JP2016152010A - 蓄積装置、及びコンピュータプログラム - Google Patents
蓄積装置、及びコンピュータプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016152010A JP2016152010A JP2015030678A JP2015030678A JP2016152010A JP 2016152010 A JP2016152010 A JP 2016152010A JP 2015030678 A JP2015030678 A JP 2015030678A JP 2015030678 A JP2015030678 A JP 2015030678A JP 2016152010 A JP2016152010 A JP 2016152010A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- unit
- vehicle
- storage
- roadside
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
【解決手段】路側通信機から車載通信機に向けて送信される路側情報を蓄積可能な蓄積部を備えた蓄積装置であって、前記路側情報を収集する収集部と、前記収集部が収集した前記路側情報のうちから動的情報のみを前記蓄積部に蓄積させる蓄積処理部と、を備えている蓄積装置。
【選択図】図2
Description
かかる高度道路交通システムは、主として、交差点の近傍に設置される路側の無線通信機である複数の路側通信機と、各車両に搭載される無線通信機である複数の車載通信機とによって構成されていて、複数の路側通信機は、通信回線を介して、例えば、交通管制センターに設置されている中央装置との間で情報の送受信が可能となっている。
しかし、車車間通信では、所定の周期(100ms)毎に約100バイトのデータが送信されるため、全車両の車両情報が路側通信機から前記通信回線を介して中央装置に収集されることは現実的ではない。このため、通常は、信号制御や交通情報の生成にリアルタイムに活用するための最小限の情報が前記通信回線を介して中央装置に収集されることが想定される。
本発明は、このような実情に鑑み、蓄積情報の有効性を高めることを目的とする。
最初に本発明の実施形態の内容を列記して説明する。
(1)本発明の実施形態に係る蓄積装置は、路側通信機から車載通信機に向けて送信される路側情報を蓄積可能な蓄積部を備えた蓄積装置であって、前記路側情報を収集する収集部と、前記収集部が収集した前記路側情報のうちから動的情報のみを前記蓄積部に蓄積させる蓄積処理部と、を備えている。
ここで、「動的情報」とは、時々刻々と情報内容が変化し得る情報をいう。
ここで、路側通信機が「受信中」とは、車両情報を送信する車載通信機の通信範囲に路側通信機が含まれている間を含む意味する。
この場合、路側通信機が車両情報を受信中のときにのみ収集された路側情報の動的情報が蓄積部に蓄積される。これにより、路側通信機が車載通信機の通信範囲に含まれていない場合に、路側通信機から車載通信機に向けて送信される路側情報の動的情報が蓄積部に蓄積されることがないので、蓄積部に蓄積される蓄積情報の有効性をさらに高めることができる。
この場合、路側通信機による路側情報の送信周期よりも長い所定周期で収集された路側情報の動的情報が蓄積部に蓄積されるので、前記送信周期毎に収集された路側情報の動的情報を蓄積部に蓄積する場合に比べて、蓄積部に蓄積される蓄積情報を低減する(間引く)ことができる。
この場合、路側情報の収集処理を中央装置からの集中制御によって行うことができる。
この場合、蓄積部に蓄積された路側情報の動的情報を蓄積単位で活用することができる。
この場合、蓄積部に蓄積された路側情報の動的情報をさらに細分化された蓄積単位で活用することができる。
この場合、動的情報の蓄積単位を中央装置からの集中制御によって設定することができる。
この場合、蓄積部に蓄積された動的情報が所定容量を超えると、削除処理部により蓄積優先度の低い蓄積単位から順に削除されるので、蓄積部には蓄積優先度の高い動的情報を残すことができる。これにより、蓄積部に蓄積される蓄積情報の有効性をさらに高めることができる。
この場合、路側情報の動的情報に加えて車両情報も蓄積部に蓄積されるため、蓄積部に蓄積される蓄積情報の有効性をさらに高めることができる。
この場合、路側情報の動的情報に加えて車両情報も蓄積部に蓄積されるため、蓄積部に蓄積される蓄積情報の有効性をさらに高めることができる。
また、蓄積部に蓄積された車両情報が所定容量を超えると、削除処理部により蓄積優先度の低い蓄積単位から順に削除されるので、蓄積部には蓄積優先度の高い車両情報を残すことができる。これにより、蓄積部に蓄積される蓄積情報の有効性を高めることができる。
