子部品検査装置の動作を説明するための図である。 図1に示す電子部品検査装置および従来の電子部品検査装置についての動作に要する時間を示すグラフである。 本発明の電子部品検査装置の第2実施形態を示す概略平面図である。
以下、本発明の電子部品搬送装置および電子部品検査装置について添付図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の電子部品検査装置の第1実施形態を示す概略平面図である。図2は、図1に示す電子部品検査装置のブロック図である。図3は、図1に示す電子部品検査装置の検査部の主要部を示す平面図である。図4は、図1に示す電子部品検査装置の検査部の主要部を示す断面図である。図5は、図1に示す電子部品検査装置のデバイス供給部の主要部を示す断面図である。図6は、図1に示す電子部品検査装置のデバイス回収部の主要部を示す断面図である。図7は、図1に示す電子部品検査装置の第2のデバイス搬送ヘッドの主要部を示す断面図である。図8は、図1に示す電子部品検査装置の第1のデバイス搬送ヘッドの主要部を示す断面図である。図9は、図1に示す電子部品検査装置の第3のデバイス搬送ヘッドの主要部を示す断面図である。図10〜図16は、それぞれ図1に示す電子部品検査装置および従来の電子部品検査装置の動作を説明するための図である。図17は、図1に示す電子部品検査装置および従来の電子部品検査装置についての動作に要する時間を示すグラフである。図18は、本発明の電子部品検査装置の第2実施形態を示す概略平面図である。
なお、以下では、説明の便宜上、図1に示すように、互いに直交する3軸をX軸、Y軸およびZ軸とする(図18についても同様)。また、X軸とY軸を含むXY平面が水平となっており、Z軸が鉛直となっている。また、X軸に平行な方向を「X方向」とも言い、Y軸に平行な方向を「Y方向」とも言い、Z軸に平行な方向を「Z方向」とも言う。また、X軸、Y軸およびZ軸の各軸の矢印の方向をプラス側、矢印と反対の方向をマイナス側と言う。また、電子部品の搬送方向の上流側を単に「上流側」とも言い、下流側を単に「下流側」とも言う。また、本願明細書で言う「水平」とは、完全な水平に限定されず、電子部品の搬送が阻害されない限り、水平に対して若干(例えば5°未満程度)傾いていた状態も含む。
また、以下では、説明の便宜上、図4〜図9中の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」、右側を「右」、左側を「左」と言う。
なお、図10〜図16では、理解が容易となるように、従来の検査装置についても本実施形態の検査装置1と同様の符号を付した。
図1に示す検査装置(電子部品検査装置)1は、例えば、BGA(Ball grid array)パッケージやLGA(Land grid array)パッケージ等のICデバイス、LCD(Liquid Crystal Display)、CIS(CMOS Image Sensor)等の電子部品の電気的特性を検査・試験(以下単に「検査」と言う)するための装置である。なお、以下では、説明の便宜上、検査を行う前記電子部品としてICデバイスを用いる場合について代表して説明し、これを「ICデバイス90」とする。
図1に示すように、検査装置1は、トレイ供給領域A1と、デバイス供給領域(以下単に「供給領域」と言う)A2と、検査領域A3と、デバイス回収領域(以下単に「回収領域」と言う)A4と、トレイ除去領域A5とに分けられている。これらの各領域は、互いに、図示しない壁部やシャッター等により仕切られている。そして、供給領域A2は、壁部やシャッター等で画成された第1室R1となっており、また、検査領域A3は、壁部やシャッター等で画成された第2室R2となっており、また、回収領域A4は、壁部やシャッター等で画成された第3室R3となっている。また、第1室R1(供給領域A2)、第2室R2(検査領域A3)および第3室R3(回収領域A4)は、それぞれ、気密性や断熱性を確保することができるように構成されている。これにより、第1室R1、第2室R2および第3室R3は、それぞれ、湿度や温度を可能な限り維持することができる。なお、第1室R1および第2室R2内は、それぞれ、所定の湿度および所定の温度に制御される。
ICデバイス90は、トレイ供給領域A1からトレイ除去領域A5まで前記各領域を順に経由し、途中の検査領域A3で検査が行われる。このように検査装置1は、各領域でICデバイス90を搬送し、制御部80を有する電子部品搬送装置と、検査領域A3内で検査を行なう検査部16と、図示しない検査制御部とを備えたものとなっている。なお、検査装置1では、検査部16および検査制御部を除く構成によって電子部品搬送装置が構成されている。
トレイ供給領域A1は、未検査状態の複数のICデバイス90が配列されたトレイ200が供給される領域である。トレイ供給領域A1では、多数のトレイ200を積み重ねることができる。
供給領域A2は、トレイ供給領域A1からのトレイ200上の複数のICデバイス90をそれぞれ検査領域A3まで供給する領域である。なお、トレイ供給領域A1と供給領域A2とをまたぐように、トレイ200を1枚ずつ搬送する第1のトレイ搬送機構11A、第2のトレイ搬送機構11Bが設けられている。
供給領域A2には、ICデバイス90を配置する配置部である温度調整部(ソークプレート)12と、第1のデバイス搬送ヘッド(供給把持部)13と、第3のトレイ搬送機構15とが設けられている。
温度調整部12は、複数のICデバイス90を加熱または冷却して、当該ICデバイス90を検査に適した温度に調整(制御)する装置である。すなわち、温度調整部12は、ICデバイス90を配置し、そのICデバイス90の加熱および冷却の両方を行うことが可能な温度制御部材(部材)である。図1に示す構成では、温度調整部12は、Y方向に2つ配置、固定されている。そして、第1のトレイ搬送機構11Aによってトレイ供給領域A1から搬入された(搬送されてきた)トレイ200上のICデバイス90は、いずれかの温度調整部12に搬送され、載置される。
第1のデバイス搬送ヘッド13は、供給領域A2内でX方向(第1の方向)、Y方向(第3の方向)およびZ方向(第2の方向)に移動可能に支持されている。これにより、第1のデバイス搬送ヘッド13は、トレイ供給領域A1から搬入されたトレイ200と温度調整部12との間のICデバイス90の搬送と、温度調整部12と後述するデバイス供給部14との間のICデバイス90の搬送とを担うことができる。
