JP2016000922A - 木質建材および木質建材の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】止水性を向上させつつ、意匠性をより向上させることのできる木質建材、および、製造の簡素化を図ることのできる木質建材の製造方法を得る。【解決手段】木質建材1は、基材部10と、化粧材部20と、境界線1bを有する木口部1aと、エッジ材部30と、接着部40と、を備えている。そして、接着部40の化粧材部20側の端縁40aは、一端から他端にかけて木口部1aの化粧材部20側の端縁1cよりも内側に位置している。また、木口部1aにおける接着部40の化粧材部20側の端縁40aよりも化粧材部20側にはコーティング部50が形成されている。そして、境界線1bは、両端部が、接着部40およびコーティング部50のうちの少なくともいずれかによって覆われており、中央部が、接着部40、コーティング部50およびエッジ材部30によって封止されている。【選択図】図2
Description
本発明は、扉や机天板などに用いられる木質建材および当該木質建材の製造方法に関する。
従来より、基材の表面に化粧板を貼り付け、基材の側面と化粧板の側面とで形成される木口に接着剤を介してエッジ材を貼り付けた木質建材が知られている。
このとき、基材とエッジ材との間に隙間があると、この隙間から水が浸入して基材が膨潤してしまい、基材表面に貼り付けた化粧板が膨れ上がってしまうことがある。
したがって、木口の端縁まで接着剤が存在するように接着剤を塗布した状態でエッジ材を木口に貼り付けることで、基材とエッジ材との間の隙間を無くすようにし、以て、基材とエッジ材との間に水が浸入してしまうのを抑制できるようにするのが好ましい。
ところで、通常、基材表面に貼り付ける化粧板は厚さが薄いため、基材と化粧板との境界部を接着剤で覆いつつ、木口表面側に接着剤の逃げ代を設けるようにするのは難しい。
そのため、エッジ材を貼り付ける際には、接着剤を木口端縁から外部にはみ出させることで木口の端縁まで接着剤が存在するようにし、その後、はみ出した接着剤を除去するようにするのが一般的である。
このように、従来の技術では、木口の端縁まで接着剤が充填されるようにするために、一度接着剤を木口端縁からはみ出させ、その後、はみ出した接着剤を除去する工程が必要となっていた。
そこで、はみ出した接着剤をより容易に除去できるようにした方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1では、表面化粧された木質建材の木口面近傍の表裏面に予め剥離剤を塗布した状態で、木口面に接着剤を介して化粧縁材を貼り付けることで、接着剤を剥離剤上にはみ出させるようにしている。
このように、特許文献1では、接着剤を剥離剤上にはみ出させることで、はみ出した接着剤をより容易に除去することができるようにしている。
しかしながら、上記特許文献1に記載の方法を用いたとしても、はみ出した接着剤を除去する仕上げ工程が必要となるため、工程の簡素化を図ることができない。また、はみ出した接着剤を除去する仕上げ工程を必要とすることで、コストアップの要因にもなる。
さらに、上記特許文献1に記載の方法では、表面化粧された木質建材の木口面近傍の表裏面に剥離剤を塗布しているため、塗布した剥離剤を除去しない場合には、木質建材の見栄えが悪化してしまうことがある。一方、剥離剤を除去する場合には、剥離剤除去工程の際に木質建材の表面に傷がついてしまうことがあり、やはり、木質建材の見栄えが悪化してしまうことがある。
なお、剥離剤を用いずにはみ出した接着剤を除去する場合であっても、接着剤を除去する際に木質建材の表面に傷がついてしまうことがあり、木質建材の見栄えが悪化してしまうことがある。
このように、上記従来の技術では、木質建材の見栄えが悪化してしまうことがあった。
そこで、本発明は、止水性を向上させることのできる木質建材であって、意匠性をより向上させることのできる木質建材を得ることを目的とする。
また、本発明は、止水性を向上させることのできる木質建材の製造方法であって、コストアップを抑制することができる上、より簡素な工程で製造することのできる木質建材の製造方法を得ることを目的とする。
本発明にかかる木質建材は、板状の基材部と、前記基材部の少なくとも一面に設けられた化粧材部と、を備えている。
また、木質建材は、前記基材部の木口面と、前記化粧材部の木口面と、前記基材部の木口面と前記化粧材部の木口面との境界線と、を有する木口部を備えている。
さらに、木質建材は、前記木口部に設けられるエッジ材部と、第1の樹脂からなり、前記木口部に前記エッジ材部を接着させる接着部と、を備えている。
