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JP2015195801A - パンツ型の着用物品 - Google Patents

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賢一 笹山
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守 大尾
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Abstract

【課題】サイズ調整が可能であって、体液の横漏れを防止することができるパンツ型の着用物品の提供。【解決手段】着用物品(10)は、前後ウエスト域(13)(14)のうちのいずれか一方のウエスト域に位置するサイズ調整手段(12)を含み、前記サイズ調整手段は、シャーシ(11)の非肌対向面側に固定され、前記一方のウエスト域の前記横方向における中央部側に位置する固定部(53)と、前記固定部の前記横方向の外側に位置する一対の自由部(54)とを含み、前記自由部は、前記シャーシの前記非肌対向面に止着可能な止着域(56)と、前記固定部及び前記止着域の間に位置し、弾性的に伸縮可能な弾性部(58)とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、パンツ型の着用物品に関し、より詳しくは、サイズ調整可能な手段を含む使い捨て失禁パンツ、使い捨てのトイレット・トレーニングパンツ、使い捨ておむつ等のパンツ型の着用物品に関する。
従来、ウエスト寸法等を調整するためのサイズ調整手段を含むパンツ型の着用物品は公知である。例えば、特許文献1には、パンツ型の着用物品において、パンツ型のシャーシのウエスト域に固定された固定部と、シャーシの非肌対向面に止着可能な止着域を有する自由部とを有する弾性的に非伸縮なサイズ調整手段を含む着用物品が開示されている。
特開2008−80026号公報
特許文献1に開示された着用物品においては、ウエスト開口及びレッグ開口の伸長応力が比較的に低く設定されており、着用時にレッグ開口及びウエスト開口を容易に拡げて着用者が脚を挿し入れることができ、且つ、着用後に、サイズ調整手段によって着用物品のウエスト周りを狭くして着用者の身体にフィットさせることができる。しかし、開口部の伸長応力が低く設定されており、サイズ調整手段によって長さ調整された部分では、シャーシが縮められて開口部の収縮力が一層低下してしまう。そのため、例えば、起立状態及び横臥状態のように、着用者の姿勢が変化すると、身体と開口部との間に体液の漏れの原因となるような隙間が生じやすくなっていた。特に横臥状態では、着用物品と着用者の鼠蹊部との間にかかる隙間が形成され易いといえる。
そこで、本発明の目的は、従来の技術の改良であって、サイズ調整が可能であって、体液の横漏れを防止することができるパンツ型の着用物品の提供にある。
上記課題を達成するために、本発明が対象とするのは、縦方向及び横方向と、肌対向面及びその反対側に位置する非肌対向面と、前ウエスト域と、後ウエスト域と、前記前後ウエスト域間に位置するクロッチ域とを有するシャーシと、前記前後ウエスト域のうちのいずれか一方のウエスト域に位置するサイズ調整手段と、前記前後ウエスト域の両側縁部を連結するシーム部によって画成されるウエスト開口及び一対のレッグ開口とを有するパンツ型の着用物品である。
本発明は、上記着用物品において、前記サイズ調整手段は、前記シャーシの前記非肌対向面側に固定され、前記一方のウエスト域の前記横方向における中央部側に位置する固定部と、前記固定部の前記横方向の外側に位置する一対の自由部とを含み、前記自由部は、前記シャーシの前記非肌対向面に止着可能な止着域と、前記固定部及び前記止着域の間に位置し、弾性的に伸縮可能な弾性部とを有することを特徴する。
本発明に係るパンツ型の着用物品によれば、固定部と、止着域を有する一対の自由部とを含むサイズ調整手段によって、着用物品のサイズ調整が可能である。また、一対の自由部は固定部の横方向の外側に位置し、且つ、固定部と止着部との間に弾性的に伸縮可能な弾性部を有しているため、サイズ調整をした後、弾性部の収縮力によって開口部を着用者にフィットさせることができる。更に、着用者が横臥状態であっても、一対の弾性部によってシャーシの中央部を横方向に引張って拡げた状態で着用者の鼠蹊部にフィットさせることができ、体液の横漏れを防止することができる。
図面は、本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
本発明に係るパンツ型の着用物品の一例として示すパンツ型の使い捨ておむつの正面図。 各弾性体の最大伸長時(弾性材料の収縮作用によるギャザーがなくなる程度)まで縦方向及び横方向に伸展したおむつの展開平面図。 おむつの一部破断分解斜視図。 図2で示す、一点鎖線IVで囲んだ領域を裏面側から見た一部破断部分拡大図。 図4のV−V線に沿う模式的断面図。 (a)サイズ調整手段によるサイズ調整をする前のおむつの着用状態の様子を示す図。(b)サイズ調整手段の使用状態の様子を示す図。 おむつの製造工程の一部を示す図。 おむつの他の実施形態を示す図4と同様の図。 図8のIX−IX線に沿う模式的断面図。 おむつの更に他の実施形態を示す正面図。
<第1実施形態>
下記の実施の形態は、図1〜6に示すパンツ型の着用物品に関し、発明の不可欠な構成ばかりではなく、選択的及び好ましい構成を含む。図2,4及び5において、後述する各弾性体は、その収縮力に抗して横方向X及び縦方向Yへの収縮力によるギャザーが無くなる程度にまで伸長された状態にある。
図1〜3を参照すると、本発明の第1実施形態に係るパンツ型の着用物品の一例である使い捨ておむつ10は、その幅寸法を二等分する縦中心線P及びその長さ寸法を二等分する横中心線Qと、縦中心線Pに沿う縦方向Y及び横中心線Qに沿う横方向Xとを有し、肌対向面及びその反対側に位置する非肌対向面とを有するシャーシ11と、シャーシ11の非肌対向面に配置されたサイズ調整バンド(サイズ調整手段)12とを含む。
