JP2015199425A - センタピラーレス車両のドアロック構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係るセンタピラーレス車両のドアロック構造は、車室のドア開口部の下辺を構成するロッカレール20に設けられた被連結部材32と、ドア15の回動自由端側の下部に設けられ、被連結部材32と連結、連結解除可能に構成された連結部材40とを備え、被連結部材32は、筒状に形成されたロッカレール20の内部に設けられており、ロッカレール20には、ドア15が閉じられる際に、そのドア15の連結部材40が通過できる開口23xが形成されている。
【選択図】図4
Description
請求項1の発明は、車室のドア開口部の下辺を構成するロッカレールに設けられた被連結部材と、ドアの回動自由端側の下部に設けられ、前記被連結部材と連結、連結解除可能に構成された連結部材とを備えるセンタピラーレス車両のドアロック構造であって、前記被連結部材は、筒状に形成された前記ロッカレールの内部に設けられており、前記ロッカレールには、前記ドアが閉じられる際に、そのドアの連結部材が通過できる開口が形成されていることを特徴とする。
以下、図1から図7に基づいて本発明の実施形態1に係るセンタピラーレス車両のドアロック構造の説明を行う。ここで、本実施形態に係るセンタピラーレス車両は、車両の左右側面に広いドア開口部を備え、そのドア開口部がフロントドアと、後側の観音開きのスイングドア及びスライドドアとにより開閉される構成の車両である。また、本実施形態に係るドアロック構造は、フロントドアを閉じたときにそのフロントドアの下側後部をドア開口部の周縁にロックする機構である。ここで、図中における前後左右及び上下は、車両の前後左右及び上下に対応している。
本実施形態に係るセンタピラーレス車両のドアロック構造について説明する前にセンタピラーレス車両10の概要について説明する。
ロッカレール20は、ドア開口部10hの下辺を構成する筒状部材であり、図1に示すように、フロントピラー12とリヤピラー14間で車両前後方向に延びるように設けられている。ロッカレール20は、図4の断面図に示すように、断面略コ字形に折り曲げ成形された板材であるロッカインナ22とロッカアウタ23とを備えている。また、ロッカレール20は、ロッカインナ22とロッカアウタ23間で縦向きに配置されて、そのロッカレール20の変形を抑制するシェアパネル24と、ロッカアウタ23の表面を覆う装飾用のアウタパネル26を備えている。
フロントドア15の下側のドアロック30dは、図3、図4に示すように、ロッカレール20の内部、即ち、開口23xの内側に設けられたストライカ32、及び受け部材50と、フロントドア15の回動自由端側の下部に設けられ、ストライカ32と連結、連結解除可能に構成されたロック機構40とから構成されている。
ストライカ32は、図2に示すように、ストライカシャフト34とブラケット36とから構成されている。ストライカシャフト34は、左右方向に延びる上下の横棒部34u,34dと、それらの横棒部34u,34dの先端側をつなぐ縦棒部34wとにより略コ字形に形成されている。そして、ストライカシャフト34の上下の横棒部34u,34dの基端部が、図4に示すように、フランジ状のブラケット36によってロッカレール20のシェアパネル24に取付けられている。ストライカ32は、ストライカシャフト34の縦棒部34wの位置に、図3、図4に示すように、フロントドア15のロック機構40が連結されるように構成されている。即ち、前記ストライカ32が本発明の被連結部材に相当する。
フロントドア15のインナパネル15eの下部には、図4に示すように、断面角形の切り欠き状に形成された窪み部15kが車両前後方向に延びるように形成されている。そして、前記フロントドア15が閉じられる際、前記窪み部15kに対してロッカレール20のアウタパネル26(ロッカアウタ23)が相対的に入り込むように構成されている。フロントドア15の窪み部15kには、ロッカレール20の開口23x(ストライカ32)に対応する位置にロック機構40が取付けられている。そして、フロントドア15が閉じられる際、ロック機構40の先端部分が、図3に示すように、ロッカレール20の開口23x内に挿入されるようになっている。
