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JP2015522218A - 電子デバイスの真空補助アンダーフィル方法 - Google Patents

電子デバイスの真空補助アンダーフィル方法 Download PDF

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JP2015522218A JP2015521827A JP2015521827A JP2015522218A JP 2015522218 A JP2015522218 A JP 2015522218A JP 2015521827 A JP2015521827 A JP 2015521827A JP 2015521827 A JP2015521827 A JP 2015521827A JP 2015522218 A JP2015522218 A JP 2015522218A
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  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)
  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

【解決手段】真空補助によるアンダーフィルの付与方法。この方法は、基板(12)に取り付けられた電子デバイス(14)の少なくとも1つの外縁部(18、20、22、24)に近接して、基板(12)上にアンダーフィル(30)を分注するステップを含むことができる。アンダーフィル(30)の少なくとも1つの間隙(27)を通じて、電子デバイス(14)と基板(12)の間の空間(28)を真空排気する。この方法は、アンダーフィル(30)を加熱してアンダーフィル(30)を空間(28)に流入させるステップをさらに含む。流れの開始前に空間(28)の開放部分に真空状態が与えられるので、アンダーフィル空隙の発生が抑えられる。【選択図】図7B

Description

〔関連出願との相互参照〕
本出願は、2011年1月11日に出願された米国特許出願第13/004,198号の一部係属出願であり、この特許出願の開示はその全体が引用により本明細書に組み入れられる。
本発明は、一般に電子デバイスと基板の間にアンダーフィルを施すための方法に関する。
フリップチップ、チップスケールパッケージ(CSP)、ボールグリッドアレイ(BGA)又はパッケージオンパッケージアセンブリ(PoP)などの電子デバイスは、実装中に基板上のパッドと位置合わせされた、或いは銅ピラー又はその他のタイプの熱圧着相互連結などの別のタイプの相互連結技術を用いて接合された半田バンプのパターンを含むことが一般的である。基板は、例えば、プリント基板、電子チップ又はウェハとすることができる。加熱によって半田をリフロー処理し、固化した後に、半田接合によって電子デバイスと基板を接続する。電子デバイスと基板の間には、リフロー処理された半田ボール間に空間が残り、この空間は、エポキシとすることができるアンダーフィルを用いて満たすことができる。アンダーフィルは、半田接合部を様々な有害な環境因子から保護し、衝撃による機械的応力を再分散し、熱サイクル中に半田接合部が歪みを受けて動くのを防ぐ。
アンダーフィル工程では、以下に限定されるわけではないが、電子デバイスと基板の間の間隙の表面トポグラフィが一様でないこと、アンダーフィルが半田接続部の周囲を流れる時の流体流速が速い状態、基板上の異なるぬれ性状態、アンダーフィル内の空気、又は分注工程によって生じる空気などの理由によって空隙が形成されることがある。この空隙はアンダーフィルで満たされていないので、空隙に隣接する支持されていない半田接合部は、動作中の熱膨張による歪み、又はアンダーフィル処理した電子デバイスを含む携帯電話などの組み立てた最終製品を落下させてしまうことによる機械的衝撃を受けた時に、コールドフローから十分に保護することができない。半田接合部における空隙は、半田バンプが静水圧縮及び歪み拘束状態に保たれるのを阻み、半田接合部の疲労を増加させ、これにより半田接合部が割れる可能性を高める。
従って、アンダーフィル内に空隙が形成される可能性を低下させる改善されたアンダーフィルの適用方法が必要とされている。
1つの実施形態では、電子デバイスを基板に接続するリフロー処理した半田ボール間の空間内にアンダーフィルを分散させる方法を提供する。この方法は、アンダーフィルに少なくとも1つの間隙を設けた状態で電子デバイスの少なくとも1つの外縁部の近くの基板上にアンダーフィルを施し、電子デバイスと基板の間の空間に空気流路を設け、その後、1又は複数の間隙を通じてこの空間を真空排気して空間内に真空状態を与えるステップを含む。空間を真空排気した後、アンダーフィルを室温よりも高く加熱して、1又は複数の外縁部、外部デバイスと基板の間の空間内、及びリフロー処理した半田ボールの周囲に向かうアンダーフィルの毛細管流動を引き起こす。アンダーフィルは、室温では固体であってピックアンドプレース機によって基板上に配置された後に高温で液体になる材料として、或いは、例えばバルブ又は分注器によって基板上に分注することができる液体材料として提供することができる。
本発明の別の実施形態は、導電性接合部によって電子デバイスが実装され、この電子デバイスが空間によって基板から分離された基板上にアンダーフィルを施す方法に関する。この空間は、導電性接合部によって占められていない開放部分を有する。この方法は、電子デバイスの少なくとも1つの外縁部に近い基板上にアンダーフィルを施すステップと、空間を真空排気して、アンダーフィルと電子デバイスの外縁部との間の空間の開放部分に真空状態を与えるステップとを含む。空間を真空状態に真空排気した後、アンダーフィルを室温よりも高く加熱して、少なくとも1つの外縁部及び空間の開放部分内に向かうアンダーフィルの流れを引き起こすことにより、アンダーフィル自体の下方に閉じ込められたあらゆる空気が、電気デバイスの外縁部及び電気デバイスと基板の間の間隙に到達する前に放出されるようにする。
