JP2016145587A - 軸受装置および回転機械 - Google Patents
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Abstract
Description
この点、特許文献1には、軸受パッドの温度上昇を抑制するための具体的な対策については何ら開示されていない。
キャリアリングと、
前記キャリアリングの内周側においてロータ軸の外周に沿って設けられた第1軸受部と、
前記キャリアリングの内周側において前記第1軸受部よりも前記ロータ軸の回転方向下流側に前記ロータ軸の外周に沿って設けられた第2軸受部と、
前記キャリアリングの軸方向における両側において、前記ロータ軸の外周に沿って設置された一対のサイドプレートと、
前記第1軸受部の下流側、且つ、前記第2軸受部の上流側に設けられ、前記第1軸受部の内周面と前記ロータ軸の外周面との間を通過した油の流れ方向を変化させ、該油を案内するように構成された第1油案内部と、
前記キャリアリング又は各々の前記サイドプレートに設けられ、前記第1油案内部によって案内された前記油を外部に排出するように構成された排油口部と、
を備えることを特徴とする。
前記第1油案内部は、前記第1軸受部の下流側に設けられたスクレーパを含み、
前記スクレーパの上流側端面のうち軸方向における両端の領域は、前記第1軸受部の軸方向幅における中央部から軸方向に離れるにつれて前記ロータ軸の回転方向下流側にずれるように軸方向に対して傾斜している。
上記(2)の構成によれば、第1軸受部の内周面とロータ軸の外周面との間を、ロータ軸の周方向に向けて流れる高温の油は、スクレーパによってその流れ方向を変化させ、スクレーパの傾斜面に沿って軸方向の両側へ導かれる。そのため、第2軸受部への高温の油の流入を回避でき、第2軸受部の温度上昇を効果的に抑制することができる。
前記第1油案内部は、前記第1軸受部の下流側に設けられた油回収ボックスを含み、
前記油回収ボックスは、
前記油回収ボックスの上面に設けられ、前記第1軸受部の内周面と前記ロータ軸の外周面との間の隙間に開口する油入口部と、
前記油回収ボックスの内部において軸方向に延在するように設けられ、前記油入口部に連通する内部流路部と、
前記油回収ボックスの側面又は底面に設けられ、前記内部流路部と前記排油口部とを連通させるための油出口部と、
を含む。
上記(3)の構成によれば、第1軸受部の内周面とロータ軸の外周面との間を、ロータ軸の周方向に向けて流れる高温の油は、油入口部から油回収ボックスの内部に流入し、内部流路部を通過して油回収ボックスの側面又は底面に設けられた油出口部を介して排油口部より排出される。そのため、第2軸受部への高温の油の流入を回避でき、第2軸受部の温度上昇を効果的に抑制することができる。
前記排油口部は、前記第1軸受部の下流側、且つ、前記第2軸受部の上流側において各々の前記サイドプレートに形成された開口部を含む。
上記(4)の構成によれば、第1軸受部の内周面とロータ軸の外周面との間においてロータ軸の周方向に向けて流れる高温の油を、第2軸受部の内周面とロータ軸の外周面との間に流入する前に、サイドプレートに形成された開口部を介して円滑に外部へ排出することができる。
前記排油口部は、前記第1軸受部の下流側、且つ、前記第2軸受部の上流側において前記キャリアリングに設けられた孔部を含む。
上記(5)の構成によれば、第1軸受部の内周面とロータ軸の外周面との間においてロータ軸の周方向に向けて流れる高温の油を、第2軸受部の内周面とロータ軸の外周面との間に流入する前に、キャリアリングに設けられた孔部を介して円滑に排出することができる。
各々の前記サイドプレートの内周面のうち前記キャリアリング側の領域には、前記第1軸受部の延設範囲の少なくとも一部において前記第1軸受部の側面に沿って周方向に延在する溝が形成されており、
前記第1軸受部の内周面と前記ロータ軸の外周面との間の隙間から前記溝に流入した油を案内し、前記第1軸受部の下流側端部と前記第2軸受部の上流側端部との間に前記油を戻すように構成された第2油案内部をさらに備える。