そして、前記接着部の化粧材部側の端縁は、一端から他端にかけて前記木口部の化粧材部側の端縁よりも内側に位置している。
また、前記木口部における前記接着部の化粧材部側の端縁よりも化粧材部側には、第2の樹脂からなるコーティング部が形成されている。
そして、前記境界線は、両端部が、前記接着部および前記コーティング部のうちの少なくともいずれかによって覆われており、中央部が、前記接着部、前記コーティング部および前記エッジ材部によって封止されている。
また、本発明にかかる木質建材の製造方法は、板状の基材部と、前記基材部の少なくとも一面に設けられた化粧材部と、木口部に第1の樹脂からなる接着部を介して設けられるエッジ材部と、を備える木質建材の製造方法である。
そして、前記木口部の少なくとも化粧材部側に第2の樹脂からなるインクをインクジェットにより塗布してコーティング層を形成する工程を備えている。
さらに、前記第1の樹脂を塗布して、前記化粧材部側の端縁が前記木口部の化粧材部側の端縁よりも内側に位置するように接着層を形成する工程と、前記接着層にエッジ材を貼り付ける工程と、を備えている。
なお、木質建材の製造方法は、前記第1の樹脂を塗布して、前記化粧材部側の端縁が前記木口部の化粧材部側の端縁よりも内側に位置するように接着層を形成する工程と、前記接着層にエッジ材を貼り付ける工程と、を備えていてもよい。
さらに、前記化粧材部側の前記木口部と前記エッジ材との間に形成される溝部に第2の樹脂からなるインクをインクジェットにより塗布してコーティング層を形成する工程を備えていてもよい。
本発明によれば、止水性を向上させることのできる木質建材であって、意匠性をより向上させることのできる木質建材を得ることができる。
また、本発明によれば、止水性を向上させることのできる木質建材の製造方法であって、コストアップを抑制することができる上、より簡素な工程で製造することのできる木質建材の製造方法を得ることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施形態およびその変形例には同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、それら同様の構成要素には共通の符号を付与するとともに、重複する説明を省略する。
本実施形態にかかる木質建材1は、扉や机天板などに用いられるものであって、板状の基材部10と、基材部10の少なくとも一面10aに設けられた化粧材部20と、を備えている(図2参照)。本実施形態では、基材部10の表裏両面(一面10aおよび他面10a)に化粧材部20が設けられた木質建材1を例示しているが、基材部10の一面10aまたは他面10aのいずれかに化粧材部20が設けられていればよい。また、本実施形態では、略矩形板状の木質建材1を例示しているが、木質建材の輪郭形状は矩形状に限らず、種々の形状とすることができる。
化粧材部20としては、表面20aが種々のデザイン(例えば、木目調など)で化粧されている部材(化粧板や化粧シート)を用いることができる。そして、このような化粧材部20を基材部10の少なくとも一面10aに設けることで、木質建材1の意匠性が高められる。
また、図2に示すように、木質建材1の側面には木口部1aが形成されており、この木口部1aは、基材部10の側面に形成される木口面10bと、化粧材部20の側面に形成される木口面20bと、を有している。また、木口部1aは、基材部10の木口面10bと化粧材部20の木口面20bとの境界線1bも有している。
このように、本実施形態では、木質建材1の木口部1aは、木質建材1の厚さ方向中央部に位置する木口面10bと、木口面10bの厚さ方向両端に形成される一対の境界線1bと、境界線1bの外側に配置され一対の木口面20bとで形成されている。
上述したように、本実施形態では、木質建材1は略矩形板状をしている。そのため、木質建材1の側部4面に木口部1aが形成されることとなる。
そして、木口部1aには、エッジ材部30が設けられている(図1および図2参照)。本実施形態では、木質建材1の側部の4面に形成された木口部1aのそれぞれにエッジ材部30が設けられているものを例示している。しかしながら、エッジ材部30は、木質建材1の側部に形成された木口部1aのそれぞれに形成されている必要はなく、少なくとも1つの木口部1aにエッジ材部30が設けられていればよい。
また、本実施形態では、エッジ材部30は、図1および図2に示すように、端部31が略円弧状となるように形成されている。こうすることで、木質建材1の各辺部に丸みを持たせ、木質建材1をより安全に取り扱うことができるようにしている。
