JP2016083318A - 眼科装置および眼科装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】眼底撮影時に被験者への負担の少ない眼科装置およびその制御方法を提供する。【解決手段】被検眼の画像を取得する撮影光学系に配される撮影系フォーカスレンズと、被検眼の固視を促す固視灯系に配されると固視灯フォーカスレンズと、を有する眼科装置において、更に撮影系フォーカスレンズの合焦調整を実行した後、固視灯フォーカスレンズの合焦調整を実行させる制御手段、を配する。【選択図】図3
Description
本発明は、特に眼科診療等に用いられる眼科装置およびその制御方法に関するものである。
近年、光を用いて被測定物体の表面や内部の画像を形成する光画像計測技術が注目を集めている。光画像計測技術は、従来からのX線CTのような人体への侵襲性を持たない光を用いることから、特に医療分野において応用の展開が期待されている。なかでも、眼科分野における応用は進展が著しい。
光画像計測技術の代表的な手法として、光コヒーレンストモグラフィ(OCT:Optical Coherence Tomography:以下、これをOCT装置と記す)と呼ばれる手法がある。この手法によれば、干渉計を用いているために、高分解能で高感度の計測が可能となる。また、広帯域の微弱な光を照明光として用いることから、被検体に対する安全性が高いという利点もある。
一方、OCT装置は、眼科装置の中でも測定時間が長く、またノイズ除去の為に画像の重ね合わせを行うため、被検眼の物理的な動きを極力少なくする(固視を安定させる)ことが重要である。このため、OCT装置は、被検眼にとって見えやすい固視標を提示する固視灯投影系をもつことが好ましい。このことから、従来の固視灯投影系はフォーカスレンズ駆動機構を有することが一般的である。例えば特許文献1に開示される装置では、固視灯投影系は、眼底カメラ撮像系と共通のフォーカスレンズを有し、合焦調整可能に構成されている。
ここで、被検眼の眼底を観察するために用いられる眼底観察系としては、たとえば、OCT撮影系、SLO(共焦点レーザー走査検眼鏡)撮影系、或いは眼底カメラが存在する。これら眼底観察光学系のフォーカスのための構成と、固視灯フォーカスのための構成とを同時に動かし、眼底観察系のフォーカス位置に従って、従来は同時に固視灯フォーカス位置を決めていた。
しかし、眼底観察系フォーカスのための構成と固視灯フォーカスのための構成とを同時に動かす場合、被検眼は固視灯フォーカスに追従して視度調整を行ってしまう。このため、被検眼に視度調整による眼疲労を与えてしまう。さらに、被検眼の視度調整の影響を受けて、眼底観察系の合焦位置が移動してしまうため、フォーカス位置を決めるのに時間がかかってしまう。結果的に、被験者には、測定姿勢を長時間取らせることで負担をかけてしまうことになる。
固視灯フォーカス位置を決定する際に、被検眼に視度調整を行わせないためには、固視灯フォーカスは動かさない必要がある。まず、眼底観察系フォーカスを移動させ合焦位置を探し、決まった眼底観察系フォーカス合焦位置に合わせて、後から固視灯フォーカスを移動させる。これにより、被検眼の視度調整をなくしたうえで、眼底観察系フォーカスと固視灯フォーカスの合焦位置を一意に決めることができる。
本発明は、以上の点を鑑み、合焦のために要する時間を短縮して測定時間の縮め、被験者への負担を減らした眼科装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る眼科装置は、被検眼の画像を取得する撮影光学系に配される撮影系フォーカスレンズと、
前記被検眼の固視を促す固視灯系に配されると固視灯フォーカスレンズと、
前記撮影系フォーカスレンズの合焦調整を実行した後、前記固視灯フォーカスレンズの合焦調整を実行させる制御手段と、を有することを特徴とする。
前記被検眼の固視を促す固視灯系に配されると固視灯フォーカスレンズと、
前記撮影系フォーカスレンズの合焦調整を実行した後、前記固視灯フォーカスレンズの合焦調整を実行させる制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、被検眼の合焦に要する時間を短縮することが可能となり、被験者への負担を減らすことが可能となる。
以下、本発明の最良の実施形態について説明する。なお、本実施形態では、眼科装置として、光断層撮影装置(OCT装置)を例に挙げ。しかし、本発明が適用可能な眼科装置はOCT装置に限ったものではなく、SLO装置や眼底カメラなど、内部固視灯を有する眼科撮影装置一般に適応できる。
[第1の実施形態]
以下に本発明に係る眼科装置の第1の実施形態である、本発明を適用した光断層撮像装置について説明する。
