JP2016115128A - メッセージ処理装置、端末装置、及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
前記特徴値は、前記メッセージを構成する複数の要素ごとの特徴量であることが好ましい。
この場合、メッセージの特徴を複数の要素ごとに特徴値として数値化し、特徴情報と対比することで、メッセージに応じた吹き出し形態を数値計算によって容易に特定することができる。
前記対応テーブルは、漫画に掲載されている台詞と当該台詞の表示を含んだ吹き出し表示の形態との関係に基づいて前記特徴情報を学習し、その学習結果に基づいて構築されていることが好ましい。
この場合、漫画に掲載されている台詞が表す感情や音声表現と、吹き出し形態との対応関係を、対応テーブルに登録される特徴情報と、吹き出し形態との対応関係に反映させることができる。
前記対応テーブルは複数であり、複数の前記対応テーブルは登録されている内容が互いに相違しており、前記特定部は、複数の前記対応テーブルの中から参照する対応テーブルを選択するものであってもよい。
この場合、複数の対応テーブルを、特徴情報と吹き出し形態との対応関係が互いに異なるように設定することができ、対応テーブルを選択することで、異なる基準で受信側表示部に表示させる吹き出し形態を特定することができる。
この場合、ユーザを特定するための情報に基づいて、対応テーブルを選択することで、ユーザの嗜好に応じた対応テーブルを選択することができる。
この場合、特定部が特定した吹き出し形態の中から受信側表示部に表示させる吹き出し形態を送信装置のユーザに選択させることができる。
前記特定部は、前記対応テーブルと前記履歴テーブルとを参照して前記受信側表示部に表示させる吹き出し形態を特定するものであってもよい。
この場合、特定部が特定する吹き出し形態に、送信装置のユーザが過去に選択した選択結果を反映させることができる。
この場合、受信装置のユーザは、着信鳴動の態様に基づいて、受信したメッセージが表示される吹き出し形態を特定することができるので、メッセージを閲覧することなく、その吹き出し形態によって表現されているメッセージに付随する感情や音声表現に関する情報を把握することができる。この結果、受信装置のユーザは、受信したメッセージを閲覧せずとも前記メッセージの概略を把握することができる。
〔システムの構成について〕
図1は、一実施形態に係るメッセージ送受信システムのブロック図である。
図1中、このメッセージ送受信システム1は、ネットワークを介して、複数のユーザ同士の間でメッセージ交換を行うためのシステムであり、インターネット等のネットワーク2に接続されたサーバ3と、ネットワーク2に接続された複数の端末装置4とを備えている。
端末装置4は、スマートフォンや、携帯電話、パソコン等によって構成されている。
端末装置4は、ネットワーク2に接続するための通信機能の他、CPUや、記憶部等を含むコンピュータを備えることで後述の各処理を実行する機能も有している。
記憶部11は、ハードディスクやメモリ等により構成されている。記憶部11には、処理部10によって実行されるオペレーティングシステムや、通信処理等の各種処理を実行するためのコンピュータプログラムがインストールされている。
また、記憶部11には、他の端末装置4との間でメッセージ交換(メッセージ送受信処理)を行うためのメッセージングアプリケーションソフト19や、メッセージ送受信処理を行う際に必要な処理に用いる各種データベースとして、対応データベース20、ユーザ履歴データベース21、ユーザ情報22、吹き出し形態データベース23、及び着信鳴動データベース24も記憶されている。これらの内容については、後に詳述する。
音声入出力部12は、マイク及びスピーカ等によって構成されており、端末装置4を操作するユーザが発話する音声等の音を受け付ける機能と、ユーザに対して音声等の音を発して出力する機能とを有している。
表示部14は、液晶ディスプレイ等によって構成されており、ユーザに対してテキストデータや、映像等を表示することでこれら情報を出力する機能を有している。なお、表示部14がタッチパネルによって構成されている場合、表示部14は、テキスト入力部13の機能も有することがある。
