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JP2016076604A - クラッチ機構付きモータユニット - Google Patents

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JP2016076604A
JP2016076604A JP2014206091A JP2014206091A JP2016076604A JP 2016076604 A JP2016076604 A JP 2016076604A JP 2014206091 A JP2014206091 A JP 2014206091A JP 2014206091 A JP2014206091 A JP 2014206091A JP 2016076604 A JP2016076604 A JP 2016076604A
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JP2014206091A
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遼平 小室
Ryohei Komuro
遼平 小室
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Nidec Instruments Corp
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Nidec Sankyo Corp
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Abstract

【課題】ヒンジ型ソレノイドの可動磁極の引き込み電流を低減することができ、かつ、無通電時における磁極間の対向面積を広く、高い寸法精度で確保することができるクラッチ機構付きモータユニットを提供する。
【解決手段】モータ駆動力の伝達を継断するクラッチ機構7を備え、クラッチ機構を構成するヒンジ型ソレノイドは、外周にコイル85が巻装された棒状の固定鉄心86と、支軸に揺動可能に支持され固定鉄心に吸引される板状の揺動部材89と、を備える。固定鉄心はコイルの軸方向外側に突出した端部である凸部86aを有し、揺動部材の凸部側の面である吸着面892aが凸部に吸着された状態において、吸着面における凸部の端面との対向部の支軸側の部位は、凸部の形状に沿って凸部の軸方向内側に段状に屈曲している。
【選択図】図4

Description

本発明はクラッチ機構付きモータユニットに関し、さらに詳しくは、ヒンジ型ソレノイドを用いたクラッチ機構を備えるモータユニットに関する。
下記特許文献1には板状の揺動部材(2)に凸部(6)を設け、固定鉄心(3)の端面に該凸部の形状に対応する凹部を設けたヒンジ型ソレノイドが開示されている。特許文献1のヒンジ型ソレノイドは、かかる凸部と凹部とを近接させることにより無通電時における揺動部材と固定鉄心との距離を縮め、引き込み時の吸引力を改善しようとするものである。
特開2005−277360号公報
電気的エネルギーを機械的エネルギーに変換する装置として、ソレノイドが広く一般に使用されている。可動磁極の形態によるソレノイドの種類としては、プランジャ型ソレノイドやヒンジ型ソレノイドなどが知られている。プランジャ型ソレノイドとは、固定鉄心に巻装されたコイルが励磁または消磁されることにより、ボビンやガイドパイプ内に配置されたプランジャ(可動鉄心)が往復直線運動をして、その端部を外部に出没させるソレノイドである。これに対して、ヒンジ型ソレノイドとは、固定鉄心に巻装されたコイルが励磁または消磁されることにより、揺動可能に支持された可動磁極であるフラッパ(可動板)が固定鉄心に対して接近離間するように揺動運動するソレノイドであり、フラッパ型ソレノイドまたはマグネット型ソレノイドとも呼ばれる。
ヒンジ型ソレノイドはプランジャ型ソレノイドに比べ、可動磁極の引き込み時における吸引力が弱いという特徴を有している。磁力は距離の2乗に反比例して減衰するため、部品の個体差や装置の組み立て時における累積公差、部品の摩耗による位置決め精度の劣化など、僅かな違いによっても引き込み時の動作に影響を与え得る。
