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JP2016097333A - 触媒コンバータ - Google Patents

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JP2016097333A JP2014234565A JP2014234565A JP2016097333A JP 2016097333 A JP2016097333 A JP 2016097333A JP 2014234565 A JP2014234565 A JP 2014234565A JP 2014234565 A JP2014234565 A JP 2014234565A JP 2016097333 A JP2016097333 A JP 2016097333A
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史朗 中嶋
Shiro Nakajima
史朗 中嶋
純子 武井
Junko Takei
純子 武井
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Marelli Corp
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Calsonic Kansei Corp
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Abstract

【課題】触媒担体が支持される部位の強度を十分に確保できる触媒コンバータを提供すること。【解決手段】筒状のケース15内に触媒担体10を支持するキャップ30を備える触媒コンバータ1であって、キャップ30は、ケース外筒20に結合されるケース側結合部32と、触媒担体10の外周に結合される担体側結合部31と、ケース側結合部32と担体側結合部31とにわたって断面が触媒担体10の中心線Oに傾斜して延びる傾斜部33と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の排気などを浄化する触媒コンバータに関する。
特許文献1には、触媒を担持するメタル担体(触媒担体)と、メタル担体の外周に環状の間隙を持って配置される外筒と、メタル担体を外筒に支持するリング状の弾性保持部材と、を備える触媒コンバータが開示されている。
上記弾性保持部材は、その断面がU字形に湾曲したリング状をしており、その外周端が外筒に結合され、その内周端がメタル担体に結合されている。
触媒コンバータの作動時に、メタル担体が径方向に熱膨張、熱収縮する動きは、弾性保持部材が弾性変形することによって吸収される。
特開平4−235717号公報
しかしながら、このような従来の触媒コンバータにあっては、剛性が低い網目構造のメタル担体(ラスメタル担体)が用いられる場合に、メタル担体の弾性保持部材が結合される部位の強度が不足し、メタル担体を外筒内の所定位置に支持することができなくなるという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、触媒担体が支持される部位の強度を十分に確保できる触媒コンバータを提供することを目的とする。
本発明のある態様によれば、筒状のケース内に環状の間隙を持って触媒担体を支持するキャップを備える触媒コンバータであって、キャップは、ケースに結合されるケース側結合部と、触媒担体の外周に結合される担体側結合部と、ケース側結合部と担体側結合部とにわたって断面が触媒担体の中心線に傾斜して延びる傾斜部と、を有することを特徴とする触媒コンバータが提供される。
上記態様によれば、触媒担体とケースとの間に生じる熱膨張差は、キャップの傾斜部がケース側結合部及び担体側結合部に対して撓む弾性変形をすることによって吸収される。これにより、触媒担体は、キャップの担体側結合部が結合される部位に生じる応力が低減され、キャップに支持される部位の強度を十分に維持して確保することができる。
