JP2016142124A - 玄関ドアー用網戸 - Google Patents
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Abstract
【課題】蚊と不審者の侵入を防ぐ、安価な玄関ドアー用網戸を提供する。【解決手段】開き戸式の玄関ドアーに防犯チェーンをかけたまま半開きの状態において取り付けられるアルミニュウムやプラスチック樹脂様の素材を用いた縦細長四角形状の網戸であり、網戸の長手枠の上下端に取付軸を形設し、ドアー取付枠の開閉側の垂直枠の外側に網戸取付台を設置し、取付軸受けを設け、この取付軸受けに取付軸を嵌めこんで、網戸は自在に回動し、ドアーの開きによって生じる上方の隙間を塞ぐ庇を設け、庇にモヘアを設けたことを特徴とする玄関ドアー用網戸であり、室内側に伸縮式突っ張りポールを立て、この突っ張りポールに網戸取付台を設置しても、同様の効果が得られ、網を巻き取るような筐体をドアー取付枠の開閉側の垂直枠の室内側に取り付けても、同様の効果が得られる。【選択図】図1
Description
本発明は、玄関ドアー用虫よけ網戸に関するものである。
従来、玄関より虫の侵入を防ぐためには、網戸が利用されていた。また、不審者の侵入を防ぐ為には、玄関ドアーに施錠されていた。この両方を防ぐ網戸として、防犯用の鍵のかかる玄関用網戸が利用されていた。
風の通りが悪く、夏の暑さが耐え難いとき、玄関ドアーを少し開ければ、風通しが良くなり、快適である。ところが、玄関ドアーを解放したくても、不審者や蚊が入ってくるので解放することができなかった。鍵の掛かる網戸もあるが、工事を伴い、建具に傷をつけてしまうだけでなく、高価であった。蚊と不審者の侵入を防ぎ、しかも、工事を伴わず、建具も傷つけない、安価な玄関ドアー用網戸は存在しなかった。
本発明は以上の問題点を解決するものである。
本発明は以上の問題点を解決するものである。
(イ)第一の解決手段
開き戸式の玄関ドアーに防犯チェーンをかけたまま半開きの状態において取り付けられるアルミやプラスチック樹脂等の素材を用いた縦細長四角形状の網戸である。網戸の四辺のフレーム枠の内、長手枠の一方側の縁を外側へ丸く土手状に膨らませて形成する。この縁の上下端に約10ミリ長さの取付軸を形設する。この取付軸に隣接して、フレーム枠の内・外両側に磁石を設ける。この取付軸側と反対側の長手枠において、ドアー側に対面する面に直行的に上下全域にモヘアを形設し、網戸の下端で床に対面する面全域にモヘアを形設する。網戸とは別に、ドアー取付枠のドアー開閉側の垂直枠の外側において、約2.5センチメートル幅の網戸取付台を縦一杯に設置し、その上下端に取付軸受けを設ける。この取付軸受けに隣接して、鉄片により回動ストッパーを設ける。この取付軸受けの受け口からフレーム枠の取付軸を嵌めこんで、網戸は凡そ90度の範囲で自在に回動することができる。ドアー取付枠の上部水平枠の外側に、ドアー固定側から徐々に先広がりに伸びて、ドアーの開きによって生じる上方の隙間を塞ぐ庇を設ける。庇の下側の外側縁と、その少し内側に複数筋状にモヘアを形設する。
(ロ)第二の解決手段
上記第一の解決手段において、網戸の四辺のフレーム枠の内、長手枠の一方側の縁を網戸取付台と一体成型的一連続的に形設し、両者の直行的交差部の厚さを薄くして蝶番の如き機能をもたせることで、この長手枠が網戸取付台を中心として、凡そ90度の範囲で回動することができるように形成し、回動ストッパーと共にドアー取付枠のドアー開閉側の垂直枠の外側に設置しても同様の効果が得られる。
(ハ)第三の解決手段
巾が異なる2つの網戸を設け、広巾網戸と小巾網戸とする。広巾網戸の四辺のフレーム枠の内、長手方向のフレーム枠に、枠と平行に広巾網戸の溝を形成し、小巾網戸の四辺のフレーム枠の内、長手方向のフレーム枠に、枠と平行に小巾網戸の溝を形成し、広巾網戸の溝に小巾網戸の溝の縁を差し込み、小巾網戸の溝に広巾網戸の溝の縁を差し込み組み付けると、広巾網戸と小巾網戸は自由に摺動でき、更に小巾網戸のフレーム枠の上端に磁石を設ける。庇については第一の解決手段と同じです。このような方法によっても、上記第一及び第二の解決手段と同様の効果が得られる。
(ニ)第四の解決手段
上記第一及び第二の解決手段において、ドアー取付枠の開閉側の垂直枠の室外側に近接して、床と天井の間に伸縮式突っ張りポールを立て、この伸縮式突っ張りポールに網戸取付台を設置しても、同様の効果が得られる。
(ホ)第五の解決手段