特許文献1のヒンジ型ソレノイドは、板状の揺動部材に凸部を設け、固定鉄心の端面に該凸部の形状に対応する凹部を設けることにより、コイル消励時における揺動部材と固定鉄心とを近接させる方法を採用している。ここで、凹部における吸引力や耐久性を確保する観点から、凹部には相応の肉厚をもたせる必要がある。そのため、固定鉄心の端面に凹部を形成する場合、凹部は必然的に該端面の径よりも小径となる。磁力による吸引力は距離のみでなく、磁極間の対向面積の広さにも左右される。つまり、設計条件によっては特許文献1の方法が効果的でない場合もある。
また、上述の通り、ヒンジ型ソレノイドの引き込み時の吸引力を担保するためには、凸部と凹部に高い寸法精度が求められる。よって、単一部材から揺動部材と凸部とを成形する場合、凸部は削り出しにより形成されることが望まれるが、削り出しは削り滓などの材料ロスが多く生じるため歩留りが悪く、量産にも適さない。一方、プレス加工により凸部を形成する場合、凸部の凹面側の精度は比較的高くすることが可能であるが、凸面側には凹面側ほどの精度は望めない。
上記問題に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、ヒンジ型ソレノイドの可動磁極の引き込み電流を低減することができ、かつ、無通電時における磁極間の対向面積を広く、高い寸法精度で確保することができるクラッチ機構付きモータユニットを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明のクラッチ機構付きモータユニットは、駆動源であるモータと、前記モータの駆動力を出力部材に伝達する動力伝達手段と、前記動力伝達手段による動力の伝達を継断するクラッチ機構と、を備えるクラッチ機構付きモータユニットであって、前記クラッチ機構はヒンジ型ソレノイドを備え、前記ヒンジ型ソレノイドは、外周にコイルが巻装された棒状の固定鉄心と、支軸に揺動可能に支持され前記コイルが励磁されることにより前記固定鉄心に吸引される板状の揺動部材と、を備え、前記固定鉄心は前記コイルの軸方向外側に突出した端部である凸部を有し、前記揺動部材の前記凸部側の面である吸着面が前記凸部に吸着された状態において、該吸着面における前記凸部の端面との対向部の前記支軸側の部位は、前記凸部の形状に沿って前記凸部の軸方向内側に段状に屈曲していることを要旨とする。
コイルが消磁され、固定鉄心の凸部と揺動部材とが離間した際には、凸部端面との対向部の外周のうち支軸側の部分が凸部に最も近接した部分となる。かかる部分を凸部の形状に沿って凸部側に段状に屈曲させ、凸部と揺動部材とのエアギャップをさらに狭めることにより、屈曲のない平板状の揺動部材を用いた場合よりもこれら部材間の磁気抵抗を低減させることができる。磁気抵抗が低減されることにより、コイルを励磁した際のこれら部材間の磁束密度が高められ、引き込み時における揺動部材の吸引力を向上させることができる。
また、前記吸着面が前記凸部に吸着された状態において、前記吸着面における前記対向部の前記支軸側および前記支軸側の反対側の部位は、前記凸部の形状に沿って前記凸部の軸方向内側に段状に屈曲している構成としても良い。
コイル消磁時において揺動部材の最も凸部に近接している部分を凸部側に屈曲させるのみならず、対向部の外周のうち凸部から最も離間している部分も凸部の形状に沿って凸部側に段状に屈曲させることにより、エアギャップを効率的に小さくすることができ、また、磁力線の経路も好適化させることができる。
また、前記対向部は前記凸部の形状に対応する凹部であることが望ましい。
対向部を凸部の形状に対応する凹部(つまり対向部の外周が全周にわたって固定鉄心側に屈曲している形状)とすることにより、コイル消磁時における揺動部材全体と固定鉄心との間のエアギャップを小さくすることができる。上述のように、固定鉄心の端面に凹部を形成する場合、凹部の肉厚を確保するため凹部は必然的に該端面の径よりも小径となるが、固定鉄心の端部自体を凸部とし、揺動部材側に該凸部の形状に対応する凹部を形成することにより、揺動部材の肉厚で凹部の肉厚を確保しつつ、凸部と凹部の大きさを最大化することができる。
また、記固定鉄心は削り出しにより成形され、前記吸着面の前記凹部はプレス加工により形成されることが望ましい。