以下に本発明に係る眼科装置の第1の実施形態である、本発明を適用した光断層撮像装置について説明する。
(装置の概略構成)
本実施形態における光断層撮像装置の概略構成を、図1を用いて説明する。
本実施形態における光断層撮像装置の概略構成を、図1を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る光断層撮像装置の側面図である。光断層撮像装置200は、光学ヘッド900、ステージ部950、ベース部951及び顎台323を有し、これらの制御等のための構成としてパソコン825、モニタ928、及び入力部929を有する。
光学ヘッド900は、被検眼眼底部の2次元像および断層画像を撮像するための測定光学系である。ステージ部950は、光学ヘッド900を図中xyz方向に不図示のモータを用いて移動可能とした移動部として機能する。ベース部951は、ステージ部950を支持すると共に、後述の分光器を内蔵する。
パソコン925は、光断層撮像装置200の制御部を兼ね、光断層撮像装置200の制御とともに断層画像の構成等を行う。パソコン925は、断層撮像用のプログラムなどを記憶するハードディスク926を内蔵している。またパソコン925は、表示部であるモニタ928、およびパソコンへの指示を行い、具体的にはキーボードとマウスから構成される入力部929に接続される。顎台323は、被検者の顎と額とを固定することで、被検者の眼(被検眼)の固定を促す。なお、本実施形態では、制御部925、ハードディスク926、表示部928を、光断層撮像装置200の外部に設けているが、光断層撮像装置200に内蔵する構成とすることも可能である。
(測定光学系および分光器の構成)
次に、本発明の第1の実施形態に係る測定光学系および分光器の構成について図2を用いて説明する。
次に、本発明の第1の実施形態に係る測定光学系および分光器の構成について図2を用いて説明する。
まず、光学ヘッド900の内部に配置される光学要素等について説明する。本実施形態に係る光学ヘッド900の内部には、用途に応じて光路L1上に配置されるOCT光学系、光路L2上に配置される内部固視灯及びSLO撮影系、および光路L3上に配置される前眼部観察光学系が収容される。
該光学ヘッド900においては、被検眼100に対向して対物レンズ101−1が配置され、その光軸上でダイクロイックミラー102およびダイクロイックミラー103が配置される。これらダイクロイックミラーによって、被検眼からの光路は、前述した光路L1、光路L2、および光路L3に、波長帯域ごとに分岐される。
光路L2上にはさらにダイクロイックミラー106が配置されており、当該ダイクロイックミラー106によって、光路L2は内部固視灯112への光路と、SLO光源109およびフォトディテクタ110に至るSLO撮影系への光路へと分岐される。
SLO撮影系に至る光路L2上には、ダイクロイックミラー103より順に、レンズ101−2、Xスキャナ104−1、Yスキャナ104−2、レンズ105、前述したダイクロイックミラー106、レンズ107、およびミラー108が配置される。ミラー108は光源109からの射出光を透過し、被検眼100に反射されてレンズ107を経た測定光をフォトディテクタ110に導く。また、内部固視灯側の光路には、ダイクロイックミラー106より順に、レンズ11および内部固視灯112が配置される。
レンズ107はSLO撮影系における被検眼に対する合焦調整に用いられ、レンズ111は内部固視灯の合焦調整のため用いられ、それぞれ不図示のモータによって駆動される。光源109から射出される測定光は780nm付近に中心値を持ち、フォトディテクタ110は780nm付近の光に感度を持つものである。一方、内部固視灯112は可視光を発生して被検者の固視を促すものである。
光源109および内部固視灯112から射出された光は、それぞれXスキャナ104−1およびYスキャナ104−2により走査される。これにより、SLOを用いた被検眼眼底部における関心領域全体の測定ができる。また、内部固視灯112は、これらスキャナによる測定光の走査に連動して点灯位置の制御をすることで、十字型やX型など様々な模様を被検眼の様々な位置に投影することが可能となる。これにより、被検眼を様々な方向に向かせることで、被検眼眼底部における幅広い領域を撮影可能とする。
光路L1は前述の通りOCT光学系を成しており、断層画像を形成するための干渉信号を得るものである。光路L1には、ダイクロイックミラー103より順に、レンズ101−3、ミラー113、Xスキャナ114−1、Yスキャナ114−2、レンズ115、およびレンズ116が配置される。Xスキャナ114−1およびYスキャナ114−2は、OCT測定光を被検眼100の被測定部(眼底部や前眼部)上で走査するために用いられる。レンズ115は、光カプラー117に接続されているファイバー117−2から出射する光源118からの光を被検眼の被測定部に合焦調整をするために、不図示のモータによって駆動される。この合焦調整によって被測定部からの光は同時にファイバー117−2の先端にスポット状に結像されて、該ファイバー117−2に対して入射されることとなる。
