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JP2016152119A - 電気コネクタとフレキシブル基板との組立体 - Google Patents

電気コネクタとフレキシブル基板との組立体 Download PDF

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JP2016152119A JP2015028725A JP2015028725A JP2016152119A JP 2016152119 A JP2016152119 A JP 2016152119A JP 2015028725 A JP2015028725 A JP 2015028725A JP 2015028725 A JP2015028725 A JP 2015028725A JP 2016152119 A JP2016152119 A JP 2016152119A
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Abstract

【課題】フレキシブル基板をコネクタへ押入する時、フレキシブル基板のパッドそして配線部を削ることのないフレキシブル基板とコネクタとの組立体を提供することを課題とする。【解決手段】端子は、接触部21Aがフレキシブル基板の幅方向に配列された第一端子20と第二端子30を有し、第一端子20の接触部21Aと第二端子30の接触部31Aが千鳥状をなして配置されており、第一端子20の接触部21Aの幅は、第一パッド41の幅より小さく設定されており、第二端子30の接触部31Aの幅は、第二パッド42の幅より小さく、且つ、第二前方配線部42Aの幅より大きく設定され、さらに、第二前方配線部42Aと第一パッド41との間隔よりも大きく設定されていて、フレキシブル基板の最大幅方向ずれは、第二パッド42上に位置する第二端子30の接触部31Aが第二パッド42の隣接する第一パッド41の第一後方配線部41Bから離れて位置する。【選択図】図6

Description

本発明は、電気コネクタのフレキシブル基板用の収容空間へ、端子に設けられた接触部の接圧に抗してフレキシブル基板を押入し、該フレキブル基板が端子に接続及び保持されるNon−ZIF(Non - Zero Insertion Force)形式の電気コネクタとフレキシブル基板との組立体に関する。
この種の電気コネクタそしてフレキシブル基板は、特許文献1でその第3実施形態に開示されている。この特許文献1のコネクタは、ハウジングの後端面に開口し前方に向け奥部に至るスリット状の空間がハウジングに形成されていて、該空間へフレキシブル基板(FPC)が挿入(押入)されるようになっている。上記空間を形成するハウジングの上内面には上端子がそして下内面には下端子がハウジングにより保持されていて、両面配線フレキシブル基板との接続へも適用可能としている。
使用に際しては、フレキシブル基板が上下の両端子との接触圧を伴った状態でフレキシブル基板の先端縁から両端子間へ挿入(押入)されるので、特許文献1では、フレキシブル基板の先端縁に設けられためっきリードを傷めないように、両端子ともに入口をR形状に形成して、フレキシブル基板の導入を円滑にしている。特許文献1では、両面配線フレキシブル基板については図示そして説明がないが、片面配線フレキシブル基板が特許文献1の図4に示されている。このフレキシブル基板はその一方の面に端子と接触するめっき部分(パッド)を設けていて、該パッドは、フレキシブル基板の先端縁に至近した位置に配列されたパッド列と、その後方に配列されたパッド列とを有している。両パッド列の各パッドはパッド配列方向で交互に位置している。したがって、このフレキシブル基板が接続されるコネクタは、このフレキシブル基板の一方の面で、各パッドに接触する端子が両パッド列に対応して二列に配置する形式のものとなる。
このような二列の端子を有するコネクタを特許文献1の第3実施形態の形式とすると、フレキシブル基板の一方の面の両パッド列に接触するための上端子が両パッドに対応して二列に設けられている必要がある。この場合でも、二列の上端子が入口をR形状としてパッドにつながるめっきリードを傷めないようにすることが考えられる。また、その際には、下端子がフレキシブル基板を下方から圧してフレキシブル基板と上端子の間に接触圧をもたらす押圧部材として機能することとなる。
特開2008−010308
特許文献1のコネクタの上端子を二列に配し押圧部材としての下端子でフレキシブル基板を圧する構造とし、これに特許文献1の図4に開示されているフレキシブル基板を接続しようとする場合、上端子の入口をR形状としても、その機能を発揮するのは、フレキシブル基板がパッドの配列方向たる幅方向において上端子に対し正規位置で押入されたときであり、上端子に対し上記幅方向で正規位置からずれて押入されるときには、上端子が上記幅方向でめっきリードからはみ出して位置し、その結果、フレキシブル基板の押入過程で、上端子はめっきリード上からフレキシブル基板の母材面に脱落してめっきリードの側縁部を削ってしまう、あるいは、母材面を削ってしまう削り現象を発生する可能性がある。この削り現象はフレキシブル基板の押入開始から完了時まで続いて生じ、フレキシブル基板の押入距離にわたりリード側縁部を、あるいは母材面を削ることとなり、接触不良の原因となる。