<シャーシ>
シャーシ11は、縦中心線Pに関して対称に形成されており、前ウエスト域13と、後ウエスト域14と、前後ウエスト域13,14の間に位置するクロッチ域15とを有し、前後ウエスト域13,14を画成するウエスト周り方向へ延びる環状の弾性ウエストパネルと、クロッチ域15から前後ウエスト域13,14へ延び、弾性ウエストパネルの肌対向面側に取り付けられた吸液性パネル17とを含む。本実施形態において、サイズ調整バンド12は、シャーシ11の前ウエスト域13に配置されている。但し、後記の本願発明の効果を奏する限りにおいて、前ウエスト域13ではなく後ウエスト域14に配置されていてもよい。
<弾性ウエストパネル>
図2を参照すると、弾性ウエストパネルは、前ウエスト域14に位置する前ウエストパネル18と、後ウエスト域14に位置する後ウエストパネル19とを含む。前後ウエストパネル18,19は、吸液性パネル17の前後端部17A,17Bと交差し、横方向Xへ延びる中間内端縁18a,19aと、縦方向Yにおいて中間内端縁18a,19aと離間対向して横方向Xへ延びる外端縁18b,19bと、外端縁18b,19bから縦方向Yへ延びる両外側縁18c,19cと、両外側縁18c,19cと中間内端縁18a,19aとをつなぐ凹曲状の両内側縁18d,19dとによって、略台形状に形成される。前後ウエストパネル18,19は、それぞれ、横方向Xにおいて吸液性パネル17が配置される中央部20A,21Aと、吸液性パネル17の横方向X外側に位置する両側部20B,21Bとを有する。前ウエストパネル18の両外側縁18cと後ウエストパネル19の両外側縁19cとは、互いに重ね合わされて、縦方向Yへ断続的に延びるシーム部22によって連結されることによってウエスト開口23及び一対のレッグ開口24が画定される。シーム部22では、熱又は超音波によるエンボス加工によって互いに重なり合うシートが融着される。本実施形態において、前後ウエスト域13,14は、シーム部22によってその両側縁部が連結されるものである。
図3を参照すると、前後ウエストパネル18,19は、肌対向面側に位置する内層シート30,31と、着衣対向面側に位置する外層シート32,33と、横方向Xへ延びる複数条のストリング状又はストランド状の弾性材料から形成され、内外層シート30,31,32,33の間においてホットメルト接着剤を介して伸長状態で収縮可能に取り付けられた前後ウエスト弾性体34,35とを有し、後ウエストパネル19は、更に、臀部弾性体36を有する。臀部弾性体36は、後ウエスト域14からクロッチ域15に亘ってレッグ開口縁部に沿って延びる複数条のストリング状又はストランド状の弾性材料から形成され、内外層シート30,31,32,33の間においてホットメルト接着剤を介して伸長状態で収縮可能に取り付けられる。
図2を参照すると、前ウエストパネル18は、ウエスト開口縁側において横方向Xへ延びる前上方ウエスト弾性域37Aと、前ウエスト域13のクロッチ域15側において横方向Xへ延びる前下方ウエスト弾性域(第1ウエスト弾性域)37Bとを有する。前上方ウエスト弾性域37Aは、吸液性パネル17の縦方向Y外側に位置し、両外側縁18c間を連続して延びる複数条の前ウエスト弾性体34が配置される。前下方ウエスト弾性域37Bに配置される複数条の前ウエスト弾性体34は、横方向Xにおいて吸液性パネル17と重なり、平面視において吸液性パネル17と重なる部位には、前ウエスト弾性体34が配置されていない非弾性域が形成される。
後ウエストパネル19は、ウエスト開口縁側において横方向Xへ延びる後上方ウエスト弾性域38Aと、後ウエスト域14のクロッチ域15側において横方向Xへ延びる後下方ウエスト弾性域(第2ウエスト弾性域)38Bと、クロッチ域15に位置する臀部弾性域38Cとを有する。後上方ウエスト弾性域38Aは、吸液性パネル17の縦方向Y外側に位置し、両外側縁19c間を連続して延びる複数条の後ウエスト弾性体35が配置される。後下方ウエスト弾性域38Bには、複数条の後ウエスト弾性体35と、後ウエスト域14に位置する複数条の臀部弾性体36の一部とが配置される。後下方ウエスト弾性域38Bに配置される後ウエスト弾性体35は、横方向Xにおいて吸液性パネル17と重なり、平面視において吸液性パネル17と重なる部位には、後ウエスト弾性体35が配置されていない非弾性域が形成される。臀部弾性域38Cはクロッチ域15に位置し、複数条の臀部弾性体36が配置され、平面視において吸液性パネル17が重なる部位には、臀部弾性体36が配置されていない非弾性域が形成される。前後ウエスト域13,14に位置する各非弾性域は、その両側に位置する弾性域を構成するウエスト弾性体が切断又は除去されていることのほかに、その収縮力が実質的に発現しないような態様で一部が配置されている場合を含む。
前後ウエストパネル18,19を構成する各種のシート、すなわち、内外層シート30,31,32,33は、質量約15〜30g/mの疎水性のスパンボンド不織布またはSMS(スパンボンド・メルトブローン・スパンボンド)繊維布、プラスチックフィルム又はそれら不織布の少なくとも一つとのラミネートシート等から形成することができる。互いに積層されたシートは、少なくともいずれか一方の内面に間欠的に塗布されたホットメルト接着剤公知の接合手段によって接合される。
前後ウエスト弾性体34,35及び臀部弾性体36は、繊度が約350〜1250dtexであって、収縮または弛緩された状態から約1.8〜3.5倍に伸長されたストリング状またはストランド状の弾性材料から形成することができる。但し、各弾性体の繊度や伸長倍率は所要の収縮力や伸長応力に応じて適宜変更することができる。前後ウエスト域13,14に前後ウエスト弾性体34,35が配置されることによって、その外面には複数のギャザー40が形成され、全体としてギャザーリングされている。
<吸液性パネル>
