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JP2016018121A - 光増幅モジュールを製造する方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】光増幅素子と、アイソレータを有する光接続部材との光学調芯が簡便に行える光増幅モジュールを製造する方法を提供する。【解決手段】光増幅素子41を収容するモジュール本体10と、光増幅素子41の一の端面41Aに光学的に結合される第1光接続部材22と、他の端面41Bに光学的に結合され光増幅素子41からの光を遮断する第1アイソレータ35を有する第2光接続部材32とを備える光増幅モジュール1を製造する。光増幅素子41を駆動して自然放出光からなる第1光を発生させ、第1光を第1光接続部材22を介して観測して、光増幅素子41と第1光接続部材22との光学調芯を行う工程と、第2光を第2光接続部材32の光増幅素子側とは反対側の端部32Bから入力し、光増幅素子41によって増幅された第2光を第1光接続部材22を介して観測して、光増幅素子41と第2光接続部材32との光学調芯を行う工程とが含まれる。【選択図】図1

Description

本発明は、光増幅モジュールを製造する方法に関する。
特許文献1は、半導体アンプについて開示する。この光増幅モジュールは、光信号を増幅する光増幅素子が収容されたモジュール本体と、モジュール本体に光学的に結合する光ファイバなどが含まれる光接続部材とを備えている。
特開平6−232814号公報
モジュール本体と光接続部材とは、光増幅素子と光接続部材との光学調芯が行われた後に接合される。光増幅素子と光接続部材との光学調芯では、例えば、光増幅素子の発光により発生した光が光接続部材を通過する通過光量が利用される。しかしながら、例えば、光増幅素子からの戻り光などを遮断するためのアイソレータが光接続部材に設けられた光増幅モジュールでは、光増幅素子の発光により発生した光を利用して光増幅素子と光接続部材との光学調芯を行うことは困難である。
本発明は、光増幅素子と、アイソレータを有する光接続部材との光学調芯が簡便に行える光増幅モジュールを製造する方法を提供することを目的とする。
本発明に係る光増幅モジュールを製造する方法は、光増幅素子を収容するモジュール本体と、光増幅素子の一の端面に光学的に結合される第1光接続部材と、光増幅素子の他の端面に光学的に結合され、光増幅素子に向かう光を通過させ光増幅素子からの光を遮断する第1アイソレータを有する第2光接続部材と、を備える光増幅モジュールを製造する方法であって、光増幅素子を駆動して自然放出光からなる第1光を発生させ、第1光を第1光接続部材を介して観測して、光増幅素子と第1光接続部材との光学調芯を行う工程と、第2光を第2光接続部材の光増幅素子側とは反対側の端部から入力し、光増幅素子によって増幅された第2光を前記第1光接続部材を介して観測して、光増幅素子と第2光接続部材との光学調芯を行う工程とを含む。
本発明によれば、光増幅素子と、アイソレータを有する光接続部材との光学調芯が簡便に行える光増幅モジュールを製造する方法を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る製造方法によって製造される光増幅モジュールの断面図である。 本発明の第1実施形態に係る光増幅モジュールを製造する方法を示す流れ図である。 図2に示す光増幅モジュールを製造するための各工程を示す図である。 図2に示す光増幅モジュールを製造するための各工程を示す図である。 図2に示す光増幅モジュールを製造するための各工程を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る製造方法によって製造される光増幅モジュールの断面図である。 本発明の第2実施形態に係る光増幅モジュールを製造する方法を示す流れ図である。 図7に示す光増幅モジュールを製造するための各工程を示す図である。 図7に示す光増幅モジュールを製造するための各工程を示す図である。 図7に示す光増幅モジュールを製造するための各工程を示す図である。 図7に示す光増幅モジュールを製造するための各工程を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る製造方法によって製造される光増幅モジュールの断面図である。
