JP2016150823A - エレベータ点検装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】点検結果を効率良く評価することができるエレベータ点検装置を提供する。【解決手段】エレベータ点検装置40は保守要員が携帯して操作可能であり、且つ、エレベータ10の運転を制御するエレベータ制御部34と通信部APを介して接続されエレベータ10に対して点検動作を実行させるメンテナンス端末42を備えたエレベータ点検装置40であって、メンテナンス端末42はエレベータ制御部34によって取得された点検動作に対応する点検結果を表示するとともに、点検結果が予め定められている合格基準を満たしているか否かを判断して点検評価を点検結果と併せて表示する。【選択図】図1
Description
本発明は、エレベータの点検装置、特にメンテナンス端末を用いて行う点検装置に関する。
一般に、エレベータでは、乗りかごの昇降速度やブレーキの制動力等について定期的に点検を実施することが法令で義務付けられている。これらの法定点検を実施する際には、メンテナンス端末を機械室等に設置されているエレベータ制御装置に接続してエレベータに点検動作を実行させるとともに点検結果をメンテナンス端末に表示させる、例えば昇降速度等の測定データを保守要員がメンテナンス端末のスクリーン上で目視にて読み取り合格基準を満たしているか否かを確認している。
特許文献1には、保守用携帯端末で作成された運転モードの変更指令データをエレベータ制御装置に遠隔監視装置を経由して送信することによって、保守要員がエレベータ制御装置の設置場所に行くことなくエレベータを通常運転モードから診断運転モードに変更することができるエレベータ点検装置が開示されている。
上記特許文献1に開示されたエレベータ点検装置では、点検結果の表示及び点検結果を評価することはできないため点検結果が合格基準を満たしているか否かを点検マニュアル等で逐一確認して評価する必要があり作業性の点で問題がある。
本発明の目的は、点検結果を表示し、また効率良く評価することができるエレベータ点検装置を提供することにある。
本発明に係るエレベータ点検装置は、保守要員が携帯して操作可能であり、且つ、エレベータの運転を制御するエレベータ制御部と通信部を介して接続されエレベータに対して点検動作を実行させるメンテナンス端末を備えたエレベータの点検装置であって、メンテナンス端末は、エレベータ制御部によって取得された点検動作に対応する点検結果を表示するとともに、点検結果が予め定められている合格基準を満たしているか否かを判断して点検評価を点検結果と併せて表示するものである。
本発明に係るエレベータ点検装置において、メンテナンス端末は、点検動作の指示を音声で行うことが好適である。
本発明に係るエレベータ点検装置によれば、点検結果と併せて点検評価を表示することができる。これにより、点検結果の評価を効率良く行うことができるため作業性を向上させることができる。
以下に、本発明に係る実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。この説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等にあわせて適宜変更することができる。また、以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて用いることは当初から想定されている。
図1は、本発明に係る実施の形態であるエレベータ点検装置40を含むエレベータ10の全体構成を示す図である。エレベータ10は、巻上機12、乗りかご14、主ロープ15、乗り場扉26、および、エレベータ点検装置40を備えている。巻上機12は、図示した実施形態では、昇降路Sの直上の機械室Mに設置されており、主ロープ15を介して乗りかご14およびカウンタ錘(不図示)を相対的に昇降させる。また、巻上機12は制動ユニット12aを有している。この制動ユニット12aは、機械的に独立した2系統のブレーキからなり、いずれか一方のブレーキが故障しても他方のブレーキの制動力によって巻上機12を確実に制止できるように構成されている。
乗りかご14は、人または荷物を載せて昇降する機能を有し、開閉扉16、操作パネル18、秤ユニット24、着床センサ25を備えている。開閉扉16は、左右方向にスライドする左右両開き方式の扉であり、各階の乗り場13に設置された乗り場扉26と対向する乗りかご14の前面側に配置されている。開閉扉16は、乗りかご14の天井部分に設けられた開閉装置16aによって開閉される。
操作パネル18は、行き先階釦18a、ドア開閉釦18b、乗りかご14の位置を表示するインジケータ18c、インターホン18d、および、インターホン用ボタン18eを有している。
秤ユニット24は、乗りかご14の天井に設置されており、例えば、シャックルロッドの変位から荷重を検出し、あるいは乗りかご14の床下に設けた弾性体の撓み量から荷重を検出するように構成されている。
