JP2015157633A - Fitting part structure of vehicle sensor for seat belt retractor - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、自動車等の車両に装備されているシートベルトリトラクタ用ビークルセンサの取付部構造に関するものである。 The present invention relates to a mounting portion structure of a vehicle sensor for a seat belt retractor provided in a vehicle such as an automobile.
自動車等の車両に装備されているシートベルトリトラクタは、衝突時等における車両の速度変化をビークルセンサで検知すると、ウェビング(ベルト)の引き出しを停止(ロック)するようになっている(特許文献1参照)。 A seat belt retractor installed in a vehicle such as an automobile stops (locks) the withdrawal of a webbing (belt) when a vehicle sensor detects a change in vehicle speed at the time of a collision or the like (Patent Document 1). reference).
図16は、シートベルトリトラクタのケース108に装着されたビークルセンサ100(シートベルトリトラクタ用ビークルセンサ)を示す図である。
FIG. 16 is a view showing a vehicle sensor 100 (a vehicle sensor for seat belt retractor) mounted on the
この図16に示すように、ビークルセンサ100は、車両の平常時(停止時や急激な速度変化がない走行時)に、球状のセンサウエイト101がセンサホルダ102内の安息位置(センサウエイト保持穴103)に保持され、作動することがない。
As shown in FIG. 16, the
一方、この図17に示すように、ビークルセンサ100は、車両の衝突等によって車両走行速度が急激に変化し、センサウエイト101に作用する加速度が所定値以上になると、センサウエイト101が慣性によってセンサホルダ102内の安息位置から移動し、センサウエイト101がセンサレバー104を押し上げて(回動させて)、センサレバー104の先端に形成した爪105をウェビング巻き取りドラムに取り付けた歯車106の歯107,107の間に食い込ませる。この際(ビークルセンサ100の作動時)、ビークルセンサ100のセンサレバー104は、ビークルセンサ100が取り付けられたシートベルトリトラクタのケース108のレバーストッパ110に突き当てられて、爪105を歯車106の歯107,107の間に食い込ませる方向への回動がレバーストッパ110によって阻止される。その結果、ビークルセンサ100は、ウェビングの引き出し方向への歯車106の回転を阻止することができ、ウェビング巻き取りドラムのロック機構(ウェビングのロック機構)を始動させることが可能になる。
On the other hand, as shown in FIG. 17, the
ところが、近年、自動車の車室内の静粛化が進み、ビークルセンサ100の作動時におけるセンサレバー104とレバーストッパ110の衝突音がシートベルト装着者に感知されやすくなってきたため、ビークルセンサ100の作動時におけるセンサレバー104とレバーストッパ110との衝突音の低減が課題となっている。
However, in recent years, the quietness of the interior of an automobile has progressed, and the collision noise between the
このような課題を解決するためには、特許文献2に開示された技術(センサレバーのうちの他部材に衝突する部分にエラストマーを被覆する技術)を適用して、センサレバー104のうちのレバーストッパ110に衝突する部分にエラストマーを被覆するか、又はレバーストッパ110のうちのセンサレバー104に衝突する部分にエラストマーを被覆し、センサレバー104とレバーストッパ110との衝突時の衝撃をエラストマーで緩和し、ビークルセンサ100の作動時の騒音を低減することが考えられる。
In order to solve such a problem, a technique disclosed in Patent Document 2 (a technique in which an elastomer is coated on a portion of the sensor lever that collides with another member) is applied, and the lever of the
しかしながら、センサレバー104をエラストマーで被覆するか、又はレバーストッパ110をエラストマーで被覆する場合には、ビークルセンサ100の製造工数がセンサレバー104をエラストマーで被覆する工程分だけ増加するか、又はケース108の製造工数がレバーストッパ110をエラストマーで被覆する工程分だけ増加することになり、ビークルセンサ100又はケース108の生産効率の低下を招き、ビークルセンサ100又はケース108の製品価格の高騰を招き、これらビークルセンサ100及びケース108を使用するシートベルトリトラクタの価格の高騰を招くという新たな問題を生じる。
However, when the
そこで、本発明は、シートベルトリトラクタの価格の高騰を招くことなく、ビークルセンサの作動時の騒音を低減させることを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to reduce noise during operation of a vehicle sensor without causing an increase in the price of a seat belt retractor.
