JP2015186214A - 代替通信端末、代替通信システム、代替通信方法および代替通信プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 テザリング端末が単体で他の通信端末に対し低電力で最適な無線通信を選択する代替通信端末、代替通信システム、代替通信方法および代替通信プログラムを提供する。
【解決手段】 通信端末からの接続要求に応じて、通信端末との間で第一の通信、あるいは第二の通信による代替通信処理を行う代替通信端末2であって、代替通信端末2は、代替通信処理において、使用する通信からもう片方の通信への通信切替の判断基準となる少なくとも1つの条件を記憶する記憶部203と、使用する通信と条件を比較し、通信切替を行うか判断する切替監視部204と、切替監視部の判断結果に従い、使用する通信からもう片方の通信への通信切替を行う選択部205とを備える。
【選択図】 図3
【解決手段】 通信端末からの接続要求に応じて、通信端末との間で第一の通信、あるいは第二の通信による代替通信処理を行う代替通信端末2であって、代替通信端末2は、代替通信処理において、使用する通信からもう片方の通信への通信切替の判断基準となる少なくとも1つの条件を記憶する記憶部203と、使用する通信と条件を比較し、通信切替を行うか判断する切替監視部204と、切替監視部の判断結果に従い、使用する通信からもう片方の通信への通信切替を行う選択部205とを備える。
【選択図】 図3
Description
本発明は、代替通信端末、代替通信システム、代替通信方法および代替通信プログラムに関する。
携帯可能なコンピュータ等の情報機器の普及に伴い、ユーザがコンピュータを出先へ持ち出してインターネットに接続する機会が増加している。これに伴い、直接インターネットに接続できない通信端末が、第一の通信あるいは第二の通信による代替通信の機能を利用しインターネットに接続する、いわゆるテザリング機能を使用する機会が増加している。テザリング機能とは、スマートフォンなどの単体で通信可能な通信機器を外付けモデムのように働かせ、これに接続するコンピュータ等の他の通信機器を、インターネット等へ接続させる機能である。以下、テザリング機能を有する通信機器を「テザリング端末」と記載し、テザリング機能を有しない通信機器を「通信端末」と記載する。テザリング端末と通信端末の間は、ケーブル等を用いた有線通信や、Bluetooth(登録商標)およびWLAN(Wireless Local Area Network)等の規格の無線通信を使って接続する。
上記の第一の通信であるWLAN通信にてテザリングを行う機能(以下「WLANテザリング機能」と記載)と、上記の第二の通信であるBluetooth通信にてテザリングを行う機能(以下「Bluetoothテザリング機能」と記載)の両方を有する端末は存在するが、それぞれの機能にはメリットとデメリットがあるため、ユーザは使用状況に応じて、任意に選択をしていた。例えば、WLANテザリング機能は、Bluetoothテザリング機能に比べ、高速通信が可能で接続範囲が広いが、消費電力が高く通信時間は短くなる。Bluetoothテザリング機能は、WLANテザリング機能に比べ、通信速度が遅く接続範囲が狭いが、消費電力が低く、通信時間は長くなる。よってユーザは電池の消費量を抑えるため、インターネット等に接続する場所や、その際の通信状態に応じて、両方の機能を切り替えていた。しかし、ユーザにとって、その場の状況に応じて両方の機能を切り替える設定を行うことは煩雑であった。このため、テザリング種類の自動選択手法が開示されている。
例えば、アクセスポイントとなりえる複数のテザリング端末候補から、無線信号の強度が最も大きいアクセスポイントを選択して通信を行う手法が開示されている(特許文献1参照)。無線通信の強度だけでなく、アクセスポイントとなる端末の電池残量などの装置情報を受信して最適なアクセスポイントを自動で選択する手法が開示されている(特許文献2参照)。テザリングを行う時と行わない時で、使用回路を選択する手法も開示されている(特許文献3参照)。電池充電量が少なくなると、通信基地局と通信端末の直接接続を確立する手法も開示されている(特許文献4参照)。
しかし特許文献1に記載の手法は、通信端末とテザリング端末間の無線通信強度のみで接続先を決定するので、接続先のテザリング端末の無線通信強度が弱い状態で外部の高速通信に対応していた場合、通信の伝送効率が悪くなる可能性があった。
特許文献2に記載の手法は、テザリング端末の通信方式や、課金情報、電池残量、無線強度などから接続先を選択する。しかしこれらの情報のやり取りは、テザリング端末と接続する無線端末の双方で通信仕様を共通化する必要があり、全てのテザリング端末で対応することは困難であった。
更に、特許文献1および2に記載の手法はいずれも、テザリング端末に接続する無線端末側の技術を開示しており、テザリング端末単体ではテザリング選択を行うことはできなかった。
特許文献3に記載の手法は、テザリング通信時において、異なる通信信号の干渉を防ぐためのものであり、電池の消費を抑えることはできなかった。特許文献4に記載の手法は、通信速度、通信強度および電池残量の状態に従い通信を選択するものの、電池残量が少なくなると、テザリング端末は通信基地局と通信端末の直接接続を確立後、自らは動作することはなかった。
本発明は、上記の問題点を解決するべくなされたものであり、テザリング端末が単体で、電池残量が少ない状態でも、他の通信端末に対し低電力で最適な無線通信を選択する代替通信端末、代替通信システム、代替通信方法および代替通信プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の特徴は、通信端末からの接続要求に応じて、前記通信端末との間で第一の通信、あるいは第二の通信による代替通信処理を行う代替通信端末であって、前記代替通信処理において、使用する通信からもう片方の通信への通信切替の判断基準となる少なくとも1つの条件を記憶する記憶部と、前記使用する通信と前記条件を比較し、前記通信切替を行うか判断する切替監視部と、前記切替監視部の判断結果に従い、前記使用する通信からもう片方の通信への通信切替を行う選択部とを備える代替通信端末であることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、通信端末からの接続要求に応じて、前記通信端末との間で第一の通信、あるいは第二の通信による代替通信処理を行う端末が行う代替通信方法であって、前記代替通信処理において、使用する通信からもう片方の通信への通信切替の判断基準となる少なくとも1つの条件を記憶部に記憶させ、切替監視部が、前記使用する通信と前記条件を比較し、前記通信切替を行うか判断し、選択部が、前記切替監視部の判断結果に従い、前記使用する通信からもう片方の通信への通信切替を行うことを備える代替通信方法であることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、通信端末からの接続要求に応じて、前記通信端末との間で第一の通信、あるいは第二の通信による代替通信処理を行うコンピュータに、前記代替通信処理において、使用する通信からもう片方の通信への通信切替の判断基準となる少なくとも1つの条件を記憶部に記憶させる手段と、前記使用する通信と前記条件を比較し、前記通信切替を行うか判断する手段と、前記判断の結果に従い、前記使用する通信からもう片方の通信への通信切替を行う手段として機能させるための代替通信プログラムであることを要旨とする。
