JP2015182719A - 燃料電池車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で、燃料電池スタックから漏出した燃料ガスを、容易且つ確実に車外に排出させることを可能にする。
【解決手段】燃料電池車両10を構成する燃料電池スタック12は、複数の燃料電池20を積層するとともに、積層方向一端側の第1エンドプレート26aには、燃料ガス入口連通孔42aと燃料ガス出口連通孔42bとが形成される。第1エンドプレート26aには、燃料ガス入口連通孔42aに連通する燃料ガス供給配管66aのみを囲繞する供給側カバー部材76aが設けられる。
【選択図】図2
【解決手段】燃料電池車両10を構成する燃料電池スタック12は、複数の燃料電池20を積層するとともに、積層方向一端側の第1エンドプレート26aには、燃料ガス入口連通孔42aと燃料ガス出口連通孔42bとが形成される。第1エンドプレート26aには、燃料ガス入口連通孔42aに連通する燃料ガス供給配管66aのみを囲繞する供給側カバー部材76aが設けられる。
【選択図】図2
Description
本発明は、複数の燃料電池が積層された燃料電池スタックを備える燃料電池車両に関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の一方にアノード電極が、他方にカソード電極が、それぞれ配設された電解質膜・電極構造体(MEA)を備えている。電解質膜・電極構造体は、セパレータによって挟持されることにより、発電セルが構成されている。この燃料電池は、通常、所定の数の発電セルを積層することにより、例えば、車載用燃料電池スタックとして燃料電池車両に搭載されている。
燃料電池車両では、特に燃料ガスである水素が、燃料電池スタックを搭載する空間内に漏出するおそれがある。このため、燃料電池スタックから漏出した水素を外部に効率よく排出することを目的として、例えば、特許文献1に開示されている燃料電池自動車が提案されている。
この燃料電池自動車は、乗員居室の前方に燃料電池を搭載する閉空間を配置している。そして、必要に応じて、閉空間の上部には、第1開口部が設けられるとともに、走行時に負圧が発生する位置には、第2開口部が設けられ、前記閉空間内に燃料電池システムから漏洩した水素を排出している。
従って、閉空間の上部に開口部を設けた場合には、特に車両停止状態において、閉空間内で燃料電池システムから漏出した水素を確実に車外に換気できる、としている。また、開口部を負圧の発生位置に設けた場合には、走行時に燃料電池システムから漏洩した水素を閉空間から排出することができる、としている。
上記の特許文献1では、閉空間の上部に開口部が設けられている。このため、車両が前後に傾斜した際や、左右に傾斜した際に、水素が閉空間に残るおそれがある。従って、漏出した水素を確実に車外に換気することができないという問題がある。
本発明は、この種の問題を解決するものであり、簡単な構成で、燃料電池スタックから漏出した燃料ガスを、容易且つ確実に車外に排出させることが可能な燃料電池車両を提供することを目的とする。
本発明に係る燃料電池車両は、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池を備え、複数の前記燃料電池が積層されて積層方向両端にエンドプレートが配設された燃料電池スタックを備えている。一方のエンドプレートには、積層方向に貫通して燃料ガスを流通させる燃料ガス入口連通孔及び燃料ガス出口連通孔が形成されている。
一方のエンドプレートには、燃料ガス入口連通孔に連通する燃料ガス供給配管と、燃料ガス出口連通孔に連通する燃料ガス排出配管と、前記燃料ガス供給配管のみを囲繞する供給側カバー部材とが設けられている。そして、供給側カバー部材には、燃料電池車両の外部に開放される供給側ダクトホースが接続されている。
また、一方のエンドプレートには、燃料ガス出口連通孔のみを囲繞する排出側カバー部材が設けられるとともに、前記排出側カバー部材には、前記燃料電池車両の外部に開放される排出側ダクトホースが接続されることが好ましい。
さらに、燃料電池スタックの周囲を覆うとともに、供給側カバー部材とは個別に構成されるスタックケースを備えることが好ましい。
本発明によれば、一方のエンドプレートには、燃料ガス供給配管のみを囲繞して供給側カバー部材が設けられている。このため、燃料ガス供給配管から漏れた燃料ガスは、供給側カバー部材内に収容されて車両内に漏洩することがない。さらに、供給側カバー部材には、供給側ダクトホースが接続されており、前記供給側カバー部材内の燃料ガスは、前記供給側ダクトホースを通って燃料電池車両の外部に排出されている。