上記(6)の構成によれば、第1軸受部の側面に沿って周方向に延在する溝を流れる比較的低温の油が、第2油案内部によって第1軸受部の下流側端部と第2軸受部の上流側端部との間に戻されるようになっている。そのため、第2軸受部の内周面とロータ軸の外周面との間に比較的低温の油を供給することができ、第2軸受部の温度上昇をより効果的に抑制できる。また、上記(1)の構成において、第1軸受部の内周面とロータ軸の外周面との間を流れてきて排油口部から外部に排出された油の代わりに、第2油案内部によって比較的低温の油を戻すことで外部からの油供給量を低減することもできる。
前記第1油案内部および前記第2油案内部は、前記キャリアリングの半径方向における異なる位置を通って互いに交差する2本の流路によって形成される。
上記したように、第1油案内部は、第1軸受部の内周面とロータ軸の外周面との間を通過した油の流れ方向を変化させ、油を外部に排出するように導く構成となっている。一方、第2油案内部は、第1軸受部の側面に沿って形成された溝を流れる油を、第1軸受部と第2軸受部との間に戻すように構成されている。すなわち、第1油案内部および第2油案内部によって、ロータ軸の外周面に沿ってロータ軸の回転方向下流側に向かって流れる主流の油を、第1軸受部の内周面とロータ軸の外周面との間を通過した比較的高温の油から、第1軸受部の側面に沿って形成された溝を流れる比較的低温の油に入れ替えるようになっている。
この点、上記(7)のように、第1油案内部および前記第2油案内部を、互いに交差する2本の流路によって形成すれば、主流の油を円滑に入れ替えることが可能となる。
前記第2油案内部は、前記溝内において前記キャリアリング側に迫り出すように各々の前記サイドプレートに設けられた整流壁を含み、
前記整流壁は、前記ロータ軸の回転方向下流側に向かうにつれて前記キャリアリングに近づくように、前記ロータ軸の軸方向に直交する方向に対して傾斜している。
上記(8)の構成によれば、第2油案内部が、溝内においてキャリアリング側に迫り出すように各々のサイドプレートに設けられた整流壁を含むので、整流壁によって、溝を流れる油の流れ方向を第2軸受部の幅方向中央側へ向くように変化させることができる。また、整流壁は、ロータ軸の回転方向下流側に向かうにつれてキャリアリングに近づくように、ロータ軸の軸方向に直交する方向に対して傾斜しているので、溝内における油の流れを阻害せず円滑に流れ方向を変化させることができる。
前記第2油案内部は、前記溝にそれぞれ開口する油入口孔および油出口孔との間を連通するように前記サイドプレートの内部に設けられた内部流路を含み、
前記油入口孔は、前記第1軸受部の側方に位置するように設けられ、
前記油出口孔は、前記第1軸受部の下流側端部と前記第2軸受部の上流側端部との間の周方向位置に設けられている。
上記(9)の構成によれば、第1油案内部によって案内されて排油口部から排出される比較的高温の油の流れを阻害せずに、第2油案内部によって、サイドプレートの内部流路を介して、溝を流れる油を第1軸受部の側方から第2軸受部の上流側端部に導くことができる。
前記溝は、前記第1軸受部および前記第2軸受部の延設範囲を含む周方向範囲において、前記ロータ軸の外周に沿って延在している。
上記(10)の構成によれば、第1軸受部および第2軸受部の延設範囲を含む周方向範囲においてサイドプレートに設けられた溝を介して、第1軸受部の側方に漏れ出た比較的低温の油を第2軸受部の上流側端部に向けて下流側に導くことができる。
各々の前記サイドプレートの軸方向における全幅をWとし、前記溝の軸方向幅をWgとしたとき、0.15W≦Wgを満たす。
これにより、溝の流路断面積を十分に確保することができ、第1軸受部の内周面とロータ軸の外周面との間の隙間から側方に漏れ出た比較的低温の油を第2油案内部に向けて下流側に効果的に導くことができる。
各々の前記サイドプレートの内周面に設けられ、前記第1軸受部の下流側端部を挟んで前記ロータ軸の回転方向における両側において前記ロータ軸の外周に沿って延在するフィンをさらに備え、
前記溝は、前記フィンと該フィンよりも前記キャリアリング側の前記サイドプレートの内周面とで画定される凹部によって形成される。
