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JP2015153713A - 電気化学セルの集電体及びその製造方法 - Google Patents

電気化学セルの集電体及びその製造方法 Download PDF

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JP2015153713A JP2014029173A JP2014029173A JP2015153713A JP 2015153713 A JP2015153713 A JP 2015153713A JP 2014029173 A JP2014029173 A JP 2014029173A JP 2014029173 A JP2014029173 A JP 2014029173A JP 2015153713 A JP2015153713 A JP 2015153713A
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繁成 柳
Shigenari Yanagi
繁成 柳
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Abstract

【課題】活物質をより有効に利用できる電気化学セルの集電体及びその製造方法を提供する。【解決手段】本発明の集電体1は、底部2を有する複数の凹部3が表面に形成されているので、凹部3に電解液を収容でき、保液性が高く、複数の凹部3の開口面積が厚さ方向の位置によって異なるように形成することで、集電体1の厚さ方向に導電パスが形成され、集電体1の膜厚を厚くしても集電体として機能でき、複数の凹部3の内面に突出するように設けられ、活物質の脱落を防止する脱落防止部4を備えるように形成することで、脱落防止部4によって集電体1に担持された活物質等の脱落が防止され、活物質等が脱落しにくく、より有効に活物質を利用できる。【選択図】図1

Description

本発明は、電気化学セルの集電体及びその製造方法に関する。
リチウムイオン二次電池、キャパシタ、スーパーキャパシタ、リチウムイオンキャパシタ等の電気化学セルの容量を増加させる方法として、活物質を有効に利用することがあげられる。
例えば、特許文献1には、金属ローラにより複数の貫通穴が形成された金属箔を複数枚重ね合わせて又は金属繊維シートを挟んで複数枚重ね合わせて融着して形成されたリチウムイオン二次電池の集電体が開示されている。特許文献1の集電体を用いたリチウムイオン二次電池では、集電体に設けられた貫通穴及び金属繊維シート内をリチウムイオンが通過できるので、集電体の両面に塗布された活物質の厚さに偏りがある場合も、活物質を有効に利用することができる。
特開平9−45334号公報(段落0033、段落0052参照)
しかしながら、特許文献1の集電体を用いたリチウムイオン二次電池では、集電体の貫通穴及び金属繊維シート内を電解液も移動することができるので、長期間の使用により、重力等の影響を受けて電解液が貫通穴や金属繊維シート内を通って電池パックの下部に移動し、電解液に偏りが生じる恐れがある。この場合、一部の活物質が電解液に浸されていない状態となり、当該活物質を有効に利用できず、電池の性能が低下する。
また、長期間の使用により、集電体から活物質が剥離する恐れがある。この場合、集電体から剥離した活物質を有効に利用できず、電池の性能が低下する。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、活物質をより有効に利用できる電気化学セルの集電体及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点は、底部を有する複数の凹部が表面に形成されていることを特徴とする。
本発明の第2の観点は、第1の観点に基づく発明であって、前記複数の凹部の開口面積が厚さ方向の位置によって異なることを特徴とする。
本発明の第3の観点は、第1又は第2の観点に基づく発明であって、前記複数の凹部の内面に突出するように設けられ、活物質の脱落を防止する脱落防止部を備えることを特徴とする。
本発明の第4の観点は、第1〜第3のいずれかの観点に基づく発明であって、前記複数の凹部が両面に形成されていることを特徴とする。