本発明は、このような削り現象が生じない電気コネクタとフレキシブル基板との組立体を提供することを課題とする。
本発明に係る電気コネクタとフレキシブル基板との組立体は、フレキシブル基板が接続される電気コネクタが該フレキシブル基板を収容する収容空間を有し、端子が上記収容空間内配置され、フレキシブル基板と弾性接触する接触部を有し、上記収容空間へ、フレキシブル基板の前部に形成された接続域が所定位置まで前方へ端子の接触部との接圧に抗して押入されて弾性接触及び保持される。
かかる電気コネクタとフレキシブル基板との組立体において、本発明では、コネクタの端子は、接触部がフレキシブル基板の幅方向に配列された第一端子と、該第一端子よりもフレキシブル基板の押入方向後方で上記幅方向に配列された第二端子を有し、第一端子と第二端子が千鳥状をなすように上記幅方向で交互に配置されており、フレキシブル基板は、上記所定位置にまで押入されたとき、第一端子と第二端子の各接触部とそれぞれ接触する第一パッドと第二パッドが配列して設けられており、隣接する第一パッドと第二パッドは幅方向で重複して位置しており、第一パッドには該第一パッドより幅狭で後方に向け延びる第一後方配線部そして第二パッドには該第二パッドより幅狭で前後に延びる第二前方配線部と第二後方配線部がそれぞれ導通しており、第一後方配線部は上記幅方向で第二パッドと隣接する部分を有し、第二前方配線部は上記幅方向で第一パッドに隣接するように位置しており、第一端子の接触部の幅は、第一パッドの幅より小さく設定されており、第二端子の接触部の幅は、第二パッドの幅より小さく、且つ、第二前方配線部の幅より大きく設定され、さらに、第二前方配線部と第一パッドとの間隔よりも大きく設定されていて、フレキシブル基板の端子に対しての最大幅方向ずれは、上記第二パッド上に位置する第二端子の接触部が該第二パッドの隣接する第一パッドの第一後方配線部から離れて位置することを特徴としている。
このような構成の本発明によると、フレキシブル基板は、コネクタへの押入の当初から端子の接触部との接圧を受け、この接圧に抗して所定位置まで押入され、その押入過程での状況は、次の通りである。
<幅方向で正規位置の場合>
フレキシブル基板がその幅方向で端子に対して正規位置でコネクタへ押入される場合、コネクタの第一端子は第一パッドに対し、そして第二端子は第二パッドに対し、いずれも幅方向中央位置同士が一致して位置している。したがって、フレキシブル基板の押入が開始されると、フレキシブル基板の前端縁は、先ず第二端子の接触部と接圧をもって押入され、第二パッドにつながる第二前方配線部が上記接圧に抗して上記第二端子の接触部の位置を通過して、フレキシブル基板が所定位置まで押入されると、第二パッドが上記第二端子の接触部の位置へ到達する。フレキシブル基板が幅方向で端子に対して正規位置にあるのでフレキシブル基板の押入開始時から所定位置への押入完了まで、第二端子の接触部は、対応の第二前方配線部を経て第二パッドに接触して移動し、幅方向で隣接する第一パッドに接触することはない。
一方、上記第二端子の接触部よりも前方、すなわちフレキシブル基板の押入方向奥側に位置している第一端子の接触部は、押入方向での第二端子と第一端子の接触部同士間距離だけフレキシブル基板の押入が進んだ時点で、フレキシブル基板の前端縁を越えて第一パッド上に位置するようになる。その際、第一端子の接触部は、幅方向で、上記第一パッドに隣接する第二前方配線部と接触することはない。
<幅方向でずれて位置している場合>
フレキシブル基板がその幅方向で正規位置からずれコネクタへ押入される場合、最初にフレキシブル基板の前端縁と接圧をもつ第二端子の接触部は、このずれが大きいと、フレキシブル基板の押入開始時に、第二パッドから前方へ延びる第二前方配線部とこれに隣接する第一パッドとの両方にまたがる。すなわち、第二端子の接触部の幅は、第二前方配線部の幅よりも大きく、かつ第二前方配線部と第一パッドとの間隔より大きいので、上記幅方向ずれのもとでは、上記第二端子の接触部は該第二前方配線部から幅方向にはみ出し第二前方配線部と第一パッドにまたがるようになるのである。上記ずれがさらに大きい最大幅方向ずれ(許容最大値)のもとでは上記第二端子の接触部は該第二前方配線部から幅方向にはみ出し、第二前方配線部に隣接する第一パッド上に位置するようになる。したがって、第二端子の接触部は、該接触部の両側端部が上記押入過程で上記第二前方配線部及び第一パッド、又は隣接する第一パッドにより支持されるので、脱落してフレキシブル基板の母材面上に接するということはない。
さらにフレキシブル基板の押入が進行すると、第二端子の接触部は第二前方配線部から第二パッドへ移行する。第二パッドは第二端子の接触部に対して十分なる幅を有しているので、端子に対するフレキシブル基板の幅方向でのずれが上記最大幅方向ずれのもとでも、第二端子の接触部は上記第二パッドから幅方向で多少はみ出すことがあっても、十分な幅で第二パッドと接触して安定した姿勢で第二パッド上に位置する。このとき、第二端子の接触部は、第一パッドから後方に延びる第一後方配線部とは離間している。
次に、上記ずれが小さい場合には、第二端子の接触部は、第二パッドから延びる第二前方配線部上にあって該第二前方配線部に対して幅方向にずれていても隣接する第一パッド上には位置していない。この状態では、第二端子の接触部は第二前方配線部で安定する姿勢となるのに十分な幅をもって第二前方配線部上にあり、フレキシブル基板の押入の進行に伴い、第二パッド上に移行する。
