JP2016097539A - 印刷装置、及び、印刷システム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の受信部を備える構成に対応する処理を実行できるようにする。
【解決手段】印刷装置11の印刷制御部201は、第1受信バッファー24に格納された
データに基づく印刷部21の制御を実行中、第2受信バッファー26にデータが格納され
た場合、所定の条件が成立したときに第1受信バッファー24に格納されたデータに基づ
く印刷部21の制御を中断する中断処理を実行し、処理対象を第2受信バッファー26に
切り替え、第2受信バッファー26に格納されたデータに基づく印刷部21の制御を行う
。
【選択図】図2
【解決手段】印刷装置11の印刷制御部201は、第1受信バッファー24に格納された
データに基づく印刷部21の制御を実行中、第2受信バッファー26にデータが格納され
た場合、所定の条件が成立したときに第1受信バッファー24に格納されたデータに基づ
く印刷部21の制御を中断する中断処理を実行し、処理対象を第2受信バッファー26に
切り替え、第2受信バッファー26に格納されたデータに基づく印刷部21の制御を行う
。
【選択図】図2
Description
本発明は、印刷装置、及び、印刷システムに関する。
従来、複数の受信部(インターフェース)を備え、複数の外部装置から複数の受信部を
介して受信したデータを、受信部ごとに用意された処理プログラムにより処理する印刷装
置(画像形成装置)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
介して受信したデータを、受信部ごとに用意された処理プログラムにより処理する印刷装
置(画像形成装置)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上述した印刷装置のように、受信部が複数ある装置では、受信部が複数ある構成に対応
する処理を行って、記憶資源、計算資源を有効活用等を実現したいとするニーズがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、複数の受信部を備える印刷装置
、及び、当該印刷装置を備える印刷システムについて、受信部が複数ある構成に対応する
処理を行うことを目的とする。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、複数の受信部を備える印刷装置
、及び、当該印刷装置を備える印刷システムについて、受信部が複数ある構成に対応する
処理を行うことを目的とする。
する処理を行って、記憶資源、計算資源を有効活用等を実現したいとするニーズがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、複数の受信部を備える印刷装置
、及び、当該印刷装置を備える印刷システムについて、受信部が複数ある構成に対応する
処理を行うことを目的とする。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、複数の受信部を備える印刷装置
、及び、当該印刷装置を備える印刷システムについて、受信部が複数ある構成に対応する
処理を行うことを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の印刷装置は、記録媒体に印刷を行う印刷部と、デ
ータを受信する第1受信部と、前記第1受信部で受信したデータを格納する第1受信バッ
ファーと、データを受信する第2受信部と、前記第2受信部で受信したデータを格納する
第2受信バッファーと、処理対象を前記第1受信バッファー、及び、前記第2受信バッフ
ァーのいずれかに切り替え、処理対象としたバッファーに格納されたデータに基づいて前
記印刷部を制御する印刷制御部と、を備え、前記印刷制御部は、前記第1受信バッファー
に格納されたデータに基づく前記印刷部の制御を実行中、前記第2受信バッファーにデー
タが格納された場合、所定の条件が成立したときに前記第1受信バッファーに格納された
データに基づく前記印刷部の制御を中断する中断処理を実行し、処理対象を前記第2受信
バッファーに切り替え、前記第2受信バッファーに格納されたデータに基づく前記印刷部
の制御を行うことを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷装置は、受信部が複数ある構成に対応する処理を行うこと
ができる。
ータを受信する第1受信部と、前記第1受信部で受信したデータを格納する第1受信バッ
ファーと、データを受信する第2受信部と、前記第2受信部で受信したデータを格納する
第2受信バッファーと、処理対象を前記第1受信バッファー、及び、前記第2受信バッフ
ァーのいずれかに切り替え、処理対象としたバッファーに格納されたデータに基づいて前
記印刷部を制御する印刷制御部と、を備え、前記印刷制御部は、前記第1受信バッファー
に格納されたデータに基づく前記印刷部の制御を実行中、前記第2受信バッファーにデー
タが格納された場合、所定の条件が成立したときに前記第1受信バッファーに格納された
データに基づく前記印刷部の制御を中断する中断処理を実行し、処理対象を前記第2受信
バッファーに切り替え、前記第2受信バッファーに格納されたデータに基づく前記印刷部
の制御を行うことを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷装置は、受信部が複数ある構成に対応する処理を行うこと
ができる。
また、本発明の印刷装置は、データは、複数のコマンドを含んで構成され、所定の条件
は、特定のコマンドに基づく前記印刷部の制御が完了したことであることを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷装置は、特定のコマンドの実行後、中断処理を実行して、
処理対象のバッファーを切り替えることができる。
は、特定のコマンドに基づく前記印刷部の制御が完了したことであることを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷装置は、特定のコマンドの実行後、中断処理を実行して、
処理対象のバッファーを切り替えることができる。
また、本発明の印刷装置は、前記印刷部は、前記記録媒体を切断する機能を有し、特定
のコマンドは、前記記録媒体の切断を指示するコマンドであることを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷装置は、記録媒体の切断を指示するコマンドの実行後、中
断処理を実行して、処理対象のバッファーを切り替えることができる。
のコマンドは、前記記録媒体の切断を指示するコマンドであることを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷装置は、記録媒体の切断を指示するコマンドの実行後、中
断処理を実行して、処理対象のバッファーを切り替えることができる。
また、本発明の印刷装置は、特定のコマンドは、特定の画像の印刷を指示するコマンド
であることを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷装置は、特定の画像の印刷を指示するコマンドの実行後、
中断処理を実行して、処理対象のバッファーを切り替えることができる。
であることを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷装置は、特定の画像の印刷を指示するコマンドの実行後、
中断処理を実行して、処理対象のバッファーを切り替えることができる。
また、本発明の印刷装置は、前記印刷制御部は、前記第2受信バッファーに、前記中断
処理の実行を指示するコマンドが格納された場合、前記中断処理を実行することを特徴と
する。
本発明の構成によれば、印刷装置は、中断処理の実行を指示するコマンドの受信をトリ
ガーとして、中断処理を実行できる。
処理の実行を指示するコマンドが格納された場合、前記中断処理を実行することを特徴と
する。
本発明の構成によれば、印刷装置は、中断処理の実行を指示するコマンドの受信をトリ
ガーとして、中断処理を実行できる。
また、本発明の印刷装置は、前記中断処理の実行を指示する操作スイッチを備え、前記
印刷制御部は、前記操作スイッチが操作された場合、前記中断処理を実行することを特徴
とする。
本発明の構成によれば、印刷装置は、操作スイッチが操作されたことをトリガーとして
、中断処理を実行できる。
印刷制御部は、前記操作スイッチが操作された場合、前記中断処理を実行することを特徴
とする。
本発明の構成によれば、印刷装置は、操作スイッチが操作されたことをトリガーとして
、中断処理を実行できる。
また、本発明の印刷システムは、レシートを発行させるデータを送信するPOS端末と
、所定の情報が印刷された紙片を発行させるデータを送信する制御装置と、記録媒体に印
刷を行い、前記記録媒体を切断して前記レシート又は前記紙片を発行する印刷部、前記P
OS端末からデータを受信する第1受信部、前記第1受信部で受信したデータを格納する
第1受信バッファー、前記制御装置からデータを受信する第2受信部、前記第2受信部で
受信したデータを格納する第2受信バッファー、及び、処理対象を前記第1受信バッファ
ーと前記第2受信バッファーとのいずれかに切り替え、処理対象としたバッファーに格納
されたデータに基づいて前記印刷部を制御し、また、前記第1受信バッファーに格納され
たデータに基づく前記印刷部の制御を実行中、前記第2受信バッファーにデータが格納さ
れた場合、所定の条件が成立したときに前記第1受信バッファーに格納されたデータに基
づく前記印刷部の制御を中断する中断処理を実行し、処理対象を前記第2受信バッファー
に切り替え、前記第2受信バッファーに格納されたデータに基づく前記印刷部の制御を行
う印刷制御部を有する印刷装置と、を備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷システムの印刷装置は、受信部が複数ある構成に対応する
処理を行うことができる。
、所定の情報が印刷された紙片を発行させるデータを送信する制御装置と、記録媒体に印
刷を行い、前記記録媒体を切断して前記レシート又は前記紙片を発行する印刷部、前記P
OS端末からデータを受信する第1受信部、前記第1受信部で受信したデータを格納する
第1受信バッファー、前記制御装置からデータを受信する第2受信部、前記第2受信部で
受信したデータを格納する第2受信バッファー、及び、処理対象を前記第1受信バッファ
ーと前記第2受信バッファーとのいずれかに切り替え、処理対象としたバッファーに格納
されたデータに基づいて前記印刷部を制御し、また、前記第1受信バッファーに格納され
たデータに基づく前記印刷部の制御を実行中、前記第2受信バッファーにデータが格納さ
れた場合、所定の条件が成立したときに前記第1受信バッファーに格納されたデータに基
づく前記印刷部の制御を中断する中断処理を実行し、処理対象を前記第2受信バッファー
に切り替え、前記第2受信バッファーに格納されたデータに基づく前記印刷部の制御を行
う印刷制御部を有する印刷装置と、を備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷システムの印刷装置は、受信部が複数ある構成に対応する
処理を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る印刷システム1の仕様態様の一例を示す図である。
図1は、来店した顧客に飲み物、及び、食べ物を提供する飲食店Tに印刷システム1が
適用された様子を模式的に示す。
図1に示す飲食店Tは、ホールT1と、キッチンT2とに分かれている。
ホールT1は、来店した顧客が滞在し、ホールT1の担当者(以下、「ホール担当者」
という。)が飲食物の提供等のサービスを顧客に提供するエリアである。ホールT1には
、複数のホール担当者が、存在する。ホールT1には、料理等を載置可能な複数のテーブ
ルTBや、顧客が座るイスCHが設けられる。
図1は、本実施形態に係る印刷システム1の仕様態様の一例を示す図である。
図1は、来店した顧客に飲み物、及び、食べ物を提供する飲食店Tに印刷システム1が
適用された様子を模式的に示す。
図1に示す飲食店Tは、ホールT1と、キッチンT2とに分かれている。
ホールT1は、来店した顧客が滞在し、ホールT1の担当者(以下、「ホール担当者」
という。)が飲食物の提供等のサービスを顧客に提供するエリアである。ホールT1には
、複数のホール担当者が、存在する。ホールT1には、料理等を載置可能な複数のテーブ
ルTBや、顧客が座るイスCHが設けられる。
ホールT1において、出入口DGの近傍には、顧客が会計を行う会計カウンターLCが
設けられる。会計カウンターLCには、POS端末10と、POS端末10に有線接続さ
れた印刷装置11とが設けられる。POS端末10には、デバイスとして、モニターMT
と、キャッシュドロアーKSとが接続される。
顧客の会計に際し、ホール担当者は、POS端末10に、会計に応じた入力を行う。P
OS端末10は、入力に応じて、モニターMT、及び、キャッシュドロアーKSを制御し
、モニターMTに会計に関する情報を表示し、また、キャッシュドロアーKSを利用した
