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JP2016012892A - デジタル放送受信装置、通信方法及びプログラム - Google Patents

デジタル放送受信装置、通信方法及びプログラム Download PDF

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JP2016012892A JP2014134911A JP2014134911A JP2016012892A JP 2016012892 A JP2016012892 A JP 2016012892A JP 2014134911 A JP2014134911 A JP 2014134911A JP 2014134911 A JP2014134911 A JP 2014134911A JP 2016012892 A JP2016012892 A JP 2016012892A
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Abstract

【課題】テレビ放送受信時に無線通信の送信周波数帯が切り替わったとしても、適切にフィルタの制御を行う事により、テレビ放送の受信感度が抑圧されることなく、適切にテレビ放送の受信を行えるデジタル放送受信装置等を提供すること。【解決手段】放送用アンテナから選局されたデジタル放送を受信し、通信用アンテナを介して通信基地局に対応する通信周波数で送信信号及び受信信号の通信を行い、前記通信基地局と通信している通信周波数に対応する比較閾値を読み出し、前記送信信号の出力レベルが、前記比較閾値より大きい場合には前記放送用アンテナとチューナ部との間にフィルタを挿入し、前記送信信号の出力レベルが前記比較閾値以下の場合には、当該フィルタをバイパスするように切り替える。【選択図】図2

Description

本発明は、デジタル放送を放送する放送局と、通信基地局とに接続可能なデジタル放送受信装置等に関する。
従来から、デジタル放送を受信するデジタル放送受信装置が知られている。デジタル受信装置は、例えば液晶テレビや、STBといった据え置き型の装置や、携帯電話や、スマートフォンといった移動型の装置等が知られている。
ここで、地上デジタルテレビ放送受信機能を載せた通信端末装置の場合、地上デジタルテレビ放送と、携帯電話網を利用した送受信が行われることとなる。この場合、470MHzから710MHzの放送帯を使用する地上デジタルテレビ放送は、携帯電話の送信周波数に近接している。
したがって、携帯電話に搭載されたデジタルテレビ放送機能により番組受信中に、携帯電話機能が基地局と交信するために無線送信すると、その送信出力によりテレビ放送の受信感度を抑圧させてしまい、これにより受信感度が低下して視聴品質の劣化を招いてしまう。
これに対して、無線通信の送信信号の出力レベルが閾値(比較レベル)を超えると、地上デジタルテレビ放送帯域への影響を抑える為に、無線通信の送信周波数帯を遮断し、テレビ放送の帯域のみを透過させるフィルタ経由で放送波を受信するように、スイッチを切り替える発明が知られている(例えば、特許文献1参照)。このスイッチ制御は所定周期毎に割り込み実行される。
特開2007−60077号公報
上述した技術では、テレビ受信機(携帯電話)の電源がONの状態のときに、所定周期で送信電力(出力レベル)を検出し、フィルタ制御している。したがって、テレビ放送受信中に無線通信の周波数が切り換わるタイミングでフィルタ制御されるとは限らず、その場合に、テレビ放送の受信感度が抑圧されてしまうという問題点が生じていた。
上述した課題に鑑み、本発明は、テレビ放送受信時に無線通信の送信周波数帯が切り替わったとしても、適切にフィルタの制御を行う事により、テレビ放送の受信感度が抑圧されることなく、適切にテレビ放送の受信を行えるデジタル放送受信装置等を提供することである。
上述した課題に鑑み、本発明のデジタル放送受信装置は、
デジタル放送を放送する放送局と、通信基地局とに接続可能なデジタル放送受信装置において、
放送用アンテナから選局されたデジタル放送を受信するチューナ部と、
通信用アンテナを介して通信基地局に対応する通信周波数で送信信号及び受信信号の通信を行う送受信部と、
送信信号及び受信信号が通過する異なる通信周波数帯域用の複数のデュプレクサと、
前記通信基地局と通信している通信周波数に対応する比較閾値を読み出す比較閾値読出部と、
前記送信信号の出力レベルが、前記比較閾値より大きい場合には前記放送用アンテナとチューナ部との間にフィルタを挿入し、前記送信信号の出力レベルが前記比較閾値以下の場合には、当該フィルタをバイパスするように切り替えるフィルタ切替判定部と、
を備えることを特徴とする。
本発明の通信方法は、
デジタル放送を放送する放送局と、通信基地局とに接続可能であって、放送用アンテナから選局されたデジタル放送を受信するチューナ部を有するデジタル放送受信装置における通信方法において、
