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JP2015531256A - カプセル収納器 - Google Patents

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JP2015531256A
JP2015531256A JP2015530399A JP2015530399A JP2015531256A JP 2015531256 A JP2015531256 A JP 2015531256A JP 2015530399 A JP2015530399 A JP 2015530399A JP 2015530399 A JP2015530399 A JP 2015530399A JP 2015531256 A JP2015531256 A JP 2015531256A
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ファビアン, ルドヴィック アゴン,
ファビアン, ルドヴィック アゴン,
マルコ マガッティ,
マルコ マガッティ,
ミン クアン ファン,
ミン クアン ファン,
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Abstract

本発明は、カプセルにより供給される少なくとも1つの原材料を用いて飲料を調製するための原材料処理モジュールを有する飲料調製マシン及びその付属品の分野に関する。具体的には、本発明は、フィードバック手段と通信するための第1のインタフェース(104、404)と、検出領域内のカプセル(5)を検出し、それについての情報を取得するための検出機構(106)と、検出されたカプセル(5)に関する情報を、第1のインタフェース(104、404)を通してフィードバック手段に送るように構成されたコントローラとを備えた、カプセル(5)を収納するための容器(102)を備える装置に関する。【選択図】図2

Description

本発明は、具体的には飲料を調製するための原材料を含んだカプセルを使用する、飲料調製システムの分野に関連する。より具体的には、本発明は、カプセルを収納するための付属品、及びその付属品と協働するように構成された、飲料を調製するためのマシンに関する。
本説明の目的のために、「飲料」は、コーヒー、茶、ホットチョコレート又はコールドチョコレート、ミルク、スープ、ベビーフードなど、人間が消費できるあらゆる液体物質を含むことが意図されている。「カプセル」は、予め小分けされた任意の飲料原材料又は原材料の組合せ(以後、「原材料」と呼ぶ)が、原材料を収容する、プラスチック、アルミニウム、リサイクル可能及び/又は生分解性材料及びそれらの組合せのような任意の適切な材料の軟質ポッド又は剛性カートリッジを含む封入パッケージ内に入っているものを含むことが意図されている。
特定の飲料調製マシンは、抽出され又は溶解される原材料を収容したカプセル、及び/又は、マシン内又はその他に収納され及び自動的に供給されて飲物の調製時に加えられる原材料を使用する。飲料マシンによっては、液体用、通常は水用のポンプを含む液体充填手段を有するものもあり、これは、冷水、又は実際には例えばサーモブロック等の加熱手段で加熱された水の供給源から液体を圧送する。
特にコーヒー調製の分野において、飲料原材料を収容したカプセルが淹出装置内に挿入されるマシンが広く開発されている。淹出装置はカプセルの周りでしっかり閉じられ、カプセルの第1の面に水が注入され、カプセルの閉ざされた容積内で飲料が生成され、淹出された飲料は、カプセルの第2の面から排出され、カップ又はグラスなどの容器内に集めることができる。
カプセル収納器は、一般に、飲料マシンの外部の一般の場所でカプセルのストックを収納するために使用される。例えば、ユーザは、買ったばかりのカプセルを、一般にユーザの飲料調製マシンのすぐ隣に置かれたこの付属品の中に便利に入れておくことができる。飲料を調製するために、ユーザはその後、カプセル収納器内の適切なカプセルを取り出して、これをマシン内に直接入れることができる。
しかし、既存のカプセル収納器は、収納されたカプセルについての情報を提供するためのさらなる可能性を何ら提供せず、ユーザとの相互作用は非常に限られている。それゆえ、具体的にはカプセルについての情報及び新しい機能を提供することによって、かかる装置の利便性を向上させる必要性がいまだ存在する。
本発明の目的は、カプセルの収納の取扱い方法において、さらなる便利さ、及びユーザ介入の少なさを提供することである。別の目的は、収納されたカプセルについての付加的な情報又はフィードバックを提供することである。
これらの目的の少なくとも1つは、独立請求項による装置及び方法によって達成される。従属請求項は、これらの目的に対する解決策及び/又は付加的な利益をさらに提供する。
より具体的には、第1の態様によれば、本発明は、飲料調製マシンを使用して飲料を調製するための原材料を収容したカプセルを収納するための容器を備えた装置に関する。この装置は、
フィードバック手段と通信するための第1のインタフェースと、
検出領域内のカプセルの存在を検出し、該カプセルに関する情報を取得するように構成された検出機構と、
第1のインタフェースを通して、検出されたカプセルに関する情報を送るように構成されたコントローラと、
をさらに備える。
この装置は、具体的には、検出されたカプセルに関するデータを収集し、そのカプセルについての情報をユーザに提供するためにフィードバック手段に送ることを可能にする。これは、種々異なるタイプのカプセルを有する飲料調製システムに対して特に有利であり、それは、例えば、ユーザがカプセル収納器内に収納されている所与のカプセルのタイプを識別することを可能にし、随意に、飲料を調製するための説明又は指示など、該カプセルに関するさらなる情報にアクセスすることを可能にするからである。本発明はまた、ユーザが既に所有する装置を本発明と協調するように使用して、収納装置のコストを大幅に増大させることなく先進的な機能/情報を利用することを可能にする。
