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JP2016087500A - 逆浸透処理システムおよび逆浸透処理方法 - Google Patents

逆浸透処理システムおよび逆浸透処理方法 Download PDF

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JP2016087500A JP2014221654A JP2014221654A JP2016087500A JP 2016087500 A JP2016087500 A JP 2016087500A JP 2014221654 A JP2014221654 A JP 2014221654A JP 2014221654 A JP2014221654 A JP 2014221654A JP 2016087500 A JP2016087500 A JP 2016087500A
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Abstract

【課題】薬液洗浄時に洗浄している系列の運転が停止してしまうために処理水流量が減少してしまうことを防止することができる逆浸透処理システムを提供する。
【解決手段】逆浸透処理システムは、被処理水を一次処理する並列に配置された複数の第1の圧力容器を含んでなる第1のROユニットと、一次処理によって処理された被処理水を二次処理する並列に配置された複数の第2の圧力容器を含んでなる第2のROユニットとを備える系列を複数有し、各系列は、第1の圧力容器内および第2の圧力容器内に、逆浸透膜を備える逆浸透膜エレメントが1個または直列に複数接続して配置されており、系列がN系列(N≧2)ある場合に、第1のROユニットの数をM個とすると、N+1≦M≦2×N−1である。
【選択図】図1

Description

本発明は、逆浸透処理システムおよび逆浸透処理方法に係り、特に、逆浸透処理システムの効率的な洗浄および運転を行なうことができる逆浸透処理システムおよび逆浸透処理方法に関する。
逆浸透膜エレメントの交換または洗浄が容易に行うことができる逆浸透膜処理装置が提案されている。
特許文献1には、被処理水を一次処理する第1の圧力容器と、一次処理によって処理された被処理水を二次処理する第2の圧力容器とに分割することで、汚れ易い第1の圧力容器の逆浸透膜エレメントを交換することができることが記載されている。
また、特許文献2には、第1の圧力容器と第2の圧力容器とを独立に薬剤によって定置洗浄(CIP:Cleaning in Place)することができる逆浸透処理装置が記載されている。
さらに、特許文献3には、第1の圧力容器を並列に配置し、一方の第1の圧力容器の洗浄工程を行う場合、他方の第1の圧力容器で運転を継続することが記載されている。
特開2012−130840号公報 特開2013−126635号公報 特開2014−161797号公報
大容量の被処理水を処理するには、第1の圧力容器および第2の圧力容器を含んで構成される系列を一系列として、複数の系列を必要とする。
従来は、複数の系列のうち洗浄が必要となった場合、運転系列の膜透過流速(Flux)を一時的に増加することで停止系列の不足流量を補う運転がなされてきた。しかし、この方法では運転圧力が高くなり動力費が大きくなるほか、ろ過ポンプも流量増加分の容量をあらかじめ考慮して選定する必要がある。しかも、Fluxが高いため膜が汚れやすく、洗浄頻度が高くなってしまい、膜の寿命も低下するという問題がある。
また、別の方法としては、予備系列を持つという方法がある。しかし、これは普段は使用しない系列をひとつ余分に持つということであり、無駄も多くコスト(設備費)が高くなる問題がある。
特許文献3では、汚れやすい供給側の浸透膜エレメントを内蔵する第1の圧力容器を並列に配置しておき、膜汚染時またはCIP時には切り替え運転をすることが提案されているが、大容量の被処理水を扱う装置として提案がされていない。すなわち、中・大容量設備の場合(例えば、数千m/日)、系列数が多大となり、浸透膜エレメントの本数が多くなる上、系列内での制御である膜の切り替えと、系列ごとの制御であるCIPの両制御を組み合わせる必要があり、制御ミスが生じやすく事故防止措置のための煩雑なプロトコルが必要となる。また、切り替え、分岐の配管数が多いために、切り替えバルブ部などへCIP後の薬液が残留するリスクが高くなる問題がある。