本発明の他の実施形態は、アンダーフィルの下方に閉じ込められた空気が電子デバイスの下方に流入するのを妨げる方法に関する。1つのこのような方法では、真空を付与する前に、電子デバイスの縁部とアンダーフィルの間に障害物を配置する。真空状態を付与した後、アンダーフィルを室温よりも高い温度に加熱して、障害物を越えて少なくとも1つの外縁部から空間の開放部分に流入するアンダーフィルの流れを引き起こす。障害物を越えてアンダーフィルを強制的に流すことにより、アンダーフィルの下方に閉じ込められた空気が電子デバイスの下方に流入するのを妨げる支援となり、閉じ込められた空気を、電気デバイスの下方の間隙に到達する前に放出させることができる。
本発明のさらに別の実施形態は、基板の表面をプラズマに曝して、電子デバイスの少なくとも1つの外縁部に近い基板上にアンダーフィルを施す前に基板のぬれ性を変化させる方法に関する。このプラズマ処理は、アンダーフィルの下方に空気が閉じ込められる機会を低減させる。この方法は、空間を真空排気して空間の開放部分に真空状態を与えるステップをさらに含む。空間を真空状態に真空排気した後、アンダーフィルを加熱して、少なくとも1つの外縁部及び空間の開放部分内に向かうアンダーフィルの流れを引き起こす。基板のプラズマ処理によってアンダーフィルの下方に閉じ込められる空気が減少するので、アンダーフィル作業中に電子デバイスの下方に閉じ込められる空気の量も減少することができる。
プラズマ処理方法と同様に、基板上にガラス状の膜を堆積させて、より完全に滑らかで平らな表面を提供することもできる。この平らな表面は、ガラス状の膜の上にアンダーフィルが配置される時に空気が閉じ込められる可能性のある窪み又は欠陥が少ない。アンダーフィルの下方に閉じ込められる空気が減少すると、アンダーフィル作業中に電子デバイスの下方に閉じ込められる空気の量も減少することができる。
本明細書に組み入れられてその一部を構成する添付図面に本発明の例示的な実施形態を示しており、これらの図面は、上述した本発明の実施形態の概要及び後述する詳細な説明と共に、本発明の実施形態の原理を説明する役割を果たす。
半田ボールのアレイによって基板に実装された電子デバイスの側縁部に沿ってアンダーフィルを施した側面図である。 デバイスと基板の間の半田ボールによって占められていない空間内にアンダーフィルが移動した、図1と同様の側面図である。 本発明の実施形態による、真空アンダーフィル処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態による、基板上に実装された電子デバイスの下方における真空アンダーフィル処理の順序を示す概略上面図である。 本発明の実施形態による、基板上に実装された電子デバイスの下方における真空アンダーフィル処理の順序を示す概略上面図である。 本発明の実施形態による、基板上に実装された電子デバイスの下方における真空アンダーフィル処理の順序を示す概略上面図である。 本発明の別の実施形態による、図3Aと同様の概略上面図である。 本発明の別の実施形態による、図3Bと同様の概略上面図である。 本発明の別の実施形態による、図3Cと同様の概略上面図である。 本発明のさらに別の実施形態による、図3Aと同様の概略上面図である。 本発明のさらに別の実施形態による、図3Bと同様の概略上面図である。 本発明のさらに別の実施形態による、図3Cと同様の概略上面図である。 基板上にL字パターンでアンダーフィルを施した、図5Aと同様の概略上面図である。 基板上にU字パターンでアンダーフィルを施した、図5Aと同様の概略上面図である。 基板上にI字パターンでアンダーフィルを施した、図5Aと同様の概略上面図である。 基板上に間隙を伴わずにアンダーフィルを施した、図5Aと同様の概略上面図である。 電子デバイスの少なくとも1つの側縁部とアンダーフィルの間にダムを配置した、図5Aと同様の概略上面図である。 電子デバイスの少なくとも1つの側縁部とアンダーフィルの間に配置されたダムの側面図である。 ある時系列におけるダムを越えて流れるアンダーフィルの側面図である。 異なる時系列におけるダムを越えて流れるアンダーフィルの側面図である。 電子デバイスの少なくとも1つの側縁部とアンダーフィルの間にチャネルを配置した、図5Aと同様の概略上面図である。 電子デバイスの側縁部とアンダーフィルの間に配置されたチャネルの側面図である。 ある時系列におけるチャネルを越えて流れるアンダーフィルの側面図である。 異なる時系列におけるチャネルを越えて流れるアンダーフィルの側面図である。 本発明の実施形態によるプラズマ処理基板の断面図である。 本発明の別の実施形態によるプラズマ処理基板の断面図である。 本発明の実施形態による真空アンダーフィルシステムの概略図である。
一般に、本発明の実施形態は、半田ボールのアレイによって基板上に実装された電子デバイスにアンダーフィル処理を行うための真空補助工程に関する。アンダーフィルは、リフロー処理した半田ボールのアレイによって非加熱基板に実装される非加熱デバイスの縁部周囲に、1又はそれ以上の線状に分注又は別様に(例えば、液体又は固体の形で)提供される。この1又はそれ以上の線状のアンダーフィルには、少なくとも1つの間隙が残されることが好ましく、電子デバイスと基板の間の空間が非常に狭い場合には、アンダーフィルと電気デバイスの外縁部との間に空間が存在することが好ましい。有意な毛細管アンダーフィル動作(及び空気又は気体の閉じ込め)が行われる前に、基板を真空チャンバ内に運び込み、真空を付与して空間を真空排気する。真空の付与中には、1又はそれ以上の線状のアンダーフィルの1又は複数の間隙によってデバイスの下方から(単複の)間隙を通じて空気が流出し、電子デバイスの下方の電子デバイスと基板の間に真空状態(すなわち、大気圧よりも低い圧力)が構築される。それほど好ましくない別の工程では、アンダーフィルに間隙を設けず、デバイスが真空下に置かれた時に、デバイスの下方に閉じ込められた空気がアンダーフィルを通じてあふれ出すことに依拠する。いずれの工程においても、真空状態が維持されている間に電子デバイス及び基板を加熱して、電子デバイスの下方のリフロー処理された半田ボール間の空間内にアンダーフィルが完全に流れ込むようにする。真空状態の存在下でアンダーフィル処理を行うということは、アンダーフィル内に閉じ込められたあらゆる空隙から、付与した真空のレベルに見合う気体が部分的に真空排気されることを意味する。付与する真空圧は、アンダーフィルの蒸気圧を下回ってはならず、さもなければアンダーフィルが沸騰して工程が不安定になる。その後、真空チャンバに通気を行う。この時点で、アンダーフィル内に存在するあらゆる空隙が真空排気状態によって崩壊し、アンダーフィルで満たされるようになる。その後、アンダーフィル処理した電子デバイス及び基板を真空チャンバから取り出す。
