JP2016040652A - 帳票出力装置及び帳票出力方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】所定の帳票を容易に出力すること。【解決手段】帳票出力装置1は、帳票を出力するための帳票UI(ユーザインタフェース)を識別するUI識別情報と、当該帳票の格納場所を示す場所情報とを対応付けた帳票対応表を格納する格納部10と、格納部10によって格納された帳票対応表に含まれるUI識別情報が識別する帳票UIを表示する表示制御部11と、表示制御部11によって表示された帳票UIがユーザによって選択されると、格納部10によって格納された帳票対応表において、選択された帳票UIのUI識別情報に対応付けられた場所情報を取得し、当該場所情報が示す場所に格納された帳票を出力する出力部13と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、所定の帳票を出力する帳票出力装置及び帳票出力方法に関する。
従来、帳票を出力する装置が知られている。例えば、下記特許文献1では、帳票を出力する顧客管理制御装置が開示されている。特許文献1に記載の顧客管理制御装置では、帳票パターンを一つ選択し、集計条件を設定し、出力データの並び順を設定し、管理項目を設定することで帳票が出力される。
しかしながら、上記顧客管理制御装置では、各種設定を行ったカスタマイズ後の帳票は共有されず、ユーザ端末ごとに、様々なカスタマイズがなされた帳票が出力される。それゆえに、上記顧客管理制御装置では、所定のカスタマイズがなされた帳票や、最新の帳票など、所定の帳票を容易に出力することができないという問題がある。
そこで、本発明は、かかる課題に鑑みて為されたものであり、所定の帳票を容易に出力することができる帳票出力装置及び帳票出力方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の帳票出力装置は、帳票を出力するための帳票UI(ユーザインタフェース)を識別するUI識別情報と、当該帳票の格納場所を示す場所情報とを対応付けた帳票対応表を格納する格納手段と、格納手段によって格納された帳票対応表に含まれるUI識別情報が識別する帳票UIを表示する表示制御手段と、表示制御手段によって表示された帳票UIがユーザによって選択されると、格納手段によって格納された帳票対応表において、選択された帳票UIのUI識別情報に対応付けられた場所情報を取得し、当該場所情報が示す場所に格納された帳票を出力する出力手段と、を備える。
このような帳票出力装置によれば、まず、表示制御手段により、格納手段によって格納された帳票対応表に含まれるUI識別情報が識別する、帳票を出力するための帳票UIが表示される。次に、出力手段により、表示制御手段によって表示された帳票UIがユーザによって選択されると、格納手段によって格納された帳票対応表において、選択された帳票UIのUI識別情報に対応付けられた場所情報が取得され、当該場所情報が示す場所に格納された帳票が出力される。かかる構成を採れば、帳票を出力するための帳票UIがユーザによって選択されると、帳票対応表の対応付けに基づいて、所定の帳票が出力される。つまり、ユーザは帳票UIを選択するだけで、所定の帳票を容易に出力することができる。
また、本発明の帳票出力装置において、複数の帳票で共通して利用される基本情報の入力を受け付ける入力受付手段をさらに備え、出力手段は、帳票を出力する際に、入力受付手段によって入力が受け付けられた基本情報を当該帳票に反映することが好ましい。かかる構成を採れば、例えば、ユーザが基本情報を一度入力しておけば、複数の帳票を出力する際に、入力した基本情報が当該複数の帳票に反映されるため、帳票ごとに基本情報を繰り返し入力する必要が無く、ユーザの利便性が向上する。
また、本発明の帳票出力装置において、帳票のグループの選択を受け付ける選択受付手段をさらに備え、格納手段は、帳票のグループを識別するグループ識別情報をさらに対応付けた帳票対応表を格納し、表示制御手段は、格納手段によって格納された帳票対応表において、選択受付手段によって選択が受け付けられた帳票のグループのグループ識別情報に対応付けられたUI識別情報が識別する帳票UIを表示することが好ましい。かかる構成を採れば、ユーザが帳票のグループを選択すれば、当該グループに対応する帳票UIが表示される。これにより、ユーザは、帳票のグループを選択し、当該グループに対応する表示された帳票UIを選択するだけで、所定の帳票のグループの所定の帳票を容易に出力することができる。
