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JP2015176324A - 車両用警告装置 - Google Patents

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JP2015176324A
JP2015176324A JP2014052097A JP2014052097A JP2015176324A JP 2015176324 A JP2015176324 A JP 2015176324A JP 2014052097 A JP2014052097 A JP 2014052097A JP 2014052097 A JP2014052097 A JP 2014052097A JP 2015176324 A JP2015176324 A JP 2015176324A
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綾鹿 岩井
Ayaka Iwai
綾鹿 岩井
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Denso Corp
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Abstract

【課題】初めての走行路上においても、運転者に対して危険箇所に関する警告が可能な車両用警告装置の提供。
【解決手段】スロットルセンサ2などの検出値に基づき、危険運転判定部10bが車両VEの運転者の危険運転を検出すると、危険箇所記憶部10dが、危険運転が検出された危険箇所の位置および危険箇所の形態に関する危険箇所データを記憶する。類似道路判定部10eは、危険箇所データおよびデータベース14内の地図データに基づいて、ナビゲーションコントローラー12によって形成された車両VEが予定する走行路上に、危険箇所の形態と類似した形態を有する危険類似箇所があるか否かを判定する。類似道路判定部10eが検出した危険類似箇所に、車両VEが接近している場合、作動制御部10gは、車上ディスプレイ13およびスピーカー装置16によって、運転者に対して危険類似箇所の存在を警告する。
【選択図】図1

Description

本発明は、運転者に対し、走行路上の危険箇所を知らせて注意喚起を行う車両用警告装置に関する。
運転者に対して、車両が走行路上の危険箇所に接近していることを通知して注意喚起を行う車載用の警告システムに関する従来技術があった(例えば、特許文献1参照)。これは、安全基準を超える車両の危険運転を検出して、検出信号を出力するドライブレコーダーと、ドライブレコーダーが出力した検出信号を取得し、危険運転があったときの車両の位置情報を記録し、現在位置に過去に記録した位置情報が示す位置が近いことに基づいて警告する車両用ナビゲーション装置とを備えている。
これによって、上記従来技術においては、過去に一度危険運転が検出された地点に再度車両が接近した場合に、当該地点を通過する前に運転者に対し警告をすることができる。したがって、運転者に対して危険箇所に対する注意喚起を行うことができ、再び危険運転を行うことを防止することができる。
特開2008−51642号公報
ところが、上述した従来技術による警告システムにおいては、車両が過去に走行した道路上の危険箇所を通知するのみであって、未走行の道路上の危険に対して注意喚起を行うことはできなかった。通常、車両の危険運転は、過去に走行した道路よりも未走行の道路上において発生する場合が多い。一度走行した道路上において危険運転を経験した運転者は、その事実を記憶にとどめる場合が多く、個人差はあるにせよ、再度、その地点を通過する場合には、ある程度の注意力をともなって走行する場合がほとんどである。これに対して、初めての道路上を走行する場合には、道路形状等に関する予備知識がなく、状況変化に対応することが困難であるため、運転者が危険運転を行う可能性が高かった。したがって、過去に走行した道路上における危険箇所の通知よりも、運転者にとって、初めて走行する道路上における注意喚起の方が重要であった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、初めての走行路上においても、運転者に対して危険箇所に関する警告が可能な車両用警告装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、請求項1に係る車両用警告装置(1)の発明は、車両(VE)の操作状態を検出する操作状態検出手段(2、3、4、5、6、7)と、車両に設けられ、運転者(DR)に対してメッセージを伝える運転通知手段(13、16)と、車両の位置を検出する車両位置検出手段(11、12)と、車両の走行路に関する地図データを保持するデータベース(14)と、操作状態検出手段による検出結果に基づいて、運転者の車両操作について危険運転を検出する危険運転検出手段(10b)と、危険運転検出手段および車両位置検出手段による検出値に基づき、危険運転が検出された危険箇所の位置を検出する危険箇所検出手段(10c)と、危険箇所検出手段による検出値および地図データに基づいて、危険箇所の位置または危険箇所の形態に関する危険箇所データを記憶する危険箇所記憶手段(10d)と、危険箇所記憶手段に記憶された危険箇所データおよび地図データに基づき、車両が進行している走行路上において、危険箇所の形態と類似した形態を有する危険類似箇所を検出する類似箇所検出手段(10e)と、車両位置検出手段による検出値に基づき、危険類似箇所に車両が接近した場合に、運転通知手段によって、運転者に対し走行路上の危険類似箇所の存在を警告する警告制御手段(10g)と、を備えている。
