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JP2016153979A - 安否確認システム - Google Patents

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Abstract

【課題】対象エリアに位置する無線端末の保持者に対して速やかにかつ確実に安否確認のメール通知を行うことを可能とする。【解決手段】安否確認サーバ105と、データマスタサーバ106と、クライアントコンピュータ107と構内PHSシステム100の中央制御装置101との間が、一般の通信ネットワーク108とは別に、LAN104により接続され、安否確認サーバ105において、クライアントコンピュータ107からの安否確認の起動要求受信時に、安否確認メールを生成し、この安否確認メールを予め登録されている対象エリア内、つまり構内PHSシステム100内に位置する利用者の無線端末1031〜103nへLAN104を介して送信する。そして、利用者の無線端末1031〜103nからLAN104を介して返送される返信メールの受信状況に応じて安否確認結果情報を生成し、データマスタサーバ106に格納する。【選択図】図1

Description

本発明は、構内PHS(Personal Handy-phone System)システムを使用し、PHSの無線端末の保持者に対して、速やかに安否確認が実施可能となる安否確認システムに関するものである。
周知のように、構内PHSシステムは、音声通話サービスに加え、PHSの無線端末に接続したパーソナル・コンピュータや無線通信機能を有するPHSの無線端末を使用したデータ通信サービスを提供する。
例えば、構内のPHSの無線端末を保持するユーザがインターネット上の情報提供者から所望の情報を取得しようとする場合には、PHSの無線端末から所望の情報提供者に対し発呼する。そうすると、先ずPHSの無線端末と最寄りの基地局との間が無線回線を介して接続され、続いてこの基地局から公衆網さらにはインターネットを介して情報提供者のサーバがアクセスされる。そして、PHSの無線端末とサーバとの間に通信コネクションが確立されると、PHSの無線端末の要求に応じた情報が上記通信コネクションを介してサーバからPHSの無線端末へ伝送される。
このようにデータ通信サービスは、いつでもどこからでもメールの送受信やインターネット上のホームページ等へのアクセスを行うことができるので大変便利である。メールは、メールサーバからPHSの無線端末へ、PHSの無線端末からサーバへ、PHSの無線端末からPHSの無線端末へ送信される。
上記メールを利用したデータ通信サービスにあっては、災害時等における安否確認を行うための安否確認サービスがある。この安否確認サービスを用いれば、例えばメールサーバの管理者またはPHSの無線端末のユーザはメールにより例えば遠隔地または被災場所にいる他のユーザに対し安否確認を行うことが可能となる。一方、遠隔地または被災場所にいるユーザは、無線回線及びインターネットを介して管理者または他のユーザに安否を伝えることができる。
特開2005−251088号公報
ところで、災害発生時に、構内にいるPHSの無線端末の保持者に対して一般回線を使用し、メールによる安否確認を行った場合、構内にいるPHSの無線端末の保持者だけでなく一般の人も使用するため、回線の使用率が大幅に増大し、安否確認のメールが届かない、もしくは安否確認のメール受信にかなりの時間費やすことが想定される。
本発明の目的は、対象エリアに位置する無線端末の保持者に対して速やかにかつ確実に安否確認のメール通知を行うことが可能な安否確認システムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の観点は、以下のような構成要素を備えている。すなわち、無線エリアを構成する無線エリア構成部に対し無線回線を介して接続される少なくとも1つの無線端末と、前記無線エリア構成部に対し通信回線を介して接続されるサーバ装置との間で安否確認に係わる情報を伝送する安否確認システムにおいて、前記通信回線とは別に、前記サーバ装置と前記無線エリア構成部との間を接続する専用回線と、前記専用回線または前記無線エリア構成部に接続され、前記安否確認の起動要求を発生する安否確認起動要求発生部とを備え、前記サーバ装置は、前記無線端末の識別情報を少なくとも記憶する記憶手段と、前記安否確認の起動要求受信時に、前記記憶手段に記憶される前記無線端末の利用者の応答を求める安否確認メールを生成し、この生成された安否確認メールを前記専用回線を介して前記無線端末に向け送信する送信手段と、前記専用回線を介して前記安否確認メールに対する返信メールを受信する受信手段と、前記返信メールの到来の有無に応じて、該当する利用者に係わる安否確認結果情報を生成する制御手段とを備える。
この観点によれば、サーバ装置と無線エリア構成部との間が、一般の通信回線とは別に専用回線により接続され、安否確認の起動要求受信時に、サーバ装置にて安否確認メールが生成され、この安否確認メールが予め登録されている対象エリア内、つまり構内に位置する利用者の無線端末へ専用回線を介して送信される。そして、利用者の無線端末から専用回線を介して返送される返信メールの受信状況に応じて安否確認結果情報が生成される。従って、一般回線に左右されることなく、速やかに安否の確認を行うことができる。
また、本発明の観点は以下のような実施態様を備えることを特徴とする。
第1の実施態様は、制御手段において、前記受信手段により前記記憶手段に記憶される無線端末からの返信メールが指定時間以内に受信されるか否かを判断し、受信されない場合に、前記送信手段に該当する無線端末に対する前記安否確認メールの再送を実行させる。
第1の実施態様によれば、電源OFF状態や圏外にあるPHS等のメール通知が行えなかった無線端末にも再度、メール通知を行うことで安否確認のメールが届かない状態を低減させることができる。