一方、第二端子よりも遅れてフレキシブル基板の前端縁が押入される第一端子は、上記ずれの大小にかかわらず、当初から第一パッドのみに接するようにして第一パッド上へ位置する。かくして、第一端子そして第二端子のそれぞれの接触部は安定した姿勢で対応する第一パッドそして第二パッドへ移行するようになり、押入過程で、フレキシブル基板の第一パッド以降の狭い幅で露出している母材面上へは脱落することがなく、削り現象を生ずることがない。
本発明において、第二端子の接触部はパッド面と接触可能な接触面の両縁に破断面を避けて形成された曲面あるいは斜面を有し、フレキシブル基板が最大幅方向ずれのもとで、押入方向で第一パッドの位置にあるときに、第二端子の接触部は第二前方配線部と第一パッドにまたがって位置することを可能としている形態としてもよい。この場合、上記曲面あるいは斜面が、第二前方配線部と第一パッドにまたがって位置する。第二端子が上記曲面あるいは斜面を有する場合、第二端子の接触部は、第二前方配線部と第一パッドにまたがって位置しているときに、フレキシブル基板の母材面に対し非接触であることが好ましい。この状態では、第二端子の接触部は、フレキシブル基板の押入過程で、第一パッド以降のフレキシブル基板の母材面を損傷させることがなくなる。
本発明において、第一パッドの前方に第一前方配線部が設けられており、第二前方配線部と同じ幅で形成されているようにすることができる。この場合は、第一端子の接触部は上記第一前方配線部を経て第一パッドへ移行する。第一前方配線部は、各第一パッドに対して単一線として形成されることも、複数形成されているようにすることもできる。複数形成される場合、上記端子のずれが大きくともフレキシブル基板の前端縁にて、いずれかの第一前方配線部と第二前方配線部にまたがって接触する可能性がきわめて大きくなる。
本発明において、第一端子と第二端子の少なくとも一方は、フレキシブル基板をパッドが形成された表面側に位置する接触腕と裏面側に位置する押圧腕とを有し、接触腕と押圧腕の少なくとも一方が弾性腕として形成されているようにすることができる。
さらに、本発明では、ハウジングは、フレキシブル基板の最大幅方向ずれを定める幅方向規制部が設けられていることが好ましい。
本発明において、第一パッドに導通する第一後方配線部と第二パッドに導通する第二後方配線部は、第二パッドよりも後方で同じ幅であるとともに、第二パッドよりも狭く、前後方向で第二パッドの範囲における第一後方配線部よりも広いようにすることができる。
本発明は、以上のように、第一端子と第二端子の両端子とも、フレキシブル基板が幅方向で端子に対してずれて位置していても、その所定位置までの押入過程において、パッドと配線部にまたがっていて安定姿勢をとっているか、あるいは配線部に対して十分な幅で接して位置していて安定姿勢をとるようにしたので、上記押入過程において、パッドや配線部から脱落したりあるいは傾斜したりすることがなく、削り現象を生ずることがなくなる。
本発明の一実施形態としての電気コネクタとフレキシブル基板との組立体を示す部分破断斜視図であり、(A)は第一端子の位置での断面、(B)は第二端子の位置で破断されている。 端子を示す斜視図であり、(A)は第一端子、(B)は第二端子を示している。 フレキシブル基板の接続部を含む前部を示す斜視図である。 フレキシブル基板をコネクタへ押入する過程を示す斜視図で、(A)は押入開始時、(B)は押入途中、(C)は押入完了時を示している。 フレキシブル基板が幅方向で正規位置にあって、フレキシブル基板の押入過程でのパッドと端子の接触部との位置関係を平面図として簡略的に示し、(A)が押入開始時、(B),(C)が押入途中、(D)が押入完了時である。 フレキシブル基板が幅方向でずれて位置している場合であって、フレキシブル基板の押入過程でのパッドと端子の接触部との位置関係を平面図として簡略的に示し、(A)が押入開始時、(B),(B'),(C)が押入途中、(D)が押入完了時である。 第二端子の接触部における側方縁部の形状についての変形例であり、(A)〜(B)はパッドに対しての異なる接触状態を示している。 フレキシブル基板についての変形例を示す部分平面図である。
以下、添付図面にもとづき、本発明の実施の形態を説明する。
図1(A),(B)は、本実施形態における電気コネクタ10とフレキシブル基板40とを、該フレキシブル基板40が電気コネクタ10に接続された状態で示す断面斜視図である。電気コネクタ10は、ハウジング11により第一端子20と第二端子30の二種の端子が交互に位置するよう配列されており、図1(A)は第一端子20の位置で、そして図1(B)は第二端子30の位置での断面として示している。
ハウジング11は、電気絶縁材料で作られていてハウジング本体12と開閉可能な蓋状の可動部材13とを有し、フレキシブル基板40の前部(図1(A)にて右部)に形成された接続域の部分が前方へ向け押入されるための収容空間14が、上記ハウジング本体12と閉位置における可動部材13との間に、後方に開口して形成されている。
ハウジング本体12は、図1(A)に見られるように、後端側で第一端子20の後部を、そして前端側で第二端子30の前部をそれぞれハウジング本体12との一体モールド成形により保持している。第一端子20と第二端子30については、後に詳述する。上記ハウジング本体12は、図1(A),(B)に見られるように、端子配列方向で第一端子20と第二端子30の間には前後方向の中間部分で、上下に貫通したスリット状の窓部12Aが形成されている。