現金の受け渡しを可能とする。また、POS端末10は、印刷装置11を制御して、印刷
装置11にレシートを発行させる。印刷装置11により発行されたレシートは、顧客に引
き渡される。
設けられる。会計カウンターLCには、POS端末10と、POS端末10に有線接続さ
れた印刷装置11とが設けられる。POS端末10には、デバイスとして、モニターMT
と、キャッシュドロアーKSとが接続される。
顧客の会計に際し、ホール担当者は、POS端末10に、会計に応じた入力を行う。P
OS端末10は、入力に応じて、モニターMT、及び、キャッシュドロアーKSを制御し
、モニターMTに会計に関する情報を表示し、また、キャッシュドロアーKSを利用した
現金の受け渡しを可能とする。また、POS端末10は、印刷装置11を制御して、印刷
装置11にレシートを発行させる。印刷装置11により発行されたレシートは、顧客に引
き渡される。
複数のホール担当者には、顧客からの注文を受け付ける際に使用するタブレット端末1
3(制御装置)が、事前に、付与される。タブレット端末13は、前面にタッチパネル4
1(図2参照)が設けられたタブレット型のコンピューターである。
ホールT1において、顧客からの注文を受け付ける際、ホール担当者は、顧客の近くに
行き、顧客から注文を聞き、タブレット端末13に注文に対応する入力を行う。注文の受
け付けが完了すると、ホール担当者は、会計カウンターLCの近くに行き、タブレット端
末13と、印刷装置11とを、Bluetooth(登録商標)に従って、無線接続する。次いで
、ホール担当者は、タブレット端末13に対して所定の入力を行う。当該所定の入力に応
じて、タブレット端末13は、印刷装置11を制御して、少なくとも注文された飲食物の
名称、及び、注文された数量が印刷された注文伝票を発行させる。ホール担当者は、印刷
装置11が発行した注文伝票を、キッチンT2の所定の位置に載置する。
3(制御装置)が、事前に、付与される。タブレット端末13は、前面にタッチパネル4
1(図2参照)が設けられたタブレット型のコンピューターである。
ホールT1において、顧客からの注文を受け付ける際、ホール担当者は、顧客の近くに
行き、顧客から注文を聞き、タブレット端末13に注文に対応する入力を行う。注文の受
け付けが完了すると、ホール担当者は、会計カウンターLCの近くに行き、タブレット端
末13と、印刷装置11とを、Bluetooth(登録商標)に従って、無線接続する。次いで
、ホール担当者は、タブレット端末13に対して所定の入力を行う。当該所定の入力に応
じて、タブレット端末13は、印刷装置11を制御して、少なくとも注文された飲食物の
名称、及び、注文された数量が印刷された注文伝票を発行させる。ホール担当者は、印刷
装置11が発行した注文伝票を、キッチンT2の所定の位置に載置する。
キッチンT2は、キッチンT2の担当者(以下、「キッチン担当者」という。)が飲食
物を作るエリアであり、ドリンクサーバーや、ガスコンロ、冷蔵庫等が設けられる。キッ
チン担当者は、ホール担当者が所定の位置に載置した注文伝票を受け取り、注文伝票に基
づいて、注文が入った飲食物を認識し、飲食物を作る。キッチン担当者が作った飲食物は
、ホール担当者に渡され、ホール担当者により、顧客に引き渡される。
物を作るエリアであり、ドリンクサーバーや、ガスコンロ、冷蔵庫等が設けられる。キッ
チン担当者は、ホール担当者が所定の位置に載置した注文伝票を受け取り、注文伝票に基
づいて、注文が入った飲食物を認識し、飲食物を作る。キッチン担当者が作った飲食物は
、ホール担当者に渡され、ホール担当者により、顧客に引き渡される。
印刷システム1の各装置の機能的構成を示すブロック図である。
印刷装置11は、ロール紙(記録媒体)を収容し、感熱紙であるロール紙にライン型の
サーマルヘッドによってドットを形成することにより画像を印刷するラインサーマルプリ
ンターである。
図2に示すように印刷装置11は、制御部20と、印刷部21と、記憶部22と、US
Bインターフェース23(第1受信部)と、第1受信バッファー24と、無線通信インタ
ーフェース25(第2受信部)と、第2受信バッファー26と、を備える。
サーマルヘッドによってドットを形成することにより画像を印刷するラインサーマルプリ
ンターである。
図2に示すように印刷装置11は、制御部20と、印刷部21と、記憶部22と、US
Bインターフェース23(第1受信部)と、第1受信バッファー24と、無線通信インタ
ーフェース25(第2受信部)と、第2受信バッファー26と、を備える。
制御部20は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、印刷装置11を
制御する。制御部20は、所定の制御プログラムを読み出して実行することにより、印刷
制御部201と、第1即時実行コマンド管理部202と、第2即時実行コマンド管理部2
03と、として機能する。これら機能ブロックについては後述する。
制御する。制御部20は、所定の制御プログラムを読み出して実行することにより、印刷
制御部201と、第1即時実行コマンド管理部202と、第2即時実行コマンド管理部2
03と、として機能する。これら機能ブロックについては後述する。
印刷部21は、印刷装置11の筐体に収容されたロール紙を搬送する搬送機構や、サー
マルヘッドによってロール紙にドットを形成して画像を印刷する印刷機構、ロール紙を所
定の位置で切断する切断機構等を備える。印刷部21は、制御部20の制御で、搬送機構
によりロール紙を搬送しつつ、印刷機構によりロール紙に画像を印刷し、切断機構により
所定の位置でロール紙を切断して、上述したレシート、及び、注文伝票を発行する。
マルヘッドによってロール紙にドットを形成して画像を印刷する印刷機構、ロール紙を所
定の位置で切断する切断機構等を備える。印刷部21は、制御部20の制御で、搬送機構
によりロール紙を搬送しつつ、印刷機構によりロール紙に画像を印刷し、切断機構により
所定の位置でロール紙を切断して、上述したレシート、及び、注文伝票を発行する。
記憶部22は、不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。記憶部22は、設定
ファイルSFを記憶する。設定ファイルSFについては後述する。
ファイルSFを記憶する。設定ファイルSFについては後述する。
USBインターフェース23は、USBの規格に従ったポートを有するインターフェー
スボード等を備え、制御部20の制御で、ポートに接続されたUSBケーブルを介して、
POS端末10と、USBの規格に従って通信する。
第1受信バッファー24は、USBインターフェース23がPOS端末10から受信し
たデータを格納するバッファーである。
スボード等を備え、制御部20の制御で、ポートに接続されたUSBケーブルを介して、
POS端末10と、USBの規格に従って通信する。
第1受信バッファー24は、USBインターフェース23がPOS端末10から受信し
たデータを格納するバッファーである。
無線通信インターフェース25は、Bluetoothの規格に従った無線通信機能を有する無
線通信モジュール等を備え、制御部20の制御で、タブレット端末13と、Bluetoothの
規格に従って無線通信する。
第2受信バッファー26は、無線通信インターフェース25がタブレット端末13から
受信したデータを格納するバッファーである。
線通信モジュール等を備え、制御部20の制御で、タブレット端末13と、Bluetoothの
規格に従って無線通信する。
第2受信バッファー26は、無線通信インターフェース25がタブレット端末13から
受信したデータを格納するバッファーである。
POS端末10は、印刷装置11を制御するホストコンピューターである。
図2に示すように、POS端末10は、POS端末制御部30と、POS端末記憶部3
1と、POS端末通信インターフェース32と、POS端末入力部33と、POS端末デ
バイス通信部34と、を備える。
図2に示すように、POS端末10は、POS端末制御部30と、POS端末記憶部3
1と、POS端末通信インターフェース32と、POS端末入力部33と、POS端末デ
バイス通信部34と、を備える。
POS端末制御部30は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、PO
S端末10を制御する。
S端末10を制御する。
POS端末記憶部31は、不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。
POS端末通信インターフェース32は、POS端末制御部30の制御で、印刷装置1
1と、USBの規格に従って通信する。
1と、USBの規格に従って通信する。
POS端末入力部33は、テンキーや、操作スイッチ等の入力手段を備え、入力手段に
対する入力を検出し、POS端末制御部30に出力する。POS端末制御部30は、PO
S端末入力部33からの入力に基づいて、入力に対応する処理を実行する。
対する入力を検出し、POS端末制御部30に出力する。POS端末制御部30は、PO
S端末入力部33からの入力に基づいて、入力に対応する処理を実行する。
POS端末デバイス通信部34は、POS端末制御部30の制御で、POS端末10に
接続されたデバイスと通信する。POS端末10には、デバイスとして、モニターMTと
、キャッシュドロアーKSとが接続される。
モニターMTを、液晶表示パネル等の表示手段を備え、POS端末制御部30の制御絵
、表示手段に各種画像を表示する。
キャッシュドロアーKSは、現金を収容するトレイと、筐体からトレイを引き出す引出
機構と、トレイをロックするロック機構とを備える。キャッシュドロアーKSは、POS
端末制御部30の制御で、ロック機構のロックを解除し、引出機構により筐体からトレイ
を引き出す。
接続されたデバイスと通信する。POS端末10には、デバイスとして、モニターMTと
、キャッシュドロアーKSとが接続される。
モニターMTを、液晶表示パネル等の表示手段を備え、POS端末制御部30の制御絵
、表示手段に各種画像を表示する。
キャッシュドロアーKSは、現金を収容するトレイと、筐体からトレイを引き出す引出
機構と、トレイをロックするロック機構とを備える。キャッシュドロアーKSは、POS
端末制御部30の制御で、ロック機構のロックを解除し、引出機構により筐体からトレイ
を引き出す。
タブレット端末13は、前面にタッチパネル41が設けられたタブレット型のコンピュ
ーターである。
図2に示すように、タブレット端末13は、タブレット端末制御部40と、タッチパネ
ル41と、タブレット端末記憶部42と、タブレット端末通信インターフェース43とを
備える。
ーターである。
図2に示すように、タブレット端末13は、タブレット端末制御部40と、タッチパネ
ル41と、タブレット端末記憶部42と、タブレット端末通信インターフェース43とを
備える。
タブレット端末制御部40は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、
タブレット端末13を制御する。
タブレット端末13を制御する。
タッチパネル41は、液晶表示パネル等の表示パネルと、表示パネルに重ねて設けられ
たタッチセンサーとを備える。表示パネルは、タブレット端末制御部40の制御で、各種
画像を表示する。タッチセンサーは、タッチ操作を検出し、タブレット端末制御部40に
出力する。タブレット端末制御部40は、タッチパネル41からの入力に基づいて、タッ
チ操作に対応する処理を実行する。
たタッチセンサーとを備える。表示パネルは、タブレット端末制御部40の制御で、各種
画像を表示する。タッチセンサーは、タッチ操作を検出し、タブレット端末制御部40に
出力する。タブレット端末制御部40は、タッチパネル41からの入力に基づいて、タッ
チ操作に対応する処理を実行する。
タブレット端末記憶部42は、不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。
タブレット端末通信インターフェース43は、タブレット端末制御部40の制御で、印
刷装置11と、Bluetoothの規格に従って無線通信する。
刷装置11と、Bluetoothの規格に従って無線通信する。
次に、レシートを発行するときのPOS端末10と、印刷装置11との動作について、
図3のフローチャートを用いて説明する。
なお、後に詳述するように、本実施形態では、第1受信バッファー24と、第2受信バ
ッファー26とのいずれかに処理対象が切り替えられ、第1受信バッファー24が処理対
象の場合に、印刷装置11はレシートの発行に係る処理を実行する。しかしながら、以下
の図3のフローチャートを用いた説明では、説明の便宜を考慮して、処理対象が第1受信
バッファー24である状態が維持されるものとする。
図3のフローチャートを用いて説明する。
なお、後に詳述するように、本実施形態では、第1受信バッファー24と、第2受信バ
ッファー26とのいずれかに処理対象が切り替えられ、第1受信バッファー24が処理対
象の場合に、印刷装置11はレシートの発行に係る処理を実行する。しかしながら、以下
の図3のフローチャートを用いた説明では、説明の便宜を考慮して、処理対象が第1受信
バッファー24である状態が維持されるものとする。
上述したように、会計カウンターLCにおける顧客の会計に際し、ホール担当者は、P