第2の実施態様は、前記専用回線に接続され、前記無線端末の利用者から前記安否確認の応答要求を受け付けて代理で前記安否確認に対し応答可能なクライアントコンピュータ装置を備え、前記サーバ装置の受信手段は、前記クライアントコンピュータ装置から要求元の無線端末の識別情報を含む安否確認応答情報を前記専用回線を介して受信する。
第2の実施態様によれば、無線端末の利用者が安否応答できない時等、別の手段を用いて安否確認ができた場合、無線端末の利用者の代わりにクライアントコンピュータ装置のオペレータがWEB画面より代理で安否応答を行うことができ、速やかに安否応答の集計ができる。
本発明によれば、対象エリア、つまり構内に位置する無線端末の保持者に対し構内PHSシステムの専用回線を使用して安否確認メールを通知することで一般回線に左右されることなく、速やかに安否の確認を行うことができる。
電源OFF状態や圏外にあるPHS等のメール通知が行えなかった無線端末にも再度、メール通知を行うことで安否確認のメールが届かない状態を低減させることができる。
無線端末の保持者が安否応答できない時等、別の手段を用いて安否確認ができた場合、無線端末の保持者の代わりにWEB画面より代理で安否応答を行うことができ、速やかに安否応答の集計ができる。
従来の構内PHSシステムの機能として安否確認を追加することで、市場の競争力を高めることができる。
本発明の実施例1に係わる安否確認サービス機能を備えた通信システムの概略構成図。 実施例1に係わる安否確認サーバの制御手順と制御内容を示すフローチャート。 安否確認に関する設定画面の一例を示す図。 本発明の実施例2に係わる代理安否応答画面の一例を示す図。 上記実施例1に係わる安否確認の起動画面の一例を示す図。 本発明の実施例3に係わる安否確認サービス機能を備えた通信システムの概略構成図。 本発明の実施例4に係わる安否確認サービス機能を備えた通信システムの概略構成図。 上記実施例4に係わる音声により安否確認を起動する際の安否確認サーバの制御手順と制御内容を示すフローチャート。 本発明の実施例5に係わる安否確認サーバの制御手順と制御内容を示すフローチャート。 上記実施例5に係わる利用者の入域または退域を管理するためのクライアントコンピュータのWEB画面の一例を示す図。 本発明の実施例6に係わる未応答者の位置表示画面の一例を示す図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、本発明は構内無線システムに好適に適用できるため、以下では、PHSを用いた構内PHSシステムを想定して説明する。
図1は、本発明の実施例1に係わる安否確認サービス機能を備えた通信システム(安否確認システム)の概略構成図である。100は例えば企業内もしくは特定の地域に備えられる無線エリア構成部としての構内PHSシステムで、中央制御装置101と、複数の基地局102(図1では1つのみ図示)と、PHSを用いた無線端末1031〜103n(nは自然数)とを備えている。
複数の基地局102は、構内PHSシステムがカバーするサービスエリアに地理的に分散配置されており、1つもしくは複数で無線エリアを形成している。複数の無線端末1031〜103nは、上記基地局102が形成するセル内において、無線回線を介して接続される。無線端末1031〜103nには、通話機能のみを有する携帯電話機の他に、データ通信機能と無線アクセス機能を備えた携帯情報端末と、携帯電話機にパーソナル・コンピュータを接続したものとがある。
また、基地局102は、LAN(Local Area Network)またはインターネットまたはメタルケーブルを介して中央制御装置101に接続される。中央制御装置101は、複数の基地局102を収容するためのもので、複数の基地局102間または複数の基地局102と通信ネットワーク108との間で音声またはデータ等を交換する。
また、中央制御装置101には、例えば通信ネットワーク108を介して安否確認サーバ105と、データマスタサーバ106と、安否確認起動要求発生部としてのクライアントコンピュータ107とが接続される。さらに、通信ネットワーク108には、複数の情報提供サーバ(図示せず)や情報端末(図示せず)が接続される。
安否確認サーバ105は、本発明に係わる安否確認サービスを実施するための中心的な役割を担うサーバである。データマスタサーバ106は、安否確認サーバ105で得られる安否確認結果情報を記憶するもので、通信ネットワーク108を介して安否確認サーバ105に接続可能である。
クライアントコンピュータ107は、上記安否確認サーバ105を運営する管理センタの端末で、通信ネットワーク108を介して安否確認サーバ105に接続可能である。
ところで、実施例1では、中央制御装置101と、安否確認サーバ105と、データマスタサーバ106と、クライアントコンピュータ107との間を、構内PHSシステム100の専用回線としてのLAN(Local Area Network)104により接続される。
安否確認サーバ105は、マイクロプロセッサからなるCPU1051を備え、このCPU1051にはバス1052を介して、プログラムメモリ1053と、災害情報データベース1054と、記憶手段としての利用者情報データベース1055とがそれぞれ接続されている。また、CPU1051には通信インタフェース部1056も接続されている。通信インタフェース部1056は、LAN104または通信ネットワーク108との間で所定のプロトコルに従い情報伝送を行う。
災害情報データベース1054には、地震発生、津波到達、爆発・火災、有毒ガス漏洩、豪雨・土石流発生、安否確認訓練等に関する情報が記憶される。これらの情報は、通信ネットワーク108上の提供サーバから新たな災害情報が提供されるごとに追加あるいは更新され、またクライアントコンピュータ107において情報の追加あるいは更新のための処理操作が行われた場合にも追加あるいは更新される。