上記第四の解決手段において、ドアー取付枠の開閉側の室内側の垂直枠に近接して、床と天井の間に伸縮式突っ張りポールを立て、網戸の形を室内側のドアーノブを覆い隠す様に湾曲させ、網戸の先端、上端、下端にモヘアを形設し、網戸取付台を伸縮式突っ張りポールに設置するか、又は、ドアー取付枠の開閉側の室内側の垂直枠に直接設置しても同様の効果が得られる。
(ヘ)第六の解決手段
上記第二の解決手段において、網戸の長手枠と網戸取付台との交差部の一か所以上にバネを形設し、網戸取付台に近い長手枠をドアー取付枠方向側に約120度に曲げ、先端、下端にモヘアを形設し、開閉側のドアーの先端より少し戻した位置のドアー正面に網戸取付台を設置しても同様の効果が得られる。
(ト)第七の解決手段
網戸のフレーム枠に薄く柔軟な樹脂を用い、四辺のフレーム枠の内、長手枠の一方側の縁にハンドルと磁石を設ける。これとは反対側の長手枠を回転軸をもったドラムの表面に取り付け、網の出入り口をもった縦細長四角形状の筐体の中心付近に設置する。ドラムの回転軸受に隣接してゼンマイバネを形設し、ゼンマイバネの内端を回転軸受に固定し、ゼンマイバネの端末部分を回転リングに固定し、回転リングをドラムと連結し、巻尺の様に網を巻き取り・巻き戻す。このような筐体をドアー取付枠の開閉側の垂直枠の室内側に磁石や両面テープ等で取り付け、上記第一の解決手段と同様に庇を設けても、上記第一及び第二の解決手段と同様の効果が得られる。ドアー取付枠の開閉側の垂直枠の室内側に近接して、床と天井の間に伸縮式突っ張りポールを立て、筐体を取り付けても同様の効果が得られる。
以上の構成よりなる玄関ドアー用網戸である。
開き戸式の玄関ドアーに防犯チェーンをかけたまま半開きの状態において取り付けられるアルミやプラスチック樹脂等の素材を用いた縦細長四角形状の網戸である。網戸の四辺のフレーム枠の内、長手枠の一方側の縁を外側へ丸く土手状に膨らませて形成する。この縁の上下端に約10ミリ長さの取付軸を形設する。この取付軸に隣接して、フレーム枠の内・外両側に磁石を設ける。この取付軸側と反対側の長手枠において、ドアー側に対面する面に直行的に上下全域にモヘアを形設し、網戸の下端で床に対面する面全域にモヘアを形設する。網戸とは別に、ドアー取付枠のドアー開閉側の垂直枠の外側において、約2.5センチメートル幅の網戸取付台を縦一杯に設置し、その上下端に取付軸受けを設ける。この取付軸受けに隣接して、鉄片により回動ストッパーを設ける。この取付軸受けの受け口からフレーム枠の取付軸を嵌めこんで、網戸は凡そ90度の範囲で自在に回動することができる。ドアー取付枠の上部水平枠の外側に、ドアー固定側から徐々に先広がりに伸びて、ドアーの開きによって生じる上方の隙間を塞ぐ庇を設ける。庇の下側の外側縁と、その少し内側に複数筋状にモヘアを形設する。
(ロ)第二の解決手段
上記第一の解決手段において、網戸の四辺のフレーム枠の内、長手枠の一方側の縁を網戸取付台と一体成型的一連続的に形設し、両者の直行的交差部の厚さを薄くして蝶番の如き機能をもたせることで、この長手枠が網戸取付台を中心として、凡そ90度の範囲で回動することができるように形成し、回動ストッパーと共にドアー取付枠のドアー開閉側の垂直枠の外側に設置しても同様の効果が得られる。
(ハ)第三の解決手段
巾が異なる2つの網戸を設け、広巾網戸と小巾網戸とする。広巾網戸の四辺のフレーム枠の内、長手方向のフレーム枠に、枠と平行に広巾網戸の溝を形成し、小巾網戸の四辺のフレーム枠の内、長手方向のフレーム枠に、枠と平行に小巾網戸の溝を形成し、広巾網戸の溝に小巾網戸の溝の縁を差し込み、小巾網戸の溝に広巾網戸の溝の縁を差し込み組み付けると、広巾網戸と小巾網戸は自由に摺動でき、更に小巾網戸のフレーム枠の上端に磁石を設ける。庇については第一の解決手段と同じです。このような方法によっても、上記第一及び第二の解決手段と同様の効果が得られる。
(ニ)第四の解決手段
上記第一及び第二の解決手段において、ドアー取付枠の開閉側の垂直枠の室外側に近接して、床と天井の間に伸縮式突っ張りポールを立て、この伸縮式突っ張りポールに網戸取付台を設置しても、同様の効果が得られる。
(ホ)第五の解決手段
上記第四の解決手段において、ドアー取付枠の開閉側の室内側の垂直枠に近接して、床と天井の間に伸縮式突っ張りポールを立て、網戸の形を室内側のドアーノブを覆い隠す様に湾曲させ、網戸の先端、上端、下端にモヘアを形設し、網戸取付台を伸縮式突っ張りポールに設置するか、又は、ドアー取付枠の開閉側の室内側の垂直枠に直接設置しても同様の効果が得られる。
(ヘ)第六の解決手段
上記第二の解決手段において、網戸の長手枠と網戸取付台との交差部の一か所以上にバネを形設し、網戸取付台に近い長手枠をドアー取付枠方向側に約120度に曲げ、先端、下端にモヘアを形設し、開閉側のドアーの先端より少し戻した位置のドアー正面に網戸取付台を設置しても同様の効果が得られる。