本発明の実施形態の内容を説明する。本発明の一形態に係る光増幅モジュールを製造する方法は、光増幅素子を収容するモジュール本体と、光増幅素子の一の端面に光学的に結合される第1光接続部材と、光増幅素子の他の端面に光学的に結合され、光増幅素子に向かう光を通過させ光増幅素子からの光を遮断する第1アイソレータを有する第2光接続部材と、を備える光増幅モジュールを製造する方法であって、光増幅素子を駆動して自然放出光からなる第1光を発生させ、第1光を第1光接続部材を介して観測して、光増幅素子と第1光接続部材との光学調芯を行う工程と、第2光を第2光接続部材の光増幅素子側とは反対側の端部から入力し、光増幅素子によって増幅された第2光を前記第1光接続部材を介して観測して、光増幅素子と第2光接続部材との光学調芯を行う工程とを含む。
この光増幅モジュールを製造する方法によれば、第2光接続部材が第1アイソレータを有する光増幅モジュールにおいて、光増幅素子の発光と増幅との使い分けによって、光増幅素子と、第1光接続部材及び第2光接続部材の両方との光学調芯が簡便に行われる。即ち、この光増幅モジュールを製造する方法によれば、光増幅素子と第1光接続部材との光学調芯において、光増幅素子を発光させ、第1光接続部材を通過する第1通過光量を利用する。また、光増幅素子と第2光接続部材との光学調芯では、光増幅モジュールの外部から第2光を入射し、光増幅素子による増幅後に第1光接続部材を通過する第2通過光量を利用する。これにより、光増幅素子と、アイソレータを有する光接続部材との光学調芯を簡便に行うことができる。
上記の光増幅モジュールを製造する方法では、第1光接続部材は、光増幅素子の一の端面に光学的に結合され、光増幅素子からの光を通過させ光増幅素子に向かう光を遮断する第2アイソレータを有することが好ましい。この光増幅モジュールを製造する方法によれば、第1光接続部材が第2アイソレータを有するので、例えば光増幅素子からの戻り光が第1光接続部材を通過することを抑制できる。これにより、例えば半導体レーザ素子が第1光接続部材に光学的に結合された光増幅モジュールにおいては、半導体レーザ素子が被る光損傷を低減することができる。そして、上記の光増幅モジュールによれば、このような場合であっても光増幅素子と光接続部材との光学調芯を簡便に行うことができる。
いくつかの実施形態に係る光増幅モジュールを製造する方法を、以下に図面を参照しつつ説明する。以下の説明では、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1実施形態に係る製造方法によって製造される光増幅モジュールの断面図である。光増幅モジュール1は、モジュール本体10、第1光接続部材22、及び第2光接続部材32を備える。モジュール本体10は、光増幅素子41を収容する。第2光接続部材32は、光増幅素子41に光学的に結合され、光増幅素子41は、第1光接続部材22に光学的に結合される。図1の軸Ax1は、光増幅素子41と第1光接続部材22とを結ぶ光軸であり、軸Ax2は、第2光接続部材32と光増幅素子41とを結ぶ光軸である。
モジュール本体10は、第1接合面11Aを有し、第1接合面11Aは、第1開口部12を有する。第1開口部12には第1レンズ23が設置される。光増幅素子41は、第1レンズ23を介して第1光接続部材22に光学的に結合される。第1光接続部材22は、第2接合面22Aを有する。モジュール本体10の第1接合面11Aは、第1光接続部材22の第2接合面22Aと接合する。モジュール本体10は、例えばFe−Ni−Co合金からなる。第1光接続部材22は、例えば第1光ファイバ24を含むことができ、また、第1光接続部材22は、例えばステンレスからなる。