図2を参照すると、吸液性パネル17は、縦長の略矩形状であって、前ウエストパネル18の肌対向面と連結された前端部17Aと、後ウエストパネル19の肌対向面と連結された後端部17Bと、前後端部17A,17B間において縦方向Yへ延び、クロッチ域15の一部を形成する中間部17Cとを有する。
図2及び図3を参照すると、吸液性パネル17は、透液性の身体側ライナ47とそれに身体側が被覆された吸収体とを有する吸液構造体41と、吸収体の着衣対向面側に位置する疎水性の被覆シート42とを含む。身体側ライナ47は、例えば、質量約15〜25g/mの親水化処理されたスパンボンド繊維不織布、SMS繊維不織布等から形成することができる。吸収体は、フラッフ木材パルプや超吸収性ポリマー粒子等の吸収性・離散材料から形成された吸液性コア48と、吸液性コア48全体を包被する質量約10〜20g/mのティッシュペーパ等から形成された透液性のコアラップシート(図示せず)とを有する。被覆シート42は、質量約10〜20g/mの疎水性のSMS繊維不織布やスパンボンド不織布等から形成される。被覆シート42と吸液構造体41との間には、質量約10〜25g/mの通気性を有するプラスチックフィルムから形成された防漏シート43が配置される。吸液構造体41の両側部は、内方に向かって折り曲げられており、縦方向Yへ延びる複数条のストランド状又はストリング状のレッグ弾性体44が伸長状態で収縮可能に取り付けられる。
被覆シート42の両側部は、内方へ向かって折り曲げられて、その前後端部が接合部45を介して吸液構造体41上に固定されている。両側部には、縦方向Yへ延びる、繊度が約400〜800dtexであって、収縮または弛緩された状態から約2.0〜3.0倍に伸長された複数条のストリング状又はストランド状の弾性材料から形成されたカフ弾性体46が配置される。おむつ10の着用状態において、両側部は、カフ弾性体46の収縮作用によって着用者の身体側へ起立するバリアカフを形成する。
<サイズ調整バンド>
図1及び図3〜5を参照すると、サイズ調整バンド12は、シャーシ11の非肌対向面と対向する内面51及びその反対側の外面52と、互いに直交する長さ方向R及び幅方向Sと、長さ方向Rにおいて互いに対向する一対の外端縁12a,12bと、外端縁12a,12b間を長さ方向Rに沿って延びる両側縁12c,12dとによって画定された略矩形の帯状を有する。サイズ調整バンド12は、前ウエスト域13の中央部20Aにおいてシャーシ11の非肌対向面に接合部60を介して固定される固定部53と、固定部53から外端縁12a,12b側へ延びる一対の自由部54とを有する。サイズ調整バンド12は、縦軸Pに関して対称に形成されており、図4及び図5においては、サイズ調整バンド12の横方向Xにおける一方側に位置する固定部53及び自由部54に関してのみ説明しているが、他方側に位置する固定部53及び自由部54についても同様の構成を有する。本実施形態において、固定部53は一対の自由部54を連結する連続したシート部材から構成されているが、例えば、サイズ調整バンド12を形成するシート部材が中央部20Aで分離しており、横方向Xに離間する一対の固定部53及び自由部54からなる構成であってもよい。
自由部54は、固定部53に連接された、その長さ方向R(本実施形態における横方向X)に弾性的に伸縮可能な弾性部58と、弾性部58から外端縁12a,12b側へ延びる摘持部57(外端部54a)とを有する。弾性部58は、固定部53と摘持部57との間において、少なくとも一部が弾性的に伸縮可能であればよく、全体が弾性的に伸縮しない構成であってもよい。固定部53及び自由部54は、長さ方向Rに一連に延びてサイズ調整バンド12の外形をなす、単数又は複数のシート部材から形成された帯状シート64と、帯状シート64に取り付けられて弾性部58に弾性を付与するバンド弾性体63とを有する。本実施形態において、帯状シート64は、シャーシ11の非肌対向面に対向する内面シート61と、内面シート61の外面と対向して位置する外面シート62とから構成されており、両シート61,62はそれらの互いに対向する面のいずれか一方に塗布されたホットメルト接着剤(図示せず)を介して接合される。本実施形態において、「弾性部58」とは、バンド弾性体63の配置された領域を意味し、その収縮力が作用する領域を意味するものではない。したがって、弾性部58の両側縁はサイズ調整バンド12の両側縁12c,12dよりも内方へ位置しており、弾性部58の幅寸法W3は、サイズ調整バンド12の幅寸法W2よりも小さくなっている。
帯状シート64を構成する内外面シート61,62は、公知の繊維不織布、例えば、質量が約10〜40g/m、好ましくは、約15〜30g/mのスパンボンド繊維不織布、SMS繊維不織布やエアースルー繊維不織布から形成される。バンド弾性体63は、長さ方向Rへ延びる、繊度が約400〜1200dtexであって、収縮又は弛緩した状態から約1.5〜3.0倍に伸長された複数条のストリング状又はストランド状の弾性材料から形成される。但し、各弾性体の繊度や伸長倍率は所要の収縮力や伸長応力に応じて適宜変更することができる。本実施形態において、バンド弾性体63は固定部53の一部に実質的に収縮力を発現しない態様で配置されているとともに、自由部54の外端部54aにおいてバンド弾性体63は実質的に収縮力を発現しない態様で配置されており、外端部54aは非弾性を有する。なお、バンド弾性体63は固定部53や外端部54aに配置されていない構成とすることもできる。また、バンド弾性体63は、帯状の弾性シートから形成してもよいし、帯状シート64を弾性シートで形成し、固定部53及び摘持部57において非弾性化処理してもよい。
摘持部57における帯状シート64には、比較的に剛性の高い繊維不織布又はプラスチックフィルムから形成されたタブシート57aが配置されており、タブシート57aの外面(前ウエスト域13と対向する面)には、止着域56が配置される。タブシート57aは、摘持部57が他の領域と識別できるように着色することができる。止着域56は、前後ウエスト域13,14の外面を形成する外層シート32,33又はそれらの外面に配置された受止部(メカニカルファスナのループ群)に止着可能なメカニカルファスナのフック群を有する。止着域56は、メカニカルファスナのフック群のほかに、感圧性接着剤から形成することもできる。
