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JP2016066552A - コネクタ装置 - Google Patents

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JP2016066552A
JP2016066552A JP2014195920A JP2014195920A JP2016066552A JP 2016066552 A JP2016066552 A JP 2016066552A JP 2014195920 A JP2014195920 A JP 2014195920A JP 2014195920 A JP2014195920 A JP 2014195920A JP 2016066552 A JP2016066552 A JP 2016066552A
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Abstract

【課題】本発明は簡単な構造で、筐体内の回路及び外部との接続でき、小型化で、耐振動性に優れ、外部との防水性を高め、安定した接触(接続)信頼性が得られる構造のコネクタ装置10を提供する。
【解決手段】本目的は筐体50内の回路と外部装置とを接続するコネクタ装置10であって、コネクタ20に挿入されるカード40と、カード40と接触する接触部221と接続対象物と接続する接続部223を有するコンタクト22とコンタクト22が保持・配列されるとともにカード40が挿入される嵌合口15を有するハウジング24と基板に実装される固定具26とを有するコネクタ20と、防水手段を有するカバー30とを備えることを特徴とするコネクタ装置10である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、産業機器や電気機器や電子機器等に使用されるコネクタ装置に関するもので、特に、簡単な構造で、筐体内の回路及び外部との接続でき、小型化で、耐振動性に優れ、外部との防水性を高め、安定した接触(接続)信頼性が得られる構造に関するものである。
一般的に、筐体と外部装置とを接続する場合、筐体内にコネクタを配置し、該コネクタに相手コネクタを嵌合させて行なっている。また、外部との防水性を高める為には、筐体に差し込む外部のコネクタにOリングを設置して、Oリングを相手(コネクタや筐体)に密着させることで行なったり、防水性のある樹脂をコネクタに注入したりして行なっている。防水性のあるコネクタとして、既に本出願人が提案した文献として特許文献1(特開2009−110754)を挙げます。
カードエッヂコネクタは、一般的に、少なくとも、カードと接触する接触部を有する複数のコンタクトと該コンタクトが保持・配列される絶縁体であるハウジングとを備えている。前記ハウジングには、前記カードが挿入される嵌合口が設けられている。また、必要に応じて、前記カードを前記嵌合口内に導く為のガイド機能と前記カードをロック手段が長手ピッチ方向両端に設けられる場合がある。このような文献として、本出願人が既に提案したカードエッヂコネクタの特許文献2(特開2007−287589)を挙げます。
特開2009−110754。 特開2007−287589。
客先からは、コネクタの小型化の要求がある。また、小型化しても、防水性を維持し、かつ、安定した接触(接続)信頼性が求められている。産業機器に用いられる上述した特許文献1のような構造では、防水性は確保できるが、コネクタの小型化は難しい状況にあった。
コネクタを小型化する為に、カードを介して接続する所謂カードエッヂタイプのコネクタにすれば、小型化は可能であるが、防水性を維持出来ない。また、上述した特許文献2のような構造では、コネクタの小型化に繋がらない。さらに、産業機器に用いられるコネクタには、耐振動性も要求される。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、簡単な構造で、筐体内の回路及び外部との接続でき、小型化で、耐振動性に優れ、外部との防水性を高め、安定した接触(接続)信頼性が得られる構造のコネクタ装置を提供するものである。