図8に示すように、第1のデバイス搬送ヘッド13は、ICデバイス90を把持する把持部として、複数のハンドユニット131を有している。このハンドユニット131の数は、複数であれば特に限定されないが、本実施形態では、1例として、8つの場合を説明する。なお、8つのハンドユニット131は、行列状で、X方向に4つ、Y方向に2つ配置されており、図8には、X方向の1列に並ぶ4つのハンドユニット131のみが見えている。各ハンドユニット131の構成は同様であるので、以下では、代表的に1つのハンドユニット131について説明する。また、動作の説明では、代表的に、見えている4つのハンドユニット131について説明する。ハンドユニット131は、吸着ノズル132を備え、ICデバイス90を吸着することで把持する。すなわち、ハンドユニット131は、吸着ノズル132の先端部にICデバイス90を配置した状態で、図示しないポンプを駆動して空気(流体)を吸引し、吸着ノズル132の内腔を負圧状態にすることによって、吸着ノズル132の先端部でICデバイス90を把持(吸着把持)する。また、図示しない他のポンプを駆動して空気を供給し、吸着ノズル132の内腔の負圧状態を解除することによって、吸着ノズル132で把持しているICデバイス90を放す。
また、ハンドユニット131のピッチ(電子部品把持ピッチ)P5は、調節(調整)可能であり、適宜調節される。本実施形態では、検査部16およびデバイス供給部14において、ハンドユニット131のピッチP5を、検査部16の保持部161のピッチ(電子部品配置ピッチ)P1および第2のデバイス搬送ヘッド17のハンドユニット175の吸着ノズル176のピッチ(電子部品把持ピッチ)P4(b)の1/2、デバイス供給部14のポケット141のピッチ(電子部品配置ピッチ)P2(a)と同一に調節(設定)する場合について説明する。
第3のトレイ搬送機構15は、全てのICデバイス90が除去された状態の空のトレイ200をX方向に搬送させる機構である。そして、この搬送後、空のトレイ200は、第2のトレイ搬送機構11Bによって供給領域A2からトレイ供給領域A1に戻される。
検査領域A3は、ICデバイス90を検査する領域である。この検査領域A3には、ICデバイス90を配置して搬送可能な搬送部(供給搬送部)であるデバイス供給部(供給シャトル)14と、検査部16と、第2のデバイス搬送ヘッド(供給回収把持部)17と、ICデバイス90を配置して搬送可能な搬送部(回収搬送部)であるデバイス回収部(回収シャトル)18とが設けられている。
デバイス供給部14は、ICデバイス90を配置する配置板と、X方向に移動可能なデバイス供給部本体とを有しており、配置板は、デバイス供給部本体に着脱可能に設置される。このデバイス供給部14は、温度調整(温度制御)されたICデバイス90を検査部16近傍まで搬送する装置であり、供給領域A2と検査領域A3との間をX方向に沿って移動可能に支持されている。温度調整部12上のICデバイス90は、第1のデバイス搬送ヘッド13により、デバイス供給部14に搬送され、載置される。なお、デバイス供給部14では、温度調整部12と同様に、ICデバイス90を加熱または冷却して、当該ICデバイス90を検査に適した温度に調整することができる。
デバイス供給部14についてより詳細に説明すると、図5に示すように、デバイス供給部14の上面には、ICデバイス90を収容(配置)する複数の凹部であるポケット(電子部品配置部)141が設けられている。各ICデバイス90は、各ポケット141に収容され、これにより、デバイス供給部14に配置される。
各ポケット141の形状、大きさ(寸法)および配置(位置)は、検査するICデバイス90の形状、大きさ(寸法)や、検査部16の保持部161の配置等に基づいて設定されている。本実施形態では、ポケット141のピッチP2は、検査部16の保持部161のピッチP1およびハンドユニット175の吸着ノズル176のピッチP4の1/2に設定されている場合について説明する。
なお、ピッチP2(a)と、ピッチP1およびピッチP4(b)との大小関係は、ピッチP2よりもピッチP1およびピッチP4の方が大きければ特に限定されないが、P1/P2およびP4(b)/P2(a)が、2以上の整数であることが好ましい。
また、本実施形態では、図1中のZ方向から見て、ポケット141の外形は、ICデバイス90の外形に対応した形状、すなわち、四角形をなしている。
また、ポケット141の数は、複数であれば特に限定されないが、本実施形態では、1例として、8つ(4×2)の場合を説明する。なお、8つのポケット141は、行列状で、X方向に4つ、Y方向に2つ配置されており、図5には、X方向の1列に並ぶ4つのポケット141のみが見えている。また、動作の説明では、代表的に、見えている4つのポケット141について説明する。
検査部16は、ICデバイス90の電気的特性を検査・試験するユニット、すなわち、ICデバイス90を検査する場合にそのICデバイス90を保持する部材である。検査部16には、ICデバイス90を保持した状態で当該ICデバイス90の端子と電気的に接続される複数のプローブピンが設けられている。そして、ICデバイス90の端子とプローブピンとが電気的に接続され(接触し)、プローブピンを介してICデバイス90の検査が行われる。ICデバイス90の検査は、検査部16に接続される図示しないテスターが備える検査制御部の記憶部に記憶されているプログラムに基づいて行われる。なお、検査部16では、温度調整部12と同様に、ICデバイス90を加熱または冷却して、当該ICデバイス90を検査に適した温度に調整することができる。
検査部16についてより詳細に説明すると、図3および図4に示すように、検査部16の上面には、ICデバイス90を収容(保持)する複数の凹部である保持部(電子部品配置部)161が設けられている。各ICデバイス90は、各保持部161に収容され、これにより、検査部16に配置される。
各保持部161の形状、大きさ(寸法)および配置(位置)は、検査するICデバイス90の形状、大きさ(寸法)等に基づいて設定されている。本実施形態では、保持部161のピッチP1は、第2のデバイス搬送ヘッド17のハンドユニット175の吸着ノズル176のピッチP4と同一に設定されている。
なお、本実施形態では、図1中のZ方向から見て(平面視で)、ICデバイス90の外形は、四角形をなしており、そのため、保持部161の外形は、ICデバイス90の外形に対応した形状、すなわち、四角形をなしている。
また、保持部161の数は、複数であれば特に限定されないが、本実施形態では、1例として、8つの場合を説明する。なお、8つの保持部161は、行列状で、X方向に4つ、Y方向に2つ配置されている。また、動作の説明では、代表的に、X方向の1列に並ぶ4つの保持部161について説明する。
第2のデバイス搬送ヘッド17は、検査領域A3内でY方向およびZ方向に移動可能に支持されている。また、第2のデバイス搬送ヘッド17は、供給領域A2から搬入されたデバイス供給部14上のICデバイス90を検査部16上に搬送し、載置することができ、また、検査部16上のICデバイス90を、デバイス回収部18上に搬送し、載置することができる。また、ICデバイス90を検査する場合は、第2のデバイス搬送ヘッド17は、ICデバイス90を検査部16に向けて押圧し、これにより、ICデバイス90を検査部16に当接させる。これによって、前述したように、ICデバイス90の端子と検査部16のプローブピンとが電気的に接続される。