この場合、例えば車種情報から、車両が緊急車両などの公共車両の場合には、蓄積優先度を高く設定することで、公共車両が送信した車両情報を蓄積部に優先して蓄積することができる。これにより、公共車両の安全性や円滑性などの交通評価を行う場合に、前記優先して蓄積された情報を有効に活用することができる。
この場合、例えば車両の挙動情報から、車両が急ブレーキをかけたり急操舵を行うなど異常走行をしている場合には、蓄積優先度を高く設定することで、異常走行している車両が送信した車両情報を蓄積部に優先して蓄積することができる。これにより、事故調査を行う場合に、前記優先して蓄積された情報を有効に活用することができる。
一般的に、交差点付近を走行している車両は、交差点付近以外を走行する車両に比べて交通事故を起こす可能性が高い。そこで、例えば車両の位置情報から、車両が交差点付近を走行している場合には、蓄積優先度を高く設定することで、交通事故を起こす可能性が高い車両が送信した車両情報を蓄積部に優先して蓄積することができる。これにより、事故調査を行う場合に、前記優先して蓄積された情報を有効に活用することができる。
この場合、例えば車両の走行時刻が現在時刻に近い場合には、蓄積優先度を高く設定することで、走行時刻が現在時刻に近い車両が送信した車両情報を蓄積部に優先して蓄積することができる。これにより、最新の交通評価を行う場合に、前記優先して蓄積された情報を有効に活用することができる。
この場合、路側通信機を蓄積装置として利用することができるので、蓄積装置を安価に構築することができる。
以下、本発明の実施形態について添付図面に基づき詳細に説明する。
<システムの全体構成>
図1は、本発明の実施形態に係る交通信号制御システムの道路平面図である。
図1に示すように、本実施形態の交通信号制御システムは、交通信号制御機1、信号灯器2、路側通信機3、中央装置4、車両5に搭載された車載通信機6、及び路側センサ7などを含んでいる。
なお、図1に示す十字路交差点(以下、単に「交差点」という。)Cの車線数等は一例であって、交差点Cの構造は図1のものに限定されるものではない。
路側センサ7には、直下を通行する車両5を超音波等で感知する車両感知器、車両5の通行状況を時系列に撮影する監視カメラ、及び車両5と近赤外線による光通信を行う光ビーコンなどのうちの少なくとも1つが含まれる。
制御信号実行情報S3は、交通信号制御機1が前回サイクルにおいて実際に行った制御の実績を示す情報である。従って、制御信号実行情報S3の生成元は交通信号制御機1である。
センサ情報S5は、路側センサ7による計測結果を表す情報であり、車両感知器の感知情報、監視カメラの画像データなどがこれに含まれる。従って、センサ情報S5の生成元は路側センサ7である。
路側センサ7は通信回線を介して交通信号制御機1と通信可能に接続され、交通信号制御機1は、通信回線を介して路側通信機3と通信可能に接続されている。なお、交通信号制御機1は、路側通信機3を介さずに中央装置4に接続される場合もある。
路側通信機3は、制御信号実行情報S3及びセンサ情報S5を受信すると、これらの情報S3,S5を中央装置4にアップリンク送信する。また、路側通信機3は、車両情報S4を受信すると、その車両情報S4を中央装置4にアップリンク送信する。さらに路側通信機3は、中央装置4からのダウンリンク情報に信号制御指令S1が含まれる場合には、受信した信号制御指令S1を交通信号制御機1に転送する。
動的情報は、中央装置4からの交通情報S2、交通信号制御機1からの制御信号実行情報S3、及び路側センサ7からのセンサ情報S5などの、時々刻々と情報内容が変化し得る情報をいう。
静的情報は、道路構造などを表す道路線形情報、及び交通規制の内容・期間などを示す規制情報などの、短時間では情報内容が変化しない情報をいう。つまり、静的情報は、時間の経過とともに情報内容が変動する頻度が動的情報よりも低い情報である。
中央装置4は、ワークステーション(WS)やパーソナルコンピュータ(PC)などよりなる制御装置を有する。この制御装置は、管轄エリア内の路側通信機3からアップリンク送信される各種の情報S1〜S3の収集・処理・記録と、それらの情報S1〜S3に基づく信号制御及び情報提供などを統括的に行う。
中央装置4は、通信回線8を用いて通信する通信装置を有する。中央装置4の通信装置は、信号制御指令S1及び交通情報S2のダウンリンク送信と、制御信号実行情報S3、車両情報S4及びセンサ情報S5のアップリンク受信とを実行する。
また、中央装置4の制御装置は、系統制御などの演算周期(例えば2.5分)ごとに信号制御指令S1をダウンリンク送信するとともに、所定周期(例えば5分)ごとに交通情報S2をダウンリンク送信する。
本実施形態のITS無線システムは、車両5同士が車車間通信により送受信する車両情報S4を、中央装置4の交通管制に取り入れるための無線通信システムである。
具体的には、本実施形態のITS無線システムは、車載通信機6との無線通信が可能な複数の路側通信機3と、キャリアセンス方式で路側通信機3及び他の車載通信機6と無線通信を行う車載通信機6と備えている。
