JP2015230560A - 表示端末装置、プログラム、及び、表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】視覚障害を持つユーザが利用する場合においても、ユーザにメニューボタン等の着目部位の表示位置を確実に認識させ、ユーザの利便性を向上させる。
【解決手段】通信端末装置10は、(1)ユーザの入力操作を受け付け、(2)受け付けた入力操作に応じて、表示された画面中に、ユーザが着目すべき部位を着目部位として表示画面に表示させ、(3)特定した着目部位からの距離に従って、色特徴量の度合いを変更したグラデーションを有する背景画像を表示画面に表示させる、表示アシスト処理を実行する、構成を有している。
【選択図】図3
【解決手段】通信端末装置10は、(1)ユーザの入力操作を受け付け、(2)受け付けた入力操作に応じて、表示された画面中に、ユーザが着目すべき部位を着目部位として表示画面に表示させ、(3)特定した着目部位からの距離に従って、色特徴量の度合いを変更したグラデーションを有する背景画像を表示画面に表示させる、表示アシスト処理を実行する、構成を有している。
【選択図】図3
Description
本発明は、所定の画像を表示する表示端末装置、プログラム及び表示方法に関する。
近年、タブレット型情報通信端末、スマートフォン、電子書籍閲覧用端末装置等の情報通信端末装置(以下、「通信端末装置」という)の機能向上及び普及に伴い、ユーザは、自身の所望する書籍に対応するコンテンツデータ(いわゆる、電子書籍)をWWW(World Wide Web)上のサーバ装置から取得して、いつでも閲覧(読書)できるようになっている。
この種の通信端末装置においては、最近の画面の大型化やタッチパネルの浸透により、電子書籍などのコンテンツの表示時に、表示画面の周縁の領域やその他の領域にメニューボタンやメニューバー又は重要な入力ツールがアイコンとして表示されることも多く、これらのアイコンを操作することによって、ホーム画面への遷移及び各種機能へのアクセスなど選択可能な各種の重要な機能が実行されることが多い。
一方、視野狭窄などの視野障害者は、視野が著しく狭いため、他の操作その他の影響により、メニューボタンなどの重要なアイコンが視野内に存在せず、当該メニューを認識できない場合も多い。特に、重要なアイコンは、表示画面の端部に表示されている場合も多く、当該アイコンを画面に表示させるための操作などによって注視点が重要なアイコンが表示される位置から遠い位置にある場合には、当該重要なアイコンを認識できない確率が高くなる。
そこで、最近では、画面の表示中に操作可能なボタンを点滅させることにより、ユーザにボタン位置を提示する方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、上記特許文献1に記載の手法では、ユーザの周辺視野内にボタンが入らないと、たとえボタンが点滅したとしても、ユーザがボタン位置を認識することが難しく、視野狭窄、視野欠損等の視野障害を持つユーザが利用する場合には、十分に点滅などの機能を発揮することができない場合も多い。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、視野障害を持つユーザが利用する場合においても、ユーザに画面操作等の位置を確実に認識させ、ユーザの利便性を向上させることが可能な表示端末装置等を提供することにある。
(1)上述した課題を解決するため、本発明の表示端末装置は、表示手段と、ユーザの入力操作を受け付ける受付手段と、前記受け付けた入力操作に応じて、前記表示手段に表示された画面中に、ユーザが着目すべき部位を着目部位として表示手段に表示させる表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段が、前記特定された着目部位からの距離に従って、色特徴量の度合いを変更した背景画像を前記表示手段に表示させる構成を有している。
この構成により、本発明に係る表示端末装置は、例えば、メニューボタンなどの重要な画面表示となる着目部位から遠くなるに従って、色特徴量の値が変化するグラデーションなどの背景画像を表示することができる。
したがって、本発明に係る表示端末装置は、例えば、着目部位に近くなるに従って、前記色特徴量が明るくなるなど、視野障害者など視野の大きさに制限があるユーザであっても、自身の視野内において明るい方向又は色の濃い方向など、階調又は色相の色特徴量の度合いの変化に応じて、着目部位に誘導させることができるので、画面の一部を視覚的に認識させることができれば、色特徴量の度合いの変化に応じて、着目部位が表示されている位置を容易に認識させることができるとともに、ユーザの視認性の向上を図ることができる。
(2)また、本発明に係る表示端末装置は、前記色特徴量には、明度、彩度、色相、輝度及び色差の少なくともいずれか一つが含まれる、構成を有している。
この構成により、本発明に係る表示端末装置は、明度、彩度、色相、輝度及び色差の階調値又は値によって規定されるグラデーション状の背景画像を表示することができるので、色変化に基づいて着目部位が表示されている位置を確実に認識させることができる。