乗り場扉26は各階の乗り場13の建屋壁面に設けられ、乗り場扉26に隣接する位置には乗りかご14の呼び釦26aを有する乗り場操作盤26bが設置されている。各階に設置されている乗り場扉26は、対向する位置に乗りかご14が停止しているときにだけ開閉扉16の動作に連動して開閉するように構成されている。
エレベータ制御部34は、機械室Mに設置されており、上述した巻上機12、乗りかご14、操作パネル18、秤ユニット24等のエレベータ10の各構成要素と電気的に接続されており、これらの各構成要素から測定データを常時取得するように構成されている。
また、エレベータ制御部34は、UCMP(Unintended Car Movement Protection)回路から成る戸開走行保護ユニット34aおよびバックアップ用電源34bを有している。この戸開走行保護ユニット34aは、開閉扉16および乗り場扉26のいずれかが開いた状態で乗りかご14が昇降していることを検知したときに上記制動ユニット12aの制動力によって乗りかご14の昇降を停止させる安全装置である。バックアップ用電源34bは、地震発生時や停電時において乗りかご14を最寄り階の乗り場13まで昇降させるための非常用電源である。通信部APは、機械室Mに設置されたアクセスポイントであり、エレベータ制御部34と電気的に接続されており、後述するメンテナンス端末を無線通信によってエレベータ制御部34に接続する役割を有している。
エレベータ点検装置40は、エレベータ10の運転を統括的に制御するエレベータ制御部34と通信部APを介して接続されたメンテナンス端末42を備えている。このメンテナンス端末42は、保守要員が携帯して操作可能なラップトップ型のパソコンとすることができる。メンテナンス端末42には各種の保守用プログラムがインストールされており、エレベータ10の通信部APと無線通信によって接続可能に構成されている。なお、メンテナンス端末42を有線通信によってエレベータ制御部34に接続するようにしてもよい。
メンテナンス端末42は、エレベータ10に対する定期点検等の点検動作を実行させる機能を有している。以下において、メンテナンス端末42によるエレベータ10の点検方法について説明する。
図2は、メンテナンス端末42をエレベータ制御部34に接続した際にメンテナンス端末42のスクリーン画面42aに表示される保守点検用画面44を示したものである。
保守点検用画面44には、左側に各種自動チェック表示欄(1)と、右側に一部手動操作を要する点検項目から構成される手動チェック表示欄(2)とが設けられている。各種自動チェック表示欄(1)には、昇降速度、ブレーキ静トルク、ブレーキ動トルク、はかり無負荷測定、はかり動作測定、UCMP特定距離感知装置確認、地震時管制運転、火災時管制運転、停電灯動作試験、直話試験の項目がそれぞれ上から順に表示されている。これらの点検項目のうち昇降速度を選択するには、保守点検用画面44の左側端部に表示されるチェックボックス48aをクリックして「レ」マークを表示させればよい。同様に、他の点検項目についても左側に表示されているチェックボックス50a,52a,54a,56a,58a,60a,62a,64a,66aをクリックすることによって選択することができる。また、各点検項目の下側に表示されている全選択ボタン70aをクリックすることによって上述した各点検項目を一括選択することもできる。そして、保守点検用画面44の画面中央の下側部分に表示される実行ボタン70bを選択することによってエレベータ制御部34を介してエレベータ10が通常運転から点検モードに変更され、上記選択された各点検項目に対応した点検動作が上から順に連続的に実行される。以下、各点検動作について順に説明する。
昇降速度の点検は、無負荷状態において乗りかご14を最上階と最下階の間を昇降させて、上昇時および下降時における最高速度が規定速度に対して、例えば125%以内であるか否かを確認するものである。乗りかご14の昇降動作が終了すると、上昇時および下降時の最高速度が点検結果の欄48b,49bにそれぞれ表示され、これらの最高速度が合格基準を満たしているとメンテナンス端末42が判断した場合には「O.K.」と、不合格の場合には「NG」と点検評価の欄48c,49cに表示される。これにより、点検評価を点検結果と併せて表示することができるため、点検作業を効率良く実施することができる。なお、不合格の場合には、点検評価の欄48c,49cの背景色を赤色に変更して目に付き易くしたり、「NG」と表示する代わりに「×」マークを表示するものとしてもよい。
また、昇降速度の点検を実行する前に、メンテナンス端末42は、インターホン18dを介して乗りかご14から降りるように指示する音声案内を行うことが好ましい。これにより、保守要員が乗りかご14から降りるのを失念していたために点検作業をやり直すというような手間が発生し難くなり点検動作をより円滑に実施することができる。
以下において、各点検動作における点検結果および点検評価の欄の表示内容は上記昇降速度の点検動作とほぼ同様であるため適宜説明を省略する。