ハウジング本体12には、その幅方向(端子配列方向)の両端に側壁15が設けられている。該側壁15は、後部にフレキシブル基板40に対する上方規制部16、そのすぐ前方の中間部に可動部材13の回動軸を回転支持する軸支部17が設けられている。また、該軸支部17よりも前方となる前部には、上記側壁15の内側面と間隔をもった位置に、ハウジング本体12の底壁から垂立してフレキシブル基板40の幅方向位置を規制する幅方向規制部18が設けられている。
上記幅方向規制部18は、フレキシブル基板40がコネクタ10に所定位置にまで押入されたときに該フレキシブル基板40の前端部の側縁に当接して該フレキシブル基板40の幅方向位置を正規位置に対して所定範囲に収めるように該フレキシブル基板40を規制する。これに対して、上記上方規制部16は、その下部に後方そして幅方向内側に開口する溝部16Aが形成されていて、所定位置まで押入されたフレキシブル基板40の対応する上方被規制部の上面を上記溝部16Aの下面で受けて該フレキシブル基板40の上方への移動を規制する。フレキシブル基板40については後に詳述する。
上記ハウジング本体12の軸支部17 で回動可能に支持される可動部材13は、板状をなし、後端近傍で側方へ突出する軸部13Aを有し、上記ハウジング本体12の軸支部17で回動可能に支持されている。該可動部材13は、その後端は、既述のごとくハウジング本体12の上方規制部16よりも直ぐ前方に位置しており、ハウジング本体12の両方の側壁15の間でかつ上記上方規制部16よりも前方の範囲で該ハウジング本体12を上方から覆い、前端は該ハウジング本体12よりも前方に突出して位置している。
上記可動部材13の後端が上記上方規制部16よりも前方に位置しているので、ハウジング本体12は可動部材13よりも後方で該可動部材13により覆われない延出部分を有するようになる。該延出部分は、フレキシブル基板40の前部がコネクタへの押入開始に備えて配置されるための面を提供することとなる。
上記可動部材13は、上記軸部13Aが位置する後端における縁部が丸味をもった形状となっていて、上記ハウジング本体12の延出部分上に配されたフレキシブル基板40を、その押入に先立ち、上記収容空間内14へ向け円滑に進入できるようにしている。可動部材13は、その前端縁が上記ハウジング本体12の前端よりも突出していて、該可動部材13を開位置に向け上方へ回動する際に、もち上げを容易とする操作部13Bを有している。また、上記操作部13Bでのもち上げにより軸部13Aを中心として該可動部材13が開位置へ向け上方に回動した後に再び図1に見られる閉位置へ向け下方に回動する際、ハウジング本体12の側壁15により案内される被案内部13Cが可動部材13の前端側部から後方に向け腕状に形成されている。該被案内部13Cは上記ハウジング本体12の側壁15と幅方向規制部18との間に進入して案内される。
さらに、上記可動部材13は、該可動部材13の側部の裏面(図1にて下面)側で、前部から後方に延びる腕状の弾性係止部13Fが設けられている。該弾性係止部13Fはその後端に下方へ向けた突起状の係止部13Gが設けられていて、可動部材13が閉位置にあるときに、後述のフレキシブル基板が押入された際に該フレキシブル基板の前端で上記係止部に当接して弾性係止部13Fを上方に弾性変形させることで係止部を越えてさらに前進し、弾性係止部13Fの弾性変形が解除されると、フレキシブル基板に形成された凹状の被係止部に上記係止部が入り込むようになり、フレキシブル基板の後方への抜けを防止するようになる。
さらに、上記可動部材13は、丸味をもった後端の縁部に、後述の端子20,30の後端が進入する溝部13D,13Eが該端子20,30の後端形状に適合して形成されている。この溝部13D,13Eは、可動部材13が開位置と閉位置の間を回動する際に上記端子20,30の後端が回動に支障をもたらさないように該端子20,30の後端を収めている。また、上記可動部材13は、その裏面に、該可動部材13が閉位置にあるときに、上記端子20,30の上腕部21,31を 覆っている。
第一端子20は、図2(A)に見られるように、金属帯状部材を板厚方向に屈曲して作られ、ヘアピン状で略横U字形状をなしていて、上腕部21と、該上腕部21の前端位置で屈曲された屈曲部22と、該屈曲部22を経て上記上腕部21と連結され後方へ延びる下腕部23とを有している。上腕部21は、その前後方向の中間で、後述する第二端子30の接触部31Aよりも前方の位置に、下方に向けV字状に突出する接触部21Aが形成されている。この上腕部21は、上下方向すなわち板厚方向で弾性撓み可能となっており、上記接触部21Aが接圧をもって後述のフレキシブル基板40の対応パッドに弾性接触し、また、上記接触部21Aよりも後方部分が上方にもち上がるように傾斜した誘導部21Bを有していて、該誘導部21Bでフレキシブル基板40の導入を容易としている。一方、下腕部23は、前後方向で、上記上腕部21よりも大きく後方へ延びていて、ハウジング本体12の後端縁よりも後方位置にまで達している。該下腕部23の後端部は傾斜部分を経て下方に位置する接続部23Aが形成されている。該接続部23Aは回路基板(図示せず)の対応回路部との半田接続に供する。かかる第二端子30は、上記下腕部23の後部であって上記傾斜部分に隣接する部分で、一体成形されるハウジング本体12により保持される。