サイズ調整バンド12の長さ寸法(横方向Xの寸法)L1は約500〜600mmであって、シャーシ11の前ウエスト域13における横方向Xの寸法W1とほぼ等しく形成される。また、前ウエスト域13の幅寸法(縦方向Yの寸法)L2は約150〜250mmであり、サイズ調整バンド12の幅寸法(縦方向Yの寸法)W2は約20〜100mmである。なお、サイズ調整バンド12の長さ寸法L1は、シャーシ11の寸法W1よりも長く又は短く形成することもできる。
図4を参照すると、止着域56は、サイズ調整バンド12の両側縁12c,12d間において縦方向Yへ延びており、その幅寸法はサイズ調整バンド12の幅寸法W2と同じである。したがって、止着域56の幅寸法は、両側縁12c,12dから内方へ離間して位置する弾性部58の幅寸法W3よりも大きく、その両端縁56a,56bは弾性部58の両側縁58a,58bよりも幅方向Sの外側に位置している。このように、弾性部58の両側縁58a,58bよりも止着域56の両端縁56a,56bが幅方向Sの外側に位置することによって、サイズ調整バンド12の使用中に、両側縁12c,12dが弾性部58の収縮作用によって捲れ上がるのを抑制することができる。
止着域56は、おむつ10をパッケージから取り出した状態において、前ウエスト域13を形成するシャーシ11の非肌対向面に止着されていることが好ましい。また、おむつ10の製造工程中において、止着域56又は摘持部57が位置する部分をシャーシ11の非肌対向面にヒートシール等によって予め仮止めしてもよい。図5を参照すると、おむつ10は摘持部57において接合部位59を介してシャーシ11に仮止めされている。このように止着域56や摘持部57を止着又は仮止めすることによって、サイズ調整バンド12の未使用時に、止着域56が着用者の身体に触れて刺激を与えたりする虞をなくし、また、おむつ10の搬送中にサイズ調整バンド12が捲れることを防止することができる。また、摘持部57に比較的に剛性の高いタブシート57aが配置されていることによって、摘持部57を摘持する際に操作し易く、タブシート57aが配置されていない場合に比べて操作性に優れる。さらに、自由部54の外端部54aにおいては、バンド弾性体63が実質的に収縮力を発現しない状態で配置されていることから、摘持部57は非弾性を有する。したがって、サイズ調整バンド12を引っ張って止着域56を後ウエスト域14又はクロッチ域15の外面に止着した状態において、止着域56にバンド弾性体63の収縮力、すなわち、止着域56を剥離しようとする力(前方へ向かう力)が直接的に作用することはなく、摘持部57が弾性を有する場合に比して、安定的に止着される。
図6(a),(b)を参照すると、例えば、細身の着用者であって、着用者の胴周り及び/又は脚周りがおむつ10の対応する各寸法よりもひと回り小さい場合において、サイズ調整バンド12を使用するときには、まず、おむつ10の側縁とサイズ調整バンド12の外端縁12a,12bとの間に指を差し入れて摘持部57を摘んで止着域56による止着を解除するように、おむつ10の外方へ向かって引っ張る(図5の仮想線参照)。次に、摘持部57を摘持して引っ張った状態のまま、すなわち、弾性部58を伸長させた状態を維持して止着域56を後ウエスト域14(又はクロッチ域15)へ向かって引っ張ってその外面に止着する。このように、サイズ調整バンド12を後方へ引っ張ったときに、固定部53の位置する吸液性コア48の前端部が後方へ引き寄せられて、前ウエスト域13の両側部20Bが縮められる。すなわち、剛性の比較的に高い吸液性コア48が後方へ引き寄せられた状態で止着域56が後ウエスト域14に止着されるので、比較的に剛性の弱い両側部20Bの一部が寄せ集められて、その横方向Xの寸法が小さくなる。それによって、おむつ10のウエスト周りの寸法が小さくなって、ひと回り小さな着用者の胴回りにフィットされる。また、サイズ調整バンド12を引っ張って弾性部58の弾性力が効いた状態で後ウエスト域14に止着させることにより、吸液性コア48の位置する中央部20Aを強い力で後方へ引き寄せて身体に安定的にフィットさせることができる。
また、サイズ調整バンド12が、前ウエスト域13のうちのクロッチ域15側に配置されていることから、吸液性コア48の位置する中央部20Aが後方へ引き寄せられることによって、レッグ開口24の寸法も縮められて、着用者の身体にフィットされる。
かかる状態において、サイズ調整バンドの自由部が弾性を有していない場合には、着用者の姿勢が変化したときに、止着域による止着が解除されてウエスト開口縁部やレッグ開口縁部に隙間が生じ、特に着用者が横臥状態になったときには、レッグ開口から体液の横漏れを生じるおそれがある。本発明に係るおむつ10では、サイズ調整バンド12の自由部54が弾性を有することによって、着用者の姿勢の変化によって生じる、止着域56による止着を解除しようとする力やサイズ調整バンド12自体を変形させようとする力(捩れや折曲を生じさせる力)を吸収し、着用中に姿勢が変化しても開口縁部を身体にフィットさせた状態を維持することができる。また、自由部54のうちの比較的に広い範囲に弾性部58が位置することによって、前下方ウエスト弾性域37B及び後下方ウエスト弾性域38Bと協働して、おむつ10の身体に対するフィット性を向上させることができる。
また、サイズ調整バンド12の固定部53が吸液性コア48の両側縁部上に位置し、サイズ調整バンド12を後方へ引っ張ったときに吸液性コア48の両側縁部が身体に押し当てられた状態のまま横方向Xへ拡げられるので、吸液性コア48にその吸液性を低下させるようなギャザーが形成されていたとしてもそれが引き延ばされて、吸液面積が拡がって吸液性を向上させることができる。特に、サイズ調整バンド12は、一対の自由部54が固定部53を中心として互いに逆方向に延びているため、両側部20Bに位置する一対の自由部54を互いに逆向き(左右)に引っ張って、固定部53の位置する吸液性コア48の両側縁部が左右に引っ張られるので、一方側縁部のみが後方へ引っ張る場合に比して、より吸液性コア48全体を横方向Xへ拡げることができる。