この構成によれば、危険箇所記憶手段に記憶された危険箇所データに基づき、車両が進行している走行路上において、危険箇所の形態と類似した形態を有する危険類似箇所を検出する類似箇所検出手段と、類似箇所検出手段によって検出された危険類似箇所に車両が接近した場合に、運転通知手段によって、運転者に対し走行路上の危険類似箇所の存在を警告する警告制御手段とを備えていることにより、初めて通行する走行路上であっても、その形態が過去に危険運転が検出された危険箇所の形態と類似しており、再度、危険運転を行う可能性が高い危険類似箇所に車両が接近した場合に、運転通知手段によって危険類似箇所の存在を警告して、運転者の注意を喚起することができる。また、危険類似箇所に到達する以前に、運転者が危険類似箇所の存在を知ることができるため、運転者が予防運転を行うことにより、危険運転の発生を低減することができる。
本発明の一実施形態による車両用警告装置の構成を示したブロック図 車両の運転者シートを模式的に示した側面図 危険箇所を車両が走行する状態を模式的に示した図 危険箇所の他の形態を模式的に示した図 危険箇所のさらに別の形態を模式的に示した図 危険類似箇所を車両が走行する状態を模式的に示した図 本実施形態による危険運転判定制御のフローチャートを示した図 危険類似箇所通知制御のフローチャートを示した図
図1乃至図8に基づき、本発明の一実施形態による車両用警告装置1について説明する。図1に示すように、本実施形態による車両用警告装置1は、スロットルセンサ2(スロットル開度センサに該当する)を備えている。スロットルセンサ2は、車両VEに設けられたエンジンのスロットル開度を検出している。
また、車両用警告装置1は、ブレーキ圧センサ3(制動圧センサに該当する)を備えている。ブレーキ圧センサ3は、車両VEのマスタシリンダまたはホイルシリンダの液圧を検出している。
また、車両用警告装置1は、操舵角センサ4(操舵角度センサに該当する)を備えている。操舵角センサ4は、例えばホール素子を使用しており、車両VEに設けられた操舵輪の操舵角を検出している。
また、車両用警告装置1は、車両速度センサ5(車速センサに該当する)を備えている。車両速度センサ5は、車両VEのトランスミッションの出力軸の回転速度を検出している。
また、車両用警告装置1は、加速度センサ6(車両加速度センサに該当する)を備えている。加速度センサ6は、車両VEのエアバッグコントローラ内に設けられており、車両の左右方向および前後方向の加速度を検出することができるセンサである。加速度センサ6は、静電容量型加速度センサであっても、ピエゾ抵抗式加速度センサであっても、熱検知方式の加速度センサであってもよい。
また、車両用警告装置1は、車輪速センサ7(車輪速度センサに該当する)を備えている。車輪速センサ7は、車両VEの車輪速度を検出している。
上述した、スロットルセンサ2、ブレーキ圧センサ3、操舵角センサ4、車両速度センサ5、加速度センサ6および車輪速センサ7は車両VEの操作状態を検出しており、それぞれ操作状態検出手段に該当する。操作状態検出手段として、必ずしも上述したすべての構成を備えていなければならないわけではなく、上記した装置の中から、必要なものを取捨選択することが可能であり、上記した装置のうち、少なくとも一つを備えていればよい。また、操作状態検出手段として、上記以外の装置を使用してもよい。尚、エンジン等の操作状態検出手段が設けられた車両VE上の装置は、本発明に対して直接の関係がないため、図1乃至図8において省略されている。
また、車両用警告装置1は、複数のシート荷重センサ8(運転者識別手段に該当する)を備えている。シート荷重センサ8は、歪ゲージを含んだ荷重センサが使用されており、運転者シートSDのシートフレームFSとアッパーレールRUとの間に介装されている(図2示)。シート荷重センサ8は、運転者シートSD上に発生する荷重変化を検出しており、運転者シートSD上に着座する運転者DRの体重に応じて、異なる検出値を発生する。
また、車両用警告装置1は、イグニッションスイッチ9を備えている。イグニッションスイッチ9は車両VEに設けられ、エンジンのイグニッション装置を作動させるための装置である。
上述したスロットルセンサ2、ブレーキ圧センサ3、操舵角センサ4、車両速度センサ5、加速度センサ6、車輪速センサ7、シート荷重センサ8およびイグニッションスイッチ9は、コントローラー10に接続されている。コントローラー10は、図示しない入出力装置、CPU、RAM等により形成された制御装置である。コントローラー10は、例えば、エアバッグECU等と兼用されていてもよい。コントローラー10については、後述する。
