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JP2015171932A - 物品搬送装置 - Google Patents

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JP2015171932A
JP2015171932A JP2014048751A JP2014048751A JP2015171932A JP 2015171932 A JP2015171932 A JP 2015171932A JP 2014048751 A JP2014048751 A JP 2014048751A JP 2014048751 A JP2014048751 A JP 2014048751A JP 2015171932 A JP2015171932 A JP 2015171932A
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友章 福嶋
Tomoaki Fukushima
友章 福嶋
秀和 土屋
Hidekazu Tsuchiya
秀和 土屋
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

【課題】大きなスペースを必要とすることなく、安全でありかつ容易に、物品の搬送路に交差する通路を形成することができる物品搬送装置を提供する。
【解決手段】物品搬送装置1は、搬送方向Xと直交する方向に間隔をあけた2列のコンベアベルト25、35を備えた第1固定コンベア21、31とが、搬送方向Xと直交する方向に横断可能な通路を形成するための通路用間隙Pを有し、コンベアベルト25,35同士の間隔よりも幅が小さく、通路用間隙Pに配置されることで、コンベアベルト25、35と連続する搬送路を形成することが可能である第1可動コンベア41及び第2可動コンベア51が、床面Fを転動する転動車輪42,52を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、物品搬送装置に関する。
自動倉庫やその他の物流システムにおいて、物品を搬送する物品搬送装置として、コンベアが広く用いられている。
コンベアは、物品の搬送元から搬送先を結ぶ物品搬送路を形成しており、物流システム内の空間を分断している。したがって、コンベアにより形成される物品搬送路の反対側に作業者が移動する場合には、作業者は、コンベアを迂回するか、コンベアをまたぐように形成された立体通路を利用する必要がある。
前者の手段を用いる場合、作業効率が悪くなるという問題があり、また、後者の手段を用いる場合、コストが高くなるという問題がある。
このような問題を解決するための手段として、通路を形成するために必要な間隙をあけて第1コンベア及び第2コンベアを設け、第1コンベア及び第2コンベアのいずれか一方に蝶番を介して上下揺動可能に支持される接続コンベアを設けた物品搬送装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この物品搬送装置では、接続コンベアは、第1コンベアと第2コンベアの間隙に配置されて物品の搬送路を形成しており、蝶番を介して一方の端部を上方に跳ね上げられることにより、第1コンベアと第2コンベアとの間隙を作業者の通路として開放することができる。
特開平07−232801号公報
前述した物品搬送装置では、接続コンベアを作業者が手動で操作することから、作業に手間がかかり、作業者にかかる負担が大きかった。特に、通路の幅を十分に確保するためには、接続コンベアの長さを長くする必要があり、これに伴って接続コンベアの重量が大きくなって、そのため開閉作業時の危険が増大する。
本発明の課題は、大きなスペースを必要とすることなく、安全でありかつ容易に、物品の搬送路に交差する通路を形成することができる物品搬送装置を提供することである。
以下に、課題を解決するための手段として複数の態様を説明する。これら態様は、必要に応じて任意に組み合せることができる。
本発明の一見地による物品搬送装置は、第1コンベアと、第2コンベアと、スライド機構とを備える。
