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JP2015192393A - 映像信号処理装置、映像信号処理方法およびプログラム - Google Patents

映像信号処理装置、映像信号処理方法およびプログラム Download PDF

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JP2015192393A JP2014069756A JP2014069756A JP2015192393A JP 2015192393 A JP2015192393 A JP 2015192393A JP 2014069756 A JP2014069756 A JP 2014069756A JP 2014069756 A JP2014069756 A JP 2014069756A JP 2015192393 A JP2015192393 A JP 2015192393A
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Sohei Okada
壮平 岡田
義章 西出
Yoshiaki Nishide
義章 西出
幸裕 木下
Yukihiro Kinoshita
幸裕 木下
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Abstract

【課題】映像信号に含まれるフリッカ成分を良好に取り除く。【解決手段】この映像信号処理装置は、映像信号をフレームの単位で積分する積分部と、積分部により得た積分値に含まれる、光源の周波数に応じたフリッカ成分を抽出し、追従しながら積分値に含まれるフリッカ成分を低減する第1のフリッカ補正部と、第1のフリッカ補正部による積分値の補正結果を用いて、フリッカ成分のない基準画を生成し、この基準画をもとに映像信号のフリッカ補正を行う第2のフリッカ補正部とを具備する。【選択図】図1

Description

本技術は、映像信号のフリッカを補正する映像信号処理装置、映像信号処理方法およびプログラムに関する。
イメージセンサは面単位、若しくはライン単位で電荷の蓄積タイミングが異なる。一般的に、面単位で電荷の蓄積タイミングを合わせる方式をグローバルシャッタ方式と呼び、ライン単位で電荷の蓄積タイミングを合わせる方式をローリングシャッタ方式と呼ぶ。これまでイメージセンサではグローバルシャッタ方式を採用したCCDイメージセンサが主流であったが、近年、CCDイメージセンサより消費電力が小さく、部品点数も少なく安価に生産できるCMOSイメージセンサが注目されている。このCMOSイメージセンサは構造的な問題によりローリングシャッタ方式を採用している場合が多い。どちらの方式でも、点滅を繰り返す光源の下で撮影した場合は、センサでの電荷蓄積タイミングの違いにより、面全体に明暗の違い(面フリッカ)やライン毎による明暗の違い(ラインフリッカ)が現れる。
フリッカを補正する技術としては、レベル変化に強い手法として、フリッカの位相および振幅を近似する正弦波などの波形を生成し、この波形を用いて映像信号のフリッカを補正する方式(特許文献1参照)が知られている。また、レベル変化には弱いが補正精度の高い手法として、フリッカの周期の整数倍のフレームについて、フレーム単位の画素の値の積分値の加算平均を算出することによって、フリッカ成分の取り除かれた基準画を生成し、この基準画を用いて映像信号のフリッカ補正を行う方式も知られている(特許文献2参照)。
特開2007−295200号公報 特開2000−324365号公報
しかしながら、かかるいずれの方法にも一長一短があり、映像信号から、より良好にフリッカ成分を取り除く手段としては不十分であることが指摘されている。
以上のような事情に鑑み、本技術の目的は、映像信号に含まれるフリッカ成分を良好に取り除くことのできる映像信号処理装置、映像信号処理方法およびプログラムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本技術に係る一形態の映像信号処理装置は、映像信号をフレームの単位で積分する積分部と、前記積分部により得た前記積分値に含まれる、光源の周波数に応じたフリッカ成分を抽出し、追従しながら前記積分値に含まれるフリッカ成分を低減する第1のフリッカ補正部と、前記第1のフリッカ補正部による前記積分値の補正結果を用いて、フリッカ成分のない基準画を生成し、この基準画をもとに前記映像信号のフリッカ補正を行う第2のフリッカ補正部とを具備する。
本技術に係る一形態の映像信号処理装置は、連続するフレーム間での有意なレベル変化を検出するレベル変化検出部をさらに具備し、前記第2のフリッカ補正部は、前記光源の電源周波数およびフレームレートに依存して決められる所定のフレーム数分保持可能な記憶部をさらに具備し、前記レベル変化が検出されないとき、前記記憶部に保持された最新の所定のフレーム数分の積分値の平均を算出することによって前記基準画を生成するものであってよい。