車両5に搭載された車載通信機6は、路側通信機3の送信電波の到達範囲においてその送信電波を受信可能である。また、路側通信機3は、車載通信機6の送信電波の到達範囲においてその送信電波を受信可能である。
上記2種類の通信を共存させるマルチアクセス(Multiple Access)方式としては、周波数分割多重(FDMA:Frequency Division Multiple Access)や符号分割多重(CDMA:Code Division Multiple Access)などを採用することができる。
上記標準規格のマルチアクセス方式は、路側通信機3が送信する専用のタイムスロットをTDMA(Time Division Multiple Access)方式で割り当て、路側専用のタイムスロット以外のタイムスロットをCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/ Collision Avoidance)方式による車車間通信に割り当てる方式である。
また、路側通信機3は、車載通信機6とネゴシエーションせずに車車間通信の送信電波を受信することにより、車車間通信でやり取りされる情報を取得する。
しかし、路側通信機3においては、温度や振動等の環境の厳しい屋外条件で十分に信頼性が高い蓄積媒体を安価に構築する必要があるため、その蓄積容量に一定の制約がある。そこで、本実施形態では、路側通信機3に蓄積される蓄積情報の有効性を高めるための蓄積処理が行われる。その詳細は後述する。
図2は、路側通信機3の構成を示すブロック図である。
路側通信機3は、無線通信のためのアンテナ30が接続された無線通信部31と、中央装置4と通信する有線通信部32と、それらの通信制御を行うプロセッサ(CPU:Central Processing Unit)等よりなる制御部33と、制御部33に接続されたROMやRAM等の記憶装置よりなる記憶部(蓄積部)34とを備えている。
路側通信機3の記憶部34は、例えばフラッシュメモリからなり、制御部33が実行する通信制御のためのコンピュータプログラムや、無線通信部31及び有線通信部32が受信した各種データなどを記憶している。
このため、路側通信機3の制御部33は、上記コンピュータプログラムを実行することで達成される機能部として、収集部33A、設定部33B、蓄積処理部33C、及び削除処理部33Dを有する。
蓄積処理部33Cは、収集部33Aが収集した車両情報S4を記憶部34に蓄積させる。具体的には、蓄積処理部33Cは、収集部33Aが収集した車両情報S4のうち、1つの車載通信機6(1台の車両5)が送信した車両情報を蓄積単位として記憶部34に蓄積させる。
前記所定周期は、無線通信部31による路側情報の送信周期(例えば100ms)よりも長い周期(例えば1秒)に設定される。これにより、収集部33Aによる路側情報の収集を削減(間引く)ことができる。
設定部33Bは、車両情報S4が記憶部34に蓄積されるときに、当該車両情報S4の蓄積単位ごとに蓄積優先度を設定する。本実施形態の蓄積優先度は、例えばポイント数と重み付け係数とにより設定される。具体的には、設定部33Bは、蓄積単位(車両情報S4)に含まれる車両5の車種情報、挙動情報、位置情報、及び走行時刻情報などに基づいて蓄積優先度のポイント数と重み付け係数を決定し、決定したポイント数に重み付け係数を乗算した値を蓄積優先度として設定する。
設定部33Bは、車両情報S4に含まれる車種情報に基づいて、車両5が緊急車両などの公共車両の場合には、交通評価時に車両情報S4を有効に活用できるので、ポイント数を高く設定する。
また、設定部33Bは、車種情報に基づいて車両5が公共車両以外の場合は、車両情報S4に含まれる位置情報の測位クラスが高いほど、車両情報S4を有効に活用できるため、当該測位クラスの高さが高いほどポイント数を高く設定する。
2)異常低速走行:車両5が他車両の速度よりも異常に低速である事象である。例えば、高速道路においてこのような車両5が他車両の前方にあると、他車両が車両5に追突する可能性があるからである。
4)異常速度低下:車両5が異常に大きい減速度で急減速する事象である。このような車両5は、障害物による急制動や事故を誘発しかねない制動と考えられるからである。
6)異常事態発生:車両5の異常状態を示すシステム情報を取得したり、車両5の車両情報を正常でなく喪失したりする事象である。このような車両5は、緊急事態による情報発信のために停止、或いは、事故により停止したと考えられるからである。
なお、上記で列挙した異常走行の種類はあくまで例示であり、道路の交通状況等に応じて適宜変更可能である。
また、蓄積処理部33Cは、車両情報S4のうちの車両ID、車種情報等の少なくとも一以上の情報を検索キーとして、対応する車両情報S4の蓄積単位と共に記憶部34に蓄積させる。