ブレーキ静トルクの点検は、制動ユニット12aによって巻上機12に制動力を作用させた状態で通常運転時の200%に相当する出力まで回転駆動力を段階的に上昇させたときの巻上機12の滑り量をセンサ(不図示)によって測定する点検動作である。この点検動作では、180%未満の回転力が付与されたときに巻上機12に滑りが発生しなければメンテナンス端末42によって合格基準を満たすものであると判断される。
ブレーキ動トルクの点検は、乗りかご14を例えば上昇させながら制動ユニット12aを作動させて乗りかご14を急停止させたときの制動距離を測定する点検動作を3回繰り返し実行し、各回の制動距離の平均値が規定範囲内であればメンテナンス端末42によって合格基準を満たすものと判断される。
はかり無負荷測定試験は、秤ユニット24が積載重量を適正に検知しているか否かを確認する試験であり、乗りかご14に人や荷物を搭載していない無負荷状態で秤ユニット24が検知する荷重を確認して行われる。この点検動作では、秤ユニット24が検知している荷重が乗りかご14の最大積載荷重に対する割合として点検結果の欄54bに百分率で表示され、その検知荷重に含まれる誤差が10%以内であれば合格基準を満たすものとメンテナンス端末42によって判断される。
はかり動作測定試験は、乗りかご14を例えば最下階の乗り場13に停止させた状態でメンテナンス端末42から秤ユニット24が過積載を検知したときの信号を擬似的にエレベータ制御部34に送信し、インターホン18dから過積載を知らせる警告音が鳴動するとともに乗りかご14の開閉扉16bが開状態となるかどうかを確認する。このはかり動作測定試験では、エレベータ制御部34からインターホン18dに対して上記の警告音を鳴動させるための信号と開閉扉16を開状態とするための信号とが適切に送信されているか否かによって合格基準を満たしているか否かがメンテナンス端末42によって判断される。
UCMP特定距離感知装置の点検は、乗りかご14を任意の階に向かって昇降させたときに乗りかご14の着床センサ25が各階の乗り場扉26の直下方に設けられた着床プレート25aを適切に検知できるか否かを確認する試験である。この着床プレート25aには、上下方向に沿って例えば5つの基準位置が設けられており、各基準位置には上から下に向かって「0」、「6」、「2」、「1」、「0」の識別番号が順に設定さている。識別番号「2」の基準位置は、各乗り場13のフロアの位置である乗場階床レベルを示している。他の識別番号が付された各基準位置は、乗り場13に乗りかご14が停止したときに開閉扉16を開閉することができるドアゾーンを検出するための位置である。この点検動作では、任意の階の乗り場13に向かって乗りかご14を昇降させ、上昇時に着床センサ25が着床プレート25aの基準位置を「0」、「1」、「2」の順で検知し、下降時に着床センサ25が着床プレート25aの基準位置を「0」、「6」、「2」の順で検知しているか否かを確認する。点検結果の欄58bには上昇時に検知された基準位置が順番に表示され、「0」→「1」→「2」の順に識別番号が表示されると合格基準を満たすこととなる。点検結果の欄59bには下降時に検知された基準位置が順番に表示され、「0」→「6」→「2」の順に識別番号が表示されると合格基準を満たすこととなる。本実施形態では、UCMP特定距離感知装置の点検は、保守要員が乗りかご14に乗り込まずに行う例を挙げているが、保守要員が乗りかご14に乗り込んで行うこととしてもよい。この場合には、予め設定された階の乗り場13に乗りかご14を停止させて開閉扉16を開くとともにインターホン18dを介して乗りかご14に乗り込むように促すアナウンスを保守要員に対して行うことが好ましい。また、操作パネル18のインジケータ18cにも上記着床センサ25の基準位置を検知した順番を表示させてもよい。これにより、保守要員は目視でも検知状況を確認することができる。
地震時管制運転の点検は、メンテナンス端末42から地震発生を知らせる擬似信号をエレベータ制御部34に送信し、エレベータ制御部34に内蔵されているバックアップ用電源34bによって乗りかご14が最寄り階の乗り場13まで昇降し開閉扉16を開いた状態で停止するとともに乗客に避難を促すアナウンスがインターホン18dから行われるか否かを確認する試験である。この点検動作では、バックアップ用電源34bの電圧が点検結果の欄60bに表示され、この電圧が所定の基準値以上であり、且つ、エレベータ制御部34が受信する信号に基づいて上記の地震管制運転が規定通りに実行されたとメンテナンス端末42が判断した場合に合格基準を満たしていると判断される。