次に、光源118からの光路と、OCT光学系における参照光学系、および分光器の構成について説明する。OCT撮影系は、前述したOCT光学系の構成に加え、光源118、ミラー119、分散補償用ガラス120、前述した光カプラー117、光ファイバー117−1〜4、およびレンズ121を有する。これら構成に更に分光器180を加え、本実施形態ではマイケルソン干渉計を構成している。なお、光ファイバー117−1〜4は、光カプラーに接続されて一体化しているシングルモードの光ファイバーである。
光源118から出射された光は光ファイバー117−1を通じ、光カプラー117を介して光ファイバー117−2側の測定光と光ファイバー117−3側の参照光とに分割される。測定光は前述のOCT光学系の光路L1を通じ、対物レンズ101−1を経て観察対象である被検眼100の眼底に照射される。照射された測定光は、被検眼100の網膜による反射や散乱により同じ光路を通じて戻り、光カプラー117に到達する。
一方、参照光は光ファイバー117−3、レンズ121、および分散補償ガラス120を介して参照ミラー119に到達し、反射される。なお、分散補償ガラス120は、測定光と参照光との分散を合わせるために光路上に挿入され。参照ミラー119により反射された参照光は同じ光路を戻り、光カプラー117に到達する。光カプラー117によって、測定光と参照光は合波され干渉光となる。ここで、測定光の光路長と参照光の光路長とが所定の条件を満たす状態となったときに干渉を生じる。
参照ミラー119は不図示のモータおよび駆動機構によって光軸方向に調整可能に保持され、被測定部によって変わる測定光の光路長に参照光の光路長を合わせることが可能である。干渉光は光ファイバー117−4を介して分光器180に導かれる。
分光器180はレンズ181、回折格子182、レンズ183、およびラインセンサ184から構成される。光ファイバー117−4から出射された干渉光はレンズ181を介して略平行光となった後、回折格子182で分光され、レンズ183によってラインセンサ184上に結像される。なお、当該ライセンサ184は、本発明において干渉光を受光して該干渉光に応じた出力信号を発生、出力する受光素子の一例として示される。
次に、光源118の周辺について説明する。本実施形態において、光源118には代表的な低コヒーレント光源であるSLD(Super Luminescent Diode)を用いている。得られる測定光の中心波長は855nmであり、波長バンド幅は約100nmである。ここで、バンド幅は、得られる断層画像の光軸方向の分解能に影響するため、重要なパラメータである。また、光源の種類は、ここではSLDを選択したが、低コヒーレント光が出射できればよく、ASE(Amplified Spontaneous Emission)等も用いることができる。中心波長は眼を測定することを鑑みると、近赤外光が適する。また、中心波長は得られる断層画像の横方向の分解能に影響するため、なるべく短波長であることが望ましい。双方の理由から、本実施形態では中心波長が855nmの測定光を用いることとした。
なお、本実施形態では干渉計としてマイケルソン干渉計を用いたが、マッハツェンダー干渉計を用いてもよい。測定光と参照光との光量差に応じてこれらは選択されることが好ましく、光量差が大きい場合にはマッハツェンダー干渉計を、光量差が比較的小さい場合にはマイケルソン干渉計を用いることが望ましい。
(撮影フロー)
第1の実施形態における断層画像の撮影フローについて図3を用いて説明する。まず、被験者が顎台323に顎を置き、被検眼の位置が固定されたら、光学ヘッド900を被検眼に対してアライメントすることで測定を始める(S101)。アライメントが完了したら、まず、SLO撮影系の合焦調整を行う(S102)。具体的には、制御部925は、SLO画像の輝度もしくはコントラストを算出しながら、不図示の駆動系によりSLOフォーカスレンズ107の光軸上での位置調整を行う。そして、SLO画像の輝度もしくはコントラストが最大となるSLOフォーカスレンズ107の光軸上位置を、SLO画像撮像の際の合焦位置として決定する。即ち、撮影系のSLOフォーカスレンズ107の合焦位置は、該フォーカスレンズ107を介して被検眼からの測定光を受光する受光素子たるフォトディテクタ110から出力される信号強度、或いは被検眼の画像のコントラストに基づいて決定される。