また、本発明の帳票出力装置において、格納手段は、帳票UIを表示する位置を示す位置情報をさらに対応付けた帳票対応表を格納し、表示制御手段は、UI識別情報が識別する帳票UIを表示する際に、格納手段によって格納された帳票対応表において、当該UI識別情報に対応付けられた位置情報を取得し、当該位置情報が示す位置に当該帳票UIを表示することが好ましい。かかる構成を採れば、帳票対応表に基づいて、帳票UIを所定の位置に表示することができるため、帳票UIの表示位置を自由にカスタマイズすることができ、ユーザの利便性が向上する。
ところで、本発明は、上記のように帳票出力装置の発明として記述できる他に、以下のように帳票出力方法の発明としても記述することができる。これはカテゴリが異なるだけで、実質的に同一の発明であり、同様の作用及び効果を奏する。
即ち、本発明に係る帳票出力方法は、帳票を出力するための帳票UI(ユーザインタフェース)を識別するUI識別情報と、当該帳票の格納場所を示す場所情報とを対応付けた帳票対応表を格納する格納手段を備える帳票出力装置により実行される帳票出力方法であって格納手段によって格納された帳票対応表に含まれるUI識別情報が識別する帳票UIを表示する表示制御ステップと、表示制御ステップにおいて表示された帳票UIがユーザによって選択されると、格納手段によって格納された帳票対応表において、選択された帳票UIのUI識別情報に対応付けられた場所情報を取得し、当該場所情報が示す場所に格納された帳票を出力する出力ステップと、を含む。
本発明によれば、所定の帳票を容易に出力することができる。
以下、図面とともに本発明による帳票出力装置及び帳票出力方法の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
本発明の実施形態に係る帳票出力装置1は、所定の帳票を出力するコンピュータ装置である。帳票とは、事務処理を行う上で必要となる帳面や帳簿や伝票などの定型的な書類の総称である。出力とは、画面表示や他のコンピュータ装置への送信や紙面への印刷などである。ユーザは、帳票出力装置1を操作し、帳票出力装置1に対して指示を出すことで、所定の帳票を出力することができる。本実施形態における帳票は、建築物である邸の営業・設計・契約・建築・保守などのライフサイクルにおいて利用される依頼書・見積書・チェックシート・発注伺い・相談シートなどであり、実体は、表計算ソフトで作成されたファイルである。
図1は、帳票出力装置1の機能ブロック図である。図1に示す通り、帳票出力装置1は、格納部10(格納手段)、表示制御部11(表示制御手段)、入力部12(入力受付手段、選択受付手段)、及び出力部13(出力手段)を含んで構成される。
帳票出力装置1は、CPU等のハードウェアから構成されているものである。図2は、帳票出力装置1のハードウェア構成の一例を示す図である。図1に示される帳票出力装置1は、物理的には、図2に示すように、CPU20、主記憶装置であるRAM21及びROM22、ディスプレイやキーボード等の入出力装置23、通信モジュール24、及び補助記憶装置25などを含むコンピュータシステムとして構成されている。
図1に示す帳票出力装置1の各機能ブロックの機能は、図2に示すCPU20、RAM21等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU20の制御のもとで入出力装置23、通信モジュール24、及び補助記憶装置25を動作させるとともに、RAM21におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
以下、図1に示す帳票出力装置1の各機能ブロックについて説明する。
格納部10は、帳票を出力するための帳票UI(User Interface、ユーザインタフェース)を識別するUIID(UI識別情報)と、当該UIIDが識別する帳票のグループを識別するグループID(グループ識別情報)と、当該帳票UIを表示する位置を示す位置情報と、当該UIIDが識別する帳票の格納場所を示す場所情報とを対応付けた帳票対応表を格納する。