図7に示すように、第2のデバイス搬送ヘッド17は、ICデバイス90を把持する把持部として、複数のハンドユニット175を有している。このハンドユニット175の数は、複数であれば特に限定されないが、本実施形態では、1例として、8つの場合を説明する。なお、8つのハンドユニット175は、行列状で、X方向に4つ、Y方向に2つ配置されており、図7には、X方向の1列に並ぶ4つのハンドユニット175のみが見えている。各ハンドユニット175の構成は同様であるので、以下では、代表的に1つのハンドユニット175について説明する。また、動作の説明では、代表的に、見えている4つのハンドユニット175について説明する。ハンドユニット175は、吸着ノズル176を備え、ICデバイス90を吸着することで把持する。すなわち、ハンドユニット175は、吸着ノズル176の先端部にICデバイス90を配置した状態で、図示しないポンプを駆動して空気(流体)を吸引し、吸着ノズル176の内腔を負圧状態にすることによって、吸着ノズル176の先端部でICデバイス90を把持(吸着把持)する。また、図示しない他のポンプを駆動して空気を供給し、吸着ノズル176の内腔の負圧状態を解除することによって、吸着ノズル176で把持しているICデバイス90を放す。
また、ハンドユニット175のピッチ(電子部品把持ピッチ)P4と、検査部16の保持部161のピッチP1とは、同一に設定されている。
また、各ハンドユニット175では、温度調整部12と同様に、ICデバイス90を加熱または冷却して、ICデバイス90を検査に適した温度に調整することができる。
デバイス回収部18は、ICデバイス90を配置する配置板と、X方向に移動可能なデバイス回収部本体とを有しており、配置板は、デバイス回収部本体に着脱可能に設置される。このデバイス回収部18は、検査部16での検査が終了したICデバイス90を回収領域A4まで搬送する装置であり、検査領域A3と回収領域A4との間をX方向に沿って移動可能に支持されている。検査部16上のICデバイス90は、第2のデバイス搬送ヘッド17により、デバイス回収部18に搬送され、載置される。
デバイス回収部18についてより詳細に説明すると、図6に示すように、デバイス回収部18の上面には、ICデバイス90を収容(配置)する複数の凹部であるポケット(電子部品配置部)181が設けられている。各ICデバイス90は、各ポケット181に収容され、これにより、デバイス回収部18に配置される。
各ポケット181の形状、大きさ(寸法)および配置(位置)は、検査するICデバイス90の形状、大きさ(寸法)や、検査部16の保持部161の配置等に基づいて設定されている。本実施形態では、ポケット181のピッチ(電子部品配置ピッチ)P3は、検査部16の保持部161のピッチP1およびハンドユニット175の吸着ノズル176のピッチP4の1/2に設定されている場合について説明する。
なお、ピッチP3(a)と、ピッチP1およびピッチP4(b)との大小関係は、ピッチP3よりもピッチP1およびピッチP4の方が大きければ特に限定されないが、P1/P3およびP4(b)/P3(a)が、2以上の整数であることが好ましい。
また、本実施形態では、図1中のZ方向から見て、ポケット181の外形は、ICデバイス90の外形に対応した形状、すなわち、四角形をなしている。
また、ポケット181の数は、複数であれば特に限定されないが、本実施形態では、1例として、8つ(4×2)の場合を説明する。なお、8つのポケット181は、行列状で、X方向に4つ、Y方向に2つ配置されており、図6には、X方向の1列に並ぶ4つのポケット181のみが見えている。また、動作の説明では、代表的に、見えている4つのポケット181について説明する。
回収領域A4は、検査が終了したICデバイス90が回収される領域である。この回収領域A4には、回収用トレイ19と、第3のデバイス搬送ヘッド(回収把持部)20と、第6のトレイ搬送機構21とが設けられている。また、回収領域A4には、空のトレイ200も用意されている。
回収用トレイ19は、回収領域A4内に固定され、図1に示す構成では、X方向に沿って3つ配置されている。また、空のトレイ200も、X方向に沿って3つ配置されている。そして、回収領域A4に移動してきたデバイス回収部18上のICデバイス90は、これらの回収用トレイ19および空のトレイ200のうちのいずれかに搬送され、載置される。これにより、ICデバイス90は、検査結果ごとに回収されて、分類されることとなる。
第3のデバイス搬送ヘッド20は、回収領域A4内でX方向、Y方向およびZ方向に移動可能に支持されている。これにより、第3のデバイス搬送ヘッド20は、ICデバイス90をデバイス回収部18から回収用トレイ19や空のトレイ200に搬送することができる。
図9に示すように、第3のデバイス搬送ヘッド20は、ICデバイス90を把持する把持部として、複数のハンドユニット201を有している。このハンドユニット201の数は、複数であれば特に限定されないが、本実施形態では、1例として、8つの場合を説明する。なお、8つのハンドユニット201は、行列状で、X方向に4つ、Y方向に2つ配置されており、図9には、X方向の1列に並ぶ4つのハンドユニット201のみが見えている。各ハンドユニット201の構成は同様であるので、以下では、代表的に1つのハンドユニット201について説明する。また、動作の説明では、代表的に、見えている4つのハンドユニット201について説明する。ハンドユニット201は、吸着ノズル202を備え、ICデバイス90を吸着することで把持する。すなわち、ハンドユニット201は、吸着ノズル202の先端部にICデバイス90を配置した状態で、図示しないポンプを駆動して空気(流体)を吸引し、吸着ノズル202の内腔を負圧状態にすることによって、吸着ノズル202の先端部でICデバイス90を把持(吸着把持)する。また、図示しない他のポンプを駆動して空気を供給し、吸着ノズル202の内腔の負圧状態を解除することによって、吸着ノズル202で把持しているICデバイス90を放す。
また、ハンドユニット201のピッチ(電子部品把持ピッチ)P6は、調節(調整)可能であり、適宜調整される。本実施形態では、検査部16およびデバイス回収部18において、ハンドユニット201のピッチP6を、検査部16の保持部161のピッチP1および第2のデバイス搬送ヘッド17のハンドユニット175の吸着ノズル176のピッチP4の1/2、デバイス回収部18のポケット181のピッチP3(a)と同一に調節(設定)する場合について説明する。
第6のトレイ搬送機構21は、トレイ除去領域A5から搬入された空のトレイ200をX方向に搬送させる機構である。そして、この搬送後、空のトレイ200は、ICデバイス90が回収される位置に配されることとなる、すなわち、前記3つの空のトレイ200のうちのいずれかとなり得る。