具体的には、検出機構は、例えばRFIDタッグの磁気コード又はメモリを読み出すことにより、カプセルから情報を受け取る又は読み出すことによって、及び/又は、カプセルのスペクトル特性、色、電気特性、抵抗、容量、電磁特性、誘起磁場、機械的特性、幾何学的形状、重量、識別情報、コードバー、放射及び反射信号のうちの少なくとも1つの特性を計測することによって、そのカプセルに関する情報を取得するように構成することができる。この検出機構は、カプセルのタイプを識別し、第1のインタフェースを通してカプセルのタイプに関するデータを送るようにさらに構成することができ、コントローラは、第1のインタフェースを通して、検出領域内のカプセルのタイプをフィードバック手段に送るようにさらに構成される。装置は、次いでフィードバック手段が、例えば、カプセルのタイプ、カプセルに含まれる原材料についての情報、そのカプセルに関連したレシピ、説明、そのカプセルで調製することができる飲料の量、そのカプセルによって調製することができる飲料の濃さなど、そのカプセルに関する情報を表示することを可能にする。
装置は、検出領域内に、少なくとも1つのカプセルを保持するように設計されたポジショナをさらに備えることができる。
検出機構はまた、検出領域内のカプセルの数を数えるようにさらに構成することができ、コントローラは、第1のインタフェースを通して、検出領域内のカプセルの数をフィードバック手段に送るようにさらに構成される。例えば、検出機構は、検出領域内に存在するカプセルからの情報を受け取る又は読み出すこと、例えば各カプセルに埋め込まれたRFIDタグからの信号を受信し、それぞれを別々に識別することによって、及び/又は、検出領域内に置かれたカプセルの幾何学的形状及び光学的パターン認識、重量、各カプセルを別々に識別するための識別情報のうちの少なくとも1つの特性を計測することによって、検出領域内のカプセルの数を数えるように構成することができる。ユーザは、自分の容器の内容物に関するフィードバックを効率的に得ることができ、自分のストック内に幾つのカプセルがあるかをいつでも知ることができる。
装置は、第1のインタフェースに結合された、第1のインタフェース上で受け取った情報に関連する情報をユーザに提供するように設計されたフィードバック機構をさらに備えることができる。フィードバック機構は、具体的には、装置内に埋め込まれて該装置に統合されたものとすることができる。装置は、第1のインタフェースに結合された、第1のインタフェース上で受け取った情報に関連する情報をユーザに提供するように設計された視覚フィードバック機構、例えばディスプレイ及び/又はスクリーン及び/又は発光機構をさらに備えることができる。ユーザは、自分の容器内の内容物に関する視覚フィードバックを効率的かつ魅力的な方法得ることができる。
一実施形態において、第1のインタフェースは、フィードバック及び/又は表示手段が設けられた、外部装置と通信するようにさらに構成される。例えば、外部装置は、スマートフォン、タブレット、又はコンピュータとすることができる。装置は、外部装置を保持するための支持具が設けられたドッキングステーションをさらに備えることができる。このドッキングステーションには、支持具によって保持された外部装置にエネルギーを供給するためのコネクタを設けることができる。装置は、飲料調製マシンの第3の外部コネクタに結合するように構成された第2のコネクタをさらに備えることができ、第2のコネクタは、第3の外部コネクタによって供給されるエネルギーを受け取り、電源回路を通してこのエネルギーを装置の構成要素に分配するように設計される。かかる機能を一般装置内のカプセル収納器に追加することにより、飲料調製システムの近くに同じ目的の装置が重複することが避けられ、コストが削減され、ユーザに利便性が提供される。
装置は、飲料調製マシンとデータを交換するように構成された第2のインタフェースをさらに備えることができる。コントローラは、第2のインタフェースを通して、検出されたカプセルに関する情報を飲料調製マシンに送るようにさらに構成することができる。コントローラは、第2のインタフェース上で飲料調製マシンから受け取った情報を、第1のインタフェースを通して送るように構成することができる。これにより、ユーザは、必要又は所望であれば、カプセル収納器の余分の容量を使用することによって飲料調製マシンの収納容量を拡張することができる。従って、飲料調製マシンのコストを削減することができる。飲料調製マシンによって提供される情報を相互に使用することで、カプセル収納器をより単純なものにしておくことが可能になる。より一般的には、このことは、飲料マシンとカプセル収納器とを含むシステムを、よりフレキシブルで順応性のある、カスタマイズ可能なものにする。
第1のインタフェース及び/又は第2のインタフェースは、具体的には、直接的な機械的接続によらずにフィードバック手段と通信するように構成された、Bluetooth(登録商標)及び/又はWIFI及び/又は近距離無線通信(Near Field Communication)インタフェースなどの無線インタフェースとすることができる。通信インタフェースは、具体的には、直接的な機械的接続によらずにフィードバック手段と通信するように構成された、Bluetooth及び/又はWIFI及び/又は近距離無線通信インタフェースなどの無線インタフェースとすることができる。