第1の実施形態における断層画像の撮影フローについて図3を用いて説明する。まず、被験者が顎台323に顎を置き、被検眼の位置が固定されたら、光学ヘッド900を被検眼に対してアライメントすることで測定を始める(S101)。アライメントが完了したら、まず、SLO撮影系の合焦調整を行う(S102)。具体的には、制御部925は、SLO画像の輝度もしくはコントラストを算出しながら、不図示の駆動系によりSLOフォーカスレンズ107の光軸上での位置調整を行う。そして、SLO画像の輝度もしくはコントラストが最大となるSLOフォーカスレンズ107の光軸上位置を、SLO画像撮像の際の合焦位置として決定する。即ち、撮影系のSLOフォーカスレンズ107の合焦位置は、該フォーカスレンズ107を介して被検眼からの測定光を受光する受光素子たるフォトディテクタ110から出力される信号強度、或いは被検眼の画像のコントラストに基づいて決定される。
なお、SLO撮影系の合焦調整を行うために、別途被検眼眼底にフォーカス用の視標(例えば、スプリット指標)を投影する光学系を設けても良い。この場合、投影光の眼底反射光による指標像(眼底反射像)を二次元撮像素子により受光し、二次元撮像素子から出力される受光結果に基づいて合焦位置情報を取得するようにしても良い。
SLO撮影系の合焦調整により、被検眼の視度が分かるため、続くS103において、その視度に合わせて内部固視灯の合焦調整を行う。S103における合焦調整終了後に、更にS104において、被検眼の視度に合わせてOCT光学系の合焦調整を行う。なお、内部固視灯およびOCT光学系各々の合焦レンズの光軸上の合焦位置は、被検眼の視度が分かれば一意に決まるため、これらの調整を同時に行うこともできる。
OCT光学系の合焦調整が終了した後に、参照光の光路長の調整をS105にて行う。その際、制御部925は、OCT画像を指標に、参照光光路長を変化させる。そして、被測定部が最もよく見える位置に現れるように、参照光路長を調整し、参照光光路長を決定する。そして、最後に被検眼の関心領域全域において測定光による該領域のスキャンを実行し、該領域についての断層像を撮影する(S106)。
ここで、S102において実行される、SLO撮影系の合焦調整を更に具体的に説明する。従来の撮影フローでは、SLO撮影系の合焦調整と共に、内部固視灯の合焦調整が同時に行われていた。一方、人間の目は視度調整力を持ち、内部固視灯の合焦調整に追従して、視度調整を行ってしまう。このため、SLO撮影系の合焦位置が一意に決まらなく、被検眼の視度調整範囲全域においてSLO画像が合焦することになる。
一方、上述した第1の実施形態では、SLO撮影系の合焦調整の際には、内部固視灯のフォーカスは固定している。このため、被検眼は、自然な状態における、ある一意の視度状態にある。つまり、SLO撮影系の合焦位置は一意に決まる。
図4に、従来および第1の実施形態における、合焦調整の際の、SLO画像の輝度グラフ(コントラストグラフとして見ても可)を示す。SLO撮影系の合焦位置、つまり、SLO画像の輝度のピークを探すためには、輝度の上がり下がりするポイントを見つける必要がある。先のも述べたように、従来の合焦調整の操作では、SLO撮影系の合焦調整に追従して、被検眼が視度調整を行ってしまう。このため、被検眼の視度調整の範囲に対してその端から端まで合焦レンズを移動させなくてはSLO撮影系の合焦位置を見つけることができない。
一方、図4に示すように、第1の実施形態に係る合焦調整では、被検眼は一意の視度状態にあるため、SLO画像の輝度のピークは一点に決まる。つまり、その視度状態のディオプターまで合焦レンズが移動した時点で、SLO撮影系の合焦位置を見つけることができる。
また、第1の実施形態の合焦調整によって決まった、図4における合焦位置Bは、被検眼の自然な視度状態にあるため、これは被検眼にとって楽な視度状態でもあることから視度が安定する。一方、従来の合焦調整によれば、合焦位置は図4における視度A〜B’の範囲が合焦位置として認識される可能性が有る。合焦位置Aとして示される位置は、視度調整範囲の最も近視側の位置となる。
このA点に合焦位置が決められてしまった場合、被検眼は最大限に視度調整を行っている状態、即ち水晶体に最大限に力を入れた状態にあるため、視度が安定しない。このため、後に行われるOCT画像の撮影中に被検眼が視度調整を緩めてしまった場合、OCT画像のための合焦状態が外れ、OCT画像がぼけた画像となってしまう。従って、従来のシーケンスにおいても、極力遠視側(水晶体の力が抜け、視度調整が働いていない状態)で撮影することが好ましい。即ち、SLO光学系、内部固視灯、OCT光学系それぞれの合焦位置を遠視側のB’に、再度移動させる必要がある。