通信部15は、移動体通信や、LAN通信等の通信機能を有しており、端末装置4がネットワーク2に接続するための通信処理を行う。
これら各機能部は、端末装置4のユーザが、自端末装置4以外の他の端末装置4のユーザとの間でメッセージの送受信処理を行う際に必要な処理を行う機能を有している。
特徴抽出部31は、テキスト入力部13によってテキストデータとして受け付けた送信メッセージを予め設定された基準に従って形態素に分解した上で、送信メッセージの特徴を数値化した特徴値を抽出する機能を有している。
また、特徴抽出部31は、音声認識部30が音声として受け付けた送信メッセージを変換したテキストデータを受け付けることもできる。
なお、このように、送信メッセージは、テキストデータ等の文字情報で構成される場合の他、音で構成される場合がある。送信メッセージが音で構成される場合、音声に限らず、音楽や、チャイム、衝撃音といった音が含まれる。
この吹き出し表示とは、当該送信メッセージが送信先(受信側)である他の端末装置4に送信されたときに、他の端末装置4の表示部14に表示させるものであり、当該送信メッセージをテキストデータで表示したものを含んだものである。
図3に示すように、吹き出し表示40は、送信メッセージを囲む線図によって構成されており、送信メッセージのテキスト表示を含んだ状態で、受信側の他の端末装置4の表示部14に表示される。
なお、吹き出し形態は、吹き出し表示の形状の他、吹き出し表示の色、吹き出し表示に含まれる送信メッセージのフォントを要素として含んでいる。
つまり、特定部32は、吹き出し表示の形状、色、送信メッセージのフォントを特定する。また、特定部32は、送信メッセージを表示するための吹き出し表示の吹き出し形態を複数特定することができる。
なお、以下の説明では、吹き出し形態を構成する上記要素の内、吹き出し形状を特定する場合に着目して説明する。
学習部35は、送信メッセージと、この送信メッセージに対して選択された吹き出し形状との関係を示す情報が反映されるようにユーザ履歴データベース21を更新し、ユーザ履歴データベース21がユーザの選択傾向に沿う内容となるように学習する。よって、ユーザ履歴データベース21には、履歴である過去の選択結果が反映されている。
図4は、端末装置4が行うメッセージ送信処理の手順の一例を示すフローチャートである。
まず端末装置4のユーザによってメッセージングアプリケーションソフトが起動され(ステップS1)、ユーザが送信先を示す情報、及び送信メッセージをテキスト入力部13に対して入力することで当該テキスト入力部13が送信先を示す情報、及び送信メッセージを受け付けると(ステップS2)、テキスト入力部13は受け付けた送信メッセージのデータを特徴抽出部31に与える。なお、ここでは送信メッセージをテキストデータとして受け付けた場合を示す。
特徴抽出部31は、受け付けた送信メッセージを複数の形態素に分解し、送信メッセージに現れた各形態素の出現個数をカウントし、この各形態素の出現個数を送信メッセージの特徴を表す特徴値として取得する。
受け付けた送信メッセージのテキストデータT1が、図5に示すように、「今日抜き打ち試験の日なんだってっ!!」である場合、特徴抽出部31は、このテキストデータT1を形態素に分解し、分解した各形態素の出現個数をカウントする。
一方、「なぁ」や、「否定語」はテキストデータT1には含まれていないので、「0」が格納されている。
特徴抽出部31は、ベクトル化したテキストデータT1の各形態素の出現個数を、送信メッセージの特徴を表す特徴値として取得する。以下、送信メッセージの特徴を表している特徴値を特徴ベクトルともいう。
なお、特徴抽出部31がテキストデータから抽出する特徴ベクトルの要素数は、特徴抽出部31が予め記憶している形態素の総数となる。
特徴値が与えられた特定部32は、まず、吹き出し表示の形状を特定するために参照する必要がある各種データベースを特定する(ステップS4)。
特定部32は、記憶部11に記憶されている対応データベース20と、ユーザ履歴データベース21とを参照する。
両データベース20、21は、それぞれ複数記憶されている。よって、特定部32は、複数の対応データベース20の中から、使用する対応データベース20を選択し、さらに、複数のユーザ履歴データベース21の中から、使用するユーザ履歴データベース21を選択する(ステップS4)。