第2の態様によれば、本発明は、第1の態様による装置と少なくとも1つのカプセルとを含むシステムに関し、該カプセルは、検出領域におけるその存在を検出するための情報、及び/又は、カプセルのスペクトル特性、色、電気特性、抵抗、容量、電磁特性、誘起磁場、機械的特性、幾何学的形状、重量、識別情報、コードバー、放射及び反射信号のうちの少なくとも1つの計測可能な特性を、検出機構に通信するように設計されており、該情報及び/又は計測可能な特性は、検出されたカプセルに関する情報を第1のインタフェースを通してコントローラに提供し又は照会するようにさらに選択される。
第3の態様によれば、本発明は、第1の態様による装置によるカプセルの使用に関し、該カプセルは、検出領域におけるその存在を検出するための情報、及び/又は、カプセルのスペクトル特性、色、電気特性、抵抗、容量、電磁特性、誘起磁場、機械的特性、幾何学的形状、重量、識別情報、コードバー、放射及び反射信号のうちの少なくとも1つの計測可能な特性を、検出機構に通信するように設計されており、該情報及び/又は計測可能な特性は、検出されたカプセルに関する情報を第1のインタフェースを通してコントローラに提供しは照会するようにさらに選択される。
第4の態様によれば、本発明は、
第1の態様による装置とデータを交換するように構成された通信インタフェース、及び/又は、
第1の態様による装置にエネルギーを供給するための、該装置の外部コネクタに結合するように構成されたコネクタ、
を備える飲料調製マシンに関する。
第5の態様によれば、本発明は、カプセルに関する情報を表示する方法に関する。第1の随意ステップにおいて、スマートフォンのような外部フィードバック手段が、例えば該装置をドッキングステーションにプラグ接続することにより、又は該装置を通信インタフェースに無線結合することにより、第1の態様による装置の通信インタフェースに結合される。随意に、専用ソフトウェアのユーザインタフェースの起動又は作動又は表示を、第1のステップの間に自動的に又は手動で始動することができる。第2のステップにおいて、第1の態様による装置の検出領域内へカプセルが挿入されると及び/又はカプセルの存在が検出されると、第1の態様による装置の検出機構は、そのカプセルのタイプを検出するように構成される。例えば、第2のステップの間、検出機構を用いて、カプセルの存在を検出するように検出領域が監視される。検出機構は、連続的に動作させることができる。あるいは、検出機構は、不連続な周期の間、使用することができる。例えば、検出機構は、検出領域上のカプセルの最終的な存在を検出するために必要な時間の間、1秒毎に作動させることができる。第2のステップは、カプセルが実際に検出されるまで繰返し行われる。第2のステップの間、検出機構を用いて、検出されたカプセルの特性の集合が計測される。次に、計測された特性から、検出されたカプセルのプロファイルPrを作成することができる。プロファイルPrは、参照群への検出されたカプセルの所属を識別するのに必要な情報の少なくとも1つの最小集合を含む。対応する参照プロファイルPrREFが各参照群に対して定義され、参照プロファイルの集合PrREF[]が定義される。参照群を用いて、カプセルが異なる集合に分類される。各参照プロファイルPrREFは、あるカプセルが少なくとも1つの対応する参照群に所属すると識別されるために再現する必要がある特性の少なくとも1つの最小集合を含む。各参照プロファイルPrREFは、少なくとも最小集合の各特性に対して、あるカプセルが対応する参照グループに所属すると識別されるために再現する必要がある、標的値、範囲、及び/又は許容できる標的値のリストを含むことができる。第2のステップの間に、検出機構は、検出されたカプセルのプロファイルPrを参照プロファイルPrREF[]と比較する。参照プロファイルPrREF[]は、検出機構のメモリ内に恒久的に又は一時的に記憶させることができる。参照プロファイルPrREF[]は、セットアップ段階で、又はオンデマンドでダウンロードされて、マシンに入力することができる。参照プロファイルPrREF[]は、遠隔位置から、又はUSBキーのような取外し可能メモリ装置から、又はマシンに一時的に接続された携帯デジタル装置から、取得することができる。参照プロファイルPrREF[]は、例えば、較正データ又は認識ユニットの実際の特徴付け性能などのマシンの特定の特性を考慮して、更新するか又はパラメータ化することができる。具体的には、カプセルのプロファイルPrが参照プロファイルPrREF[]のうちの1つと一致するかどうか判断される。カプセルのプロファイルPrがいずれの参照プロファイルPrREF[]とも一致しない場合、情報I1_UNIDENTIFIEDが検出機構によって生成される。対照的に、カプセルのプロファイルPrが参照プロファイルPrREF[]のうちの1つと一致する場合、情報I1_IDENTIFIEDがコントローラ10によって生成される。情報I1_IDENTIFIEDは、少なくとも、対応する参照プロファイルを識別するための情報、例えば所与の参照プロファイルPrREFに対応する一意識別子を含む。あるプロファイルが参照プロファイルのうちの1つと一致するかどうかを判断するために幾つかの基準を適用することができる。例えば、所与のカプセルは、アルミニウム製カプセル、ショートエスプレッソ(リストレット、25ml)を調製するように構成されたカプセル、エスプレッソ(40ml)を調製するように構成されたカプセル、ロングエスプレッソ(ルンゴ、110ml)を調製するように構成されたカプセル、の4つの群のうちの1つに属するものとすることができる。アルミニウム製カプセルに対応する参照プロファイルPrREFは、例えば100オームを中心とする前後10%の範囲の抵抗を含む。ショートエスプレッソ群に対応する参照プロファイルPrREFは、緑の色調をカバーする色範囲(例えば、520nmと570nmとの間)を含むことができる。