第1コンベアは、搬送方向と直交する方向に間隔をあけた少なくとも2列の無端駆動体を備え、搬送方向と直交する方向に横断可能な通路を形成するための通路用間隙を有する。
第2コンベアは、少なくとも2列の無端駆動体同士の間隔よりも幅が小さく、通路用間隙に配置されることで、第1コンベアと連続する搬送路を形成することが可能である。
スライド機構は、第2コンベアを、通路用間隙と、少なくとも2列の無端駆動体同士の間で通路用間隙を開放する位置との間で移動可能である。
この場合、第2コンベアが通路用間隙に配置されることにより、第1コンベアと連続する搬送路を構成することができる。また、スライド機構を用いて、第1コンベアの無端駆動体の間に第2コンベアを移動させることにより、第1コンベアの通路用間隙を開放することができる。
このように、第2コンベアをスライド移動させることによって、搬送方向と直交する方向に横断可能な通路を開放することが可能であって、安全であり、かつ容易に通路を形成できる。通路形成時に、第2コンベアは、第1コンベアの2列の無端駆動体同士の間に位置されていることから、第2コンベアを退避させるための大きなスペースを必要としない。
また、第1コンベアは一対のコンベアであり、第2コンベアも一対または幅の広いコンベアとすることができ、これらコンベアにより形成される搬送路上を安定して物品の搬送を行うことが可能となる。
さらに、第2コンベアは、スライド機構により物品の搬送方向にスライド移動されることから、揺動機構を用いる場合のように揺動スペースを必要とせず、物品の搬送路上に隙間が生じることがなく、安定した搬送を可能とする。
ここで、スライド機構は、第1コンベアと第2コンベアの一方に設けられ他方を案内するガイドレールを有し、第2コンベアは、床面を転動可能な転動車輪を備えることができる。
この場合、第2コンベアは、転動車輪により床面を転動することから、床面にレールなどの案内部材を敷設する必要がなく、台車等による通路の通過が容易になる。
また、物品搬送装置は、第1コンベアに形成される搬送路の上面側であって搬送路の外側に設けられ、物品を前記搬送方向に案内するための第1搬送ガイドと、第2コンベアに形成される搬送路の上面側であって搬送路の外側に設けられ、物品を搬送方向に案内するための第2搬送ガイドとをさらに備えることができる。
ここで、第1搬送ガイドと第2搬送ガイドは、第2コンベアが少なくとも2列の無端駆動体の間に位置される際に、上下に並んで配置されることができる。
この場合、第2コンベアが通路用間隙に配置される時、搬送路上を搬送される物品を案内するために、第1搬送ガイドと第2搬送ガイドとを、連続した搬送ガイドとして機能させることができる。また、第2コンベアをスライド移動させて通路を形成した時には、第1搬送ガイドと第2搬送ガイドとが上下に重なり合うことにより、第2コンベアを通路開放位置に容易に退避させることができる。
さらに、第1コンベアは、通路用間隙の搬送方向両側に配置された第1固定コンベアと第2固定コンベアとを有し、第2コンベアは、通路用間隙の搬送方向に接続可能な一対のコンベアとすることができる。ここで、第2コンベアは、第1固定コンベアの少なくとも2列の無端駆動体同士の間に移動可能な第1可動コンベアと、第2固定コンベアの少なくとも2列の無端駆動体同士の間に移動可能な第2可動コンベアとを有することができる。
この場合、第1可動コンベアを第1固定コンベアの2列の無端駆動体同士の間に移動させ、第2可動コンベアを第2固定コンベアの2列の無端駆動体同士の間に移動させることによって、通路用間隙を開放することが可能となる。したがって、第1可動コンベア及び第2可動コンベアの移動距離を小さくしても、通路用間隙を大きく確保することが可能である。
本発明に係る物品搬送装置によれば、大きなスペースを必要とすることなく、安全でありかつ容易に、物品の搬送路に交差する通路を形成することができる。
物品搬送装置の一実施形態の概要構成を示す平面図。 物品搬送装置の一実施形態の概要構成を示す側面図。 通路用間隙を開放した場合の平面図。 通路用間隙を開放した場合の側面図。 物品搬送装置の要部を示す斜視図。 物品搬送装置の要部を示す斜視図。 第2コンベアのロック機構の一例を示す説明図。 第2コンベアのロック機構の一例を示す説明図。
