JP2016072000A - 燃料電池用ガス拡散層、燃料電池及び燃料電池用ガス拡散層の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料電池用ガス拡散層におけるガス拡散性の向上を図る技術を提供する。【解決手段】燃料電池用ガス拡散層は、長さが30μm以上の複数の導電性繊維28,48、及び溶融粘度が1000Pa・s以下であり、当該導電性繊維同士を結着させる熱可塑性樹脂30,50を含有する多孔質層と、多孔質層の一方の主表面に設けられる溝状の流体流路24,44と、を備える。【選択図】図3
Description
本発明は、燃料電池用ガス拡散層と、燃料電池用ガス拡散層を有する燃料電池と、燃料電池用ガス拡散層の製造方法とに関する。
燃料電池は、水素と酸素とから電気エネルギーを発生させる装置であり、高い発電効率を得ることができる。燃料電池の主な特徴としては、従来の発電方式のように熱エネルギーや運動エネルギーの過程を経ることがない直接発電であるので、小規模でも高い発電効率が期待できること、窒素化合物等の排出が少なく、騒音や振動も小さいので環境性が良いことなどが挙げられる。このように、燃料電池は燃料のもつ化学エネルギーを有効に利用でき、環境にやさしい特性を備えるため、21世紀を担うエネルギー供給システムとして期待され、宇宙用から自動車用、携帯機器用まで、また大規模発電から小規模発電まで、種々の用途に使用できる将来有望な新しい発電システムとして注目され、実用化に向けて技術開発が本格化している。
特許文献1には、高分子電解質膜の両面に触媒層、ガス拡散層、及びセパレータが順に積層された燃料電池が開示されている。当該燃料電池のガス拡散層は、導電性カーボンシートで構成され、セパレータと当接する表面に流体流路を有する。
本発明者らは、上述した燃料電池について鋭意研究を重ねた結果、従来の燃料電池のガス拡散層には、ガス拡散性の向上を図る余地があることを認識するに至った。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、燃料電池用ガス拡散層におけるガス拡散性の向上を図る技術を提供することにある。
本発明のある態様は、燃料電池用ガス拡散層である。当該燃料電池用ガス拡散層は、長さが30μm以上の複数の導電性繊維、及び溶融粘度が1000Pa・s以下であり、当該導電性繊維同士を結着させる熱可塑性樹脂を含有する多孔質層と、多孔質層の一方の主表面に設けられる溝状の流体流路と、を備える。
本発明の他の態様は、燃料電池用ガス拡散層である。当該燃料電池用ガス拡散層は、一方の主表面に溝状の流体流路を有する第1多孔質層と、第1多孔質層の他方の主表面側に配置される第2多孔質層と、を備える。第1多孔質層は、長さ30μm以上の導電性繊維を含有する。第2多孔質層は、その断面における単位面積当たりの導電性繊維の占有面積率が第1多孔質層の断面における当該占有面積率よりも小さい。
本発明の他の態様は、燃料電池である。当該燃料電池は、電解質膜、電解質膜の一方の面側に配置されるアノード触媒層、及び電解質膜の他方の面側に配置されるカソード触媒層で構成される膜電極接合体と、膜電極接合体のアノード触媒層側に配置されるアノードガス拡散層と、膜電極接合体のカソード触媒層側に配置されるカソードガス拡散層と、を備える。アノードガス拡散層及びカソードガス拡散層の少なくとも一方は、上述した態様の燃料電池用ガス拡散層で構成される。
本発明の他の態様は、燃料電池用ガス拡散層の製造方法である。当該燃料電池用ガス拡散層の製造方法は、長さが30μm以上の複数の導電性繊維、及び溶融粘度が1000Pa・s以下であり、当該導電性繊維同士を結着させる熱可塑性樹脂を含有する多孔質シートを用意する工程と、多孔質シートを加熱及び加圧して、多孔質シートの一方の主表面に溝状の流体流路を形成する工程と、を含む。