(ト)第七の解決手段
網戸のフレーム枠に薄く柔軟な樹脂を用い、四辺のフレーム枠の内、長手枠の一方側の縁にハンドルと磁石を設ける。これとは反対側の長手枠を回転軸をもったドラムの表面に取り付け、網の出入り口をもった縦細長四角形状の筐体の中心付近に設置する。ドラムの回転軸受に隣接してゼンマイバネを形設し、ゼンマイバネの内端を回転軸受に固定し、ゼンマイバネの端末部分を回転リングに固定し、回転リングをドラムと連結し、巻尺の様に網を巻き取り・巻き戻す。このような筐体をドアー取付枠の開閉側の垂直枠の室内側に磁石や両面テープ等で取り付け、上記第一の解決手段と同様に庇を設けても、上記第一及び第二の解決手段と同様の効果が得られる。ドアー取付枠の開閉側の垂直枠の室内側に近接して、床と天井の間に伸縮式突っ張りポールを立て、筐体を取り付けても同様の効果が得られる。
以上の構成よりなる玄関ドアー用網戸である。
防犯チェーンをかけたまま玄関ドアーを解放することができ、蚊も不審者も入ってくることがなく、風通しがよいので快適である。磁石や両面テープ等で取り付けることができるので、建具を傷つける工事は必要ない。構造が簡単なので、安価に製作できる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(チ)第一の実施の形態
開き戸式の玄関ドアーに防犯チェーンをかけたまま半開きの状態において取り付けられるアルミやプラスチック樹脂等の素材を用いた縦細長四角形状の網戸(1)である。網戸(1)の四辺のフレーム枠(2)の内、長手枠(3)の一方側の縁を外側へ丸く土手状(4)に膨らませて形成する。この縁の上下端に約10ミリ長さの取付軸(5)を形設する。この取付軸(5)に隣接して、フレーム枠(2)の内・外両側に磁石(13)を設ける。この取付軸(5)側と反対側の長手枠(3)において、ドアー側に対面する面に直行的に上下全域にモヘア(7)を形設し、網戸(1)の下端で床に対面する面全域にモヘア(7)を形設する。網戸(1)とは別に、ドアー取付枠(8)の、ドアー開閉側(9)の垂直枠の外側において、約2.5センチメートル幅の網戸取付台(10)を縦一杯に設置し、その上下端に取付軸受(11)を設ける。この取付軸受(11)に隣接して、鉄片により回動ストッパー(6)を設ける。この取付軸受(11)の受け口(12)からフレーム枠(2)の取付軸(5)を嵌めこんで、網戸(1)は凡そ90度の範囲で自在に回動することができる。ドアー取付枠の上部水平枠(14)の外側に、ドアー固定側(15)から徐々に先広がりに伸びて、ドアーの開きによって生じる上方の隙間を塞ぐ庇(16)を設ける。庇(16)の下側の外側縁と、その少し内側に複数筋状にモヘア(7)を形設する(図1、図2、図3、図4)。
(リ)第二の実施の形態
上記第一の解決手段において、網戸(1)の四辺のフレーム枠(2)の内、長手枠(3)の一方側の縁を網戸取付台(10)と一体成型的一連続的に形設し、両者の直行的交差部(19)の厚さを薄くして蝶番の如き機能をもたせることで、この長手枠(3)が網戸取付台(10)を中心として、凡そ90度の範囲で回動することができるように形成し、回動ストッパー(6)と共にドアー取付枠(8)のドアー開閉側(9)の垂直枠の外側に設置しても同様の効果が得られる。また、フレーム枠(2)と網(18)を一体成型しても同様の効果が得られる(図5、図6、図7、図8、図9)。
(ヌ)第三の実施の形態
巾が異なる2つの網戸を設け、広巾網戸(20)と小巾網戸(21)とする。広巾網戸(20)の四辺のフレーム枠(2)の内、長手方向のフレーム枠(22)に、枠と平行に広巾網戸の溝(24)を形成し、小巾網戸(21)の四辺のフレーム枠(2)の内、長手方向のフレーム枠(23)に、枠と平行に小巾網戸の溝(25)を形成し、広巾網戸の溝(24)に小巾網戸の溝の縁(27)を差し込み、小巾網戸の溝(25)に広巾網戸の溝の縁(26)を差し込み組み付けると、広巾網戸(20)と小巾網戸(21)は自由に摺動でき、更に小巾網戸(21)のフレーム枠の上端に磁石(13)を設ける。庇(16)については第一の解決手段と同じです。このような方法によっても、上記第一及び第二の解決手段と同様の効果が得られる(図10、図11、図12、図13、図14、図15、図16)。
(ル)第四の実施の形態
上記第一及び第二の解決手段において、ドアー取付枠(8)の開閉側の垂直枠の室外側に近接して、床と天井の間に伸縮式突っ張りポール(30)を立て、上部を回転させて伸縮部分(29)を伸ばして固定し、この伸縮式突っ張りポール(30)に網戸取付台(10)を設置しても、同様の効果が得られる(図17、図18)。