本発明の第1実施形態に係る触媒コンバータを示す縦断面図である。 図1のII−II線に沿う触媒コンバータを示す横断面図である。 メタル担体を示す斜視図である。 触媒コンバータの一部を示す斜視図である。 触媒コンバータの一部を示す縦断面図である。 他の態様として触媒コンバータの一部を示す縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る触媒コンバータを示す縦断面図である。 本発明の第3実施形態に係る触媒コンバータを示す縦断面図である。 図8のIX−IX線に沿う触媒コンバータを示す横断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1〜図5に示すように、触媒コンバータ1は、触媒を担持する触媒担体10と、触媒担体10を収容する筒状のケース15と、を備える。ケース15は、内燃機関の排気管(図示省略)に介装され、排気を触媒担体10内を通過させるようになっている。
図中Oは、ケース15及び触媒担体10の中心線である。なお、「径方向」は触媒担体10の中心線Oを中心とする放射方向を意味し、「軸方向」は中心線Oが延在する方向を意味する。
触媒コンバータ1は、触媒担体10の表面に触媒を担持させる。触媒としては、例えば、白金、パラジウム、ロジウムなどが用いられる。これにより、触媒コンバータ1では、排気中の未燃焼成分や窒素酸化物などが、窒素、二酸化炭素、水などの無害な物質へと酸化、還元することが促され、排気が浄化される。
図3に示すように、触媒担体10(ラスメタル担体)は、網目状に形成された網目状金属箔(エキスパンドメタル)からなるメッシュ材11と、同じく網目状金属箔を波形形状に加工したメッシュ材12とを重ねて巻回して、略円筒状のハニカム形状に形成される。触媒担体10は、軸方向に延びるハニカム流路6を有し、排気が軸方向に流れるようになっている。
なお、触媒担体10は、上述した構成に限らず、網目を有さない薄板状に形成された金属箔によってハニカム形状に形成されるメタル担体であってもよい。
図1、図2に示すように、ケース15は、触媒担体10の外周に環状の間隙9を持って配置される円筒状のケース外筒20と、ケース外筒20の前後の開口端にそれぞれ接続される前後のケース流路筒16と、を備える。ケース外筒20及び各ケース流路筒16は、金属材によって形成される。
前後のケース流路筒16は、互いに同一形状をしている。ケース流路筒16は、排気管に接続される鍔状のフランジ部17と、ケース外筒20の外周に結合される環状の端部19と、フランジ部17と端部19との間で円錐筒状に延びる流路筒部18と、を有する。前のケース流路筒16(ディフユーザ)は、排気管から図1に矢印で示すように導かれる排気を触媒担体10に流入させる入口流路7を形成している。後のケース流路筒16は、触媒担体10から流出する排気を矢印で示すように排気管へと導く出口流路8を形成している。
触媒コンバータ1は、ケース15に触媒担体10の前後端部をそれぞれ支持する筒状のキャップ30を備える。前後のキャップ30は、互いに同一形状をしている。キャップ30は、金属材をプレス加工することによって筒状に形成される。
図4、図5に示すように、キャップ30は、ケース外筒20に結合されるケース側結合部32と、触媒担体10の外周に結合される担体側結合部31と、ケース側結合部32と担体側結合部31とにわたって断面が延びる傾斜部33(応力吸収部)と、を有する。キャップ30は、傾斜部33が担体側結合部31及びケース側結合部32に対して弾性変形することにより、ケース15に対する触媒担体10の熱膨張差を吸収するようになっている。
担体側結合部31は、径方向に延びる円盤状に形成される円盤部31Aと、軸方向に延びる円筒状に形成される円筒部31Bと、を有する。円盤部31Aは、触媒担体10の前後端10A、10Bに当接する。円筒部31Bは、触媒担体10の外周に溶接またはロー付けによって結合される。
ケース側結合部32は、軸方向に延びる円筒状に形成される。ケース側結合部32は、ケース外筒20の内周に溶接またはロー付けによって結合される。
傾斜部33は、その断面が中心線Oに傾斜して延びる円錐筒状に形成される。傾斜部33の断面は、直線状に延び、その一端が担体側結合部31の円筒部31Bから曲折し、その他端がケース側結合部32から曲折している。
キャップ30は、担体側結合部31、傾斜部33、及びケース側結合部32の板厚が略一定になるように形成される。