対応データベース20には、予め定型分類された複数の吹き出し形状と、その吹き出し形状としたときのメッセージの特徴値を示した特徴情報と、が対応付けられて登録されている。
この対応データベース20は、漫画の紙面に掲載されている台詞と当該台詞の表示を含んだ吹き出し表示の形状との関係に基づいて、吹き出し形状に応じたメッセージの特徴値を学習し、その学習結果に基づいて得られた数値が登録されている。
図6に示すように対応データベース20の各列には、特徴抽出部31が抽出する特徴ベクトルの要素を構成している形態素と同じ形態素が割り当てられており、対応データベース20の各行には、予め定型分類した複数の吹き出し形状が割り当てられている。
例えば、吹き出し形状が破裂型である場合、「末尾の「っ」」の出現頻度として「0.87」が登録され、「!」の出現頻度としては「0.90」が登録され、「なぁ」の出現頻度としては「0.01」が登録され、「否定語」の出現頻度としては「0.7」が登録されている。
ここで、対応データベース20に登録されている各吹き出し形状それぞれにおける各形態素の出現頻度は、特徴抽出部31が抽出するテキストデータの特徴ベクトルと同じ次元のベクトルと考えることができる。
つまり、対応データベース20に登録されている各吹き出し形状それぞれにおける各形態素の出現頻度は、各吹き出し形状としたときのメッセージの特徴値であり、各吹き出し形状としたときのメッセージの特徴値をベクトルとして示した特徴情報を構成している。
さらに、対応データベース20には、予め定型分類された複数の吹き出し形状と、各吹き出し形状としたときのメッセージの特徴情報とが対応付けて登録されている。
これにより、特定部32は、特徴抽出部31が抽出する送信メッセージの特徴ベクトルに最も類似する特徴情報に対応する吹き出し形状を特定することで、送信メッセージに対応した吹き出し形状を特定することができる。
例えば、ある特定のタイトルの漫画の紙面に掲載されている台詞と、その台詞が含まれている吹き出し表示における吹き出し形態との組み合わせを多数抽出する。さらに抽出した台詞について形態素で分割し、tf−idf法によって吹き出し形態ごとの特徴的な形態素を求めた。なお、ここでは、吹き出し形状ごとの特徴的な形態素を求めた場合について説明する。
以上のようにして、対応データベース20は、漫画に掲載されている台詞と当該台詞の表示を含んだ吹き出し表示の形態との関係に基づいて特徴情報を構成する各形態素の出現頻度を学習し、その学習結果に基づいて構築される。
なお、前記内容には、予め定型分類された複数の吹き出し形状と、各吹き出し形状としたときのメッセージの特徴情報との対応関係や、分類される吹き出し形状、特徴情報を構成する特徴値の値等が含まれる。
そこで、本実施形態では、複数の対応データベース20を備えている。各対応データベース20は、互いに異なる漫画を用いて学習した結果に基づいて構築されている。
これにより、互いに異なる基準で吹き出し形態を特定可能な対応データベース20を複数備えることができる。
特定部32は、記憶部11に記憶されているユーザ情報を参照し、使用する対応データベース20を選択する。
ユーザ情報には、端末装置4のユーザの性別や年齢、趣味等、当該ユーザを特定するための情報が登録されている。
対応データベース20は、その学習に用いた漫画の内容に応じて、性別、年齢、及び趣味で予め分類分けしておくことができる。
特定部32は、その分類と、ユーザ情報とを比較して対応データベース20を選択するので、ユーザの嗜好に応じた適切な対応データベース20を選択することができる。
また、ユーザ履歴データベース21は、上述のように、学習部35によって、ある送信メッセージに対するユーザが過去に選択した吹き出し形状を示す情報が反映されるように更新される。
ユーザ履歴データベース21は、学習部35によって更新される前は、対応データベース20と同じ内容とされている。学習部35は、ユーザが送信メッセージを含んだ吹き出し形状を選択するごとにその選択結果が反映されるようにユーザ履歴データベース21を更新する。学習部35は、ユーザによる選択結果から得られる情報を、対応データベース20を作成する際に用いたデータと同様に取り扱うことで、ユーザ履歴データベース21を更新する。