(3)また、本発明に係る表示端末装置は、前記色特徴量が、明度、彩度及び輝度の少なくともいずれか一つが含まれる場合に、前記表示制御手段が、前記特定された着目部位からの距離に従いつつ、前記着目部位に近くなるに従って、前記色特徴量の階調値を高く又は低くすることによって、当該色特徴量の度合いを変更した前記背景画像を前記表示手段に表示させる、構成を有している。
この構成により、本発明に係る表示端末装置は、最も明るい方向や最も暗い方向にユーザの注視点を誘導させることができるので、色変化に基づいて着目部位が表示されている位置を容易に、かつ、確実に認識させることができる。
(4)また、本発明に係る表示端末装置は、前記表示制御手段が、前記着目部位の色特徴量の階調値が他の部分の色特徴量の階調値より最も高く又は低い前記背景画像を前記表示手段に表示させる、構成を有している。
この構成により、本発明に係る表示端末装置は、最も明るい方向や最も暗い方向にユーザの注視点を誘導することができるので、色変化に基づいて着目部位が表示されている位置を容易に、かつ、確実に認識させることができる。
(5)また、本発明に係る表示端末装置は、前記表示制御手段が、前記着目部位に近くなるに従って、前記色特徴量の階調値を明るくする前記背景画像を前記表示手段に表示させる、構成を有している。
この構成により、本発明に係る表示端末装置は、最も明るい方向にユーザの注視点を誘導させることができるので、色変化に基づいて着目部位が表示されている位置を容易に、かつ、確実に認識させることができる。
(6)また、本発明に係る表示端末装置は、前記色特徴量が、色相又は色差の場合に、前記表示制御手段が、前記特定された着目部位からの距離に従いつつ、前記着目部位に近くなるに従って、一の色から他の色に階調値を変更することによって、前記色特徴量の度合いを変更した前記背景画像を前記表示手段に表示させる、構成を有している。
この構成により、本発明に係る表示端末装置は、RGB(赤、緑、青)又はCMY(シアン、マゼンタ、黄色)のうち、一の色から他の色又は2つの色の中間色から当該2つの色のうちのいずれかの色に階調値を変更することによって、グラデーション状の背景画像を表示することができるので、色変化に基づいて着目部位が表示されている位置を確実に認識させることができる。
(7)また、本発明に係る表示端末装置は、ユーザの視野領域を示す視野情報を取得する視野情報取得手段を更に有し、前記表示制御手段が、前記視野領域内にて、前記色特徴量における色変化を認識可能に、前記特定された着目部位からの距離に従って、前記色特徴量の度合いを変更した前記背景画像を前記表示手段に表示させる、構成を有している。
この構成により、本発明に係る表示端末装置は、例えば、着目部位の階調値をRGB(赤、緑、青)又はCMY(シアン、マゼンタ、黄色)のうち一の色に設定することによって、色変化に基づいて着目部位が表示されている位置を確実に認識させることができるとともに、視覚障害を持つユーザの視野領域を正確に把握して、当該視野領域内にて、階調又は色相の色特徴量の度合いを変更することができるので、ユーザを確実に着目部位に誘導し、当該着目部位を認識させることができる。
(8)また、本発明に係る表示端末装置は、前記表示制御手段が、前記着目部位の階調値が前記一の色又は他の色の階調値となる前記背景画像を前記表示手段に表示させる、構成を有している。
この構成により、本発明に係る表示端末装置は、一の色又は他の色になる方向にユーザの注視点を誘導することができるので、色変化に基づいて着目部位が表示されている位置を容易に、かつ、確実に認識させることができる。
(9)また、本発明に係る表示端末装置は、ユーザの視野領域を示す視野情報を取得する視野情報取得手段を更に有し、前記表示制御手段が、前記視野領域内にて、前記色特徴量における認識可能な階調差が生ずるとともに、前記特定された着目部位からの距離に従って、前記色特徴量の度合いを変更した前記背景画像を前記表示手段に表示させる、構成を有している。
この構成により、本発明に係る表示端末装置は、例えば、着目部位に近くなるに従って、前記色特徴量が明るくなるなど、視野障害者など視野の大きさに制限があるユーザであっても、自身の視野内において明るい方向又は色の濃い方向などの階調又は色相の色特徴量の度合いの変化に応じて、着目部位に誘導させることができる。
(10)また、本発明に係る表示端末装置は、前記表示制御手段が、前記特定された着目部位からの距離に従いつつ、所定の階調差を持って色特徴量の度合いが変化する前記背景画像を前記表示手段に表示させる、構成を有している。
この構成により、本発明に係る表示端末装置は、例えば、如何なる電子ディスプレイ上でも正しく色を表示したい場合に用いられるウェブセーフカラーなどの予め定められた色特徴量における所定の階調値の差(色差)によってグラデーション表示の隣接する色間における色特徴量(すなわち、階調差に基づく色特徴量)を規定することができるので、ユーザがその階調差を認識することができるとともに、ユーザを確実に着目部位に誘導し、当該着目部位を認識させること、及び、ユーザや管理者などにおいて色的な齟齬の発生を抑制することができる。
