JP2016141930A - 更生管の支持部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】更生管に作用する浮力によっても、更生管が変形したり浮上したりするのを防止し得て設置作業の容易な更生管の支持部材とする。
【解決手段】支持部材1は、更生管102の外周長の半周以上の周長を有する弧状板3と、弧状板3の外面に軸方向に沿って配設される複数の突起部4と、管軸方向に複数配設される弧状板3同士を連結する連結部材7とを有する。突起部4のうち、軸方向から見て右側と左側とに対向して配設される一対の突起部6は、両端部に弧状板3よりも軸方向に突出した係合部64を備える。連結部材7は、両端部に、一対の突起部6の係合部64に対して取り付け可能な連結部74を備える。
【選択図】図3
【解決手段】支持部材1は、更生管102の外周長の半周以上の周長を有する弧状板3と、弧状板3の外面に軸方向に沿って配設される複数の突起部4と、管軸方向に複数配設される弧状板3同士を連結する連結部材7とを有する。突起部4のうち、軸方向から見て右側と左側とに対向して配設される一対の突起部6は、両端部に弧状板3よりも軸方向に突出した係合部64を備える。連結部材7は、両端部に、一対の突起部6の係合部64に対して取り付け可能な連結部74を備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、既設管の更生に用いる更生管の支持部材に関する。
従来から、老朽化した下水道管等の既設管を更生管によって補修し、更生することが広く実施されている。更生管は、例えば、両側縁部に接合部を有する帯状部材を、既設管内で螺旋状に巻き回し、隣接した帯状部材の接合部を接合して形成される。製管した後、更生管と既設管との間隙にモルタル等の裏込め材を注入し、既設管と更生管とを一体化する。
既設管と更生管との間隙に裏込め材を注入すると、更生管には、その内空体積や裏込め材の密度に応じて、浮力が作用する。更生管の管径が大きくなるほど浮力は大きくなり、更生管が浮き上がり、既設管の内面に押し付けられて円形の断面形状がつぶれ、楕円形状に変形してしまう。更生管が楕円形状に変形すると、排水勾配が変化して排水能力が低下するとともに更生管の強度が低下して好ましくない。そこで、例えば特許文献1、2に開示されるような支保工装置を、更生管の内部に適当な間隔で複数設置することにより、更生管の変形を防止する措置がとられていた。
この種の支保工装置は、図17に示すように、更生管102の内側に配置され、更生管102を支持する複数の支保材111を備えている。支保材111は、柱状の部材であり更生管102に鉛直方向に設けられる。これにより、更生管102を内側から支持し、裏込め材104によって更生管102が座屈または変形したり、浮上したりするのを防止する。
更生管102には、支保材111を取り付けるための貫通孔が頂部に貫通して形成される。裏込め材104の充填後には、設置した複数の支保工装置110を全て解体し、撤去する。更生管102から支保材111を取り外すと、更生管102の内面頂部に、支保材111の引抜き跡の凹状の孔(支保孔)が形成されることとなり、これを閉塞処理していた。
また、特許文献3には、既設管の頂部に、既設管の全長にわたってスペーサを設置し、スペーサによって形成された空隙を通して既設管と更生管との間隙に裏込め材を注入することが提案されている。ただし、このスペーサは、裏込め材の注入経路を確保することのみが目的とされており、既設管の天場領域に設置するためには、アンカーボルト等を既設管に打ち込むことで固定する工程が必要とされる。
前記従来の支保工装置は、支保材の設置作業および撤去作業に時間と手間を要することに加え、更生管に貫通孔を形成したり、支保材の引抜き跡の孔を閉塞処理したりする作業が必要となって、管路更生にかかる作業期間を短縮化することは困難であった。
また、更生管内に支保工装置を設置すると、管内を流下する水の抵抗が増大し、水位を上昇させる要因となるおそれがあった。既に水位の高い作業環境下では、さらに水位が上昇するおそれがあり、更生作業ができなくなることが考えられた。また、突然の大雨等によって急な水位上昇が予想される場合、作業者は管内から緊急退避しなければならないが、管内に複数の支保工装置が存在すると、速やかな退避の妨げとなるおそれがあった。
また、特許文献3に開示されたスペーサは、更生を要するような老朽化した既設管には適さない。すなわち、既設管は腐食等によって肉厚が減少していることがあり、スペーサを十分に固定することができない可能性がある。既設管に鉄筋が埋設されていると、アンカーボルトを既設管に打ち込むことができない可能性もある。仮に、スペーサをアンカーボルトにより固定できたとしても、固定作業に多くの時間を要するうえ、作業効率も悪い。また、スペーサは長尺体であるので、既設管内に搬入し設置する作業は簡単とはいえない。そのうえ、既設管内で更生管はスペーサに押し付けられて、施工後の断面形状が円形ではなく、楕円形状に変形してしまっており、かかるスペーサでは更生管が変形するのを防止したり、既設管内で更生管が浮上するのを防止することが困難と考えられた。
本発明は上記のような問題点にかんがみてなされたものであり、その目的とするところは、裏込め材を注入する際の、更生管に作用する浮力によっても、更生管が変形したり浮上したりするのを防止し得て設置作業の容易な新たな支持部材を提供し、この支持部材を用いて既設管を更生することにより、既設管内に形成した更生管の断面形状を適正な真円形状に維持しつつ、更生後の管路に十分な強度と排水能力とを備えさせて、短時間で効率のよい更生作業を可能にすることにある。
前記の目的を達成するため本発明は、既設管の内面と更生管の外面との間に裏込め材を充填するにあたり既設管内に設ける更生管の支持部材として、更生管の外周長の半周以上の周長を有して既設管内の上部側または下部側に固定される弧状板と、弧状板の外面に配設され既設管の内面と更生管の外面との間隔を保つ複数の突起部とを備えさせる。弧状板は、軸方向から見て少なくとも右側と左側とに、弧状板同士を連結するための連結手段を備えており、前記連結手段は弧状板の外面および更生管の外面に沿って軸方向に配設されて弧状板とともに更生管を支持するものとする。そして、複数の弧状板が、前記連結手段により相互に連結され、既設管の管軸方向に間隔を設けて配置されるように構成する。
これにより、更生管の支持部材は、弧状板が更生管の外周長の半周以上にわたって更生管を被覆するように設けられ、更生管を保持して、更生管を適正な断面形状に維持する。弧状板に設けられる連結手段は、弧状板同士の間に間隔を設けた状態で複数の弧状板を相互に連結するので、更生管の支持部材としてこれらの各部材が一体的に更生管を支持するものとなる。複数の弧状板が連結されていることで、弧状板の設置間隔を拡げても更生管を安定して支持することが可能となり、既設管と更生管との間に裏込め材を充填する際に更生管に作用する浮力によっても、更生管が変形したり浮上したりするのを防止することが可能となる。また、更生管に対して必要とされる弧状板の総数を低減することができ、施工コストを抑えることが可能となる。さらに、支持部材の設置作業を長距離区間にわたって簡単に短時間で行うことができるので、作業効率がよく、工期の短縮化を図ることが可能となる。
