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JP2016151519A - 検知装置および移動体 - Google Patents

検知装置および移動体 Download PDF

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JP2016151519A
JP2016151519A JP2015029857A JP2015029857A JP2016151519A JP 2016151519 A JP2016151519 A JP 2016151519A JP 2015029857 A JP2015029857 A JP 2015029857A JP 2015029857 A JP2015029857 A JP 2015029857A JP 2016151519 A JP2016151519 A JP 2016151519A
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堯之 片平
Takayuki Katahira
堯之 片平
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Abstract

【課題】検知光の照射方向を変えて、検知範囲の設定の自由度を向上させることができる検知装置を提供する。
【解決手段】検知装置10は、検知光が照射された検知範囲における被検知物の有無を検知する。検知装置10は、被検知物に対する検知光を照射する発光部21と、被検知物からの反射光を受光する受光部22と、発光部21を収容する筐体20と、発光部20から照射された検知光を、発光部21からの照射方向とは異なる方向へ反射させる反射部30とを備えている。反射部30は、筐体20から離間した位置に設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、検知光を照射して被検知物の有無を検知する検知装置および移動体に関する。
従来、走行面を自律走行するシステムでは、障害物を検知するセンサが設けられている。車両などでは、前部や後部にレーザレーダを搭載して、前方や後方といった自車周辺を探査しており、他の車両等の物体を検出して、追従走行や衝突軽減等を実現することが試みられている。
レーザレーダなどにおいては、一般的に、レーザの照射点から扇状に広がるようにレーザを照射し測距(検知)を行っている。しかしながら、従来の方式では、例えば、車両の前方と真下とのように、1つのレーザレーダで異なる複数の方向を検出範囲とすることは困難であった。これに対し、ミラー等でレーザを反射させて、複数の方向に振り分ける方式が試みられている(例えば、特許文献1および特許文献2参照。)。
特開2009−103482号公報 特開2014−81332号公報
特許文献1に記載の車載用レーダ装置は、レーザ光を前方に放射状に出射するレーザレーダと、レーザレーダから出射されたレーザ光を外向きに反射する反射鏡とを備えた構造とされており、筐体の後部にレーザレーダが設けられており、筐体の前部に反射鏡が設けられている。
また、特許文献2に記載の光式検出装置は、レーザ光を発光する発光素子と、発光素子により発光されたレーザ光を走査する回転ミラーと、回転ミラーによるレーザ光の走査範囲のうち、第1の走査範囲で走査されるレーザ光の走査方向を偏向する一方、第2の走査範囲で走査されるレーザ光の走査方向を偏向しない切換ミラーとを備えた構造とされている。光式検出装置において、発光素子、回転ミラー、および切換ミラーは、車両のドアミラー等に集約して設けられている。
しかしながら、特許文献1および特許文献2では、発光素子とミラー等とが密集して設けられているため、これらを収容する筐体自身が遮蔽物となっていた。そのため、死角となる箇所を検知することができず、設置場所や検出範囲が制約されるため、ユーザの要望を満たすには不充分であった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、検知光の照射方向を変えて、検知範囲の設定の自由度を向上させることができる検知装置および移動体を提供することを目的とする。
本発明に係る検知装置は、被検知物に対する検知光を照射する発光部と、該被検知物からの反射光を受光する受光部とを備え、前記検知光が照射された検知範囲における前記被検知物の有無を検知する検知装置であって、前記発光部を収容する筐体と、前記発光部から照射された検知光を、該発光部からの照射方向とは異なる方向へ反射させる反射部とを備え、前記反射部は、前記筐体から離間した位置に設けられていることを特徴とする。
本発明に係る検知装置では、前記反射部の前記筐体に対する相対的な位置を固定する固定部を備えている構成としてもよい。