以上に述べたように、従来の合焦調整の操作に比べ、本第1の実施形態での合焦調整の操作では、合焦調整が容易である。また、更に、被検眼の視度調整による眼疲労を避けるため、被検眼の負担を減らすことができる。
また、S103では、内部固視灯の合焦調整では装置の視度調整範囲における最も遠視側から合焦レンズの駆動を始めることが好ましい。この状態から、近視側に合焦レンズを動かしていくことで、内部固視灯の合焦調整を行うことが好ましい。
例えば、内部固視灯の合焦調整を0D(ディオプター)の視度から合焦調整を始めた場合を考えてみる。このように0Dまで視度調整可能な遠視の被検眼の場合、S102の段階で0Dの固定視力を見ようとして視度調整を行ってしまう。このため、被検眼に負担がかかるとともに、撮影中に被検眼の視度調整が緩むことでOCT画像の合焦状態が外れ、OCT画像がぼけた画像となってしまう。本実施形態の如く、内部固視灯の合焦調整を最も遠視側から始めるように、固視灯フォーカスレンズを遠視側に移動してから合焦調整を始めることが好ましい。このように構成することで、被検眼に視度調整をさせることをふせぐことができ、被検眼の自然な視度状態に対して、内部固視灯の合焦調整を合わせることができる。これにより、被検眼にとって自然な状態で、固視灯が見えるようになり、安定した固視状態を得ることができる。
以上述べたように、本実施形態では、撮影系フォーカスレンズとして、被検眼の画像を取得する撮影光学系に配される構成は、SLOフォーカスレンズ107に対応する。また、固視灯フォーカスレンズとして被検眼の固視を促す固視灯系に配される構成は、内部固視灯の合焦調整のためのレンズ111に対応する。そして、制御手段を構成する制御部925によって、撮影系フォーカスレンズの合焦調整を実行し、一旦合焦状態が得られたと判定された後、固視灯フォーカスレンズの合焦調整が実行される。また、固視灯フォーカスレンズの合焦調整に際しては、決定された撮影系フォーカスレンズの合焦位置を固定し、これら二つの合焦位置が一意的に決定されることとなる。なお、当該判定の操作は、同じく制御部925において撮影系フォーカスレンズ合焦判定手段として機能するモジュールによって実行される。
以上の構成を配することによって、眼底観察系フォーカス合焦位置決定をした後、固視灯フォーカス合焦位置決定を行うという固視灯フォーカス位置決定プロセスが確立される。その結果、被検眼の合焦に要する時間を短縮することが可能となり、被験者への負担を減らすことが可能となる。また、視度調整を避けることで、素早く固視標フォーカス位置を決定することができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、眼底観察系としてSLO撮影系を用いたが、眼底観察系に眼底カメラを用いても良い。しかし、第2の実施形態では、SLO撮影系や眼底カメラのような眼底正面撮影専用の光学系を搭載しない眼科装置における、OCT撮影系での撮影フローについて説明する。
第1の実施形態では、眼底観察系としてSLO撮影系を用いたが、眼底観察系に眼底カメラを用いても良い。しかし、第2の実施形態では、SLO撮影系や眼底カメラのような眼底正面撮影専用の光学系を搭載しない眼科装置における、OCT撮影系での撮影フローについて説明する。
図5は、第2の実施形態における測定光学系の概略構成を模式的に示している。第1の実施形態に対して光路L2に配置される光学要素において異なる。しかし、OCT光学系の光路L1、および前眼部観察系の光路L3上に配置される光学要素については同じ構成である。
本実施形態において、光路L2は、内部固視灯の光路である。光路L2上には、レンズ101−2、フォーカスレンズ122、および光源123が配置される。光源123は、二次元的に配された光源であり、光源の点灯位置を制御することにより、内部固視灯として様々な模様を被検眼の様々な位置に投影することができる。ただし、内部固視灯の構成は、第1の実施形態同様、スキャナによる走査および点灯制御方式であっても良い。フォーカスレンズ122は、不図示のモータによって光路L2に沿って駆動され、これにより、被検眼100への内部固視灯123の合焦調整を行う。
図6は、第2の実施形態において断層画像を撮影する際の撮影フローを示す。第2の実施形態で用いる光学系では、眼底正面撮影専用の光学系を有しない為、被検眼の視度を測るのに、まず、OCT光学系での合焦調整を行う(S202)。OCT光学系での合焦調整を行う際には、第1の実施形態においてSLO撮影系を例に示した合焦調整の方法がそのまま適応できる。即ち、制御部925において、OCT画像の輝度(ある一点におけるOCT信号の強度でも可)を測定しながら、フォーカスレンズ122を駆動する。そして、測定される輝度が最大となるフォーカスレンズ115の光路L1上位置つまり合焦位置を見つける。