(1)全体構成
本発明に係る物品搬送装置の一実施形態を、以下に説明する。
図1は、本発明に係る物品搬送装置の一実施形態の概要構成を示す平面図であり、図2は、その側面図である。
物品搬送装置1は、コンベア搬送によって物品を搬送するための装置であり、第1コンベア11と、第2コンベア12と、スライド機構13とを備えている。
(1−1)第1コンベア
第1コンベア11は、物品を搬送する搬送方向(図1の矢印X)と直交する方向に所定距離だけ離間して配置される第1固定コンベア21と、第2固定コンベア31とを有する。
第1固定コンベア21は、床面Fに固定される脚部22と、脚部22の上部の設けられる本体部23とを有する。
本体部23は、搬送方向Xと直交する方向に所定の間隔をあけて配置される少なくとも2列の無端駆動体を備えている。この実施形態では、無端駆動体として、2列のコンベアベルト25が設けられている。本体部23は、後述するように、コンベアベルト25をそれぞれ収納する筐体が下部で連結されたU字形状に形成されている。
コンベアベルト25は、本体部23に回転自在に支持されるローラ24に巻回され、図示しない駆動部からの駆動力が伝達されて、物品の搬送方向Xに移動可能である。
第1固定コンベア21の無端駆動体として、コンベアベルト25に代えて、チェーンコンベアを用いることも可能である。
第1固定コンベア21の本体部23には、取付部材26を介して固定側搬送ガイド27が取り付けられている。固定側搬送ガイド27は、搬送方向Xの側方に位置して両側に設けられており、コンベアベルト25上を搬送される物品が搬送路から外れないように、案内する。固定側搬送ガイド27については後に詳細に説明する。
第2固定コンベア31は、第1固定コンベア21とほぼ同様の構成であり、床面Fに固定される脚部32と、脚部32の上部の設けられる本体部33とを有する。
本体部33は、搬送方向Xと直交する方向に所定の間隔をあけて配置される少なくとも2列の無端駆動体を備えている。この実施形態では、無端駆動体として、2列のコンベアベルト35が設けられている。本体部33は、後述するように、それぞれコンベアベルト35を回転可能に支持して収納する2つの筐体が、下方で連結されたU字形状に形成されている。
コンベアベルト35は、本体部33に回転自在に支持されるローラ34に巻回され、図示しない駆動部からの駆動力が伝達されて、物品の搬送方向Xに移動可能である。
第2固定コンベア31の無端駆動体として、コンベアベルト35に代えて、チェーンコンベアを用いることも可能である。
第2固定コンベア31の本体部33には、取付部材36を介して固定側搬送ガイド37が取り付けられている。固定側搬送ガイド37は、搬送方向Xの側方に位置して両側に設けられており、コンベアベルト35上を搬送される物品が搬送路から外れないように、案内する。
第1固定コンベア21と第2固定コンベア31とは、搬送方向Xと直交する方向に通路を形成するために、互いに対向する先端部が搬送方向Xに沿って通路用間隙Pだけ離間するように配置されている。
(1−2)第2コンベア
第2コンベア12は、第1コンベア11の2列の無端駆動体同士の間隔よりも幅が小さく、通路用間隙Pに配置されることにより、第1コンベア11と連続する搬送路を形成することが可能となっている。
図示した例では、第2コンベア12は、通路用間隙Pの搬送方向Xに接続可能な一対の第1可動コンベア41及び第2可動コンベア51を含む。
ここで、第2コンベア12は、第1コンベア11の2列の無端駆動体の間にスライド移動することが可能になっており、第1コンベア11の2列の無端駆動体の間にスライド移動する際に、第1コンベア11と干渉しない形状であればよい。
第1可動コンベア41は、第1固定コンベア21のコンベアベルト25の間隔よりも幅が小さく、コンベアベルト25の間に移動可能となっている。