利用者情報データベース1055には、利用者の識別情報(ユーザID)に対応付けて、無線端末1031〜103nの識別情報(PHS番号)やメールアドレス、利用者の個人情報が記憶される。個人情報は、例えば氏名、所属等から構成される。後述する図4は個人情報の一例を示している。
ところで、プログラムメモリ1053には、CPU1051が使用する利用者管理制御プログラム1053aと、送信手段としての安否確認送信プログラム1053bと、受信手段としての安否確認受信プログラム1053cと、制御手段としての安否確認制御プログラム1053dと、安否確認情報閲覧制御プログラム1053eとが格納されている。
利用者管理制御プログラム1053aは、利用者の無線端末1031〜103nから利用者情報の登録要求が到来した場合に、利用者情報を上記利用者情報データベース1055に記憶させる。また、利用者に代わり、クライアントコンピュータ107から利用者情報の登録要求が到来した場合にも、上記利用者情報を上記利用者情報データベース1055に記憶させる。なお、上記記憶された利用者情報の変更も、同様に利用者の無線端末1031〜103n及びクライアントコンピュータ107から行える。
安否確認送信プログラム1053bは、クライアントコンピュータ107から到来する安否確認の起動要求受信時に、上記利用者情報データベース1055から当該安否確認対象エリア、つまり構内に存在する利用者の無線端末1031〜103nに向け応答を要求するための安否確認メールを生成し、LAN104を介して送信する。
安否確認受信プログラム1053cは、上記安否確認メールの返信メールを受信する。また、クライアントコンピュータ107からの代理応答情報を受信する。安否確認制御プログラム1053dは、上記安否確認受信プログラム1053cによる返信メールの受信を監視してその結果をもとに安否確認結果情報を生成してデータマスタサーバ106に格納する。また、上記安否確認メールの送信から一定時間が経過しても返信メールの受信が確認されない利用者を検出し、この利用者に対して安否確認メールを再送する。
安否確認情報閲覧制御プログラム1053eは、クライアントコンピュータ107から安否確認結果情報の閲覧要求が到来した場合に、上記データマスタサーバ106から該当する利用者の安否確認結果情報を読み出し、この読み出した安否確認結果情報をクライアントコンピュータ107に送信する。
データマスタサーバ106には、上記安否確認サーバ105の安否確認制御により得られる安否確認結果情報が記憶される。安否確認結果情報は、利用者の安否が確認されたか未確認かを表す情報と、安否が確認された場合にその詳細な状態を表す情報とから構成される。
次に、以上のように構成された安否確認サーバ105の動作を説明する。図2は安否確認サーバ105の制御手順と制御内容を示すフローチャート、図3〜図5は安否確認を起動するためのクライアントコンピュータ107のWEB画面である。図4については、実施例2で後述する。
まず、安否確認に関する設定は次のように行われる。すなわち、災害発生時に、クライアントコンピュータ107のオペレータが安否確認サーバ105から図3に示す安否確認に関する設定画面をダウンロードし、この設定画面において「一斉メール通知から2度目のメール通知を送信するまでの間隔」300を「300秒」に設定し、「未応答を対象にしたPHSへの送信回数」301を「3回」に設定し、「未応答を対象にしたPHSへの送信間隔」302を「120秒」に設定し、「メール通知が届かなかったPHSへの送信回数」303を「3回」に設定し、「メール通知が届かなかったPHSへの送信間隔」304を「600秒」に設定し、安否確認サーバ105へ送信する。
続いて、クライアントコンピュータ107のオペレータが安否確認サーバ105から図5に示す安否確認の起動画面をダウンロードし、災害情報500を入力し、「安否確認起動」501をクリックすると、安否確認サーバ105へ安否確認起動要求を送信する。災害情報500には、災害情報データベース1054に記憶されている地震発生、津波到達、爆発・火災、有毒ガス漏洩、豪雨・土石流発生、安否確認訓練等が含まれる。
安否確認サーバ105は、クライアントコンピュータ107から安否確認起動要求を受信すると(ステップST2a)、利用者情報データベース1055から安否確認対象エリアに存在する利用者を選択する。そして、安否確認サーバ105は、安否確認メールを生成しLAN104を介して安否確認対象の利用者に対し一斉に送信する(ステップST2b)。
この安否確認メールには安否確認サーバ105のURLが含まれており、利用者がクリック操作によりこのURLに対しアクセスすると、返信メール作成画面が表示される。この返信メール作成画面には既に題名及び宛先アドレスが記載されており、利用者がこの返信メール作成画面中の「安全」、「軽傷」、「重傷」のいずれかを選択し、送信ボタンをクリックすると、返信メールが自動送信されるように構成されている。
安否確認サーバ105は、ステップST2cにおいて、返信メールの到来を監視しており、返信メールを受信すると(Yes)、返信メールの内容をもとに返信した利用者を特定する。そして、当該利用者についての安否確認結果情報を作成し、この安否確認結果情報をデータマスタサーバ106に格納する(ステップST2d)。
一方、ステップST2cにおいて、返信メールが到来しない利用者について(No)、安否確認サーバ105は一斉メール通知から「300秒」経過しているか否かを監視しており、経過していない場合には(No)、上記ステップST2cに移行し、経過した場合には(Yes)、送信回数が「3」になるか否かを監視する(ステップST2f)。
ここで、送信回数が「3」にならなければ(No)、安否確認サーバ105は未応答の例えば無線端末1033、1034へ安否確認メールをLAN104を介して送信する(ステップST2g)。そして、安否確認サーバ105は、ステップST2hにおいて、返信メールの到来を監視しており、返信メールを受信すると(Yes)、上記ステップST2dの処理に移行する。
