[go: up one dir, main page]

JP2016132641A - 食品の摂取方法 - Google Patents

食品の摂取方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016132641A
JP2016132641A JP2015008329A JP2015008329A JP2016132641A JP 2016132641 A JP2016132641 A JP 2016132641A JP 2015008329 A JP2015008329 A JP 2015008329A JP 2015008329 A JP2015008329 A JP 2015008329A JP 2016132641 A JP2016132641 A JP 2016132641A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
food
hours
sleep
peak component
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015008329A
Other languages
English (en)
Inventor
勝隆 大石
Katsutaka Oishi
勝隆 大石
和政 堀川
Kazumasa Horikawa
和政 堀川
玲子 中尾
Reiko Nakao
玲子 中尾
佑輝 安本
Yuki Yasumoto
佑輝 安本
美希 牧田
Miki Makita
美希 牧田
洋介 菊池
Yosuke Kikuchi
洋介 菊池
福留 真一
Shinichi Fukutome
真一 福留
公子 沖田
Kimiko Okita
公子 沖田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshin Seifun Group Inc
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Oriental Yeast Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Seifun Group Inc
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Oriental Yeast Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Seifun Group Inc, National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST, Oriental Yeast Co Ltd filed Critical Nisshin Seifun Group Inc
Priority to JP2015008329A priority Critical patent/JP2016132641A/ja
Publication of JP2016132641A publication Critical patent/JP2016132641A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

【課題】イネ科植物種子由来の有用成分を含む食品による作用効果を最大限に高め得る、食品の摂取方法を提供すること。
【解決手段】本発明の食品の摂取方法は、イネ科植物種子のアルコール抽出物の分配クロマトグラフィーのピーク成分を有効成分として含有する食品を、それを必要とする生体が睡眠から覚醒した後4時間以内に摂取させる。前記イネ科植物はコムギ属が好ましい。前記アルコールはエタノールが好ましい。前記ピーク成分には、下記一般式(I)で表されるアルキルレゾルシノールが含有されていることが好ましい。
【化1】
Figure 2016132641

