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JP2015187957A - 防水コネクタ - Google Patents

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裕 井ノ上
Yutaka Inoue
裕 井ノ上
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Abstract

【課題】ハウジングに対するシール部材の係止部を保護することが可能な防水コネクタを提供する。
【解決手段】前方から相手側コネクタYが嵌合可能なコネクタ嵌合部15が設けられたハウジング10と、前記コネクタ嵌合部15に装着されて同コネクタ嵌合部15と前記相手側コネクタYとの間をシールするシール部材30と、前記シール部材30に設けられ、前記ハウジング10に設けられた係止受け部19に対して後方から係止する係止部32と、前記ハウジング10に設けられ、前記係止部32の後方を覆うようにして立つ保護壁24と、を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、防水コネクタに関する。
従来、ハウジングに装着されたシール部材が、相手側コネクタとの間に挟まれて、両コネクタ間をシールする防水コネクタが知られている。
例えば下記特許文献1に記載の防水コネクタは、相手側コネクタが内嵌されるフード部の内側にゴムリングが装着されている。ゴムリングは、その後端部に設けられた後端係合片が、フード部の奥壁に設けられた係合孔に係止することで、ハウジングからの抜け出しが防がれている。
特開2002−75521号公報
しかしながら、上記のような構成では、外側に露出しているゴムリングの後端係合片に外部の異物が接触する虞がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ハウジングに対するシール部材の係止構造を保護することが可能な防水コネクタを提供することを目的とする。
本発明の防水コネクタは、前方から相手側コネクタが嵌合可能なコネクタ嵌合部が設けられたハウジングと、前記コネクタ嵌合部に装着されて同コネクタ嵌合部と前記相手側コネクタとの間を液密状にするシール部材と、前記シール部材に設けられ、前記ハウジングに設けられた係止受け部に対して後方から係止する係止部と、前記ハウジングに設けられ、前記係止部の後方を覆うようにして立つ保護壁と、を備えたものである。
本発明によれば、保護壁によって係止部が覆われるから、ハウジングに対するシール部材の係止構造(係止部)を保護することができる。
本実施例における防水コネクタを示す平面図 電線カバーの係止爪が保護壁に係止した状態を示す断面図であって、図1のA−A位置における断面に相当する断面図 電線カバーのストッパ部が保護壁に突き当たった状態および保護壁がレバーのカム板部に近接して配置された状態を示す断面図であって、図1のB−B位置における断面に相当する断面図 保護壁が内倒れ防止機構、電線カバーのロック機構、および電線カバーのストッパ機構として機能する様子を示す防水コネクタの断面図 ハウジングを示す平面図 ハウジングを示す背面図 シール部材を示す正面図 レバーを示す正面図
本発明の防水コネクタは、前記ハウジングに、前記相手側コネクタとの嵌合・離脱動作を助勢するレバーが備えられ、前記レバーは、前記ハウジングの外側面に沿って配されるカム板部を有し、前記保護壁は、前記カム板部の内側に位置して前記カム板部の内倒れを防ぐ内倒れ防止機構を兼ねているものとしてもよい。
このような構成によれば、内倒れ防止機構を別途ハウジングに設けなくてもよいから、ハウジングの構造を簡素化することができる。
また、本発明の防水コネクタは、前記ハウジングに、前記ハウジングの後面から導出された電線を保護する電線カバーが備えられ、前記電線カバーは、前記保護壁に対して前方から係止する係止爪を有し、前記保護壁は、前記電線カバーのロック機構を兼ねているものとしてもよい。
このような構成によれば、電線カバーのロック機構を別途ハウジングに設けなくてもよいから、ハウジングの構造を簡素化することができる。
また、本発明の防水コネクタは、前記電線カバーが、前記保護壁に対して後方から突き当たるストッパ部を有し、前記保護壁は、前記電線カバーのストッパ機構を兼ねているものとしてもよい。
このような構成によれば、電線カバーのストッパ機構を別途ハウジングに設けなくてもよいから、ハウジングの構造を簡素化することができる。
<実施例>