本発明の第5の観点は、第1〜第4のいずれかの観点に基づく発明であって、複数枚の金属箔から形成され、前記複数枚の金属箔同士は金属箔の一部が接着されていることを特徴とする。
本発明の第6の観点は、第1〜第5のいずれかの観点に基づく電気化学セルの集電体の製造方法であって、複数の貫通穴が形成された1枚以上の第1金属箔と、第2金属箔とを接合して前記底部を有する前記複数の凹部を形成することを特徴とする。
本発明の第7の観点は、第6の観点に基づく発明であって、前記第2金属箔の両面に前記第1金属箔を接合し、両面に前記複数の凹部を形成することを特徴とする。
本発明の第8の観点は、第6又は第7の観点に基づく発明であって、前記第1金属箔に、前記複数の貫通穴と面積が異なる複数の貫通穴が形成された第3金属箔を、前記第1金属箔に形成された前記複数の貫通穴と前記第3金属箔に形成された前記複数の貫通穴との少なくとも一部が重なるように接合することを特徴とする。
本発明の第9の観点は、第6〜第8のいずれかの観点に基づく発明であって、前記第2金属箔が底部を有する複数の穴を備え、前記第1金属箔と前記第2金属箔とを、前記複数の貫通穴及び前記底部を有する複数の穴の開口部の少なくとも一部が重なるように接合することを特徴とする。
本発明の第10の観点は、第8の観点に基づく発明であって、前記第1金属箔と前記第2金属箔との間及び前記第1金属箔と前記第3金属箔との間を、金属箔の一部分を接着することで接合することを特徴とする。
本発明の第1の観点の電気化学セルの集電体は、底部を有する複数の凹部が表面に形成されているので、凹部に電解液を収容でき、保液性が高く、より有効に活物質を利用できる。
本発明の第2の観点の電気化学セルの集電体は、複数の凹部の開口面積が厚さ方向の位置によって異なるので、集電体の厚さ方向に導電パスが形成され、集電体の膜厚を厚くしても集電体として機能でき、より有効に活物質を利用できる。
本発明の第3の観点の電気化学セルの集電体は、複数の凹部の内面に突出するように設けられ、活物質の脱落を防止する脱落防止部を備えるので、脱落防止部によって集電体に担持された活物質等の脱落が防止され、活物質等が脱落しにくく、より有効に活物質を利用できる。
本発明の第4の観点の電気化学セルの集電体は、複数の凹部が両面に形成されているので、一表面の凹部の開口が重力方向を向いて電解液が流出する場合にも、他表面の凹部の開口が重力方向と反対方向を向き、他表面の凹部に収容された電解液が流出しないので、保液性がさらに高く、より有効に活物質を利用できる。
本発明の第5の観点の電気化学セルの集電体は、複数枚の金属箔から形成され、前記複数枚の金属箔同士は金属箔の一部が接着されているので、金属箔の剥離を抑制しつつ、曲げやすい。
本発明の第6の観点の電気化学セルの集電体の製造方法は、複数の貫通穴が形成された1枚以上の第1金属箔に、第2金属箔を接合して底部を有する複数の凹部を形成するので、底部を有する複数の凹部が表面に形成された集電体を容易に製造できる。
本発明の第7の観点の電気化学セルの集電体の製造方法は、第2金属箔の両面に第1金属箔を接合し、両面に複数の凹部を形成するので、底部を有する複数の凹部が両面に形成された集電体を容易に製造できる。
本発明の第8の観点の電気化学セルの集電体の製造方法は、第1金属箔に、複数の貫通穴と面積が異なる複数の貫通穴が形成された第3金属箔を、第1金属箔に形成された複数の貫通穴と第3金属箔に形成された複数の貫通穴との少なくとも一部が重なるように接合するので、複数の凹部の開口面積が厚さ方向の位置によって異なる集電体を容易に製造できる。
本発明の第9の観点の電気化学セルの集電体の製造方法は、第2金属箔が底部を有する複数の穴を備え、第1金属箔と第2金属箔とを、複数の貫通穴及び底部を有する複数の穴の開口部との少なくとも一部が重なるように接合するので、底部を有する集電体を容易に製造できる。
本発明の第10の観点の電気化学セルの集電体の製造方法は、第1金属箔と第2金属箔との間及び第1金属箔と第3金属箔との間を、金属箔の一部分を接着することで接合するので、金属箔の剥離を抑制しつつ、曲げやすい集電体を製造できる。
第1実施形態の集電体の縦断面を示す端面図である。 第1実施形態の集電体の各金属箔を分離した状態で示す斜視図である。 第2実施形態の集電体の縦断面を示す端面図である。 第2実施形態の集電体の各金属箔を分離した状態で示す斜視図である。 第3実施形態の集電体の縦断面を示す端面図である。 第3実施形態の集電体の各金属箔を分離した状態で示す斜視図である。 変形例の集電体の縦断面を示す端面図である。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。本実施形態では、本発明の集電体を電気化学セルとしてのリチウムイオン二次電池の電極に用いる場合を例にして説明するが、本発明はこれに限られるものではない。