そして、このエッジ材部30は、図2に示すように、接着部40を介して木口部1aに貼り付けられている。接着部40は第1の樹脂を用いて形成されている。第1の樹脂としては、例えば、エチレンビニルアルコール系(EVA系)の樹脂を用いることができる。本実施形態では、エチレンビニルアルコール系(EVA系)のホットメルト接着剤を木口部1aに塗布することで接着部40が形成されるようにしたものを例示している。
ところで、基材部10とエッジ材部30との間に隙間があると、この隙間から水が浸入して基材部10が膨潤してしまい、基材部10の表面(一面10aや他面10a)に貼り付けた化粧材部20が膨れ上がってしまう。
そのため、基材部10とエッジ材部30との間に隙間が形成されてしまうのを抑制し、基材部10に水が浸入してしまうのを抑制できるようにするのが好ましい。
このように木質建材1の止水性を高めるようにするには、木口部1aの端部まで接着部が存在するように接着剤を木口部1aに塗布することが考えられる。
しかしながら、木口部1aの端部まで接着部を存在させるためには、エッジ材を貼り付けた際に接着剤が木口部の端部からはみ出すように接着剤を木口部1aに塗布し、その後、はみ出した接着剤を何らかの手段で除去する必要がある。
このように、はみ出した接着剤を除去する場合、木質建材1の表面に傷がついてしまうことがあり、木質建材の見栄えが悪化してしまうことがあった。
そこで、本実施形態では、木質建材1の止水性を向上させつつ、木質建材1の意匠性をより向上させることができるようにした。
具体的には、接着部40の化粧材部20側の端縁40aが、一端から他端にかけて木口部1aの端縁(木口部1aの化粧材部20側の端縁)1cよりも内側に位置するようにした。
さらに、本実施形態では、接着部40の化粧材部20側の端縁40aは、一端から他端にかけて境界線1bよりも基材部10の木口面10b側(木口部1aの内側)に位置するように形成されている。
なお、接着部40の化粧材部20側の端縁40aは、少なくとも一部が境界線1bよりも基材部10の木口面10b側に位置していればよい。例えば、接着剤を木口部1aに塗布した状態でエッジ材30Aを貼り付ける際に、接着剤が境界線1bの外側(木口面20bの領域)にはみ出してしまう可能性もあり、この場合には、端縁40aは、一部が境界線1bの外側に位置することになる。
さらに、図2に示すように、木口部1aにおける接着部40の化粧材部20側の端縁40aよりも化粧材部20側に、第2の樹脂からなるコーティング部50が形成されるようにした。なお、コーティング部50を形成する第2の樹脂としては、紫外線が照射されることで短時間で硬化するUV硬化性の樹脂や、フッ素樹脂等の撥水性を有する樹脂を用いることができる。
また、本実施形態では、コーティング部50が、木口部1aにおける接着部40から露出している部分の全面を覆うようにしている。具体的には、図2に示すように、コーティング部50と接着部40とを側面視でオーバーラップさせることで、コーティング部50が、木口部1aにおける接着部40から露出している部分の全面を覆うようにしている。このとき、コーティング部50および接着部40のオーバーラップ部分では、コーティング部50よりも接着部40のほうがエッジ材部30側に配置されるようにしている。
そして、基材部10の木口面10bと化粧材部20の木口面20bとの境界線1bの両端部が接着部40およびコーティング部50のうちの少なくともいずれかによって覆われるようにしている。
本実施形態では、境界線1bは、一端から他端にかけてコーティング部50によって覆われている。したがって、本実施形態では、境界線1bの両端がコーティング部50により覆われることとなる。
そして、かかる状態で、エッジ材部30が接着部40に貼り付けられている。したがって、境界線1bの中央部が、接着部40、コーティング部50およびエッジ材部30によって封止されることとなる。
なお、コーティング部50の色を、エッジ材部30の色または化粧材部20の色と同系色となるようにするのが好ましい。こうすれば、外面に露出するコーティング部50を目立たなくすることができる。また、エッジ材部30の色と化粧材部20の色は、種々の色とすることができるが、コーティング部50の色を、エッジ材部30の色と化粧材部20の色との中間の色となるようにするのが好ましい。すなわち、エッジ材部30の色と化粧材部20の色とで形成されるグラデーションの間に存在する色でコーティング部50を形成するようにするのが好ましい。こうすれば、コーティング部50の存在をより一層目立たなくすることができるようになる。特に、エッジ材部30の色と化粧材部20の色とを同系色にした場合に、コーティング部50の色を中間の色とすれば、コーティング部50の存在をより一層目立たなくすることができ、木質建材1に統一感を持たせることができる。
かかる構成の木質建材1は、例えば、以下の方法で製造することができる。