本発明の代替通信端末、代替通信システム、代替通信方法および代替通信プログラムによると、ユーザが意識することなく、テザリング端末単体で、他の通信端末に対して低電力で最適な無線通信を選択することができる。
次に図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであることに留意すべきである。更に以下に記載される実施形態は一例であり、その本質を同一とする範囲において適宜変更可能であることに留意すべきである。
<第一の実施形態>
(テザリングシステム)
第一の実施形態に係るテザリングシステム100は、図1に示すように、通信端末3、テザリング端末2および通信接続サーバ4を備えている。通信端末3は、テザリング端末2および通信接続サーバ4を介して、外部のネットワーク5に接続する。尚、テザリング端末2は、通信接続サーバ4を介して、ネットワーク5に接続する。通信端末3とは、携帯ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistants)、ノートパソコン等の主に携帯可能な通信端末であって、テザリング端末2とWLAN規格やBluetooth規格等のテザリング通信を行うことで、他の通信端末と通信を行うことができる。通信接続サーバ4は、APN(Access Point Name)にて指定された通信接続サーバである。APNとは、携帯端末等をネットワーク5に接続してデータ通信を行う際に必要となる接続先を指定する文字列である。ネットワーク5はインターネット等の公衆ネットワークである。
<第一の実施形態>
(テザリングシステム)
第一の実施形態に係るテザリングシステム100は、図1に示すように、通信端末3、テザリング端末2および通信接続サーバ4を備えている。通信端末3は、テザリング端末2および通信接続サーバ4を介して、外部のネットワーク5に接続する。尚、テザリング端末2は、通信接続サーバ4を介して、ネットワーク5に接続する。通信端末3とは、携帯ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistants)、ノートパソコン等の主に携帯可能な通信端末であって、テザリング端末2とWLAN規格やBluetooth規格等のテザリング通信を行うことで、他の通信端末と通信を行うことができる。通信接続サーバ4は、APN(Access Point Name)にて指定された通信接続サーバである。APNとは、携帯端末等をネットワーク5に接続してデータ通信を行う際に必要となる接続先を指定する文字列である。ネットワーク5はインターネット等の公衆ネットワークである。
テザリング端末2は、図2に示すように、CPU(Central processing unit)250、RAM(Random Access Memory)251、ROM(Read Only Memory)252、入出力装置253、WLAN通信部254およびBluetooth通信部255等を備えている。CPU250、RAM251、ROM252等は、後述するコンピュータソフトウェアを読み込み、CPU250の制御の元で、入出力装置253、WLAN通信部254およびBluetooth通信部255を動作させる。又、CPU250は、RAM251およびROM252のデータの読み出し及び書き込みを行い、適宜演算処理を実行する。
CPU250は、図3に示すように、ネットワーク通信部201、テザリング通信部202aおよび202b、閾値記憶部203、切替監視部204およびテザリング選択部205等を備えている。
ネットワーク通信部201は、ネットワーク5に通信可能に接続されており、CPU350等からの指示に従い、通信接続サーバ4を介して適宜ネットワーク5に接続する。具体的には、LTE(Long Term Evolution)、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)、GSM(Global System for Mobile Communications:登録商標)、公衆WLAN等の無線通信や、Ethernet(登録商標)等の有線通信を介して、通信接続サーバ4およびネットワーク5に接続する。
テザリング通信部202aは、WLAN通信に対するテザリング処理を行う。テザリング通信部202bは、Bluetooth通信に対するテザリング処理を行う。尚、通信規格はこれに限られず、同様の作用を有する通信方式であればどの規格のものでもよい。尚、通信開始時には、テザリング通信部202a〜202bは、通信端末3との間で、通信に必要な初期設定を行う。
閾値記憶部203は、通信切替判断の基準となる、通信の強度閾値および通信の速度閾値等を格納する。強度閾値はBluetooth接続が可能な強度の限界とする。速度閾値は、Bluetoothの速度限界値とする。ただしこれは一例であり、実使用上は限界値の80%等のある程度余裕を持った値を閾値とすることが好ましい。
切替監視部204では、通信端末3とテザリング端末2の接続状態を監視し、接続状態によってWLAN通信部254とBluetooth通信部255の内どちらのテザリング方式で通信をおこなうかを判断する。例えば、通信の電波強度(以下「通信強度」と記載)が高く、通信が安定している状態(以下このような状態を「通信強度が高い」と記載)で、通信端末3とテザリング端末2が近距離にあるかまたは通信環境の良い状態にあり、通信端末3がメールチェック等の低速通信も可能な処理を行っているとする。この場合、切替監視部204は、Bluetooth通信部255でテザリングすると判断する。つまり、通信強度が高くて低速通信の場合は、切替監視部204はBluetooth通信部255での通信に切替え、消費電力を低く抑える。逆に、高速通信が必要な場合は通信強度にかかわらずWLAN通信部254を選択する。ただし、電波強度が低く通信が不安定な状態(以下このような状態を「通信強度が低い」と記載)の場合はWLAN通信部254でも通信速度が低下するため、Bluetooth通信部255によって通信する方が、通信速度が速い場合がある。この場合はBluetooth通信部255を選択する。詳細は後述する。
テザリング選択部205は、切替監視部204にて判断したテザリング方式を使用するように、通信中のテザリング方式を切り替え、通信中であったテザリング通信を切断する。通信端末3とテザリング端末2は、通信開始時にWLAN通信およびBluetoothでの通信が可能となるように初期設定しておく。
これら各部の構成要素は、機能単位ブロックを示している。図3において各部はCPU250等に格納されているが、これは一例であり、ROM252やRAM251に格納させて、適宜CPU250が各部をロードして演算処理を行うことでこれらの処理を実行してもよい。
通信端末3は、図4に示すように、CPU350、RAM351、ROM352、入出力装置353、WLAN通信部354およびBluetooth通信部355等を備える。CPU350、RAM351、ROM352等は、所定のコンピュータソフトウェアを読み込み、CPU350の制御の元で、入出力装置353、WLAN通信部354およびBluetooth通信部355を動作させる。又、CPU350は、RAM351およびROM352のデータの読み出し及び書き込みを行い、適宜演算処理を実行する。