第二端子30は、図2(B)に見られるように、第一端子20と同様に金属帯状部材を板厚方向に屈曲して作られ、略クランク状をなしていて、上腕部31と、その前端(図にて右端)から下方に向かう屈曲部32と、該屈曲部32の下端から前方へ延出する接続部33とを有している。上腕部31は、その後端側で下方に向けV字状に突出する接触部31Aを有している。該接触部31Aを有している上腕部31は、第一端子20の上腕部21と同様に、上下方向すなわち板厚方向で弾性撓み可能となっており、上記接触部31Aが接圧をもって後述のフレキシブル基板40の対応パッドに弾性接触する。また、上記上腕部31は、上記接触部31Aよりも後方部分が上方にもち上がるように傾斜した誘導部31Bを有していて、該誘導部31Bでフレキシブル基板の導入を容易としている。一方、接続部33は、ハウジング本体12の下面側でハウジング本体12外に延出していて回路基板(図示せず)の対応回路部との半田接続に供する。かかる第二端子30は、上記屈曲部32の部分で、一体成形されるハウジング本体12により保持される。
上記第一端子20の上腕部21は下腕部23よりも幅狭にそして、第二端子30の上腕部31は屈曲部32や接続部33よりも幅狭になっており、第一端子20の接触部21Aも第二端子30の接触部31Aも上記傾斜部分よりも幅広に形成され、更に側縁に曲面加工されているが、後述するフレキシブル基板40の対応パッドの幅よりも狭く、幅方向で正規位置でフレキシブル基板と接続されたときには、上記接触部21Aも接触部31Aも幅方向で対応パッドに十分収まって位置するようになる。上記接触部21Aそして接触部31Aは、図2(A),(B)に見られるように、両側縁に曲面あるいは斜面21A−1,31A−1が形成されていることが好ましい。
図1(A),(B)における第一端子20の接触部21Aそして第二端子30の接触部31Aから接圧を受けながら、該接圧に抗して接続域Pがコネクタの収容空間14内へ押入されるフレキシブル基板40は、図3のごとく、第一端子20そして第二端子30と接触接続される接続域Pが前端縁に沿って配列された第一パッド41の群と、その後方に配列された第二パッド42の群とを有しており、第一パッド41と第二パッド42とはそれぞれのパッドの幅が前後方向で見て重複するように配されていて千鳥状配置をなしている。第一パッド41は第一端子20の接触部21Aと、第二パッド42は第二端子30の接触部31Aとそれぞれ幅方向で一致した位置にあり、さらに第一パッド41と第二パッド42は前後方向で上記接触部21Aと接触部31Aとの間の距離に対応した距離だけ離れて位置しており、第一パッド41の後端部と第二パッド42の前端部は前後方向でほぼ同一位置にある。かかる第一パッド41と第二パッド42が配された領域で、フレキシブル基板40がコネクタ10との接続のための接続域Pを形成する。
第一パッド41そして第二パッド42は、前方そして後方に延びる配線部がそれぞれ導通して設けられている。該配線部は対応するパッドよりも幅狭である。先ず、フレキシブル基板40の前端縁近くに配列された第一パッド41には、該第一パッド41から該フレキシブル基板40の前端縁までの短い距離で前方へ延びる第一前方配線部41Aと、該第一パッド41の後端から後方へ長く延びる第一後方配線部41Bとが導通して設けられている。該第一後方配線部41Bは、第一パッド41の後方位置で隣接している二つの第二パッド42の間を通って後方に延びていて、前後方向で第二パッド42の範囲では、第二パッド42よりも後方の部分に対し幅狭な狭隘部41B−1として形成されている。次に、第二パッド42には、隣接する二つの第一パッド41の間を通ってフレキシブル基板40の前端縁にまで延びる第二前方配線部42Aと、該第二パッド42の後端から後方へ長く延びる第二後方配線部42Bとが導通して設けられている。第二前方配線部42Aは、上記狭隘部41B−1と同じ幅となっており、第二後方配線部42Bは、上記狭隘部41B−1より後方に延びる第一後方配線部41Bの後部における幅と同じ幅となっている。
上記第一後方配線部41Bと第二後方配線部42Bは、いずれも、フレキシブル基板40の接続域Pより後方に位置する対応配線と導通している。この対応配線はフレキシブル基板40の内層に位置しており、図には表れていない。
かかるフレキシブル基板40は、前後方向で、上記第一パッド41そして第二パッド42が設けられている接続域Pとさらにその後方にまで及ぶ範囲で、該フレキシブル基板40の裏面側(図1、図3にて下面側)に補強板43が貼付されている。
図3に見られるように、フレキシブル基板40は、上記補強板43が貼付されている範囲で側縁部に凹状の被係止部44と三角翼状の上方被規制部45とを有している。上記被係止部44は、可動部材13が閉位置にあるときに、フレキシブル基板40がコネクタ10へ所定位置まで押入された際に、既述の可動部材13に設けられた弾性係止部13Fの後端で下方に向けて突出する係止部13Gに対応して位置しており、該係止部が上記被係止部44内に進入してフレキシブル基板40の後方への抜出を阻止するようになる。上記被係止部44よりも前方部分の側縁は、フレキシブル基板40のコネクタ10への押入時における該フレキシブル基板40の幅方向位置が規制される幅方向被規制部46を形成する。一方、上方被規制部45は、前縁を傾斜縁そして後縁を幅方向に延びる直角縁とした三角翼状をなしており、フレキシブル基板40が所定位置まで押入された際に、既述のハウジング本体12に設けられた上方規制部16の下方に形成された溝部16A内に位置するように設けられている。かくして、所定位置まで押入されたフレキシブル基板は、上記被係止部44が可動部材13の係止部13Gと係止することで抜出が阻止され、また上方被規制部45が上記溝部16A内にあって、フレキシブル基板40がコネクタ外の後方位置でもち上げられる外力を受けても、上方規制部16の下面で上方へのもち上げが阻止される。