まず、板状の基材部10の少なくとも一面10aに化粧材部20を貼り付け、側面部分に木口部1aが形成されるようにする。
次に、図3に示すように、木口部1aの少なくとも化粧材部20側に第2の樹脂からなるインク51をインクジェットにより塗布してコーティング層50Aを形成する(コーティング層形成工程)。
本実施形態では、インクジェット装置60を用いてインク51を木口部1aに塗布するようにしている。このインクジェット装置60としては、公知のものを用いることができる。
また、木口部1aの端縁1cから境界線1bを内側に超えた領域に、コーティング層50Aが形成されるようにしている。すなわち、木口面20bの全面および木口面10bの境界線1b側の領域がコーティング層50Aによって覆われるようにしている。したがって、境界線1bは、一端から他端にかけてコーティング層50Aによって覆われることとなる。
そして、本実施形態では、第2の樹脂としてUV硬化性の樹脂を用いており、図4に示すように、UV照射装置70を用い、コーティング層50Aに紫外線を照射することで、コーティング層50Aを硬化させている。なお、UV照射装置70も、公知のものを用いることができる。
また、紫外線の照射は、インクジェット装置60により木口部1aに塗布され次第行うようにしてもよい。すなわち、コーティング層50Aの塗布と紫外線照射を連続して行うようにしてもよい。また、インクジェット装置60によりコーティング層50Aが木口部1aの一端から他端まで形成された後に紫外線照射を行うようにしてもよい。
次に、第1の樹脂を用いて、化粧材部20側の端縁40aが木口部1aの化粧材部20側の端縁1cよりも内側に位置するように接着層40Aを形成する(接着層形成工程)。
本実施形態では、第1の樹脂としてエチレンビニルアルコール系(EVA系)のホットメルト接着剤を用いている。そして、図5に示すように、接着剤塗布装置80を用いて溶融させた接着剤を木口部1aに塗布するようにしている。この接着剤塗布装置80も、公知のものを用いることができる。
このとき、接着層40Aの化粧材部20側の端縁40aが、一端から他端にかけて境界線1bよりも基材部10の木口面10b側(木口部1aの内側)に位置するように、接着層40Aを塗布するのが好ましい。なお、接着剤の塗布量は、後述するエッジ材を貼り付ける際に木口部1aの端縁(木口部1aの化粧材部20側の端縁)1cからはみ出さない程度の量に調整するのが好ましい。
こうすることで、接着部40の化粧材部20側の端縁40aを、一端から他端にかけて境界線1bよりも基材部10の木口面10b側(木口部1aの内側)に位置させることができる。
また、接着層40Aは、側面視で、コーティング層50Aとオーバーラップするように塗布するのが好ましい。
次に、図6に示すように、接着層40Aにエッジ材30Aを貼り付ける(エッジ材貼り付け工程)。すなわち、接着層40Aを介してエッジ材30Aを木口部1aに貼り付ける。
図6では、板状のエッジ材部30Aを接着層40Aに貼り付けたものを例示している。したがって、エッジ材部30Aの先端が化粧材部20の表面20aよりも突出している。
そのため、本実施形態では、エッジ材部30Aを接着層40Aに貼り付けた後、エッジ材部30Aの先端をトリミングし、図7に示すように、端部31が略円弧状となるようにしている。なお、貼り付けるだけでエッジ材部30となるエッジ材30Aを用い、トリミングすることなくエッジ材部を貼り付けるようにすることも可能である。
こうして、板状の基材部10と、基材部の10少なくとも一面10aに設けられた化粧材部20と、木口部1aに第1の樹脂からなる接着部40を介して設けられるエッジ材部30と、を備える木質建材1が形成される。
そして、このとき形成された木質建材1は、基材部10とエッジ材部30との間に隙間が形成されておらず、止水性が高められた木質建材1となっている。
上述したコーティング層形成工程、UV照射工程、接着層形成工程、およびエッジ材貼り付け工程は、前段階の工程が終了した後に行うようにしてもよいし、前段階が進行している状態で順次連続して行うようにしてもよい。
なお、図3〜図7では、木口部1aの化粧材部20側の一辺についてのみの手順を説明しているが、他の辺についても同様の手順を用いることができる。
例えば、木口部1aの四辺にコーティング部50が形成されるようにする場合には、まず、インクジェット装置60を用いて木口部1aの周囲にコーティング層50Aを形成する。そして、木口部1aの中央部に、コーティング層50Aの内周縁とオーバーラップするように接着層40Aを形成する。その後、エッジ材部30Aを接着層40Aに貼り付け、必要に応じてトリミングを行うことで、木質建材1を製造することができる。