帳票UIとは、帳票を出力するための、入出力装置23上に表示されたUIであり、本実施形態では、ユーザが押下可能なボタン(以降、「帳票ボタン」と呼ぶ)である。ユーザが帳票ボタンを押下すると、対応する帳票が出力される。帳票UIは、ボタンに限られず、リンクやチェックボックスやドロップダウンリストなど一般的なUIであっても良い。また、帳票UIを識別するUIIDとは、本実施形態では、帳票ボタンのボタン名(後述の通り、帳票名)である。UIIDは、帳票ボタンのボタン名に限られず、帳票UIを識別する情報であれば何でも良い。
帳票のグループとは、当該帳票を利用するグループや、当該帳票を管理するグループなどである。帳票は一つ以上のグループに属して良い。本実施形態では、帳票のグループを、帳票を利用する営業本部とする。営業本部には「A営業本部」、「B営業本部」など複数の営業本部が存在する。また、帳票のグループのグループIDとは、本実施形態では、左記の「A営業本部」のような営業本部の名称である。グループIDは、グループの名称に限られず、グループを識別する情報であれば何でも良い。
位置情報とは、帳票UIを表示する、帳票UI上の表示位置を示す情報である。本実施形態では、帳票UIをテーブル形式で表示するため、位置情報とは、テーブルにおける行番号及び列番号である。なお、帳票UI上の表示位置と所定の数字とが予め対応付いており、位置情報は、当該数字であっても良いし、その他の帳票UI上の表示位置を示す情報であっても良い。
場所情報とは、帳票を格納する場所を示す情報である。本実施形態では、表計算ソフトで作成されたファイルである帳票を格納する、ネットワーク上のURL(Uniform Resource Locator)やローカルファイルシステム上のパス名である。場所情報は、その他の、帳票を格納する場所を示す情報であっても良い。
図3は、格納部10によって格納された帳票対応表のテーブル例を示す図である。具体的に、図3に示す帳票対応表の1レコード目では、UIID「A帳票」と、グループID「A営業本部」と、位置情報「1行1列」と、場所情報「http://xxx/a.xls」とが対応付けられている。なお、UIID「A帳票」は、帳票ボタンのボタン名「A帳票」を識別するUIIDである。他の「B帳票」などについても同様である。また、4レコード目及び5レコード目のように、1つの帳票に対して、2つ以上のグループIDが対応付けられていても良い。例えば、4レコード目は、UIID「D帳票」が、グループID「A営業本部」が示す営業本部によって利用されると共に、グループID「B営業本部」が示す営業本部によって利用されることを示している。なお、2つ以上のグループIDが対応付けられている場合、位置情報は、各グループIDに対応付けられていても良い。例えば、4レコード目において、グループID「A営業本部」に対して位置情報「3行1列」が対応付けられると共に、グループID「B営業本部」に対して位置情報「3行2列」が対応付けられても良い。この場合、グループIDと同様に、1つの帳票に対して2つ以上の位置情報が対応付けられることになる。
なお、格納部10が格納する帳票対応表は、UIID、グループID、位置情報、及び場所情報の全てを必ずしも対応付けなくても良く、それらのうち一部のみを対応付けても良い。例えば、帳票対応表は、UIIDと場所情報とのみを対応付けても良いし、UIIDと位置情報と場所情報とのみを対応付けても良いし、UIIDとグループIDと場所情報とのみを対応付けても良い。また、格納部10が格納する帳票対応表は、帳票出力装置1の管理者などが適宜更新することができる。
表示制御部11は、入出力装置23上でのUIの表示を制御する。本実施形態では、表示制御部11は、第1画面に関するUIと、第2画面に関するUIとの表示を制御する。図4は、第1画面の画面例を示す図であり、図5は、第2画面の画面例を示す図である。以降の説明では、図4及び5に示す画面例を参照しながら説明する。