前記第2のフリッカ補正部は、前記レベル変化が検出されたとき、前記第1のフリッカ補正部より出力された積分値を前記基準画として用いて前記映像信号のフリッカ補正を行うものであってよい。
また、第2のフリッカ補正部は、レベル変化が検出されたとき、前記第1のフリッカ補正部より出力された積分値を前記基準画として用いて前記映像信号のフリッカ補正を行うものであってよい。
前記レベル変化検出部は、前記第1のフリッカ補正部により補正された前記積分値をもとに前記レベル変化を検出するものであってよい。
本技術に係る別の形態の映像信号処理装置は、映像信号をラインの単位で積分する積分部と、前記積分部により得た前記ライン毎の積分値に含まれる、光源の周波数に応じたフリッカ成分を抽出し、追従しながら前記ライン毎の積分値に含まれるフリッカ成分を低減する第1のフリッカ補正部と、前記第1のフリッカ補正部による前記ライン毎の積分値の補正結果を用いて、フリッカ成分のない基準画を生成し、この基準画をもとに前記映像信号のフリッカ補正を行う第2のフリッカ補正部とを具備する。
また、上記の課題を解決するために、本技術に係る別の形態である映像信号処理方法は、積分部が、映像信号をフレームの単位で積分し、第1のフリッカ補正部が、前記積分部により得た前記積分値に含まれる、光源の周波数に応じたフリッカ成分を抽出し、追従しながら前記積分値に含まれるフリッカ成分を低減し、第2のフリッカ補正部が、前記第1のフリッカ補正部による前記積分値の補正結果を用いて、フリッカ成分のない基準画を生成し、この基準画をもとに前記映像信号のフリッカ補正を行う。
また、上記の課題を解決するために、本技術に係る別の形態である映像信号処理方法は、積分部が、映像信号をラインの単位で積分し、第1のフリッカ補正部が、前記積分部により得た前記ライン毎の積分値に含まれる、光源の周波数に応じたフリッカ成分を抽出し、追従しながら前記ライン毎の積分値に含まれるフリッカ成分を低減し、第2のフリッカ補正部が、前記第1のフリッカ補正部による前記ライン毎の積分値の補正結果を用いて、フリッカ成分のない基準画を生成し、この基準画をもとに前記映像信号のフリッカ補正を行う。
本技術に係る別の形態であるプログラムは、映像信号をフレームの単位で積分する積分部と、前記積分部により得た前記積分値に含まれる、光源の周波数に応じたフリッカ成分を抽出し、追従しながら前記積分値に含まれるフリッカ成分を低減する第1のフリッカ補正部と、前記第1のフリッカ補正部による前記積分値の補正結果を用いて、フリッカ成分のない基準画を生成し、この基準画をもとに前記映像信号のフリッカ補正を行う第2のフリッカ補正部としてコンピュータを機能させるものである。
さらに、本技術に係る別の形態であるプログラムは、映像信号をラインの単位で積分する積分部と、前記積分部により得た前記ライン毎の積分値に含まれる、光源の周波数に応じたフリッカ成分を抽出し、追従しながら前記ライン毎の積分値に含まれるフリッカ成分を低減する第1のフリッカ補正部と、前記第1のフリッカ補正部による前記ライン毎の積分値の補正結果を用いて、フリッカ成分のない基準画を生成し、この基準画をもとに前記映像信号のフリッカ補正を行う第2のフリッカ補正部としてコンピュータを機能させるものである。
以上のように、本技術によれば、映像信号に含まれるフリッカ成分を良好に取り除くことができる。
本技術に係る第1の実施形態のフリッカ補正装置の構成を示すブロック図である。 図1のフリッカ補正装置の動作を示すフローチャートである。 波形近似フリッカ補正による補正残りの原理を説明するための図である。 基準画フリッカ補正のレベル変化前後の特性を示す図である。 本技術に係る第2の実施形態のフリッカ補正装置の構成を示すブロック図である。 図5のフリッカ補正装置の動作を示すフローチャートである。
以下、本技術に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。
<第1の実施形態>
まず、本技術に係る映像信号処理装置を、グローバルシャッタ方式に対応するフリッカ補正装置に適用した場合の実施形態を説明する。
図1はこのフリッカ補正装置1の構成を示すブロック図である。
このフリッカ補正装置1は、画像積分部11、第1のメモリ12、波形近似フリッカ補正部13、基準画フリッカ補正部14、およびレベル変化検出部15を備える。
画像積分部11は、入力された映像信号10のフレーム単位の画素の輝度値などの値を積分する。
第1のメモリ12は、画像積分部11によって得られた、現フレーム(Nフレーム)に対して1フレーム前のフレーム(N−1フレーム)の積分値を保持する。