高い寸法精度が得られる削り出し加工により凸部が形成され、また揺動部材の凹部もプレス加工により形成された凹面側を使用することにより、成形における寸法のバラツキを小さくすることができる。
また、前記凸部の端面の周縁は、前記凸部の軸方向内側に向かって拡径される傾斜面である構成とすることが望ましい。
凸部端面の周縁が軸方向内側に向かって拡径される傾斜面とされ、揺動部材側もその形状に沿って屈曲していることにより、コイルが消磁されて揺動部材と凸部とが離間した際も、かかる傾斜面が相互に対向するため、離間時におけるこれら部材間の対向面積を広く確保することができる。また、傾斜面がない場合に比べ、磁力線が凸部の径方向よりも軸方向の向きに集中するため、吸引力を揺動部材の引き込みに効率的に用いることができる。
また、前記動力伝達手段は複数の歯車からなる減速歯車列を有し、前記揺動部材は断面略L字状の磁性体からなり、前記減速歯車列は、同軸上に配置された一の歯車と他の歯車とを有し、前記一の歯車は前記他の歯車から軸方向に離間する方向に常時付勢され、前記揺動部材は、前記吸着面が前記凸部に吸着されることにより、前記吸着面に直交する方向に延びる部位が前記一の歯車を前記付勢方向に逆行する方向に押動し、前記一の歯車の軸方向位置を前記他の歯車と対向面が当接する位置に変位させ、前記一の歯車は前記他の歯車と対向面が当接することにより前記他の歯車と周方向に一体的に回転する構成としても良い。
本発明のヒンジ側ソレノイドを用いたクラッチ機構を備えることにより、モータ駆動力の伝達の継段をより安定して行うことが可能となる。
本発明にかかるレンズユニットによれば、ヒンジ型ソレノイドの可動磁極の引き込み電流を低減することができ、かつ、無通電時における磁極間の対向面積を広く、高い寸法精度で確保することができるクラッチ機構付きモータユニットを提供することができる。
モータユニット1の分解斜視図である。 モータユニット1の動力伝達手段を示す説明図である。 ソレノイド8を前面および背面から見た分解斜視図である。 クラッチ機構7の断面図である。 ケース4の収容部材を示す平面図である。 基板100の説明図である。 揺動部材89の垂直部892の他の形態を示す説明図である。 本発明において行ったソレノイドの吸引力の測定方法を示す模式図である。 本実施形態におけるソレノイド8と、凹部892bおよび傾斜面86cの無いソレノイドの吸引力の測定結果を示すグラフである。
以下、本発明にかかるクラッチ機構付きモータユニットの実施形態について図面を用いて詳細に説明する。本実施形態におけるモータユニット1は、換気扇の開口部に設けられたルーバ状シャッターの開閉操作に用いられるモータユニットである。尚、以下の説明における「上」とは図1におけるカバー6側をいい、「下」とはモータケース5側をいう。「垂直」とは図1における上下方向をいい、「水平」とは該垂直方向に直交する方向をいう。
(動力伝達手段)
図1および図2に示されるように、本実施形態にかかるモータユニット1は、駆動源であるモータMの駆動力を、出力部材である巻取部材3へと伝達する減速歯車列2を有している。巻取部材3にはワイヤWの一端が連結されており、ワイヤWの他端は図示しないルーバ状シャッターの開閉軸に連結されている。巻取部材3がモータMの駆動力を受けて図1の矢印A方向に回転することにより、ワイヤWは巻取部材3に巻き取られ、シャッターが開放される。
以下、本実施形態における動力伝達手段についてより具体的に説明する。モータケース5内におけるモータMのモータピニオンMpの径方向外側には、動力伝達手段である減速歯車列2を構成する第1歯車21、第2歯車22、第3歯車23、第4歯車24、および出力軸25が配置されている。第1歯車21〜第4歯車24は、モータMのステータコアを兼ねる区画壁51に立設されたシャフトS1〜S4にそれぞれ回転可能に支持されている。出力軸25は、その下端部に形成された支軸部254が、コイルボビン54の上面に形成された円筒状の軸受部541に回転可能に支持されている。尚、軸受部541は区画壁51を上方に貫通してモータケース5内に突出している。