モジュール本体10は、第3接合面11Bを更に有し、第3接合面11Bは、第2開口部13を有する。第2開口部13には第2レンズ33が設置される。第2光接続部材32は、第2レンズ33を介して光増幅素子41に光学的に結合される。第2光接続部材32は、第4接合面32Aを有する。モジュール本体10の第3接合面11Bは、第2光接続部材32の第4接合面32Aと接合する。第2光接続部材32は、例えば光レセプタクルであることができ、また、第2光接続部材32は、例えばステンレスからなる。
モジュール本体10内は、光増幅素子41に加えて、サブキャリア42、第1コリメートレンズ43、第2コリメートレンズ44、サーミスタ45、キャリア46、及び温度制御部47を更に有する。光増幅素子41は、例えば半導体光増幅器(SOA:Semiconductor Optical Amplifier)であることができる。SOAは、例えばInP系半導体からなる。具体的には、n型InP基板上に、n型InPクラッド層、活性層(InGaAsPウエル/InGaAsPバリアからなる多重量子井戸構造)、及びp型InPクラッド層が順に積層された構造を有する。光増幅素子41は、第1端面(一の端面)41Aと、第1端面41Aに対向する第2端面(他の端面)41Bとを有する。光増幅素子41は、第1コリメートレンズ43と第2コリメートレンズ44とによって挟まれ、光増幅素子41の第1端面41Aは第1コリメートレンズ43に光学的に結合される。第2端面41Bは、第2コリメートレンズ44と光学的に結合される。光増幅素子41の第1端面41A及び第2端面41Bからの戻り光を低減させるために、第1端面41A及び第2端面41Bは、軸Ax1及び軸Ax2に垂直な面に対して傾斜して対向している。
モジュール本体10内の温度制御部47上には、キャリア46には、半導体光増幅素子41を搭載したサブキャリア42、第1コリメートレンズ43、第2コリメートレンズ44、サーミスタ45が搭載されている。温度制御部47は、例えばペルチェ素子であることができる。サーミスタ45は、光増幅素子41の素子温度を検知するために、光増幅素子41の近傍に設置される。
モジュール本体10は、第1側面11Eを更に備える。第1側面11Eは、第3開口部14を有し、第3開口部14にフィードスルー51が設けられる。フィードスルー51には、例えば6つの金属配線52a〜52fが設けられ、金属配線52a〜52fは、それぞれ、温度制御部47、半導体光増幅素子41、サーミスタ45とワイヤを介して接続される。フィードスルー51には、金属配線52a〜52fにそれぞれ接続される外部端子53a〜53fが更に設けられる。外部端子53a〜53fは、例えば、光増幅素子41用の駆動端子、温度制御部47用の駆動端子、及びサーミスタ45用の駆動端子として利用される。半導体光増幅素子41およびサーミスタ45は、金属配線52a〜52f及び外部端子53a〜53fのいずれかを介して、光増幅モジュール1の外部との間で電気信号の送受信を行う。フィードスルー51は、例えばセラミックからなり、金属配線52a〜52f及び外部端子53a〜53fは、例えばAuからなる。
第1実施形態では、第2光接続部材32が光レセプタクルであるときは、第2光接続部材32は、図1に示されるように、スタブ34及び第1アイソレータ35を有し、スタブ34は、第1アイソレータ35に光学的に結合され、第1アイソレータ35は、第2レンズ33に光学的に結合される。スタブ34は、光レセプタクルのための光結合部品であり、例えばセラミックからなる。第1アイソレータ35は、光増幅素子41の第2端面41Bに向かう光を通過させる一方で、光増幅素子41の第2端面41Bからの光を遮断するための光素子である。
図2は、第1実施形態に係る光増幅モジュールを製造する方法を示す流れ図である。第1実施形態の製造方法は、工程S11〜工程S13を有している。図3〜図5は、それぞれ、図2に示す光増幅モジュールを製造するための各工程S11〜S13を示す図である。