【選択図】なし

Description

本発明は、イネ科植物種子由来の有用成分を含有する食品の摂取方法に関する。
近年、糖尿病、高血圧、動脈硬化等の症状が重複するメタボリックシンドロームと呼ばれる病態を持つ患者が増加している。メタボリックシンドロームには肥満が深く関わっていると考えられている。肥満は、過食によるエネルギーの過剰摂取や運動不足による消費エネルギー低下等により、脂肪細胞数の増加や脂肪細胞自身の肥大化が起こり、脂肪が過剰に蓄積した状態をいう。脂肪細胞は重量で人体の10%以上を占める巨大な組織であり、中性脂肪としてエネルギーを貯蔵するのみならず、アディポサイトカイン(脂肪組織由来生理活性物質)を分泌することにより、生体ホメオスタシスの維持に積極的に参与していると考えられている。脂肪を過剰に蓄積した肥大脂肪細胞からは各種のアディポサイトカインが分泌され、その結果、インスリン抵抗性、高血圧、高脂血症等が誘導される。肥満やメタボリックシンドロームを制御するためには、脂肪前駆細胞の肥大脂肪細胞への分化や脂肪蓄積の機構を解明し、それらを抑制することが重要である。
特許文献1には、アディポサイトカインの一種であるアディポネクチンの分泌促進作用と脂肪前駆細胞の分化抑制作用及び脂肪細胞の脂肪蓄積抑制との関係、並びに、抗肥満関連遺伝子群の遺伝子発現変動及び血中アディポネクチンと中性脂肪との関係が示唆されており、アディポネクチンの分泌を誘導することが動脈硬化、肥満、糖尿病等の予防又は治療に有効であること、及び、特定の植物から抽出された特定成分がアディポネクチンの分泌を誘導することが開示されており、該特定成分として、レゾルシノール誘導体を含有するものが開示されている。
本発明者らは先に、抗肥満効果に優れ安全性の高い抗肥満剤として、イネ科植物種子のアルコール抽出物の分配クロマトグラフィーのピーク成分を有効成分として含有する抗肥満剤を提案した(特許文献2)。特許文献2記載の抗肥満剤によれば、脂肪前駆細胞の肥大脂肪細胞への分化、細胞内への脂肪蓄積が効果的に抑制される。特許文献2には、特許文献2記載の抗肥満剤の摂取時期について特段言及されていない。
特開2005−68132号公報 特開2013−40108号公報
本発明の課題は、イネ科植物種子由来の有用成分を含む食品による作用効果を最大限に高め得る、食品の摂取方法に関する。
本発明は、イネ科植物種子のアルコール抽出物の分配クロマトグラフィーのピーク成分を有効成分として含有する食品を、それを必要とする生体が睡眠から覚醒した後4時間以内に摂取させる、食品の摂取方法である。
また本発明は、イネ科植物種子のアルコール抽出物の分配クロマトグラフィーのピーク成分を有効成分として含有する食品と、該食品についての説明書とを含み、該説明書に、該食品が肥満の予防若しくは改善に使用し得るか又は使用すべきであること、及び、睡眠から覚醒した後4時間以内に該食品を摂取することが記載されている商業用パッケージである。
本発明の食品の摂取方法によれば、イネ科植物種子由来の有用成分を含む食品による作用効果が最大限に高められる。本発明で用いる食品には、脂肪細胞分化抑制作用及び脂肪蓄積抑制作用を有するものが含まれるところ、これらの作用効果が本発明の食品の摂取方法の実施によって最大限に高められるため、ヒトを含む哺乳動物の肥満の予防又は改善に繋がり得る。
図1は、実施例で用いた小麦エタノール抽出物の分配クロマトグラフィーのピーク成分を得た際のクロマトグラムである。 図2は、実施例及び比較例におけるマウスの体重増加率を示すグラフである。 図3は、実施例及び比較例におけるマウスの血中レプチン濃度を示すグラフである。
本発明で用いる食品は、イネ科植物種子のアルコール抽出物の分配クロマトグラフィーのピーク成分を有効成分として含有する、特定食品である。このピーク成分には、下記一般式(I)で表されるアルキルレゾルシノールの1種又は2種以上が含有されている。下記一般式(I)で表されるアルキルレゾルシノールは、脂肪細胞分化抑制作用及び脂肪蓄積抑制作用を有しており、これを含む特定食品には肥満の予防又は改善効果がある。本発明の食品の摂取方法は、過食症若しくは肥満症の予防若しくは改善、又は健康維持、美容を目的とする、いわゆる非医療目的で実施される方法を含む。
Figure 2016132641
前記一般式(I)におけるRに関し、炭素原子数15〜25の飽和アルキル基としては、代表例として、n−ペンタデシル、n−ヘプタデシル、n−ノナデシル、n−ヘンイコシル、n−トリコシル、n−ペンタコシル、n−ヘプタコシル等の直鎖状のものが挙げられ、これらの他に、分岐状又は環状のものでも良い。これらの中でも、炭素原子数15〜23の飽和アルキル基が好ましい。
また、前記一般式(I)におけるRに関し、炭素原子数15〜25の不飽和アルキル基としては、前記の炭素原子数15〜25の飽和アルキル基に対応するものが挙げられる。不飽和アルキル基に含まれる不飽和結合の数及び位置に特に制限はない。
また、前記一般式(I)におけるRは水素原子であることが好ましく、また、RはRに対してパラ位に結合していることが好ましい。
前記一般式(I)で表されるアルキルレゾルシノールの具体例としては、以下のものが挙げられる。
1,3−ジヒドロキシ−5−n−ペンタデシルベンゼン(C15:0)
1,3−ジヒドロキシ−5−n−ヘプタデシルベンゼン(C17:0)
1,3−ジヒドロキシ−5−n−ノナデシルベンゼン(C19:0)