(ヲ)第五の実施の形態
上記第四の解決手段において、ドアー取付枠(8)の開閉側の室内側の垂直枠に近接して、床と天井の間に伸縮式突っ張りポール(30)を立て、網戸(1)の形を室内側のドアーノブ(17)を覆い隠す様に湾曲させ、網戸(1)の先端、上端、下端にモヘア(7)を形設し、網戸取付台(10)を伸縮式突っ張りポール(30)に設置するか、又は、ドアー取付枠(8)の開閉側の室内側の垂直枠に直接設置しても同様の効果が得られる(図19、図20)。
(ワ)第六の実施の形態
上記第二の解決手段において、網戸(1)の長手枠(3)と網戸取付台(10)との交差部(19)の一か所以上にバネ(32)を形設し、網戸取付台(10)に近い長手枠(3)をドアー取付枠(8)方向側に約120度に曲げ、先端、下端にモヘア(7)を形設し、開閉側のドアー(28)の先端より少し戻した位置のドアー正面に網戸取付台(10)を設置しても同様の効果が得られる(図21、図22、図23)。
(カ)第七の実施の形態
網戸(1)のフレーム枠(2)に薄く柔軟な樹脂を用い、四辺のフレーム枠(2)の内、長手枠(3)の一方側の縁にハンドル(33)と磁石(13)を設ける。これとは反対側の長手枠(3)を回転軸(36)をもったドラム(34)の表面に取り付け、網(18)の出入り口をもった縦細長四角形状の筐体(35)の中心付近に設置する。ドラムの回転軸受(37)に隣接してゼンマイバネ(38)を形設し、ゼンマイバネ(38)の内端を回転軸受(37)に固定し、ゼンマイバネ(38)の端末部分を回転リング(39)に固定し、回転リング(39)をドラム(34)と連結し、巻尺の様に網(18)を巻き取り・巻き戻す。このような筐体(35)をドアー取付枠(8)の開閉側の垂直枠の室内側に磁石や両面テープ等で取り付け、上記第一の解決手段と同様に庇(16)を設けても、上記第一及び第二の解決手段と同様の効果が得られる。ドアー取付枠(8)の開閉側の垂直枠の室内側に近接して、床と天井の間に伸縮式突っ張りポール(30)を立て、筐体(35)を取り付けても同様の効果が得られる(図24、図25、図26、図27、図28)。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、
(ヨ)上記(チ)第一の実施の形態の使用方法
網戸(1)のフレーム枠(2)を回動させて、網戸取付台(10)と垂直にし、室内側から、防犯チェーンをかけたまま、ドアー(28)を外に開け、ドアーが閉まらない様にストッパーを挟む。蚊は網戸(1)や庇(16)に阻まれ不審者は防犯チェーンに阻まれて入ってこないが風は通るので快適である。人が出入りする場合は、網戸(1)と庇(16)をそのままにして、防犯チェーンを外せば、通れる。使用しないときは、網戸(1)を、網戸取付台(10)と平行で、ドアー(28)とは反対側に倒しておけば、出入りの邪魔にならない。防犯の必要がないときは、防犯チェーンをかけずにドアー(28)をあけ、ドアー(28)が閉まらない様にストッパーを挟む。網(18)によって、風は通るが蚊の侵入は防げる(図4)。
(タ)上記(リ)第二の実施の形態の使用方法は、(ヨ)と同じである。
(レ)上記(ヌ)第三の実施の形態の使用方法
室内側より、防犯チェーンをかけたままドアー(28)を開けると、隙間が空く(図15)。広巾網戸(20)と小巾網戸(21)をスライドさせて、網戸(1)の長さを最短にし、防犯チェーンの下からくぐらせ、ドアー(28)とドアー取付枠(8)の間の隙間に挟むと、広巾網戸(20)はドアークローザーの戻る力によって、ドアー(28)とドアー取付枠(8)に挟まれて固定されるが、小巾網戸(21)は、広巾網戸(20)の内側に入っているので、固定されない。そこで、小巾網戸(21)を上に伸ばして、ドアー取付枠の上部水平枠(14)に磁石(13)が付くまで伸ばす。蚊は網(18)や庇(16)に阻まれ不審者は防犯チェーンに阻まれて入ってこないが風は通るので快適である。防犯の必要がない場合には、防犯チェーンをかけずに使用できる。人が出入りする場合は、網戸(1)と防犯チェーンをはずして通る(図16)。更に上記の使用方法以外に、防犯チェーン(31)をかけずに、先に網戸(1)をセットし、ドアー(28)に予め付いている防犯チェーン(31)とは別に用意したフック付きチェーン(41)のフック(40)をドアー(28)に付いているレール(42)に入れ、フック(40)とは反対側のチェーンの先端を備え付けの防犯チェーンの固定具(43)にシリンダー錠(44)で止めて使用し、人が出入りする場合は、シリンダー錠(44)と網戸(1)をはずして通る使用方法もある(図29)。