波形近似フリッカ補正部13は、フリッカの位相および振幅を近似する正弦波などの波形を生成し、この波形を用いて画像積分部11の出力である積分値を補正することによって一次のフリッカ補正を行う。ここで、一次のフリッカ補正は、実際の映像信号に対するフリッカ補正ではなく、フレーム単位の積分値に対してフリッカ成分の除去を行うことを言う。
基準画フリッカ補正部14は、フリッカの周期の整数倍のフレームについて、波形近似フリッカ補正部13にて補正されたフレーム単位の積分値、あるいは複数のフレーム分の積分値の加算平均を、フリッカ成分のさらに取り除かれた基準画として生成する。基準画フリッカ補正部14は、この基準画と画像積分部11の出力である積分値をもとに映像信号に対するフリッカ補正を行う。
基準画フリッカ補正部14は、レベル変化検出部15によりレベル変化点(フレーム)が検出されたことの通知を受けると、波形近似フリッカ補正部13にて補正されたフレーム単位の積分値を基準画として生成し、この基準画を用いて映像信号の二次のフリッカ補正を行う。
レベル変化検出部15は、波形近似フリッカ補正部13にて補正された、NフレームおよびN−1フレームの各々の積分値の差分などをもとに、例えば映像の大きな動き(変化)などに起因した大きなレベルの変化点(フレーム)を検出する。レベル変化検出部15は、大きなレベルの変化点(フレーム)を検出すると、レベルの変化点を示す信号を基準画フリッカ補正部14に通知する。
次に、上記の波形近似フリッカ補正部13、基準画フリッカ補正部14、およびレベル変化検出部15の構成の詳細を説明する。
[波形近似フリッカ補正部13]
この実施形態で採用される波形近似フリッカ補正部13は、積分値に含まれる、光源の周波数に応じたフリッカ成分を抽出し、追従しながら積分値に含まれるフリッカ成分を低減する方式として、フリッカの位相および振幅を近似する正弦波などの波形を生成し、この波形を用いて画像積分部11の出力である積分値を補正する方式の一例である。このような波形近似フリッカ補正部13は、様々なものが既に知られているが、一例として次のようなものがある。
この波形近似フリッカ補正部13は、補正波アドレス算出部131、位相誤差検出部132、振幅誤差検出部133、第1のフリッカ補正部134を備える。
補正波アドレス算出部131は、Nフレームに対応する補正波のアドレスを電源周波数とフレームレート21と1つ前のフレーム(N−1フレーム)の補正結果から計算する。
位相誤差検出部132は、次のように補正波の位相と映像信号のフリッカ成分の位相との誤差を算出するものである。
位相誤差検出部132は、補正波アドレス算出部131により算出された補正波のアドレスをそれぞれプラス方向及びマイナス方向へずらした各アドレスを算出し、各々のアドレスをもとに2つのフリッカ補正データをそれぞれ算出する。
位相誤差検出部132は、算出された2つのフリッカ補正データについて各々、そのフリッカ補正データと、第1のフリッカ補正部134によって補正されたN−1フレームの積分値から各画素の補正値を算出し、補正されたN−1フレームの映像信号に各画素の補正値(フリッカ成分)を加算する。
位相誤差検出部132は、フリッカ成分が加算されることによって補正されたN−1フレームの各画素の値をフレーム単位で積分し、この積分値とNフレームの積分値との差分データを生成する。そして位相誤差検出部132は、プラス側にずらしたアドレスをマイナス側にずらしたアドレスとで、差分データの値が小さい方に位相をずらすことを指示する位相誤差信号を第1のフリッカ補正部134に出力する。
すなわち、位相誤差検出部132は、補正波のアドレスをプラスとマイナスのどちらにずらしたほうがより正しいフリッカを予測しているかを判断し、正しいフリッカが予測されたプラスかマイナスのいずれかの位相誤差信号を第1のフリッカ補正部134に与える。
以上の処理がフレーム毎に繰り返されることによって、補正波の位相が実際の映像信号に含まれるフリッカ成分の位相に次第に合せられて行く。
振幅誤差検出部133は、次のように補正波の振幅と映像信号のフリッカ成分の振幅との誤差を算出するものである。
振幅誤差検出部133は、補正波アドレス算出部131により算出された補正波のアドレスをもとにフリッカ補正データを算出する。また、振幅誤差検出部133は、フリッカ振幅信号を増幅させた信号およびフリッカ振幅信号を減衰させた信号をそれぞれ生成し、各々の信号を上記のフリッカ補正データに乗算して、フリッカ成分を増幅させたフリッカ補正データおよびフリッカ成分を減衰させたフリッカ補正データを生成する。
振幅誤差検出部133は、算出された2つのフリッカ補正データについて各々、そのフリッカ補正データと、第1のフリッカ補正部134によって補正されたN−1フレームの映像信号から各画素の補正値を算出し、補正されたN−1フレームの映像信号に各画素の補正値(フリッカ成分)を加算する。