また、上述の方法で木質建材1を製造する際に、図8に示すように、レーザ変位計90を用いることも可能である。
具体的には、コーティング層形成工程において、レーザ変位計90を用いて木質建材1の厚さを検出し、当該検出結果に基づいてインクジェット塗布位置を制御するようにしてもよい。
こうすれば、木質基材1の厚みにばらつきがあったとしても、このばらつきに追従するようにインクジェット塗布位置が制御され、化粧材部20の表面20aにコーティング層50Aがはみ出してしまうのをより確実に抑制することができる。
なお、木質基材1の厚さを検出する手段としては、レーザ変位計90に限らず、カメラ等を用いることもできる。
また、木質建材1は、図9に示す方法で製造することも可能である。
具体的には、まず、板状の基材部10の少なくとも一面10aに化粧材部20を貼り付け、側面部分に木口部1aが形成されるようにする。
次に、第1の樹脂を用いて、化粧材部20側の端縁40aが木口部1aの化粧材部20側の端縁1cよりも内側に位置するように接着層40Bを形成する(接着層形成工程)。
図9で示す方法においても、第1の樹脂としてエチレンビニルアルコール系(EVA系)のホットメルト接着剤を用いることができる。そして、図5に示すように、接着剤塗布装置80を用いて溶融させた接着剤を木口部1aに塗布することができる。
このとき、図9(a)に示すように、接着層40Bの化粧材部20側の端縁40aが、一端から他端にかけて境界線1bよりも基材部10の木口面10b側(木口部1aの内側)に位置するように、接着層40Bを塗布するのが好ましい。また、接着剤の塗布量は、後述するエッジ材を貼り付ける際に木口部1aの端縁(木口部1aの化粧材部20側の端縁)1cからはみ出さない程度の量に調整するのが好ましい。
こうすることで、接着部40の化粧材部20側の端縁40aを、一端から他端にかけて境界線1bよりも基材部10の木口面10b側(木口部1aの内側)に位置させることができる。
次に、図9(b)に示すように、接着層40Bにエッジ材30Bを貼り付ける(エッジ材貼り付け工程)。すなわち、接着層40Bを介してエッジ材30Bを木口部1aに貼り付ける。
図9(b)では、板状のエッジ材部30Bを接着層40Bに貼り付けたものを例示している。したがって、エッジ材部30Bの先端が化粧材部20の表面20aよりも突出している。
そのため、本実施形態では、エッジ材部30Bを接着層40Bに貼り付けた後、エッジ材部30Bの先端をトリミングし、図9(c)に示すように、端部31が略円弧状となるようにしている。なお、貼り付けるだけでエッジ材部30となるエッジ材30Bを用い、トリミングすることなくエッジ材部を貼り付けるようにすることも可能である。
次に、化粧材部20側の木口部1aとエッジ材30Bとの間に形成される溝部1dに第2の樹脂からなるインク51をインクジェットにより塗布してコーティング層50Bを形成する(コーティング層形成工程)。
このとき、第2の樹脂として撥水性を有する樹脂を用いて、当該第2の樹脂を溝部1dに充填させるようにするのが好ましい。こうすれば、撥水性の樹脂によって水が基材部10に浸入してしまうのをより確実に抑制することができる。なお、第2の樹脂としてUV硬化性の樹脂を用いることも可能である。この場合、溝部1dに第2の樹脂を充填させた後に、UV照射装置70を用い、コーティング層50Bに紫外線を照射することとなる。
こうして、板状の基材部10と、基材部の10少なくとも一面10aに設けられた化粧材部20と、木口部1aに第1の樹脂からなる接着部40を介して設けられるエッジ材部30と、を備える木質建材1が形成される。
なお、図9に示す方法を用いる場合であっても、コーティング層形成工程において、レーザ変位計90を用いることが可能である。具体的には、レーザ変位計90を用いて接着層40Bの厚さ(溝部1dの深さ)を検出し、当該検出結果に基づいてインクジェット塗布量を制御するようにすることが可能である。
ところで、図9に示す方法により製造された木質建材1は、接着部40とコーティング部50が厚さ方向に積層されたものとなっている。したがって、端縁40aと接するようにコーティング部50を形成することができる。このとき、端縁40aの一端から他端にかけてコーティング部50が当接するように形成されていれば、境界線1bは、一端から他端にかけて接着部40およびコーティング部50のうちの少なくともいずれかによって覆われることとなる。実際には、境界線1bは、一端から他端にかけてコーティング部50によって覆われることとなる。
しかしながら、溝部1dに第2の樹脂を充填させる際に、端縁40aの中央部の一部に、コーティング部50と当接しない部位が存在する可能性がある。この場合、境界線1bの中央部に、接着部40によっても覆われず、コーティング部50によっても覆われない部位が形成される可能性がある。