請求項1の発明は、(1)センサホルダ10内に収容したセンサウエイト11が慣性によって前記センサホルダ10内を移動すると、前記センサウエイト11が合成樹脂製のセンサレバー7を回動させて押し上げ、前記センサレバー7の爪8をウェビング巻き取りドラムに取り付けた歯車5の歯6,6の間に食い込ませ、前記歯車5のウェビング引き出し方向への回転を阻止するようになっているシートベルトリトラクタ用ビークルセンサ1と、(2)前記ウェビング巻き取りドラムを回動可能に支持すると共に、前記シートベルトリトラクタ用ビークルセンサ1を取り付けた合成樹脂製のケース3と、を備えたシートベルトリトラクタ用ビークルセンサの取付部構造に関するものである。
(1) When the
この請求項1の発明において、前記ケース3は、前記センサウエイト11が前記センサレバー7を押し上げた際に、前記センサレバー7の前記爪8に突き当たって前記センサレバー7の回動を阻止し、前記センサレバー7の前記爪8が前記歯6,6の間へ食い込み過ぎないようにするレバーストッパ42を一体に形成してある。また、前記レバーストッパ42は、(1)前記センサレバー7の前記爪8に当接し、前記センサレバー7の前記爪8との衝突時における衝撃を弾性変形して吸収する弾性変形片48,53と、(2)前記弾性変形片48,53の変形方向に隙間50,54を介して位置し、前記センサレバー7の前記爪8によって弾性変形させられた前記弾性変形片48,53に当接して、前記弾性変形片48,53の変形を阻止する荷重受け面51,55と、を一体に形成してある。
In the first aspect of the present invention, when the
また、この請求項1に係る発明において、前記荷重受け面51が凹面であり、前記弾性変形片48の前記荷重受け面51に対応する側が凸面52であって、前記センサレバー7の爪8で弾性変形させられた前記弾性変形片48が前記荷重受け面51に当接すると、前記凸面52と前記荷重受け面51とが凹凸係合するようになっている。
In the invention according to
本発明によれば、ビークルセンサ及びケースを構成部品とするシートベルトリトラクタの価格の高騰を招くことなく、ビークルセンサの作動時の騒音を低減することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the noise at the time of operation | movement of a vehicle sensor can be reduced, without causing the price increase of the seatbelt retractor which uses a vehicle sensor and a case as a component.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳述する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係るシートベルトリトラクタ用ビークルセンサ1(以下、ビークルセンサと略称する)の取付部構造を説明するための図である。
[First Embodiment]
FIG. 1 is a view for explaining an attachment portion structure of a
この図1に示すように、ビークルセンサ1は、ウェビング巻き取りドラムの回転軸2を回動可能に支持するケース3のセンサ収容室4内に取り付けられている。そして、ビークルセンサ1は、車両衝突時等の車両の急激な速度変動を検知すると、ウェビング巻き取りドラムの回転軸2と同軸上に取り付けられた歯車5の歯6,6の間にセンサレバー7の爪8を食い込ませて、歯車5がウェビング引き出し方向に回転するのを阻止し、ウェビング巻き取りドラムの図示しないロック機構(ウェビングのロック機構)の始動を可能にする。なお、センサレバー7の爪8と歯車5は、ラチェット機構を構成する。
As shown in FIG. 1, a
(ビークルセンサの全体構成)