本発明は、前記の課題を解決するための発明であって、薬液洗浄時に洗浄している系列の運転が停止してしまうために処理水流量が減少してしまうことを防止することができる逆浸透処理システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明の逆浸透処理システムは、被処理水を一次処理する並列に配置された複数の第1の圧力容器(例えば、第1の圧力容器101v)を含んでなる第1のユニット(例えば、第1のROユニット101)と、一次処理によって処理された被処理水を二次処理する並列に配置された複数の第2の圧力容器(例えば、第2の圧力容器201v)を含んでなる第2のユニット(例えば、第2のROユニット102)とを備える系列を複数有し、各系列は、第1の圧力容器内および第2の圧力容器内に、逆浸透膜を備える逆浸透膜エレメントが1個または直列に複数接続して配置されており、系列がN系列(N≧2)ある場合に、第1のユニットの数をM個とすると、N+1≦M≦2×N−1であることを特徴とする。本発明のその他の態様については、後記する実施形態において説明する。
本発明によれば、薬液洗浄時に洗浄している系列の運転が停止してしまうために処理水流量が減少してしまうことを防止することができる。
本実施形態に係る逆浸透処理システムを示す構成図である。 第2の系列を切換系列とした場合のバルブの開閉状態を示す説明図である。 第2の系列を切換系列とした場合の被処理水系統、処理水系統、薬液洗浄水系統を示す説明図である。 第3の系列を切換系列とした場合のバルブの開閉状態を示す説明図である。 第3の系列を切換系列とした場合の被処理水系統、処理水系統、薬液洗浄水系統を示す説明図である。 切換系列を変更する際の制御装置の処理を示すフローチャートである。 3系列を運転系列とする際の比較例(その1)を示す構成図である。 3系列を運転系列とする際の比較例(その2)を示す構成図である。
本発明を実施するための形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る逆浸透処理システムを示す構成図である。本実施形態では複数の系列がある逆浸透システムを対象とし、例えば第1の系列100、第2の系列200、第3の系列300の3系列がある場合について説明する。系列は3系列に限らず、複数系列あればよい。
各系列は、基本的に前段のRO(Reverse Osmosis)ユニットと、後段のROユニットから構成される系列を一系列としている。各系列は、同様の構成を有しているので、第1の系列100について詳細に説明する。
第1の系列100は、被処理水の供給ポンプ103、圧力回収装置106、高圧ポンプ104、第1のROユニット101(第1のユニット)、ブースタポンプ105、第2のROユニット102(第2のユニット)、および動力回収装置120を有する。
高圧ポンプ104は、被処理水を圧送するポンプである。高圧ポンプ104の加圧力は、逆浸透膜を介して第1のROユニット101の一次側(上流側)から二次側(下流側)に被処理水を透過させ得る所定圧力であり、適宜設定できる。
第1のROユニット101は、高圧ポンプ104から供給配管111、バルブ114を介して一次側に流入する被処理水を膜ろ過し、透過水(処理水)を得るための装置である。ここで、透過水とは、RO(Reverse Osmosis)膜エレメントを介して被処理水を透過させることで得られる水を意味しており、塩分などの不純物をほとんど含んでいない。第1のROユニット101は、円筒状を呈する第1の圧力容器101vが複数並列に配置されている。第1の圧力容器101vには、1つまたは複数設けられたRO膜エレメントを有している。本実施形態では、第1の圧力容器101vには、2つのRO膜エレメントを直列に配設し(1個でも可)、第1のROユニット101は、8つの第1の圧力容器101vを並列に配設した。
RO膜エレメントは、集水配管に形成した複数の孔部(図示せず)を覆うように逆浸透膜を巻回することで構成される。なお、第1のROユニット101が複数のRO膜エレメントを備える場合、それぞれのRO膜エレメントは、第1の圧力容器101vの軸方向において直列に配設される。図1では前記のとおり2つのRO膜エレメントが直列に配設されているが1つでも可である。