振幅誤差検出部133は、フリッカ成分が加算された映像信号をフレーム単位で積分し、この積分値とNフレームの積分値との差分データを生成する。そして振幅誤差検出部133は、フリッカ振幅信号を増幅させた方とフリッカ振幅信号を減衰させた方とで、差分データの値が小さい方に振幅をずらすことを指示する振幅誤差信号を第1のフリッカ補正部134に出力する。
すなわち、振幅誤差検出部133は、フリッカ振幅を増幅させる場合と減衰させる場合とでどちらがより正しいフリッカを予測しているかを判断し、正しいフリッカが予測された増幅が減衰のいずれかの振幅誤差信号を第1のフリッカ補正部134に与える。
以上の処理がフレーム毎に繰り返されることによって、補正波の振幅が実際の映像信号に含まれるフリッカ成分の振幅に次第に合せられて行く。
第1のフリッカ補正部134は、位相誤差検出部132から与えられる位相誤差信号と、振幅誤差検出部133から与えられる振幅誤差信号をもとに、Nフレームのフリッカ補正に用いられるフリッカ補正データを算出する。第1のフリッカ補正部134は、Nフレームの映像信号及びフリッカ補正データから各画素の補正値を算出し、Nフレームの映像信号から各画素の補正値を減算してフリッカ成分の補正されたフレーム単位の映像信号を得る。
第1のフリッカ補正部134によってフリッカ成分が補正された映像信号は、位相誤差検出部132および振幅誤差検出部133に供給される。
上記の波形近似フリッカ補正部13によるフリッカ補正は、映像信号のレベルの変化に対して良好な追従性を有する。しかし、図3に示すように、フリッカが光源の特性や電源周波数の揺らぎによって多種多様な周期波形となるため、状況によっては補正残りが発生してしまう場合がある。
[基準画フリッカ補正部14]
この実施形態で採用される基準画フリッカ補正は、レベル変化に弱いが補正精度が高いフリッカ補正方式である。基準画フリッカ補正は、フリッカ周期の整数倍に当たるフレーム数分の映像信号の積分値を加算平均したものを、フリッカの存在しない基準画として生成し、この基準画を用いてフリッカ補正を行う手法である。このような基準画フリッカ補正は、様々なものが既に知られているが、一例として次のようなものがある。
この基準画フリッカ補正部14は、第2のメモリ141、平均枚数算出部142、基準画生成部143および第2のフリッカ補正部144を備える。
第2のメモリ141は、波形近似フリッカ補正部13によりフリッカ補正されたフレーム毎の積分値を最新のものからnフレーム分記憶する。ここで、n=F_NUMとする。
平均枚数算出部142は、基準画の生成に用いるフレーム数(F_NUM)を算出する。
F_NUMは下記式から求められる。
F_NUM=LCM(電源周波数×2,フレームレート)/(電源周波数×2)・・・(1)
ここで、LCM(Element1, Element2)はElement1,2の最小公倍数を指す。例えば、電源周波数50Hzに対し、フレームレート240PとするとF_NUMは"12"となる。
基準画生成部143は、第2のメモリ141から連続するF_NUM個のフレームの積分値を現フレームに近い方から読み出し、これらの加算平均をとったものを基準画として生成したり、波形近似フリッカ補正部13によりフリッカ補正された積分値をそのまま基準画として出力したりする。
基準画生成部143は、レベル変化検出部15からのレベル変化点を通知する信号に基づいて次のように動作する。
すなわち、レベル変化点を通知する信号が与えられたとき、基準画生成部143は、波形近似フリッカ補正部13によってフリッカ補正された積分値をそのまま基準画として出力する。
また、レベル変化点を通知する信号が与えられないとき、基準画生成部143は、第2のメモリ141からF_NUM個のフレームの積分値をNフレームに近いものから読み出し、これらの加算平均をとることによって基準画を生成する。
通常2つのフリッカ補正回路を組み合わせる場合、それぞれ映像信号に対する補正回路を持ち、レベル変化検出部15の結果によってセレクタする方式や、レベル変化検出部15が出力するレベル変化度合いによってアルファブレンドすることが考えられる。しかし、本実施形態においてはレベル変化検出部15の結果、レベル変化点を通知する信号が与えられた場合、前段の補正結果を後段の基準画とする余分な回路を持たない構成となっている。
また、レベル変化点を通知する信号が与えられないとき、F_NUM個のフレームの積分値が第2のメモリ141に保持されていない場合、基準画生成部143は、第2のメモリ141から経過時間分のフレーム数の積分値を読み出し、これらの加算平均をとった結果を基準画として出力する。
通常の基準画フリッカ補正でレベル変化後、F_NUM個のフレームがたまらないと適切な補正ができない。しかし本実施形態においては、前段にレベル変化に強いフリッカ補正を具備しているためF_NUMフレームが経過する前に補正を開始できる。