本発明に係る検知装置では、前記反射部は、前記発光部から照射された検知光のうち、一部を反射させる構成としてもよい。
本発明に係る検知装置では、前記反射部は、前記発光部から照射された検知光の全てを反射させる構成としてもよい。
本発明に係る検知装置では、前記反射部は、凸面鏡を設けた構成としてもよい。
本発明に係る検知装置では、前記反射部は、凹面鏡を設けた構成としてもよい。
本発明に係る移動体は、本発明に係る検知装置を備えていることを特徴とする。
本発明によると、発光部から照射される検知光を反射部で反射させることで、検知光の照射方向を変えることができ、検知範囲の設定の自由度を向上させることができる。また、反射部を筐体から離間した位置に設けることで、発光部の位置に囚われない方向へ検知光を反射させることができ、筐体に遮られて死角となっている位置を検知範囲とすることができる。
本発明の第1実施形態に係る移動体の側面図である。 本発明の第1実施形態に係る移動体の上視図である。 本発明の第1実施形態に係る検知装置の検知範囲を示す説明図である。 本発明の第1実施形態の変形例1に係る検知装置の検知範囲を示す説明図である。 本発明の第1実施形態の変形例2に係る検知装置の検知範囲を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係る移動体の側面図である。 本発明の第2実施形態に係る移動体の上視図である。 本発明の第2実施形態に係る検知装置の検知範囲を示す説明図である。 本発明の第3実施形態に係る移動体の側面図である。 本発明の第3実施形態に係る移動体の上視図である。 本発明の第2実施形態に係る検知装置の検知範囲を示す説明図である。 本発明の第3実施形態の変形例3に係る検知装置の検知範囲を示す説明図である。 本発明の第3実施形態の変形例4に係る検知装置の検知範囲を示す説明図である。 本発明の第3実施形態の変形例5に係る検知装置の検知範囲を示す説明図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係る検知装置および移動体について、図面を参照して説明する。
図1Aは、本発明の第1実施形態に係る移動体の側面図であって、図1Bは、本発明の第1実施形態に係る移動体の上視図である。
本発明の第1実施形態に係る移動体1は、被検知物に対する検知光を照射する発光部21と、被検知物からの反射光を受光する受光部22とが設けられ、検知光が照射された検知範囲における被検知物の有無を検知する検知装置10を備え、走行面Smを走行する。具体的に、移動体1は、予め設定された経路に沿って移動する四輪の車両であって、車体2に、駆動部3、筐体20(検知装置10の一部)、および固定部40が設けられ、固定部40の先端に反射部30が固定されている。
駆動部3は、4つの車輪とモータ等の駆動源とによって構成されている。なお、駆動部3は、これに限定されず、車輪の数を変更したり、ベルト等を用いたりしてもよく、移動体1を走行させ、適宜走行する速度を調整できる構成とされていればよい。駆動部3は、移動体1に設けられたCPUによって、走行する速度や方向が制御される。なお、以下では説明の簡略化のため、移動体1の進行方向における前方(図1Aおよび図1Bでは、右方)を前方と省略し、移動体1の進行方向における後方(図1Aおよび図1Bでは、左方)を後方と省略することがある。
検知装置10は、LIDAR(Light Detection and Ranging)を用いた光学センサであって、発光部21から検知光であるレーザ光を広範囲に照射し、物体からの反射光を受光部22で受光している。それによって、検知装置10は、被検知物の位置や被検知物までの距離を検知している。筐体20は、発光部21および受光部22を収容しており、車体2の上面であって、移動体1の進行方向で前方寄り(図1Aおよび図1Bでは、右方)に配置されている。本実施の形態において、発光部21は、前方に向かって検知光を照射する構成とされている。なお、発光部21から照射される検知光の照射範囲と反射部30との関係については、後述する図2を参照して説明する。
反射部30は、例えば、鏡であって、発光部21から照射された検知光を、発光部21からの照射方向とは異なる方向へ反射させる。また、反射部30は、筐体20から離間した位置に設けられており、固定部40によって、筐体20に対する相対的な位置が固定されている。本実施の形態において、反射部30は、2つの平面鏡31で構成されており、筐体20および車体2の斜め前方(図1B参照)に配置されている。固定部40は、2つの平面鏡31に対応して2箇所に設けられ、それぞれの一端が車体2の上面に固定され、他端が平面鏡31の上部を支持している。2つの平面鏡31は、車体2(筐体20)に対し傾斜して対向しており、それぞれ車体2の外側へ向けられている。