(テザリングシステムの動作)
次にテザリングシステム100の動作について図5のフロー図を参照して説明する。
(a)ステップS101において、ユーザ等により通信端末3が起動されると、接続先のテザリング端末2のうち、図3のテザリング通信部202aは、WLAN通信のネットワーク名(SSID:Service Set Identifier)を登録して接続設定を行う。更にテザリング通信部202bは、Bluetooth通信の接続設定(ペアリング)を行う。この後、ユーザに任意の通信方式を選択するよう促し、選択された通信方式にて通信を開始する。
(b)ステップS102において、切替監視部204は、テザリング通信中に検出された通信強度(以下「検出通信強度」と記載)と、テザリング通信中に検出された通信速度(以下「検出通信速度」と記載)を取得する。次に閾値記憶部203より通信強度の強度閾値および通信速度の速度閾値を取得し、強度閾値と検出通信強度、速度閾値と検出通信速度を比較する。この比較を所定間隔で行い、検出通信強度と検出通信速度が閾値以下であることを確認する。
(c)ステップS103において、切替監視部204が検出通信強度および検出通信強度の少なくとも片方が各閾値を超えたと判断すると、以下の切替処理を行う。
(d)ステップS104において、切替監視部204は、検出通信強度が強度閾値より高く、検出通信速度が速度閾値より高いと判断する。通信強度が高いということは、テザリング端末2と通信端末3は近距離にあり、良好な通信状態であると判断できる。この場合ステップS105において、切替監視部204は、上記の通信状況ではWLAN通信とBluetooth通信のどちらでも接続が可能であるが、通信速度が速いため、高速通信が可能なWLAN通信によるテザリングを選択する。テザリング選択部205は、切替監視部204にて判断されたWLAN通信によるテザリングを使用するように、通信中のテザリング方式を切り替え、通信中であったテザリング通信を切断する。
(e)ステップS106において、切替監視部204は、検出通信強度が強度閾値より高く、通信速度は速度閾値より低いと判断する。この時切替監視部204は、Bluetooth通信によるテザリングでも低速通信には支障がないと判断する。ステップS107において、切替監視部204は、低消費電力のBluetooth通信によるテザリングを選択する。テザリング選択部205は、通信中のテザリング方式をBluetooth通信によるテザリングに切り替え、通信中であったテザリング通信を切断する。
(f)ステップS108において、切替監視部204は、検出通信強度が強度閾値より低く、検出通信速度が速度閾値より高いと判断する。この場合ステップS109において、切替監視部204は、通信強度が低いということは、テザリング端末2と通信端末3が遠距離にあり、通信を高い速度に上げるべきと判断し、WLAN通信によるテザリングを選択する。テザリング選択部205は、通信中のテザリング方式をWLAN通信によるテザリングに切り替え、通信中であったテザリング通信を切断する。
(g)ステップS110において、切替監視部204は、検出通信強度は閾値より低く、検出通信速度も速度閾値より低いと判断する。この場合ステップS111において、切替監視部204は、通信強度が低いということは、テザリング端末2と通信端末3が遠距離にあると判断し、通信速度にこだわらず、通信エリアが広いWLAN通信によるテザリングを選択する。テザリング選択部205は、通信中のテザリング方式をWLAN通信によるテザリングに切り替え、通信中であったテザリング通信を切断する。
(h)ステップS112においては、通信中か否かを判断し、通信中であればステップS102に戻り再度通信状態の監視を行う。通信中でなければこの監視処理を終了する。尚、ユーザが強制的に通信を切断した場合も監視処理が終了することはもちろんである。
(テザリングシステムの動作)
次にテザリングシステム100の動作について図5のフロー図を参照して説明する。
(a)ステップS101において、ユーザ等により通信端末3が起動されると、接続先のテザリング端末2のうち、図3のテザリング通信部202aは、WLAN通信のネットワーク名(SSID:Service Set Identifier)を登録して接続設定を行う。更にテザリング通信部202bは、Bluetooth通信の接続設定(ペアリング)を行う。この後、ユーザに任意の通信方式を選択するよう促し、選択された通信方式にて通信を開始する。
(b)ステップS102において、切替監視部204は、テザリング通信中に検出された通信強度(以下「検出通信強度」と記載)と、テザリング通信中に検出された通信速度(以下「検出通信速度」と記載)を取得する。次に閾値記憶部203より通信強度の強度閾値および通信速度の速度閾値を取得し、強度閾値と検出通信強度、速度閾値と検出通信速度を比較する。この比較を所定間隔で行い、検出通信強度と検出通信速度が閾値以下であることを確認する。
(c)ステップS103において、切替監視部204が検出通信強度および検出通信強度の少なくとも片方が各閾値を超えたと判断すると、以下の切替処理を行う。
(d)ステップS104において、切替監視部204は、検出通信強度が強度閾値より高く、検出通信速度が速度閾値より高いと判断する。通信強度が高いということは、テザリング端末2と通信端末3は近距離にあり、良好な通信状態であると判断できる。この場合ステップS105において、切替監視部204は、上記の通信状況ではWLAN通信とBluetooth通信のどちらでも接続が可能であるが、通信速度が速いため、高速通信が可能なWLAN通信によるテザリングを選択する。テザリング選択部205は、切替監視部204にて判断されたWLAN通信によるテザリングを使用するように、通信中のテザリング方式を切り替え、通信中であったテザリング通信を切断する。
(e)ステップS106において、切替監視部204は、検出通信強度が強度閾値より高く、通信速度は速度閾値より低いと判断する。この時切替監視部204は、Bluetooth通信によるテザリングでも低速通信には支障がないと判断する。ステップS107において、切替監視部204は、低消費電力のBluetooth通信によるテザリングを選択する。テザリング選択部205は、通信中のテザリング方式をBluetooth通信によるテザリングに切り替え、通信中であったテザリング通信を切断する。
(f)ステップS108において、切替監視部204は、検出通信強度が強度閾値より低く、検出通信速度が速度閾値より高いと判断する。この場合ステップS109において、切替監視部204は、通信強度が低いということは、テザリング端末2と通信端末3が遠距離にあり、通信を高い速度に上げるべきと判断し、WLAN通信によるテザリングを選択する。テザリング選択部205は、通信中のテザリング方式をWLAN通信によるテザリングに切り替え、通信中であったテザリング通信を切断する。
(g)ステップS110において、切替監視部204は、検出通信強度は閾値より低く、検出通信速度も速度閾値より低いと判断する。この場合ステップS111において、切替監視部204は、通信強度が低いということは、テザリング端末2と通信端末3が遠距離にあると判断し、通信速度にこだわらず、通信エリアが広いWLAN通信によるテザリングを選択する。テザリング選択部205は、通信中のテザリング方式をWLAN通信によるテザリングに切り替え、通信中であったテザリング通信を切断する。