第1歯車21は、同軸上に配置された小径歯車部212と大径歯車部211の二つの歯車部材により構成されている。第2歯車22、第3歯車23、および第4歯車24は、それぞれ大径歯車部221〜241と小径歯車部222〜242とが軸方向に重ねられ一体的に成形された歯車部材である。出力軸25の歯車部251は支軸部254の上側に形成されている。
第1歯車21を構成する小径歯車部212と大径歯車部211との間には、スプリングSpが配設されている。小径歯車部212はスプリングSpにより常時上方へと付勢されることにより大径歯車部211と軸方向に離間している。尚、これら小径歯車部212と大径歯車部211は後述するソレノイド8により連結され、周方向に一体的に回転することとなる。また、シャフトS1における大径歯車部211の下側には、モータMの逆回転を阻止する逆回転防止レバー27が配設されている。
モータMのモータピニオンMpは第1歯車21の大径歯車部211に噛合している。第1歯車21の小径歯車部212は第2歯車22の大径歯車部221に、第2歯車22の小径歯車部222は第3歯車23の大径歯車部231に、第3歯車23の小径歯車部232は第4歯車24の大径歯車部241に、第4歯車24の小径歯車部242は出力軸25の歯車部251にそれぞれ噛合している。
出力軸25の歯車部251の上側には、ケース4の底壁部41を貫通して大径部252が形成されており、大径部252にはカム74が回り止めされた状態で取り付けられている。大径部252の上側にはカバー6の上壁部60に設けられた開口61を貫通して小径部253が形成されており、小径部253にはワイヤWの巻取部材3が回り止めされた状態で取り付けられている。このようにしてモータMの駆動力は減速歯車列2を介して巻取部材3へと伝達される。
(クラッチ機構)
図3および図4に示されるように、本実施形態におけるクラッチ機構7は、電磁石81および揺動部材89を有するヒンジ型ソレノイドであるソレノイド8と、一の歯車である小径歯車部212および他の歯車である大径歯車部211からなる第1歯車21と、これら小径歯車部212および大径歯車部211の間に配設されたスプリングSpと、により構成されている。
第1歯車21を構成する小径歯車部212は、上側に歯車部212a、下側に該歯車部212aよりも大径の基台部212bが一体的に形成されており、基台部212bの下面の周縁には、下方へ突出する複数の突起部212cが周方向に所定間隔で設けられている。大径歯車部211における突起部212cに対向する位置には、突起部212cが挿入される貫通孔211aが突起部212cと同数同間隔で設けられている。小径歯車部212と大径歯車部211との対向面が当接することにより突起部212cが貫通孔211aに挿入され、小径歯車部212と大径歯車部211は周方向に一体的に回転する状態となる。
揺動部材89は、磁性材料からなる板状部材を長手方向における途中位置で屈曲させた断面略L字状の部材であり、屈曲部893を挟んで一方側が第1歯車21の小径歯車部212を押動する当接部891aを備える水平部891であり、他方側が、磁化された固定鉄心86に吸引される垂直部892となっている。
垂直部892における水平部891側端部の両側部には、後述する支軸部831aに掛け止められる掛け止め部894が設けられている。揺動部材89は掛け止め部894を支点として支軸部831aに揺動可能に支持されている。
コイル85が励磁されると、磁化された固定鉄心86に揺動部材89の垂直部892が吸着され、連動して水平部891の当接部891aが下方へと変位する。一方、コイル85が消磁され、固定鉄心86の吸引力が消失すると、揺動部材89の水平部891がスプリングSpの付勢力により第1歯車21の小径部253とともに上方へ押し上げられ、連動して垂直部892が固定鉄心86から離間する。
図4に示すように、小径歯車部212がスプリングSpに付勢されて大径歯車部211から軸方向に離間しているときは、モータMの駆動力は大径歯車部211から小径歯車部212へは伝達されない。つまり、モータMの駆動力は第1歯車21により遮断される。ソレノイド8に電力が供給され、磁化された固定鉄心86に揺動部材89の垂直部892が吸着されると、水平部891の当接部891aが小径歯車部212をスプリングSpの付勢力に抗して押動する。当接部891aに押動されることにより小径歯車部212は下方へ変位し、小径歯車部212と大径歯車部211との対向面が当接すると、小径歯車部212の突起部212cが大径歯車部211の貫通孔211aに挿入される。これによりモータMの駆動力は大径歯車部211から小径歯車部212へ伝達されるようになり、モータMの駆動力が減速歯車列2を介して巻取部材3に伝達される。