しかしながら、エッジ材部30が接着部40に貼り付けられているため、このような部位は、接着部40、コーティング部50およびエッジ材部30によって封止されることとなる。
したがって、図9に示す方法で製造された木質建材1も、基材部10とエッジ材部30との間に隙間が形成されておらず、止水性が高められた木質建材1となっている。
以上説明したように、本実施形態にかかる木質建材1は、板状の基材部10と、基材部10の少なくとも一面10aに設けられた化粧材部20と、を備えている。
また、木質建材1は、基材部10の木口面10bと、化粧材部20の木口面20aと、基材部10の木口面10bと化粧材部20の木口面20bとの境界線1bと、を有する木口部1aを備えている。
さらに、木質建材1は、木口部1aに設けられるエッジ材部30と、第1の樹脂からなり、木口部1aにエッジ材部30を接着させる接着部40と、を備えている。
そして、接着部40の化粧材部20側の端縁40aは、一端から他端にかけて木口部1aの化粧材部20側の端縁1cよりも内側に位置している。
また、木口部1aにおける接着部40の化粧材部20側の端縁40aよりも化粧材部20側には、第2の樹脂からなるコーティング部50が形成されている。
そして、境界線1bは、両端部が、接着部40およびコーティング部50のうちの少なくともいずれかによって覆われており、中央部が、接着部40、コーティング部50およびエッジ材部30によって封止されている。
かかる構成とすることで、基材部10とエッジ材部30との間に隙間が形成されてしまうのが抑制され、木質建材1の止水性を高めることができる。さらに、接着部40が木口部1aの端縁から外部にはみ出さない構成としつつ、基材部10とエッジ材部30との間に隙間が形成されない構成としているため、木質建材1の表面に傷がついてしまうのが抑制される。その結果、木質建材1の意匠性をより高めることができるようになる。
このように、本実施形態によれば、止水性を向上させることのできる木質建材1であって、意匠性をより向上させることのできる木質建材1を得ることができる。
また、接着部40の化粧材部20側の端縁40aは、少なくとも一部が境界線1bよりも基材部10の木口面10b側に位置している。
こうすれば、木質建材1の製造時に接着部40が木口部1aの端縁から外部にはみ出してしまうのを抑制することができる。
さらに、接着部40の化粧材部20側の端縁40aを、一端から他端にかけて境界線1bよりも基材部10の木口面10b側に位置させるようにすれば、接着部40が木口部1aの端縁から外部にはみ出してしまうのをより確実に抑制することができる。
また、本実施形態では、コーティング部50が、木口部1aにおける接着部40から露出している部分の全面を覆っている。こうすれば、水が基材部10に浸入してしまうのをより抑制することができる。
さらに、コーティング部50と接着部40とを側面視でオーバーラップさせるようにすれば、水が基材部10に浸入してしまうのをより確実に抑制することができる。
また、境界線1bの両端をコーティング部50によって覆うようにすれば、境界線1bの端部から水が浸入してしまうのを抑制することができる。
さらに、一端から他端にかけての境界線1bをコーティング部50によって覆うようにすれば、水が基材部10に浸入してしまうのをより確実に抑制することができるようになる。
また、コーティング部50の色を、エッジ材部30または化粧材部20と同系色となるようにすれば、エッジ材部30と化粧材部20との間に存在するコーティング部50を目立たなくさせることができ、木質建材1の意匠性をより向上させることができる。
また、第2の樹脂としてUV硬化性の樹脂を用いるようにすれば、UV硬化により樹脂の乾燥を短時間で行うことができるようになる。そのため、次工程の接着層形成工程や、エッジ材貼り付け工程を連続で行うことができるようになり、製造ラインの短縮が可能となる。
また、第2の樹脂として撥水性の樹脂を用いるようにすれば、水の浸入をより確実に抑制することが可能となり、木質建材1の止水性をより向上させることが可能となる。
また、本発明にかかる木質建材の製造方法は、板状の基材部10と、基材部10の少なくとも一面10aに設けられた化粧材部20と、木口部1aに第1の樹脂からなる接着部40を介して設けられるエッジ材部30と、を備える木質建材1の製造方法である。
そして、上記製造方法は、木口部1aの少なくとも化粧材部20側に第2の樹脂からなるインク51をインクジェットにより塗布してコーティング層50Aを形成する工程を備えている。