(h)ステップS112においては、通信中か否かを判断し、通信中であればステップS102に戻り再度通信状態の監視を行う。通信中でなければこの監視処理を終了する。尚、ユーザが強制的に通信を切断した場合も監視処理が終了することはもちろんである。
また、上述した図5の動作においては、低消費電力のBluetooth通信テザリングを選択するのは、ステップS106〜S107の時のみである。しかし、通信強度の閾値と通信速度の閾値を高くすることで、監視判断の機会を増やし、Bluetooth通信テザリングをより多く選択するように設計することも可能である。
第一の実施形態のテザリングシステム100によると、通信端末の状態を判断して最適なテザリング通信方式に自動的に切り替えることにより、ユーザにとってテザリング通信切替の煩雑さがなく、通信状態を劣化させることがない。又、Bluetooth通信を選択させることで消費電力を抑え、通信可能時間を延長することができる。また、汎用されるテザリング端末が監視する通信強度および通信速度を使用し、テザリング方式の選択を行うため、新たに監視する機構を追加する必要が無い。更に、テザリング端末内の仕組のみで最適通信を選択するため、他の通信端末やネットワーク側に新たな仕組みを追加する必要が無い。ひいては端末およびシステムのコストダウンを図ることができる。
<第二の実施形態>
(テザリングシステム)
第二の実施形態に係るテザリングシステム(図示せず)は、図1と同様に、通信端末、テザリング端末6および通信接続サーバを備えている。テザリング端末6は、CPU450等を備えている。
<第二の実施形態>
(テザリングシステム)
第二の実施形態に係るテザリングシステム(図示せず)は、図1と同様に、通信端末、テザリング端末6および通信接続サーバを備えている。テザリング端末6は、CPU450等を備えている。
CPU450は、図6に示すように、ネットワーク通信部401、テザリング通信部402aおよび402b、閾値記憶部403、切替監視部404およびテザリング選択部405等を備えている。
閾値記憶部403は、通信切替判断の基準となる、通信の速度閾値および一定の電池残量を示す電池閾値等を格納する。電池閾値は設計者が予め初期値を設定してもよいし、ユーザが任意に設定してもよい。例えば、電池残量40%以下の場合は、通信速度よりも電池の持ちを優先するとし、電池閾値を40%と設定する。速度閾値は、Bluetooth通信の速度限界値とするが、実使用上はこれより低い値が好ましい。
切替監視部404では、通信端末とテザリング端末6間通信の通信速度と、テザリング端末6の電池残量の状態を監視し、これらの状態の変化に応じてWLAN通信部454とBluetooth通信部455の内どちらのテザリング方式で通信をおこなうかを判断する。
尚、他の装置および各部については第一の実施形態と同様であるため説明を省略する。
(テザリングシステムの動作)
次に第二の実施形態に係るテザリングシステムの動作について図7のフロー図を参照して説明する。
(a)ステップS201において、通信端末が起動されると、図6のテザリング端末6のテザリング通信部402aは、WLAN通信の接続設定を行う。更にテザリング通信部402bは、Bluetooth通信の接続設定を行う。この後、ユーザに任意の通信方式を選択するよう促し、選択された通信方式にて通信を開始する。
(b)ステップS202において、切替監視部404は、テザリング通信中に検出される電池残量(以下「検出電池残量」と記載)と、テザリング通信中に検出された検出通信速度を取得する。次に閾値記憶部403より電池閾値および速度閾値を取得し、電池閾値と検出電池残量、速度閾値と検出通信速度を比較する。この比較を所定間隔で行い、検出電池残量が閾値以上、検出通信速度が閾値以下であることを確認する。
(c)ステップS203において、切替監視部404が検出電池残量および検出通信強度の少なくとも片方が各閾値を超えたと判断すると、以下の切替処理を行う。
(d)ステップS204において、切替監視部404は、検出電池残量が電池閾値より高く、検出通信速度が速度閾値より高いと判断する。この場合ステップS205において、切替監視部404は、電池残量に余裕があるのならば、消費電力を気にせず高速通信を行った方が良いと判断し、WLAN通信のテザリングを選択する。テザリング選択部405は、切替監視部404にて判断されたWLAN通信によるテザリングを使用するように、通信中のテザリング方式を切り替え、通信中であったテザリング通信を切断する。
(e)ステップS206において、切替監視部404は、検出電池残量が電池閾値より高く、検出通信速度が速度閾値より低いと判断する。この場合ステップS207において、切替監視部404は、電池残量に余裕があっても、通信速度が低いならば、低速通信でも通信に支障は無いし、消費電力も抑えることができると判断する。よって、Bluetooth通信のテザリングを選択する。テザリング選択部405は、切替監視部404にて判断されたBluetooth通信によるテザリングを使用するように、通信中のテザリング方式を切り替え、通信中であったテザリング通信を切断する。
(f)ステップS208において、切替監視部404は、検出電池残量が電池閾値より低く、検出通信速度が速度閾値より高いと判断する。この場合ステップS209において、切替監視部404は、高速通信のWLANでは消費電力が高く、残通信時間が短くなるので、通信速度を低下させるべきと判断し、強制的に通信速度を速度閾値以下に低下させる。その後ステップS210において、切替監視部404は、Bluetooth通信のテザリングを選択し、通信時間の長期化をはかる。テザリング選択部405は、切替監視部404にて判断されたBluetooth通信によるテザリングを使用するように、通信中のテザリング方式を切り替え、通信中であったテザリング通信を切断する。
(g)ステップS211において、切替監視部404は、検出電池残量が電池閾値より低く、検出通信速度が速度閾値より低いと判断する。この場合ステップS212において、切替監視部404は、通信時間の長期化のため、通信速度は速度閾値以下であるべきだが、すでに速度閾値以下であるため通信速度制限は必要ないと判断する。切替監視部404は、Bluetooth通信のテザリングを選択し、通信時間の長期化をはかる。テザリング選択部405は、切替監視部404にて判断されたBluetooth通信によるテザリングを使用するように、通信中のテザリング方式を切り替え、通信中であったテザリング通信を切断する。
(h)ステップS213においては、通信中か否かを判断し、通信中であればステップS202に戻り再度通信状態の監視を行う。通信中でなければこの監視処理を終了する。尚、ユーザが強制的に通信を切断した場合も監視処理が終了することはもちろんである。
(テザリングシステムの動作)
次に第二の実施形態に係るテザリングシステムの動作について図7のフロー図を参照して説明する。
(a)ステップS201において、通信端末が起動されると、図6のテザリング端末6のテザリング通信部402aは、WLAN通信の接続設定を行う。更にテザリング通信部402bは、Bluetooth通信の接続設定を行う。この後、ユーザに任意の通信方式を選択するよう促し、選択された通信方式にて通信を開始する。