第1のROユニット101の各第1の圧力容器101vには、RO膜エレメントを透過しなかった濃度の濃い水(以下、濃縮水という)を流出させるための濃縮水配管113が接続されており、第2のROユニット102にバルブ115を介して接続されている。
圧力回収装置106は、第1のROユニット101の透過水の圧力を回収する装置である。圧力回収装置106は、具体的には、公知のエネルギー回収タービン(ERT)であり、圧力回収部(T:タービン)と送液部(P:ポンプヘッド)を有している。圧力回収装置106は、第1のROユニット101から処理水配管112、バルブ116を介して接続されている。第1のROユニット101の透過水(処理水)は、処理水配管117を介して、一時的に貯留する透過水タンク(図示せず)に貯えられる。なお、圧力回収装置106を配設しないシステムであってもよい。
第2のROユニット102は、バルブ115、濃縮水配管113を介して、一次側に流入する被処理水を膜ろ過し、透過水(処理水)を得るための装置である。第2のROユニット102は、円筒状を呈する第2の圧力容器102vが複数並列に配置されている。第2の圧力容器102vには、1つまたは複数設けられたRO膜エレメントを有している。本実施形態では、第2の圧力容器102vには、4つのRO膜エレメントを直列に配設し、第2のROユニット102は、5つの第2の圧力容器102vを並列に配設した。
第2のROユニット102の透過水は、処理水配管117を介して、一時的に貯留する透過水タンク(図示せず)に貯えられる。また、第2のROユニット102の濃縮水は、
動力回収装置120に供給される。
動力回収装置120は、エネルギー回収装置(ERD)であり、第2のROユニット102の一次側から流出する濃縮水の残圧を利用して、供給ポンプ103から分流する被処理水を昇圧する装置である。動力回収装置120の一次側流入口(図示せず)には、濃縮水配管121を介して、第2のROユニット102の一次側に接続され、一次側流出口(図示せず)は濃縮水配管122を介して濃縮水タンク(図示せず)に接続されている。
動力回収装置120の2次側流入口(図示せず)は、供給配管123を介して供給ポンプ103の出口の配管に接続され、二次側流出口(図示せず)は、供給配管124を介してブースタポンプ105に接続されている。ブースタポンプ105の出口は、供給配管111に接続されている。
動力回収装置120は、例えば、容積型の動力回収装置を用いてもよいし、ターボ型の動力回収装置を用いてもよい。ここで、「容積型の動力回収装置」とは、濃縮水の残圧によってチャンバー(図示せず)内のピストンまたは回転シリンダを動かすことで動力回収を行う装置である。また、「ターボ型の動力回収装置」とは、濃縮水の残圧で直接的にタービンを回転させることによって動力を回収する装置である。
以上、第1の系列100についての説明であるが、第2の系列200、第3の系列300も同様の構成を有する。
第2の系列200は、被処理水の供給ポンプ203、圧力回収装置206、高圧ポンプ204、第1のROユニット201(第1のユニット)、ブースタポンプ205、第2のROユニット202(第2のユニット)、および動力回収装置220を有する。
第3の系列300は、被処理水の供給ポンプ303、圧力回収装置306、高圧ポンプ304、第1のROユニット301(第1のユニット)、ブースタポンプ305、第2のROユニット302(第2のユニット)、および動力回収装置320を有する。
また、逆浸透処理システムは、第1の系列100、第2の系列200、第3の系列300および第1のROユニット501(第1のユニット)を洗浄する洗浄ユニットとして、薬剤洗浄(CIP)用の薬液貯留槽400、薬液供給ポンプ401、各系列にCIP時に薬液を分配、回収するヘッダー管402,403を備える。第1の系列100には、CIP用の薬液を供給するポート107とバルブ108があり、薬液を回収するポート109とバルブ110がある。同様に、第2の系列200には、CIP用の薬液を供給するポート207とバルブ208があり、薬液を回収するポート209とバルブ210がある。第3の系列300には、CIP用の薬液を供給するポート307とバルブ308があり、薬液を回収するポート309とバルブ310がある。