これによって、学習部35は、ユーザによる選択結果がユーザ履歴データベース21に与える影響の度合を調整することができる。
特定部32は、対応データベース20及びユーザ履歴データベース21を参照し、特徴抽出部31が抽出する送信メッセージの特徴ベクトルと、対応データベース20及びユーザ履歴データベース21それぞれに登録されている各吹き出し形状それぞれに対応付けられている特徴情報とを対比し、その類似度を求める。
このため、特定部32は、送信先の各ユーザそれぞれに適した吹き出し形状が特定可能となる。
選択受付部33は、特定部32から吹き出し形状を示す情報が与えられると、その情報に対応する吹き出し形状を自端末装置4の表示部14に表示する(ステップS6)。
吹き出し形態データベース23には、吹き出し表示を選択可能な各形態(吹き出し形状、色、フォント等)として表示するために必要な情報が登録されている。
選択受付部33は、特定部32からの吹き出し形状(形態)を示す情報に基づいて、吹き出し形態データベース23を参照し、吹き出し形状を示す情報に対応する吹き出し形状を表示するために必要な情報を取得する。
さらに、選択受付部33は、特定部32が特定した3つの吹き出し形状の内のいずれかについて、自端末装置4のユーザによる選択を受け付ける(ステップS7)。
図7(a)中、表示部14における上側のメッセージ表示領域14aは、送受信された各メッセージの表示を含んだ吹き出し表示40がログとして時系列で配列されている。
選択受付部33は、図7(a)中、吹き出し形状表示領域14bに表示されている3つの吹き出し形状の部分の内のいずれかの部分がユーザによってタップされることで、ユーザがいずれの吹き出し形状を選択したかを判断することができる。
これによって、選択受付部33は、特定部32が特定した各吹き出し形状を表示するとともに、自端末装置4のユーザによる吹き出し形状の選択を受け付けることができる。
図7(b)に示すように、吹き出し形状表示領域14bには、送信メッセージの表示を含んだ吹き出し表示40が表示されている。
自端末装置4のユーザは、吹き出し形状表示領域14bに表示された吹き出し表示40によって、自らが選択した吹き出し形状が採用された吹き出し表示を確認することができる。
選択受付部33は、承諾ボタン14cが自端末装置4のユーザによってタップされると、当該ユーザが吹き出し形状表示領域14bに表示した吹き出し表示40で送信メッセージを送信することを承諾したと判断する。
また、選択受付部33は、再選択ボタン14dが自端末装置4のユーザによってタップされると、当該ユーザが吹き出し形状表示領域14bに表示した吹き出し表示40以外の表示への再選択を望んでいると判断する。
以降、選択受付部33は、送信メッセージの送信が承諾されたと判断するまで(ステップS9)、上述の処理を繰り返す。
図8は、端末装置4が行うメッセージ受信処理の手順の一例を示すフローチャートである。
端末装置4の受信処理部36は(図2)、他の端末装置4からのメッセージを受信したか否かを判断する(ステップS21)。
受信処理部36は、他の端末装置4からのメッセージを受信していないと判断すれば、再度、他の端末装置4からのメッセージを受信したか否かを判断する。よって、受信処理部36は、他の端末装置4からのメッセージの受信を継続的に判断する。
受信処理部36は、吹き出し表示の形状を特定するために、記憶部11に記憶された吹き出し形態データベース23を参照し、受信した吹き出し表示の吹き出し形状を特定する。
受信処理部36は、特定した吹き出し形状に応じた着信音及びバイブレーションパターンによって着信鳴動するために、記憶部11に記憶された着信鳴動データベース24を参照する。
着信鳴動データベース24には、各吹き出し形状それぞれに対して予め設定された着信音及びバイブレーションパターンのデータが登録されている。
受信処理部36は、着信鳴動データベース24を参照し、特定した吹き出し形状に応じた着信音及びバイブレーションパターンのデータを取得し、鳴動する。
一方、本実施形態のように、予め定型分類された吹き出し形状に応じて変更する場合、定型分類される吹き出し形状の種類はそれほど多様でないため、実現が容易であり、かつ感情等を端的に表現できるため、メッセージの概略を伝える上で有用である。