図2乃至図3は、ビークルセンサ1を示す図である。このうち、図2は、車両の平常時(停止時や急激な速度変化がない走行時)におけるビークルセンサ1の正面図であって、図2(a)がビークルセンサ1の組立状態図であり、図2(b)がビークルセンサ1の分解図である。また、図3は、図2に示したビークルセンサ1の縦断面図であって、図3(a)がビークルセンサ1の組立状態における縦断面図であり、図3(b)がビークルセンサ1の分解時における縦断面図である。
(Overall configuration of vehicle sensor)
2 to 3 are diagrams showing the
これらの図に示すように、ビークルセンサ1は、合成樹脂製のセンサホルダ10と、このセンサホルダ10内に収容される金属で球形状に形成されたセンサウエイト11と、センサホルダ10に一端が揺動可能に取り付けられてセンサウエイト11上に乗せられる合成樹脂製のセンサレバー7と、で構成されている。
As shown in these drawings, the
(ビークルセンサのセンサホルダ)
センサホルダ10は、図2乃至図5に示すように、上方に向けて開口する有底のセンサウエイト収容凹部12と、センサレバー7の一端側の両側面13,14から突出する支持軸15,16を回動可能に支持する一対の支持脚部17,18と、を有している(図7乃至図8参照)。
(Sensor holder for vehicle sensor)
As shown in FIGS. 2 to 5, the
センサウエイト収容凹部12は、平坦でX−Y方向と平行で且つ平面視した形状が円形となるように底面20が形成され、この底面20の中央にセンサウエイト11を着座させるためのテーパ状の座繰り面21が形成されると共に、座繰り面21の底面側開口縁よりも小径で且つ座繰り面21と同心の貫通穴22がセンサウエイト収容凹部12の内部空間を外部空間に連通するように形成されている。そして、センサウエイト収容凹部12に形成された貫通穴22の座繰り面側開口縁23が、センサウエイト11をセンサウエイト収容凹部12の中央に保持するようになっている。また、このセンサウエイト収容凹部12に形成された貫通穴22の座繰り面側開口縁23は、センサウエイト11に作用する慣性力が所定以上になるまで、センサウエイト11をセンサウエイト収容凹部12の中央に保持するセンサウエイト11の安息位置となっている。したがって、センサウエイト11は、車両の平常時に、センサウエイト収容凹部12の中央(安息位置)から離れることがなく、センサウエイト収容凹部12内を移動することがない(図3(a)参照)。
The sensor
また、センサウエイト収容凹部12は、底面20と平行となるように形成されたセンサホルダ10の上面24からZ軸(底面20に直交する方向)に沿って延びる円筒状の壁面25が略テーパ形状のコーナー面26を介して底面20に接続されている。そして、センサウエイト収容凹部12の内部空間は、底面20,座繰り面21,コーナー面26及び壁面25によって形作られている。ここで、壁面25は、平面視した形状が底面20と同心円となるように形成され、センサウエイト収容凹部12の中央に保持されたセンサウエイト11との間に等間隔の隙間が生じるように形成されており、センサウエイト収容凹部12の中央に保持されたセンサウエイト11がその隙間分だけセンサホルダ収容凹部12内を移動することができるようになっている。また、コーナー面26は、センサウエイト11に接触することがないように形成されている(図3(a),図6(a),図6(b)参照)。
The sensor
一対の支持脚部17,18は、センサホルダ10の上面24からZ軸方向(上方)に向かって突出するように形成されており、センサレバー7の支持軸15,16を揺動可能に収容する軸穴27,28が形成されている(図7参照)。この一対の支持脚部17,18は、センサレバー7の支持軸15,16を軸穴27,28に嵌合する際に、互いに離間する方向へ撓み変形できるようになっており、センサレバー7の支持軸15,16を軸穴27,28に嵌合した後、元の姿勢に弾性復元するようになっている(図7参照)。その結果、センサレバー7の支持軸15,16は、一対の支持脚部17,18の軸穴27,28から抜け出すことなく、一対の支持脚部17,18の軸穴27,28に揺動可能に支持される。なお、一対の支持脚部17,18は、一方の支持脚部18が他方の支持脚部17よりもZ軸方向の長さが長く且つ撓み変形し易く形成されている。また、一方の支持脚部18は、その上端側で且つ他方の支持脚部17に対向する側が傾斜面30になっており、センサレバー7の支持軸16が傾斜面30に沿って移動させられるだけで(他方の支持脚部17との間に押し込まれるだけで)、容易に撓み変形させられ、センサレバー7の支持軸15,16と軸穴27,28の係合が容易になるように工夫されている。また、一方の支持脚部18の軸穴28と他方の支持脚部17の軸穴27は、その大きさ(穴径)がセンサレバー7の支持軸16,15の太さ(軸径)に応じて異なるように形成されており、センサレバー7がセンサホルダ10に正しい姿勢で組み付けられるように工夫されている。