コントローラー10には、車両VEに設けられたナビゲーションコントローラー12が接続されている。ナビゲーションコントローラー12には、GPS(Global Positioning System)受信装置11が接続されており、GPS受信装置11は複数のGPS衛星LSからの電波を受信して、車両VEの現在位置を算出するための信号を出力している。尚、GPS受信装置11に加えて、車両VEに発生した角加速度に応じた信号を出力するジャイロセンサを備えていてもよい。ナビゲーションコントローラー12は、GPS受信装置11から出力された信号に基づき、車両VEの現在の位置を算出している。
また、ナビゲーションコントローラー12には、車両VEの走行路に関する地図データを保持したデータベース14が接続されている。データベース14に記憶された地図データには、道幅、レーン数、カーブのR(曲率半径の大きさ)、道路の交差状態(三叉路であるか十字路であるか)といった道路の形態情報および周辺が市街地であるか山間部であるかといった周辺環境に関する情報が含まれている。また、データベース14が3D表示に対応したものであれば、地図データに道路勾配情報も含まれている。ナビゲーションコントローラー12は、運転者DRの操作により、データベース14内の地図データを用いて、車両VEの走行経路に関する走行経路情報を形成する。ナビゲーションコントローラー12は経路形成手段に該当し、GPS受信装置11およびナビゲーションコントローラー12を包括した構成は、車両位置検出手段に該当する。
また、コントローラー10には、ナビゲーションコントローラー12を介して、車上ディスプレイ13(運転通知手段およびディスプレイ装置に該当する)が接続されている。車室内に設けられた車上ディスプレイ13は、運転者DRの操作に基づいてナビゲーションコントローラー12によって作動制御され、ナビゲーション画像を表示する。また、車上ディスプレイ13は、画像によって運転者DRに対してメッセージを伝えることも可能である。
また、コントローラー10には、オーディオECU15を介して、車室内に設けられたスピーカー装置16(運転通知手段に該当する)が接続されている。スピーカー装置16は、運転者DRの操作に基づいてオーディオECU15によって作動制御され、車室内において音声を発生させる。また、スピーカー装置16は、音声によって運転者DRに対してメッセージを伝えることも可能である。
コントローラー10は、運転者判別部10a、危険運転判定部10b、危険箇所特定部10c、危険箇所記憶部10d、類似道路判定部10e、運転評価部10fおよび作動制御部10gを備えている。
運転者判別部10a(運転者判別手段に該当する)は、シート荷重センサ8によって検出された荷重値に基づいて、運転者シートSD上に着座した運転者DRを判別している。シート荷重センサ8による検出値に基づいて運転者DRを判別する代わりに、着座した運転者DRが設定した運転者シートSDの前後方向位置を検出し、当該前後方向位置を、記憶された各々の運転者DRの固有の着座位置と比較することにより、運転者DRを特定してもよい(図2において矢印にて示す)。さらに、運転者シートSD上を撮影するCCDカメラを設け、その撮像を画像解析することによって、運転者シートSD上に着座した運転者DRを判別してもよい。
危険運転判定部10b(危険運転検出手段に該当する)は、スロットルセンサ2等の操作状態検出手段による検出結果に基づいて、運転者DRの車両操作について危険運転を検出している。具体的に危険運転には、スロットル開度の上昇速度が所定の閾値よりも大きい場合、ブレーキ操作速度が所定の閾値よりも大きい場合、制動距離が所定の閾値よりも小さい場合、ブレーキ操作回数が所定の閾値よりも多い場合、操舵速度が所定の閾値よりも大きい場合、操舵角が所定の閾値よりも多い場合、操舵回数が所定の閾値よりも多い場合、車両VEの加速度または減速度が所定の閾値よりも大きい場合、車輪の速度が所定の閾値よりも大きい場合、車輪の加速度が所定の閾値よりも大きい場合等が該当し、これらのうちの一つが当てはまる場合に危険運転を検出してもよいし、複数が当てはまる場合に危険運転を検出してもよい。尚、危険運転を検出する場合として、上述したもの以外のものを含んでいてもよい。
また、危険運転判定部10bは、車両VEが危険類似箇所を走行する時の運転者DRの車両操作が、危険箇所を走行した時の運転者DRの車両操作よりも危険運転の度合いが大きいか否かを判定する。
危険箇所特定部10c(危険箇所検出手段に該当する)は、危険運転判定部10bおよびナビゲーションコントローラー12からの検出信号によって、車両VEの走行路上における、運転者DRが危険運転を行った地点(以下、危険箇所という)を検出する。
危険箇所記憶部10d(危険箇所記憶手段に該当する)は、車両操作データを記憶する。車両操作データは、危険運転判定部10bによって検出された運転者DRの危険運転時の車両操作状況に関するデータである。危険箇所記憶部10dは、運転者判別部10aによる判別結果に基づき、運転者シートSDに着座する運転者DRを区別して、車両操作データを記憶している。