トレイ除去領域A5は、検査済み状態の複数のICデバイス90が配列されたトレイ200が回収され、除去される領域である。トレイ除去領域A5では、多数のトレイ200を積み重ねることができる。
また、回収領域A4とトレイ除去領域A5とをまたぐように、トレイ200を1枚ずつ搬送する第4のトレイ搬送機構22A、第5のトレイ搬送機構22Bが設けられている。第4のトレイ搬送機構22Aは、検査済みのICデバイス90が載置されたトレイ200を回収領域A4からトレイ除去領域A5に搬送する機構である。第5のトレイ搬送機構22Bは、ICデバイス90を回収するための空のトレイ200をトレイ除去領域A5から回収領域A4に搬送する機構である。
前記テスターの検査制御部は、例えば、図示しない記憶部に記憶されたプログラムに基づいて、検査部16に配置されたICデバイス90の電気的特性の検査等を行なう。
また、図2に示すように、検査装置1は、制御部80と、制御部80に電気的に接続され、検査装置1の各操作を行う操作部6を有している。制御部80は、例えば、第1のトレイ搬送機構11A、第2のトレイ搬送機構11Bと、温度調整部12と、第1のデバイス搬送ヘッド13と、デバイス供給部14と、第3のトレイ搬送機構15と、検査部16と、第2のデバイス搬送ヘッド17と、デバイス回収部18と、第3のデバイス搬送ヘッド20と、第6のトレイ搬送機構21と、第4のトレイ搬送機構22Aと、第5のトレイ搬送機構22Bと、表示部62等の各部の駆動を制御する。
また、操作部6は、各入力を行う入力部61と、画像を表示する表示部62とを有している。入力部61としては、特に限定されず、例えば、キーボード、マウス等が挙げられる。また、表示部62としては、特に限定されず、例えば、液晶表示パネル、有機EL表示パネル等が挙げられる。作業者(操作者)の操作部6の操作は、例えば、入力部61を操作し、表示部62に表示された各操作ボタン(アイコン)の位置にカーソルを移動させ、選択(クリック)することによりなされる。
なお、入力部61としては、前記の構成のものに限らず、例えば、押しボタン等の機械式の操作ボタン等が挙げられる。また、操作部6としては、前記の構成のものに限らず、例えば、タッチパネル等の入力および画像の表示が可能なデバイス等が挙げられる。なお、前記操作部6の表示部62により、報知部が構成される。
次に、検査装置1のICデバイス90を搬送する際の動作について説明する。
また、理解を容易にするため、併せて、従来の検査装置のICデバイス90を搬送する際の動作についても説明する。
前提は、検査装置1の検査部16の保持部161のピッチP1と、第2のデバイス搬送ヘッド17のハンドユニット175の吸着ノズル176のピッチP4とが、第1のデバイス搬送ヘッド13のハンドユニット131の吸着ノズル132のピッチP5の最大ピッチと、第3のデバイス搬送ヘッド20のハンドユニット201の吸着ノズル202のピッチP6の最大ピッチとを超えており、その場合において、検査装置1は、単位時間当たりに搬送されるICデバイス90の数を多くすることができるように構成されている。
まず、本実施形態の検査装置1の各部の寸法は、前述したように、検査部16の保持部161のピッチP1と、第2のデバイス搬送ヘッド17のハンドユニット175の吸着ノズル176のピッチP4とが、同一に設定されている。なお、P1およびP4は、例えば、60mmとする。
また、デバイス供給部14のポケット141のピッチP2と、デバイス回収部18のポケット181のピッチP3と、第1のデバイス搬送ヘッド13のハンドユニット131の吸着ノズル132のピッチP5と、第3のデバイス搬送ヘッド20のハンドユニット201の吸着ノズル202のピッチP6とが同一であり、このピッチP2、P3、P5およびP6は、ピッチP1およびP4の1/2である。なお、P2、P3、P5およびP6は、例えば、30mmとする。
一方、従来の検査装置の各部の寸法は、図10(b)に示すように、デバイス供給部14のポケット141のピッチP12と、検査部16の保持部161のピッチP11と、デバイス回収部18のポケット181のピッチP13と、第2のデバイス搬送ヘッド17のハンドユニット175の吸着ノズル176のピッチP14とが、同一に設定されている。なお、P11、P12、P13およびP14は、例えば、60mmとする。
また、第1のデバイス搬送ヘッド13のハンドユニット131の吸着ノズル132のピッチP15と、第3のデバイス搬送ヘッド20のハンドユニット201の吸着ノズル202のピッチP16とが同一であり、このピッチP15およびP16は、ピッチP11、P12、P13およびP14の1/2である。なお、P15およびP16は、例えば、30mmとする。
まず、従来の検査装置の動作について説明する。
[工程2−1]
従来の検査装置では、図10(b)に示すように、第1のデバイス搬送ヘッド13は、各ハンドユニット131により、温度調整部12に配置されているICデバイス90を把持し、Z方向プラス側に移動し、X方向とY方向との少なくとも1方向に移動、すなわち、デバイス供給部14の上方に移動し、Z方向マイナス側に移動し、4つのICデバイス90のうちの2つのICデバイス90をデバイス供給部14の4つのポケット141のうちの2つのポケット141に配置する。この工程2−1での所要時間を「1」とする。なお、前記所要時間は、「秒」等の単位を付けずに、相対値として示し、また、厳密な値ではなく、大ざっぱな値である。
[工程2−2]
次に、図11(b)に示すように、第1のデバイス搬送ヘッド13は、Z方向プラス側に移動し、X方向プラス側に移動し、Z方向マイナス側に移動し、残りの2つのICデバイス90をデバイス供給部14の残りの2つのポケット141に配置する。この工程2−2での所要時間は、「1」である。このように、従来の検査装置では、第1のデバイス搬送ヘッド13は、把持している4つ(複数)のICデバイス90を2回(複数回)に分けてデバイス供給部14の各ポケット141に配置する。
[工程2−3]
次に、図12(b)に示すように、デバイス供給部14は、X方向プラス側に移動、すなわち、第2のデバイス搬送ヘッド17の下方に移動する。この工程2−3での所要時間は、「0.5」である。
[工程2−4]
次に、図13(b)に示すように、第2のデバイス搬送ヘッド17は、Z方向マイナス側に移動し、各ハンドユニット175により、デバイス供給部14に配置されている各ICデバイス90を把持し(取り出し)、Z方向プラス側に移動し、Y方向マイナス側に移動、すなわち、各ICデバイス90が検査部16の各保持部161の上方に位置するように移動し、Z方向マイナス側に移動し、各ICデバイス90を検査部16の各保持部161に配置する。この工程2−4での所要時間は、「0.5」である。このように、従来の検査装置では、第2のデバイス搬送ヘッド17は、4つのICデバイス90を一括してデバイス供給部14の各ポケット141から取り出し、一括して検査部16の各保持部161に配置する。