続くS203では、OCT光学系の合焦調整によって明らかになった、被検眼の視度に合わせるように、光路L2上にてフォーカスレンズ122を駆動して、内部固視灯の合焦調整を行う。内部固視灯の合焦調整終了後、参照光光路長の調整をS204にて行い、続くS205にて断層像の撮影を行う。
本実施形態では、撮影系フォーカスレンズとして、被検眼の画像を取得する撮影光学系に配される構成は、フォーカスレンズ115に対応する。
以上述べた第2の実施形態に従えば、眼底正面撮影専用の光学系を搭載しないOCT装置においても、被検眼にとって自然な固視状態を素早く作りだし、断層撮影を行うことができる。
[第3の実施形態]
第1および第2の実施形態においては、初めの眼底観察系(たとえば、OCT光学系、SLO撮影系、および眼底カメラ)による合焦調整の際には、必ず被検眼の視度調整が自然な状態にあると仮定している。第3の実施形態においては、万が一、被検眼の視度状態が不安定な状態(たとえば、水晶体に力が入り、近視側に視度調整された状態)であった場合に、被検眼の視度状態を自然な状態に戻すことを可能にする。
第1および第2の実施形態においては、初めの眼底観察系(たとえば、OCT光学系、SLO撮影系、および眼底カメラ)による合焦調整の際には、必ず被検眼の視度調整が自然な状態にあると仮定している。第3の実施形態においては、万が一、被検眼の視度状態が不安定な状態(たとえば、水晶体に力が入り、近視側に視度調整された状態)であった場合に、被検眼の視度状態を自然な状態に戻すことを可能にする。
図7は、第3の実施形態において断層画像を撮影する際の撮影フローを示す。本実施形態では、第1の実施形態における撮影フローに対して、S304〜S306に示される、視度の安定性を測定する工程を追加している。その他のS301〜S303の工程はS101〜S103の工程に各々対応し、S307〜S310の工程はS104〜S107の工程に各々対応する。対応する工程で行われる内容は同じであるため、ここでの詳述は省略する。
S303で、固視灯の合焦調整が完了した後、S304においてSLO撮影系の合焦状態の経時変化を測定し、これにより視度の安定性を評価する。具体的には、SLO画像の、輝度値またはコントラストの経時変化を測定する。そして、S305において、S304の測定結果より合焦状態の経時変化の有無を判定する。経時変化が無いと判定された場合(、視度状態が安定していると判断できる。このため、そのまま、フローはS307に移行し、OCT光学系の合焦調整、S308の参照光光路長の調整、およびS309の断層撮影が実行される。
S305においてSLO撮影系の合焦状態に経時変化があると判定された場合、被検眼の視度状態が不安定であると判断できる。即ち、被験者が被検眼100にて過度に視度調整を行っている可能性がある。このため、被検者が水晶体の力を抜いて被検眼がリラックスした状態となるように、SLO撮影系および内部固視灯のフォーカスレンズを遠視側に移動させる。そして、S306においてSLO画像の輝度値またはコントラストが低下し始める直前の位置を求め、当該フォーカスレンズの光軸上の位置をSLO撮影系および内部固視灯の合焦位置として決定する。
合焦位置決定後、フローはS304を経てS305に至り、合焦状態の経時変化が無くなったか否かを再度確認する。ここで経時変化が生じていないと判定されれば、フローはS307、S308、S309へと進む。経時変化がある程度のレベル以下に至るまでS304〜S306の工程は繰り返される。
以上述べた受光素子から発せられる信号の強度、もしくは被検眼画像のコントラストの経時変化の測定は、制御部925においてこれらの経時変化を測定する撮影系フォーカス経時変化測定部として機能するモジュールにより実行される。そして制御部925は、固視灯フォーカスレンズの合焦位置決定後に該撮影系フォーカス経時変化測定部によって合焦状態が経時変化したと検知された場合、撮影系フォーカスレンズの合焦調整と固視灯フォーカスレンズの合焦調整と、を再び実行させる。以上の第3の実施形態に従えば、被検眼の視度状態を確実に安定した状態にしたうえで、被検眼の断層撮影が可能となる。
[第4の実施形態]
第1〜3の実施形態では、眼底観察系(たとえば、OCT光学系、SLO撮影系、および眼底カメラ)による合焦調整の際に、内部固視灯はデフォーカスされた状態にある。被検眼と内部固視灯の視度が大きく異なる場合、被検眼には、固視灯は全く見えなくなり、固視が定まらなくなる。そこで、第4の実施形態では、眼底観察系による合焦調整の際にも、被検眼の固視をサポートすることが可能な構成をとる。