1,3−ジヒドロキシ−5−n−ヘンイコシルベンゼン(C21:0)
1,3−ジヒドロキシ−5−n−トリコシルベンゼン(C23:0)
1,3−ジヒドロキシ−5−n−ペンタコシルベンゼン(C25:0)
本発明で用いる特定食品の好ましい一例として、下記6種類のアルキルレゾルシノールを含有するものが挙げられる。
1)前記一般式(I)におけるRが炭素原子数15の飽和又は不飽和のアルキル基であるアルキルレゾルシノール(以下、AR15ともいう)。
2)前記一般式(I)におけるRが炭素原子数17の飽和又は不飽和のアルキル基であるアルキルレゾルシノール(以下、AR17ともいう)。
3)前記一般式(I)におけるRが炭素原子数19の飽和又は不飽和のアルキル基であるアルキルレゾルシノール(以下、AR19ともいう)。
4)前記一般式(I)におけるRが炭素原子数21の飽和又は不飽和のアルキル基であるアルキルレゾルシノール(以下、AR21ともいう)。
5)前記一般式(I)におけるRが炭素原子数23の飽和又は不飽和のアルキル基であるアルキルレゾルシノール(以下、AR23ともいう)。
6)前記一般式(I)におけるRが炭素原子数25の飽和又は不飽和のアルキル基であるアルキルレゾルシノール(以下、AR25ともいう)。
AR15として特に好ましいものは、Rが炭素原子数15の飽和アルキル基、Rが水素原子であるものであり、具体的には、1,3−ジヒドロキシ−5−n−ペンタデシルベンゼン(C15:0)が挙げられる。
AR17として特に好ましいものは、Rが炭素原子数17の飽和アルキル基、Rが水素原子であるものであり、具体的には、1,3−ジヒドロキシ−5−n−ヘプタデシルベンゼン(C17:0)が挙げられる。
AR19として特に好ましいものは、Rが炭素原子数19の飽和アルキル基、Rが水素原子であるものであり、具体的には、1,3−ジヒドロキシ−5−n−ノナデシルベンゼン(C19:0)が挙げられる。
AR21として特に好ましいものは、Rが炭素原子数21の飽和アルキル基、Rが水素原子であるものであり、具体的には、1,3−ジヒドロキシ−5−n−ヘンイコシルベンゼン(C21:0)が挙げられる。
AR23として特に好ましいものは、Rが炭素原子数23の飽和アルキル基、Rが水素原子であるものであり、具体的には、1,3−ジヒドロキシ−5−n−トリコシルベンゼン(C23:0)が挙げられる。
AR25として特に好ましいものは、Rが炭素原子数25飽和アルキル基、Rが水素原子であるものであり、具体的には、1,3−ジヒドロキシ−5−n−ペンタコシルベンゼン(C25:0)が挙げられる。
本発明で用いる特定食品において、AR15、AR17、AR19、AR21、AR23及びAR25の含有量は、該特定食品による作用効果、特に抗肥満効果の一層の向上の観点から、それぞれ、下記範囲内にあることが好ましい。
AR15の含有量は、本発明で用いる特定食品中、好ましくは0.1〜10.0質量%、更に好ましくは0.1〜5.0質量%、特に好ましくは0.5〜1.5質量%である。
AR17の含有量は、本発明で用いる特定食品中、好ましくは1.0〜20.0質量%、更に好ましくは5.0〜15.0質量%、特に好ましくは8.0〜12.0質量%である。
AR19の含有量は、本発明で用いる特定食品中、好ましくは25.0〜40.0質量%、更に好ましくは27.5〜37.5質量%、特に好ましくは30.0〜35.0質量%である。
AR21の含有量は、本発明で用いる特定食品中、好ましくは40.0〜55.0質量%、更に好ましくは42.5〜52.5質量%、特に好ましくは45.0〜50.0質量%である。
AR23の含有量は、本発明で用いる特定食品中、好ましくは1.0〜15.0質量%、更に好ましくは2.5〜12.5質量%、特に好ましくは5.0〜10.0質量%である。
AR25の含有量は、本発明で用いる特定食品中、好ましくは0〜5.0質量%、更に好ましくは0〜2.0質量%、特に好ましくは0〜1.5質量%である。
本発明で用いる特定食品は、AR15、AR17、AR19、AR21、AR23及びAR25以外の他のアルキルレゾルシノールの1種以上を含有していても良い。この他のアルキルレゾルシノールとしては、例えば、前記一般式(I)におけるRが炭素原子数27の飽和又は不飽和のアルキル基であるアルキルレゾルシノール(以下、AR27ともいう)が挙げられる。AR27として特に好ましいものは、Rが炭素原子数27の飽和アルキル基、Rが水素原子であるものであり、具体的には、1,3−ジヒドロキシ−5−n−ヘプタコシルベンゼン(C27:0)が挙げられる。
アルキルレゾルシノールは、天然の非イソテルぺノイド系フェノール性両親媒性化合物であるレゾルシノール脂質として、種々の植物に含まれていることが知られており、アルキルレゾルシノールの給源としては、イネ科植物以外にも、例えば、ウルシ科、イチョウ科、ヤマモガシ科、ヤブコウジ科、サクラソウ科、ニクズク科、アヤメ科、サトイモ科、キク科のヨモギ、マメ科等が知られている。これらの植物の中でも、イネ科植物は、可食性有効成分としてのアルキルレゾルシノールの研究が進んでいること等から、本発明においては、前記一般式(I)で表されるアルキルレゾルシノールの給源として、イネ科植物を採用している。