本発明は、上記目的を達成するためになされたもので、筐体内の回路と外部装置とを接続するコネクタ装置であって、
コネクタに挿入されるカードと、
該カードと接触する接触部と接続対象物と接続する接続部を有するコンタクトと該コンタクトが保持・配列されるとともに前記カードが挿入される嵌合口を有するハウジングと基板に実装される固定具とを有するコネクタと、
防水手段を有するカバーと、を備えることを特徴とするコネクタ装置である。
コネクタ装置は、前記固定具から前記カードの挿入方向に突出する突出片を設け、該突出片の先端側に前記カードの挟持手段を設ける。
また、コネクタ装置は、前記カバーに、前記筐体方向に突出した前記筐体との係合手段を設け、前記筐体に前記係合手段と係合する係止手段を設ける。
さらに、前記コネクタ装置は、カバーに、前記カードを保持する溝を設ける。
さらにまた、コネクタ装置は、前記防水手段として、筐体側にOリングとブッシュを一体若しくは別体に配置し、前記Oリングと前記ブッシュを前記筐体に押圧することにより防水を図る。
また、コネクタ装置は、前記防水手段として、筐体側にOリングを、ケーブル突出側にブッシュを配置し、前記ブッシュは前記筐体よりケーブル突出側に突出するように前記ケーブルに挿入され、前記Oリングを前記筐体に押圧し、かつ、前記ブッシュをケーブルクランプとクランプにより押圧することにより防水を図る。
コネクタ装置は、前記コンタクト及び前記固定具を基板に実装した前記コネクタを前記筐体内に搭載させ、前記ケーブルを接続した前記カードを、前記コネクタに嵌合させる。
また、コネクタ装置は、前記筐体内に前記カードを搭載させ、基板に前記固定具を実装し、かつ、前記コンタクトの接続部に前記ケーブルを接続した前記コネクタを、前記カードに嵌合させる。
さらに、コネクタ装置は、前記コンタクトの接続部を、前記ケーブルに接続し易いように略湾曲形状にする。
本発明のコネクタ装置によれば、簡単な構造で、筐体内の回路及び外部との接続でき、小型化で、耐振動性に優れ、外部との防水性を高め、安定した接触(接続)信頼性が得られる。また、カードの保持手段を設けることにより、更に、耐振動性をアップすることができる。
(A) 筐体に取り付けられた状態の本発明のコネクタ装置を、カバー装着側よりみた斜視図である。(B)筐体を除いた状態の本発明のコネクタ装置を、カバー装着側よりみた斜視図である。(C)カバーを外した状態の本発明のコネクタ装置を、カバー装着側よりみた斜視図である。 (A) カードを挿入した状態の本発明のコネクタを、嵌合口側よりみた斜視図である。(B)本発明のコネクタを、嵌合口側よりみた斜視図である。(C)本発明のコネクタを、嵌合口と反対側よりみた斜視図である。 (A) カードを挿入した状態の本発明のコネクタを、コンタクトが挿入される挿入孔部分で断面した断面図である。(B)本発明のコネクタを、コンタクトが挿入される挿入孔部分で断面した断面図である。(C)本発明のコネクタを、固定具が挿入される装着孔部分で断面した断面図である。 カードの斜視図である。 (A) コンタクトを、嵌合方向よりみた斜視図である。(B)コンタクトを、嵌合方向と反対側よりみた斜視図である。 (A) ハウジングを、嵌合口側よりみた斜視図である。(B)ハウジングを、嵌合口と反対側よりみた斜視図である。(C)ハウジングを、コンタクトが挿入される挿入孔部分で断面した断面図である。 (A) 固定具を、嵌合方向よりみた斜視図である。(B)固定具を、嵌合方向と反対側よりみた斜視図である。 (A) カバーを、筐体装着方向よりみた斜視図である。(B)カバーを、筐体装着方向と反対側よりみた斜視図である。(C)カバーを、幅方向の中心で断面した断面図である。 (A) Oリングの斜視図である。(B)ブッシュの斜視図である。 別のブッシュの斜視図である。 (A) クランプナットを、装着方向よりみた斜視図である。(B)クランプナットを、装着方向と反対側よりみた斜視図である。(C)クランプナットを、中心で断面した断面図である。 (A) ケーブルクランプを、装着方向よりみた斜視図である。(B)ケーブルクランプを、装着方向と反対側よりみた斜視図である。 (A) 筐体に取り付けられた状態の本発明の別のコネクタ装置を、カバー装着側よりみた斜視図である。(B)筐体を除いた状態の本発明の別のコネクタ装置を、カバー装着側よりみた斜視図である。(B)カバーを外した状態の本発明の別のコネクタ装置を、カバー装着側よりみた斜視図である。