第1〜3の実施形態では、眼底観察系(たとえば、OCT光学系、SLO撮影系、および眼底カメラ)による合焦調整の際に、内部固視灯はデフォーカスされた状態にある。被検眼と内部固視灯の視度が大きく異なる場合、被検眼には、固視灯は全く見えなくなり、固視が定まらなくなる。そこで、第4の実施形態では、眼底観察系による合焦調整の際にも、被検眼の固視をサポートすることが可能な構成をとる。
図8は、第4の実施形態における光学系の構成を示す概略図である。当該光学系では第1の実施形態に係る光学系における固視灯光路に、別の固視灯経路を追加している。当該固視灯経路は、ダイクロイックミラー125、レンズ126、および光源127を有する。当該固視灯経路では、光源112による固視灯に比べ、焦点深度が深くなるよう構成されている。
なお、ここでは、光源112による固視灯を第1の固視灯系とし、光源127による固視灯を第2の固視灯系とする。該第2の固視灯系より提供される固視標は、焦点深度が深いため被検眼と内部固視灯の視度が大きく異なった場合にも、被検眼には見える。この時、被検眼100は第2の固視灯系より提供される固視標に対して合焦状態にある必要は無く、ぼけた状態であっても、有る一点が特定できる形状、最も単純には点光源が見えていれば良い。
本実施形態では、内部固視灯の合焦調整前までは第2の固視灯系の光源127を点灯させておき、該第2の固視灯系により被検眼に固視を行わせる。また、内部固視灯の合焦調整の際には、用いる固視灯を別の固視灯である第2の固視灯系の光源127から第1の固視灯系の光源112に切り替える。これにより、固視と共に正確に視度も固定できるようになる。なお、第2の固視灯系を用いたまま被検眼に固視を行わせた場合、固視を促す該第2の固視灯系の提供する固視標では焦点深度が深いため、OCT撮影の際に被検眼の視度が定まらず、OCT画像がぼけてしまう恐れがあることに留意する必要がある。
以上のようにして、内部固視灯の合焦調整前後で、固視標の焦点深度の違う固視灯系を使い分けることで、被検眼の固視状態を維持したうえで、眼底観察系および内部固視灯の合焦調整を行うことを可能にする。
なお、図6に示す実施形態では、焦点深度の異なる別の固視灯を設けた。しかし、用いる固視灯は一つのままとし、固視灯光路上に絞りを配し、内部固視灯の合焦調整前後で絞りの径を変化させることで固視灯の焦点深度を変化させることとしても良い。この場合、固視灯に絞り径可変な絞りを配し、固視灯フォーカスレンズの合焦位置の決定前は絞り径を小さくし、固視灯フォーカスレンズの合焦位置の決定後は絞り径を大きくすると良い。
また、被検眼と内部固視灯の視度が大きく異なっても、被検眼にデフォーカスされた状態の内部固視灯が見えるように、内部固視灯の可変とした輝度を上昇させることとしても良い。ただし、この場合、内部固視灯が合焦した際には、被検眼に対して光量が強すぎる可能性が有る。このような強い可視光が被検眼に照射されることで被検眼が縮動し、OCT装置の撮影可能最小瞳孔径を下回ってしまうことが考えられる。このため、内部固視灯の合焦調整時には、輝度或いは光量を下げるようにすることが好ましい。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
107:SLOフォーカスレンズ、 110:フォトディテクタ、 111、122:固視灯フォーカスレンズ、 112:内部固視灯、 115:OCTフォーカスレンズ、 126:固視灯フォーカスレンズ、 127:内部固視灯: 184:ラインセンサ、 925:制御部
Claims (12)
- 被検眼の画像を取得する撮影光学系に配される撮影系フォーカスレンズと、
前記被検眼の固視を促す固視灯系に配されると固視灯フォーカスレンズと、
前記撮影系フォーカスレンズの合焦調整を実行した後、前記固視灯フォーカスレンズの合焦調整を実行させる制御手段と、を有することを特徴とする眼科装置。 - 前記制御手段は、前記合焦調整を実行して得られた前記撮影系フォーカスレンズの合焦位置に対応し、前記得られた撮影系フォーカスレンズの合焦位置を固定して前記固視灯フォーカスレンズの合焦調整を行って、前記固視灯フォーカスレンズの合焦位置を決定することを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。
- 前記撮影系フォーカスレンズの合焦位置は、前記撮影系フォーカスレンズを介して前記被検眼からの測定光を受光する受光素子の信号強度、もしくは取得された前記被検眼の画像のコントラストに基づいて決定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の眼科装置。