本発明の実施形態は、半田バンプに加え、銅ピラー及びその他の熱圧着相互連結技術などの、電子デバイスと基板の間に導電性接合部を形成するための他の相互連結技術にも応用される。
図1を参照すると、アセンブリ10が、プリント基板などの基板12と、基板12の表面16に実装された電子デバイス14とを含む。代表的な実施形態では、電子デバイス14を、例えば、フリップチップ、チップスケールパッケージ(CSP)、ボールグリッドアレイ(BGA)又はパッケージオンパッケージアセンブリ(PoP)とすることができる。同様に、基板12は、例えば、プリント基板(PCB)、電子チップ又はウェハ、又は電子デバイスの半導体実装において使用されるいずれかの基板又はインターポーザとすることができる。
図1、図1A及び図3Aを参照して分かるように、電子デバイス14は、基板12が電子デバイス14の側縁部又は外縁部18、20、22、24の各々に隣接して露出するような占有面積を基板12上に有する。半田接合部26は、電子デバイス14を基板12に機械的及び電気的に接続する。電子デバイス14と基板12の間には空間28が定められ、空間28の一部は開放されて(すなわち、空いており)、代表的な半田ボールの形をとることができる半田接合部26によって満たされていない。外縁部18、20、22、24の各々では、電子デバイス14と基板12の間に間隙27が定められる。間隙27は、空間28と連通する。(200ミクロン未満などの)狭い間隙24の場合、アンダーフィル30と対応するデバイス縁部18、20、22及び24との間に、基板12の表面上の空間43が存在することが好ましい。
図1Aに示すように、電子デバイス14と基板12の間の空間28を満たすためにアンダーフィル30を使用する。1つの例では、アンダーフィル30が、基板12に付与された時に流体であって毛管現象によって流れる、硬化性の非導電性二酸化シリコン粒子で満たされたエポキシである。室温で固体のもの、又は凍結したものを含む、他のタイプのアンダーフィルを使用することもできる。通常、アンダーフィルは、例えば硬化したアンダーフィルに所望の特性を与えるガラスの小粒子で満たされる。アンダーフィルは、硬化して固まると、強く結合した粘性質量体を形成する。
図2を参照しながら、本発明の実施形態による真空アンダーフィル処理の手順を説明する。図2の実施形態では、基板上に液体アンダーフィルが分注される。アンダーフィル30は、液体形態で分注する代わりに、例えば上述したようなピックアンドプレース機によって固体形態で適所に付与することもできる。ブロック52において、液体アンダーフィル30を基板12上に分注する。アンダーフィル30は、電子デバイス14の1又はそれ以上の外縁部18、20、22、24に近接して1又はそれ以上の連続線(図3A)として付与することができる。アンダーフィル30は、完全な真空が付与されるまで表面43がアンダーフィル30によって覆われないように、縁部18、20、22、又は24に接触しないことが好ましい。通常、アンダーフィル30の分注量は、電子デバイス14の下方の空間28の体積と、アンダーフィル作業の完了後にデバイス14の周囲に沿って形成されるフィレット部31(図1A)とを加えたものに等しい。アンダーフィル30を付与する時には基板12を加熱せず、間隙42を通じた空間28の開放部分への空気流路が維持されるように、アンダーフィル30に間隙42(図3A)が存在することが好ましい。上述したように、それほど好ましくない方法では、間隙42又は空間43を残さずに、電子デバイス14の下方に閉じ込められた空気がアンダーフィル30を通じてあふれ出すことに依拠する。
アンダーフィル30は、複数の異なるタイプの分注器を用いて、複数の異なる方法で基板12に付与することができる。例えば、本発明を以下に限定するわけではないが、基板12の表面16上を進む移動式噴射分注器から表面16上に一連のアンダーフィル30の液滴を分注することもできる。
ブロック54において、アンダーフィル30が基板12上に分注されると、これを冷却する。1つの実施形態では、例えば1又はそれ以上の熱電冷却器によって室温を下回る温度まで基板12を冷却し、アンダーフィル30は、付与された直後にほぼ基板12の温度に冷却される。基板12を冷却する代わりに、又はこれに加えて、アンダーフィル30を基板12上に分注する前に分注器内で冷却することもできる。1つの実施形態では、アンダーフィル30が、0℃〜10℃の温度に冷却される。冷却によってアンダーフィル30の粘性が高まり、真空の付与前に電子デバイス14と基板12の間の空間28の開放部分内に毛細管流動することがさらに阻止又は抑制される。
ブロック56において、アンダーフィル30の間隙42又は空間43を通じて、空間28の非充填部分を準大気圧まで真空排気し、空間28内に真空状態(すなわち、大気圧よりも低い圧力)を構築する。或いは、間隙が与えられていない場合、又は空間43が維持されていない場合には、アンダーフィル30を通じて気体があふれ出る。1つの実施形態では、真空を生じるために、電子デバイス14とアンダーフィル30を伴う基板12を真空チャンバ内に移動させ、チャンバの内部に密閉し、この真空チャンバを準大気圧に真空排気する。1つの実施形態では、真空に適した準大気圧が、25Hgインチ(約95Torr)〜26Hgインチ(約100Torr)以上である。いずれにせよ、この準大気圧は、アンダーフィルの物理的特性を大幅に又は阻害的に修正しないように制限される。
基板12を真空チャンバの内外に移動させるには、あらゆる好適な技術を使用することができ、当業者には従来の真空システムがよく知られている。基板12は、毛細管アンダーフィル動作(及び空気又は気体の閉じ込め)が行われる前に、又はアンダーフィル30が表面18、20、22、24のいずれかに接触できるようになる前に真空チャンバ内に移して、表面43がアンダーフィル30で覆われていない状態を維持することが好ましい。