1.第1実施形態
(1)集電体を用いたリチウムイオン二次電池の構成
リチウムイオン二次電池は一般に、正極と負極とセパレータとを備えている。正極、負極及びセパレータは、正極と負極がセパレータを挟むように配置され、電解液に浸されている。正極と負極とは、集電体と集電体の表面に形成された層状の合材電極とからなる。合材電極は、例えば、活物質、バインダー、導電助剤等が混合されたスラリー状の合材を集電体の表面に塗工し、当該合材を乾燥させて形成される。
(2)集電体の構成
図1に示すように集電体1は、第1金属箔としての金属箔5、第2金属箔としての金属箔7、第3金属箔としての金属箔6が、金属箔7の表面に金属箔5、金属箔6、金属箔5の順で接合されて形成されている。金属箔同士は、金属箔の面積の1〜10%程度の領域が接着されることで、接合されているのが望ましい。
集電体1は、底部2と脱落防止部4とを有する複数の凹部3が表面に形成されている。底部2は電解液が透過しないように形成されている。凹部3は、金属箔7を底部2とし、金属箔7に接合された金属箔5の内部空間5bと、金属箔6の内部空間6bと、集電体1の最上面の金属箔5の内部空間5bとで形成されている。内部空間5b、6b、5bは接続されている。
本実施形態の場合、内部空間5bは、金属箔5の表面に設けられた円形の穴によって形成されている。内部空間5bは、集電体1の上面から見ると円形をしており、その面積が厚さ方向に対して略一定となるように形成されている。また、内部空間6bは、金属箔6の表面に設けられた円形の穴によって形成されている。内部空間6bは、集電体1の上面から見ると内部空間5bより面積が小さい円形をしており、その面積が厚さ方向に対して略一定となるように形成されている。したがって、凹部3は、集電体1の上面から見たときの凹部3の開口の面積を表す開口面積が内部空間6bにおいて小さくなっている。すなわち、凹部3は、開口面積が厚さ方向の位置によって異なっている。
脱落防止部4は凹部3の内面に突出するように設けられている。本実施形態の場合、内部空間6bの面積が内部空間5bの面積より小さいため、金属箔6が凹部3の内面に突出している。よって、脱落防止部4は、金属箔6によって形成されている。
図2に示すように、金属箔5は複数の貫通穴5aが形成されている。貫通穴5aは表面形状が円形である。貫通穴5aは金属箔5の表面に縦横等間隔に配置されている。金属箔5に形成された内部空間5bは当該貫通穴5aによって形成されている。
金属箔6は複数の貫通穴6aが形成されている。貫通穴6aは表面形状が円形をしている。貫通穴6aは貫通穴5aより面積が小さく形成されている。貫通穴6aは金属箔6の表面に縦横等間隔に配置されている。貫通穴6aは、金属箔5と金属箔6とを重ねたとき、貫通穴5a及び貫通穴6aの中心の位置が重なるように形成されている。金属箔6に形成された内部空間6bは当該貫通穴6aによって形成されている。
金属箔7は、表面が平坦な金属箔である。金属箔5、6、7は、Al、Cu、Fe、Zn、Pb、Ag、Pt、Au、Ti、Cr、Mn、Co、Ni、Zr、Nb、Mo、Ru、Rh、Pd、Cd、In、Sn、Sb等から選ばれる1つ以上の金属によって形成されている。金属箔5、6、7が同じ金属で形成されていてもよく、金属箔5、6、7の一部又は全てが異なる金属で形成されていてもよい。
集電体1では、金属箔5が集電体1の最上面に配置されているので、凹部3の表面形状が円形である。そして、凹部3は集電体1の表面に縦横等間隔に配置されている。
(3)集電体の製造方法
まず、金属箔5、6、7を以下に説明する方法で作製する。金属箔5は、所定の大きさにカットされた所定の厚さの金属箔に、所定形状の複数の貫通穴5aを所定位置に形成して作製する。金属箔6は、所定の大きさにカットされた所定の厚さの金属箔に、貫通穴5aと面積が異なり、所定形状をした複数の貫通穴6aを所定位置に形成して作製する。金属箔7は、所定の大きさにカットされた所定の厚さの金属箔をそのまま用いる。貫通穴5a及び貫通穴6aは、治具を用いて打ち抜く等の機械的な方法により形成してもよく、エッチング等の化学的な方法により形成してもよい。なお、本実施形態の場合、貫通穴5a及び貫通穴6aの表面形状を円形に形成している。貫通穴6aは貫通穴5aより面積を小さく形成している。さらに、貫通穴5a及び貫通穴6aを重ねたとき、貫通穴5a及び貫通穴6aの中心の位置が重なるように、貫通穴5a及び貫通穴6aを形成している。
