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JP2016104731A - 睫毛装飾用化粧料 - Google Patents

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JP2016104731A
JP2016104731A JP2015227823A JP2015227823A JP2016104731A JP 2016104731 A JP2016104731 A JP 2016104731A JP 2015227823 A JP2015227823 A JP 2015227823A JP 2015227823 A JP2015227823 A JP 2015227823A JP 2016104731 A JP2016104731 A JP 2016104731A
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敬之 早川
Takayuki Hayakawa
敬之 早川
佐久間 聡
Satoshi Sakuma
聡 佐久間
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Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Abstract

【課題】睫毛の先端に付けた液滴が乾燥し、きれいな球状の樹脂球となって睫毛の先端を装飾せしめて目元に華やかさや、かわいさなどを演出することができる睫毛装飾用化粧料を提供する。【解決手段】少なくともポリマーエマルションと、体質材とを含有し、該体質材の平均粒子径が1μm以下であることを特徴とする睫毛装飾用化粧料。【選択図】なし

Description

本発明は、睫毛の先端を飾る化粧料に関し、より詳しくは、睫毛の先端に付けた液滴が乾燥し、きれいな球状の樹脂球となって睫毛の先端を装飾する睫毛装飾用化粧料に関する。
従来より、睫毛を飾る化粧料としては、マスカラによるカールや睫毛の長さを出す方法が一般的に用いられている。
例えば、耐水性の皮膜を用いることでカールの持続力を向上させる方法や、繊維を配合することで睫毛を長く見せる方法などが知られている。
しかしながら、これらの方法は、睫毛の形を生かす、または強調する方法であり、華やかさやかわいさなどを演出するものでは無い。
また、変わった色のマスカラを睫毛に塗布することで、目元に鮮やかさを演出する方法も用いられており、これによって華やかさを演出することはできるが、使用するシチュエーションは限られてしまい、普段使いはしづらいものである。
従来の睫毛用化粧料としては、例えば、アクリル酸アルキル共重合体エマルジョンと保湿剤とポリアクリル酸塩とを配合し、カールさせて良好なボリューム感を出せる睫毛用化粧料が知られている(例えば、特許文献1参照)。これは「カール力」、「なめらかさ」、「乾きの早さ」に評価の重きを置かれたもので、特異な装飾を可能とすることに主眼が置かれたものではないものである。
また、ガラス転移温度が80℃以上であるアクリル系の被膜形成性ポリマーと、それ以外の被膜形成性ポリマーエマルジョンとを含む、「ダマ」が発生しない睫毛用化粧料が知られている(例えば、特許文献2参照)。この睫毛用化粧料は、平均粒子径1〜20μmの紛体を含むことが好ましく、特に球状無機紛体(球状シリカ)が好ましいことが記載されており、これも特異な装飾を可能とすることに主眼が置かれたものではないものである。
特開2014−159386号公報(特許請求の範囲、実施例等) 特開2008−50315号公報(特許請求の範囲、段落〔0032〕、実施例等)
本発明は、上記従来の技術の現状等に鑑み、簡単に、抵抗なく、睫毛に球状のデコレーションなどの特殊な化粧を施すことで、目元に華やかさや、かわいさなどを演出することができる睫毛装飾用化粧料を提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意検討等を行った結果、少なくともポリマーエマルションと、体質材とを含有し、その体質材の平均粒子径を特定値以下とすることで、乾燥後も立体形状を維持する上記目的の睫毛装飾用化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至ったのである。
すなわち、本発明は、次の(1)〜(6)に存する。
(1) 少なくともポリマーエマルションと、体質材とを含有し、該体質材の平均粒子径が1μm以下であることを特徴とする睫毛装飾用化粧料。