一方、ステップST2hにおいて、返信メールが到来しない利用者について(No)、安否確認サーバ105は2度目のメール通知から「120秒」経過しているか否かを監視しており(ステップST2i)、経過していない場合には(No)、上記ステップST2hに移行し、経過した場合には(Yes)、上記ステップST2fに移行して送信回数が「3」になるまで、上記ステップST2f乃至ST2iの処理を繰り返し実行する。
そして、上記ステップST2fに移行して送信回数が「3」になった時点で(Yes)、安否確認サーバ105は電源OFF、圏外にいる等通知未達の安否確認対象の例えば無線端末1037〜103nについて送信回数が「3」になるか否かを監視する(ステップST2j)。ここで、まだ安否確認メールを送信していないので、ステップST2kに進み、通知未達の全安否確認対象の無線端末1037〜103nへ安否確認メールを送信する(ステップST2k)。
安否確認サーバ105は、ステップST2lにおいて、返信メールの到来を監視しており、返信メールを受信すると(Yes)、上記ステップST2dの処理に移行する。一方、ステップST2lにおいて、返信メールが到来しない利用者について(No)、安否確認サーバ105は一斉メール通知から「600秒」経過しているか否かを監視しており(ステップST2m)、経過していない場合には(No)、上記ステップST2lに移行し、経過した場合には(Yes)、ステップST2jに移行して送信回数が「3」になるか否かを監視する。
ここで、送信回数が「3」にならなければ(No)、安否確認サーバ105は上記ステップST2j乃至ステップST2mの処理を繰り返し実行する。一方、送信回数が「3」になった時点で(Yes)、安否確認サーバ105は、ステップST2nにおいて、返信メールの到来を監視しており、返信メールを受信すると(Yes)、上記ステップST2dの処理に移行する。一方、ステップST2nにおいて、返信メールが到来しない利用者について(No)、安否確認サーバ105は一斉メール通知から「600秒」経過しているか否かもしくは安否確認対象エリア内に利用者が位置していない等の終了条件を満たしているか否かを監視しており(ステップST2o)、経過していない場合もしくは終了条件を満たしていないには(No)、上記ステップST2nに移行し、経過した場合、もしくは終了条件を満たしている場合には(Yes)、安否確認を終了する。
クライアントコンピュータ107のオペレータは、データマスタサーバ106に蓄積された各無線端末1031〜103nの安否確認結果を表示部(図示せず)に表示させ、例えば構内にいる利用者の安否を確認することができる。
以上のように上記実施例1では、安否確認サーバ105と、データマスタサーバ106と、クライアントコンピュータ107と構内PHSシステム100の中央制御装置101との間が、一般の通信ネットワーク108とは別に、構内PHSシステム100の専用回線となるLAN104により接続され、安否確認サーバ105において、クライアントコンピュータ107からの安否確認の起動要求受信時に、安否確認メールを生成し、この安否確認メールを予め登録されている対象エリア内、つまり構内PHSシステム100内に位置する利用者の無線端末1031〜103nへLAN104を介して送信する。そして、利用者の無線端末1031〜103nからLAN104を介して返送される返信メールの受信状況に応じて安否確認結果情報を生成し、データマスタサーバ106に格納する。従って、一般回線となる通信ネットワーク108に左右されることなく、速やかに安否の確認を行うことができる。
また、上記実施例1によれば、電源OFF状態や圏外に位置する等のメール通知が行えなかった無線端末1034、1035にも再度、メール通知を行うことで安否確認のメールが届かない状態を低減させることができる。
実施例2は、例えば無線端末1036の保持者が安否応答できない時等、固定電話機等の別の手段を用いて安否確認ができた場合、無線端末1036の保持者の代わりにWEB画面より代理で安否応答を行うことができるようにしたものである。
安否確認サーバ105では、データマスタサーバ106に蓄積された安否確認結果情報をもとに未応答の安否確認対象者のリストが作成され、クライアントコンピュータ107から当該リストの閲覧要求が到来すると上記リストがダウンロードされる。図4にその一例を示す。そして、この状態でクライアントコンピュータ107において、安否確認の代理応答を行うオペレータが無線端末1036の保持者「ユーザID:1000000」を選択指定し、代理応答選択領域400の「安全」を選択指定したとする。
すると、クライアントコンピュータ107は、要求元の無線端末1036の識別情報(PHS番号)及びユーザIDを含む安否確認応答情報をLAN104を介して安否確認サーバ105へ送信する。
安否確認サーバ105の安否確認受信プログラム1053cは、クライアントコンピュータ107から送られる安否確認応答情報を受信する。
以上のように上記実施例2では、無線端末1036の利用者が安否応答できない時等、別の手段を用いて安否確認ができた場合、無線端末1036の利用者の代わりにクライアントコンピュータ107のオペレータがWEB画面より代理で安否応答を行うことができ、速やかに安否応答の集計ができる。
実施例3は、安否確認を接点入力600により起動できるようにしたものである。
図6は、本発明の実施例3に係わる安否確認サービス機能を備えた通信システムの概略構成図である。図6において、上記図1と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
上記LAN104には、安否確認起動要求発生部として接点入力600が接続される。この接点入力600には、押ボタン601や地震計602等が接続される。