本発明によれば、燃料電池用ガス拡散層におけるガス拡散性の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1は、実施の形態に係る燃料電池の構造を模式的に示す斜視図である。図2は、図1のA−A線に沿った概略断面図である。本実施の形態の燃料電池1は、略平板状の膜電極接合体10と、燃料電池用ガス拡散層としてのアノードガス拡散層20及びカソードガス拡散層40とを備える。以下、アノードガス拡散層20とカソードガス拡散層40とを区別しない場合には、まとめて燃料電池用ガス拡散層と称する。アノードガス拡散層20とカソードガス拡散層40とは、膜電極接合体10を挟んで互いの主表面が対向するように設けられる。また、アノードガス拡散層20及びカソードガス拡散層40それぞれの膜電極接合体10とは反対の主表面側には、セパレータ2,4が設けられる。本実施の形態では、一組の膜電極接合体10、アノードガス拡散層20及びカソードガス拡散層40を示すが、セパレータ2,4を介して複数組が積層され、燃料電池スタックが構成されてもよい。
膜電極接合体10は、電解質膜12、電解質膜12の一方の面側に配置されるアノード触媒層14、及び電解質膜12の他方の面側に配置されるカソード触媒層16で構成される。
電解質膜12は、湿潤状態において良好なイオン伝導性を示し、アノード触媒層14とカソード触媒層16との間でプロトンを移動させるイオン交換膜として機能する。電解質膜12は、例えば含フッ素重合体や非フッ素重合体等の固体高分子材料によって形成される。電解質膜12の材料としては、スルホン酸型パーフルオロカーボン重合体、ポリサルホン樹脂、ホスホン酸基又はカルボン酸基を有するパーフルオロカーボン重合体等を用いることができる。スルホン酸型パーフルオロカーボン重合体の例としては、ナフィオン(デュポン社製:登録商標)112等が挙げられる。非フッ素重合体の例としては、スルホン化された、芳香族ポリエーテルエーテルケトンやポリスルホン等が挙げられる。電解質膜12の厚さは、例えば10μm以上200μm以下である。
アノード触媒層14及びカソード触媒層16は、それぞれイオン交換樹脂及び触媒粒子、場合によって触媒粒子を担持する炭素粒子を有する。アノード触媒層14及びカソード触媒層16が有するイオン交換樹脂は、触媒粒子と電解質膜12を接続し、両者間においてプロトンを伝達する役割を果たす。このイオン交換樹脂は、電解質膜12と同様の高分子材料から形成することができる。触媒粒子としては、Sc、Y、Ti、Zr、V、Nb、Fe、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Pt、Os、Ir、ランタノイド系列元素やアクチノイド系列の元素の中から選ばれる合金や単体といった触媒金属が挙げられる。また、炭素粒子としては、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、カーボンナノチューブ等を用いることができる。アノード触媒層14及びカソード触媒層16の厚さは、それぞれ、例えば10μm以上40μm以下である。
アノードガス拡散層20は、膜電極接合体10のアノード触媒層14側に配置される。アノードガス拡散層20は、第1多孔質層22と、流体流路24と、第2多孔質層26とを有する。アノードガス拡散層20の厚さは、例えば50μm以上500μm以下である。
図3は、燃料電池用ガス拡散層の構造を模式的に示す断面図である。第1多孔質層22は、長さが30μm以上の複数の導電性繊維28、及び熱可塑性樹脂30を含有する。導電性繊維28としては、例えば、ポリアクリロニトリル系炭素繊維、レーヨン系炭素繊維、ピッチ系炭素繊維、カーボンナノチューブ等のカーボンファイバーや、金属繊維等を用いることができる。導電性繊維28の長さは30μm以上である。導電性繊維28の長さが30μm未満であると、導電性繊維同士の接触点が増加し、第1多孔質層22の導電性及び引張強度が低下するおそれがある。また、導電性繊維28の長さを30μm以上とすることで、第1多孔質層22に所望のガス拡散性を付与することができる。