本発明の特徴は、
筐体50内の回路と外部装置とを接続するコネクタ装置10であって、
コネクタ20に挿入されるカード40と、
該カード40と接触する接触部221と接続対象物と接続する接続部223を有するコンタクト22と該コンタクト22が保持・配列されるとともに前記カード40が挿入される嵌合口15を有するハウジング24と基板に実装される固定具26とを有するコネクタ20と、
防水手段を有するカバー30と、を備えることを特徴とするコネクタ装置10である。
つまり、本発明のコネクタ装置10は、カード40を介する(用いる)ことで小型し、筐体50内の回路と外部装置とを接続し、防水手段を有するカバー30を用いて、外部との防水性を確保したものである。また、固定具26にカード40の挟持手段を設けて、耐振動性の向上も図ったものである。
図1から図13に基づいて、本発明のコネクタ装置10の実施例について説明する。図1(A)は筐体に取り付けられた状態の本発明のコネクタ装置を、カバー装着側よりみた斜視図であり、(B)は筐体を除いた状態の本発明のコネクタ装置を、カバー装着側よりみた斜視図であり、(C)はカバーを外した状態の本発明のコネクタ装置を、カバー装着側よりみた斜視図である。図2(A)はカードを挿入した状態の本発明のコネクタを、嵌合口側よりみた斜視図であり、(B)は本発明のコネクタを、嵌合口側よりみた斜視図であり、(C)は本発明のコネクタを、嵌合口と反対側よりみた斜視図である。図3(A)はカードを挿入した状態の本発明のコネクタを、コンタクトが挿入される挿入孔部分で断面した断面図であり、(B)は本発明のコネクタを、コンタクトが挿入される挿入孔部分で断面した断面図であり、(C)は本発明のコネクタを、固定具が挿入される装着孔部分で断面した断面図である。図4はカードの斜視図である。図5(A)はコンタクトを、嵌合方向よりみた斜視図であり、(B)はコンタクトを、嵌合方向と反対側よりみた斜視図である。図6(A)はハウジングを、嵌合口側よりみた斜視図であり、(B)はハウジングを、嵌合口と反対側よりみた斜視図であり、(C)はハウジングを、コンタクトが挿入される挿入孔部分で断面した断面図である。図7(A)は固定具を、嵌合方向よりみた斜視図であり、(B)は固定具を、嵌合方向と反対側よりみた斜視図である。図8(A)はカバーを、筐体装着方向よりみた斜視図であり、(B)はカバーを、筐体装着方向と反対側よりみた斜視図であり、(C)はカバーを、幅方向の中心で断面した断面図である。図9(A)はOリングの斜視図であり、(B)はブッシュの斜視図である。図10は別のブッシュの斜視図である。図11(A)はクランプナットを、装着方向よりみた斜視図であり、(B)はクランプナットを、装着方向と反対側よりみた斜視図であり、(C)はクランプナットを、中心で断面した断面図である。図12(A)はケーブルクランプを、装着方向よりみた斜視図であり、(B)はケーブルクランプを、装着方向と反対側よりみた斜視図である。図13(A)は筐体に取り付けられた状態の本発明の別のコネクタ装置を、カバー装着側よりみた斜視図であり、(B)は筐体を除いた状態の本発明の別のコネクタ装置を、カバー装着側よりみた斜視図であり、(C)はカバーを外した状態の本発明の別のコネクタ装置を、カバー装着側よりみた斜視図である。
前記コネクタ10を説明する前に、前記接続対象物について説明する。前記接続対象物としては、基板やフレキシブルプリント基板(以下FPCという)やケーブル等を挙げることができる。本実施例は、基板であり、前記基板には、前記コネクタ20のコンタクト22が実装されるランドと該ランドから延び、電子部品等に繋がるパターンが設けられている。下述するコネクタ20とカード40と逆のバージョンでは、ケーブル60である。
図1から図13に基づいて、本発明のコネクタ装置10について説明する。前記コネクタ装置10は、少なくともコネクタ20とカード40とカバー30とを備えている。また、前記コネクタ20は少なくとも複数のコンタクト22とハウジング24と固定具26とを有している。