図4に示す第1画面の画面例では、複数の帳票で共通して利用される基本情報を入力するためのテーブルT1と、帳票のグループを選択するためのドロップダウンリストD1と、帳票一覧(第2画面)を表示するためのボタンB1とが含まれる。テーブルT1では、営業本部名、支店名、営業担当者名、設計担当者名、邸名、地名地番など、邸に関する基本情報をユーザが入力することができる。ユーザが入力した基本情報は、帳票出力装置1内に登録され、テーブルT1を表示時に、前回登録された基本情報が表示される。また、テーブルT1では、入力された基本情報のうち、帳票に反映させたい基本情報のレコードをユーザが選択することができる。例えば、ユーザがテーブルT1のうち2レコード目を選択することで、選択したことが視覚的にわかるよう、2レコード目のテーブル行がハイライト表示される。ドロップダウンリストD1では、予め帳票出力装置1内に記憶されていた一つ以上の帳票のグループ、又は他の装置からネットワークなどを介して取得した一つ以上の帳票のグループが表示制御部11により登録されており、ユーザは、登録された一つ以上の帳票のグループのうち一つの帳票のグループを選択することができる。なお、ドロップダウンリストD1には、格納部10が格納する帳票対応表に含まれる全てのグループID(又は当該グループIDが示すグループの名称など)が含まれていても良い。ボタンB1は、ユーザが押下すると、表示制御部11に対して第2画面を表示させる。表示制御部11は、帳票出力装置1の起動時などに、テーブルT1とドロップダウンリストD1とボタンB1とを含む第1画面を表示する。以下、第2画面の説明を行う前に、入力部12について説明する。
入力部12は、入出力装置23上で表示されたUIを介して、ユーザからの入力を受け付ける。具体的に、入力部12は、基本情報の入力を受け付ける。例えば、第1画面においてユーザが、テーブルT1に基本情報を入力し、テーブルT1の入力された基本情報の複数のレコードうち任意の1つのレコードを選択し、ボタンB1を押下した際に、入力部12は、ユーザが選択した1つのレコードに含まれる基本情報の入力を受け付ける。また、入力部12は、帳票のグループの選択を受け付けてもよい。例えば、第1画面においてユーザが、ドロップダウンリストD1にて任意の1つの帳票のグループを選択し、ボタンB1を押下した際に、入力部12は、ユーザが選択した帳票のグループの選択を受け付ける。入力部12は、受け付けた入力内容(基本情報など)や選択内容(選択された帳票のグループのグループIDなど)を、表示制御部11や出力部13に出力する。
続いて、第2画面の説明を行う。図5に示す第2画面の画面例では、帳票ボタンB2、B3、B4、B5などが含まれる。表示制御部11は、格納部10によって格納された帳票対応表に含まれるUIIDが識別する帳票ボタンを表示する。例えば、表示制御部11は、図3に示す帳票対応表のテーブル例にUIID「A帳票」が含まれているため、図5に示す第2画面の画面例のように、UIID「A帳票」が識別する帳票ボタン「A帳票」を表示する。
表示制御部11は、格納部10によって格納された帳票対応表において、入力部12によって選択が受け付けられた帳票のグループのグループIDに対応付けられたUIIDが識別する帳票ボタンを表示してもよい。例えば、図4に示す第1画面の画面例のように、ユーザによってドロップダウンリストD1にて帳票のグループ「A営業本部」が選択され、入力部12によって当該選択が受け付けられた際に、入力部12によって当該選択内容であるグループID「A営業本部」が表示制御部11に入力される。そして、表示制御部11は、図3に示す帳票対応表のテーブル例を参照し、グループID「A営業本部」に対応付けられたUIID「A帳票」、「B帳票」、「D帳票」、「E帳票」などがそれぞれ識別する帳票ボタンB2「A帳票」、帳票ボタンB3「B帳票」、帳票ボタンB4「D帳票」、帳票ボタンB5「E帳票」などを図5に示す第2画面の画面例のように表示する。一方、図3に示す帳票対応表のテーブル例のうち、UIID「C帳票」については、グループID「A営業本部」が対応付けられていないので、表示制御部11は帳票ボタン「C帳票」を表示しない。
表示制御部11は、UIIDが識別する帳票ボタンを表示する際に、格納部10によって格納された帳票対応表において、当該UIIDに対応付けられた位置情報を取得し、当該位置情報が示す位置に当該帳票ボタンを表示してもよい。例えば、表示制御部11は、上述の帳票ボタンB2「A帳票」、帳票ボタンB3「B帳票」、帳票ボタンB4「D帳票」及び帳票ボタンB5「E帳票」を表示する際に、図3に示す帳票対応表のテーブル例の対応する位置情報列を参照し、図5に示す第2画面の画面例のように、帳票ボタンB2「A帳票」については「1行1列」目に表示し、帳票ボタンB3「B帳票」については「2行1列」目に表示し、帳票ボタンB3「D帳票」については「3行1列」目に表示し、帳票ボタンB4「E帳票」については「1行2列」目に表示する。