すなわち、逆浸透処理システムは、第1のROユニットの逆浸透膜に洗浄液を供給し、該逆浸透膜を洗浄する洗浄ユニット(例えば、薬液貯留槽400、薬液供給ポンプ401、各系列にCIP時に薬液を分配、回収するヘッダー管402,403))を有し、制御装置10は、停止中の第1のROユニットを、洗浄ユニットを用いて逆浸透膜を洗浄することができる。
本実施形態の逆浸透処理システムは、第1の系列100、第2の系列200、第3の系列300とは別に、第1のROユニット501(第1のユニット)を有している。第1のROユニット501は、第1のROユニット101,201,301と同様の構成である。すなわち、第1のROユニット501は、供給配管511、バルブ514を介して一次側に流入する被処理水を膜ろ過し、透過水(処理水)を得るための装置である。第1のROユニット501は、円筒状を呈する第1の圧力容器501vが複数並列に配置されている。第1の圧力容器501vには、1つまたは複数設けられたRO膜エレメントを有している。本実施形態では、第1の圧力容器501vには、2つのRO膜エレメントを直列に配設し、第1のROユニット501は、8つの第1の圧力容器101vを並列に配設した。
第1のROユニット501の各第1の圧力容器501vには、RO膜エレメントを透過しなかった濃縮水を流出させるための濃縮水配管513が接続されており、第2のROユニット102,202,302にバルブ515を介して接続されている。
第1のROユニット501の供給配管511は、各系列の供給配管111,211,311と接続している。処理水配管512は、各系列の処理水配管112,212,312と接続している。濃縮水配管513も、各系列の濃縮水配管113,213,313と接続している。
詳細には、供給配管511は、バルブ521を介して供給配管111と接続されている。同様に、供給配管511は、バルブ522を介して供給配管211と接続されている。供給配管511は、バルブ523を介して供給配管311と接続されている。
処理水配管512は、バルブ531を介して処理水配管112と接続されている。同様に、処理水配管512は、バルブ532を介して処理水配管212と接続されている。処理水配管512は、バルブ533を介して処理水配管312と接続されている。
濃縮水配管513は、バルブ541を介して濃縮水配管113と接続されている。同様に、濃縮水配管513は、バルブ542を介して濃縮水配管213と接続されている。濃縮水配管513は、バルブ543を介して濃縮水配管313と接続されている。
濃縮水配管513は、ポート507とバルブ508とを介してヘッダー管402に接続されている。供給配管511は、ポート509とバルブ510とを介してヘッダー管403に接続されている。
すなわち、バルブ521,522,523、バルブ531,532,533、およびバルブ541、542、543によってどの系列(第1の系列100、第2の系列200、第3の系列300)とも接続している。
そのため、実質的にはこれら4台の第1のROユニット101、201、301、501のうちの任意の3台を選んで3系列の運転を行うことができる。制御装置10は、運転状態、運転履歴、運転時間に応じてこれらの複数の第1のROユニットをローテーションして運転を行う。
図2は、第2の系列を切換系列とした場合のバルブの開閉状態を示す説明図である。図2では、第1の系列100および第3の系列300を運転系列とし、第2の系列200を切換系列として説明する。切換系列である第2の系列200は、第1のROユニット201に代えて、第1のROユニット501を使用する。第1のROユニット501,101,301を用いて運転する際は、制御装置10は、バルブ522,514,532,515,542をOPENの状態(図では、白抜きバルブ)とし、バルブ521,523,531,533,541,543,をCLOSEの状態(図では、黒塗りバルブ)とする。
制御装置10は、薬液供給のポート507のバルブ508、薬液供給のポート107のバルブ108、薬液供給のポート207のバルブ208、薬液供給のポート307のバルブ308をCLOSEの状態とする。同様に、制御装置10は、薬液回収のポート509のバルブ510、薬液回収のポート109のバルブ110、薬液回収のポート209のバルブ210、薬液回収のポート309のバルブ310をCLOSEの状態とする。