このように形成されるフレキシブル基板40に対して第一端子20そして第二端子30は幅方向での寸法同士が次のごとくの関係を有している。すなわち、第一端子20の接触部21Aの幅は、第一パッド41の幅より小さく設定されており、第二端子30の接触部31Aの幅は、第二パッド42の幅より小さく、且つ、第二前方配線部42Aの幅より大きく設定され、さらに、第二前方配線部42Aと第一パッド41との間隔よりも大きく設定されている。さらには、第一端子20そして第二端子30に対しフレキシブル基板40が押入される際に許容される最大幅方向のずれは、上記第二パッド42上に位置する第二端子30の接触部31Aが該第二パッド42の隣接する第一パッド41の第一後方配線部41Bから離れて位置する範囲である。
このような形態の本発明の電気コネクタとフレキシブル基板との組立体について、フレキシブル基板40を電気コネクタ10へ押入して接続する際の手順及びその状況について図4ないし図6を参照しつつ説明する。なお図5,6では、第一端子20の接触部21Aと第二端子30の接触部31Aは対応パッドとの接触位置及び範囲のみで示されている。
フレキシブル基板40の接続に先立ち、電気コネクタ10はその可動部材13が閉位置にあり、かかる状態の電気コネクタ10へのフレキシブル基板40の押入が、図4(A)〜(C)に見られるように、進められる。
図4(A)は押入開始時、図4(B)は押入途中そして図4(C)は所定位置までの押入終了時をそれぞれ示している。本実施形態では、可動部材13の開閉によっても端子
20,30の位置そして状態が変わらず、フレキシブル基板40はコネクタへの押入開始時から端子20,30の接触部21A,31Aから接圧を受けており、この接圧に抗して押入が進められる。以下、フレキシブル基板40がコネクタに対しその幅方向で正規位置にあって押入される場合と、幅方向で正規位置からずれた状態で押入される場合とに別けて説明する。
<幅方向で正規位置の場合>
コネクタとフレキシブル基板の両方ともに、正規の精度で作られている場合である。フレキシブル基板40は、コネクタへの所定位置までの押入過程で、該フレキシブル基板40の前端部側縁で形成される幅方向被規制部46がハウジング本体12の幅方向規制部18に押入案内される際に幅方向での規制を受ける。こうしてフレキシブル基板40は、所定位置まで押入されたときには、コネクタに対する幅方向相対位置が正規位置といえる状態となる。なお、図5は、この幅方向で正規位置にあるフレキシブル基板40の押入過程を示しているが、端子20,30の接触部21A,31Aとフレキシブル基板40のパッド41,42との位置関係を主として図示し、上記幅方向規制部18と幅方向被規制部46との関係は簡略化して図示している。
このように、フレキシブル基板40がコネクタ10に対し幅方向で正規位置にあると、フレキシブル基板40が第一端子20、第二端子30と接圧を持ったコネクタへの押入が開始される直前にあっては、図5(A)に見られるごとく、コネクタ10の第一端子20の接触部21Aは第一パッド41に対し、そして第二端子30の接触部31Aは第二パッド42に対し、いずれも幅方向中央位置同士が一致して位置している(図5(A)参照)。かくして、フレキシブル基板40の押入が開始されると、フレキシブル基板40の前端縁は、先ず第二端子30の接触部31Aと接圧をもって押入され、第二パッド42につながる第二前方配線部42Aが上記接圧に抗して上記第二端子30の接触部31Aの位置を通過する(図5(B)及び図5(C)参照)。こうして、フレキシブル基板40が所定位置まで押入されると、第二パッド42が上記第二端子30の接触部31Aの位置へ到達する。フレキシブル基板40が幅方向で端子(すなわち、第一端子20そして第二端子30)に対して正規位置にあるのでフレキシブル基板40の押入開始時から所定位置への押入完了まで、第二端子30の接触部31Aは、対応の第二前方配線部42Aを経て第二パッド42に接触して移動し、幅方向で隣接する第一パッド41に接触することはないし、母材上に脱落することもない。
一方、上記第二端子30の接触部31Aよりも前方、すなわちフレキシブル基板40の押入方向奥側に位置している第一端子20の接触部21Aは、押入方向での第二端子30の接触部31Aと第一端子20の接触部21Aとの距離だけフレキシブル基板40の押入が進んだ時点で、フレキシブル基板40の前端縁を越えて第一パッド41上に位置するようになる(図5(C),(D)参照)。その際、第一端子20の接触部21Aは、幅方向で、上記第一パッド41に隣接する第二前方配線部42Aと接触することはないし、母材上に脱落することもない。