デジタル放送受信装置は、送信信号及び受信信号が通過する異なる通信周波数帯域用の複数のデュプレクサを有しており、
放送用アンテナから選局されたデジタル放送を受信し、
通信用アンテナを介して通信基地局に対応する通信周波数で送信信号及び受信信号の通信を行い、
前記通信基地局と通信している通信周波数に対応する比較閾値を読み出し、
前記送信信号の出力レベルが、前記比較閾値より大きい場合には前記放送用アンテナとチューナ部との間にフィルタを挿入し、前記送信信号の出力レベルが前記比較閾値以下の場合には、当該フィルタをバイパスするように切り替える、
ことを特徴とする。
本発明によれば、放送用アンテナから選局されたデジタル放送を受信し、通信用アンテナを介して通信基地局に対応する通信周波数で送信信号及び受信信号の通信を行い、前記通信基地局と通信している通信周波数に対応する比較閾値を読み出し、前記送信信号の出力レベルが、前記比較閾値より大きい場合には前記放送用アンテナとチューナ部との間にフィルタを挿入し、前記送信信号の出力レベルが前記比較閾値以下の場合には、当該フィルタをバイパスするように切り替えることができる。
これにより、送信周波数の帯域が切り替わる際に、送信信号の出力レベルを検出して、テレビ放送受信系でフィルタを通すか否かを判定するので、送信周波数の帯域が切り替わったとしても、テレビ放送の受信感度の劣化を防ぐことができる。
第1実施形態におけるシステム全体を説明するための図である。 第1実施形態における携帯端末の機能構成を示すブロック図である。 第1実施形態における比較レベルテーブルの一例を示すブロック図である。 第1実施形態における処理の流れを説明するための動作フローである。 第2実施形態における比較レベルテーブルの一例を示すブロック図である。 第2実施形態における処理の流れを説明するための動作フローである。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。なお、本実施形態では、一例として、本発明におけるデジタル放送受信装置を、携帯電話・スマートフォン、携帯型のデジタル放送受信機といった携帯端末10に適用した場合について説明する。
[1.第1実施形態]
[1.1 全体構成]
図1は、TV受信機能搭載の携帯端末10が属するシステム1の全体の構成図である。TV受信機能搭載の携帯端末10は、複数の通信システムの通信基地局20と接続可能であり、その場合、各通信システムの通信基地局20との接続では、使用する周波数帯を切替えて通信している。例えば、700MHz帯の通信基地局22と、800MHz帯の通信基地局24と、900MHz帯の通信基地局26と接続可能である。また、TVは放送局30からの放送波を受信することで視聴することができる。
[1.2 機能構成]
続いて、携帯端末10の機能構成について図2を用いて説明する。放送波を受信するアンテナ102、妨害波を遮断しテレビ放送波のみ通過させるフィルタ105と、バイパスするバイパス配線とそれを切替えるための前後のスイッチ104、106を持つ。
チューナ部108はテレビ放送波を受信し復調を行いTS(トランスポートストリーム)を出力し、また、受信しているチャネルの受信強度を測定する。
信号処理部402は、チューナ部108から出力されたTSデータの分析処理を行い、映像データ、音声データに分解し、表示部404、音声出力部(スピーカ)406に出力する機能、また、ユーザからの指示を受ける操作部408からの信号を受け、内容を解析し機能制御部302に制御情報を伝える機能、また、マイク410から入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換処理し、無線通信で送付できるよう加工を行い、通信用送信部216に出力する機能、また、通信用受信部218からのデータを分析、分解し、アナログデータへと変換し、レシーバ412に出力する機能、また、通信用受信部218から通知される通信システムとの同期信号を分析し、別の周波数を使用する通信システムに接続する指示があった場合、機能制御部302に周波数切替え指示を通知する機能を備える。
操作部408は、マンマシーンインタフェースとしてユーザから入力される要望を信号処理部に通知する機能を備える。例えば、操作ボタンやタッチパネル等により構成されている。
機能制御部302は、信号処理部402から指示を受け、チューナ部108、通信用送信部216、通信用受信部218、通信切替えスイッチ204、212、214、フィルタ切替判定部304、比較レベル設定部306の制御を行う。
通信用送信部216は、機能制御部302からの指示に従い、接続する通信システムの送信シーケンスに沿って、マイク410からの音声を通信システム側に送信する。また、通信用送信部216は通信システムとの無線通信における送信信号の出力レベルを機能制御部302に通知する。