(11)また、本発明に係るプログラムは、コンピュータを、ユーザの入力操作を受け付ける受付手段、及び、前記受け付けた入力操作に応じて、前記表示手段に表示された画面中に、ユーザが着目すべき部位を着目部位として表示手段に表示させる表示制御手段、として機能させ、前記特定された着目部位からの距離に従って、色特徴量の度合いを変更した背景画像を前記表示手段に表示させる構成を有している。
この構成により、本発明に係るプログラムは、例えば、メニューボタンなどの重要な画面表示となる着目部位から遠くなるに従って、色特徴量の値が変化するグラデーションなどの背景画像を表示することができる。
したがって、本発明に係る表示端末装置は、例えば、着目部位に近くなるに従って、前記色特徴量が明るくなるなど、視野障害者など視野の大きさに制限があるユーザであっても、自身の視野内において明るい方向又は色の濃い方向などの階調又は色相の色特徴量の変化に応じて、着目部位に誘導させることができるので、画面の一部を視覚的に認識させることができれば、色特徴量の度合いの変化に応じて、着目部位が表示されている位置を容易に認識させることができるとともに、ユーザの視認性の向上を図ることができる。
(11)また、本発明に係る表示方法は、ユーザの入力操作を受け付けするステップと、前記受け付けた入力操作に応じて、前記表示手段に表示された画面中に、ユーザが着目すべき部位を着目部位として表示手段に表示させるステップと、を含み、前記特定された着目部位からの距離に従って、色特徴量の度合いを変更した背景画像を前記表示手段に表示させる構成を有している。
この構成により、本発明に係る表示方法は、例えば、メニューボタンなどの重要な画面表示となる着目部位から遠くなるに従って、色特徴量の値が変化するグラデーションなどの背景画像を表示することができる。
したがって、本発明に係る表示方法は、例えば、着目部位に近くなるに従って、前記色特徴量が明るくなるなど、視野障害者など視野の大きさに制限があるユーザであっても、自身の視野内において明るい方向又は色の濃い方向などの階調又は色相の色特徴量の度合いの変化に応じて、着目部位に誘導させることができるので、画面の一部を視覚的に認識させることができれば、色特徴量の度合いの変化に応じて、着目部位が表示されている位置を容易に認識させることができるとともに、ユーザの視認性の向上を図ることができる。
本発明に係る表示端末装置等は、視野障害者など視野の大きさに制限があるユーザであっても、自身の視野内において明るい方向又は色の濃い方向などの階調又は色相の色特徴量の度合いの変化に応じて、着目部位に誘導させることができるので、画面の一部を視覚的に認識させることができれば、色特徴量の度合いの変化に応じて、着目部位が表示されている位置を容易に認識させることができるとともに、ユーザの視認性の向上を図ることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、ユーザにより利用される通信端末装置と、当該通信端末装置とネットワークを介して接続される電子書籍提供サーバ装置と、を有する電子書籍提供システムに対し、本発明の表示端末装置、プログラム及び表示方法を適用した場合の実施形態である。
[1]電子書籍提供システム
まず、図1及び図2を用いて本実施形態における電子書籍提供システム1の構成及び概要について説明する。
まず、図1及び図2を用いて本実施形態における電子書籍提供システム1の構成及び概要について説明する。
なお、図1は、本実施形態における情報提供システム1の構成を示すシステム構成図であり、図2は、本実施形態の通信端末装置10において、着目部位が表示された場合の表示領域における背景画像の表示態様の一例を示す図である。また、図が煩雑になることを防止するために、図1においては、一部のユーザのみを示している。すなわち、実際の電子書籍提供システム1においては、図1に表示するよりも多数の通信端末装置が存在している。
本実施形態の電子書籍提供システム1は、コンテンツデータとして文章を含む電子書籍データをユーザに閲覧可能に提供するシステムであって、ユーザによって利用される通信端末装置10と、ネットワーク20と、電子書籍を管理するための電子書籍提供サーバ装置30と、を有している。
通信端末装置10は、パーソナルコンピュータ、タブレット型情報通信端末装置、スマートフォン、電子書籍リーダ等の通信端末装置であり、ネットワーク20を介して、電子書籍提供サーバ装置30から電子書籍データを取得(ダウンロード)する機能を有している。そして、通信端末装置10は、EPUB(イーパブ)等の形式にて記述された電子書籍データを表示パネルに表示させるリーダ機能を有している。
特に、通信端末装置10は、電子書籍データに基づくコンテンツなどの所定の表示を行う場合に、表示画面上におけるユーザが着目すべき着目部位からの距離に従って、色特徴量の度合い(すなわち、色特徴量の階調又は色相の度合い)を変更した背景画像を表示する構成を有している。
そして、通信端末装置10は、電子書籍データの表示中に利用可能な各種機能(ハイライト機能等)にアクセスするためのメニューボタン、その他のボタン、ポップアップ表示又は重要なお知らせなど、ユーザに認識させる表示部分を着目部位として用いるようになっている。
具体的には、本実施形態の通信端末装置10は、
(1)ユーザの入力操作を受け付け、