従って、簡単な構成で、燃料電池スタックから漏出した燃料ガスを、容易且つ確実に車外に排出させることが可能になる。これにより、燃料電池スタックから漏れた燃料ガスが車両内部に滞留することを確実に阻止することができる。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る燃料電池車両10は、例えば、燃料電池電気自動車である。燃料電池車両10は、燃料電池スタック12が収容されたスタックケース14をダッシュボード16の前方に形成されたフロントルーム(モータルーム)18内に配設する。
図2に示すように、燃料電池スタック12は、複数の燃料電池20が車両幅方向(矢印B方向)に積層される。燃料電池20の積層方向一端には、第1ターミナルプレート22a、第1絶縁プレート24a及び第1エンドプレート(一方のエンドプレート)26aが、外方に向かって順次配設される。燃料電池20の積層方向他端には、第2ターミナルプレート22b、第2絶縁プレート24b及び第2エンドプレート26bが、外方に向かって順次配設される。燃料電池スタック12の車両幅方向両端には、第1エンドプレート26aと第2エンドプレート26bとが配置される。
第1エンドプレート26a及び第2エンドプレート26bは、燃料電池20、第1絶縁プレート24a及び第2絶縁プレート24bの外形寸法よりも大きな外形寸法に設定される。第1ターミナルプレート22aは、第1絶縁プレート24aの内部の凹部に収容される一方、第2ターミナルプレート22bは、第2絶縁プレート24bの内部の凹部に収容されてもよい。
横長形状の第1エンドプレート26aの中央部からは、第1ターミナルプレート22aに接続された第1電力出力端子28aが外方に向かって延在する。横長形状の第2エンドプレート26bの中央部からは、第2ターミナルプレート22bに接続された第2電力出力端子28bが外方に向かって延在する。第1エンドプレート26aの各角部と第2エンドプレート26bの各角部とは、積層方向に延在するタイロッド30により固定され、積層された燃料電池20には、前記積層方向に締め付け荷重が付与される。
図3に示すように、燃料電池20は、電解質膜・電極構造体32が、第1セパレータ34及び第2セパレータ36に挟持される。第1セパレータ34及び第2セパレータ36は、断面波形状にプレス加工された金属セパレータ又は溝加工されたカーボンセパレータにより構成される。
燃料電池20の矢印A方向の一端縁部には、積層方向(矢印B方向)に互いに連通して、酸化剤ガス入口連通孔38a、冷却媒体入口連通孔40a及び燃料ガス出口連通孔42bが、矢印C方向(鉛直方向)に配列して設けられる。酸化剤ガス入口連通孔38aは、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給する。冷却媒体入口連通孔40aは、冷却媒体を供給する一方、燃料ガス出口連通孔42bは、燃料ガス、例えば、水素含有ガスを排出する。
燃料電池20の矢印A方向の他端縁部には、矢印B方向に互いに連通して、燃料ガスを供給する燃料ガス入口連通孔42a、冷却媒体を排出する冷却媒体出口連通孔40b及び酸化剤ガスを排出する酸化剤ガス出口連通孔38bが、矢印C方向に配列して設けられる。
第1セパレータ34の電解質膜・電極構造体32に向かう面には、酸化剤ガス入口連通孔38aと酸化剤ガス出口連通孔38bとに連通する酸化剤ガス流路44が設けられる。第2セパレータ36の電解質膜・電極構造体32に向かう面には、燃料ガス入口連通孔42aと燃料ガス出口連通孔42bとに連通する燃料ガス流路46が設けられる。
互いに隣接する燃料電池20を構成する第1セパレータ34と第2セパレータ36との間には、冷却媒体入口連通孔40aと冷却媒体出口連通孔40bとを連通する冷却媒体流路48が設けられる。第1セパレータ34と第2セパレータ36とには、シール部材50とシール部材52とが、一体的又は個別に設けられる。
電解質膜・電極構造体32は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜54と、前記固体高分子電解質膜54を挟持するカソード電極56及びアノード電極58とを備える。カソード電極56及びアノード電極58は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布されて形成される電極触媒層とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜54の両面に形成される。
