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JP2016086733A - 誘虫灯 - Google Patents

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JP2016086733A
JP2016086733A JP2014224882A JP2014224882A JP2016086733A JP 2016086733 A JP2016086733 A JP 2016086733A JP 2014224882 A JP2014224882 A JP 2014224882A JP 2014224882 A JP2014224882 A JP 2014224882A JP 2016086733 A JP2016086733 A JP 2016086733A
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insect
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JP2014224882A
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世紀 内山
Seiki Uchiyama
世紀 内山
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Abstract

【課題】 紫外線のみの場合と、紫外線ランプと可視光ランプの両方を用いた場合を比べると、両方を用いた場合の方が誘虫効果が大きい。しかし、このように紫外線と可視光の両方を放射する装置はなく、また単に装置を並べても大きくなるだけである。簡単な装置で、紫外線と可視光の混合電磁波を放射できるものを提供する。【解決手段】 紫外線放射LEDと、可視光放射LEDを1直線状に交互に載置し、その放射方向側に拡散カバーを設けたものであって、隣り合う発光部の間隔が、発光部と拡散カバーの距離より小さいもの。【選択図】 図1

Description

本発明は、誘虫灯に関するものである。
誘虫灯は、捕虫(殺虫を含む)器等に使用されるもので、虫(主として飛翔昆虫)が好む電磁波を放射して虫を引き付けるものである。虫の視覚としては、240nm〜560nmの広い波長域の電磁波を感知する。このうち、240nm〜400nmは紫外線の領域であり、人間には感知できない範囲である。
勿論、人間もそうであるが、虫も真っ暗な部分に向かって進むということを避ける。そのため、上記した感知可能な電磁波が放射(反射も含む)され、放射している物体が認識できるものの方に向かう。特に、交尾のため同種のものが集まる光(電磁波)のもとに向かってより進むことは容易に想像がつく。このように考えると、電磁波であっても、より好む波長があるのである。言い換えれば、感度の高い電磁波の領域があるということであり、昆虫の種類によって好む波長も微妙に異なる。
よって、害虫を捕虫するには、当然この虫が好む波長の電磁波を放射してそれに集まるようにしている。一般的には虫は、370nm程度の紫外線を好む(感知する)ものが多い。
しかし、虫は前記した通り紫外線だけを感知するのではなく、可視光の範囲も感知する。人間でも同様であるが、特定の色だけの光よりも、可視光の広い範囲の波長が混合されたもののほうが好ましい。
このことは、従来から知られており、紫外線のみの場合と、紫外線ランプと可視光ランプの両方を用いた場合を比べると、両方を用いた場合の方が誘虫効果は大きい。
しかし、このように紫外線と可視光の両方を放射する装置はなく、また単に装置を並べても大きくなるだけである。
そこで、本発明では、簡単な装置で、紫外線と可視光の混合電磁波を放射できるものを提供する。
以上のような状況に鑑み、本発明者は鋭意研究の結果本発明誘虫灯を完成したものであり、その特徴とするところは、紫外線放射LEDと、可視光放射LEDを1直線状に交互に載置し、その放射方向側に拡散カバーを設けたものであって、隣り合う発光部の間隔が、発光部と拡散カバーの距離より小さい点にあり、他の態様では、LEDを2列以上平面的にまたは立体的に並べるものであって、紫外線放射LEDと、可視光放射LEDを、市松模様状に交互に載置し、その放射方向側に拡散カバーを設けたものにおいて、隣り合う発光部の間隔が、発光部と拡散カバーの距離より小さい点にある。