なお、本実施形態の蓄積優先度は、ポイント数及び重み付け係数とを用いて設定されているが、これらのうちの一方のみを用いて設定されるようにしても良い。また、設定部33Bは、車両情報S4に含まれる車種情報、挙動情報、位置情報、及び走行時刻情報を用いて蓄積優先度を設定しているが、これらの情報のうち少なくとも1つの情報を用いればよい。また、設定部33Bは、車両情報S4に含まれる他の情報を用いて蓄積優先度を設定してもよい。
具体的には、設定部33Bは、収集部33Aにより動的情報の蓄積単位を収集している所定時間の間に、路側情報の提供対象となった全ての車両5の車両情報S4の蓄積優先度の合計値を、動的情報の蓄積単位の蓄積優先度として設定する。
このように、路側情報の動的情報の蓄積優先度を、関連する車両情報S4の蓄積優先度と合わせることで、削除処理部33Dが後述するように蓄積優先度の低い情報から順に削除する際に、互いに関連する路側情報の動的情報と車両情報S4のうちのいずれか一方の情報のみが削除されるのを防止することができる。
設定部33Bは、車両情報S4及び動的情報の蓄積単位ごとに、当該蓄積単位を記憶部34から削除するのを禁止する削除禁止期間(例えば1か月)を設定することができる。このため、記憶部34には、削除禁止期間が設定された蓄積単位を蓄積する記憶領域が別途設けられている。
削除処理部33Dは、削除禁止期間が設定された蓄積単位を蓄積する記憶領域の蓄積容量がオーバーした場合には、当該記憶領域内に蓄積された蓄積単位のうち、最も蓄積優先度の低いものから順に記憶部34から削除する。
図3は、路側通信機3の制御部33が実行する車両情報S4の蓄積処理の内容を示すフローチャートである。
路側通信機3において、無線通信部31が車両情報S4を受信すると(ステップS1)、制御部33は、車両情報S4の送信元である車両5が交差点Cを含む所定の地理的範囲内に位置するか否かを判定する(ステップS2)。この判定は、収集部33Aにおいて前記地理的範囲外から受信した車両情報S4を収集対象から除外する(間引く)ために行われるものであり、車両情報S4に含まれる位置情報に基づいて判定することができる。
ステップS2の判定結果が肯定的である場合、制御部33は収集部33Aにより車両情報S4を収集する(ステップS3)。
ステップS7の判定結果が肯定的である場合、制御部33は、削除処理部33Dにより記憶部34に蓄積されている車両情報S4の複数の蓄積単位のうち、蓄積優先度が最も低い蓄積単位を抽出して削除する(ステップS8)。そして、制御部33は、削除処理部33Dにより記憶部34の蓄積容量が所定容量以下となるまでステップS7及びステップS8を繰り返し行う。
図4は、路側通信機3の制御部33が実行する路側情報(動的情報)の蓄積処理の内容を示すフローチャートである。
路側通信機3において、無線通信部31が車両情報S4を受信すると(ステップS21)、制御部33は、車両情報S4の送信元である車両5が交差点Cを含む所定の地理的範囲内に位置するか否かを判定する(ステップS22)。この判定は、収集部33Aにおいて前記地理的範囲外から車両情報S4を受信している間に、路車間通信により提供される路側情報を収集対象から除外する(間引く)ために行われるものである。この判定は、車両情報S4に含まれる位置情報に基づいて判定することができる。
ステップS22の判定結果が肯定的である場合、制御部33は収集部33Aにより無線通信部31が送信する路側情報を収集する(ステップS23)。その際、収集部33Aは、無線通信部31による路側情報の送信周期よりも長い所定周期で路側情報を収集するので、路側情報の収集データ量を低減(間引く)ことができる。
ステップS24の判定結果が否定的である場合、制御部33はステップS23に戻る。
ステップS24の判定結果が肯定的である場合、制御部33は、蓄積処理部33Cにより前記所定時間内に収集した路側情報から動的情報のみを抽出したものを蓄積単位として設定する(ステップS25)。そして、制御部33は、設定部33Bにより各蓄積単位に対して、蓄積優先度を上述した手法に従って設定する(ステップS26)。
ステップS29の判定結果が否定的である場合、制御部33はステップS23に戻り、新たな路側情報の収集を行う。
以上、本実施形態によれば、路側通信機3の制御部33における蓄積処理部33Cは、収集部33Aが収集した路側情報のうちから動的情報のみを記憶部34に蓄積させる。このため、路側情報の静的情報と動的情報とを記憶部34に蓄積する場合に比べて、記憶部34に蓄積される路側情報の蓄積容量を低減することができ、かつ時々刻々と情報内容が変化し得る動的情報を多く蓄積することができる。これにより、記憶部34に蓄積される蓄積情報の有効性を高めることができる。
また、収集部33Aが路側情報を収集する前記所定周期は中央装置4が指定するので、路側情報の収集処理を中央装置4からの集中制御によって行うことができる。
また、前記所定時間は中央装置4が指定するので、動的情報の蓄積単位を中央装置4からの集中制御によって設定することができる。
また、記憶部34には1台の車両5(1つの車載通信機6)が送信した車両情報S4を蓄積単位として蓄積されるので、車両5毎に車両情報を活用することができる。