(2)受け付けた入力操作に応じて、表示された画面中に、ユーザが着目すべき部位を着目部位として表示画面に表示させ、
(3)特定した着目部位からの距離に従って、色特徴量の度合いを変更した背景画像を表示画面に表示させる、
表示アシスト処理を実行する構成を有している。
(1)ユーザの入力操作を受け付け、
(2)受け付けた入力操作に応じて、表示された画面中に、ユーザが着目すべき部位を着目部位として表示画面に表示させ、
(3)特定した着目部位からの距離に従って、色特徴量の度合いを変更した背景画像を表示画面に表示させる、
表示アシスト処理を実行する構成を有している。
例えば、本実施形態の通信端末装置10は、図2に示すように、特定した着目部位からの距離に従って、明度、彩度、色相、輝度及び色差などの色特徴量の度合いを変更したグラデーションの背景画像を表示画面に表示させるグラデーション表示を実行することが可能な構成を有している。
通常、視野狭窄又は視野欠損等の視野障害を持つユーザの場合には、表示領域全体を見渡すことができない場合も多く、特に、特定の表示の視認に意識が集中すると、当該表示から離れた領域の表示は、視認できなくなる場合が多い。また、その特定の表示が表示領域の端部であって、他の表示が上下又は左右反対の端部の場合には、ほとんどの場合に他の表示は、視認不能な領域に存在することとなる。
一方、視野障害などによって視野範囲が狭い場合であっても、自身の視野内において背景その他において、明度、彩度、色相、輝度及び色差などの色特徴量に相違が生じていれば、当該相違は認識することが可能であるとともに、明るい方向や色の濃い方向など当該相違に基づくグラデーション表示が為されている場合には、注視点をグラデーションに沿って移動させれば、さらに色特徴量の相違が生じているので、注視点を誘導したい方向に沿って色特徴量のグラデーションを付ければ、目的の表示まで注視点を誘導することができる。
そこで、本実施形態の通信端末装置10は、表示領域のどこの領域を視認していたとしても、視認させるべき領域に注視点を誘導させるために、着目部位からの距離に従いつつ、当該着目部位に近くなるに従って、色特徴量が明るくなる階調値に変化し、変化する当該変化した階調値に基づいて、背景画像を表示させる、又は、一の色から他の色に背景画像を表示させるようになっている。
この構成により、本実施形態の通信端末装置10は、視野障害者など視野の大きさに制限があるユーザであっても、自身の視野内において明るい方向又は色の濃い方向などの色特徴量の度合いの変化に応じて、着目部位に誘導させることができるので、画面の一部を視覚的に認識させることができれば、色特徴量の度合いの変化に応じて、着目部位に注視点を誘導させ、かつ、当該着目部位が表示されている位置を容易に認識させることができるようになっている。したがって、本実施形態の通信端末装置10は、ユーザの視認性の向上を図ることができるようになっている。
電子書籍提供サーバ装置30は、ユーザに提供可能な電子書籍に対応する電子書籍データが記録される電子書籍データベース40を有し、通信端末装置10からの要求に従い、電子書籍データを配信する。
[2]通信端末装置
次に、図3及び図4を参照しつつ、本実施形態の通信端末装置10について説明する。なお、図3は、本実施形態の通信端末装置10の構成を示すブロック図であり、図4は、当該通信端末装置10において背景画像(グラデーション)の生成原理を説明するための図である。
次に、図3及び図4を参照しつつ、本実施形態の通信端末装置10について説明する。なお、図3は、本実施形態の通信端末装置10の構成を示すブロック図であり、図4は、当該通信端末装置10において背景画像(グラデーション)の生成原理を説明するための図である。
本実施形態の通信端末装置10は、図3に示すように、ネットワーク20に通信接続される通信制御部110と、表示部130と、表示部130に対する画像の表示を制御する表示制御部140と、各種のデータが記録されるデータ記録部150と、タッチパネルなどのより構成される操作部170と、表示アシスト処理などを実行するアプリケーション実行部180と、端末管理制御部190と、を有し、上記の各部は、バスBによって相互に接続される。
通信制御部110は、所定のネットワークインターフェースであり、アプリケーション実行部180及び端末管理制御部190の制御の下、基地局BSを介してネットワーク20に接続される電子書籍提供サーバ装置30、又は、図示しない他の通信端末装置と通信回線を構築し、電子書籍提供サーバ装置30又は図示しない他の通信端末装置と種々のデータの授受を行う。
表示部130は、所定のサイズ(例えば、5インチ、W1920×H1080ピクセル)の画像表示領域を有する液晶素子又はEL(Electro Luminescence)素子のパネルによって構成され、表示制御部140において生成された描画データに基づいて所定の画像を表示する。なお、例えば、本実施形態の表示部130は、例えば、本発明の表示手段を構成する。
表示制御部140は、電子書籍データに基づいてそのコンテンツを表示部130に表示させる際に、電子書籍データに基づいて表示すべきコンテンツにマスク画像が重畳した画像を表示させるための描画データを生成して表示部130に出力する。