以下、本発明を具体化した一実施例について、図1〜図8を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例における防水コネクタCは、図3に示すように、前方から相手側コネクタYが嵌合可能なコネクタ嵌合部15が設けられたハウジング10と、コネクタ嵌合部15に装着されて同コネクタ嵌合部15と相手側コネクタYとの間をシールするシール部材30と、を備えている。防水コネクタCは、相手側コネクタYとの嵌合・離脱動作を助勢するレバー40を備えたレバー式コネクタとされ、また後端部には、ハウジング10から引き出された電線Wを保護する電線カバー50が取り付けられる。以下、各構成部材において、相手側コネクタYとの嵌合面側を前方、その反対側を後方とし、また図3の上側を上方、下側を下方として説明する。
ハウジング10は合成樹脂製であり、内部に複数の端子金具Tが収容される端子収容部11と、この端子収容部11の外周側を取り囲むようにして設けられた外筒部12とが一体に形成されたものである。
端子収容部11は、全体として横長の長方形断面を有するブロック状に形成されており、その内部には、端子金具Tが個別に収容可能なキャビティ13が複数設けられている。各キャビティ13の後端部には、電線Wの端末部に装着された図示しないゴム栓が嵌着され、キャビティ13の後端部を液密状にシールする。
外筒部12は、端子収容部11の後端部に連結され、端子収容部11と外筒部12とで囲まれた部分は、図3に示すように、相手側コネクタYが前方から嵌合可能なコネクタ嵌合部15とされている。このコネクタ嵌合部15の奥側(後側)にシール部材30が装着されている。
コネクタ嵌合部15の後端部には、後述するシール部材30の係止部32が嵌合する係止孔部16が、前後方向に貫通するとともに外方に開口して形成されている。係止孔部16は、シール部材30の係止部32に対応する位置にそれぞれ設けられている。
外筒部12のうち係止孔部16の前側に位置する部分には、内側に突出する内突部18が設けられている。内突部18の後端面は、シール部材30の係止部32が後方から係止する係止受け部19とされている。係止受け部19は、前後方向に対して垂直をなす方向に切り立った面とされている。
ハウジング10の後面には、各係止孔部16を覆うようにして複数の保護壁24が設けられている。保護壁24については、後ほど詳しく説明する。
ハウジング10の上側および下側には、後述するレバー40のカム板部42が収容されるカム板収容部21が設けられている(図1参照)。カム板収容部21には、カム板部42に設けられた軸孔部44に嵌合可能な軸部22が設けられている(図3参照)。軸部22は円柱形状をなし、カム板収容部21の内周面に突設されている。軸部22は、図5に示すように、ハウジング10の幅方向の略中央に設けられるとともに、ハウジング10の後端部に位置している。
シール部材30は、弾性部材(例えばゴム)からなり、筒状をなして端子収容部11の外周面に密着するシール本体部31と、シール本体部31から突出する形状をなしてハウジング10に係止する係止部32とを備えている(図2参照)。シール本体部31は、図7に示すように、横方向に長い長方形状をなし、その内周面および外周面には、複数条のリップ部33が設けられている。
シール部材30は、図3に示すように、コネクタ嵌合部15の後端位置に収容され、防水コネクタCに相手側コネクタYを嵌合させると、相手側コネクタYのフード部Hがコネクタ嵌合部15内に進入し、その先端部がシール部材30の外周面と外筒部12の内周面との間に進入する。そして、シール部材30の内周面および外周面に設けられたリップ部33が押し潰されてフード部Hの内周面および端子収容部11の外周面に押し付けられる。これにより、防水コネクタCと相手側コネクタYとの嵌合部の防水性が保たれる。
係止部32は、シール本体部31の後端部に設けられている。係止部32は、図7に示すように、シール本体部31のうち長手方向に延びる一対の長延部31Lにそれぞれ3つずつ設けられ、そのうちの1つは長延部31Lの中央に、2つは中央から等しい間隔をあけた両端寄りの位置に設けられている。なお、一対の長延部31Lにおいて係止部32の配置位置は等しくされている。
各係止部32は、図2に示すように、全体としてシール本体部31から斜め外後方に突出している。詳しくは、係止部32は、シール本体部31の後端部から斜め外後方に突出する突出部34と、突出部34の突出端に設けられたブロック状をなすブロック部35と、ブロック部35の外側に突設された外突部36とを備えている。係止部32は、突出部34、ブロック部35および外突部36にわたる全体において幅寸法が一定とされている(図7参照)。