次に、作製した金属箔5と金属箔7とを、超音波溶接、ロウ付け、スポット溶接、熱圧着、導電ペーストによる接着等の方法により金属箔の一部を接着することで、接合する。金属箔同士の接合は、金属箔の面積の1〜10%程度の領域を接着して行うのが望ましい。集電体1は、金属箔の接着面積が大きくなると、曲げにくくなり、接着面積が小さくなると金属箔が剥離しやすくなるからである。
次いで、金属箔5の表面に金属箔6を、金属箔5の複数の貫通穴5aと金属箔6の複数の貫通穴6aとの少なくとも一部が重なるように、上記の方法で金属箔の一部を接着することで、接合する。なお本実施形態の場合、貫通穴5aと貫通穴6aとは、その中心の位置が重なるように接合されている。
続いて、金属箔6の表面に金属箔5を同様の方法で接合する。以上の工程を経て、集電体1を得る。
(4)作用及び効果
集電体1を正極又は負極のどちらに用いても同じ効果が得られるので、ここでは集電体1を正極に用いた場合を例に説明する。集電体1は、正極活物質を含む層状の合材電極が表面に形成されている。合材電極を形成する際に、スラリー状の合材は、凹部3の内部にも流入し、凹部3の内部でも固化する。そのため、合材電極は、その一部が凹部3の内部に入り込み、合材電極の凹部3の内部に入り込んだ部分が脱落防止部4と噛み合う形状に形成される。当該集電体1は電解液に浸されている。このとき、凹部3の内部に入り込んだ合材電極及び凹部3と当該合材電極の隙間に浸み込む等して、凹部3の内部にも電解液が収容されている。凹部3は、底部2を有しているので、電解液を保持できる。よって、集電体1では、凹部3の内部でも活物質が電解液と作用できる。
第1実施形態の集電体1は、底部2を有する複数の凹部3が表面に形成されているので、電解液が集電体1を透過して凹部3の外部に流出せず、凹部3に電解液を収容できる。よって集電体1は、保液性が高く、より有効に活物質を利用できる。
また集電体1は、複数の凹部3の開口面積が厚さ方向の位置によって異なるように形成することで、凹部3の内面に突出した脱落防止部4が導電パスとして機能し、集電体1の厚さ方向に導電パスが形成される。よって集電体1は、膜厚を厚くしても集電体として機能でき、より有効に活物質を利用できる。
さらに集電体1においては、活物質の脱落を防止する脱落防止部4が複数の凹部3の内面に突出するように形成されることで、合材電極の凹部3の内部に入り込んだ部分が脱落防止部4と噛み合う形状となる。当該部分が脱落防止部4と噛み合い、集電体1の表面に形成された層状の合材電極は保持される。よって集電体1は、合材電極の脱落が防止され、活物質等が脱落しにくくなり、より有効に活物質を利用できる。
第1実施形態の集電体1の製造方法では、複数の貫通穴5aが形成された金属箔5に、金属箔7を接合した後、金属箔5に、複数の貫通穴5aと面積が異なる複数の貫通穴6aが形成された金属箔6を、金属箔5に形成された複数の貫通穴5aと金属箔6に形成された複数の貫通穴6aの中心の位置が重なるように接合した。よって、集電体1の製造方法は、底部2を有し、開口面積が厚さ方向の位置によって異なる複数の凹部3が形成された集電体1を容易に製造できる。
さらに集電体1の製造方法では、複数の貫通穴5aよりも面積が小さい複数の貫通穴6aが形成された金属箔6を、金属箔5に形成された複数の貫通穴5a及び金属箔6に形成された複数の貫通穴6aの中心の位置が重なるように接合することで、脱落防止部4を備える凹部3が形成された集電体を容易に製造できる。
2.第2実施形態
(1)集電体の構成
第2実施形態の集電体は、上記第1実施形態に対し、集電体の両面に複数の凹部が形成されている点が異なる。図1と同様の構成について同様の符号を付した図3、4を参照して説明する。第1実施形態と同様の構成は説明を省略する。
図3及び図4に示すように、集電体10は、金属箔5、金属箔6、金属箔5、金属箔7、金属箔5、金属箔6、金属箔5がこの順で接合されて形成されている。集電体10は、底部2と脱落防止部4とを有し、開口面積が厚さ方向の位置によって異なる複数の凹部3が両面に形成されている。集電体10の一表面に形成された凹部3と他表面に形成された凹部3とは、底部2となる金属箔7を挟んで対向するように配置されている。