次に、実施例3のように構成された安否確認サーバ105の動作を説明する。
まず、安否確認の起動は次のように行われる。すなわち、災害発生時に、接点入力600の近くにいるオペレータが押ボタン601を押下するか、地震計602が例えば「震度3」を計測した時点で、接点入力600から安否確認サーバ105へ安否確認起動要求が送信される。
安否確認サーバ105は、接点入力600から安否確認起動要求を受信すると、利用者情報データベース1055から安否確認対象エリアに存在する利用者を選択する。そして、安否確認サーバ105は、安否確認メールを生成しLAN104を介して安否確認対象の利用者に対し一斉に送信する。
安否確認サーバ105は、返信メールの到来を監視しており、返信メールを受信すると、返信メールの内容をもとに返信した利用者を特定する。そして、当該利用者についての安否確認結果情報を作成し、この安否確認結果情報をデータマスタサーバ106に格納する。
一方、返信メールが到来しない利用者について、安否確認サーバ105は一斉メール通知から例えば「300秒」経過しているか否かを監視しており、経過した場合には、送信回数が「3」になるか否かを監視する。
ここで、送信回数が「3」にならなければ、安否確認サーバ105は未応答の例えば無線端末1033、1034へ安否確認メールをLAN104を介して送信する。そして、安否確認サーバ105は、返信メールの到来を監視しており、返信メールが到来しない利用者について、安否確認サーバ105は2度目のメール通知から「120秒」経過しているか否かを監視し、経過した場合には、送信回数が「3」になるまで、安否確認メールの送信を繰り返し実行する。
そして、送信回数が「3」になった時点で、安否確認サーバ105は電源OFF、圏外にいる等通知未達の安否確認対象の例えば無線端末1037〜103nへ安否確認メールを送信する。
以上のように上記実施例3によれば、上記実施例1と同様の作用効果が得られ、例えばクライアントコンピュータ107のオペレータが不在の時であっても、接点入力600の近くにいるオペレータにより安否確認を起動できる。また、地震計602を用いることにより、災害時には自動的に安否確認を起動できる。
実施例4は、安否確認を無線端末1031〜103n、安否確認起動要求発生部としての固定電話機700等からの音声ガイダンスにより起動するものである。
図7は、本発明の実施例4に係わる安否確認サービス機能を備えた通信システムの概略構成図である。図7において、上記図1と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
構内PHSシステム100の中央制御装置101には、固定電話機700が接続される。一方、安否確認サーバ105には、音声ボード1057が備えられる。音声ボード1057は、安否確認を起動する時に、所定の音声ガイダンスを生成して例えばLAN104を介して発呼電話端末である固定電話機700または無線端末1031〜103nへ通知するものである。
次に、実施例4のように構成された安否確認サーバ105の動作を説明する。図8は音声により安否確認を起動する際の安否確認サーバ105の制御手順と制御内容を示すフローチャートである。
固定電話機700の利用者が、特番をダイヤルして安否確認サーバ105にアクセスしたとする。すると、安否確認サーバ105は、音声ボード1057により「XXエリア安否確認ダイヤルです。パスワードを入力してください。中止する場合は電話をお切りください。」という音声ガイダンスを発生し、この音声ガイダンスを固定電話機700に送出する(ステップST8a)。
固定電話機700の利用者は、この音声ガイダンスに従いパスワードを固定電話機700のテンキーにより入力したとする。そうすると、パスワードを表すDTMF信号は、安否確認サーバ105に送出される。
安否確認サーバ105は、ステップST8bからステップST8cに移行して、入力されたパスワードが音声ボード1057に記憶されるパスワードと一致するか否かを判定する。ここで、不一致の場合(No)、安否確認サーバ105は、音声ボード1057により「パスワード不一致です。」という音声ガイダンスを発生し、この音声ガイダンスを固定電話機700に送出する(ステップST8d)。
一方、一致した場合(Yes)、安否確認サーバ105は、音声ボード1057により「安否確認を起動する事象を選択してください。地震発生の場合は1を……安否確認訓練の場合は6を入力してください。中止する場合は電話をお切りください。」という音声ガイダンスを発生し、この音声ガイダンスを固定電話機700に送出する(ステップST8e)。
固定電話機700の利用者は、この音声ガイダンスに従い事象を固定電話機700のテンキーにより入力したとする。そうすると、事象を表すDTMF信号は、安否確認サーバ105に送出される。
安否確認サーバ105は、ステップST8fからステップST8gに移行して、入力値が音声ボード1057に記憶される入力値と一致するか否かを判定する。ここで、入力値が正常でない場合(No)、安否確認サーバ105は、音声ボード1057により「入力エラーです。」という音声ガイダンスを発生し、この音声ガイダンスを固定電話機700に送出する(ステップST8h)。
一方、入力値が正常である場合(Yes)、安否確認サーバ105は、音声ボード1057により「YYの安否確認を起動します。よろしければ1を別の安否を起動する場合は9を入力して下さい。中止する場合は電話をお切りください。」という音声ガイダンスを発生し、この音声ガイダンスを固定電話機700に送出する(ステップST8i)。
固定電話機700の利用者は、この音声ガイダンスに従い固定電話機700のテンキーにより「9」を入力したとする。そうすると、「9」を表すDTMF信号は、安否確認サーバ105に送出される。