ここでは、第2コンベア12の一部である第1可動コンベア41がコンベアベルト25の間に入り込むことができるように、第1可動コンベア41の搬送方向Xに交差する方向の幅を2列のコンベアベルト25の間隔よりも小さい幅としている。
第1可動コンベア41は、床面Fを転動可能な転動車輪42を下端に備える脚部43と、脚部43の上部に設けられる本体部44とを有する。
本体部44は、搬送方向Xに物品を搬送するための搬送部材を備えており、この実施形態では、搬送方向Xと直交する方向に所定の間隔をあけて配置される2列のコンベアベルト46を備えている。本体部44は、後述するように、コンベアベルト46を回転可能に支持して収納する2つの筐体が、下方で連結されたU字形状に形成されている。
コンベアベルト46は、本体部44に回転自在に支持されるローラ45に巻回され、図示しない駆動部からの駆動力が伝達されて、物品の搬送方向Xに移動可能である。
第1可動コンベア41のコンベアベルト46に代えて、チェーンコンベアを用いることも可能である。
第1可動コンベア41の本体部44には、取付部材47を介して可動側搬送ガイド48が取り付けられている。可動側搬送ガイド48は、搬送方向Xの側方に位置して両側に設けられており、コンベアベルト46上を搬送される物品が搬送路から外れないように、案内する。可動側搬送ガイド48については後に詳細に説明する。
第1可動コンベア41は、通路用間隙P上に位置して、第1固定コンベア21と連続する物品搬送路を形成する第1位置と、第1固定コンベア21のコンベアベルト25間に引き込まれて、通路用間隙Pを開放する第2位置との間を移動可能になっている。
第2可動コンベア51は、第1可動コンベア41とほぼ同様の構成となっている。第2可動コンベア51は、第2固定コンベア31のコンベアベルト35の間隔よりも幅が小さく、コンベアベルト35の間に移動可能となっている。
ここでは、第2コンベア12の一部である第2可動コンベア51がコンベアベルト35の間に入り込むことができるように、第2可動コンベア51の搬送方向Xに交差する方向の幅をコンベアベルト35の間隔よりも小さい幅としている。
第2可動コンベア51は、床面Fを転動可能な転動車輪52を下端に備える脚部53と、脚部53の上部に設けられる本体部54とを有する。
本体部54は、搬送方向Xに物品を搬送するための搬送部材を備えており、この実施形態では、搬送方向Xと直交する方向に所定の間隔をあけて配置される2列のコンベアベルト56を備えている。本体部54は、後述するように、コンベアベルト56を回転可能に支持して収納する2つの筐体が、下方で連結されたU字形状に形成されている。
コンベアベルト56は、本体部54に回転自在に支持されるローラ55に巻回され、図示しない駆動部からの駆動力が伝達されて、物品の搬送方向Xに移動可能である。
第2可動コンベア51のコンベアベルト56に代えて、チェーンコンベアを用いることも可能である。
第2可動コンベア51の本体部54には、取付部材57を介して可動側搬送ガイド58が取り付けられている。可動側搬送ガイド58は、搬送方向Xの側方に位置して両側に設けられており、コンベアベルト56上を搬送される物品が搬送路から外れないように、案内する。
第2可動コンベア51は、通路用間隙P上に位置して、第2固定コンベア31と連続する物品搬送路を形成する第1位置と、第2固定コンベア31のコンベアベルト35間に引き込まれて、通路用間隙Pを開放する第2位置との間を移動可能になっている。
(1−3)スライド機構
前述したように、第2コンベア12の第1可動コンベア41は、通路用間隙P上に位置する第1位置と、通路用間隙Pを開放する第2位置との間で移動可能であって、第1固定コンベア21に支持されて、搬送方向Xにスライド移動可能となっている。
例えば、図示した例では、第1固定コンベア21の第1可動コンベア41に対向する側面には、搬送方向Xに沿って形成されるガイドレール28が形成されている。ガイドレール28は、搬送方向Xに沿って第1可動コンベア41がスライド移動する際に移動案内するものであり、例えば、水平方向ガイド部(図示せず)と垂直方向ガイド部(図示せず)とを備える搬送方向Xに長い長尺の断面L字形状の板状部材とすることができる。この場合、第1可動コンベア41に、ガイドレール28の水平方向ガイド部に当接する水平方向被ガイド部(図示せず)を設けることで、垂直方向へのガタツキをなくすことができる。また、第1可動コンベア41に、ガイドレール28の垂直方向ガイド部に当接する垂直方向被ガイド部(図示せず)を設けることで、搬送方向Xに交差する方向であって水平方向へのガタツキをなくすことができる。