導電性繊維28の長さの測定方法は以下の通りである。すなわち、まず第1多孔質層22が切断されて断面が形成される。当該断面が研磨された後、走査型電子顕微鏡(SEM)で断面が撮像される。そして、得られた断面の画像において、導電性繊維28の長さが測定される。また、他の測定方法としては以下の方法を挙げることができる。すなわち、第1多孔質層22の一部が切り出され、当該一部が熱可塑性樹脂を溶解させる溶媒に投入される。これにより、第1多孔質層22中の熱可塑性樹脂が溶解される。そして、ろ過などの公知の操作により、互いに分離された導電性繊維28が溶媒中から回収される。分離された導電性繊維28が無作為に例えば400本抽出され、光学顕微鏡もしくはSEMを用いて各導電性繊維28の長さが測定される。導電性繊維28を分離する方法としては、熱可塑性樹脂を溶解させる溶媒を用いない方法を採用することもできる。この方法では、切り出された第1多孔質層22の一部が、例えば温度500℃で30分間加熱される。これにより、熱可塑性樹脂が焼き飛ばされて、導電性繊維28が分離される。
熱可塑性樹脂30は、導電性繊維同士を結着させる機能を有する。また、熱可塑性樹脂30は、成形加工温度での溶融粘度が1000Pa・s以下である。このような熱可塑性樹脂30としては、例えばPPS(ポリフェニレンスルフィド)等を挙げることができる。前記「成形加工温度での溶融粘度」は、キャピラリーレオメーターで測定されたときの樹脂の粘度である。キャピラリーレオメーターにより、溶融した熱可塑性樹脂がキャピラリーを通して流出する際の、せん断速度、せん断応力が検出され、熱可塑性樹脂の溶融粘度が測定される。PPSの溶融粘度は、成形加工温度310℃で、約500Pa・sである。
熱可塑性樹脂30によって導電性繊維28を結着させることで、第1多孔質層22中に多数の細孔が含まれた状態を保持することができる。このため、第1多孔質層22のガス拡散性を向上させることができる。また、熱可塑性樹脂30が上述した物性を有することで、流体流路24の形成方法として、多孔質シートのプレス成形法を採用することができる。
第1多孔質層22は、導電性繊維28と熱可塑性樹脂30とを主成分とする材料で構成される。第1多孔質層22の全質量に対する導電性繊維28及び熱可塑性樹脂30の合計質量は、50質量%以上、好ましくは80質量%以上である。当該合計質量を50質量%以上とすることで、第1多孔質層22に所望のガス拡散性をより確実に付与することができる。第1多孔質層22の厚さは、例えば30μm以上480μm以下である。
流体流路24は、溝状の形状を有し、第1多孔質層22の一方の主表面に設けられる。流体流路24は、第1多孔質層22の主表面に設けられる凹部によって構成される。流体流路24は、セパレータ2側に配置され、燃料ガスの流路として機能する。水素ガス等の燃料ガスは、燃料供給用のマニホールド(図示せず)から流体流路24に分配され、流体流路24から第1多孔質層22及び第2多孔質層26を経て、膜電極接合体10のアノード触媒層14に供給される。流体流路24の寸法は、例えば、深さが500μm以上1000μm以下、幅が500μm以上1000μm以下、隣り合う流体流路24間の距離が500μm以上1000μm以下である。なお、本実施の形態では、流体流路24は5つ設けられているが、その数は特に限定されず、アノードガス拡散層20や流体流路24の大きさ等に応じて適宜設定することができる。
第2多孔質層26は、第1多孔質層22の他方の主表面側、すなわち、アノード触媒層14側の主表面側に配置される。第2多孔質層26は、複数の導電性粒子、及び当該導電性粒子同士を結着させるバインダー樹脂を含有する。図3では、導電性粒子とバインダー樹脂とを描き分けておらず、両者が混合された状態を図示している。
導電性粒子としては、例えば、カーボンブラック、人造黒鉛、天然黒鉛、膨張黒鉛などのカーボン粒子や、金属粒子等を用いることができる。導電性粒子の平均粒子径は、例えば一次粒子で0.01μm以上50μm以下である。バインダー樹脂としては、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)、FEP(テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体)、ETFE(テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体)等のフッ素系樹脂を用いることができる。なお、PTFEの溶融粘度は、成形加工温度380℃で、約1×1010Pa・sである。PFAの溶融粘度は、成形加工温度360℃で、4000〜30000Pa・sである。FEPの溶融粘度は、成形加工温度380℃で、7000〜50000Pa・sである。ETFEの溶融粘度は、成形加工温度300℃で、約2000である。