シール部材30がハウジング10に装着されると、図2に示すように、ブロック部35および外突部36はハウジング10の係止孔部16に嵌合し、外突部36は内突部18と前後方向に対向して配置される。そして、外突部36の前面が、ハウジング10の係止受け部19に対して後方から係止する。なお、以下では、外突部36の前面を係止面37と称する。
係止面37は、前後方向(シール部材30の軸方向)に対して略垂直をなす方向に切り立った面とされている。外突部36の後端側(係止面37とは反対側)には、前後方向に対して傾斜した傾斜面が形成され、係止孔部16への係止部32の嵌合動作(外突部36が内突部18を乗り越える動作)を誘導するものとされている。
電線カバー50は合成樹脂製であって、ハウジング10の後面の略全体を一括して覆うとともに、図1に示すように、電線Wを側方へ導出させるための電線導出口51を有している。電線カバー50は前方に開口しており、その開口縁部には、複数の切欠凹部52が形成されている(図4参照)。切欠凹部52は、電線カバー50の開口端から、平面視横長の長方形状をなして後方に凹んだ形態とされている。
切欠凹部52は、電線カバー50の上壁および下壁にそれぞれ3つずつ設けられ、そのうちの1つは電線カバー50の幅方向の中央に、2つは中央から等しい間隔をあけた両端寄りの位置に設けられている。なお、切欠凹部52の配置間隔は、シール部材30の係止部32の配置間隔およびハウジング10の保護壁24の配置位置に対応している。
電線カバー50は、ハウジング10の後面に設けられた保護壁24に対して前方から係止する係止爪53を有している。係止爪53は、電線カバー50の上面側と下面側とに一対ずつ設けられている。一対の係止爪53は、切欠凹部52のうち幅方向の両端に設けられたもの(以下、端切欠凹部52Hと称する)の中央から前方に張り出して設けられた張出部54の先端に突設されている。係止爪53は、図2に示すように、張出部54から内側に突出し、その後面は前後方向に対して略垂直をなす方向に切り立った面とされ、前面は保護壁24に対する係止爪53の乗り上げ動作を誘導する傾斜をなす面とされている。
また、電線カバー50は、図3に示すように、保護壁24に対して後方から突き当たるストッパ部55を有している。ストッパ部55は、電線カバー50の上面側と下面側とに一ずつ設けられている。ストッパ部55は、切欠凹部52のうち幅方向の中央に設けられたもの(以下、中切欠凹部52Tと称する)の後端縁とされている(図4参照)。ストッパ部55は、電線カバー50の開口端と略平行をなしている。
レバー40は合成樹脂製であって、図1に示すように、相手側コネクタYに設けられたカムピンPが進入可能なカム溝41が形成された一対のカム板部42と、一対のカム板部42を互いに連結する操作部43とを備えて構成されている。
一対のカム板部42は、ハウジング10の上下両側面に沿って配され、その一部はカム板収容部21に収容されている。各カム板部42には、カム板収容部21に設けられた軸部22が嵌合可能な軸孔部44が形成されている(図3参照)。軸孔部44は、略円形断面をなしてカム板部42を板厚方向(上下方向)に貫通している。カム板部42(レバー40)は、軸孔部44に嵌合したハウジング10の軸部22を中心としてが回動可能とされている。なお、カム板部42の外周面の大部分は円弧形状とされている(図1参照)。
レバー40は、操作部43を操作することにより、初期位置と嵌合位置との間を回動可能とされている。すなわち、レバー40を初期位置にして相手側コネクタYを嵌合させると、カム板部42に形成されたカム溝41に相手側コネクタYのカムピンPが進入し、レバー40の回動操作に伴ってカムピンPとカム溝41が係合してカム作用が発揮され、レバー40が嵌合位置に至ると、相手側コネクタYと防水コネクタCとが正規の嵌合状態に至る。このとき、操作部43に設けられたロックが、ハウジング10に設けられた被ロック部に係止し、レバー40は、初期位置側への回動操作が規制された状態にロックされる。なお、レバー40を嵌合位置から初期位置に回動することで相手側コネクタYと防水コネクタCとの離脱がなされる。
さて、ハウジング10の後面には、シール部材30に設けられた係止部32の後方を覆うようにして立つ保護壁24が複数設けられている。保護壁24は、図6に示すように、すべての係止部32に対応するべく、ハウジング10の後面のうち上縁部と下縁部とにそれぞれ3つずつ設けられている。保護壁24は、端子収容部11の上側および下側のそれぞれにおいて、幅方向の中央に1つと両端寄りの位置に2つとが設けられている。
各保護壁24は、係止孔部16の後方を覆う後壁部25と、側方を覆う一対の側壁部26とを有している。各保護壁24は、ハウジング10の後面に立設された略門型をなし、後壁部25の壁面は、ハウジング10の後面と略平行に配され、後壁部25および一対の側壁部26は略直角をなして連結されている。