なお、固定部40については、これに限定されず、適宜形状を変更してもよい。つまり、固定部40は、反射部30と発光部21との位置関係を固定する構造とされていればよく、検知光を遮らないように反射部30を支持していればよい。また、固定部40と車体2とが一体とされた構造であってもよく、筐体20および反射部30を車体2に内蔵しつつ、反射部30を筐体20から離間させて配置してもよい。
図2は、本発明の第1実施形態に係る検知装置の検知範囲を示す説明図である。
図2は、検知装置10を上方から見た状態での検知範囲を示しており、図面の見易さを考慮して、固定部40を省略している。なお、以下では説明の簡略化のため、上面視において、移動体1の進行方向Xに対して垂直な方向を幅方向Yと呼ぶことがある。
検知光は、発光部21から進行方向Xの前方に向かって、扇状に広がるように出射されている。発光部21から出射された検知光全体(全体光KT)のうち、幅方向Yの中央に対応する第1光K1は、2つの平面鏡31(反射部30)の間を通り、前方へ照射される。また、全体光KTのうち、幅方向Yの両端に対応する第2光K2は、それぞれに対応する平面鏡31に照射される。そして、平面鏡31に照射された第2光K2は、移動体1の側方(幅方向Yで移動体1の外側)へ反射される。検知装置10は、第1光K1が照射された範囲を第1検知範囲H1とし、第2光K2が照射された範囲を第2検知範囲H2として、被検知物の有無を検知する。以下では説明のため、第1検知範囲H1ないし第12検知範囲H12を併せて、検知範囲と呼ぶことがある。受光部22は、検知範囲内に被検知物がある場合、被検知物からの反射光を受光して、被検知物の位置や距離を検知する。
上述したように、発光部21から照射される検知光を反射部30で反射させることで、検知光の照射方向を変えることができ、検知範囲の設定の自由度を向上させることができる。また、反射部30を筐体20から離間した位置に設けることで、発光部21の位置に囚われない方向へ検知光を反射させることができ、筐体20に遮られて死角となっている位置を検知範囲とすることができる。
また、固定部40によって反射部30を固定することで、発光部21と反射部30との位置関係を常に維持することができる。それによって、検知範囲を確定して、確実に被検知物を検知することができる。つまり、予め反射部30の位置が設定されていれば、検知光を出射するタイミングや反射光を受光するまでの時間を検出することで、第1検知範囲H1または第2検知範囲H2のいずれでの検知結果かを把握でき、移動体1の適切な制御に反映することができる。また、筐体20や車体2が検知範囲に含まれる場合は、予め筐体20や車体2の位置を記憶しておくことで、筐体20や車体2を被検知物と誤検知しないように設定することができる。
さらに、反射部30は、発光部21から照射された検知光のうち、一部を反射させる構成とされている。したがって、発光部21からの検知光の一部を反射させる構造とすることで、発光部21から直接検知光が照射される領域を検知範囲とすると伴に、反射部30によって間接的に照射される領域も検知範囲とすることができる。すなわち、1つの発光部21に対して、複数の検知範囲が設定された構成とすることができる。
なお、図面では、見易さを考慮して、反射部30のサイズを大きく示しているが、反射部30のサイズは、発光部21との位置関係によって設定すればよく、反射部30を車体2に固定してサイズを小さくしてもよい。また、反射部30の向きについては、検知範囲に応じて傾きを適宜変更してもよい。
本実施の形態では、反射部30を平面鏡31としたが、これに限定されず、異なる形状の鏡を用いてもよい。以下では、本発明の第1実施形態の変形例1および変形例2について、図面を参照して説明する。
図3は、本発明の第1実施形態の変形例1に係る検知装置の検知範囲を示す説明図である。なお、図3では、図面の見易さを考慮して、固定部40を省略している。
変形例1では、平面鏡31に換えて、反射部30を凸面鏡32としている。発光部21から出射された全体光KTのうち、幅方向Yの中央に対応する第3光K3は、第1光K1と同様に、2つの凸面鏡32(反射部30)の間を通り、前方へ照射される。また、全体光KTのうち、幅方向Yの両端に対応する第4光K4は、それぞれに対応する凸面鏡32に照射される。凸面鏡32に照射された第4光K4は、第2光K2と同様に、移動体1の側方へ反射されるが、第2光K2よりも拡散して照射される。その結果、第3光K3が照射された第3検知範囲H3は、第1検知範囲H1と同じであるが、第4光K4が照射された第4検知範囲H4は、第2検知範囲H2よりも広い範囲となる。このように、入射した光を拡散させて反射する凸面鏡32を設けることで、広範囲に対して検知を実施する構造とすることができる。
図4は、本発明の第1実施形態の変形例2に係る検知装置の検知範囲を示す説明図である。なお、図4では、図面の見易さを考慮して、固定部40を省略している。