この最後の例において、薄緑色の外側膜および97オームの計測抵抗値を有するカプセルのプロファイルは、ショートエスプレッソ群の参照プロファイル及びアルミニウム製カプセル群の参照プロファイルと一致することになる。従って、このカプセルは、ショートエスプレッソ群及びアルミニウム製カプセル群に属すると見なされることになる。赤色の外側膜を有するカプセルは、ショートエスプレッソ群の一員とは見なされないことになる。一実施形態において、参照プロファイルはまた、一参照群への検出されたカプセルの所属を識別するのに必要な情報の複数の最小集合を含むことができる。具体的には、参照プロファイルは、最小集合の少なくとも1つの特性に関して、あるカプセルが対応する参照群に所属すると識別されるために再現する必要がある複数の標的値、及び/又は範囲、及び/又は許容可能な標的値のリストを含むことができる。例えば、ショートエスプレッソ群に対応する参照プロファイルPrREFは、緑の色調(例えば、520nmと570nmとの間)及び赤の色調(例えば、630nmと740nmとの間)をカバーする複数の色範囲を含むことができる。この最後の例において、薄緑色の外側膜を有するカプセルのプロファイルは、ショートエスプレッソ群の参照プロファイルと一致することになる。赤色の外側膜を有するカプセルのプロファイルもまた、ショートエスプレッソ群の参照プロファイルと一致することになる。別の例において、アルミニウム製カプセルに対応する参照プロファイルPrREFは、標的抵抗及び容量値の複数の対を含むことができる。あるプロファイルが参照プロファイルの1つと一致するかどうかを判断するのに、例えば、ベイジアンネットワーク、自己学習ニューラルネットワーク、及び一般的に言えば確率論的方法を用いる他の手法を適用することができる。代替的な実施形態において、外部フィードバック手段上で実行される専用ソフトウェア、例えばスマートフォン上で実行されるアプリケーションなどを用いて、検出されたカプセルのタイプを判断するための必要なステップ又はステップの一部分を、検出機構によって提供され、コントローラによって通信インタフェース上で伝えられた情報に基づいて行うことができる。第3のステップにおいて、検出機構によって提供された検出されたカプセルに関するそのタイプ等の情報が、第1の態様による装置のコントローラによって、第1の態様による装置の通信インタフェース上で伝えられる。随意に、フィードバック手段は、その情報を表示することができ、又は、通信インタフェース上で受け取った情報を処理し、及び/又は、受け取った情報に関連するデータをローカルに又は遠隔的に取得することにより、その情報を用いて検出されたカプセルに関する情報を表示することができる。
次に、略図を参照しながら本発明を説明する。
飲料マシンによって飲料を調製するために使用されるように構成されたカプセルの断面図である。 一実施形態によるカプセル収納器及びスマートフォンの斜視図である。 カプセル収納器の検出領域内に置かれた検出されたカプセルに関する表示されたフィードバック情報のスクリーンショットを示す。 カプセルで満たされた容器を有するカプセル収納器の斜視図である。 一実施形態による、カプセルに関する情報を表示する方法の概要である。 一実施形態によるカプセル収納器の斜視図である。 一実施形態による飲料調製マシンと一実施形態によるカプセル収納器とを含むシステムの斜視図である。 一実施形態による飲料調製マシンと一実施形態によるカプセル収納器とを含むシステムの斜視図である。
一実施形態による飲料マシン200を図7a及び図7bに概略的に示す。この飲料マシンは、典型的には、淹出ユニットを開位置と閉位置との間で移動させるための電動モータ駆動伝達手段に結合された淹出ユニットを備える。この淹出ユニットは、少なくとも1つの原材料、例えば挽いたコーヒー又は茶又はチョコレートを含む、図1に示すカプセル5からの飲料の調製を可能にする。図1に示すように、カプセルは概ねカップ形の本体51と、被覆膜52のような蓋とを有する。膜はカップの周縁54に沿ってカップに取付けられる。この縁は、淹出ユニット内でのカプセルの液密係合を向上させるための、例えばエラストマー又はプラスチック材料製のシール54’を備えることができる。さらに、カプセル、具体的には縁及び/又は膜は、例えばカプセルの製造及び/又は取扱いを補助するための、リング又はトロイド53を支えることができる。このようなカプセルは、飲料調製マシンによって調製される飲料の原材料50、例えば挽いたコーヒーを収容するための包装を形成する。一実施形態において、カプセルは、例えばアルミニウム又はアルミニウム合金で作られた気密包装を形成する。あるいは、カプセルは、ある程度透水性のもの、例えば、穿孔されたもの及び/又は有機物、具体的にはプラスチック材料、例えば生分解性材料で作られたものとすることができる。カプセルのカップ及び/又は蓋は、一体構造の材料、例えば金属材料又は導電性セラミック及び/又は導電性有機材料で作ることができ、又は、導電性材料で覆われた又は導電性材料を含む構造体、例えば導電性被覆又はトラック、例えばアルミニウム、鉄及び/又は銅被覆又はトラックで作ることができる。
図2を参照すると、容器102を備えたカプセル収納器100が示される。容器102は、図4に示すように、複数のカプセル5を保持するように構成される。例えば、容器102は、カプセル収納器100の筐体内に形成された空洞とすることができる。容器は、ユーザによってカプセル5で満たすことができ、ユーザが飲料を調製しようとするときに、容器に保持されたカプセル5のうちの1つを容易に取り出せるようになっている。カプセル収納器100は、検出領域内のカプセルの存在を検出し、そのカプセルに関する情報を取得するように構成された、検出機構106を備える。