The pair of
また、センサホルダ10は、その両側面31,32に位置決め突起33,34が形成されている。この位置決め突起33,34は、ケース3のセンサ収容室4に形成されたガイドレールとしての位置決め凹部35,36に係合されるようになっている(図1参照)。そして、ビークルセンサ1は、センサホルダ10の位置決め突起33,34がセンサ収容室4の位置決め凹部35,36に係合された状態でセンサ収容室4内に装着されると、歯車5に対して位置決めされた状態でセンサ収容室4内に保持されることになる(図1参照)。
Further, the
また、センサホルダ10は、センサレバー7の回動ストッパ37が上面24に当接するまで最大限回動しても、センサウエイト11がセンサレバー7との隙間から抜け出すことがないように、センサウエイト収容凹部12の深さが決定されている(図6参照)。
Further, the
(ビークルセンサのセンサレバー)
センサレバー7は、図7乃至図8に示すように、その一端側の両側面13,14に、センサホルダ10の支持脚部17,18の軸穴27,28に揺動可能に嵌合される支持軸15,16がそれぞれ形成されている(図2、図4参照)。また、センサレバー7の他端側には、センサホルダ10内に収容されたセンサウエイト11に乗せられるセンサウエイト押さえ38が形成されている。このセンサウエイト押さえ38の下面側には、センサウエイト11に接触する略円錐台形状のセンサウエイト収容面(凹面)40が形成されており、このセンサウエイト収容面40がセンサウエイト11の表面に接触するようになっている(図3、図6参照)。また、センサレバー7は、その他端側の上面に爪8が突出形成されており、その爪8の先端側が鋭角に形成され、爪8の先端側を歯車5の歯6,6の間に食い込ませることができるようになっている(図1参照)。このセンサレバー7の爪8は、センサウエイト押さえ38と支持軸15,16とを接続するアーム部41の幅寸法よりも小さい幅寸法となるように、舌片状に形成されている(特に、図7(a)〜(c)参照)。
(Sensor lever of vehicle sensor)
As shown in FIGS. 7 to 8, the
また、センサレバー7の一端側の下面には、センサレバー7が自重に反して持ち上げられるように回動させられると、センサホルダ10の上面24に当接し、その回動を阻止する回動ストッパ37が突出形成されている。この回動ストッパ37は、センサウエイト11がセンサホルダ10の上面24とセンサレバー7との隙間から抜け出るのを防止する。
Further, when the
(ケースのレバーストッパ)
図1に示すように、合成樹脂で形成されたケース3のセンサ収容室4の上部は、合成樹脂製のレバーストッパ42が一体に形成されている。そして、レバーストッパ42の先端とセンサ収容室4の上部開口縁43との間には、センサ収容室4内に装着したビークルセンサ1のセンサレバー7の爪8が歯車5の歯6,6の間に食い込む位置まで突出することを可能にする窓44が形成されている。レバーストッパ42は、センサホルダ10のセンサウエイト収容凹部12内を移動したセンサウエイト11によって持ち上げられたセンサレバー7の爪8に当接し、センサレバー7の回動を阻止して、歯車5の歯6,6の間への爪8の食い込みを規制するようになっている。
(Case lever stopper)
As shown in FIG. 1, a synthetic
また、図1,図9及び図11に示すように、レバーストッパ42は、その下面45がケース3のセンサ収容室4内に取り付けられたビークルセンサ1のセンサホルダ10の底面20と平行となるように形成され、その先端46がケース3のセンサ収容室4内に取り付けられたビークルセンサ1のセンサレバー7の回動軸芯47と平行な方向(図1及び図11のY軸方向)に沿って形成されている。また、レバーストッパ42は、その幅寸法(図1及び図11のY軸方向に沿った寸法)がセンサレバー7の爪8の幅寸法(図1及び図11のY軸方向に沿った寸法)よりも大きな寸法となるように形成されている。