前記更生管の支持部材の具体的な構成としては次のようなものが挙げられる。
まず、前記連結手段として、弧状板の左右の外面に、軸方向に延びる連結部材を設け、各連結部材に、他の弧状板に備えられた連結部材と互いに連結可能な構造を備えさせることが好ましい。
これにより、更生管を支持するための複数の弧状板を、軸方向に延びる連結部材により連結して、相互に間隔を設けて既設管内に配置することができる。
また、前記連結手段として、弧状板の左右の外面に係合用突起部を設けるとともに、係合用突起部に連結される連結部を軸方向の端部に備えた連結部材を有する構成とし、弧状板とともに複数の連結部材が軸方向に配設されるよう構成してもよい。
これによっても、更生管を支持するための複数の弧状板を、軸方向に延びる連結部材により連結して、相互に間隔を設けて既設管内に配置することができる。
この場合、係合用突起部の軸方向の長さを、弧状板の軸方向の長さより長くし、両端部に弧状板よりも軸方向に突出した係合部を備えた構成とすることが好ましい。
また、係合用突起部の軸方向の長さを、弧状板の軸方向の長さよりも短くし、連結部材を複数の弧状板にまたがるように配設する構成としてもよい。
いずれの構成によっても、係合用突起部に連結部材の連結部を連結することで、複数の弧状板を軸方向に間隔を設けて一体的に配置することができる。
また、前記連結部材を、係合用突起部に対して締まり嵌めの状態で連結するよう構成することが好ましい。
これにより、連結部材と係合用突起部とを連結する作業を簡単に行うことができ、作業手間が軽減され、短期間で施工することが可能となる。
また、前記連結部材および係合用突起部に、互いに重なり合うボルト孔を備えさせ、連結部材と係合用突起部とをボルト連結する構成としてもよい。
あるいはまた、前記連結部材に略角筒状、略円筒状、または溝形状の連結部を備えさせ、係合用突起部に対して軸方向に嵌挿して、連結部材と係合用突起部とを連結するよう構成してもよい。
これらのような構成によっても、連結部材と係合用突起部とを連結する作業を簡単に行うことができ、作業手間が軽減され、短期間で施工することが可能となる。
また、前記複数の連結部材は、軸方向の長さが異なるものを含み、既設管の管路曲がり部に沿って弧状板を配設する構成であってもよい。さらに、前記連結部材は弾性を有して既設管の管路曲がり部に沿って曲げ変形可能とされてもよい。
これにより、支持部材を既設管の管路曲がり部に沿って配設することが容易となり、多様な管路に対して適用することができる。
また、前記係合用突起部には、径方向の外方へ突出して既設管の内面に当接する凸状部と、この凸状部よりも径方向の内方へ凹んだ凹状部とを具備させ、凸状部が更生管の外面と既設管の内面との間隔を保ち、凹状部が更生管の外面と既設管の内面との間で裏込め材の流通用の隙間を形成するように構成することが好ましい。
さらに、前記連結部材には、径方向の外方へ突出して既設管の内面に当接する凸状部と、この凸状部よりも径方向の内方へ凹んだ凹状部とを具備させ、凸状部が更生管の外面と既設管の内面との間隔を保ち、凹状部が更生管の外面と既設管の内面との間で裏込め材の流通用の隙間を形成するように構成することが好ましい。
これらのような構成により、更生管は既設管の内面に当接する凸状部を介して既設管に支持され、変形することなく安定的に固定される。また、これらの凹状部と既設管の内面との間には隙間が形成され、注入した裏込め材の流路となるので、裏込め材の充填性が確保される。また、硬化した裏込め材は、更生管と既設管との間で、突起部や連結部材によって分断されることがなく、一体性および連続性を確保することができる。
本発明に係る更生管の支持部材によれば、更生管に作用する浮力によって更生管が浮上したり変形したりするのを防止して、適正な断面形状に維持して更生作業を進めることができる。また、この支持部材は、極めて簡単な作業で短時間に設置することができ、撤去作業を必要とせず、工期の大幅な短縮化を可能にする。
以下、本発明の実施形態に係る更生管の支持部材について、図面を参照しつつ説明する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る支持部材1の本体部2を示しており、図1(a)は斜視図、図1(b)は正面図である。図2は、支持部材1の使用状態を示す正面図である。図3は、支持部材1の本体部2同士の連結を示す斜視図である。図4は、支持部材1における連結部材7の連結の様子を示す説明図である。
図1は、実施形態1に係る支持部材1の本体部2を示しており、図1(a)は斜視図、図1(b)は正面図である。図2は、支持部材1の使用状態を示す正面図である。図3は、支持部材1の本体部2同士の連結を示す斜視図である。図4は、支持部材1における連結部材7の連結の様子を示す説明図である。
支持部材1は、既設管101の内面と更生管102の外面との間に裏込め材を充填するにあたり、既設管101内に設けられる更生管102を支持する部材である。この支持部材1は、本体部2と、本体部2を連結する複数の連結部材7とを有する。
図1(a)および図1(b)に示すように、本体部2は、弧状板3と、弧状板3の外面に立設された複数の突起部4とを有する。弧状板3は、既設管101の内面よりも大きい曲率を有する断面略半円形状に形成され、既設管101に取り付けられると更生管102の外径に対応する内径を有するものとなる。また、弧状板3は、更生管102の外周長の半周以上の周長を有する鋼板等により形成されている。弧状板3の軸方向の長さ(板幅)は、更生管102を構成する帯状部材の部材幅と同等または帯状部材の幅の2倍程度までの長さで形成することができる。
複数の突起部4は、弧状板3の外面に複数、軸方向に沿って突設されている。突起部4として、弧状板3の頂部と斜め上方には放射状リブ5が設けられている。これらの放射状リブ5は、鋼材等からなり、更生管102の軸心に対して放射状に立設されている。放射状リブ5の高さは、既設管101の内径および更生管102の外径、あるいは、弧状板3に対する配設位置に基づいて設定されている。放射状リブ5の高さは、例示の形態では、弧状板3の頂部のものが最も高く、弧状板3の左右端部ほど短くなるように形成されている。これらの放射状リブ5において、既設管101の内面に接触する辺縁部は、断面形状が略半円形となるように形成されている。
弧状板3の外面の複数の突起部4として、軸方向から見て、少なくとも右側と左側とには、一対の連結用リブ(係合用突起部)6が設けられている。図1(b)に示すように、連結用リブ6は、弧状板3の周方向の両端部に設けられ、互いに対向するように、左右対称形に配置されている。放射状リブ5および連結用リブ6を含めたこれら複数の突起部4は、弧状板3の外面に均等に配置されている。