前記一般式(I)で表されるアルキルレゾルシノールの給源として利用可能なイネ科植物としては、特に制限されないが、例えば、小麦、デュラム小麦、ライ麦、ライ小麦、大麦、オーツ麦、はと麦、トウモロコシ、イネ、ヒエ、アワ、キビ等の穀類が挙げられ、これら1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。これらの穀類の中でも、高い活性が得られる点から、特に小麦、デュラム小麦等のコムギ属の植物が好ましく、とりわけ小麦が好ましい。イネ科植物種子としては、任意の形態のイネ科植物種子で良く、例えば、イネ科植物種子(好ましくは種子外皮;糟糠類)そのもの;当該イネ科植物種子を切断、粉砕若しくは粉末化したもの;当該イネ科植物種子を乾燥したもの;当該イネ科植物種子を乾燥後粉砕若しくは粉末化したもの等でも良い。イネ科植物種子外皮を含む好適な例としては、ふすま、末粉、籾殻、ぬか等が挙げられる他、外皮を伴った種子も挙げられる。
イネ科植物種子のアルコールによる抽出方法は特に制限されないが、例えば、前記各種形態のイネ科植物種子をアルコール中に浸漬、攪拌又は還流する方法の他、超臨界流体抽出法等が挙げられる。イネ科植物種子をアルコール中に浸漬、攪拌又は還流する方法の場合、抽出温度(アルコールの液温)は2〜100℃が好ましく、抽出時間は0.5〜72時間が好ましく、アルコール使用量は、イネ科植物種子100質量部に対し50〜2000質量部が好ましい。
イネ科植物種子の抽出に用いられるアルコールとしては、例えば、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール等の1価の低級アルコール(好ましくは炭素原子数1〜4のもの)、及び1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等の多価アルコール等の室温(25℃)で液体であるアルコールが挙げられる。これらのアルコールの中でも、操作性や環境性の点から、エタノールが好ましい。尚、イネ科植物種子の抽出に用いられるアルコールとしては、アルコール以外の水性成分(水、純水、蒸留水、水道水、酸性水、アルカリ水、中性水等)が含まれている含水エタノールを用いることもできる。含水アルコール中のアルコール含有量は、通常70体積%以上、好ましくは80体積%以上、より好ましくは90体積%以上である。
イネ科植物種子のアルコール抽出物は、分配クロマトグラフィーによって精製される。分配クロマトグラフィーは、本発明で用いる特定食品の有効成分、即ち前記一般式(I)で表されるアルキルレゾルシノールが得られる手法であればその種類は問わないが、移動相として非水系溶媒を用いる順相クロマトグラフィー法が好ましく、オープンカラム法、中圧カラム法、高速液体クロマトグラフィー等の公知の方法を適宜選択することができる。
イネ科植物種子のアルコール抽出物の分配クロマトグラフィーにおける移動相としては、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール等の1価の低級アルコール(好ましくは炭素原子数1〜4のもの)、及び1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等の多価アルコール等の室温(25℃)で液体であるアルコール;ジエチルエーテル、プロピルエーテル等のエーテル;酢酸ブチル、酢酸エチル等のエステル;アセトン、エチルメチルケトン等のケトン;ヘキサン;塩化メチレン;アセトニトリル;並びにクロロホルム等が挙げられ、これら溶媒の1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。複数の溶媒を組み合わせて移動相とする場合、分配クロマトグラフィーの実施中(イネ科植物のアルコール抽出物の精製中)において、複数の溶媒の混合比を一定にするイソクラクティックモードでも良く、あるいは該混合比を変化させるグラジエントモードでも良い。また、分配クロマトグラフィーにおける担体としては、目的とする有効成分を担持−放出できる担体であればいずれも用いることができるが、一般的にはシリカゲル、ポリアクリルアミドゲル、デキストランゲル等を挙げることができる。イネ科植物種子のアルコール抽出物の分配クロマトグラフィーにおける検出波長は、170〜320nmであれば良く、好ましくは190〜280nmである。
イネ科植物種子(好ましくはコムギ属の植物)のアルコール抽出物(好ましくはエタノール抽出物)の精製に好適な分配クロマトグラフィーの例として、下記分配クロマトグラフィーA及びBが挙げられる。
・分配クロマトグラフィーA:担体としてシリカゲル及び移動相としてヘキサン−酢酸エチル混合溶媒を用いた中圧カラム法(中圧クロマトグラフィー)を用い、且つその分配クロマトグラフィーの実施中に、移動相を「ヘキサン−酢酸エチル混合溶媒においてヘキサンの含有割合が相対的に高いもの」から「ヘキサン−酢酸エチル混合溶媒においてヘキサンの含有割合が相対的に低いもの」へと変化させ(即ち、「ヘキサン大−少」へのグラジエントモードで用い)、且つ検出波長254nmでのピーク成分を分取する。
・分配クロマトグラフィーB:担体としてシリカゲル及び移動相としてメタノールを用いた高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用い、且つ検出波長215nmでのピーク成分を分取する。