出力部13は、表示制御部11によって表示された帳票ボタンがユーザによって選択されると、格納部10によって格納された帳票対応表において、選択された帳票ボタンのUIIDに対応付けられた場所情報を取得し、当該場所情報が示す場所に格納された帳票を出力する。例えば、図5に示す第2画面の画面例において、ユーザが帳票ボタンB2「A帳票」を選択(押下)した場合、出力部13は、図3に示す帳票対応表のテーブル例を参照し、選択された帳票ボタンB2「A帳票」のUIID「A帳票」に対応付けられた場所情報「http://xxx/a.xls」を取得し、当該場所情報が示すURLに格納された帳票を出力(起動)する。出力部13は、出力として、入出力装置23に帳票を表示出力しても良いし、紙の帳票として印刷出力しても良いし、ネットワークを介して他の装置に送信出力しても良い。
出力部13は、帳票を出力する際に、入力部12によって入力が受け付けられた基本情報を当該帳票に反映してもよい。具体的には、出力部13は、入力部12によって受け付けた入力内容である図4に示す第1画面の画面例に示すテーブルT1のレコード内容が入力されると、帳票を出力する際に、当該レコード内容を帳票の所定の項目に自動入力することで反映する。この場合、基本情報と、当該基本情報を反映する帳票の項目(又は帳票上の位置)とは、帳票出力装置1に格納された設定情報などに予め定められているものとする。
続いて、図6に示すフローチャート図を用いて、本実施形態に係る帳票出力装置1における帳票出力方法の処理について説明する。
まず、帳票出力装置1の起動後などに、表示制御部11により第1画面が表示される(S1)。次に、ユーザにより、第1画面において、テーブルT1にて基本情報が一レコード以上入力され、そのうちの一つの基本情報が選択され(基本情報を入力せずに、予め登録されている基本情報を選択しても良い)、ドロップダウンリストD1にて帳票のグループが選択され、帳票一覧ボタンB1が押下される(S2)。次に、入力部12によりS2にて選択された基本情報の入力、及びS2にて選択された帳票のグループの選択が受け付けられる(S3)。次に、表示制御部11により、S2にて受け付けられた帳票のグループの選択に基づき、当該グループにより利用される帳票を出力するための帳票ボタンを含む第2画面が表示される(S4、表示制御ステップ)。次に、ユーザにより、第2画面において、帳票ボタンが押下される(S5)。次に、出力部13により、S5にて押下された帳票ボタンに対応する帳票であって、S3にて受け付けられた基本情報の入力内容が反映された帳票が出力される(S6、出力ステップ)。
以上の通り、本実施形態に係る帳票出力装置1について説明したが、上記構成に限るものではない。例えば、図4に示す第1画面の画面例において、基本情報を入力及び選択するためのテーブルT1は無くても良い。その場合、出力部13は、基本情報を反映せずに帳票を出力する。
また、例えば、図3に示す帳票対応表のテーブル例において、グループID列が無く、図4に示す第1画面の画面例において、帳票のグループを選択するためのドロップダウンリストD1は無くても良い。その場合、表示制御部11は、図5に示す第2画面を表示する際に、図3に示す帳票対応表のテーブル例に含まれる全てのUIIDが識別する帳票ボタンを表示する。
また、本実施形態に係る帳票出力装置1は、格納部10を備えているが、格納部10は外部装置に備えられていても良い。その場合、帳票出力装置1は当該外部装置にネットワークを介して通信を行うことで、当該外部装置に備えられた格納部10に格納された帳票対応表にアクセスする。そして、当該外部装置は、複数の帳票出力装置1からアクセスされるような構成とすることで、複数の帳票出力装置1において帳票対応表を一元管理することができる。
また、本実施形態に係る帳票出力装置1を構成する格納部10、表示制御部11、入力部12、及び出力部13の機能は、全て又は一部を、表計算ソフトの機能として実装しても良い。例えば、格納部10によって格納される帳票対応表は、表計算ソフト上の表として管理し、表示制御部11によって表示されるUIは表計算ソフト上のUIとして表示し、入力部12及び出力部13の機能は、表計算ソフトのマクロ機能やその他のプログラムで実現されても良い。この場合、入力部12及び出力部13は、表計算ソフト上の表のデータを、名前定義機能などを利用して取得することができる。
