JP2016115564A - 接続構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】別部材のカバーを不要とし、体格の小さな接続構造を提案する。【解決手段】第1接続部30に、ボルト孔が形成された機器側接続端子32bを外部に引き出した状態でロックするロック機構36と、外側に張り出すようにケース38の端部39を設ける。第2接続部40に、ボルト50bの締め付けにより外側にスライドしてロック機構36によるロックを解除する端子台46を設けると共に、ケース38の端部39と嵌合するケース嵌合部49が形成されたハウジング48を設ける。接続を完了したときにケース38の端部39とケース嵌合部49とが嵌合し、ボルトの装着や締め付けを行なう作業孔47を塞ぐ。この結果、作業孔47に異物が混入するのを防止するために別部材のカバーを取り付ける必要がない。また、カバーを必要とするものに比して体格の小さな接続構造とすることができる。【選択図】図4
Description
本発明は、接続構造に関し、詳しくは、機器側に設けられた第1接続部とコネクタ側に設けられた第2接続部との接続構造に関する。
従来、この種の接続構造としては、機器側の接続端子とコネクタ側の接続端子とをボルト締めにより締結するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この構造では、機器側の接続端子とコネクタ側の接続端子とにはボルト孔が形成されており、両接続端子を覆うハウジングにはボルト締め作業のための作業孔が開口されている。したがって、この作業孔を用いて機器側の接続端子とコネクタ側の接続端子とをボルトにより締結する。
しかしながら、上述の接続構造では、作業孔からの異物の侵入を防ぐために、ボルトにより機器側の接続端子とコネクタ側の接続端子とを締結した後に、作業孔を覆うためのカバーが必要となり、部品点数が多くなる。また、こうしたカバーは、かさ高になるため、体格が大きくなり、車両のエンジンルームなどの限られたスペースに用いる場合に不利となる。
本発明の接続構造は、別部材のカバーを不要とし、カバーを必要とするものに比して体格の小さな接続構造を提案することを主目的とする。
本発明の接続構造は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の接続構造は、
機器側に設けられた第1接続部とコネクタ側に設けられた第2接続部との接続構造であって、
前記第1接続部は、ボルト孔が形成された機器側端子を外部に引き出した状態でロックし、外側からの押圧力が作用したときにロックを解除するロック機構と、外側に張り出したケース端部と、を有し、
前記第2接続部は、外側にスライド可能な端子台であって、コネクタ側端子のボルト孔に整合する位置に前記ボルト孔に対して内側に薄くなるように傾斜する傾斜部が形成された端子台と、前記ケース端部と嵌合可能なケース嵌合部および前記ケース端部と前記ケース嵌合部とが嵌合したときに塞がれる作業孔が形成されたハウジングと、を有し、
前記端子台は、外部に引き出された状態の前記機器側端子と前記コネクタ側端子とをボルトにより締結する際に、前記ボルトの端部が前記傾斜部を押圧することにより、外側にスライドして外側の端部が前記ロック機構に当接し、前記ロック機構に外側から押圧力を付与し、
前記第2接続部または前記第1接続部は、前記機器側端子と前記コネクタ側端子とのボルト締結により前記ロック機構によるロックを解除した後に、前記ケース端部と前記ケース嵌合部とが嵌合するまで差し込み可能な構造である、
ことを要旨とする。
機器側に設けられた第1接続部とコネクタ側に設けられた第2接続部との接続構造であって、
前記第1接続部は、ボルト孔が形成された機器側端子を外部に引き出した状態でロックし、外側からの押圧力が作用したときにロックを解除するロック機構と、外側に張り出したケース端部と、を有し、
前記第2接続部は、外側にスライド可能な端子台であって、コネクタ側端子のボルト孔に整合する位置に前記ボルト孔に対して内側に薄くなるように傾斜する傾斜部が形成された端子台と、前記ケース端部と嵌合可能なケース嵌合部および前記ケース端部と前記ケース嵌合部とが嵌合したときに塞がれる作業孔が形成されたハウジングと、を有し、
前記端子台は、外部に引き出された状態の前記機器側端子と前記コネクタ側端子とをボルトにより締結する際に、前記ボルトの端部が前記傾斜部を押圧することにより、外側にスライドして外側の端部が前記ロック機構に当接し、前記ロック機構に外側から押圧力を付与し、