(ソ)上記(ル)第四の実施の形態の使用方法
網戸(1)のフレーム枠(2)を回動させて、網戸取付台(10)と垂直にし、室内側から、防犯チェーン(31)をかけたまま、ドアー(28)を外に開け、ドアーが閉まらない様にストッパーを挟む。
(ツ)上記(ヲ)第五の実施の形態の使用方法
図19の様に網戸(1)を網戸取付台(10)と垂直方向にし、防犯チェーン(31)をかけ、ドアー(28)を開け、ドアーストッパーで止め、網戸(1)を図20の様にドアー(28)側に傾け、磁石(13)が回動ストッパー(6)に付くまで倒す。人が出入りする場合は、網戸(1)をおこして、網戸取付台(10)と垂直方向にし、磁石(13)が回動ストッパー(6)に付くまで倒し、防犯チェーン(31)を外してから通る。
(ネ)上記(ワ)第六の実施の形態の使用方法
防犯チェーン(31)をかけ、ドアー(28)を開き、ドアーストッパーで止めると、できた隙間を網戸(1)と庇とモヘア(7)が塞ぐので、蚊や不審者は侵入してこない。風は良く通る。防犯チェーン(31)を外し、ドアー(28)を広く開けると、長手枠(3)の一部がドアー先端に当たり、網戸(1)はそれ以上回転せずに停止する。ドアー(28)を閉じたとき、バネ(32)は約90度に曲がる。この様に、網戸(1)が付いてない通常の玄関ドアーと同じ様にドアー(28)の開け閉めが出来る(図22、図23)。
(ナ)上記(カ)第七の実施の形態の使用方法
防犯チェーン(31)をかけたままドアー(28)を開け、ドアーストッパーで止め、ハンドル(33)を持って網(18)を引き出し、磁石(13)をドアー(28)に付けると、風は入ってくるが、不審者は防犯チェーン(31)に阻まれ、蚊は網(18)と庇とモヘア(7)に阻まれ侵入してこない。出入りするには、ハンドル(33)を筐体(35)側に戻し、網(18)をドラム(34)に巻き取り、防犯チェーン(31)を外してドアー(28)を開け、出入りする(図24、図27、図28)。
(チ)第一の実施の形態
開き戸式の玄関ドアーに防犯チェーンをかけたまま半開きの状態において取り付けられるアルミやプラスチック樹脂等の素材を用いた縦細長四角形状の網戸(1)である。網戸(1)の四辺のフレーム枠(2)の内、長手枠(3)の一方側の縁を外側へ丸く土手状(4)に膨らませて形成する。この縁の上下端に約10ミリ長さの取付軸(5)を形設する。この取付軸(5)に隣接して、フレーム枠(2)の内・外両側に磁石(13)を設ける。この取付軸(5)側と反対側の長手枠(3)において、ドアー側に対面する面に直行的に上下全域にモヘア(7)を形設し、網戸(1)の下端で床に対面する面全域にモヘア(7)を形設する。網戸(1)とは別に、ドアー取付枠(8)の、ドアー開閉側(9)の垂直枠の外側において、約2.5センチメートル幅の網戸取付台(10)を縦一杯に設置し、その上下端に取付軸受(11)を設ける。この取付軸受(11)に隣接して、鉄片により回動ストッパー(6)を設ける。この取付軸受(11)の受け口(12)からフレーム枠(2)の取付軸(5)を嵌めこんで、網戸(1)は凡そ90度の範囲で自在に回動することができる。ドアー取付枠の上部水平枠(14)の外側に、ドアー固定側(15)から徐々に先広がりに伸びて、ドアーの開きによって生じる上方の隙間を塞ぐ庇(16)を設ける。庇(16)の下側の外側縁と、その少し内側に複数筋状にモヘア(7)を形設する(図1、図2、図3、図4)。
(リ)第二の実施の形態
上記第一の解決手段において、網戸(1)の四辺のフレーム枠(2)の内、長手枠(3)の一方側の縁を網戸取付台(10)と一体成型的一連続的に形設し、両者の直行的交差部(19)の厚さを薄くして蝶番の如き機能をもたせることで、この長手枠(3)が網戸取付台(10)を中心として、凡そ90度の範囲で回動することができるように形成し、回動ストッパー(6)と共にドアー取付枠(8)のドアー開閉側(9)の垂直枠の外側に設置しても同様の効果が得られる。また、フレーム枠(2)と網(18)を一体成型しても同様の効果が得られる(図5、図6、図7、図8、図9)。
(ヌ)第三の実施の形態
巾が異なる2つの網戸を設け、広巾網戸(20)と小巾網戸(21)とする。広巾網戸(20)の四辺のフレーム枠(2)の内、長手方向のフレーム枠(22)に、枠と平行に広巾網戸の溝(24)を形成し、小巾網戸(21)の四辺のフレーム枠(2)の内、長手方向のフレーム枠(23)に、枠と平行に小巾網戸の溝(25)を形成し、広巾網戸の溝(24)に小巾網戸の溝の縁(27)を差し込み、小巾網戸の溝(25)に広巾網戸の溝の縁(26)を差し込み組み付けると、広巾網戸(20)と小巾網戸(21)は自由に摺動でき、更に小巾網戸(21)のフレーム枠の上端に磁石(13)を設ける。庇(16)については第一の解決手段と同じです。このような方法によっても、上記第一及び第二の解決手段と同様の効果が得られる(図10、図11、図12、図13、図14、図15、図16)。