なお、次に、第2のデバイス搬送ヘッド17により各ICデバイス90を各保持部161に向けて押圧しつつ、検査部16により各ICデバイス90の検査を行う。
[工程2−5]
次に、図14(b)に示すように、第2のデバイス搬送ヘッド17は、各ハンドユニット175により、検査部16の各保持部161に配置されているICデバイス90を把持し、Z方向プラス側に移動し、Y方向プラス側に移動、すなわち、デバイス回収部18の上方に移動し、Z方向マイナス側に移動し、各ICデバイス90をデバイス回収部18の各ポケット181に配置する。この工程2−5での所要時間は、「0.5」である。このように、従来の検査装置では、第2のデバイス搬送ヘッド17は、4つのICデバイス90を一括して検査部16の各保持部161から取り出し、一括してデバイス回収部18の各ポケット181に配置する。
[工程2−6]
次に、図15(b)に示すように、デバイス回収部18は、X方向プラス側に移動する。
そして、第3のデバイス搬送ヘッド20は、X方向とY方向との少なくとも1方向に移動、すなわち、デバイス回収部18の上方に移動し、Z方向マイナス側に移動し、4つのハンドユニット201のうちの4つのハンドユニット201により、デバイス回収部18に配置されている4つのICデバイス90のうちの2つのICデバイス90を把持する。この工程2−6での所要時間は、「1」である。
[工程2−7]
次に、図16(b)に示すように、第3のデバイス搬送ヘッド20は、Z方向プラス側に移動し、X方向プラス側に移動し、Z方向マイナス側に移動し、デバイス回収部18の残りの2つのICデバイス90を把持する。この工程2−7での所要時間は、「1」である。このように、従来の検査装置では、第3のデバイス搬送ヘッド20は、デバイス回収部18に配置されている4つのICデバイス90を2回に分けて取り出す。
なお、次に、第3のデバイス搬送ヘッド20は、検査結果に基づいて、各ICデバイス90を回収用トレイ19および空のトレイ200のうちのいずれかに搬送する。
ここで、第2のデバイス搬送ヘッド17がICデバイス90を把持してから配置するまでの時間は、第1のデバイス搬送ヘッド13がICデバイス90を把持してから配置するまでの時間よりも短い。その理由の1つは、第1のデバイス搬送ヘッド13がデバイス供給部14にICデバイス90を配置する場合、第1のデバイス搬送ヘッド13は、Z方向のみならず、X方向にも移動するのに対し、第2のデバイス搬送ヘッド17がデバイス供給部14からICデバイス90を取り出す場合およびデバイス回収部18にICデバイス90を配置する場合、第2のデバイス搬送ヘッド17は、Z方向に移動し、X方向には、デバイス供給部14およびデバイス回収部18が移動するためである。
同様に、第2のデバイス搬送ヘッド17がICデバイス90を把持してから配置するまでの時間は、第3のデバイス搬送ヘッド20がICデバイス90を把持してから配置するまでの時間よりも短い。その理由の1つは、同様に、第3のデバイス搬送ヘッド20がデバイス回収部18にICデバイス90を配置する場合、第3のデバイス搬送ヘッド20は、Z方向のみならず、X方向にも移動するのに対し、第2のデバイス搬送ヘッド17がデバイス供給部14からICデバイス90を取り出す場合およびデバイス回収部18にICデバイス90を配置する場合、第2のデバイス搬送ヘッド17は、Z方向に移動し、X方向には、デバイス供給部14およびデバイス回収部18が移動するためである。
しかしながら、従来の検査装置では、第2のデバイス搬送ヘッド17は、4つのICデバイス90を一括して検査部16の各保持部161から取り出し、一括してデバイス回収部18の各ポケット181に配置するものの、第1のデバイス搬送ヘッド13は、把持している4つのICデバイス90を2回に分けてデバイス供給部14の各ポケット141に配置し、また、第3のデバイス搬送ヘッド20は、デバイス回収部18に配置されている4つのICデバイス90を2回に分けて取り出す。すなわち、所要時間の短い第2のデバイス搬送ヘッド17の動作の回数は、ICデバイス90の供給時に1回、ICデバイス90の回収時に1回、すなわち、合計2回(工程2−4、工程2−5)であるが、所要時間の長い第1のデバイス搬送ヘッド13および第3のデバイス搬送ヘッド20の動作の回数は、それぞれ、2回、すなわち、合計4回(工程2−1、工程2−2、工程2−6、工程2−7)である。このため、従来の検査装置では、ICデバイス90の搬送に要する時間が長くなり、単位時間当たりに搬送されるICデバイス90の数が少ない。
次に、本実施形態の検査装置1の動作について説明する。
[工程1−1]
本実施形態の検査装置1では、図10(a)に示すように、第1のデバイス搬送ヘッド13は、各ハンドユニット131により、温度調整部12に配置されているICデバイス90を把持し、Z方向プラス側に移動し、X方向とY方向との少なくとも1方向に移動、すなわち、デバイス供給部14の上方に移動し、Z方向マイナス側に移動し、各ICデバイス90をデバイス供給部14の各ポケット141に配置する。この工程1−1での所要時間は「1」である。このように、検査装置1では、第1のデバイス搬送ヘッド13は、把持している4つ(複数)のICデバイス90を一括してデバイス供給部14の各ポケット141に配置する。
[工程1−2]
次に、図11(a)に示すように、デバイス供給部14は、X方向プラス側に移動、すなわち、第2のデバイス搬送ヘッド17の下方に移動する。
また、第2のデバイス搬送ヘッド17は、Z方向マイナス側に移動し、4つのハンドユニット175のうちの2つのハンドユニット175により、デバイス供給部14に配置されている4つのICデバイス90のうちの2つのICデバイス90を把持する(取り出す)。この工程1−2での所要時間は、「0.5」である。
[工程1−3]
次に、図12(a)に示すように、第2のデバイス搬送ヘッド17は、Z方向プラス側に移動し、デバイス供給部14は、X方向プラス側に移動し、第2のデバイス搬送ヘッド17は、Z方向マイナス側に移動し、残りの2つのハンドユニット175により、デバイス供給部14に配置されている残りの2つのICデバイス90を把持する。この工程1−3での所要時間は、「0.5」である。このように、検査装置1では、第2のデバイス搬送ヘッド17は、4つ(複数)のICデバイス90を2回(複数回)に分けてデバイス供給部14の各ポケット141から取り出す。
[工程1−4]
次に、図13(a)に示すように、第2のデバイス搬送ヘッド17は、Z方向プラス側に移動し、Y方向マイナス側に移動、すなわち、各ICデバイス90が検査部16の各保持部161の上方に位置するように移動し、Z方向マイナス側に移動し、各ICデバイス90を検査部16の各保持部161に配置する。この工程1−4での所要時間は、「0.5」である。このように、検査装置1では、第2のデバイス搬送ヘッド17は、4つのICデバイス90を一括して検査部16の各保持部161に配置する。