上記(12)の構成によれば、ロータ軸の外周に沿ってサイドプレートの内周面にフィンを設けることで、簡素な構成で以って溝(凹部)を形成することができる。また、サイドプレートの外周面のうちフィン以外の部位が溝として機能するため、第1軸受部の内周面とロータ軸の外周面との間の隙間から側方に漏れ出た比較的低温の油を導くための溝の流路断面積を十分に確保することができる。
各々の前記サイドプレートの内周面と前記ロータ軸の外周面との間の隙間は、前記第1軸受部の延設範囲の少なくとも一部の周方向領域の方が、前記第1軸受部の上流側端部よりも上流側、且つ、前記第2軸受部の下流側端部よりも下流側の周方向範囲の少なくとも一部に比べて狭い。
上記(6)で述べたように、前記第1軸受部の延設範囲の少なくとも一部において、第1軸受部の内周面とロータ軸の外周面との間の隙間から側方に漏れ出た比較的低温の油を導くための溝がサイドプレートに設けられている。そこで、上記(13)のように、第1軸受部の延設範囲の少なくとも一部の周方向領域におけるサイドプレート内周面とロータ軸外周面との間の隙間を比較的小さくすることで、溝内における比較的低温の油が前記隙間を介して外部に排出されることを抑制できる。これにより、第2油案内部によって第2軸受部に向けて導かれる比較的低温の油(溝内を流れる油)の流量を十分に確保することができる。
前記溝の底面は、前記第1軸受部の外周面に比べて、前記キャリアリングの半径方向における内側に位置する。
上記(14)の構成によれば、溝が第1軸受部の外周面よりもキャリアリングの半径方向内側に位置するので、サイドプレートの溝の底面及び側面と第1軸受部の側面とで囲まれる空間に、第1軸受部から側方に漏れ出た比較的低温の油を受け入れることができる。
前記キャリアリングの上半領域の内周側に設けられ、前記ロータ軸の跳ね上がりを上方から押さえ込むように構成された半円環軸受部をさらに備え、
前記第1軸受部および前記第2軸受部は、それぞれ、前記キャリアリングの下半領域の内周側に設けられ、前記ロータ軸を下方から支えるように構成された一対の軸受パッドである。
上記(15)の構成によれば、キャリアリングの上半領域の内周側に半円環軸受部が設けられているので、半円環軸受部によってロータ軸の跳ね上がりを押さえ込むことができ、ロータ軸の跳ね上がりによる回転機械各部の破損等を防止できる。また、キャリアリングの下半領域に第1軸受部および第2軸受部(一対の軸受パッド)が設けられているので、一対の軸受パッドによってロータ軸を適切に支持できる。
上記(1)乃至(15)の何れか一に記載の軸受装置と、
前記軸受装置によって支持される回転軸と、を備えることを特徴とする。
上記(16)の回転機械によれば、軸受装置の第2軸受部の温度上昇を抑制可能であるため、回転機械の円滑な運転が可能となる。
図1は、一実施形態に係る軸受装置10の軸方向に沿った断面図である。図2は、図1のA−A線断面図である。なお、図2は軸方向に直交する断面である。また、本実施形態において軸方向とは、軸受装置10に支持されるロータ軸2の中心軸線Oの方向であり、径方向とはロータ軸2の半径方向であり、周方向とはロータ軸2の周方向である。
ここで、回転機械1は、回転駆動されるロータ軸2と、ロータ軸2を収容する軸受ハウジング(不図示)と、ロータ軸2を支持するための軸受装置10と、を備える。
キャリアリング11は、上半部キャリアリング12及び下半部キャリアリング13を含む。上半部キャリアリング12及び下半部キャリアリング13は、それぞれ、軸方向に直交する断面が半円弧状となるような内周面12a,13a及び外周面12b,13bを有している。なお、図示される例では、キャリアリング11が上半部キャリアリング12及び下半部キャリアリング13に分割された構成を示しているが、キャリアリング11は一体構造であってもよい。
このように、上半部キャリアリング12の内周側にガイドメタル20,21が設けられているので、ガイドメタル20,21によってロータ軸2の跳ね上がりを押さえ込むことができ、ロータ軸2の跳ね上がりによる部品の破損等を防止できる。なお、キャリアリング11が、上半部キャリアリング12及び下半部キャリアリング13に分割された構造ではなく一体構造である場合、あるいは3以上に分割された構造である場合、ガイドメタル20,21は、キャリアリング11の上半領域に設けられていればよい。