(2)作用及び効果
第2実施形態の集電体10は、第1実施形態と同様に、底部2及び脱落防止部4を有し、開口面積が厚さ方向の位置によって異なる複数の凹部3が表面に形成されているので、第1実施形態と同様の効果を奏する。
また、集電体10は、複数の凹部3が両面に形成されているので、一表面の凹部3の開口が重力方向を向いて電解液が流出する場合にも、他表面の凹部3の開口が重力方向と反対方向を向き、他表面の凹部3に収容された電解液が流出しないので、保液性がさらに高く、より有効に活物質を利用できる。
第2実施形態の集電体10の製造方法は、金属箔7の両面に、複数の貫通穴5aが形成された金属箔5を接合し、底部2を有する複数の凹部3を両面に形成するので、底部2を有する複数の凹部3が両面に形成された集電体10を容易に製造できる。
また集電体10の製造方法は、金属箔5に、複数の5aと面積が異なる複数の貫通穴6aが形成された金属箔6を、金属箔5に形成された複数の貫通穴5aと金属箔6に形成された複数の貫通穴6aとの少なくとも一部が重なるように接合するので、開口面積が厚さ方向の位置によって異なる複数の凹部3が両面に形成された集電体10を容易に製造できる。
3.第3実施形態
(1)集電体の構成
第3実施形態の集電体は、上記第1実施形態に対し、集電体に形成された複数の凹部の形状が異なる。図1と同様の構成について同様の符号を付した図5、6を参照して説明する。第1実施形態と同様の構成は説明を省略する。
図5に示すように集電体11は、第1金属箔としての金属箔13と第2金属箔としての金属箔7とが金属箔13、金属箔7、金属箔13の順で接合されて形成されている。
集電体11は、底部2を有する複数の凹部12が両面に形成されている。凹部12は金属箔7を底部2とし、金属箔13に形成された内部空間13bによって形成されている。本実施形態では、内部空間13bは、金属箔13に設けられたスリットによって形成されている。内部空間13bは、集電体11の上面から見ると四角形をしており、その面積が略一定となるように形成されている。そのため、凹部12は、開口面積が厚さ方向に対して略一定である。
図6に示すように、金属箔13は複数の貫通穴13aが形成されている。貫通穴13aは、表面形状が四角形であり、厚さ方向に対してその面積が略一定となるように形成されている。貫通穴13aは、その長軸が金属箔の長軸方向に対して45°傾けられて金属箔13の表面に等間隔に配置されている。金属箔13に形成された内部空間13bは当該貫通穴13aによって形成されている。
金属箔13は、Al、Cu、Fe、Zn、Pb、Ag、Pt、Au、Ti、Cr、Mn、Co、Ni、Zr、Nb、Mo、Ru、Rh、Pd、Cd、In、Sn、Sb等から選ばれる1つ以上の金属によって形成されている。金属箔7と金属箔13とが、同じ金属で形成されていてもよく、異なる金属で形成されていてもよい。
(2)作用及び効果
第3実施形態の集電体11は、底部2を有する複数の凹部12が表面に形成されているので、電解液が集電体11を透過して凹部12の外部に流出せず、凹部12に電解液を収容できる。よって、集電体11は、保液性が高く、より有効に活物質を利用できる。
また、集電体11は、複数の凹部12が両面に形成されているので、一表面の凹部12の開口が重力方向を向いて電解液が流出する場合にも、他表面の凹部12の開口が重力方向と反対方向を向き、他表面の凹部12に収容された電解液が流出しないので、より保液性が高い。
集電体11の製造方法は、金属箔7の両面に、複数の貫通穴13aが形成された金属箔13を接合し、底部2を有する複数の凹部12を両面に形成するので、底部2を有する複数の凹部12が両面に形成された集電体11を容易に製造できる。
4.実施例
(1)集電体の作製
実施例1の集電体の作製方法について説明する。まず、厚さ15μmのアルミ箔をカットして100mm×100mmの大きさのアルミ箔を4枚用意した。カットしたアルミ箔をロールプレス機(サンクメタル社製、製品名:エアーハイドロプレス)にかけて、穴の中心の間隔が4mmで縦横等間隔に並ぶように径が3mmの貫通穴5aを形成し、金属箔5を2枚作製した。同様にして、穴の中心が貫通穴5aの穴の中心と重なり、穴の中心の間隔が4mmで縦横等間隔に並ぶように径が2mmの貫通穴6aを形成し、金属箔6を1枚作製した。カットしたアルミ箔の残り1枚はそのまま金属箔7として用いた。