ブロック58において、真空チャンバを真空排気した後、真空状態が維持されている間に、例えば30℃〜120℃の温度などの室温を超える温度までアンダーフィル30を加熱する。アンダーフィル30は、基板12、電子デバイス14、又はこれらの両方を、流れを向けるのに望ましいいずれかの順序で加熱することによって加熱することができる。アンダーフィル30は、この加熱に応答して、毛管現象により、外縁部18、20、22、24の各々から狭い間隙27を通じて空間28内のリフロー処理された半田ボールの周囲に流れる。空間28の開放部分を真空排気することにより、アンダーフィル30は空間28を横切って流れることができ、アンダーフィル30内に閉じ込められたあらゆる空隙の気体が真空レベルまで真空排気されるようになる。
ブロック60において、完全な毛細管流動が生じるのに十分な時間を与えた後、真空状態を排除して大気圧を回復させる。例えば、真空チャンバに通気を行って大気圧状態を与えることができる。アンダーフィル30内に存在するあらゆる空隙は、大気圧の影響を受けて真空排気状態によって崩壊し、アンダーフィル30で満たされるようになる(図3C)。その後、基板12を真空チャンバから硬化装置に移してアンダーフィルを硬化させる。
図4A〜図4Cを参照して分かるように、別の実施形態では、アンダーフィル30を、電子デバイス14の外縁部18、20、22、24に近接して、複数の間隙61を伴う一連の非接続領域(図4A)として付与することができる。図4Bにおいて、空間28及び43の開放部分を真空状態まで真空排気した後にアンダーフィル30を加熱したことによって間隙61が消失する。図4Cにおいて、アンダーフィル30がデバイス4の下方に流入する。
図5A〜図5Eを参照して分かるように、別の実施形態では、アンダーフィル30を、電子デバイス14の外縁部18、20、22、24のうちの1つ又はそれ以上に近接して、1又はそれ以上のパスの形で付与することができる。この場合、図5Aには、デバイスの4つの縁部の各々に沿って付与された線状のアンダーフィルを示しており、外縁部18、20、22、24の各対間の各角部には間隙62及び空間43が存在する。図5Bにおいて、間隙62を通じて空間28を真空状態まで真空排気した後にアンダーフィル30を加熱する。図5Cにおいて、加熱状態のアンダーフィルがデバイス14の下方に流入する。
図5Dに示す別の実施形態では、アンダーフィル30を、電子デバイス14の外縁部18及び24に沿ってL字パスを用いた線として、好ましくは空間43を設けて提供することができる。この場合、外縁部20及び22沿いには間隙が存在する。図5Eに示す別の実施形態では、アンダーフィル30を、電子デバイス14の外縁部18、20、22には沿っているが、電子デバイス14の外縁部24には沿っていないU字パスを用いた線として、好ましくは空間43を設けて提供することができる。図5Fに示す別の実施形態では、アンダーフィル30を、電子デバイス14の外縁部20には沿っているが、外縁部18、22及び24には沿っていないI字パスを用いた線として、好ましくは空間43を設けて提供することができる。図5Gに示す恐らくは最も好ましくない別の実施形態として、アンダーフィル30を、4つの縁部18、20、22及び24全てに沿った線として、角部に間隙を定めない重なり合った形で付与することもできる。この場合、真空を付与した時に、電子デバイス14の下方に閉じ込められた空気又は気体がアンダーフィル30を通じてあふれ出る。
線状のアンダーフィルは、カリフォルニア州カールスバッドのNordson ASYMTEK社から販売されているDJ9000などの非接触式噴射バルブから好ましい方法で付与することに加え、エポキシの固体予備成形品として付与することもできる。この固体予備成形品は、基板12上に配置して熱を与えると融解する。この固体予備成形品は、ピックアンドプレース機又は機構によって適所に配置することができる。
基板上にアンダーフィルを施す際には、アンダーフィル30の下方に気体又は空気66が閉じ込められることがある。電子デバイス14の縁部に沿ってアンダーフィル30を付与又は構築する時にアンダーフィル30の下方に閉じ込められた空気は、真空を付与し、アンダーフィル30を加熱して毛細管流動を引き起こした後に、電子デバイス14の下部で漏出することがある。この漏出した空気は、電子デバイス14の下方にエアポケットとして閉じ込められることがあり、これによりアンダーフィル30内に空隙が形成されることがある。完全な真空が付与されるまで空間43を確実に維持することにより、この閉じ込められた空気が電子デバイス14の下方で漏出することが緩和される。
本発明の別の実施形態によれば、基板12が、電子デバイス14の少なくとも1つの外縁部18、20、22、24に近接して表面16上に位置する障害物を含むことができる。代表的な実施形態では、この障害物を線形体として形成することができる。この障害物は、分注されたアンダーフィル30の位置と、電子デバイス14の隣接する外縁部18、20、22、24との間に位置する。
この障害物は、図2に示す真空アンダーフィル処理手順中に、アンダーフィル30が電子デバイス14の外縁部18、20、22、24に向かって流れ、空間28の開放部分に流入する前に乗り越えなければならない障害として機能し、これにより空間43が維持される。液体アンダーフィル30(又はその大部分)は障害物を越えて流れることができ、この障害物は、アンダーフィルの液体の流れ及び流量に無視できるほどの又はささいな影響しか与えない。しかしながら、一般に空気又は気体ポケットは障害物を乗り越えることができず、又はアンダーフィル30が間隙27に到達する前に空間43を越えて流れた時に放出される。従って、この障害物は、アンダーフィルから空気又は気体ポケットを除去する。従って、この実施形態は、真空補助アンダーフィル処理中に電子デバイス14の下方に閉じ込められる気体を低減又は排除する役に立つ。