なお、次に、第2のデバイス搬送ヘッド17により各ICデバイス90を各保持部161に向けて押圧しつつ、検査部16により各ICデバイス90の検査を行う。
[工程1−5]
次に、図14(a)に示すように、第2のデバイス搬送ヘッド17は、各ハンドユニット175により、検査部16の各保持部161に配置されているICデバイス90を把持し、Z方向プラス側に移動し、Y方向プラス側に移動、すなわち、デバイス回収部18の上方に移動し、Z方向マイナス側に移動し、4つのICデバイス90のうちの2つのICデバイス90をデバイス回収部18の4つのポケット181のうちの2つのポケット181に配置する。この工程1−5での所要時間は、「0.5」である。
[工程1−6]
次に、図15(a)に示すように、第2のデバイス搬送ヘッド17は、Z方向プラス側に移動し、デバイス回収部18は、X方向プラス側に移動し、第2のデバイス搬送ヘッド17は、Z方向マイナス側に移動し、残りの2つのICデバイス90をデバイス回収部18の残りの2つのポケット181に配置する。この工程1−6での所要時間は、「0.5」である。このように、検査装置1では、第2のデバイス搬送ヘッド17は、4つのICデバイス90を2回に分けてデバイス回収部18の各ポケット181に配置する。
[工程1−7]
次に、図16(a)に示すように、デバイス回収部18は、X方向プラス側に移動する。
そして、第3のデバイス搬送ヘッド20は、X方向とY方向との少なくとも1方向に移動、すなわち、デバイス回収部18の上方に移動し、Z方向マイナス側に移動し、各ハンドユニット201により、デバイス回収部18に配置されている各ICデバイス90を把持する。この工程1−6での所要時間は、「1」である。このように、検査装置1では、第3のデバイス搬送ヘッド20は、デバイス回収部18に配置されている4つのICデバイス90を一括して取り出す。
なお、次に、第3のデバイス搬送ヘッド20は、検査結果に基づいて、各ICデバイス90を回収用トレイ19および空のトレイ200のうちのいずれかに搬送する。
検査装置1では、第2のデバイス搬送ヘッド17は、4つのICデバイス90を2回に分けてデバイス供給部14の各ポケット141から取り出し、また、4つのICデバイス90を2回に分けてデバイス回収部18の各ポケット181に配置するものの、第1のデバイス搬送ヘッド13は、把持している4つのICデバイス90を一括してデバイス供給部14の各ポケット141に配置し、また、第3のデバイス搬送ヘッド20は、デバイス回収部18に配置されている4つのICデバイス90を一括して把持する。すなわち、所要時間の短い第2のデバイス搬送ヘッド17の動作の回数は、ICデバイス90の供給時に2回、ICデバイス90の回収時に2回、すなわち、合計4回(工程1−2、工程1−3、工程1−5、工程1−6)であるが、所要時間の長い第1のデバイス搬送ヘッド13および第3のデバイス搬送ヘッド20の動作の回数は、それぞれ、1回、すなわち、合計2回(工程1−1、工程1−7)である。このため、検査装置1では、ICデバイス90の搬送に要する時間が短くなり、単位時間当たりに搬送されるICデバイス90の数を多くすることができる。
以上の結果を図17のグラフに示す。図17の横軸は、本実施形態の検査装置1の動作の各工程1−1〜1−7と、従来の検査装置の動作の各工程2−1〜2−7であり、縦軸は、本実施形態の検査装置1の各工程1−1〜1−7に要する時間(所要時間)と、従来の検査装置の各工程2−1〜2−7に要する時間である。
図17に示すように、本実施形態の検査装置1では、工程1−2および工程1−6の所要時間が、それぞれ、従来の検査装置の工程2−2および工程2−6の所要時間の半分に短縮され、これにより、検査装置1では、従来の検査装置に比べて、ICデバイス90の搬送に要する時間が短縮されることが判る。
以上説明したように、この検査装置1によれば、単位時間当たりに搬送されるICデバイス90の数を多くすることができる。
これにより、検査部16が稼働していない時間を減少させることができ、単位時間当たりのICデバイス90の検査数を増大させることができる。
<第2実施形態>
図18は、本発明の電子部品検査装置の第2実施形態示す概略平面図である。
以下、第2実施形態について説明するが、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項は、その説明を省略する。
図18に示すように、第2実施形態の検査装置1では、デバイス供給部14、デバイス回収部18および第2のデバイス搬送ヘッド17は、それぞれY方向に2つ配置されている。これにより、単位時間当たりに搬送されるICデバイス90の数を多くすることができ、単位時間当たりのICデバイス90の検査数を多くすることができる。
また、デバイス供給部14が2つあるので、相互に時間的に補完することができ、同様に、デバイス回収部18が2つあるので、相互に時間的に補完することができ、同様に、第2のデバイス搬送ヘッド17が2つあるので、相互に時間的に補完することができる。これにより、単位時間当たりに搬送されるICデバイス90の数をさらに多くすることができ、単位時間当たりのICデバイス90の検査数をさらに多くすることができる。
以上のような第2実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
以上、本発明の電子部品搬送装置および電子部品検査装置について、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、他の任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
1……検査装置(電子部品検査装置)
11A……第1のトレイ搬送機構
11B……第2のトレイ搬送機構
12……温度調整部(ソークプレート)
13……第1のデバイス搬送ヘッド
131……ハンドユニット
132……吸着ノズル
14……デバイス供給部(供給シャトル)
141……ポケット
15……第3のトレイ搬送機構
16……検査部
161……保持部
17……第2のデバイス搬送ヘッド
175……ハンドユニット
176……吸着ノズル
18……デバイス回収部(回収シャトル)
181……ポケット
19……回収用トレイ
20……第3のデバイス搬送ヘッド
201……ハンドユニット
202……吸着ノズル
21……第6のトレイ搬送機構
22A……第4のトレイ搬送機構
22B……第5のトレイ搬送機構
6……操作部
61……入力部
62……表示部
80……制御部
90……ICデバイス
200……トレイ
A1……トレイ供給領域
A2……デバイス供給領域(供給領域)
A3……検査領域
A4……デバイス回収領域(回収領域)
A5……トレイ除去領域
R1……第1室
R2……第2室
R3……第3室
P1〜P6……ピッチ
P11〜P16……ピッチ

Claims (16)