すると、安否確認サーバ105は、ステップST8jからステップST8eに移行する。一方、固定電話機700の利用者は、上記音声ガイダンスに従い固定電話機700のテンキーにより「1」、「9」以外のキーを入力したとする。そうすると、キーを表すDTMF信号は、安否確認サーバ105に送出される。安否確認サーバ105は、ステップST8jからステップST8kに移行して、「入力エラーです」という音声ガイダンスを発生し、この音声ガイダンスを固定電話機700に送出する。
さらに、固定電話機700の利用者は、上記音声ガイダンスに従い固定電話機700のテンキーにより「1」を入力したとする。そうすると、「1」を表すDTMF信号は、安否確認サーバ105に送出される。安否確認サーバ105は、同一安否起動中であるか否かを監視しており(ステップST8l)、同一安否起動中でない場合(No)、音声ボード1057により「安否確認の起動を受け付けました。電話をお切りください。」という音声ガイダンスを発生し、この音声ガイダンスを固定電話機700に送出する。
一方、同一安否起動中である場合(Yes)、安否確認サーバ105は、音声ボード1057により「同一の安否確認が起動中です。電話をお切りください。」という音声ガイダンスを発生し、この音声ガイダンスを固定電話機700に送出する。
なお、固定電話機700以外にも、無線端末1031〜103nで同様に実施できる。
安否確認サーバ105は、利用者情報データベース1055から安否確認対象エリアに存在する利用者を選択する。そして、安否確認サーバ105は、安否確認メールを生成しLAN104を介して安否確認対象の利用者に対し一斉に送信する。
安否確認サーバ105は、返信メールの到来を監視しており、返信メールを受信すると、返信メールの内容をもとに返信した利用者を特定する。そして、当該利用者についての安否確認結果情報を作成し、この安否確認結果情報をデータマスタサーバ106に格納する。
一方、返信メールが到来しない利用者について、安否確認サーバ105は一斉メール通知から例えば「300秒」経過しているか否かを監視しており、経過した場合には、送信回数が「3」になるか否かを監視する。
ここで、送信回数が「3」にならなければ、安否確認サーバ105は未応答の例えば無線端末1033、1034へ安否確認メールをLAN104を介して送信する。そして、安否確認サーバ105は、返信メールの到来を監視しており、返信メールが到来しない利用者について、安否確認サーバ105は2度目のメール通知から「120秒」経過しているか否かを監視し、経過した場合には、送信回数が「3」になるまで、安否確認メールの送信を繰り返し実行する。
そして、送信回数が「3」になった時点で、安否確認サーバ105は電源OFF、圏外にいる等通知未達の安否確認対象の例えば無線端末1037〜103nへ安否確認メールを送信する。
以上のように実施例4によれば、上記実施例1と同様の作用効果が得られ、例えばクライアントコンピュータ107のオペレータが不在の時であっても、固定電話機700または無線端末1031〜103nの利用者により音声ガイダンスに従った簡単なキー操作により安否確認を起動できる。
実施例5は、入退管理情報と連動させ、安否確認を行えるようにしたものである。
図9は安否確認サーバ105の制御手順と制御内容を示すフローチャート、図10は利用者の入域または退域を管理するためのクライアントコンピュータ107のWEB画面である。
まず、クライアントコンピュータ107のオペレータが他の管理サーバ(図示せず)から図10に示す入退状態表示画面をダウンロードする。入退状態表示画面において、入退の状態表示領域1000には、例えば無線端末1037を保持する利用者(ユーザID:2000000)が出社するときに構内PHSシステム100の管理システム(図示せず)に社員証カードをかざすことで「入域」となる。また、例えば無線端末1039を保持する利用者(ユーザID:2002001)が退社するときに構内PHSシステム100の管理システム(図示せず)に社員証カードをかざすことで「退域」となる。
また、クライアントコンピュータ107のオペレータは、安否確認の設定画面において「一斉メール通知から2度目のメール通知を送信するまでの間隔」300を「300秒」に設定し、「未応答を対象にしたPHSへの送信回数」301を「3回」に設定し、「未応答を対象にしたPHSへの送信間隔」302を「120秒」に設定し、「メール通知が届かなかったPHSへの送信回数」303を「3回」に設定し、「メール通知が届かなかったPHSへの送信間隔」304を「600秒」に設定し、安否確認サーバ105へ送信するとともに、入退状態表示画面を安否確認サーバ105へ送信する。
安否確認サーバ105は、クライアントコンピュータ107から入退状態表示画面が送られると、入退状態情報を利用者情報データベース1055に格納する。
続いて、クライアントコンピュータ107のオペレータが安否確認サーバ105から安否確認の起動画面をダウンロードし、災害情報500を入力し、「安否確認起動」501をクリックすると、安否確認サーバ105へ安否確認起動要求を送信する。
安否確認サーバ105は、クライアントコンピュータ107から安否確認起動要求を受信すると(ステップST9a)、安否確認対象エリアを特定し、利用者情報データベース1055から当該安否確認対象エリアに存在する利用者を選択する。そして、安否確認サーバ105は、安否確認メールを生成しLAN104を介して安否確認対象の利用者に対し一斉に送信する(ステップST9b)。
この安否確認メールには安否確認サーバ105のURLが含まれており、利用者がクリック操作によりこのURLに対しアクセスすると、返信メール作成画面が表示される。この返信メール作成画面には既に題名及び宛先アドレスが記載されており、利用者がこの返信メール作成画面中の「安全」、「軽傷」、「重傷」のいずれかを選択し、送信ボタンをクリックすると、返信メールが自動送信されるように構成されている。
