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JP2016098581A - 水栓 - Google Patents

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JP2016098581A
JP2016098581A JP2014237185A JP2014237185A JP2016098581A JP 2016098581 A JP2016098581 A JP 2016098581A JP 2014237185 A JP2014237185 A JP 2014237185A JP 2014237185 A JP2014237185 A JP 2014237185A JP 2016098581 A JP2016098581 A JP 2016098581A
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JP
Japan
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water
water discharge
tool
discharge pipe
rectifying cap
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Pending
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JP2014237185A
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English (en)
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野生 大木
Yasei Oki
野生 大木
征英 橋本
Masahide Hashimoto
征英 橋本
伸明 板頭
Nobuaki Bando
伸明 板頭
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Lixil Corp
Original Assignee
Lixil Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】整流キャップを備えた水栓において、整流を行う部分を傷つけずに整流キャップを取り外せるようにする。【解決手段】水栓は、吐水管と、吐水管内に螺合された整流キャップ20と、を備える。整流キャップ20は通水部材を有し、通水部材が配置される位置よりも吐水管の軸方向手前側に、径方向に対面する少なくとも二つの凹形の工具掛け部28が設けられる。工具掛け部28を通る整流キャップ20の直径方向において、工具掛け部28と通水部材との間に、整流された水が吐出される吐水面26が位置している。【選択図】図5