前記第2接続部または前記第1接続部は、前記機器側端子と前記コネクタ側端子とのボルト締結により前記ロック機構によるロックを解除した後に、前記ケース端部と前記ケース嵌合部とが嵌合するまで差し込み可能な構造である、
ことを要旨とする。
この本発明の接続構造では、第1接続部から機器側端子を外部に引き出してロック機構によりロックする。この状態で、機器側端子のボルト孔とコネクタ側端子のボルト孔とが整合するように第2接続部を第1接続部に近づける。そして、第2接続部のハウジングに形成された作業孔からボルトを装着し、機器側端子とコネクタ側端子とを締結する。このとき、ボルトの端部が端子台の傾斜部に当接し、端子台を外側にスライドさせる。端子台の外側の端部は、ロック機構に当接し、ロック機構に対して外側から押圧力を付与する。この結果、ロック機構はロックを解除する。第2接続部または第1接続部が一方に差し込まれ第2接続部のケース端部と第1接続部のケース嵌合部とが嵌合する。この嵌合により作業孔は塞がれる。これにより、作業孔から異物が混入するのを防止するために別部材のカバーを取り付ける必要がない。このため、カバーを必要とするものに比して体格の小さな接続構造とすることができる。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての接続構造20の接続前の構成の概略を示す構成図であり、図2は、図1の接続構造20のA−A面の断面図である。図3は、実施例の接続構造20の接続完了後の構成の概略を示す構成図であり、図4は、図3の接続構造20のC−C面の断面図である。なお、図1は、図2のB−B面を見た上視図であり、図3は、図4のD−D面を見た上視図である。
実施例の接続構造20は、機器側の第1接続部30と、コネクタ側の第2接続部40とにより構成される。この実施例の接続構造20は、例えば、車両のエンジンルームに搭載された電力変換装置からの接続端子にケーブルを接続する際の接続構造として用いることができる。
第1接続部30は、3つのバスバに連結された3つの機器側接続端子32a,32b,32cとロック機構36とを有する。機器側接続端子32a,32b,32cの端部には、ボルト孔33a,33b,33cが形成されている。ロック機構36は3つのバスバに取り付けられたフック部材36aと、ケース38に取り付け固定された掛部材36cと、からなる。フック部材36aのフック裏側(図2中右下側)には、傾斜する傾斜部36bが形成されている。3つのバスバやロック機構36は、ケース38に収納されており、ケース38からは3つの機器側接続端子32a,32b,32cの先端部が若干外側に延出している。
第2接続部40は、3つのケーブルに連結された3つのコネクタ側接続端子42a,42b,42cを有する。このコネクタ側接続端子42a,42b,42cの端部には、ボルト孔43a,43b,43cが形成されており、そのボルト孔43a,43b,43cの図2中下側にはナット44a,44b,44cが取り付けられている。第2接続部40には、外側にスライド可能な端子台46が取り付けられている。端子台46の内側の端部は、図2中右下に傾斜する傾斜部46aとして形成されている。3つのコネクタ側接続端子42a,42b,42cは、ハウジング48に収納されている。ハウジング48には、3つのコネクタ側接続端子42a,42b,42cのボルト孔43a,43b,43cにボルト50a,50b,50cを装着して締結するための作業孔47が形成されている。また、ハウジング48には、接続完了したときに第1接続部30のケース38の端部39と嵌合可能なケース嵌合部49が形成されている。
次に、こうして構成された実施例の接続構造20の接続の様子を説明する。図5は、接続工程における第1工程を完了したときの接続構造20の状態を示す説明図であり、図6は、接続工程における第2工程を完了したときの接続構造20の状態を示す説明図である。また、図7は、接続工程における第3工程の途中の接続構造20の状態を示す説明図であり、図8は、接続工程における第3工程を完了したときの接続構造20の状態を示す説明図である。
実施例の接続構造20では、図1および図2の状態から、第1工程として、第1接続部30における3つの機器側接続端子32a,32b,32cを外側(図1中右側)に引き出し、ロック機構36のフック部材36aを掛部材36cに掛けてロックし、図5の状態とする。この状態から、第2工程として、第2接続部40を第1接続部30側に近づけて、機器側接続端子32a,32b,32cのボルト孔33a,33b,33cとコネクタ側接続端子42a,42b,42cのボルト孔43a,43b,43cとを整合させて図6の状態とする。