図3に示されるように、第1実施形態の製造方法では、初めに、モジュール本体10内には、半導体光増幅素子41を搭載したサブキャリア42、第1コリメートレンズ43、第2コリメートレンズ44、サーミスタ45が搭載されたキャリア46を上部に備える温度制御部47が収容される(工程S11)。また、工程S11の前工程として、第1レンズ23がモジュール本体10の第1開口部12に設けられ、第2レンズ33が第2開口部13に設けられる。更に、フィードスルー51がモジュール本体10の第3開口部14に設けられる。
図4に示されるように、第1実施形態の製造方法では、次に、モジュール本体10と第1光接続部材22とが接合される(工程S12)。工程S12では、光増幅素子41が発光させられ、この発光により、自然放出光が発生する。自然放出光である第1光L1が、光増幅素子41の第1端面41Aから出射され、出射された第1光L1が第1コリメートレンズ43によってコリメートされる。第1光L1が第1光接続部材22を通過するように、第1光接続部材22がモジュール本体10に当接された後、第1光L1が、第1レンズ23によって集光されて第1光接続部材22に入射する。第1光接続部材22を通過した第1光L1は、光増幅モジュール1の外部に設けられた光検出器(不図示)によって検出される。第1光接続部材22を通過した第1光L1の第1通過光量に基づいて、光増幅素子41と第1光接続部材22との光学調芯が行われる。この光学調芯の後に、モジュール本体10と第1光接続部材22とが、例えばレーザ溶接されて、モジュール本体10の第1接合面11Aと第1光接続部材22の第2接合面22Aとが接合される。このとき、レーザ光は、モジュール本体10の第1接合面11Aと第1光接続部材22の第2接合面22Aの接合部の外側端部に照射され、レーザ溶接される。レーザ溶接用の光源としては、例えばYAGレーザが用いられることができる。
図5に示されるように、第1実施形態の製造方法では、続いて、モジュール本体10と第2光接続部材32とが接合される(工程S13)。第1実施形態の第2光接続部材32には、第1アイソレータ35が設けられるので、光増幅素子41の第2端面41Bからの自然放出光は第2光接続部材32を通過し難い。このため、工程S13では、第2光L2が、第2光接続部材32の光増幅素子側とは反対側の端部32Bから、モジュール本体10に当接された第2光接続部材32を介して光増幅素子41の第2端面41Bに入射される。第2光L2は、光増幅素子41によって増幅されて、第1端面41Aから出射される。出射された第2光L2は第1コリメートレンズ43によってコリメートされる。第2光L2は、コリメート後に第1レンズ23によって集光されて第1光接続部材22に入射される。工程S12と同様に、光検出器(不図示)が設置され、この光検出器が、第1レンズ23によって集光された第2光L2が第1光接続部材22を通過する第2通過光量を検出する。第2通過光量に基づいて、光増幅素子41と第2光接続部材32との光学調芯が行われる。この光学調心の後にモジュール本体10と第2光接続部材32とが、例えばレーザ溶接されて、モジュール本体10の第3接合面11Bと第2光接続部材32の第4接合面32Aとが接合される。このとき、レーザ光は、モジュール本体10の第3接合面11Bと第2光接続部材32の第4接合面32Aの接合部の外側端部に照射され、レーザ溶接される。
以上に説明した光増幅モジュール1を製造する方法によって得られる効果について説明する。この光増幅モジュール1を製造する方法によれば、第2光接続部材32が第1アイソレータ35を有する光増幅モジュール1において、光増幅素子41の発光と増幅との使い分けによって、光増幅素子41と、第1光接続部材22及び第2光接続部材32の両方との光学調芯が簡便に行われる。即ち、この光増幅モジュール1を製造する方法によれば、光増幅素子41と第1光接続部材22との光学調芯において、光増幅素子41を発光させ、自然放出光である第1光L1が第1光接続部材22を通過する第1通過光量を利用する。また、光増幅素子41と第2光接続部材32との光学調芯では、光増幅モジュール1の外部から第2光L2を入射し、光増幅素子41による増幅後に第1光接続部材22を通過する第2通過光量を利用する。これにより、光増幅素子と、アイソレータを有する光接続部材との光学調芯を簡便に行うことができる。