さらに、第1の樹脂を塗布して、化粧材部20側の端縁40aが木口部1aの化粧材部20側の端縁1cよりも内側に位置するように接着層40Aを形成する工程と、接着層40Aにエッジ材30Aを貼り付ける工程と、を備えている。
かかる工程を備えるようにすることで、接着剤をはみ出させることなく木質建材1の止水性を向上させることができる。また、はみ出した接着剤を除去する工程が不要となり、より簡素な工程とすることができ、コストの削減を図ることが可能となる。
すなわち、本実施形態によれば、止水性を向上させることのできる木質建材の製造方法であって、コストアップを抑制することができる上、より簡素な工程で製造することのできる木質建材の製造方法を得ることができる。
また、コーティング層形成工程では、第2の樹脂をインクジェットで塗布するようにしている。すなわち、インクジェット装置60を用いて、第2の樹脂を木口部1aに塗布するようにしている。こうすれば、化粧材部20の表面20aに回りこむことなく第2の樹脂を木口部1aに塗布することができる。したがって、より精度よく均一に第2の樹脂を木口部1aに塗布することができ、コーティング層50Aをより薄く形成することが可能となる。
また、インクジェット装置60を用いることで、塗布する樹脂の色を自由に切り替えることができ、コーティング層50Aの色、すなわち、コーティング部50の色を、より容易に所望の色とすることができる。
なお、木質建材の製造方法を下記の方法とすることも可能である。
すなわち、第1の樹脂を塗布して、化粧材部20側の端縁40aが木口部1aの化粧材部20側の端縁1cよりも内側に位置するように接着層40Bを形成し、接着層40Bにエッジ材30Bを貼り付ける。その後、化粧材部20側の木口部1aとエッジ材30Bとの間に形成される溝部1dに第2の樹脂からなるインク51をインクジェットにより塗布してコーティング層50Bを形成する。こうすることで木質建材1を製造することも可能である。
このような製造方法によっても、上述の製造方法と同様の作用、効果を奏することができる。
また、コーティング層50A、50Bを形成する工程で、木質建材1の厚さ、または、接着層40Bの厚さを検出してインクジェット塗布位置またはインクジェット塗布量の制御を行うようにしてもよい。
こうすれば、木質基材1の厚みや接着層40Bの厚みのばらつきが検出され、このばらつきに合わせて(追従して)インクジェットで塗布位置や塗布量を制御することができるようになる。その結果、より精度よく第2の樹脂を木口部1aに塗布することができるようになる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態およびその変形例には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、基材部や化粧材部、その他細部の構成は、上述の構成に限るものではなく、適宜に変更することが可能である。
1 木質建材
1a 木口部
1b 境界線
1c 端縁
1d 溝部
10 基材部
10a 一面
10b 木口面
20 化粧材部
20b 木口面
30 エッジ材部
30A エッジ材
30B エッジ材
40 接着部
40a 端縁
40A 接着層
40B 接着層
50 コーティング部
50A コーティング層
50B コーティング層
51 インク
1a 木口部
1b 境界線
1c 端縁
1d 溝部
10 基材部
10a 一面
10b 木口面
20 化粧材部
20b 木口面
30 エッジ材部
30A エッジ材
30B エッジ材
40 接着部
40a 端縁
40A 接着層
40B 接着層
50 コーティング部
50A コーティング層
50B コーティング層
51 インク
Claims (13)
- 板状の基材部と、
前記基材部の少なくとも一面に設けられた化粧材部と、
前記基材部の木口面と、前記化粧材部の木口面と、前記基材部の木口面と前記化粧材部の木口面との境界線と、を有する木口部と、
前記木口部に設けられるエッジ材部と、
第1の樹脂からなり、前記木口部に前記エッジ材部を接着させる接着部と、
を備え、
前記接着部の化粧材部側の端縁は、一端から他端にかけて前記木口部の化粧材部側の端縁よりも内側に位置しており、
前記木口部における前記接着部の化粧材部側の端縁よりも化粧材部側には、第2の樹脂からなるコーティング部が形成されており、
前記境界線は、
両端部が、前記接着部および前記コーティング部のうちの少なくともいずれかによって覆われており、
中央部が、前記接着部、前記コーティング部および前記エッジ材部によって封止されていることを特徴とする木質建材。 - 前記接着部の化粧材部側の端縁は、少なくとも一部が前記境界線よりも前記基材部の木口面側に位置していることを特徴とする請求項1に記載の木質建材。