  1. 複数の電子部品を配置して搬送可能な搬送部と、
    複数の前記電子部品を把持し、前記搬送部に配置することが可能な供給把持部と、
    複数の前記電子部品を把持し、供給および回収することが可能な供給回収把持部と、を備え、
    前記供給把持部の電子部品把持ピッチは、前記搬送部の電子部品配置ピッチと同一に調節可能であり、
    前記供給回収把持部の電子部品把持ピッチは、前記搬送部の電子部品配置ピッチよりも大きく、
    前記供給把持部は、複数の前記電子部品を前記搬送部に配置し、
    前記供給回収把持部は、複数の前記電子部品を複数回に分けて前記搬送部から取り出すことを特徴とする電子部品搬送装置。
  2. 前記供給把持部は、複数の前記電子部品を一括して前記搬送部に配置する請求項1に記載の電子部品搬送装置。
  3. 前記供給回収把持部が前記電子部品を把持してから配置するまでの時間は、前記供給把持部が前記電子部品を把持してから配置するまでの時間よりも短い請求項1または2に記載の電子部品搬送装置。
  4. 前記供給把持部は、前記電子部品が複数配置される方向と、前記電子部品が複数配置される方向に直交する方向とに移動可能である請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電子部品搬送装置。
  5. 複数の電子部品を配置して搬送可能な搬送部と、
    前記搬送部に配置された複数の前記電子部品を把持し、前記搬送部から取り出すことが可能な回収把持部と、
    複数の前記電子部品を把持し、供給および回収することが可能な供給回収把持部と、を備え、
    前記回収把持部の電子部品把持ピッチは、前記搬送部の電子部品配置ピッチと同一に調節可能であり、
    前記供給回収把持部の電子部品把持ピッチは、前記搬送部の電子部品配置ピッチよりも大きく、
    前記供給回収把持部は、複数の前記電子部品を複数回に分けて前記搬送部に配置し、
    前記回収把持部は、複数の前記電子部品を前記搬送部から取り出すことを特徴とする電子部品搬送装置。
  6. 前記回収把持部は、複数の前記電子部品を一括して前記搬送部から取り出す請求項5に記載の電子部品搬送装置。
  7. 前記供給回収把持部が前記電子部品を把持してから配置するまでの時間は、前記回収把持部が前記電子部品を把持してから配置するまでの時間よりも短い請求項5または6に記載の電子部品搬送装置。
  8. 前記回収把持部は、前記電子部品が複数配置される方向と、前記電子部品が複数配置される方向に直交する方向とに移動可能である請求項5ないし7のいずれか1項に記載の電子部品搬送装置。
  9. 前記搬送部において前記電子部品が複数配置される方向は、前記搬送部の搬送方向と同一である請求項1ないし8のいずれか1項に記載の電子部品搬送装置。
  10. 前記供給回収把持部が前記電子部品を配置または取り出す場合、前記供給回収把持部は、前記電子部品が複数配置される方向に直交する方向に移動可能であり、前記搬送部は、前記電子部品が複数配置される方向に移動可能である請求項1ないし9のいずれか1項に記載の電子部品搬送装置。
  11. 前記搬送部に配置される複数の前記電子部品のピッチをa、前記供給回収把持部が把持する複数の前記電子部品のピッチをbとしたとき、b/aは、2以上の整数である請求項1ないし10のいずれか1項に記載の電子部品搬送装置。
  12. 前記電子部品を保持可能な保持部を有し、
    前記供給回収把持部は、前記保持部に前記電子部品を押圧可能である請求項1ないし11のいずれか1項に記載の電子部品搬送装置。
  13. 前記供給回収把持部と前記搬送部とがそれぞれ2つ設けられている請求項1ないし12のいずれか1項に記載の電子部品搬送装置。
  14. 複数の電子部品を配置して搬送可能な搬送部と、
    複数の前記電子部品を把持し、前記搬送部に配置することが可能な供給把持部と、
    複数の前記電子部品を把持し、供給および回収することが可能な供給回収把持部と、
    前記電子部品を検査する検査部と、を備え、
    前記供給把持部の電子部品把持ピッチは、前記搬送部の電子部品配置ピッチと同一に調節可能であり、
    前記供給回収把持部の電子部品把持ピッチは、前記搬送部の電子部品配置ピッチよりも大きく、
    前記供給把持部は、複数の前記電子部品を前記搬送部に配置し、
    前記供給回収把持部は、複数の前記電子部品を複数回に分けて前記搬送部から取り出すことを特徴とする電子部品検査装置。
  15. 複数の電子部品を配置して搬送可能な搬送部と、
    前記搬送部に配置された複数の前記電子部品を把持し、前記搬送部から取り出すことが可能な回収把持部と、
    複数の前記電子部品を把持し、供給および回収することが可能な供給回収把持部と、
    前記電子部品を検査する検査部と、を備え、
    前記回収把持部の電子部品把持ピッチは、前記搬送部の電子部品配置ピッチと同一に調節可能であり、
    前記供給回収把持部の電子部品把持ピッチは、前記搬送部の電子部品配置ピッチよりも大きく、
    前記供給回収把持部は、複数の前記電子部品を複数回に分けて前記搬送部に配置し、
    前記回収把持部は、複数の前記電子部品を前記搬送部から取り出すことを特徴とする電子部品検査装置。
  16. 前記供給回収把持部は、前記電子部品を前記検査部に供給および回収することが可能である請求項14または15に記載の電子部品検査装置。
JP2015034916A 2015-02-25 2015-02-25 電子部品搬送装置および電子部品検査装置 Pending JP2016156715A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015034916A JP2016156715A (ja) 2015-02-25 2015-02-25 電子部品搬送装置および電子部品検査装置
CN201610055013.8A CN105905600B (zh) 2015-02-25 2016-01-27 电子部件输送装置以及电子部件检查装置
TW105105178A TWI619951B (zh) 2015-02-25 2016-02-22 電子零件搬送裝置及電子零件檢查裝置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015034916A JP2016156715A (ja) 2015-02-25 2015-02-25 電子部品搬送装置および電子部品検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016156715A true JP2016156715A (ja) 2016-09-01

Family