図1及び図2に示すように、第1エンドプレート26aの一方の対角位置には、酸化剤ガス供給マニホールド60aと酸化剤ガス排出マニホールド60bとがねじ止めされる。酸化剤ガス供給マニホールド60aは、酸化剤ガス入口連通孔38aに連通するとともに、前記酸化剤ガス供給マニホールド60aに酸化剤ガス供給配管62aが接続される。酸化剤ガス排出マニホールド60bは、酸化剤ガス出口連通孔38bに連通するとともに、前記酸化剤ガス排出マニホールド60bに酸化剤ガス排出配管62bが接続される。
第1エンドプレート26aの他方の対角位置には、燃料ガス供給マニホールド64aと燃料ガス排出マニホールド64bとがねじ止めされる。燃料ガス供給マニホールド64aは、燃料ガス入口連通孔42aに連通するとともに、前記燃料ガス供給マニホールド64aに燃料ガス供給配管66aが接続される。燃料ガス排出マニホールド64bは、燃料ガス出口連通孔42bに連通するとともに、前記燃料ガス排出マニホールド64bに燃料ガス排出配管66bが接続される。
図4に示すように、第1エンドプレート26aには、燃料ガス入口連通孔42aの両側にねじ穴68が形成され、ねじ70が燃料ガス供給マニホールド64aを貫通して前記ねじ穴68に螺合される。燃料ガス供給マニホールド64aの先端外周に外装される燃料ガス供給配管66aは、バンド部材72により固定される。
第1エンドプレート26aには、燃料ガス供給マニホールド64aを周回してメタルリング(面シール)74aが固定される。メタルリング74aには、燃料ガス供給配管66aのみ(燃料ガス供給マニホールド64aを含む)を囲繞して供給側カバー部材76aが固定される。なお、メタルリング74aに代えて、ゴム製のOリングやガスケットを用いてもよい。
メタルリング74aの外周縁部には、複数個のねじ穴78が形成される一方、供給側カバー部材76aの外周フランジ部には、前記ねじ穴78に対応して複数個の孔部80が形成される。各孔部80に挿入されるねじ82の先端は、ねじ穴78に螺合され、供給側カバー部材76aがメタルリング74aにねじ止めされる。なお、メタルリング74aを用いずに、供給側カバー部材76aを第1エンドプレート26aに直接固定してもよい。
供給側カバー部材76aは、樹脂成形品又はアルミニウム鋳造物により構成され、略円筒形状を有する。供給側カバー部材76aの取り付け側の端部84aは、孔部80を設けるとともに、メタルリング74aに気密に当接する。供給側カバー部材76aの反対側の端部86aは、取り付け側の端部84aより小径に構成され、燃料ガス供給配管66aの外周を気密に嵌合する。
供給側カバー部材76aの外周部には、円筒形状の配管接続部88aが膨出形成され、前記配管接続部88aには、供給側ダクトホース90aの一端がバンド部材92aを介して接続される。図1に示すように、供給側ダクトホース90aの他端は、燃料電池車両10の車幅方向一方(矢印BL方向)に延在し、車両側部の第1車両排気口94aに接続される。供給側ダクトホース90aは、上方に引き出された後、車幅方向に延在するとともに、好ましくは、前記車幅方向上方に傾斜して延在する。
図2及び図4に示すように、第1エンドプレート26aには、燃料ガス排出配管66bのみ(燃料ガス排出マニホールド64bを含む)を囲繞して排出側カバー部材76bがねじ止めされる。なお、燃料ガス供給マニホールド64a側と同一の構成要素には、同一の参照数字にaに代えてbを付し、その詳細な説明は省略する。
図1に示すように、排出側カバー部材76bに接続された排出側ダクトホース90bの他端は、燃料電池車両10の車幅方向一方(矢印BL方向)に延在し、車両側部の第2車両排気口94bに接続される。
第2エンドプレート26bには、冷却媒体入口連通孔40aに連通する冷却媒体供給マニホールド(図示せず)と、冷却媒体出口連通孔40bに連通する冷却媒体排出マニホールド(図示せず)とが設けられる。
図2に示すように、燃料電池スタック12は、例えば、平面視長方形状のスタックケース14内に収納される。スタックケース14は、前方サイドパネル96、後方サイドパネル98、アッパーパネル100、ローワーパネル102、第1エンドプレート26a及び第2エンドプレート26bを備える。