OS端末10のテンキー等を介して会計に応じた入力を行う。POS端末10は、入力に
応じて、モニターMT、及び、キャッシュドロアーKSを制御し、モニターMTに会計に
関する情報を表示し、また、キャッシュドロアーKSを利用した現金の受け渡しを可能と
する。
POS端末10のPOS端末制御部30は、顧客の会計に応じて決済処理を行い、決済
処理に基づいて、レシートの発行を指示する制御データ(以下、「レシート発行データ」
という。)を生成する(ステップSA1)。
詳述すると、POS端末10は、機能ブロックとして、POSアプリケーションを実行
するPOSアプリケーション実行部と、プリンタードライバーを実行するプリンタードラ
イバー実行部と、を備える。
POSアプリケーション実行部は、顧客の会計に応じて、レシートに印刷する情報を含
むレシート情報を生成する。レシート情報は、レシートに印刷するロゴに関する情報や、
レシートの発行日時(日付+時刻)を示す情報、顧客が購入した商品の名称、商品の単価
、購入した商品の数量、税に関する情報、合計購入金額、顧客から受け取った金銭の額、
お釣りを示す情報、その他の情報を含む情報である。POSアプリケーション実行部は、
テンキー等の入力手段に対するレジ担当者の入力に基づいてレシート情報を生成する。レ
シート情報の生成後、POSアプリケーション実行部は、レシート情報をプリンタードラ
イバー実行部に出力する。
プリンタードライバー実行部は、入力されたレシート情報に基づいて、印刷装置11の
コマンド体系に従って、レシート発行データを生成する。レシート発行データは、印刷装
置11のコマンド体系に従った制御コマンドを複数含んで構成されたデータである。
OS端末10のテンキー等を介して会計に応じた入力を行う。POS端末10は、入力に
応じて、モニターMT、及び、キャッシュドロアーKSを制御し、モニターMTに会計に
関する情報を表示し、また、キャッシュドロアーKSを利用した現金の受け渡しを可能と
する。
POS端末10のPOS端末制御部30は、顧客の会計に応じて決済処理を行い、決済
処理に基づいて、レシートの発行を指示する制御データ(以下、「レシート発行データ」
という。)を生成する(ステップSA1)。
詳述すると、POS端末10は、機能ブロックとして、POSアプリケーションを実行
するPOSアプリケーション実行部と、プリンタードライバーを実行するプリンタードラ
イバー実行部と、を備える。
POSアプリケーション実行部は、顧客の会計に応じて、レシートに印刷する情報を含
むレシート情報を生成する。レシート情報は、レシートに印刷するロゴに関する情報や、
レシートの発行日時(日付+時刻)を示す情報、顧客が購入した商品の名称、商品の単価
、購入した商品の数量、税に関する情報、合計購入金額、顧客から受け取った金銭の額、
お釣りを示す情報、その他の情報を含む情報である。POSアプリケーション実行部は、
テンキー等の入力手段に対するレジ担当者の入力に基づいてレシート情報を生成する。レ
シート情報の生成後、POSアプリケーション実行部は、レシート情報をプリンタードラ
イバー実行部に出力する。
プリンタードライバー実行部は、入力されたレシート情報に基づいて、印刷装置11の
コマンド体系に従って、レシート発行データを生成する。レシート発行データは、印刷装
置11のコマンド体系に従った制御コマンドを複数含んで構成されたデータである。
レシート発行データに含まれる制御コマンドのうち、最後の制御コマンドは、ロール紙
の切断を指示する制御コマンド(以下、「カットコマンド」)である。
の切断を指示する制御コマンド(以下、「カットコマンド」)である。
レシート発行データの生成後、POS端末制御部30は、POS端末通信インターフェ
ース32を制御して、生成したレシート発行データを印刷装置11に送信する(ステップ
SA2)。
ース32を制御して、生成したレシート発行データを印刷装置11に送信する(ステップ
SA2)。
図3(B)に示すように、印刷装置11のUSBインターフェース23は、レシート発
行データを受信し、第1受信バッファー24に格納する(ステップSB1)。
制御部20の印刷制御部201は、記憶部22が記憶する設定ファイルSFを参照する
(ステップSB2)。
設定ファイルSFは、印刷装置11に関する設定情報が、複数、記録されたデータであ
る。設定情報とは、設定項目と、設定項目にセットされる設定値との組み合わせにより構
成される情報である。
本実施形態では、設定情報の種類として、画像設定情報と、動作設定情報とがある。
行データを受信し、第1受信バッファー24に格納する(ステップSB1)。
制御部20の印刷制御部201は、記憶部22が記憶する設定ファイルSFを参照する
(ステップSB2)。
設定ファイルSFは、印刷装置11に関する設定情報が、複数、記録されたデータであ
る。設定情報とは、設定項目と、設定項目にセットされる設定値との組み合わせにより構
成される情報である。
本実施形態では、設定情報の種類として、画像設定情報と、動作設定情報とがある。
画像設定情報とは、記録媒体に記録される画像の印刷結果に影響を与える設定情報であ
る。画像設定情報の設定項目には、例えば、左右上下のマージンや、フォント、行間等が
ある。
画像設定情報は、レシートのレイアウトに応じて、所定の手段で事前に設定される。
る。画像設定情報の設定項目には、例えば、左右上下のマージンや、フォント、行間等が
ある。
画像設定情報は、レシートのレイアウトに応じて、所定の手段で事前に設定される。
動作設定情報とは、印刷装置11が印刷に係る処理を実行するときの動作に影響を与え
る設定情報である。動作設定情報の設定項目には、例えば、印刷濃度や、印刷速度等があ
る。
る設定情報である。動作設定情報の設定項目には、例えば、印刷濃度や、印刷速度等があ
る。
設定ファイルSFに記録された情報は、所定の手段により、ユーザーが任意のタイミン
グで書き換えることが可能である。
グで書き換えることが可能である。
設定ファイルSFを参照した後、印刷制御部201は、第1受信バッファー24に格納
されたレシート発行データを読み出す(ステップSB3)。
次いで、印刷制御部201は、読み出したレシート発行データに基づいて、設定ファイ
ルSFに記録された設定情報(画像設定情報、及び、動作設定情報)に従って、印刷部2
1を制御し、レシートを発行させる(ステップSB4)。
ここで、上述したように、レシート発行データに含まれる制御コマンドのうち、最後の
制御コマンドはカットコマンドである。従って、カットコマンドが最後に実行され、カッ
トコマンドに基づくロール紙の切断により、レシートの発行が完了する。
されたレシート発行データを読み出す(ステップSB3)。
次いで、印刷制御部201は、読み出したレシート発行データに基づいて、設定ファイ
ルSFに記録された設定情報(画像設定情報、及び、動作設定情報)に従って、印刷部2
1を制御し、レシートを発行させる(ステップSB4)。
ここで、上述したように、レシート発行データに含まれる制御コマンドのうち、最後の
制御コマンドはカットコマンドである。従って、カットコマンドが最後に実行され、カッ
トコマンドに基づくロール紙の切断により、レシートの発行が完了する。
次に、注文伝票を発行するときのタブレット端末13と、印刷装置11との動作につい
て、図4のフローチャートを用いて説明する。
なお、後に詳述するように、本実施形態では、第1受信バッファー24と、第2受信バ
ッファー26とのいずれかに処理対象が切り替えられ、第2受信バッファー26が処理対
象の場合に、印刷装置11は注文伝票の発行に係る処理を実行する。しかしながら、以下
の図4のフローチャートを用いた説明では、説明の便宜を考慮して、処理対象が第2受信
バッファー26である状態が維持されるものとする。
て、図4のフローチャートを用いて説明する。
なお、後に詳述するように、本実施形態では、第1受信バッファー24と、第2受信バ
ッファー26とのいずれかに処理対象が切り替えられ、第2受信バッファー26が処理対
象の場合に、印刷装置11は注文伝票の発行に係る処理を実行する。しかしながら、以下
の図4のフローチャートを用いた説明では、説明の便宜を考慮して、処理対象が第2受信
バッファー26である状態が維持されるものとする。
なお、タブレット端末13には、事前に、所定のネイティブアプリケーションがインス
トールされる。以下の説明では、タブレット端末13のタブレット端末制御部40の機能
は、ネイティブアプリケーション、その他付随するプログラムにより実現される。
トールされる。以下の説明では、タブレット端末13のタブレット端末制御部40の機能
は、ネイティブアプリケーション、その他付随するプログラムにより実現される。
上述したように、ホール担当者は、顧客から注文を聞き、ネイティブアプリケーション
の機能により提供される所定のユーザーインターフェースに、注文に対応する入力を行う
。注文の受け付けが完了すると、ホール担当者は、会計カウンターLCの近くに行き、タ
ブレット端末13と、印刷装置11とを、Bluetoothに従って、無線接続する。無線接続
時、タブレット端末13と印刷装置11との間で、Bluetoothの規格に従ったペアリング
が行われ、これら装置間で通信リンクが確立され、これら装置間でデータの送受信が行え
る状態が確立される。タブレット端末13と印刷装置11とを無線接続した後、ホール担
当者は、ユーザーインターフェースに所定の入力を行う。
の機能により提供される所定のユーザーインターフェースに、注文に対応する入力を行う
。注文の受け付けが完了すると、ホール担当者は、会計カウンターLCの近くに行き、タ
ブレット端末13と、印刷装置11とを、Bluetoothに従って、無線接続する。無線接続
時、タブレット端末13と印刷装置11との間で、Bluetoothの規格に従ったペアリング
が行われ、これら装置間で通信リンクが確立され、これら装置間でデータの送受信が行え
る状態が確立される。タブレット端末13と印刷装置11とを無線接続した後、ホール担
当者は、ユーザーインターフェースに所定の入力を行う。
ユーザーインターフェースに対する所定の入力に応じて、タブレット端末制御部40は
、注文伝票の発行を指示する制御データ(以下、「注文伝票発行データ」という。)を生
成する(ステップSC1)。上述したように、注文伝票は、少なくとも注文された飲食物
の名称、及び、注文された数量が印刷された紙片である。ここで、ネイティブアプリケー
ションは、上述したPOSアプリケーション、及び、プリンタードライバーの機能と同様
の機能を有するプログラムを有する。タブレット端末制御部40は、ネイティブアプリケ
ーションの機能により、注文伝票発行データを生成する。
注文伝票発行データは、印刷装置11のコマンド体系に従った制御コマンドを複数含ん
で構成されたデータである。特に、注文伝票発行データは、先頭の制御コマンドに、設定
ファイル書換コマンドを含む。設定ファイル書換コマンドについては、後述する。
、注文伝票の発行を指示する制御データ(以下、「注文伝票発行データ」という。)を生
成する(ステップSC1)。上述したように、注文伝票は、少なくとも注文された飲食物
の名称、及び、注文された数量が印刷された紙片である。ここで、ネイティブアプリケー
ションは、上述したPOSアプリケーション、及び、プリンタードライバーの機能と同様
の機能を有するプログラムを有する。タブレット端末制御部40は、ネイティブアプリケ
ーションの機能により、注文伝票発行データを生成する。
注文伝票発行データは、印刷装置11のコマンド体系に従った制御コマンドを複数含ん
で構成されたデータである。特に、注文伝票発行データは、先頭の制御コマンドに、設定
ファイル書換コマンドを含む。設定ファイル書換コマンドについては、後述する。
注文伝票発行データに含まれる制御コマンドのうち、最後の制御コマンドは、ロール紙
の切断を指示するカットコマンドである。
の切断を指示するカットコマンドである。
注文伝票発行データの生成後、タブレット端末制御部40は、タブレット端末通信イン
ターフェース43を制御して、印刷装置11に、注文伝票発行データを送信する(ステッ
プSC2)。
ターフェース43を制御して、印刷装置11に、注文伝票発行データを送信する(ステッ
プSC2)。
図4(B)に示すように、印刷装置11の無線通信インターフェース25は、注文伝票
発行データを受信し、第2受信バッファー26に格納する(ステップSD1)。
次いで、制御部20の印刷制御部201は、記憶部22が記憶する設定ファイルSFを
参照する(ステップSD2)。
次いで、設定ファイルSFを参照した後、印刷制御部201は、第2受信バッファー2
6に格納された注文伝票発行データを読み出す(ステップSD3)。
次いで、印刷制御部201は、読み出した注文伝票発行データに基づいて、設定ファイ
ルSFに記録された設定情報(画像設定情報、及び、動作設定情報)に従って、印刷部2
1を制御し、注文伝票を発行させる(ステップSD4)。
ここで、上述したように、注文伝票発行データに含まれる制御コマンドのうち、最後の
制御コマンドはカットコマンドである。従って、カットコマンドが最後に実行され、カッ
トコマンドに基づくロール紙の切断により、注文伝票の発行が完了する。
発行データを受信し、第2受信バッファー26に格納する(ステップSD1)。
次いで、制御部20の印刷制御部201は、記憶部22が記憶する設定ファイルSFを
参照する(ステップSD2)。