第2多孔質層26は、導電性粒子とバインダー樹脂とを主成分とする材料で構成される。第2多孔質層26の全質量に対する導電性粒子とバインダー樹脂の合計質量は、50質量%以上、好ましくは80質量%以上である。当該合計質量を50質量%以上とすることで、燃料電池1に所望の集電性能をより確実に付与することができる。また、第2多孔質層26を設けることで、第1多孔質層22中の導電性繊維28によってアノード触媒層14が損傷するおそれを抑制することができ、燃料電池1の発電効率の低下を抑制することができる。第2多孔質層26の厚さは、例えば20μm以上200μm以下である。
第2多孔質層26における導電性繊維28の含有量は、第1多孔質層22における含有量よりも小さい。例えば、第2多孔質層26は、その断面における単位面積当たりの導電性繊維28の占有面積率が第1多孔質層22の断面における当該占有面積率よりも小さい。第1多孔質層22における導電性繊維28の占有面積率は、例えば50%以上95%以下であり、第2多孔質層26における導電性繊維28の占有面積率は、例えば0%以上50%未満である。第2多孔質層26における導電性繊維28の占有面積率が、第1多孔質層22における導電性繊維28の占有面積率よりも小さいため、第1多孔質層22は、第2多孔質層26よりも透気度が高い。このように、透気度の高い第1多孔質層22と透気度の低い第2多孔質層26とを組み合わせることで、アノードガス拡散層20のガス拡散性を向上させるとともに、燃料電池1の集電性能を向上させることができる。
導電性繊維28の占有面積率は、以下のようにして求めることができる。すなわち、まず走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて第1多孔質層22の断面が撮影される。そして、得られたSEM画像において、断面上の所定の測定領域内における導電性繊維28の面積が測定される。導電性繊維28の面積は、画像処理によって繊維を検出し、断面上での繊維の面積を算出することで測定される。そして、測定領域の面積に対する導電性繊維28の面積の割合が算出されて、導電性繊維28の単位面積当たりの占有面積率が得られる。SEM画像の倍率は例えば100倍であり、この倍率で撮影されたSEM画像における測定領域の大きさは、1000μm×1000μmである。
さらに、第1多孔質層22は、第2多孔質層26由来の導電性粒子であって、第2多孔質層26とは不連続の導電性粒子を含有しない。このため、第1多孔質層22が有する細孔が第2多孔質層26由来の導電性粒子によって塞がれておらず、第1多孔質層22に高いガス拡散性を付与することができる。また、第1多孔質層22と第2多孔質層26の界面における接触抵抗を低減でき、アノードガス拡散層20の高い導電性を確保することができる。
図1,2に示すように、カソードガス拡散層40は、膜電極接合体10のカソード触媒層16側に配置される。カソードガス拡散層40は、第1多孔質層42と、流体流路44と、第2多孔質層46とを有する。カソードガス拡散層40の厚さは、例えば50μm以上500μm以下である。
図3に示すように、第1多孔質層42は、長さが30μm以上の複数の導電性繊維48、及び熱可塑性樹脂50を含有する。導電性繊維48及び熱可塑性樹脂50としては、アノードガス拡散層20に含まれる導電性繊維28及び熱可塑性樹脂30と同じものを挙げることができる。また、第1多孔質層42の組成及び寸法は、第1多孔質層22と同様である。
流体流路44は、溝状の形状を有し、第1多孔質層42の一方の主表面に設けられる。流体流路44は、第1多孔質層42の主表面に設けられる凹部によって構成される。流体流路44は、酸化剤ガスの流路として機能する。空気等の酸化剤ガスは、酸化剤供給用のマニホールド(図示せず)から流体流路44に分配され、流体流路44から第1多孔質層42及び第2多孔質層46を経て、膜電極接合体10のカソード触媒層16に供給される。また、流体流路44は、カソード触媒層16で生成される水の排水路としても機能する。流体流路44の寸法は、流体流路24と同様である。なお、本実施の形態では、流体流路44は5つ設けられているが、その数は特に限定されず、カソードガス拡散層40や流体流路44の大きさ等に応じて適宜設定することができる。