また、路側通信機3を蓄積装置として利用しているので、蓄積装置を安価に構築することができる。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、上記実施形態では、路側通信機3を蓄積装置として利用しているが、路側通信機3とは別に蓄積装置を設けても良い。また、上記実施形態では、路側情報(動的情報)と車両情報S4の両方を蓄積しているが、いずれか一方のみを蓄積しても良い。
2 信号灯器
3 路側通信機
4 中央装置
5 車両
6 車載通信機
7 路側センサ
8 通信回線
30 アンテナ
31 無線通信部
32 有線通信部
33 制御部
33A 収集部
33B 設定部
33C 蓄積処理部
33D 削除処理部
34 記憶部(蓄積部)
C 交差点
S1 信号制御指令
S2 交通情報
S3 制御信号実行情報
S4 車両情報
S5 センサ情報
Claims (18)
- 路側通信機から車載通信機に向けて送信される路側情報を蓄積可能な蓄積部を備えた蓄積装置であって、
前記路側情報を収集する収集部と、
前記収集部が収集した前記路側情報のうちから動的情報のみを前記蓄積部に蓄積させる蓄積処理部と、を備えている蓄積装置。 - 前記収集部は、車載通信機が送信した車両情報を前記路側通信機が受信中のときにのみ、前記路側情報を収集する請求項1に記載の蓄積装置。
- 前記収集部は、前記路側通信機による前記路側情報の送信周期よりも長い所定周期で前記路側情報を収集する請求項1又は請求項2に記載の蓄積装置。
- 前記所定周期は、中央装置が指定する請求項3に記載の蓄積装置。
- 前記蓄積処理部は、前記路側通信機による前記車両情報の受信中に前記収集部が収集した前記路側情報の動的情報を蓄積単位として前記蓄積部に蓄積させる請求項2に記載の蓄積装置。
- 前記蓄積処理部は、前記路側通信機による前記車両情報の受信中における所定時間の間に前記収集部が収集した前記路側情報の動的情報を蓄積単位として前記蓄積部に蓄積させる請求項5に記載の蓄積装置。
- 前記所定時間は、中央装置が指定する請求項6に記載の蓄積装置。
- 前記蓄積部に蓄積される前記動的情報の蓄積単位ごとに蓄積優先度を設定する設定部と、
前記蓄積部に蓄積された前記動的情報が所定容量を超えると、前記蓄積優先度の低い前記蓄積単位から順に削除する削除処理部と、をさらに備えている請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の蓄積装置。 - 前記収集部は、車載通信機が送信した車両情報をさらに収集し、
前記蓄積処理部は、前記収集部が収集した前記車両情報をさらに前記蓄積部に蓄積させる請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の蓄積装置。 - 前記収集部は、車載通信機が送信した車両情報をさらに収集し、
前記蓄積処理部は、前記収集部が収集した前記車両情報をさらに前記蓄積部に蓄積させる請求項8に記載の蓄積装置。 - 車載通信機が送信した車両情報を蓄積可能な蓄積部を備えた蓄積装置であって、
前記車両情報を収集する収集部と、
前記収集部が収集した前記車両情報のうち、1つの車載通信機が送信した車両情報を蓄積単位として前記蓄積部に蓄積させる蓄積処理部と、
前記蓄積部に蓄積される前記車両情報の蓄積単位ごとに、その内容に基づいて蓄積優先度を設定する設定部と、
前記蓄積部に蓄積された前記車両情報が所定容量を超えると、前記蓄積優先度の低い前記蓄積単位から順に削除する削除処理部と、を備えている蓄積装置。 - 前記設定部は、前記車両情報の蓄積単位に含まれる車種情報に基づいて前記蓄積優先度を設定する請求項10又は請求項11に記載の蓄積装置。
- 前記設定部は、前記車両情報の蓄積単位に含まれる車両の挙動情報に基づいて前記蓄積優先度を設定する請求項10又は請求項11に記載の蓄積装置。
- 前記設定部は、前記車両情報の蓄積単位に含まれる車両の位置情報に基づいて前記蓄積優先度を設定する請求項10又は請求項11に記載の蓄積装置。
- 前記設定部は、前記車両情報の蓄積単位に含まれる車両の走行時刻情報に基づいて前記蓄積優先度を設定する請求項10又は請求項11に記載の蓄積装置。
- 前記路側通信機が前記蓄積装置を備えている請求項1〜請求項15のいずれか1項に記載の蓄積装置。
- 路側通信機から車載通信機に向けて送信される路側情報を蓄積部に蓄積する処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
コンピュータを、
前記路側情報を収集する収集部と、
前記収集部が収集した前記路側情報のうちから動的情報のみを前記蓄積部に蓄積させる蓄積処理部として機能させるためのコンピュータプログラム。 - 車載通信機が送信した車両情報を蓄積部に蓄積する処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
コンピュータを、
前記車両情報を収集する収集部と、