図2に示す例では、ロータ軸2が図中矢印Sに示すように時計回りに回転する場合、ロータ軸2の回転方向Sにおいて上流側から第1給油ノズル25、第2給油ノズル26、第3給油ノズル27、第4給油ノズル28を含む計4本の給油ノズルが設けられている。第1給油ノズル25及び第2給油ノズル26は、上流側に位置する第1軸受パッド30よりも上流側に、周方向に並んで配置されている。第2給油ノズル26と軸受パッド30の上流側端部との間には間隙が設けられていてもよい。第3給油ノズル27は、第1軸受パッド30と、該第1軸受パッド30よりも下流側に位置する第2軸受パッド32との間に配置されている。第3給油ノズル27と第2軸受パッド32との間には間隙が設けられていてもよい。第4給油ノズル28は、第2軸受パッド32よりも下流側に配置されている。第4給油ノズル28と第2軸受パッド32との間には間隙が設けられていてもよい。
第1軸受パッド30は、下半部キャリアリング13の内周側においてロータ軸2の外周に沿って設けられている。
第2軸受パッド32は、下半部キャリアリング13の内周側において第1軸受パッド30よりもロータ軸2の回転方向Sの下流側にロータ軸2の外周に沿って設けられている。
このように、下半部キャリアリング13に第1軸受パッド30および第2軸受パッド32が設けられているので、第1軸受パッド30および第2軸受パッド32によってロータ軸2を適切に支持できる。
また、第1軸受パッド30及び第2軸受パッド32は、周方向に隣り合う2個の軸受パッドを指すものであって、特定の軸受パッドを指すものではない。例えば、回転方向Sの上流側から順に3個の軸受パッドが設けられた構成において、最上流の軸受パッド及び中間の軸受パッドに着目した場合、最上流の軸受パッドが第1軸受パッド30となり、中間の軸受パッドが第2軸受パッド32となる。あるいは、中間の軸受パッド及び最下流の軸受パッドに着目した場合、中間の軸受パッドが第1軸受パッド30となり、最下流の軸受パッドが第2軸受パッド32となる。
排油口部42,52は、キャリアリング11(下半部キャリアリング13)又は各々のサイドプレート17,18に設けられ、第1油案内部40,50によって案内された油を外部に排出するように構成されている。
これにより、第1軸受パッド30および第2軸受パッド32の延設範囲を含む周方向範囲においてサイドプレート17,18に設けられた溝17b,18bを介して、第1軸受パッド30の側方に漏れ出た比較的低温の油を第2軸受パッド32の上流側端部に向けて下流側に導くことができる。
この構成によれば、溝17b,18bが第1軸受パッド30の外周面30bよりも径方向内側に位置するので、溝17b,18bを流れる油が第1軸受パッド30の外周面30bに流入することを防げる。
なお、溝17b,18bの底面は、第2軸受パッド32の外周面32bに比べて、下半部キャリアリング13の半径方向における内側に位置するようにしてもよい。
これにより、溝17b,18bの流路断面積を十分に確保することができ、第1軸受パッド30の内周面30aとロータ軸2の外周面との間の隙間から側方に漏れ出た比較的低温の油を第2油案内部60に向けて下流側に効果的に導くことができる。
第2油案内部60,70は、第1軸受パッド30の内周面30aとロータ軸2の外周面との間の隙間から溝17b,18bに流入した油を案内し、第1軸受パッド30の下流側端部と第2軸受パッド32の上流側端部との間に油を戻すように構成されている。
第1流路43,53は、第1油案内部40,50によって形成される。第1軸受パッド30の内周面30aとロータ軸2の外周面との間を通過した高温の油は、第1流路43,53を通ることによって、ロータ軸2の回転方向Sに沿って流れる主流から流れ方向が変化し、排油口部42,52に導かれる。一方、第2流路63,73は、第2油案内部60,70によって形成される。溝17b,18b内を回転方向Sに沿って流れる比較的低温の油(サイドフロー)は、第2流路63,73を通ることによって、第1軸受パッド30と第2軸受パッド32との間の主流へ戻される。すなわち、第1油案内部40,50および第2油案内部60,70によって、ロータ軸2の外周面に沿ってロータ軸2の回転方向Sの下流側に向かって流れる主流の油を、第1軸受パッド30の内周面30aとロータ軸2の外周面との間を通過した比較的高温の油から、第1軸受パッド30の側面に沿って形成された溝17b,18bを流れる比較的低温の油に入れ替えるようになっている。