第1可動コンベア41の第1固定コンベア21に対向する側面には、ガイドレール28を上下から挟み込む一対のガイドローラ49(図1では、ガイドレール28の上部に位置するガイドローラ49のみ図示している)が水平方向被ガイド部として設けられている。
第1可動コンベア41の第1固定コンベア21に対向する側面には、ガイドレール28の搬送方向Xと直交する方向であって水平方向に挟み込む一対のガイドローラ(図示せず)が垂直方向被ガイド部として設けられている。
このように、ガイドレール28の水平方向ガイド部に当接するガイドローラ49と、ガイドレール28の垂直方向ガイド部に当接するガイドローラとを、第1可動コンベア41に設けることにより、第1可動コンベア41を垂直方向及び搬送方向Xに交差する方向のガタツキなく、搬送方向Xに沿って案内することができる。
また、前述したように、第1可動コンベア41の脚部43の下端には、床面F上を転動可能な転動車輪42が設けられている。
このことにより、第1可動コンベア41は、第1固定コンベア21のガイドレール28に案内されて、転動車輪42が床面Fを転動することで、通路用間隙P上に位置する第1位置と、コンベアベルト25間に引き込まれる第2位置との間でスライド移動可能となる。
同様にして、第2コンベア12の第2可動コンベア51は、通路用間隙P上に位置する第1位置と、通路用間隙Pを開放する第2位置との間で移動可能であって、第2固定コンベア31に支持されて、搬送方向Xにスライド移動可能となっている。
例えば、図示した例では、第2固定コンベア31の第2可動コンベア51に対向する側面には、搬送方向Xに沿って形成されるガイドレール38が形成されている。ガイドレール38は、ガイドレール28と同様に、搬送方向Xに沿って第2可動コンベア51がスライド移動する際に移動案内するものであり、例えば、水平方向ガイド部(図示せず)と垂直方向ガイド部(図示せず)とを備える搬送方向Xに長い長尺の断面L字形状の板状部材とすることができる。この場合、第2可動コンベア51に、ガイドレール38の水平方向ガイド部に当接する水平方向被ガイド部(図示せず)を設けることで、垂直方向へのガタツキをなくすことができる。また、第2可動コンベア51に、ガイドレール38の垂直方向ガイド部に当接する垂直方向被ガイド部(図示せず)を設けることで、搬送方向Xに交差する方向であって水平方向へのガタツキをなくすことができる。
第2可動コンベア51の第2固定コンベア31に対向する側面には、ガイドレール38を上下から挟み込む一対のガイドローラ59(図1では、ガイドレール38の上部に位置するガイドローラ59のみ図示している)が水平方向被ガイドとして設けられている。
第2可動コンベア51の第2固定コンベア31に対向する側面には、ガイドレール38の搬送方向Xと直交する方向であって水平方向に挟み込む一対のガイドローラ(図示せず)が垂直方向被ガイド部として設けられている。
このように、ガイドレール38の水平方向ガイド部に当接するガイドローラ59と、ガイドレール38の垂直方向ガイド部に当接するガイドローラとを、第2可動コンベア51に設けることにより、第2可動コンベア51を垂直方向及び搬送方向Xに交差する方向のガタツキなく、搬送方向Xに沿って案内することができる。
また、第2可動コンベア51の脚部53の下端には、床面F上を転動可能な転動車輪52が設けられている。
このことにより、第2可動コンベア51は、第2固定コンベア31のガイドレール38にガイドされて、転動車輪52が床面Fを転動することで、通路用間隙P上に位置する第1位置と、コンベアベルト35間に引き込まれる第2位置との間でスライド移動可能となる。
図3は、通路用間隙を開放した場合の平面図であり、図4は、その側面図である。