第2のフリッカ補正部144は、基準画生成部143にて生成された基準画と、現フレームの積分値から下記の式により補正値を生成する。
補正値=積分値/基準画 ・・・(2)
第2のフリッカ補正部144は、この補正値をもとに、下記の式により映像信号に対してフリッカ補正を行う。
補正された映像信号=映像信号×補正値 ・・・(3)
次に、レベル変化検出部15について説明する。
レベル変化検出部15は、波形近似フリッカ補正部13にて補正されたNフレームとN−1フレーム各々の積分値の差分などをもとに、例えば映像の大きな動き(変化)などに起因した大きなレベルの変化点(フレーム)を検出する。レベル変化検出部15は、大きなレベルの変化点を検出すると、レベル変化点を通知する信号を基準画フリッカ補正部14に通知し、大きなレベルの変化点を検出しないときは、レベル変化点を通知する信号を基準画フリッカ補正部14に通知しないように構成されている。なお、本技術では、レベル変化点を検出する方法として、どのような手段を用いてもかまわない。
ところで、基準画フリッカ補正を単独に用いると、レベル変化があるときに適切にフリッカを補正できなくなる。すなわち、図4に示すように、レベル変化が発生したときのフレームの積分値を含むF_NUM個のフレームの積分値の加算平均により得られる基準画は、レベル変化が発生した時間に近い基準画ほど、レベル変化前後の積分値の差分の影響を受けたものとなるため、理想的な基準画から乖離したものとなる。
その対策として、レベル変化が発生したときに、フリッカ補正をOFFにする方法が知られている。(特開2000−324365号公報、請求項7)。しかし、この手法だとフリッカ補正に必要なF_NUM個のフレームの積分値がメモリに蓄積されるまで、フリッカ補正を待機しなければならない。
[全体の動作について]
次に、本実施形態のフリッカ補正装置1の全体的な動作を説明する。
図2は、その動作の手順を示すフローチャートである。
まず、画像積分部11において、入力された映像信号について、フレーム単位の画素の輝度値などの値が積分される(ステップS101)。
積分された値は、第1のメモリ12に保存される(ステップS102)。第1のメモリ12には、入力された現フレーム(Nフレーム)に対して1フレーム前のフレーム(N−1フレーム)の積分値が保持される。
次に、第1のメモリ12からN−1フレームの積分値が読み出され、波形近似フリッカ補正部13に与えられるともに(ステップS103)、画像積分部11からNフレームの積分値が波形近似フリッカ補正部13に与えられる(ステップS104)。
この後、波形近似フリッカ補正部13の位相誤差検出部132にて、前述したフリッカ成分の位相の検出が行われる(ステップS105)。また、振幅誤差検出部133にて、前述したフリッカ成分の振幅の検出が行われる(ステップS106)。
次に、波形近似フリッカ補正部13は、第1のフリッカ補正部134にて、位相誤差検出部132から与えられる位相誤差信号と、振幅誤差検出部133から与えられる振幅誤差信号をもとに、Nフレームのフリッカ補正に利用されるフリッカ補正データを算出する(ステップS107)。
第1のフリッカ補正部134は、Nフレームの映像信号及びフリッカ補正データから各画素の補正値を算出し、Nフレームの映像信号から各画素の補正値を減算してフリッカ成分を補正したNフレームの積分値を得る(ステップS108)。
第1のフリッカ補正部134によってフリッカ成分が補正された積分値は、基準画フリッカ補正部14の第2のメモリ141に保存される(ステップS109)。
続いて、波形近似フリッカ補正部13より出力されたNフレームの積分値と、第2のメモリ141に保存されたNフレームの積分値がレベル変化検出部15に与えられる(ステップS110、S111)。
レベル変化検出部15は、N−1フレームとNフレームの各々の積分値の差分などから、例えば映像の大きな動き(変化)などに起因した大きなレベルの変化点の有無を検出し、その結果を基準画フリッカ補正部14の基準画生成部143に供給する(ステップS112)。
基準画フリッカ補正部14の基準画生成部143は、このレベル変化検出部15からのレベル変化点を通知する信号の有無に基づいて、基準画の生成に用いるフレーム数を、次のように動的に変更する。
基準画フリッカ補正部14の基準画生成部143は、レベル変化点を通知する信号が与えられないときは(ステップS113のN)、第2のメモリ141からF_NUM個のフレームの積分値をNフレームに近い方から読み出し、これらの加算平均をとることによって基準画を生成する(ステップS114のY、115、S118)。また、この際、F_NUMフレーム分の積分値が第2のメモリ141に保持されていない場合もある(ステップS114のN)。この場合、基準画フリッカ補正部14の基準画生成部143は、第2のメモリ141から経過時間分のフレーム数の積分値を読み出し、これらの加算平均をとった結果を基準画として出力する(ステップS116、S118)。