第2多孔質層46は、第1多孔質層42の他方の主表面側、すなわち、カソード触媒層16側の主表面側に配置される。第2多孔質層46は、複数の導電性粒子、及び当該導電性粒子同士を結着させるバインダー樹脂を含有する。導電性粒子及びバインダー樹脂としては、第2多孔質層26に用いられるものと同じものを用いることができる。また、第2多孔質層46の組成及び寸法は、第2多孔質層26と同様である。
カソードガス拡散層40が第2多孔質層46を有することで、カソードガス拡散層40に所望の集電性能をより確実に付与することができ、また、導電性繊維48によってカソード触媒層16が損傷するおそれを抑制することができる。また、第2多孔質層46によって、電気化学反応によりカソード触媒層16で生成される水や、電解質膜12からカソード触媒層16に移動した水を、毛細管現象により効率よく第1多孔質層42や流体流路44に汲み上げることができる。汲み上げられた水は、第1多孔質層42や流体流路44を流れる酸化剤ガスによって排出される。これにより、フラッディング現象の発生をより確実に抑制することができる。
アノードガス拡散層20の場合と同様に、第2多孔質層46は、その断面における単位面積当たりの導電性繊維48の占有面積率が第1多孔質層42の断面における当該占有面積率よりも小さい。また、第1多孔質層42は、第2多孔質層46よりも透気度が高い。さらに、第1多孔質層42は、第2多孔質層46由来の導電性粒子であって、第2多孔質層46とは不連続の導電性粒子を含有しない。
なお、アノード触媒層14とアノードガス拡散層20とが積層された構造をアノードと称し、カソード触媒層16とカソードガス拡散層40とが積層された構造をカソードと称する場合がある。
上述した固体高分子形の燃料電池1では、以下の反応が起こる。すなわち、アノードガス拡散層20を介してアノード触媒層14に燃料ガスとしての水素ガスが供給されると、アノード触媒層14において下記式(1)で示す反応が起こり、水素がプロトンと電子に分解される。プロトンは、電解質膜12中をカソード触媒層16側へ移動する。電子は、外部回路(図示せず)に移動し、外部回路からカソード触媒層16に流れ込む。一方、カソードガス拡散層40を介してカソード触媒層16に酸化剤ガスとしての空気が供給されると、カソード触媒層16において下記式(2)で示す反応が起こり、空気中の酸素がプロトン及び電子と反応して水になる。この結果、外部回路においてアノードからカソードに向かって電子が流れることとなり、電力を取り出すことができる。
アノード触媒層14:H2→2H++2e− (1)
カソード触媒層16:2H++(1/2)O2+2e−→H2O (2)
アノード触媒層14:H2→2H++2e− (1)
カソード触媒層16:2H++(1/2)O2+2e−→H2O (2)
(燃料電池用ガス拡散層の製造工程)
続いて、実施の形態に係る燃料電池用ガス拡散層の製造方法について説明する。図4(A)〜図4(D)は、実施の形態に係る燃料電池用ガス拡散層の製造方法を模式的に示す工程断面図である。ここでは、アノードガス拡散層20を例に、燃料電池用ガス拡散層の製造方法を説明する。
続いて、実施の形態に係る燃料電池用ガス拡散層の製造方法について説明する。図4(A)〜図4(D)は、実施の形態に係る燃料電池用ガス拡散層の製造方法を模式的に示す工程断面図である。ここでは、アノードガス拡散層20を例に、燃料電池用ガス拡散層の製造方法を説明する。
まず、図4(A)に示すように、第1多孔質シート21と、第2多孔質シート25とを用意する。第1多孔質シート21は、複数の導電性繊維28(図3参照)及び熱可塑性樹脂30(図3参照)を含有するシートである。第2多孔質シート25は、複数の導電性粒子及びバインダー樹脂を含有し、導電性繊維28の占有面積率が第1多孔質シート21の断面における当該占有面積率よりも小さいシートである。
次に、図4(B)に示すように、第1多孔質シート21と第2多孔質シート25とを重ねて、第1金型70と第2金型72との間に配置する。第1多孔質シート21は第1金型70側に、第2多孔質シート25は第2金型72側に配置される。第1金型70には、流体流路24の形状に対応する凸部74が設けられている。凸部74と対向する第2金型72の表面は、平坦である。