- 前記撮影系フォーカスレンズを介して前記被検眼からの測定光を受光する受光素子の信号強度、もしくは取得された前記被検眼の画像のコントラスト、の経時変化を測定する撮影系フォーカス経時変化測定部を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の眼科装置。
- 前記制御手段は、前記固視灯フォーカスレンズの合焦位置を決定した後に、前記撮影系フォーカス経時変化測定部が前記信号強度もしくは前記コントラストの経時変化を検知した場合に、前記撮影系フォーカスレンズの合焦調整および前記固視灯フォーカスレンズの合焦調整を再び実行させることを特徴とする請求項4に記載の眼科撮影装置。
- 前記撮影系フォーカスレンズの合焦調整および前記固視灯フォーカスレンズの合焦調整を再び行う際に、前記制御手段は、前記撮影系フォーカスレンズおよび前記固視灯フォーカスレンズを遠視側に移動させることを特徴とする請求項5に記載の眼科装置。
- 前記制御手段は、前記撮影系フォーカスレンズおよび前記固視灯フォーカスレンズを遠視側に移動させる際に、前記信号強度もしくは前記コントラストが低下する直前の位置を前記撮影系フォーカスレンズの合焦位置および前記固視灯フォーカスレンズの合焦位置として決定することを特徴とする請求項6に記載の眼科装置。
- 前記固視灯は輝度を可変であって、前記固視灯フォーカスレンズの合焦位置を決定した後に、前記輝度を下げることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の眼科装置。
- 前記固視灯は絞り径可変な絞りを有し、前記固視灯フォーカスレンズの合焦位置の決定前は前記絞り径を小さくし、前記固視灯フォーカスレンズの合焦位置の決定後は前記絞り径を大きくすることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の眼科装置。
- 前記固視灯よりも焦点深度の深い別の固視灯を有し、前記固視灯フォーカスレンズの合焦位置の決定前は前記別の固視灯を前記被検眼の固視に用い、前記固視灯フォーカスレンズの合焦位置の決定後は前記固視灯を前記被検眼の固視に用いることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の眼科装置。
- 被検眼の画像を取得する撮影光学系に配される撮影系フォーカスレンズの合焦調整をし、
前記撮影系フォーカスレンズの合焦調整の後に、前記被検眼の固視を促す固視灯系に配されると固視灯フォーカスレンズの合焦調整をすることを特徴とする眼科装置の制御方法。 - 請求項11に記載の眼科装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014220257A JP2016083318A (ja) | 2014-10-29 | 2014-10-29 | 眼科装置および眼科装置の制御方法 |
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JP2016083318A true JP2016083318A (ja) | 2016-05-19 |
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JP2014220257A Pending JP2016083318A (ja) | 2014-10-29 | 2014-10-29 | 眼科装置および眼科装置の制御方法 |
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JP (1) | JP2016083318A (ja) |
Cited By (1)
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CN111787844A (zh) * | 2018-03-27 | 2020-10-16 | 株式会社拓普康 | 眼科装置以及眼科装置的控制方法 |
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2014
- 2014-10-29 JP JP2014220257A patent/JP2016083318A/ja active Pending
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CN111787844A (zh) * | 2018-03-27 | 2020-10-16 | 株式会社拓普康 | 眼科装置以及眼科装置的控制方法 |
CN111787844B (zh) * | 2018-03-27 | 2024-01-12 | 株式会社拓普康 | 眼科装置以及眼科装置的控制方法 |
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