電磁石81は、外周にコイル85が巻装されたボビン82と、ボビン82に挿通された円柱形状の固定鉄心86と、ボビン82の支持部材83とを有している。ボビン82は、円筒状の軸部821と、軸部821の長手方向の一端と他端に設けられたフランジ部822、823とを有しており、コイル85は軸部821の外周に巻回されている。ボビン82は、支持部材83の台部831にフランジ部822、823の平坦な底面を当接させて支持部材83に載置されている。
支持部材83の台部831は、ボビン82の下側をボビン82の軸方向と平行に延びており、台部831の先端部に設けられた支軸部831aを、ボビン82のフランジ部823よりも、揺動部材89の垂直部892側に突出させている。
ボビン82のフランジ部823の下部には端子支持部824が設けられており、この端子支持部824は、フランジ部823から離れた位置で柱状の端子84を支持している。端子84には、ボビン82の外周に巻き付けられたコイル85の図示しない一端と他端がそれぞれ絡げられている。
ボビン82の内部には、固定鉄心86が圧入される挿通孔82aが、軸部821と、フランジ部822、823とを貫通して設けられている。挿通孔82aに圧入された固定鉄心86の後端部86bは、支持部材83の壁部832を貫通して突出しており、かかる後端部86bがかしめられることにより、固定鉄心86は壁部832に固定されている。
固定鉄心86の材料は純鉄および軟鉄のどちらでも良い。純鉄のほうが軟鉄よりも残留磁荷が少ないため、本実施形態においては純鉄が採用されている。尚、純鉄および軟鉄のいずれを採用する場合においても、固定鉄心86を製造するに当たり焼きなましが行われる。
固定鉄心86の先端はボビン82から揺動部材89側に突出した凸部86aとなっている。また、凸部86aには、その端面の周縁に、凸部86aの軸方向内側に向かって拡径される傾斜面86cが形成されている。揺動部材89の垂直部892における凸部86a側の面である吸着面892aには、かかる凸部86aの位置と形状に対応した凹部892bが形成さている。
コイル85が消磁され、凸部86aと吸着面892aとが離間した際には、吸着面892aにおける凸部86a端面との対向部の支軸部831a側の部位が凸部86aに最も近接した部分となる。本実施形態においては、対向部が凸部86aの形状に対応した凹部892bとされていることにより、その最も近接した部分を含む対向部の全周が凸部86a側に屈曲しており、凸部86aと吸着面892aとの間のエアギャップが最小化されている。これにより、屈曲のない平板状の垂直部を用いた場合に比べ、凸部86aと吸着面892aとの間の磁気抵抗が低減され、コイル85を励磁した際のこれら部材間の磁束密度が高められている。
さらに、凸部86aに傾斜面86cが設けられ、凹部892bの内周面もその形状に沿った傾斜面とされていることにより、吸着面892aが凸部86aから離間した際も傾斜面86cと凹部892bの内周面とが対向するため、これら部材間の対向面積が確保される。さらに、凸部86aに傾斜面86cがない場合に比べ、磁力線が垂直方向よりも水平方向に集中するため、凸部86aの吸引力を揺動部材89の引き込みに効率的に用いることが可能とされている。
本実施形態においては凹部892bが吸着面892a側に形成されていることにより、凹部892bと凸部86aの大きさ(対向面積)が最大化されている。つまり、凹部を固定鉄心側に形成する場合には、凹部の径は固定鉄心の端面の径から凹部の肉厚分を引いた大きさとなり、凸部もその大きさに合わせて形成することとなるが、固定鉄心の端部自体を凸部とし、凹部を揺動部材側に形成することにより、揺動部材の肉厚で凹部の肉厚を確保しつつ、凸部の大きさに合わせて柔軟に凹部を形成することが可能とされている。