(ル)第四の実施の形態
上記第一及び第二の解決手段において、ドアー取付枠(8)の開閉側の垂直枠の室外側に近接して、床と天井の間に伸縮式突っ張りポール(30)を立て、上部を回転させて伸縮部分(29)を伸ばして固定し、この伸縮式突っ張りポール(30)に網戸取付台(10)を設置しても、同様の効果が得られる(図17、図18)。
(ヲ)第五の実施の形態
上記第四の解決手段において、ドアー取付枠(8)の開閉側の室内側の垂直枠に近接して、床と天井の間に伸縮式突っ張りポール(30)を立て、網戸(1)の形を室内側のドアーノブ(17)を覆い隠す様に湾曲させ、網戸(1)の先端、上端、下端にモヘア(7)を形設し、網戸取付台(10)を伸縮式突っ張りポール(30)に設置するか、又は、ドアー取付枠(8)の開閉側の室内側の垂直枠に直接設置しても同様の効果が得られる(図19、図20)。
(ワ)第六の実施の形態
上記第二の解決手段において、網戸(1)の長手枠(3)と網戸取付台(10)との交差部(19)の一か所以上にバネ(32)を形設し、網戸取付台(10)に近い長手枠(3)をドアー取付枠(8)方向側に約120度に曲げ、先端、下端にモヘア(7)を形設し、開閉側のドアー(28)の先端より少し戻した位置のドアー正面に網戸取付台(10)を設置しても同様の効果が得られる(図21、図22、図23)。
(カ)第七の実施の形態
網戸(1)のフレーム枠(2)に薄く柔軟な樹脂を用い、四辺のフレーム枠(2)の内、長手枠(3)の一方側の縁にハンドル(33)と磁石(13)を設ける。これとは反対側の長手枠(3)を回転軸(36)をもったドラム(34)の表面に取り付け、網(18)の出入り口をもった縦細長四角形状の筐体(35)の中心付近に設置する。ドラムの回転軸受(37)に隣接してゼンマイバネ(38)を形設し、ゼンマイバネ(38)の内端を回転軸受(37)に固定し、ゼンマイバネ(38)の端末部分を回転リング(39)に固定し、回転リング(39)をドラム(34)と連結し、巻尺の様に網(18)を巻き取り・巻き戻す。このような筐体(35)をドアー取付枠(8)の開閉側の垂直枠の室内側に磁石や両面テープ等で取り付け、上記第一の解決手段と同様に庇(16)を設けても、上記第一及び第二の解決手段と同様の効果が得られる。ドアー取付枠(8)の開閉側の垂直枠の室内側に近接して、床と天井の間に伸縮式突っ張りポール(30)を立て、筐体(35)を取り付けても同様の効果が得られる(図24、図25、図26、図27、図28)。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、
(ヨ)上記(チ)第一の実施の形態の使用方法
網戸(1)のフレーム枠(2)を回動させて、網戸取付台(10)と垂直にし、室内側から、防犯チェーンをかけたまま、ドアー(28)を外に開け、ドアーが閉まらない様にストッパーを挟む。蚊は網戸(1)や庇(16)に阻まれ不審者は防犯チェーンに阻まれて入ってこないが風は通るので快適である。人が出入りする場合は、網戸(1)と庇(16)をそのままにして、防犯チェーンを外せば、通れる。使用しないときは、網戸(1)を、網戸取付台(10)と平行で、ドアー(28)とは反対側に倒しておけば、出入りの邪魔にならない。防犯の必要がないときは、防犯チェーンをかけずにドアー(28)をあけ、ドアー(28)が閉まらない様にストッパーを挟む。網(18)によって、風は通るが蚊の侵入は防げる(図4)。
(タ)上記(リ)第二の実施の形態の使用方法は、(ヨ)と同じである。
(レ)上記(ヌ)第三の実施の形態の使用方法
室内側より、防犯チェーンをかけたままドアー(28)を開けると、隙間が空く(図15)。広巾網戸(20)と小巾網戸(21)をスライドさせて、網戸(1)の長さを最短にし、防犯チェーンの下からくぐらせ、ドアー(28)とドアー取付枠(8)の間の隙間に挟むと、広巾網戸(20)はドアークローザーの戻る力によって、ドアー(28)とドアー取付枠(8)に挟まれて固定されるが、小巾網戸(21)は、広巾網戸(20)の内側に入っているので、固定されない。そこで、小巾網戸(21)を上に伸ばして、ドアー取付枠の上部水平枠(14)に磁石(13)が付くまで伸ばす。蚊は網(18)や庇(16)に阻まれ不審者は防犯チェーンに阻まれて入ってこないが風は通るので快適である。