また、危険箇所記憶部10dは、危険箇所特定部10cによる検出値およびデータベース14内の地図データに基づいて、危険箇所データを記憶する。危険箇所記憶部10dは、運転者判別部10aによる判別結果に基づき、運転者シートSDに着座する運転者DRを区別して、危険箇所データを記憶している。危険箇所データには、危険箇所特定部10cが検出した危険箇所の位置に関するデータと、地図データから取得した走行路上の危険箇所の形態に関するデータとが含まれる。しかしながら、危険箇所データは、走行路上の危険箇所の位置に関するデータのみで形成されていてもよいし、あるいは、危険箇所の形態に関するデータのみで形成されていてもよい。
本実施形態において、危険箇所記憶部10dは、危険箇所の形態に関するデータとして、危険箇所の形態を形成する複数の要素を記憶しており、危険箇所の形態を複数の要素によって形成された道路パターンとして記憶している。例えば、図3に示した走行路上の地点において、カーブCVを走行してきた車両VEの直前に、非優先道路DNを走行してきた他車両VE1が、建造物TSの陰から優先道路DPに飛び出したとする。この場合、車両VEが、他車両VE1を避けようとして、急制動を実行するとともに急操舵を行って対向車線にはみ出したとする。したがって、対向車VOがあれば衝突の可能性があったということになり、危険運転判定部10bにより運転者DRの危険運転が検出され、図3に示した地点は、危険箇所特定部10cによって危険箇所であることが検出される。
これにより、図3に示した走行路上の地点について、走行路上の危険箇所の形態に関するデータとして、「左方に湾曲した優先道路DPのカーブCVが終了した直後に、左方から交差する非優先道路DNがあり、当該非優先道路DNとの交差点には信号がなく、その交差点の左側手前の角に建造物TSがある道路パターン」が記憶される。この場合において、「左方に湾曲した優先道路」、「カーブが終了した直後に、左方から交差する非優先道路」、「優先道路と非優先道路との交差点には信号がない」、「交差点の左側手前の角に建造物がある」のそれぞれが、危険箇所の形態を形成する要素となる。
また、図4に示した走行路上の地点において、信号GSによって他車両VE2、VE3が道路DP1上に繋がって停車しているときに、後方から車両VEが接近した場合を想定する。この場合、上り勾配ASおよび下り勾配DSによって他車両VE2、VE3が視界に入らず、他車両VE2に衝突したり、他車両VE2を避けるために、急制動および急操舵を行ったりしたとすると、危険運転判定部10bにより運転者DRの危険運転が検出され、図4に示した地点は、危険箇所特定部10cによって危険箇所であることが検出される。
これにより、図4に示した走行路上の地点について、走行路上の危険箇所の形態に関するデータとして、「道路DP1上において、上り勾配ASの後にくだり勾配DSが続いており、くだり勾配DSの終了直後に信号GSが設けられている道路パターン」が記憶される。この場合において、「道路上において、上り勾配の後にくだり勾配が続いている」、「くだり勾配の終了直後に信号が設けられている」のそれぞれが、危険箇所の形態を形成する要素となる。
また、図5に示した走行路上の地点において、非優先道路DN1を走行してきた車両VEが、交差点を右折する場合を想定する。この場合に、車両の通行量の多い優先道路DP2を走行する車両と衝突したり、衝突を避けるために、急制動および急操舵を行ったりしたとすると、危険運転判定部10bにより運転者DRの危険運転が検出され、図5に示した地点は、危険箇所特定部10cによって危険箇所であることが検出される。
これにより、図5に示した走行路上の地点について、走行路上の危険箇所の形態に関するデータとして、「車両の通行量の多い優先道路DP2に、非優先道路DN1が交差しており、当該交差点には信号が設けられていない道路パターン」が記憶される。この場合において、「車両の通行量の多い優先道路に非優先道路が交差している」、「交差点には信号が設けられていない」のそれぞれが、危険箇所の形態を形成する要素となる。
尚、危険箇所記憶部10dにおいて記憶される危険箇所の形態を形成する要素の数は、危険箇所ごとに1以上いくつであってもよい。また、危険箇所記憶部10dが記憶する道路パターンは、上述したものに限られるものではなく、危険運転をともなうあらゆる走行路の形態が含まれる。
類似道路判定部10e(類似箇所検出手段に該当する)は、危険箇所記憶部10dに記憶された危険箇所データおよびデータベース14中の地図データに基づき、車両VEが進行している走行路上において、危険箇所の形態と類似した形態を有する危険類似箇所を検出する。具体的には、類似道路判定部10eは、ナビゲーションコントローラー12が形成した走行経路情報に基づき、車両VEが予定する走行経路の形態を形成する要素を、危険箇所記憶部10dに記憶された危険箇所の形態を形成する要素であって対応するものと比較することにより、走行路上において、危険類似箇所があるか否かを判定する。