図8は本発明において行った、ヒンジ型ソレノイドの吸引力の測定方法を示す模式図である。揺動部材の当接部に所定重量の重りを載せて、ソレノイドに印加する電圧を徐々に上昇させていき、当接部が重りを押し上げた時点における電圧を取得した。尚、コイルはφ0.03の巻線が13400ターン巻回されたものを使用し、測定時における雰囲気温度は常温、固定鉄心と揺動部材の吸着面との空間距離は0.8mm、周波数は60Hzとした。上記方法において、本実施形態におけるソレノイド8と、ソレノイド8から凸部86aと凹部892bとを除いたソレノイドについて測定を行い、両者の結果を比較した。
図9は上記測定結果を示すグラフである。凸部86aと凹部892bの無いソレノイド(点線)に比べ、本実施形態におけるソレノイド8(実線)は、引き込み時における電圧効率が5〜10V程度向上していることが確認された。
吸着面892aにおける凸部86aとの対向部は、本実施形態のように凹形状であることが望ましいが、例えば図7(a)に示すように、吸着面892aにおける凸部86a端面との対向部の支軸部831a側の部位のみが凸部86aの形状に沿って凸部86aの軸方向内側に段状に屈曲した形状や、図7(b)に示すように、支軸部831a側およびその反対側の部位が段状に屈曲した形状としても、ある程度は本実施形態における効果と同様の効果が認められる。
また、本実施形態における固定鉄心86は削り出しにより成形されており、凹部892bはプレス加工により形成されている。高い寸法精度が得られる削り出し加工により凸部86aが形成され、また揺動部材89の凹部892bもプレス加工により形成された凹面側を使用していることにより、成形における寸法のバラツキが小さく抑えられている。ヒンジ型ソレノイドは引き込み時における吸引力が弱く、僅かな寸法の違いが引き込み時の動作に影響を与え得るが、本実施形態においてはかかる構成により安定した成形精度を得ることができる。
凸部86a端面の中央には孔部862が形成されている。孔部862は凸部86aの端面から、固定鉄心86の長手方向における途中まで形成されており、この孔部862には、非磁性材料からなるスペーサ88が圧入されている。スペーサ88は、長手方向の全長にわたって同じ外径を有する円柱形状の部材である。スペーサ88は、長手方向の一端である端面88aを凸部86aから揺動部材89側に突出させている。
コイル85が励磁されることにより揺動部材89の垂直部892は磁化された凸部86aに吸引され、スペーサ88の端面88aに当接する。つまり、コイル85が励磁されることにより垂直部892は凸部86aに接近するが、スペーサ88が介在することにより直接凸部86aには接触しない。これは、ソレノイド8が直流電流を使用していることにより、その残留磁荷が揺動部材89の離間を妨げること防ぐための方策である。
(基板)
図5に示すように、ソレノイド8の端子支持部824に支持された端子84は、基板100に設けられた貫通孔T1、T2(図6参照)を貫通し、基板100の上面に設けられた配線に半田付けされている。基板100には、その他、モータMから延びる端子Maが挿入される挿入孔M1、電源供給線120、121の端子120a、121aとの接続孔L1、L2が設けられている。
基板100の略中央には、ソレノイド8との干渉を避けるための貫通孔102が形成されており、ソレノイド8はかかる貫通孔102内に配置されている。
基板100の下面には、交流電源を直流電源に変換するブリッジダイオード110と、バリスタ111と、ヒューズ112とが取り付けられている。
(スイッチ機構)
図5に示すように、ケース4には、モータMのオン/オフを切り替えるスイッチ機構70が設けられている。スイッチ機構70は、可動接片72と固定接片73とを有するリーフスイッチ71と、リーフスイッチ71のオン/オフを切り替えるカム74と、からなる。
カム74は、平面視円弧状を成すカム面741を有しており、周方向における一部には、外周面が径方向内側に窪んだ凹面742が形成されている。可動接片72は、長手方向の一端にカム74に向かって屈曲した接触部722を有しており、可動接片72は接触部722がカム74の外周面に摺接する位置に配置されている。可動接片72の長手方向の他端部721は、ケース4の保持部45に設けた保持溝451に差し込まれている。