以上のように、本実施形態の端末装置4は、送信メッセージを含んだ吹き出し表示に関する処理を行うメッセージ処理装置を含んでいる。
このメッセージ処理装置は、送信メッセージの特徴値である特徴ベクトルを抽出する特徴抽出部31と、予め定型分類された複数の吹き出し形状と、前記吹き出し形状としたときのメッセージの特徴値を示した特徴情報と、が対応付けられて登録されている対応データベース20と、対応データベース20を参照し、送信メッセージの特徴ベクトルと特徴情報とを対比して、対応データベース20に登録されている吹き出し形状の中から一又は複数の吹き出し形態を特定する特定部32とを備えている。
よって、この場合、送信メッセージの特徴を複数の要素(形態素)ごとに特徴値として数値化(ベクトル化)し、同じく形態素ごとの特徴量(出現頻度)で表されている特徴情報と対比することで送信メッセージに応じた吹き出し形状を数値計算によって容易に特定することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されない。例えば、上記実施形態において特定部32は、複数の吹き出し形状を特定した場合を例示したが、送信メッセージの特徴ベクトルと最も類似している特徴情報に対応する吹き出し形状を1つだけ特定するように構成してもよい。
さらに、例えば、破裂型の吹き出し形状における、突起部分の数等、同一形状の吹き出し形状における変形態様についても上記同様、対応データベース20に盛り込むことができる。
一方、特徴抽出部31は、上述したように、音声入出力部12が音として受け付けた送信メッセージの特徴を抽出する機能も有している。
音として受け付けた送信メッセージを処理する場合、特徴抽出部31は、音で構成された送信メッセージの特徴として、その音の音量や中心周波数、発話スピードといった複数の音特性を測定する。特徴抽出部31は、これら複数の音特性に関する測定結果を、音で構成された送信メッセージの特徴を表す特徴値(特徴ベクトル)として取得する。
図10は、対応データベース20の他の例を示す図である。
図10に示す対応データベース20では、上記実施形態における形態素に代えて、複数の音特性に関する値が各行に割り当てられている。
図10に示す対応データベース20は、以下のようにして構築される。
まず、漫画の紙面に記載されている吹き出し表示の形状と、この吹き出し表示に含まれている台詞をアニメーションの声優が発話したときの音声との組み合わせを多数抽出する。
そして、音声について、上記複数の音特性の測定を行いその測定値を得る。その後、同じ吹き出し形状ごとに各測定値を平均化する。
これによって、吹き出し表示に含まれる台詞が発話されたときの複数の音特性に関する値を求めることができる。
上記のように求めた値を、予め定型分類された複数の吹き出し形状と対応付けて登録することで、対応データベース20を構築することができる。
この場合、各端末装置4は、処理を行う上で必要に応じてサーバ3にアクセスし、各データベースを参照して情報を取得する。
この場合、各端末装置4は、メッセージの吹き出し表示の形態を特定する処理を行うために、必要な情報をサーバ3に与えるとともに、処理要求をサーバ3に与える。サーバ3は、各端末装置4からの要求に応じてメッセージの吹き出し表示の形態を特定する処理を実行することができる。
2 ネットワーク
3 サーバ
4 端末装置
10 処理部
11 記憶部
12 音声入出力部
13 テキスト入力部
14 表示部
14a メッセージ表示領域
14b 吹き出し形状表示領域
14c 承諾ボタン
14d 再選択ボタン
15 通信部
19 メッセージングアプリケーションソフト
20 対応データベース
21 ユーザ履歴データベース
22 ユーザ情報
23 形態データベース
24 着信鳴動データベース
30 音声認識部
31 特徴抽出部
32 特定部
33 選択受付部
33 特定部
34 送信処理部
35 学習部
36 受信処理部
40 吹き出し表示
Claims (13)
- メッセージを含んだ吹き出し表示に関する処理を行うメッセージ処理装置であって、
前記メッセージの特徴値を抽出する特徴抽出部と、