変形例2では、平面鏡31に換えて、反射部30を凹面鏡33としている。発光部21から出射された全体光KTのうち、幅方向Yの中央に対応する第5光K5は、第1光K1と同様に、2つの凹面鏡33(反射部30)の間を通り、前方へ照射される。また、全体光KTのうち、幅方向Yの両端に対応する第6光K6は、それぞれに対応する凹面鏡33によって移動体1の側方へ反射されるが、第2光K2よりも収束して照射される。その結果、第5光K5が照射された第5検知範囲H5は、第1検知範囲H1と同じであるが、第6光K6が照射された第6検知範囲H6は、第2検知範囲H2よりも狭い範囲となる。このように、入射した光を収束させて反射する凹面鏡33を設けることで、検知範囲を狭めて、より緊密な検知を実施する構造とすることができる。それによって、検知における解像度を高めて、より小さな物体の検知を実施できる構成としている。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る検知装置および移動体について、図面を参照して説明する。
図5Aは、本発明の第2実施形態に係る移動体の側面図であって、図5Bは、本発明の第2実施形態に係る移動体の上視図である。なお、第1実施形態と機能が実質的に等しい構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施形態は、第1実施形態に対して、平面鏡31(反射部30)の数と位置とが異なっている。具体的に、反射部30は、1つの平面鏡31で構成されており、筐体20および車体2の斜め上方(図5A参照)に配置されている。平面鏡31は、走行面Smに対し傾斜して対向しており、車体2の前方下方へ向けられている。
図6は、本発明の第2実施形態に係る検知装置の検知範囲を示す説明図である。
図6は、検知装置10を側方から見た状態での検知範囲を示しており、図面の見易さを考慮して、固定部40を省略している。なお、以下では説明の簡略化のため、側面視において、移動体1の進行方向Xに対して垂直な方向を高さ方向Zと呼ぶことがある。
発光部21から出射された全体光KTのうち、高さ方向Zの下部に対応する第7光K7は、平面鏡31(反射部30)の下方を通り、前方へ照射される。また、全体光KTのうち、高さ方向Zの上部に対応する第8光K8は、平面鏡31に照射されて、移動体1の前方下方(走行面Sm側)へ反射される。検知装置10は、第7光K7が照射された範囲を第7検知範囲H7とし、第8光K8が照射された範囲を第8検知範囲H8として、被検知物の有無を検知する。
検知装置10において、発光部21は、扇状の広い範囲に検知光を照射している。ここで、移動体1の障害となる被検知物としては、高さ方向Zで走行面Smに近い下方に位置している場合が多く、上方には障害物が少ないと考えられる。そこで、上方へ向かう検知光を下方へ反射させて、筐体20の直下の死角となる位置を検知範囲とし、障害物の検知により有効な構成とすることができる。
第2実施形態では、第1実施形態と同様に、平面鏡31を凸面鏡32や凹面鏡33に換えて、検知範囲の広さを変更してもよい。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る検知装置および移動体について、図面を参照して説明する。
図7Aは、本発明の第3実施形態に係る移動体の側面図であって、図7Bは、本発明の第3実施形態に係る移動体の上視図である。なお、第1実施形態および第2実施形態と機能が実質的に等しい構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
第3実施形態は、第2実施形態に対して、平面鏡31(反射部30)の位置が異なっており、発光部21からの検知光の出射方向が異なる。具体的に、反射部30は、筐体20の上方(図7A参照)に配置されており、発光部21は、上方に向かって検知光を照射する構成とされている。平面鏡31は、筐体20に対し傾斜して対向しており、車体2の前方へ向けられている。
図8は、本発明の第2実施形態に係る検知装置の検知範囲を示す説明図である。
図8は、検知装置10を側方から見た状態での検知範囲を示しており、図面の見易さを考慮して、固定部40を省略している。発光部21から出射された検知光(第9光K9)は、全て平面鏡31に照射され、前方へ向けて反射される。検知装置10は、第9光K9が照射された範囲を第9検知範囲H9として、被検知物の有無を検知する。
本実施の形態において、反射部30は、発光部21から照射された検知光の全てを反射させる構成とされている。すなわち、検知装置10では、発光部21を駆動させるための電源等の位置や筐体20の形状を考慮する必要があり、発光部21を設ける位置が制限される場合がある。そこで、発光部21からの検知光の全てを反射させる構造とすることで、反射部30を起点とみなした検知範囲を設定することができ、発光部21および反射部30の配置の自由度を向上させることができる。