As shown in FIGS. 1, 9, and 11, the
図9は、レバーストッパ42の詳細形状を示す図である。なお、図9(a)がレバーストッパ42の一部を示す正面図であり、図9(b)がレバーストッパ42の一部を示す平面図であり、図9(c)がレバーストッパ42の一部を示す側面図である。
FIG. 9 is a view showing a detailed shape of the
この図9に示すように、レバーストッパ42には、片持ち梁状の弾性変形片48がレバーストッパ42の幅方向に沿って位置するように一体に形成されている。この弾性変形片48は、センサレバー7の爪8が当接すると、センサレバー7の爪8との衝突時における衝撃を弾性変形して吸収するようになっている(図10,図11参照)。この弾性変形片48は、レバーストッパ42の先端側の一部を構成しており、レバーストッパ42の幅方向一端側を基端(根元)として片持ち梁状に撓み変形する。
As shown in FIG. 9, the
また、図9に示すように、レバーストッパ42は、弾性変形片48の変形方向に隙間50を介して位置するように荷重受け面51が一体に形成されている。したがって、レバーストッパ42の弾性変形片48は、荷重受け面51との間の隙間50の分だけ撓み変形し、センサレバー7の爪8との衝突時における衝撃を吸収することができる。そして、このレバーストッパ42の荷重受け面51は、センサレバー7の爪8によって撓み変形(弾性変形)させられた弾性変形片48に当接し、弾性変形片48の変形を阻止するようになっている(図10,図11参照)。なお、隙間50は、レバーストッパ42の幅方向他端側から幅方向一端側に向かって幅方向に沿って延び、且つ、レバーストッパ42の底面45に直交するスリットであって、レバーストッパ42の先端側を板厚方向(Z軸に沿った方向)に貫通するスリットである。そして、荷重受け面51は、Y−Z平面と平行に形成されている。
As shown in FIG. 9, the
(ビークルセンサの作動)
図3(a)に示すように、ビークルセンサ1は、車両の平常時(停止時や急激な速度変化がない走行時)に、センサウエイト11がセンサホルダ10内の安息位置(センサウエイト保持穴として機能する貫通穴22であって、特に、貫通穴22の座繰り面側開口縁23)に保持され、作動することがない。
(Vehicle sensor operation)
As shown in FIG. 3 (a), the
一方、図1及び図11に示すように、ビークルセンサ1は、車両の衝突等によって車両走行速度が急激に変化し、センサウエイト11に作用する加速度が所定値以上になると、センサウエイト11が慣性によってセンサホルダ10内の安息位置から移動し、センサウエイト11がセンサレバー7を押し上げて(回動させて)、センサレバー7の先端に形成した爪8をウェビング巻き取りドラムに取り付けた歯車5の歯6,6の間に食い込ませる。そして、ビークルセンサ1のセンサレバー7の爪8が、ケース3のレバーストッパ42の弾性変形片48にセンサウエイト11によって突き当てられる。そうすると、レバーストッパ42の弾性変形片48は、撓み変形(弾性変形)し、センサレバー7の爪8との衝突時における衝撃を吸収して、センサレバー7の爪8との衝突時の衝突音を低減する。レバーストッパ42の弾性変形片48が撓み変形して荷重受け面51に当接すると、レバーストッパ42の弾性変形片48が撓み変形できなくなるため、センサレバー7の回動がレバーストッパ42によって阻止される(図10参照)。その結果、センサレバー7の爪8と歯車5の歯6との噛み合わせ量が適正な範囲内に制限される。これにより、ビークルセンサ1は、ウェビングの引き出し方向への歯車5の回転を阻止することができ、ウェビング巻き取りドラムのロック機構(ウェビングのロック機構)を始動させることが可能になる。
On the other hand, as shown in FIGS. 1 and 11, when the vehicle traveling speed changes suddenly due to a vehicle collision or the like and the acceleration acting on the