データ記録部150は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)やフラッシュメモリにより構成される。
また、データ記録部150は、表示アシスト処理の実行を含むユーザが電子書籍を閲覧(読書)するための電子書籍リーダアプリケーション(以下、「リーダアプリ」という。)などの各種のアプリケーションが記録されるアプリケーション記録部151と、ユーザの視野情報が記録される視野情報記録部152と、電子書籍データが記録される電子書籍データ記録部153と、表示アシスト処理を実行するために必要な各種の参照データが記録される参照データ記録部154と、ワークエリアとして用いられるRAM155と、を有している。
特に、視野情報記録部152には、事前にユーザが登録する視野情報が記録される。なお、本実施形態の視野情報の登録手法については後述する。
電子書籍データ記録部153には、電子書籍IDなどの所定の情報に対応付けて電子書籍提供サーバ装置30から取得した電子書籍データが記録される。
参照データ記録部154には、グラデーション表示を行うために、例えば、如何なる電子ディスプレイ上でも正しく色を表示したい場合に用いられるウェブセーフカラーに対応する色相環(216色)など所定の色差を持って色特徴量が異なる参照データが記録されている。なお、参照データとしては、これに限らず、明度、彩度、色相、輝度及び色差のいずれかの色特徴量であって、グラデーション表示において隣接する異なる階調を表示する際に所定の階調差を有する色特徴量が定義された参照データが記録されていればよい。
操作部170は、各種の確認ボタン、各操作指令を入力する操作ボタン、テンキー等の多数のキー、及び、表示部130上に設けられたタッチセンサなどにより構成され、各操作を行う際に用いられるようになっている。特に、操作部170は、文章データを閲覧する際に、スクロール操作、ページ送り操作(ページめくり)、その他の操作を行う際に用いられる。なお、例えば、本実施形態の操作部170は、本発明の受付手段を構成する
アプリケーション実行部180は、独立した中央演算処理装置(CPU)によって構成され、又は、端末管理制御部190の中央演算処理装置(CPU)を用いて構成されるとともに、端末管理制御部190による制御の下、リーダアプリを実行することにより、表示アシスト処理を実行する。
具体的には、アプリケーション実行部180は、リーダアプリを実行することにより、電子書籍データを取得し、そのコンテンツの表示管理を行うデータ取得管理部181と、ユーザに提示すべき着目部位を特定するための着目部位特定部183と、グラデーション表示を行うための背景画像を生成し、表示部130の背景画像の表示を制御する表示データ制御部185と、を実現する。
なお、例えば、本実施形態の表示データ制御部185は、表示制御部140とともに、本発明の表示制御手段を構成するとともに、視野情報取得手段を構成する。
データ取得管理部181は、通信制御部110と連動しつつ、ユーザの操作部170に対する入力操作に基づいて、電子書籍提供サーバ装置30から電子書籍データを取得して、電子書籍データ記録部153に記録させる。
また、データ取得管理部181は、ユーザの操作に基づく表示制御を実行するとともに、電子書籍データに基づいてそのコンテンツを表示部130に表示する際に、操作部170の操作に基づいて表示部130に表示すべき文章(コンテンツとしての該当する部分の文章)及び必要な情報の管理を行う。
着目部位特定部183は、電子書籍の閲覧中又はその他の場合に、例えば、ホームボタンなどの物理的な操作部170を介して表示部130におけるタッチ操作可能なメニューボタンなどの着目部位の表示が指示された場合に、リーダアプリまたはその他のアプリケーションによって表示された着目部位の表示位置(表示部130上の座標)を特定する。
表示データ制御部185は、リーダアプリまたはその他のアプリケーションの実行時に、受け付けた入力操作に応じて、表示部130に表示された画面中に、メニューボタンなどのユーザが着目すべき部位を着目部位として当該表示部130に表示させる。
また、表示データ制御部185は、特定された着目部位からの距離に従って、色特徴量の度合いを変更した背景画像、すなわち、グラデーション表示を行うための画像を生成し、表示制御部140と連動して、生成した背景画像を表示部130に表示させる。
特に、表示データ制御部185は、明度、彩度、色相、輝度及び色差の少なくともいずれか一つの色特徴量について、特定された着目部位からの距離に従って、当該色特徴量の度合いを変更した背景画像を生成し、生成した背景画像を表示部130に表示させる。
そして、表示データ制御部185は、特定された着目部位からの距離に従いつつ、例えば、如何なる電子ディスプレイ上でも正しく色を表示したい場合に用いられるウェブセーフカラーなどにより規定される人間によってその差が認識可能な所定の階調差を持って色特徴量の度合い、すなわち、グラデーションによる隣接する色特徴量との階調差が変化された背景画像を生成する。