通信用受信部218は、機能制御部302からの指示に従い、接続する通信システムの受信シーケンスに沿って、データを受信し、信号処理部402にデータを渡す。
また、通信用受信部218は、通信システムとの接続を維持するための同期信号を定期的に受信し、信号処理部402に同期信号を通知する。
デュプレクサは、送信及び受信を同じ通信用のアンテナ202を共用するためのものであり、アンテナ202から受信信号と通信用送信部からの送信信号とを分離するものである。なお、各通信システムで使用する周波数が異なるため、各周波数に対応したデュプレクサが必要となる。本実施形態では、700MHz帯のデュプレクサ207と、800MHz帯のデュプレクサ208と、900MHz帯のデュプレクサ209とを備えている。
また、デュプレクサの前後には、デュプレクサを切替えるためスイッチがあり、機能制御部302により制御される。スイッチは、アンテナ202側のスイッチ204と、通信用送信部216側のスイッチ212と、通信用受信部218側のスイッチ214とを備えている。
比較レベル設定部306は、機能制御部302からの通信システムで使用している周波数、受信している放送波の受信強度、受信チャネルの通知を受け、比較レベル記憶部308から、適切な比較レベルを選択し、フィルタ切替判定部304に通知する。
フィルタ切替判定部304では、比較レベル設定部306から通知される比較レベル(閾値)と、機能制御部302から通知される送信信号の出力レベルを比較し、比較レベル(閾値)より、送信信号の出力レベルが大きかった場合はフィルタを挿入し、出力レベルが小さい場合は、バイパス配線側にスイッチ104、106を切替える制御を行う。
比較レベル記憶部308には、通信システムで使用する周波数毎、また、選局しているテレビ放送波の周波数毎に放送波の受信強度に対応した比較レベルを比較レベルテーブルとして格納している。ここで、比較レベル記憶部308は、半導体記憶メモリや、固定ディスク等により構成されている。
ここで、比較レベルテーブルの一例を図3に示す。例えば、通信で使用される周波数(例えば、「700MHz帯」)毎に、比較レベルのデータが記憶されている。また、比較レベルのデータは、放送波の受信強度として放送波受信強度(例えば、「小」)に対応づけて、比較レベル(例えば、「比較レベルデータA1」)が記憶されている。
[1.3 処理の流れ]
続いて、本実施形態における具体的なフィルタの切替え制御について図4を用いて説明する。なお、処理の前提として、携帯端末10が、現在、800MHz帯の周波数を使う通信システムと接続しているとする。
まず、テレビチューナが起動中か否かを判定する(ステップS102)。テレビチューナは、ユーザから操作部408を介し、テレビ放送の視聴を行うよう要望が出ると、信号処理部402は、チューナ起動指示と選局情報を機能制御部302に伝える。この指示により、機能制御部302はチューナを起動する。指定されたチャネルの選局をするよう、選局情報をチューナ部108に通知し、テレビチューナが起動する。チューナ部108では、選局されたチャネルの受信を開始し、受信電界強度を測定し、機能制御部302に通知する。
テレビチューナが起動されると(ステップS102;Yes)、次に通信システムと通信中か否か判定する(ステップS104)。通信システムと通信中でなければ(ステップS104;No)、フィルタをバイパスする(ステップS114)。他方、通信システムと通信中の場合(ステップS104;Yes)、通信システムにおける送信信号出力レベルを検出する(ステップS106)。
具体的には、機能制御部302は、800MHz帯の周波数を使う通信システムに接続するに当り、信号処理部402から指示を受け、通信用送信部216及び通信用受信部218を制御し、使用する周波数に対応したデュプレクサの切替えを行っており、現在、800MHz帯に対応するデュプレクサ208を使用していることを知っている。このとき、通信用送信部216より送信信号の出力レベルが一定間隔で通知されており、この送信信号の出力レベルを検出する。
続いて、通信周波数に適合した比較レベルを設定する(ステップS108)。これは、現在通信している通信基地局の周波数、放送波の受信強度に対応して比較レベルを比較レベルテーブルから読み出して設定する。
具体的には、機能制御部302は、現在、通信にてどの周波数を使ってどのくらいの送信信号出力レベルであるか、また、テレビ受信にて、何チャネルを受信して、どのくらいの受信電界強度にあるかを検出している。そして、これらの情報をフィルタ切替判定部304、比較レベル設定部306に通知する。
比較レベル設定部306では、前記通知された、通信で使用している周波数、テレビ受信しているチャネル及び受信強度から比較レベル記憶部308に格納されている比較レベルテーブルから適切な比較レベルを選択し、フィルタ切替判定部304に通知する。