図3及び図4に示す例では、第1可動コンベア41の通路用間隙P側先端部が、第1固定コンベア21の通路用間隙P側先端部と同一位置になるように、第1可動コンベア41を第1固定コンベア21のコンベアベルト25間に引き込んでいる。同様に、第2可動コンベア51の通路用間隙P側先端部が、第2固定コンベア31の通路用間隙P側先端部と同一位置になるように、第2可動コンベア51を第2固定コンベア31のコンベアベルト35間に引き込んでいる。
第1可動コンベア41及び第2可動コンベア51を、それぞれ第1固定コンベア21のコンベアベルト25間及び第2固定コンベア31のコンベアベルト35間に引き込む際には、作業者や台車などが通行可能となるように、通路用間隙Pを開放すればよい。したがって、第1可動コンベア41及び第2可動コンベア51が、第1固定コンベア21及び第2固定コンベア31の先端から突出した状態となってもよく、第1固定コンベア21及び第2固定コンベア31の先端よりも内側に引き込まれた状態となってもよい。
図5及び図6は、本発明に係る物品搬送装置の要部を示す斜視図である。図5及び図6は、第1固定コンベア21と第1可動コンベア41との関係を示すものであって、第1可動コンベア41が通路用間隙Pに位置する第1位置である場合を図5に示し、第1可動コンベア41が第1固定コンベア21のコンベアベルト25間に位置する第2位置である場合を図6に示す。
図5に示すように、第1可動コンベア41は、コンベアベルト46を回転可能に支持して収納する一対の筐体61と、筐体61を下端部において連結する連結部材62とを備える。
図6に示すように、第1固定コンベア21は、コンベアベルト25を回転可能に支持して収納する一対の筐体71と、筐体71を下端部において連結する連結部材72とを備えている。
第1固定コンベア21の連結部材72は、第1可動コンベア41の連結部材62よりも下方に位置しており、第1可動コンベア41の脚部43よりも搬送方向Xに対して内側に位置している。
可動側搬送ガイド48は、第1可動コンベア41の通路用間隙P側において、取付部材47を介して、第1可動コンベア41の筐体61と連結されている。
また、第1可動コンベア41の通路用間隙P側において、第1コンベア11及び第2コンベア12により構成される物品搬送路をまたぐように、逆U字形状に形成された取っ手63が設けられている。通路用間隙Pを開放する際、及び通路用間隙Pに第1可動コンベア41を位置させる際には、作業者が取っ手63を操作して、第1可動コンベア41をスライド移動させることができる。
以上から、第1可動コンベア41を、第1固定コンベア21のコンベアベルト25間に位置する第2位置に引き込んだ際に、第1可動コンベア41が第1固定コンベア21と干渉することなくスライド移動させることができる。
第2固定コンベア31と第2可動コンベア51との関係についても、第1固定コンベア21と第2可動コンベア41との関係と同様であり、第2可動コンベア51を、第2固定コンベア31と干渉することなく、コンベアベルト35間に位置する第2位置にスライド移動させることができる。
第1可動コンベア41及び第2可動コンベア51は、ガイドレール28,38及びガイドローラ49,59により案内されることにより、容易で安全に移動が可能となり、物品の搬送方向Xに直交する方向に通過可能な通路を適宜開放することができる。
また、第1可動コンベア41及び第2可動コンベア51には、床面Fを転動する転動車輪42、52が設けられていることから、床面F上にレールを敷設する必要がなく、台車などが通路用間隙Pを通過する際の障害となることがない。
(2)ロック機構
第1可動コンベア41と第2可動コンベア51は、通路用間隙Pにおいて連結される場合に、連結状態を維持するためのロック機構を有する。
図7及び図8は、第2コンベアのロック機構の一例を示す説明図である。
第1可動コンベア41の先端部には、本体部44の中央に位置して支持部材81が取り付けられている。
支持部材81は、支持軸82を介して回動板83を回転可能に支持している。
回動板83は、一方の主面側に突出するロック部材84を備えている。