かかる効果を奏するために、サイズ調整バンド12は前ウエスト域13においてレッグ開口24側に配置されることが好ましく、その側縁12dが前ウエスト域13の下端縁(両内側縁18d)と近接又は重なるように配置されることがさらに好ましい。既述のとおり、サイズ調整バンド12がレッグ開口24側に配置されることによって、レッグ開口縁部を着用者の身体にフィットさせやすくなり、レッグ開口24からの横漏れを防ぐことができ、特に、側縁12dが前ウエスト域13の下端縁と近接又は重なるように位置することによって、サイズ調整バンド12がレッグ開口24により近接し、レッグ開口24とサイズ調整バンド12との間に位置するシャーシ11のフリル状の部分を含めて、レッグ開口縁部全体を身体によりフィットさせることができるからである。
また、サイズ調整バンド12の止着域56が後ウエスト域14の外面に止着された状態において、止着域56の位置する後ウエスト域14の両側部21Bには、弾性部58の収縮作用によって前方へ向かう力が作用するので、後ウエスト域14の中央部21Aに位置する吸液性コア48の後端部全体が横方向Xへ拡げられて、その吸液性能を維持、向上させることができる。さらに、止着域56が吸液性コア48の後端部の両側縁と平面視において重なって位置する場合には、後端部が身体に向かって押し当てられるので、後端部の位置ずれを抑制することができる。
サイズ調整バンド12の弾性部58の長さ方向R、すなわち横方向Xにおける伸長応力N1は、前下方ウエスト弾性域37Bの横方向Xにおける伸長応力N2よりも高く設定されていることが好ましい。また、おむつ10の着用状態において前下方ウエスト弾性域37Bと(前後に)対向する後下方ウエスト弾性域38Bの横方向Xにおける伸長応力N3は、前下方ウエスト弾性域37Bのそれよりも高く設定されていることが好ましい。具体的には、弾性部58の伸長応力N1は、2.0〜3.5Nであり、前下方ウエスト弾性域37Bの伸長応力N2は、0.3〜0.7Nであり、後下方ウエスト弾性域38Bの伸長応力N3は1.2〜2.6Nに形成される。弾性部58の伸長応力N1と後下方ウエスト弾性域38Bの伸長応力は、同程度に設定されることが好ましく、伸長応力N1,N3の差が0.1〜1.0Nであることが好ましい。伸長応力N1と伸長応力N2との相関関係において、相対的に伸長応力N2が低く設定されていることによって、おむつ10を着用するときにレッグ開口24が比較的に大きく形成されて脚を通し易くなる一方、伸長応力N2よりも高い伸長応力N1を有する弾性部58が前下方ウエスト弾性域37Bとともにレッグ開口縁部を身体にフィットさせるので、よりフィット性を向上させることができる。また、両側部20Bにおいて、前ウエスト域13の弾性域による伸長応力と後ウエスト域14における伸長応力N3とにおいて大きな応力差がある場合、例えば、前側が後側よりも高い伸長応力を有しておむつ10が前側へ引っ張られた態様になる場合には、シーム部22の位置するおむつ10の両側縁部が前側へ偏倚し、おむつ10全体が位置ずれを生じるおそれがある。したがって、少なくとも弾性部58の伸長応力N1と後下方ウエスト弾性域38Bの伸長応力N3を同程度に設定することで、前後におけるウエスト周りの伸長応力のバランスを保ち、安定した着用感を得ることができる。
通常のサイズ調整可能な止着テープを備えた着用物品において、止着テープが弾性を有しない場合には、その外面にギャザーが形成されることはない。したがって、各ウエスト弾性体によって複数のギャザーが形成されているシャーシの外面上に位置することによって外観上の統一感が損なわれ、かつ、止着テープの存在によって、下着ではなく使い捨てのおむつであることが容易に認識される。本実施形態に係るおむつ10は、サイズ調整バンド12の外面に弾性部58によるギャザーが複数形成されるので、おむつ10全体が外観上の統一感を有する。特に、弾性部58においてウエスト弾性体と同様に複数条のストリング状又はストランド状の弾性体が配置されていることによって、弾性シートが配置されている場合に比して、より外観上の統一感を得ることができる。このように、おむつ10全体が外観上の統一感を有することによって、より下着らしいパンツ型の着用物品を着用しているという満足感が得られ、よりアクティブに生活するための精神的なサポートをする役割を果たし得る。
図7は、第1実施形態にかかるおむつ10の製造工程の一部であって、複数のシャーシ11の基材となる複合パネル100が機械方向MDへ搬送される。複合パネル100は、前ウエストパネル18の基材となる第1複合パネル101と、後ウエストパネル19の基材となる第2複合パネル102とを有し、第1及び第2複合パネル101,102の内部には前後ウエスト弾性体34,35に相当する連続弾性体105が配設されている。複合パネル100の内面には、吸液性パネル17が機械方向MDに断続的に配置されている。連続弾性体105は、吸液性パネル17と重なる領域において非接合状態に形成し、おむつ10の縦軸Pに対応する位置で連続弾性体105を切断してカットバックすることにより、吸液構造体41と重なる部位に非収縮領域が形成されている。第1及び第2複合パネル101,102は、隣接する吸液性パネル17の離間距離を二等分する切断ライン108を挟み、交差方向CDへ延びる一対の接合部位(シーム部22)107を介して接合される。連続弾性体105は、一対の接合部位107間において第1及び第2複合パネル101,102に対し、接合状態又は非接合状態にすることができる。