最初に、前記カード40について説明する。前記カード40には、前記コンタクト22の接触部221と接触するランド403が設けられ、該ランド403から延びるパターン402が設けられ、該パターン402の先端には孔401が設けられている。該孔401には他の電子部品若しくはケーブルが半田付けによって実装される。
次に、前記コンタクト22について説明する。前記コンタクト22は金属製であり、公知技術のプレス加工や切削加工によって製作されている。前記コンタクト22の材質としては、バネ性や導電性や寸法安定性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。本実施例では、前記コンタクト22は前記ハウジング24に圧入によって固定しているが、固定できれば如何なるものでもよく、引っ掛け(ランス)や溶着や一体成形などがある。前記コンタクト22は、ショートとロングの2種類があるが、形状的には同一で、接続部223の長さが相違するだけであり、図面としてはショートのみを図4に図示した。
前記コンタクト20は、少なくとも前記カード40と接触する接触部221と接続対象物(基板やケーブル)に実装する接続部223を有し、さらに、前記ハウジング24に固定する保持部222を有している。
前記接触部221は、前記カード40と接触する部分であり、接触し易いように湾曲させている。前記接触部221の形状・大きさは、前記カード40の形状・大きさに沿い、接触安定性やコネクタの小型化や強度や加工性等を考慮して適宜設計する。
前記接続部223は接続対象物と接続する部分である。接続対象物によって接続方法は異なる。基板の場合の接続方法としては、半田付け(表面実装やディップ)やプレスフィットなどを挙げることができる。本実施例で、基板の場合、前記コンタクト22は半田付けにより実装されている。ケーブルの場合の接続方法としては、半田付けや圧接や圧着などを挙げることができる。下述する別のタイプの本実施例で、ケーブルの場合、半田付けにより実装されている。
前記保持部222は、前記ハウジング24に固定出来れば如何なる方法でもよく、圧入や引っ掛け(ランス)や溶着や一体成形等を挙げることができる。本実施例では前記ハウジング24へ圧入により保持・固定している。本実施例では、幅方向両側に矢尻を設けて、前記ハウジング24に圧入している。前記保持部222の形状・大きさは、保持力や加工性や強度等を考慮して適宜設計する。
次に、ハウジング24について説明する。このハウジング24は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形や切削によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やこれらの合成材料を挙げることができる。本実施例では射出成形によって製作されている。
前記ハウジング24は略箱型形状をしている。前記ハウジング24は、本実施例では本体241と幅方向の両側のフランジ242から構成されている。また、前記ハウジング24の本体241には、前記コンタクト22が保持・配列される挿入孔243が設けられている。前記挿入孔243に前記コンタクト22は圧入や引っ掛け(ランス)や溶着や一体成形等によって固定(保持)されている。本実施例では、前記コンタクト22は圧入によって固定されている。前記挿入孔243の形状・大きさは、前記コンタクト22が保持できれば如何なるものでもよく、保持力や強度や加工性や小型化等を考慮して適宜設計している。
前記本体402には、前記カード40が入る嵌合口15が設けられている。前記嵌合口15の形状・大きさは、前記カード40と嵌合できれば良いが、前記カード40の形状・大きさに沿い、強度や加工性等を考慮して適宜設計する。前記嵌合口15内には、前記コンタクト22の接触部221が突出するようになっており、前記接触部221と挿入された前記カード40とが接触する。
前記フランジ242には、より接続対象物に強固に接続させ、かつ、前記カード40を保持する為に、本実施例では固定具26を装着する装着孔244が設けられている。前記装着孔244は、前記固定具26が装着できればよく、保持強度や保持力や加工性や強度等を考慮して適宜設計する。