具体的に、類似道路判定部10eは、走行経路情報による走行路上に図6に示したような形態を有する箇所があった場合、図3に示した危険箇所と類似しており、危険類似箇所であると判定する。走行路上において、図6に示した箇所は、上述した図3に示した地点と比較して、「左方に湾曲した優先道路DP3」、「カーブCV1が終了した直後に、左方から交差する非優先道路DN2」、「優先道路DP3と非優先道路DN2との交差点には信号がない」、「交差点の左側手前の角に建造物TS1がある」という点で、その走行経路の形態を形成する要素がすべて一致しているからである。危険類似箇所であるか否かを判定する場合、必ずしも、危険箇所の形態を形成する複数の要素がすべて一致していなければならないわけではなく、一つの要素が一致した場合に、危険類似箇所であると判定するようにしてもよい。
類似道路判定部10eは、運転者判別部10aによる判別結果に基づき、運転者シートSDに着座する運転者DRを区別して、走行路上において、危険類似箇所があるか否かを判定している。
運転評価部10f(運転評価手段に該当する)は、危険運転判定部10bによる検出値を使用して、運転者DRの車両操作について危険運転の頻度を検出し、検出された危険運転の頻度に基づいて、運転者DRの車両操作を評価して運転評価情報を形成する。
作動制御部10g(警告制御手段に該当する)は、類似道路判定部10eによって検出された車両VEの走行路上における危険類似箇所の位置およびその形態に関するデータを取得する。作動制御部10gは、ナビゲーションコントローラー12による検出値に基づき、危険類似箇所に車両VEが接近した場合に、運転者DRに対し走行路上の危険類似箇所の存在を警告する。運転者DRへの警告は、それぞれナビゲーションコントローラー12およびオーディオECU15を介して、車上ディスプレイ13およびスピーカー装置16によって実行される。
また、作動制御部10gは、運転者DRに対して、運転評価部10fによって形成された運転評価情報を通知する。
また、作動制御部10gは、危険運転判定部10bによって、危険類似箇所を走行する時の方が危険箇所を走行した時よりも、危険運転の度合いが大きいと判定された場合、車上ディスプレイ13およびスピーカー装置16によって、運転者DRに対し危険類似箇所を走行する時の車両操作が危険運転であることを警告する。
次に、図7に基づき、本実施形態のコントローラー10による危険運転判定制御について説明する。最初に、シート荷重センサ8の検出値に基づいて、運転者判別部10aによって運転者シートSD上の運転者DRが判別される(ステップS101)。次に、スロットルセンサ2、ブレーキ圧センサ3、操舵角センサ4、車両速度センサ5、加速度センサ6および車輪速センサ7の全部または一部によって、運転者DRによる車両VEの操作状態を検出する(ステップS102)。次に、検出された操作状態に基づいて、危険運転判定部10bにより、運転者DRの運転操作が危険運転であるか否かが判定される(ステップS103)。運転者DRの運転操作が危険運転ではない場合、本制御フローは終了する。運転者DRの運転操作が危険運転である場合、ナビゲーションコントローラー12からの検出信号に基づいて、危険箇所特定部10cが、車両VEの走行路上における危険箇所を特定する(ステップS104)。その後、運転者DRの車両操作データと危険箇所データとが、運転者シートSDに着座する運転者DRが区別された状態で、危険箇所記憶部10dに記憶される(ステップS105)。
次に、図8に基づき、コントローラー10による危険類似箇所通知制御について説明する。最初に、車両VEのイグニッションスイッチ9がオフ状態からオン状態に操作されると(ステップS201)、運転者判別部10aによって運転者シートSD上の運転者DRが判別される(ステップS202)。次に、類似道路判定部10eが、ナビゲーションコントローラー12から走行経路情報を取得する(ステップS203)。類似道路判定部10eは、走行経路情報と危険箇所記憶部10dに記憶された危険箇所データとに基づいて、車両VEの走行経路上に危険類似箇所があるか否かを判定する(ステップS204)。走行経路上に危険類似箇所がない場合、後述するステップS211へと進む。
走行経路上に危険類似箇所がある場合、ナビゲーションコントローラー12からの信号に基づき、車両VEが危険類似箇所に接近しているか否かを判定する(ステップS205)。危険類似箇所に接近していない場合、ステップS211へと進む。車両VEが危険類似箇所に接近している場合、作動制御部10gは、車上ディスプレイ13およびスピーカー装置16を用いて、運転者DRに対し走行路上に危険類似箇所が存在することを通知する第1警告を実行する(ステップS206)。第1警告は、例えば、「危険箇所に接近中です。」とか、「この先に危険箇所があります。ご注意ください。」といったメッセージによって行われるが、当該警告メッセージはこれらに限られるものではない。