一対の連結用リブ6は、それぞれ弧状板3の軸方向の長さより延長して形成されている。図1(b)に示すように、連結用リブ6は、径方向の外方(側方)に開放する溝形の断面形状を有している。より詳細には、図4(a)に示すように、連結用リブ6は鋼板が断面コ字状に折曲され、上面板61、側面板62、および下面板63を備えて形成されている。
連結用リブ6の両端部には、係合部64がそれぞれ設けられている。係合部64は、弧状板3の辺縁部よりも軸方向に突出した突出部として形成されている。
例えば、弧状板3は、軸方向の長さが100〜200mmで形成され、例示の形態では140mmの長さを有する。これに対し、一対の連結用リブ6は、200mmの軸方向長さを有する。係合部64の突出長さは数十mmとされることが好ましく、例えば、140mmの軸方向長さを有する弧状板3の両端部から30mmずつ突出するように形成されている。
さらに、連結用リブ6は、径方向の外方へ突出し、既設管101の内面に当接する凸状部65と、凸状部65よりも径方向の内方へ凹んだ凹状部66とを有している。図1(a)に示す形態では、凹状部66は、連結用リブ6の上面板61と下面板63とが、曲線状に切り欠かれて、径方向の内方へ緩やかに凹んだ形状を有している。また、凹状部66は、連結用リブ6の軸方向の中心部を挟んで2箇所に設けられている。残る連結用リブ6の軸方向の中央部は、凹状部66よりも外方へ突出し、係合部64と同等の突出量により形成された凸状部65とされている。係合部64および中央部の凸状部65は、上面板61と下面板63の外縁部が面一となるように揃えて形成されている。
図2に示すように、支持部材1の本体部2は、弧状板3が既設管101の上半部に固定されて更生管102の上半部を保持するものとされる。弧状板3は、複数の突起部4(5,6)を介して既設管101の内面に支持される。特に、一対の連結用リブ6は、既設管101の内面に圧接されて弧状板3を既設管101の内面に支持する。これにより、本体部2は、既設管101の内面と更生管102の外面との間隔を一定に保ちつつ更生管102を支持するものとなる。
また、連結用リブ6において、両端部の係合部64および中央部の凸状部65は、径方向の外縁部が面一に揃えられており、ともに既設管101の内面に当接する。一方、凹状部66は、既設管101の内面には接触せず、既設管101の内面との間に隙間を形成する。
既設管101を更生する際、既設管101内には、軸方向に相互に間隔を設けて複数の本体部2が配設される。本体部2は、既設管101内の軸方向に隙間なく連続して配設されてもよいが、多数の本体部2が必要となってコストがかかり、作業手間もかかるうえ、管路の形状に対応することが困難となる。また、複数の本体部2を間隔を設けて配設する場合、更生管102を支持するため、それらの間隔をできるだけ詰めて配設することも考えられる。しかし、その場合にも、本体部2の設置数が多く、手間もコストもかかるという問題点がある。そこで、本発明では、弧状板3そのものの軸方向の長さは短くして本体部2の製造コストを抑えるとともに、本体部2同士の設置間隔を拡げて、本体部2同士を連結部材7により連結することで、上記問題点を解消させている。
図3に示すように、支持部材1における連結部材7は、一定の長さを有する棒状部材であり、両端部に、連結用リブ6の係合部64に対して取り付け可能な連結部74を備えている。本体部2の連結用リブ6および連結部材7は、それぞれ、単一の部材からなる。
例示の形態では、連結部材7は、一方に開放された溝形の断面形状を有しており、鋼材により形成されている。より詳細には、図4(a)に示すように、連結部材7は、鋼板が断面コ字状に折曲され、上面板71、側面板72、および下面板73を備えて形成されている。
連結部材7は、径方向の外方へ突出して既設管101の内面に当接する凸状部75と、この凸状部75よりも径方向の内方へ凹んだ凹状部76とを有する。図3に示すように、凹状部76は、連結部材7の上面板71と下面板73とが、曲線状に切り欠かれて、径方向の内方へ緩やかに凹んだ形状を有している。凹状部76は、連結部材7の軸方向の中央部を挟んで2箇所に設けられている。残る連結部材7の軸方向の中央部は、凹状部76よりも外方へ突出する凸状部75とされている。凸状部75における上面板71と下面板73の外縁部は、ともに面一となるように揃えて形成されている。
連結部材7の両端部には、本体部2の連結用リブ6に連結される連結部74が備えられている。連結部74は、連結用リブ6の係合部64に対して、締まり嵌めにより連結するよう形成されている。図4(a)に示すように、連結部74は、溝形断面の内幅寸法(L1)が、連結用リブ6の係合部64の外幅寸法(L2)よりも僅かに小さい寸法により形成されている。
また、連結部材7における上面板71は、端縁部にかけて僅かに薄肉となるよう、内面側に傾斜面が設けられている。例示の形態では、連結部74の内幅寸法(L1)が14.9mmであるのに対して、連結部74の端縁部の内幅寸法(L3)は15.2mmとされている。また、連結用リブ6の係合部64の外幅寸法(L2)は15mmで形成されている。連結部材7および連結用リブ6の部材の厚みは、ともに2.3mmである。
これにより、連結部材7の連結部74は、連結用リブ6の係合部64に対して、既設管101の内面側から容易に嵌め込むことができるように構成されている。図4(b)に示すように、嵌め込まれた連結部材7の連結部74は、連結用リブ6の係合部64に対して締まり嵌めの状態で連結される。
このような連結部材7において、両端部の連結部74および中央部の凸状部75は、径方向の外縁部が面一とされ、連結用リブ6に連結されたとき、ともに既設管101の内面に当接するものとなる。凸状部75は、更生管102の外面と既設管101の内面と相互間隔を保ち、凹状部76は、既設管101の内面には接触せず、既設管101の内面との間に隙間を形成する。また、連結部材7の側面板72は、更生管102の外面に当接する。
この実施形態にあっては、弧状板3の外面に設けられた左右の連結用リブ6と、複数の連結部材7とが、弧状板3同士を連結するための連結手段とされている。かかる連結手段は、弧状板3の外面および更生管102の外面に沿って軸方向に配設されて弧状板3とともに更生管102を支持するものとなり、複数の弧状板3が、連結手段により相互に連結され、既設管101の管軸方向に間隔を設けて配置される。
次に、支持部材1を用いて既設管101を更生する更生方法について説明する。図5は、支持部材1を用いた既設管101の更生方法を示す説明図であり、図6は、支持部材1による更生管102の支持状態を支持部材1の上方から見て示す説明図である。なお、図6においては、図面を見やすくするため、既設管101を断面ハッチングを入れて示すとともに、更生管102の外周面に現れる帯状部材103のラインを省略して示している。