本発明で用いる特定食品において、前記有効成分(前記一般式(I)で表されるアルキルレゾルシノール)の含有量は特に制限されず、特定食品は、前記有効成分のみから構成されていても良く、あるいは前記有効成分による作用効果を妨げない範囲で、前記有効成分以外の他の成分を含有していても良い。この他の成分としては、例えば、一般の食品に配合可能な各種の美容成分及び栄養成分、賦形剤、崩壊剤、結合剤、滑沢剤、界面活性剤、水溶性高分子、希釈剤、浸透圧調整剤、pH調整剤、乳化剤、防腐剤、緩衝剤、安定化剤、酸化防止剤、増粘剤、紫外線吸収剤、活性増強剤、着色剤、甘味料、矯味剤、矯臭剤、酸味料等が挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
本発明で用いる特定食品の形態は特に制限されず、固形、半固形又は液状であり得、錠剤形態、丸剤形態、カプセル形態、液剤形態、シロップ形態、粉末形態、顆粒形態等が挙げられる。本発明で用いる特定食品には飲料も含まれ、飲料の形態の特定食品としては、例えば、茶飲料、コーヒー飲料、乳飲料、果汁飲料、炭酸飲料、アルコール飲料、清涼飲料等が挙げられる。本発明で用いる特定食品の具体的な形態としては、パン類、麺類、ゼリー状食品や各種スナック類、焼き菓子、ケーキ類、チョコレート、ガム、飴、タブレット、カプセル、スープ類、乳製品、冷凍食品、インスタント食品、サプリメント、その他加工食品、調味料及びそれらの材料等が挙げられる。
本発明で用いる特定食品は、食品全般を包含し、いわゆる健康食品を含む一般食品の他、厚生労働省の保健機能食品制度に規定される特定保健用食品や栄養機能食品等の保健機能食品、サプリメント等を包含し、さらには動物に給餌される飼料も包含する。
本発明は、前述した特定食品の摂取方法に関するものであり、その主たる特徴の1つとして、特定食品を必要とする生体が睡眠から覚醒した後4時間以内、好ましくは3時間以内、さらに好ましくは2時間以内に摂取させる点が挙げられる。これにより、後述する実施例で実証されているように、特定食品による作用効果、特に抗肥満効果が最大限に高められ、肥満の予防又は改善が大いに促進され得る。
本発明でいう「生体」には哺乳動物が含まれ、ヒトの他に、例えばイヌ、ネコ、マウス、ラット、ウサギ、ウシ、ウマ、サル等が含まれる。即ち、本発明の食品の摂取方法は、ヒトのみならず、ペット(愛玩動物)、家畜等に対しても適用可能であり、哺乳動物全般に対して非医療目的で実施し得る。
また、本発明でいう「睡眠」は、周囲の刺激に対する反応の低下を伴い、意識はないが容易に覚醒できる自然な状態であり、該状態が1日24時間の中に複数存在する場合は、それらのうちで該状態が最も長い持間継続したもののみが、本発明でいう「睡眠」に該当する。即ち、本発明でいう睡眠は、1日24時間の中で1回だけであり、また例えば、人が通常夜間にとる数時間に亘る睡眠(就寝)とは別に、昼間などにとる比較短時間に亘るいわゆる昼寝は、本発明でいう睡眠ではない。また、本発明の食品の摂取方法において、睡眠時間は特に制限されないが、好ましくは3時間以上、さらに好ましくは4〜10時間である。
本発明の食品の摂取方法において、前述した特定食品は、睡眠から覚醒した後4時間以内に摂取すれば良く、覚醒後4時間以内であれば、1回で摂取しても良く、複数回に分けて摂取しても良い。
また、本発明の食品の摂取方法において、特定食品の摂取量は、摂取する生体の年齢若しくは体重又は特定食品の形態等によって適宜調整すれば良く、特に制限されないが、ヒトを対象とする場合は、前記有効成分の摂取量が1人1日当たり0.01〜10gとなるように調整することが好ましい。即ち、本発明の食品の摂取方法の好ましい実施態様として、睡眠から覚醒した後4時間以内に、1日当たり0.01〜10gの特定食品を、1回又は複数回に分けて、ヒトに摂取させる態様が挙げられる。
また、ヒト以外の生体を対象とする場合において、特定食品の好ましい摂取量は下記の通りである。即ち、本発明の食品の摂取方法の好ましい実施態様として、睡眠から覚醒した後4時間以内に、下記の量の特定食品を、1回又は複数回に分けて、ヒト以外の生体に摂取させる態様が挙げられる。
・イヌの場合:1日当たり0.2mg〜20g
・ネコの場合:1日当たり1mg〜10g
・ハムスターの場合:1日当たり0.02mg〜40mg
・ウサギの場合:1日当たり0.4mg〜4g
また、本発明の食品の摂取方法の実施期間は特に制限されないが、一定期間連続的に実施することが好ましく、前述した特定食品による作用効果、特に抗肥満効果を十分に発現させる観点から、2週間以上、特に7週間以上連続して実施することが好ましい。
本発明には、前述した特定食品と、特定食品についての説明書を含む商業用パッケージが包含される。この説明書には、特定食品が肥満の予防若しくは改善に使用し得るか又は使用すべきであること、及び、睡眠から覚醒した後4時間以内に特定食品を摂取することが記載されている。この商業用パッケージの形態は特に制限されず、例えば、特定食品を収容する包装容器に説明書が貼付されている形態、包装容器中に特定食品と共に説明書が同封されている形態、包装容器自体に説明書の記載内容が印刷されている形態(包装容器が説明書の形態)等が挙げられる。
また本発明には、下記<1>の形態が含まれる。
<1>イネ科植物種子のアルコール抽出物の分配クロマトグラフィーのピーク成分を有効成分として含有する食品を、それを必要とする生体が睡眠から覚醒した後4時間以内に摂取させる、肥満の予防又は改善方法。
以下、実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明するが、本発明は実施例により制限されるものではない。