レベル変化点を通知する信号が与えられたときは(ステップS113のY)、基準画フリッカ補正部14の基準画生成部143は、波形近似フリッカ補正部13によりフリッカ補正された積分値をそのまま基準画として出力する(ステップS117、S118)。
以上のようにして基準画フリッカ補正部14の基準画生成部143は、すべてのフレーム時刻に対して基準画を得る。
このようにして得られた基準画は第2のフリッカ補正部144に与えられる。第2のフリッカ補正部144は、この基準画と、Nフレームの積分値から式(2)により補正値を生成し(ステップS119)、この補正値をもとに、式(3)により映像信号に対してフリッカ補正を行う(ステップS120)。
以上のように、本実施形態のフリッカ補正装置1では、波形近似フリッカ補正部13によりフレーム単位の積分値に対するフリッカの一次補正がされた結果が基準画フリッカ補正部14に入力され、この基準画フリッカ補正部14にて、このフリッカの一次補正がされた積分値に対して基準画を用いた二次補正が行われる。このため、基準画フリッカ補正に不向きなレベル変化時の補正は、波形近似フリッカ補正部13により一次補正がされた積分値を基準画として用いて補正を行うことによって、基準画フリッカ補正により単独で補正を行う場合に比べ良好にフリッカ補正をすることができる。
また、レベル変化が発生してからF_NUMフレームが経過していない期間は、経過時間分のフレーム数の積分値を加算平均したものを基準画として用いて補正を行うことによって、その期間においても良好にフリッカ補正をすることができる。
<第2の実施形態>
本技術は、上記のグローバルシャッタ方式において発生する面フリッカに対するフリッカ補正装置のみならず、ローリングシャッタ方式において発生し得るラインフリッカに対するフリッカ補正装置にも適用することができる。
図5は、このラインフリッカに対するフリッカ補正装置1Aの構成を示すブロック図である。
この実施形態のフリッカ補正装置1Aの第1の実施形態のフリッカ補正装置1との主な相違点は次の点にある。第1の実施形態のフリッカ補正装置1ではフレーム単位で画素値の積分、波形近似フリッカ補正、基準画フリッカ補正が行われていたのに対し、第2の実施形態のフリッカ補正装置1Aでは、ラインの単位で、画素値の積分、波形近似フリッカ補正、基準画フリッカ補正が行われる点にある。
実施形態のフリッカ補正装置1Aの構成において、画像積分部11Aは、入力された映像信号のフレームにおけるライン単位の画素の輝度値などの値を積分する。
第1のメモリ12Aは、画像積分部11Aによって得られた、現フレーム(Nフレーム)に対して1フレーム前のフレーム(N−1フレーム)のライン毎の積分値を保持する。
波形近似フリッカ補正部13Aは、フリッカの位相および振幅を近似する正弦波などの波形を生成し、この波形を用いて画像積分部11Aの出力であるライン毎の積分値を補正することによって一次のフリッカ補正を行う。
基準画フリッカ補正部14Aは、フリッカの周期の整数倍のフレームについて、波形近似フリッカ補正部13Aにて補正されたライン単位の積分値、あるいは複数のフレーム分の同一のライン毎の積分値の加算平均を、フリッカ成分のさらに取り除かれたライン毎の基準画として生成する。
レベル変化検出部15Aは、波形近似フリッカ補正部13Aにて補正された、NフレームおよびN−1フレーム各々の同一ラインの積分値の差分などをもとに、例えば映像の大きな動き(変化)などに起因した大きなレベルの変化点(フレーム)を検出する。レベル変化検出部15Aは、検出されたレベルの変化点を基準画フリッカ補正部14Aに通知する。
次に、本実施形態のラインフリッカに対するフリッカ補正装置1Aの動作を説明する。
図6は、その動作手順を示すフローチャートである。
まず、画像積分部11Aにおいて、入力された映像信号について、ライン単位の画素の輝度値などの値が積分される(ステップS201)。
積分された値は、第1のメモリ12Aに保存される(ステップS202)。第1のメモリ12Aには、入力された現フレーム(Nフレーム)の1フレーム前のフレーム(N−1フレーム)の各ラインの積分値が保持される。
次に、第1のメモリ12AからN−1フレームのライン単位の積分値が読み出され、波形近似フリッカ補正部13Aに与えられるともに(ステップS203)、画像積分部11AからNフレームの同じラインの積分値が波形近似フリッカ補正部13Aに与えられる(ステップS204)。
この後、波形近似フリッカ補正部13Aの位相誤差検出部132にて、フリッカ成分の位相の検出が行われる(ステップS205)。また、振幅誤差検出部133にて、フリッカ成分の振幅の検出が行われる(ステップS206)。