安否確認サーバ105は、ステップST9cにおいて、返信メールの到来を監視しており、返信メールを受信すると(Yes)、返信メールの内容をもとに返信した利用者を特定する。そして、当該利用者についての安否確認結果情報を作成し、この安否確認結果情報をデータマスタサーバ106に格納する(ステップST9d)。
一方、ステップST9cにおいて、返信メールが到来しない利用者について(No)、安否確認サーバ105は一斉メール通知から「300秒」経過しているか否かを監視しており、経過していない場合には(No)、上記ステップST9cに移行し、経過した場合には(Yes)、送信回数が「3」になるか否かを監視する(ステップST9f)。
ここで、送信回数が「3」にならなければ(No)、安否確認サーバ105は入域している未応答の例えば無線端末1033、1034、1035を選択し、無線端末1033、1034、1035へ安否確認メールをLAN104を介して送信する(ステップST9g)。この無線端末1033、1034、1035の選択は、利用者情報データベース1055に記憶されている入退状態情報をもとに行われる。
そして、安否確認サーバ105は、ステップST9hにおいて、返信メールの到来を監視しており、返信メールを受信すると(Yes)、上記ステップST9dの処理に移行する。
一方、ステップST9hにおいて、返信メールが到来しない利用者について(No)、安否確認サーバ105は2度目のメール通知から「120秒」経過しているか否かを監視しており(ステップST9i)、経過していない場合には(No)、上記ステップST9hに移行し、経過した場合には(Yes)、上記ステップST9fに移行して送信回数が「3」になるまで、上記ステップST9f乃至ST9iの処理を繰り返し実行する。
そして、上記ステップST9fに移行して送信回数が「3」になった時点で(Yes)、安否確認サーバ105は電源OFF、圏外にいる等通知未達の安否確認対象の例えば無線端末1037〜103nについて送信回数が「3」になるか否かを監視する(ステップST2j)。ここで、まだ安否確認メールを送信していないので、ステップST9kに進み、安否対象エリアに入域している通知未達の全安否確認対象の無線端末1037〜103nへ安否確認メールを送信する(ステップST9k)。
安否確認サーバ105は、ステップST9lにおいて、返信メールの到来を監視しており、返信メールを受信すると(Yes)、上記ステップST9dの処理に移行する。一方、ステップST9lにおいて、返信メールが到来しない利用者について(No)、安否確認サーバ105は一斉メール通知から「600秒」経過しているか否かを監視しており(ステップST9m)、経過していない場合には(No)、上記ステップST9lに移行し、経過した場合には(Yes)、ステップST9jに移行して送信回数が「3」になるか否かを監視する。
ここで、送信回数が「3」にならなければ(No)、安否確認サーバ105は上記ステップST9j乃至ステップST9mの処理を繰り返し実行する。一方、送信回数が「3」になった時点で(Yes)、安否確認サーバ105は、ステップST9nにおいて、返信メールの到来を監視しており、返信メールを受信すると(Yes)、上記ステップST9dの処理に移行する。一方、ステップST9nにおいて、返信メールが到来しない利用者について(No)、安否確認サーバ105は一斉メール通知から「600秒」経過しているか否かもしくは安否確認対象エリア内に利用者が位置しているか否かを監視しており(ステップST9o)、経過していない場合には(No)、上記ステップST9nに移行し、経過した場合もしくは安否確認対象エリア内に利用者が位置していない場合には(Yes)、安否確認を終了する。
以上のように上記実施例5によれば、入退管理情報と連動させ、一斉メール通知後、応答のない無線端末及びメール通知が届かなかった無線端末を対象に入域している無線端末の保持者のみメール通知することで、効率よく安否確認が行うことができる。また、入域/退域の状態を表示することで構内に無線端末の保持者が入域しているかどうかの判断も行える。
実施例6は、位置表示情報と連動させて、安否確認を行うものである。
上記安否確認サーバ105の利用者情報データベース1055には、利用者の現在位置を表す位置情報も記憶される。この位置情報は、例えば利用者が所持する無線端末1031〜103nの位置登録情報(基地局102の識別情報または基地局102の所在地を表す緯度経度情報)を通信ネットワーク108の交換機から取得することにより記憶され、定期的に更新される。なお、無線端末1031〜103nがGPS(Global Positioning System)受信機を備えている場合には、このGPS受信機の受信データをもとに算出された無線端末1031〜103nの緯度経度情報を定期的に取得して位置情報として記憶するようにしてもよい。
次に、実施例6における安否確認サーバ105の動作について説明する。
まず、安否確認に関する設定は次のように行われる。すなわち、災害発生時に、クライアントコンピュータ107のオペレータが安否確認サーバ105から安否確認に関する設定画面をダウンロードし、この設定画面において「一斉メール通知から2度目のメール通知を送信するまでの間隔」300を「300秒」に設定し、「未応答を対象にしたPHSへの送信回数」301を「3回」に設定し、「未応答を対象にしたPHSへの送信間隔」302を「120秒」に設定し、「メール通知が届かなかったPHSへの送信回数」303を「3回」に設定し、「メール通知が届かなかったPHSへの送信間隔」304を「600秒」に設定し、安否確認サーバ105へ送信する。
続いて、クライアントコンピュータ107のオペレータが安否確認サーバ105から安否確認の起動画面をダウンロードし、災害情報500を入力し、「安否確認起動」501をクリックすると、安否確認サーバ105へ安否確認起動要求を送信する。