前記吹き出し表示の吹き出し形態と、前記吹き出し形態としたときの前記メッセージの特徴値を示した特徴情報と、が対応付けられて登録されている対応テーブルと、
前記対応テーブルを参照し、前記メッセージの特徴値と前記特徴情報とを対比して、前記対応テーブルに登録されている前記吹き出し形態の中から一又は複数の吹き出し形態を特定する特定部と、を備えている
メッセージ処理装置。 - 前記特徴値は、前記メッセージを構成する複数の要素ごとの特徴量である請求項1に記載のメッセージ処理装置。
- 前記メッセージは文字情報で構成され、
前記要素は、前記メッセージを構成する文字情報の形態素である請求項2に記載のメッセージ処理装置。 - 前記メッセージは音で構成され、
前記要素は、前記メッセージを構成する音の特性である請求項2に記載のメッセージ処理装置。 - 前記対応テーブルは、漫画に掲載されている台詞と当該台詞の表示を含んだ吹き出し表示の形態との関係に基づいて前記特徴情報を学習し、その学習結果に基づいて構築されている請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のメッセージ処理装置。
- 前記対応テーブルは複数であり、複数の前記対応テーブルは登録されている内容が互いに相違しており、
前記特定部は、複数の前記対応テーブルの中から参照する対応テーブルを選択する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のメッセージ処理装置。 - 前記特定部は、前記送信装置のユーザを特定するための情報に基づいて複数の前記対応テーブルの中から参照する対応テーブルを選択する請求項6に記載のメッセージ処理装置。
- 前記送信装置は、
前記特定部が特定した複数の吹き出し形態を当該送信装置の送信側表示部に表示させ、前記特定部が特定した複数の吹き出し形態の中から前記送信装置のユーザが選択した選択結果を受け付ける選択受付部をさらに備えている請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のメッセージ処理装置。 - 前記選択結果に基づいた前記メッセージと前記メッセージを含んだ吹き出し表示の形態との関係から得られる情報で学習される履歴テーブルをさらに備え、
前記特定部は、前記対応テーブルと前記履歴テーブルとを参照して前記受信側表示部に表示させる吹き出し形態を特定する請求項8に記載のメッセージ処理装置。 - 前記履歴テーブルは複数であり、複数の前記履歴テーブルは前記受信装置のユーザごとに対応している請求項9に記載のメッセージ処理装置。
- 吹き出し表示に含まれるメッセージの送受信を行う端末装置であって、
前記メッセージの特徴値を抽出する特徴抽出部と、
前記吹き出し表示の吹き出し形態と、前記吹き出し形態としたときの前記メッセージの特徴値を示した特徴情報と、が対応付けられて登録されている対応テーブルと、
前記対応テーブルを参照し、前記メッセージの特徴値と前記特徴情報とを対比して、前記対応テーブルに登録されている前記吹き出し形態の中から一又は複数の吹き出し形態を特定する特定部と、を備えている
端末装置。 - 他の端末装置から送信される前記メッセージとともに当該メッセージの表示を含んだ吹き出し表示を表示するために必要な情報を受信すると、前記情報から特定される吹き出し表示の形態に応じて着信鳴動の態様を変更する受信制御部をさらに備えている請求項11に記載の端末装置。
- メッセージを含んだ吹き出し表示に関する処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
コンピュータに
前記メッセージの特徴値を抽出する特徴抽出ステップと、
前記吹き出し表示の吹き出し形態と、前記吹き出し形態としたときの前記メッセージの特徴値を示した特徴情報と、が対応付けられて登録されている対応テーブルを参照し、前記メッセージの特徴値と前記特徴情報とを対比して、前記対応テーブルに登録されている前記吹き出し形態の中から一又は複数の吹き出し形態を特定する特定ステップと、
を実行させるためのコンピュータプログラム。
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