また、第2光接続部材32に第1アイソレータ35が設けられることによって、光増幅素子41などからの第2光接続部材32への戻り光が低減する。例えば半導体レーザ素子が第2光接続部材32に光学的に結合された光増幅モジュールにおいて、半導体レーザ素子が戻り光によって被る光損傷が低減する。
(第2の実施の形態)
図6は、第2実施形態に係る製造方法によって製造される光増幅モジュールの断面図である。第2実施形態の光増幅モジュール1Pの構成は、モジュール本体10Pの第1接合面11C及び第3接合面11Dと、新たに設けられる第1中間部材21及び第2中間部材31とを除いて、第1実施形態の光増幅モジュール1の構成と同様である。
第2実施形態の光増幅モジュール1Pでは、モジュール本体10Pの第1接合面11Cを含む側壁及び第3接合面11Dを含む側壁の厚みが、共に、第1実施形態の第1側面11Eを含む側壁の厚みと比べて薄くなっている。また、これに合わせて、第1接合面11C及び第3接合面11Dは、それぞれ第1開口部12P及び第2開口部13Pを有する一方で、第1開口部12P及び第2開口部13Pに、それぞれ第1レンズ23及び第2レンズ33を有さない。新たに設けられる第1中間部材21及び第2中間部材31が、それぞれ第4開口部21c及び第5開口部31cを備え、第4開口部21c及び第5開口部31cが、それぞれ第1レンズ23P及び第2レンズ33Pを内包する。
第1中間部材21は、第5接合面21A、及び第5接合面21Aに対向する第6接合面21Bを有する。光増幅素子41は、第1中間部材21の第1レンズ23Pに光学的に結合され、第1中間部材21の第1レンズ23Pは、第1光接続部材22に光学的に結合される。第2中間部材31は、第7接合面31A、及び第7接合面31Aに対向する第8接合面31Bを有する。第2光接続部材32は、第2中間部材31の第2レンズ33Pに光学的に結合され、第2中間部材31の第2レンズ33Pは、光増幅素子41に光学的に結合される。
モジュール本体10Pの第1接合面11Cは、第1中間部材21の第5接合面21Aと接合し、第1中間部材21の第6接合面21Bは、第1光接続部材22の第2接合面22Aと接合している。モジュール本体10Pの第3接合面11Dは、第2中間部材31の第7接合面31Aと接合し、第2中間部材31の第8接合面31Bは、第2光接続部材32の第4接合面32Aと接合している。第1中間部材21及び第2中間部材31は、共に、例えばステンレスからなる。
図7は、第2実施形態に係る光増幅モジュールを製造する方法を示す流れ図である。第2実施形態の製造方法は、工程S21〜工程S24を有している。図8〜図11は、それぞれ、図7に示す光増幅モジュールを製造するための各工程S21〜S24を示す図である。
図8に示されるように、第2実施形態の製造方法では、初めに、モジュール本体10Pと、第1中間部材21及び第2中間部材31とが接合される(工程S21)。即ち、第2実施形態の製造方法では、モジュール本体10Pの第1接合面11Cと第1中間部材21の第5接合面21Aとが接合され、また、モジュール本体10Pの第3接合面11Dと第2中間部材31の第7接合面31Aとが接合される。この接合は、第1実施形態の製造方法と同様に、例えば、半田付けによることができる。半田付けによる場合には、第1中間部材21の第5接合面21A及び第2中間部材31の第7接合面31Aが、例えば電磁誘導加熱法によって加熱される。加熱によって、例えば第5接合面21A及び第7接合面31Aの上に載せられた半田が溶融され、この溶融された半田によって、第1中間部材21の第5接合面21Aが、モジュール本体10の第1接合面11Aに接合され、第2中間部材31の第7接合面31Aが、モジュール本体10の第3接合面11Bに接合される。工程S21の前工程として、モジュール本体10の第1側面11Eは、第3開口部14にフィードスルー51を設ける。