下記<抽出精製法>により、前記一般式(I)で表されるアルキルレゾルシノールを含有する、小麦エタノール抽出物の分配クロマトグラフィーのピーク成分を得た。得られたピーク成分の組成は次の通り。
・1,3−ジヒドロキシ−5−n−ペンタデシルベンゼン(C15:0)1.2質量%。
・1,3−ジヒドロキシ−5−n−ヘプタデシルベンゼン(C17:0)10.9質量%。
・1,3−ジヒドロキシ−5−n−ノナデシルベンゼン(C19:0)33.9質量%。
・1,3−ジヒドロキシ−5−n−ヘンイコシルベンゼン(C21:0)46.4質量%。
・1,3−ジヒドロキシ−5−n−トリコシルベンゼン(C23:0)7.5質量%。
・1,3−ジヒドロキシ−5−n−ペンタコシルベンゼン(C25:0)0.1質量%。
<抽出精製法>
小麦ふすまに質量で5倍量のエタノールを添加して、600rpm、室温の条件で、16時間撹拌抽出した。抽出物を濾過して不要物を除きエタノール抽出液を回収した後、エタノールを留去し、小麦エタノール抽出物を得た。
次いで、この小麦エタノール抽出物を中圧クロマトグラフィーによって精製した。中圧クロマトグラフィー条件は下記の通りである。溶出開始後31〜36分に出現するピーク成分を回収して、溶媒留去し、小麦エタノール抽出物の分配クロマトグラフィーのピーク成分を得た。
(中圧クロマトグラフィーの条件)
・カラム:シリカゲル(インジェクトカラム3L、ハイフラッシュカラム5L、60Å、40μm、山善株式会社製)
・移動相:ヘキサン/酢酸エチル混合溶媒(体積比)=90/10にて9分、80/20にて15分、60/40にて16分
・検出波長:254nm
尚、前記<抽出精製法>における小麦エタノール抽出物の精製は、中圧クロマトグラフィーに代えて、HPLCによって行うこともできる。その場合、小麦エタノール抽出物にメタノールを添加して該エタノール抽出物の濃度が200ug/mlのメタノール添加液を調製し、該メタノール添加液を、孔径0.45μmのフィルターを通過させ、その通過分を、HPLCの試料とする。HPLCの条件は下記の通り。
(HPLCの条件)
・カラム:シリカゲル(ODS−80A、5μm、4.6×250mm、ジーエルサイエンス株式会社製)
・ガードカラム:ODS−80A、5μm、4.6×50mm、
・カラム温度:30℃
・移動相:メタノール100%
・検出波長:215nm
〔実施例1〕
高脂肪高ショ糖食(以下、HFHSDともいう)として、F2HFHSD(オリエンタル酵母工業株式会社製)を用い、HFHSDに前記の小麦エタノール抽出物の分配クロマトグラフィーのピーク成分を0.5質量%添加して、前述した特定食品に相当する飼料(以下、HFHSDARともいう)を調製した。
明期12時間、暗期12時間の明暗サイクル下(0:00点灯、12:00消灯)で馴化飼育したC57BL/6JJmsSlc系統のマウス(11週齢の雄性、日本エスエルシー株式会社)にHFHSD及びHFHSDARを8週間摂取させた。その試験期間中は1日2回の給餌を行い、そのうちの1回は、マウスが睡眠から覚醒した後4時間以内にHFHSDARを給餌してこれを摂取させ、他の1回は、マウスの就寝前4時間以内にHFHSDを給餌してこれを摂取させた。
〔比較例1〕
マウスが睡眠から覚醒した後4時間以内に給餌する飼料をHFHSDとした以外は、実施例1と同様にした。即ち、前記試験期間中、マウスにHFHSDのみを摂取させた。
〔比較例2〕
マウスが睡眠から覚醒した後4時間以内にHFHSDを給餌してこれを摂取させ、且つマウスの就寝前4時間以内にHFHSDARを給餌してこれを摂取させた以外は、実施例1と同様にした。
(評価試験)
実施例及び比較例のマウスについて、前記試験期間中、1週間ごとにマウスの体重を測定し、試験前のマウスの体重に対する体重増加率(%)を算出した。その結果を図2に示す。また、前記試験期間の終了後、実施例及び比較例のマウスから採血し、血中レプチン濃度を測定した。レプチンの測定は、マウスレプチン測定キット(森永生化学研究所)を使用し、添付のプロトコールに従って実施した。その結果を図3に示す。レプチンは摂食抑制や脂肪分解効果をもたらすホルモンである。メタボリックシンドロームの生体はレプチンの制御機能が低下してしまい、レプチンが必要以上に血中に分泌されて血中レプチン濃度が高くなることが知られている。これをレプチン抵抗性という。メタボリックシンドロームの病態と血中レプチン濃度は相関があり、血中レプチン濃度が多い程メタボリックシンドローム病態が進行している傾向がある。尚、図3において、#は、実施例1と比較例1との間における有意差が、有意水準p<0.01で認められたことを示し、*は、実施例1と比較例2との間における有意差が、有意水準p<0.05で認められたことを示す。
実施例1は、比較例1及び2に比して、体重増加率(図2参照)及び血中レプチン濃度(図3参照)が有意に低く、高い抗肥満効果を有することがわかる。比較例2は、実施例1と同じく、小麦エタノール抽出物の分配クロマトグラフィーのピーク成分を定期的に摂取したにもかかわらず、実施例1に比して、抗肥満効果に劣る結果となった。
以上のことから、1)イネ科植物種子のアルコール抽出物の分配クロマトグラフィーのピーク成分に抗肥満効果があること、及び、2)その抗肥満効果はピーク成分(特定食品)を摂取するタイミングによって異なり、生体が睡眠から覚醒した後4時間以内に摂取することがより効果的であることがわかる。