可動接片72のカム74側の反対側には、固定接片73が配置されており、固定接片73の長手方向の一端には、可動接片72側に向かって屈曲した接触部732が設けられている。
可動接片72は、接触部722がカム面741に摺接すると、接触部722がカム面741に押圧され、固定接片73側に弾性変形する。これにより、可動接片72が固定接片73の接触部732に接触し、リーフスイッチ71がオン状態とされる。
保持溝451に差し込まれた可動接片72の他端部721には、基板100側に延びる端子部723が設けられている。端子部723は、基板100に設けられた貫通孔101e(図6参照)を貫通し、基板100に設けられた配線に半田付けされている。
固定接片73の長手方向の他端部731は、ケース4の保持部45に設けられた保持溝452に差し込まれており、この保持溝452に差し込まれた部分には、モータMから延びる端子Mbが接続される接続部733が設けられている。接続部733の先端部には、端子Mbが挿入される貫通孔733aが形成されている。
スイッチ機構70は、可動接片72の接触部722が、カム74の凹面742に摺接して、可動接片72が固定接片73の接触部732から離れた状態になると、モータMへの通電が遮断されるようになっている。
(動作)
以下、本実施形態におけるモータユニット1の動作を換気扇の使用状態に基づいて説明する。
換気扇が使用されていない状態においては、モータユニット1には電力は供給されていない。この状態におけるリーフスイッチ71の可動接片72は、接触部722がカム面741に押圧され、固定接片73の接触部732に接触した状態にある。
換気扇のスイッチが入れられると、電源供給線120、121を介してモータユニット1に電力が供給され、モータMが駆動する。この際、シャフトS1に設けられた逆回転防止レバー27によりモータピニオンMpの逆回転は阻止され、モータピニオンMpはシャッターを開放する方向にのみ回転する。
モータMの駆動と同時に、ソレノイド8にはブリッジダイオード110から直流電圧が供給され、コイル85が励磁されることにより磁化された固定鉄心86に揺動部材89の垂直部892が吸着される。垂直部892が固定鉄心86側に変位することにより、水平部891の当接部891aは小径歯車部212をスプリングSpの付勢力に抗して大径歯車部211側に押動する。
小径歯車部212が押動され、その対向面が大径歯車部211に当接することにより、小径歯車部212の突起部212cが大径歯車部211の貫通孔211aに挿入され、これら小径歯車部212および大径歯車部211は周方向に一体的に回転する連結状態となる。これにより、モータMの駆動力は減速歯車列2を介して巻取部材3に伝達され、巻取部材3がワイヤWを巻き取る方向に回転し、換気扇のシャッターが開放される。
巻取部材3が所定角度回転すると、出力軸25を介して巻取部材3と一体に回転するカム74の凹面742に可動接片72の接触部722が摺接する。接触部722が凹面742に摺接することにより、可動接片72は固定接片73から離間し、モータMへの電源供給が遮断される。
モータMへの電源供給が遮断されることにより、モータMは駆動を停止し、巻取部材3の回転も停止する。一方、この時点ではソレノイド8への通電は維持されているため、小径歯車部212と大径歯車部211は連結状態にある。つまり、モータピニオンMpと巻取部材3との間の動力伝達路は維持された状態にある。また、上述のように、換気扇のシャッターが閉塞される方向へのモータピニオンMpの回転(逆回転)は、シャフトS1に設けられた逆回転防止レバー27により阻止されている。よって、電源が遮断されたことによりモータMが停止していても、換気扇のシャッターは開放された状態に維持される。
換気扇のスイッチが切られると、モータユニット1への電力の供給が断たれ、ソレノイド8への通電も停止される。これにより固定鉄心86の磁化も停止され、固定鉄心86が垂直部892を吸引する力も消失する。
固定鉄心86の吸引力が消失すると、小径歯車部212はスプリングSpの付勢力により揺動部材89の水平部891を上方に押し上げる。その結果、小径歯車部212の突起部212cは、大径歯車部211の貫通孔211aから引き抜かれ、小径歯車部212と大径歯車部211との連結が解除される。尚、水平部891が押し上げられることにより、揺動部材89の垂直部892は固定鉄心86から離れる方向に変位することとなる。