本発明において誘虫灯とは、虫の好む波長の電磁波を放射して虫を寄せ集めるものである。集める目的は自由である。捕虫、行かせたくない所から離すため、その他である。
紫外線放射LEDとは、紫外線を放射するLEDであり、チップの形状(パッケージ化されたものやモジュール化されたもの、また複数のチップを組み合わせた等)は問わない。勿論、紫外線を出す市販のものでもよい。
ここでいう、紫外線は虫が感知できる波長でよく、240nm〜400nmが放射できればよい。この波長の全範囲が放射できなくても、この範囲に入る波長の紫外線が放射できればよい。特に、365nmと375nm付近の紫外線が重要であり、これらを放射できるものが好ましい。
可視光放射LEDは、可視光を放射するLEDであり、上記同様チップの形状(パッケージ化されたものやモジュール化されたもの、また複数のチップを組み合わせた等)は問わない。勿論、可視光を出す市販のものでもよい。可視光の中でも、ブルーやグリーンなど短波長側の電磁波を放射するLEDが好ましい。
また、発光部とは、電磁波を放射するダイオード自体をいう。
まず請求項1に記載の発明について説明する。この発明は、LEDは1列に並んでいる。これは、現在市販されている直管蛍光灯のような細長い管に多数のLEDを入れる形式のものである。勿論、本発明はそのような形式のものに限定するものではない。
この1列タイプでは、LEDの数は自由であるが、4〜120個程度が好適である。
この1列に配置する時に、紫外線放射LEDと、可視光放射LEDを交互に載置する。かつ、少なくともそのLED放射側に電磁波が透過する拡散カバー(カバー部材)が設けられている。
紫外線放射LEDと、可視光放射LEDを交互に載置するのが本発明のポイントの1つである。従来、このように2種のLEDを交互に載置するものはなく、同じLEDを並べていただけである。特に、紫外線と可視光を並べる用途がなく、まったく存在しなかった。
本発明では、上記したように、紫外線と可視光の混合光の方が誘虫効果は高いことから見出したものである。発明者の実験から、スポット的に紫外線と可視光を別々に放射しても誘虫効果が少なかったということから、混合することを想起し実験したものである。
さらに、そのLEDの表面側に電磁波が透過するカバー部材が設けられている。そもそも、LEDは放射する電磁波の波長域が狭いだけでなく、その放射角度(立体角度、ステラジアン)が小さく、通常の照明器具のように大きく広がらない。よって、大きく広げて、広く虫を誘うようにLEDの前に拡散具(拡散板や拡散フィルム)を設けている。これは、電磁波が透過はするが、そのまま透過するのではなく、種々の方向に拡散して透過するものである。
拡散カバーの例としては、透明ガラス板や透明プラスチック板で、その中に拡散材が含まれているものやコーティングされているものがある。即ち、中に含まれた拡散材(部材と異なったプラスチック片やシリカビーズ等)で電磁波が反射して角度が変わることで拡散するのである。このほか、透明部材に拡散フィルムを貼ってもよい。
また、プラスチックの部材の表面にヤスリ等で傷をつけて拡散させる方法もある。また、スリガラスのようなものも可能である。即ち、拡散させる方法は自由である。
拡散カバーは、平面的であっても、直管蛍光灯のような筒状でも、球状、その他の曲面状でもよい。
次に本発明の最大の特徴は、前記LEDの放射面から拡散カバーまでの距離が、隣り合うLEDの放射面の最も近い距離以上である点である。これは、種々のLEDを調べた結果、この距離にすると、隣り合うLEDからの電磁波が拡散カバーでほぼ混合されるのである。勿論、円形に放射されるため、完全に隣りからの電磁波に重なることはないが、大部分重なるのである。
拡散カバーまでの距離は、隣り合うLEDの放射面の最も近い距離以上であるが、おおよそ2倍までである。あまり距離がながいと、装置が大きくなるばかりで、効果はあまり変わらない。
また、拡散カバーが湾曲している場合には、最も近い部分を距離とする。
次に請求項2の発明、即ち、LEDを2列以上平面的に並べるものであって、紫外線放射LEDと、可視光放射LEDを、市松模様状に交互に載置するものである。市松模様状に交互に載置するとは、隣り合うLEDはすべて別のものであるということである。
この発明では、請求項1の発明のようにLEDが1列だけ並んでいるのではなく、2列又はより多く平面的に並んでいるものである。
このように多数列配置した方が、より紫外線のみの部分や可視光のみの部分が少なくなる。
この複数列の場合であっても、同様であり近接する最も近いLED間の距離と、拡散カバーとの距離である。