Claims (5)

  1. イネ科植物種子のアルコール抽出物の分配クロマトグラフィーのピーク成分を有効成分として含有する食品を、それを必要とする生体が睡眠から覚醒した後4時間以内に摂取させる、食品の摂取方法。
  2. 前記イネ科植物がコムギ属である請求項1に記載の食品の摂取方法。
  3. 前記アルコールがエタノールである請求項1又は2に記載の食品の摂取方法。
  4. 前記ピーク成分に、下記一般式(I)で表されるアルキルレゾルシノールが含有されている請求項1〜3の何れか一項に記載の食品の摂取方法。
    Figure 2016132641
  5. イネ科植物種子のアルコール抽出物の分配クロマトグラフィーのピーク成分を有効成分として含有する食品と、該食品についての説明書とを含み、該説明書に、該食品が肥満の予防若しくは改善に使用し得るか又は使用すべきであること、及び、睡眠から覚醒した後4時間以内に該食品を摂取することが記載されている商業用パッケージ。
JP2015008329A 2015-01-20 2015-01-20 食品の摂取方法 Pending JP2016132641A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015008329A JP2016132641A (ja) 2015-01-20 2015-01-20 食品の摂取方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015008329A JP2016132641A (ja) 2015-01-20 2015-01-20 食品の摂取方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019043631A Division JP2019104755A (ja) 2019-03-11 2019-03-11 抗肥満用食品及び飼料の給餌方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016132641A true JP2016132641A (ja) 2016-07-25