次に、正規位置と言える範囲で上記ずれが小さい場合には、第二端子30の接触部31Aは、第二パッド42から延びる第二前方配線部42A上にあって該第二前方配線部42Aに対して幅方向にずれていても隣接する第一パッド41上には位置していない。この状態では、第二端子30の接触部31Aは第二前方配線部42Aで安定する姿勢となるのに十分な幅をもって第二前方配線部42A上にあり、フレキシブル基板40の押入の進行に伴い、第二パッド42上に移行する。
<幅方向でずれて位置している場合>
コネクタとフレキシブル基板のいずれかが正規寸法から外れていて、フレキシブル基板がその幅方向規制部でハウジングの幅方向規制部により幅方向で規制されても、端子とパッドが正規位置から幅方向で相対的にずれる場合がある。また、フレキシブル基板が幅方向斜めに傾いた状態で挿入される場合もある。もちろん、そのずれにも限度があり本発明により対応できる許容範囲に入っていることが前提となる。
このように、フレキシブル基板40がその幅方向で正規位置からずれてコネクタ10へ押入される場合(図6(A)参照)、最初にフキシブル基板40の前端縁と接圧をもつ第二端子30の接触部31Aは、このずれが大きいと、図6(B)のごとく、フレキシブル基板40の押入開始時に、第二パッド42から前方へ延びる第二前方配線部41Aとこれに隣接する第一パッド41との両方にまたがる 。すなわち、第二端子30の接触部31Aの幅は、第二前方配線部42Aの幅よりも大きく、かつ第二前方配線部42Aと第一パッド41との間隔より大きいので、上記幅方向ずれのもとでは、上記第二端子30の接触部31Aは該第二前方配線部42Aから幅方向にはみ出し第二前方配線部42Aと第一パッド41にまたがるようになるのである。上記ずれがさらに大きい最大幅方向ずれ(許容最大値)のもとでは上記第二端子30の接触部31Aは該第二前方配線部42Aから幅方向にはみ出し、第二前方配線部42Aに隣接する第一パッド41上に位置するようになる(図6(B‘)参照)。したがって、第二端子30の接触部31Aは、該接触部31Aの両側端部が上記押入過程で上記第二前方配線部42A及び第一パッド41、又は隣接する第一パッド41により支持されるので、脱落してフレキシブル基板40の母材面上に接するということはない。
さらにフレキシブル基板40の押入が進行すると、第二端子30の接触部31Aは図6(C)と(D)に見られるように、第二前方配線部42Aと第一パッドにまたがった状態から、或いは、第一パッドから第二パッド42へ移行する。第二パッド42は第二端子30の接触部31Aに対して十分なる幅を有しているので、端子20,30に対するフレキシブル基板40の幅方向でのずれが上記最大幅方向ずれのもとでも、第二端子30の接触部31Aは上記第二パッド42から幅方向で多少はみ出すことがあっても、十分な幅で第二パッド42と接触して安定した姿勢で第二パッド42上に位置する。このとき、第二端子30の接触部31Aは、第一パッド41から後方に延びる第一後方配線部41Bとは離間している。
一方、第二端子30よりも遅れてフレキシブル基板40の前端縁が押入される第一端子20は、上記ずれの大小にかかわらず、当初から第一パッド41のみに接するようにして第一パッド41上へ位置する。かくして、第一端子20そして第二端子30のそれぞれの接触部21A,31Aは安定した姿勢で対応する第一パッド41そして第二パッド42へ移行するようになり、押入過程で、フレキシブル基板40の母材面上へは脱落することがなく、第一そして第二パッド41,42、さらには第一後方配線部41Bそして第二前方配線部42Aの側縁角部等で削り現象を生ずることがない。
本実施形態において、第二端子30の接触部31Aは、図7(A )〜(B)に見られるごとく、第二パッド面(図示せず)と接触可能な接触面の両縁に曲面31A−1あるいはそれとともに斜面31A−2を有し、フレキシブル基板40が最大幅方向ずれのもとで、押入方向で第一パッド41の位置にあるときに、第二端子30の接触部31Aは第二前方配線部42Aと第一パッド41にまたがって位置することを可能としている形態としてもよい。この場合、上記曲面31A−1あるいは斜面31A−2が、第二前方配線部42Aと第一パッド41にまたがって位置する。第二端子30が上記曲面31A−1あるいは斜面31A−2を有する場合、第二端子30の接触部31Aは、第二前方配線部42Aと第一パッド41にまたがって位置しているときに、フレキシブル基板40の母材面に対し非接触であることが好ましい。この状態では、第二端子30の接触部31Aは、フレキシブル基板40の押入過程で、フレキシブル基板40の母材面を損傷させることがなくなる。
本発明においては、第二パッド42に対する第二端子30の接触部31Aの最大幅方向ずれは該接触部31Aの接触面の幅の3/4である。最大幅方向ずれが上記第二端子30の接触部31Aの幅の3/4よりも大きいと、フレキシブル基板40の押入の際、該第二端子30の接触部31Aと当接する押入開始時に、上記接触部31Aが第二前方配線部42Aから外れたり、押入完了時に第二パッド42から大幅に外れて不安定となり、あるいは第一後方配線部41Bと接触してしまい不都合を招くからである。
本発明においては、端子の形状を図示の例とは異なるものとすることができ、例えば、第一端子20と第二端子30の少なくとも一方は、フレキシブル基板40をパッドが形成された表面側に位置する接触腕と裏面側に位置する押圧腕とを有し、接触腕と押圧腕の少なくとも一方が弾性腕として形成されているようにすることができる。