安否確認サーバ105は、利用者情報データベース1055から安否確認対象エリアに存在する利用者を選択する。そして、安否確認サーバ105は、安否確認メールを生成しLAN104を介して安否確認対象の利用者に対し一斉に送信する。
安否確認サーバ105は、返信メールの到来を監視しており、返信メールを受信すると、返信メールの内容をもとに返信した利用者を特定する。そして、当該利用者についての安否確認結果情報を作成し、この安否確認結果情報をデータマスタサーバ106に格納する。
一方、返信メールが到来しない利用者について、安否確認サーバ105は一斉メール通知から例えば「300秒」経過しているか否かを監視しており、経過した場合には、送信回数が「3」になるか否かを監視する。
ここで、送信回数が「3」にならなければ、安否確認サーバ105は未応答の例えば無線端末1033、1034へ安否確認メールをLAN104を介して送信する。そして、安否確認サーバ105は、返信メールの到来を監視しており、返信メールが到来しない利用者について、安否確認サーバ105は2度目のメール通知から「120秒」経過しているか否かを監視し、経過した場合には、送信回数が「3」になるまで、安否確認メールの送信を繰り返し実行する。
そして、送信回数が「3」になった時点で、安否確認サーバ105は電源OFF、圏外にいる等通知未達の安否確認対象の例えば無線端末1037〜103nへ安否確認メールを送信する。
安否確認起動終了後に、クライアントコンピュータ107のオペレータは、データマスタサーバ106に蓄積された各無線端末1031〜103nの安否確認結果をダウンロードして表示部(図示せず)に図11に示す未応答者の位置表示画面を表示させる。
この位置表示画面の位置表示領域1100は、例えば無線端末1031を保持する利用者(ユーザID:3000000)が例えば構内の「会議室1」に位置することを示し、例えば無線端末1036を保持する利用者(ユーザID:3000201)が例えば構内の「企画部」に位置することを示し、例えば無線端末1037を保持する利用者(ユーザID:3004001)が例えば構内の「製造現場1」に位置することを示している。
これにより、クライアントコンピュータ107のオペレータは、構内にいる未応答者の安否に加えて未応答者の位置を確認することができ、これにより未応答者についての救済対策を適切かつ迅速に講じることができる。
以上のように実施例6によれば、位置表示情報と連動させて、安否確認を行うことで、安否確認の応答を返さない無線端末1031、1036の利用者の位置を表示することができ、これにより未応答者についての救済対策を適切かつ迅速に講じることができる。
(その他の実施例)
その他、利用者が使用する無線端末の種類とその構成、安否確認サーバの構成、専用回線の種類、利用者管理制御プログラム、安否確認送信プログラム、安否確認受信プログラム、安否確認制御プログラム、安否確認情報閲覧制御プログラムの手順と内容についても、本発明を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
100…構内PHSシステム、101…中央制御装置、102…基地局、105…安否確認サーバ、106…データマスタサーバ、107…クライアントコンピュータ、108…通信ネットワーク、400…代理応答選択領域、500…災害情報、600…接点入力、601…押ボタン、602…地震計、700…固定電話機、1000…状態表示領域、1031〜103n…無線端末、1051…CPU、1052…バス、1053…プログラムメモリ、1053a…利用者管理制御プログラム、1053b…安否確認送信プログラム、1053c…安否確認受信プログラム、1053d…安否確認制御プログラム、1053e…安否確認情報閲覧制御プログラム、1054…災害情報データベース、1055…利用者情報データベース、1056…通信インタフェース部、1057…音声ボード、
1100…位置表示領域。

Claims (3)

  1. 無線エリアを構成する無線エリア構成部に対し無線回線を介して接続される少なくとも1つの無線端末と、前記無線エリア構成部に対し通信回線を介して接続されるサーバ装置との間で安否確認に係わる情報を伝送する安否確認システムにおいて、
    前記通信回線とは別に、前記サーバ装置と前記無線エリア構成部との間を接続する専用回線と、
    前記専用回線または前記無線エリア構成部に接続され、前記安否確認の起動要求を発生する安否確認起動要求発生部とを備え、
    前記サーバ装置は、
    前記無線端末の識別情報を少なくとも記憶する記憶手段と、
    前記安否確認の起動要求の受信時に、前記記憶手段に記憶される前記無線端末の利用者の応答を求める安否確認メールを生成し、この生成された安否確認メールを前記専用回線を介して前記無線端末に向け送信する送信手段と、
    前記専用回線を介して前記安否確認メールに対する返信メールを受信する受信手段と、
    前記返信メールの到来の有無に応じて、該当する利用者に係わる安否確認結果情報を生成する制御手段と、
    を備えることを特徴とする安否確認システム。
  2. 前記制御手段は、前記受信手段により前記記憶手段に記憶される無線端末からの返信メールが指定時間以内に受信されるか否かを判断し、受信されない場合に、前記送信手段に該当する無線端末に対する前記安否確認メールの再送を実行させることを特徴とする請求項1に記載の安否確認システム。
  3. 前記専用回線に接続され、前記無線端末の利用者から前記安否確認の応答要求を受け付けて代理で前記安否確認に対し応答可能なクライアントコンピュータ装置を備え、
    前記サーバ装置の受信手段は、前記クライアントコンピュータ装置から要求元の無線端末の識別情報を含む安否確認応答情報を前記専用回線を介して受信することを特徴とする請求項1に記載の安否確認システム。
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