更生管102は、既設管101内で、図16に例示するような製管機105を用いて形成される。製管機105は、相互に連結された複数のリンク体106と、帯状部材103の側縁部同士を接合するための1本のローラ107と、帯状部材103を内周側からローラ107に向けて供給するピンチローラ108とを備えている。製管機105によって、長尺の帯状部材103は、螺旋状に巻回される。その過程で、先行する帯状部材103の側縁部に対して後続する帯状部材103の側縁部が内周側から導かれ、先行する帯状部材103の接合部に後続する帯状部材103の接合部が内面側から嵌合し、帯状部材103は順次、管状となる。
帯状部材103には、長手方向に沿って連続的に金属製の補強材が装着されている。例えば補強材は、帯板状の鋼板を断面略W字状に折曲して形成され、帯状部材103のリブ間に嵌め込まれている。これにより、形成する更生管102の強度および剛性が高められる。
既設管101の更生方法として、まず、既設管101内に支持部材1を設置する。すなわち、支持部材1の本体部2を、既設管101の管軸方向に設定間隔をおいて設置する。本体部2の設置は、水平器等を用いて既設管101の芯出しを行っておき、予め施したマーキングに対し、既設管101の内部で頂部方向に本体部2を押し当てるだけで容易に終えることができる。本体部2の設置間隔は、更生管102の管径にもよるが、例えば、支持部材1の弧状板3同士の軸方向の間隔を概ね500〜1000mmに設定することができる。弧状板3の軸方向の長さは、前記のとおり100〜200mmであるので、管路1m当たりの弧状板3の設置数を1以下とすることができる。
本体部2同士は、図3に示したように、2本の連結部材7を用いて相互に連結することができる。すなわち、連結部材7を、本体部2の連結用リブ6の連結部74に結合させ、軸方向に間隔を設けて配設する複数の弧状板3を相互に連結する。連結作業は、既設管101内に設置した2つの本体部2に対して、既設管101の内側から、連結用リブ6の係合部64と、連結部材7の連結部74とを嵌め合わせる簡単な作業だけで済む。連結部材7の連結部74を、連結用リブ6に嵌め込むだけで、両者は締まり嵌め状態で連結される。
これにより、複数の本体部2を既設管101の管軸方向に沿って、所定の間隔で配設していくことができる。また、支持部材1の設置に要する作業は極めて容易であり、作業工数が少なく、短時間で対象管路全体に設置することができる。
次いで、既設管101内で製管機105を組み立てる。既設管101内に帯状部材103を引き込んで製管機105に供給し、製管機105を駆動する。製管機105は既設管101の軸心回りに公転し、帯状部材103を螺旋状に巻き回す。これにより、隣接した帯状部材103の接合部同士を互いに接合し、支持部材1の弧状板3に内接させながら更生管102を形成する。さらに、更生管102の先頭に、後続する帯状部材103を、順次供給していき、更生管102を付加的に形成する。
図5に示すように、製管機105により形成された更生管102は、既設管101内で回転することなく、そのまま配設される。支持部材1は、更生管102の外面との間で摩擦抵抗を生じることがなく、位置ずれしたり移動したりすることもない。弧状板3は、既設管101内で固定されており、更生管102の上半部に安定的に配置されている。更生管102は、上半部が弧状板3に内接しながら形成され、本体部2および連結部材7に外方から保持された状態となる。
弧状板3は、更生管102の上半部に接触し、更生管102の周長の半周以上にわたって外面に当接する。連結部材7は、本体部2同士を相互に連結するだけでなく、その側面板72が更生管102の外面に接触して更生管102を支持する。更生管102は、軸方向の左右両側部を弧状板3または連結部材7に保持されて固定される。連結部材7は、軸方向の左右両側に配設されるので、更生管102が弧状板3と接しない範囲にあっても、更生管102の外面を軸方向の左右両側から保持する。
更生管102は、本体部2および連結部材7を介して既設管101内に支持され、既設管101の内面との間隔を一定に保つとともに、適正な断面形状を保持して変形が防がれる。
また、図6に示すように、更生管102の上方から見ると、軸方向の左右両側では、連結用リブ6の凸状部65と、連結部材7の凸状部75とが既設管101の内面に接触して更生管102を支持する。更生管102の左右両側に配設された一対の連結用リブ6においては、両端部の係合部64に連結部材7の連結部74が締まり嵌め状態で既設管101の内面に当接している。連結用リブ6の凹状部66は、既設管101の内面に接触せずに、既設管101の内面との間に隙間を形成している。連結部材7の凹状部76も、既設管101の内面に接触せずに、既設管101の内面との間に隙間を形成している。
既設管101の更生区間の全長にわたって、更生管102を形成したならば、既設管101の更生区間の両端部を閉止する。その後、既設管101の内面と更生管102の外面との間隙に、モルタル等の裏込め材104を注入し充填する。図7に示すように、裏込め材104が硬化することにより、既設管101と更生管102とが一体化し、既設管101を更生することができる。
裏込め材104を注入する際、更生管102の上方から既設管101との隙間に段階的に注入し、更生管102の下方へ流入させて順に充填していく。図6に示したように、左右の連結用リブ6の凹状部66と、連結部材7の凹状部76は、既設管101の内面に接触せずに、既設管101の内面との間に隙間を形成している。このため、注入した裏込め材104は、これらの隙間を通って下方へ流入し、流動性および充填性が阻害されない。
裏込め材104を注入することによって、更生管102に浮力が作用し、既設管101内で更生管102が浮き上がろうとする。しかし、更生管102は支持部材1によって既設管101に支持されている。このため、更生管102は浮き上がることがなく、既設管101との間隙を裏込め材104の注入前と変わらず一定に維持する。
また、更生管102は、弧状板3に上方から挟み込むように保持され、連結部材7により軸方向の左右両側が保持されている。このため、下方から段階的に裏込め材104が注入され、更生管102に浮力が作用しても、既設管101内で浮き上がることなく固定される。また、更生管102は全長にわたって、軸方向の左右両側部が、既設管101との間に適正な間隔を保ちつつ本体部2または連結部材7に支持されている。
しかも、更生管102は、外周の上部側の約半周以上にわたって支持部材1の弧状板3に接触しており、この弧状板3は複数の突起部4を介して既設管101の上半部に支持されている。弧状板3は、更生管102を管軸方向から見て、更生管102の左右の外側面を挟むように配置されている。
これにより、図7に示すように、更生管102の断面形状を真円形状のまま変形させることなく、適正な形状に保った状態で、裏込め材104を注入し、充填することができる。