また、帳票の各グループには、サブグループが存在しても良い。その場合、図5に示す第2画面の画面例において、サブグループごとにタブが表示され、各タブ内に、当該タブが識別するサブグループが利用する帳票ボタンの一覧が表示される。そして、帳票対応表では、さらにサブグループIDが対応付けられ、サブグループIDごとに位置情報を設定できるようにしても良い。
次に、本実施形態のように構成された帳票出力装置1の作用効果について説明する。
本実施形態の帳票出力装置1によれば、まず、表示制御部11により、格納部10によって格納された帳票対応表に含まれるUIIDが識別する、帳票を出力するための帳票ボタンが表示される。次に、出力部13により、表示制御部11によって表示された帳票ボタンがユーザによって選択されると、格納部10によって格納された帳票対応表において、選択された帳票UIのUIIDに対応付けられた場所情報が取得され、当該場所情報が示す場所に格納された帳票が出力される。かかる構成を採れば、帳票を出力するための帳票ボタンがユーザによって選択されると、帳票対応表の対応付けに基づいて、所定の帳票が出力される。つまり、ユーザは帳票UIを選択するだけで、所定の帳票を容易に出力することができる。また、帳票対応表の場所情報において、最新の帳票が格納されている場所情報を対応付けるよう管理者が管理しておけば、管理者にとって、帳票の更新が即時可能になると共に各ユーザに対して更新した旨を連絡する手間が無くなる。さらに、ユーザは、最新の帳票を特に手間をかけることなく容易に出力することができる。つまり、管理者やユーザの作業負荷を大幅に低減することができる。また、場所情報によって帳票を一元管理できるため、ユーザが容易に(コピーではない)オリジナル帳票にアクセスすることができる。
また、本実施形態の帳票出力装置1によれば、複数の帳票で共通して利用される基本情報の入力を受け付ける入力部12をさらに備え、出力部13は、帳票を出力する際に、入力部12によって入力が受け付けられた基本情報を当該帳票に反映することが好ましい。かかる構成を採れば、例えば、ユーザが基本情報を一度入力しておけば、複数の帳票を出力する際に、入力した基本情報が当該複数の帳票に反映されるため、帳票ごとに基本情報を繰り返し入力する必要が無く、ユーザの利便性が向上する。
また、本実施形態の帳票出力装置1によれば、帳票のグループの選択を受け付ける入力部12をさらに備え、格納部10は、帳票のグループを識別するグループIDをさらに対応付けた帳票対応表を格納し、表示制御部11は、格納部10によって格納された帳票対応表において、入力部12によって選択が受け付けられた帳票のグループのグループIDに対応付けられたUIIDが識別する帳票ボタンを表示することが好ましい。一般的に、帳票の様式はグループによって異なることがあり、従来、必要な様式を探し出す手間がかかっていた。かかる構成を採れば、ユーザが帳票のグループを選択すれば、当該グループに対応する帳票ボタンが表示される。これにより、ユーザは、帳票のグループを選択し、当該グループに対応する表示された帳票ボタンを選択するだけで、所定の帳票のグループの所定の帳票を容易に出力することができる。また、帳票のグループごとに帳票ボタンが表示されるため、ユーザは帳票を容易に素早く検索することができる。また、他のグループが利用している帳票を容易に確認することができる(見える化)。
また、本実施形態の帳票出力装置1によれば、格納部10は、帳票ボタンを表示する位置を示す位置情報をさらに対応付けた帳票対応表を格納し、表示制御部11は、UI識別情報が識別する帳票ボタンを表示する際に、格納部10によって格納された帳票対応表において、当該UI識別情報に対応付けられた位置情報を取得し、当該位置情報が示す位置に当該帳票ボタンを表示することが好ましい。かかる構成を採れば、帳票対応表に基づいて、帳票ボタンを所定の位置に表示することができるため、帳票ボタンの表示位置を自由にカスタマイズすることができ、ユーザの利便性が向上する。例えば、帳票ボタンの並び順を、高頻度利用順、必要度順、時系列順などに設定することができる。
1…帳票出力装置、10…格納部、11…表示制御部、12…入力部、13…出力部。
Claims (5)
- 帳票を出力するための帳票UI(ユーザインタフェース)を識別するUI識別情報と、当該帳票の格納場所を示す場所情報とを対応付けた帳票対応表を格納する格納手段と、