(2) 前記体質材がアクリル樹脂パウダーであることを特徴とする上記(1)に記載の睫毛装飾用化粧料。
(3) 前記ポリマーエマルションと前記体質材の固形分の合計含有量が、化粧料全量に対して、20〜70質量%であることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の睫毛装飾用化粧料。
(4) 前記ポリマーエマルションの成分がアクリル樹脂エマルションであることを特徴とする上記(1)〜(3)の何れか一つに記載の睫毛装飾用化粧料。
(5) 前記ポリマーエマルションのガラス転移温度(Tg)が50℃以下であることを特徴とする上記(1)〜(4)の何れか一つに記載の睫毛装飾用化粧料。
(6) 25℃におけるずり速度3.83s−1の粘度が1000〜20000mPa・sであることを特徴とする上記(1)〜(5)の何れか一つに記載の睫毛装飾用化粧料。
本発明によれば、使用者が簡単に睫毛に液滴を塗布することができ、また、その液滴が乾燥することで色とりどりの樹脂球を睫毛に付けることができ、目元に華やかさや、かわいさなどを演出することができる睫毛装飾用化粧料が提供される。
以下に、本発明の実施の形態を詳しく説明する。
本発明の睫毛装飾用化粧料は、少なくともポリマーエマルションと、体質材とを含有し、該体質材の平均粒子径が1μm以下であることを特徴とするものである。
本発明に用いるポリマーエマルションは、球形を形成、維持する目的で含有するものである。なお、本発明で規定する「ポリマーエマルション」とは、界面活性剤等で分散されている、造膜性があるものをいう。
本発明に用いるポリマーエマルションとしては、アクリル樹脂エマルション、ウレタン樹脂エマルション、酢酸ビニル樹脂エマルションなどが挙げられる。
これらのポリマーエマルションにおいて、ガラス転移温度(Tg)は特に限定されないが、乾燥後の硬さや形状維持の点、球体形成の点から、50℃以下であることが好ましく、更に好ましくは、40℃以下のものが望ましい。
なお、本発明(後述する実施例を含む)において、「ガラス転移温度(Tg)」とは、非晶質固体を加熱した場合に、低温では結晶なみに堅く流動性がなかった固体が、ある狭い温度範囲で急速に剛性と粘度が低下し流動性が増す温度(ガラス転移が起きる温度)を意味するものである。
好ましいポリマーエマルションとしては、硬さの点、体質材との相性の点から、アクリル樹脂エマルションの使用が望ましい。
用いることができるアクリル樹脂エマルションとしては、例えば、アクリル酸アルキル共重合体エマルション、アクリル酸エステル−メタクリル酸エステル共重合体エマルション、アクリル酸アルキル・スチレン共重合体エマルション、酢酸ビニル・アクリル酸アルキル共重合体エマルションなどが挙げられる。
具体的に用いることができるポリマーエマルションとして、アクリル樹脂エマルションでは、市販のヨドゾールGH34F(Tg:50℃未満;アクリル酸アルキル共重合体エマルション、アクゾノーベル社製)、ビニゾール1076DM(Tg50℃以上;アクリル酸アルキル共重合体エマルション、大同化成工業社製)、ダイトゾール5000AD(Tg50℃未満;アクリル酸アルキル共重合体エマルション、大東化成工業社製)などが挙げられ、また、ウレタン樹脂エマルションでは、BAYCUSAN C1000(バイエルマテリアルサイエンスAG社製、Tg50℃未満)、BAYCUSAN C1004(バイエルマテリアルサイエンスAG社製、Tg50℃未満)などが挙げられ、更に、酢酸ビニル樹脂エマルションでは、ビニブランGV5651(日信化学工業社、Tg50℃未満)などが挙げられる。
これらのポリマーエマルションの含有量は、用いる体質材との関係から変動するものであるが、化粧料全量に対して、固形分濃度で1〜60質量%(以下、単に「%」という)、好ましくは、5〜40%程度である。
本発明に用いる平均粒子径が1μm以下の体質材は、球形を形成する目的で含有するものである。
用いることができる体質材としては、例えば、アクリル樹脂パウダー、ウレタン樹脂パウダーなどの樹脂粒子や、タルク、マイカ、硫酸バリウム、二酸化ケイ素などの少なくとも1種が挙げられる。
これらの体質材は、形状維持の点、粘性付与の点から、平均粒子径が1μm以下であることが必要であり、好ましくは、0.005〜1.0μm(5〜1000nm)が望ましい。
好ましい体質材としては、ポリマーエマルションとの相性の点から、アクリル樹脂パウダーの使用が望ましい。
なお、本発明で規定する体質材の「平均粒子径」とは、「個数平均粒子径」をいうものである。その測定方法等は、試料(体質材)をテープ上に薄く広げ、この試料片につき、走査電子顕微鏡で拡大像を撮影し、撮影した拡大像中央付近より、球状で鮮明な粒子像10個の直径を測定し、平均値を求めて「平均粒子径」とした。