かかる複合パネル100において、第1複合パネル101の外面に、サイズ調整バンド12の内外面シート61,62の基材となる連続バンド103を機械方向MDにおいて連続的に配置する。連続バンド103は、吸液性パネル17と重なる部位において第1複合パネル101と接合する。連続バンド103の内部には、バンド弾性体63に相当する連続バンド弾性体104を配置し、吸液性パネル17と重なる領域において非接合状態に形成し、おむつ10の縦軸Pに対応する位置で連続バンド弾性体104を切断してカットバックすることにより、吸液構造体41と重なる部位に非収縮領域が形成されている。また、連続バンド103の内面には、切断ライン108を中心として摘持部57を形成するシート部材を機械方向MDに断続的に配置し、該シート部材の内面には切断ライン108の両側に一対の止着域56を配置している。最後に、複合パネル100及び連続バンド103を切断ライン108に沿って切断して個々のおむつ10を製造する。サイズ調整バンド12は、止着域56においておむつ本体に止着されるとともに、切断ライン108において切断するときに、おむつ本体の両側縁の一部と熱融着して仮止めされる。
このように、シャーシ11の基材となる複合パネル100に機械方向MDに搬送しながら連続バンド103を取り付け、一度のカットでサイズ調整バンド12を備えたおむつ10を連続的に製造することができるので、製造された個々のおむつ本体に、別途に製造したサイズ調整バンド12を取り付ける場合に比して簡易に製造することができる。また、シャーシ11及びサイズ調整バンド12を機械方向MD、すなわち横方向Xに伸長させた最大伸長時において、サイズ調整バンド12の外端縁12aは前後ウエスト域13,14の両外側縁18c,19cと互いに重なって仮止めされており、仮止めした状態でおむつ10をパッケージすることができる。かかるおむつ10では、パッケージから取り出した状態において、サイズ調整バンド12の外端縁12aが前後ウエスト域13,14の両外側縁18c,19cよりも外側へ位置して、着用時に外端縁12aが着用者の身体に触れて刺激を与えたりするおそれはない。また、サイズ調整バンド12の外端縁12aがおむつ本体に仮止めされていなくても、止着域56をおむつ本体に止着した状態で搬送、パッケージすることによって、同様の効果を得ることができる。
図7において拡大図T1は、一対の接合部位107間において、連続弾性体105が第1及び第2複合パネル101,102にホットメルト接着剤を介して接合された場合における、おむつ10の側縁部の状態を示し、拡大図T2は、一対の接合部位107間において、連続弾性体105が第1及び第2複合パネル101,102に接合されていない場合における、おむつ10の側縁部の状態を示す。
拡大図T1を参照すると、一対の接合部位107間において、連続弾性体105が第1及び第2複合パネル101,102にホットメルト接着剤を介して接合されている場合、おむつ10は、前後ウエスト域13,14において、シーム部22の横方向X外側に位置する部分に前後ウエスト弾性体34,35によって皺が形成される。かかるおむつ10では、サイズ調整バンド12を使用するときに、おむつ10の側縁とサイズ調整バンド12の外端縁12a,12bとの間に指を差し入れて摘持部57を摘まみやすくすることができる。
拡大図T2を参照すると、一対の接合部位107間において、連続弾性体105が第1及び第2複合パネル101,102に接合されていない場合、連続弾性体105は、切断ライン108に対応する位置で切断されてカットバックすることにより、おむつ10は、前後ウエスト域13,14において、シーム部22の横方向X外側に位置する部分が弾性的に非伸縮に形成される。かかるおむつ10では、シーム部22の横方向X外側に位置する部分が、非伸縮に形成されたサイズ調整バンド12の摘持部57と外観上の統一感を有し、サイズ調整バンド12の存在がはっきり視認されることがなく、一見してサイズ調整バンド12付きのおむつ10として認識されることはない。
<伸長応力の測定方法>
弾性部58の伸長応力N1は、インストロン ジャパン カンパニーリミテッド社製の引張試験機(INSTRON 型式:5564)を用い、引張速度を100mm/minに設定して、以下の方法で測定した。サイズ調整バンド12の一方の自由部54及び固定部53をおむつ10から切り取って、固定部53と弾性部58及び弾性部58と摘持部57の境界にそれぞれ縦方向Yに延びる標線を記入する。標線内の弾性部58がチャック間に位置するように標線に沿って固定部53及び摘持部57を一対のチャックで把持し、試片の最大伸長時(弾性材料の収縮作用によるギャザーがなくなる程度)の長さを測定する。測定後の試片を弛緩状態で24時間、20度の環境下で放置した後、一対のチャックで最大伸長時の85%の長さまで伸長させ、その後、最大伸長時の70%の状態まで収縮させて、70%の状態における単位幅(10mm幅)あたりの応力を測定した。前後下方ウエスト弾性域37B,38Bの伸長応力N2,N3についても同様に測定した。なお、前後下方ウエスト弾性域37B,38Bでは、サイズ調整バンド12の試片と平面視において重なる部位(着用状態の前後方向において重なる部位)を切り取って試片とし、標線内の弾性部58と平面視において重なる部位がチャック間に位置するように該試片を一対のチャックで把持して測定した。
<第2実施形態>
図8は、本願の第1実施形態に係る図4と同様の一部拡大図であり、図9は、図8のIX−IX線に沿う模式的断面図である。本実施形態に係るおむつ10は、第1実施形態にかかるそれと基本的構成が同一であるので、相違する点についてのみ以下に説明する。
本実施形態におけるサイズ調整バンド12は、固定部53と一対の自由部54とを含み、固定部53及び自由部54は、複数のシート部材から形成された帯状シート80を有する。帯状シート80は、弾性的に非伸縮な非弾性シート81と、少なくとも長さ方向Rに弾性的に伸長可能な弾性シート82と、を有する。非弾性シート81は、サイズ調整バンド12の外面を形成し、公知の繊維不織布、例えば、質量が約10〜40g/mのスパンボンド繊維不織布、SMS繊維不織布やエアースルー繊維不織布から形成される。弾性シート82は、シャーシ11の非肌対向面に対向しており、エラストマー繊維を含む伸縮性繊維不織布によって形成され、伸長した状態で非弾性シート81に取り付けられる。