前記格納手段によって格納された帳票対応表に含まれるUI識別情報が識別する帳票UIを表示する表示制御手段と、
前記表示制御手段によって表示された帳票UIがユーザによって選択されると、前記格納手段によって格納された帳票対応表において、選択された帳票UIのUI識別情報に対応付けられた場所情報を取得し、当該場所情報が示す場所に格納された帳票を出力する出力手段と、
を備える帳票出力装置。 - 複数の帳票で共通して利用される基本情報の入力を受け付ける入力受付手段をさらに備え、
前記出力手段は、帳票を出力する際に、前記入力受付手段によって入力が受け付けられた基本情報を当該帳票に反映する、
請求項1に記載の帳票出力装置。 - 帳票のグループの選択を受け付ける選択受付手段をさらに備え、
前記格納手段は、帳票のグループを識別するグループ識別情報をさらに対応付けた前記帳票対応表を格納し、
前記表示制御手段は、前記格納手段によって格納された帳票対応表において、前記選択受付手段によって選択が受け付けられた帳票のグループのグループ識別情報に対応付けられたUI識別情報が識別する帳票UIを表示する、
請求項1又は2に記載の帳票出力装置。 - 前記格納手段は、帳票UIを表示する位置を示す位置情報をさらに対応付けた前記帳票対応表を格納し、
前記表示制御手段は、UI識別情報が識別する帳票UIを表示する際に、前記格納手段によって格納された帳票対応表において、当該UI識別情報に対応付けられた位置情報を取得し、当該位置情報が示す位置に当該帳票UIを表示する、
請求項1〜3の何れか一項に記載の帳票出力装置。 - 帳票を出力するための帳票UI(ユーザインタフェース)を識別するUI識別情報と、当該帳票の格納場所を示す場所情報とを対応付けた帳票対応表を格納する格納手段を備える帳票出力装置により実行される帳票出力方法であって
前記格納手段によって格納された帳票対応表に含まれるUI識別情報が識別する帳票UIを表示する表示制御ステップと、
前記表示制御ステップにおいて表示された帳票UIがユーザによって選択されると、前記格納手段によって格納された帳票対応表において、選択された帳票UIのUI識別情報に対応付けられた場所情報を取得し、当該場所情報が示す場所に格納された帳票を出力する出力ステップと、
を含む帳票出力方法。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2014164184A JP2016040652A (ja) | 2014-08-12 | 2014-08-12 | 帳票出力装置及び帳票出力方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018045646A (ja) * | 2016-09-16 | 2018-03-22 | 株式会社タジマ | 車両整備情報管理システム、車両整備情報管理方法、車両整備情報管理プログラム |
JP2019164582A (ja) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | カシオ計算機株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
JP2020187490A (ja) * | 2019-05-13 | 2020-11-19 | 中国電力株式会社 | 配電線路事故速報作成支援装置 |
-
2014
- 2014-08-12 JP JP2014164184A patent/JP2016040652A/ja active Pending
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JP2018045646A (ja) * | 2016-09-16 | 2018-03-22 | 株式会社タジマ | 車両整備情報管理システム、車両整備情報管理方法、車両整備情報管理プログラム |
JP2019164582A (ja) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | カシオ計算機株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
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