次に、作製した金属箔5と金属箔7とを、超音波溶接機(BRANSON社製、製品名:2000X)を用いて金属箔の一部を超音波溶接により接着することで、接合した。金属箔同士は、金属箔の面積のおおよそ5%の領域を溶接して接着した。
次いで、金属箔5の表面に金属箔6を、金属箔5の複数の貫通穴5aと金属箔6の複数の貫通穴6aの中心の位置が重なるように、金属箔の一部を超音波溶接により接着することで、接合した。
続いて、金属箔6の表面に金属箔5を、金属箔5の複数の貫通穴5aと金属箔6の複数の貫通穴6aの中心の位置が重なるように、金属箔の一部を超音波溶接により接着することで、接合した。以上の工程を経て、実施例1の集電体を得た。
実施例2の集電体の作製方法について説明する。まず、実施例1と同様の金属箔5を4枚、実施例1と同様の金属箔6を2枚、実施例1と同様の金属箔7を1枚用意した。
その後、金属箔7の両面に、実施例1と同様の方法により、金属箔5、金属箔6、金属箔5をこの順で接合して、実施例2の集電体を作製した。
(2)集電体評価用電気化学セルの作製
実施例1及び実施例2の集電体の特性を評価するために、当該集電体を正極に用いた電気化学セルを作製した。
実施例1ではまず、活物質としてのLiCoO(以下、LCOという。)、バインダーとしてのポリフッ化ビニリデン(以下、PVDFという。)、導電助剤としてのアセチレンブラックの質量比が90:5:5となるようにそれぞれ計量した。その後、計量したバインダーをN−メチル−2−ピロリドン(NMP)に添加し溶解させて、アセチレンブラックとLCOとを添加して20分攪拌し、粘度5Pa・sに調整した正極スラリーを得た。
次に、実施例1の集電体に作製した正極スラリーを塗工し、130℃で1時間乾燥させて、実施例1の正極を得た。塗工した合材の量は、電気化学セルを作製したときに、単位面積当たりの容量が4.0mAh/cmとなるように調整した。
続いて、厚さ250μmの金属リチウムを、作製した正極と同じサイズにカットして対極を作製した。正極と対極の間に無数の微多孔を有するポリエチレン製のセパレータを挟み、エチレンカーボネートとジエチルカーボネートとを体積比1:1の割合で混合した溶媒に1MのLiPFを添加した電解液と共に、アルミラミネートパックに挿入し、真空パックをしてラミネートセルを作製した。当該ラミネートセルを実施例1の電気化学セルとした。
実施例2ではまず、活物質としてのLi(Ni1/3Mn1/3Co1/3)O(以下、3元系正極という。)、バインダーとしてのPVDF、導電助剤としてのケッチェンブラックの質量比が92:4:4となるようにそれぞれ計量した。その後、計量したバインダーをNMPに添加し溶解させて、ケッチェンブラックと3元系正極とを添加して20分攪拌し、粘度5Pa・sに調整した正極スラリーを得た。
次に、実施例2の集電体に作製した正極スラリーを塗工し、130℃で1時間乾燥させて、実施例2の正極を得た。塗工した合材の量は、電気化学セルを作製したときに、単位面積当たりの容量が8.0mAh/cmとなるように調整した。
続いて、実施例1と同様の方法によりラミネートセルを作製し、実施例2の電気化学セルを得た。
(3)集電体の評価方法
集電体からの活物質等の脱落し難さを評価するために、実施例1の集電体の剥離強度を測定した。上記で作製した実施例1の正極を剥離強度試験機(エーアンドデイ社製、製品名:テンシロン万能試験機、RTF−1310)にかけ、剥離角度90°、速度10mm/minで層状の合材電極を集電体から剥がしたときの力をロードセルで測定していき、測定した力の最大値を剥離強度とした。
また、実施例1の電気化学セルに対して、1Cの定電流での充放電を500サイクル繰り返し、その前後の電気化学セルの容量を比較した。放電試験後の電気化学セルの容量と放電試験前の電気化学セルの容量の比を容量維持率と定義し、充放電による活物質の脱落し難さを評価した。
さらに、実施例2の電気化学セルを作製してから1月経過したときに電極に含まれている電解液の量を測定し、作製直後の実施例2の電気化学セルの電極に含まれている電解液の量と比較して、集電体の保液性を評価した。1月経過したときに電極に含まれている電解液の量と作製直後の電気化学セルの電極に含まれている電解液の量の比を電解液の保液率として定義し、集電体の保液性を評価した。
(4)集電体の剥離強度