Family

ID=56437342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015008329A Pending JP2016132641A (ja) 2015-01-20 2015-01-20 食品の摂取方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016132641A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019172579A (ja) * 2018-03-27 2019-10-10 国立研究開発法人産業技術総合研究所 サーチュイン活性促進剤
JP2020186214A (ja) * 2019-05-16 2020-11-19 株式会社日清製粉グループ本社 徐波活動促進剤
WO2020235546A1 (ja) 2019-05-22 2020-11-26 日東富士製粉株式会社 肝臓機能改善用組成物
JP2021016363A (ja) * 2019-07-23 2021-02-15 株式会社日清製粉グループ本社 脂質分解促進剤及びこれを含む飲食品、並びに脂質分解促進用加工食品

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013040108A (ja) * 2011-08-11 2013-02-28 Nisshin Seifun Group Inc 抗肥満剤
JP2014139166A (ja) * 2012-12-20 2014-07-31 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 耐糖能異常改善剤

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013040108A (ja) * 2011-08-11 2013-02-28 Nisshin Seifun Group Inc 抗肥満剤
JP2014139166A (ja) * 2012-12-20 2014-07-31 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 耐糖能異常改善剤

Non-Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
J.ARGIC.FOOD CHEM., vol. 40, JPN6018048457, 1992, pages 2127 - 2130, ISSN: 0003935416 *
J.NUTRITION, vol. 145, no. 2, JPN6018010289, 26 November 2014 (2014-11-26), pages 199 - 206, ISSN: 0003935415 *
LEBENSM.WISS.U.TECHNOL., vol. 25, no. 3, JPN6018048459, 1992, pages 248 - 252, ISSN: 0003935417 *
PHARMACOGNOSY MAGAZINE, vol. 9, no. 36, JPN6018010287, 2013, pages 309 - 314, ISSN: 0003935414 *

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019172579A (ja) * 2018-03-27 2019-10-10 国立研究開発法人産業技術総合研究所 サーチュイン活性促進剤
JP2020186214A (ja) * 2019-05-16 2020-11-19 株式会社日清製粉グループ本社 徐波活動促進剤
JP7260113B2 (ja) 2019-05-16 2023-04-18 株式会社日清製粉グループ本社 徐波活動促進剤
WO2020235546A1 (ja) 2019-05-22 2020-11-26 日東富士製粉株式会社 肝臓機能改善用組成物
JP2021016363A (ja) * 2019-07-23 2021-02-15 株式会社日清製粉グループ本社 脂質分解促進剤及びこれを含む飲食品、並びに脂質分解促進用加工食品
JP7659768B2 (ja) 2019-07-23 2025-04-10 株式会社日清製粉グループ本社 脂質分解促進剤及びこれを含む飲食品、並びに脂質分解促進用加工食品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6745250B2 (ja) モリンガエキス
JP6353034B2 (ja) 糖尿病予防または改善剤
US8828955B2 (en) Glutathione production enhancer, prophylactic/therapeutic agent for diseases caused by glutathione deficiency, and food, beverage and feed
JP6241000B2 (ja) 耐糖能異常改善剤
JP7675138B2 (ja) 肝臓機能改善用組成物
JP7149548B2 (ja) ダルマギク抽出物を含む筋肉疾患の予防、改善又は治療用、又は筋機能改善用組成物
JP2016132641A (ja) 食品の摂取方法
JP6161438B2 (ja) 脂肪蓄積抑制及び/又は脂肪蓄積量低減剤
JP2009269889A (ja) グルタチオン産生促進剤、グルタチオンの欠乏に起因する疾患の予防・治療剤及び飲食品
JP2011207776A (ja) アディポネクチン産生促進剤
JP6144564B2 (ja) 炎症予防剤
WO2015193962A1 (ja) 耐糖能異常改善剤
JP2017178805A (ja) Lps産生抑制剤、及びlps産生抑制用の食品組成物
JP6460402B2 (ja) コレステロール排出促進用医薬組成物又は食品組成物
JP2019104755A (ja) 抗肥満用食品及び飼料の給餌方法
JP7445689B2 (ja) 脂肪分解促進剤
JP7659768B2 (ja) 脂質分解促進剤及びこれを含む飲食品、並びに脂質分解促進用加工食品
JP7126731B1 (ja) Ampk活性化剤、運動機能向上剤、筋持久力向上剤および筋萎縮抑制剤
JP7239135B2 (ja) α-グルコシダーゼ活性阻害剤および血糖値上昇抑制剤
JP7253764B2 (ja) 運動能力向上剤
JP2023038107A (ja) 脂質合成抑制剤及びこれを含む飲食品、脂質合成抑制用加工食品並びに発現抑制剤
JP2025053993A (ja) 熱ショックタンパク質発現誘導剤及び熱ショックタンパク質発現誘導用組成物
JP2023069459A (ja) サイクリックampホスホジエステラーゼ活性阻害剤
JP2021050178A (ja) 糖化に起因した保湿機能低下の抑制剤、皮膚化粧料および飲食品
JP2006045082A (ja) 抗疲労剤およびそれを含む飲食品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170621

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180327

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180518

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180706

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20181211