制御装置10は、バルブ114,314をOPENの状態に、バルブ214をCLOSEの状態に、バルブ115,315をOPENの状態に、バルブ215をCLOSEの状態に、バルブ116,316をOPENの状態に、バルブ216をCLOSEの状態とする。
図3は、第2の系列を切換系列とした場合の被処理水系統、処理水系統、薬液洗浄水系統を示す説明図である。図3において、逆浸透処理システムが運転中において、被処理水系統を破線で示し、処理水系統を点線で示し、濃縮水系統を一点鎖線で示し、薬液洗浄水系統を太い実線で示す。第1の系列100では、供給ポンプ103で供給された被処理水(RO供給水)は、第1のROユニット101と第2のROユニット102によりろ過されて処理水を得ることができる。第2の系列200では、供給ポンプ203で供給された被処理水(RO供給水)は、第1のROユニット501と第2のROユニット202によりろ過されて処理水を得ることができる。第3の系列300では、供給ポンプ303で供給された被処理水(RO供給水)は、第1のROユニット301と第2のROユニット302によりろ過されて処理水を得ることができる。
このとき、処理水の製造運転中に、制御装置10は、薬液供給のポート207のバルブ208と薬液回収のポート209のバルブ210をOPEN(図では白抜きバルブ)の状態にする。そして、制御装置10は、薬液供給ポンプ401を作動させて薬液貯留槽400に貯留したCIP薬液を第1のROユニット201に供給して、第1のROユニット201に対してCIPを行うことができる。
図4は、第3の系列を切換系列とした場合のバルブの開閉状態示す説明図である。制御装置10は、次にローテーションにより、第1の系列100および第2の系列200を運転系列とし、第3の系列300を切換系列とする場合について説明する。切換系列である第3の系列300は、第1のROユニット301に代えて、第1のROユニット501を使用する。
第1のROユニット301を休止し、第1のROユニット501,101,201を用いて運転する際は、制御装置10は、バルブ523,514,533,515,543をOPENの状態とし、バルブ521,522,531,532,541,542はCLOSEの状態とする。
制御装置10は、薬液供給のポート507のバルブ508、薬液供給のポート107のバルブ108、薬液供給のポート207のバルブ208、薬液供給のポート307のバルブ308をCLOSEの状態とする。同様に、制御装置10は、薬液回収のポート509のバルブ510、薬液回収のポート109のバルブ110、薬液回収のポート209のバルブ210、薬液回収のポート309のバルブ310をCLOSEの状態とする。
制御装置10は、バルブ114,214をOPENの状態に、バルブ314をCLOSEの状態に、バルブ115,215をOPENの状態に、バルブ315をCLOSEの状態に、バルブ116,216をOPENの状態に、バルブ216をCLOSEの状態とする。
図5は、第3の系列を切換系列とした場合の被処理水系統、処理水系統、薬液洗浄水系統を示す説明図である。図5において、逆浸透処理システムが運転中において、被処理水系統を破線で示し、処理水系統を点線で示し、濃縮水系統を一点鎖線で示し、薬液洗浄水系統を太い実線で示す。第1の系列100では、供給ポンプ103で供給された被処理水(RO供給水)は、第1のROユニット101と第2のROユニット102によりろ過されて処理水を得ることができる。第2の系列200では、供給ポンプ203で供給された被処理水(RO供給水)は、第1のROユニット201と第2のROユニット202によりろ過されて処理水を得ることができる。第3の系列300では、供給ポンプ303で供給された被処理水(RO供給水)は、第1のROユニット501と第2のROユニット302によりろ過されて処理水を得ることができる。
このとき、処理水の製造運転中に、制御装置10は、薬液供給のポート307のバルブ308と薬液回収のポート309のバルブ310をOPEN(図では白抜きバルブ)の状態にする。そして、制御装置10は、薬液供給ポンプ401を作動させて薬液貯留槽400に貯留したCIP薬液を第1のROユニット301に供給して、第1のROユニット301に対してCIPを行うことができる。