裏込め材104の硬化後、支持部材1を撤去する必要はなく、そのまま既設管101内に埋設する。支持部材1が更生管102を安定的に支持した状態のまま、裏込め材104は硬化される。支持部材1は、更生管102の上半部に一体化する。更生管102の外面には、支持部材1の弧状板3および連結部材7が一体となって固定されるので、更生管102の剛性が高められ、十分な強度を有する管路を形成することができる。
また、既設管101に一体化された更生管102にあっては、断面形状の品質を上げることができるので、更生管102としての強度を十分に担保され、耐久性に富み、排水能力を向上させることができる。
既設管101の更生に際して、更生管102の内部には、従来の支保工装置(図17参照)のような障害物が存在しない。そのため、既設管101内の水位が上昇することはなく、施工上の制約を減らすことができる。急激な水位の上昇が予想される場合には、既設管101内に障害物のない通路が確保されているので、作業者は既設管101内から速やかに退避することができる。
支持部材1は、既設管101にアンカーボルト等を打ち込むなどの手間のかかる作業を要しない。そのため、支持部材1を極めて簡単に安定的に固定することができる。既設管101の内面は、腐食等によって損傷していたり、肉厚が減少していたりするが、どのような既設管101の内面に対しても、支持部材1を作業性よく確実に設置することができる。
更生管102の支持部材1として、連結部材7は、図3に示した形態以外にも多様な形態にて構成することができる。図8は、連結部材7の例を示す斜視図である。
例えば、図8(a)に示すように、連結部材7の連結部74に、上面板71および下面板73に貫通するボルト孔741を設けてもよい。同様に、連結用リブ6の係合部64にもボルト孔を設け、連結部74と係合部64とに互いに重なり合うボルト孔を備えさせる。これにより、連結部材7の連結部74と連結用リブ6の係合部64とをボルト連結し、本体部2同士を連結することができる。
また、図8(b)に示すように、連結部材7の連結部74を略角筒状に形成してもよい。この場合、連結部74を、連結用リブ6の係合部64の外形に対応させて形成し、係合部64に対して軸方向に差し込んで外嵌させる。これにより、本体部2同士を連結部材7により連結することができる。
図8(c)および図8(d)に示す例では、連結部材7の連結部74は断面溝形状であり、係合部64に対して締まり嵌めされる点は、図3に示した形態と同様である。ただし、これらの連結部材7は、凹状部76において、上面板71および下面板73を備えず、側面板72のみで構成されている。図8(c)に示す連結部材7は、凸状部75が両端部の連結部74と同様の溝形状の断面形状を有する。図8(d)に示す連結部材7は、凸状部75として略円柱形状の突起が側面板72に設けられている。かかる凸状部75も、前記の形態と同様に、両端部の連結部74と外縁部が面一となるように形成され、既設管101の内面に当接し、更生管102の外面と既設管101の相互内面との間隔を保つ作用をなす。
このような多様な形態に係る連結部材7によっても、複数の本体部2同士を相互に連結するとともに、更生管102と既設管101との両方に接して連結部材7を配設することができるので、更生管102の強度を管軸方向に一様に向上させることができ、その結果、本体部2の設置間隔を拡げることが可能となる。
上述のとおり、更生管102の支持部材1を用いて既設管101の更生することで、従来の更生方法と比較して、格段に工期を短縮化することができる。支持部材1は極めて簡単な作業で既設管101に設置することができるので、更生管102の製管前に、短期間で設置することが可能である。また、裏込め材104の注入時には、支持部材1によって更生管102が安定的に保持されるので、手間がかからず短期間で効率よく注入および充填作業を終えることができる。裏込め材104の硬化後、支持部材1を撤去するなどの作業は不要であり、そのまま仕上げ作業に入ることができる。このように作業工数が格段に低減されることから、作業者の人数も少なくて済む。
これに対し、従来の方法では、更生管102を製管後に、複数の支保工装置を設置しなければならず、手間と時間とを要していた。その後の裏込め材104の注入時には、更生管102内に支保工装置が存在するので、作業の迅速化を妨げ、更生管102の変形や浮上に注意しながら作業を進めなければならなかった。裏込め材104の硬化後には、図13に示したような支保工装置110の撤去作業に加えて、支保材111の抜取り跡を閉塞する作業も必要となり、手間と時間を要していた。
本実施形態に係る更生管102の支持部材1により、更生作業における前記の作業手間が不要となり、既設管101の更生にかかる各作業工程に要する時間が格段に短くなり、大幅に工期を短縮化することができる。また、連結部材7に連結された複数の本体部2が、軸方向に沿って均等に配置されるので裏込め材104の注入によっても、隣接する支持部材1の間で更生管102が膨出したり変形したりすることを防止できる。
また、支持部材1は、管軸方向から見て更生管102の全長にわたって左右の外側面を含んで更生管102を保持し、弧状板3が更生管102を挟み込むように配置されるので、更生管102に作用する浮力によって更生管102が浮上したり変形したりするのを効果的に防止して、適正な断面形状を保つことができる。更生後の管路には、十分な強度と排水能力とを備えさせることができる。
(実施形態2)
本発明に係る更生管102の支持部材1として、以下のような形態とすることも可能である。図9は、実施形態2に係る支持部材1を模式的に示しており、図9(a)は支持部材1の側面図、図9(b)は支持部材1における連結状態を示す側面図である。
本発明に係る更生管102の支持部材1として、以下のような形態とすることも可能である。図9は、実施形態2に係る支持部材1を模式的に示しており、図9(a)は支持部材1の側面図、図9(b)は支持部材1における連結状態を示す側面図である。
なお、以下に示す実施形態2、3に係る支持部材1は、連結手段の構成において前記実施形態1とは異なっており、弧状板3および放射状リブ5等の構成については共通である。そのため、以下の説明では、連結手段の構成について詳述し、実施形態1と共通する他の構成については共通符号を用いて重複する説明を省略する。
図9(a)に示す支持部材1は、連結手段として、本体部2の弧状板3の左右の外面に、軸方向に延びる棒状の連結部材8が取り付けられている。連結部材8は、軸方向から見て、弧状板3の右側と左側であって、弧状板3の周方向の両端部に設けられ、互いに対向するように、左右対称形に配置されている。連結部材8は、一端部が弧状板3の外面に一体に取り付けられ、他端部が弧状板3の軸方向に延設した自由端となされている。連結部材8そのものの構造は、実施形態1において図3および図8各図に示した形態に係る連結部材7と同様とすることができ、凸状部75および凹状部76を有するように形成される。連結部材8は、一端部と他端部とが互いに連結可能な構造を有し、他の弧状板3に備えられた連結部材8と互いに連結可能とされている。