(b)ステップS202において、切替監視部404は、テザリング通信中に検出される電池残量(以下「検出電池残量」と記載)と、テザリング通信中に検出された検出通信速度を取得する。次に閾値記憶部403より電池閾値および速度閾値を取得し、電池閾値と検出電池残量、速度閾値と検出通信速度を比較する。この比較を所定間隔で行い、検出電池残量が閾値以上、検出通信速度が閾値以下であることを確認する。
(c)ステップS203において、切替監視部404が検出電池残量および検出通信強度の少なくとも片方が各閾値を超えたと判断すると、以下の切替処理を行う。
(d)ステップS204において、切替監視部404は、検出電池残量が電池閾値より高く、検出通信速度が速度閾値より高いと判断する。この場合ステップS205において、切替監視部404は、電池残量に余裕があるのならば、消費電力を気にせず高速通信を行った方が良いと判断し、WLAN通信のテザリングを選択する。テザリング選択部405は、切替監視部404にて判断されたWLAN通信によるテザリングを使用するように、通信中のテザリング方式を切り替え、通信中であったテザリング通信を切断する。
(e)ステップS206において、切替監視部404は、検出電池残量が電池閾値より高く、検出通信速度が速度閾値より低いと判断する。この場合ステップS207において、切替監視部404は、電池残量に余裕があっても、通信速度が低いならば、低速通信でも通信に支障は無いし、消費電力も抑えることができると判断する。よって、Bluetooth通信のテザリングを選択する。テザリング選択部405は、切替監視部404にて判断されたBluetooth通信によるテザリングを使用するように、通信中のテザリング方式を切り替え、通信中であったテザリング通信を切断する。
(f)ステップS208において、切替監視部404は、検出電池残量が電池閾値より低く、検出通信速度が速度閾値より高いと判断する。この場合ステップS209において、切替監視部404は、高速通信のWLANでは消費電力が高く、残通信時間が短くなるので、通信速度を低下させるべきと判断し、強制的に通信速度を速度閾値以下に低下させる。その後ステップS210において、切替監視部404は、Bluetooth通信のテザリングを選択し、通信時間の長期化をはかる。テザリング選択部405は、切替監視部404にて判断されたBluetooth通信によるテザリングを使用するように、通信中のテザリング方式を切り替え、通信中であったテザリング通信を切断する。
(g)ステップS211において、切替監視部404は、検出電池残量が電池閾値より低く、検出通信速度が速度閾値より低いと判断する。この場合ステップS212において、切替監視部404は、通信時間の長期化のため、通信速度は速度閾値以下であるべきだが、すでに速度閾値以下であるため通信速度制限は必要ないと判断する。切替監視部404は、Bluetooth通信のテザリングを選択し、通信時間の長期化をはかる。テザリング選択部405は、切替監視部404にて判断されたBluetooth通信によるテザリングを使用するように、通信中のテザリング方式を切り替え、通信中であったテザリング通信を切断する。
(h)ステップS213においては、通信中か否かを判断し、通信中であればステップS202に戻り再度通信状態の監視を行う。通信中でなければこの監視処理を終了する。尚、ユーザが強制的に通信を切断した場合も監視処理が終了することはもちろんである。
第二の実施形態のテザリングシステムによれば、第一の実施形態の効果に加え、電池残量を監視することで、Bluetooth通信テザリングの機会を増やし、消費電力をより抑えることができる。又、汎用されるテザリング端末が監視可能な電池残量および通信速度を使用し、テザリング方式の選択を行うため、新たに監視する機構を追加する必要が無く、ひいてはコストダウンを図ることができる。
<第三の実施形態>
(テザリングシステム)
第三の実施形態に係るテザリングシステムは、図1と同様に、通信端末、テザリング端末7および通信接続サーバを備えている。テザリング端末7は、CPU550等を備えている。
<第三の実施形態>
(テザリングシステム)
第三の実施形態に係るテザリングシステムは、図1と同様に、通信端末、テザリング端末7および通信接続サーバを備えている。テザリング端末7は、CPU550等を備えている。
CPU550は、図8に示すように、ネットワーク通信部501、テザリング通信部502aおよび502b、閾値記憶部503、切替監視部504およびテザリング選択部505等を備えている。
閾値記憶部503は、通信切替判断の基準となる、テザリング端末7自身の装置温度の閾値である温度閾値と通信速度の閾値である速度閾値等を格納する。温度閾値は安全設計を考慮し、例えば電気機器の装置温度規格であるIEC(International Electrotechnical Commission)60950等を参照して、危険とされる装置温度以上にならないように設定される。速度閾値は、Bluetooth通信の速度限界値であるが、実使用上はこれより低い値を閾値とすることが好ましい。
切替監視部504では、通信端末とテザリング端末7間の通信速度と、テザリング端末7の温度の状態を監視し、これらの状態の変化に応じて、WLAN通信部554とBluetooth通信部555の内どちらのテザリング方式で通信を行うかを判断する。
尚、他の装置および各部については第一の実施形態と同様であるため説明を省略する。
(テザリングシステムの動作)
次に第三の実施形態に係るテザリングシステムの動作について、図9のフロー図を参照して説明する。
(a)ステップS301において、通信端末が起動されると、図8のテザリング端末7のテザリング通信部502aは、WLAN通信の接続設定を行う。更にテザリング通信部502bは、Bluetooth通信の接続設定を行う。この後、ユーザに任意の通信方式を選択するよう促し、選択された通信方式にて通信を開始する。
(b)ステップS302において、切替監視部504は、テザリング通信中に検出されるテザリング端末7自身の装置温度(以下「検出温度」と記載)と、テザリング通信中に検出された通信速度である検出通信速度を取得する。次に閾値記憶部503より温度閾値および速度閾値を取得し、温度閾値と検出温度、速度閾値と検出通信速度を比較する。この比較を所定間隔で行い、検出温度と検出通信速度が閾値を超えていないことを確認する。
(c)ステップS303において、切替監視部504が検出温度および検出通信強度の少なくとも片方が各閾値を超えたと判断すると、以下の切替処理を行う。
(d)ステップS304において、切替監視部504は、検出温度が温度閾値より低く、検出通信速度が速度閾値より高いと判断する。この場合ステップS305において、切替監視部504は、装置温度が安全な温度であれば、消費電力を気にせずに高速通信してもよいと判断し、WLAN通信のテザリングを選択し、通信の高速性を優先させる。テザリング選択部505は、切替監視部504にて判断されたWLAN通信によるテザリングを使用するように、通信中のテザリング方式を切り替え、通信中であったテザリング通信を切断する。