次いで、設定ファイルSFを参照した後、印刷制御部201は、第2受信バッファー2
6に格納された注文伝票発行データを読み出す(ステップSD3)。
次いで、印刷制御部201は、読み出した注文伝票発行データに基づいて、設定ファイ
ルSFに記録された設定情報(画像設定情報、及び、動作設定情報)に従って、印刷部2
1を制御し、注文伝票を発行させる(ステップSD4)。
ここで、上述したように、注文伝票発行データに含まれる制御コマンドのうち、最後の
制御コマンドはカットコマンドである。従って、カットコマンドが最後に実行され、カッ
トコマンドに基づくロール紙の切断により、注文伝票の発行が完了する。
ところで、飲食店Tにおいて、POS端末10、及び、印刷装置11により構成される
システム(以下、「POSシステム」という。)は、既存のシステムであり、このPOS
システムを用いて会計が行われていた。そして、従来、注文伝票の発行は、紙媒体の用紙
に、ホール担当者が手書きで注文に関する情報を書き込むことにより行われていた。一方
で、本実施形態の印刷システム1は、印刷装置11がレシートだけでなく、注文伝票を発
行する構成とし、ホール担当者の作業の負担を低減している。
ここで、飲食店Tに、紙片を発行する機能を有する専用の装置を新たに設け、当該専用
の装置により、注文伝票を発行する構成とすることによって、ホール担当者の作業の負担
を低減することも可能である。しかしながら、この構成とした場合、専用の装置を設ける
必要があるため、コストの増大につながる。これを踏まえ、本実施形態では、印刷装置1
1がレシート、及び、注文伝票の双方を発行する構成とし、注文伝票を発行する専用の装
置を設けることに起因したコストの増大を防止する。しかしながら、この構成の場合、以
下の課題、及び、ニーズがある。
システム(以下、「POSシステム」という。)は、既存のシステムであり、このPOS
システムを用いて会計が行われていた。そして、従来、注文伝票の発行は、紙媒体の用紙
に、ホール担当者が手書きで注文に関する情報を書き込むことにより行われていた。一方
で、本実施形態の印刷システム1は、印刷装置11がレシートだけでなく、注文伝票を発
行する構成とし、ホール担当者の作業の負担を低減している。
ここで、飲食店Tに、紙片を発行する機能を有する専用の装置を新たに設け、当該専用
の装置により、注文伝票を発行する構成とすることによって、ホール担当者の作業の負担
を低減することも可能である。しかしながら、この構成とした場合、専用の装置を設ける
必要があるため、コストの増大につながる。これを踏まえ、本実施形態では、印刷装置1
1がレシート、及び、注文伝票の双方を発行する構成とし、注文伝票を発行する専用の装
置を設けることに起因したコストの増大を防止する。しかしながら、この構成の場合、以
下の課題、及び、ニーズがある。
すなわち、POSシステムは、既存のシステムであり、POSシステムが有するPOS
端末10に対して、できるだけ改変(例えば、インストールされたPOSアプリケーショ
ンのプログラム修正や、プリンタードライバーのプログラム修正等)を加えたくないとす
るニーズがある。POS端末10の改変を伴う場合、改変のための作業が必要となり、作
業負担が増大するからである。
また、既存のPOSシステムは、POS端末10と、印刷装置11とが一対一の関係で
常時接続されることが前提のシステムである。従って、POS端末10の制御による印刷
装置11のレシートの発行が正常に行われる状態を維持した上で、随時、タブレット端末
13の制御による印刷装置11の注文伝票の発行が行われるようにする必要がある。また
、印刷装置11の設定ファイルSFに記録された画像設定情報は、レシートのレイアウト
に対応した内容であり、注文伝票のレイアウトに対応した内容ではなく、このことに対応
する処理を実行する必要がある。
また、印刷装置11についても既存の装置を用いるため、印刷装置11の記憶資源、計
算資源を有効活用し、印刷装置11に対してメモリーの増設や、高性能なCPUへの交換
等を行わなくてもいいようにしたい、とするニーズがある。
端末10に対して、できるだけ改変(例えば、インストールされたPOSアプリケーショ
ンのプログラム修正や、プリンタードライバーのプログラム修正等)を加えたくないとす
るニーズがある。POS端末10の改変を伴う場合、改変のための作業が必要となり、作
業負担が増大するからである。
また、既存のPOSシステムは、POS端末10と、印刷装置11とが一対一の関係で
常時接続されることが前提のシステムである。従って、POS端末10の制御による印刷
装置11のレシートの発行が正常に行われる状態を維持した上で、随時、タブレット端末
13の制御による印刷装置11の注文伝票の発行が行われるようにする必要がある。また
、印刷装置11の設定ファイルSFに記録された画像設定情報は、レシートのレイアウト
に対応した内容であり、注文伝票のレイアウトに対応した内容ではなく、このことに対応
する処理を実行する必要がある。
また、印刷装置11についても既存の装置を用いるため、印刷装置11の記憶資源、計
算資源を有効活用し、印刷装置11に対してメモリーの増設や、高性能なCPUへの交換
等を行わなくてもいいようにしたい、とするニーズがある。
これらの課題、ニーズを踏まえ、本実施形態に係る印刷装置11は、以下の処理を実行
する。
する。
図5は、印刷装置11の動作を示すフローチャートである。
なお、後述するように、印刷装置11の制御部20の印刷制御部201は、第1受信バ
ッファー24、又は、第2受信バッファー26のいずれかに、処理対象とするバッファー
を切り替える。そして、図5のフローチャートの開始時点では、処理対象のバッファーは
、第1受信バッファー24である。
なお、後述するように、印刷装置11の制御部20の印刷制御部201は、第1受信バ
ッファー24、又は、第2受信バッファー26のいずれかに、処理対象とするバッファー
を切り替える。そして、図5のフローチャートの開始時点では、処理対象のバッファーは
、第1受信バッファー24である。
図5に示すように、印刷制御部201は、タブレット端末13から注文伝票発行データ
を新たに受信し、受信した注文伝票発行データが第2受信バッファー26に格納されたか
否かを監視する(ステップSE1)。上述したように、無線通信インターフェース25は
、注文伝票発行データを受信した場合、受信した注文伝票発行データを、第2受信バッフ
ァー26に、順次、格納する。
印刷制御部201は、第1受信バッファー24、及び、第2受信バッファー26の状態
を監視しており、これらバッファーに新たなデータが格納された場合、そのことを検出で
きる。
を新たに受信し、受信した注文伝票発行データが第2受信バッファー26に格納されたか
否かを監視する(ステップSE1)。上述したように、無線通信インターフェース25は
、注文伝票発行データを受信した場合、受信した注文伝票発行データを、第2受信バッフ
ァー26に、順次、格納する。
印刷制御部201は、第1受信バッファー24、及び、第2受信バッファー26の状態
を監視しており、これらバッファーに新たなデータが格納された場合、そのことを検出で
きる。
第2受信バッファー26に注文伝票発行データが格納された場合(ステップSE1:Y
ES)、印刷制御部201は、第1受信バッファー24に格納されたレシート発行データ
について、全てのレシート発行データの読み出しが完了し、全てのレシート発行データに
基づく処理(レシートの発行)が完了した状態か否かを判別する(ステップSE2)。
印刷制御部201は、ステップSE2の判別を、以下のようにして行う。すなわち、上
述したように、レシート発行データに含まれる制御コマンドのうち、最後の制御コマンド
はカットコマンドである。これを踏まえ、印刷制御部201は、最後に実行した制御コマ
ンドがカットコマンドであり、かつ、第1受信バッファー24に読み出しが行われていな
い制御コマンドがない場合、全てのレシート発行データに基づく処理が完了した状態であ
ると判別する。
なお、最後に実行した制御コマンドがカットコマンドではない場合、レシート発行デー
タに含まれる制御コマンドに実行していないものがあり、レシート発行データに基づくレ
シートの発行が完了していない状態である。
ES)、印刷制御部201は、第1受信バッファー24に格納されたレシート発行データ
について、全てのレシート発行データの読み出しが完了し、全てのレシート発行データに
基づく処理(レシートの発行)が完了した状態か否かを判別する(ステップSE2)。
印刷制御部201は、ステップSE2の判別を、以下のようにして行う。すなわち、上
述したように、レシート発行データに含まれる制御コマンドのうち、最後の制御コマンド
はカットコマンドである。これを踏まえ、印刷制御部201は、最後に実行した制御コマ
ンドがカットコマンドであり、かつ、第1受信バッファー24に読み出しが行われていな
い制御コマンドがない場合、全てのレシート発行データに基づく処理が完了した状態であ
ると判別する。
なお、最後に実行した制御コマンドがカットコマンドではない場合、レシート発行デー
タに含まれる制御コマンドに実行していないものがあり、レシート発行データに基づくレ
シートの発行が完了していない状態である。
第1受信バッファー24に格納されたレシート発行データに基づく処理が完了した状態
の場合(ステップSE2:YES)、印刷制御部201は、バッファー切替処理を実行す
る(ステップSE3)。
の場合(ステップSE2:YES)、印刷制御部201は、バッファー切替処理を実行す
る(ステップSE3)。
図6は、図5のフローチャートのステップSE3のバッファー切替処理の詳細を示すフ
ローチャートである。
図6に示すように、バッファー切替処理において、印刷制御部201は、処理対象とす
るバッファーを、第1受信バッファー24から第2受信バッファー26へ切り替える(ス
テップSF1)。
処理対象とするバッファーを切り替えるとは、データを読み出す対象とするバッファー
を1のバッファーから他のバッファーへ変更することを意味する。第1受信バッファー2
4が処理対象の場合、印刷制御部201は、第1受信バッファー24からデータ(レシー
ト発行データ)を読み出して実行する。一方、第2受信バッファー26が処理対象の場合
、印刷制御部201は、第2受信バッファー26からデータ(注文伝票発行データ)を読
み出して実行する。
ローチャートである。
図6に示すように、バッファー切替処理において、印刷制御部201は、処理対象とす
るバッファーを、第1受信バッファー24から第2受信バッファー26へ切り替える(ス
テップSF1)。
処理対象とするバッファーを切り替えるとは、データを読み出す対象とするバッファー
を1のバッファーから他のバッファーへ変更することを意味する。第1受信バッファー2
4が処理対象の場合、印刷制御部201は、第1受信バッファー24からデータ(レシー
ト発行データ)を読み出して実行する。一方、第2受信バッファー26が処理対象の場合
、印刷制御部201は、第2受信バッファー26からデータ(注文伝票発行データ)を読
み出して実行する。
ステップSF1で処理対象のバッファーを第1受信バッファー24から第2受信バッフ
ァー26へ切り替えた後、印刷制御部201は、設定ファイルSFをコピーしたデータを
所定の記憶領域に記憶する(ステップSF2)。ステップSF2の処理は、設定ファイル
SFを退避する処理に相当する。
次いで、印刷制御部201は、設定ファイルSFの画像設定情報をリセットする(ステ
ップSF3)。画像設定情報をリセットするとは、画像設定情報が有する設定項目のそれ
ぞれにセットされる設定値をデフォルト値とすることを意味する。
ァー26へ切り替えた後、印刷制御部201は、設定ファイルSFをコピーしたデータを
所定の記憶領域に記憶する(ステップSF2)。ステップSF2の処理は、設定ファイル
SFを退避する処理に相当する。
次いで、印刷制御部201は、設定ファイルSFの画像設定情報をリセットする(ステ
ップSF3)。画像設定情報をリセットするとは、画像設定情報が有する設定項目のそれ
ぞれにセットされる設定値をデフォルト値とすることを意味する。
次いで、印刷制御部201は、第2受信バッファー26に格納された注文伝票発行デー
タに含まれる制御コマンドのうち、先頭の制御コマンドである設定ファイル書換コマンド
を読み出す(ステップSF4)。
設定ファイル書換コマンドは、設定ファイルSFに記録された画像設定情報の書き換え
を実行させる制御コマンドである。画像設定情報の書き換えとは、画像設定情報が有する
設定項目のそれぞれに、所定の設定値をセットすることを意味する。設定ファイル書換コ
マンドには、画像設定情報の各設定項目と、各設定項目に設定する設定値とを示す情報が
含まれる。設定項目と、設定値との組み合わせを示す情報は、所定の手段により事前にタ
ブレット端末13に登録される。タブレット端末13は、注文伝票発行データを生成する
際、登録された情報に基づいて設定ファイル書換コマンドを生成する。
タに含まれる制御コマンドのうち、先頭の制御コマンドである設定ファイル書換コマンド
を読み出す(ステップSF4)。
設定ファイル書換コマンドは、設定ファイルSFに記録された画像設定情報の書き換え
を実行させる制御コマンドである。画像設定情報の書き換えとは、画像設定情報が有する
設定項目のそれぞれに、所定の設定値をセットすることを意味する。設定ファイル書換コ