また、アクリル樹脂パウダー、ウレタン樹脂パウダーなどの樹脂粒子は、造膜性が無く、分散されていないものをいう。
用いることができるアクリル樹脂パウダーとしては、ポリメチルメタクリレート樹脂粒子、アクリル酸アルキル・スチレン共重合体粒子などが挙げられ、具体的には、市販のMP−2200(平均粒子径300〜500nm、ポリメチルメタクリレート樹脂粒子、綜研化学社製)、MX−80H3wT(平均粒子径0.8μm、アクリル樹脂粒子、綜研化学社製)などが挙げられる。
これらの体質材は、単独で又は2種以上を混合して用いることができる。
これらの体質材の含有量は、用いる上記ポリマーエマルションとの関係から調整されるものとなる。用いるポリマーエマルションと体質材との合計含有量で、流動性の点、形状維持の点から、化粧料全量に対して、固形分濃度で15〜75%、好ましくは、20〜70%、特に好ましくは20〜60%程度である。
このポリマーエマルションと体質材との合計含有量(固形分濃度)が15%未満では、固形分が足りず、しぼんで形状を維持できなくなり、一方、75%超過では、流動性が著しく悪化し、球形を形成できなくなり、好ましくない。
本発明の睫毛装飾用化粧料は、上記各成分を含有するものであるが、立体的な色模様や色形状を施すために、必要に応じて、色材を適宜量含有することができる。
用いることができる色材としては、化粧品に一般的に用いられる有機顔料や無機顔料、パール顔料、その他光輝性顔料を用いることができる。
有機顔料としては、青色1号Alレーキ、赤色202号、赤色226号、228号、青色404号、赤色220号、黄色401号、黄色205号、青色201号、青色204号、黄色4号Alレーキ、黄色203号Alレーキ、赤色104号Alレーキなど、無機顔料としては、カーボンブラック、コンジョウ、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化チタンなど、パール顔料としては、マイカ、雲母チタン、カルミン被膜雲母チタン、カルミン・紺青被膜雲母チタン、黒酸化鉄被膜雲母チタン、黒酸化鉄・カルミン被膜雲母チタン、黒酸化鉄・紺青被膜雲母チタン、青被膜雲母チタン、ベンガラ被膜雲母、ベンガラ被膜雲母チタン、ベンガラ・カルミン被膜雲母チタン、ベンガラ・黒酸化鉄被膜雲母チタン、ベンガラ・紺青被膜雲母チタン、ベンガラ・黒酸化鉄・紺青被膜雲母チタンなどを挙げることができる。
これらの色材の含有量は、好適な立体的な色模様や色形状、華やかさなど得るために、化粧料全量に対して、0〜10%、好ましくは、0〜5%とすることが望ましい。
また、本発明の睫毛装飾用化粧料には、残部として水(精製水、蒸留水、イオン交換水、純水など)を含有することができ、更に、乾燥性の調整の目的で水溶性の有機溶剤、その他の任意成分、例えば、pH調整剤、中和剤、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤、保湿剤、香料、酸化防止剤、防腐剤、金属イオン封鎖剤、消泡剤、各種エキス等、その他種々の各成分を含有することができる。
用いることができる有機溶剤としては、例えば、エタノール、フェノキシエタノール、イソプロパノールなどのアルコール類、1,3−ブチレングリコール、ペンチレングリコールなどのグリコール類、グリセリン、エチルヘキシルグリセリンなどのグリセリン類などが挙げられる。
これらの有機溶剤の含有量は、好適な乾燥性を得るために、化粧料全量に対して、0〜20%、好ましくは、0.1〜20%とすることが望ましい。
本発明の睫毛装飾用化粧料は、立体形状の形成の点から、25℃における、ずり速度3.83s−1の粘度が、1000〜50000mPa・sが好ましく、更に好ましくは、1000〜20000mPa・s、特に好ましくは、1500〜5000mPa・sであることが望ましい。
この粘度が、1000mPa・s未満では、睫毛に液滴を保持できず、一方、50000mPa・s超過では、液滴(球形)を形成できないことがある。
なお、上記粘度範囲の調整は、用いるポリマーエマルション、体質材及び水などを好適に組み合わせ、上記含有量の範囲で効果的に組み合わせることにより、また、必要に応じて増粘剤を用いることにより行うことができる。
本発明の睫毛装飾用化粧料は、常法により調製することができ、睫毛用の塗布具などに充填等して、睫毛に塗布される。
例えば、一般に用いられる繊維を針金でねじったブラシや、コーム形状、コイル形状等の塗布具、樹脂を用いてブラシ形状に成形した樹脂成形ブラシ、刷毛、フロッキー、棒状塗布具などを用いることができる。