図9に示されるように、第2実施形態の製造方法では、次に、モジュール本体10P内には、半導体光増幅素子41を搭載したサブキャリア42、第1コリメートレンズ43、第2コリメートレンズ44、サーミスタ45が搭載されたキャリア46を上部に備える温度制御部47が収容される(工程S22)。
図10に示されるように、第2実施形態の製造方法では、続いて、第1中間部材21と第1光接続部材22とが接合される(工程S23)。工程S23では、第1実施形態の製造方法と同様に、第1光L1が光増幅素子41の発光によって発生し、第1端面41Aを出射した第1光L1が第1光接続部材22を通過する第1通過光量に基づいて、光増幅素子41と第1光接続部材22との光学調芯が行われる。この光学調芯の後に、第1中間部材21と第1光接続部材22とが、例えばレーザ溶接されて、第1中間部材21の第6接合面21Bと第1光接続部材22の第2接合面22Aとが接合される。このとき、レーザ光は、第1中間部材21の第6接合面21Bと第1光接続部材22の第2接合面22Aの接合部の外側端部に照射され、レーザ溶接される。
図11に示されるように、第2実施形態の製造方法では、続いて、第1実施形態の製造方法と同様に、第2中間部材31と第2光接続部材32とが接合される(工程S24)。第2実施形態の第2光接続部材32には、第1アイソレータ35が設けられるので、光増幅素子41の第2端面41Bからの自然放出光は第2光接続部材32を通過し難い。このため、工程S24では、第2光L2が光増幅モジュール1Pの外部から第2光接続部材32を介して光増幅素子41に照射され、光増幅素子41によって増幅された第2光L2が第1光接続部材22を通過する第2通過光量に基づいて、光増幅素子41と第2光接続部材32との光学調芯が行われる。この光学調心の後に、第2中間部材31と第2光接続部材32とが、例えばレーザ溶接されて、第2中間部材31の第8接合面31Bと、第2光接続部材32の第4接合面32Aとが接合される。このとき、レーザ光は、第2中間部材31の第8接合面31Bと、第2光接続部材32の第4接合面32Aの接合部の外側端部に照射され、レーザ溶接される。
以上に説明した光増幅モジュール1Pを製造する方法によって得られる効果について説明する。本実施形態の光増幅モジュール1Pを製造する方法では、モジュール本体10Pの第1接合面11Cと第1中間部材21の第5接合面21Aとが接合され、また、モジュール本体10Pの第3接合面11Dと第2中間部材31の第7接合面31Aとが、半田付けによって接合がされる。このため、モジュール本体の第1接合面11C及び第3接合面11Dの厚みが薄い場合でも、第1接合面11C及び第3接合面11Dに貫通等を生じさせないような接合が簡便に行われる。また、第1中間部材21の第6接合面21Bと第1光接続部材22の第2接合面22Aとが、レーザ溶接によって簡便に接合され、また、第2中間部材31の第8接合面31Bと、第2光接続部材32の第4接合面32Aとが、レーザ溶接によって簡便に接合される。この光増幅モジュール1Pを製造する方法によれば、モジュール本体の接合面の厚みが薄い光増幅モジュールの製造工程が更に簡便になる。
また、本実施形態の光増幅モジュール1Pを製造する方法と同様に、第2光接続部材32に第1アイソレータ35が設けられることによって、第2光接続部材32に設けられる半導体レーザ素子などが戻り光によって被る光損傷が低減する。さらに、第2光接続部材32が第1アイソレータ35を有する光増幅モジュールにおいて、光増幅素子41の発光と増幅との使い分けによって、光増幅素子41と、第1光接続部材22及び第2光接続部材32の両方との光学調芯が簡便に行われる。
(第3の実施の形態)