マンドには、画像設定情報の各設定項目と、各設定項目に設定する設定値とを示す情報が
含まれる。設定項目と、設定値との組み合わせを示す情報は、所定の手段により事前にタ
ブレット端末13に登録される。タブレット端末13は、注文伝票発行データを生成する
際、登録された情報に基づいて設定ファイル書換コマンドを生成する。
次いで、印刷制御部201は、読み出した設定ファイル書換コマンドを実行し、設定フ
ァイルSFの画像設定情報を書き換える(ステップSF5)。
このように、本実施形態では、第1受信バッファー24から第2受信バッファー26へ
の処理対象の切り替え時に、設定ファイルSFの画像設定情報がリセットされる。その後
、第2受信バッファー26に格納された注文伝票発行データに含まれる設定ファイル書換
コマンドに基づいて、画像設定情報が書き換えられる。この構成のため、画像設定情報の
内容を、注文伝票に対応したものとすることができる。
さらに、本実施形態では、第1受信バッファー24から第2受信バッファー26へと処
理対象が切り替わる際に、設定ファイルSFに記録された設定情報のうち、動作設定情報
はリセットされず、また、設定ファイル書換コマンドによって書き換えられない。これは
以下の理由による。すなわち、動作設定情報は、上述したように、印刷濃度や、印刷速度
等の印刷装置11が印刷に係る処理を実行するときの動作に影響を与える設定情報である
。このため、動作設定情報は、レシートを発行したときの印刷結果がフィードバックされ
た上で、印刷装置11の個体差、飲食店Tで行われる業務の実態等を踏まえ、適宜、設定
されるものと想定される。従って、動作設定情報は、発行する紙片の種類に応じて変更せ
ず、発行する紙片の種類にかかわらず同一の情報を利用する方が適切だからである。
なお、設定ファイル書換コマンドに、動作設定情報の書き換えを指示する制御コマンド
が含まれている場合、印刷制御部201は、当該制御コマンドを実行せずに読み捨てる。
これにより、処理対象のバッファーの切り替え時に動作設定情報が書き換えられることが
防止される。
ァイルSFの画像設定情報を書き換える(ステップSF5)。
このように、本実施形態では、第1受信バッファー24から第2受信バッファー26へ
の処理対象の切り替え時に、設定ファイルSFの画像設定情報がリセットされる。その後
、第2受信バッファー26に格納された注文伝票発行データに含まれる設定ファイル書換
コマンドに基づいて、画像設定情報が書き換えられる。この構成のため、画像設定情報の
内容を、注文伝票に対応したものとすることができる。
さらに、本実施形態では、第1受信バッファー24から第2受信バッファー26へと処
理対象が切り替わる際に、設定ファイルSFに記録された設定情報のうち、動作設定情報
はリセットされず、また、設定ファイル書換コマンドによって書き換えられない。これは
以下の理由による。すなわち、動作設定情報は、上述したように、印刷濃度や、印刷速度
等の印刷装置11が印刷に係る処理を実行するときの動作に影響を与える設定情報である
。このため、動作設定情報は、レシートを発行したときの印刷結果がフィードバックされ
た上で、印刷装置11の個体差、飲食店Tで行われる業務の実態等を踏まえ、適宜、設定
されるものと想定される。従って、動作設定情報は、発行する紙片の種類に応じて変更せ
ず、発行する紙片の種類にかかわらず同一の情報を利用する方が適切だからである。
なお、設定ファイル書換コマンドに、動作設定情報の書き換えを指示する制御コマンド
が含まれている場合、印刷制御部201は、当該制御コマンドを実行せずに読み捨てる。
これにより、処理対象のバッファーの切り替え時に動作設定情報が書き換えられることが
防止される。
画像設定情報の書き換え後、印刷制御部201は、設定ファイルSFを参照しつつ、第
2受信バッファー26に格納された注文伝票発行データに含まれる制御コマンドを、順次
、読み出して実行することにより、印刷部21を制御し、印刷部21に注文伝票を発行さ
せる(ステップSF6)。
上述したように、注文伝票発行データに含まれる制御コマンドのうち、最後の制御コマ
ンドは、カットコマンドである。こえを踏まえ、ステップSF6で、印刷制御部201は
、カットコマンドの実行が完了した場合に、1つの注文伝票の発行が完了したと判別する
。
2受信バッファー26に格納された注文伝票発行データに含まれる制御コマンドを、順次
、読み出して実行することにより、印刷部21を制御し、印刷部21に注文伝票を発行さ
せる(ステップSF6)。
上述したように、注文伝票発行データに含まれる制御コマンドのうち、最後の制御コマ
ンドは、カットコマンドである。こえを踏まえ、ステップSF6で、印刷制御部201は
、カットコマンドの実行が完了した場合に、1つの注文伝票の発行が完了したと判別する
。
次いで、印刷制御部201は、第2受信バッファー26に格納された注文伝票発行デー
タについて、全ての注文伝票発行データの読み出しが完了し、全ての注文伝票発行データ
に基づく処理(注文伝票の発行)が完了した状態か否かを判別する(ステップSF7)。
印刷制御部201は、ステップSF7の判別を、以下のようにして行う。すなわち、上
述したように、注文伝票発行データに含まれる制御コマンドのうち、最後の制御コマンド
はカットコマンドである。これを踏まえ、印刷制御部201は、最後に実行した制御コマ
ンドがカットコマンドであり、かつ、第2受信バッファー26に読み出しが行われていな
い制御コマンドがない場合、全ての注文伝票発行データに基づく処理が完了した状態であ
ると判別する。
タについて、全ての注文伝票発行データの読み出しが完了し、全ての注文伝票発行データ
に基づく処理(注文伝票の発行)が完了した状態か否かを判別する(ステップSF7)。
印刷制御部201は、ステップSF7の判別を、以下のようにして行う。すなわち、上
述したように、注文伝票発行データに含まれる制御コマンドのうち、最後の制御コマンド
はカットコマンドである。これを踏まえ、印刷制御部201は、最後に実行した制御コマ
ンドがカットコマンドであり、かつ、第2受信バッファー26に読み出しが行われていな
い制御コマンドがない場合、全ての注文伝票発行データに基づく処理が完了した状態であ
ると判別する。
全ての注文伝票発行データに基づく処理が完了した状態でない場合(ステップSF7:
NO)、印刷制御部201は、処理手順をステップSF4へ戻す。
一方、全ての注文伝票発行データに基づく処理が完了した状態である場合(ステップS
F7:YES)、印刷制御部201は、処理手順をステップSF8へ移行する。
ステップSF8において、印刷制御部201は、所定の記憶領域に記憶した設定ファイ
ルSFのコピーに基づいて、設定ファイルSFを上書きする(設定ファイルSFを復元す
る)。
このステップSF8の処理により、設定ファイルSFが、ステップSF1で処理対象が
第1受信バッファー24から第2受信バッファー26に切り替えられる直前のものへと復
元される。
設定ファイルSFの復元後、印刷制御部201は、処理対象とするバッファーを、第2
受信バッファー26から第1受信バッファー24へと切り替える(ステップSF9)。
NO)、印刷制御部201は、処理手順をステップSF4へ戻す。
一方、全ての注文伝票発行データに基づく処理が完了した状態である場合(ステップS
F7:YES)、印刷制御部201は、処理手順をステップSF8へ移行する。
ステップSF8において、印刷制御部201は、所定の記憶領域に記憶した設定ファイ
ルSFのコピーに基づいて、設定ファイルSFを上書きする(設定ファイルSFを復元す
る)。
このステップSF8の処理により、設定ファイルSFが、ステップSF1で処理対象が
第1受信バッファー24から第2受信バッファー26に切り替えられる直前のものへと復
元される。
設定ファイルSFの復元後、印刷制御部201は、処理対象とするバッファーを、第2
受信バッファー26から第1受信バッファー24へと切り替える(ステップSF9)。
図5に示すように、ステップSE3のバッファー切替処理の完了後、印刷制御部201
は、処理手順をステップSE1へ戻す。
は、処理手順をステップSE1へ戻す。
一方、ステップSE2において、全てのレシート発行データに基づく処理が完了した状
態でないと判別した場合(ステップSE2:NO)、印刷制御部201は、処理手順をス
テップSE4へ移行する。
ステップSE4において、印刷制御部201は、設定ファイルSFを参照し、第1受信
バッファー24に格納されたレシート発行データに格納されたレシート発行データに含ま
れる制御コマンドを、順次、読み出して実行することにより、印刷部21を制御し、印刷
部21にレシートを発行させる。
上述したように、レシート発行データに含まれる制御コマンドのうち、最後の制御コマ
ンドは、カットコマンドである。こえを踏まえ、ステップSE4で、印刷制御部201は
、カットコマンドの実行が完了した場合に、1つのレシートの発行が完了したと判別する
。
態でないと判別した場合(ステップSE2:NO)、印刷制御部201は、処理手順をス
テップSE4へ移行する。
ステップSE4において、印刷制御部201は、設定ファイルSFを参照し、第1受信
バッファー24に格納されたレシート発行データに格納されたレシート発行データに含ま
れる制御コマンドを、順次、読み出して実行することにより、印刷部21を制御し、印刷
部21にレシートを発行させる。
上述したように、レシート発行データに含まれる制御コマンドのうち、最後の制御コマ
ンドは、カットコマンドである。こえを踏まえ、ステップSE4で、印刷制御部201は
、カットコマンドの実行が完了した場合に、1つのレシートの発行が完了したと判別する
。
次いで、印刷制御部201は、第1受信バッファー24に格納されたレシート発行デー
タについて、全てのレシート発行データの読み出しが完了し、全てのレシート発行データ
に基づく処理(レシートの発行)が完了した状態か否かを判別する(ステップSF5)。
印刷制御部201は、ステップSE5の判別を、以下のようにして行う。すなわち、上
述したように、レシート発行データに含まれる制御コマンドのうち、最後の制御コマンド
はカットコマンドである。これを踏まえ、印刷制御部201は、最後に実行した制御コマ
ンドがカットコマンドであり、かつ、第1受信バッファー24に読み出しが行われていな
い制御コマンドがない場合、全ての注文伝票発行データに基づく処理が完了した状態であ
ると判別する。
タについて、全てのレシート発行データの読み出しが完了し、全てのレシート発行データ
に基づく処理(レシートの発行)が完了した状態か否かを判別する(ステップSF5)。
印刷制御部201は、ステップSE5の判別を、以下のようにして行う。すなわち、上
述したように、レシート発行データに含まれる制御コマンドのうち、最後の制御コマンド
はカットコマンドである。これを踏まえ、印刷制御部201は、最後に実行した制御コマ
ンドがカットコマンドであり、かつ、第1受信バッファー24に読み出しが行われていな
い制御コマンドがない場合、全ての注文伝票発行データに基づく処理が完了した状態であ
ると判別する。
全てのレシート発行データに基づく処理が完了した状態ではない場合(ステップSE5
:NO)、印刷制御部201は、処理手順をステップSE4へ戻す。
一方、全てのレシート発行データに基づく処理が完了した状態である場合(ステップS
E5:YES)、印刷制御部201は、処理手順をステップSE3へ移行し、上述したバ
ッファー切替処理を実行する。
:NO)、印刷制御部201は、処理手順をステップSE4へ戻す。
一方、全てのレシート発行データに基づく処理が完了した状態である場合(ステップS
E5:YES)、印刷制御部201は、処理手順をステップSE3へ移行し、上述したバ
ッファー切替処理を実行する。
以上のように、本実施形態では、POS端末10から印刷装置11に送信するデータ(
レシート発行データ)が変更されることなく、印刷装置11は、図5のフローチャートで
説明した処理を実行する。このため、POS端末10に対する改変(例えば、インストー
ルされたPOSアプリケーションのプログラム修正や、プリンタードライバーのプログラ
ム修正等)が必要ない。
また、印刷装置11の印刷制御部201は、タブレット端末13から注文伝票発行デー
タを受信した場合、POS端末10から受信したレシート発行データに基づく処理が完了
した場合に、処理対象を第1受信バッファー24から第2受信バッファー26へ切り替え
る。次いで、印刷制御部201は、注文伝票発行データに基づく注文伝票の発行を実行す
る。注文伝票の発行後は、印刷制御部201は、処理対象を第2受信バッファー26から
第1受信バッファー24へ切り替える。このため、POS端末10の制御による印刷装置
11のレシートの発行が正常に行われる状態を維持した上で、タブレット端末13の制御
による印刷装置11の注文伝票の発行を行うことができる。
また、印刷制御部201は、第1受信バッファー24から第2受信バッファー26に処
理対象を切り替えるときに設定ファイルSFを退避し、第2受信バッファー26から第1
受信バッファー24に処理対象を切り替えるときに設定ファイルSFを復元する。また、
印刷制御部201は、第2受信バッファー26に格納された注文伝票発行データに基づく
処理を実行する場合は、当該データに含まれる設定ファイル書換コマンドに基づいて、設