図6は、切換系列を変更する際の制御装置の処理を示すフローチャートである。図3および図5を参照する。制御装置10は、所定のタイムスケジュールに従い、現在の切換系列の第1のROユニットの洗浄終了を指示する(ステップS11)。具体的には、図3において、切換系列は、第2の系列200であるので、薬液供給ポンプ401を停止、バルブ208、210をCLOSEの状態にする。
次に、制御装置10は、切換系列(図3では、第2の系列200)の運転を停止し(ステップS12)、第1のROユニット201と第2のROユニット202でろ過するようにバルブなどを切換後、運転を指示する(ステップS13)。そして、制御装置10は、次の切換系統(図3では、第3の系列300)の運転を停止し(ステップS14)、第1のROユニット501と第2のROユニット302でろ過するように、バルブなどを切換後、運転を指示する(ステップS15)。
そして、制御装置10は、次に切換系列の第1のROユニットの洗浄開始の指示をする(ステップS16)。具体的には、図3において、バルブ308,310をOPENの状態に、薬液供給ポンプ401を運転状態にする。なお、ステップS16の操作後のバルブの開閉状態は、図5に示す状態となる。
本実施形態では、第1のROユニット(第1のユニット、前段ユニット)と第2のROユニット(第2のユニット、後段ユニット)に分割された系列を一系列とした際に、第1のROユニットを系列数よりも少なくとも1台多く持ち、常にどれかひとつの第1のROユニットは、ローテーションしながら休止またはCIPを行う。
これにより、CIP中も運転中の膜の負荷を増やすことなく、必要な流量を確保でき、フルスペックの予備系列を持つ必要もなく安価に安定した運転が可能で、膜の長寿命化も図れる。また、第1のROユニットでのローテーション運転のため系列内制御ではなく、系列ごとの制御のみとなる。さらに予備の第1のROユニットのヘッダー部にのみバルブを設置してローテーションしているため、薬液滞留部が少なく、薬液残留リスクも低い効果がある。
図7は、3系列を運転系列とする際の比較例(その1)を示す構成図である。図7の比較例の場合、第1の系列100、第2の系列200、第3の系列300の3系列を運転する際に、予備の第4の系列900を有している。第4の系列900には、第1のROユニット901および第2のROユニット902を有している。しかし、これは普段は使用しない系列をひとつ余分に持つということであり、無駄も多くコスト(設備費)が高くなる問題がある。
図8は、3系列を運転系列とする際の比較例(その2)を示す構成図である。図8の比較例は、第1の系列100、第2の系列200、第3の系列300の3系列を運転する際に、汚れやすい第1のROユニットの予備をそれぞれ有している場合である。第1の系列100は予備の第1のROユニット101Aを有し、第2の系列200は、予備の第1のROユニット201Aを有し、第3の系列300は、予備の第1のROユニット301Aを有している。しかし、3系列を運用するのに、予備の第1のROユニットが3台必要となり、無駄も多くコスト(設備費)が高くなる問題がある。
図7および図8に対し、本実施形態の逆浸透処理システムは、予備の第1のROユニットは少なくとも1台でよく、効率的に第1のROユニットの洗浄、および系列の運転を行なうことができる。また、第1の高圧容器および第2の高圧容器を含んで構成される系列を一系列として、複数系列で構成されるシステムにおいて、薬液洗浄時に洗浄している系列の運転が停止してしまうために処理水流量が減少してしまうことを防止することができる。
本実施形態では、図1では、3系列において予備の第1のROユニットを1台とする例を示したがこれに限定されるわけではない。例えば、逆浸透処理システムは、被処理水を一次処理する並列に配置された複数の第1の圧力容器を含んでなる第1のユニットと、一次処理によって処理された被処理水を二次処理する並列に配置された複数の第2の圧力容器を含んでなる第2のユニットとを備える系列を一系列とし、系列がN系列(N≧2)ある場合に、第1のユニットの数をM個とすると、
N+1≦M≦2×N−1 ・・・(1)
としてもよい。
(1)式の場合、例えば、
2系列の場合、 M=3
3系列の場合、4≦M≦5