次に、前記固定具26について説明する。前記固定具26は金属製であり、公知技術のプレス加工や切削加工によって製作されている。前記固定具26の材質としては、バネ性や導電性や寸法安定性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。本実施例では、前記固定具26は前記ハウジング24のフランジ242の装着孔244に圧入によって固定しているが、固定できれば如何なるものでもよく、引っ掛け(ランス)や溶着や一体成形などがある。前記固定具26は前記ハウジング24の幅方向両側に2つ装着される。
前記固定具26は、少なくとも前記ハウジング24への保持部242と基板へ実装する接続部263を有しているが、本実施例では前記カード40をガイドし、かつ、保持する為の突出片261が前記カード40の挿入方向に突出するように設けられている。前記突出片261の先端には、挟持部264を設け、2つの固定具26で前記カード40を挟持できるように湾曲させ、2つの固定具26の挟持部264で挟持することでガイドと保持している。
前記挟持部264は、前記カード40と挟持する部分であり、挟持し易いように湾曲させている。前記挟持部264の形状・大きさは、前記相手物の沿い、保持力や挟持性やコネクタの小型化や強度や加工性等を考慮して適宜設計する。
前記接続部263は基板と接続する部分である。接続方法としては、半田付け(表面実装やディップ)やプレスフィットなどを挙げることができる。本実施例で、前記コンタクト22はディップによる半田付けにより実装されている。前記接続部263の形状としては、中央にスリットを設けて、二股状にし、弾性を持たせて仮実装が出来るようにしている。
前記保持部262は、前記ハウジング24に固定出来れば如何なる方法でもよく、圧入や引っ掛け(ランス)や溶着や一体成形等を挙げることができる。本実施例では前記ハウジング24へ圧入により保持・固定している。本実施例では、高さ方向両側に矢尻を設けて、前記ハウジング24に圧入している。前記保持部222の形状・大きさは、保持力や加工性や強度等を考慮して適宜設計する。
次に、カバー30について説明する。このカバー30は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形や切削によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やこれらの合成材料を挙げることができる。本実施例では射出成形によって製作されている。
前記カバー30は略箱型形状をしている。前記カバー30には、突出した前記カード40又は下述する例として突出するコネクタ20が入る空間301が設けられている。前記空間301の形状・大きさは、突出するものに沿い、共通性や加工性や強度等を考慮して適宜設計する。
前記カバー30には、前記空間301の外周に、Oリング32が入る挿入溝302が設けられている。前記挿入溝302にOリング32は圧入や接着等によって保持されている。前記Oリング32が突出するような深さに前記挿入溝302はなっている。
前記カバー30には、前記ケーブル60の突出方向に、ブッシュ34が装着される装着部303が設けられている。前記ブッシュ34は前記装着部303に圧入や接着等によって保持されている。前記ブッシュ34が突出するような深さに前記装着部303はなっている。
前記挿入溝302及び前記装着部303の形状・大きさは、前記Oリング32と前記ブッシュ34を前記筐体50に押し付け、押圧することで、防水性を高めるような役割や、防水性や押圧性や保持力や加工性や強度等を考慮して適宜設計している。
また、前記カバー30には、係合手段として、前記筐体50に保持し、かつ、前記Oリング32と前記ブッシュ34を押圧する為に前記筐体50と係合(引っ掛ける)する係合片304とその先端に凸部305が設けられている。前記係合片304と前記凸部305の形状・大きさは保持力や押圧性や加工性や強度等を考慮して適宜設計している。