前記収集部が収集した前記車両情報のうち、1つの車載通信機が送信した車両情報を蓄積単位として前記蓄積部に蓄積させる蓄積処理部と、
前記蓄積部に蓄積される前記車両情報の蓄積単位ごとに、その内容に基づいて蓄積優先度を設定する設定部と、
前記蓄積部に蓄積された前記車両情報が所定容量を超えると、前記蓄積優先度の低い前記蓄積単位から順に削除する削除処理部として機能させるためのコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015030678A JP2016152010A (ja) | 2015-02-19 | 2015-02-19 | 蓄積装置、及びコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015030678A JP2016152010A (ja) | 2015-02-19 | 2015-02-19 | 蓄積装置、及びコンピュータプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016152010A true JP2016152010A (ja) | 2016-08-22 |
Family
ID=56695448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015030678A Pending JP2016152010A (ja) | 2015-02-19 | 2015-02-19 | 蓄積装置、及びコンピュータプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016152010A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020166725A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 株式会社デンソーテン | 車載装置、ログ収集システムおよびログ収集方法 |
JP2022155708A (ja) * | 2021-03-31 | 2022-10-14 | 三菱重工機械システム株式会社 | 通行状況監視装置、通行状況監視方法およびプログラム |
Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005093688A1 (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Xanavi Informatics Corporation | ナビゲーション装置の交通情報収集システム |
US20060047414A1 (en) * | 2004-09-02 | 2006-03-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Probe-car system using beacon and apparatus therefore |
WO2007058357A1 (ja) * | 2005-11-21 | 2007-05-24 | Optex Co., Ltd. | 運転挙動記録装置 |
JP2007188353A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 交通管理システム |
JP2008059151A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Mitsubishi Electric Corp | 評価装置、交通情報システム、車載装置、評価装置の評価方法、交通情報システムの交通情報処理方法、車載装置の車載情報処理方法、評価装置の評価プログラムおよび車載装置の車載情報処理プログラム |
JP2008077505A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 交差点における交通量算出システム |
JP2009020661A (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-29 | Mitsubishi Electric Corp | 情報提供判定装置及び車載装置 |
JP2009037537A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Panasonic Corp | 交通情報収集装置及び交通情報収集提供システム |
JP2009157419A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 運転支援システム、路上通信装置、および、車載機 |
JP2010103945A (ja) * | 2008-10-27 | 2010-05-06 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 通信システム、無線通信方法及び通信装置 |