分注されたアンダーフィル30と電子デバイス14の外縁部18、20、22、24との間の距離が増すにつれ、アンダーフィル30の下方に閉じ込められた気体66が間隙27に到達する能力は低下する。空気66がアンダーフィル30の下方に閉じ込められ、アンダーフィル30が電子デバイス14の外縁部18、20、22、24に隣接して(すなわち、電子デバイス14と接触して)存在する場合、真空を付与してアンダーフィルを加熱した時に、アンダーフィル30の下方に閉じ込められた空気66が電子デバイス14の下方で漏出することがある。電子デバイス14の下方で漏出した空気は、電子デバイス14の下方に閉じ込められることがある。従って、アンダーフィル30は、電子デバイス14の下方での漏出を避けるように、電子デバイス14の外縁部18、20、22、24から十分に離して基板12上に配置すべきである。アンダーフィル30を電子デバイス14の外縁部18、20、22、24から離して配置した場合、アンダーフィル30の加熱時にアンダーフィル30が外縁部18、20、22、24に向かって流れ、電子デバイス14の下方に流入する支援となるにように、基板12を傾けることができる。この全体的な目的は、アンダーフィル30の下方に閉じ込められた空気66が電子デバイス14の下方で漏出し、アンダーフィル30がこの空気の周囲を流れて電子デバイス14の下方で気泡を形成するのを防ぐことである。本実施形態のように障害物を使用すると、障害物の配置に必要な距離だけ電子デバイス14の外縁部18、20、22、24から間隔を空けてアンダーフィル30を配置した場合と同じ結果が効果的に得られる。
図1〜図5Gの同じ特徴を同じ参照番号で示す図6A〜図7Bを参照して分かるように、別の実施形態によれば、この障害物は、基板12の表面16上に形成されたダム68とすることができる。ダム68は、基板12の表面16の上方に隆起した上壁72と、表面16から上壁72まで上昇する側壁70とを有することができる。上述したように、表面16は、分注されたアンダーフィル30を受け取る。従って、ダム68は、分注されたアンダーフィル30を受け取って電子デバイス14が実装される同じ表面16上の、アンダーフィル30と外縁部18、20、22、24との間に位置する。ダム68の高さは、アセンブリ10を所与の温度に加熱した時にアンダーフィル30がダム68を越えて流れることができるように十分に低いものである。ダム68の高さは、加熱後のアンダーフィルの流れを妨げないように十分に低いものである。アンダーフィル30はダム68を越えて流れることができるが、空気66は壁70を乗り越えることができず、或いは空間32を越えて外縁部18、20、22、24に向かって流れる時にアンダーフィルを通じて空気が放出され、従って空気は電子デバイス14の下方に流入しない。
ダム68は、通常はPCボード上で目に見えるマーキング又は文字に使用されるようなシルク印刷用インクで形成することができる。或いは、通常はせき止め及び充填作業に使用されるようなせき止め材料を使用することもできる。より一般的には、このせき止め材料を、いずれかのチクソ性材料、すなわち基板12の表面16上に堆積させると流れなくなるいずれかの材料とすることができる。
代表的な実施形態では、ダム68の側壁70及び上壁72が2つの直角を形成するが、側壁70及び/又は上壁72は、傾斜していても、曲線輪郭であっても、及び/又は湾曲していてもよい。或いは、2つの側壁70は、ダム68の上部が基板12の表面16に平行な壁ではなく先端部又は頂点を形成するように斜めに収束することもできる。さらに、ダム68の幅は、側壁70又は上壁72の寸法を含めて様々とすることができる。
図6A〜図7Bの同じ特徴を同じ参照番号で示す図8A〜図9Bを参照して分かるように、別の実施形態によれば、この障害物を、基板12内に形成されて基板12の表面16の下方に奥まったチャネル74とすることもできる。チャネル74は、例えばルータによって形成することができる。上述したように、表面16は、分注されたアンダーフィル30を受け取る。従って、チャネル74は、分注されたアンダーフィル30を受け取って電子デバイス14が実装される同じ表面16上に位置する。チャネル74は、表面16の高さよりも一定距離だけ下方に配置された底部78と、表面16から底部78まで下降する側壁76とを有することができる。チャネル74は、アンダーフィル30が加熱前に外縁部18、20、22、24に流れるのを妨害又は阻止することができる。図9A及び図9Bに示すように、真空を付与してアンダーフィル30を加熱した後、アンダーフィル30は、電子デバイス14の少なくとも1つの外縁部18、20、22、24に向かって流れ、空間28の開放部分に流入する前に、チャネル74内に及び/又はチャネル74を越えて流れる。しかしながら、アンダーフィル30の下方に閉じ込められた空気66はチャネル64内に閉じ込められ、この空気66は、一旦チャネル64に流入すると側壁76を乗り越えることができない。残りの空気は、いずれもアンダーフィル30が間隙27に到達する前にアンダーフィル30を通じて放出される。このように、チャネル74は、空気66が電子デバイス14の下方に流入するのを防ぐ役に立つ。チャネル74の深さは、実質的に全ての液体アンダーフィル30がチャネル74を通過して又は越えて流れることができるように十分に浅くすべきである。しかしながら、チャネル74の深さ、従って側壁76の高さは様々であってよい。
代表的な実施形態では、チャネル74の側壁76及び底部78が2つの直角を形成するが、側壁76及び/又は底部78は、傾斜していても、曲線輪郭であっても、及び/又は湾曲していてもよい。或いは、2つの側壁76は、チャネル74から平面的な底部が無くなるように斜めに収束することもできる。さらに、チャネル74の幅は、側壁76又は底部78の寸法を含めて様々とすることができる。
別の実施形態では、障害物が、ダム68の特徴とチャネル74の特徴を組み合わせたものを含むことができる。例えば、基板12上のダム68の直後にチャネル74を設けて、アンダーフィル30が電子デバイス14の外縁部18、20、22、24に向かって流れる前にダム68を越え、チャネル74を通過して流れるようにすることができる。