さらに、前記カバー30には、前記カード40が突出する場合に、前記カード40をガイドし、振れを防止する溝306が設けられている。前記溝306の形状・大きさは前記カード40の形状・大きさに沿い、その役割(ガイドや振れ防止)や加工性や強度等を考慮して適宜設計している。
下述するケーブルクランプ38とクリンプナット36を用いる場合、前記カバー30を前記ケーブル60突出側に部分的に突出させ、前記クリンプナット36と螺着できるねじ部を設け、かつ、回転止めの為に前記ケーブルクランプ38の凹部383と係合する係合凹部を設ける。
次に、前記Oリング32について説明する。このOリング32は電気絶縁性の弾性材料であり、一般に市販されているものを購入している。前記Oリング32は、上述したように、押圧され、防水性を高められれば、如何なる材料であってもよい。
次に、前記ブッシュ34について説明する。このブッシュ34は電気絶縁性の弾性材料であり、公知技術のトランスファー方式やコンプレッション方式によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコストや弾性力等を考慮して適宜選択するが、一般的には合成ゴムやエラストマーを挙げることができる。本実施例では合成ゴムによって製作されている。前記ブッシュ34は、上述したように、押圧され、防水性を高められれば、如何なる材料であってもよい。この実施例では、前記ブッシュ34を前記筐体50に押圧し、防水を高める半円形状にしたが、防水性を高められればよく、前記ブッシュ34を前記筐体50より突出させ、円筒形にし、次に説明するクランプナット36とケーブルクランプ38を用いて、防水性を高める構造であってもよい。
次に、ケーブルクランプ38について説明する。このケーブルクランプ38は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やこれらの合成材料を挙げることができる。前記ケーブルクランプ38は、前記クランプナット36が前記カバー30に螺着されることで前記ケーブル60を保持し、かつ、前記ブッシュ34を潰すことで防水を高めるためのものである。前記ケーブルクランプ38は略円筒形状をし、ケーブル60が挿入される孔を有している。該孔は前記ケーブル60が挿入できるように、強度や加工性等を考慮して適宜設計する。前記ケーブルクランプ38には、前記カバー30に接する側に凹部383が設けられ、前記クランプナット36に接する側に略く字形状をした複数の櫛羽382が設けられている。前記凹部383は前記カバー30の係合凹部と係合することで前記ケーブルクランプ38の回転止めを行うものであり、前記櫛羽382は折り曲がった部分を前記クランプナット36の押圧部363で前記ケーブル60方向に押すことにより前記ケーブル60を保持し、かつ、前記ブッシュ34を潰すことで防水を高めるためのものである。この役割のため、前記櫛羽382間にはスリットを設けることにより弾性を持たせ、また、前記櫛羽382の先端には先端突起を設けるとより前記ケーブルへの食付き性を良くなる。前記櫛羽382の形状・大きさは上記役割や弾性やケーブル60の保持力や加工性等を考慮して適宜設計する。
次に、クランプナット36について説明する。このクランプナット36は金属製であり、公知技術の切削加工やダイキャスト成型等によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的には亜鉛合金やアルミニウム合金等を挙げることができる。前記クランプナット36は略円筒形状をし、ケーブル60が挿入される嵌通孔361を有している。前記嵌通孔361の内周には、前記カバー30との装着手段して、前記カバー30と螺着するための雌ネジ部362が設けられ、また、前記ケーブルクランプ38を押圧することで前記ケーブル60を保持し、かつ、前記ブッシュ34を潰すことで防水を高める押圧部363が設けられている。前記押圧部363は前記ケーブルクランプ38の櫛羽382を押圧し、前記ケーブル60を保持でき、かつ、防止性を高められればよく、前記ケーブル60の保持力や加工性等を考慮して適宜設計する。