その後、スロットルセンサ2、ブレーキ圧センサ3、操舵角センサ4、車両速度センサ5、加速度センサ6および車輪速センサ7の全部または一部によって、危険類似箇所を走行する時の、運転者DRによる車両VEの操作状態を検出する(ステップS207)。次に、危険運転判定部10bは、危険箇所記憶部10dから、過去に危険箇所(走行している危険類似箇所が類似する地点)を走行した時の車両操作データを取得する(ステップS208)。危険運転判定部10bは、検出された危険類似箇所を走行した時の車両VEの操作状態を、過去に危険箇所を走行した時の車両操作データと比較して、危険類似箇所を走行した時の運転操作が、過去に危険箇所を走行した時の運転操作よりも危険運転の度合いが大きいか否かが判定される(ステップS209)。危険類似箇所を走行した時の運転操作が、過去に危険箇所を走行した時の運転操作よりも危険ではなかった場合、ステップS211へと進む。また、その場合、運転者DRに対し、例えば「以前よりも、安全運転です。」といったメッセージを通知してもよい。
危険類似箇所を走行した時の運転操作が、過去に危険箇所を走行した時の運転操作よりも危険運転の度合いが大きい場合、作動制御部10gは、車上ディスプレイ13およびスピーカー装置16を用いて、運転者DRに対し危険類似箇所を走行する時の車両操作が危険運転であることを通知する第2警告を実行する(ステップS210)。第2警告は、例えば「運転状態も危険です。ご注意ください。」といったメッセージによって行われるが、当該警告メッセージは、これに限られるものではない。次に、イグニッションスイッチ9がオン状態からオフ状態に操作されたか否かが判定され(ステップS211)、オフ状態に操作された場合、運転評価部10fが運転者DRの運転評価判定を行って、運転評価情報を形成する。また、作動制御部10gは、車上ディスプレイ13およびスピーカー装置16を用いて、運転者DRに対し形成された運転評価情報を通知する(ステップS212)。運転評価に関する通知は、イグニッションスイッチ9がオフ状態に操作された後、タイマーにより所定時間だけコントローラー10が作動するため、当該所定時間内に実行される。ステップS211において、イグニッションスイッチ9がオフ状態に操作されていないと判定された場合、ステップS204へと戻る。
本実施形態によれば、危険箇所記憶部10dに記憶された危険箇所データに基づき、車両VEが進行している走行路上において、危険箇所の形態と類似した形態を有する危険類似箇所があるか否かを判定する類似道路判定部10eと、類似道路判定部10eによって検出された危険類似箇所に車両VEが接近した場合に、車上ディスプレイ13およびスピーカー装置16によって、運転者DRに対し走行路上の危険類似箇所の存在を警告する作動制御部10gとを備えていることにより、初めて通行する走行路上であっても、その形態が過去に車両操作についての危険運転が検出された危険箇所の形態と類似しており、再度、危険運転を行う可能性が高い危険類似箇所に車両VEが接近した場合に、運転者DRに対し、危険類似箇所の存在を警告して注意を喚起することができる。また、危険類似箇所に到達する以前に、運転者DRが危険類似箇所の存在を知ることができるため、運転者DRが予防運転を行うことにより、危険運転の発生を低減することができる。
また、危険運転判定部10bは、車両VEが危険類似箇所を走行する時の運転者DRの車両操作が、危険箇所を走行した時の運転者DRの車両操作よりも危険運転の度合いが大きいか否かを判定し、作動制御部10gは、危険運転判定部10bによって、危険箇所を走行した時の運転者DRの車両操作よりも、危険類似箇所を走行する時の運転者DRの車両操作の方が危険運転の度合いが大きいと判定された場合、車上ディスプレイ13およびスピーカー装置16によって、運転者DRに対し危険類似箇所を走行する時の車両操作が危険運転であることを警告することにより、運転者DRに対して自分自身に起因する危険運転の存在も知らせることができ、よりいっそう、危険運転の発生を低減することができる。
また、運転者DRの車両操作について危険運転の頻度を検出し、検出された危険運転の頻度に基づいて、運転者DRの車両操作を評価して運転評価情報を形成する運転評価部10fを備え、作動制御部10gは、車上ディスプレイ13およびスピーカー装置16によって、運転者DRに対し運転評価情報を通知することにより、運転者DRに自身の危険運転に関する一般的な傾向を知らせることができ、よりいっそう、運転者DRの注意喚起をすることができる。
また、作動制御部10gは、イグニッションスイッチ9がオン状態からオフ状態になった後の所定時間内に、車上ディスプレイ13およびスピーカー装置16によって、運転者DRに対して運転評価情報を通知することにより、運転者DRが車上ディスプレイ13の画像またはスピーカー装置16による音声に対して、最も注意を傾けることができる下車時に運転者DRに対して運転評価情報を通知するため、より効果的に運転者DRの注意喚起をすることができる。