第2可動コンベア51の先端部には、本体部54の中央に位置して係止部材91が取り付けられている。
第1可動コンベア41と第2可動コンベア51とが、通路用間隙P上で付き合わされた際に、回動板83が回動されると、図8に示すように、ロック部材84が係止部材91と係合状態となって、第1可動コンベア41と第2可動コンベア51とが連結状態を維持することができる。
図示した例では、回動板83には、搬送方向Xに沿って長く形成された長穴85を形成しており、ロック部材84が係止部材91に係止した際に、長穴85に嵌合する突起92,93を係止部材91に設けている。長穴85の長さ方向寸法は、突起92、93の間隔よりも僅かに大きくなっており、ロック部材84と係止部材91とを係合する際に、寸法誤差や温度変化による位置ずれなどを吸収することができる。
(3)搬送ガイド
図6に示されているように、第1固定コンベア21には、取付部材26を介して固定側搬送ガイド27が取り付けられている。
固定側搬送ガイド27は、第1固定コンベア21のコンベアベルト25上を搬送される物品の側面に当接して、物品が第1固定コンベア21の搬送路から外れないように搬送方向Xに沿って案内する。
図5に示されているように、第1可動コンベア41には、取付部材47を介して可動側搬送ガイド48が取り付けられている。
可動側搬送ガイド48は、第1可動コンベア41のコンベアベルト46上を搬送される物品の側面に当接して、物品が第1可動コンベア41の搬送路から外れないように搬送方向Xに沿って案内する。
第1可動コンベア41が第1固定コンベア21のコンベアベルト25間に位置する際には、固定側搬送ガイド27と可動側搬送ガイド48とが上下に重畳するように配置されている。
このことにより、第1可動コンベア41を通路用間隙Pに位置させた場合には、可動側搬送ガイド48と固定側搬送ガイド27とが連続して、物品が搬送路上から外れることを防止して、搬送方向Xに沿って搬送可能となる。
また、第1可動コンベア41を第1固定コンベア21のコンベアベルト25間に引き込む際には、固定側搬送ガイド27と可動側搬送ガイド48とが重畳して、第1可動コンベア41のスライド移動を補助的に案内する。
第2固定コンベア31に取り付けられる固定側搬送ガイド37と、第2可動コンベア51に取り付けられる可動側搬送ガイド58についても、同様の構成となっており、詳細な説明は省略する。
(4)実施形態の特徴
物品搬送装置(例えば、物品搬送装置1)は、第1コンベア(例えば、第1コンベア11)と、第2コンベア(例えば、第2コンベア12)と、スライド機構(例えば、スライド機構13)とを備える。
第1コンベアは、搬送方向(例えば、搬送方向X)と直交する方向に間隔をあけた少なくとも2列の無端駆動体(例えば、コンベアベルト25,35)を備え、搬送方向と直交する方向に横断可能な通路を形成するための通路用間隙(例えば、通路用間隙P)を有する。
第2コンベアは、少なくとも2列の無端駆動体同士の間隔よりも幅が小さく、通路用間隙に配置されることで、第1コンベアと連続する搬送路(コンベアベルト46,56)を形成することが可能である。
スライド機構は、第2コンベアを、通路用間隙(例えば、第1位置)と、少なくとも2列の無端駆動体同士の間で通路用間隙を開放する位置(例えば、第2位置)との間で移動可能である。
(5)他の実施形態
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
(5−1)第2コンベア
前述した実施形態では、第2コンベア12は、通路用間隙Pに配置されて、第1コンベア11と連続する物品搬送路を形成する位置と、第1コンベア11のコンベアベルト25又は35間に退避されて通路用間隙Pを開放する位置との間で移動できればよい。したがって、第2コンベア12を構成する第1可動コンベア41と第2可動コンベア51のうち、一方を省略することも可能である。
ただし、通路用間隙Pとして十分な距離を得るために、第1可動コンベア41又は第2可動コンベア51の長さが必要となり、これを退避させる第1固定コンベア21又は第2固定コンベア31の下方の空間も大きくする必要がある。