図9(b)に示すように、本体部2同士は、弧状板3の左右外面に延びる2本の連結部材8を用いて相互に連結することができる。すなわち、連結部材8の他端部を、他の本体部2の連結部材8の一端部に結合させ、複数の弧状板3を相互に連結する。弧状板3は相互に間隔を設けて軸方向に配設されるものとなる。連結作業は、例えば既設管101内に設置した弧状板3に対して、他の弧状板3を軸方向に移動させつつ、連結部材8同士を連結するようにする。
連結部材8同士は、一端部と他端部とが締まり嵌めの状態で連結され、または、略角筒状、略円筒状、または溝形状の連結部を備えて一端部と他端部とが軸方向に嵌挿されて連結される。連結された連結部材8は、弧状板3の外面で、放射状リブ5とともに、既設管101の内面と更生管102の外面との間隔を保つ突起部4の作用を兼ね備えることができる。また、連結部材8は、既設管101に接して更生管102を支持するものとなる。
これにより、複数の弧状板3を既設管101の管軸方向に沿って、所定の間隔で配設していくことができる。また、支持部材1の設置に要する作業は極めて容易であり、作業工数が少なく、短時間で対象管路全体に設置することができる。
(実施形態3)
図10は実施形態3に係る支持部材1を模式的に示しており、図10(a)は支持部材1の側面図、図10(b)は支持部材1における連結状態を示す側面図である。また、図11は実施形態3に係る支持部材1の変形例を示し、図11(a)は支持部材1の側面図、図11(b)は支持部材1における連結状態を示す側面図である。
図10は実施形態3に係る支持部材1を模式的に示しており、図10(a)は支持部材1の側面図、図10(b)は支持部材1における連結状態を示す側面図である。また、図11は実施形態3に係る支持部材1の変形例を示し、図11(a)は支持部材1の側面図、図11(b)は支持部材1における連結状態を示す側面図である。
図10(a)に示す支持部材1は、弧状板3の連結手段として、弧状板3の左右の外面に係合用突起部9が設けられるとともに、係合用突起部9に連結される連結部を軸方向の端部に備えた連結部材8を有している。係合用突起部9は、実施形態1の連結用リブ6とは異なり、弧状板3の軸方向の長さよりも短く形成され、弧状板3の幅方向の略中央部に配設されている。
連結部材8は、一定の長さを有する棒状部材であり、両端部に、係合用突起部9に対して取り付け可能な連結部(例えば連結部74と同様)を備えている。図10(b)に示すように、連結部材8は、弧状板3の外面の係合用突起部9に連結され、複数の弧状板3にまたがるように配設される。この場合も、連結部材8は、実施形態1において図3および図8各図に示した形態と同様とすることができ、また、凸状部75および凹状部76を有することが好ましい。係合用突起部9にも、凸状部65および凹状部76が設けられてもよい。
係合用突起部9に連結された連結部材8は、弧状板3の外面で、放射状リブ5とともに、既設管101の内面と更生管102の外面との間隔を保つように作用する。また、連結部材8は、既設管101に接して更生管102を支持する。
このように、図10(a)および図10(b)に示す形態では、連結部材8が放射状リブ5と同様に弧状板3の突起部4を兼ねるよう構成されている。これに対し、図11(a)に示す支持部材1は、弧状板3の外面の複数の突起部4として、弧状板3の周方向の両端部にも軸方向に沿って突起部4が設けられている。弧状板3の外面には、これらの突起部4に加えて、さらに係合用突起部9が設けられている。係合用突起部9は、軸方向から見て、弧状板3の左右の外面に左右対称形に配置されている。また、係合用突起部9は、弧状板3の軸方向の長さよりも短く形成され、弧状板3の幅方向の略中央部に配設されている。
連結部材8は、両端部に連結部(例えば連結部74と同様)を備える。図11(b)に示すように、連結部材8を係合用突起部9に連結することで、複数の弧状板3を相互に間隔を設けた状態で連結することができる。連結部材8は、複数の弧状板3にまたがるように軸方向に配設される。
連結部材8と係合用突起部9とは、締まり嵌めの状態で連結され、または、連結部材8の略角筒状、略円筒状、もしくは溝形状の連結部が、係合用突起部9に軸方向に嵌挿されることで連結される。連結部材8は、既設管101に接して更生管102を支持するものとなる。
これにより、複数の弧状板3を既設管101の管軸方向に沿って、所定の間隔で配設していくことができる。また、支持部材1の設置に要する作業は極めて容易であり、作業工数が少なく、短時間で対象管路全体に設置することができる。
(実施形態4)
図12は実施形態4に係る支持部材1を示す斜視図である。また、図13および図14は実施形態4の変形例を示し、図13は支持部材1の配設形態を模式的に示す上面図であり、図14は支持部材1の他の配設形態を模式的に示す上面図である。
図12は実施形態4に係る支持部材1を示す斜視図である。また、図13および図14は実施形態4の変形例を示し、図13は支持部材1の配設形態を模式的に示す上面図であり、図14は支持部材1の他の配設形態を模式的に示す上面図である。
なお、実施形態4に係る支持部材1は、前記実施形態1または3に対し、本体部2の弧状板3の外面の突起部4の構成と連結手段の構成において異なっており、弧状板3そのものの構成については共通である。そのため、以下の説明では、実施形態4の特徴的構成につい詳述し、上記実施形態と共通するその他の構成については共通符号を用いて重複する説明を省略する。
本体部2において、弧状板3の外面に立設された複数の突起部4は、いずれも弧状板3の軸方向(板幅)の長さよりも長さが短いものであり、弧状板3の軸方向の略中央部に設けられている。また、これらの突起部4は、軸方向から見て、左右対称形となるように均等に配置されている。図12に示す例では、突起部4は、弧状板3の外面に、外方に向けて突設された軸部41と、軸部41に取り付けられて取付位置を調整可能な当接部42とを備える。
軸部41は、円柱状の突起であり、外周面に図示しない雄ねじが設けられている。軸部41の長さは、既設管101と更生管102との間隔に対応させて設定され、弧状板3の頂部に設けた軸部41が最も長く、軸方向から見て左右の外面に設けられた軸部41が最も短いものとなされている。
軸部41には、当接部42としてナットが螺合されている。軸部41の長さに対応し、当接部42の軸方向の長さも、弧状板3の頂部に配設されるものが最も長く、長ナットが螺合されており、軸方向から見て左右の外面に配設されるものが最も短い。
これにより、図7に示した形態と同様に、更生管102と既設管101との間に本体部2が配設された支持部材1は、更生管102の断面形状を真円形状に保つように作用し、更生管102を支持する。