さらに、LEDを平面状に配置するだけでなく、立体的に載置して、全周的に電磁波を放射できるようにしてもよい。
例えば、断面矩形の長尺状の筒又は棒状の各平面(少なくとも複数の面)部分に、紫外線放射LEDと、可視光放射LEDを直線的に交互に載置し、全周的、全体的には市松模様状に見えるように組み合わせたもの等である。この場合であっても、その外側には拡散カバーがあり、そのカバーまでの距離は、隣り合う発光部の間隔より大きい。
また、断面が矩形でなく、楕円、円形、扁平な円形、その他湾曲した断面形状の筒体や棒体の特定の面にLEDを載置してもよい。本発明の誘虫灯の使用場所や使用方法によって決めればよい。
この例では、紫外線と可視光が混合された電磁波がより広範囲に広がり誘虫効果が大きくなる。
本発明誘虫灯には次のような大きな利点がある。
(1) 多くの部分で、紫外線と可視光が混合された電磁波が放射されているため、誘虫効果が大きい。
(2) 混合のための特別な装置は不要であり安価である。
本発明の誘虫灯の1例の1部を示す断面図である。 図1の例の電磁波の放射範囲を示す平面図である。 本発明の誘虫灯の1例の1部を示す断面図である。
以下実施例に基づいて、本発明をより詳細に説明する。
図1は、本発明の誘虫灯1の1例の1部を示す断面図であり、LED2が固定板3に多数固着されている。この図は、放射方向からすると側面図である。LED2の上方に拡散カバー4が設けられている。このLED2は、紫外線放射LEDと可視光放射LEDが交互に並べたものである。隣り合うLEDの距離Lと、LEDと拡散カバー4との距離Hは、少しHが長い程度に構成されている。この例では、Lが15mm、Hが20mmである。
破線5で示したのは放射の広がりを示すラインである。LEDとしては、平面上に置いたLEDからの電磁波の放射域の垂直断面が約90度程度になるようになるものが一般的である。よって、図に示すように隣接する放射波と重複するようになる。勿論、90度以上のものもあるが、そのようなものはより重複するため問題はない。
図2は、図1の例の電磁波が拡散カバーを通過するときの範囲を示す平面図である。この図で2つの円が重なっている部分が、紫外線と可視光が重なっている部分、すなわち混合されている部分である。その他の部分は紫外線か、可視光のどちらかのみであるが、これも拡散カバーより外側ではまた重複するので、そんなに問題はない。しかし、実際には、この拡散カバー材の時点で混合されていることが望ましいのである。
図3は、図1と同様であるが、LEDの並べた方向と直角の方向から見た図である。この例では、直管蛍光灯のようなタイプである。この図では、Lは分からないが、Hは見えている。Hの距離が種々あれば、Lと比べるのは最も短いHである。
また、図4は、LED2を3列に並べた例である。これは、平面図である。紫外線放射LED6と可視光放射LED7を市松模様状に交互に載置している。1つのLEDから前後左右に隣り合うLEDまでの距離はほぼ等しくされている。この例も、側面図は、図1と同様である。
図5は、図2と同様の図であるが、3列に並べられているため、重なる部分が多く、混合効率がいいことは当然である。
1 誘虫灯
2 LED
3 固定板
4 拡散カバー
5 破線
6 紫外線放射LED
7 可視光放射LED
本発明の誘虫灯の1例の1部を示す断面図である。 図1の例の電磁波の放射範囲を示す平面図である。 本発明の誘虫灯の1例の1部を示す断面図である。 LEDを3列並べた平面図である。 図2と同様の平面図である。

Claims (3)

  1. 紫外線放射LEDと、可視光放射LEDを1直線状に交互に載置し、その放射方向側に拡散カバーを設けたものであって、隣り合う発光部の間隔が、発光部と拡散カバーの距離より小さいことを特徴とする誘虫灯。
  2. LEDを2列以上平面的に並べるものであって、紫外線放射LEDと、可視光放射LEDを、市松模様状に交互に載置し、その放射方向側に拡散カバーを設けたものにおいて、隣り合う発光部の間隔が、発光部と拡散カバーの距離より小さいことを特徴とする誘虫灯。
  3. 長尺状の筒又は棒状の少なくとも2つの平面部分に、紫外線放射LEDと、可視光放射LEDを直線的に交互に載置し、全周的、全体的には市松模様状に見えるように組み合わせたものであって、隣り合う発光部の間隔が、発光部と拡散カバーの距離より小さいことを特徴とする誘虫灯。


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