JP2010191614A (ja) * | 2009-02-17 | 2010-09-02 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 交通情報推定システム、推定方法、提供システムおよびコンピュータプログラム |
JP2011118562A (ja) * | 2009-12-02 | 2011-06-16 | Mitsubishi Electric Corp | 車載安全制御装置及び安全運転支援システム |
JP2014153198A (ja) * | 2013-02-08 | 2014-08-25 | Mitsubishi Electric Corp | 交通情報受信装置および交通情報送信装置 |
-
2015
- 2015-02-19 JP JP2015030678A patent/JP2016152010A/ja active Pending
Patent Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005093688A1 (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Xanavi Informatics Corporation | ナビゲーション装置の交通情報収集システム |
US20060047414A1 (en) * | 2004-09-02 | 2006-03-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Probe-car system using beacon and apparatus therefore |
WO2007058357A1 (ja) * | 2005-11-21 | 2007-05-24 | Optex Co., Ltd. | 運転挙動記録装置 |
JP2007188353A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 交通管理システム |
JP2008059151A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Mitsubishi Electric Corp | 評価装置、交通情報システム、車載装置、評価装置の評価方法、交通情報システムの交通情報処理方法、車載装置の車載情報処理方法、評価装置の評価プログラムおよび車載装置の車載情報処理プログラム |
JP2008077505A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 交差点における交通量算出システム |
JP2009020661A (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-29 | Mitsubishi Electric Corp | 情報提供判定装置及び車載装置 |
JP2009037537A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Panasonic Corp | 交通情報収集装置及び交通情報収集提供システム |
JP2009157419A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 運転支援システム、路上通信装置、および、車載機 |
JP2010103945A (ja) * | 2008-10-27 | 2010-05-06 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 通信システム、無線通信方法及び通信装置 |
JP2010191614A (ja) * | 2009-02-17 | 2010-09-02 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 交通情報推定システム、推定方法、提供システムおよびコンピュータプログラム |
JP2011118562A (ja) * | 2009-12-02 | 2011-06-16 | Mitsubishi Electric Corp | 車載安全制御装置及び安全運転支援システム |
JP2014153198A (ja) * | 2013-02-08 | 2014-08-25 | Mitsubishi Electric Corp | 交通情報受信装置および交通情報送信装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020166725A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 株式会社デンソーテン | 車載装置、ログ収集システムおよびログ収集方法 |