防犯の必要がない場合には、防犯チェーンをかけずに使用できる。人が出入りする場合は、網戸(1)と防犯チェーンをはずして通る(図16)。更に上記の使用方法以外に、防犯チェーン(31)をかけずに、先に網戸(1)をセットし、ドアー(28)に予め付いている防犯チェーン(31)とは別に用意したフック付きチェーン(41)のフック(40)をドアー(28)に付いているレール(42)に入れ、フック(40)とは反対側のチェーンの先端を備え付けの防犯チェーンの固定具(43)にシリンダー錠(44)で止めて使用し、人が出入りする場合は、シリンダー錠(44)と網戸(1)をはずして通る使用方法もある(図29)。
(ソ)上記(ル)第四の実施の形態の使用方法
網戸(1)のフレーム枠(2)を回動させて、網戸取付台(10)と垂直にし、室内側から、防犯チェーン(31)をかけたまま、ドアー(28)を外に開け、ドアーが閉まらない様にストッパーを挟む。
(ツ)上記(ヲ)第五の実施の形態の使用方法
図19の様に網戸(1)を網戸取付台(10)と垂直方向にし、防犯チェーン(31)をかけ、ドアー(28)を開け、ドアーストッパーで止め、網戸(1)を図20の様にドアー(28)側に傾け、磁石(13)が回動ストッパー(6)に付くまで倒す。人が出入りする場合は、網戸(1)をおこして、網戸取付台(10)と垂直方向にし、磁石(13)が回動ストッパー(6)に付くまで倒し、防犯チェーン(31)を外してから通る。
(ネ)上記(ワ)第六の実施の形態の使用方法
防犯チェーン(31)をかけ、ドアー(28)を開き、ドアーストッパーで止めると、できた隙間を網戸(1)と庇とモヘア(7)が塞ぐので、蚊や不審者は侵入してこない。風は良く通る。防犯チェーン(31)を外し、ドアー(28)を広く開けると、長手枠(3)の一部がドアー先端に当たり、網戸(1)はそれ以上回転せずに停止する。ドアー(28)を閉じたとき、バネ(32)は約90度に曲がる。この様に、網戸(1)が付いてない通常の玄関ドアーと同じ様にドアー(28)の開け閉めが出来る(図22、図23)。
(ナ)上記(カ)第七の実施の形態の使用方法
防犯チェーン(31)をかけたままドアー(28)を開け、ドアーストッパーで止め、ハンドル(33)を持って網(18)を引き出し、磁石(13)をドアー(28)に付けると、風は入ってくるが、不審者は防犯チェーン(31)に阻まれ、蚊は網(18)と庇とモヘア(7)に阻まれ侵入してこない。出入りするには、ハンドル(33)を筐体(35)側に戻し、網(18)をドラム(34)に巻き取り、防犯チェーン(31)を外してドアー(28)を開け、出入りする(図24、図27、図28)。
1 網戸、 2 フレーム枠、 3 長手枠、 4 土手状、 5 取付軸、 6 回動ストッパー、 7 モヘア、 8 ドアー取付枠、 9 ドアー開閉側、 10 網戸取付台、 11 取付軸受、 12 受け口、 13 磁石、 14 ドアー取付枠の上部水平枠、 15 ドアー固定側、 16 庇、 17 ドアーノブ、 18 網、 19 交差部、 20 広巾網戸、 21 小巾網戸、 22 広巾網戸の長手方向のフレーム枠、 23 小巾網戸の長手方向のフレーム枠、 24 広巾網戸の溝、 25 小巾網戸の溝、 26 広巾網戸の溝の縁、 27 小巾網戸の溝の縁、 28 ドアー、 29 伸縮部分、 30 伸縮式突っ張りポール、 31 防犯チェーン、 32 バネ、 33 ハンドル、 34 ドラム、 35 筐体、 36 回転軸、 37 回転軸受、 38 ゼンマイバネ、 39 回転リング、 40 フック、 41 フック付きチェーン、 42 レール、 43 固定具、 44 シリンダー錠
Claims (7)
- 開き戸式の玄関ドアーに防犯チェーンをかけたまま半開きの状態において取り付けられるアルミやプラスチック樹脂等の素材を用いた縦細長四角形状の網戸であり、網戸の四辺のフレーム枠の内、長手枠の一方側の縁を外側へ丸く土手状に膨らませて形成し、この縁の上下端に約10ミリ長さの取付軸を形設し、この取付軸に隣接して、フレーム枠の内・外両側に磁石を設け、この取付軸側と反対側の長手枠において、ドアー側に対面する面に直行的に上下全域にモヘアを形設し、網戸の下端で床に対面する面全域にモヘアを形設し、網戸とは別に、ドアー取付枠のドアー開閉側の垂直枠の外側において、約2.5センチメートル幅の網戸取付台を縦一杯に設置し、その上下端に取付軸受けを設け、この取付軸受けに隣接して、鉄片により回動ストッパーを設け、この取付軸受けの受け口からフレーム枠の取付軸を嵌めこんで、網戸は凡そ90度の範囲で自在に回動することができ、ドアー取付枠の上部水平枠の外側に、ドアー固定側から徐々に先広がりに伸びて、ドアーの開きによって生じる上方の隙間を塞ぐ庇を設け、庇の下側の外側縁と、その少し内側に複数筋状にモヘアを形設したことを特徴とする玄関ドアー用網戸。