ID=56744350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015034916A Pending JP2016156715A (ja) 2015-02-25 2015-02-25 電子部品搬送装置および電子部品検査装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2016156715A (ja)
CN (1) CN105905600B (ja)
TW (1) TWI619951B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108414850A (zh) * 2017-01-30 2018-08-17 精工爱普生株式会社 电子部件输送装置及电子部件检查装置
JP2018141699A (ja) * 2017-02-28 2018-09-13 セイコーエプソン株式会社 電子部品搬送装置および電子部品検査装置
JP2019045232A (ja) * 2017-08-31 2019-03-22 セイコーエプソン株式会社 電子部品搬送装置および電子部品検査装置
CN115825483A (zh) * 2021-09-17 2023-03-21 致茂电子股份有限公司 压测头的快速拆装组件及具备该组件的电子组件测试设备

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2628392B2 (ja) * 1990-01-16 1997-07-09 新明和工業株式会社 Icパッケージのハンドリング方法
JPH04371419A (ja) * 1991-06-18 1992-12-24 Matsushita Electron Corp 半導体装置用着脱装置
JP3341324B2 (ja) * 1992-12-01 2002-11-05 日立電子エンジニアリング株式会社 ワーク移載装置及びワーク移載方法
JP2005127903A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Seiko Epson Corp 半導体チップのプロービングテスト方法
JP2006292590A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Seiko Epson Corp 検査方法および検査装置
EP1752778A3 (en) * 2005-08-09 2008-10-29 Mirae Corporation IC Sorter
KR100897068B1 (ko) * 2007-05-03 2009-05-14 (주)테크윙 테스트핸들러
JP4539685B2 (ja) * 2007-06-22 2010-09-08 セイコーエプソン株式会社 部品搬送装置及びicハンドラ
JP4471011B2 (ja) * 2008-03-11 2010-06-02 セイコーエプソン株式会社 部品試験装置及び部品搬送方法
JP2011014583A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Tesetsuku:Kk 電子部品用搬送装置
JP5621313B2 (ja) * 2010-05-14 2014-11-12 セイコーエプソン株式会社 電子部品検査装置及び電子部品搬送方法
JP2013053991A (ja) * 2011-09-06 2013-03-21 Seiko Epson Corp ハンドラー及び部品検査装置
JP5942459B2 (ja) * 2012-02-14 2016-06-29 セイコーエプソン株式会社 ハンドラー、及び部品検査装置
JP5219056B1 (ja) * 2012-09-06 2013-06-26 上野精機株式会社 テーピングユニット及び電子部品検査装置
TW201421013A (zh) * 2012-11-16 2014-06-01 Prov Technology Corp 電子元件檢查分類設備

Also Published As

Publication number Publication date
TW201702617A (zh) 2017-01-16
TWI619951B (zh) 2018-04-01
CN105905600B (zh) 2018-08-03
CN105905600A (zh) 2016-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI657253B (zh) 電子零件搬送裝置及電子零件檢查裝置
KR102535047B1 (ko) 검사 장치
CN105905600B (zh) 电子部件输送装置以及电子部件检查装置
JP2021119638A (ja) 検査システム
TWI618164B (zh) 電子零件搬送裝置及電子零件檢查裝置
TWI638175B (zh) Electronic component conveying device, electronic component inspection device, positioning device for electronic components, and positioning method of electronic component conveying device
JP6361346B2 (ja) 電子部品搬送装置および電子部品検査装置
CN106405368A (zh) 电子部件搬送装置以及电子部件检查装置
KR20200115344A (ko) 검사 장치
JP2016188781A (ja) 電子部品搬送装置および電子部品検査装置
JP2019164099A (ja) 電子部品搬送装置および電子部品検査装置
TWI570420B (zh) Electronic components sorting machine
CN105277870A (zh) 电子部件搬运装置以及电子部件检查装置
JP2016148573A (ja) 電子部品搬送装置および電子部品検査装置
JP2017049018A (ja) 電子部品搬送装置および電子部品検査装置
JP2017133946A (ja) 電子部品搬送装置および電子部品検査装置
JP2017047980A (ja) 電子部品搬送装置および電子部品検査装置
TW201838899A (zh) 電子元件作業裝置及其應用之作業分類設備
JP2017032373A (ja) 電子部品搬送装置および電子部品検査装置
JP2016025125A (ja) 電子部品搬送装置および電子部品検査装置
JP2017032377A (ja) 電子部品搬送装置および電子部品検査装置
JP2018141699A (ja) 電子部品搬送装置および電子部品検査装置
KR101680844B1 (ko) 전자 부품 반송 장치 및 전자 부품 검사 장치
JP2017032374A (ja) 電子部品搬送装置および電子部品検査装置
JP2018054466A (ja) 電子部品搬送装置および電子部品検査装置