スタックケース14を構成する各部品は、互いに、さらに第1エンドプレート26a及び第2エンドプレート26bに対して、孔部104を通ってねじ穴106に螺合するねじ108により固定される。スタックケース14は、燃料電池スタック12の周囲を覆うとともに、供給側カバー部材76a及び排出側カバー部材76bとは個別に構成される。
このように構成される燃料電池車両10の動作について、以下に説明する。
先ず、燃料電池車両10の運転時には、図2及び図4に示すように、第1エンドプレート26aの燃料ガス供給マニホールド64aから燃料ガス入口連通孔42aに燃料ガスが供給される。一方、第1エンドプレート26aの酸化剤ガス供給マニホールド60aから酸化剤ガス入口連通孔38aに酸化剤ガスが供給される。
図3に示すように、燃料ガスは、燃料ガス入口連通孔42aから第2セパレータ36の燃料ガス流路46に導入される。この水素ガスは、電解質膜・電極構造体32を構成するアノード電極58に沿って供給される。酸化剤ガスは、酸化剤ガス入口連通孔38aから第1セパレータ34の酸化剤ガス流路44に導入される。酸化剤ガスは、電解質膜・電極構造体32を構成するカソード電極56に沿って供給される。
従って、電解質膜・電極構造体32では、アノード電極58に供給される水素ガスと、カソード電極56に供給される空気とが、電極触媒層内で電気化学反応により消費され、発電が行われる。
燃料ガスは、図2及び図4に示すように、燃料ガス出口連通孔42bから第1エンドプレート26aの燃料ガス排出マニホールド64bに排出される。酸化剤ガスは、酸化剤ガス出口連通孔38bから第1エンドプレート26aの酸化剤ガス排出マニホールド60bに排出される。
また、冷却媒体は、第2エンドプレート26bの冷却媒体供給マニホールド(図示せず)から冷却媒体入口連通孔40aに供給される。図3に示すように、冷却媒体は、第1セパレータ34及び第2セパレータ36間の冷却媒体流路48に導入される。冷却媒体は、電解質膜・電極構造体32を冷却した後、冷却媒体出口連通孔40bを流通して冷却媒体排出マニホールド(図示せず)に排出される。
この場合、本実施形態では、図2及び図4に示すように、第1エンドプレート26aには、燃料ガス供給配管66aのみを囲繞して供給側カバー部材76aが設けられている。このため、例えば、燃料ガス供給配管66aと燃料ガス供給マニホールド64aとの接合部位や第1エンドプレート26aと前記燃料ガス供給マニホールド64aとの接合部位から漏れた燃料ガスは、供給側カバー部材76a内に確実に収容されて車両内に漏洩することがない。
さらに、供給側カバー部材76aには、供給側ダクトホース90aの一端が接続されるとともに、前記供給側ダクトホース90aの他端は、燃料電池車両10の車両側部の第1車両排気口94aに接続されている(図1参照)。従って、供給側カバー部材76a内の燃料ガスは、供給側ダクトホース90aを通って燃料電池車両10の外部に排出されている。
これにより、簡単な構成で、燃料電池スタック12から漏出した燃料ガスを、容易且つ確実に燃料電池車両10の外部に排出させることが可能になる。このため、燃料電池スタック12から漏れた燃料ガスが車両内部に滞留することを確実に阻止することができるという効果が得られる。
また、本実施形態では、第1エンドプレート26aには、燃料ガス排出配管66bのみを囲繞して排出側カバー部材76bが設けられている。従って、例えば、燃料ガス排出配管66bと燃料ガス排出マニホールド64bとの接合部位や第1エンドプレート26aと前記燃料ガス排出マニホールド64bとの接合部位から漏れた燃料ガスは、排出側カバー部材76b内に収容されて車両内に漏洩することがない。これにより、簡単な構成で、燃料電池スタック12から漏出した燃料ガスを、容易且つ確実に燃料電池車両10の外部に排出させることが可能になる。
10…燃料電池車両 12…燃料電池スタック
14…スタックケース 18…フロントルーム
20…燃料電池 26a、26b…エンドプレート
32…電解質膜・電極構造体 34、36…セパレータ
38a…酸化剤ガス入口連通孔 38b…酸化剤ガス出口連通孔
40a…冷却媒体入口連通孔 40b…冷却媒体出口連通孔
42a…燃料ガス入口連通孔 42b…燃料ガス出口連通孔
44…酸化剤ガス流路 46…燃料ガス流路
48…冷却媒体流路 54…固体高分子電解質膜
56…カソード電極 58…アノード電極
60a…酸化剤ガス供給マニホールド 60b…酸化剤ガス排出マニホールド
62a…酸化剤ガス供給配管 62b…酸化剤ガス排出配管