定ファイルSFの内容を書き換えた後に実行する。このため、印刷制御部201は、レシ
ートを発行するときはレシートのレイアウトに対応した印刷を、また、注文伝票を発行す
るときは注文伝票のレイアウトに対応した印刷を実行できる。
また、本実施形態では、通信インターフェース(USBインターフェース23、無線通
信インターフェース25)ごとに、処理プログラムを用意するのではなく、同一の処理プ
ログラムで動作する印刷制御部201が、各通信インターフェースを介して受信したデー
タに基づく処理を実行する。このため、通信インターフェースごとに処理プログラムを用
意する必要がなく、記憶資源、計算資源の有効活用を実現できる。また、本実施形態では
、通信インターフェースごとに設定ファイルSFを記憶する構成ではなく、1つの設定フ
ァイルSFを必要に応じて切り替えて、使用する構成である。このため、記憶資源の有効
活用を実現できる。
レシート発行データ)が変更されることなく、印刷装置11は、図5のフローチャートで
説明した処理を実行する。このため、POS端末10に対する改変(例えば、インストー
ルされたPOSアプリケーションのプログラム修正や、プリンタードライバーのプログラ
ム修正等)が必要ない。
また、印刷装置11の印刷制御部201は、タブレット端末13から注文伝票発行デー
タを受信した場合、POS端末10から受信したレシート発行データに基づく処理が完了
した場合に、処理対象を第1受信バッファー24から第2受信バッファー26へ切り替え
る。次いで、印刷制御部201は、注文伝票発行データに基づく注文伝票の発行を実行す
る。注文伝票の発行後は、印刷制御部201は、処理対象を第2受信バッファー26から
第1受信バッファー24へ切り替える。このため、POS端末10の制御による印刷装置
11のレシートの発行が正常に行われる状態を維持した上で、タブレット端末13の制御
による印刷装置11の注文伝票の発行を行うことができる。
また、印刷制御部201は、第1受信バッファー24から第2受信バッファー26に処
理対象を切り替えるときに設定ファイルSFを退避し、第2受信バッファー26から第1
受信バッファー24に処理対象を切り替えるときに設定ファイルSFを復元する。また、
印刷制御部201は、第2受信バッファー26に格納された注文伝票発行データに基づく
処理を実行する場合は、当該データに含まれる設定ファイル書換コマンドに基づいて、設
定ファイルSFの内容を書き換えた後に実行する。このため、印刷制御部201は、レシ
ートを発行するときはレシートのレイアウトに対応した印刷を、また、注文伝票を発行す
るときは注文伝票のレイアウトに対応した印刷を実行できる。
また、本実施形態では、通信インターフェース(USBインターフェース23、無線通
信インターフェース25)ごとに、処理プログラムを用意するのではなく、同一の処理プ
ログラムで動作する印刷制御部201が、各通信インターフェースを介して受信したデー
タに基づく処理を実行する。このため、通信インターフェースごとに処理プログラムを用
意する必要がなく、記憶資源、計算資源の有効活用を実現できる。また、本実施形態では
、通信インターフェースごとに設定ファイルSFを記憶する構成ではなく、1つの設定フ
ァイルSFを必要に応じて切り替えて、使用する構成である。このため、記憶資源の有効
活用を実現できる。
次に、第1即時実行コマンド管理部202、及び、第2即時実行コマンド管理部203
の機能、及び、機能に基づく処理について説明する。
図7は、第1即時実行コマンド管理部202の動作を示すフローチャートである。
図7に示すように、第1即時実行コマンド管理部202は、第1受信バッファー24に
即時実行コマンドが格納されたか否かを監視する(ステップSG1)。
即時実行コマンドは、特定の処理を即時に実行することを指示する制御コマンドである
。後に明らかとなるとおり、第1受信バッファー24に即時実行コマンドが格納された場
合、第1即時実行コマンド管理部202により、即時実行コマンドが即時に読みだされ、
当該コマンドに基づく処理が実行される。
即時実行コマンドとしては、例えば、ステータスの応答を要求するステータス要求コマ
ンドや、第1受信バッファー24のクリアーを指示するバッファークリアーコマンド、キ
ャッシュドロアーKSの開動作を指示するドロアーオープンコマンド等がある。ステータ
スとは、例えば、印刷装置11のカバーの状態や、印刷部21のエラーの状態等である。
また、本実施形態では、即時実行コマンドとして、中断処理実行指示コマンドがある。
中断処理実行指示コマンドについては、後述する。
即時実行コマンドは、即時実行コマンドの専用の命令コードを有する。ステップSG1
において、第1即時実行コマンド管理部202は、第1受信バッファー24の状態を監視
し、第1受信バッファー24に新たに制御データが格納されたか否かを監視する。そして
、第1受信バッファー24に新たに制御データが格納された場合、当該制御データの命令
コードを参照して、当該制御データが即時実行コマンドであるか否かを判別する。
の機能、及び、機能に基づく処理について説明する。
図7は、第1即時実行コマンド管理部202の動作を示すフローチャートである。
図7に示すように、第1即時実行コマンド管理部202は、第1受信バッファー24に
即時実行コマンドが格納されたか否かを監視する(ステップSG1)。
即時実行コマンドは、特定の処理を即時に実行することを指示する制御コマンドである
。後に明らかとなるとおり、第1受信バッファー24に即時実行コマンドが格納された場
合、第1即時実行コマンド管理部202により、即時実行コマンドが即時に読みだされ、
当該コマンドに基づく処理が実行される。
即時実行コマンドとしては、例えば、ステータスの応答を要求するステータス要求コマ
ンドや、第1受信バッファー24のクリアーを指示するバッファークリアーコマンド、キ
ャッシュドロアーKSの開動作を指示するドロアーオープンコマンド等がある。ステータ
スとは、例えば、印刷装置11のカバーの状態や、印刷部21のエラーの状態等である。
また、本実施形態では、即時実行コマンドとして、中断処理実行指示コマンドがある。
中断処理実行指示コマンドについては、後述する。
即時実行コマンドは、即時実行コマンドの専用の命令コードを有する。ステップSG1
において、第1即時実行コマンド管理部202は、第1受信バッファー24の状態を監視
し、第1受信バッファー24に新たに制御データが格納されたか否かを監視する。そして
、第1受信バッファー24に新たに制御データが格納された場合、当該制御データの命令
コードを参照して、当該制御データが即時実行コマンドであるか否かを判別する。
第1受信バッファー24に即時実行コマンドが格納された場合(ステップSG1:YE
S)、第1即時実行コマンド管理部202は、第1受信バッファー24から即時実行コマ
ンドを読み出し、当該コマンドに基づく処理を実行する(ステップSG2)。例えば、即
時実行コマンドが、上述したステータス応答要求コマンドの場合、第1即時実行コマンド
管理部202は、以下の処理を実行する。第1即時実行コマンド管理部202は、図示し
ないセンサーの検出値等に基づいて、必要なステータスを取得し、ステータスを表す所定
のフォーマットのデータを生成し、USBインターフェース23を制御して、生成したデ
ータを送信する。ステップSG2の処理により、処理対象のバッファーが、第1受信バッ
ファー24と第2受信バッファー26とのいずれであるかにかかわらず、第1受信バッフ
ァー24に即時実行コマンドが格納された場合、当該コマンドに基づく処理が即時に実行
される。
S)、第1即時実行コマンド管理部202は、第1受信バッファー24から即時実行コマ
ンドを読み出し、当該コマンドに基づく処理を実行する(ステップSG2)。例えば、即
時実行コマンドが、上述したステータス応答要求コマンドの場合、第1即時実行コマンド
管理部202は、以下の処理を実行する。第1即時実行コマンド管理部202は、図示し
ないセンサーの検出値等に基づいて、必要なステータスを取得し、ステータスを表す所定
のフォーマットのデータを生成し、USBインターフェース23を制御して、生成したデ
ータを送信する。ステップSG2の処理により、処理対象のバッファーが、第1受信バッ
ファー24と第2受信バッファー26とのいずれであるかにかかわらず、第1受信バッフ
ァー24に即時実行コマンドが格納された場合、当該コマンドに基づく処理が即時に実行
される。
即時実行コマンドに基づく処理の実行後、第1即時実行コマンド管理部202は、第1
受信バッファー24から、実行が完了した即時実行コマンドを削除し(ステップSG3)
、処理手順をステップSG1へ戻す。
受信バッファー24から、実行が完了した即時実行コマンドを削除し(ステップSG3)
、処理手順をステップSG1へ戻す。
以上、第1即時実行コマンド管理部202の処理について説明したが、第2即時実行コ
マンド管理部203も、図7のフローチャートで説明した処理と同様の処理を実行する。
これにより、処理対象のバッファーが、第1受信バッファー24と第2受信バッファー2
6とのいずれであるかにかかわらず、第2受信バッファー26に即時実行コマンドが格納
された場合、当該コマンドに基づく処理が即時に実行される。
マンド管理部203も、図7のフローチャートで説明した処理と同様の処理を実行する。
これにより、処理対象のバッファーが、第1受信バッファー24と第2受信バッファー2
6とのいずれであるかにかかわらず、第2受信バッファー26に即時実行コマンドが格納
された場合、当該コマンドに基づく処理が即時に実行される。
次に、上述した中断処理実行指示コマンド、及び、中断処理実行指示コマンドに関連す
る印刷装置11の動作について説明する。上述したように、中断処理実行指示コマンドは
、即時実行コマンドの1つである。
る印刷装置11の動作について説明する。上述したように、中断処理実行指示コマンドは
、即時実行コマンドの1つである。
ここで、タブレット端末13は、ユーザー(本例では、ホール担当者)から指示があっ
た場合、印刷装置11に中断処理実行指示コマンドを送信する機能を有する。ユーザーは
、タブレット端末制御部40によりタッチパネル41に表示されるユーザーインターフェ
ースに所定の入力を行うことにより、中断処理実行指示コマンドの送信を指示できる。
中断処理実行指示コマンドは、印刷装置11に、POS端末10から受信したデータに
基づく処理を中断させて、処理対象を第1受信バッファー24から第2受信バッファー2
6に切り替えさせることを指示する即時実行コマンドである。
ユーザーは、例えば、印刷装置11が、複数枚のレシートを連続して印刷している途中
で、印刷装置11に注文伝票を発行させたい場合に、中断処理実行指示コマンドの送信を
指示する。
た場合、印刷装置11に中断処理実行指示コマンドを送信する機能を有する。ユーザーは
、タブレット端末制御部40によりタッチパネル41に表示されるユーザーインターフェ
ースに所定の入力を行うことにより、中断処理実行指示コマンドの送信を指示できる。
中断処理実行指示コマンドは、印刷装置11に、POS端末10から受信したデータに
基づく処理を中断させて、処理対象を第1受信バッファー24から第2受信バッファー2
6に切り替えさせることを指示する即時実行コマンドである。
ユーザーは、例えば、印刷装置11が、複数枚のレシートを連続して印刷している途中
で、印刷装置11に注文伝票を発行させたい場合に、中断処理実行指示コマンドの送信を
指示する。
ここで、POS端末10から受信したデータに基づく処理を中断する場合、以下の課題
がある。すなわち、1のレシートの発行に係るレシート発行データの実行中に、処理を中
断した場合、当該1のレシートの発行が正常に完了しないという課題である。レシートは
、顧客に引き渡すものであるので、1のレシート発行データを受信した場合、当該1のレ
シート発行データに含まれる制御コマンドの実行を中断することなく連続して実行し、当
該1のレシート発行データに基づくレシートの発行を完了させる必要がある。
このことに基づき、印刷装置11は、以下の処理を実行する。
がある。すなわち、1のレシートの発行に係るレシート発行データの実行中に、処理を中
断した場合、当該1のレシートの発行が正常に完了しないという課題である。レシートは
、顧客に引き渡すものであるので、1のレシート発行データを受信した場合、当該1のレ
シート発行データに含まれる制御コマンドの実行を中断することなく連続して実行し、当
該1のレシート発行データに基づくレシートの発行を完了させる必要がある。
このことに基づき、印刷装置11は、以下の処理を実行する。
図8は、中断処理実行指示コマンドを受信した場合の印刷装置11の動作を示すフロー
チャートである。
なお、図8のフローチャートの開始時点では、処理対象のバッファーは、第1受信バッ
ファー24である。
図8に示すように、印刷装置11の制御部20の第2即時実行コマンド管理部203は
、第2受信バッファー26に中断処理実行指示コマンドが格納されたか否かを監視する(
ステップSH1)。中断処理実行指示コマンドは、専用の命令コードを有する。ステップ
SH1において、第2即時実行コマンド管理部203は、第2受信バッファー26に新た
に制御データが格納された場合、当該制御データの命令コードを参照して、当該制御デー
タが中断処理実行指示コマンドであるか否かを判別する。
チャートである。