また、表示データ制御部185は、色特徴量が、明度、彩度及び輝度の少なくともいずれか一つの場合には、特定された着目部位からの距離に従いつつ、色特徴量の階調値を高く又は低くすることによって、当該色特徴量の度合いを変更した背景画像を生成する。そして、表示データ制御部185は、着目部位の色特徴量の階調値が他の部分の色特徴量の階調値より最も高く又は低い背景画像を生成する。
なお、注視点の誘導としても画像が暗い方から明るい方に誘導しやすいことから、例えば、表示データ制御部185は、着目部位の背景の階調値が最も明るくする背景画像を生成し、特定された着目部位からの距離に従いつつ、色特徴量の階調値を明るくすることによって、当該色特徴量の度合いを変更した背景画像を生成することが好ましい。
一方、表示データ制御部185は、色特徴量が、色相又は色差の場合に、特定された着目部位からの距離に従いつつ、着目部位に近くなるに従って、一の色から他の色に階調値を変更することによって、色特徴量の度合いを変更した背景画像を生成する。そして、表示データ制御部185は、着目部位の階調値が一の色又は他の色の階調値となる背景画像を生成する。
なお、例えば、表示データ制御部185は、一の色として、RGB(赤、緑、青)のいずれかの色を用いるとともに、他の色として、当該一の色で選択された以外のRGBのいずれかの色を用いる。ただし、本実施形態においては、RGBの色に限らず、RGBの中間色であってもよいし、CMY(シアン、マゼンタ、黄色)やその中間色であってもよい。
具体的には、表示データ制御部185は、図4に示すように、メニューボタンなどの着目部位Zの表示部130上の表示位置(x1,y1)が特定されると、特定されたメニューボタンの表示位置と表示部130の表示領域の領域サイズに基づいて、メニューボタンの座標(x1,y1)から表示領域の最遠の領域端(x2,y2)までの長さ(基準長)Lを算出する。
そして、表示データ制御部185は、特定された着目部位からの距離Lに従って、色特徴量の度合いを変更した背景画像となるように、予め定められた距離毎に基準長を分割するとともに、参照データに基づいて、着目部位の座標(x1,y1)を中心として、かつ、分割された長さを半径として、その分割された領域毎に、所定の階調差を設けた色特徴量を設定し、隣接する階調値においては所定の階調差を設けたグラデーションのある背景画像を生成する(例えば、黒の階調値から白の階調値に色特徴量の度合いを変更したグラデーションの背景画像を生成する)。
なお、表示データ制御部185は、ユーザの視野情報に基づいて基準長Lを分割する長さを特定してもよい。例えば、表示データ制御部185は、ユーザの視野情報から注視点からの認識可能な範囲(視野円)の半径を特定し、当該半径の長さ、又は、当該半径の長さに基づいて決定した長さに基づいて、基準長Lを分割してもよい。また、グラデーションによる階調差における色特徴量の変化においては、少なくとも半径の長さを確保することができれば、グラデーションを認識することが可能であるので、この「半径の長さに基づいて決定した長さ」とは、当該半径の長さより短い長さを示す。
また、この場合には、ユーザの視野範囲内で必ず認識可能な階調差が生ずるグラデーション表示を実現する背景画像を生成することができるので、的確に着目部位(メニューボタン)にユーザの注視点を誘導することができるようになっている。
他方、表示データ制御部185は、事前に該当するユーザの視野情報を視野情報記録部152に登録する。例えば、表示データ制御部185は、上述のように、表示部130、表示制御部140及び操作部170と連動し、ユーザが指示した視野領域の範囲を指定する座標範囲の情報を、視野情報として、視野情報記録部152に記録する。
例えば、表示データ制御部185は、電子書籍データの取得前に表示部130の所定位置に、「×印」等により注視すべき座標を表示させるとともに、×の位置を注視した状態にて、視認できる領域を指でなぞらせ、その範囲を視野領域に設定して生成された視野情報を視野情報記録部152に記録する。
端末管理制御部190は、主に中央演算処理装置(CPU)によって構成されるとともに、キー入力ポート、表示制御ポート等の各種入出力ポートを含み、通信端末装置10の全般的な機能を総括的に制御する。
[3]表示アシスト処理
次に、図5を参照しつつ本実施形態の通信端末装置10において実行される表示アシスト処理の動作について説明する。なお、図5は、本実施形態の通信端末装置にて実行される表示アシスト処理を示すフローチャートである。
次に、図5を参照しつつ本実施形態の通信端末装置10において実行される表示アシスト処理の動作について説明する。なお、図5は、本実施形態の通信端末装置にて実行される表示アシスト処理を示すフローチャートである。
本動作においては、データ記録部150に、グラデーション表示を行うための参照データ及びユーザの視野情報が、予め記録済みの状態にあるものとし、既にリーダアプリが実行されて特定の電子書籍が閲覧されているものとする。
また、本動作においては、電子書籍の閲覧中に所定の操作に従って閲覧画面に重畳してポップアップ表示されるメニューボタンを着目部位として説明し、背景画像が黒から白に変化するグラデーション表示を用いて説明する。
まず、表示データ制御部185が、操作部170を介して表示部130に着目部位としてメニューボタンの表示操作を検出すると(ステップS101)、着目部位特定部183は、リーダアプリによって特定されたメニューボタンの表示部130上の表示位置(座標)を特定する(ステップS102)。