図2、図3、図4、図5に示す実施形態において、検出機構106は、検出領域内に、少なくとも1つの第1のカプセルを格納するように構成された台座107を有するカプセルポジショナを備える。カプセル台座は、カプセル収納器100の筐体内に形成される。あるいは、カプセル台座は、カプセル収納器の筐体上に取付けられる別個の部品とすることができる(図示せず)。カプセル台座は、具体的にはユーザによるカプセルの位置決めを容易にするため及び/又は台座内でのカプセルの保持を改善するために、筐体内に形成された、カプセル台座を取り囲むガイドを備えることができる。検出機構106はまた、カプセルポジショナ上又は検出領域内に置かれた検出されたカプセルのタイプを判断するようにさらに構成される。カプセルの検出及びそのタイプの認識は、カプセルからの情報、例えば検出されたカプセルに埋め込まれた無線周波数部品によって発せられる識別データを受け取る又は読み出すことによって取得することができる。これはまた、カプセルの特性、例えば、スペクトル特性、電気特性、電磁特性、放射若しくは反射信号、色、抵抗、容量、磁場の変動、誘起磁場、幾何学的形状、コードバー、識別子、信号、電磁エコー、重量、及び機械的パラメータ、のうちの少なくとも1つを計測することによって実現することもできる。幾つかの特性は、検出されたカプセルと相互作用しないセンサによって受動的に得ることができる。例えば、カプセルの一部分の外側の色を認識することが可能である。他の特性は、検出されたカプセルと相互作用するセンサによって能動的に得ることができる。例えば、センサは、検出されたカプセルに交流電流を印加し、次いでそれにより生成される誘導磁場のパラメータ及び/又は検出されたカプセルの抵抗及び/又は容量を計測することができる。
図2、図3、図4、図5の斜視図において、検出手段及び認識手段は見えず、カプセル収納器の筐体によって隠されている。カプセル検出器及び認識手段は、検出領域の近傍、例えば、カプセルポジショナの近く、より具体的にはカプセル台座の近く、周り、及び/又は内部に配置することができる。
カプセル収納器は、フィードバック手段と通信するための通信インタフェース104を備える。図2、図3、図4、図5に示す実施形態において、カプセル収納器は、外部装置108を保持するための支持具が設けられたドッキングステーション105を備える。具体的には、図2又は図3に示すように、外部装置108は、ディスプレイ110が設けられたスマートフォンとすることができる。ドッキングステーション105には、支持具によって保持された外部装置にエネルギーを供給するための、例えばスマートフォンがドッキングステーションに結合されたときにそのバッテリを充電するための、コネクタを設けることができる。別の実施形態(図示せず)において、通信インタフェース104は、直接的機械接続なしにフィードバック手段と通信するように構成された、Bluetooth及び/又はWIFI及び/又は近距離無線通信インタフェースなどの無線インタフェースである。
カプセル収納器は、通信インタフェース104を通して検出されたカプセルに関する情報をフィードバック手段に送るように構成されたコントローラを備える。より具体的には、情報は、カプセルポジショナ上又は検出領域内に置かれた検出されたカプセルのタイプを含むことができる。検出されたカプセルのタイプは、検出機構によって与えられる情報、又はフィードバック要素が、検出されたカプセルのタイプを決定することを可能にする情報、例えば、そのスペクトル特性、電気特性、電磁特性、放射又は反射信号、色、抵抗、容量、磁場の変動、誘起磁場、幾何学的形状、コードバー、識別子、信号、電磁エコー、重量、及び機械的パラメータなどを用いて決定される。図3に示すように、通信インタフェース104を通してこの情報を受け取ったスマートフォンは、これをそのディスプレイ上に提示することができる。より具体的には、スマートフォンは、そのスクリーン上に、検出領域内の検出されたカプセルに関して、カプセルのタイプ(例えば、「カプチーノ」)、このカプセルを用いて得られる飲料の濃さ、このカプセルを用いて調製するのに推奨される飲料の量、このカプセルに含まれる原材料の説明、このカプセルに関する遠隔的に取得された情報(例えば、顧客、インターネット上のクラブ又はソーシャルネットワークの会員の間でのカプセルの人気)、スマートフォン内で又は遠隔的に取得されたこのカプセルに関するユーザ固有の情報(例えば、検出されたカプセルの所与のタイプに関してスマートフォンの所有者によって書かれたノート/メモ)などを表示することができる。スマートフォン上に表示される情報又は情報の一部は、通信インタフェースから受け取ったカプセルに関する情報を用いて、遠隔的に、例えばインターネット上で、ローカルネットワーク上で、又は遠隔記憶装置から取得することができる。スマートフォン上に表示される情報又は情報の一部は、通信インタフェースから受け取ったカプセルに関する情報を用いて、ローカルに取得することができる。