そこで、上記構成のように、第1油案内部40,50および第2油案内部60,70を、互いに交差する2本の流路(第1流路43,53及び第2流路63,73)によって形成すれば、主流の油を円滑に入れ替えることが可能となる。
これにより、第1軸受パッド30の両側のサイドプレート17,18から油が外部へ漏れ出ることを抑制し、第1軸受パッド30の内周面30aとロータ軸2の外周面との間の油量を確保することができる。
スクレーパ41は、第1軸受パッド30の内周面30aとロータ軸2の外周面との間を流れる油の主流の流れ方向を変更し、油を排油口部42に導くように構成されている。スクレーパ41の上流側端面のうち軸方向における両端の領域は、第1軸受パッド30の軸方向幅における中央部から軸方向に離れるにつれてロータ軸2の回転方向Sの下流側にずれるように軸方向に対して傾斜した傾斜面41a,41aとなっている。スクレーパ41は、下半部キャリアリング13に対してボルト(不図示)で締結されていてもよい。また、第2軸受パッド32の下流側にも他のスクレーパ41が設けられていてもよい。この場合、第2軸受パッド32の下流側に設けられた他のスクレーパ41は、第1軸受パッド30の下流側且つ第2軸受パッド32の上流側に設けられたスクレーパ41と同一の構成を有する。
この構成によれば、第1油案内部40によって案内されて排油口部42から排出される比較的高温の油の流れを阻害せずに、第2油案内部60によって、サイドプレート17,18の内部流路(第2流路63)を介して、溝17b,18bを流れる油を第1軸受パッド30の側方から第2軸受パッド32の上流側端部に導くことができる。
油回収ボックス51は、該油回収ボックス51の上面に設けられた油入口部51aと、該油回収ボックス51の内部に設けられた内部流路部51bと、該油回収ボックス51の側面又は底面に設けられた油出口部51cと、を有している。油回収ボックス51は、下半部キャリアリング13に対して、ボルト58で締結されていてもよい。
内部流路部51bは、油入口部51aに連通しており、油回収ボックス51の内部において軸方向に延在するように設けられている。図示される例では、内部流路部51bは、油入口部51aから径方向外側へ向けて延在するとともに、油回収ボックス51の内部において軸方向に延在している。油入口部51aから流入した高温の油は、内部流路部51bを流れるようになっている。
油出口部51cは、内部流路部51bと排油口部52とを連通するように構成される。内部流路部51bを流れる高温の油は、油出口部51cを介して排油口部52から外部へ排出されるようになっている。
整流壁71は、ロータ軸2の回転方向Sの下流側に向かうにつれて下半部キャリアリング13に近づくように、ロータ軸2の軸方向に直交する方向に対して傾斜した傾斜面71aを有している。図示される例では、整流壁71は、平面視(図7のF方向矢視)において、一辺が傾斜面71aである三角形状を有している。あるいは、図示しないが整流壁71は、傾斜面71aを有する板状に形成されてもよい。また、図示される例では、傾斜面71aは平面形状となっている。あるいは、図示しないが傾斜面71aは、平面視において回転方向Sの下流側に凸の湾曲面形状であってもよい。
例えば、図3乃至図6に示す一実施形態においては、スクレーパ41を含む第1油案内部40の構成を採用しているが、この第1油案内部40の代わりに、図7乃至図12に示す他の実施形態における油回収ボックス51を含む第1油案内部50の構成を採用してもよい。また、図3乃至図6に示す一実施形態においては、サイドプレート17,18内の内部流路を含む第2油案内部60の構成を採用しているが、この第2油案内部60の代わりに、図7乃至図12に示す他の実施形態における整流壁71を含む第2油案内部70の構成を採用してもよい。このように、図3乃至図6に示す一実施形態の構成要素と、図7乃至図12に示す他の実施形態の構成要素とは、適宜組み合わせることが可能である。