次に、図4(C)に示すように、第1金型70と第2金型72とを型閉じし、第1多孔質シート21及び第2多孔質シート25を、所定の温度及び圧力で加熱及び加圧する。これにより、第1多孔質シート21中の熱可塑性樹脂30が塑性変形して、第1多孔質シート21の一方の主表面に、溝状の流体流路24が形成される。熱可塑性樹脂30がPPSの場合、成型時の温度及び圧力は、10MPa、300℃である。また、これと同時に、第1多孔質シート21と第2多孔質シート25とが互いに圧着される。所定時間の経過後、第1金型70と第2金型72とを型開きする。
以上の工程により、図4(D)に示すように、一方の主表面に流体流路24を有する第1多孔質層22と、第1多孔質層22の他方の主表面に積層された第2多孔質層26とを備えるアノードガス拡散層20が得られる。
以上説明したように、本実施の形態の燃料電池用ガス拡散層は、導電性繊維と、熱可塑性樹脂とを含有する第1多孔質層と、第1多孔質層の主表面に設けられる流体流路とを備える。また、燃料電池用ガス拡散層は、第1多孔質層よりも導電性繊維の含有量が少ないか、もしくは含まない第2多孔質層を備える。第2多孔質層は、第1多孔質層よりも導電性繊維の含有量が少ないため、第1多孔質層の方がより透気度が高い。
これにより、第1多孔質層、特に隣接する2つの流体流路の間の凸部とその下部へ、より確実にガスを拡散させることができる。よって、第2多孔質層を構成する材料のみからなる燃料電池用ガス拡散層に比べて、燃料電池用ガス拡散層の全体により均一にガスを拡散させることができる。このため、拡散過電圧を低減させることができる。また、第1多孔質層のガス拡散性が高いため、所望のガス拡散性を保持しながら、隣接する2つの流体流路の間隔を拡げることができる。これにより、セパレータと燃料電池用ガス拡散層との接触面積を増加させることができ、燃料電池の集電性能を高めることができる。また、第1多孔質層とカソード触媒層との間に配置される第2多孔質層によって、カソード触媒層で生成された水の排水性が高められる。したがって、高電流密度領域におけるセル電圧の高い燃料電池を得ることができる。
また、本実施の形態の燃料電池用ガス拡散層の製造方法では、第1多孔質シートを加熱及び加圧して、流体流路を形成している。このため、より簡単に流体流路を形成することがでる。よって、燃料電池用ガス拡散層、ひいては燃料電池の製造工程を簡略化することができる。さらに、本実施の形態の製造方法では、第2多孔質シートが第1多孔質シートに積層されることで、第2多孔質層が形成される。このため、第1多孔質層は、第2多孔質層由来の導電性粒子であって、第2多孔質層とは不連続の導電性粒子を含有しない。よって、導電性粒子とバインダー樹脂とのスラリーが第1多孔質シートにスプレー塗布されて第2多孔質層が形成される場合に比べて、第1多孔質層をガス拡散性の高い状態に保つことができる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれうるものである。
上述した実施の形態では、アノードガス拡散層20及びカソードガス拡散層40がともに、第1多孔質層22,42と、流体流路24,44と、第2多孔質層26,46とを含む構成を有する。しかしながら、特にこれに限定されず、アノードガス拡散層20及びカソードガス拡散層40のいずれか一方のみが上述した構成を有していてもよい。
上述した実施の形態では、流体流路24を形成する工程と、第2多孔質シート25を第1多孔質シート21に積層する工程とが同時に実施されている。このため、両工程を別々に実施する場合に比べて、燃料電池用ガス拡散層の製造工程を簡略化することができる。しかしながら、特にこの製造工程に限定されず、第2多孔質シート25を第1多孔質シート21に積層する工程は、流体流路24を形成する工程の前又は後であってもよい。
第2多孔質シート25の積層工程が流体流路24の形成工程の後に実施される場合、まず第1多孔質シート21のみが第1金型70と第2金型72との間に配置され、プレス成形されて流体流路24が形成される。次いで、流体流路24が設けられた第1多孔質シート21と第2多孔質シート25とが重ね合わされて第1金型70と第2金型72との間に配置され、プレス成形されて第2多孔質シート25が第1多孔質シート21に積層される。