次に図5を参照すると、一実施形態による、カプセルに関する情報を表示する方法のステップが示されている。第1の随意ステップ310において、スマートフォンのような外部フィードバック手段が、例えば該装置をドッキングステーションにプラグ接続することにより、又は該装置を通信インタフェースに無線結合することにより、通信インタフェース104に結合される。随意に、専用ソフトウェアのユーザインタフェースの起動又は作動又は表示を、第1のステップの間に自動的に又は手動で始動することができる。第2のステップ320において、検出領域内へカプセルが挿入されると及び/又はカプセルの存在が検出されると、検出機構がそのカプセルのタイプを検出するように構成される。例えば、第2のステップの間、検出機構を用いて、カプセルの存在を検出するように検出領域が監視される。検出機構は、連続的に動作させることができる。あるいは、検出機構は、不連続な周期の間、使用することができる。例えば、検出機構は、検出領域上のカプセルの最終的な存在を検出するために必要な時間の間、1秒毎に作動させることができる。第2のステップは、カプセルが実際に検出されるまで繰返して行われる。第2のステップ320の間、検出機構を用いて、検出されたカプセルの特性の集合が計測される。次に、計測された特性から、検出されたカプセルのプロファイルPrを作成することができる。プロファイルPrは、参照群への検出されたカプセルの所属を識別するのに必要な情報の少なくとも1つの最小集合を含む。対応する参照プロファイルPrREFが各参照群に対して定義され、参照プロファイルの集合PrREF[]が定義される。参照群を用いて、カプセルが異なる集合に分類される。各参照プロファイルPrREFは、あるカプセルが少なくとも1つの対応する参照群に所属すると識別されるために再現する必要がある特性の少なくとも1つの最小集合を含む。各参照プロファイルPrREFは、少なくとも最小集合の各特性に対して、あるカプセルが対応する参照群に所属すると識別されるために再現する必要がある、標的値、範囲、及び/又は許容できる標的値のリストを含むことができる。第2のステップの間に、検出機構は、検出されたカプセルのプロファイルPrを参照プロファイルPrREF[]と比較する。参照プロファイルPrREF[]は、検出機構のメモリ内に恒久的又は一時的に記憶させることができる。参照プロファイルPrREF[]は、セットアップ段階で、又はオンデマンドでダウンロードされて、マシンに入力することができる。参照プロファイルPrREF[]は、遠隔位置から、又はUSBキーのような取外し可能メモリ装置から、又はマシンに一時的に接続された携帯デジタル装置から、取得することができる。参照プロファイルPrREF[]は、例えば、較正データ又は認識ユニットの実際の特徴付け性能などのマシンの特定の特性を考慮して、更新するか又はパラメータ化することができる。具体的には、カプセルのプロファイルPrが参照プロファイルPrREF[]のうちの1つと一致するかどうか判断される。カプセルのプロファイルPrがいずれの参照プロファイルPrREF[]とも一致しない場合、情報I1_UNIDENTIFIEDが検出機構によって生成される。対照的に、カプセルのプロファイルPrが参照プロファイルPrREF[]のうちの1つと一致する場合、情報I1_IDENTIFIEDがコントローラ10によって生成される。情報I1_IDENTIFIEDは、少なくとも、対応する参照プロファイルを識別するための情報、例えば所与の参照プロファイルPrREFに対応する一意識別子を含む。あるプロファイルが参照プロファイルのうちの1つと一致するかどうかを判断するために幾つかの基準を適用することができる。例えば、所与のカプセルは、アルミニウム製カプセル、ショートエスプレッソ(リストレット、25ml)を調製するように構成されたカプセル、エスプレッソ(40ml)を調製するように構成されたカプセル、ロングエスプレッソ(ルンゴ、110ml)を調製するように構成されたカプセル、の4つの群のうちの1つに属することができる。アルミニウム製カプセルに対応する参照プロファイルPrREFは、例えば、100オームを中心とする前後10%の範囲の抵抗を含む。ショートエスプレッソ群に対応する参照プロファイルPrREFは、緑の色調をカバーする色範囲(例えば、520nmと570nmとの間)を含むことができる。この最後の例において、薄緑色の外側膜および97オームの計測抵抗値を有するカプセルのプロファイルは、ショートエスプレッソ群の参照プロファイル及びアルミニウム製カプセル群の参照プロファイルと一致することになる。従って、このカプセルはショートエスプレッソ群及びアルミニウム製カプセル群に属すると見なされることになる。赤色の外側膜を有するカプセルは、ショートエスプレッソ群の一員とは見なされないことになる。一実施形態において、参照プロファイルはまた、一参照群への検出されたカプセルの所属を識別するのに必要な情報の複数の最小集合を含むことができる。具体的には、参照プロファイルは、最小集合の少なくとも1つの特性に関して、あるカプセルが対応する参照群に所属すると識別されるために再現する必要がある複数の標的値、及び/又は範囲、及び/又は許容可能な標的値のリストを含むことができる。例えば、ショートエスプレッソ群に対応する参照プロファイルPrREFは、緑の色調(例えば、520nmと570nmとの間)及び赤の色調(例えば、630nmと740nmとの間)をカバーする複数の色範囲を含むことができる。この最後の例において、薄緑色の外側膜を有するカプセルのプロファイルは、ショートエスプレッソ群の参照プロファイルと一致することになる。赤色の外側膜を有するカプセルのプロファイルもまた、ショートエスプレッソ群の参照プロファイルと一致することになる。別の例において、アルミニウム製カプセルに対応する参照プロファイルPrREFは、標的抵抗及び容量値の複数の対を含むことができる。あるカプセルのプロファイルは、
カプセルが100オーム+/−5%の抵抗及び100nF+/−2%の容量を有する、又は、
カプセルが1000オーム+/−5%の抵抗及び50nF+/−2%の容量を有する、
場合に、アルミニウム製カプセルの参照プロファイルと一致するものとする。
この最後の例において、101オームの抵抗及び50nFの容量を有するカプセルのプロファイルは、アルミニウム製カプセル群に属するとは見なされない。あるプロファイルが参照プロファイルの1つと一致するかどうかを判断するのに、例えば、ベイジアンネットワーク、自己学習ニューラルネットワーク、及び一般的に言えば確率論的方法を用いる他の手法を適用することができる。代替的な実施形態において、外部フィードバック手段上で実行される専用ソフトウェア、例えばスマートフォン上で実行されるアプリケーションなどを用いて、検出されたカプセルのタイプを判断するための必要なステップ又はステップの一部分を、検出機構によって提供されてコントローラによって通信インタフェース上で伝えられた情報に基づいて行うことができる。