比較のために、表面が平坦なアルミ箔に、実施例1と同じ合材を用いて単位面積当たりの容量が実施例1と等しくなるように合材電極を形成して比較例1の正極を作製し、実施例1と同じ条件で剥離強度を測定した。さらに、比較例1の正極を用いて実施例1と同様の方法で比較例1の電気化学セルを作製した。比較例1の電気化学セルに対して実施例1と同じ条件で充放電試験を行い、500サイクルでの容量維持率を算出した。実施例1と比較例1の測定結果を表1に示す。
Figure 2015153713
表1に示すように、実施例1の集電体の剥離強度は比較例1の集電体より高いことがわかる。これは、実施例1の集電体から合材を剥がすためには比較例の集電体に対してより多くの力が必要である、すなわち、実施例1の集電体は、合材電極が脱落しにくいことを意味している。
また、実施例1の電気化学セルの容量維持率は、比較例1よりも高い。電気化学セルは充放電を繰り返すと、集電体から合材電極の一部が脱落する等して有効に利用できる活物質の量が減少し、容量が低下する。したがって、この結果は、実施例1の電気化学セルの方が脱落した合材電極が少ないこと、すなわち、実施例1の集電体は合材電極が脱落し難いことを意味している。
以上より、本発明の集電体は、合材電極が脱落し難く、活物質を有効に利用できることが確認できた。
(5)集電体の保液性
比較のために、集電体が表面の平坦なアルミ箔であり、凹部を有さない点以外実施例2と同様の構成で、単位面積当たりの容量が実施例2と等しい比較例2の電気化学セルを作製した。また、実施例2の集電体の金属箔7がアルミ金属繊維で形成された厚さ15μmの層であり、底部を有さない点以外実施例2と同様の構成で、単位面積当たりの容量が実施例2と等しい比較例3の電気化学セルを作製した。比較例2及び比較例3の電気化学セルについても実施例2と同様の試験を行い、電解液の保液率を算出した。実施例2、比較例2及び比較例3の測定結果を表2に示す。
Figure 2015153713
実施例2と比較例2を比較すると、実施例2の集電体の方が電解液の保液率が高い。これは、実施例2の集電体が底部を有する複数の凹部を有しているので、電解液が当該凹部に保持されたことを意味している。また、実施例2と比較例3を比較すると、実施例2の集電体の方が電解液の保液率が高い。これは、比較例3の集電体の凹部は、底部の代わりに金属繊維の層を有し、金属繊維の細孔を介して他の凹部につながっているので、電解液が金属繊維を通過して移動でき、底部を有する実施例1の集電体の凹部より保液性が低いからである。
以上より、本発明の集電体は保液性が高く、活物質を有効に利用できることが確認できた。ことが確認できた。
5.変形例
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内で適宜変更することが可能である。
凹部3、12及び貫通穴5a、6a、13aの表面形状や縦断面形状や配置、凹部3、12の開口面積、貫通穴5a、6a、13aの面積、集電体1、10、11及び金属箔5、6、7、13の厚さ、集電体1、10(11)を形成する金属箔5、6(13)の枚数等については、適宜変更することができる。例えば、貫通穴5a、6aの表面形状を三角形、四角形又は多角形等として、様々な形状の凹部3を形成することができる。
また、図7に示すように、凹部15の縦断面形状が逆三角形である集電体14を作製してもよい。本変形例の場合、底部2を有し、縦断面形状が逆三角形である穴が形成された第2金属箔としての金属箔16に、縦断面形状が台形の貫通穴を有する第1金属箔としての金属箔17、第3金属箔としての金属箔18、金属箔19、金属箔20をこの順で接合することで形成できる。集電体14は、複数の凹部15の開口面積が厚さ方向の位置によって異なるので、集電体14の厚さ方向に導電パスが形成され、集電体14の膜厚を厚くしても集電体として機能でき、より有効に活物質を利用できる。
さらに、集電体1、10、11の凹部3、12の縦断面形状が、底部2を下底とした場合に、上底が下底より短い台形であってもよい。この場合、凹部3、12の開口部が凹部3、12の開口面積が最も小さい部分となるので、当該開口部が凹部3、12の面内に突出している形状となって脱落防止部4となる。
また、上記実施形態では、底部2を形成する金属箔7が、表面が平坦な金属箔である場合について説明したが、金属箔7に底部を有する穴が複数形成されていてもよい。この場合、第1金属箔としての金属箔5と、第2の金属箔としての底部を有する穴が複数形成された金属箔7とを、複数の貫通穴5a及び底部を有する複数の穴の開口部の少なくとも一部が重なるように接合することで、底部を有する集電体を容易に製造できる。