例えば、図14及び図15に示すように、半円環軸受部(ガイドメタル20,21)および軸受パッド(30,32)を含む複数の軸受部のうち、周方向に隣接する2つの軸受部間に第1油案内部40,50及び排油口部42,52を設けてもよい。図14に示す例示的な実施形態では、半円環軸受部(ガイドメタル20,21)と第1軸受パッド30との間、第1軸受パッド30と第2軸受パッド32との間、および、第2軸受パッド32と半円環軸受部(ガイドメタル20,21)との間に第1油案内部40及び排油口部42が設けられている。また、図14に示す例示的な実施形態では、半円環軸受部(ガイドメタル20,21)と第1軸受パッド30との間、第1軸受パッド30と第2軸受パッド32との間、および、第2軸受パッド32と半円環軸受部(ガイドメタル20,21)との間に第1油案内部50及び排油口部52が設けられている。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
2 ロータ軸
10 軸受装置
11 キャリアリング
12 上半部キャリアリング
13 下半部キャリアリング
17,18 サイドプレート
17a,18a 突出部
17b,18b 溝
18 サイドプレート
20,21 ガイドメタル(半円環軸受部)
25〜28 給油ノズル
30 第1軸受パッド
32 第2軸受パッド
40, 第1油案内部
41 スクレーパ
41a 傾斜面
42,52 排油口部
42a 開口部
43,53 第1流路
44 油入口孔
45 油出口孔
51 油回収ボックス
51a 油入口部
51b 内部流路部
51c 油出口部
52 排油口部
52a 軸方向排油流路
52b 径方向排油流路
58 ボルト
60,70 第2油案内部
63,73 第2流路
71 整流壁
71a 傾斜面
Claims (16)
- キャリアリングと、
前記キャリアリングの内周側においてロータ軸の外周に沿って設けられた第1軸受部と、
前記キャリアリングの内周側において前記第1軸受部よりも前記ロータ軸の回転方向下流側に前記ロータ軸の外周に沿って設けられた第2軸受部と、
前記キャリアリングの軸方向における両側において、前記ロータ軸の外周に沿って設置された一対のサイドプレートと、
前記第1軸受部の下流側、且つ、前記第2軸受部の上流側に設けられ、前記第1軸受部の内周面と前記ロータ軸の外周面との間を通過した油の流れ方向を変化させ、該油を案内するように構成された第1油案内部と、
前記キャリアリング又は各々の前記サイドプレートに設けられ、前記第1油案内部によって案内された前記油を外部に排出するように構成された排油口部と、
を備えることを特徴とする軸受装置。 - 前記第1油案内部は、前記第1軸受部の下流側に設けられたスクレーパを含み、
前記スクレーパの上流側端面のうち軸方向における両端の領域は、前記第1軸受部の軸方向幅における中央部から軸方向に離れるにつれて前記ロータ軸の回転方向下流側にずれるように軸方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の軸受装置。 - 前記第1油案内部は、前記第1軸受部の下流側に設けられた油回収ボックスを含み、
前記油回収ボックスは、
前記油回収ボックスの上面に設けられ、前記第1軸受部の内周面と前記ロータ軸の外周面との間の隙間に開口する油入口部と、
前記油回収ボックスの内部において軸方向に延在するように設けられ、前記油入口部に連通する内部流路部と、
前記油回収ボックスの側面又は底面に設けられ、前記内部流路部と前記排油口部とを連通させるための油出口部と、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の軸受装置。 - 前記排油口部は、前記第1軸受部の下流側、且つ、前記第2軸受部の上流側において各々の前記サイドプレートに形成された開口部を含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の軸受装置。