また、本実施形態では、火災時管制運転、停電灯動作試験、および、直話試験についてもメンテナンス端末42によって実行させることが可能である。火災時管制運転の点検は、メンテナンス端末42から火災発生を伝える擬似信号をエレベータ制御部34に送信し、乗りかご14が例えば1階に設定されている避難階まで自動的に昇降して開閉扉16を開いた状態で停止し、乗客に避難を促すアナウンスがインターホン18dを介して適切に実行されるか否かを確認する試験である。停電灯動作試験は、メンテナンス端末42から停電発生を伝える擬似信号をエレベータ制御部34に送信したときに乗りかご14に設置された停電灯14aが点灯していることを確認する試験である。直話試験は、エレベータ10の遠隔監視を行う情報センターとの通話ができるか否かを確認する試験である。これらの火災管制運転、停電灯動作試験、および、直話試験は、エレベータ制御部34が乗りかご14や他の構成要素との間で送受信する各種の信号に基づいて規定通りに乗りかご14が動作しているか否かをメンテナンス端末42が良否判断して行う。
なお、本実施形態では、はかり動作測定、火災時管制運転、停電灯動作試験、および、直話試験では、点検結果の欄は設けられておらず、点検評価の欄56c,62c,64c,66cのみが設けられている。
本発明に係るエレベータ点検装置40によれば、各種自動チェック表示欄(1)に表示された各点検動作の点検結果および点検評価を併せて表示することができる。このため、点検結果の評価を効率良く行うことができる。
また、上述した各点検動作の開始前に点検動作を開始するか否かを確認するメッセージをスクリーン画面42aに表示するとともに、各点検動作の開始操作を保守要員が行ってから点検動作を開始するようにしてもよい。
本実施形態では、手動チェック表示欄(2)には、UCMP制動距離確認運転の項目が表示されている。UCMP制動距離確認運転の点検では、セットボタン68aをクリックすることによって乗りかご14が例えば最下階の乗り場13で停止して開閉扉16を開いた状態で停止する。そして、乗りかご14に乗りこむように指示する音声案内を行い、操作パネル18のドア開閉釦18bが押されると最上階の乗り場13まで上昇して開閉扉16を開き、保守要員に乗りかご14から降りるように指示する音声案内を行う。保守要員が乗りかご14から降りて呼び釦26aを押圧すると、開閉扉16を閉じて乗りかご14を所定距離だけ降下させてから上昇し、着床センサ25が着床プレート25aを検知したときに制動ユニット12aによって巻上機12に急制動を掛けて乗りかご14を停止させてから開閉扉16を開いた状態で停止する。そして、保守要員が乗りかご14の床面と乗り場13の床面との間の段差を測定し、その測定距離を測定段差距離の欄68bに入力する。その後、保守要員が呼び釦26aを押圧することによって上記制動距離の点検動作が残り2回繰り返し実行されるので、保守要員は上記同様に段差を測定して測定値を測定段差距離の欄68c,68dに入力する。合計3回の点検結果が入力されると各階の平均値が自動的に計算され測定段差距離の欄68eに表示される。
本実施形態では、UCMP制動距離確認運転の項目については手動チェック表示欄(2)に表示される例を挙げているが、乗りかご14の床面と乗り場13の床面の段差を測定するためのセンサを乗りかご14に設けて自動的に測定できる場合は、上記各種自動チェック表示欄(1)の点検項目と同様にメンテナンス端末42によって自動的に実行させるようにしてもよい。
本発明に係るエレベータ点検装置40によれば、各点検動作の点検結果および点検評価が一覧表示されるため点検マニュアル等を参照しなくとも点検結果の良否判断を効率良く実施することができる。また、点検動作項目の数が多い場合等には、点検結果および点検評価をスクリーン画面42aに表示される画面をスクロールすることによって一覧表示させるようにしてもよい。また、各点検動作の終了後に印刷ボタン70cを選択することによって各点検結果および点検評価が記載された例えば定期点検報告書等が印刷できるようにしてもよい。
なお、本発明に係るエレベータ点検装置は、上述した実施形態およびその変形例の構成に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項およびその均等の範囲内で種々の改良や変更が可能であることはいうまでもない。
10 エレベータ、14 乗りかご、34 エレベータ制御部、40 エレベータ点検装置、42 メンテナンス端末、48b,49b,54b,58b,59b,60b 点検結果の欄、48c,49c,56c,62c,64c,66c 点検評価の欄、AP 通信部、M 機械室、S 昇降路。
Claims (2)
- 保守要員が携帯して操作可能であり、且つ、エレベータの運転を制御するエレベータ制御部と通信部を介して接続され前記エレベータに対して点検動作を実行させるメンテナンス端末を備えたエレベータの点検装置であって、
前記メンテナンス端末は、前記エレベータ制御部によって取得された前記点検動作に対応する点検結果を表示するとともに、前記点検結果が予め定められている合格基準を満たしているか否かを判断して点検評価を前記点検結果と併せて表示する、
エレベータ点検装置。 - 請求項1に記載のエレベータ点検装置であって、
前記メンテナンス端末は、前記点検動作の指示を音声で行うことを特徴とするエレベータ点検装置。
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