なお、図11に示すビークルセンサ1の作動状態において、センサウエイト11に慣性力が作用しなくなると、センサレバー7は、図外のばねによってウェビング巻き戻し方向に回動付勢される歯車5で押圧されて揺動角度を減じる方向へ回動すると共に、自重によって揺動角度を減じる方向へ回動する。その結果、センサウエイト11は、センサレバー7に押されてセンサホルダ10内の安息位置に戻される。
In the operation state of the
(本実施形態の効果)
本実施形態に係るシートベルトリトラクタ用ビークルセンサ1の取付部構造によれば、ケース3のレバーストッパ42に一体に形成した弾性変形片48がビークルセンサ1のセンサレバー7との衝突時の衝撃を吸収できるようになっているため、ケース3のレバーストッパ42を衝撃吸収用のエラストマーで被覆する場合と比較し、ケース3の生産効率を高めることができ、ケース3及びビークルセンサ1を使用するシートベルトリトラクタの価格の高騰を招くことなく、ビークルセンサ1の作動時の騒音を低減することができる。
(Effect of this embodiment)
According to the attachment structure of the
また、本実施形態に係るシートベルトリトラクタ用ビークルセンサ1の取付部構造によれば、レバーストッパ42の弾性変形片48が荷重受け面51との間の隙間50の分だけセンサレバー7の爪8で撓み変形させられると、弾性変形片48が荷重受け面51に当接し、弾性変形片48の撓み変形が荷重受け面51によって阻止されるため、センサレバー7の回動をレバーストッパ42で確実に停止させることができ、センサレバー7の爪8が歯車5の歯6,6の間に食い込み過ぎないようにすることができる。
Further, according to the mounting structure of the seatbelt
(変形例1)
図12は、レバーストッパ42の変形例1を示す図である。この変形例1に係るレバーストッパ42は、図12(a)に示すように、正面側から見た隙間50の形状(スリット形状)が略「く」の字形状となるように形成されており、正面側から見た略「く」の字形状の凹面が荷重受け面51となり、正面側から見た略「く」の字形状の凸面52が弾性変形片48の隙間50側の壁面(荷重受け面51に対向する面)となる。その結果、弾性変形片48がセンサレバー7の爪8で荷重受け面51に押し付けられると、弾性変形片48の凸面52と荷重受け面51とが係合し(凹凸係合し)、弾性変形片48が荷重受け面51に沿ってずれ動くのを確実に阻止することができる(図12(b)参照)。これにより、片持ち梁状の弾性変形片48の基端(根元)側に生じる曲げ応力を低減することができ、ビークルセンサ1の耐久性を高めることができ、シートベルトリトラクタの耐久性を高めることができる。また、本変形例は、弾性変形片48の隙間50側の壁面を凸面とすることにより、弾性変形片48の強度が低下しないようにしてある。なお、本変形例において、レバーストッパ42の隙間50は、レバーストッパ42の正面側から見た形状が略「く」の字形状のものを例示したが、これに限られず、弾性変形片48の凸面が荷重受け面51に凹凸係合できるようになっていればよい。
(Modification 1)
FIG. 12 is a diagram illustrating a first modification of the
(変形例2)
図13乃至図14は、レバーストッパ42の変形例2を示す図である。この変形例2に係るレバーストッパ42は、図13に示すように、幅方向(Y軸に沿った方向)の両端側を基端とする両持ち梁状の弾性変形片53が形成され、荷重受け面55が弾性変形片53の変形方向に隙間(スリット)54を介して位置するように形成されている。レバーストッパ42の隙間54は、レバーストッパ42の幅方向両端側が閉じており、Y−Z面と平行に形成され、レバーストッパ42の先端側を板厚方向(Z軸に沿った方向)に貫通するように形成されている。そして、荷重受け面55は、Y−Z面と平行に形成されている。
(Modification 2)