触媒コンバータ1は、ケース15と触媒担体10との間に介装される筒状の支持マット40を備える。支持マット40は、例えばセラミックスまたはグラスウールなどからなる断熱性を有する素材から構成される。触媒担体10は、支持マット40の内周に圧入され、支持マット40の弾性復元力によってケース外筒20に支持される。
次に、触媒コンバータ1の作用について説明する。
内燃機関の運転時、触媒コンバータ1では、前後のキャップ30及び支持マット40がケース外筒20と触媒担体10との間隙9を閉塞しているため、排気の全量が触媒担体10を通過するように導かれ、触媒担体10にて排気が浄化される。
触媒コンバータ1では、排気が浄化される際に生じる熱により、触媒担体10の温度が上昇し、触媒担体10がケース15に対して熱膨張する。このとき、キャップ30は、傾斜部33がケース側結合部32及び担体側結合部31に対して曲折する弾性変形をして、ケース15に対して触媒担体10に生じる軸方向及び径方向の熱膨張差を吸収する。これにより、触媒担体10の担体側結合部31が結合される部位に生じる応力が小さく抑えられ、網目構造の触媒担体10が損傷することが防止される。
支持マット40は、ケース15と触媒担体10との間を断熱することにより、外気に晒されるケース15により触媒担体10の温度が下がることを抑制して、触媒効率を高める。さらに、支持マット40がケース15から受ける衝撃、振動を吸収することにより、触媒担体10が損傷することが防止される。
なお、触媒コンバータ1は、上述した構成に限らず、支持マット40を廃止してもよい。この場合に、ケース外筒20と触媒担体10との間に設けられる空間によって断熱効果が得られる。
また、図6に示すように、触媒コンバータ1の態様として、キャップ30は、傾斜部33の板厚がケース側結合部32及び担体側結合部31の板厚に対して小さく形成される構成としてもよい。
この場合に、薄板状の傾斜部33が弾性変形することが促され、触媒担体10の担体側結合部31が結合される部位に生じる力がさらに小さく抑えられ、触媒担体10が損傷することが有効に防止される。
次に、第1実施形態の効果について説明する。
本実施形態のキャップ30は、ケース外筒20に結合されるケース側結合部32と、触媒担体10の外周に結合される担体側結合部31と、ケース側結合部32と担体側結合部31とにわたって断面が触媒担体10の中心線Oに傾斜して延びる傾斜部33と、を有する。
上記構成に基づき、キャップ30は、傾斜部33がケース側結合部32及び担体側結合部31に対して弾性変形することにより、ケース15に対する触媒担体10の熱膨張差を吸収する。これにより、触媒担体10は、担体側結合部31が結合される部位に生じる応力が低減され、キャップ30に支持される部位の強度を十分に維持して確保することができる。こうして、触媒コンバータ1では、触媒担体10が損傷することが防止され、支持マット40の面圧が低下しても、触媒担体10が所定位置に支持される。この結果、触媒コンバータ1では、排気の通気抵抗が増えることが防止されるとともに、排気が触媒担体10を迂回して流れることが防止されるため、排気の浄化性能が維持される。
また、本実施形態のキャップ30は、ケース外筒20と触媒担体10との間隙9を塞ぐ筒状に形成され、傾斜部33の板厚がケース側結合部32及び担体側結合部31の板厚に対して小さく形成される。
上記構成に基づき、キャップ30が排気を触媒担体10に導く機能を果たすため、ケース外筒20と触媒担体10との間隙9に介装される支持マット40を廃止して構造の簡素化を図ることができる。
また、本実施形態のキャップ30は、傾斜部33の板厚がケース側結合部32及び担体側結合部31の板厚に対して小さく形成される。
この場合に、薄板状の傾斜部33が弾性変形することにより、触媒担体10の担体側結合部31が結合される部位に生じる応力がさらに小さく抑えられ、触媒担体10が損傷することが有効に防止される。
<第2実施形態>
次に、図7を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。以下では、上記第1実施形態と異なる点を中心に説明し、上記第1実施形態の触媒コンバータ1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
上記第1実施形態に係る触媒コンバータ1は、キャップ30がケース15と別体で形成される。これに対して、第2実施形態に係る触媒コンバータ100は、キャップ130がケース115と一体的に形成される点が相違する。