このように構成される本発明の睫毛装飾用化粧料は、少なくともポリマーエマルションと、体質材とを含有し、該体質材の平均粒子径を1μm以下としたので、使用者が簡単に睫毛に液滴を塗布することができ、また、その液滴が乾燥することで色とりどりの樹脂球を睫毛に付けることができ、目元に華やかさや、かわいさなどを演出することができる睫毛装飾用化粧料が得られることとなる。
次に、実施例により、本発明を更に詳述するが、本発明は下記実施例等により限定されるものではない。
〔実施例1〜7及び比較例1〜3〕
下記表1に示す配合処方(全量100%)で、遊星式攪拌装置、プラネタリーミキサー、ホモミキサーあるいはディスパーで混合分散して、各睫毛装飾用化粧料を調製した。
上記で得られた実施例1〜7及び比較例1〜3の各睫毛装飾用化粧料について、下記測定方法により、ずり速度3.83s−1における25℃の各粘度を測定し、また、下記評価方法で睫毛への固着性、立体形成性、乾燥球の透明性について評価した。
これらの結果を下記表1に示す。
〔粘度の測定方法〕
得られた各睫毛装飾用化粧料について、温度25℃で、コーンプレート型粘度計(TV−30型粘度計のうち、EHD型粘度計、標準コーンプレート、トキメック社製)を用いて所定のずり速度における粘度を測定した。
(睫毛への固着性の評価方法)
各睫毛装飾用化粧料を、専用容器に充填し、睫毛に、塗布して乾燥させて下記各評価基準で睫毛への固着性、立体形成性、乾燥球の透明性について評価した。評価は、専門パネル1名で行った。
睫毛への固着性の評価基準:
◎:睫毛に塗布した球体が1日中取れなかった。
○:睫毛に塗布した球体が1日中取れなかったが、指で触ると簡単に取れた。
△:睫毛に塗布した球体が日常生活で取れてしまった。
×:睫毛に球体が付かなかった。
立体形成性の評価基準:
◎:乾燥後きれいな球状の装飾物が必ず形成された。
○:乾燥後なんらかの形状の立体的な装飾物が必ず形成された。
△:乾燥後なんらかの形状の立体的な装飾物が一部で形成された。
×:乾燥後立体的な装飾物は形成されなかった。
乾燥球の透明性の評価基準:
◎:乾燥後の装飾物は透明で光の屈折によりキラキラして見えた。
○:乾燥後の装飾物は不透明だが光沢があり光って見えた。
△:乾燥後の装飾物は不透明で濁って見えた。
×:乾燥後立体的な装飾物は形成されなかった。
Figure 2016104731
上記表1の結果から明らかなように、本発明の実施例1〜7は、本発明の範囲外となる比較例1〜3に較べ、睫毛への固着性、立体形成性、乾燥球の透明性に優れた睫毛装飾用化粧料となることが判明した。
比較例を個別的に見ると、比較例1は、体質材を含有しない場合であり、比較例2は、ポリマーエマルションを含有しない場合であり、比較例3は体質材の平均粒子径が本発明の範囲外(1μm超過)となる場合であり、これらの場合は、本発明の効果を発揮できないことが判った。
睫毛に簡単に装飾物を施せる睫毛装飾用化粧料が得られる。

Claims (6)

  1. 少なくともポリマーエマルションと、体質材とを含有し、該体質材の平均粒子径が1μm以下であることを特徴とする睫毛装飾用化粧料。
  2. 前記体質材がアクリル樹脂パウダーであることを特徴とする請求項1に記載の睫毛装飾用化粧料。
  3. 前記ポリマーエマルションと前記体質材の固形分の合計含有量が、化粧料全量に対して、20〜70質量%であることを特徴とする請求項1又は2に記載の睫毛装飾用化粧料。
  4. 前記ポリマーエマルションがアクリル樹脂エマルションであることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の睫毛装飾用化粧料。
  5. 前記ポリマーエマルションのガラス転移温度(Tg)が50℃以下であることを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の睫毛装飾用化粧料。
  6. 25℃におけるずり速度3.83s−1の粘度が1000〜20000mPa・sであることを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の睫毛装飾用化粧料。
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EP3248587A1 (en) 2016-05-25 2017-11-29 Mitsubishi Pencil Company, Limited Eyelash ornament cosmetic

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