受け部材50は、フロントドア15に対して側面衝突荷重が加わって前記フロントドア15が室内側に入り込もうとする際、ロック機構40のケース部41が掛かるように構成された門形架台である。受け部材50は、図6、図7等に示すように、前側縦壁部52と、後側縦壁部53と、前後の縦壁部52,53の上部をつなぐ梁状の受け本体部54とから構成されている。受け部材50の前側縦壁部52は、図2に示すように、ロッカレール20の開口23xの前側でロッカアウタ23とシェアパネル24とにより構成される筒状空間を横断するように設置されている。そして、前側縦壁部52は、周囲に形成されたフランジ部52fがロッカアウタ23の内壁面に溶接等により固定されている。また、受け部材50の後側縦壁部53は、ロッカレール20の開口23xの後側で、同じく、ロッカアウタ23とシェアパネル24とにより構成される筒状空間を横断するように設置されている。後縦壁部52も周囲のフランジ部52fがロッカアウタ23の内壁面にスポット溶接等により固定されている。
フロントドア15の下側のドアロック30dのロック状態を解除するには、フロントドア15に設けられたロック解除操作部(図示省略)を操作する。これにより、フロントドア15側のロック機構40のロック解除レバー(図示省略)がロック爪45をバネ力に抗してロック解除方向に回動させる。これにより、ロック爪45とフック43との係合が外れ、前記フック43はバネ力でロック解除位置まで戻される。これにより、ロッカレール20側のストライカ32とロック機構40のフック43との係合状態が解除される。即ち、ドアロック30dのロック状態が解除される。なお、下側のドアロック30dのロック解除と連動して上側のドアロック30uのロック状態が解除される。これにより、フロントドア15を開放できるようなる。
本実施形態に係るドアロック構造によると、ストライカ32(被連結部材)はロッカレール20の内部に取付けられている。このため、フロントドア15のロック機構40(連結部材)の高さ位置に合わせてストライカ32の高さ位置を調整する際に、ロッカレール20の外形を変える必要がなくなる。したがって、ロッカレール20の断面の外形を車両前後方向において一定にすることができ、ロッカレール20の強度が部分的に低下しない。また、ロッカレール20の見栄えが低下することもない。
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、ロッカレール20側にストライカ32を設け、フロントドア15側にロック機構40を設ける例を示した。しかし、ロッカレール20側にロック機構40を設け、フロントドア15側にストライカ32を設けることも可能である。
15・・・・フロントドア
20・・・・ロッカレール
23x・・・開口
24・・・・シェアパネル
32・・・・ストライカ(被連結部材)
40・・・・ロック機構(連結部材)
41・・・・ケース部
50・・・・受け部材
Claims (4)
- 車室のドア開口部の下辺を構成するロッカレールに設けられた被連結部材と、ドアの回動自由端側の下部に設けられ、前記被連結部材と連結、連結解除可能に構成された連結部材とを備えるセンタピラーレス車両のドアロック構造であって、
前記被連結部材は、筒状に形成された前記ロッカレールの内部に設けられており、
前記ロッカレールには、前記ドアが閉じられる際に、そのドアの連結部材が通過できる開口が形成されていることを特徴とするセンタピラーレス車両のドアロック構造。 - 請求項1に記載されたセンタピラーレス車両のドアロック構造であって、
前記ロッカレールの断面の外形は、そのロッカレールの長手方向両端部を除く部分が長手方向において一定であることを特徴とするセンタピラーレス車両のドアロック構造。 - 請求項1又は請求項2のいずれかに記載されたセンタピラーレス車両のドアロック構造であって、
前記ロッカレールの内部には、前記被連結部材と連結した前記ドアの連結部材の上側に配置される受け部材が設けられており、衝突荷重を受けてドアが車室内側に移動しようとする際、前記連結部材のケース部が前記受け部材と係合できるように構成されていることを特徴とするセンタピラーレス車両のドアロック構造。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載されたセンタピラーレス車両のドアロック構造であって、
前記ロッカレールの内部には、そのロッカレールの変形を抑制するためシェアパネルが前記ロッカパネルの内部空間を横断するように設けられており、前記シェアパネルに前記被連結部材が取付けられていることを特徴とするセンタピラーレス車両のドアロック構造。
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