次に、第3工程として、作業孔47から整合しているボルト孔33a,43a,ボルト孔33b,43b、ボルト孔33c,43cにボルト50a,50b,50cを装着し、ボルト50a,50b,50cを工具52で締め付ける。ボルト50bを工具52で締め付けている最中(途中)の様子が図7の状態である。図示するように、ボルト50bの端部51bは締め付けにより下方に延びて端子台46の傾斜部46aに当接し、傾斜部46aを押圧する。端子台46は、傾斜部46aがボルト50bによって押圧されると、その力により外側(図7中左側)にスライドする。端子台46の外側の端部は、ロック機構36のフック部材36aの傾斜部36bに当接して押圧する。これにより、フック部材36aはロックが解除される方向(図7中上向き)に移動する。実施例では、ボルト50bの締め付けを完了するまでにフック部材36aのロックが解除されるように端子台46の厚みが調節されている。3つのボルト50a,50b,50cの締め付けが完了すると、第3工程を完了し、図8の状態となる。
図8の状態から、工具52を取り外し、第2接続部40を第1接続部30側に差し込むように押し付けて第1接続部30のケース38の端部39をハウジング48に形成されたケース嵌合部49に嵌合させ、図3および図4の状態として接続を完了する。このとき、作業孔47はケース38の内側まで入り込み、ケース38により塞がれる。
以上説明した実施例の接続構造20では、第1接続部30に、ボルト孔33a,33b,33cが形成された機器側接続端子32a,32b,32cを外部に引き出した状態でロックするロック機構36を設けると共に、外側に張り出すようにケース38の端部39を設ける。一方、第2接続部40に、ボルト50bの締め付けにより外側にスライドしてロック機構36によるロックを解除する端子台46を設けると共に、第1接続部30のケース38の端部39と嵌合するケース嵌合部49が形成されたハウジング48を設ける。こうした構成により、接続を完了したときにケース38の端部39とハウジング48のケース嵌合部49とが嵌合し、ボルト50a,50b,50cの装着や締め付けを行なう作業孔47を塞ぐことができる。この結果、作業孔47に異物が混入するのを防止するために別部材のカバーを取り付ける必要がない。また、カバーを必要とするものに比して体格の小さな接続構造とすることができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、コネクタなどの接続構造の製造産業などに利用可能である。
20 接続構造、30 第1接続部、32a,32b,32c 機器側接続端子、33a,33b,33c ボルト孔、36 ロック機構、36a フック部材、36b 傾斜部、36c 掛部材、38 ケース、39 端部、40 第2接続部、42a,42b,42c コネクタ側接続端子、43a,43b,43c ボルト孔、44a,44b,44c ナット、46 端子台、46a 傾斜部、47 作業孔、48 ハウジング、49 ケース嵌合部、50a,50b,50c ボルト、52 工具。
Claims (1)
- 機器側に設けられた第1接続部とコネクタ側に設けられた第2接続部との接続構造であって、
前記第1接続部は、ボルト孔が形成された機器側端子を外部に引き出した状態でロックし、外側からの押圧力が作用したときにロックを解除するロック機構と、外側に張り出したケース端部と、を有し、
前記第2接続部は、外側にスライド可能な端子台であって、コネクタ側端子のボルト孔に整合する位置に前記ボルト孔に対して内側に薄くなるように傾斜する傾斜部が形成された端子台と、前記ケース端部と嵌合可能なケース嵌合部および前記ケース端部と前記ケース嵌合部とが嵌合したときに塞がれる作業孔が形成されたハウジングと、を有し、
前記端子台は、外部に引き出された状態の前記機器側端子と前記コネクタ側端子とをボルトにより締結する際に、前記ボルトの端部が前記傾斜部を押圧することにより、外側にスライドして外側の端部が前記ロック機構に当接し、前記ロック機構に外側から押圧力を付与し、
前記第1接続部または前記第2接続部は、前記機器側端子と前記コネクタ側端子とのボルト締結により前記ロック機構によるロックを解除した後に、前記ケース端部と前記ケース嵌合部とが嵌合するまで差し込み可能な構造である、
接続構造。
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2014
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