ケース115は、触媒担体10の外周に環状の間隙9を持って配置される円筒状のケース外筒20と、ケース外筒20の前後の開口端にそれぞれ接続される前後のケース流路筒116と、を備える。
ケース流路筒116は、排気管に接続される鍔状のフランジ部117と、ケース外筒20及び触媒担体10の前後端に結合される筒状のキャップ130と、フランジ部117とキャップ130との間で円錐筒状に延びる流路筒部118と、を有する。
キャップ130は、ケース外筒20に結合されるケース側結合部132と、触媒担体10の外周に結合される担体側結合部131と、ケース側結合部132と担体側結合部131とにわたって断面が延びる傾斜部133と、を有する。
担体側結合部131は、径方向に延びる円盤状に形成される円盤部131Aと、軸方向に延びる円筒状に形成される円筒部131Bと、を有する。円盤部131Aは、触媒担体10の前後端10A、10Bに当接する。円筒部131Bは、触媒担体10の外周に溶接またはロー付けによって結合される。
ケース側結合部132は、軸方向に延びる円筒状に形成される。ケース側結合部132は、ケース外筒20の外周に溶接またはロー付けによって結合される。
傾斜部133は、その断面が中心線Oに傾斜して延びる円錐筒状に形成される。傾斜部133は、直線状に延び、その一端が担体側結合部131の円筒部131Bから曲折し、その他端がケース側結合部132から曲折している。
ケース流路筒116の流路筒部118は、担体側結合部131の円盤部131Aに連接して形成される。
次に、触媒コンバータ100の作用について説明する。
内燃機関の運転時、触媒コンバータ100では、ケース115の一部として形成される筒状のキャップ130がケース外筒20と触媒担体10との間を閉塞しているため、排気の全量が触媒担体10を通過するように導かれ、排気が浄化される。
排気が浄化される際に生じる熱によって触媒担体10の温度が上昇し、触媒担体10がケース115に対して熱膨張する。このとき、キャップ130は、傾斜部133がケース側結合部132及び担体側結合部131に対して曲折する弾性変形をして、ケース115に対して触媒担体10に生じる軸方向及び径方向の熱膨張差を吸収する。これにより、触媒担体10の担体側結合部131が結合される部位に生じる応力が小さく抑えられ、触媒担体10が損傷することが防止される。
また、触媒コンバータ100の態様として、キャップ130は、傾斜部133の板厚がケース側結合部132及び担体側結合部131の板厚に対して小さく形成される構成としてもよい。
次に、第2実施形態の効果について説明する。
本実施形態のキャップ130は、ケース115と一体に形成されるため、触媒コンバータ100を構成する部品数が削減され、構造に簡素化が図れる。
本実施形態のキャップ130は、筒状のキャップ130がケース115の触媒担体10に排気を導くケース流路筒116と一体に形成されるため、ケース流路筒116の形状が簡素化される。これにより、触媒コンバータ100は、排気を触媒担体10に円滑に導くことと、触媒担体10との熱膨張差を吸収することと、を両立することができる。
<第3実施形態>
次に、図8、図9を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。以下では、第1実施形態と異なる点を中心に説明し、第1実施形態の触媒コンバータ1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
第1実施形態に係る触媒コンバータ1は、触媒担体10のまわりに筒状のキャップ30が設けられる。これに対して、第3実施形態に係る触媒コンバータ200は、触媒担体10の複数(4個)に分割された梁状のキャップ230が設けられる点が相違する。
各キャップ230は、触媒担体10の中心線Oを中心とする放射状に配置され、触媒担体10の周方向について互いに一定の間隔を持つように配置される。
キャップ230は、帯状の金属板をプレス加工によりクランク状に折り曲げて形成される。キャップ230は、ケース外筒20に結合されるケース側結合部232と、触媒担体10の外周に結合される担体側結合部231と、ケース側結合部232と担体側結合部231とにわたって断面が延びる傾斜部233と、を有する。傾斜部233は、担体側結合部231とケース側結合部232とを結ぶ両持ち梁状に形成される。