次いで、表示データ制御部185は、特定されたメニューボタンの表示位置と表示部130の表示領域の領域サイズに基づいて、メニューボタンの座標(表示位置)から表示領域の最遠の領域端までの長さ(基準長)を算出する(ステップS103)。
次いで、表示データ制御部185は、特定された着目部位からの距離に従って、予め定められた距離毎に基準長を分割するとともに、参照データに基づいて、メニューボタンの座標を中心とし、かつ、その分割された領域毎に、所定の階調差を設けた色特徴量を設定し、隣接する階調値においては所定の階調差を設けたグラデーションのある背景画像を生成する(ステップS104)。
特に、表示データ制御部185は、特定した着目部位からの距離に従いつつ、当該着目部位に近くなるに従って、色特徴量が明るくなる階調値を変化させることによって(黒から白になるように階調値を変化させることによって)色特徴量の度合いを変更した背景画像を生成する。
なお、表示データ制御部185は、ユーザの視野情報に基づいて基準長を分割する長さを特定してもよい。例えば、表示データ制御部185は、ユーザの視野情報から注視点からの認識可能な範囲(視野円)の半径を特定し、当該半径の長さ、又は、当該半径の長さに基づいて決定した長さに基づいて、基準長を分割してもよい。
次いで、表示データ制御部185は、表示制御部140と連動して表示部130の所定の表示領域に、ポップアップ表示又は強調表示などによってメニューボタンを表示させつつ、表示されている背景画像をステップS104において生成した背景画像に切り換える(ステップS105)。
次いで、表示データ制御部185は、メニューボタンへの入力(例えばタッチ入力)を検出すると(ステップS106)、メニューボタンの表示を非表示にするとともに背景画像を元の画像に切り換えて(ステップS107)本動作を終了させる。
以上、本実施形態の通信端末装置10は、例えば、メニューボタンなどの重要な画面表示となる着目部位から遠くなるに従って、色特徴量の値の度合いを大きくした背景画像を表示することができるので、表示手段の表示画面にグラデーション状の背景画像を表示することができる。
したがって、本実施形態の通信端末装置10は、例えば、着目部位に近くなるに従って、前記色特徴量が明るくなるなど、視野障害者など視野の大きさに制限があるユーザであっても、自身の視野内において明るい方向又は色の濃い方向などの色特徴量の度合いの変化に応じて、着目部位に誘導させることができるので、画面の一部を視覚的に認識させることができれば、色特徴量の度合いの変化に応じて、着目部位が表示されている位置を容易に認識させることができるとともに、ユーザの視認性の向上を図ることができる。
[4]変形例
[4.1]変形例1
上記実施形態においては、電子書籍提供サーバ装置30から取得した電子書籍の閲覧時に表示アシスト処理を実行するようにしているが、電子書籍の閲覧に限らず、メニュー操作や通信端末装置10の各種の設定操作、webブラウジングを行っている時の操作、及び、電子メールの閲覧又はその操作など、表示画面を用いるものについて適用可能である。
[4.1]変形例1
上記実施形態においては、電子書籍提供サーバ装置30から取得した電子書籍の閲覧時に表示アシスト処理を実行するようにしているが、電子書籍の閲覧に限らず、メニュー操作や通信端末装置10の各種の設定操作、webブラウジングを行っている時の操作、及び、電子メールの閲覧又はその操作など、表示画面を用いるものについて適用可能である。
[4.2]変形例2
また、上記実施形態においては、メニューボタンなどの単一の着目部位を用いた場合の背景画像について説明したが、表示データ制御部185は、二個以上のボタンその他の着目部位に注視点を誘導する背景画像を生成してもよい。この場合には、例えば、各ボタンに各々異なる色特徴量を割り当てて表示部130の表示領域に基づいて各ボタンまでのグラデーションを有する背景画像を生成する。
また、上記実施形態においては、メニューボタンなどの単一の着目部位を用いた場合の背景画像について説明したが、表示データ制御部185は、二個以上のボタンその他の着目部位に注視点を誘導する背景画像を生成してもよい。この場合には、例えば、各ボタンに各々異なる色特徴量を割り当てて表示部130の表示領域に基づいて各ボタンまでのグラデーションを有する背景画像を生成する。
例えば、表示領域上の最上部の右端と左端にボタンが着目部位の場合には、右側を「赤」、左側を「青」に設定して、パネル下側に行くに従い、暗くするとともに上部右端から左端に向かって、徐々に「赤」から「青」にグラデーションを付けるようにすればよい。
ただし、この構成とする場合には、マニュアル等により、事前にどのボタンに何色が割り当てられるのかをユーザに提示する必要がある。
1 … 電子書籍提供システム
10 … 通信端末装置
30 … 電子書籍提供サーバ装置
40 … 電子書籍データベース
110 … 通信制御部
130 … 表示部
140 … 表示制御部
150 … 記録部
151 … アプリケーション記録部
152 … 視野情報記録部
153 … 電子書籍データ記録部