保護壁24のうち幅方向の両端に位置するもの(以下、第1保護壁24Fと称する)は、後壁部25および一対の側壁部26の高さ寸法が同等とされている(図6参照)。すなわち、上側に設けられた第1保護壁24Fの上端面および下側に設けられた第1保護壁24Fの下端面は、段差のない平坦な面とされている。
第1保護壁24Fの高さ寸法は、図2に示すように、シール部材30の係止部32のうちブロック部35の略全体を覆う寸法とされている。また、第1保護壁24Fの後壁部25は、電線カバー50の係止爪53と同等の幅寸法を有している(図4参照)。そして、電線カバー50がハウジング10に装着されると、電線カバー50の係止爪53が、それぞれ第1保護壁24Fの一対の側壁部26の間に嵌合するとともに、後壁部25に対して前方から係止した状態になる。これにより、電線カバー50は、ハウジング10から後方へ離脱することなく装着状態に保持される。すなわち、第1保護壁24Fは、電線カバー50のロック機構を兼ねている。
保護壁24のうち幅方向の中央に位置するもの(以下、第2保護壁24Sと称する)は、第1保護壁24Fよりも高さ寸法(上下方向の寸法)が大きくされている(図6参照)。第2保護壁24Sの後壁部25は、図3に示すように、係止部32のうちブロック部35の全体と外突部36の半分程度を覆う寸法とされている。なお、第1保護壁24Fの幅寸法と第2保護壁24Sの幅寸法とは同等とされている。
そして、電線カバー50がハウジング10に装着されると、電線カバー50のストッパ部55が、それぞれ第2保護壁24Sの後壁部25に対して後方から突き当たった状態になる(図3参照)。これにより、電線カバー50がハウジング10に対して所定位置を越えて前方に押し込まれることが防がれる。すなわち第2保護壁24Sは、電線カバー50のストッパ機構を兼ねている。
こうして、電線カバー50の係止爪53が第1保護壁24Fの前面に係止するとともに、ストッパ部55が第2保護壁24Sの後面に突き当たることにより、係止爪53とストッパ部55とがハウジング10の後端部を前後方向に挟み込んだ状態になる。そして、電線カバー50は、ハウジング10に対して強固にロックされた状態になる。
また、第2保護壁24Sは、図5に示すように、ハウジング10の軸部22の真後ろの位置に設けられている。第2保護壁24Sのうち一対の側壁部26は、後壁部25よりも高さ寸法が大きくされ、上側に設けられた第2保護壁24Sの上端面および下側に設けられた第2保護壁24Sの下端面には、その高さ寸法の差によって凹部27が形成されている(図6参照)。
そして、第2保護壁24Sのうち一対の側壁部26の上端面または下端面は、図3に示すように、ハウジング10の後端部における上端面または下端面と同じ高さに位置して、それぞれレバー40のカム板部42の板面に近接して配置される。すなわち第2保護壁24Sは、カム板部42の内側に位置してカム板部42の内倒れを防ぐ内倒れ防止機構を兼ねている。
次に、上記のように構成された実施例の作用および効果について説明する。
本実施例の防水コネクタCは、前方から相手側コネクタYが嵌合可能なコネクタ嵌合部15が設けられたハウジング10と、コネクタ嵌合部15に装着されて同コネクタ嵌合部15と相手側コネクタYとの間をシールするシール部材30と、を備え、シール部材30には、ハウジング10の係止受け部19に対して後方から係止する係止部32が設けられ、ハウジング10には、係止部32の後方を覆うようにして立つ保護壁24が設けられている。この構成によれば、保護壁24によって係止部32が覆われるから、係止部32に外部の異物が接触することを防ぐことができ、もって係止部32を保護することができる。
また、ハウジング10には、相手側コネクタYとの嵌合・離脱動作を助勢するレバー40が備えられ、レバー40は、ハウジング10の上側面および下側面(外側面)に沿って配されるカム板部42を有し、第2保護壁24Sは、カム板部42の内側に位置してカム板部42の内倒れを防ぐ内倒れ防止機構を兼ねている。この構成によれば、内倒れ防止機構を別途ハウジング10に設けなくてもよいから、ハウジング10の構造を簡素化することができる。
また、ハウジング10には、ハウジング10の後面から導出された電線Wを保護する電線カバー50が備えられ、電線カバー50は、第1保護壁24Fに対して前方から係止する係止爪53を有し、第1保護壁24Fは、電線カバー50のロック機構を兼ねている。この構成によれば、電線カバー50のロック機構を別途ハウジング10に設けなくてもよいから、ハウジング10の構造を簡素化することができる。