次に、波形近似フリッカ補正部13Aは、第1のフリッカ補正部134にて、位相誤差検出部132から与えられる位相誤差信号と、振幅誤差検出部133から与えられる振幅誤差信号をもとに、Nフレームにおける各ラインのフリッカ補正に利用されるフリッカ補正データを算出する(ステップS207)。
第1のフリッカ補正部134は、Nフレームにおける各ラインの映像信号及び各ラインのフリッカ補正データから各画素の補正値を算出し、Nフレームの映像信号から各画素の補正値を減算してフリッカ成分を補正したNフレームにおけるライン毎の積分値を得る(ステップS208)。
第1のフリッカ補正部134によってフリッカ成分が補正されたNフレームの各ラインの積分値は、基準画フリッカ補正部14Aの第2のメモリ141に保存される(ステップS)。
第1のフリッカ補正部134によってフリッカ成分が補正されたライン毎の積分値は、基準画フリッカ補正部14Aの第2のメモリ141に保存される(ステップS209)。
続いて、波形近似フリッカ補正部13Aより出力されたN−1フレームとNフレームの同一ラインの各々の積分値がレベル変化検出部15Aに与えられる(ステップS210、S211)。
レベル変化検出部15Aは、N−1フレームとNフレームの各々の積分値の差分などから、例えば映像の大きな動き(変化)などに起因した大きなレベルの変化点の有無を検出し、その結果を基準画フリッカ補正部14Aの基準画生成部143に供給する(ステップS212)。
基準画フリッカ補正部14Aの基準画生成部143は、このレベル変化検出部15Aからのレベル変化点を通知する信号の有無に基づいて、基準画の生成に用いるフレーム数を次のように動的に変更する。
基準画フリッカ補正部14の基準画生成部143は、レベル変化点を通知する信号が与えられないときは(ステップS213のN)、第2のメモリ141からF_NUM個のフレームの同一ラインの積分値をNフレームに近い方から読み出し、これらの加算平均をとることによって基準画を生成する(ステップS214のY、215、S218)。また、この際、F_NUMフレーム分の各ラインの積分値が第2のメモリ141に保持されていない場合もある(ステップS214のN)。この場合、基準画フリッカ補正部14Aの基準画生成部143は、第2のメモリ141から経過時間分のフレーム数の同一ラインの積分値を読み出し、これらの加算平均をとった結果を基準画として出力する(ステップS216、S218)。
レベル変化点を通知する信号が与えられたときは、基準画フリッカ補正部14Aの基準画生成部143は、波形近似フリッカ補正部13によりフリッカ補正された積分値をそのまま基準画として出力する(ステップS217、S218)。
以上のようにして基準画フリッカ補正部14Aの基準画生成部143は、すべてのフレーム時刻に対してライン毎の基準画を得る。
このようにして得られた各ラインの基準画は第2のフリッカ補正部144に与えられる。第2のフリッカ補正部144は、この基準画と、Nフレームにおけるライン毎の積分値から式(2)により補正値を生成し、この補正値をもとに、式(3)により映像信号に対してフリッカ補正を行う(ステップS220)。
以上のように、本技術は、ローリングシャッタ方式において発生し得るラインフリッカに対するフリッカ補正装置にも適用することができる。
なお、以上挙げた波形近似フリッカ補正方式および基準画フリッカ補正方式はそれぞれ例であり、本技術は、その他様々な波形近似フリッカ補正方式および基準画フリッカ補方方式に置き換えることが可能である。
なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1)映像信号をフレームの単位で積分する積分部と、
前記積分部により得た前記積分値に含まれる、光源の周波数に応じたフリッカ成分を抽出し、追従しながら前記積分値に含まれるフリッカ成分を低減する第1のフリッカ補正部と、
前記第1のフリッカ補正部による前記積分値の補正結果を用いて、フリッカ成分のない基準画を生成し、この基準画をもとに前記映像信号のフリッカ補正を行う第2のフリッカ補正部と
を具備する映像信号処理装置。
(2)前記(1)に記載の映像信号処理装置であって、
連続するフレーム間での有意なレベル変化を検出するレベル変化検出部をさらに具備し、
前記第2のフリッカ補正部は、
前記光源の電源周波数およびフレームレートに依存して決められる所定のフレーム数分保持可能な記憶部をさらに具備し、
前記レベル変化が検出されないとき、前記記憶部に保持された最新の所定のフレーム数分の積分値の平均を算出することによって前記基準画を生成する
映像信号処理装置。
(3)前記(2)に記載の映像信号処理装置であって、
前記第2のフリッカ補正部は、
前記レベル変化が検出されたとき、前記第1のフリッカ補正部より出力された積分値を前記基準画として用いて前記映像信号のフリッカ補正を行う
映像信号処理装置。
(4)前記(2)または(3)に記載の映像信号処理装置であって、