本発明において、フレキシブル基板に関し、改善が可能である。図3に示されるフレキシブル基板40では、該フレキシブル基板40の前端縁には、第一前方配線部41Aと第二前方配線部42Aが位置している。第一前方配線部41Aと第二前方配線部42Aの両者ともにパッドに比し幅方向が狭いので、両者の間隔は広くなる。したがって、図3の場合には端子とフレキシブル基板との幅方向ずれが大きいと、端子がフレキシブル基板の前端縁に位置したときに、端子は両者のうちの一方から外れてしまい、フレキシブル基板の母材面を削る危険性がある。そこで、本発明の変形例を示す図8に見られるように、上記先端縁までの距離が短い第一パッド41の第一前方配線部41Aを複数、例えば二本設けることで上記危険性を回避できる。図8の例では、第一パッド41の幅方向両端でそれぞれ前方へ延びる第一前方配線部41Aが設けられていて、二つの第一前方配線部を有している。その結果、第一端子20の接触部21Aが、幅方向で正規位置Pの場合は両方の第一前方配線部41Aにまたがり、第一端子20の接触部21Aあるいは第二端子30の接触部31Aが幅方向で最大ずれ位置Qの場合は第一前方配線部41Aに乗るようになる。かくして、端子はフレキシブル基板の前端縁の位置にあってもフレキシブル基板の母材面を削ることがない。
10 電気コネクタ 41 第一パッド
18 幅方向規制部 41A 第一前方配線部
20 第一端子 41B 第一後方配線部
21A 接触部 42 第二パッド
30 第二端子 42A 第二前方配線部
31A 接触部 42B 第二後方配線部
40 フレキシブル基板

Claims (8)

  1. フレキシブル基板が接続される電気コネクタが該フレキシブル基板を収容する収容空間を有し、
    端子が上記収容空間内配置され、フレキシブル基板と弾性接触する接触部を有し、上記収容空間へ、フレキシブル基板の前部に形成された接続域が所定位置まで前方へ端子の接触部との接圧に抗して押入されて弾性接触及び保持される電気コネクタとフレキシブル基板との組立体において、
    コネクタの端子は、接触部がフレキシブル基板の幅方向に配列された第一端子と、該第一端子よりもフレキシブル基板の押入方向後方で上記幅方向に配列された第二端子を有し、第一端子と第二端子が千鳥状をなすように上記幅方向で交互に配置されており、
    フレキシブル基板は、上記所定位置にまで押入されたとき、第一端子と第二端子の各接触部とそれぞれ接触する第一パッドと第二パッドが配列して設けられており、隣接する第一パッドと第二パッドの幅は前後方向から見て重複して位置しており、第一パッドには該第一パッドより幅狭で後方に向け延びる第一後方配線部そして第二パッドには該第二パッドより幅狭で前後に延びる第二前方配線部と第二後方配線部がそれぞれ導通しており、
    第一後方配線部は上記幅方向で第二パッドと隣接する部分を有し、第二前方配線部は上記幅方向で第一パッドに隣接するように位置しており、
    第一端子の接触部の幅は、第一パッドの幅より小さく設定されており、
    第二端子の接触部の幅は、第二パッドの幅より小さく、且つ、第二前方配線部の幅より大きく設定され、さらに、第二前方配線部と第一パッドとの間隔よりも大きく設定されていて、フレキシブル基板の端子に対しての最大幅方向ずれは、上記第二パッド上に位置する第二端子の接触部が該第二パッドの隣接する第一パッドの第一後方配線部から離れて位置することを特徴とする電気コネクタとフレキシブル基板との組立体。
  2. 第二端子の接触部はパッド面と接触可能な接触面の両縁に曲面あるいは斜面を有し、フレキシブル基板が最大幅方向ずれのもとで、押入方向で第一パッドの位置にあるときに、第二端子の接触部は第二前方配線部と第一パッドにまたがって位置することを可能としていることとする請求項1に記載の電気コネクタとフレキシブル基板との組立体。
  3. 第二端子の接触部は、第二前方配線部と第一パッドにまたがって位置しているときに、フレキシブル基板の母材面に対し非接触であることとする請求項1又は請求項2に記載の電気コネクタとフレキシブル基板との組立体。
  4. 第一パッドの前方に第一前方配線部が設けられており、第二前方配線部と同じ幅で形成されていることとする請求項1に記載の電気コネクタとフレキシブル基板との組立体。
  5. 第一前方配線部は各第一パッドに対して複数形成されていることとする請求項4に記載の電気コネクタとフレキシブル基板との組立体。
  6. 第一端子と第二端子の少なくとも一方は、フレキシブル基板をパッドが形成された表面側に位置する接触腕と裏面側に位置する押圧腕とを有し、接触腕と押圧腕の少なくとも一方が弾性腕として形成されていることとする請求項1に記載の電気コネクタとフレキシブル基板との組立体。
  7. ハウジングは、フレキシブル基板の最大幅方向ずれを定める幅方向規制部が設けられていることとする請求項1に記載の電気コネクタとフレキシブル基板との組立体。
  8. 第一パッドに導通する第一後方配線部と第二パッドに導通する第二後方配線部は、第二パッドよりも後方で同じ幅であるとともに、第二パッドよりも狭く、前後方向で第二パッドの範囲における第一後方配線部よりも広いこととする請求項1に記載の電気コネクタとフレキシブル基板との組立体。
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