代表的な実施形態では、単一の障害物が電子デバイス14の周囲全体を取り巻いて延びるように示している。しかしながら、別の実施形態では、1又はそれ以上の障害物が1又はそれ以上の外縁部18、20、22、24のあらゆる組み合わせに沿って延びることができる。さらに、これらの障害物は、1又はそれ以上の外縁部18、20、22、24の長さより長くても又は短くてもよい。1又はそれ以上の障害物の位置は、電子デバイス14の外縁部18、20、22、24に到達するために全てのアンダーフィル30が障害物を越えて流れなければならないように、分注されたアンダーフィル30の位置に対応することが好ましい。
図10及び図11を参照して分かるように、別の実施形態によれば、元々の組成及びぬれ性を有する基板12の表面16を、最初に分注されるアンダーフィル30の下方における空気の閉じ込めを軽減するように修正することができる。この実施形態では、基板12を、アンダーフィル30が分注される表面のぬれ性を変化させるようにプラズマ処理することができる。プラズマ処理工程は、当業者に周知の方法によって行うことができる。
特に図10を参照して分かるように、基板12の表面層94を活性化させるように基板12をプラズマ処理することもできる。このような活性化により、基板12の表面層94の化学組成、従って物理的特性を、そのぬれ性が変化するように変化させることができる。基板12の表面層94は、厚みt1を有する。このプラズマ活性化は、基板12に層を加えるものではなく、むしろ既存の基板12の厚みt1の層94を修正するものである。
ある実施形態では、プラズマ処理によって基板12の層94のぬれ性を低下させる。基板12の表面層94のぬれ性を下げることにより、閉じ込められる空気を少なくし、アンダーフィル30を基板12上に配置する時にアンダーフィル30の下方に閉じ込められた空気が、真空を付与した時にアンダーフィル30の下方から脱出しやすくすることができる。ぬれ性が低下した表面層94は、空気が脱出できる表面欠陥を、基板14の元々の表面16よりも多く有することができる。このように、アンダーフィル30の下方に閉じ込められる空気66を減少させることにより、真空補助アンダーフィル作業中の電子デバイス14の下方に閉じ込められる空気を減少させることができる。
別の実施形態では、プラズマ処理によって基板12の層94のぬれ性を高める。高いぬれ性を有するプラズマ処理した表面上では、アンダーフィル30を付与すると空気が移動しやすくなるので、この表面上に堆積したアンダーフィル30の下方に閉じ込められる空気は、プラズマ処理していない表面上よりも少なくなる。アンダーフィル30の下方に最初に閉じ込められる空気を減少させることにより、真空補助アンダーフィル作業中に電子デバイス14の下方に閉じ込められる空気も減少させることができる。
特に図11を参照して分かるように、プラズマ堆積を用いて、基板12の表面16上に非常に薄いガラス状の層90又は膜を堆積させることができる。層90は厚みt2を有し、従ってプラズマ処理基板の高さは、(元々の基板12の高さに比べて)高さt2だけ増加する。プラズマ処理した表面は、空気が閉じ込められる可能性のある凹部などの表面欠陥が少なくなるように滑らかで平坦にすることができる。従って、プラズマ堆積層90上における導電性真空補助アンダーフィル処理は、アンダーフィル30の下方に空気又は気体が閉じ込められるのを防ぐ役に立つ。アンダーフィル30の下方に最初に閉じ込められる空気を減少させることにより、真空補助アンダーフィル作業中に電子デバイス14の下方に閉じ込められる空気も減少させることができる。ある実施形態では、基板12上にガラス状の層90を堆積させた後にぬれ性をさらに高めるように活性化を行う複合プラズマ処理方法を使用することができる。
ある実施形態では、上述した方法の組み合わせを使用して、電子デバイス14の下方に気泡が閉じ込められるのを防ぐ支援とすることができる。例えば、基板12の上面16を、上面16のぬれ性を高め、及び/又は基板12上にガラス状の層90を堆積させるようにプラズマ処理することができる。このようなプラズマ処理は、基板12上にアンダーフィル30を施した時に、アンダーフィル30の下方に空気が閉じ込められるのを防ぐ役に立つ。また、プラズマ処理した基板12上にダム68又はチャネル74などの障害物を設けて、真空補助アンダーフィル作業中に、アンダーフィル30の下方に閉じ込められている可能性があるあらゆる空気66が電子デバイス14の下方に流入するのを妨げ、或いはアンダーフィル30を真空で加熱する前にアンダーフィル30が空間43を越えて流れるのを防ぐようにすることもできる。
図12を参照すると、真空アンダーフィル処理で使用するシステム110が、基板12上に一定量のアンダーフィル30を分注するように構成され、この基板12上には、リフロー処理した半田ボール又は別の相互連結技術によって電子デバイス14が実装され、空間28によって基板12から分離されている。空間28は、この例ではリフロー処理した半田ボールの形をとる導電性接合部26によって占められていない開放部分を有する。
モーションコントローラ118及び分注器コントローラ116に電気的に結合されたコントローラ120が、システム110の全体的な制御を調整する。当業者であれば理解するであろうが、コントローラ116、118、120の各々は、メモリに記憶されたソフトウェアを実行して本明細書で説明した機能を実施できる中央処理装置を有するプログラマブルロジックコントローラ(PLC)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、又は別のマイクロプロセッサベースのコントローラを含むことができる。
システム100は、分注器132に結合された冷却装置133及び冷却装置135を含むことが好ましい。冷却装置133は、アンダーフィル30が基板12上に分注された時に冷却されるように、基板12を冷却するよう構成される。冷却装置135は、アンダーフィル30が基板12上に分注される前に冷却されるように、アンダーフィル30を冷却するよう構成される。冷却装置133、135は好適かつ任意的なものであり、これらはそれぞれ、コントローラ120の制御下にある温度コントローラ139により、基板12の温度を室温未満に低下させ、及び/又は分注器132の一部の温度を室温未満の温度に低下させるように動作することができる。