次に、本発明の第3実施形態の変形例3ないし変形例5について、図面を参照して説明する。
図9は、本発明の第3実施形態の変形例3に係る検知装置の検知範囲を示す説明図である。なお、図9では、図面の見易さを考慮して、固定部40を省略している。
変形例3では、平面鏡31に換えて、反射部30を凸面鏡32としている。発光部21から出射された検知光(第10光K10)は、凸面鏡32に照射され、第9光K9よりも拡散して照射される。その結果、第10光K10が照射された第10検知範囲H10は、第9検知範囲H9よりも広い範囲となる。
図10は、本発明の第3実施形態の変形例4に係る検知装置の検知範囲を示す説明図である。なお、図10では、図面の見易さを考慮して、固定部40を省略している。
変形例4では、平面鏡31に換えて、反射部30を凹面鏡33としている。発光部21から出射された検知光(第11光K11)は、凹面鏡33に照射され、第9光K9よりも収束して照射される。その結果、第11光K11が照射された第11検知範囲H11は、第9検知範囲H9よりも狭い範囲となる。
図11は、本発明の第3実施形態の変形例5に係る検知装置の検知範囲を示す説明図である。なお、図11では、図面の見易さを考慮して、固定部40を省略している。
変形例5では、平面鏡31に換えて、反射部30を全方位ミラー34としている。また、筐体20は、車体2の上面のうち、略中央に配置されている。発光部21から出射された検知光(第12光K12)は、全方位ミラー34に照射され、筐体20(車体2)の周囲360度を覆うように反射される。つまり、上方へ出射された第12光K12のうち、前方寄りの光は、全方位ミラー34によって、前方へ向かうように反射され、後方寄りの光は、後方へ向かうように反射される。図11では省略されているが、幅方向Yに対しても同様であって、第12光K12の一部は、車体2の側方(図11では、紙面手前および奥側)へ向かって反射される。検知装置10は、第12光K12が照射された範囲を第12検知範囲H12として、被検知物の有無を検知する。このように、全方位ミラー34を用いて検知光の照射範囲を広げることで、1つの検知装置10で周囲の全方位に対する検知を実施できる。
なお、今回開示した実施の形態は全ての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。従って、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれる。
1 移動体
2 車体
3 駆動部
10 検知装置
20 筐体
21 発光部
22 受光部
30 反射部
31 平面鏡
32 凸面鏡
33 凹面鏡
34 全方位ミラー
40 固定部
Sm 走行面
X 進行方向
Y 幅方向
Z 高さ方向

Claims (7)

  1. 被検知物に対する検知光を照射する発光部と、該被検知物からの反射光を受光する受光部とを備え、前記検知光が照射された検知範囲における前記被検知物の有無を検知する検知装置であって、
    前記発光部を収容する筐体と、
    前記発光部から照射された検知光を、該発光部からの照射方向とは異なる方向へ反射させる反射部とを備え、
    前記反射部は、前記筐体から離間した位置に設けられていること
    を特徴とする検知装置。
  2. 請求項1に記載の検知装置であって、
    前記反射部の前記筐体に対する相対的な位置を固定する固定部を備えていること
    を特徴とする検知装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の検知装置であって、
    前記反射部は、前記発光部から照射された検知光のうち、一部を反射させること
    を特徴とする検知装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の検知装置であって、
    前記反射部は、前記発光部から照射された検知光の全てを反射させること
    を特徴とする検知装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1つに記載の検知装置であって、
    前記反射部は、凸面鏡を設けた構成とされていること
    を特徴とする検知装置。
  6. 請求項1から請求項4までのいずれか1つに記載の検知装置であって、
    前記反射部は、凹面鏡を設けた構成とされていること
    を特徴とする検知装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1つに記載の検知装置を備え、走行面を走行する移動体。
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