第3のステップ330において、検出機構によって提供された検出されたカプセルに関するそのタイプ等の情報がコントローラによって通信インタフェース上で伝えられる。随意に、フィードバック手段は、その情報を表示することができ、又は、通信インタフェース上で受け取った情報を処理し、及び/又は、受け取った情報に関連するデータをローカルに又は遠隔的に取得することによって、その情報を用いて、検出されたカプセルに関する情報を表示することができる。表示することができる情報の一例を図3に示す。
図6を参照すると、容器402を備えたカプセル収納器400の実施形態が示される。容器402は、図6に示すように、複数のカプセル5を保持するように構成される。例えば、容器402はカプセル収納器400の筐体内に形成された空洞とすることができる。容器は、ユーザによってカプセル5で満たすことができ、ユーザが飲料を調製しようとするときに、容器に保持されたカプセル5のうちの1つを容易に取り出せるようになっている。カプセル収納器400は、検出領域内のカプセルの存在を検出するように、及び、随意にそのカプセルに関する情報を取得するように構成された検出機構(図示せず)を備える。検出機構は、検出領域内のカプセルの数を数えるようにさらに構成される。例えば、検出機構は、検出領域内に存在するカプセルからの情報を受け取る又は読み出すことによって、例えば、各カプセル内に埋め込まれたRFIDタグからの信号を受信し、それぞれを別々に識別することによって、及び/又は、検出領域内に置かれたカプセルの幾何学的形状及び光学的パターン認識、重量、各カプセルを別々に識別するための識別情報のうちの少なくとも1つの特性を計測することによって、検出領域内のカプセルの数を数えるように構成することができる。図6の斜視図において、検出手段、認識手段、及び計数手段は見えず、カプセル収納器の筐体によって隠されている。カプセル検出器及び認識手段は、検出領域の近傍、例えば容器の壁の中又は上に配置することができる。カプセル収納器は、コントローラ(図示せず)、視覚フィードバック手段404、及びコントローラが視覚フィードバック手段を制御するためのインタフェース404を備える。図6に示す実施形態において、カプセル収納器は、視覚フィードバック手段、例えば、容器の充填及び/又は容器の内容物の種々異なるレベル、例えば各タイプのカプセルの量又はその量に比例する情報を視覚的に表示することができる、充填レベル・インジケータを含む。より具体的には、コントローラは、インタフェース404を通して、容器内のカプセルの数及び/又は各タイプのカプセルの数などの、検出領域上の検出されたカプセルに関する情報を表示するためのフィードバック手段を制御するように構成される。検出されたカプセルの数及び/又はタイプは、検出機構によって提供される情報、例えば、そのスペクトル特性、電気特性、電磁特性、放射又は反射信号、色、抵抗、容量、磁場の変動、誘起磁場、幾何学的形状、コードバー、識別子、信号、電磁エコー、重量、及び機械的パラメータなどを用いて決定される。図6に示すように、視覚フィードバック手段は、発光装置のラインを使用して容器の充填レベルを表示する(所与のタイプのカプセルの数に応じた数の照明ライン)。さらにまた図6に示すように、視覚フィードバック手段は、各タイプのカプセルの充填レベルを、発光装置のライン群を用いて、各群に対して異なる色(カプセルの各タイプに対して異なる色)を用い、各群に対して異なる数のライン(所与のタイプの検出されたカプセルの数に応じた数の照明ライン)を用いることにより表示する。
図7a及び図7bを参照すると、カプセル収納器及び飲料調製マシン200の実施形態が示されている。カプセル収納器は、飲料調製マシン200の第3の外部コネクタ210に結合されるように構成された第2のコネクタ112をさらに備える。第2のコネクタ112は、第3の外部コネクタ210によって供給されるエネルギーを受け取り、電源回路を通してこのエネルギーを装置の構成要素に分配するように設計することができる。第2のコネクタ112及び第3の外部コネクタ210は、例えばUSB型式とすることができる。図7の実施形態において、カプセル収納器は、飲料調製マシンとデータを交換するように構成された第2の通信インタフェースをさらに備えることができる。具体的には、コントローラは、第2の通信インタフェースを通して、検出されたカプセルに関する情報を飲料調製マシンに送るようにさらに構成される。コントローラはまた、第2の通信インタフェース上で飲料調製マシンから受け取った情報を、第1の通信インタフェースを通してフィードバック手段に送るようにさらに構成することができる。図7a及び図7bに示すように、飲料調製マシンは、カプセル収納器とデータを交換するように構成された通信インタフェースと、カプセル収納器にエネルギーを供給するために該収納器の対応するコネクタに結合されるように構成されたコネクタとを備える。飲料調製マシンの通信インタフェースは、エネルギーを供給するために使用されるのと同じコネクタを共用することができる。

Claims (17)

  1. 飲料調製マシンを用いて飲料を調製するための原材料を収容したカプセルを収納するための容器を備えた装置において、
    フィードバック手段と通信するための第1のインタフェース(104、404)と、
    検出領域内のカプセル(5)の存在を検出し、前記カプセルに関する情報を取得するように構成された検出機構(106)と、