システム110は、一定量のアンダーフィルを分注するために使用される、噴射分注器とすることができる分注器132を含む。システム110は、分注器132の下流に真空チャンバ154をさらに含み、この真空チャンバ154は、各アセンブリ10の挿入及び取り外しを行うためのアクセスを可能にするように構成されるとともに、真空チャンバ154の内部空間が周囲の大気圧環境から隔離される密閉状態を提供するように構成される。真空チャンバの内部空間には、コントローラ120による動作時に内部空間を真空排気するように構成された真空ポンプ160が結合される。内部空間に気体を流入させてチャンバ圧を上昇させるには、コントローラ120の制御下で通気孔174を使用する。コントローラ120は、アンダーフィル30を伴う基板12を真空チャンバ154内に移動させるために使用される移動装置122を動作させるための動作命令をモーションコントローラ118に与える。
真空チャンバ154の内部には、コントローラ120に関連する温度コントローラ169によって駆動されるように構成されたヒータ166が配置される。ヒータ166からは、各基板12に熱が伝達される。1つの実施形態では、基板12及び基板上のアンダーフィルの温度が30℃〜120℃である。
使用時には、基板12が分注器132の下方の位置に移動してアンダーフィルが分注され、又は別様に付与される。代表的な実施形態では、コントローラ120が、移動装置122が分注器32を動かすようにする命令をモーションコントローラ118に送信し、分注器32が電子デバイス14の外縁部18、20、22、24の周囲に1又はそれ以上の線状にアンダーフィルを分注するようにする命令を分注器コントローラ116に送信する。この分注作業中には、基板12は加熱されない。1又はそれ以上の線状のアンダーフィル32には、少なくとも1つの間隙が残されることが好ましく、またアンダーフィル30は、外縁部18、20、22、24に接触していないことが好ましい。噴射分注器132では、分注器コントローラ16が移動中の適当な時点で液滴の噴射を引き起こし、これらの液滴が基板12上の所望の位置にぶつかるようにする。各分注される液滴は、通常は分注器コントローラ16によって高精度に制御される少量のアンダーフィルを含む。
1つの実施形態では、冷却装置133を使用して基板12を冷却し、アンダーフィル30が基板12と接触した時に室温未満の温度に冷却されるようにすることができる。或いは、分注器132に結合された冷却装置135を使用して、アンダーフィル30を分注前に冷却することもできる。
コントローラ120は、分注作業の完了後であって有意な毛細管アンダーフィル動作(及び空気又は気体の閉じ込め)が行われる前に、移動装置122が基板12上のアセンブリ10及び分注されたアンダーフィル30を真空チャンバ54内に運び込むようにする命令をモーションコントローラ118に送信する。基板12上のアセンブリ10及び分注されたアンダーフィル30が真空チャンバ54の内部で周囲環境から隔離されると、コントローラ120は、真空ポンプ160に真空チャンバ154内の内部空間を真空排気させる。真空の付与中には、各間隙によって電子デバイス14の下方の電子デバイス14と基板12の間に真空状態(すなわち、周囲圧よりも低い圧力)が確立され、或いは間隙が存在しない場合には、アンダーフィルを通じた気泡によって電子デバイス14の下方に真空状態が生み出される。
真空チャンバ154の内部に好適な真空圧が存在し、真空状態が維持されている場合、コントローラ120は、温度コントローラ169に、基板12、電子デバイス14及びアンダーフィル30を加熱するようにヒータ166を動作させる。温度が上昇すると、アンダーフィル30は、基板の空間43を越えて流れ、電子デバイス14の下方空間の開放部分に流入するように促される。アンダーフィル30は、電子デバイス14の下方に完全に流入し、リフロー処理された半田ボール間の空間に入り込む。真空状態の存在下でアンダーフィル処理を行うということは、アンダーフィル内に閉じ込められたあらゆる空隙の気体が部分的に真空排気されることを意味する。流れの終了後、コントローラ120は、通気孔174を通じて真空チャンバ154内に気体を取り込んで真空チャンバ154の内部圧が大気圧に戻るようにする命令をモーションコントローラ118に送信する。アンダーフィル30内に存在するあらゆる空隙は真空排気状態によって崩壊し、アンダーフィル30で満たされるようになる。基板12及びアンダーフィル処理した電子デバイス14は、真空チャンバ154から、例えば硬化装置(図示せず)に移される。
本発明の1又はそれ以上の実施形態を説明することによって本発明を示し、これらの実施形態をかなり詳細に説明したが、これらの実施形態は、決して添付の特許請求の範囲をこのような詳細に制限又は限定するものではない。当業者には、さらなる利点及び修正が容易に浮かぶであろう。従って、本発明のより広い態様は、図示し説明した特定の詳細、代表的な装置及び方法、並びに説明例に限定されるものではない。従って、出願人の一般的発明概念の範囲又は思想から逸脱することなく、このような詳細からの発展を図ることができる。
10 アセンブリ
12 基板
14 電子デバイス
16 表面
22 外縁部
26 半田接合部
28 空間
30 アンダーフィル
31 フィレット部
66 空気
68 ダム
70 側壁
72 上壁

Claims (19)

  1. 導電性接合部によって電子デバイスが実装された基板上にアンダーフィルを施す方法であって、前記電子デバイスは、前記導電性接合部によって占められていない開放部分を有する空間によって前記基板から分離されており、前記方法は、
    前記電子デバイスの外縁部に沿った前記基板上の位置に前記アンダーフィルを施すステップと、
    前記空間を真空排気して、前記空間の前記開放部分内に真空状態を与えるステップと、
    前記空間を真空排気して前記真空状態を与えた後、前記アンダーフィルを加熱して、該アンダーフィルが前記電子デバイスの前記外縁部に向かって流れ、前記空間の前記開放部分に流入するようにするステップと、