なお、図8のフローチャートの開始時点では、処理対象のバッファーは、第1受信バッ
ファー24である。
図8に示すように、印刷装置11の制御部20の第2即時実行コマンド管理部203は
、第2受信バッファー26に中断処理実行指示コマンドが格納されたか否かを監視する(
ステップSH1)。中断処理実行指示コマンドは、専用の命令コードを有する。ステップ
SH1において、第2即時実行コマンド管理部203は、第2受信バッファー26に新た
に制御データが格納された場合、当該制御データの命令コードを参照して、当該制御デー
タが中断処理実行指示コマンドであるか否かを判別する。
中断処理実行指示コマンドが第2受信バッファー26に格納された場合(ステップSH
1:YES)、第2即時実行コマンド管理部203は、そのことを印刷制御部201に通
知する(ステップSH2)。
1:YES)、第2即時実行コマンド管理部203は、そのことを印刷制御部201に通
知する(ステップSH2)。
第2即時実行コマンド管理部203から、中断処理実行指示コマンドが第2受信バッフ
ァー26に格納された旨の通知を受けた印刷制御部201は、以下の処理を実行する。
すなわち、印刷制御部201は、全てのレシート発行データの読み出しが完了し、全て
のレシート発行データに基づく処理が完了した状態か否かを判別する(ステップSH3)
。
全てのレシート発行データに基づく処理が完了した状態である場合(ステップSH3:
YES)、印刷制御部201は、上述したバッファー切替処理を実行する(ステップSH
4)。
ステップSH4の処理により、処理対象のバッファーが第1受信バッファー24から第
2受信バッファー26へと切り替えられ、第2受信バッファー26に格納されたデータに
基づく処理が実行される。第2受信バッファー26に格納されたデータに基づく処理の実
行が完了した後、処理対象のバッファーが第2受信バッファー26から第1受信バッファ
ー24へと切り替えられる。
ァー26に格納された旨の通知を受けた印刷制御部201は、以下の処理を実行する。
すなわち、印刷制御部201は、全てのレシート発行データの読み出しが完了し、全て
のレシート発行データに基づく処理が完了した状態か否かを判別する(ステップSH3)
。
全てのレシート発行データに基づく処理が完了した状態である場合(ステップSH3:
YES)、印刷制御部201は、上述したバッファー切替処理を実行する(ステップSH
4)。
ステップSH4の処理により、処理対象のバッファーが第1受信バッファー24から第
2受信バッファー26へと切り替えられ、第2受信バッファー26に格納されたデータに
基づく処理が実行される。第2受信バッファー26に格納されたデータに基づく処理の実
行が完了した後、処理対象のバッファーが第2受信バッファー26から第1受信バッファ
ー24へと切り替えられる。
一方、全てのレシート発行データに基づく処理が完了した状態ではない場合(ステップ
SH3:NO)、換言すれば、第1受信バッファー24に格納されたデータに基づく印刷
部21の制御を実行中の場合、印刷制御部201は、以下の処理を実行する。
印刷制御部201は、第1受信バッファー24に格納された制御コマンドを、順次、読
み出して実行しつつ、カットコマンドの読み出し、及び、実行が完了したか否かを監視す
る(ステップSH5)。
SH3:NO)、換言すれば、第1受信バッファー24に格納されたデータに基づく印刷
部21の制御を実行中の場合、印刷制御部201は、以下の処理を実行する。
印刷制御部201は、第1受信バッファー24に格納された制御コマンドを、順次、読
み出して実行しつつ、カットコマンドの読み出し、及び、実行が完了したか否かを監視す
る(ステップSH5)。
図9は、ステップSH5の処理を説明するため、第1受信バッファー24に格納された
制御データ(レシート発行データ)を、説明に適した態様で模式的に示す図である。
図9は、第1受信バッファー24に、第1レシート発行データRD1、第2レシート発
行データRD2、及び、第3レシート発行データRD3の3つのレシート発行データが格
納された様子を示す。第1レシート発行データRD1が1番目に印刷制御部201による
読み出し対象となるレシート発行データであり、第2レシート発行データRD2が2番目
の読み出し対象であり、第3レシート発行データRD3が3番目の読み出し対象である。
図9において、第1レシート発行データRD1に含まれる制御コマンドSC1の実行中
に、中断処理実行指示コマンドが第2受信バッファー26に格納され、ステップSH2で
通知を受けた印刷制御部201は、ステップSH5において、以下の処理を実行する。
すなわち、印刷制御部201は、第1レシート発行データRD1に含まれる制御コマン
ドSC1以下の制御コマンドを、順次、読み出して実行しつつ、カットコマンドの読み出
し及び実行が完了したか否かを監視する。そして、第1レシート発行データRD1に含ま
れるカットコマンドCC1の読み出し及び実行が完了した場合、カットコマンドの読み出
し及び実行が完了したと判別する。この結果、第2レシート発行データRD2、及び、第
3レシート発行データRD3の読み出し及び実行が行われることなく、処理手順がステッ
プSH6へ移行する。
制御データ(レシート発行データ)を、説明に適した態様で模式的に示す図である。
図9は、第1受信バッファー24に、第1レシート発行データRD1、第2レシート発
行データRD2、及び、第3レシート発行データRD3の3つのレシート発行データが格
納された様子を示す。第1レシート発行データRD1が1番目に印刷制御部201による
読み出し対象となるレシート発行データであり、第2レシート発行データRD2が2番目
の読み出し対象であり、第3レシート発行データRD3が3番目の読み出し対象である。
図9において、第1レシート発行データRD1に含まれる制御コマンドSC1の実行中
に、中断処理実行指示コマンドが第2受信バッファー26に格納され、ステップSH2で
通知を受けた印刷制御部201は、ステップSH5において、以下の処理を実行する。
すなわち、印刷制御部201は、第1レシート発行データRD1に含まれる制御コマン
ドSC1以下の制御コマンドを、順次、読み出して実行しつつ、カットコマンドの読み出
し及び実行が完了したか否かを監視する。そして、第1レシート発行データRD1に含ま
れるカットコマンドCC1の読み出し及び実行が完了した場合、カットコマンドの読み出
し及び実行が完了したと判別する。この結果、第2レシート発行データRD2、及び、第
3レシート発行データRD3の読み出し及び実行が行われることなく、処理手順がステッ
プSH6へ移行する。
カットコマンドの読み出し及び実行が完了した場合(ステップSH5:YES)、印刷
制御部201は、中断処理を実行する(ステップSH6)。中断処理とは、第1受信バッ
ファー24に格納されたデータの読み出し及び実行を中断する処理である。ステップSH
6の中断処理において、印刷制御部201は、第1受信バッファー24に、読み出しが行
われていないデータがある状態であっても、データの読み出しを中断する。
中断処理の実行後、印刷制御部201は、処理手順をステップSH4へ移行し、上述し
たバッファー切替処理を実行する。
制御部201は、中断処理を実行する(ステップSH6)。中断処理とは、第1受信バッ
ファー24に格納されたデータの読み出し及び実行を中断する処理である。ステップSH
6の中断処理において、印刷制御部201は、第1受信バッファー24に、読み出しが行
われていないデータがある状態であっても、データの読み出しを中断する。
中断処理の実行後、印刷制御部201は、処理手順をステップSH4へ移行し、上述し
たバッファー切替処理を実行する。
このように、印刷制御部201は、第1受信バッファー24に格納されたデータに基づ
く印刷部21の制御中に、中断処理実行指示コマンドを受信した場合、印刷部21の制御
を中断して、バッファー切替処理を実行する。上述したように、バッファー切替処理では
、第2受信バッファー26に格納されたデータに基づく処理が実行される。
そして、中断処理の実行に際し、印刷制御部201は、カットコマンドの読み出し及び
実行が完了した時点で、第1受信バッファー24に格納されたデータに基づく処理を中断
する。このため、以下の効果を奏する。すなわち、複数のレシート発行データが第1受信
バッファー24に格納されている場合、実行中のレシート発行データに基づく処理が完了
した時点で、処理対象を第1受信バッファー24から第2受信バッファー26へと切り替
えることができる。このため、中断処理実行指示コマンドを受信したタイミングと、バッ
ファーの切り替えが行われるタイミングとの間のタイムラグを短くできる。例えば、図9
に示すように、第1レシート発行データRD1に含まれる制御コマンドSC1の実行中に
、中断処理実行指示コマンドを受信した場合、印刷制御部201は、第1レシート発行デ
ータRD1に基づく処理が完了した後にバッファーの切り替えを実行する。このため、第
1受信バッファー24に既に格納された第2レシート発行データRD2、及び、第3レシ
ート発行データRD3の実行が完了してからバッファーの切り替えを実行する場合と比較
して、上述したタイムラグを短くでき、より陣族にバッファーの切り替えを実行できる。
さらに、印刷制御部201は、カットコマンドの読み出し及び実行が完了したことをト
リガーとして、中断処理を実行する。このため、1つのレシートの発行を指示するレシー
ト発行データに含まれる一連の制御コマンドの連続した実行が完了した後、換言すれば、
発行中のレシートの発行が完了した後、中断処理が実行される。従って、中断処理の実行
に起因してレシートの発行が正常に完了しないことを防止できる。
く印刷部21の制御中に、中断処理実行指示コマンドを受信した場合、印刷部21の制御
を中断して、バッファー切替処理を実行する。上述したように、バッファー切替処理では
、第2受信バッファー26に格納されたデータに基づく処理が実行される。
そして、中断処理の実行に際し、印刷制御部201は、カットコマンドの読み出し及び
実行が完了した時点で、第1受信バッファー24に格納されたデータに基づく処理を中断
する。このため、以下の効果を奏する。すなわち、複数のレシート発行データが第1受信
バッファー24に格納されている場合、実行中のレシート発行データに基づく処理が完了
した時点で、処理対象を第1受信バッファー24から第2受信バッファー26へと切り替
えることができる。このため、中断処理実行指示コマンドを受信したタイミングと、バッ
ファーの切り替えが行われるタイミングとの間のタイムラグを短くできる。例えば、図9
に示すように、第1レシート発行データRD1に含まれる制御コマンドSC1の実行中に
、中断処理実行指示コマンドを受信した場合、印刷制御部201は、第1レシート発行デ
ータRD1に基づく処理が完了した後にバッファーの切り替えを実行する。このため、第
1受信バッファー24に既に格納された第2レシート発行データRD2、及び、第3レシ
ート発行データRD3の実行が完了してからバッファーの切り替えを実行する場合と比較
して、上述したタイムラグを短くでき、より陣族にバッファーの切り替えを実行できる。
さらに、印刷制御部201は、カットコマンドの読み出し及び実行が完了したことをト
リガーとして、中断処理を実行する。このため、1つのレシートの発行を指示するレシー
ト発行データに含まれる一連の制御コマンドの連続した実行が完了した後、換言すれば、
発行中のレシートの発行が完了した後、中断処理が実行される。従って、中断処理の実行
に起因してレシートの発行が正常に完了しないことを防止できる。
以上説明したように、本実施形態に係る印刷装置11は、ロール紙(記録媒体)に印刷
する印刷部21と、データを受信するUSBインターフェース23(第1受信部)、US
Bインターフェース23で受信したデータを格納する第1受信バッファー24と、データ
を受信する無線通信インターフェース25(第2受信部)と、無線通信インターフェース
25で受信したデータを格納する第2受信バッファー26と、処理対象を第1受信バッフ
ァー24、及び、第2受信バッファー26のいずれかに切り替え、処理対象としたバッフ
ァーに格納されたデータに基づいて印刷部21を制御する印刷制御部201と、を備える
。
印刷制御部201は、第1受信バッファー24に格納されたデータに基づく印刷部21
の制御を実行中、第2受信バッファー26にデータが格納された場合、所定の条件が成立
したときに第1受信バッファー24に格納されたデータに基づく印刷部21の制御を中断
する中断処理を実行し、処理対象を第2受信バッファー26に切り替え、第2受信バッフ
ァー26に格納されたデータに基づく印刷部21の制御を行う。
この構成によれば、印刷装置11は、第1受信バッファー24に格納されたデータに基
づく処理の実行中に、第2受信バッファー26に格納されたデータに基づく処理を実行で
きる。すなわち、印刷装置11は、複数のインターフェース(受信部)を備える構成に対
応する処理を行うことができる。
する印刷部21と、データを受信するUSBインターフェース23(第1受信部)、US
Bインターフェース23で受信したデータを格納する第1受信バッファー24と、データ
を受信する無線通信インターフェース25(第2受信部)と、無線通信インターフェース
25で受信したデータを格納する第2受信バッファー26と、処理対象を第1受信バッフ