また、運転者DRの操作により、データベース14内の地図データを用いて、車両VEの走行経路情報を形成するナビゲーションコントローラー12を備え、類似道路判定部10eは、ナビゲーションコントローラー12によって形成された走行経路情報に基づき、車両VEが予定する走行路上において、危険類似箇所があるか否かを判定することにより、車両VEが危険類似箇所に接近する前から、類似道路判定部10eによって、危険類似箇所の存在を検出することができるため、より早期に、運転者DRに対する注意喚起を行うことができる。
また、危険箇所記憶部10dは、危険箇所の形態を形成する一つ以上の要素を記憶し、類似道路判定部10eは、車両VEが進行している走行路の形態を形成する要素を、危険箇所記憶部10dに記憶された危険箇所の形態を形成する要素の中の対応するものと比較することにより、走行路上において、危険類似箇所があるか否かを判定することにより、類似道路判定部10eにおいて、走行路上における危険類似箇所の有無をより正確に行うことができる。
また、車両VEに設けられ、運転者シートSDに着座する運転者DRによって異なる検出値を発生するシート荷重センサ8と、シート荷重センサ8によって発生される検出値に基づいて、運転者シートSDに着座する運転者DRを判別する運転者判別部10aとを備え、危険箇所記憶部10dは、運転者判別部10aによる判別結果に基づき、運転者シートSDに着座する運転者DRを区別して危険箇所データを記憶し、類似道路判定部10eは、運転者判別部10aによる判別結果に基づき、運転者シートSDに着座する運転者DRを区別して、走行路上において危険類似箇所があるか否かを判定することにより、同一の車両VEを複数人の運転者DRが使用する場合においても、運転者シートSDに着座した運転者DRにとって、危険運転を行いやすい危険類似箇所の存在を正確に通知することができる。
また、運転通知手段として、車両VEに設けられたスピーカー装置16またはディスプレイ装置13としたことにより、運転者DRに対して、危険類似箇所の存在を確実に知らせることができる。また、スピーカー装置16およびディスプレイ装置13は、通常、車両VEに設けられている構成であるため、危険類似箇所の存在を警告するために、車両VEに新たな装置を設ける必要がない。
また、操作状態検出手段として、スロットルセンサ2、ブレーキ圧センサ3、操舵角センサ4、車両速度センサ5、加速度センサ6、車輪速センサ7のうちの少なくとも一つを含むことにより、車両VEの操作状態を検出するために、既存の装置を流用することが可能となり、車両VEに新たな装置を設ける必要がない。
<他の実施形態>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
類似道路判定部10eは、ナビゲーションコントローラー12が形成した走行経路情報を使用せず、車両VEの直前にある走行路について、危険類似箇所があるか否かを常時判定してもよい。
また、危険箇所データが、走行路上の危険箇所の形態に関するデータを含まずに、危険箇所特定部10cが検出した危険箇所の位置に関するデータのみを含むようにし、類似道路判定部10eが、危険箇所データに含まれる危険箇所の位置に関するデータに基づき、データベース14から取得した危険箇所の形態を、車両VEが進行している走行路の形態と比較することにより、危険類似箇所があるか否かを判定してもよい。
また、運転者DRへの警告は、車上ディスプレイ13およびスピーカー装置16の双方を用いて行ってもよいし、いずれか一方のみで実行してもよい。
また、車両VEに設けられたスピーカー装置16およびディスプレイ装置13に代えて、またはスピーカー装置16およびディスプレイ装置13とともに、車両VEが危険類似箇所に接近した場合に、運転者シートSDに設けられた振動装置(運転通知手段に該当する)を作動させて、運転者DRに対して注意喚起してもよい。
また、車上ディスプレイ13およびスピーカー装置16による運転者DRに対する運転評価情報の通知は、イグニッションスイッチ9がオフ状態からオン状態になった後の所定時間内に実行してもよい。
図面中、1は車両用警告装置、2はスロットルセンサ(操作状態検出手段、スロットル開度センサ)、3はブレーキ圧センサ(操作状態検出手段、制動圧センサ)、4は操舵角センサ(操作状態検出手段、操舵角度センサ)、5は車両速度センサ(操作状態検出手段、車速センサ)、6は加速度センサ(操作状態検出手段、車両加速度センサ)、7は車輪速センサ(操作状態検出手段、車輪速度センサ)、8はシート荷重センサ(運転者識別手段)、9はイグニッションスイッチ、10aは運転者判別部(運転者判別手段)、10bは危険運転判定部(危険運転検出手段)、10cは危険箇所特定部(危険箇所検出手段)、10dは危険箇所記憶部(危険箇所記憶手段)、10eは類似道路判定部(類似箇所検出手段)、10fは運転評価部(運転評価手段)、10gは作動制御部(警告制御手段)、11はGPS受信装置(車両位置検出手段)、12はナビゲーションコントローラー(経路形成手段、車両位置検出手段)、13は車上ディスプレイ(ディスプレイ装置、運転通知手段)、14はデータベース、16はスピーカー装置(運転通知手段)、DRは運転者、SDは運転者シート、VEは車両を示している。

Claims (9)