また、実施形態4に係る支持部材1では、既設管101に本体部2を設置したとき、突起部4の軸方向の長さを調節して、弧状板3の配設位置を調整することができる。すなわち、軸部41に螺合した当接部42を回して、軸部41に対する当接部42の螺合位置を調整する。当接部42の先端を既設管101に押し当てるようにして当接部42を固定することで、既設管101の内面に弧状板3を支持することができ、更生管102と既設管101との間に保持力を作用させることができる。このため、本体部2を適正な位置に配設することができ、位置ずれ等を防止することができる。
複数の突起部4のうち、軸方向から見て、右側と左側とに設けられた突起部4は、連結手段として、連結部材8との係合用突起部9とすることができる。この場合、連結手段としての連結部材8は、図12に示すように、所定の長さを有する帯板状部材からなり、外面81に凸状部82として円柱状の複数の突起が設けられている。連結部材8の外面81は、凸状部82に対して凹状部83として作用する。連結部材8の軸方向の両端部には、係合用突起部9に連結される連結部84が備えられている。連結部84は、係合用突起部9の軸部41に係合する鉤状の切欠部として形成されている。
かかる連結部材8において、連結部材8が係合用突起部9に連結されると、複数の凸状部82は、ともに既設管101の内面に当接するものとなる。凸状部82は、更生管102の外面と既設管101の内面と相互間隔を保ち、凹状部83(外面81)は、既設管101の内面には接触せず、既設管101の内面との間に隙間を形成し、裏込め材充填用の流路となる。
支持部材1の設置に際しては、弧状板3を配設し、突起部4の突出量を調整した後、連結部材8を係合用突起部9に結合させ、複数の弧状板3を相互に連結する。連結作業は、既設管101内に設置した弧状板3に対して、既設管101の内側から、連結部材8の連結部84を突起部4の軸部41に差し込み、係合させる簡単な作業だけで済む。
これにより、複数の本体部2を既設管101の管軸方向に沿って、所定の間隔で配設していくことができる。また、支持部材1の設置に要する作業は極めて容易であり、作業工数が少なく、短時間で対象管路全体に設置することができる。
ここで、複数の連結部材8として、軸方向から見て、左右に配設される連結部材8の軸方向の長さが互いに異なるものを用いてもよい。これにより、相互に間隔を設けて配置する本体部2の弧状板3を、連結部材8の長さが短い方に軸を傾けて配設することができる。図13に示すように、長さの異なる連結部材8を用いることで、既設管101の管路曲がり部に沿うように、複数の本体部2を配設することが可能となる。
また、複数の連結部材8として、軸方向の長さが異なるものを用いることに加え、連結部材8が弾性を有して曲げ変形可能であるものを用いてもよい。例えば、連結部材8は、弾性を有する板状バネ鋼やアルミ板材などの金属板材により形成することができる。また、連結部材8は、PE、PVC、PC等の合成樹脂系材料製の板材、またはカーボン繊維、ガラス繊維等の繊維材で強化された繊維強化樹脂製の板材により形成されてもよい。これにより、図14に示すように、複数の本体部2を既設管101の管路曲がり部に沿って配設することができる。
本実施形態に係る更生管102の支持部材1によっても、既設管101の更生にかかる各作業工程に要する時間が格段に短くなり、大幅に工期を短縮化することができ、裏込め材104の注入によっても、更生管102が膨出したり変形したりするのを防止することができる。
また、支持部材1は、管軸方向から見て更生管102の全長にわたって左右の外側面を含んで更生管102を保持し、弧状板3が更生管102を挟み込むように配置されるので、更生管102に作用する浮力によって更生管102が浮上したり変形したりするのを効果的に防止して、適正な断面形状を保つことができる。更生後の管路には、十分な強度と排水能力とを備えさせることができる。
(その他の実施形態)
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、既設管101の内面と更生管102の外面との間に裏込め材104を充填するにあたり既設管101内に設けられ、更生管102の外周長の半周以上の周長を有する弧状板3に、既設管101の内面と更生管102の外面との間隔を保つ複数の突起部4を備え、連結部材8で連結される構成であれば他の構成であってもよい。突起部4は、更生管102の管径等を考慮して多様な位置に設けることができる。これらの突起部4の形状および大きさは、それぞれ上述の形態に限定されるものではなく、例えば丸パイプ、角パイプ等のどのような形状であってもよい。また、支持部材1を構成する各部は、鋼板または鉄板等の金属系材料により形成されるに限らず、必要強度を備えた合成樹脂系材料により形成されてもよい。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、既設管101の内面と更生管102の外面との間に裏込め材104を充填するにあたり既設管101内に設けられ、更生管102の外周長の半周以上の周長を有する弧状板3に、既設管101の内面と更生管102の外面との間隔を保つ複数の突起部4を備え、連結部材8で連結される構成であれば他の構成であってもよい。突起部4は、更生管102の管径等を考慮して多様な位置に設けることができる。これらの突起部4の形状および大きさは、それぞれ上述の形態に限定されるものではなく、例えば丸パイプ、角パイプ等のどのような形状であってもよい。また、支持部材1を構成する各部は、鋼板または鉄板等の金属系材料により形成されるに限らず、必要強度を備えた合成樹脂系材料により形成されてもよい。
さらに、図15に示すように、支持部材1の弧状板3を、既設管101内の下部側に固定して用いる構成であってもよい。弧状板3を既設管101の底部に支持させていることにより、更生管102を既設管101の頂部に接して配設することができる。この場合、裏込め材を充填する際に更生管102に作用する浮力を、更生管102に接する既設管101の頂部内面で負担して浮上を防止するとともに、更生管102の下部側を支持する支持部材1により更生管102の変形を防止する。さらに、更生管102が既設管101の底部から浮上した状態で支持されるので、更生管102の底部の高さを、弧状板3と既設管101との間隔を調整することによって設定することができ、更生管路の勾配補正を行うことも可能となる。
また、更生管を形成する製管機にあっては、図9に例示した製管機105であるに限らず、長尺の帯状部材103を螺旋状に巻回しつつ、先行する帯状部材103の側縁部に対して後続する帯状部材103の側縁部を内周側から導いて相互に接合する方式の製管機であれば、どのように構成されてもよい。そのため、上述の実施形態は単なる例示にすぎず、主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形態で実施することができる。
本発明は、老朽化した既設管を短期間で効率よく更生するのに好適に利用可能である。
1 支持部材
2 本体部
3 弧状板
4 突起部
5 放射状リブ
6 連結用リブ(係合用突起部)
61 上面板
62 側面板