自由部54は、固定部53に連接された、その長さ方向R(本実施形態における横方向X)に弾性的に伸縮可能な弾性部58と、弾性部58から外端縁12a,12b側へ延びる摘持部57(外端部54a)とを有する。弾性部58は、固定部53と摘持部57との間において、少なくとも一部が弾性的に伸縮可能であればよく、全体が弾性的に伸縮しない構成であってもよい。本実施形態において、弾性シート82は固定部53及び自由部54に配置され、固定部53及び摘持部57において非弾性化処理されているが、少なくとも弾性部58に配置されていればよい。
自由部54の長さ方向Rにおける外端部54aには、止着域56と、摘持部57とが形成され、摘持部57では、弾性シート82に比較的に剛性の高い繊維不織布又はプラスチックフィルムから形成されたタブシート57aが接合されており、自由部54における止着域56の非存在領域と比べて剛性が高く、弾性的に非伸縮に形成されている。なお、タブシート57aに替えて、弾性シート82の摘持部57に、例えばエンボス・デボス加工による加圧処理又は加圧加熱処理を施し、摘持部57の縦方向Y及び/又は横方向Xにおける曲げ剛性を止着域56の非存在領域よりも高くしてもよい。本実施形態において、固定部53は一対の自由部54を連結する連続したシート部材から構成されているが、例えば、サイズ調整バンド12を形成するシート部材が中央部20Aで分離しており、横方向Xに離間する一対の固定部53及び自由部54からなる構成であってもよい。
第2実施形態におけるおむつ10では、弾性シート82の収縮によって非弾性シート81に細かい皺が形成されるので、サイズ調整バンド12の外面が柔らかな肌触りとなり、その外観は下着のような風合いを呈する。また、サイズ調整バンド12の存在が目立たなくなり、より下着らしい印象を着用者に与えることができる。
<第3実施形態>
図10は、第3実施形態におけるおむつ10の正面図である。本実施形態に係るおむつ10は、第1実施形態にかかるそれと基本的構成が同一であるので、相違する点についてのみ以下に説明する。
本実施形態に係るおむつ10は、横方向Xに離間した一対のサイズ調整バンド(サイズ調整手段)112を備える。各サイズ調整バンド112は、長さ方向Rにおいて離間対向する外端縁112a及び内端縁112bと、幅方向Sにおいて離間対向する両側縁112c,112dと、シャーシ11に固定された固定部153と、固定部153から長さ方向Rへ延出する自由部154とを有する。各サイズ調整バンド112は、その長さ方向Rが縦方向Y及び横方向Xと交差するようにそれらに対して斜めに配置される。固定部153は、それぞれ、平面視において吸液性コア48の両側縁部と重なって位置する。したがって、他の実施形態と同様に、サイズ調整バンド112を使用することによって、前ウエスト域13の中央部20Aが横方向Xの外側に引っ張られ、吸液性コア48が拡げられた状態でおむつ10を着用者の身体にフィットさせることができる。また、本実施形態のように、サイズ調整バンド112を吸液性コア48の両側縁に対して斜めに配置した場合であっても、それを前ウエスト域13のレッグ開口24側に配置することによって、止着域56を後ウエスト域14又はクロッチ域15に止着したときに、レッグ開口24の外周寸法を小さくして、レッグ開口縁部を着用者の身体に密接させることができる。
本発明の着用物品10を構成する各構成材料には、特に記述がなされている場合を除き、この種の分野において通常用いられている、各種の公知の材料を制限なく用いることができる。また、前後ウエスト域13,14が別体のシート部材から構成されたものではなく、前後ウエスト域13,14とクロッチ域15とが一体に形成されていてもよい。具体的には、内外層シート30,31,32,33が、おむつ10の外形をなす略砂時計状の一枚のシート部材から形成されていてもよい。また、明細書及び特許請求の範囲において、「第1」及び「第2」の用語は、同様の要素、位置等を単に区別するために用いられる。
以上に記載した本発明に関する開示は、少なくとも下記の事項に整理することができる。
縦方向Y及び横方向Xと、肌対向面及びその反対側に位置する非肌対向面と、前ウエスト域13と、後ウエスト域14と、前後ウエスト域13,14間に位置するクロッチ域15とを有するシャーシ11と、前後ウエスト域13,14のうちのいずれか一方のウエスト域13に位置するサイズ調整バンド12と、前後ウエスト域13,14の両側縁部を連結するシーム部22によって画成されるウエスト開口23及び一対のレッグ開口24とを含むパンツ型のおむつ10において、サイズ調整バンド12は、シャーシ11の非肌対向面側に固定され、一方のウエスト域13の横方向Xにおける中央部20A側に位置する固定部53と、固定部53の横方向Xの外側に位置する一対の自由部54とを含み、自由部54は、シャーシ11の非肌対向面に止着可能な止着域56と、固定部53及び止着域56の間に位置し、弾性的に伸縮可能な弾性部58とを有する。
上記段落0053に開示した本発明は、少なくとも下記の実施の態様を含むことができる。
(1)シャーシ11は、クロッチ域15から前後ウエスト域13,14へ延びる吸液性パネル17を含み、固定部53は、平面視において吸液性パネル17と重なって位置する。
(2)シャーシ11は、クロッチ域15から前後ウエスト域13,14へ延びる防漏シート43を含み、固定部53は、平面視において防漏シート43と重なって位置する。
(3)クロッチ域15から前後ウエスト域13,14へ延びる吸液性コア48をさらに含み、固定部53は、平面視において吸液性コア48と重なって位置する。
(4)サイズ調整バンド12は、横方向Xに延びる一対の側縁12c,12dを有し、一対の側縁12c,12dのうち、クロッチ域15側の側縁12dが、一方のウエスト域13の下端縁(両内側縁18d)と近接又は重なるように配置される。