前記レベル変化検出部は、前記第1のフリッカ補正部により補正された前記積分値をもとに前記レベル変化を検出する
映像信号処理装置。
1…フリッカ補正装置
11…画像積分部
12…第1のメモリ
13…波形近似フリッカ補正部
14…基準画フリッカ補正部
15…レベル変化検出部
131…補正波アドレス算出部
132…位相誤差検出部
133…振幅誤差検出部
134…第1のフリッカ補正部
141…第2のメモリ
142…平均枚数算出部
143…基準画生成部
144…第2のフリッカ補正部

Claims (9)

  1. 映像信号をフレームの単位で積分する積分部と、
    前記積分部により得た前記積分値に含まれる、光源の周波数に応じたフリッカ成分を抽出し、追従しながら前記積分値に含まれるフリッカ成分を低減する第1のフリッカ補正部と、
    前記第1のフリッカ補正部による前記積分値の補正結果を用いて、フリッカ成分のない基準画を生成し、この基準画をもとに前記映像信号のフリッカ補正を行う第2のフリッカ補正部と
    を具備する映像信号処理装置。
  2. 請求項1に記載の映像信号処理装置であって、
    連続するフレーム間での有意なレベル変化を検出するレベル変化検出部をさらに具備し、
    前記第2のフリッカ補正部は、
    前記光源の電源周波数およびフレームレートに依存して決められる所定のフレーム数分保持可能な記憶部をさらに具備し、
    前記レベル変化が検出されないとき、前記記憶部に保持された最新の所定のフレーム数分の積分値の平均を算出することによって前記基準画を生成する
    映像信号処理装置。
  3. 請求項2に記載の映像信号処理装置であって、
    前記第2のフリッカ補正部は、
    前記レベル変化が検出されたとき、前記第1のフリッカ補正部より出力された積分値を前記基準画として用いて前記映像信号のフリッカ補正を行う
    映像信号処理装置。
  4. 請求項3に記載の映像信号処理装置であって、
    前記レベル変化検出部は、前記第1のフリッカ補正部により補正された前記積分値をもとに前記レベル変化を検出する
    映像信号処理装置。
  5. 映像信号をラインの単位で積分する積分部と、
    前記積分部により得た前記ライン毎の積分値に含まれる、光源の周波数に応じたフリッカ成分を抽出し、追従しながら前記ライン毎の積分値に含まれるフリッカ成分を低減する第1のフリッカ補正部と、
    前記第1のフリッカ補正部による前記ライン毎の積分値の補正結果を用いて、フリッカ成分のない基準画を生成し、この基準画をもとに前記映像信号のフリッカ補正を行う第2のフリッカ補正部と
    を具備する映像信号処理装置。
  6. 積分部が、映像信号をフレームの単位で積分し、
    第1のフリッカ補正部が、前記積分部により得た前記積分値に含まれる、光源の周波数に応じたフリッカ成分を抽出し、追従しながら前記積分値に含まれるフリッカ成分を低減し、
    第2のフリッカ補正部が、前記第1のフリッカ補正部による前記積分値の補正結果を用いて、フリッカ成分のない基準画を生成し、この基準画をもとに前記映像信号のフリッカ補正を行う
    映像信号処理方法。
  7. 積分部が、映像信号をラインの単位で積分し、
    第1のフリッカ補正部が、前記積分部により得た前記ライン毎の積分値に含まれる、光源の周波数に応じたフリッカ成分を抽出し、追従しながら前記ライン毎の積分値に含まれるフリッカ成分を低減し、
    第2のフリッカ補正部が、前記第1のフリッカ補正部による前記ライン毎の積分値の補正結果を用いて、フリッカ成分のない基準画を生成し、この基準画をもとに前記映像信号のフリッカ補正を行う
    映像信号処理方法。
  8. 映像信号をフレームの単位で積分する積分部と、
    前記積分部により得た前記積分値に含まれる、光源の周波数に応じたフリッカ成分を抽出し、追従しながら前記積分値に含まれるフリッカ成分を低減する第1のフリッカ補正部と、
    前記第1のフリッカ補正部による前記積分値の補正結果を用いて、フリッカ成分のない基準画を生成し、この基準画をもとに前記映像信号のフリッカ補正を行う第2のフリッカ補正部として
    コンピュータを機能させるプログラム。
  9. 映像信号をラインの単位で積分する積分部と、
    前記積分部により得た前記ライン毎の積分値に含まれる、光源の周波数に応じたフリッカ成分を抽出し、追従しながら前記ライン毎の積分値に含まれるフリッカ成分を低減する第1のフリッカ補正部と、
    前記第1のフリッカ補正部による前記ライン毎の積分値の補正結果を用いて、フリッカ成分のない基準画を生成し、この基準画をもとに前記映像信号のフリッカ補正を行う第2のフリッカ補正部として
    コンピュータを機能させるプログラム。
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