図12は、第3実施形態に係る製造方法によって製造される光増幅モジュールの断面図である。第3実施形態の光増幅モジュール1Qの構成は、第1光接続部材22Qに含まれる第1光ファイバ24Qが第2アイソレータ25を有することを除いて、第2実施形態の光増幅モジュール1Pの構成と同様である。
第2アイソレータ25は、光増幅素子41の第1端面41Aからの光を通過させる一方で、光増幅素子41の第1端面41Aに向かう光を遮断する光素子である。これ故に、光増幅素子41と第1光接続部材22Qとの光学調芯のときに、光増幅素子41の発光によって生じる自然放出光が利用されることができる。即ち、光増幅素子41の第1端面41Aから出射された第1光L1が、第1光接続部材22Qを通過できるので、第1光L1が第1光接続部材22Qを通過する第1通過光量が検出される。第1通過光量に基づいて、光増幅素子41と第1光接続部材22Qとの光学調芯が行われ、この光学調心の後に、第1中間部材21と第1光接続部材22Qとが、例えばレーザ溶接される。その結果、第1中間部材21の第6接合面21Bと、第1光接続部材22Qの第2接合面22Aとが接合される。このとき、レーザ光は、第1中間部材21の第6接合面21Bと、第1光接続部材22Qの第2接合面22Aの接合部の外側端部に照射され、レーザ溶接される。
本実施形態の光増幅モジュール1Qを製造する方法では、第1光接続部材22が第2アイソレータ25を有するので、例えば光増幅素子41からの戻り光が第1光接続部材22を通過することを抑制できる。これにより、例えば半導体レーザ素子が第1光接続部材22に光学的に結合された光増幅モジュール1Qにおいては、半導体レーザ素子が被る光損傷を低減することができる。そして、上記の光増幅モジュール1Qによれば、このような場合であっても光増幅素子と光接続部材との光学調芯を簡便に行うことができる。
以上、好適な実施の形態において本発明の原理を図示し説明してきたが、本発明は、そのような原理から逸脱することなく配置及び詳細において変更され得ることは、当業者によって認識される。本発明は、本実施の形態に開示された特定の構成に限定されるものではない。したがって、特許請求の範囲及びその精神の範囲から来る全ての修正及び変更に権利を請求する。
1、1P、1Q…光増幅モジュール、10、10P…モジュール本体、11A、11C…第1接合面、11B、11D…第3接合面、21…第1中間部材、21A…第5接合面、21B…第6接合面、22、22Q…第1光接続部材、22A…第2接合面、23…第1レンズ、25…第2アイソレータ、31…第2中間部材、31A…第7接合面、31B…第8接合面、32…第2光接続部材、32A…第4接合面、32B…端部、35…第1アイソレータ、41…光増幅素子、41A…第1端面(一の端面)、41B…第2端面(他の端面)、L1…第1光、L2…第2光。

Claims (2)

  1. 光増幅素子を収容するモジュール本体と、
    前記光増幅素子の一の端面に光学的に結合される第1光接続部材と、
    前記光増幅素子の他の端面に光学的に結合され、前記光増幅素子に向かう光を通過させ前記光増幅素子からの光を遮断する第1アイソレータを有する第2光接続部材と、を備える光増幅モジュールを製造する方法であって、
    前記光増幅素子を駆動して自然放出光からなる第1光を発生させ、前記第1光を前記第1光接続部材を介して観測して、前記光増幅素子と前記第1光接続部材との光学調芯を行う工程と、
    第2光を前記第2光接続部材の前記光増幅素子側とは反対側の端部から入力し、前記光増幅素子によって増幅された前記第2光を前記第1光接続部材を介して観測して、前記光増幅素子と前記第2光接続部材との光学調芯を行う工程とを含む、光増幅モジュールを製造する方法。
  2. 前記第1光接続部材は、前記光増幅素子の前記一の端面に光学的に結合され、前記光増幅素子からの光を通過させ前記光増幅素子に向かう光を遮断する第2アイソレータを有する、請求項1に記載の光増幅モジュールを製造する方法。
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