さらに、上記の第1実施形態及び第2実施形態では、金属箔6の貫通穴6aの面積を、金属箔5の貫通穴5aの面積より小さくすることで、脱落防止部を形成した場合について説明したが、本発明はこれに限られず、貫通穴5aの面積を貫通穴6aの面積より小さくすることで、凹部の開口面積が厚さ方向の位置によって異なり、脱落防止部を有する凹部を形成してもよい。
また、上記の第1実施形態及び第2実施形態では、貫通穴5a及び貫通穴6aの中心の位置が重なるように貫通穴6aを形成し、貫通穴5a及び貫通穴6aの中心の位置が重なるように接合した場合について説明したが、本発明はこれに限られない。貫通穴5aの中心及び貫通穴6aの中心の位置をずらし、貫通穴5a及び貫通穴6aの一部が重なるように金属箔5と金属箔6とを接合することで、凹部の開口面積が厚さ方向の位置によって異なり、脱落防止部を有する凹部を形成してもよい。
さらに、上記実施形態では、本発明の集電体1、10、11を電気化学セルとしてのリチウムイオン二次電池の電極に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限られず、電気化学セルとしてのコンデンサ、キャパシタ、スーパーキャパシタ、リチウムイオンキャパシタ等の電極に適用してもよい。
また、上記の第1実施形態及び第2実施形態では、金属箔7に金属箔5を接合し、さらに金属箔6を接合した場合について説明したが、本発明はこれに限られない。金属箔7に金属箔5を接合した後、さらに1枚以上の金属箔5を接合することで底部を有する複数の凹部を形成してもよい。
1、10、11、14 集電体
2 底部
3、12、15 凹部
4 脱落防止部
5、6、7、13、16、17、18、19、20 金属箔

Claims (10)

  1. 底部を有する複数の凹部が表面に形成されていることを特徴とする電気化学セルの集電体。
  2. 前記複数の凹部の開口面積が厚さ方向の位置によって異なることを特徴とする請求項1に記載の電気化学セルの集電体。
  3. 前記複数の凹部の内面に突出するように設けられ、活物質の脱落を防止する脱落防止部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気化学セルの集電体。
  4. 前記複数の凹部が両面に形成されていることを特徴とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気化学セルの集電体。
  5. 複数枚の金属箔から形成され、前記複数枚の金属箔同士は金属箔の一部が接着されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気化学セルの集電体。
  6. 複数の貫通穴が形成された1枚以上の第1金属箔と、第2金属箔とを接合して前記底部を有する前記複数の凹部を形成することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電気化学セルの集電体の製造方法。
  7. 前記第2金属箔の両面に前記第1金属箔を接合し、両面に前記複数の凹部を形成することを特徴とする請求項6に記載の電気化学セルの集電体の製造方法。
  8. 前記第1金属箔に、前記複数の貫通穴と面積が異なる複数の貫通穴が形成された第3金属箔を、前記第1金属箔に形成された前記複数の貫通穴と前記第3金属箔に形成された前記複数の貫通穴との少なくとも一部が重なるように接合することを特徴とする請求項6又は7に記載の電気化学セルの集電体の製造方法。
  9. 前記第2金属箔が底部を有する複数の穴を備え、前記第1金属箔と前記第2金属箔とを、前記複数の貫通穴及び前記底部を有する複数の穴の開口部の少なくとも一部が重なるように接合することを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の電気化学セルの集電体の製造方法。
  10. 前記第1金属箔と前記第2金属箔との間及び前記第1金属箔と前記第3金属箔との間を、金属箔の一部分を接着することで接合することを特徴とする請求項8に記載の電気化学セルの集電体の製造方法。
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