13 to 14 are diagrams showing a second modification of the
本変形例に係るレバーストッパ42は、弾性変形片53がセンサレバー7の爪8によって撓み変形(弾性変形)させられると、センサレバー7の爪8との衝突時の衝撃を弾性変形片53が弾性変形して吸収する。そして、センサレバー7の爪8によって撓み変形させられた弾性変形片53が荷重受け面55に当接すると、弾性変形片53の変形が荷重受け面55によって阻止される(図14参照)。
In the
このような本変形例のレバーストッパ42を、図9のレバーストッパ42に代えてシートベルトリトラクタ用ビークルセンサ1の取付部構造を構成した場合でも、同様の効果を得ることができる。なお、本変形例に変形例1の技術思想を適用し、弾性変形させられた弾性変形片53と荷重受け面5とを凹凸係合させるようにしてもよい。
Even when the
[第2実施形態]
図15は、本発明の第2実施形態を示す図である。なお、図15(a)は、センサレバー7の爪8とレバーストッパ42とが離間した状態(衝突前の状態)を示す図である。また、図15(b)は、センサレバー7の爪8がレバーストッパ42の先端に衝突した後の状態を示す図である。
[Second Embodiment]
FIG. 15 is a diagram showing a second embodiment of the present invention. FIG. 15A is a view showing a state where the
本実施形態に係るシートベルトリトラクタ用ビークルセンサの取付部構造は、センサレバー7とレバーストッパ42の衝突時の衝撃を吸収する弾性変形片60がセンサレバー7の爪8に一体形成された点において、第1実施形態に係るシートベルトリトラクタ用ビークルセンサの取付部構造と異なる。
The attachment structure of the seatbelt retractor vehicle sensor according to the present embodiment is such that an elastically
すなわち、本実施形態に係るシートベルトリトラクタ用ビークルセンサの取付部構造において、センサレバー7には、レバーストッパ42との衝突時における衝撃を弾性変形して吸収する弾性変形片60が一体に形成され、この弾性変形片60が爪8の一部を構成している。
That is, in the mounting structure of the seat belt retractor vehicle sensor according to the present embodiment, the
また、センサレバー7の爪8には、弾性変形片60の変形方向に隙間61を介して位置するように荷重受け面62が一体に形成されている。この荷重受け面62は、レバーストッパ42によって隙間61の分だけ弾性変形させられた弾性変形片60が当接すると、弾性変形片60の変形を阻止する。なお、隙間61は、爪8の上端面63から爪8の基端側(根元側)に向かって(図15の左斜め下方へ向かって延び)、且つ、X−Z平面に直交するように延びており、爪8を弾性変形片60とそれ以外の荷重受け部分64とに分割している。そして、爪8の荷重受け部分64は、弾性変形片60に比較して容易に変形しない剛性を有しており、爪8が歯車5の歯6,6の間に食い込んだ際に、レバーストッパ42と協働して、歯車5のウェビング引き出し方向への回転を確実に停止させることができるようになっている(図1参照)。
In addition, a
本実施形態に係るシートベルトリトラクタ用ビークルセンサの取付部構造によれば、第1実施形態に係るシートベルトリトラクタ用ビークルセンサの取付部構造と同様の効果を得ることができる。 According to the attachment structure of the seat belt retractor vehicle sensor according to the present embodiment, the same effect as the attachment structure of the seat belt retractor vehicle sensor according to the first embodiment can be obtained.