また、電線カバー50は、第2保護壁24Sに対して後方から突き当たるストッパ部55を有し、第2保護壁24Sは、電線カバー50のストッパ機構を兼ねている。この構成によれば、電線カバー50のストッパ機構を別途ハウジング10に設けなくてもよいから、ハウジング10の構造を簡素化することができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、防水コネクタCは、レバー式コネクタとされているが、本発明は、レバー無しのコネクタにも適用することができる。
(2)上記実施例では、防水コネクタCには、電線カバー50が取り付けられるものとされているが、本発明は、電線カバーが取り付けられないコネクタにも適用することができる。
(3)上記実施例では、端子収容部11の外周面にシール部材30が装着され、この端子収容部11の外周面と相手側コネクタYの内周面との間でシール部材30が挟み付けられるものとされているが、これに限らず、例えば外筒部の内周面にシール部材が装着され、この外筒部の内周面と相手側コネクタの外周面との間でシール部材が挟み付けられるものとしてもよい。
(4)上記実施例では、係止部32は、突出部34とブロック部35と外突部36とを備えた構成とされているが、これに限らず、係止部はハウジングの係止受け部に対して後方から係止可能であればどのような構成であってもよく、例えば、係止部は、コネクタ嵌合部の後壁を前後方向に貫通する貫通軸部と、貫通軸部から全方位に張り出してコネクタ嵌合部の後壁の後面(係止受け部)に後方から係止する頭部とを有するものであってもよい。
(5)上記実施例では、保護壁24は、後壁部25と一対の側壁部26とを備えているが、これに限らず、保護壁は、後壁部のみを有するものとしてもよい。
(6)上記実施例では、第2保護壁24Sのみが内倒れ機構を兼ねるものとしているが、これに限らず、レバーの形状によっては、他の保護壁が内倒れ機構を兼ねるものとしてもよい。
(7)上記実施例では、第2保護壁24Sの一対の側壁部26がカム板部42の板面に近接して配されるものとしているが、これに限らず、例えば後壁部がカム板部の板面に近接して配されるものとしてもよい。
(8)上記実施例では、電線カバー50の係止爪53が第1保護壁24Fに係止するものとしているが、これに限らず、いずれの保護壁に係止するものとしてもよく、すなわち第2保護壁24Sのみに係止するものとしてもよく、または一対の第1保護壁24Fのうちいずれか一方のみに係止するものとしてもよく、もしくはすべての保護壁に係止するものとしてもよい。
(9)上記実施例では、電線カバー50のストッパ部55が第2保護壁24Sに突き当たるものとしているが、これに限らず、いずれの保護壁に突き当たるものとしてもよく、すなわち第1保護壁24Fのみに突き当たるものとしてもよく、または一対の第1保護壁24Fのうちいずれか一方のみに突き当たるものとしてもよく、もしくはすべての保護壁に突き当たるものとしてもよい。
C…防水コネクタ
W…電線
Y…相手側コネクタ
10…ハウジング
15…コネクタ嵌合部
19…係止受け部
24…保護壁
30…シール部材
32…係止部
40…レバー
42…カム板部
50…電線カバー
53…係止爪
55…ストッパ部

Claims (4)

  1. 前方から相手側コネクタが嵌合可能なコネクタ嵌合部が設けられたハウジングと、
    前記コネクタ嵌合部に装着されて同コネクタ嵌合部と前記相手側コネクタとの間を液密状にするシール部材と、
    前記シール部材に設けられ、前記ハウジングに設けられた係止受け部に対して後方から係止する係止部と、
    前記ハウジングに設けられ、前記係止部の後方を覆うようにして立つ保護壁と、
    を備えた防水コネクタ。
  2. 前記ハウジングに、前記相手側コネクタとの嵌合・離脱動作を助勢するレバーが備えられ、
    前記レバーは、前記ハウジングの外側面に沿って配されるカム板部を有し、
    前記保護壁は、前記カム板部の内側に位置して前記カム板部の内倒れを防ぐ内倒れ防止機構を兼ねている請求項1に記載の防水コネクタ。
  3. 前記ハウジングに、前記ハウジングの後面から導出された電線を保護する電線カバーが備えられ、
    前記電線カバーは、前記保護壁に対して前方から係止する係止爪を有し、
    前記保護壁は、前記電線カバーのロック機構を兼ねている請求項1または請求項2に記載の防水コネクタ。
  4. 前記電線カバーが、前記保護壁に対して後方から突き当たるストッパ部を有し、
    前記保護壁は、前記電線カバーのストッパ機構を兼ねている請求項3に記載の防水コネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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