(e)ステップS306において、切替監視部504は、検出温度が温度閾値より低く、検出通信速度が速度閾値より低いと判断する。この場合ステップS312において、切替監視部504は、安全な装置温度で、速度閾値より低い通信でも支障がないのなら、消費電力を抑えられる低速通信の方が良いと判断し、Bluetooth通信のテザリングを選択する。これにより通信可能時間が長くなる。テザリング選択部505は、切替監視部504にて判断されたBluetooth通信によるテザリングを使用するように、通信中のテザリング方式を切り替え、通信中であったテザリング通信を切断する。
(f)ステップS308において、切替監視部504は、検出温度が温度閾値より高く、検出通信速度が速度閾値より高いと判断する。この場合ステップS309において切替監視部504は、高速通信のままでは、消費電力が大きいため、装置温度は更に上昇する可能性が高いと考え、強制的に通信速度を速度閾値以下に低下させる。この後ステップS310において、切替監視部504は、温度上昇防止のため、低速通信であるBluetooth通信のテザリングを選択する。テザリング選択部505は、切替監視部504にて判断されたBluetooth通信によるテザリングを使用するように、通信中のテザリング方式を切り替え、通信中であったテザリング通信を切断する。
(g)ステップS311において、切替監視部504は、検出温度が温度閾値を超えていて、検出通信速度が速度閾値より低いと判断する。この場合ステップS307において、切替監視部504は、低い通信速度でも支障なく通信ができているのなら、消費電力を抑え、装置の温度上昇を防止すべきと考え、低速通信のBluetooth通信のテザリングを選択する。テザリング選択部505は、切替監視部504にて判断されたBluetooth通信によるテザリングを使用するように、通信中のテザリング方式を切り替え、通信中であったテザリング通信を切断する。
(h)ステップS313においては、通信中か否かを判断し、通信中であればステップS302に戻り再度通信状態の監視を行う。通信中でなければこの監視処理を終了する。尚、ユーザが強制的に通信を切断した場合も監視処理が終了することはもちろんである。
(テザリングシステムの動作)
次に第三の実施形態に係るテザリングシステムの動作について、図9のフロー図を参照して説明する。
(a)ステップS301において、通信端末が起動されると、図8のテザリング端末7のテザリング通信部502aは、WLAN通信の接続設定を行う。更にテザリング通信部502bは、Bluetooth通信の接続設定を行う。この後、ユーザに任意の通信方式を選択するよう促し、選択された通信方式にて通信を開始する。
(b)ステップS302において、切替監視部504は、テザリング通信中に検出されるテザリング端末7自身の装置温度(以下「検出温度」と記載)と、テザリング通信中に検出された通信速度である検出通信速度を取得する。次に閾値記憶部503より温度閾値および速度閾値を取得し、温度閾値と検出温度、速度閾値と検出通信速度を比較する。この比較を所定間隔で行い、検出温度と検出通信速度が閾値を超えていないことを確認する。
(c)ステップS303において、切替監視部504が検出温度および検出通信強度の少なくとも片方が各閾値を超えたと判断すると、以下の切替処理を行う。
(d)ステップS304において、切替監視部504は、検出温度が温度閾値より低く、検出通信速度が速度閾値より高いと判断する。この場合ステップS305において、切替監視部504は、装置温度が安全な温度であれば、消費電力を気にせずに高速通信してもよいと判断し、WLAN通信のテザリングを選択し、通信の高速性を優先させる。テザリング選択部505は、切替監視部504にて判断されたWLAN通信によるテザリングを使用するように、通信中のテザリング方式を切り替え、通信中であったテザリング通信を切断する。
(e)ステップS306において、切替監視部504は、検出温度が温度閾値より低く、検出通信速度が速度閾値より低いと判断する。この場合ステップS312において、切替監視部504は、安全な装置温度で、速度閾値より低い通信でも支障がないのなら、消費電力を抑えられる低速通信の方が良いと判断し、Bluetooth通信のテザリングを選択する。これにより通信可能時間が長くなる。テザリング選択部505は、切替監視部504にて判断されたBluetooth通信によるテザリングを使用するように、通信中のテザリング方式を切り替え、通信中であったテザリング通信を切断する。
(f)ステップS308において、切替監視部504は、検出温度が温度閾値より高く、検出通信速度が速度閾値より高いと判断する。この場合ステップS309において切替監視部504は、高速通信のままでは、消費電力が大きいため、装置温度は更に上昇する可能性が高いと考え、強制的に通信速度を速度閾値以下に低下させる。この後ステップS310において、切替監視部504は、温度上昇防止のため、低速通信であるBluetooth通信のテザリングを選択する。テザリング選択部505は、切替監視部504にて判断されたBluetooth通信によるテザリングを使用するように、通信中のテザリング方式を切り替え、通信中であったテザリング通信を切断する。
(g)ステップS311において、切替監視部504は、検出温度が温度閾値を超えていて、検出通信速度が速度閾値より低いと判断する。この場合ステップS307において、切替監視部504は、低い通信速度でも支障なく通信ができているのなら、消費電力を抑え、装置の温度上昇を防止すべきと考え、低速通信のBluetooth通信のテザリングを選択する。テザリング選択部505は、切替監視部504にて判断されたBluetooth通信によるテザリングを使用するように、通信中のテザリング方式を切り替え、通信中であったテザリング通信を切断する。
(h)ステップS313においては、通信中か否かを判断し、通信中であればステップS302に戻り再度通信状態の監視を行う。通信中でなければこの監視処理を終了する。尚、ユーザが強制的に通信を切断した場合も監視処理が終了することはもちろんである。
第三の実施形態のテザリングシステムによれば、第一および二の実施形態の効果に加え、装置温度を監視することで、Bluetooth通信テザリングの機会を増やし、消費電力をより抑えることができる。また、装置温度を監視し上昇を抑えることで、温度上昇に伴う故障や事故を防止することができる。更に、汎用されるテザリング端末が監視可能な装置温度および通信速度を使用し、テザリング方式の選択を行うため、新たに監視する機構を追加する必要が無く、ひいてはコストダウンを図ることができる。
尚、上記の各実施形態においては、通信強度と通信速度、電池残量と通信速度、装置温度と通信速度を条件として判定を行ったが、判定はこのいずれの組み合わせでもよく、又2つ以上の条件を組み合わせて判定してもよい。
更に、テザリング可能な通信規格としてWLAN通信規格とBluetooth通信規格を用いて説明しているが、これは出願時における高速通信と低速通信の規定方式にすぎず、将来における、同様の効果を有する高速通信および低速通信においても、適用可能なものとする。
<第四の実施形態>
第四の実施形態に係る端末650は、通信端末からの接続要求に応じて、通信端末との間で第一の通信あるいは第二の通信による代替通信処理を行う。端末650は、図10に示すように、記憶部603、切替監視部604および選択部605等を備えている。
<第四の実施形態>