64a…燃料ガス供給マニホールド 64b…燃料ガス排出マニホールド
66a…燃料ガス供給配管 66b…燃料ガス排出配管
74a…メタルリング 76a…供給側カバー部材
76b…排出側カバー部材 88a…配管接続部
90a…供給側ダクトホース 90b…排出側ダクトホース
94a、94b…車両排気口 96…前方サイドパネル
98…後方サイドパネル 100…アッパーパネル
102…ローワーパネル
14…スタックケース 18…フロントルーム
20…燃料電池 26a、26b…エンドプレート
32…電解質膜・電極構造体 34、36…セパレータ
38a…酸化剤ガス入口連通孔 38b…酸化剤ガス出口連通孔
40a…冷却媒体入口連通孔 40b…冷却媒体出口連通孔
42a…燃料ガス入口連通孔 42b…燃料ガス出口連通孔
44…酸化剤ガス流路 46…燃料ガス流路
48…冷却媒体流路 54…固体高分子電解質膜
56…カソード電極 58…アノード電極
60a…酸化剤ガス供給マニホールド 60b…酸化剤ガス排出マニホールド
62a…酸化剤ガス供給配管 62b…酸化剤ガス排出配管
64a…燃料ガス供給マニホールド 64b…燃料ガス排出マニホールド
66a…燃料ガス供給配管 66b…燃料ガス排出配管
74a…メタルリング 76a…供給側カバー部材
76b…排出側カバー部材 88a…配管接続部
90a…供給側ダクトホース 90b…排出側ダクトホース
94a、94b…車両排気口 96…前方サイドパネル
98…後方サイドパネル 100…アッパーパネル
102…ローワーパネル
Claims (3)
- 燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池を備え、複数の前記燃料電池が積層されて積層方向両端にエンドプレートが配設されるとともに、一方のエンドプレートには、前記積層方向に貫通して前記燃料ガスを流通させる燃料ガス入口連通孔及び燃料ガス出口連通孔が形成される燃料電池スタックを備える燃料電池車両であって、
前記一方のエンドプレートには、前記燃料ガス入口連通孔に連通する燃料ガス供給配管と、
前記燃料ガス出口連通孔に連通する燃料ガス排出配管と、
前記燃料ガス供給配管のみを囲繞する供給側カバー部材と、
が設けられるとともに、
前記供給側カバー部材には、前記燃料電池車両の外部に開放される供給側ダクトホースが接続されることを特徴とする燃料電池車両。 - 請求項1記載の燃料電池車両において、前記一方のエンドプレートには、前記燃料ガス出口連通孔のみを囲繞する排出側カバー部材が設けられるとともに、
前記排出側カバー部材には、前記燃料電池車両の外部に開放される排出側ダクトホースが接続されることを特徴とする燃料電池車両。 - 請求項1又は2記載の燃料電池車両において、前記燃料電池スタックの周囲を覆うとともに、前記供給側カバー部材とは個別に構成されるスタックケースを備えることを特徴とする燃料電池車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014063350A JP2015182719A (ja) | 2014-03-26 | 2014-03-26 | 燃料電池車両 |
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JP2014063350A JP2015182719A (ja) | 2014-03-26 | 2014-03-26 | 燃料電池車両 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015182719A true JP2015182719A (ja) | 2015-10-22 |
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JP2014063350A Withdrawn JP2015182719A (ja) | 2014-03-26 | 2014-03-26 | 燃料電池車両 |
Country Status (1)
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- 2014-03-26 JP JP2014063350A patent/JP2015182719A/ja not_active Withdrawn
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