第2多孔質シート25の積層工程が流体流路24の形成工程の前に実施される場合、まず第1多孔質シート21と第2多孔質シート25とが重ね合わされて、第1金型70と第2金型72との間に配置され、プレス成形される。このとき、第1金型70は、凸部74を有しない平坦状の金型である。これにより、第1多孔質シート21に第2多孔質シート25が積層される。次いで、得られた積層体が、第1金型70と第2金型72との間に配置され、プレス成形される。このとき、第1金型70は、凸部74を有する金型である。これにより、第1多孔質シート21に流体流路24が形成される。
1 燃料電池、 10 膜電極接合体、 12 電解質膜、 14 アノード触媒層、 16 カソード触媒層、 20 アノードガス拡散層、 22,42 第1多孔質層、 24,44 流体流路、 26,46 第2多孔質層、 28,48 導電性繊維、 30,50 熱可塑性樹脂、 40 カソードガス拡散層。
Claims (8)
- 長さが30μm以上の複数の導電性繊維、及び溶融粘度が1000Pa・s以下であり、当該導電性繊維同士を結着させる熱可塑性樹脂を含有する多孔質層と、
前記多孔質層の一方の主表面に設けられる溝状の流体流路と、
を備えることを特徴とする燃料電池用ガス拡散層。 - 前記多孔質層を第1多孔質層とするとき、
前記第1多孔質層の他方の主表面側に配置される第2多孔質層をさらに備え、
前記第2多孔質層は、複数の導電性粒子、及び当該導電性粒子同士を結着させるバインダー樹脂を含有し、その断面における単位面積当たりの前記導電性繊維の占有面積率が前記第1多孔質層の断面における当該占有面積率よりも小さい請求項1に記載の燃料電池用ガス拡散層。 - 一方の主表面に溝状の流体流路を有する第1多孔質層と、
前記第1多孔質層の他方の主表面側に配置される第2多孔質層と、
を備え、
前記第1多孔質層は、長さ30μm以上の導電性繊維を含有し、
前記第2多孔質層は、その断面における単位面積当たりの前記導電性繊維の占有面積率が前記第1多孔質層の断面における当該占有面積率よりも小さいことを特徴とする燃料電池用ガス拡散層。 - 前記第2多孔質層は、複数の導電性粒子、及び当該導電性粒子同士を結着させるバインダー樹脂を含有し、
前記第1多孔質層は、前記第2多孔質層とは不連続の前記導電性粒子を含有しない請求項2又は3に記載の燃料電池用ガス拡散層。 - 前記第1多孔質層は、前記第2多孔質層よりも透気度が高い請求項2乃至4のいずれか1項に記載の燃料電池用ガス拡散層。
- 電解質膜、前記電解質膜の一方の面側に配置されるアノード触媒層、及び前記電解質膜の他方の面側に配置されるカソード触媒層で構成される膜電極接合体と、
前記膜電極接合体の前記アノード触媒層側に配置されるアノードガス拡散層と、
前記膜電極接合体の前記カソード触媒層側に配置されるカソードガス拡散層と、を備え、
前記アノードガス拡散層及び前記カソードガス拡散層の少なくとも一方は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の燃料電池用ガス拡散層で構成されることを特徴とする燃料電池。 - 長さが30μm以上の複数の導電性繊維、及び溶融粘度が1000Pa・s以下であり、当該導電性繊維同士を結着させる熱可塑性樹脂を含有する多孔質シートを用意する工程と、
前記多孔質シートを加熱及び加圧して、多孔質シートの一方の主表面に溝状の流体流路を形成する工程と、
を含むことを特徴とする燃料電池用ガス拡散層の製造方法。 - 前記多孔質シートを第1多孔質シートとするとき、
前記流体流路を形成する工程の前、後又は同時に、第2多孔質シートを、前記第1多孔質シートの他方の主表面に積層する工程をさらに含み、
前記第2多孔質シートは、複数の導電性粒子、及び当該導電性粒子同士を結着させるバインダー樹脂を含有し、その断面における単位面積当たりの前記導電性繊維の占有面積率が前記第1多孔質シートの断面における当該占有面積率よりも小さい請求項7に記載の燃料電池用ガス拡散層の製造方法。
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