担体側結合部231は、径方向に延びる端部231Aと、軸方向に延びる中程部231Bと、を有する。端部231Aは、触媒担体10の前後端10A、10Bに当接する。中程部231Bは、触媒担体10の外周に溶接またはロー付けによって結合される。
ケース側結合部232は、軸方向に延びる片状に形成される。ケース側結合部232は、ケース外筒20の内周に溶接またはロー付けによって結合される。
傾斜部233は、担体側結合部231とケース側結合部232とを結ぶ梁状に形成される。傾斜部233の断面は、直線状に延び、その一端が担体側結合部231の中程部231Bから曲折し、その他端がケース側結合部232から曲折している。
ケース15と触媒担体10との間には、支持マット40が介装される。
次に、触媒コンバータ200の作用について説明する。
内燃機関の運転時、触媒コンバータ200では、ケース外筒20と触媒担体10との間隙9は、支持マット40によって閉塞されているため、排気の全量が触媒担体10を通過するように導かれ、排気が浄化される。
排気が浄化される際に生じる熱によって触媒担体10の温度が上昇し、触媒担体10がケース15に対して熱膨張する。このとき、キャップ230は、傾斜部233が担体側結合部231及びケース側結合部232に対して弾性変形することにより、ケース15に対する触媒担体10の熱膨張差を吸収する。これにより、触媒担体10の担体側結合部231が結合される部位に生じる応力が小さく抑えられ、触媒担体10が損傷することが防止される。
次に、第3実施形態の効果について説明する。
本実施形態の触媒コンバータ200は、触媒担体10のまわりに配置される複数のキャップ230を備え、キャップ230の傾斜部233は担体側結合部231とケース側結合部232とを結ぶ梁状に形成される構成とした。
上記構成に基づき、キャップ230は、梁状の傾斜部233が撓む弾性変形をすることにより、触媒担体10の熱膨張に追従する追従性を高められる。これにより、触媒担体10の担体側結合部231が結合される部位に生じる応力が小さく抑えられ、触媒担体10が損傷することが有効に防止される。
梁状のキャップ230は、第1実施形態に係る筒状のキャップ30に比べて、触媒担体10のハニカム流路6の開口端を覆う面積が小さく抑えられる。これにより、触媒担体10は、キャップ230によって排気の流れが止められる部位が小さくなる。このため、触媒コンバータ200は、排気に与える流路抵抗が低減されるとともに、浄化性能を高められる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
1、100、200 触媒コンバータ
9 間隙
10 触媒担体
15、115 ケース
30、130、230 キャップ
31、131、231 担体側結合部
32、132、232 ケース側結合部
33、133、233 傾斜部

Claims (5)

  1. 筒状のケース内に環状の間隙を持って触媒担体を支持するキャップを備える触媒コンバータであって、
    前記キャップは、
    前記ケースに結合されるケース側結合部と、
    前記触媒担体の外周に結合される担体側結合部と、
    前記ケース側結合部と前記担体側結合部とにわたって断面が前記触媒担体の中心線に傾斜して延びる傾斜部と、を有することを特徴とする触媒コンバータ。
  2. 請求項1に記載の触媒コンバータであって、
    前記傾斜部は前記間隙を塞ぐ筒状に形成されることを特徴とする触媒コンバータ。
  3. 請求項1又は2に記載の触媒コンバータであって、
    前記キャップは前記ケースと一体に形成されることを特徴とする触媒コンバータ。
  4. 請求項1から3のいずれか一つに記載の触媒コンバータであって、
    前記傾斜部の板厚が前記ケース側結合部及び前記担体側結合部の板厚より小さく形成されることを特徴とする触媒コンバータ。
  5. 請求項1に記載の触媒コンバータであって、
    前記触媒担体のまわりに配置される複数の前記キャップを備え、
    前記傾斜部は前記担体側結合部と前記ケース側結合部とを結ぶ梁状に形成されることを特徴とする触媒コンバータ。
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