巻取部材3には、ワイヤWを介して、換気扇のシャッターを閉塞する方向に巻取部材3を回転させる力が加えられている。小径歯車部212と大径歯車部211との連結が解除され、回転部材3のシャッター閉塞方向への回転を阻止する力が消失すると、回転部材3から第1歯車21の小径歯車部212までが空転し、換気扇のシャッターが閉塞される。
巻取部材3がシャッター閉塞方向に回転すると、出力軸25を介してカム74も同方向に同角度回転する。これにより、リーフスイッチ71の可動接片72も、接触部722がカム面741に押圧され、固定接片73の接触部732に接触した状態に復帰する。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
1 モータユニット1
2 減速歯車列
21 第1歯車
212 小径歯車部
212a 歯車部
212b 基台部
212c 突起部
211 大径歯車部
211a 貫通孔
27 逆回転防止レバー
7 クラッチ機構
8 ソレノイド
831a 支軸部
86 固定鉄心
86a 凸部
86c 傾斜面
89 揺動部材
891 水平部
892 垂直部
892a 吸着面
892b 凹部
894 掛け止め部
M モータ
Sp スプリング

Claims (6)

  1. 駆動源であるモータと、
    前記モータの駆動力を出力部材に伝達する動力伝達手段と、
    前記動力伝達手段による動力の伝達を継断するクラッチ機構と、を備えるクラッチ機構付きモータユニットであって、
    前記クラッチ機構はヒンジ型ソレノイドを備え、
    前記ヒンジ型ソレノイドは、外周にコイルが巻装された棒状の固定鉄心と、支軸に揺動可能に支持され前記コイルが励磁されることにより前記固定鉄心に吸引される板状の揺動部材と、を備え、
    前記固定鉄心は前記コイルの軸方向外側に突出した端部である凸部を有し、
    前記揺動部材の前記凸部側の面である吸着面が前記凸部に吸着された状態において、該吸着面における前記凸部の端面との対向部の前記支軸側の部位は、前記凸部の形状に沿って前記凸部の軸方向内側に段状に屈曲していることを特徴とするクラッチ機構付きモータユニット。
  2. 前記吸着面が前記凸部に吸着された状態において、前記吸着面における前記対向部の前記支軸側および前記支軸側の反対側の部位は、前記凸部の形状に沿って前記凸部の軸方向内側に段状に屈曲していることを特徴とする請求項1に記載のクラッチ機構付きモータユニット。
  3. 前記対向部は前記凸部の形状に対応する凹部であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のクラッチ機構付きモータユニット。
  4. 前記固定鉄心は削り出しにより成形され、前記吸着面の前記凹部はプレス加工により形成されることを特徴とする請求項3に記載のクラッチ機構付きモータユニット。
  5. 前記凸部の端面の周縁は、前記凸部の軸方向内側に向かって拡径される傾斜面であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のクラッチ機構付きモータユニット。
  6. 前記動力伝達手段は複数の歯車からなる減速歯車列を有し、
    前記揺動部材は断面略L字状の磁性体からなり、
    前記減速歯車列は、同軸上に配置された一の歯車と他の歯車とを有し、
    前記一の歯車は前記他の歯車から軸方向に離間する方向に常時付勢され、
    前記揺動部材は、前記吸着面が前記凸部に吸着されることにより、前記吸着面に直交する方向に延びる部位が前記一の歯車を前記付勢方向に逆行する方向に押動し、前記一の歯車の軸方向位置を前記他の歯車と対向面が当接する位置に変位させ、
    前記一の歯車は前記他の歯車と対向面が当接することにより前記他の歯車と周方向に一体的に回転することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のクラッチ機構付きモータユニット。
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