- 上記第一の解決手段において、網戸の四辺のフレーム枠の内、長手枠の一方側の縁を網戸取付台と一体成型的一連続的に形設し、両者の直行的交差部の厚さを薄くして蝶番の如き機能をもたせることで、この長手枠が網戸取付台を中心として、凡そ90度の範囲で回動することができるように形成し、回動ストッパーと共にドアー取付枠のドアー開閉側の垂直枠の外側に設置したことを特徴とする請求項1における玄関ドアー用網戸。
- 巾が異なる2つの網戸を設け、広巾網戸と小巾網戸とし、広巾網戸の四辺のフレーム枠の内、長手方向のフレーム枠に、枠と平行に広巾網戸の溝を形成し、小巾網戸の四辺のフレーム枠の内、長手方向のフレーム枠に、枠と平行に小巾網戸の溝を形成し、広巾網戸の溝に小巾網戸の溝の縁を差し込み、小巾網戸の溝に広巾網戸の溝の縁を差し込み組み付けると、広巾網戸と小巾網戸は自由に摺動でき、更に小巾網戸のフレーム枠の上端に磁石を設け、庇については第一の解決手段と同じにしたことを特徴とする請求項1又請求項2における玄関ドアー用網戸。
- 上記第一及び第二の解決手段において、ドアー取付枠の開閉側の垂直枠の室外側に近接して、床と天井の間に伸縮式突っ張りポールを立て、この伸縮式突っ張りポールに網戸取付台を設置したことを特徴とする請求項1又請求項2又請求項3における玄関ドアー用網戸。
- 上記第四の解決手段において、ドアー取付枠の開閉側の室内側の垂直枠に近接して、床と天井の間に伸縮式突っ張りポールを立て、網戸の形を室内側のドアーノブを覆い隠す様に湾曲させ、網戸の先端、上端、下端にモヘアを形設し、網戸取付台を伸縮式突っ張りポールに設置するか、又は、ドアー取付枠の開閉側の室内側の垂直枠に直接設置したことを特徴とする請求項1又請求項2又請求項3又請求項4における玄関ドアー用網戸。
- 上記第二の解決手段において、網戸の長手枠と網戸取付台との交差部の一か所以上にバネを形設し、網戸取付台に近い長手枠をドアー取付枠方向側に約120度に曲げ、先端、下端にモヘアを形設し、開閉側のドアーの先端より少し戻した位置のドアー正面に網戸取付台を設置したことを特徴とする請求項1又請求項2又請求項3又請求項4又請求項5における玄関ドアー用網戸。
- 網戸のフレーム枠に薄く柔軟な樹脂を用い、四辺のフレーム枠の内、長手枠の一方側の縁にハンドルと磁石を設け、これとは反対側の長手枠を回転軸をもったドラムの表面に取り付け、網の出入り口をもった縦細長四角形状の筐体の中心付近に設置し、ドラムの回転軸受に隣接してゼンマイバネを形設し、ゼンマイバネの内端を回転軸受に固定し、ゼンマイバネの端末部分を回転リングに固定し、回転リングをドラムと連結し、巻尺の様に網を巻き取り・巻き戻し、このような筐体をドアー取付枠の開閉側の垂直枠の室内側に磁石や両面テープ等で取り付け、上記第一の解決手段と同様に庇を設けても、上記第一及び第二の解決手段と同様の効果が得られ、ドアー取付枠の開閉側の垂直枠の室内側に近接して、床と天井の間に伸縮式突っ張りポールを立て、筐体を取り付けたことを特徴とする請求項1又請求項2又請求項3又請求項4又請求項5又請求項6における玄関ドアー用網戸。
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---|---|---|---|
JP2015031078A JP2016142124A (ja) | 2015-02-02 | 2015-02-02 | 玄関ドアー用網戸 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110593747A (zh) * | 2019-10-22 | 2019-12-20 | 陈兴华 | 一种简易平开纱窗 |
JP2022078580A (ja) * | 2020-11-13 | 2022-05-25 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉体ユニット及び開閉体ユニットセット |
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- 2015-02-02 JP JP2015031078A patent/JP2016142124A/ja active Pending
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