ここで、前記筐体50について説明する。前記筐体50は、箱型形状をし、前記筐体50内には、電子部品や電気部品や基板やケーブルやその他の装置が目的に応じて、配置されている。前記筐体50には、前記カバー30の係合片304に対応する位置に係止手段が設けられている。係止手段としては、引っ掛け構造で、凹部が設けられている。
最後に、図13に示すような別のタイプのコネクタ装置11について説明する。構成部材は上述したコネクタ装置10と同様である。相違点は、コネクタ20とカード40の配置である。つまり、図13のコネクタ装置11の場合、前記カード40を前記筐体50内に配置し、前記カード40に前記筐体50の外側から前記コネクタ20を嵌合させたものである。この場合、前記コネクタ20のコンタクト22の接続部223には、前記ケーブル60が接続される。
本発明の活用例としては、産業機器や電気機器や電子機器等に使用されるコネクタ装置に活用され、特に、簡単な構造で、筐体内の回路及び外部との接続でき、小型化で、耐振動性に優れ、外部との防水性を高め、安定した接触(接続)信頼性が得られる構造に関するものである。
10、11 コネクタ装置
15 嵌合口
20 コネクタ
22 コンタクト
221 接触部
222 保持部
223 接続部
24 ハウジング
241 本体
242 フランジ
243 挿入孔
244 装着孔
26 固定具
261 突出片
262 保持部
263 接続部
264 挟持部
30 カバー
301 空間
302 挿入溝
303 装着部
304 係合片
305 凸部
306 溝
32 Oリング
34 ブッシュ
36 クランプナット
361 嵌通孔
362 雌ネジ部
363 押圧部
38 ケーブルクランプ
381 円環
382 櫛羽
383 凹部
40 カード
401 孔
402 パターン
403 ランド
404 凹部
50 筐体
60 ケーブル

Claims (9)

  1. 筐体内の回路と外部装置とを接続するコネクタ装置であって、
    コネクタに挿入されるカードと、
    該カードと接触する接触部と接続対象物と接続する接続部を有するコンタクトと該コンタクトが保持・配列されるとともに前記カードが挿入される嵌合口を有するハウジングと基板に実装される固定具とを有するコネクタと、
    防水手段を有するカバーと、を備えることを特徴とするコネクタ装置。
  2. 前記固定具から前記カードの挿入方向に突出する突出片を設け、該突出片の先端側に前記カードの挟持手段を設けることを特徴とする請求項1記載のコネクタ装置。
  3. 前記カバーに、前記筐体方向に突出した前記筐体との係合手段を設け、
    前記筐体に前記係合手段と係合する係止手段を設けることを特徴とする請求項1または2記載のコネクタ装置。
  4. 前記カバーに、前記カードを保持する溝を設けることを特徴とする請求項1、2または3記載のコネクタ装置。
  5. 前記防水手段として、筐体側にOリングとブッシュを一体若しくは別体に配置し、前記Oリングと前記ブッシュを前記筐体に押圧することにより防水を図ることを特徴とする請求項1、2または3、4記載のコネクタ装置。
  6. 前記防水手段として、筐体側にOリングを、ケーブル突出側にブッシュを配置し、
    前記ブッシュは前記筐体よりケーブル突出側に突出するように前記ケーブルに挿入され、
    前記Oリングを前記筐体に押圧し、かつ、前記ブッシュをケーブルクランプとクランプにより押圧することにより防水を図ることを特徴とする請求項1、2または3、4記載のコネクタ装置。
  7. 前記コンタクト及び前記固定具を基板に実装した前記コネクタを前記筐体内に搭載させ、
    前記ケーブルを接続した前記カードを、前記コネクタに嵌合させることを特徴とする請求項5または6記載のコネクタ装置。
  8. 前記筐体内に前記カードを搭載させ、
    基板に前記固定具を実装し、かつ、前記コンタクトの接続部に前記ケーブルを接続した前記コネクタを、前記カードに嵌合させることを特徴とする請求項5または6記載のコネクタ装置。
  9. 前記コンタクトの接続部を、前記ケーブルに接続し易いように略湾曲形状にすることを特徴とする請求項8記載のコネクタ装置。
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