第四の実施形態に係る端末650は、通信端末からの接続要求に応じて、通信端末との間で第一の通信あるいは第二の通信による代替通信処理を行う。端末650は、図10に示すように、記憶部603、切替監視部604および選択部605等を備えている。
記憶部603は、代替通信処理において、使用する通信からもう片方の通信への通信切替の判断基準となる少なくとも1つの条件を記憶する。切替監視部604は、使用する通信と条件を比較し、通信切替を行うか判断する。選択部605は、切替監視部の判断結果に従い、使用する通信からもう片方の通信への通信切替を行う。
第四の実施形態に係る端末によると、ユーザが意識することなく、テザリング端末単体で、他の通信端末に対して低電力で最適な無線通信を選択することができる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
[付記1]
通信端末からの接続要求に応じて、前記通信端末との間で第一の通信、あるいは第二の通信による代替通信処理を行う代替通信端末であって、
前記代替通信処理において、使用する通信からもう片方の通信への通信切替の判断基準となる少なくとも1つの条件を記憶する記憶部と
前記使用する通信と前記条件を比較し、前記通信切替を行うか判断する切替監視部と、
前記切替監視部の判断結果に従い、前記使用する通信からもう片方の通信への通信切替を行う選択部
とを備えることを特徴とする代替通信端末。
[付記2]
前記記憶部は、前記条件の閾値を記憶し、
前記切替監視部は、前記条件を前記使用する通信から検出し、検出された前記条件の検出値と、前記閾値記憶部から取得する前記条件の閾値を比較し、前記通信切替を行うか判断する
ことを特徴とする付記1に記載の代替通信端末。
[付記3]
前記条件は前記通信端末と前記代替通信端末間の通信強度と、前記通信端末と前記代替通信端末間の通信速度であることを特徴とする付記1又は2に記載の代替通信端末。
[付記4]
前記条件は前記代替通信端末の電池残量と、前記通信端末と前記代替通信端末間の通信速度であることを特徴とする付記1又は2に記載の端末。
[付記5]
前記条件は前記代替通信端末の装置温度と、前記通信端末と前記代替通信端末間の通信速度であることを特徴とする付記1又は2に記載の代替通信端末。
[付記6]
付記1乃至5のいずれかに記載の代替通信端末と、
前記代替通信端末に、外部ネットワークへ接続する際に前記接続要求を送信する少なくとも1つ以上の通信端末と、
前記代替通信端末からの要求を受け、前記外部ネットワークへの接続をおこなう通信接続サーバ
とを備えることを特徴とする代替通信システム。
[付記7]
通信端末からの接続要求に応じて、前記通信端末との間で第一の通信、あるいは第二の通信による代替通信処理を行う端末が行う代替通信方法であって、
前記代替通信処理において、使用する通信からもう片方の通信への通信切替の判断基準となる少なくとも1つの条件を記憶部に記憶させ、
切替監視部が、前記使用する通信と前記条件を比較し、前記通信切替を行うか判断し、
選択部が、前記切替監視部の判断結果に従い、前記使用する通信からもう片方の通信への通信切替を行う
ことを備えることを特徴とする代替通信方法。
[付記8]
前記記憶することは、前記条件の閾値を記憶し、
前記判断することは、前記条件を前記使用する通信から検出し、検出された前記条件の検出値と、前記閾値記憶部から取得する前記条件の閾値を比較し、前記通信切替を行うか判断する
ことを特徴とする付記7に記載の代替通信方法。
[付記9]
前記条件は前記通信端末と前記端末間の通信強度と、前記通信端末と前記端末間の通信速度であることを特徴とする付記7又は8に記載の代替通信方法。
[付記10]
前記条件は前記端末の電池残量と、前記通信端末と前記端末間の通信速度であることを特徴とする付記7又は8に記載の代替通信方法。
[付記11]
前記条件は前記端末の装置温度と、前記通信端末と前記端末間の通信速度であることを特徴とする付記7又は8に記載の代替通信方法。
[付記12]
通信端末からの接続要求に応じて、前記通信端末との間で第一の通信、あるいは第二の通信による代替通信処理を行うコンピュータに、
前記代替通信処理において、使用する通信からもう片方の通信への通信切替の判断基準となる少なくとも1つの条件を記憶部に記憶させる手段と、
前記使用する通信と前記条件を比較し、前記通信切替を行うか判断する手段と、
前記判断の結果に従い、前記使用する通信からもう片方の通信への通信切替を行う手段
として機能させるための代替通信プログラム。
[付記13]
前記記憶させる手段は、前記条件の閾値を記憶し、
前記判断する手段は、前記条件を前記使用する通信から検出し、検出された前記条件の検出値と、前記閾値記憶部から取得する前記条件の閾値を比較し、前記通信切替を行うか判断する
ことを特徴とする付記12に記載の代替通信プログラム。
[付記14]
前記条件は前記通信端末と前記コンピュータ間の通信強度と、前記通信端末と前記コンピュータ間の通信速度であることを特徴とする付記12又は13に記載の代替通信プログラム。
[付記15]
前記条件は前記コンピュータの電池残量と、前記通信端末と前記コンピュータ間の通信速度であることを特徴とする付記12又は13に記載の代替通信プログラム。
[付記16]
前記条件は前記コンピュータの装置温度と、前記通信端末と前記コンピュータ間の通信速度であることを特徴とする付記12又は13に記載の代替通信プログラム。
[付記1]
通信端末からの接続要求に応じて、前記通信端末との間で第一の通信、あるいは第二の通信による代替通信処理を行う代替通信端末であって、
前記代替通信処理において、使用する通信からもう片方の通信への通信切替の判断基準となる少なくとも1つの条件を記憶する記憶部と
前記使用する通信と前記条件を比較し、前記通信切替を行うか判断する切替監視部と、
前記切替監視部の判断結果に従い、前記使用する通信からもう片方の通信への通信切替を行う選択部
とを備えることを特徴とする代替通信端末。
[付記2]
前記記憶部は、前記条件の閾値を記憶し、
前記切替監視部は、前記条件を前記使用する通信から検出し、検出された前記条件の検出値と、前記閾値記憶部から取得する前記条件の閾値を比較し、前記通信切替を行うか判断する
ことを特徴とする付記1に記載の代替通信端末。
[付記3]
前記条件は前記通信端末と前記代替通信端末間の通信強度と、前記通信端末と前記代替通信端末間の通信速度であることを特徴とする付記1又は2に記載の代替通信端末。
[付記4]
前記条件は前記代替通信端末の電池残量と、前記通信端末と前記代替通信端末間の通信速度であることを特徴とする付記1又は2に記載の端末。
[付記5]
前記条件は前記代替通信端末の装置温度と、前記通信端末と前記代替通信端末間の通信速度であることを特徴とする付記1又は2に記載の代替通信端末。
[付記6]
付記1乃至5のいずれかに記載の代替通信端末と、
前記代替通信端末に、外部ネットワークへ接続する際に前記接続要求を送信する少なくとも1つ以上の通信端末と、
前記代替通信端末からの要求を受け、前記外部ネットワークへの接続をおこなう通信接続サーバ
とを備えることを特徴とする代替通信システム。
[付記7]
通信端末からの接続要求に応じて、前記通信端末との間で第一の通信、あるいは第二の通信による代替通信処理を行う端末が行う代替通信方法であって、
前記代替通信処理において、使用する通信からもう片方の通信への通信切替の判断基準となる少なくとも1つの条件を記憶部に記憶させ、