154 … 参照データ記録部
155 … RAM
170 … 操作部
180 … アプリケーション実行部
181 … データ取得管理部
183 … 着目部位特定部
185 … 表示データ制御部
170 … 端末管理制御部
10 … 通信端末装置
30 … 電子書籍提供サーバ装置
40 … 電子書籍データベース
110 … 通信制御部
130 … 表示部
140 … 表示制御部
150 … 記録部
151 … アプリケーション記録部
152 … 視野情報記録部
153 … 電子書籍データ記録部
154 … 参照データ記録部
155 … RAM
170 … 操作部
180 … アプリケーション実行部
181 … データ取得管理部
183 … 着目部位特定部
185 … 表示データ制御部
170 … 端末管理制御部
Claims (11)
- 表示手段と、
ユーザの入力操作を受け付ける受付手段と、
前記受け付けた入力操作に応じて、前記表示手段に表示された画面中に、ユーザが着目すべき部位を着目部位として表示手段に表示させる表示制御手段と、
を備え、
前記表示制御手段が、前記特定された着目部位からの距離に従って、色特徴量の度合いを変更した背景画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする表示端末装置。 - 請求項1に記載の表示端末装置において、
前記色特徴量には、明度、彩度、色相、輝度及び色差の少なくともいずれか一つが含まれる、表示端末装置。 - 請求項2に記載の表示端末装置において、
前記色特徴量が、明度、彩度及び輝度の少なくともいずれか一つが含まれる場合に、
前記表示制御手段が、前記特定された着目部位からの距離に従いつつ、前記着目部位に近くなるに従って、前記色特徴量の階調値を高く又は低くすることによって、当該色特徴量の度合いを変更した前記背景画像を前記表示手段に表示させる、表示端末装置。 - 請求項3に記載の表示端末装置において、
前記表示制御手段が、前記着目部位の色特徴量の階調値が他の部分の色特徴量の階調値より最も高く又は低い前記背景画像を前記表示手段に表示させる、表示端末装置。 - 請求項3又は4に記載の表示端末装置において、
前記表示制御手段が、前記着目部位に近くなるに従って、前記色特徴量の階調値を明るくする前記背景画像を前記表示手段に表示させる、表示端末装置。 - 請求項2に記載の表示端末装置において、
前記色特徴量が、色相又は色差の場合に、
前記表示制御手段が、前記特定された着目部位からの距離に従いつつ、前記着目部位に近くなるに従って、一の色から他の色に階調値を変更することによって、前記色特徴量の度合いを変更した前記背景画像を前記表示手段に表示させる、表示端末装置。 - 請求項6に記載の表示端末装置において、
前記表示制御手段が、前記着目部位の階調値が前記一の色又は他の色の階調値となる前記背景画像を前記表示手段に表示させる、表示端末装置。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載の表示端末装置において、
ユーザの視野領域を示す視野情報を取得する視野情報取得手段を更に有し、
前記表示制御手段が、前記視野領域内にて、前記色特徴量における認識可能な階調差が生ずるとともに、前記特定された着目部位からの距離に従って、前記色特徴量の度合いを変更した前記背景画像を前記表示手段に表示させる、表示端末装置。 - 請求項1〜8のいずれか1項に記載の表示端末装置において、
前記表示制御手段が、前記特定された着目部位からの距離に従いつつ、所定の階調差を持って色特徴量の度合いが変化する前記背景画像を前記表示手段に表示させる、表示端末装置。 - コンピュータを、
ユーザの入力操作を受け付ける受付手段、及び、
前記受け付けた入力操作に応じて、前記表示手段に表示された画面中に、ユーザが着目すべき部位を着目部位として表示手段に表示させる表示制御手段、
として機能させ、
前記特定された着目部位からの距離に従って、色特徴量の度合いを変更した背景画像を前記表示手段に表示させることを特徴とするプログラム。 - ユーザの入力操作を受け付けするステップと、
前記受け付けた入力操作に応じて、前記表示手段に表示された画面中に、ユーザが着目すべき部位を着目部位として表示手段に表示させるステップと、
を含み、
前記特定された着目部位からの距離に従って、色特徴量の度合いを変更した背景画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする表示方法。
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JP2014116190A JP2015230560A (ja) | 2014-06-04 | 2014-06-04 | 表示端末装置、プログラム、及び、表示方法 |
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- 2014-06-04 JP JP2014116190A patent/JP2015230560A/ja active Pending
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