Description

本発明は、整流キャップを備えた水栓に関する。
吐水管の先端に整流キャップがねじ込まれた水栓が知られている。水栓を長期間使用すると、整流キャップ内の散水板に異物が付着して流れが悪くなったり、散水板が破損して整流性が悪化することがある。散水板を清掃または交換するために、例えば特許文献1には、整流キャップの管端部の周上に所定のピッチで凹凸を設けたものが開示されている。この凹凸と同様のピッチを端部に有する環状の専用工具を準備し、凹凸同士を嵌合させてから専用工具を回転させることで、整流キャップを吐水管から取り外すことができる。
他の従来技術として、整流キャップの散水板の中心に縦長の溝を設けておき、マイナスドライバーやコインなどの厚みのある物体をこの溝に嵌合させて、整流キャップを回転させて外すことができるものが知られている。
特表2006−504017号公報
上記特許文献1に記載の整流キャップでは、工具の嵌合する箇所よりも散水板が手前側にあるので、専用工具で散水板を傷つけてしまうおそれがある。また、後者の整流キャップでも、マイナスドライバーやコインを溝に嵌めるときに散水板を傷つけてしまうおそれがある。さらに、散水板の中心に溝があるため、整流性に優れているとは言えない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされ、その目的は、整流キャップを備えた水栓において、整流を行う部分を傷つけずに整流キャップを取り外せるようにする技術を提供することにある。
上述の課題を解決するために、本発明のある態様は、吐水管と、吐水管内に螺合された整流キャップと、を備える水栓において、整流キャップは通水部材を有し、通水部材が配置される位置よりも吐水管の軸方向手前側に、径方向に対面する少なくとも二つの凹形の工具掛け部が設けられ、工具掛け部を通る整流キャップの直径方向において、工具掛け部と通水部材との間に、整流された水が吐出される吐水面が位置している。
この態様によると、工具掛け部に工具を掛けたときに通水部材を傷つけるおそれがない。よって、整流キャップの着脱を繰り返しても整流性を維持することができる。また、専用工具を用いずとも整流キャップを取り外すことができる。さらに、工具掛け部と通水部材との間に吐水面があることで、通水部材を通り吐水面から吐水された水と工具掛け部とが径方向に離れるため、吐水された水が工具掛け部によって乱されることがない。
工具掛け部に工具が掛けられているときに工具の先端が接する部分と、整流された水が吐出される面との間に段差が設けられていてもよい。これによると、吐水面を傷つけることがない。
本発明によれば、整流キャップを備えた水栓において、整流を行う部分を傷つけずに整流キャップを取り外すことができる。
本発明の一実施形態に係る水栓を備えたキッチンの概略図である。 水栓の全体斜視図である。 吐水管の先端の概略断面図である。 整流キャップの下方斜視図である。 整流キャップの断面図である。 吐水管から整流キャップを取り外す様子を示す図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る水栓10を備えたキッチンの概略図である。キッチン100にはシンク102が設けられ、シンク102の後側には、天面に対して段差を有するカウンタ104が設けられている。カウンタ104の右側には水栓10が設置され、カウンタ104の左側には別の自動水栓106が設置されている。水栓10はシンク102の下方に設置される浄水装置に接続されており、浄化された水を供給するのに対し、別の自動水栓106は水道管に接続され通常の水道水を供給する。
以下、本明細書において「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「内」、「外」、「手前」、「奧」等の方向を表す用語が用いられる場合、それらは水栓10がキッチン等に取り付けられたときの姿勢における方向を意味する。
図2は、図1の水栓10の全体斜視図である。水栓10は、吐水管12と、基端部14と、を主に備える。
図1に示したように、基端部14は、キッチンのカウンタ104の上面に配置される。吐水管12は、その中間部が湾曲して逆U字状に形成され、その先端18が斜め下方に延び出した、いわゆるグースネック状に形成される。吐水管12は、金属材料を素材とする鋳物により形成される。吐水管12の逆U字状の部分は一定の曲率となるように形成されている。
吐水管12の先端18には、供給された水を整流するための整流キャップ20が管の内側にねじ込まれている(図3を参照)。このように管の内側に整流キャップをねじ込むことで、吐水管12の先端18が基端部から同径になり、すっきりとした印象を与えることができる。
基端部14の下側、すなわちカウンタ104の内側では、図示しない浄水器から延びる浄水管が吐水管内に配置される供給ホース(図示せず)に接続されている。供給ホースの他端は、上述の整流キャップ20に接続される。浄水管と供給ホースの間には電磁弁(図示せず)が設けられる。この電磁弁は、図示しない制御部による制御のもと弁を開閉して、浄水管から給水ホースへの水の流れを制御できるようになっている。
吐水管12の手前側、すなわちキッチンに立つ使用者と面する側には、手かざしセンサ16が設けられている。手かざしセンサ16は、発光部と受光部を有する赤外線式光量センサである。手かざしセンサ16は、センサ16の斜め上方に光を投光し、投光した光による使用者の手等の被検知物からの反射光を受光部で受光し、所定の検知エリア内に被検知物があるか否かを検知する。手かざしセンサ16は、被検知物の検知結果を示す信号を制御部に出力する。
制御部は、マイコンを搭載した回路基板により構成される。制御部は、手かざしセンサ16からの出力信号に基づき電磁弁を開閉し、吐水管12の吐水口19からの給水の有無を切り替える。なお、制御部は、コンピュータのCPU、メモリをはじめとする素子や回路を組み合わせて実現されていればよい。
手かざしセンサ16では、一旦検知エリア内で被検知物が検知されると、その後被検知物が検知されなくなっても吐水口19からの給水が継続される。検知エリア内でもう一度被検知物が検知されると、吐水口19からの給水が停止される。
図3は、吐水管12の先端18の概略断面図である。整流キャップ20は、給水ホース34の先端に形成された雌ねじ部32に螺合される部材である。整流キャップ20内には通水部材30が配置されており、この通水部材30が整流作用を発揮する。通水部材30を通った水は、通水管24を通り吐水面26から吐水される。通水部材30は、例えば一枚または複数枚の円形の網または多数の穴を空けた散水板である。
図4は整流キャップ20の下方斜視図であり、図5は整流キャップ20の断面図である。整流キャップ20の吐水管12の軸方向の奧側(図4、5では上側)には、通水部材30を保持するための段差22が形成されている。整流キャップ20の吐水管12の軸方向の手前側(図4、5では下側)には、雌ねじ部32に対するねじ込み量を規定するための、外径側に延びるフランジ25が形成されている。フランジ25の内径側には、整流された水が吐出する吐水面26が形成されている。整流キャップ20の外側面には雄ねじ29が形成されている。
整流キャップ20のフランジ25には、径方向に対面する位置に、二つの凹形の工具掛け部28が形成されている。図4、5に表れているように、工具掛け部28の底は吐水面26まで切れ込んでいるわけではなく、吐水面26に対してわずかな段差27が設けられている。なお、工具掛け部28は二組以上設けられていてもよい。
図6は、吐水管12から整流キャップ20を取り外す様子を示す図である。工具50は、その先端52の長さが整流キャップ20のフランジ25の外径よりもわずかに短くなっている。この先端52を、整流キャップ20を横切るようにして、二つの工具掛け部28に合わせて差し込む。その後、工具50を回転させることで、吐水管12から整流キャップ20を取り外すことができる。なお、専用の工具50を使用しなくても、長さがフランジ25の内径よりも長く、かつ幅が工具掛け部28の周方向の幅よりも狭い物体(例えばマイナスドライバーやコイン)を使用して、整流キャップ20を取り外すことが可能である。
整流作用を発揮する通水部材30に対して、工具掛け部28を吐水管12の軸方向の手前側(吐水管12の先端側)に設けたことで、整流キャップ20を取り外すときに工具が通水部材30を傷つけるおそれがない。そのため、整流キャップの着脱を繰り返しても整流キャップの整流性を維持することができる。また、工具掛け部28の底(工具の先端が接する部分)が吐水面26に対して段差27を有しているので、工具を差し込んでも吐水面26や通水管24の表面を傷つけることがない。一般に、これらの面が傷つくとゴミが付着したり部分的に流れが乱れることにより整流性が損なわれるが、このような事態も防止することができる。
また、工具掛け部28を通る整流キャップ20の直径方向において、工具掛け部28と通水部材30との間に、整流された水が吐出される吐水面26が位置している。この配置により、通水部材30を通り吐水面26から吐水された水と工具掛け部28とが径方向に離れるため、吐水された水が工具掛け部によって乱されることがない。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示すにすぎない。また、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
実施の形態では、センサを用いた自動水栓を例示したが、手動で給水を開始させる水栓であってもよい。
本発明に係る水栓は、建物、船舶等に設置される設備に用いることができ、キッチンの他に、洗面台、手洗器、浴室等に用いられてもよい。また、水栓の基端部が固定される基体としてカウンタを例示したが、基体は、浴室等の設備の外内を区画する壁部材等であってもよい。
また、吐水管の形状はグースネック状に限定されず、他の形状に形成されていてもよい。
10 水栓、 12 吐水管、 16 手かざしセンサ、 18 先端、 20 整流キャップ、 26 吐水面、 27 段差、 28 工具掛け部、 30 通水部材、 100 キッチン。

Claims (2)

  1. 吐水管と、
    前記吐水管内に螺合された整流キャップと、を備える水栓であって、
    前記整流キャップは通水部材を有し、該通水部材が配置される位置よりも吐水管の軸方向手前側に、径方向に対面する少なくとも二つの凹形の工具掛け部が設けられ、
    前記工具掛け部を通る前記整流キャップの直径方向において、前記工具掛け部と前記通水部材との間に、整流された水が吐出される吐水面が位置していることを特徴とする水栓。
  2. 前記工具掛け部に工具が掛けられているときに工具の先端が接する部分と前記吐水面との間に段差が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の水栓。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018021317A (ja) * 2016-08-01 2018-02-08 株式会社Lixil 液体吐出器具

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