フィルタ切替判定部304では、通知された比較レベルと機能制御部302から通知された送信信号出力レベルとを比較する(ステップS110)。比較レベルより送信出力レベルが大きい場合は(ステップS110;Yes)、テレビ受信側のスイッチ104、106を切替え、送信信号を遮断するフィルタ105を挿入する(ステップS112)。送信信号出力レベルが、比較レベル以下の場合、バイパス配線にスイッチ104、106を切替えることにより、フィルタをバイパスする(ステップS110;No→ステップS114)。
通信で使用している周波数が同じ場合には、処理を最初に戻し、繰り返し実行する(ステップS116;Yes→ステップS102)。他方、通信で使用している周波数が異なる周波数となると(ステップS116;No)、通信側のデュプレクサを切り替え(ステップS118)、ステップS106から処理を繰り返し実行する。
具体的には、通信システム側より、700MHzを使用する通信システムに接続するよう指示があると、信号処理部402より機能制御部302に周波数切替え指示が通知され、機能制御部302はその通知に従い、通信用送信部216及び通信用受信部218を制御し、切替えた周波数に対応したデュプレクサ207へ切替える。
その後、機能制御部302は、再度、比較レベル設定部306に、使用している周波数、テレビ受信しているチャネル及び受信強度を通知する。
比較レベル設定部306では、再度、通知された使用している周波数、すなわち700MHzであること、テレビ受信しているチャネル及び受信強度から、比較レベル記憶部308より適切な比較レベルを選択し、フィルタ切替判定部304に、再度、通知する。
フィルタ切替判定部304では、再度通知された比較レベルと送信信号出力レベル、すなわち700MHz帯の送信信号出力レベルとを比較し、フィルタ/バイパスを切替える。
このように、デジタル放送を受信中に、通信基地局の周波数が変わった場合でも、適切な比較レベルに設定することが可能となる。したがって、送信周波数の帯域が切り替わったとしても、適切にフィルタの挿入、バイパスが選択されることとなり、デジタル放送の受信感度の劣化を防ぐことが可能となる。
[2.第2実施形態]
続いて第2実施形態について説明する。第2実施形態は、テレビ放送視聴時にチャネルの変更が行われた時の動作を例に、比較レベル(閾値)の設定の変更について記載する。なお、携帯端末10の機能構成は図2と同様であり、その説明を省略する。
本実施形態における比較レベルテーブルを図5に示す。比較レベルテーブルは、通信で使用している周波数毎のテーブルだけでなく、さらに、現在選局されているテレビチャネルの周波数毎にテーブルを持つ。このようにすることで、通信で使用している周波数だけでなく、現在選局受信しているテレビ放送の周波数を勘案した比較レベルを設定でき、送信信号の感度抑圧によるテレビ受信の受信感度の劣化が顕著な場合にフィルタを挿入する。
本実施形態における処理の流れを図6に示す。なお、第1実施形態の図4に示した動作フローと同一の処理については、同一の符号を付すことにより、詳細な説明を省略する。
テレビ視聴時、ユーザから操作部408により、視聴テレビチャネルが変更された場合(ステップS202;No)、信号処理部402より機能制御部302に選局情報が通知される。機能制御部302は、選局情報をチューナ部108に通知する。チューナ部108は選局情報を受信し、チャネルを切替える。
また、チューナ部108では、切替えたチャネルの受信強度を測定し、機能制御部302に通知する。
機能制御部302は、比較レベル設定部306に通信で使用している周波数、テレビ受信しているチャネル及び受信電界強度を通知する。
比較レベル設定部306では、再度、比較レベル記憶部308より適切な比較レベルを選択し、フィルタ切替判定部304に通知する。
これにより、第2実施形態は、更に比較レベルテーブルにおいて、チャネル毎の比較レベルを設定することができる。これにより、より適切な比較レベルの設定を行うことが可能となる。
[3.第3実施形態]
続いて第3実施形態について説明する。第1実施形態及び第2実施形態は、比較レベル記憶部308に、比較レベル(閾値)を記憶していてが、第3実施形態は比較レベルを算出する処理である。
具体的には、第1実施形態、第2実施形態で記憶されていた比較レベル記憶部308を記憶せずに、比較レベル設定部306において、計算式(比例式)で、比較レベルを算出する。
すなわち、通信で使用される周波数、放送波の受信感度から、比較レベルを計算式に基づいて算出すれば良い。例えば、各場合における関数式を記憶しておく。ここで、通信で使用される周波数毎に関数値を持たしておき、放送波の受信強度に基づいて比較レベルが算出されるようにしておけば良い。この場合、予め比較レベルテーブルとして値を記憶しておく必要は無い。
[4.変形例]
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
なお、上述した実施形態のデジタル放送受信装置は、例えばスマートフォンを含む携帯電話、タブレット、カーナビゲーション、TV、コンピュータといったデジタル放送を受信可能な受信装置であれば適用可能である。