    前記空間が真空排気されている間に、前記基板上の前記アンダーフィルが施された位置と前記電子デバイスの前記外縁部との間に位置する障害物を横切って前記アンダーフィルを流すことにより、前記アンダーフィルの下方に閉じ込められた気体を該アンダーフィルから除去するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記障害物は、前記アンダーフィルが施されて前記電子デバイスを実装した前記基板の表面上に隆起するダムである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記障害物は、前記アンダーフィルが施されて前記電子デバイスを実装した前記基板の表面の下方に奥まったチャネルである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記障害物は、実質的に前記電子デバイスの前記外縁部の長さにわたって延びる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記基板上に前記アンダーフィルを施すステップは、前記基板上に前記アンダーフィルを分注するステップをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記基板上に前記アンダーフィルを施すステップは、前記基板上に固体アンダーフィルを配置するステップをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 導電性接合部によって電子デバイスが実装された表面を有する基板上にアンダーフィルを施す方法であって、前記電子デバイスは、前記導電性接合部によって占められていない開放部分を有する空間によって前記基板から分離されており、前記方法は、
    前記表面がプラズマ処理された状態の前記基板を取得するステップと、
    前記電子デバイスの外縁部に沿って前記基板上に前記アンダーフィルを施すステップと、
    前記空間を真空排気して、前記空間の前記開放部分内に真空状態を与えるステップと、
    前記空間を真空排気して前記真空状態を与えた後、前記アンダーフィルを加熱して、前記アンダーフィルが前記外縁部に向かって流れ、前記空間の前記開放部分に流入するようにするステップと、
    を含み、前記表面の前記プラズマ処理された状態は、前記基板上に施された前記アンダーフィルの下方に閉じ込められる気体を減少させる、
    ことを特徴とする方法。
  8. 前記プラズマは、前記基板の表面を、該表面のぬれ性が変化するように活性化する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記プラズマは、前記基板の前記表面を、該表面の組成を変化させることによって活性化する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  10. 前記基板の前記表面を前記プラズマに曝した後、前記導電性接合部によって前記基板の前記表面上に前記電子デバイスを実装するステップをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  11. 前記基板上に前記アンダーフィルを施すステップは、前記基板上に前記アンダーフィルを分注するステップをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  12. 前記基板上に前記アンダーフィルを施すステップは、前記基板上に固体アンダーフィルを配置するステップをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  13. 前記表面が前記プラズマ処理された状態の前記基板を取得するステップは、前記基板の前記表面をプラズマ処理するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  14. 導電性接合部によって電子デバイスが実装された表面を有する基板上にアンダーフィルを施す方法であって、前記電子デバイスは、前記導電性接合部によって占められていない開放部分を有する空間によって前記基板から分離されており、前記方法は、
    前記基板の前記表面に比べて粗さの小さい上面を有するガラス状の膜によって前記表面が少なくとも部分的に覆われた状態の前記基板を取得するステップと、
    前記電子デバイスの外縁部に沿って前記ガラス状の膜の前記上面上に前記アンダーフィルを施すステップと、
    前記空間を真空排気して、前記空間の前記開放部分内に真空状態を与えるステップと、
    前記空間を真空排気して前記真空状態を与えた後、前記アンダーフィルを加熱して、前記アンダーフィルが前記外縁部に向かって流れ、前記空間の前記開放部分に流入するようにするステップと、
    を含み、前記ガラス状の膜は、前記アンダーフィルの下方に閉じ込められる気体を減少させる、
    ことを特徴とする方法。
  15. 前記表面がガラス状の膜によって少なくとも部分的に覆われた状態の前記基板を取得するステップは、前記基板上に前記ガラス状の膜を堆積させるステップをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記基板上に前記ガラス状の膜を堆積させた後、該ガラス状の膜の表面をプラズマ活性化するステップをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記基板上に前記ガラス状の膜を堆積させた後、前記導電性接合部によって前記基板の前記表面上に前記電子デバイスを実装するステップをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  18. 前記ガラス状の膜の前記上面上に前記アンダーフィルを施すステップは、前記ガラス状の膜の前記上面上に前記アンダーフィルを分注するステップをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  19. 前記ガラス状の膜の前記上面上に前記アンダーフィルを施すステップは、前記ガラス状の膜の前記上面上に固体アンダーフィルを配置するステップをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
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