JP2022155708A (ja) * | 2021-03-31 | 2022-10-14 | 三菱重工機械システム株式会社 | 通行状況監視装置、通行状況監視方法およびプログラム |
JP7449891B2 (ja) | 2021-03-31 | 2024-03-14 | 三菱重工機械システム株式会社 | 通行状況監視装置、通行状況監視方法およびプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11847908B2 (en) | Data processing for connected and autonomous vehicles | |
US12002103B2 (en) | Vehicle-to-vehicle incident information collection | |
US20220292956A1 (en) | Method and system for vehicular-related communications | |
US11397993B2 (en) | Electronic logging and track identification system for mobile telematics devices, and corresponding method thereof | |
US11120647B1 (en) | Vehicle-to-vehicle accident detection | |
US20230159062A1 (en) | Method and apparatus for controlling vehicle driving mode switching | |
CN111052202A (zh) | 用于基于相对定位的安全自主驾驶的系统和方法 | |
JP5659939B2 (ja) | 車両検出システム、車載機およびセンター | |
Saiprasert et al. | Driver behaviour profiling using smartphone sensory data in a V2I environment | |
US20200082311A1 (en) | Risk information processing method and server device | |
US10785404B2 (en) | Information processing method, information processing apparatus, and non-transitory recording medium | |
KR20210086381A (ko) | 교통 사고 위험을 예측하는 위험 예측 시스템 및 방법 | |
CN114056346A (zh) | 一种自动驾驶行车控制方法及装置 | |
CN113905941B (zh) | 地理控制区中的车辆控制 | |
JP5977681B2 (ja) | 移動体端末の位置情報を用いた交通情報提供システム | |
JP2012133726A (ja) | 車載通信装置および通信方法 | |
JP2016152010A (ja) | 蓄積装置、及びコンピュータプログラム | |
Nice et al. | Sailing cavs: Speed-adaptive infrastructure-linked connected and automated vehicles | |
JP2022096071A (ja) | リスク管理装置、リスク管理方法及びリスク管理システム | |
KR20180068462A (ko) | 신호등 제어 시스템 및 방법 | |
JP2013206098A (ja) | 情報生成装置及びコンピュータプログラム | |
JP2005234846A (ja) | 管理装置及び管理システム及び管理方法 | |
CN113781809A (zh) | 一种基于大数据平台的无人驾驶预警方法及装置 | |
KR20250018010A (ko) | V2i 통신과 머신러닝 기반 프레임워크를 이용한 교차로 교통안전성 향상 방법 및 시스템 | |
Younes et al. | Context Prediction of Highways Based on The Vehicular Traffic Distribution § |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170926 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180809 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181002 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181127 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20190514 |