また、本実施形態における通信方法は、ハードウェア構成により説明しているが、必要に応じてソフトウェアで構成し、実現してもよい。例えば、CPU等がプログラムを読み出して実行することにより、各機能部(例えば、フィルタ切替判定部304や、通信用送信部216、通信用受信部218等の各機能部)をCPUが実現してもよい。
また、実施形態において各装置で動作するプログラムは、上述した実施形態の機能を実現するように、CPU等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)である。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的に一時記憶装置(例えば、RAM)に蓄積され、その後、各種ROMやHDDの記憶装置に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行なわれる。
また、市場に流通させる場合には、可搬型の記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、インターネット等のネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに転送したりすることができる。この場合、サーバコンピュータの記憶装置も本発明に含まれるのは勿論である。
また、上述した比較レベルテーブルは、端末に予め記憶される事として説明しているが、必要に応じてダウンロードする構成としても良い。また、放送波の受信強度ではなく、通信で使用される周波数と、チャネルとに基づいて比較レベルデータを決定しても良い。
1 システム;10 携帯端末;20、22、24、26 通信基地局;30 放送局
102、202 アンテナ;104、106 スイッチ;105 フィルタ
108 チューナ部;207、208、209 デュプレクサ
204、212、214 スイッチ;216 通信用送信部;218 通信用受信部
302 機能制御部;304 フィルタ切替判定部;306 比較レベル設定部
308 比較レベル記憶部;402 信号処理部;404 表示部
406 音声出力部;408 操作部;410 マイク;412 レシーバ

Claims (5)

  1. デジタル放送を放送する放送局と、通信基地局とに接続可能なデジタル放送受信装置において、
    放送用アンテナから選局されたデジタル放送を受信するチューナ部と、
    通信用アンテナを介して通信基地局に対応する通信周波数で送信信号及び受信信号の通信を行う送受信部と、
    送信信号及び受信信号が通過する異なる通信周波数帯域用の複数のデュプレクサと、
    前記通信基地局と通信している通信周波数に対応する比較閾値を読み出す比較閾値読出部と、
    前記送信信号の出力レベルが、前記比較閾値より大きい場合には前記放送用アンテナとチューナ部との間にフィルタを挿入し、前記送信信号の出力レベルが前記比較閾値以下の場合には、当該フィルタをバイパスするように切り替えるフィルタ切替判定部と、
    を備えることを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. 前記比較閾値読出部は、前記通信周波数と、前記チューナ部が受信する受信強度とに基づいて、前記比較閾値を読み出すことを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
  3. 前記比較閾値読出部は、更に選局されたチャンネルに基づいて、前記比較閾値を読み出すことを特徴とする請求項1又は2の何れかに記載のデジタル放送受信装置。
  4. デジタル放送を放送する放送局と、通信基地局とに接続可能であって、放送用アンテナから選局されたデジタル放送を受信するチューナ部を有するデジタル放送受信装置における通信方法において、
    デジタル放送受信装置は、送信信号及び受信信号が通過する異なる通信周波数帯域用の複数のデュプレクサを有しており、
    放送用アンテナから選局されたデジタル放送を受信し、
    通信用アンテナを介して通信基地局に対応する通信周波数で送信信号及び受信信号の通信を行い、
    前記通信基地局と通信している通信周波数に対応する比較閾値を読み出し、
    前記送信信号の出力レベルが、前記比較閾値より大きい場合には前記放送用アンテナとチューナ部との間にフィルタを挿入し、前記送信信号の出力レベルが前記比較閾値以下の場合には、当該フィルタをバイパスするように切り替える、
    ことを特徴とする通信方法。
  5. 請求項4記載の通信方法をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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