  1. 車両(VE)の操作状態を検出する操作状態検出手段(2、3、4、5、6、7)と、
    前記車両に設けられ、運転者(DR)に対してメッセージを伝える運転通知手段(13、16)と、
    前記車両の位置を検出する車両位置検出手段(11、12)と、
    前記車両の走行路に関する地図データを保持するデータベース(14)と、
    前記操作状態検出手段による検出結果に基づいて、運転者の車両操作について危険運転を検出する危険運転検出手段(10b)と、
    前記危険運転検出手段および前記車両位置検出手段による検出値に基づき、危険運転が検出された危険箇所の位置を検出する危険箇所検出手段(10c)と、
    前記危険箇所検出手段による検出値および前記地図データに基づいて、前記危険箇所の位置または前記危険箇所の形態に関する危険箇所データを記憶する危険箇所記憶手段(10d)と、
    前記危険箇所記憶手段に記憶された前記危険箇所データおよび前記地図データに基づき、前記車両が進行している走行路上において、前記危険箇所の形態と類似した形態を有する危険類似箇所を検出する類似箇所検出手段(10e)と、
    前記車両位置検出手段による検出値に基づき、前記危険類似箇所に前記車両が接近した場合に、前記運転通知手段によって、運転者に対し走行路上の前記危険類似箇所の存在を警告する警告制御手段(10g)と、
    を備えた車両用警告装置(1)。
  2. 前記危険運転検出手段は、
    前記車両が前記危険類似箇所を走行する時の運転者の車両操作が、前記危険箇所を走行した時の運転者の車両操作よりも危険運転の度合いが大きいか否かを判定し、
    前記警告制御手段は、
    前記危険運転検出手段によって、前記危険箇所を走行した時の運転者の車両操作よりも、前記危険類似箇所を走行する時の運転者の車両操作の方が危険運転の度合いが大きいと判定された場合、前記運転通知手段によって、運転者に対し前記危険類似箇所を走行する時の車両操作が危険運転であることを警告する請求項1記載の車両用警告装置。
  3. 運転者の車両操作について危険運転の頻度を検出し、検出された危険運転の頻度に基づいて、運転者の車両操作を評価して運転評価情報を形成する運転評価手段(10f)を備え、
    前記警告制御手段は、
    前記運転通知手段によって、運転者に対し前記運転評価手段が形成した前記運転評価情報を通知する請求項1または2に記載の車両用警告装置。
  4. 前記車両に設けられたイグニッションスイッチ(9)を備え、
    前記警告制御手段は、
    前記イグニッションスイッチがオン状態からオフ状態になった後の所定時間内に、前記運転通知手段によって、運転者に対して前記運転評価情報を通知する請求項3記載の車両用警告装置。
  5. 運転者の操作により、前記データベース内の前記地図データを用いて、前記車両の走行経路情報を形成する経路形成手段(12)を備え、
    前記類似箇所検出手段は、
    前記経路形成手段によって形成された前記走行経路情報に基づき、前記車両が予定する走行路上において、前記危険類似箇所を検出する請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載の車両用警告装置。
  6. 前記危険箇所記憶手段は、
    前記危険箇所の形態を形成する一つ以上の要素を記憶し、
    前記類似箇所検出手段は、
    前記車両が進行している走行路の形態を形成する要素を、前記危険箇所記憶手段に記憶された前記危険箇所の形態を形成する要素の中の対応するものと比較することにより、走行路上において、前記危険類似箇所を検出する請求項1乃至5のうちのいずれか一項に記載の車両用警告装置。
  7. 前記車両に設けられ、運転者シート(SD)に着座する運転者によって異なる検出値を発生する運転者識別手段(8)と、
    前記運転者識別手段によって発生される検出値に基づいて、前記運転者シートに着座する運転者を判別する運転者判別手段(10a)と、
    を備え、
    前記危険箇所記憶手段は、
    前記運転者判別手段による判別結果に基づき、前記運転者シートに着座する運転者を区別して、前記危険箇所データを記憶し、
    前記類似箇所検出手段は、
    前記運転者判別手段による判別結果に基づき、前記運転者シートに着座する運転者を区別して、走行路上において、前記危険類似箇所を検出する請求項1乃至6のうちのいずれか一項に記載の車両用警告装置。
  8. 前記運転通知手段は、
    前記車両に設けられたスピーカー装置(16)またはディスプレイ装置(13)である請求項1乃至7のうちのいずれか一項に記載の車両用警告装置。
  9. 前記操作状態検出手段は、
    スロットル開度センサ(2)、制動圧センサ(3)、操舵角度センサ(4)、車速センサ(5)、車両加速度センサ(6)、車輪速度センサ(7)のうちの少なくとも一つを含む請求項1乃至8のうちのいずれか一項に記載の車両用警告装置。
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