すなわち、本実施形態に係るシートベルトリトラクタ用ビークルセンサの取付部構造によれば、ビークルセンサ1のセンサレバー7の爪8に一体に形成した弾性変形片60がケース3のレバーストッパ42との衝突時の衝撃を吸収できるようになっているため、センサレバー7の爪8を衝撃吸収用のエラストマーで被覆する場合と比較し、ビークルセンサ1の生産効率を高めることができ、ビークルセンサ1及びケース3を使用するシートベルトリトラクタの価格の高騰を招くことなく、ビークルセンサ1の作動時の騒音を低減することができる。
That is, according to the mounting structure of the vehicle sensor for seat belt retractor according to the present embodiment, the
また、本実施形態に係るシートベルトリトラクタ用ビークルセンサの取付部構造によれば、センサレバー7の爪8の弾性変形片60が荷重受け面62との間の隙間61の分だけケース3のレバーストッパ42で撓み変形させられると、弾性変形片60が荷重受け面62に当接し、弾性変形片60の撓み変形が荷重受け面62によって阻止されるため、センサレバー7の回動をレバーストッパ42で確実に停止させることができ、センサレバー7の爪8が歯車5の歯6,6の間に食い込み過ぎないようにすることができる。
Further, according to the mounting structure of the vehicle sensor for the seat belt retractor according to the present embodiment, the lever of the
1……ビークルセンサ、3……ケース、5……歯車、6……歯、7……センサレバー、8……爪、10……センサホルダ、11……センサウエイト、42……レバーストッパ、48,53,60……弾性変形片、50,54,61……隙間、51,55,62……荷重受け面、52……凸面
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記ウェビング巻き取りドラムを回動可能に支持すると共に、前記シートベルトリトラクタ用ビークルセンサを取り付けた合成樹脂製のケースと、
を備えたシートベルトリトラクタ用ビークルセンサの取付部構造において、
前記ケースは、前記センサウエイトが前記センサレバーを押し上げた際に、前記センサレバーの前記爪に突き当たって前記センサレバーの回動を阻止し、前記センサレバーの前記爪が前記歯の間へ食い込み過ぎないようにするレバーストッパを一体に形成してなり、
前記レバーストッパは、
前記センサレバーの前記爪に当接し、前記センサレバーの前記爪との衝突時における衝撃を弾性変形して吸収する弾性変形片と、
前記弾性変形片の変形方向に隙間を介して位置し、前記センサレバーの前記爪によって弾性変形させられた前記弾性変形片に当接して、前記弾性変形片の変形を阻止する荷重受け面と、を一体に形成してなり、
前記荷重受け面が凹面であり、前記弾性変形片の前記荷重受け面に対応する側が凸面であって、前記センサレバーの爪で弾性変形させられた前記弾性変形片が前記荷重受け面に当接すると、前記凸面と前記荷重受け面とが凹凸係合するようになっている、
ことを特徴とするシートベルトリトラクタ用ビークルセンサの取付部構造。 When the sensor weight housed in the sensor holder moves in the sensor holder due to inertia, the sensor weight rotates the sensor lever made of synthetic resin and pushes it up, and the claw of the sensor lever is attached to the webbing take-up drum. A vehicle sensor for a seat belt retractor adapted to bite between the teeth of the gear and prevent rotation of the gear in the webbing pull-out direction;
A case made of a synthetic resin that rotatably supports the webbing take-up drum and has the vehicle sensor for the seat belt retractor attached thereto,
In the mounting structure of the vehicle sensor for the seat belt retractor provided with
When the sensor weight pushes up the sensor lever, the case abuts against the claw of the sensor lever to prevent the rotation of the sensor lever, and the claw of the sensor lever bites between the teeth too much. The lever stopper that prevents it from being formed integrally,
The lever stopper is
An elastic deformation piece that abuts on the claw of the sensor lever and elastically deforms and absorbs an impact at the time of collision with the claw of the sensor lever;
A load receiving surface that is located through a gap in the deformation direction of the elastic deformation piece, abuts on the elastic deformation piece elastically deformed by the claw of the sensor lever, and prevents deformation of the elastic deformation piece; Is formed as one,
The load receiving surface is a concave surface, the side corresponding to the load receiving surface of the elastic deformation piece is a convex surface, and the elastic deformation piece elastically deformed by a claw of the sensor lever contacts the load receiving surface. Then, the convex surface and the load receiving surface are adapted to engage with the concave and convex portions,
A mounting structure for a vehicle sensor for a seat belt retractor.
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