前述した実施形態では、第2コンベア12は、2列のチェーンコンベアを用いているが、第1コンベア11の2列の無端駆動体よりも幅が小さいコンベアであればよく、例えば、1列又は複数列のローラコンベアであってもよい。第2コンベア12として1列のローラコンベアを用いる場合には、第1コンベア11の無端駆動体の幅よりも短い長さのローラが搬送方向Xに沿って1列に並ぶローラコンベアとすることができる。
(5−2)搬送ガイド
第1コンベア11側に設けられる固定側搬送ガイド27,37と、第2コンベア12側に設けられる可動側搬送ガイド48,58との上下関係は、前述した実施形態と逆でもよい。
(5−3)スライド機構
スライド機構13は、第2コンベア12が搬送方向Xに沿った方向に案内できればよく、第2コンベア12側にガイドレールを設け、第1コンベア11側にガイドレールに当接するガイドローラを設けることもでき、その他の構成を適用することが可能である。
本発明は、自動倉庫、その他の物流システムにおける物品搬送装置に適用できる。
1 物品搬送装置
11 第1コンベア
12 第2コンベア
13 スライド機構
21 第1固定コンベア
22 脚部
23 本体部
24 ローラ
25 コンベアベルト
26 取付部材
27 固定側搬送ガイド
28 ガイドレール
31 第2固定コンベア
32 脚部
33 本体部
34 ローラ
35 コンベアベルト
36 取付部材
37 固定側搬送ガイド
38 ガイドレール
41 第1可動コンベア
42 転動車輪
43 脚部
44 本体部
45 ローラ
46 コンベアベルト
47 取付部材
48 可動側搬送ガイド
49 ガイドローラ
51 第2可動コンベア
52 転動車輪
53 脚部
54 本体部
55 ローラ
56 コンベアベルト
57 取付部材
58 可動側搬送ガイド
59 ガイドローラ
61 筐体
62 連結部材
63 連結部材
71 筐体
72 連結部材
81 支持部材
82 支持軸
83 回転板
84 ロック部材
85 長穴
91 係止部材
92 突起
93 突起

Claims (4)

  1. 搬送方向と直交する方向に間隔をあけた少なくとも2列の無端駆動体を備え、前記搬送方向と直交する方向に横断可能な通路を形成するための通路用間隙を有する第1コンベアと、
    前記少なくとも2列の無端駆動体同士の間隔よりも幅が小さく、前記通路用間隙に配置されることで、前記第1コンベアと連続する搬送路を形成することが可能な第2コンベアと、
    前記第2コンベアを、前記通路用間隙と、前記少なくとも2列の無端駆動体同士の間で前記通路用間隙を開放する位置との間で移動可能なスライド機構と、
    を備える物品搬送装置。
  2. 前記スライド機構は、前記第1コンベアと前記第2コンベアの一方に設けられ他方を案内するガイドレールを有し、
    前記第2コンベアは、床面を転動可能な転動車輪を備える、請求項1に記載の物品搬送装置。
  3. 前記第1コンベアに形成される前記搬送路の上面側であって前記搬送路の外側に設けられ、物品を前記搬送方向に案内するための第1搬送ガイドと、
    前記第2コンベアに形成される前記搬送路の上面側であって前記搬送路の外側に設けられ、物品を前記搬送方向に案内するための第2搬送ガイドとをさらに備え、
    前記第1搬送ガイドと前記第2搬送ガイドは、前記第2コンベアが前記少なくとも2列の無端駆動体の間に位置される際に、上下に並んで配置されている、請求項1又は2に記載の物品搬送装置。
  4. 前記第1コンベアは、前記通路用間隙の前記搬送方向両側に配置された第1固定コンベアと第2固定コンベアとを有し、
    前記第2コンベアは、前記通路用間隙の前記搬送方向に接続可能な一対のコンベアであり、前記第1固定コンベアの前記少なくとも2列の無端駆動体同士の間に移動可能な第1可動コンベアと、前記第2固定コンベアの前記少なくとも2列の無端駆動体同士の間に移動可能な第2可動コンベアとを有する、請求項1〜3のいずれかに記載の物品搬送装置。
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