(5)一方のウエスト域13は、固定部53とシーム部22との間に位置して横方向Xに弾性的に伸縮可能な前下方ウエスト弾性域37Bを有し、サイズ調整バンド12の弾性部58の横方向Xにおける伸長応力は、前下方ウエスト弾性域37Bの横方向Xにおける伸長応力よりも高い。
(6)他方のウエスト域14は、前下方ウエスト弾性域37Bと着用状態において対向する後下方ウエスト弾性域38Bを有し、前下方ウエスト弾性域37Bの横方向Xにおける伸長応力は、後下方ウエスト弾性域38Bの横方向Xにおける伸長応力よりも低い。
(7)サイズ調整バンド12は、長さ方向Rと、長さ方向Rに直交する幅方向Sとを有し、止着域56の幅方向Sの寸法は、弾性部58の幅方向Sの寸法よりも大きい。
(8)サイズ調整バンド12は、自由部58の外端部54aが弾性的に非伸縮である。
(9)固定部53は、一対の自由部54を連結するシート部材からなり、シャーシ11及びサイズ調整バンド12を横方向Xに伸長させた状態の最大伸長時において、自由部54の外端縁12a,12bは、一方のウエスト域13の両側縁部の側縁(両外側縁18c,18d)に一致する。
(10)止着域56は、他方のウエスト域14におけるシャーシ11の非肌対向面に止着可能である。
(11)自由部54の外端部54aには、弾性部58と比べて剛性の高い摘持部57が形成される。
(12)弾性部58は、弾性シートで形成される。
(13)前後ウエスト域13,14においてシーム部22よりも横方向Xの外側に位置する部分は、弾性的に非伸縮である。
(14)サイズ調整バンド12の止着域56が一方のウエスト域13の非肌対向面に止着された状態でパッケージされる。
10 使い捨てのパンツ型おむつ(パンツ型の着用物品)
11 シャーシ
12,112 サイズ調整バンド(サイズ調整手段)
13 前ウエスト域
14 後ウエスト域
15 クロッチ域
22 シーム部
48 吸液性コア
53,153 固定部
54,154 自由部
54a 外端部
56 止着域
57 摘持部
58 弾性部
R 長さ方向
S 幅方向
X 横方向
Y 縦方向

Claims (15)

  1. 縦方向及び横方向と、肌対向面及びその反対側に位置する非肌対向面と、前ウエスト域と、後ウエスト域と、前記前後ウエスト域間に位置するクロッチ域とを有するシャーシと、前記前後ウエスト域のうちのいずれか一方のウエスト域に位置するサイズ調整手段と、前記前後ウエスト域の両側縁部を連結するシーム部によって画成されるウエスト開口及び一対のレッグ開口とを含むパンツ型の着用物品において、
    前記サイズ調整手段は、前記シャーシの前記非肌対向面側に固定され、前記一方のウエスト域の前記横方向における中央部側に位置する固定部と、前記固定部の前記横方向の外側に位置する一対の自由部とを含み、
    前記自由部は、前記シャーシの前記非肌対向面に止着可能な止着域と、前記固定部及び前記止着域の間に位置し、弾性的に伸縮可能な弾性部とを有することを特徴する前記着用物品。
  2. 前記シャーシは、前記クロッチ域から前記前後ウエスト域へ延びる吸液性パネルを含み、前記固定部は、平面視において前記吸液性パネルと重なって位置する請求項1記載の着用物品。
  3. 前記シャーシは、前記クロッチ域から前記前後ウエスト域へ延びる防漏シートを含み、前記固定部は、平面視において前記防漏シートと重なって位置する請求項1又は2記載の着用物品。
  4. 前記クロッチ域から前記前後ウエスト域へ延びる吸液性コアをさらに含み、前記固定部は、平面視において前記吸液性コアと重なって位置する請求項1〜3のいずれかに記載の着用物品。
  5. 前記サイズ調整手段は、前記横方向に延びる一対の側縁を有し、前記一対の側縁のうち、前記クロッチ域側の側縁が、前記一方のウエスト域の下端縁と近接又は重なるように配置される請求項1〜4のいずれかに記載の着用物品。
  6. 前記一方のウエスト域は、前記固定部と前記シーム部との間に位置して前記横方向に弾性的に伸縮可能な第1ウエスト弾性域を有し、
    前記サイズ調整手段の前記弾性部の前記横方向における伸長応力は、前記第1ウエスト弾性域の前記横方向における伸長応力よりも高い請求項1〜5のいずれかに記載の着用物品。
  7. 他方のウエスト域は、前記第1ウエスト弾性域と着用状態において対向する第2ウエスト弾性域を有し、前記第1ウエスト弾性域の前記横方向における伸長応力は、前記第2ウエスト弾性域の前記横方向における伸長応力よりも低い請求項6に記載の着用物品。
  8. 前記サイズ調整手段は、長さ方向と、前記長さ方向に直交する幅方向とを有し、前記止着域の前記幅方向の寸法は、前記弾性部の前記幅方向の寸法よりも大きい請求項1〜7のいずれかに記載の着用物品。
  9. 前記サイズ調整手段は、前記自由部の外端部が弾性的に非伸縮である請求項1〜8のいずれかに記載の着用物品。
  10. 前記固定部は、一対の前記自由部を連結するシート部材からなり、前記シャーシ及び前記サイズ調整手段を前記横方向に伸長させた状態の最大伸長時において、前記自由部の外端縁は、前記一方のウエスト域の前記両側縁部の側縁に一致する請求項1〜9のいずれかに記載の着用物品。
  11. 前記止着域は、他方のウエスト域における前記シャーシの前記非肌対向面に止着可能である請求項1〜10のいずれかに記載の着用物品。
  12. 前記自由部の外端部には、前記弾性部と比べて剛性の高い摘持部が形成される請求項1〜11のいずれかに記載の着用物品。
  13. 前記弾性部は、弾性シートで形成される請求項1〜12のいずれかに記載の着用物品。
  14. 前記前後ウエスト域において前記シーム部よりも前記横方向の外側に位置する部分は、弾性的に非伸縮である請求項1〜13のいずれかに記載の着用物品。
  15. 前記サイズ調整手段の前記止着域が前記一方のウエスト域の前記非肌対向面に止着された状態でパッケージされる請求項1〜14のいずれかに記載の着用物品。
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