切替監視部が、前記使用する通信と前記条件を比較し、前記通信切替を行うか判断し、
選択部が、前記切替監視部の判断結果に従い、前記使用する通信からもう片方の通信への通信切替を行う
ことを備えることを特徴とする代替通信方法。
[付記8]
前記記憶することは、前記条件の閾値を記憶し、
前記判断することは、前記条件を前記使用する通信から検出し、検出された前記条件の検出値と、前記閾値記憶部から取得する前記条件の閾値を比較し、前記通信切替を行うか判断する
ことを特徴とする付記7に記載の代替通信方法。
[付記9]
前記条件は前記通信端末と前記端末間の通信強度と、前記通信端末と前記端末間の通信速度であることを特徴とする付記7又は8に記載の代替通信方法。
[付記10]
前記条件は前記端末の電池残量と、前記通信端末と前記端末間の通信速度であることを特徴とする付記7又は8に記載の代替通信方法。
[付記11]
前記条件は前記端末の装置温度と、前記通信端末と前記端末間の通信速度であることを特徴とする付記7又は8に記載の代替通信方法。
[付記12]
通信端末からの接続要求に応じて、前記通信端末との間で第一の通信、あるいは第二の通信による代替通信処理を行うコンピュータに、
前記代替通信処理において、使用する通信からもう片方の通信への通信切替の判断基準となる少なくとも1つの条件を記憶部に記憶させる手段と、
前記使用する通信と前記条件を比較し、前記通信切替を行うか判断する手段と、
前記判断の結果に従い、前記使用する通信からもう片方の通信への通信切替を行う手段
として機能させるための代替通信プログラム。
[付記13]
前記記憶させる手段は、前記条件の閾値を記憶し、
前記判断する手段は、前記条件を前記使用する通信から検出し、検出された前記条件の検出値と、前記閾値記憶部から取得する前記条件の閾値を比較し、前記通信切替を行うか判断する
ことを特徴とする付記12に記載の代替通信プログラム。
[付記14]
前記条件は前記通信端末と前記コンピュータ間の通信強度と、前記通信端末と前記コンピュータ間の通信速度であることを特徴とする付記12又は13に記載の代替通信プログラム。
[付記15]
前記条件は前記コンピュータの電池残量と、前記通信端末と前記コンピュータ間の通信速度であることを特徴とする付記12又は13に記載の代替通信プログラム。
[付記16]
前記条件は前記コンピュータの装置温度と、前記通信端末と前記コンピュータ間の通信速度であることを特徴とする付記12又は13に記載の代替通信プログラム。
100 テザリングシステム
2 テザリング端末
250、450、550 CPU
201、401、501 ネットワーク通信部
202a、402a、502a テザリング通信部
202b、402b、502b テザリング通信部
203、403、503 閾値記憶部
204、404、504 切替監視部
205、405、505 テザリング選択部
251 RAM
252 ROM
253 入出力装置
254 WLAN通信部
255 Bluetooth通信部
3 通信端末
350 CPU
351 RAM
352 ROM
353 入出力装置
354 WLAN通信部
355 Bluetooth通信部
4 通信接続サーバ
5 ネットワーク
2 テザリング端末
250、450、550 CPU
201、401、501 ネットワーク通信部
202a、402a、502a テザリング通信部
202b、402b、502b テザリング通信部
203、403、503 閾値記憶部
204、404、504 切替監視部
205、405、505 テザリング選択部
251 RAM
252 ROM
253 入出力装置
254 WLAN通信部
255 Bluetooth通信部
3 通信端末
350 CPU
351 RAM
352 ROM
353 入出力装置
354 WLAN通信部
355 Bluetooth通信部
4 通信接続サーバ
5 ネットワーク
Claims (10)
- 通信端末からの接続要求に応じて、前記通信端末との間で第一の通信、あるいは第二の通信による代替通信処理を行う代替通信端末であって、
前記代替通信処理において、使用する通信からもう片方の通信への通信切替の判断基準となる少なくとも1つの条件を記憶する記憶部と
前記使用する通信と前記条件を比較し、前記通信切替を行うか判断する切替監視部と、
前記切替監視部の判断結果に従い、前記使用する通信からもう片方の通信への通信切替を行う選択部
とを備えることを特徴とする代替通信端末。 - 前記記憶部は、前記条件の閾値を記憶し、
前記切替監視部は、前記条件を前記使用する通信から検出し、検出された前記条件の検出値と、前記閾値記憶部から取得する前記条件の閾値を比較し、前記通信切替を行うか判断する
ことを特徴とする請求項1に記載の代替通信端末。 - 前記条件は前記通信端末と前記代替通信端末間の通信強度と、前記通信端末と前記代替通信端末間の通信速度であることを特徴とする請求項1又は2に記載の代替通信端末。
- 前記条件は前記代替通信端末の電池残量と、前記通信端末と前記代替通信端末間の通信速度であることを特徴とする請求項1又は2に記載の端末。
- 前記条件は前記代替通信端末の装置温度と、前記通信端末と前記代替通信端末間の通信速度であることを特徴とする請求項1又は2に記載の代替通信端末。
- 請求項1乃至5のいずれかに記載の代替通信端末と、
前記代替通信端末に、外部ネットワークへ接続する際に前記接続要求を送信する少なくとも1つ以上の通信端末と、
前記代替通信端末からの要求を受け、前記外部ネットワークへの接続をおこなう通信接続サーバ
とを備えることを特徴とする代替通信システム。 - 通信端末からの接続要求に応じて、前記通信端末との間で第一の通信、あるいは第二の通信による代替通信処理を行う端末が行う代替通信方法であって、
前記代替通信処理において、使用する通信からもう片方の通信への通信切替の判断基準となる少なくとも1つの条件を記憶部に記憶させ、
切替監視部が、前記使用する通信と前記条件を比較し、前記通信切替を行うか判断し、
選択部が、前記切替監視部の判断結果に従い、前記使用する通信からもう片方の通信への通信切替を行う
ことを備えることを特徴とする代替通信方法。 - 前記記憶することは、前記条件の閾値を記憶し、
前記判断することは、前記条件を前記使用する通信から検出し、検出された前記条件の検出値と、前記閾値記憶部から取得する前記条件の閾値を比較し、前記通信切替を行うか判断する
ことを特徴とする請求項7に記載の代替通信方法。 - 通信端末からの接続要求に応じて、前記通信端末との間で第一の通信、あるいは第二の通信による代替通信処理を行うコンピュータに、
前記代替通信処理において、使用する通信からもう片方の通信への通信切替の判断基準となる少なくとも1つの条件を記憶部に記憶させる手段と、
前記使用する通信と前記条件を比較し、前記通信切替を行うか判断する手段と、
前記判断の結果に従い、前記使用する通信からもう片方の通信への通信切替を行う手段
として機能させるための代替通信プログラム。 - 前記記憶させる手段は、前記条件の閾値を記憶し、
前記判断する手段は、前記条件を前記使用する通信から検出し、検出された前記条件の検出値と、前記閾値記憶部から取得する前記条件の閾値を比較し、前記通信切替を行うか判断する
ことを特徴とする請求項9に記載の代替通信プログラム。
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