    前記第1のインタフェースを通して、検出された前記カプセルに関する情報を送るように構成されたコントローラと、
    をさらに備えることを特徴とする装置。
  2. 前記検出機構は、前記カプセルから情報を受け取る又は読み出すことによって、及び/又は、前記カプセルのスペクトル特性、色、電気特性、抵抗、容量、電磁特性、誘起磁場、機械的特性、幾何学的形状、重量、識別情報、コードバー、放射及び反射信号のうちの少なくとも1つの特性を計測することによって、前記カプセルに関する情報を取得するように構成される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記検出機構は、前記カプセルのタイプを識別し、前記第1のインタフェースを通して前記カプセルの前記タイプに関するデータを送るようにさらに構成され、前記コントローラは、前記第1のインタフェースを通して、前記検出領域内の前記カプセルの前記タイプを前記フィードバック手段に送るようにさらに構成される、請求項2に記載の装置。
  4. 前記検出領域内に、少なくとも1つのカプセルを保持するように設計されたポジショナをさらに備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記検出機構は、前記検出領域内のカプセルの数を数えるようにさらに構成され、前記コントローラは、前記第1のインタフェースを通して、前記検出領域内のカプセルの前記数を前記フィードバック手段に送るようにさらに構成される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 前記第1のインタフェースに結合され、前記第1のインタフェース上で受け取った情報に関連する情報をユーザに提供するように設計された、フィードバック機構をさらに備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記第1のインタフェースに結合され、前記第1のインタフェース上で受け取った情報に関連する情報をユーザに提供するように設計された、視覚フィードバック機構をさらに備える、請求項1〜6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 前記第1のインタフェースは、フィードバック及び/又は表示手段が設けられた外部装置と通信するようにさらに構成される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の装置。
  9. 外部装置を保持するための支持具が設けられたドッキングステーションをさらに備える、請求項8に記載の装置。
  10. 前記ドッキングステーションに、前記支持具によって保持された外部装置にエネルギーを供給するためのコネクタが設けられる、請求項9に記載の装置。
  11. 飲料調製マシンの第3の外部コネクタに結合されるように構成された第2のコネクタをさらに備え、前記第2のコネクタは、前記第3の外部コネクタによって供給されるエネルギーを受け取り、電源回路を通して前記エネルギーを前記装置の構成要素に分配するように設計される、請求項1〜10のいずれか1項に記載の装置。
  12. 飲料調製マシンとデータを交換するように構成された通信インタフェースをさらに備える、請求項1〜11のいずれか1項に記載の装置。
  13. 前記コントローラは、前記通信インタフェースを通して、検出された前記カプセルに関する前記情報を前記飲料調製マシンに送るようにさらに構成される、請求項12に記載の装置。
  14. 前記コントローラは、前記通信インタフェース上で前記飲料調製マシンから受け取った前記情報を、前記第1のインタフェースを通して送るようにさらに構成される、請求項12又は13に記載の装置。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の装置と少なくとも1つのカプセルとを含むシステムであって、前記カプセルは、前記検出領域における前記カプセルの存在を検出するための情報、及び/又は、前記カプセルのスペクトル特性、色、電気特性、抵抗、容量、電磁特性、誘起磁場、機械的特性、幾何学的形状、重量、識別情報、コードバー、放射及び反射信号のうちの少なくとも1つの計測可能な特性を前記検出機構(106)に通信するように設計されており、前記情報及び/又は計測可能な特性は、検出された前記カプセルに関する情報を前記第1のインタフェースを通して前記コントローラに提供し又は照会するようにさらに選択される、システム。
  16. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の装置によるカプセルの使用であって、前記カプセルは、前記検出領域における前記カプセルの存在を検出するための情報、及び/又は、前記カプセルのスペクトル特性、色、電気特性、抵抗、容量、電磁特性、誘起磁場、機械的特性、幾何学的形状、重量、識別情報、コードバー、放射及び反射信号のうちの少なくとも1つの計測可能な特性を前記検出機構(106)に通信するように設計されており、前記情報及び/又は計測可能な特性は、検出された前記カプセルに関する情報を前記第1のインタフェースを通して前記コントローラに提供し又は照会するようにさらに選択される、使用。
  17. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の装置とデータを交換するように構成された通信インタフェース、及び/又は、
    前記装置にエネルギーを供給するための、請求項11に記載の装置の外部コネクタに結合されるように構成されたコネクタ、
    を備える飲料調製マシン。
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