4系列の場合、5≦M≦7
である。
3系列で、M=5の場合、予備の第1のROユニットが2台有る。この場合、例えば、第1の系列100の第1のROユニット101および第2の系列200の第1のROユニット201を予備の第1のROユニットで運転を行う。運転中に、第1のROユニット101,201の洗浄を同時に行うことができる。
また、逆浸透処理システムは、被処理水を一次処理する第1の圧力容器と、一次処理によって処理された被処理水を二次処理する第2の圧力容器とを備える系列を複数有し、各系列は、第1の圧力容器内および第2の圧力容器内に、逆浸透膜を備える逆浸透膜エレメントが1個または直列に複数接続して配置されており、系列がN系列(N≧2)ある場合に、第1の圧力容器の数をM個とすると、前記(1)式であってもよい。
10 制御装置
100 第1の系列
101,201,301,501 第1のROユニット(第1のユニット)
101v,201v,301v,501v 第1の圧力容器
102,202,302 第2のROユニット(第2のユニット)
102v,202v,302v 第2の圧力容器
103,203,303 供給ポンプ
104,204,304 高圧ポンプ
105,205,305 ブースタポンプ
106,206,306 圧力回収装置
111,211,311,511 供給配管
112,212,312 処理水配管
113,213,313,513 濃縮水配管
120,220,320 動力回収装置
200 第2の系列
300 第3の系列
400 薬液貯留槽
900 第4の系列

Claims (5)

  1. 被処理水を一次処理する並列に配置された複数の第1の圧力容器を含んでなる第1のユニットと、前記一次処理によって処理された前記被処理水を二次処理する並列に配置された複数の第2の圧力容器を含んでなる第2のユニットとを備える系列を複数有し、
    各系列は、前記第1の圧力容器内および前記第2の圧力容器内に、逆浸透膜を備える逆浸透膜エレメントが1個または直列に複数接続して配置されており、
    前記系列がN系列(N≧2)ある場合に、前記第1のユニットの数をM個とすると、
    N+1≦M≦2×N−1
    である
    ことを特徴とする逆浸透処理システム。
  2. 前記逆浸透処理システムの制御装置は、
    前記N系列の運転時、複数の前記第1のユニットを、運転状態および運転時間に応じて、順次切り換える
    ことを特徴とする請求項1に記載の逆浸透処理システム。
  3. 前記第1のユニットの逆浸透膜に洗浄液を供給し、該逆浸透膜を洗浄する洗浄ユニットを有し、
    前記制御装置は、前記N系列の運転時に、不使用中の前記第1のユニットを、前記洗浄ユニットにより前記逆浸透膜を洗浄する
    ことを特徴とする請求項2に記載の逆浸透処理システム。
  4. 被処理水を一次処理する第1の圧力容器と、前記一次処理によって処理された前記被処理水を二次処理する第2の圧力容器とを備える系列を複数有し、
    前記第1の圧力容器内および前記第2の圧力容器内に、逆浸透膜を備える逆浸透膜エレメントが1個または直列に複数接続して配置されており、
    前記系列がN系列(N≧2)ある場合に、第1の圧力容器の数をM個とすると、
    N+1≦M≦2×N−1
    である
    ことを特徴とする逆浸透処理システム。
  5. 被処理水を一次処理する並列に配置された複数の第1の圧力容器を含んでなる第1のユニットと、前記一次処理によって処理された前記被処理水を二次処理する並列に配置された複数の第2の圧力容器を含んでなる第2のユニットとを備える系列を複数有し、各系列は、前記第1の圧力容器内および前記第2の圧力容器内に、逆浸透膜を備える逆浸透膜エレメントが1個または直列に複数接続して配置されており、前記系列がN系列(N≧2)ある場合に、前記第1のユニットの数をM個とすると、
    N+1≦M≦2×N−1
    である逆浸透処理システムの逆浸透処理方法であって、
    前記逆浸透処理システムの制御装置は、前記N系列の運転時、複数の前記第1のユニットを、運転状態および運転時間に応じて、順次切り換える
    ことを特徴とする逆浸透処理方法。
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