- 前記排油口部は、前記第1軸受部の下流側、且つ、前記第2軸受部の上流側において前記キャリアリングに設けられた孔部を含むことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の軸受装置。
- 各々の前記サイドプレートの内周面のうち前記キャリアリング側の領域には、前記第1軸受部の延設範囲の少なくとも一部において前記第1軸受部の側面に沿って周方向に延在する溝が形成されており、
前記第1軸受パッドの内周面と前記ロータ軸の外周面との間の隙間から前記溝に流入した油を案内し、前記第1軸受部の下流側端部と前記第2軸受部の上流側端部との間に前記油を戻すように構成された第2油案内部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の軸受装置。 - 前記第1油案内部および前記第2油案内部は、前記キャリアリングの半径方向における異なる位置を通って互いに交差する2本の流路によって形成されることを特徴とする請求項6に記載の軸受装置。
- 前記第2油案内部は、前記溝内において前記キャリアリング側に迫り出すように各々の前記サイドプレートに設けられた整流壁を含み、
前記整流壁は、前記ロータ軸の回転方向下流側に向かうにつれて前記キャリアリングに近づくように、前記ロータ軸の軸方向に直交する方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項6又は7に記載の軸受装置。 - 前記第2油案内部は、前記溝にそれぞれ開口する油入口孔および油出口孔との間を連通するように前記サイドプレートの内部に設けられた内部流路を含み、
前記油入口孔は、前記第1軸受部の側方に位置するように設けられ、
前記油出口孔は、前記第1軸受部の下流側端部と前記第2軸受部の上流側端部との間の周方向位置に設けられたことを特徴とする請求項6乃至8の何れか一項に記載の軸受装置。 - 前記溝は、前記第1軸受部および前記第2軸受部の延設範囲を含む周方向範囲において、前記ロータ軸の外周に沿って延在していることを特徴とする請求項6乃至9の何れか一項に記載の軸受装置。
- 各々の前記サイドプレートの軸方向における全幅をWとし、前記溝の軸方向幅をWgとしたとき、0.15W≦Wgを満たすことを特徴とする請求項6乃至10の何れか一項に記載の軸受装置。
- 各々の前記サイドプレートの内周面に設けられ、前記第1軸受部の下流側端部を挟んで前記ロータ軸の回転方向における両側において前記ロータ軸の外周に沿って延在するフィンをさらに備え、
前記溝は、前記フィンと該フィンよりも前記キャリアリング側の前記サイドプレートの内周面とで画定される凹部によって形成されることを特徴とする請求項6乃至11の何れか一項に記載の軸受装置。 - 各々の前記サイドプレートの内周面と前記ロータ軸の外周面との間の隙間は、前記第1軸受部の延設範囲の少なくとも一部の周方向領域の方が、前記第1軸受部の上流側端部よりも上流側、且つ、前記第2軸受部の下流側端部よりも下流側の周方向範囲の少なくとも一部に比べて狭いことを特徴とする請求項6乃至12の何れか一項に記載の軸受装置。
- 前記溝の底面は、前記第1軸受部の外周面に比べて、前記キャリアリングの半径方向における内側に位置することを特徴とする請求項6乃至13の何れか一項に記載の軸受装置。
- 前記キャリアリングの上半領域の内周側に設けられ、前記ロータ軸の跳ね上がりを上方から押さえ込むように構成された半円環軸受部をさらに備え、
前記第1軸受部および前記第2軸受部は、それぞれ、前記キャリアリングの下半領域の内周側に設けられ、前記ロータ軸を下方から支えるように構成された一対の軸受パッドであることを特徴とする請求項1乃至14の何れか一項に記載の軸受装置。 - 請求項1乃至15の何れか一項に記載の軸受装置と、
前記軸受装置によって支持される回転軸と、を備えることを特徴とする回転機械。
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