- 前記接着部の化粧材部側の端縁は、一端から他端にかけて前記境界線よりも前記基材部の木口面側に位置していることを特徴とする請求項2に記載の木質建材。
- 前記コーティング部は、前記木口部における前記接着部から露出している部分の全面を覆っていることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の木質建材。
- 前記コーティング部と前記接着部とが側面視でオーバーラップしていることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の木質建材。
- 前記境界線は、両端が前記コーティング部により覆われていることを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項に記載の木質建材。
- 前記境界線は、一端から他端にかけて前記コーティング部により覆われていることを特徴とする請求項6に記載の木質建材。
- 前記コーティング部は、前記エッジ材部または前記化粧材部と同系色であることを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか1項に記載の木質建材。
- 前記第2の樹脂は、UV硬化性の樹脂であることを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか1項に記載の木質建材。
- 前記第2の樹脂は、撥水性の樹脂であることを特徴とする請求項1〜9のうちいずれか1項に記載の木質建材。
- 板状の基材部と、前記基材部の少なくとも一面に設けられた化粧材部と、木口部に第1の樹脂からなる接着部を介して設けられるエッジ材部と、を備える木質建材の製造方法であって、
前記木口部の少なくとも化粧材部側に第2の樹脂からなるインクをインクジェットにより塗布してコーティング層を形成する工程と、
前記第1の樹脂を用いて、前記化粧材部側の端縁が前記木口部の化粧材部側の端縁よりも内側に位置するように接着層を形成する工程と、
前記接着層にエッジ材を貼り付ける工程と、
を備えることを特徴とする木質建材の製造方法。 - 板状の基材部と、前記基材部の少なくとも一面に設けられた化粧材部と、木口部に第1の樹脂からなる接着部を介して設けられるエッジ材部と、を備える木質建材の製造方法であって、
前記第1の樹脂を用いて、前記化粧材部側の端縁が前記木口部の化粧材部側の端縁よりも内側に位置するように接着層を形成する工程と、
前記接着層にエッジ材を貼り付ける工程と、
前記化粧材部側の前記木口部と前記エッジ材との間に形成される溝部に第2の樹脂からなるインクをインクジェットにより塗布してコーティング層を形成する工程と、
を備えることを特徴とする木質建材の製造方法。 - 前記コーティング層を形成する工程で、木質建材の厚さ、または、前記接着層の厚さを検出してインクジェット塗布位置またはインクジェット塗布量の制御を行うことを特徴とする請求項11または請求項12に記載の木質建材の製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014121151A JP2016000922A (ja) | 2014-06-12 | 2014-06-12 | 木質建材および木質建材の製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2014121151A Pending JP2016000922A (ja) | 2014-06-12 | 2014-06-12 | 木質建材および木質建材の製造方法 |
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JP (1) | JP2016000922A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018074238A1 (ja) * | 2016-10-19 | 2018-04-26 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 化粧板及び化粧板の製造方法 |
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JP7707327B2 (ja) | 2021-07-02 | 2025-07-14 | ジョワット エスイー | 基材、特に板状基材のエッジコーティング |
-
2014
- 2014-06-12 JP JP2014121151A patent/JP2016000922A/ja active Pending
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