ァー24、及び、第2受信バッファー26のいずれかに切り替え、処理対象としたバッフ
ァーに格納されたデータに基づいて印刷部21を制御する印刷制御部201と、を備える
。
印刷制御部201は、第1受信バッファー24に格納されたデータに基づく印刷部21
の制御を実行中、第2受信バッファー26にデータが格納された場合、所定の条件が成立
したときに第1受信バッファー24に格納されたデータに基づく印刷部21の制御を中断
する中断処理を実行し、処理対象を第2受信バッファー26に切り替え、第2受信バッフ
ァー26に格納されたデータに基づく印刷部21の制御を行う。
この構成によれば、印刷装置11は、第1受信バッファー24に格納されたデータに基
づく処理の実行中に、第2受信バッファー26に格納されたデータに基づく処理を実行で
きる。すなわち、印刷装置11は、複数のインターフェース(受信部)を備える構成に対
応する処理を行うことができる。
また、本実施形態では、印刷装置11が受信するデータ(レシート発行データ、注文伝
票発行データ)は、複数のコマンドを含んで構成される。そして、印刷制御部201は、
カットコマンドに基づく印刷部21の制御が完了した場合に、中断処理を実行する。
この構成によれば、印刷装置11は、レシート発行データ、及び、注文伝票発行データ
に含まれる制御コマンドのうち最後の制御コマンドがカットコマンドであることを利用し
て、レシートの発行を制御に行ったうえで、中断処理を実行できる。
票発行データ)は、複数のコマンドを含んで構成される。そして、印刷制御部201は、
カットコマンドに基づく印刷部21の制御が完了した場合に、中断処理を実行する。
この構成によれば、印刷装置11は、レシート発行データ、及び、注文伝票発行データ
に含まれる制御コマンドのうち最後の制御コマンドがカットコマンドであることを利用し
て、レシートの発行を制御に行ったうえで、中断処理を実行できる。
また、本実施形態では、印刷制御部201は、第2受信バッファー26に、中断処理実
行指示コマンド(中断処理の実行を指示するコマンド)が格納された場合、中断処理を実
行する。
この構成によれば、ユーザーは、タブレット端末13から印刷装置11に中断処理実行
指示コマンドを送信させることにより、印刷装置11に中断処理を実行させて、タブレッ
ト端末13からのデータに基づく処理を実行させることができる。
行指示コマンド(中断処理の実行を指示するコマンド)が格納された場合、中断処理を実
行する。
この構成によれば、ユーザーは、タブレット端末13から印刷装置11に中断処理実行
指示コマンドを送信させることにより、印刷装置11に中断処理を実行させて、タブレッ
ト端末13からのデータに基づく処理を実行させることができる。
<第1の変形例>
次に、第1の変形例について説明する。
上述した実施形態では、印刷制御部201は、カットコマンドの読み出し及び実行が完
了したことをトリガーとして、中断処理を実行する。
一方で、第1の変形例では、印刷制御部201は、特定の画像の印刷を指示するコマン
ドの読み出し及び実行が完了したことをトリガーとして、中断処理を実行する。この場合
、印刷制御部201は、中断処理の実行時に、ロール紙を切断する処理を実行する。
この構成によれば、特定の画像が、連続してロール紙に印刷される画像の区切りとなっ
ており、当該特定の画像の印刷後にロール紙を切断したとしても、問題がない場合に、第
1受信バッファー24に格納されたデータに基づく処理を迅速に中断して、バッファーの
切り替えを実行できる。
次に、第1の変形例について説明する。
上述した実施形態では、印刷制御部201は、カットコマンドの読み出し及び実行が完
了したことをトリガーとして、中断処理を実行する。
一方で、第1の変形例では、印刷制御部201は、特定の画像の印刷を指示するコマン
ドの読み出し及び実行が完了したことをトリガーとして、中断処理を実行する。この場合
、印刷制御部201は、中断処理の実行時に、ロール紙を切断する処理を実行する。
この構成によれば、特定の画像が、連続してロール紙に印刷される画像の区切りとなっ
ており、当該特定の画像の印刷後にロール紙を切断したとしても、問題がない場合に、第
1受信バッファー24に格納されたデータに基づく処理を迅速に中断して、バッファーの
切り替えを実行できる。
<第2の変形例>
次に、第2の変形例について説明する。
上述した実施形態では、印刷装置11は、中断処理実行指示コマンドを受信した場合に
、中断処理を実行した。
一方、第2の変形例では、印刷制御部201は、印刷装置11に設けられた図示しない
操作スイッチが操作されたことをトリガーとして中断処理を実行する。
この構成によれば、ユーザーは、印刷装置11に設けられた操作スイッチを操作すると
いう簡易な作業を行うことにより、印刷装置11に中断処理を実行させることができる。
次に、第2の変形例について説明する。
上述した実施形態では、印刷装置11は、中断処理実行指示コマンドを受信した場合に
、中断処理を実行した。
一方、第2の変形例では、印刷制御部201は、印刷装置11に設けられた図示しない
操作スイッチが操作されたことをトリガーとして中断処理を実行する。
この構成によれば、ユーザーは、印刷装置11に設けられた操作スイッチを操作すると
いう簡易な作業を行うことにより、印刷装置11に中断処理を実行させることができる。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の
範囲内で任意に変形および応用が可能である。
上述した実施形態では、通信インターフェースは、USBインターフェース23と、無
線通信インターフェース25の2つであった。しかしながら、印刷装置11が備える通信
インターフェースの数は2つに限らず、3つ以上であってもよい。また、通信インターフ
ェースが対応する通信プロトコルも、USBや、Bluetoothに限らず、例えば、イーサネ
ット(登録商標)でもよく、RS232C等の所定のシリアル通信に係る規格でもよい。
また、上述した実施形態では、印刷装置11は、タブレット端末13からの要求に応じ
て、注文伝票を発行していたが、印刷装置11がPOS端末10以外の装置からの要求に
応じて発行する紙片は注文伝票に限らず、整理番号が印刷された紙片や、クーポン等でも
よい。
また、上述した実施形態では、印刷システム1が飲食店Tに適用された場合を例示した
が、印刷システム1が適用される施設は飲食店Tに限らない。
また、上述した実施形態では、処理対象のバッファーの切り替えに応じて、設定ファイ
ルSFに記録された設定情報のうち、画像設定情報が書き換えられる構成であったが、動
作設定情報も併せて書き換えられる構成であってもよい。
範囲内で任意に変形および応用が可能である。
上述した実施形態では、通信インターフェースは、USBインターフェース23と、無
線通信インターフェース25の2つであった。しかしながら、印刷装置11が備える通信
インターフェースの数は2つに限らず、3つ以上であってもよい。また、通信インターフ
ェースが対応する通信プロトコルも、USBや、Bluetoothに限らず、例えば、イーサネ
ット(登録商標)でもよく、RS232C等の所定のシリアル通信に係る規格でもよい。
また、上述した実施形態では、印刷装置11は、タブレット端末13からの要求に応じ
て、注文伝票を発行していたが、印刷装置11がPOS端末10以外の装置からの要求に
応じて発行する紙片は注文伝票に限らず、整理番号が印刷された紙片や、クーポン等でも
よい。
また、上述した実施形態では、印刷システム1が飲食店Tに適用された場合を例示した
が、印刷システム1が適用される施設は飲食店Tに限らない。
また、上述した実施形態では、処理対象のバッファーの切り替えに応じて、設定ファイ
ルSFに記録された設定情報のうち、画像設定情報が書き換えられる構成であったが、動
作設定情報も併せて書き換えられる構成であってもよい。
1…印刷システム、10…POS端末(制御装置)、13…タブレット端末(制御装置
)、11…印刷装置、21…印刷部、23…USBインターフェース(第1受信部)、2
4…第1受信バッファー、25…無線通信インターフェース(第2受信部)、26…第2
受信バッファー、201…印刷制御部。
)、11…印刷装置、21…印刷部、23…USBインターフェース(第1受信部)、2
4…第1受信バッファー、25…無線通信インターフェース(第2受信部)、26…第2
受信バッファー、201…印刷制御部。
Claims (7)
- 記録媒体に印刷を行う印刷部と、
データを受信する第1受信部と、
前記第1受信部で受信したデータを格納する第1受信バッファーと、
データを受信する第2受信部と、
前記第2受信部で受信したデータを格納する第2受信バッファーと、
処理対象を前記第1受信バッファー、及び、前記第2受信バッファーのいずれかに切り
替え、処理対象としたバッファーに格納されたデータに基づいて前記印刷部を制御する印
刷制御部と、を備え、
前記印刷制御部は、
前記第1受信バッファーに格納されたデータに基づく前記印刷部の制御を実行中、前記
第2受信バッファーにデータが格納された場合、
所定の条件が成立したときに前記第1受信バッファーに格納されたデータに基づく前記
印刷部の制御を中断する中断処理を実行し、処理対象を前記第2受信バッファーに切り替
え、前記第2受信バッファーに格納されたデータに基づく前記印刷部の制御を行う
ことを特徴とする印刷装置。 - データは、複数のコマンドを含んで構成され、
所定の条件は、特定のコマンドに基づく前記印刷部の制御が完了したことである
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - 前記印刷部は、前記記録媒体を切断する機能を有し、
特定のコマンドは、前記記録媒体の切断を指示するコマンドである
ことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。 - 特定のコマンドは、特定の画像の印刷を指示するコマンドである
ことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。 - 前記印刷制御部は、
前記第2受信バッファーに、前記中断処理の実行を指示するコマンドが格納された場合
、前記中断処理を実行することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の印刷
装置。 - 前記中断処理の実行を指示する操作スイッチを備え、
前記印刷制御部は、
前記操作スイッチが操作された場合、前記中断処理を実行することを特徴とする請求項
1乃至5のいずれか1項に記載の印刷装置。 - レシートを発行させるデータを送信するPOS端末と、
所定の情報が印刷された紙片を発行させるデータを送信する制御装置と、
記録媒体に印刷を行い、前記記録媒体を切断して前記レシート又は前記紙片を発行する
印刷部、前記POS端末からデータを受信する第1受信部、前記第1受信部で受信したデ
ータを格納する第1受信バッファー、前記制御装置からデータを受信する第2受信部、前
記第2受信部で受信したデータを格納する第2受信バッファー、及び、処理対象を前記第
1受信バッファーと前記第2受信バッファーとのいずれかに切り替え、処理対象としたバ
ッファーに格納されたデータに基づいて前記印刷部を制御し、また、前記第1受信バッフ
ァーに格納されたデータに基づく前記印刷部の制御を実行中、前記第2受信バッファーに
データが格納された場合、所定の条件が成立したときに前記第1受信バッファーに格納さ
れたデータに基づく前記印刷部の制御を中断する中断処理を実行し、処理対象を前記第2
受信バッファーに切り替え、前記第2受信バッファーに格納されたデータに基づく前記印
刷部の制御を行う印刷制御部を有する印刷装置と、
を備えることを特徴とする印刷システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014235323A JP2016097539A (ja) | 2014-11-20 | 2014-11-20 | 印刷装置、及び、印刷システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014235323A JP2016097539A (ja) | 2014-11-20 | 2014-11-20 | 印刷装置、及び、印刷システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016097539A true JP2016097539A (ja) | 2016-05-30 |
Family
ID=56075827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014235323A Pending JP2016097539A (ja) | 2014-11-20 | 2014-11-20 | 印刷装置、及び、印刷システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016097539A (ja) |
-
2014
- 2014-11-20 JP JP2014235323A patent/JP2016097539A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20160623 |