63 下面板
64 係合部
65 凸状部
66 凹状部
7 連結部材
71 上面板
72 側面板
73 下面板
74 連結部
75 凸状部
76 凹状部
8 連結部材
82 凸状部
9 係合用突起
101 既設管
102 更生管
103 帯状部材
104 裏込め材
105 製管機
2 本体部
3 弧状板
4 突起部
5 放射状リブ
6 連結用リブ(係合用突起部)
61 上面板
62 側面板
63 下面板
64 係合部
65 凸状部
66 凹状部
7 連結部材
71 上面板
72 側面板
73 下面板
74 連結部
75 凸状部
76 凹状部
8 連結部材
82 凸状部
9 係合用突起
101 既設管
102 更生管
103 帯状部材
104 裏込め材
105 製管機
Claims (12)
- 既設管の内面と更生管の外面との間に裏込め材を充填するにあたり既設管内に設けられる更生管の支持部材であって、
更生管の外周長の半周以上の周長を有して既設管内の上部側または下部側に固定される弧状板と、弧状板の外面に配設され既設管の内面と更生管の外面との間隔を保つ複数の突起部とを有し、
弧状板は、軸方向から見て少なくとも右側と左側とに、弧状板同士を連結するための連結手段を備えており、
連結手段は、弧状板の外面および更生管の外面に沿って延設されて弧状板とともに更生管を支持し、
複数の弧状板が前記連結手段により相互に連結されて、既設管の管軸方向に間隔を設けて配置されることを特徴とする更生管の支持部材。 - 請求項1に記載の更生管の支持部材において、
連結手段として、弧状板の左右の外面に、軸方向に延びる連結部材が設けられ、各連結部材は他の弧状板に備えられた連結部材と互いに連結可能な構造を有することを特徴とする更生管の支持部材。 - 請求項1に記載の更生管の支持部材において、
連結手段として、弧状板の左右の外面に係合用突起部が設けられるとともに、係合用突起部に連結される連結部を軸方向の端部に備えた連結部材を有しており、複数の連結部材が管路の長手方向に沿って配設されることを特徴とする更生管の支持部材。 - 請求項3に記載の更生管の支持部材において、
係合用突起部は、軸方向の長さが弧状板の軸方向の長さより長く設けられ、両端部に弧状板よりも軸方向に突出した係合部を備えることを特徴とする更生管の支持部材。 - 請求項3に記載の更生管の支持部材において、
係合用突起部は、軸方向の長さが弧状板の軸方向の長さよりも短く設けられ、連結部材は複数の弧状板にまたがるように配設されることを特徴とする更生管の支持部材。 - 請求項3〜5のいずれか一つの請求項に記載の更生管の支持部材であって、
連結部材は、係合用突起部の係合部に対して締まり嵌めの状態で連結されることを特徴とする更生管の支持部材。 - 請求項3〜5のいずれか一つの請求項に記載の更生管の支持部材であって、
連結部材および係合用突起部は、互いに重なり合うボルト孔を備えて、連結部材と係合用突起部とがボルト連結されることを特徴とする更生管の支持部材。 - 請求項3〜5のいずれか一つの請求項に記載の更生管の支持部材であって、
連結部材は略角筒状、略円筒状、または溝形状の連結部を備え、係合用突起部に対して軸方向に嵌挿されて、連結部材と係合用突起部とが連結されることを特徴とする更生管の支持部材。 - 請求項3〜8のいずれか一つの請求項に記載の更生管の支持部材であって、
複数の連結部材は、軸方向の長さが異なるものを含み、既設管の管路曲がり部に沿って弧状板を配設することを特徴とする更生管の支持部材。 - 請求項9に記載の更生管の支持部材であって、
連結部材は弾性を有して既設管の管路曲がり部に沿って曲げ変形可能とされたことを特徴とする更生管の支持部材。 - 請求項3〜10のいずれか一つの請求項に記載の更生管の支持部材であって、
係合用突起部は、径方向の外方へ突出して既設管の内面に当接する凸状部と、この凸状部よりも径方向の内方へ凹んだ凹状部とを有し、
凸状部が更生管の外面と既設管の内面との間隔を保ち、凹状部が更生管の外面と既設管の内面との間で裏込め材の流通用の隙間を形成することを特徴とする更生管の支持部材。 - 請求項2〜11のいずれか一つの請求項に記載の更生管の支持部材であって、
連結部材は、径方向の外方へ突出して既設管の内面に当接する凸状部と、この凸状部よりも径方向の内方へ凹んだ凹状部とを有し、
凸状部が更生管の外面と既設管の内面との間隔を保ち、凹状部が更生管の外面と既設管の内面との間で裏込め材の流通用の隙間を形成することを特徴とする更生管の支持部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015015653A JP2016141930A (ja) | 2015-01-29 | 2015-01-29 | 更生管の支持部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015015653A JP2016141930A (ja) | 2015-01-29 | 2015-01-29 | 更生管の支持部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016141930A true JP2016141930A (ja) | 2016-08-08 |
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ID=56569832
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JP2015015653A Pending JP2016141930A (ja) | 2015-01-29 | 2015-01-29 | 更生管の支持部材 |
Country Status (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019183632A (ja) * | 2018-04-04 | 2019-10-24 | 積水化学工業株式会社 | 更生管の浮上防止装置 |
JP2021055807A (ja) * | 2019-10-02 | 2021-04-08 | 日本ノーディッグテクノロジー株式会社 | 管更生用スペーサ |
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-
2015
- 2015-01-29 JP JP2015015653A patent/JP2016141930A/ja active Pending
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KR102441516B1 (ko) * | 2019-12-06 | 2022-09-07 | 주식회사 뉴보텍 | 노후관 제관용 제관장치 및 이를 이용한 노후관 갱생제관방법 |
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